JPH1039698A - 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 - Google Patents
像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置Info
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- JPH1039698A JPH1039698A JP20930996A JP20930996A JPH1039698A JP H1039698 A JPH1039698 A JP H1039698A JP 20930996 A JP20930996 A JP 20930996A JP 20930996 A JP20930996 A JP 20930996A JP H1039698 A JPH1039698 A JP H1039698A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 剥離ベルトをクリーニングして剥離処理に繰
り返し使用するときの剥離性能の低下を防止できるトナ
ー除去方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 複写用紙1に付着しているトナーに対し
て該トナーと複写用紙1との付着力よりも大きな付着力
を発揮し得る剥離ベルト204と、複写用紙1上のトナ
ーとを接触させた後、剥離ベルト204と複写用紙1と
を離間させることにより、複写用紙1からトナーを剥離
するトナー剥離ユニット200と、剥離ベルト204上
に付着したトナーをスパイラルローラ210を用いてク
リーニングするクリーニング装置208とを有し、クリ
ーニング装置208でクリーニングした剥離ベルト20
4の表面を剥離処理に再度用いるトナー除去装置及びそ
の方法において、剥離ベルト204に残留するトナーが
複写用紙1に逆付着しない程度まで、剥離ベルト204
に付着したトナーを除去する。
り返し使用するときの剥離性能の低下を防止できるトナ
ー除去方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 複写用紙1に付着しているトナーに対し
て該トナーと複写用紙1との付着力よりも大きな付着力
を発揮し得る剥離ベルト204と、複写用紙1上のトナ
ーとを接触させた後、剥離ベルト204と複写用紙1と
を離間させることにより、複写用紙1からトナーを剥離
するトナー剥離ユニット200と、剥離ベルト204上
に付着したトナーをスパイラルローラ210を用いてク
リーニングするクリーニング装置208とを有し、クリ
ーニング装置208でクリーニングした剥離ベルト20
4の表面を剥離処理に再度用いるトナー除去装置及びそ
の方法において、剥離ベルト204に残留するトナーが
複写用紙1に逆付着しない程度まで、剥離ベルト204
に付着したトナーを除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置で画像を形
成した像保持体から該画像を構成する像形成物質を除去
する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置に
係り、詳しくは像形成物質除去方法及びその装置に用い
る剥離部材のクリーニング技術に関するものである。
ミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置で画像を形
成した像保持体から該画像を構成する像形成物質を除去
する像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置に
係り、詳しくは像形成物質除去方法及びその装置に用い
る剥離部材のクリーニング技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、資源の有効利用等の観点から、像
保持体を再利用するために像保持体から像形成物質を除
去する像形成物質除去方法及びその装置が各種提案され
ている(例えば、特開平1−101576号公報、特開
平2−55195号公報、特開平4−64472号公
報、特開平4−82983号公報、特開平4−3003
95号公報参照)。特に、像保持体を比較的損傷するこ
となく、像形成物質のみを除去するために、本出願人
は、水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含
む水溶液、及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水
溶液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるい
は水溶液を像保持体に保持させ、該像保持体上の像形成
物質を溶融又は軟化させるように加熱し、該像形成物質
に、該像保持体と該像形成物質との付着力より大きい付
着力を発揮し得る剥離部材を接触させ、該剥離部材と該
像保持体とを分離させる際に該像形成物質を該像保持体
から剥離して除去するものを提案した(例えば、特開平
7−84396号公報参照)。
保持体を再利用するために像保持体から像形成物質を除
去する像形成物質除去方法及びその装置が各種提案され
ている(例えば、特開平1−101576号公報、特開
平2−55195号公報、特開平4−64472号公
報、特開平4−82983号公報、特開平4−3003
95号公報参照)。特に、像保持体を比較的損傷するこ
となく、像形成物質のみを除去するために、本出願人
は、水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含
む水溶液、及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水
溶液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるい
は水溶液を像保持体に保持させ、該像保持体上の像形成
物質を溶融又は軟化させるように加熱し、該像形成物質
に、該像保持体と該像形成物質との付着力より大きい付
着力を発揮し得る剥離部材を接触させ、該剥離部材と該
像保持体とを分離させる際に該像形成物質を該像保持体
から剥離して除去するものを提案した(例えば、特開平
7−84396号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−843
96号公報等で提案したような像保持体からの像形成物
質除去装置は、剥離部材と像保持体上の像形成物質とを
接触させた後、剥離部材と像保持体とを離間させること
により、像保持体から像形成物質を剥離するとともに、
剥離部材に付着した像形成物質を除去してクリーニング
し、該剥離部材を再度剥離処理に用いるように構成する
ことができる。このような構成の装置について、本発明
者らが鋭意研究を行ったところ、上記クリーニング後の
剥離部材の表面に像保持体から剥離した像形成物質が残
った状態で、該剥離部材を像保持体に再度接触させる
と、該剥離部材に残留した像形成物質が像保持体側に逆
付着するおそれがあることがわかった。このように剥離
処理のときに剥離部材に残留した像形成物質が像保持体
に逆付着すると、剥離処理後に像保持体上に残る像形成
物質が逆付着しない場合に比して増加することにより、
剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰り返し使用す
るときの剥離部材による剥離性能が結果的に低下してし
まう。
96号公報等で提案したような像保持体からの像形成物
質除去装置は、剥離部材と像保持体上の像形成物質とを
接触させた後、剥離部材と像保持体とを離間させること
により、像保持体から像形成物質を剥離するとともに、
剥離部材に付着した像形成物質を除去してクリーニング
し、該剥離部材を再度剥離処理に用いるように構成する
ことができる。このような構成の装置について、本発明
者らが鋭意研究を行ったところ、上記クリーニング後の
剥離部材の表面に像保持体から剥離した像形成物質が残
った状態で、該剥離部材を像保持体に再度接触させる
と、該剥離部材に残留した像形成物質が像保持体側に逆
付着するおそれがあることがわかった。このように剥離
処理のときに剥離部材に残留した像形成物質が像保持体
に逆付着すると、剥離処理後に像保持体上に残る像形成
物質が逆付着しない場合に比して増加することにより、
剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰り返し使用す
るときの剥離部材による剥離性能が結果的に低下してし
まう。
【0004】また、上記特開平7−84396号公報等
で提案したような像保持体からの像形成物質除去装置
は、剥離部材と該剥離部材に接触対向する対向部材との
間に像保持体を挾持した後、剥離部材と像保持体とを離
間させることにより、像保持体から像形成物質を剥離し
て除去するとともに、剥離部材に付着した像形成物質を
除去してクリーニングし、該剥離部材を再度剥離処理に
用いるように構成することができる。このような構成の
装置について、本発明者らが鋭意研究を行ったところ、
剥離部材の表面に像保持体から剥離した像形成物質が残
った状態で、像保持体を挾持できるように剥離部材を対
向部材に再度接触対向させると、剥離部材と対向部材と
が貼り付くおそれがあることがわかった。このように剥
離部材と対向部材とが貼り付くと、両部材の駆動負荷が
増加して像保持体を挾持する両部材をスムーズに駆動で
きなくなり、剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰
り返し使用するときの剥離性能が低下してしまう。
で提案したような像保持体からの像形成物質除去装置
は、剥離部材と該剥離部材に接触対向する対向部材との
間に像保持体を挾持した後、剥離部材と像保持体とを離
間させることにより、像保持体から像形成物質を剥離し
て除去するとともに、剥離部材に付着した像形成物質を
除去してクリーニングし、該剥離部材を再度剥離処理に
用いるように構成することができる。このような構成の
装置について、本発明者らが鋭意研究を行ったところ、
剥離部材の表面に像保持体から剥離した像形成物質が残
った状態で、像保持体を挾持できるように剥離部材を対
向部材に再度接触対向させると、剥離部材と対向部材と
が貼り付くおそれがあることがわかった。このように剥
離部材と対向部材とが貼り付くと、両部材の駆動負荷が
増加して像保持体を挾持する両部材をスムーズに駆動で
きなくなり、剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰
り返し使用するときの剥離性能が低下してしまう。
【0005】また、上記剥離部材と対向部材を備えた装
置において更に良好な剥離性能を得るために、互いに対
向する剥離部材表面の移動速度と対向部材表面の移動速
度との間に相対的なずれを生じさせるように構成するこ
とが考えられる。例えば剥離部材及び対向部材のいずれ
か一方の部材を駆動し、他方の部材を該一方の部材に従
動するように構成することにより、上記相対的なずれを
発生させることができる。このように構成した場合、上
記両部材に挾持している像保持体の画像面と剥離部材表
面との間にも移動速度の相対的なずれが発生し、剥離部
材に密着した像形成物質が像保持体の表面から上記相対
的なずれの方向に引き離されるような力が生じるため、
剥離性能が向上する。しかしながら、このような構成に
おいて、前述のように剥離部材と対向部材とが貼り付い
てしまうと、上記相対的なずれが生じなくなるため、剥
離部材をクリーニングして剥離処理に繰り返し使用する
ときの剥離性能が低下してしまう。
置において更に良好な剥離性能を得るために、互いに対
向する剥離部材表面の移動速度と対向部材表面の移動速
度との間に相対的なずれを生じさせるように構成するこ
とが考えられる。例えば剥離部材及び対向部材のいずれ
か一方の部材を駆動し、他方の部材を該一方の部材に従
動するように構成することにより、上記相対的なずれを
発生させることができる。このように構成した場合、上
記両部材に挾持している像保持体の画像面と剥離部材表
面との間にも移動速度の相対的なずれが発生し、剥離部
材に密着した像形成物質が像保持体の表面から上記相対
的なずれの方向に引き離されるような力が生じるため、
剥離性能が向上する。しかしながら、このような構成に
おいて、前述のように剥離部材と対向部材とが貼り付い
てしまうと、上記相対的なずれが生じなくなるため、剥
離部材をクリーニングして剥離処理に繰り返し使用する
ときの剥離性能が低下してしまう。
【0006】なお、以上の問題は、剥離処理の前に処理
対象の像保持体に対して上記水等の液を付与しない構成
の場合にも発生するおそれがある。
対象の像保持体に対して上記水等の液を付与しない構成
の場合にも発生するおそれがある。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、剥離部材をクリーニ
ングして剥離処理に繰り返し使用するときの剥離性能の
低下を防止できる像保持体からの像形成物質除去方法及
びその装置を提供するものである。
であり、その目的とするところは、剥離部材をクリーニ
ングして剥離処理に繰り返し使用するときの剥離性能の
低下を防止できる像保持体からの像形成物質除去方法及
びその装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像保持体に付着している像形成
物質に対して該像形成物質と該像保持体との付着力より
も大きな付着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上
の像形成物質とを接触させた後、該剥離部材と該像保持
体とを離間させることにより、該像保持体から該像形成
物質を剥離する剥離工程と、該剥離部材上に付着した像
形成物質を除去してクリーニングするクリーニング工程
とを有し、該クリーニング工程でクリーニングした剥離
部材の表面を該剥離工程で再度用いる像保持体からの像
形成物質除去方法において、上記クリーニング工程で、
上記剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆付着
しない程度まで、該剥離部材に付着した像形成物質を除
去することを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、像保持体に付着している像形成
物質に対して該像形成物質と該像保持体との付着力より
も大きな付着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上
の像形成物質とを接触させた後、該剥離部材と該像保持
体とを離間させることにより、該像保持体から該像形成
物質を剥離する剥離工程と、該剥離部材上に付着した像
形成物質を除去してクリーニングするクリーニング工程
とを有し、該クリーニング工程でクリーニングした剥離
部材の表面を該剥離工程で再度用いる像保持体からの像
形成物質除去方法において、上記クリーニング工程で、
上記剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆付着
しない程度まで、該剥離部材に付着した像形成物質を除
去することを特徴とするものである。
【0009】また、像保持体に付着している像形成物質
に対して該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大
きな付着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像
形成物質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部
材に接触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持し
た後、該剥離部材と該像保持体とを離間させることによ
り、該像保持体から該像形成物質を剥離する剥離工程
と、該剥離部材上に付着した像形成物質を除去してクリ
ーニングするクリーニング工程とを有し、該クリーニン
グ工程でクリーニングした剥離部材の表面を該剥離工程
で再度用いる像保持体からの像形成物質除去方法におい
て、請求項2の発明は、上記クリーニング工程で、上記
剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離部材と上
記対向部材とが貼り付かない程度まで、該剥離部材に付
着した像形成物質を除去することを特徴とするものであ
り、請求項3の発明は、上記クリーニング工程で、上記
剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離部材と上
記対向部材とが貼り付かず且つ該剥離部材に残留する像
形成物質が像保持体に逆付着しない程度まで、該剥離部
材に付着した像形成物質を除去することを特徴とするも
のである。
に対して該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大
きな付着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像
形成物質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部
材に接触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持し
た後、該剥離部材と該像保持体とを離間させることによ
り、該像保持体から該像形成物質を剥離する剥離工程
と、該剥離部材上に付着した像形成物質を除去してクリ
ーニングするクリーニング工程とを有し、該クリーニン
グ工程でクリーニングした剥離部材の表面を該剥離工程
で再度用いる像保持体からの像形成物質除去方法におい
て、請求項2の発明は、上記クリーニング工程で、上記
剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離部材と上
記対向部材とが貼り付かない程度まで、該剥離部材に付
着した像形成物質を除去することを特徴とするものであ
り、請求項3の発明は、上記クリーニング工程で、上記
剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離部材と上
記対向部材とが貼り付かず且つ該剥離部材に残留する像
形成物質が像保持体に逆付着しない程度まで、該剥離部
材に付着した像形成物質を除去することを特徴とするも
のである。
【0010】また、請求項4の発明は、像保持体に付着
している像形成物質に対して該像形成物質と該像保持体
との付着力よりも大きな付着力を発揮し得る剥離部材
と、該像保持体上の像形成物質とを接触させた状態で、
該剥離部材と該剥離部材に接触対向する対向部材との間
に該像保持体を挾持した後、該剥離部材と該像保持体と
を離間させることにより、該像保持体から該像形成物質
を剥離する剥離手段と、該剥離部材上に付着した像形成
物質を除去してクリーニングするクリーニング手段とを
備え、該クリーニング手段でクリーニングした剥離部材
の表面を該剥離手段で再度用いる像保持体からの像形成
物質除去装置において、上記クリーニング手段で、上記
剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆付着しな
い程度まで、該剥離部材の表面に付着した像形成物質を
除去することを特徴とするものである。
している像形成物質に対して該像形成物質と該像保持体
との付着力よりも大きな付着力を発揮し得る剥離部材
と、該像保持体上の像形成物質とを接触させた状態で、
該剥離部材と該剥離部材に接触対向する対向部材との間
に該像保持体を挾持した後、該剥離部材と該像保持体と
を離間させることにより、該像保持体から該像形成物質
を剥離する剥離手段と、該剥離部材上に付着した像形成
物質を除去してクリーニングするクリーニング手段とを
備え、該クリーニング手段でクリーニングした剥離部材
の表面を該剥離手段で再度用いる像保持体からの像形成
物質除去装置において、上記クリーニング手段で、上記
剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆付着しな
い程度まで、該剥離部材の表面に付着した像形成物質を
除去することを特徴とするものである。
【0011】また、像保持体に付着している像形成物質
に対して該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大
きな付着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像
形成物質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部
材に接触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持し
た後、該剥離部材と該像保持体とを離間させることによ
り、該像保持体から該像形成物質を剥離する剥離手段
と、該剥離部材上に付着した像形成物質を除去してクリ
ーニングするクリーニング手段とを備え、該クリーニン
グ手段でクリーニングした剥離部材の表面を該剥離手段
で再度用いる像保持体からの像形成物質除去装置におい
て、請求項5の発明は、上記クリーニング手段で、上記
剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離部材と上
記対向部材とが貼り付かない程度まで、該剥離部材の表
面に付着した像形成物質を除去することを特徴とするも
のであり、請求項6の発明は、上記クリーニング手段
で、上記剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離
部材と上記対向部材とが貼り付かず且つ該剥離部材に残
留する像形成物質が像保持体に逆付着しない程度まで、
該剥離部材の表面に付着した像形成物質を除去すること
を特徴とするものである。
に対して該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大
きな付着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像
形成物質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部
材に接触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持し
た後、該剥離部材と該像保持体とを離間させることによ
り、該像保持体から該像形成物質を剥離する剥離手段
と、該剥離部材上に付着した像形成物質を除去してクリ
ーニングするクリーニング手段とを備え、該クリーニン
グ手段でクリーニングした剥離部材の表面を該剥離手段
で再度用いる像保持体からの像形成物質除去装置におい
て、請求項5の発明は、上記クリーニング手段で、上記
剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離部材と上
記対向部材とが貼り付かない程度まで、該剥離部材の表
面に付着した像形成物質を除去することを特徴とするも
のであり、請求項6の発明は、上記クリーニング手段
で、上記剥離部材に残留する像形成物質を介して該剥離
部材と上記対向部材とが貼り付かず且つ該剥離部材に残
留する像形成物質が像保持体に逆付着しない程度まで、
該剥離部材の表面に付着した像形成物質を除去すること
を特徴とするものである。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項5又は6
の像保持体からの像形成物質除去装置において、上記剥
離手段を、互いに対向する上記剥離部材表面の移動速度
と上記対向部材表面の移動速度との間に相対的なずれを
生じさせるように構成したものである。
の像保持体からの像形成物質除去装置において、上記剥
離手段を、互いに対向する上記剥離部材表面の移動速度
と上記対向部材表面の移動速度との間に相対的なずれを
生じさせるように構成したものである。
【0013】また、請求項8の発明は、上記クリーニン
グ手段として、上記剥離部材の表面に当接するスパイラ
ル状のエッジを外周部に有するローラ状のクリーニング
部材と、該剥離部材上の像形成物質が該クリーニング部
材のエッジに接触するように該クリーニング部材を回転
駆動する駆動手段とを備えた請求項4乃至7の像保持体
からの像形成物質除去装置において、上記所定の程度ま
で、上記剥離部材の表面に付着した像形成物質を除去す
るように、上記クリーニング部材のスパイラル状のエッ
ジのスパイラル角、スクイ角及びランド幅を設定したこ
とを特徴とするものである。ここで、上記スパイラル角
(「ネジレ角」ともいう。)、スクイ角及びランド幅
は、JIS−B0107で規定されている角度及び幅で
ある。
グ手段として、上記剥離部材の表面に当接するスパイラ
ル状のエッジを外周部に有するローラ状のクリーニング
部材と、該剥離部材上の像形成物質が該クリーニング部
材のエッジに接触するように該クリーニング部材を回転
駆動する駆動手段とを備えた請求項4乃至7の像保持体
からの像形成物質除去装置において、上記所定の程度ま
で、上記剥離部材の表面に付着した像形成物質を除去す
るように、上記クリーニング部材のスパイラル状のエッ
ジのスパイラル角、スクイ角及びランド幅を設定したこ
とを特徴とするものである。ここで、上記スパイラル角
(「ネジレ角」ともいう。)、スクイ角及びランド幅
は、JIS−B0107で規定されている角度及び幅で
ある。
【0014】上記請求項1、4又は8の像形成物質除去
方法又はその装置においては、像保持体に付着している
像形成物質に対して該像形成物質と該像保持体との付着
力よりも大きな付着力を発揮し得る剥離部材と、像保持
体上の像形成物質とを接触させた後、剥離部材と像保持
体とを離間させるときに、像保持体から像形成物質を剥
離して剥離部材側に付着させる。そして、上記像保持体
から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質を、剥離
部材に残留する像形成物質が像保持体に逆付着しない程
度まで除去してクリーニングすることにより、像保持体
上に残存する像形成物質の量が剥離部材からの逆付着で
増加しないようにする。
方法又はその装置においては、像保持体に付着している
像形成物質に対して該像形成物質と該像保持体との付着
力よりも大きな付着力を発揮し得る剥離部材と、像保持
体上の像形成物質とを接触させた後、剥離部材と像保持
体とを離間させるときに、像保持体から像形成物質を剥
離して剥離部材側に付着させる。そして、上記像保持体
から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質を、剥離
部材に残留する像形成物質が像保持体に逆付着しない程
度まで除去してクリーニングすることにより、像保持体
上に残存する像形成物質の量が剥離部材からの逆付着で
増加しないようにする。
【0015】上記請求項2、5、7又は8の像形成物質
除去方法又はその装置においては、像保持体に付着して
いる像形成物質に対して該像形成物質と該像保持体との
付着力よりも大きな付着力を発揮し得る剥離部材と、像
保持体上の像形成物質とを接触させた状態で、剥離部材
と剥離部材に接触対向する対向部材との間に像保持体を
挾持する。この挾持の後、剥離部材と像保持体とを離間
させるときに、像保持体から像形成物質を剥離して剥離
部材側に付着させる。そして、上記像保持体から剥離さ
れて剥離部材に付着した像形成物質を、剥離部材に残留
する像形成物質を介して剥離部材と対向部材とが貼り付
かない程度まで除去してクリーニングすることにより、
両部材の駆動負荷の増加を抑え、像保持体を挾持する剥
離部材及び対向部材をスムーズに駆動できるようにす
る。
除去方法又はその装置においては、像保持体に付着して
いる像形成物質に対して該像形成物質と該像保持体との
付着力よりも大きな付着力を発揮し得る剥離部材と、像
保持体上の像形成物質とを接触させた状態で、剥離部材
と剥離部材に接触対向する対向部材との間に像保持体を
挾持する。この挾持の後、剥離部材と像保持体とを離間
させるときに、像保持体から像形成物質を剥離して剥離
部材側に付着させる。そして、上記像保持体から剥離さ
れて剥離部材に付着した像形成物質を、剥離部材に残留
する像形成物質を介して剥離部材と対向部材とが貼り付
かない程度まで除去してクリーニングすることにより、
両部材の駆動負荷の増加を抑え、像保持体を挾持する剥
離部材及び対向部材をスムーズに駆動できるようにす
る。
【0016】上記請求項3、6、7又は8の像形成物質
除去方法又はその装置においては、上記像保持体から剥
離されて剥離部材に付着した像形成物質を、剥離部材に
残留する像形成物質を介して剥離部材と対向部材とが貼
り付かず且つ該剥離部材に残留する像形成物質が像保持
体に逆付着しない程度まで除去してクリーニングするこ
とにより、像保持体上に残存する像形成物質の量が剥離
部材からの逆付着で増加しないようにするとともに、両
部材の駆動負荷の増加を抑え、像保持体を挾持する剥離
部材及び対向部材をスムーズに駆動できるようにする。
除去方法又はその装置においては、上記像保持体から剥
離されて剥離部材に付着した像形成物質を、剥離部材に
残留する像形成物質を介して剥離部材と対向部材とが貼
り付かず且つ該剥離部材に残留する像形成物質が像保持
体に逆付着しない程度まで除去してクリーニングするこ
とにより、像保持体上に残存する像形成物質の量が剥離
部材からの逆付着で増加しないようにするとともに、両
部材の駆動負荷の増加を抑え、像保持体を挾持する剥離
部材及び対向部材をスムーズに駆動できるようにする。
【0017】特に、上記請求項7の像形成物質除去装置
においては、互いに対向する剥離部材表面の移動速度と
対向部材表面の移動速度との間に相対的なずれを生じさ
せることにより、両部材に挾持している像保持体の画像
面と剥離部材表面との間にも移動速度の相対的なずれを
発生させる。この像保持体の画像面に対する剥離部材表
面の移動速度の相対的なずれにより、剥離部材に付着し
た像形成物質に対して像保持体の表面から該表面に沿っ
た方向に引き離すような力が生じ、剥離性能が向上す
る。ここで、上記像保持体から剥離されて剥離部材に付
着した像形成物質を、剥離部材に残留する像形成物質を
介して剥離部材と対向部材とが貼り付かない程度まで除
去してクリーニングすることにより、上記剥離部材表面
の移動速度と対向部材表面の移動速度との間の相対的な
ずれによって上記像保持体上の像形成物質を引き離すよ
うな力を確実に発生させる。
においては、互いに対向する剥離部材表面の移動速度と
対向部材表面の移動速度との間に相対的なずれを生じさ
せることにより、両部材に挾持している像保持体の画像
面と剥離部材表面との間にも移動速度の相対的なずれを
発生させる。この像保持体の画像面に対する剥離部材表
面の移動速度の相対的なずれにより、剥離部材に付着し
た像形成物質に対して像保持体の表面から該表面に沿っ
た方向に引き離すような力が生じ、剥離性能が向上す
る。ここで、上記像保持体から剥離されて剥離部材に付
着した像形成物質を、剥離部材に残留する像形成物質を
介して剥離部材と対向部材とが貼り付かない程度まで除
去してクリーニングすることにより、上記剥離部材表面
の移動速度と対向部材表面の移動速度との間の相対的な
ずれによって上記像保持体上の像形成物質を引き離すよ
うな力を確実に発生させる。
【0018】また特に、上記請求項8の像形成物質除去
装置においては、剥離部材の表面に当接するスパイラル
状のエッジを外周部に有するローラ状のクリーニング部
材を回転駆動することにより、該クリーニング部材のエ
ッジで剥離部材上に強固に付着している像形成物質を掻
き取る。このクリーニング部材を用いる場合、剥離部材
に対するクリーニング性能は、クリーニング部材の形状
を規定する複数のパラメータによって左右される。それ
らのパラメータの中でクリーニング性能に大きな影響を
与えると考えられるスパイラル状のエッジのスパイラル
角、スクイ角及びランド幅を所定範囲内に設定したクリ
ーニング部材を用いることにより、上記所定の程度ま
で、剥離部材の表面に付着した像形成物質を除去してク
リーニングする。
装置においては、剥離部材の表面に当接するスパイラル
状のエッジを外周部に有するローラ状のクリーニング部
材を回転駆動することにより、該クリーニング部材のエ
ッジで剥離部材上に強固に付着している像形成物質を掻
き取る。このクリーニング部材を用いる場合、剥離部材
に対するクリーニング性能は、クリーニング部材の形状
を規定する複数のパラメータによって左右される。それ
らのパラメータの中でクリーニング性能に大きな影響を
与えると考えられるスパイラル状のエッジのスパイラル
角、スクイ角及びランド幅を所定範囲内に設定したクリ
ーニング部材を用いることにより、上記所定の程度ま
で、剥離部材の表面に付着した像形成物質を除去してク
リーニングする。
【0019】また、上記クリーニング部材を回転駆動す
ると、剥離部材上の像形成物質に対して、該エッジに垂
直な方向(切削方向)の力に加えて、該エッジに平行な
方向(せん断方向)の力が作用する。このような力の作
用により、ブラシローラの場合よりも低い回転速度で回
転駆動しても、該クリーニング部材のエッジで剥離部材
上に強固に付着している像形成物質を掻き取ることがで
きる。 (以下、余白)
ると、剥離部材上の像形成物質に対して、該エッジに垂
直な方向(切削方向)の力に加えて、該エッジに平行な
方向(せん断方向)の力が作用する。このような力の作
用により、ブラシローラの場合よりも低い回転速度で回
転駆動しても、該クリーニング部材のエッジで剥離部材
上に強固に付着している像形成物質を掻き取ることがで
きる。 (以下、余白)
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を転写型の電子写真
式の複写機やプリンタによって画像が形成された像保持
体としての複写用紙から、像形成物質としての熱溶融性
トナー(以下「トナー」という。)を除去するトナー除
去装置に適用した実施形態について説明する。
式の複写機やプリンタによって画像が形成された像保持
体としての複写用紙から、像形成物質としての熱溶融性
トナー(以下「トナー」という。)を除去するトナー除
去装置に適用した実施形態について説明する。
【0021】本発明は、通常の電子写真法、熱転写法、
ホットメルト・インクを用いるインクジェット法または
印刷法などによって熱可塑性又は熱溶融性の像形成物質
からなる画像を皮膜状に形成した像保持体に適用でき
る。ここで「皮膜状」とは必ずしも、画像全体がーつの
膜を形成している必要はなく、単に像形成物質が像保持
体の内部に深く浸透していないことや、染料を含有する
水性インクで印字した場合のように像形成物質がほとん
ど分子レベルで像保持体に吸着されている状態ではない
ことを意味する。従って、例えば乾式トナーを用いる電
子写真法によって形成された画像であって、1文字の中
で画像がとぎれているような場合やーつのトナー粒子が
独立して存在する状態でも、その粒子が像保持体の内部
深くまで浸透していない画像も、上記皮膜状の画像とみ
なす。
ホットメルト・インクを用いるインクジェット法または
印刷法などによって熱可塑性又は熱溶融性の像形成物質
からなる画像を皮膜状に形成した像保持体に適用でき
る。ここで「皮膜状」とは必ずしも、画像全体がーつの
膜を形成している必要はなく、単に像形成物質が像保持
体の内部に深く浸透していないことや、染料を含有する
水性インクで印字した場合のように像形成物質がほとん
ど分子レベルで像保持体に吸着されている状態ではない
ことを意味する。従って、例えば乾式トナーを用いる電
子写真法によって形成された画像であって、1文字の中
で画像がとぎれているような場合やーつのトナー粒子が
独立して存在する状態でも、その粒子が像保持体の内部
深くまで浸透していない画像も、上記皮膜状の画像とみ
なす。
【0022】上記像保持体としては、除去しようとする
像形成物質を有する表面の近傍がセルロース繊維を主成
分とする一般の記録用紙、又は樹脂材料を用いたOHP
フィルム等が挙げられる。また、上記像形成物質の主た
る構成材料としては、ポリスチレン、アクリル樹脂、メ
タクリル樹脂、及びこれらの共重合体等が挙げられる。
像形成物質を有する表面の近傍がセルロース繊維を主成
分とする一般の記録用紙、又は樹脂材料を用いたOHP
フィルム等が挙げられる。また、上記像形成物質の主た
る構成材料としては、ポリスチレン、アクリル樹脂、メ
タクリル樹脂、及びこれらの共重合体等が挙げられる。
【0023】図1は、本実施形態に係るトナー除去装置
の概略構成図である。このトナー除去装置は、積載状態
で収容しているトナー像が形成された複写用紙1を一枚
づつ分離給送する給紙ユニット100と、給紙ユニット
100から送られてきた複写用紙1からトナーTを剥離
して除去する剥離手段としてのトナー剥離ユニット20
0と、トナー剥離ユニット200から排出される複写用
紙1を受ける紙受けユニット500とを備えている。
の概略構成図である。このトナー除去装置は、積載状態
で収容しているトナー像が形成された複写用紙1を一枚
づつ分離給送する給紙ユニット100と、給紙ユニット
100から送られてきた複写用紙1からトナーTを剥離
して除去する剥離手段としてのトナー剥離ユニット20
0と、トナー剥離ユニット200から排出される複写用
紙1を受ける紙受けユニット500とを備えている。
【0024】上記給紙ユニット100は、画像形成面を
下に向けて給紙トレイ101上に積載された複写用紙1
を最上部のものから給紙ローラ102で給紙し、図示し
ない分離機構で重送紙を分離して一枚の複写用紙1のみ
を、タイミング調整及びスキュー補正のためのレジスト
ローラ対103で送り出すものである。その具体的な構
成及び動作は電子写真複写機における給紙機構と同様で
あるので、詳細な説明は省略する。上記レジストローラ
対103で送り出された複写用紙1は、ガイド部材10
4でガイドされながら、搬送ローラ対105及び搬送ベ
ルト106により、次のトナー剥離ユニット200の入
り口部200aに向けて搬送される。
下に向けて給紙トレイ101上に積載された複写用紙1
を最上部のものから給紙ローラ102で給紙し、図示し
ない分離機構で重送紙を分離して一枚の複写用紙1のみ
を、タイミング調整及びスキュー補正のためのレジスト
ローラ対103で送り出すものである。その具体的な構
成及び動作は電子写真複写機における給紙機構と同様で
あるので、詳細な説明は省略する。上記レジストローラ
対103で送り出された複写用紙1は、ガイド部材10
4でガイドされながら、搬送ローラ対105及び搬送ベ
ルト106により、次のトナー剥離ユニット200の入
り口部200aに向けて搬送される。
【0025】上記トナー剥離ユニット200は、複写用
紙1上のトナーTを加熱して軟化する加熱手段としての
ヒータ201を内蔵した対向部材としての剥離ローラ2
02、剥離ローラ202の外周面に適当な角度だけ巻き
付くように支持ローラ203a,b,c,dに掛け回さ
れた剥離部材としての剥離ベルト204、複写用紙1を
剥離ベルト204とともに剥離ローラ202表面に加熱
圧接させるための加熱機構内蔵の加圧ローラ206a,
b,c,d、剥離ローラ202及び剥離ベルト204か
ら複写用紙1を分離するための分離爪207、剥離ベル
ト204表面に付着したトナーT等を除去するクリーニ
ング装置208、クリーニングする前の剥離ベルト20
4の表面温度を所定以下に制御する温度制御装置20
9、剥離ローラ202及び剥離ベルト204を効率よく
周回させるために支持ローラ203の少なくとも一つを
駆動する駆動手段としての駆動部(不図示)等を備えて
いる。
紙1上のトナーTを加熱して軟化する加熱手段としての
ヒータ201を内蔵した対向部材としての剥離ローラ2
02、剥離ローラ202の外周面に適当な角度だけ巻き
付くように支持ローラ203a,b,c,dに掛け回さ
れた剥離部材としての剥離ベルト204、複写用紙1を
剥離ベルト204とともに剥離ローラ202表面に加熱
圧接させるための加熱機構内蔵の加圧ローラ206a,
b,c,d、剥離ローラ202及び剥離ベルト204か
ら複写用紙1を分離するための分離爪207、剥離ベル
ト204表面に付着したトナーT等を除去するクリーニ
ング装置208、クリーニングする前の剥離ベルト20
4の表面温度を所定以下に制御する温度制御装置20
9、剥離ローラ202及び剥離ベルト204を効率よく
周回させるために支持ローラ203の少なくとも一つを
駆動する駆動手段としての駆動部(不図示)等を備えて
いる。
【0026】上記トナー剥離ユニット200では、上記
剥離ベルト204の剥離ローラ202への巻き付き角度
が約180°になるように構成されているが、この巻き
付き角度は、トナーの安定した剥離ができる所定の接触
幅で剥離ベルト204及び剥離ローラ202表面が互い
に接触するように、装置構成及び剥離条件に応じて設定
される。なお、上剥離ベルト204及び剥離ローラ20
2の表面を上記所定の接触幅で接触させることができる
のであれば、上記ドラム形状の剥離ローラ202に代え
て、ベルト形状の部材を用いても良い。
剥離ベルト204の剥離ローラ202への巻き付き角度
が約180°になるように構成されているが、この巻き
付き角度は、トナーの安定した剥離ができる所定の接触
幅で剥離ベルト204及び剥離ローラ202表面が互い
に接触するように、装置構成及び剥離条件に応じて設定
される。なお、上剥離ベルト204及び剥離ローラ20
2の表面を上記所定の接触幅で接触させることができる
のであれば、上記ドラム形状の剥離ローラ202に代え
て、ベルト形状の部材を用いても良い。
【0027】また、上記剥離ローラ202は、剥離ベル
ト204の移動に従動して回転できるように取り付けら
れ、剥離ベルト204の表面移動と剥離ローラ202の
表面移動との間に相対的なずれがわずかに発生するよう
に構成されている。このように剥離ベルト204と剥離
ローラ202との間での表面移動の相対的なずれを発生
させることにより、複写用紙1と剥離ベルト204との
間にも相対的なずれを発生させる。この相対的なずれに
より、剥離ベルト204に付着したトナーTに対して複
写用紙1の表面から該表面に沿った方向に引き離すよう
な力を生じさせて剥離性能の向上を図っている。
ト204の移動に従動して回転できるように取り付けら
れ、剥離ベルト204の表面移動と剥離ローラ202の
表面移動との間に相対的なずれがわずかに発生するよう
に構成されている。このように剥離ベルト204と剥離
ローラ202との間での表面移動の相対的なずれを発生
させることにより、複写用紙1と剥離ベルト204との
間にも相対的なずれを発生させる。この相対的なずれに
より、剥離ベルト204に付着したトナーTに対して複
写用紙1の表面から該表面に沿った方向に引き離すよう
な力を生じさせて剥離性能の向上を図っている。
【0028】また、上記加圧ローラ206a,b,c,
dは、金属の棒やパイプ、又はそれらの表層に弾性を有
する層を設けた部材で構成することができ、これらの部
材をバネ等により所定の圧力で剥離ベルト204を介し
て剥離ローラ202に圧接させている。また、各加圧ロ
ーラ206a,b,c,dに内蔵されている加熱機構と
しては、ハロゲンランプ又は電熱線ヒータ等を用いるこ
とができる。
dは、金属の棒やパイプ、又はそれらの表層に弾性を有
する層を設けた部材で構成することができ、これらの部
材をバネ等により所定の圧力で剥離ベルト204を介し
て剥離ローラ202に圧接させている。また、各加圧ロ
ーラ206a,b,c,dに内蔵されている加熱機構と
しては、ハロゲンランプ又は電熱線ヒータ等を用いるこ
とができる。
【0029】上記剥離ベルト204に用いる材料(以
下、「剥離体」という)は、像形成物質としてのトナー
Tとある程度以上の接着性や耐熱性を示すことが必要で
ある。その材料例としては、イソプレンゴム、ネオプレ
ンゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、ブタジエン
ゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴム、天然のゴム、ビスフ
ェノール・エピクロルヒドリン縮合物などのエポキシ樹
脂、アルキド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブチル
尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブチル化メラミンホルムア
ルデヒド樹脂、ベンゾグアナミンホルムアルデヒド樹脂
などのアミノ樹脂、テルペンフェノール樹脂、フェノー
ルエーテル樹脂、フェノール樹脂などのフェノール系熱
硬化樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ
化ビニリデン、ビニル共重合体ポリビニルブチラール、
ポリビニルホルマール、ポリプロピレン、ポリエチレン
などのビニル系重合体、ポリブチルアクリレート、ポリ
メタクリル酸、ポリメチルメタクリレートなどのアクリ
ル樹脂、ポリイミド、6,6−ナイロン、6−ナイロン
などのポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテルス
ルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレート、芳香族ポリ
エステルなどのポリエステル、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリパラバラン酸、ポリエーテルニトリル、アラ
ミド、などの熱可塑性あるいは熱硬化性の合成樹脂、ニ
ッケル、ステンレススチール、アルミニウムなどの金属
及びその酸化物、セラミックス材料等が挙げられる。こ
れらの材料は単独でも用いられるが、積層したり、アロ
イ化したり、グラスファイバー、ウィスカー、カーボ
ン、シリカ、酸化チタンなどの他の添加剤を加えるなど
により複合して用いることもできる。
下、「剥離体」という)は、像形成物質としてのトナー
Tとある程度以上の接着性や耐熱性を示すことが必要で
ある。その材料例としては、イソプレンゴム、ネオプレ
ンゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、ブタジエン
ゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴム、天然のゴム、ビスフ
ェノール・エピクロルヒドリン縮合物などのエポキシ樹
脂、アルキド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブチル
尿素ホルムアルデヒド樹脂、ブチル化メラミンホルムア
ルデヒド樹脂、ベンゾグアナミンホルムアルデヒド樹脂
などのアミノ樹脂、テルペンフェノール樹脂、フェノー
ルエーテル樹脂、フェノール樹脂などのフェノール系熱
硬化樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ
化ビニリデン、ビニル共重合体ポリビニルブチラール、
ポリビニルホルマール、ポリプロピレン、ポリエチレン
などのビニル系重合体、ポリブチルアクリレート、ポリ
メタクリル酸、ポリメチルメタクリレートなどのアクリ
ル樹脂、ポリイミド、6,6−ナイロン、6−ナイロン
などのポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテルス
ルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレート、芳香族ポリ
エステルなどのポリエステル、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリパラバラン酸、ポリエーテルニトリル、アラ
ミド、などの熱可塑性あるいは熱硬化性の合成樹脂、ニ
ッケル、ステンレススチール、アルミニウムなどの金属
及びその酸化物、セラミックス材料等が挙げられる。こ
れらの材料は単独でも用いられるが、積層したり、アロ
イ化したり、グラスファイバー、ウィスカー、カーボ
ン、シリカ、酸化チタンなどの他の添加剤を加えるなど
により複合して用いることもできる。
【0030】また、上記剥離ベルト204の最適な材料
は、剥離しようとするトナーTの種類、トナー除去プロ
セスに応じて選定されるべきであるが、剥離ベルト20
4を繰り返し使用することが複写用紙の再生コストを下
げるなど種々の点で有利である。その場合には、比較的
高い耐熱性や表面の安定性が要求される。画像の除去特
性及び耐久性から好ましい剥離体の例としては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリパラバラン酸、ポリエーテルニトリル、アラミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ステンレススチ
ール、ニッケル、アルマイトが挙げられる。
は、剥離しようとするトナーTの種類、トナー除去プロ
セスに応じて選定されるべきであるが、剥離ベルト20
4を繰り返し使用することが複写用紙の再生コストを下
げるなど種々の点で有利である。その場合には、比較的
高い耐熱性や表面の安定性が要求される。画像の除去特
性及び耐久性から好ましい剥離体の例としては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリパラバラン酸、ポリエーテルニトリル、アラミ
ド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ステンレススチ
ール、ニッケル、アルマイトが挙げられる。
【0031】また、上記剥離ベルト204としては、そ
のベルト全体を上記剥離体で構成したものを用いても良
いし、複写用紙1に接するほうの表面を剥離処理に適し
た状態に改質したものを用いても良い。また、コーティ
ングなどにより、剥離体を表面に形成したものを用いて
も良い。
のベルト全体を上記剥離体で構成したものを用いても良
いし、複写用紙1に接するほうの表面を剥離処理に適し
た状態に改質したものを用いても良い。また、コーティ
ングなどにより、剥離体を表面に形成したものを用いて
も良い。
【0032】なお、本実施形態では、ベルト状の剥離部
材である剥離ベルト204を用いているが、シート状、
ブロック状、ドラム状あるいはローラー状等の形状をし
た剥離部材を用いるように構成しても良い。
材である剥離ベルト204を用いているが、シート状、
ブロック状、ドラム状あるいはローラー状等の形状をし
た剥離部材を用いるように構成しても良い。
【0033】上記クリーニング装置208は、剥離ベル
ト204の表面上に付着したトナーT、紙粉などの異物
を除去するクリーニング部材としてのスパイラルローラ
210、スパイラルローラ210で掻き落とした異物を
収容する回収箱211等を備えている。上記スパイラル
ローラ210は、剥離ベルト204を間に挟んで支持ロ
ーラ203bに対して所定の加圧力で接触対向するよう
に設けられ、図示しない駆動手段としての回転駆動装置
により矢印方向に回転駆動されている。このスパイラル
ローラ210で除去されたトナーTなどは、回収箱21
1の中に回収される。
ト204の表面上に付着したトナーT、紙粉などの異物
を除去するクリーニング部材としてのスパイラルローラ
210、スパイラルローラ210で掻き落とした異物を
収容する回収箱211等を備えている。上記スパイラル
ローラ210は、剥離ベルト204を間に挟んで支持ロ
ーラ203bに対して所定の加圧力で接触対向するよう
に設けられ、図示しない駆動手段としての回転駆動装置
により矢印方向に回転駆動されている。このスパイラル
ローラ210で除去されたトナーTなどは、回収箱21
1の中に回収される。
【0034】上記スパイラルローラ210を用いること
により、剥離ベルト204上のトナーTに対して、スパ
イラルローラ210のエッジ210aに垂直な方向(切
削方向)の力とともに、該エッジ210aと平行な方向
(せん断方向)の力が作用するため、トナーTを効率よ
く除去することができる。
により、剥離ベルト204上のトナーTに対して、スパ
イラルローラ210のエッジ210aに垂直な方向(切
削方向)の力とともに、該エッジ210aと平行な方向
(せん断方向)の力が作用するため、トナーTを効率よ
く除去することができる。
【0035】また、ブラシローラを強く圧接させて高速
回転させるものに比してより低い回転速度でスパイラル
ローラ210を回転させてもトナーTを掻き取って除去
できるので、剥離ベルト204の表面の損傷を摩耗程度
に抑えて剥離ベルト204の耐久性を向上させることが
できるとともに、高速回転のブラシローラを用いた場合
に比してスパイラルローラ210の寿命が長くなるの
で、ランニングコストの上昇を抑えることができる。
回転させるものに比してより低い回転速度でスパイラル
ローラ210を回転させてもトナーTを掻き取って除去
できるので、剥離ベルト204の表面の損傷を摩耗程度
に抑えて剥離ベルト204の耐久性を向上させることが
できるとともに、高速回転のブラシローラを用いた場合
に比してスパイラルローラ210の寿命が長くなるの
で、ランニングコストの上昇を抑えることができる。
【0036】上記スパイラルローラ210のエッジ21
0aの材料としては、除去しようとしている除去対象物
質であるトナー以上の硬さを有している材料であれば使
用可能であり、例えば金属材料、金属酸化物からなるセ
ラミック材料等の硬質のものを用いることができる。材
料強度、加工性の点からJISに規定されている工具鋼
が好適である。
0aの材料としては、除去しようとしている除去対象物
質であるトナー以上の硬さを有している材料であれば使
用可能であり、例えば金属材料、金属酸化物からなるセ
ラミック材料等の硬質のものを用いることができる。材
料強度、加工性の点からJISに規定されている工具鋼
が好適である。
【0037】上記スパイラルローラ210のスライパル
状のエッジ210aのスパイラル角度θs、スクイ角θ
b及びランド幅Wは、剥離ベルト204に残留するトナ
ーTを介して剥離ベルト204と剥離ローラ202とが
貼り付かず且つ剥離ベルト204に残留するトナーTが
複写用紙1側に逆付着しない程度まで、剥離ベルト20
4の表面に付着したトナーTを除去できるように所定範
囲に設定している。
状のエッジ210aのスパイラル角度θs、スクイ角θ
b及びランド幅Wは、剥離ベルト204に残留するトナ
ーTを介して剥離ベルト204と剥離ローラ202とが
貼り付かず且つ剥離ベルト204に残留するトナーTが
複写用紙1側に逆付着しない程度まで、剥離ベルト20
4の表面に付着したトナーTを除去できるように所定範
囲に設定している。
【0038】ここで、上記スパイラル角度θsは、JI
S−B0107においてネジレ角として規定されている
ものであり、図2に示すようにスパイラルローラ210
を側方からみたときの該ローラ210の回転軸とエッジ
210aとのなす角度をいう。また、上記スクイ角θb
もJIS−B0107において規定されているものであ
り、図3(a),(b)に示すようにスパイラルローラ
210の回転軸に垂直な面内で、該回転軸からエッジ2
10a先端の方向に延長した基準直線に対して、エッジ
210a先端から回転軸側に延びた面に沿った直線がな
す角度をいう。上記基準直線を中心にローラ回転方向が
マイナスの角度であり、その逆方向がプラスの角度であ
る。また、上記ランド幅WもJIS−B0107におい
て規定されているものであり、図3(a),(b)に示
すようにエッジ210aに隣接するローラ外周面のロー
ラ回転方向の幅である。
S−B0107においてネジレ角として規定されている
ものであり、図2に示すようにスパイラルローラ210
を側方からみたときの該ローラ210の回転軸とエッジ
210aとのなす角度をいう。また、上記スクイ角θb
もJIS−B0107において規定されているものであ
り、図3(a),(b)に示すようにスパイラルローラ
210の回転軸に垂直な面内で、該回転軸からエッジ2
10a先端の方向に延長した基準直線に対して、エッジ
210a先端から回転軸側に延びた面に沿った直線がな
す角度をいう。上記基準直線を中心にローラ回転方向が
マイナスの角度であり、その逆方向がプラスの角度であ
る。また、上記ランド幅WもJIS−B0107におい
て規定されているものであり、図3(a),(b)に示
すようにエッジ210aに隣接するローラ外周面のロー
ラ回転方向の幅である。
【0039】なお、上記スパイラルローラ210のスク
イ角θbをプラス方向に大きく設定しすぎたり、ランド
幅Wを小さく設定しすぎたりすると、剥離ベルト204
を損傷するおそれがあるので、スクイ角θb及びランド
幅Wは剥離ベルト204を損傷しない範囲内で設定する
のが好ましい。
イ角θbをプラス方向に大きく設定しすぎたり、ランド
幅Wを小さく設定しすぎたりすると、剥離ベルト204
を損傷するおそれがあるので、スクイ角θb及びランド
幅Wは剥離ベルト204を損傷しない範囲内で設定する
のが好ましい。
【0040】また、上記スパイラルローラ210のエッ
ジ210aの回転軸方向の間隔(以下、「ピッチ」とい
う)Pは、剥離ベルト204に残留するトナーTを介し
て剥離ベルト204と剥離ローラ202とが貼り付かな
い程度まで剥離ベルト204上のトナーTを除去できる
範囲内であれば、必ずしも等間隔でなくても良い。
ジ210aの回転軸方向の間隔(以下、「ピッチ」とい
う)Pは、剥離ベルト204に残留するトナーTを介し
て剥離ベルト204と剥離ローラ202とが貼り付かな
い程度まで剥離ベルト204上のトナーTを除去できる
範囲内であれば、必ずしも等間隔でなくても良い。
【0041】なお、上記スパイラルローラ210のスパ
イラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wの具体的
な設定例及びそのスパイラルローラ210の用いた場合
のトナー除去装置における剥離特性については後述す
る。
イラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wの具体的
な設定例及びそのスパイラルローラ210の用いた場合
のトナー除去装置における剥離特性については後述す
る。
【0042】上記温度制御装置209は、トナーTが付
着している剥離ベルト204表面を加熱するハロゲンラ
ンプ、電熱線ヒータ等の加熱装置212、剥離ベルト2
04表面を冷却する送風器等の冷却装置213、剥離ベ
ルト204表面に接触した状態で該表面の温度を検知す
る温度センサ214、温度センサ214の出力信号に基
づいて加熱装置212及び冷却装置213を制御するC
PU等で構成された制御装置215等を備えている。上
記加熱装置212としてはガス、石油等をエネルギー源
としたものを用いても良く、また上記冷却装置213と
しては液体の気化を利用したものを用いても良い。ま
た、上記加熱装置212及び冷却装置213は、必要に
応じていずれか一方だけを設けるように構成しても良
い。
着している剥離ベルト204表面を加熱するハロゲンラ
ンプ、電熱線ヒータ等の加熱装置212、剥離ベルト2
04表面を冷却する送風器等の冷却装置213、剥離ベ
ルト204表面に接触した状態で該表面の温度を検知す
る温度センサ214、温度センサ214の出力信号に基
づいて加熱装置212及び冷却装置213を制御するC
PU等で構成された制御装置215等を備えている。上
記加熱装置212としてはガス、石油等をエネルギー源
としたものを用いても良く、また上記冷却装置213と
しては液体の気化を利用したものを用いても良い。ま
た、上記加熱装置212及び冷却装置213は、必要に
応じていずれか一方だけを設けるように構成しても良
い。
【0043】なお、上記スパイラルローラ210等を備
えたクリーニング装置208による剥離ローラ202表
面のクリーニングは、剥離処理ごとに行っても良く、ま
た適度な使用回数、使用時間ごとに行っても良い。
えたクリーニング装置208による剥離ローラ202表
面のクリーニングは、剥離処理ごとに行っても良く、ま
た適度な使用回数、使用時間ごとに行っても良い。
【0044】上記紙受けユニット500は、トナー剥離
ユニット200からの複写用紙1を排出するための排出
ローラ対502と、排出された複写用紙1を受けるため
の排紙トレイ501とを備えている。
ユニット200からの複写用紙1を排出するための排出
ローラ対502と、排出された複写用紙1を受けるため
の排紙トレイ501とを備えている。
【0045】以上、本実施形態に係るトナー除去装置に
よれば、上記トナー剥離ユニット200において、スパ
イラルローラ210のスライパル状のエッジ210aの
スパイラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wを所
定範囲に設定することにより、剥離ベルト204上に残
留したトナーTを介して剥離ベルト204と剥離ローラ
202とが貼り付かないようにしている。このように両
部材204、202が貼り付かないため、両部材20
4、202の駆動負荷の増加が抑えられ、複写用紙1の
挾持搬送をスムーズに行うことができるとともに、両部
材204、202の接触対向している部分の一部に複写
用紙1を挾持した状態でも両部材204、202の表面
移動の相対的なずれを確実に発生させることができる。
従って、剥離ベルト204の表面をクリーニングして剥
離処理に繰り返し使用するときの剥離性能の低下を防止
できる。更に、剥離ベルト204上のトナーTが複写用
紙1に逆付着しないようにすることにより、剥離処理後
の複写用紙1上に残存するトナーTの量が剥離ベルト2
04からの逆付着で増加しなくなるので、剥離ベルト2
04をクリーニングして剥離処理に繰り返し使用すると
きの剥離性能の低下を防止できる。
よれば、上記トナー剥離ユニット200において、スパ
イラルローラ210のスライパル状のエッジ210aの
スパイラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wを所
定範囲に設定することにより、剥離ベルト204上に残
留したトナーTを介して剥離ベルト204と剥離ローラ
202とが貼り付かないようにしている。このように両
部材204、202が貼り付かないため、両部材20
4、202の駆動負荷の増加が抑えられ、複写用紙1の
挾持搬送をスムーズに行うことができるとともに、両部
材204、202の接触対向している部分の一部に複写
用紙1を挾持した状態でも両部材204、202の表面
移動の相対的なずれを確実に発生させることができる。
従って、剥離ベルト204の表面をクリーニングして剥
離処理に繰り返し使用するときの剥離性能の低下を防止
できる。更に、剥離ベルト204上のトナーTが複写用
紙1に逆付着しないようにすることにより、剥離処理後
の複写用紙1上に残存するトナーTの量が剥離ベルト2
04からの逆付着で増加しなくなるので、剥離ベルト2
04をクリーニングして剥離処理に繰り返し使用すると
きの剥離性能の低下を防止できる。
【0046】また、本実施形態に係るトナー除去装置に
よれば、スパイラルローラ210のクリーニング性能に
大きな影響を与えるスパイラル状のエッジ210aのス
パイラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wを所定
範囲に設定しているので、剥離ベルト204上のトナー
Tを上記所定の程度まで確実に除去できる。更に、上記
スパイラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wを所
定範囲内に設定したスパイラルローラ210は比較的低
速度で回転駆動できるため、スパイラルローラ210の
クリーニング性能が所定以下になるまでの寿命が高速回
転のブラシローラを用いた場合に比して長くなり、長期
にわたって、剥離ベルト204上のトナーTを上記所定
の程度まで安定して除去できる。
よれば、スパイラルローラ210のクリーニング性能に
大きな影響を与えるスパイラル状のエッジ210aのス
パイラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wを所定
範囲に設定しているので、剥離ベルト204上のトナー
Tを上記所定の程度まで確実に除去できる。更に、上記
スパイラル角度θs、スクイ角θb及びランド幅Wを所
定範囲内に設定したスパイラルローラ210は比較的低
速度で回転駆動できるため、スパイラルローラ210の
クリーニング性能が所定以下になるまでの寿命が高速回
転のブラシローラを用いた場合に比して長くなり、長期
にわたって、剥離ベルト204上のトナーTを上記所定
の程度まで安定して除去できる。
【0047】なお、上記実施形態のトナー除去装置にお
いて、複写用紙1の紙繊維を膨潤させてトナーと紙繊維
との結合力を弱めてトナーTの付着状態を不安定状態に
する不安定化液を、上記トナー剥離ユニット200で剥
離処理する前の複写用紙1に付与しても良い。この不安
定化液は、複写用紙1の紙繊維を膨潤させてトナーTと
紙繊維との結合力を弱めることによりトナーTの付着状
態を不安定状態にするものである。この不安定化液は水
を主成分とするものであるが、複写用紙1への浸透速度
を速めて短い時間でトナーTと紙繊維との界面部を十分
にぬらすために、界面活性剤を添加しても良い。この界
面活性剤としては、周知のアニオン系界面活性剤、カチ
オン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤等を用いるこ
とができる。
いて、複写用紙1の紙繊維を膨潤させてトナーと紙繊維
との結合力を弱めてトナーTの付着状態を不安定状態に
する不安定化液を、上記トナー剥離ユニット200で剥
離処理する前の複写用紙1に付与しても良い。この不安
定化液は、複写用紙1の紙繊維を膨潤させてトナーTと
紙繊維との結合力を弱めることによりトナーTの付着状
態を不安定状態にするものである。この不安定化液は水
を主成分とするものであるが、複写用紙1への浸透速度
を速めて短い時間でトナーTと紙繊維との界面部を十分
にぬらすために、界面活性剤を添加しても良い。この界
面活性剤としては、周知のアニオン系界面活性剤、カチ
オン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤等を用いるこ
とができる。
【0048】図4は、液付与ユニット300を設けた場
合のトナー除去装置の一構成例を示す概略構成図であ
る。このトナー除去装置は、液付与ユニット300を設
けている点を除いて、上記図1のトナー除去装置と同じ
構成をしている。図4において、不安定化液10はタン
ク301に収容されており、ポンプ302及び汲み上げ
ローラ303の回転によって汲み上げられ、複写用紙1
に接するように回転している塗布ローラ304によって
複写用紙1の画像形成面に不安定化液10が付与され
る。なお、不安定化液を複写用紙1に付与する手段とし
ては、上記塗布ローラ等を用いる以外に、スプレーなど
の非接触方式を採用することもできる。また、不安定化
液を付与する面は、複写用紙1の画像形成面に限定され
るものではなく、画像形成面とは反対の裏面、又は両面
でも良い。
合のトナー除去装置の一構成例を示す概略構成図であ
る。このトナー除去装置は、液付与ユニット300を設
けている点を除いて、上記図1のトナー除去装置と同じ
構成をしている。図4において、不安定化液10はタン
ク301に収容されており、ポンプ302及び汲み上げ
ローラ303の回転によって汲み上げられ、複写用紙1
に接するように回転している塗布ローラ304によって
複写用紙1の画像形成面に不安定化液10が付与され
る。なお、不安定化液を複写用紙1に付与する手段とし
ては、上記塗布ローラ等を用いる以外に、スプレーなど
の非接触方式を採用することもできる。また、不安定化
液を付与する面は、複写用紙1の画像形成面に限定され
るものではなく、画像形成面とは反対の裏面、又は両面
でも良い。
【0049】また、上記液付与ユニット300を設けた
場合には、必要に応じて、トナー剥離ユニット200と
紙受けユニット500との間にトナー剥離処理後の複写
用紙1を乾燥させて仕上げる乾燥ユニットを設けても良
い。 (以下、余白)
場合には、必要に応じて、トナー剥離ユニット200と
紙受けユニット500との間にトナー剥離処理後の複写
用紙1を乾燥させて仕上げる乾燥ユニットを設けても良
い。 (以下、余白)
【0050】
【実施例】以下、本発明のより具体的な実施例について
説明する。 〔実施例1〕まず、上記実施形態の図1のトナー除去装
置で用いる剥離ベルト204に黒ベタのトナー画像をコ
ピーし、表1に示す条件下で、スパイラル角θsが互い
に異なる7種類のスパイラルローラ210についてクリ
ーニングテストを行った。そして、各スパイラルローラ
210についてクリーニング後の剥離ベルト204上に
残留しているトナー画像をスキャナーで読み込み、この
読み込んだ画像データをコンピュータで画像処理してト
ナー画像の面積を測定し、クリーニング前の黒ベタのト
ナー画像の面積に対する比率(以下、「残トナー面積
率」という)を求めた。表2は、各種スパイラル角θs
のスパイラルローラ210を用いた場合の残トナー面積
率の測定結果を示している。この表2により、スパイラ
ル角θsが10°乃至40°の範囲内のスパイラルロー
ラ210を用いたときに上記残トナー面積率が3%以下
になることがわかる。 (以下、余白)
説明する。 〔実施例1〕まず、上記実施形態の図1のトナー除去装
置で用いる剥離ベルト204に黒ベタのトナー画像をコ
ピーし、表1に示す条件下で、スパイラル角θsが互い
に異なる7種類のスパイラルローラ210についてクリ
ーニングテストを行った。そして、各スパイラルローラ
210についてクリーニング後の剥離ベルト204上に
残留しているトナー画像をスキャナーで読み込み、この
読み込んだ画像データをコンピュータで画像処理してト
ナー画像の面積を測定し、クリーニング前の黒ベタのト
ナー画像の面積に対する比率(以下、「残トナー面積
率」という)を求めた。表2は、各種スパイラル角θs
のスパイラルローラ210を用いた場合の残トナー面積
率の測定結果を示している。この表2により、スパイラ
ル角θsが10°乃至40°の範囲内のスパイラルロー
ラ210を用いたときに上記残トナー面積率が3%以下
になることがわかる。 (以下、余白)
【0051】
【表1】 (以下、余白)
【0052】
【表2】
【0053】次に、複写用紙としての市販の上質紙(リ
コー社製T6200)に市販の複写機(リコー社製FT
2200)にて画像を形成し、上記表1の条件下で上記
ベタ画像に対する残トナー面積率が3%以下になるスパ
イラル角θs(10°〜40°)を有するスパイラルロ
ーラ210を備えた図1のトナー除去装置を用い、上記
複写用紙に対するトナー除去処理を行った。その結果、
トナーTを除去してクリーニングした剥離ベルト204
及び剥離ローラ202が貼り付くことなく、更に剥離ベ
ルト204から複写用紙1へのトナーTの逆付着もな
く、良好な剥離特性を維持できた。
コー社製T6200)に市販の複写機(リコー社製FT
2200)にて画像を形成し、上記表1の条件下で上記
ベタ画像に対する残トナー面積率が3%以下になるスパ
イラル角θs(10°〜40°)を有するスパイラルロ
ーラ210を備えた図1のトナー除去装置を用い、上記
複写用紙に対するトナー除去処理を行った。その結果、
トナーTを除去してクリーニングした剥離ベルト204
及び剥離ローラ202が貼り付くことなく、更に剥離ベ
ルト204から複写用紙1へのトナーTの逆付着もな
く、良好な剥離特性を維持できた。
【0054】また、上記表1の条件下で上記残トナー面
積率が3%以下になるスパイラル角θs(10°〜40
°)を有するスパイラルローラ210を備え、不安定化
液10を剥離処理前の複写用紙に付与する図4のトナー
除去装置の場合について同様なトナー除去処理を行っ
た。ここで、上記不安定化液10としては、1wt%のア
ニオン系界面活性剤S113(旭硝子社製)、1wt%の
アニオン系界面活性剤エアロゾルOT−75(三井サイ
テック社製)及び98wt%の水からなる液を用い、複写
用紙に7mg/cm2(A4判あたり約4.5g)付与し
た。この場合も、トナーを除去してクリーニングした剥
離ベルト204及び剥離ローラ202が貼り付くことな
く、更に剥離ベルト204から複写用紙1へのトナーT
の逆付着もなく、良好な剥離特性を維持できた。
積率が3%以下になるスパイラル角θs(10°〜40
°)を有するスパイラルローラ210を備え、不安定化
液10を剥離処理前の複写用紙に付与する図4のトナー
除去装置の場合について同様なトナー除去処理を行っ
た。ここで、上記不安定化液10としては、1wt%のア
ニオン系界面活性剤S113(旭硝子社製)、1wt%の
アニオン系界面活性剤エアロゾルOT−75(三井サイ
テック社製)及び98wt%の水からなる液を用い、複写
用紙に7mg/cm2(A4判あたり約4.5g)付与し
た。この場合も、トナーを除去してクリーニングした剥
離ベルト204及び剥離ローラ202が貼り付くことな
く、更に剥離ベルト204から複写用紙1へのトナーT
の逆付着もなく、良好な剥離特性を維持できた。
【0055】〔実施例2〕本実施例2では、上記図1の
トナー除去装置で用いる剥離ベルト204に黒ベタのト
ナー画像をコピーし、表3に示す条件下で、スクイ角θ
bが互いに異なる5種類のスパイラルローラ210につ
いてクリーニングテストを行った。そして、上記実施例
1と同様に残トナー面積率を求めた。表4は、各種スク
イ角θbのスパイラルローラ210を用いた場合の残ト
ナー面積率の測定結果を示している。この表4により、
スクイ角θbがプラス方向に−5°以上のスパイラルロ
ーラ210を用いたときに、上記残トナー面積率が3%
以下になることがわかる。 (以下、余白)
トナー除去装置で用いる剥離ベルト204に黒ベタのト
ナー画像をコピーし、表3に示す条件下で、スクイ角θ
bが互いに異なる5種類のスパイラルローラ210につ
いてクリーニングテストを行った。そして、上記実施例
1と同様に残トナー面積率を求めた。表4は、各種スク
イ角θbのスパイラルローラ210を用いた場合の残ト
ナー面積率の測定結果を示している。この表4により、
スクイ角θbがプラス方向に−5°以上のスパイラルロ
ーラ210を用いたときに、上記残トナー面積率が3%
以下になることがわかる。 (以下、余白)
【0056】
【表3】 (以下、余白)
【0057】
【表4】
【0058】次に、複写用紙としての市販の上質紙(リ
コー社製T6200)に市販の複写機(リコー社製FT
2200)にて画像を形成し、上記表3の条件下で上記
ベタ画像に対する残トナー面積率が3%以下になるスク
イ角θb(−5°〜+10°)を有するスパイラルロー
ラ210を備えた図1のトナー除去装置を用い、上記複
写用紙に対するトナー除去処理を行った。その結果、ト
ナーTを除去してクリーニングした剥離ベルト204及
び剥離ローラ202が貼り付くことなく、更に剥離ベル
ト204から複写用紙1へのトナーTの逆付着もなく、
良好な剥離特性を維持できた。
コー社製T6200)に市販の複写機(リコー社製FT
2200)にて画像を形成し、上記表3の条件下で上記
ベタ画像に対する残トナー面積率が3%以下になるスク
イ角θb(−5°〜+10°)を有するスパイラルロー
ラ210を備えた図1のトナー除去装置を用い、上記複
写用紙に対するトナー除去処理を行った。その結果、ト
ナーTを除去してクリーニングした剥離ベルト204及
び剥離ローラ202が貼り付くことなく、更に剥離ベル
ト204から複写用紙1へのトナーTの逆付着もなく、
良好な剥離特性を維持できた。
【0059】また、上記表3の条件下で上記残トナー面
積率が3%以下になるスクイ角θb(−5°〜+10
°)を有するスパイラルローラ210を備え、不安定化
液10を剥離処理前の複写用紙に付与する図4のトナー
除去装置の場合について同様なトナー除去処理を行っ
た。ここで、上記不安定化液10としては、1wt%のア
ニオン系界面活性剤S113(旭硝子社製)、1wt%の
アニオン系界面活性剤エアロゾルOT−75(三井サイ
テック社製)及び98wt%の水からなる液を用い、複写
用紙に7mg/cm2(A4判あたり約4.5g)付与し
た。この場合も、トナーTを除去してクリーニングした
剥離ベルト204及び剥離ローラ202が貼り付くこと
なく、更に剥離ベルト204から複写用紙1へのトナー
Tの逆付着もなく、良好な剥離特性を維持できた。
積率が3%以下になるスクイ角θb(−5°〜+10
°)を有するスパイラルローラ210を備え、不安定化
液10を剥離処理前の複写用紙に付与する図4のトナー
除去装置の場合について同様なトナー除去処理を行っ
た。ここで、上記不安定化液10としては、1wt%のア
ニオン系界面活性剤S113(旭硝子社製)、1wt%の
アニオン系界面活性剤エアロゾルOT−75(三井サイ
テック社製)及び98wt%の水からなる液を用い、複写
用紙に7mg/cm2(A4判あたり約4.5g)付与し
た。この場合も、トナーTを除去してクリーニングした
剥離ベルト204及び剥離ローラ202が貼り付くこと
なく、更に剥離ベルト204から複写用紙1へのトナー
Tの逆付着もなく、良好な剥離特性を維持できた。
【0060】〔実施例3〕本実施例3では、上記図1の
トナー除去装置で用いる剥離ベルト204に黒ベタのト
ナー画像をコピーし、表5に示す条件下で、ランド幅W
が互いに異なる6種類のスパイラルローラ210につい
てクリーニングテストを行った。そして、上記実施例1
と同様に残トナー面積率を求めた。表6は、各種ランド
幅Wのスパイラルローラ210を用いた場合の残トナー
面積率の測定結果を示している。この表6により、ラン
ド幅Wが5mm以下のスパイラルローラ210を用いた
ときに、上記残トナー面積率が3%以下になることがわ
かる。 (以下、余白)
トナー除去装置で用いる剥離ベルト204に黒ベタのト
ナー画像をコピーし、表5に示す条件下で、ランド幅W
が互いに異なる6種類のスパイラルローラ210につい
てクリーニングテストを行った。そして、上記実施例1
と同様に残トナー面積率を求めた。表6は、各種ランド
幅Wのスパイラルローラ210を用いた場合の残トナー
面積率の測定結果を示している。この表6により、ラン
ド幅Wが5mm以下のスパイラルローラ210を用いた
ときに、上記残トナー面積率が3%以下になることがわ
かる。 (以下、余白)
【0061】
【表5】 (以下、余白)
【0062】
【表6】
【0063】次に、複写用紙としての市販の上質紙(リ
コー社製T6200)に市販の複写機(リコー社製FT
2200)にて画像を形成し、上記表5の条件下で上記
ベタ画像に対する残トナー面積率が3%以下になるラン
ド幅W(5mm〜0.5mm)を有するスパイラルローラ2
10を備えた図1のトナー除去装置を用いて上記複写用
紙に対するトナー除去処理を行った。その結果、トナー
Tを除去してクリーニングした剥離ベルト204及び剥
離ローラ202が貼り付くことなく、更に剥離ベルト2
04から複写用紙1へのトナーTの逆付着もなく、良好
な剥離特性を維持できた。
コー社製T6200)に市販の複写機(リコー社製FT
2200)にて画像を形成し、上記表5の条件下で上記
ベタ画像に対する残トナー面積率が3%以下になるラン
ド幅W(5mm〜0.5mm)を有するスパイラルローラ2
10を備えた図1のトナー除去装置を用いて上記複写用
紙に対するトナー除去処理を行った。その結果、トナー
Tを除去してクリーニングした剥離ベルト204及び剥
離ローラ202が貼り付くことなく、更に剥離ベルト2
04から複写用紙1へのトナーTの逆付着もなく、良好
な剥離特性を維持できた。
【0064】また、上記表5の条件下で上記残トナー面
積率が3%以下になるランド幅W(5mm〜0.5mm)を
有するスパイラルローラ210を備え、不安定化液10
を剥離処理前の複写用紙に付与する図4のトナー除去装
置の場合について同様なトナー除去処理を行った。ここ
で、上記不安定化液10としては、1wt%のアニオン系
界面活性剤S113(旭硝子社製)、1wt%のアニオン
系界面活性剤エアロゾルOT−75(三井サイテック社
製)及び98wt%の水からなる液を用い、複写用紙に7
mg/cm2(A4判あたり約4.5g)付与した。この場
合も、トナーTを除去してクリーニングした剥離ベルト
204及び剥離ローラ202が貼り付くことなく、更に
剥離ベルト204から複写用紙1へのトナーTの逆付着
もなく、良好な剥離特性を維持できた。
積率が3%以下になるランド幅W(5mm〜0.5mm)を
有するスパイラルローラ210を備え、不安定化液10
を剥離処理前の複写用紙に付与する図4のトナー除去装
置の場合について同様なトナー除去処理を行った。ここ
で、上記不安定化液10としては、1wt%のアニオン系
界面活性剤S113(旭硝子社製)、1wt%のアニオン
系界面活性剤エアロゾルOT−75(三井サイテック社
製)及び98wt%の水からなる液を用い、複写用紙に7
mg/cm2(A4判あたり約4.5g)付与した。この場
合も、トナーTを除去してクリーニングした剥離ベルト
204及び剥離ローラ202が貼り付くことなく、更に
剥離ベルト204から複写用紙1へのトナーTの逆付着
もなく、良好な剥離特性を維持できた。
【0065】
【発明の効果】請求項1、4又は8の発明によれば、像
保持体から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質を
除去し、剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆
付着しないようにすることにより、像保持体上に残存す
る像形成物質の量が剥離部材からの逆付着で増加しなく
なるので、剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰り
返し使用するときの剥離性能の低下を防止できるという
効果がある。
保持体から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質を
除去し、剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆
付着しないようにすることにより、像保持体上に残存す
る像形成物質の量が剥離部材からの逆付着で増加しなく
なるので、剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰り
返し使用するときの剥離性能の低下を防止できるという
効果がある。
【0066】請求項2、5、7又は8の発明によれば、
像保持体から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質
を除去し、剥離部材に残留する像形成物質を介して剥離
部材と対向部材とが貼り付かないようにすることによ
り、両部材の駆動負荷の増加が抑えられ、像保持体を挾
持する剥離部材及び対向部材をスムーズに駆動できるの
で、剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰り返し使
用するときの剥離性能の低下を防止できるという効果が
ある。
像保持体から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質
を除去し、剥離部材に残留する像形成物質を介して剥離
部材と対向部材とが貼り付かないようにすることによ
り、両部材の駆動負荷の増加が抑えられ、像保持体を挾
持する剥離部材及び対向部材をスムーズに駆動できるの
で、剥離部材をクリーニングして剥離処理に繰り返し使
用するときの剥離性能の低下を防止できるという効果が
ある。
【0067】請求項3、6、7又は8の発明によれば、
像保持体から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質
を除去し、これにより、剥離部材に残留する像形成物質
が像保持体に逆付着しないようにするとともに、剥離部
材に残留する像形成物質を介して剥離部材と対向部材と
が貼り付かないようにしている。これにより、像保持体
上に残存する像形成物質の量が剥離部材からの逆付着で
増加しなくなるとともに、両部材の駆動負荷の増加が抑
えられ、像保持体を挾持する剥離部材及び対向部材をス
ムーズに駆動できるようになるので、剥離部材をクリー
ニングして剥離処理に繰り返し使用するときの剥離性能
の低下を更に防止できるという効果がある。
像保持体から剥離されて剥離部材に付着した像形成物質
を除去し、これにより、剥離部材に残留する像形成物質
が像保持体に逆付着しないようにするとともに、剥離部
材に残留する像形成物質を介して剥離部材と対向部材と
が貼り付かないようにしている。これにより、像保持体
上に残存する像形成物質の量が剥離部材からの逆付着で
増加しなくなるとともに、両部材の駆動負荷の増加が抑
えられ、像保持体を挾持する剥離部材及び対向部材をス
ムーズに駆動できるようになるので、剥離部材をクリー
ニングして剥離処理に繰り返し使用するときの剥離性能
の低下を更に防止できるという効果がある。
【0068】特に、請求項7の発明によれば、剥離部材
に残留する像形成物質を介して剥離部材と対向部材とが
貼り付かないようにすることにより、剥離部材表面の移
動速度と対向部材表面の移動速度との間の相対的なずれ
によって剥離部材上の像形成物質を引き離すような力が
確実に発生する。従って、上記相対的なずれによって向
上させた剥離性能が、剥離部材をクリーニングして剥離
処理に繰り返し使用するときに低下してしまうのを防止
できる。
に残留する像形成物質を介して剥離部材と対向部材とが
貼り付かないようにすることにより、剥離部材表面の移
動速度と対向部材表面の移動速度との間の相対的なずれ
によって剥離部材上の像形成物質を引き離すような力が
確実に発生する。従って、上記相対的なずれによって向
上させた剥離性能が、剥離部材をクリーニングして剥離
処理に繰り返し使用するときに低下してしまうのを防止
できる。
【0069】また特に、請求項8の発明によれば、クリ
ーニング部材の形状を規定する複数のパラメータのうち
クリーニング性能に大きな影響を与えるスパイラル状の
エッジのスパイラル角、スクイ角及びランド幅を所定範
囲に設定しているので、剥離部材上の像形成物質を上記
所定の程度まで確実に除去できるという効果がある。ま
た、上記スパイラル角、スクイ角及びランド幅を所定範
囲内に設定したクリーニング部材は比較的低速度で回転
駆動できるため、該クリーニング部材のクリーニング性
能が所定以下になるまでの寿命が高速回転のブラシロー
ラを用いた場合に比して長くなり、長期にわたって、剥
離部材上の像形成物質を上記所定の程度まで安定して除
去できるという効果がある。
ーニング部材の形状を規定する複数のパラメータのうち
クリーニング性能に大きな影響を与えるスパイラル状の
エッジのスパイラル角、スクイ角及びランド幅を所定範
囲に設定しているので、剥離部材上の像形成物質を上記
所定の程度まで確実に除去できるという効果がある。ま
た、上記スパイラル角、スクイ角及びランド幅を所定範
囲内に設定したクリーニング部材は比較的低速度で回転
駆動できるため、該クリーニング部材のクリーニング性
能が所定以下になるまでの寿命が高速回転のブラシロー
ラを用いた場合に比して長くなり、長期にわたって、剥
離部材上の像形成物質を上記所定の程度まで安定して除
去できるという効果がある。
【図1】本発明の実施形態に係るトナー除去装置の概略
構成を示す正面図。
構成を示す正面図。
【図2】同トナー除去装置に用いるスパイラルローラの
側面図。
側面図。
【図3】(a)は同スパイラルローラの断面図。(b)
は同スパイラルローラのエッジ近傍の拡大図。
は同スパイラルローラのエッジ近傍の拡大図。
【図4】他の実施形態に係るトナー除去装置の概略構成
を示す正面図。
を示す正面図。
1 複写用紙 10 不安定化液 200 トナー剥離ユニット 201 ヒータ 202 剥離ローラ 203 支持ローラ 204 剥離ベルト 206 加圧ローラ 208 クリーニング装置 210 スパイラルローラ 210a エッジ T トナー
Claims (8)
- 【請求項1】像保持体に付着している像形成物質に対し
て該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな付
着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像形成物
質とを接触させた後、該剥離部材と該像保持体とを離間
させることにより、該像保持体から該像形成物質を剥離
する剥離工程と、該剥離部材上に付着した像形成物質を
除去してクリーニングするクリーニング工程とを有し、
該クリーニング工程でクリーニングした剥離部材の表面
を該剥離工程で再度用いる像保持体からの像形成物質除
去方法において、 上記クリーニング工程で、上記剥離部材に残留する像形
成物質が像保持体に逆付着しない程度まで、該剥離部材
に付着した像形成物質を除去することを特徴とする像保
持体からの像形成物質除去方法。 - 【請求項2】像保持体に付着している像形成物質に対し
て該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな付
着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像形成物
質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部材に接
触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持した後、
該剥離部材と該像保持体とを離間させることにより、該
像保持体から該像形成物質を剥離する剥離工程と、該剥
離部材上に付着した像形成物質を除去してクリーニング
するクリーニング工程とを有し、該クリーニング工程で
クリーニングした剥離部材の表面を該剥離工程で再度用
いる像保持体からの像形成物質除去方法において、 上記クリーニング工程で、上記剥離部材に残留する像形
成物質を介して該剥離部材と上記対向部材とが貼り付か
ない程度まで、該剥離部材に付着した像形成物質を除去
することを特徴とする像保持体からの像形成物質除去方
法。 - 【請求項3】像保持体に付着している像形成物質に対し
て該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな付
着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像形成物
質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部材に接
触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持した後、
該剥離部材と該像保持体とを離間させることにより、該
像保持体から該像形成物質を剥離する剥離工程と、該剥
離部材上に付着した像形成物質を除去してクリーニング
するクリーニング工程とを有し、該クリーニング工程で
クリーニングした剥離部材の表面を該剥離工程で再度用
いる像保持体からの像形成物質除去方法において、 上記クリーニング工程で、上記剥離部材に残留する像形
成物質を介して該剥離部材と上記対向部材とが貼り付か
ず且つ該剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆
付着しない程度まで、該剥離部材に付着した像形成物質
を除去することを特徴とする像保持体からの像形成物質
除去方法。 - 【請求項4】像保持体に付着している像形成物質に対し
て該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな付
着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像形成物
質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部材に接
触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持した後、
該剥離部材と該像保持体とを離間させることにより、該
像保持体から該像形成物質を剥離する剥離手段と、該剥
離部材上に付着した像形成物質を除去してクリーニング
するクリーニング手段とを備え、該クリーニング手段で
クリーニングした剥離部材の表面を該剥離手段で再度用
いる像保持体からの像形成物質除去装置において、 上記クリーニング手段で、上記剥離部材に残留する像形
成物質が像保持体に逆付着しない程度まで、該剥離部材
の表面に付着した像形成物質を除去することを特徴とす
る像保持体からの像形成物質除去装置。 - 【請求項5】像保持体に付着している像形成物質に対し
て該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな付
着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像形成物
質とを接触させた状態で、該剥離部材と該剥離部材に接
触対向する対向部材との間に該像保持体を挾持した後、
該剥離部材と該像保持体とを離間させることにより、該
像保持体から該像形成物質を剥離する剥離手段と、該剥
離部材上に付着した像形成物質を除去してクリーニング
するクリーニング手段とを備え、該クリーニング手段で
クリーニングした剥離部材の表面を該剥離手段で再度用
いる像保持体からの像形成物質除去装置において、 上記クリーニング手段で、上記剥離部材に残留する像形
成物質を介して該剥離部材と上記対向部材とが貼り付か
ない程度まで、該剥離部材の表面に付着した像形成物質
を除去することを特徴とする像保持体からの像形成物質
除去装置。 - 【請求項6】像保持体に付着している像形成物質に対し
て該像形成物質と該像保持体との付着力よりも大きな付
着力を発揮し得る剥離部材と、該像保持体上の像形成物
質とを接触させた後、該剥離部材と該像保持体とを離間
させることにより、該像保持体から該像形成物質を剥離
する剥離手段と、該剥離部材上に付着した像形成物質を
除去してクリーニングするクリーニング手段とを備え、
該クリーニング手段でクリーニングした剥離部材の表面
を該剥離手段で再度用いる像保持体からの像形成物質除
去装置において、 上記クリーニング手段で、上記剥離部材に残留する像形
成物質を介して該剥離部材と上記対向部材とが貼り付か
ず且つ該剥離部材に残留する像形成物質が像保持体に逆
付着しない程度まで、該剥離部材の表面に付着した像形
成物質を除去することを特徴とする像保持体からの像形
成物質除去装置。 - 【請求項7】上記剥離手段を、互いに対向する上記剥離
部材表面の移動速度と上記対向部材表面の移動速度との
間に相対的なずれを生じさせるように構成した請求項5
又は6の像保持体からの像形成物質除去装置。 - 【請求項8】上記クリーニング手段として、上記剥離部
材の表面に当接するスパイラル状のエッジを外周部に有
するローラ状のクリーニング部材と、該剥離部材上の像
形成物質が該クリーニング部材のエッジに接触するよう
に該クリーニング部材を回転駆動する駆動手段とを備え
た請求項4乃至6の像保持体からの像形成物質除去装置
において、 上記所定の程度まで上記剥離部材の表面に付着した像形
成物質を除去するように、上記クリーニング部材のスパ
イラル状のエッジのスパイラル角、スクイ角及びランド
幅を設定したことを特徴とする像保持体からの像形成物
質除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20930996A JPH1039698A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20930996A JPH1039698A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1039698A true JPH1039698A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16570828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20930996A Pending JPH1039698A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1039698A (ja) |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP20930996A patent/JPH1039698A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030711 |