JPH1044436A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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Publication number
JPH1044436A
JPH1044436A JP20851596A JP20851596A JPH1044436A JP H1044436 A JPH1044436 A JP H1044436A JP 20851596 A JP20851596 A JP 20851596A JP 20851596 A JP20851596 A JP 20851596A JP H1044436 A JPH1044436 A JP H1044436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
nozzle
head
head part
diameter head
Prior art date
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Pending
Application number
JP20851596A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Matsui
直樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP20851596A priority Critical patent/JPH1044436A/ja
Priority to US08/908,489 priority patent/US6042219A/en
Publication of JPH1044436A publication Critical patent/JPH1044436A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録ヘッドに幅広い階調性を
持たせる。 【解決手段】 複数のヘッド12、14を有し、各ヘッ
ドのノズル30を構成する部材(天板)16a、16b
は撥インク性の異なる材料で形成されている。この撥イ
ンク性の違いにより、各ヘッド部から異なる大きさのイ
ンク滴が吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字信号に応じて
インク滴を吐出し、記録紙等の記録媒体に付着させて画
像を記録するドロップ・オン・デマンド方式のインクジ
ェット記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録ヘッドを用いて高画
質でかつ高速印字を行うには、印字ドット径を変えるこ
とにより階調性を表現することが有効である。そのため
にはノズルから吐出するインク量を階調段階に応じて変
化させることが必要である。そこで、従来より、複数の
ヘッド部を有すると共に各ヘッド部におけるノズル径を
他のヘッド部におけるノズル径と違えたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各ヘッド部
におけるノズル径を他のものと変えただけでは階調の幅
があまり広がらず、写真のような滑らかな中間調画像を
作成するためには不十分であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みてなされたもので、インクジェット記録ヘッドに複数
のヘッドを設け、各ヘッド部のノズルを構成する部材は
撥インク性の異なる材料で形成したものである。なお、
各ヘッド部の撥インク性は他のヘッド部の撥インク性に
対して接触角で5°以上異なるようにするのが好まし
い。また、各ヘッド部のノズル径は同一径であってもよ
い。さらに、各ヘッド部のノズルは吐出口に向かって広
がるテーパ状に形成してもよい。
【0005】
【発明の効果】上記インクジェット記録ヘッドでは、各
ヘッド部においてノズルを構成している部材がそれぞれ
異なる撥インク性を有し、その撥インク性の違いに基づ
いて異なる大きさのインク滴を吐出する。つまり、イン
クに対する接触角の小さい部材からなるノズルは、これ
よりも接触角の大きい部材からなるノズルよりも大径の
インク滴を吐出する。したがって、異なる撥インク性の
部材でノズルを構成したそれぞれのヘッド部から適宜イ
ンクを吐出することにより、高階調の滑らかな中間調画
像が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1から図3は
本発明に係るインクジェット記録ヘッドを示す。このヘ
ッド10は大径インク滴吐出用ヘッド部12(以下「大
径ヘッド部12」という。)と小径インク滴吐出用ヘッ
ド部14(以下「小径ヘッド部14」という。)からな
る。これら大径ヘッド部12と小径ヘッド部14は、天
板16、隔壁18、枠体20、圧電部材22、基板24
を組み合わせて一体的に構成されている。
【0007】天板16は、大径ヘッド部用の天板16a
と小径ヘッド部用の天板16bとからなる。天板16a
はインクに対する接触角の小さいステンレス材で作られ
ており、天板16bはインクに対する接触角の大きいP
FA系フッ素樹脂で作られている。これら天板16a、
16bは隔壁18との対向部(対向面)を微細加工し
て、インク26を収容する複数のインクキャビティ28
と、各インクキャビティ28のインク26を吐出するノ
ズル30と、補給用インク26を収容するインク供給室
32と、各インクキャビティ28をインク供給室32に
連結するインクインレット34がそれぞれ形成されてい
る。図1に示すように、大径ヘッド部12と小径ヘッド
部14のインクキャビティ28は、これらヘッド部1
2、14が対向する方向に向かって延びる長溝状にかつ
平行に形成されている。また、インク供給室32は、イ
ンクキャビティ28を挟んで中央線36の反対側に形成
されており、図示しないインクタンクに接続してある。
なお、本実施形態では、大径ヘッド部12のノズル30
と小径ヘッド部14のそれは同一の径としてある。ま
た、インクキャビティ28、インクインレット34、圧
電部材22等の形状や大きさも各ヘッド部12、14と
もに等しくしてある。すなわち、ヘッド10は、天板1
6の材質が異なる以外は各ヘッド部12、14とも同様
の構成であり、中央線36を中心にして対称に形成され
ている。
【0008】隔壁18は金属又は合成樹脂等の材料から
なる薄肉フィルムが使用されており、天板16と枠体2
0との間に固定されている。なお、隔壁18はこれに所
定の張力が加わった状態で固定するのが望ましい。
【0009】枠体20は金属、合成樹脂、又はセラミッ
クからなり、隔壁18と基板24との間に固定されてい
る。この枠体20はヘッド10の外縁に沿った枠部と中
央線36に沿った枠部とを有しており、各枠部に囲まれ
て2つの空間が形成されている。2つの空間のうちの一
方は大径ヘッド部に対応し、もう一方は小径ヘッド部に
対応している。この枠体20に囲まれた大径ヘッド部1
1と小径ヘッド部12における空間内にそれぞれ複数の
圧電部材22がインクキャビティ28に沿って平行に配
置されている。
【0010】圧電部材22は薄肉の圧電シートと電極層
を交互に重ねた周知の積層型圧電部材である。また、隣
接する圧電部材22の間には仕切壁38が配置されてい
る。これら圧電部材22と仕切壁38は、一枚の積層型
圧電部材を基板24に固定した後、ダイシング加工によ
りスライスカットして形成する。
【0011】基板24はセラミック、金属、又は合成樹
脂等からなり、枠体20に接着剤で固定されている。
【0012】上記構成のヘッド10では、図示しないイ
ンクタンクからインク供給室32にインク26が供給さ
れる。インク供給室32のインク26は、インクインレ
ット34を介して各インクキャビティ28に分配され
る。そして、印字信号制御回路(図示せず)から圧電部
材22に所定の電圧(印字信号)が印加されると圧電部
材22がインクキャビティ28に向かって変形する。ま
た、圧電部材22の変形は隔壁18に伝えられ、これに
よりインクキャビティ28内のインク26が加圧され
て、ノズル30を介してインク滴が飛翔する。
【0013】上述のように、大径ヘッド部12において
ノズル30を構成する天板16aにはインク接触角が小
さいステンレス材料が使用され、小径ヘッド部14にお
いてノズル30を構成する天板16bにはインク接触角
が大きいフッ素樹脂が使用されており、大径ヘッド部1
2のインクに対する濡れ性が小径ヘッド部14のインク
に対する濡れ性よりも良くなっている。したがって、図
4(a)に示すように、大径ヘッド部12ではインク自
由表面がノズル30の外側に存在する。他方、図4
(b)に示すように、小径ヘッド部14ではインク自由
表面がノズル30の内側に存在する。その結果、小径ヘ
ッド部12のノズル30から吐出するインク滴26bの
径はほぼノズル径と等しいのに対して、大径ヘッド部1
2のノズル30から吐出するインク滴26aは小径ヘッ
ド部14から吐出するインク滴26bよりも大きい。し
たがって、作成すべき画像の条件に応じて大径ヘッド部
12と小径ヘッド部14を適宜選択すると共に、圧電部
材に印加する電圧を変えることで、幅広く階調を変化さ
せることができ、写真のような滑らかな中間調画像も作
成できる。なお、本実施形態では、大径ヘッド部12の
ノズル30と小径ヘッド部14のそれは同一径とした
が、大径ヘッド部12のノズル30を小径ヘッド部14
のそれよりも大きくすれば、さらに階調幅が広くなる。
なお、本実施形態においては、ノズルの形状や大きさは
全て同一にしているので、各ヘッド部のノズルを機械加
工や成形などによって形成する際に、各ヘッド部ごとに
材料変更を行うだけでよく、生産設備や治工具等の変更
が不要な場合が多い。
【0014】図1から図4に示すインクジェット記録ヘ
ッドを用いて、大径ヘッド部と小径ヘッド部から吐出す
るインク滴径と印加電圧との関係を以下の実験1、2を
行って調べた。
【0015】実験1:大径ヘッド部の天板には水性標準
インクに対する接触角が約60°のSUS304系ステ
ンレス(材質A)からなる厚さ100μmの板を使用
し、小径ヘッド部の天板には水性標準インクに対する接
触角が約100°のPFA系フッ素樹脂(材質B)から
なる厚さ100μmの板を使用した。本実験において
は、インクキャビティ内のインク流入を妨げないように
フッ素樹脂プレートのインクキャビティ側には、一面に
金蒸着により親水性のコーティングを施した。両ヘッド
部のノズル径はいずれも40μmとした。圧電部材に
は、周波数4kHz、電圧10〜50Vのパルスを印加
した。実験1の結果を図5の表に示す。この表から明ら
かなように、印字信号の電圧が同一であっても、インク
に対する接触角の小さな濡れ性のよい材質Aの大径ヘッ
ド部から吐出するインク滴は、それよりもインクに対す
る接触角の大きな濡れ性に劣る材質Bの小径ヘッド部か
ら吐出するインク滴よりも大きかった。また、ノズルが
材質Aの場合には約5階調、ノズルが材料Bの場合には
約4階調のインク滴変化が可能であるから、両者を組み
合わせることで6〜7階調のインク滴変化が可能とな
る。
【0016】実験2:実験1で使用した材質Bのノズル
径を20μmに変更した。他の実験条件は実験1と同一
である。実験2の結果を、実験1の結果と共に図6の表
に示す。この表から明らかなように、3種類の天板(天
板1:材質A、ノズル径40μm、天板2:材質B、ノ
ズル径:40μm、天板3:材質B、ノズル径20μ
m)を使用すれば、8〜9階調のインク滴変化が得られ
る。
【0017】このように、各ヘッド部における天板を異
なる撥インク性を有する材料で構成すると共に各ヘッド
部におけるノズル径を違えることによって幅広い階調が
得られ、写真画像のような中間調画像も得ることができ
る。
【0018】なお、天板の材質は、同一基材に別の材料
を添加することにより違えてもよい。例えば、材質Aと
して標準接触角約60°程度のポリサルフォン樹脂を使
用し、材質Bとしてこのポリサルフォン樹脂に微小ガラ
スビーズを分散させると共にフルオロシリコーン系のカ
ップリング処理(表面処理)を施して接触角を90°程
度まで高めたものを使用してもよい。このように、樹脂
材質や電鋳材質の材料中に濡れ性のよいもの或いは悪い
ものを充填又は分散させることで材料の濡れ性をコント
ロール可能である。
【0019】また、上記実施形態で示したノズルは吐出
側に向かって断面積が小さくなるテーパ状をしている
が、図7に示すように、ノズルは吐出側に向かって広が
る逆テーパ状としてもよい。この場合、インク滴の大き
さをより幅広く変化させることができる。
【0020】さらに、各ヘッド部から吐出するインク滴
の大きさに明らかな違いを持たせて全体として階調段階
数を多くするには、各ヘッド部におけるノズル構成部材
のインク接触角は5°以上、より好ましくは10°以上
違えるのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一
部平面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図、及び部分拡大断
面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 ノズルからインクが吐出する状態を表した大
径ヘッド部と小径ヘッド部の部分拡大断面図である。
【図5】 大径ヘッド部と小径ヘッド部のノズル径を同
一とした場合の、印加電圧とインク滴径との関係を示す
図表である。
【図6】 小径ヘッド部のノズル径を違えた場合の、電
極への印加電圧とドット径との関係を示す図表である。
【図7】 他の形状のノズルからインクが吐出する状態
を表した大径ヘッドと小径ヘッド部の部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
10…ヘッド、12…大径ヘッド部、14…小径ヘッド
部、16、16a、16b…天板、18…隔壁、20…
枠体、22…圧電部材、24…基板、26…インク、2
8…インクキャビティ、30…ノズル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字信号に応じてノズルからインクを吐
    出して記録媒体に付着させるインクジェット記録ヘッド
    であって、複数のインク吐出用ヘッド部を有し、各ヘッ
    ド部のノズルを構成する部材は撥インク性の異なる材料
    で形成されているインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 各ヘッド部の撥インク性は他のヘッド部
    の撥インク性に対して接触角で5°以上異なる請求項1
    のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 各ヘッド部のノズル径は同一径である請
    求項1又は2のインクジェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 各ヘッド部のノズルは吐出口に向かって
    広がるテーパ状に形成してある請求項1から3のいずれ
    かのインクジェット記録ヘッド。
JP20851596A 1996-08-07 1996-08-07 インクジェット記録ヘッド Pending JPH1044436A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20851596A JPH1044436A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 インクジェット記録ヘッド
US08/908,489 US6042219A (en) 1996-08-07 1997-08-07 Ink-jet recording head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20851596A JPH1044436A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 インクジェット記録ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1044436A true JPH1044436A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16557452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20851596A Pending JPH1044436A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 インクジェット記録ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1044436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023342A (ja) * 2007-06-18 2009-02-05 Canon Inc 液体吐出ヘッドおよびその製造方法、構造体およびその製造方法

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