JPH1043824A - 斜め方向つば状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方法および結合構造 - Google Patents
斜め方向つば状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方法および結合構造Info
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- JPH1043824A JPH1043824A JP22057796A JP22057796A JPH1043824A JP H1043824 A JPH1043824 A JP H1043824A JP 22057796 A JP22057796 A JP 22057796A JP 22057796 A JP22057796 A JP 22057796A JP H1043824 A JPH1043824 A JP H1043824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被加工部材1の筒状部に、斜め方向に広がる
斜め方向つば状部4を形成する。また、このようなつば
状部を利用して被加工部材と相手部材とを結合する。 【解決手段】 被加工部材1の筒状部を、該筒状部のう
ちの、斜め環状部分1aおよび外側に変形する虞のない
部分以外は外側に変形できないように拘束した状態で、
該筒状部に軸方向に圧縮力を作用させる。これにより、
斜め環状部分1aが二重に折れ重なって外側ににつば状
に広がるように塑性変形し、斜め方向つば状部4が形成
される。また、相手部材に設けられた結合穴に筒状部を
挿通し、筒状部に形成した2つの斜め方向つば状部によ
り相手部材を挟むか、または斜め方向つば状部と筒状部
の他の部分に形成された塑性変形部とで相手部材を挟む
ことにより、被加工部材と相手部材とを結合できる。
斜め方向つば状部4を形成する。また、このようなつば
状部を利用して被加工部材と相手部材とを結合する。 【解決手段】 被加工部材1の筒状部を、該筒状部のう
ちの、斜め環状部分1aおよび外側に変形する虞のない
部分以外は外側に変形できないように拘束した状態で、
該筒状部に軸方向に圧縮力を作用させる。これにより、
斜め環状部分1aが二重に折れ重なって外側ににつば状
に広がるように塑性変形し、斜め方向つば状部4が形成
される。また、相手部材に設けられた結合穴に筒状部を
挿通し、筒状部に形成した2つの斜め方向つば状部によ
り相手部材を挟むか、または斜め方向つば状部と筒状部
の他の部分に形成された塑性変形部とで相手部材を挟む
ことにより、被加工部材と相手部材とを結合できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状部を有する部
材の前記筒状部に、斜め方向に広がる斜め方向つば状部
を形成する斜め方向つば状部形成方法、該方法によって
形成される斜め方向つば状部を有する部材、前記斜め方
向つば状部形成方法を利用した結合方法および結合構造
に関する。
材の前記筒状部に、斜め方向に広がる斜め方向つば状部
を形成する斜め方向つば状部形成方法、該方法によって
形成される斜め方向つば状部を有する部材、前記斜め方
向つば状部形成方法を利用した結合方法および結合構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属材料からなる筒状部を有
する部材の前記筒状部に軸方向に圧縮力を作用させるこ
とにより、該筒状部の周壁の一部を二重に折れ重なって
外側に広がるように塑性変形させてつば状部を形成する
技術は知られている。
する部材の前記筒状部に軸方向に圧縮力を作用させるこ
とにより、該筒状部の周壁の一部を二重に折れ重なって
外側に広がるように塑性変形させてつば状部を形成する
技術は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、前記つば状部を筒状部の軸線に対し垂直方向
に広がるようにしか加工することができず、筒状部の軸
線に対し斜め方向に広がるつば状部を加工することはで
きないという問題があった。
おいては、前記つば状部を筒状部の軸線に対し垂直方向
に広がるようにしか加工することができず、筒状部の軸
線に対し斜め方向に広がるつば状部を加工することはで
きないという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の事情に鑑みて
なされたもので、本発明の一つの目的は、筒状部の軸線
に対し斜め方向に広がる斜め方向つば状部を形成するこ
とができる斜め方向つば状部形成方法を提供することに
ある。
なされたもので、本発明の一つの目的は、筒状部の軸線
に対し斜め方向に広がる斜め方向つば状部を形成するこ
とができる斜め方向つば状部形成方法を提供することに
ある。
【0005】本発明の他の目的は、前記斜め方向つば状
部形成方法によって作成される斜め方向つば状部を有す
る部材を提供することにある。
部形成方法によって作成される斜め方向つば状部を有す
る部材を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、前記斜め方向つば状
部形成方法を利用した結合方法および結合構造を提供す
ることにある。
部形成方法を利用した結合方法および結合構造を提供す
ることにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、以下の説明か
ら明らかになろう。
ら明らかになろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の斜め方向つば状
部形成方法においては、被加工部材の筒状部を該筒状部
のうちの斜め方向つば状部を形成することとなる斜め環
状部分および外側に変形する虞のない部分以外は外側に
変形できないように拘束した状態で、該筒状部に軸方向
に圧縮力を作用させる。これにより、前記斜め環状部分
が二重に折れ重なって外側かつ前記筒状部の軸方向に対
し斜め方向につば状に広がるように塑性変形し、斜め方
向つば状部が形成される。
部形成方法においては、被加工部材の筒状部を該筒状部
のうちの斜め方向つば状部を形成することとなる斜め環
状部分および外側に変形する虞のない部分以外は外側に
変形できないように拘束した状態で、該筒状部に軸方向
に圧縮力を作用させる。これにより、前記斜め環状部分
が二重に折れ重なって外側かつ前記筒状部の軸方向に対
し斜め方向につば状に広がるように塑性変形し、斜め方
向つば状部が形成される。
【0009】本発明の結合方法および結合構造において
は、筒状部を有する被加工部材に対し結合されるべき相
手部材に前記筒状部を挿通可能な結合穴を設け、この結
合穴に筒状部を挿通するとともに、筒状部に前記斜め方
向つば状部形成方法により形成した2つの斜め方向つば
状部により前記相手部材を挟むか、または前記斜め方向
つば状部形成方法により形成した斜め方向つば状部と筒
状部の他の部分に形成された塑性変形部とで相手部材を
挟んで被加工部材と相手部材とを結合する。
は、筒状部を有する被加工部材に対し結合されるべき相
手部材に前記筒状部を挿通可能な結合穴を設け、この結
合穴に筒状部を挿通するとともに、筒状部に前記斜め方
向つば状部形成方法により形成した2つの斜め方向つば
状部により前記相手部材を挟むか、または前記斜め方向
つば状部形成方法により形成した斜め方向つば状部と筒
状部の他の部分に形成された塑性変形部とで相手部材を
挟んで被加工部材と相手部材とを結合する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
説明する。
説明する。
【0011】
【実施例】図1〜5は、本発明の斜め方向つば状部形成
方法の第一実施例を示す。本実施例は、被加工部材1と
して金属材料からなる丸パイプ材を用いた例であり、し
たがって、本実施例においては被加工部材1全体が筒状
部をなしている。また、本実施例においては、それぞれ
1個ずつの下側金型(第一の金型)2および上側金型
(第二の金型)3を使用して被加工部材1に斜め方向つ
ば状部4を形成する。
方法の第一実施例を示す。本実施例は、被加工部材1と
して金属材料からなる丸パイプ材を用いた例であり、し
たがって、本実施例においては被加工部材1全体が筒状
部をなしている。また、本実施例においては、それぞれ
1個ずつの下側金型(第一の金型)2および上側金型
(第二の金型)3を使用して被加工部材1に斜め方向つ
ば状部4を形成する。
【0012】前記下側金型2は、下側金型本体5と、筒
状部支持体6と、1対のガイドポスト7とを有してな
る。前記筒状部支持体6は中空円筒状をなしており、下
側金型本体5の上面側中央部に鉛直方向に設けられた穴
8に嵌合された状態で該本体5に鉛直方向に固定されて
いる。この筒状部支持体6の上端は下側金型本体5の上
面5aより上方に突出されている。前記筒状部支持体6
の中空部の上端付近部は筒状部収容穴9を構成してお
り、この筒状部収容穴9の径は該筒状部支持体6の中空
部の他の部分の径よりやや拡大されており、この筒状部
収容穴9を構成する部分と前記中空部の他の部分との間
には段部10が形成されている。前記筒状部支持体6の
上端は斜めに切断されており、これにより筒状部収容穴
9の開口端は斜めに形成されている。前記下側金型本体
5には、筒状部支持体6を間に挟む互いに180度をな
す位置において、前記ガイドポスト7が鉛直方向に固定
されており、該本体5の上面5aから上方に突出してい
る。
状部支持体6と、1対のガイドポスト7とを有してな
る。前記筒状部支持体6は中空円筒状をなしており、下
側金型本体5の上面側中央部に鉛直方向に設けられた穴
8に嵌合された状態で該本体5に鉛直方向に固定されて
いる。この筒状部支持体6の上端は下側金型本体5の上
面5aより上方に突出されている。前記筒状部支持体6
の中空部の上端付近部は筒状部収容穴9を構成してお
り、この筒状部収容穴9の径は該筒状部支持体6の中空
部の他の部分の径よりやや拡大されており、この筒状部
収容穴9を構成する部分と前記中空部の他の部分との間
には段部10が形成されている。前記筒状部支持体6の
上端は斜めに切断されており、これにより筒状部収容穴
9の開口端は斜めに形成されている。前記下側金型本体
5には、筒状部支持体6を間に挟む互いに180度をな
す位置において、前記ガイドポスト7が鉛直方向に固定
されており、該本体5の上面5aから上方に突出してい
る。
【0013】前記上側金型3は、上側金型本体11と、
筒状部支持体12と、ピン13を有してなる。前記筒状
部支持体12は中空円筒状をなしており、上側金型本体
11の下面側中央部に鉛直方向に設けられた穴14に嵌
合された状態で該本体11に鉛直方向に固定されてい
る。この筒状部支持体12の下端は上側金型本体11の
下面11aより下方に突出されている。前記筒状部支持
体12の中空部の下端付近部は筒状部収容穴15を構成
しており、この筒状部収容穴15の径は該筒状部支持体
12の中空部の他の部分の径よりやや拡大されており、
この筒状部収容穴15を構成する部分と前記中空部の他
の部分との間には段部16が形成されている。前記筒状
部支持体12の下端は斜めに切断されており、これによ
り筒状部収容穴15の開口端は斜めに形成されている。
前記ピン13は、筒状部支持体12の中空部のうちの筒
状部収容穴15を構成しない小径の部分に嵌合された状
態で筒状部支持体12に固定されており、このピン13
の下端は筒状部支持体12の下端より下方に突出されて
いる。前記ピン13の周面と筒状部収容穴15の壁面と
の間には被加工部材1の肉厚に対応する間隙が形成され
ている。前記上側金型本体11の下面11a側の、ガイ
ドポスト7に対応する位置には、1対のガイド穴17が
鉛直方向に設けられている。
筒状部支持体12と、ピン13を有してなる。前記筒状
部支持体12は中空円筒状をなしており、上側金型本体
11の下面側中央部に鉛直方向に設けられた穴14に嵌
合された状態で該本体11に鉛直方向に固定されてい
る。この筒状部支持体12の下端は上側金型本体11の
下面11aより下方に突出されている。前記筒状部支持
体12の中空部の下端付近部は筒状部収容穴15を構成
しており、この筒状部収容穴15の径は該筒状部支持体
12の中空部の他の部分の径よりやや拡大されており、
この筒状部収容穴15を構成する部分と前記中空部の他
の部分との間には段部16が形成されている。前記筒状
部支持体12の下端は斜めに切断されており、これによ
り筒状部収容穴15の開口端は斜めに形成されている。
前記ピン13は、筒状部支持体12の中空部のうちの筒
状部収容穴15を構成しない小径の部分に嵌合された状
態で筒状部支持体12に固定されており、このピン13
の下端は筒状部支持体12の下端より下方に突出されて
いる。前記ピン13の周面と筒状部収容穴15の壁面と
の間には被加工部材1の肉厚に対応する間隙が形成され
ている。前記上側金型本体11の下面11a側の、ガイ
ドポスト7に対応する位置には、1対のガイド穴17が
鉛直方向に設けられている。
【0014】前記下側金型2および上側金型3は、両者
の軸線を一致させてそれぞれプレス機械(図示せず)に
取り付けられる。また、このとき、下側金型2および上
側金型3は、筒状部支持体6の上端および筒状部支持体
12の下端が互いに同一方向に傾斜して互いに平行とな
るように角度を合わされる。被加工部材1は、図1に示
されるように、その下端側を下側金型2の筒状部収容穴
9に嵌合されて下側金型2にセットされる。
の軸線を一致させてそれぞれプレス機械(図示せず)に
取り付けられる。また、このとき、下側金型2および上
側金型3は、筒状部支持体6の上端および筒状部支持体
12の下端が互いに同一方向に傾斜して互いに平行とな
るように角度を合わされる。被加工部材1は、図1に示
されるように、その下端側を下側金型2の筒状部収容穴
9に嵌合されて下側金型2にセットされる。
【0015】次に上側金型3を下降して行くと、まず図
4のようにピン13が被加工部材1内に侵入するととも
に被加工部材1の上端側がピン13の周面と筒状部収容
穴15の壁面との間の間隙に侵入し、やがて被加工部材
1の上端が上側金型3の段部16に当接する。この状態
では、被加工部材1のうちの下側金型2の筒状部収容穴
9内および上側金型3の筒状部収容穴15に収容されて
いる部分は、筒状部収容穴9および15の壁面により外
側に変形できないように拘束された状態となっている一
方、筒状部収容穴9および15内に収容されていない被
加工部材1の中間部の斜め環状部分1aは外側に変形可
能な状態となっている。また、ピン13が被加工部材1
内に侵入していることにより、被加工部材1全体が内側
には変形できないように拘束されている。
4のようにピン13が被加工部材1内に侵入するととも
に被加工部材1の上端側がピン13の周面と筒状部収容
穴15の壁面との間の間隙に侵入し、やがて被加工部材
1の上端が上側金型3の段部16に当接する。この状態
では、被加工部材1のうちの下側金型2の筒状部収容穴
9内および上側金型3の筒状部収容穴15に収容されて
いる部分は、筒状部収容穴9および15の壁面により外
側に変形できないように拘束された状態となっている一
方、筒状部収容穴9および15内に収容されていない被
加工部材1の中間部の斜め環状部分1aは外側に変形可
能な状態となっている。また、ピン13が被加工部材1
内に侵入していることにより、被加工部材1全体が内側
には変形できないように拘束されている。
【0016】次に、この状態から引き続き上側金型3を
下降して行くと、段部16が被加工部材1の上端を軸方
向に押圧するので、被加工部材1に軸方向に圧縮力が作
用され、斜め環状部分1aが全周に渡って外側に膨出し
て行き、最終的には、図5に示されるように、全周に渡
って二重に折れ重なって外側につば状に広がるように塑
性変形し、被加工部材1の軸方向に対し斜め方向に広が
る斜め方向つば状部4を形成する。
下降して行くと、段部16が被加工部材1の上端を軸方
向に押圧するので、被加工部材1に軸方向に圧縮力が作
用され、斜め環状部分1aが全周に渡って外側に膨出し
て行き、最終的には、図5に示されるように、全周に渡
って二重に折れ重なって外側につば状に広がるように塑
性変形し、被加工部材1の軸方向に対し斜め方向に広が
る斜め方向つば状部4を形成する。
【0017】図6,7および8は、このようにして斜め
方向つば状部4を形成された被加工部材1の正面図、平
面図および断面図をそれぞれ示している。
方向つば状部4を形成された被加工部材1の正面図、平
面図および断面図をそれぞれ示している。
【0018】なお、本実施例では、前記のように上側金
型3を下降して行くと、ガイドポスト7がガイド穴17
内に侵入して行き、上側金型3および下側金型2の芯が
互いにずれないようにする。
型3を下降して行くと、ガイドポスト7がガイド穴17
内に侵入して行き、上側金型3および下側金型2の芯が
互いにずれないようにする。
【0019】図9〜12は本発明の斜め方向つば状部形
成方法の第二実施例を示す。前記実施例においては、斜
め方向つば状部形成後、被加工部材1の両側に筒状部が
残存するようになっているが、この実施例は、斜め方向
つば状部形成後、該つば状部の片側には筒状部が残存し
ないようにした例である。
成方法の第二実施例を示す。前記実施例においては、斜
め方向つば状部形成後、被加工部材1の両側に筒状部が
残存するようになっているが、この実施例は、斜め方向
つば状部形成後、該つば状部の片側には筒状部が残存し
ないようにした例である。
【0020】本実施例においては、上側金型3には筒状
部収容穴15が設けられていない。また、被加工部材1
の上端は斜めに切断されている(必ずしも斜めに切断さ
れていなくてもよいが、この上端が斜めに切断されてい
ない場合は、その後形成される斜め方向つば状部が不均
一な形状となる)。他の構成は前記実施例の場合と同様
である。
部収容穴15が設けられていない。また、被加工部材1
の上端は斜めに切断されている(必ずしも斜めに切断さ
れていなくてもよいが、この上端が斜めに切断されてい
ない場合は、その後形成される斜め方向つば状部が不均
一な形状となる)。他の構成は前記実施例の場合と同様
である。
【0021】本実施例では、被加工部材1を図9のよう
にセット後、上側金型3を下降して行くと、ピン13が
被加工部材1内に侵入し、やがて図10のように被加工
部材1の上端が上側金型3の筒状部支持体12の下端に
当接する。この状態では、被加工部材1のうちの下側金
型2の筒状部収容穴9内に収容されている部分は、筒状
部収容穴9の壁面により外側に変形できないように拘束
された状態となっている一方、筒状部収容穴9内に収容
されていない被加工部材1の中間部の斜め環状部分1a
は外側に変形可能な状態となっている。また、ピン13
が被加工部材1内に侵入していることにより、被加工部
材1全体が内側には変形できないように拘束されてい
る。
にセット後、上側金型3を下降して行くと、ピン13が
被加工部材1内に侵入し、やがて図10のように被加工
部材1の上端が上側金型3の筒状部支持体12の下端に
当接する。この状態では、被加工部材1のうちの下側金
型2の筒状部収容穴9内に収容されている部分は、筒状
部収容穴9の壁面により外側に変形できないように拘束
された状態となっている一方、筒状部収容穴9内に収容
されていない被加工部材1の中間部の斜め環状部分1a
は外側に変形可能な状態となっている。また、ピン13
が被加工部材1内に侵入していることにより、被加工部
材1全体が内側には変形できないように拘束されてい
る。
【0022】次に、この状態から引き続き上側金型3を
下降して行くと、筒状部支持体12の下端が被加工部材
1の上端を軸方向に押圧するので、被加工部材1に軸方
向に圧縮力が作用され、斜め環状部分1aが全周に渡っ
て外側に膨出して行き、最終的には、図11に示される
ように、全周に渡って二重に折れ重なって外側につば状
に広がるように塑性変形し、被加工部材1の軸方向に対
し斜め方向に広がる斜め方向つば状部4を形成する。
下降して行くと、筒状部支持体12の下端が被加工部材
1の上端を軸方向に押圧するので、被加工部材1に軸方
向に圧縮力が作用され、斜め環状部分1aが全周に渡っ
て外側に膨出して行き、最終的には、図11に示される
ように、全周に渡って二重に折れ重なって外側につば状
に広がるように塑性変形し、被加工部材1の軸方向に対
し斜め方向に広がる斜め方向つば状部4を形成する。
【0023】図12は、このようにして斜め方向つば状
部4を形成された被加工部材1の断面図を示している。
部4を形成された被加工部材1の断面図を示している。
【0024】図13〜図15は、本発明の斜め方向つば
状部形成方法の第三実施例を示す。本実施例も被加工部
材1として丸パイプを用いた例であり、したがって、本
実施例においても被加工部材1全体が筒状をなしてい
る。本実施例においては、左側金型(第一の金型)31
および右側金型(第二の金型)32を使用してかしめ作
業を行う。前記左側金型31および右側金型32はそれ
ぞれ上下2つに割られており、左側金型31は左上側金
型31aと左下側金型31bとからなり、右側金型32
は右上側金型32aと右下側金型32bとからなってい
る。前記左上側金型31aおよび右上側金型32aの下
面と左下側金型31bおよび右下側金型32bの上面に
は、いずれも横断面半円状で直線状に延びる筒状部収容
溝33,34,35,36がそれぞれ設けられている。
前記左上側金型31aおよび左下側金型31bの右端面
31cは、共通の1つの平面を構成する斜面とされてい
る。同様にして、前記右上側金型32aおよび右下側金
型32bの左端面32cは、前記左上側金型31aおよ
び左下側金型31bの右端面31cと平行な1つの共通
の平面を構成する斜面とされている。
状部形成方法の第三実施例を示す。本実施例も被加工部
材1として丸パイプを用いた例であり、したがって、本
実施例においても被加工部材1全体が筒状をなしてい
る。本実施例においては、左側金型(第一の金型)31
および右側金型(第二の金型)32を使用してかしめ作
業を行う。前記左側金型31および右側金型32はそれ
ぞれ上下2つに割られており、左側金型31は左上側金
型31aと左下側金型31bとからなり、右側金型32
は右上側金型32aと右下側金型32bとからなってい
る。前記左上側金型31aおよび右上側金型32aの下
面と左下側金型31bおよび右下側金型32bの上面に
は、いずれも横断面半円状で直線状に延びる筒状部収容
溝33,34,35,36がそれぞれ設けられている。
前記左上側金型31aおよび左下側金型31bの右端面
31cは、共通の1つの平面を構成する斜面とされてい
る。同様にして、前記右上側金型32aおよび右下側金
型32bの左端面32cは、前記左上側金型31aおよ
び左下側金型31bの右端面31cと平行な1つの共通
の平面を構成する斜面とされている。
【0025】図13は本実施例における金型31,32
および被加工部材1のセット状態を示しており、前記左
側金型31および右側金型32はそれぞれプレス機械
(図示せず)に取り付けられる。そして、被加工部材1
をその左端側において左上側金型31aの筒状部収容溝
33と左下側金型31bの筒状部収容溝35とで強く挟
み付ける(このとき、筒状部収容溝33,35は互いに
対向して1つの筒状部収容穴を形成する)一方、右端側
において右上側金型32aの筒状部収容溝34と右下側
金型32bの筒状部収容溝36とで強く挟み付ける(こ
のとき、筒状部収容溝34,36は互いに対向して1つ
の筒状部収容穴を形成する)。この状態では、被加工部
材1のうちの左側金型31および右側金型32により挟
まれている部分は、外側に変形できないように拘束され
た状態となっている一方、左側金型31および右側金型
32との間の斜め環状部分1aは外側に変形可能な状態
となっている。
および被加工部材1のセット状態を示しており、前記左
側金型31および右側金型32はそれぞれプレス機械
(図示せず)に取り付けられる。そして、被加工部材1
をその左端側において左上側金型31aの筒状部収容溝
33と左下側金型31bの筒状部収容溝35とで強く挟
み付ける(このとき、筒状部収容溝33,35は互いに
対向して1つの筒状部収容穴を形成する)一方、右端側
において右上側金型32aの筒状部収容溝34と右下側
金型32bの筒状部収容溝36とで強く挟み付ける(こ
のとき、筒状部収容溝34,36は互いに対向して1つ
の筒状部収容穴を形成する)。この状態では、被加工部
材1のうちの左側金型31および右側金型32により挟
まれている部分は、外側に変形できないように拘束され
た状態となっている一方、左側金型31および右側金型
32との間の斜め環状部分1aは外側に変形可能な状態
となっている。
【0026】以上のようなセットが終了したならば、前
記プレス機械により、左側金型31または(および)右
側金型32をこの両者が互いに近づくように水平方向に
移動させて行く。すると、被加工部材1に軸方向に圧縮
力が作用され、前記第一実施例の場合と同様にして斜め
環状部分1aが全周に渡って外側に膨出して行き、最終
的には、図14に示されるように、全周に渡って二重に
折れ重なって外側につば状に広がるように塑性変形し、
被加工部材1の軸方向に対し斜め方向に広がる斜め方向
つば状部4を形成する。
記プレス機械により、左側金型31または(および)右
側金型32をこの両者が互いに近づくように水平方向に
移動させて行く。すると、被加工部材1に軸方向に圧縮
力が作用され、前記第一実施例の場合と同様にして斜め
環状部分1aが全周に渡って外側に膨出して行き、最終
的には、図14に示されるように、全周に渡って二重に
折れ重なって外側につば状に広がるように塑性変形し、
被加工部材1の軸方向に対し斜め方向に広がる斜め方向
つば状部4を形成する。
【0027】なお、本実施例では、被加工部材1のうち
の左側金型31および右側金型32より外側の部分は、
径方向外側に変形できないように拘束されていないが、
これらの部分には圧縮力が作用しないので、径方向外側
に変形する虞はない。
の左側金型31および右側金型32より外側の部分は、
径方向外側に変形できないように拘束されていないが、
これらの部分には圧縮力が作用しないので、径方向外側
に変形する虞はない。
【0028】図16および17は、本発明の結合方法お
よび結合構造の第一実施例を示している。本実施例にお
いても被加工部材1として丸パイプ材が用いられてお
り、したがって、被加工部材1全体が筒状部をなしてい
る。本実施例においては、被加工部材1に対し結合され
るべき相手部材18はそれぞれ板状をなしており、被加
工部材1を挿通可能な結合穴19を適当な間隔でそれぞ
れ設けられている。
よび結合構造の第一実施例を示している。本実施例にお
いても被加工部材1として丸パイプ材が用いられてお
り、したがって、被加工部材1全体が筒状部をなしてい
る。本実施例においては、被加工部材1に対し結合され
るべき相手部材18はそれぞれ板状をなしており、被加
工部材1を挿通可能な結合穴19を適当な間隔でそれぞ
れ設けられている。
【0029】まず、図16に示すように、各被加工部材
1に前記各実施例と同様にして斜め方向つば状部4a,
4bを間隔を置いて形成し、しかる後に各相手部材18
の結合穴19に被加工部材1を挿通する。次に、図17
に示すように、各被加工部材1の結合穴19から突き出
た部分に前記各実施例と同様にして斜め方向つば状部4
c,4dを形成し、斜め方向つば状部4aと4c、4b
と4dとでそれぞれ相手部材18を挟んでかしめてい
る。
1に前記各実施例と同様にして斜め方向つば状部4a,
4bを間隔を置いて形成し、しかる後に各相手部材18
の結合穴19に被加工部材1を挿通する。次に、図17
に示すように、各被加工部材1の結合穴19から突き出
た部分に前記各実施例と同様にして斜め方向つば状部4
c,4dを形成し、斜め方向つば状部4aと4c、4b
と4dとでそれぞれ相手部材18を挟んでかしめてい
る。
【0030】このような結合方法および結合構造によれ
ば、溶接やねじ等を用いることなく、被加工部材1に対
して相手部材18を傾斜して結合することができ、例え
ば、階段や傾斜した柵等の構造物に適用するに好適であ
る。
ば、溶接やねじ等を用いることなく、被加工部材1に対
して相手部材18を傾斜して結合することができ、例え
ば、階段や傾斜した柵等の構造物に適用するに好適であ
る。
【0031】図18は、本発明の結合方法および結合構
造の第二実施例を示している。本実施例においては、各
被加工部材1に斜め方向つば状部4a,4bを形成し、
各相手部材18の結合穴19に被加工部材1を挿通した
後、各被加工部材1の結合穴19から突き出た部分を外
側に塑性変形し、この塑性変形部20aと斜め方向つば
状部4a、塑性変形部20bと斜め方向つば状部4bと
で、それぞれ相手部材18を挟んでかしめている。本実
施例においても、前記実施例と同様にして、溶接やねじ
等を用いることなく、被加工部材1に対して相手部材1
8を傾斜して結合することができる。
造の第二実施例を示している。本実施例においては、各
被加工部材1に斜め方向つば状部4a,4bを形成し、
各相手部材18の結合穴19に被加工部材1を挿通した
後、各被加工部材1の結合穴19から突き出た部分を外
側に塑性変形し、この塑性変形部20aと斜め方向つば
状部4a、塑性変形部20bと斜め方向つば状部4bと
で、それぞれ相手部材18を挟んでかしめている。本実
施例においても、前記実施例と同様にして、溶接やねじ
等を用いることなく、被加工部材1に対して相手部材1
8を傾斜して結合することができる。
【0032】図19〜22は、本発明の結合方法および
結合構造の第三実施例を示している。本実施例において
は、前記図1〜5の実施例の場合と同様の下側金型2、
上側金型3および被加工部材1を使用する。また、相手
部材18は平板状とされている。
結合構造の第三実施例を示している。本実施例において
は、前記図1〜5の実施例の場合と同様の下側金型2、
上側金型3および被加工部材1を使用する。また、相手
部材18は平板状とされている。
【0033】結合作業を行う際は、図19に示すよう
に、被加工部材1を相手部材18の結合穴19に挿通す
るとともに、被加工部材1の下端側を下側金型2の筒状
部支持穴10に嵌合する。そして、相手部材18は、適
当な手段(図示せず)により、筒状部支持体6の上端お
よび筒状部支持体12の下端と平行な状態でその位置を
固定されるようにし、また相手部材18と筒状部支持体
6の上端との間の距離および相手部材18と被加工部材
1の上端との間の距離を適当な大きさに設定しておく。
に、被加工部材1を相手部材18の結合穴19に挿通す
るとともに、被加工部材1の下端側を下側金型2の筒状
部支持穴10に嵌合する。そして、相手部材18は、適
当な手段(図示せず)により、筒状部支持体6の上端お
よび筒状部支持体12の下端と平行な状態でその位置を
固定されるようにし、また相手部材18と筒状部支持体
6の上端との間の距離および相手部材18と被加工部材
1の上端との間の距離を適当な大きさに設定しておく。
【0034】以上のようなセットが終了したならば、ま
ず、上側金型3を下降し、図20のようにピン13を被
加工部材1内に侵入させるとともに被加工部材1の上端
側をピン13の周面と筒状部収容穴15の壁面との間に
侵入させ、被加工部材1の上端を上側金型3の段部16
に当接させる。この状態では、被加工部材1のうちの下
側金型2の筒状部収容穴9内および上側金型3の筒状部
収容穴15に収容されている部分は、筒状部収容穴9お
よび15の壁面により外側に変形できないように拘束さ
れた状態となっている一方、被加工部材1のうちの、筒
状部収容穴9および15内に収容されていない相手部材
18の上下の斜め環状部分1e,1fは外側に変形可能
な状態となっている。また、ピン13が被加工部材1内
に侵入していることにより、被加工部材1全体が内側に
は変形できないように拘束されている。
ず、上側金型3を下降し、図20のようにピン13を被
加工部材1内に侵入させるとともに被加工部材1の上端
側をピン13の周面と筒状部収容穴15の壁面との間に
侵入させ、被加工部材1の上端を上側金型3の段部16
に当接させる。この状態では、被加工部材1のうちの下
側金型2の筒状部収容穴9内および上側金型3の筒状部
収容穴15に収容されている部分は、筒状部収容穴9お
よび15の壁面により外側に変形できないように拘束さ
れた状態となっている一方、被加工部材1のうちの、筒
状部収容穴9および15内に収容されていない相手部材
18の上下の斜め環状部分1e,1fは外側に変形可能
な状態となっている。また、ピン13が被加工部材1内
に侵入していることにより、被加工部材1全体が内側に
は変形できないように拘束されている。
【0035】次に、上側金型3をさらに下降させると同
時に下側金型2を上昇させ、段部10と段部16とで被
加工部材1をその両端から圧縮する。すると、前記図1
〜5の実施例の場合と同様に、被加工部材1に軸方向に
圧縮力が作用され、被加工部材1のうちの、相手部材1
8の上下の環状部1e,1fが実質的に同時にそれぞれ
全周に渡って二重に折れ重なって外側につば状に広がる
ように塑性変形し、図21のように被加工部材1の軸方
向に対し斜め方向に広がる斜め方向つば状部4e,4f
を形成し(実際には、つば状部4e,4fが完全には同
時に形成されず、いずれか一方が僅かに先に形成される
こともある)、相手部材18がこれらのつば状部4e,
4f間に挟まれてかしめられる。これにより、被加工部
材1と相手部材18とが強固に結合される。
時に下側金型2を上昇させ、段部10と段部16とで被
加工部材1をその両端から圧縮する。すると、前記図1
〜5の実施例の場合と同様に、被加工部材1に軸方向に
圧縮力が作用され、被加工部材1のうちの、相手部材1
8の上下の環状部1e,1fが実質的に同時にそれぞれ
全周に渡って二重に折れ重なって外側につば状に広がる
ように塑性変形し、図21のように被加工部材1の軸方
向に対し斜め方向に広がる斜め方向つば状部4e,4f
を形成し(実際には、つば状部4e,4fが完全には同
時に形成されず、いずれか一方が僅かに先に形成される
こともある)、相手部材18がこれらのつば状部4e,
4f間に挟まれてかしめられる。これにより、被加工部
材1と相手部材18とが強固に結合される。
【0036】図22は、このようにして結合結合された
被加工部材1と相手部材18の断面図を示している。
被加工部材1と相手部材18の断面図を示している。
【0037】なお、本実施例においても、前記のように
上側金型3を下降して行くと、ガイドポスト7がガイド
穴17内に侵入して行き、上側金型3および下側金型2
の芯が互いにずれないようにする。
上側金型3を下降して行くと、ガイドポスト7がガイド
穴17内に侵入して行き、上側金型3および下側金型2
の芯が互いにずれないようにする。
【0038】本実施例のように被加工部材1の筒状部に
2つの斜め方向つば状部を実質的に同時に形成し、これ
らのつば状部で相手部材を挟むようにすれば、結合作業
の作業能率を非常に高くすることができる。
2つの斜め方向つば状部を実質的に同時に形成し、これ
らのつば状部で相手部材を挟むようにすれば、結合作業
の作業能率を非常に高くすることができる。
【0039】図23および24は、本発明の結合方法お
よび結合構造の第四実施例を示す。本実施例において
は、前記図13〜15の実施例の場合と同様の左側金型
31、右側金型32および被加工部材1を使用してい
る。また、相手部材18は図19〜22の実施例と同様
に平板状とされており、かつその中心部に被加工部材1
を挿通可能な結合穴19を貫通されている。
よび結合構造の第四実施例を示す。本実施例において
は、前記図13〜15の実施例の場合と同様の左側金型
31、右側金型32および被加工部材1を使用してい
る。また、相手部材18は図19〜22の実施例と同様
に平板状とされており、かつその中心部に被加工部材1
を挿通可能な結合穴19を貫通されている。
【0040】結合作業を行う際には、被加工部材1を相
手部材18の結合穴19に挿通するとともに、図23に
示すように、相手部材18の左側において被加工部材1
を左上側金型31aの筒状部収容溝33と左下側金型3
1bの筒状部収容溝35とで強く挟み付ける一方、相手
部材18の右側において被加工部材1を右上側金型32
aの筒状部収容溝34と右下側金型32bの筒状部収容
溝36とで強く挟み付ける。そして、相手部材18は、
適当な手段により、左上側金型31の右端面31cおよ
び右上側金型32の左端面32cと平行な状態でその位
置を固定されるようにするとともに、相手部材18と左
側金型31との間の距離および相手部材18と右側金型
32との間の距離を適当な大きさに設定しておく。この
状態では、被加工部材1のうちの左側金型31および右
側金型32により挟まれている部分は、外側に変形でき
ないように拘束された状態となっている一方、左側金型
31と相手部材18との間における相手部材18の左の
斜め環状部分1eおよび右の斜め環状部分1fは外側に
変形可能な状態となっている。
手部材18の結合穴19に挿通するとともに、図23に
示すように、相手部材18の左側において被加工部材1
を左上側金型31aの筒状部収容溝33と左下側金型3
1bの筒状部収容溝35とで強く挟み付ける一方、相手
部材18の右側において被加工部材1を右上側金型32
aの筒状部収容溝34と右下側金型32bの筒状部収容
溝36とで強く挟み付ける。そして、相手部材18は、
適当な手段により、左上側金型31の右端面31cおよ
び右上側金型32の左端面32cと平行な状態でその位
置を固定されるようにするとともに、相手部材18と左
側金型31との間の距離および相手部材18と右側金型
32との間の距離を適当な大きさに設定しておく。この
状態では、被加工部材1のうちの左側金型31および右
側金型32により挟まれている部分は、外側に変形でき
ないように拘束された状態となっている一方、左側金型
31と相手部材18との間における相手部材18の左の
斜め環状部分1eおよび右の斜め環状部分1fは外側に
変形可能な状態となっている。
【0041】以上のようなセットが終了したならば、前
記プレス機械により、左側金型31および右側金型32
を同時に相手部材18に向って水平方向に移動させて行
く。すると、被加工部材1のうちの結合穴19の縁に囲
まれている部分は、該結合穴19の縁に拘束されること
により、外側に膨出することはできないが、その左右の
環状部分1e,1fは外側への変形を拘束されていない
ので、それぞれ同時に全周に渡って二重に折れ重なって
外側につば状に広がるように塑性変形し、図24のよう
に被加工部材1の軸方向に対し斜め方向に広がる斜め方
向つば状部4e,4fを形成し(実際には、つば状部4
e,4fが完全には同時に形成されず、いずれか一方が
僅かに先に形成されることもある)、相手部材18がこ
れらのつば状部4e,4f間に挟まれてかしめられる。
これにより、被加工部材1と相手部材18とが強固に結
合される。
記プレス機械により、左側金型31および右側金型32
を同時に相手部材18に向って水平方向に移動させて行
く。すると、被加工部材1のうちの結合穴19の縁に囲
まれている部分は、該結合穴19の縁に拘束されること
により、外側に膨出することはできないが、その左右の
環状部分1e,1fは外側への変形を拘束されていない
ので、それぞれ同時に全周に渡って二重に折れ重なって
外側につば状に広がるように塑性変形し、図24のよう
に被加工部材1の軸方向に対し斜め方向に広がる斜め方
向つば状部4e,4fを形成し(実際には、つば状部4
e,4fが完全には同時に形成されず、いずれか一方が
僅かに先に形成されることもある)、相手部材18がこ
れらのつば状部4e,4f間に挟まれてかしめられる。
これにより、被加工部材1と相手部材18とが強固に結
合される。
【0042】なお、前記各実施例においては、被加工部
材1全体が筒状部をなしているが、本発明においては、
被加工部材の一部のみが筒状部をなしており、この筒状
部に斜め方向つば状部を形成するようにしてもよい。
材1全体が筒状部をなしているが、本発明においては、
被加工部材の一部のみが筒状部をなしており、この筒状
部に斜め方向つば状部を形成するようにしてもよい。
【0043】また、前記各実施例においては、被加工部
材(筒状部)が横断面円形の丸パイプ状とされている
が、本発明においては、筒状部が横断面四角形等の横断
面円形以外の断面形状をなしていてもよい。
材(筒状部)が横断面円形の丸パイプ状とされている
が、本発明においては、筒状部が横断面四角形等の横断
面円形以外の断面形状をなしていてもよい。
【0044】また、前記結合方法および結合構造の実施
例おいては、相手部材は平板状の部材とされているが、
本発明においては相手部材は平板状以外の部材であって
もよく、例えば、相手部材も筒状の部材とし、この筒状
の部材に設けられた結合穴に被加工部材の筒状部を挿通
するとともに、該筒状部に形成した斜め方向つば状部に
より両者を結合してもよい。
例おいては、相手部材は平板状の部材とされているが、
本発明においては相手部材は平板状以外の部材であって
もよく、例えば、相手部材も筒状の部材とし、この筒状
の部材に設けられた結合穴に被加工部材の筒状部を挿通
するとともに、該筒状部に形成した斜め方向つば状部に
より両者を結合してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明による斜め方向つば
状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方
法および結合構造は、(イ)筒状部の軸線に対し斜め方
向に広がる斜め方向つば状部を形成することができる、
(ロ)溶接やねじ等を用いることなく、被加工部材に対
して相手部材を傾斜して結合することができる、等の優
れた効果を得られる。
状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方
法および結合構造は、(イ)筒状部の軸線に対し斜め方
向に広がる斜め方向つば状部を形成することができる、
(ロ)溶接やねじ等を用いることなく、被加工部材に対
して相手部材を傾斜して結合することができる、等の優
れた効果を得られる。
【図1】本発明の斜め方向つば状部形成方法の第一実施
例における金型および被加工部材を加工前のセット状態
において示す断面図である。
例における金型および被加工部材を加工前のセット状態
において示す断面図である。
【図2】図1の下側金型を示す平面図である。
【図3】図1の上側金型を示す底面図である。
【図4】前記斜め方向つば状部形成方法の第一実施例に
おける金型および被加工部材を、被加工部材への圧縮力
作用開始時の状態において示す断面図である。
おける金型および被加工部材を、被加工部材への圧縮力
作用開始時の状態において示す断面図である。
【図5】前記第一実施例における金型および被加工部材
を、斜め方向つば状部形成完了時の状態において示す断
面図である。
を、斜め方向つば状部形成完了時の状態において示す断
面図である。
【図6】前記第一実施例により斜め方向つば状部を形成
された被加工部材を示す平面図である。
された被加工部材を示す平面図である。
【図7】前記第一実施例により斜め方向つば状部を形成
された被加工部材を示す正面図である。
された被加工部材を示す正面図である。
【図8】前記第一実施例により斜め方向つば状部を形成
された被加工部材を示す断面図である。
された被加工部材を示す断面図である。
【図9】本発明の斜め方向つば状部形成方法の第二の実
施例における金型および被加工部材を加工前のセット状
態において示す断面図である。
施例における金型および被加工部材を加工前のセット状
態において示す断面図である。
【図10】前記第二の実施例における金型および被加工
部材を、被加工部材への圧縮力作用開始時の状態におい
て示す断面図である。
部材を、被加工部材への圧縮力作用開始時の状態におい
て示す断面図である。
【図11】前記第二実施例における金型および被加工部
材を、斜め方向つば状部形成完了時の状態において示す
断面図である。
材を、斜め方向つば状部形成完了時の状態において示す
断面図である。
【図12】前記第二実施例により斜め方向つば状部を形
成された被加工部材を示す断面図である。
成された被加工部材を示す断面図である。
【図13】本発明の斜め方向つば状部形成方法の第三実
施例における金型および被加工部材を加工前のセット状
態において示す断面図である。
施例における金型および被加工部材を加工前のセット状
態において示す断面図である。
【図14】前記第三実施例における金型および被加工部
材を、斜め方向つば状部形成完了時の状態において示す
断面図である。
材を、斜め方向つば状部形成完了時の状態において示す
断面図である。
【図15】図13のXV−XV線における断面図であ
る。
る。
【図16】本発明の結合方法および結合構造の第一実施
例の、結合作業途中の状態を示す断面図である。
例の、結合作業途中の状態を示す断面図である。
【図17】前記結合方法および結合構造の第一実施例
の、結合作業完了後の状態を示す断面図である。
の、結合作業完了後の状態を示す断面図である。
【図18】本発明の結合方法および結合構造の第二実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図19】本発明の結合方法および結合構造の第三実施
例における金型、被加工部材および相手部材を加工前の
セット状態において示す断面図である。
例における金型、被加工部材および相手部材を加工前の
セット状態において示す断面図である。
【図20】前記結合方法および結合構造の第三実施例に
おける金型、被加工部材および相手部材を、被加工部材
への圧縮力作用開始時の状態において示す断面図であ
る。
おける金型、被加工部材および相手部材を、被加工部材
への圧縮力作用開始時の状態において示す断面図であ
る。
【図21】前記結合方法および結合構造の第三実施例に
おける金型、被加工部材および相手部材を、斜め方向つ
ば状部形成完了時の状態において示す断面図である。
おける金型、被加工部材および相手部材を、斜め方向つ
ば状部形成完了時の状態において示す断面図である。
【図22】前記結合方法および結合構造の第三実施例に
より結合された被加工部材および相手部材を示す断面図
である。
より結合された被加工部材および相手部材を示す断面図
である。
【図23】本発明の結合方法および結合構造の第四実施
例における金型、被加工部材および相手部材を加工前の
セット状態において示す断面図である。
例における金型、被加工部材および相手部材を加工前の
セット状態において示す断面図である。
【図24】前記結合方法および結合構造の第四実施例に
おける金型、被加工部材および相手部材を、斜め方向つ
ば状部形成完了時の状態において示す断面図である。
おける金型、被加工部材および相手部材を、斜め方向つ
ば状部形成完了時の状態において示す断面図である。
1 被加工部材 1a,1e,1f 斜め環状部分 2 下側金型(第一の金型) 3 上側金型(第二の金型) 4,4a,4b,4c,4d,4e,4f 斜め方向
つば状部 9 筒状部収容穴 15 筒状部収容穴 18 相手部材 19 結合穴 20a,20b 塑性変形部 31 左側金型(第一の金型) 32 右側金型(第二の金型) 33〜36 筒状部収容溝(筒状部収容穴)
つば状部 9 筒状部収容穴 15 筒状部収容穴 18 相手部材 19 結合穴 20a,20b 塑性変形部 31 左側金型(第一の金型) 32 右側金型(第二の金型) 33〜36 筒状部収容溝(筒状部収容穴)
Claims (10)
- 【請求項1】 筒状部を有する被加工部材の前記筒状部
に、該筒状部の軸方向に対し斜め方向に広がる斜め方向
つば状部を形成する斜め方向つば状部形成方法であっ
て、 前記筒状部を、該筒状部のうちの前記斜め方向つば状部
を形成することとなる斜め環状部分および外側に変形す
る虞のない部分以外は外側に変形できないように拘束し
た状態で、該筒状部に軸方向に圧縮力を作用させること
によって前記斜め環状部分を二重に折れ重なって外側か
つ前記筒状部の軸方向に対し斜め方向につば状に広がる
ように塑性変形することにより、前記筒状部に前記斜め
方向つば状部を形成する斜め方向つば状部形成方法。 - 【請求項2】 金型に、開口端を斜めに形成された筒状
部収容穴を設け、この筒状部収容穴内に前記筒状部の一
部を収容し、この筒状部収容穴の壁面で前記筒状部のう
ちの該筒状部収容穴内に収容された部分は外側に変形で
きないように拘束するとともに前記筒状部収容穴外にお
いては前記筒状部が前記筒状部収容穴の壁面により拘束
されないようにした状態で、前記金型を介して前記筒状
部を軸方向に圧縮することにより、前記筒状部に前記斜
め方向つば状部を形成する請求項1記載の斜め方向つば
状部形成方法。 - 【請求項3】 第一および第二の金型に筒状部収容穴を
それぞれ設け、かつ各筒状部収容穴の開口端を斜めに形
成しておき、これらの筒状部収容穴内に前記筒状部の一
部をそれぞれ収容し、各筒状部収容穴の壁面で前記筒状
部のうちの各筒状部収容穴内に収容された部分は外側に
変形できないように拘束するとともに各筒状部収容穴の
開口端間においては前記筒状部が各筒状部収容穴の壁面
により拘束されないようにした状態で、前記第一および
第二の金型を介して前記筒状部を軸方向に圧縮すること
により、前記筒状部に前記斜め方向つば状部を形成する
請求項1記載の斜め方向つば状部形成方法。 - 【請求項4】 筒状部を有し、この筒状部を該筒状部の
うちの斜め方向つば状部を形成することとなる斜め環状
部分および外側に変形する虞のない部分以外は外側に変
形できないように拘束された状態で、該筒状部に軸方向
に圧縮力を作用されることによって、前記斜め環状部分
を二重に折れ重なって外側かつ前記筒状部の軸方向に対
し斜め方向につば状に広がるように塑性変形されること
により、前記筒状部に該筒状部の軸方向に対し斜め方向
に広がる斜め方向つば状部を形成されたことを特徴とす
る斜め方向つば状部を有する部材。 - 【請求項5】 筒状部を有する被加工部材に対し結合さ
れるべき相手部材に前記筒状部を挿通可能な結合穴を設
け、この結合穴に前記筒状部を挿通するとともに、前記
筒状部に請求項1記載の斜め方向つば状部形成方法によ
って形成した2つの斜め方向つば状部により前記相手部
材を挟んで前記被加工部材と前記相手部材とを結合する
結合方法。 - 【請求項6】 前記結合穴に前記筒状部を挿通した後、
前記筒状部に実質的に同時に前記2つの斜め方向つば状
部を形成する請求項5記載の結合方法。 - 【請求項7】 筒状部を有する被加工部材に対し結合さ
れるべき相手部材に前記筒状部を挿通可能な結合穴を設
け、この結合穴に前記筒状部を挿通するとともに、前記
筒状部に請求項1記載の斜め方向つば状部形成方法によ
り形成した斜め方向つば状部と前記筒状部の他の部分に
形成された塑性変形部とで前記相手部材を挟んで前記被
加工部材と前記相手部材とを結合する結合方法。 - 【請求項8】 筒状部を有する被加工部材に対し結合さ
れるべき相手部材に前記筒状部を挿通可能な結合穴を設
け、この結合穴に前記筒状部を挿通するとともに、前記
筒状部に請求項1記載の斜め方向つば状部形成方法によ
って形成した2つの斜め方向つば状部により前記相手部
材を挾んで前記被加工部材と前記相手部材とを結合して
なる結合構造。 - 【請求項9】 前記結合穴に前記筒状部を挿通した後、
前記筒状部に実質的に同時に前記2つの斜め方向つば状
部を形成してなる請求項8記載の結合構造。 - 【請求項10】 筒状部を有する被加工部材に対し結合
されるべき相手部材に前記筒状部を挿通可能な結合穴を
設け、この結合穴に前記筒状部を挿通するとともに、前
記筒状部に請求項1記載の斜め方向つば状部形成方法に
より形成した斜め方向つば状部と前記筒状部の他の部分
に形成された塑性変形部とで前記相手部材を挾んで前記
被加工部材と前記相手部材とを結合してなる結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22057796A JPH1043824A (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 斜め方向つば状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方法および結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22057796A JPH1043824A (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 斜め方向つば状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方法および結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1043824A true JPH1043824A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16753167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22057796A Pending JPH1043824A (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 斜め方向つば状部形成方法、斜め方向つば状部を有する部材、結合方法および結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1043824A (ja) |
-
1996
- 1996-08-03 JP JP22057796A patent/JPH1043824A/ja active Pending
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