JPH1044196A - リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型構造 - Google Patents
リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型構造Info
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- JPH1044196A JPH1044196A JP20828096A JP20828096A JPH1044196A JP H1044196 A JPH1044196 A JP H1044196A JP 20828096 A JP20828096 A JP 20828096A JP 20828096 A JP20828096 A JP 20828096A JP H1044196 A JPH1044196 A JP H1044196A
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Abstract
ャビティチェイス等の製品によって形状が異なるチェイ
スのみを交換して樹脂モールド可能とする。 【解決手段】 樹脂成形面を構成するキャビティ凹部を
設けたキャビティチェイスをベース金型に交換可能に装
着し、ベース金型の上面で、キャビティチェイスに設け
た、リリースフィルムをキャビティ凹部の内面にエア吸
着するためのエア吸着孔とリリースフィルムをキャビテ
ィチェイスのクランプ面にエア吸着するための吸着支持
孔とに各々接続可能に一端が開口し、他端が金型外のエ
ア機構に接続するエア流路を設け、キャビティチェイス
のベース金型に当接する面に、キャビティチェイスの各
キャビティ凹部に設けたエア吸着孔を連通する連絡溝と
前記吸着支持孔を連絡する連通溝をエア流路に連絡可能
に設けたことを特徴とする。
Description
用いる樹脂モールド装置における金型構造に関する。
置の金型構造を示す断面図である。2aは上チェイス、
2bは下チェイスで、各々キャビティ凹部を設けたキャ
ビティチェイス3を支持している。4aはキャビティ部
分に配設したエジェクタピンであり、4bはランナー部
分に配設したエジェクタピンである。エジェクタピン4
aは樹脂モールド後にキャビティ凹部から樹脂成形部を
突き出して成形品を離型させるためのものであり、エジ
ェクタピン4bはランナー部分で硬化した樹脂を突き出
すためのものである。5はエジェクタピン4a、4bを
突出入させるエジェクタピンプレートである。6は樹脂
タブレットを供給するポット、7はプランジャである。
作は、キャビティチェイス3で被成形品をクランプした
後、ポット6からプランジャ7により樹脂を押し出し、
ランナーおよびゲートを経由してキャビティ内に樹脂を
充填させることによる。樹脂を充填する際には、エジェ
クタピン4a、4bは端面の位置がキャビティ凹部の内
底面あるいはランナーの底面に一致する引き込み位置に
あり、樹脂充填が完了して樹脂が硬化した後、製品を離
型させる際にキャビティ凹部の内底面、ランナーの底面
から突き出されて製品を離型する。
脂モールド装置では成形品を金型から離型させるエジェ
クタピンは必須の構成であり、樹脂充填後はかならずエ
ジェクタピンによって成形品を離型させるようにしてい
る。エジェクタピンはキャビティごと上チェイス2aと
下チェイス2bにそれぞれ配設され、ランナー位置にも
配設することから、一つの金型に相当数のエジェクタピ
ンが用いられている。品種交換する場合、キャビティの
配置位置や寸法が異なることからキャビティチェイス3
を交換することはもちろんであるが、エジェクタピンも
キャビティの配置位置等に応じて配置されるから、従来
は、品種交換の際にはエジェクタピンプレート5を含め
て金型全体を交換している。
全体を交換する作業は煩雑である。また、金型を交換し
て設置した場合でも、所定の成形温度まで金型の温度を
上昇させ安定温度とするまでに長時間かかるという問題
があり、あらかじめ金型を予備加熱しなければならない
といった問題があった。また、従来装置では、品種ごと
にキャビティチェイスとエジェクタピン、エジェクタピ
ンプレートを含めて1セットとして製作しなければなら
ず、製作コストがかかるという問題点があった。
における問題点を解消すべくなされたものであり、品種
交換の際にキャビティチェイスのみを交換して樹脂モー
ルドすることを可能とし、上チェイスあるいは下チェイ
ス等の金型部分を汎用的に利用して、品種交換の交換作
業を容易にし、かつ金型の製作コストを引き下げること
を目的とするものである。
するため次の構成を備える。すなわち、金型の樹脂成形
面をリリースフィルムで被覆して樹脂モールドするリリ
ースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型構造であ
って、前記樹脂成形面を構成するキャビティ凹部を設け
たキャビティチェイスをベース金型に交換可能に装着
し、該ベース金型に、ベース金型の上面で、前記キャビ
ティチェイスに設けた、前記リリースフィルムを前記キ
ャビティ凹部の内面にエア吸着するためのエア吸着孔と
前記リリースフィルムを前記キャビティチェイスのクラ
ンプ面にエア吸着するための吸着支持孔とに各々接続可
能に一端が開口し、他端が金型外のエア機構に接続する
エア流路を設け、前記キャビティチェイスの前記ベース
金型に当接する面に、キャビティチェイスの各キャビテ
ィ凹部に設けたエア吸着孔を連通する連絡溝と前記吸着
支持孔を連絡する連通溝を前記エア流路に連絡可能に設
けたことを特徴とする。また、前記金型ベースに前記開
口に接続して前記連通溝と重複する位置に溝を設けたこ
とを特徴とする。また、前記溝と少なくとも一部分重複
可能に前記連通溝に接続して接続溝を設けたことを特徴
とする。
ついて説明する。本発明に係る金型構造は、品種交換の
際にキャビティチェイスのみを交換し、キャビティチェ
イス以外の金型を共通に使用できるようにすることを特
徴とする。そのため、本発明に係る樹脂モールド装置で
はリリースフィルムを用いる樹脂モールド方法を採用す
る。リリースフィルムを用いる樹脂モールド方法とは、
キャビティ凹部等の金型面を所定の耐熱性等を有するリ
リースフィルムによって被覆し、モールド樹脂がキャビ
ティ凹部等の金型面に付着しないようにして樹脂モール
ドする方法である。
ルド方法の実施形態を示す。図では上チェイス10aと
下チェイス10bで被成形品12をクランプし、中心線
の左半部にキャビティ14に樹脂を充填する前の状態、
右半部にキャビティ14に樹脂16を充填した状態を示
す。20a、20bは上型と下型の樹脂成形面を各々被
覆するリリースフィルムである。
0a、20bでキャビティの内面を被覆するが、この被
覆操作は、キャビティ凹部の内底面にエア吸着孔22を
設け、エア吸着孔22からリースフィルム20a、20
bをエア吸引することによって行う。なお、エア吸着孔
22でエア吸引する際にリリースフィルム20a、20
bが金型面上で位置ずれしないよう、上チェイス10a
と下チェイス10bのクランプ面にリリースフィルム2
0a、20bを吸着支持する吸着支持孔24を設け、吸
着支持孔24からエア吸引してクランプ面上でリリース
フィルム20a、20bを支持した後、前記エア吸着孔
22からエア吸引することによってキャビティ14の内
面にリリースフィルム20a、20bを吸着支持する。
引によって簡単にキャビティ14の内面にならって吸着
支持されるように所要の柔軟性、伸展性を有する材料に
よって形成する。クランプ面でリリースフィルム20
a、20bを吸着支持した後、エア吸着孔22からエア
吸引すると、リリースフィルム20a、20bでキャビ
ティ凹部が閉止されるから真空吸引によってリリースフ
ィルム20a、20bが容易にキャビティ14の内面に
吸着される。図1の左半部はリリースフィルム20a、
20bがキャビティ14の内面にエア吸着された状態で
ある。なお、金型の背面側にエア吸着孔22と吸着支持
孔24に通じるエア流路を設け、このエア流路を金型外
のエア機構に連絡している。
20a、20bで被覆した後、キャビティ14内に樹脂
16を充填することにより、キャビティ14の内面に樹
脂16を接触させずに樹脂モールドされる。このよう
に、リリースフィルム20a、20bでキャビティ14
の内面を被覆して樹脂モールドする方法によれば、樹脂
成形部がじかに金型に付着せずに樹脂成形されるから、
金型との離型性の良いリリースフィルム20a、20b
を使用することで、エジェクタピンを用いずに簡単に離
型することができ、リリースフィルム20a、20bと
成形品とも簡単に分離することができる。
脂モールド方法によれば、金型にエジェクタピンを設け
る必要がなくなり、これによって金型の構造をきわめて
単純化することができる。また、エジェクタピンを設け
ないことからエジェクタピンの摺動孔内に樹脂がはいり
込むおそれがなくなり、流動性の高いモールド樹脂を使
用することが可能になる。流動性の高い樹脂は樹脂の充
填が困難な薄型のパッケージの製造に好適であり、リリ
ースフィルムを用いる樹脂モールド方法はこのような薄
型のパッケージの製造にも有効である。
ット26に供給する樹脂として、スティック状に固めた
樹脂をラッピングフィルム28で密封したラッピング樹
脂30を使用している。これは、樹脂を密封するラッピ
ングフィルム28をポット26からキャビティ14へ通
じる樹脂路部分にまで延出させ、ランナーおよびゲート
部分でも樹脂が金型面に付着しないようにして樹脂モー
ルドできるようにするためである。
ルド装置での下型の平面図を示す。実施形態の金型はキ
ャビティ凹部を形成したキャビティチェイス40a、4
0bとポット26を形成したインサートブロック42を
ベース金型44に固定したものである。キャビティチェ
イス40a、40bにはリードフレーム等の被成形品を
セットするためのセット凹部41が設けられる。
形状で細長い矩形状に開口するポット26を設けたもの
である。46はキャビティチェイス40a、40bの長
手方向の端部を規制するエンドブロックである。エンド
ブロック46はキャビティチェイス40a、40bを長
手方向に位置決めする。なお、エンドブロック46を金
型の幅方向にも配置して、4方向から金型を位置決めす
ることもできる。
サートブロック42は品種交換の際に交換して使用する
ものであり、ベース金型44は品種交換の際に交換せず
に共通に使用するものである。図3はキャビティチェイ
ス40a、40bをベース金型44に装着した状態を長
手方向に垂直な断面で見た状態、図4は幅方向に垂直な
断面で見た状態である。キャビティチェイス40a、4
0bはベース金型44の上面に交換可能にセットされ
る。なお、図3で中心線の左半部にキャビティチェイス
とインサートブロックが一体に形成され、キャビティチ
ェイスの幅方向についてもエンドブロックで位置決めし
た例を示す。
ス金型44へ固定するには、ベース金型44に締め付け
部を設けておき、キャビティチェイス40a、40bと
インサートブロック42を位置合わせして固定する。パ
ーティング面側から締め付けるようにすれば、ベース金
型44を取り外すことなく固定することができる。リリ
ースフィルム20a、20bを用いて樹脂モールドする
から、締め付け部に樹脂が侵入することはない。また、
キャビティチェイス40a、40bにエンドブロック4
6(あるいはベース44)と凹凸係合する係合部40c
を設けておけば、チェイスを引き出して交換することが
でき作業が容易になる。
ェイス40a、40bとインサートブロック42を図3
の中心線から左半部に示すように一体構造とすることも
可能である。実施形態ではエンドブロック46は2方向
を平坦面に形成したが、4方向を平坦面に形成するとチ
ェイスが直方体状になり、加工しやすくなる。ベース金
型44を取り外す場合には、プランジャ26をベース金
型44の下方に下げた状態で行う。
するキャビティ凹部は図5、6に示すようにキャビティ
チェイスの本体40を貫通して設けた矩形孔48内に駒
50を装着して形成される。図6に示すように駒50は
底部の周縁に突縁50aを突設する一方、貫通孔48の
下端には突縁50aの厚さと同寸法の段差48aを形成
して、駒50を貫通孔48に抜け止めして装着する。
通孔48に駒50を装着した状態で、駒50の上端面が
キャビティチェイスの本体40の上端面よりも若干低位
になるようにする。貫通孔48の内側面と駒50の上端
面によって形成される凹部が樹脂モールド用のキャビテ
ィ凹部52を構成する。キャビティ凹部52の内底面に
はリリースフィルムをキャビティ凹部52の内面になら
ってエア吸着するためのエア吸着孔22を開口させる
が、本実施形態では駒50の側面に凹溝を形成し、駒5
0の端面でスリット状にエア吸着孔22が開口するよう
にした。
はリリースフィルムをクランプ面にエア吸着するための
吸着支持孔24を開口させる。実施形態では所定間隔で
吸着支持孔24を設けた。なお、これら吸着支持孔24
の配置位置あるいは配置数、前記エア吸着孔22の配置
数、開口部の形状等は適宜設定できるものであり、上記
実施形態に限定されるものではない。すなわち、エア吸
着孔22はキャビティ凹部52の内底面で開口するとと
もにベース金型44に当接する背面部でエア吸引機構に
連絡して設ければよく、吸着支持孔24もクランプ面で
のリリースフィルムのセット範囲で開口するとともにベ
ース金型44に当接する背面部でエア吸引機構に連絡す
るように設ければよい。
0bに設けたエア吸着孔22および吸着支持孔24とエ
ア吸引機構とを連絡するためのベース金型44の構成と
キャビティチェイス40a、40bの構成を示す。図7
はキャビティチェイス40a、40bをセットするベー
ス金型44の平面図を示す。60a、60bはキャビテ
ィ凹部52の内底面で開口するエア吸着孔22に連絡す
るエア流路、62a、62bはクランプ面で開口する吸
着支持孔24に連絡するエア流路である。
2a、62bはいずれもキャビティチェイス40a、4
0bの内部に設けるもので、ベース金型44上で一端が
開口し、エア流路60a、62aは他端がベース金型4
4の手前側の側面で開口し、エア流路60b、62bは
他端がベース金型44の奥側の側面で開口する。64
a、64bはエア流路60a、60bのベース金型44
上での開口であり、66a、66bはエア流路62a、
62bのベース金型44上での開口である。68はエア
流路60a、60bのベース金型44の側面での開口
部、70はエア流路62a、62bのベース金型44の
側面での開口部である。
部に設置したエア吸引機構に連絡するエアチューブが接
続され、これによってエア流路60a、60bおよびエ
ア流路62a、62bがエアの吸引路となる。ベース金
型44の上面のキャビティチェイス40a、40bの設
置面には前記開口64a、64bおよび開口66a、6
6bの各々に接続して溝72a、72bおよび溝74
a、74bを形成する。これらの溝72a、72bおよ
び溝74a、74bはキャビティチェイス40a、40
bをベース金型44にセットした際に、エア吸着孔22
および吸着支持孔24と上記のエアの吸引路とを連通さ
せるために設けるものである。
エア吸着孔22と吸着支持孔24をエアの吸引路に連通
させるためのキャビティチェイスの金型構造を示す。図
ではキャビティチェイス40bに設ける連通用のエア流
路を図6での配置位置と同一配置で示す。80はキャビ
ティ凹部52の内底面で開口するエア吸着孔22を相互
に連通すべくキャビティチェイス40bの底面にほり込
んで形成した連絡溝である。連絡溝80は隣接するキャ
ビティ凹部52間を接続するように設け、これによって
各々のキャビティ凹部52の内底面で開口する吸着支持
孔22をすべて連通させている。
持孔24については個々の吸着支持孔24同士をすべて
接続するように、各キャビティ凹部52の外側を一周す
る連通溝82を設けて連通させる。この連通溝82もキ
ャビティチェイス40bの底面にほり込んで形成する。
このように連絡溝80、連通溝82を介してエア吸着孔
22と吸着支持孔24をすべて連通したことにより、ベ
ース金型44上に設けた溝72b、74bに連絡溝80
と連通溝82を連絡してキャビティチェイス40bのエ
ア吸着孔22と吸着支持孔24がすべてエア流路に連絡
されることになる。
続溝、83は溝74bと接続するための接続溝である。
接続溝81は連絡溝80に接続してベース金型44の溝
72bと一致する位置に設け、接続溝83は連通溝82
に接続してベース金型44の溝74bと一致する位置に
設ける。なお、接続溝81と溝72bとは完全に位置が
一致する必要はなく、少なくとも部分的に重複するよう
に設ければよい。接続溝83と溝74bについても同様
である。
すべてのエア吸着孔22と吸着支持孔24を連通し、接
続溝81、83とベース金型44に設けた溝72b、7
4bとを位置合わせすることにより、キャビティチェイ
ス40bをベース金型44にセットすることで、自動的
にすべてのエア吸着孔22と吸着支持孔24が外部のエ
ア吸引機構に連絡される。ベース金型44に設置するも
う一方のキャビティブロク40aについてもまったく同
様に構成してエア吸着孔22と吸着支持孔24をエア吸
引機構に連絡することができる。
72a、72b、74a、74bを設ける一方、ベース
金型44にセットするキャビティチェイス40a、40
bについては溝72a、72bと接続溝81とを一致さ
せ、溝74a、74bと接続溝83とを一致させるよう
に設けることで、異種品種の金型について共通にベース
金型44を使用して樹脂モールドすることが可能にな
る。
する際にはエア吸着孔22を連通する連絡溝80と、吸
着支持孔24を連通する連通溝82を設けるとともに、
溝72a、72b、74a、74bと同一位置に接続溝
81、83を形成するようにすればよい。こうして、ベ
ース金型44を共通に使用し、品種交換に応じてキャビ
ティチェイス40a、40bを交換してセットすること
によりエア吸引機構に連通させたセッティングが可能に
なる。
を汎用的に使用し、製品に応じてキャビティチェイス4
0a、40bを交換してセットする構造に関するもので
ある。図9、10に示す金型構造は下チェイスのベース
金型44aと上型のベース金型44bを汎用的に使用す
るとともに、下チェイスにゲートを設けるいわゆる下ゲ
ートと上型にゲートを設けるいわゆる上ゲートの両用と
する金型構造の実施形態を示す。
a、44bにキャビティチェイス40a、40b、40
c、40dを交換してセットする構造は上記実施形態と
同様で、吸着支持孔24を連通する連通溝82等を設け
る。図9はいわゆる下ゲートとした構成で、下チェイス
のベース金型44aにランナー90を設けたキャビティ
チェイス40a、40bをセットした場合、図10はい
わゆる上ゲートとした構成で上型のベース金型44bに
ランナー90を設けたキャビティチェイス40c、40
dをセットした場合を示す。
44bの構成を変えずに下ゲートと上ゲートを切り換え
ることができるようにするため、下チェイスのベース金
型44aに設けたポット26に対向する上型のベース金
型44bのカル部分に、ベース金型44bを厚さ方向に
貫通するカル孔92を設け、このカル孔92内にカル駒
94を摺入する構成とした。図9に示す下ゲートの場合
は、カル孔92にカル駒94を装着した状態で、その端
面位置が上型のキャビティチェイス40c、40dのク
ランプ面と同一面になるようカル孔92内でのカル駒9
4の長さ寸法を設定する。
の取り付け側の端部にフランジ部94aを設けて抜け止
め形状である断面T字形に形成する。ベース金型44b
の背面にはフランジ部94aが嵌合する凹部を設け、図
9ではフランジ部94aの後部にスペーサ96を設けて
カル駒94をベース金型44に装着している。スペーサ
96はフランジ部94aの厚さと合わせて凹部と同厚に
設けるものである。
94のフランジ部94aの前側にスペーサ96を装着し
て組み付けた状態である。フランジ部94aの前側にス
ペーサ96を装着すると、カル孔92内でカル駒94の
端面がスペーサ96の厚さ分だけ後退するから、この後
退した空き部分がランナー90と連通しキャビティへ樹
脂を充填することが可能になる。すなわち、スペーサ9
6の厚さをランナー90の深さ寸法と等しく設定してお
くことにより、フランジ部94aの前側にスペーサ96
を装着して組み付けることによりランナー90と同じ深
さで連通させることができる。
に重ねて配置するスペーサ96の配置位置を変えるだけ
で、ベース金型44a、44bを共通に使用して、下ゲ
ートと上ゲートを任意に選ぶことが可能になる。このよ
うに下ゲートと上ゲートを変えられるようにすること
は、好適な樹脂成形を可能にする上で有効である。実際
の樹脂成形ではキャビティの寸法がまったく同じ製品で
ダイパッドの大きさが異なるものやリードの本数が異な
るものがある。このような製品ではキャビティチェイス
は下チェイスと上型のどちらにも装着できるから、その
場合はキャビティ内での樹脂の充填性を考慮し、より好
適な樹脂成形が可能な構成で樹脂成形するのがよい。
キャビティチェイスの交換は容易にできるから、樹脂成
形して不具合があったような場合は下ゲートと上ゲート
を交換して樹脂成形することも容易に可能になるし、樹
脂成形する製品が異なる場合に下ゲートと上ゲートを変
えて樹脂成形することも容易に可能になる。これによ
り、キャビティチェイスを共通に使用する樹脂モールド
が可能になる。また、本実施形態では下チェイスにポッ
ト26を設けた例で説明したが、ポット26を上型に設
けるタイプの樹脂モールド装置についても同様に適用す
ることができる。
樹脂モールド装置の金型構造によれば、上述したよう
に、ベース金型を共通として品種によって形状が異なる
キャビティチェイスのみをベース金型にセットすること
で、リリースフィルムを金型面に吸着支持するための吸
着支持孔とキャビティ凹部にリリースフィルムを吸着支
持するエア吸着孔とエア吸引機構とを連絡させることが
でき、リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置での
金型交換を容易にし、リリースフィルムを樹脂モールド
方法を有効に適用することが可能になる。また、ベース
金型に設けたカル孔にカル駒を装着する構成によれば、
上型と下チェイスのキャビティチェイスを上下交換する
ことにより、下ゲートによる樹脂モールドと上ゲートに
よる樹脂モールドを選択して使用することができ、より
良好な樹脂モールドを可能にする等の著効を奏する。
法を示す断面図である。
の金型の平面図である。
図である。
図である。
路の平面図である。
面図である。
断面図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 金型の樹脂成形面をリリースフィルムで
被覆して樹脂モールドするリリースフィルムを用いる樹
脂モールド装置の金型構造であって、 前記樹脂成形面を構成するキャビティ凹部を設けたキャ
ビティチェイスをベース金型に交換可能に装着し、 該ベース金型に、ベース金型の上面で、前記キャビティ
チェイスに設けた、前記リリースフィルムを前記キャビ
ティ凹部の内面にエア吸着するためのエア吸着孔と前記
リリースフィルムを前記キャビティチェイスのクランプ
面にエア吸着するための吸着支持孔とに各々接続可能に
一端が開口し、他端が金型外のエア機構に接続するエア
流路を設け、 前記キャビティチェイスの前記ベース金型に当接する面
に、キャビティチェイスの各キャビティ凹部に設けたエ
ア吸着孔を連通する連絡溝と前記吸着支持孔を連絡する
連通溝を前記エア流路に連絡可能に設けたことを特徴と
するリリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型
構造。 - 【請求項2】 前記金型ベースに前記開口に接続して前
記連通溝と重複する位置に溝を設けたことを特徴とする
請求項1記載のリリースフィルムを用いる樹脂モールド
装置の金型構造。 - 【請求項3】 前記溝と少なくとも一部分重複可能に前
記連通溝に接続して接続溝を設けたことを特徴とする請
求項2記載のリリースフィルムを用いる樹脂モールド装
置の金型構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20828096A JP3909097B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20828096A JP3909097B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044196A true JPH1044196A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3909097B2 JP3909097B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=16553635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20828096A Expired - Lifetime JP3909097B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | リリースフィルムを用いる樹脂モールド装置の金型構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3909097B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012158151A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Toyota Boshoku Corp | 成形方法及び成形装置 |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP20828096A patent/JP3909097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012158151A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Toyota Boshoku Corp | 成形方法及び成形装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3909097B2 (ja) | 2007-04-25 |
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