JPH1043902A - ドラム加工装置及び加工方法 - Google Patents

ドラム加工装置及び加工方法

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JPH1043902A
JPH1043902A JP22076696A JP22076696A JPH1043902A JP H1043902 A JPH1043902 A JP H1043902A JP 22076696 A JP22076696 A JP 22076696A JP 22076696 A JP22076696 A JP 22076696A JP H1043902 A JPH1043902 A JP H1043902A
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JP
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workpiece
drum
rotation angle
cutting tool
main shaft
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JP22076696A
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Takuo Ihira
卓夫 井平
Takashi Suzuki
孝 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真円度を向上させることができるドラム加工
装置及び方法を提供する。 【解決手段】 被加工物(固定ドラム2)を保持して一
体に回転する主軸21の回転角を検出する回転角検出器
24と、被加工物の周面にバイト39を当接させて被加
工物の周面を加工する切削メカ機構部30と、主軸21
に対する被加工物における切削周側面の振れを検出する
振れ検出器41とを設け、一次旋削された被加工物の周
振れを各回転角毎に補正する指令を切削メカ機構部30
に与えて周振れによる加工誤差を無くすようにして加工
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DATやVTR等
で磁気テープ上に信号を磁気記録・再生する回転ヘッド
ドラム装置等に使用されるドラムを切削加工するための
装置及び加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DATやVTR等では磁気テープ上に信
号を磁気記録・再生する手段として回転ヘッドドラム装
置が使用されている。
【0003】図8は回転する磁気ヘッド1によりヘリカ
ルスキャン記録を行う一般的な回転ヘッドドラム装置の
一例を示すものである。この回転ヘッドドラム装置は、
装置本体(不図示)に取り付けられる固定ドラム2と、
磁気ヘッド1を取り付けて一体に回転する回転ドラム3
とで構成されている。また、固定ドラム2の外周には、
磁気テープTが走行する方向に沿ってテープ案内用のリ
ード面4が設けられている。そして、この回転ヘッドド
ラム装置では、リード面4に沿わせて磁気テープTの一
部を回転ドラム3と固定ドラム2のテープ走行面8に巻
き付けた状態にして斜めに走行させ、このとき回転ドラ
ム3の磁気ヘッド1が磁気テープTをヘリカルスキャン
することにより、情報の記録、再生を行う。
【0004】また、固定ドラム2には、図9に示すよう
に、その中心に軸孔2aが形成されているとともに、こ
の軸孔2aの上下に軸受6を固定するための軸受内径部
7a及び7bが形成されている。その軸孔2aには、軸
受内径部7a及び7bに固定されている軸受6を介して
回転軸5が回転可能に取り付けられている。そして、こ
の構造では、安定したテープ走行を実現するのに、軸受
内径部7aとテープ走行面8とのあいだに高い精度の同
軸度が要求される。このため、通常、固定ドラム2は、
ドラム単品の最終旋削工程において、軸受内径部7aと
テープ走行面8を同時に旋削加工することにより精度を
得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た回転ヘッドドラム装置における固定ドラム2には、例
えば図10及び図11に示すように、回転ドラム3を回
転するためのモータ部品等を組み込むための穴9やザグ
リ穴10、タップ11の他に、配線を引き出すための切
り欠き12等が形成されており、これらは旋削加工時に
バランスの悪くなる構造となっているものがほとんどで
ある。このため、薄肉部と厚肉部において、切削抵抗に
よる弾性変形のスプリングバックの量の不均一により、
また切欠部による断続切削によってテープ走行面8の真
円度が悪化する。
【0006】図12は従来における固定ドラム加工用の
一般的なドラムリード加工機の構成を概略的に示してい
る図である。このドラムリード加工機50はNC工作機
械(Numerical Control Machinetool)であり、モータ
51の駆動によりX軸(紙面上における水平方向)と沿
う方向に移動されるXスライダ52と、モータ53の駆
動によりZ軸(紙面上における上下方向)と沿う方向に
Xスライダ52と共に移動されるZスライダ54と、X
スライダ52上に取り付けられたバイトホルダ55,5
6、及びターニングユニット57と、固定ドラム2の回
転角に同期させてターニングユニット57を上下の方向
に高速にスライドさせるモータ58等で構成されてい
る。また、バイトホルダ55,56,ターニングユニッ
ト57には、切削用のバイト59,60,61がそれぞ
れ取り付けられている。
【0007】そして、このドラムリード加工機50で
は、固定ドラム2をドラムリード加工機50側の主軸2
1で中心を保持し、その後、その主軸21に取り付けら
れているモータ63を回転させると主軸21と共に固定
ドラム2も一体に回転する。また、この固定ドラム2の
回転角に同期させてターニングユニット57を高速にス
ライドさせると、固定ドラム2の周面における旋削加工
を行うことができる。
【0008】しかしながら、このドラムリード加工機5
0では、固定ドラム2の回転角に同期させてターニング
ユニット57のY軸スライダ65を高速にスライドさせ
るため、図13に示すように、一回転中、特にリターン
部64A及び入口部64Bにおいて切削抵抗力のベクト
ルが急激に変化することによって、テープ走行面8の真
円度が低下する。その図13は回転ドラム2の周側面展
開図であり、図14はテープ走行面8の真円度S1を実
際に測定した値である。なお、図14において、1目盛
りは0.4μmで、また同図中の符号(A)は削り残し
バルジ66範囲、(B)は最外径範囲である。この測定
した値からも、従来の固定ドラム2では、1回転中にお
いて、回転中心からテープ走行面8までの距離に各部位
でバラ付きが多く見られ、真円度が低下していることが
分かる。
【0009】また、テープ走行面8は、各回転角におい
て、ターニングユニット57のスライダ65の位置は一
定であり、従って図15に示すように、仮にY軸スライ
ダ65の軸方向真直度が完全に真直でない場合(通常、
完全に真直ではなく、1μm以下程度の振れがある)
は、真直からのズレ分が真円からのズレとして転写され
ることになる。すなわち、図16に示す固定ドラム2の
テープ走行面8を切削加工する場合について見ると、Y
軸スライダ65の軸方向真直度が完全に直線でなく、バ
イトホルダー37を介して移動されるバイト61が図1
5の符号,の部分に対して外側に膨らむように符号
,で示す部分にうねりδを生じさせるような動きを
した場合では、固定ドラム2の周面においても、図16
及び図17中に同じ符号を付して示す部分にそれぞれ対
応するズレが転写されることになる。なお、図15中に
おいては、左側の部分にバイト61のX軸軌跡67を拡
大図示している。また、図16は固定ドラム2の展開図
であり、図17は回転ドラム2の上部端面図である。
【0010】さらに、固定ドラム組立工程において、図
9に示す圧入側の軸受6を圧入後、すきまばめ側に接着
剤を流し込み、その後、一定時間一定温度に加熱保持し
て接着剤を硬化させる工程があるが、この時、切削加工
時の残留応力が開放し、歪みが生じて同軸度が悪化する
ことがある。加えて、上記何れかまたはその複合作用に
より、見かけの同軸度が低下し、磁気テープTがテープ
走行面8に貼り付いてハンチングを起こす等、磁気テー
プTの走行に悪影響を及ぼすことがあった。
【0011】上記のような現象は同一ワーク(固定ドラ
ム2)においては再現性が高いが、ワーク相互間の変形
量、変形方向は必ずしも一定でない。上記の問題を解決
する手段としては、図12における一般的なドラムリー
ド加工機において、Xスライダ52を固定ドラム2の回
転角に同期させて半径方向に往復運動させXスライダ5
2を固定した状態で切削した場合の真円からのズレ量分
を反対方向にオフセットしてやれば良いことになる。す
なわち、図18中に斜線を付して示す部分9はXスライ
ダ52を固定した状態で切削した場合に真円からのズレ
が生じている部分である。そこで、上記部分9のズレ量
分を反対方向にオフセットさせると、図19に示すよう
に部分9のズレ量を無くした真円度の高い固定ドラム2
を得ることができる。なお、図19中に斜線を付して示
す部分10は、部分9のズレ量をXスライダ52で数値
的に補正された部分で、この補正部分10は部分9に対
応している。
【0010】しかしながら、従来のドラムリード加工機
では、上記ズレ量を検出する検出手段が加工機上にな
い。このため、オフセット量を一定にしてしまうと、変
形量、変形方向が必ずしも一定でないので、ワークによ
っては満足な精度が得られない場合がある。また、Xス
ライダ52には主軸21の回転角に同期して主軸21の
回転軸方向に往復運動するターニングユニット57及び
他のバイトホルダ等が搭載されているため、重く慣性が
大きくなる。このため、機構上、例えば毎分120回転
以上に回転させて高速加工を行うというようなことが困
難であった。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は真円度を向上させることができる
ドラム加工装置を提供することにある。他の目的は真円
度を向上させることができるドラム加工方法を提供する
ことにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容
の中で順次明らかにして行く。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ドラム加工装置としては次の技術手段を講
じたことを特徴とする。すなわち、被加工物を保持して
一体に回転する主軸及び前記主軸に回転力を付与する駆
動部とを有した被加工物保持回転手段と、前記主軸の回
転角を検出する回転角検出器と、前記被加工物の周面に
当接されて前記被加工物の周面を切削加工する刃を先端
に有して前記回転軸と直交する方向に往復移動可能な切
削工具手段と、前記主軸に対する前記被加工物における
切削周側面の振れを検出する検出手段と、前記検出手段
で検出された前記被加工物の周振れを各回転角毎に補正
する指令を前記切削工具手段に与えるとともに、前記主
軸の回転角に同期させて前記切削工具手段を前記主軸と
直交する方向に往復運動させて前記被加工物を再度切削
加工する指令を与える制御部とを備えてなる構成とした
ものである。
【0016】また、ドラム加工方法としては次の技術手
段を講じたことを特徴とする。すなわち、主軸と共に被
加工物を保持して一体に回転する主軸の回転角を検出す
る回転角検出器と、前記主軸と共に回転する前記被加工
物の周面に刃を当接させて前記被加工物の周面を加工す
る切削工具手段と、前記主軸に対する前記被加工物にお
ける切削周側面の振れを検出する検出手段とを設け、前
記切削工具手段により一次旋削された前記被加工物の周
振れを各回転角毎に補正する指令を前記切削工具手段に
与えて前記周振れによる加工誤差を無くすようにして加
工するようにしたものである。
【0017】これによれば、まず被加工物を一次旋削し
たのち、次いで主軸を例えば20rpm程度でゆっくり
と回転させて一次旋削された部分の周振れを検出手段に
より各回転角毎に検出する。次に、検出手段により検出
された検出結果に基づいて切削工具手段を制御し、一次
旋削された被加工物の周面を各回転角毎に補正しながら
旋削する。これにより、周振れによる加工誤差を無くし
た精度の良い回転ドラムを得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態例と
して示すVTR用ドラムリード加工機の全体構成配置図
である。なお、図1において、図8乃至図19と同一符
号を付したものは図8乃至図19に対応するものであ
る。
【0019】図1において、被加工用の固定ドラム2は
ドラムリード加工機側の主軸21で中心が保持され、こ
の主軸21と一体に回転される。この主軸21は歯付き
タイミングベルト22を介してモータ23に接続されて
おり、モータ23の回転により主軸21と固定ドラム2
は一体に回転する。また、主軸21には回転角検出器2
4が取り付けられている。
【0020】次に、リード加工機側の構成について説明
すると、このリード加工機は、コンピュータが組み込ま
れていて加工機全体を数値制御するCNC(Computerri
zedNumerical Control)25と、回転角検出器24によ
り検出された主軸21の回転角位置信号をCNC25を
介して受け、その位置信号に同期させて同期指令信号を
出力する信号処理部26と、信号処理部26からの指令
信号を増幅してピエゾ素子28に電圧を出力するドライ
バ27と、後述する振れ検出器41からのデータを演算
して信号処理部26に固定ドラム2の周振れを打ち消す
指令データを送るパーソナルコンピュータ(PC)等の
上位装置29と、ピエゾ素子28の伸縮により切削バイ
トを微小に変位させるメカ機構部30と、主軸21で保
持されている固定ドラム2の周面の振れを検出する振れ
検出器41等で構成されている。また、本形態例での振
れ検出器41は渦電流変位計を使用しているが、渦電流
変位計でなくても差し支えないものである。また、振れ
検出器41で検出された信号は検出器アンプ42で増幅
されて上位装置29に入力される。そして、上位装置2
9は、CNC25からの検出スタート信号により振れデ
ータの読み取りを開始する。
【0021】図3乃至図5は、メカ機構部30の詳細を
示すもので、図3はその側面図、図4はその一部破断し
た上面図、図5はその一部破断した正面図である。図3
乃至図5において、このメカ機構部30は、リード加工
機のターニングユニット57のスライダ65の先端部に
ベース32を装着しており、このベース32上には小型
のスライドガイド33,34が取り付けられている。そ
して、ピエゾ素子28が信号処理部26からの指令信号
をドライバ27を介して受信して伸縮すると、その変位
はピエゾアクチュエータの駆動部に固定された板バネ3
5等を利用した継手36を介してスライドガイド33,
34上のプレート40,バイトホルダ37、切削用のバ
イト39の順に伝達され、切削刃であるバイト39を高
速で往復移動させる。このとき、ピエゾ素子28の駆動
周波数が高く、かつ駆動部分のイナーシァが小さいた
め、主軸21の例えば毎分300回転以上の高速回転時
にも追従して加工することが可能となる。なお、バイト
ホルダ37上には切削用のバイト39が取り付けられて
いて、このバイト39で固定ドラム2の周側面を旋削加
工する。これにより、VTRの回転ドラム装置における
固定ドラム2の走行面8を回転軸に対して半径方向に微
調整しながら加工することができる。
【0022】図2は本形態例装置における要部動作を示
す流れ図である。そこで、図2の流れ図を用いて図1,
図3乃至図5に示した本形態例におけるVTR用ドラム
リード加工機の動作を次に説明する。
【0023】まず、個々のワークである固定ドラム2の
主軸21に対する振れを調べるために、バイトホルダ3
7は固定した状態でテープ走行面8を一次旋削する(ス
テップS1)。
【0024】一次旋削が終了すると、主軸21は定位置
で一旦停止し、次に主軸21を20rpm程度でゆっく
りと回転させる。このとき、振れ検出器41が固定ドラ
ム2との距離に応じた信号を検出アンプ42に出力して
おり、検出アンプ42はこれを増幅する。そして、CN
C25からの検出スタート信号により上位装置29は増
幅信号の読み取りを開始する。このとき、上位装置29
は主軸21に取り付けられた回転角検出器24の位置信
号をCNC25の回路より検出しており、このタイミン
グでレーザ変位計のデータを取り込み、各回転角におけ
る振れ量を得る(ステップS2)。
【0025】次に、上位装置29は、この振れ量に対
し、各回転角における振れを打ち消すようなメカ機構部
30の動作量データを直ちに演算し、信号処理部26に
補正用指令データとして転送する(ステップS3)。転
送が完了すると、信号処理部26は準備完了信号をCN
C25へ出力し、二次旋削(仕上げ旋削)を開始する
(ステップS4)。
【0026】二次旋削が開始されると、信号処理部26
はCNC25の回路より回転角検出器24の位置信号を
検出しており、これに同期させて上記上位装置29によ
り作成、転送された補正用指令データに対応する指令信
号をドライバ27に出力する。すると、ドライバ27は
指令信号を増幅してピエゾアクチュエータに出力し、ピ
エゾ素子28を伸縮させる。このとき、ピエゾアクチュ
エータ内部には位置検出用の歪みゲージセンサが内蔵さ
れており、指令値との偏差はドライバ27に帰還し補正
されるクローズドループ制御となっている(ステップS
5)。
【0027】そして、ピエゾ素子28が指令により伸縮
すると、その変位はピエゾアクチュエータの駆動部に固
定された板バネ35を利用した継手を介してスライドガ
イド33,34上のプレート40,バイトホルダ37,
切削用のバイト39の順に伝達される。このとき、ピエ
ゾ素子の駆動周波数が高く、かつ駆動部分のイナーシア
が小さいため、主軸21の例えば300rpm以上の高
速回転にも追従して加工することが可能となる。なお、
バイトホルダ37上には切削用のバイト39が取り付け
られていて、このバイト39で固定ドラム2の周側面を
旋削加工する。これにより、VTRの回転ドラム装置に
おける固定ドラム2のテープ走行面8を回転軸に対して
半径方向に微調整しながら加工することができる。この
ようにして回転ドラム2のテープ走行面8の真円度と、
軸受内径部7aに対する同軸度を向上させることによ
り、ビデオテープのハンチングを防止する回転ヘッドド
ラム装置を製造することが可能となる。
【0028】図6及び図7は、本発明を使用して加工さ
れた固定ドラム2と従来技術で加工された固定ドラム2
の場合について、軸受内径部7とテープ走行面(リード
外径)との同軸度を実際に測定した結果を示したもので
ある。なお、図6及び図7において、1目盛りは0.4
μmで、符号108は固定ドラム2のリード外径(テー
プ走行面8の外径)、符号109は固定ドラム2の軸受
内径(軸受内径部7aの内径)である。この図6及び図
7を比較して見ると分かるように、本発明を適用した図
7に示す固定ドラム2では、図6に示す従来の固定ドラ
ム2に比べて、一回転中において、中心からテープ走行
面8までの距離にバラ付きが無く、同軸度が向上されて
いることが分かる。
【0029】なお、この形態例では切削工具を微小変位
させる駆動手段として、ピエゾ素子28を利用するユニ
ットの場合について説明したが、ピエゾ素子28の代わ
りに超磁歪材(TERFENOL-D)を利用しても全く同様の効
果が得られるものである。この場合、アクチュエータの
全長に対する変位量がピエゾ素子28に比べて大きいた
め、ユニットを小型化することが可能である。また、固
定ドラム2の主軸21に対する振れを検出する手段とし
て無接触で検出することができる渦電流変位計を利用す
る場合について説明したが、例えば電気マイクロ等、接
触式の検出器を用いても差し支えないものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
回転ドラムの外周面と軸受内径等の同軸度、すなわち真
円度を向上させることができるドラム加工装置及び加工
方法を得ることができる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例として示すVTR用ドラム加
工機の全体構成配置図である。
【図2】同上加工機の要部動作を示す流れ図である。
【図3】本発明の加工機におけるメカ機構部の側面図で
ある。
【図4】本発明の加工機におけるメカ機構部の上面図で
ある。
【図5】本発明の加工機におけるメカ機構部の正面図で
ある。
【図6】本発明の効果と比較する無補正時の同軸度を示
す図である。
【図7】本発明のリード加工機で切削した補正後の固定
ドラムの同軸度を示す図である。
【図8】一般的な回転ヘッドドラム装置の一例を示す側
面図である。
【図9】一般的な回転ヘッドドラム装置における固定ド
ラムの縦断側面図である。
【図10】一般的な回転ヘッドドラム装置における固定
ドラムの上面図である。
【図11】一般的な回転ヘッドドラム装置における固定
ドラムの側面図である。
【図12】一般的なリード加工機の構成配置図である。
【図13】一般的な回転ヘッドドラム装置における固定
ドラムの周側面展開図である。
【図14】従来における加工方法で形成した固定ドラム
真円度の測定データである。
【図15】従来における固定ドラムにおける加工ズレが
発生する過程を説明する図である。
【図16】従来における固定ドラムにおける加工ズレが
発生する過程を説明する図である。
【図17】従来における固定ドラムにおける加工ズレが
発生する過程を説明する図である。
【図18】従来における固定ドラムにおける加工ズレを
補正する方法を説明する図である。
【図19】従来における固定ドラムにおける加工ズレを
補正する方法を説明する図である。
【符号の説明】
2 固定ドラム(被加工物) 3 回転ドラム 4 リード面 7 軸受内径部 8 テープ走行面 21 主軸 24 回転角検出器 28 ピエゾ素子 30 メカ機構部(切削工具手段) 37 (バイト)ホルダ 39 切削用のバイト 41 振れ検出器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を保持して一体に回転する主軸
    及び前記主軸に回転力を付与する駆動部とを有した被加
    工物保持回転手段と、 前記主軸の回転角を検出する回転角検出器と、 前記被加工物の周面に当接されて前記被加工物の周面を
    切削加工する刃を先端に有して前記主軸と直交する方向
    に往復移動可能な切削工具手段と、 前記回転軸に対する前記被加工物における切削周側面の
    振れを検出する検出手段と、 前記検出手段で検出された前記被加工物の周振れを各回
    転角毎に補正する指令を前記切削工具手段に与えるとと
    もに、前記主軸の回転角に同期させて前記切削工具手段
    を前記主軸と直交する方向に往復運動させて前記被加工
    物を再度切削加工する指令を与える制御部、 とを備えたことを特徴とするドラム加工装置。
  2. 【請求項2】 前記切削工具手段を前記主軸と直交する
    方向に往復移動させる駆動手段としてピエゾ素子を用い
    た請求項1に記載のドラム加工装置。
  3. 【請求項3】 前記切削工具手段を前記主軸と直交する
    方向に往復移動させる駆動手段として超磁歪材を用いた
    請求項1に記載のドラム加工装置。
  4. 【請求項4】 前記回転角検出器として渦電流変位計を
    用いた請求項1に記載のドラム加工装置。
  5. 【請求項5】 被加工物を保持して一体に回転する主軸
    の回転角を検出する回転角検出器と、 前記主軸と共に回転している前記被加工物の周面に刃を
    当接させて前記被加工物の周面を加工する切削工具手段
    と、 前記主軸に対する前記被加工物における切削周側面の振
    れを検出する検出手段とを設け、 前記切削工具手段により一次切削された前記被加工物の
    周振れを各回転角毎に補正する指令を前記切削工具手段
    に与えて前記周振れを無くすことを特徴とするドラム加
    工方法。
  6. 【請求項6】 前記切削工具手段の刃を前記被加工物に
    当接させる駆動手段としてピエゾ素子を用いた請求項5
    に記載のドラム加工方法。
  7. 【請求項7】 前記切削工具手段の刃を前記被加工物に
    当接させる駆動手段として超磁歪材を用いた請求項5に
    記載のドラム加工方法。
  8. 【請求項8】 前記回転角検出器として渦電流変位計を
    用いた請求項5に記載のドラム加工装置。
  9. 【請求項9】 磁気テープを案内するためのリード面と
    テープ走行面を周側面に有してなる磁気記録再生機用回
    転ヘッドドラムを前記被加工物として加工するようにし
    た請求項5に記載のドラム加工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6752031B2 (en) 2000-06-07 2004-06-22 Mori Seiki Co., Ltd. NC machine tool having spindle run-out diagnosing function

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US6752031B2 (en) 2000-06-07 2004-06-22 Mori Seiki Co., Ltd. NC machine tool having spindle run-out diagnosing function

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