JPH1038621A - 検出データアナライザ - Google Patents

検出データアナライザ

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JPH1038621A
JPH1038621A JP19678696A JP19678696A JPH1038621A JP H1038621 A JPH1038621 A JP H1038621A JP 19678696 A JP19678696 A JP 19678696A JP 19678696 A JP19678696 A JP 19678696A JP H1038621 A JPH1038621 A JP H1038621A
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JP
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analyzer
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JP19678696A
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Hisao Yoshikawa
久男 吉川
Takao Ozawa
隆夫 小澤
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MEDIA INTELLIGENT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の検出データを容易に処理すること
ができ、また、検出データが複数種類存在しても記録手
段を複数設ける必要がなく、しかも検出データの増減に
対して柔軟に対応することのできる検出データアナライ
ザを提供する。 【解決手段】 データ検出部40は図示しない複数の検
出センサからの信号から検出データを求め、これをデュ
アルポートメモリ44に一時的に記憶させる。データ処
理部50にはPCカード51内の中央処理装置56によ
り、デュアルポートメモリ44内の検出データが取得さ
れ、所定の処理を施された後、フラッシュメモリ52に
記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検出データアナライ
ザに係り、特に、自動車等の制御対象における操作(制
御)情報、走行(制御結果)情報等を検出して、これを
記録データとして取得するための装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車その他の各種機械等の制御
対象における制御状態と動作状態とをモニタし、制御対
象の構造や制御方法を確認したり、問題点を把握してこ
れを改善したりすることが行われている。ここで、例え
ば自動車の場合には、制御状態を示す操舵角度、アクセ
ル踏み角、ブレーキ強度等の操作データを測定して制御
情報を得るとともに、動作状態を示すエンジン回転数、
車速、加速度、水温、油圧、燃料消費等の動作データを
得るために、自動車の各部に多数の検出センサを取付
け、これらの検出センサから逐次検出データを車内に取
付けられた記録装置に記録させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記方法に
よると、車内に取付けられた記録装置を外して、例えば
屋内に設置されたコンピュータシステムにより記録装置
に記録された検出データを解析する必要があり、記録さ
れたアナログデータをディジタルデータに変換したり、
不要なデータ部分を削除したり、ノイズ成分を除去した
り、或いは検出データを所定の時間間隔に対して正確に
対応した処理データに変換したりという処理を行う必要
がある。
【0004】また、上記方法においては、多数の検出デ
ータをリアルタイムで記録するために、記録装置内に別
個に認識される記録部を検出データの種類毎に設ける必
要があり、しかも当該記録部毎に上述の処理を行う必要
があるために記録編集作業が煩雑であるという問題点が
ある。
【0005】さらに、上記方法では、検出データが増加
すると新たな記録部を設ける必要があるために、恒常的
な構成による取扱いができず、状況に応じてその都度構
成を変更する必要がある。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、複数の検出データを容易に処理す
ることができ、また、検出データの種類が複数存在して
も記録手段を複数設ける必要がなく、しかも検出データ
の増減に対して柔軟に対応することのできる検出データ
アナライザを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、制御対象の状況把握のために
複数の検出データを適宜取得して記録するように構成さ
れた検出データアナライザであって、前記検出データを
取り込み一時記憶させるデータ検出部と、前記データ検
出部にて一時記憶された前記検出データを取得し、取得
したデータに処理を施した後、記録手段に記録するデー
タ処理部とを備えたことを特徴とする。この手段によれ
ば、データ検出部において検出データを一時記憶させ、
この記憶させた検出データをデータ処理部が取得し、処
理を行った後、記録手段に記録するように構成したの
で、複数の検出データ毎に記録手段を設ける必要がな
く、検出データ数が増減しても処理方法を変更するだけ
で対応できるので、基本構成を変更する必要がなく、検
出データ数に対して柔軟に対処できる。ここで、検出デ
ータの取得は記録すべきデータとの関係により適宜の方
法で行われ、データの処理としては、記録手段の記録領
域に対する割当、データ種別やデータ検出時刻等の付加
情報の付与をも含むものである。
【0008】ここで、前記データ処理部には、前記デー
タ検出部から取得データを取得し、必要に応じて取得デ
ータを処理した処理データを得るとともに、該処理デー
タを前記記録手段に記録するためのマイクロプロセッサ
ユニットを備えていることが好ましい。
【0009】この手段によれば、マイクロプロセッサユ
ニットによりデータの取得や処理をプログラムによって
検出データ毎に好適な方法で施すことができるととも
に、検出データの変更、増減に対して柔軟に対応するこ
とができる。なお、この場合、検出データ、取得データ
及び処理データが実質的に同一であってもよい。
【0010】また、この場合にはさらに、前記マイクロ
プロセッサユニットには、前記データ検出部と同機能を
備えた他のデータ検出部に連結可能なネットワーク手段
が接続されていることが望ましい。
【0011】この手段によれば、マイクロプロセッサユ
ニットに常時接続されているデータ検出部以外の他のデ
ータ検出部に対してもネットワーク手段を介してその検
出データにアクセスすることができるので、検出データ
の増減に容易に対応することができる。
【0012】さらにこの場合には、前記ネットワーク手
段は、前記制御対象に設けられた制御システムに連結可
能に構成されていることが望ましい。
【0013】この手段によれば、制御対象に設けられた
制御システムが検出する検出データ及び制御システムの
制御指令をデータとして取得することができるととも
に、マイクロプロセッサユニットがデータ検出部から取
得したデータを元にした制御指令に関する情報を制御シ
ステムに対して与えることも可能である。
【0014】また、前記データ検出部には、前記データ
処理部にも接続されたデュアルポートメモリを備えてい
ることが好ましい。
【0015】この手段によれば、データ検出部にデュア
ルポートメモリ(少なくとも2つの読み書きのためのポ
ートを備えたメモリであり、3つ以上のポートを備えて
いてもよい。)を設け、データ検出部で得られた検出デ
ータを一時的にこのデュアルポートメモリに1のポート
を介して記憶させ、データ処理部では他のポートからデ
ュアルポートメモリにアクセスして一時的に記憶された
検出データを取得することができるので、データ処理部
はデータ検出部の動作に束縛されることなく、自由にデ
ータの取得、処理を実行することができる。
【0016】さらに、前記マイクロプロセッサユニット
には入出力制御手段が接続され、該入出力制御手段を介
して外部の入出力装置との間で情報を交換可能に構成さ
れていることが好ましい。ここで、入出力装置とは表示
装置、印刷装置、入力操作装置等である。
【0017】この手段によれば、記録手段に記録された
データを持ち出すことなく、データを表示させ、データ
の確認、検証、その他の処理を施すことができる。
【0018】上記各手段においては、前記データ検出部
は自動車の操作データ及び走行データを検出するように
構成されている場合がある。
【0019】この手段によれば、自動車の操作技術の特
徴、欠点と、これに対応した走行結果とを比較して示す
ことができ、自動車のドライビングテクニックの検証
や、自動車自体の操作性を知ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る検出データアナライザの実施形態について説明す
る。この実施形態は車載用アナライザであり、図1に示
すように、自動車のダッシュボードに収まるDINサイ
ズの枠体からなるケーシング10と、ケーシング10の
前端に嵌合された前面パネル20と、ケーシング10の
後端に取付けされた背面端子板30とから構成された箱
体の内部に2枚の回路基板40,50が取付けられて構
成されている。
【0021】前面パネル20の左右には、内部回路に電
源供給するための電源入/切ボタン21と、基準状態を
入力して検出データの基準値を設定するためのキャリブ
レーションボタン22と、測定の開始と終了を決定する
スタート/ストップボタン23とが設けられている。ま
た、前面パネル20の中央部には、上側にメモリカード
を出し入れするためのカードスロット用開口24が形成
され、下側に所定の表示を行うための液晶表示体25が
取付けられている。
【0022】背面端子板30には、電源ラインを接続す
るための電源端子31と、その他の後述する各種検出デ
ータを図示しない検出センサから入力するための複数の
データ入力端子32と、記録した記録データを出力する
ための複数のデータ出力端子33と、車載用アナライザ
をパーソナルコンピュータとして使用可能にする、周辺
機器、例えばCRT、液晶表示体、プリンタ等の表示機
器、キーボード、マウス等の入力機器に接続するための
I/O接続端子34とが取付けられている。
【0023】内部に格納される回路基板40には、整形
回路と、A/D変換回路と、制御回路と、デュアルポー
トメモリ44とを含むデータ検出部が構成されている。
【0024】回路基板50には、後述するようにデータ
処理部が構成され、このデータ処理部の中心構成とし
て、回路基板40に実装されたデュアルポートメモリ4
4に接続された接続コード43を介して上記検出データ
を読み込み、必要ならばデータ処理を実行して記録する
ためのマイクロプロセッサユニット(MPU)を構成す
るカード型パーソナルコンピュータ(以下、PCカード
という。)51が図示しないPCカードソケットに着脱
可能に取付けられている。
【0025】また、回路基板50には、PCカード51
により記録されるデータを格納するフラッシュメモリ5
2と、メモリカードに対して情報を読み書きするための
カードスロット53と、例えばボッシュ社の規定したC
AN(自動車用のネットワークシステム)等のLAN
(ローカルエリアネットワーク)システムを構成するた
めのLANコントローラ54と、各部に電力を供給する
ためのDC/DCコンバータ、パワー素子等を含む電源
回路55とが実装されている。
【0026】図2は本実施形態における内部回路の概略
構成を示すものである。回路基板40に構成されたデー
タ検出部には、検出センサから得られた検出データを整
形する整形回路41と、当該データがアナログデータで
ある場合にはアナログ・ディジタル変換によりディジタ
ル化された検出データに変換するA/D変換回路42
と、検出データをデュアルポートメモリ44に所定のア
ドレスを付与して記録するためのデータ制御回路43と
が構成されている。
【0027】回路基板50に構成されたデータ処理部に
は、上述のようにPCカード51、フラッシュメモリ5
2、カードスロット53、LANコントローラ54が設
けられている。
【0028】PCカード51は、中央処理装置56と、
この中央処理装置56に接続されたランダムアクセスメ
モリ(以下、RAMという。)57と、中央処理装置5
6に接続され、所定の処理プログラムやシステム情報を
記録したリードオンリメモリ(以下、ROMという。)
58と、中央処理装置56とデュアルポートメモリ44
や他の周辺機器を接続するバス59とから構成される。
【0029】PCカード51には、バス59を介して、
上記のフラッシュメモリ52、カードスロット53、L
ANコントローラ54が接続されている他に、入出力制
御回路60が接続され、この入出力制御回路60には、
液晶駆動回路61が接続され、上記液晶表示体25を駆
動するように構成されている。なお、フレキシブルディ
スクドライブ62は本実施形態では接続されていない
が、カードスロット53と同様に外部記録媒体へのデー
タの書き込みに使用する手段として形成することも可能
である。
【0030】入出力制御回路60には、CRT等のディ
スプレイ装置63、キーボード等の入力装置64、或い
は回線に接続したり無線機等の通信機器66に接続する
ための通信モデム等の通信制御回路65を接続すること
ができる。
【0031】なお、入出力制御回路60には図1に示す
キャリブレーションボタン22に接続された入力回路6
7が接続されており、電源が投入されている状態でキャ
リブレーションボタン22が押圧されると、その時点に
おける検出データのデータ値を基準値としてその後に取
り込まれたデータ値を記録するように処理を行う。例え
ば、自動車の初期状態として、走行前の平地に停止して
いる状態でキャリブレーションボタン22を押して、そ
の状態を基準としてデータの記録を行うように構成され
る。
【0032】上記構成により、本実施形態では、図示し
ない検出センサからの検出データを整形回路41、A/
D変換回路42、データ制御回路43を経て、第1ポー
ト44aを介してデュアルポートメモリ44に記録す
る。この検出データは、第2ポート44bを介して随時
読み出し可能になっているため、中央処理装置56は第
2ポート44bに接続されたバス59を通して検出デー
タを適宜読み出して取得する。この場合、中央処理装置
56の実行するプログラムにより検出データの全てが読
み出される場合もあり、検出データの一部のみが読み出
される場合もあるが、中央処理装置56が読み出した検
出データを以後、「取得データ」と称することとする。
【0033】上記取得データには必要な処理を施して
「処理データ」とし、その後に、フラッシュメモリ52
に記録する。この処理データは実質的に取得データと同
一であっても良い。なお、このフラッシュメモリ52
は、ハードディスク(固定型磁気ディスク)や磁気テー
プ等の他の記録手段でもよい。フラッシュメモリ52に
記録された処理データは、データの検出が終了した後に
所定の操作によりカードスロット53に挿入されたメモ
リカードに格納することによって外部へと持ち出すこと
ができる。
【0034】検出データから取得データを取り出す方法
は種々存在するが、そのうちの一つとして複数種類の検
出データ毎に所望の検出間隔で検出された検出データの
みを抜き取る方法がある。例えば、データ検出部におい
て複数種類の検出データを共通の所定時間間隔(例えば
500msec間隔)毎にサンプリングしてデータ化す
るとすれば、検出データの種類によっては、例えば水温
や燃料データのように全ての検出データを必要とせず、
上記所定時間間隔よりも大きい時間間隔(例えば10s
ec)でデータを記録すればよい場合もある。このよう
な場合には、デュアルポートメモリ44の所定アドレス
に順次記録された検出データa,b,c,d,e,f,
g,h,・・・のうち、a,d,g,・・・のようにデ
ータを間引きする。
【0035】検出データから取得データを取り出す他の
方法としては、他の検出データとの関連で必要な時間領
域のみを取得する方法もある。例えば加速の大きい時間
領域ではブレーキのペダル角度のデータの記録は不要で
あり、減速の大きい時間領域ではアクセルのペダル角度
は不要であるから、これら不要な期間でのデータは一律
にゼロとしてもよく、或いは、不要な期間を表す時間コ
ードに置き換えることによってデータ量の圧縮を行うこ
ともできる。
【0036】一方、取得データはそのまま記録データと
してフラッシュメモリ52に記録することもできるが、
何らかの処理を行って取得データから処理データを得る
こともできる。取得データを処理する方法としては、最
も基本的なものとしてフラッシュメモリ52の記録領域
に対する割当、データ種別やデータ検出時刻等の付加情
報の付与がある。また、取得データを上述のキャリブレ
ーションボタン22で決定された基準値に対するデータ
値に変換する方法もある。さらに基準値に対して検出デ
ータが所定割合だけ変化したデータのみを記録し、他の
データは基準値と置き換える方法がある。例えば、加速
度の検出データは振動等のノイズによる検出成分が常に
重畳しているので、ノイズと見做せる検出範囲のデータ
は無視する必要があるからである。
【0037】取得データから処理データを求める他の方
法としては、複数の検出データのデータ値の平均値を取
る方法、移動平均を取る方法、データ値をより大きな間
隔で量子化する方法等がある。
【0038】図3は本システムと追加されたデータ検出
部とのやり取りを可能とするネットワーク系の接続態様
を示すものである。バス59に接続されたLANコント
ローラ54は、中央処理装置56と、データ検出部7
1,72,73との間の情報の流れを制御するものであ
り、主として、データ検出部71,72,73から得ら
れた検出データを中央処理装置56が実行するデータ取
得プログラムに従って所定の規則により順次検出データ
を読み出すものである。
【0039】データ検出部71,72,73はそれぞれ
図2に示すデータ検出部40と同様の構成を備えてお
り、それぞれ複数の検出センサと接続されている。これ
らのデータ検出部71,72,73は、上記データ検出
部40に接続できる検出センサの数よりも多い数の検出
センサから検出データを得たい場合に使用されるもので
あり、LANコントローラ54に新たなデータ検出部7
1,72,73を接続することによって容易に検出セン
サの増設が可能になる。
【0040】図4は本システムと自動車の制御システム
とを接続した例を示すものである。LANコントローラ
54には上述の如く新たなデータ検出部71,72を接
続できるが、さらに、自動車の制御システム、例えばト
ラクションコントロールシステム(以下、TCSとい
う。)81、アンチロックブレーキシステム(以下、A
BSという。)82、エンジンコントロールユニット
(以下、ECUという。)83等を接続することができ
る。
【0041】ここで、TCS81、ABS82、ECU
83からは、それぞれの制御システムにおいて検出され
る駆動力に関する検出データ、車輪の回転数に関する検
出データ、エンジン周りの種々の検出データ等(これら
の「検出データ」は各制御システムにおいて検出されて
いるものである。)を取り込むことができるとともに、
それぞれの制御システムにおいて発せられる制御指令、
例えば駆動力を増減するための制御値、ブレーキカを増
減するための制御値、燃料濃度を増減するための制御値
等も本システムにおける検出データとして取り込むこと
ができる。
【0042】なお、このような他の制御システムからの
データを受け取るだけではなく、これらのデータを元に
PCカード51において将来の状況を予測し、制御シス
テムの目標値又は制御システムの制御の際の基準値を制
御システムに対して送り返すことも可能である。
【0043】図5は、図1に示す検出データアナライザ
の変形例を示すものである。この変形例においては、ア
ナライザ1を受入れ可能に構成され、アナライザ1を受
け入れた状態でアナライザ1の背面部に形成された背面
端子板に取付けられた各種端子に接続するソケット部を
奥部に備え、当該ソケット部に接続された配線コード2
a,2b,2cを設けてなるアナライザ収容箱2が形成
されている。
【0044】このアナライザ収容箱2は、車内に搭載さ
れていたアナライザ1を取り外して受け入れるように構
成されており、配線コード2aを介してディスプレイ装
置3に、配線コード2bを介してキーボード4に、配線
コード2cを介してコンピュータ5に接続できるように
なっている。アナライザ収容箱2は、箱状のものでなく
とも、接続ユニットの機能を有するように構成されてい
ればよく、アナライザ1の背面端子板に装着できるコネ
クタやソケット体、或いは枠体のような構造でもよい。
【0045】アナライザ1は上述のようにそれ自体が一
つのパーソナルコンピュータを構成しており、その入出
力制御回路60によってディスプレイ装置3やキーボー
ド4等の入出力装置に接続できるようになっているの
で、アナライザ1、ディスプレイ装置3、キーボード4
によって一つのコンピュータシステムが構成される。こ
のため、予め図2に示すPCカード51で実行可能なデ
ータ表示プログラムやデータ処理プログラムをインスト
ールしておくことにより、キーボード4からの操作によ
りディスプレイ装置3に記録した処理データの表示や集
計を直ちに表示させることができる。
【0046】この場合、アナライザ1自体がコンピュー
タとして使用できるものであるが、アナライザ1にさら
に他のコンピュータ5を接続することもできる。この場
合には、他のコンピュータ5にデータを転送したり、コ
ンピュータ5によってデータをさらに加工することもで
きる。このとき、コンピュータ5にはビデオシステム6
を接続し、自動車の走行状況を示す画像を撮影したビデ
オテープに対して、アナライザ1にて記録された走行速
度、操舵角、エンジン回転数、その他の情報を同期させ
て記録し、ビデオ画像とこれらの記録データとを関連付
けて格納することもでき、或いはビデオ画像と記録デー
タとを合成した新たな動画データを作成することも可能
である。なお、この場合、コンピュータ5を介すること
なく直接ビデオシステム6とアナライザ1とを接続し
て、関連付け処理をアナライザ1にて行うこともでき
る。
【0047】上述した実施形態によれば、車載用アナラ
イザとして容易に車内に収容することができ、また、検
出データの種類や数に応じて柔軟に対応できる。例えば
検出データを増やしたい場合には、検出側(すなわち検
出センサと配線、及びデータ検出部)のみ増設するだけ
でよく、記録側(すなわちデータ処理部や記録手段)に
おいては基本的な構成の変更は全く不要である。
【0048】また、車載用アナライザをデータ検出部4
0とデータ処理部50とに分割し、これらをそれぞれの
回路基板上に構成したので、メンテナンスや回路の交換
等が容易であり、しかも両者はデュアルポートメモリに
よって動作的に分離されているため、障害が発生しにく
く、両者間の動作調整も容易である。
【0049】デュアルポートメモリにおける読み書き動
作は、例えば概略以下のようになる。データ検出部40
において検出データの種類毎にメモリ内の所定のアドレ
ス領域が割当られ、第1ポート44aから当該アドレス
領域内において時刻とともに順次データが記録されてい
く。このとき、検出データの種別毎に所定時間分が一度
に記録されてもよく、また、検出データの種別を逐次変
えて、各種別のデータ値を一つずつ交代的に記録させて
いってもよい。
【0050】これに対して、データ処理部50では、中
央処理装置56により例えば上記アドレス領域に記録さ
れたデータのうち一定時間に対応する分のデータを検出
データの種別毎に第2ポート44bを介してメモリから
読み出し、取得データを取得して処理を行う。一度読み
出されたデータのアドレス範囲はデータ検出部により認
識され、検出データの種別毎に設定されたアドレス領域
への記録が一巡すると、新たなデータを当該アドレス範
囲(読み出された範囲)に上書きしていく。
【0051】上記データの読み書きの方法は様々であ
り、上記例に限定されるものではない。また、上記実施
形態では検出データの記録を行うための処理について主
として説明したが、上記構成では、データの記録だけで
はなく、プログラムを実行して所定の演算処理を行った
後、例えば上記TCS81、ABS82、ECU83等
の制御システムに対して予測値、目標値を送出すること
も可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を奏する。
【0053】請求項1によれば、データ検出部において
検出データを一時記憶させ、この記憶させた検出データ
をデータ処理部が取得し、処理を行った後、記録手段に
記録するように構成したので、複数の検出データ毎に記
録手段を設ける必要がなく、検出データ数が増減しても
処理方法を変更するだけで対応できるので、基本構成を
変更する必要がなく、検出データ数に対して柔軟に対処
できる。
【0054】請求項2によれば、マイクロプロセッサユ
ニットによりデータの取得や処理をプログラムによって
検出データ毎に好適な方法で施すことができるととも
に、検出データの変更、増減に対して柔軟に対応するこ
とができる。
【0055】請求項3によれば、マイクロプロセッサユ
ニットに常時接続されているデータ検出部以外の他のデ
ータ検出部に対してもネットワーク手段を介してその検
出データにアクセスすることができるので、検出データ
の増減に容易に対応することができる。
【0056】請求項4によれば、制御対象に設けられた
制御システムが検出する検出データ及び制御システムの
制御指令をデータとして取得することができるととも
に、マイクロプロセッサユニットがデータ検出部から取
得したデータを元にした制御指令に関する情報を制御シ
ステムに対して与えることも可能である。
【0057】請求項5によれば、データ検出部にデュア
ルポートメモリ(少なくとも2つの読み書きのためのポ
ートを備えたメモリであり、3つ以上のポートを備えて
いてもよい。)を設け、データ検出部で得られた検出デ
ータを一時的にこのデュアルポートメモリに1のポート
を介して記憶させ、データ処理部では他のポートからデ
ュアルポートメモリにアクセスして一時的に記憶された
検出データを取得することができるので、データ処理部
はデータ検出部の動作に束縛されることなく、自由にデ
ータの取得、処理を実行することができる。
【0058】請求項6によれば、記録手段に記録された
データを持ち出すことなく、データを表示させ、データ
の確認、検証、その他の処理を施すことができる。
【0059】請求項7によれば、自動車の操作技術の特
徴、欠点と、これに対応した走行結果とを比較して示す
ことができ、自動車のドライビングテクニックの検証
や、自動車自体の操作性を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用アナライザの実施形態の全
体構成の概略を示す分解斜視図である。
【図2】同実施形態の回路構成の概略を示すブロック構
成図である。
【図3】同実施形態に対し追加のデータ検出部をネット
ワークによって接続した状態を示すブロック構成図であ
る。
【図4】同実施形態に対し追加のデータ検出部とともに
他の制御システムをネットワークにより接続した状態を
示すブロック構成図である。
【図5】同実施形態の変形例において、ディスプレイ装
置やキーボード等に接続した状態を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 アナライザ 2 アナライザ収容箱 3 ディスプレイ装置 4 キーボード 5 コンピュータ 6 ビデオシステム 10 ケーシング 20 前面パネル 30 背面端子板 40 回路基板(データ検出部) 44 デュアルポートメモリ 50 回路基板(データ処理部) 51 PCカード 52 フラッシュメモリ 53 カードスロット 54 LANコントローラ 56 中央処理装置 57 RAM 58 ROM 59 バス 60 入出力制御回路 71,72,73 データ処理部 81 TCS 82 ABS 83 ECU

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の状況把握のために複数の検出
    データを適宜取得して記録するように構成された検出デ
    ータアナライザであって、 前記検出データを取り込み一時記憶させるデータ検出部
    と、 前記データ検出部にて一時記憶された前記検出データを
    取得し、取得したデータに処理を施した後、記録手投に
    記録するデータ処理部とを備えたことを特徴とする検出
    データアナライザ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記データ処理部に
    は、前記データ検出部から取得データを取得し、この取
    得データを処理して処理データを得るとともに、該処理
    データを前記記録手段に記録するためのマイクロプロセ
    ッサユニットを備えていることを特徴とする検出データ
    アナライザ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記マイクロプロセ
    ッサユニットには、前記データ検出部と同機能を備えた
    他のデータ検出部に連結可能なネットワーク手段が接続
    されていることを特徴とする検出データアナライザ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ネットワーク手
    段は、前記制御対象に設けられた制御システムに連結可
    能に構成されていることを特徴とする検出データアナラ
    イザ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記データ検出部に
    は、前記データ処理部にも接続されたデュアルポートメ
    モリを備えていることを特徴とする検出データアナライ
    ザ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記マイクロプロセ
    ッサユニットには入出力制御手段が接続され、該入出力
    制御手段を介して外部の入出力装置との間で情報を交換
    可能に構成されていることを特徴とする検出データアナ
    ライザ。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2又は請求項5におい
    て、前記データ検出部は自動車の操作データ及び走行デ
    ータを検出するように構成されていることを特徴とする
    検出データアナライザ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015162816A1 (ja) * 2014-04-22 2015-10-29 グラフテック株式会社 計測器、及び、計測器用のセンサ
JP2023100672A (ja) * 2020-09-09 2023-07-19 株式会社一芯 脱臭装置に取り付け可能な測定ユニット

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WO2015162816A1 (ja) * 2014-04-22 2015-10-29 グラフテック株式会社 計測器、及び、計測器用のセンサ
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