JPH1043820A - プレス成形用金型装置 - Google Patents

プレス成形用金型装置

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JPH1043820A
JPH1043820A JP8202122A JP20212296A JPH1043820A JP H1043820 A JPH1043820 A JP H1043820A JP 8202122 A JP8202122 A JP 8202122A JP 20212296 A JP20212296 A JP 20212296A JP H1043820 A JPH1043820 A JP H1043820A
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JP
Japan
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bead
contact surface
mold
die
holder
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JP8202122A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Osumi
義之 大隅
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形途中においてブランク材に対するしわ抑
え力の大きさを変化させることのできるプレス成形用金
型装置を提供することを解決課題とする。 【解決手段】 本発明では、ホルダ側当接面23に対し
て出没し、かつ当該ホルダ側当接面23から突出した場
合にブランク材Bの縁部に係合する進退ビード部材26
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方の金型に配設
したブランクホルダのホルダ側当接面と、他方の金型に
配設したダイのダイ側当接面との間にブランク材の縁部
を挟装保持し、この状態から前記一方の金型と前記他方
の金型とを相対的に近接移動させることにより、該一方
の金型に配設したパンチによって前記ブランク材に絞り
・張出し加工を施すようにしたプレス成形用金型装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種のプレス成形用金型装置
を示したのものである。このプレス成形用金型装置で
は、図4(a)に示すように、下型1におけるブランク
材Bの縁部に対応する部位、具体的には下型1に対して
上下動可能に配設したブランクホルダ2のホルダ側当接
面2aにビード3を設けるとともに、上型4に配設した
ダイ5のダイ側当接面5aにおける上記ビード3に対向
する部位にビード収容部6を形成しており、図4(b)
に示すように、これらビード3およびビード収容部6の
間にブランク材Bの縁部を挟装保持した状態から、図4
(c)に示すように、上型4を下型1に対して近接移動
させることにより、該下型1に配設したパンチ7によっ
て当該ブランク材Bに絞り・張出し加工を施すようにし
ている。
【0003】このようなプレス成形用金型装置によれ
ば、上記ビード3および上記ビード収容部6の間にブラ
ンク材Bを挟装保持した場合に、該ブランク材Bの縁部
にこれらビード3およびビード収容部6に対応した凹凸
が形成されるため、その後に下型1のパンチ7によって
ブランク材Bに絞り・張出し加工を施す際に、当該凹凸
が抵抗となってブランク材Bが上型4の成形用凹部8へ
流入する量を制限することができ、成形品にしわが発生
するのを防止することが可能となる。
【0004】通常、この種のプレス成形用金型装置にお
いては、ブランク材Bの成形用凹部8への流入量をさら
に制限する必要がある場合、すなわちパンチ7および成
形用凹部8によってブランク材Bに絞り・張出し加工を
施す際のしわ抑え力を増大させる場合、上記ビード3お
よび上記ビード収容部6をそれぞれ複数並列配置させ、
ブランク材Bが成形用凹部8へ流入する際の曲げ・曲げ
延ばし回数を増大させることによってこれに対応するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
前のプレス成形用金型装置では、ブランク材Bに作用す
るしわ抑え力が、ブランクホルダ2、もしくはダイ5に
設けたビード3の数や断面形状によって予め決定される
ものであるから、このしわ抑え力がブランクホルダ2と
ダイ5との間にブランク材Bの縁部を挟装保持した時点
から絞り・張出し加工が終了するまでの間において常時
一定となる。
【0006】ここで、成形の際にブランク材Bに作用さ
せるしわ抑え力は、成形品の形状によってその最適値が
様々であり、成形品形状によっては成形途中にこれを変
化させることが好ましいものもある。
【0007】しかしながら、従前のプレス成形用金型装
置では、上述したようにしわ抑え力が常時一定であるた
め、例えばビード3およびビード収容部6をそれぞれ複
数並列配置してしわ抑え力を高めに設定した場合、この
大きなしわ抑え力がブランク材Bに対して成形の初期段
階から作用することになり、成形品に割れの発生を招来
する虞れがある一方、しわ抑え力を低めに設定した場
合、成形品にしわの発生を招来する虞れがある。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みて、成形途中に
おいてブランク材に対するしわ抑え力の大きさを変化さ
せることのできるプレス成形用金型装置を提供すること
を解決課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、一方の金型
に配設したブランクホルダのホルダ側当接面と、他方の
金型に配設したダイのダイ側当接面との間にブランク材
の縁部を挟装保持し、この状態から前記一方の金型と前
記他方の金型とを相対的に近接移動させることにより、
該一方の金型に配設したパンチによって前記ブランク材
に絞り・張出し加工を施すようにしたプレス成形用金型
装置において、前記ホルダ側当接面および前記ダイ側当
接面のいずれか一方に対して出没し、かつ当該一方の当
接面から突出した場合にブランク材の縁部に係合する進
退ビード部材を設けている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図2は、本発明に係
るプレス用金型装置の一実施形態を概念的に示したもの
である。ここで例示する金型装置は、上型(金型)10
に配設したダイ11の成形用凹部12と、下型(金型)
20に配設したパンチ21との間においてブランク材B
に絞り・張出し加工を加え、図3に示すような四輪自動
車用ボディサイドパネル等の複雑な形状を呈する成形品
Wを成形する場合に適用するもので、図2に示すよう
に、上記ダイ11における成形用凹部12の周囲に設け
たダイ側当接面13の所定箇所に固定ビード14を有し
ているとともに、上記パンチ21の周囲に配設したブラ
ンクホルダ22のホルダ側当接面23に固定ビード収容
部24を有している。
【0011】固定ビード14は、ダイ側当接面13から
下方に突出する態様で上記ダイ11に一体に形成したも
ので、成形品Wにおいて成形用凹部12へのブランク材
Bの流入量を制限すべき箇所の外周部に配置している。
【0012】固定ビード収容部24は、上記固定ビード
14を収容するに十分な大きさの凹状に形成したもの
で、各固定ビード14に対向する部位に配置している。
【0013】また、上記金型装置は、上記ブランクホル
ダ22のホルダ側当接面23において上記固定ビード収
容部24よりも外周に位置する部位の一部にビード挿通
孔25を有しているとともに、上記ダイ11のダイ側当
接面13に進退ビード収容部15を有している。
【0014】ビード挿通孔25は、成形品Wの成形途中
において成形用凹部12へのブランク材Bの流入量を制
限すべき箇所の外周部に形成したもので、鉛直上下方向
に沿う態様で上記ブランクホルダ22を貫通している。
図からも明らかなように、このビード挿通孔25は、ブ
ランクホルダ22のホルダ側当接面23に形成した上部
開口25aがその底面の下部開口25bよりも小さく形
成しており、内部に進退ビード部材26を収容してい
る。
【0015】進退ビード部材26は、その先端部の板厚
が上記ブランクホルダ22の上部開口25aよりも僅か
に小さく、かつその基端部の板厚が上記ブランクホルダ
22の下部開口25bよりも僅かに小さく構成してお
り、その先端部を鉛直上方に向けた状態で、下型20か
ら立設した柱状部27の上端面に着脱可能に保持され、
該柱状部27を通じて上記パンチ21に接続している。
図2(a)に示すように、この進退ビード部材26は、
上記ブランクホルダ22が下型20に対して上動位置に
占位している場合にその先端部が該ブランクホルダ22
の内部に没入し、一方、図2(b)に示すように、上記
ブランクホルダ22が下型20に対して最下動位置に占
位している場合にその先端部がホルダ側当接面23から
僅かに突出する長さを有している。
【0016】進退ビード収容部15は、ホルダ側当接面
23から突出した進退ビード部材26の先端部を収容す
るに十分な大きさの凹状に形成したもので、上記ビード
挿通孔25の上部開口25aに対向する部位に配置して
いる。
【0017】上記のように構成したプレス成形用金型装
置では、図2(a)に示すように、下型20に対して上
型10を上動させ、かつクッションピン30によってブ
ランクホルダ22をその上動位置に占位させた状態で、
これら上型10および下型20の間にブランク材Bが供
給される。
【0018】この状態から下型20に対して上型10が
下動すると、図1(a)に示すように、まず、ブランク
材Bの縁部がダイ11のダイ側当接面13とブランクホ
ルダ22のホルダ側当接面23との間に挟装保持され
る。このとき、進退ビード部材26の先端部がブランク
ホルダ22の内部に没入された状態にあるため、上記ブ
ランク材Bの縁部には、ダイ側当接面13に形成した固
定ビード収容部24とホルダ側当接面23に形成した固
定ビード14とによるしわ抑え力が発生することにな
る。
【0019】この状態から下型20に対する上型10の
下動が進行すると、該上型10の下動に伴ってブランク
ホルダ22が下型20に対して下動し、図1(b)に示
すように、やがてパンチ21の先端部がブランク材Bに
当接することによって、当該ブランク材Bに対する絞り
・張出し加工が開始される。この図1(b)に示す状態
にある場合にも、先に図1(a)に示した場合と同様
に、進退ビード部材26の先端部がブランクホルダ22
の内部に没入されたままであるため、上述したブランク
材Bに対する絞り・張出し加工は、その縁部に固定ビー
ド収容部24と固定ビード14によるしわ抑え力が作用
した状態で進行することになる。
【0020】さらに、下型20に対する上型10の下動
が進行すると、図1(c)に示すように、進退ビード部
材26の先端部がブランクホルダ22のホルダ側当接面
23から突出し、該進退ビード部材26が進退ビード収
容部15の内部に侵入する際にブランク材Bの縁部に曲
げ加工を施す。
【0021】この状態においては、絞り・張出し加工の
進行に伴ってブランク材Bが上型10の成形用凹部12
へ流入する際に、上記進退ビード部材26の突出によっ
て曲げられた箇所に曲げ延ばしが必要となるため、当該
曲げられた箇所が抵抗となって上記成形用凹部12への
流入量を制限することになり、この結果、ブランク材B
の縁部に対して、固定ビード収容部24と固定ビード1
4とに起因するものに、さらに進退ビード部材26と進
退ビード収容部15とに起因するものを加えた大きさの
しわ抑え力が作用する。
【0022】したがって、上記プレス用金型装置によれ
ば、成形途中からブランク材Bの縁部に作用するしわ抑
え力が増大することになり、割れおよびしわのいずれを
も発生させることなく、当該ブランク材Bに対して絞り
・張出し加工を行うことができるようになる。
【0023】しかも、ホルダ側当接面23から進退ビー
ド部材26を突出させるタイミングは、該進退ビード部
材26の長さに起因しているため、この長さを適宜変更
することによって容易に調節することが可能である。
【0024】なお、上述した実施の形態では、上型にダ
イを配設する一方、下型にパンチおよびブランクホルダ
を配設した金型装置を例示しているが、逆の態様の金型
装置にももちろん適用することが可能である。また、ダ
イ側当接面およびホルダ側当接面に固定ビードおよび固
定ビード収容部を設けているが、これら固定ビードおよ
び固定ビード収容部は必ずしも設ける必要はない。な
お、固定ビードおよび固定ビード収容部を設ける場合に
上述した実施の形態では、進退ビード部材を配設した金
型に固定ビード収容部を設けるとともに、進退ビード収
容部を配設した金型に固定ビードを設けているが、この
逆の態様で固定ビードおよび固定ビード収容部を設けて
も構わない。
【0025】また、上述した実施の形態では、ホルダ側
当接面に対して進退ビード部材を出没可能に配設してい
るが、ダイ側当接面に対して進退ビード部材を出没可能
に配設しても構わない。なお、ホルダ側当接面に対して
進退ビード部材を出没可能に配設する場合に上述した実
施の形態では、ブランクホルダにおけるホルダ側当接面
に対応する部位に金型の移動方向に沿う態様でビード挿
通孔を貫設し、該ビード挿通孔を通じて上記進退ビード
部材の基端部をパンチに接続しているため、特別なアク
チュエータを要することなく当該進退ビード部材をホル
ダ側当接面から出没させることが可能であるが、本発明
ではこれに限定されない。
【0026】さらに、上述した実施の形態では、進退ビ
ード部材および進退ビード収容部によってブランク材の
縁部に単純な曲げ加工を施すようにしているが、従前の
固定ビードおよび固定ビード収容部と同様に、ブランク
材の縁部に凹凸を形成するようにしてももちろん構わな
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
進退ビード部材を適宜出没させることによって任意の成
形段階からしわ抑え力を変化させることができるため、
割れおよびしわの双方を発生させることなく、ブランク
材に対して絞り・張出し加工を施すことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレス成形用金型装置の一実施形
態を概念的に示したもので、加工進行状態を順に示した
要部断面図である。
【図2】図1に示したプレス成形用金型装置の全体を概
念的に示したもので、(a)は一対の金型が互いに開成
した状態を示す側面図、(b)は一対の金型が互いに閉
塞した状態を示す側面図である。
【図3】図1に示したプレス用金型装置の成形対象を例
示した斜視図である。
【図4】従来のプレス用金型装置において加工進行状態
を順に示した断面図である。
【符号の説明】
10…上型 11…ダイ 13…ダイ側当接面 15…進退ビード収容部 20…下型 21…パンチ 22…ブランクホルダ 23…ホルダ側当接面 25…ビード挿通孔 26…進退ビード部材 B…ブランク材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の金型に配設したブランクホルダの
    ホルダ側当接面と、他方の金型に配設したダイのダイ側
    当接面との間にブランク材の縁部を挟装保持し、この状
    態から前記一方の金型と前記他方の金型とを相対的に近
    接移動させることにより、該一方の金型に配設したパン
    チによって前記ブランク材に絞り・張出し加工を施すよ
    うにしたプレス成形用金型装置において、 前記ホルダ側当接面および前記ダイ側当接面のいずれか
    一方に対して出没し、かつ当該一方の当接面から突出し
    た場合にブランク材の縁部に係合する進退ビード部材を
    設けたことを特徴とするプレス成形用金型装置。
  2. 【請求項2】 前記ブランク材に対する絞り・張出し加
    工が予設定した状態に達した際に、前記進退ビード部材
    を前記一方の当接面から突出させることを特徴とする請
    求項1記載のプレス成形用金型装置。
  3. 【請求項3】 前記ブランクホルダにおける前記ホルダ
    側当接面に対応する部位に前記金型の移動方向に沿う態
    様でビード挿通孔を貫設し、該ビード挿通孔を通じて前
    記進退ビード部材の基端部を前記一方の金型に保持させ
    るとともに、 前記ダイ側当接面における前記ビード挿通孔に対向する
    部位に進退ビード収容部を形成し、 この進退ビード収容部と前記ビード挿通孔を通じて前記
    ホルダ側当接面から突出した進退ビード部材との間にお
    いてブランク材の縁部を挟装保持することを特徴とする
    請求項1記載のプレス成形用金型装置。
JP8202122A 1996-07-31 1996-07-31 プレス成形用金型装置 Pending JPH1043820A (ja)

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