JPH1044400A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents
インクジェット記録ヘッドInfo
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- JPH1044400A JPH1044400A JP20177396A JP20177396A JPH1044400A JP H1044400 A JPH1044400 A JP H1044400A JP 20177396 A JP20177396 A JP 20177396A JP 20177396 A JP20177396 A JP 20177396A JP H1044400 A JPH1044400 A JP H1044400A
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- Japan
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Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
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- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録ヘッドに幅広い階調性を
持たせる。 【解決手段】 インクジェット記録ヘッド10は、隔壁
18を介して圧電部材42の変形をインク24に伝えて
これを飛翔させるヘッド部12、14を複数有し、それ
ぞれのヘッド部の隔壁18a、18bは弾性率又は厚み
が異なる。
持たせる。 【解決手段】 インクジェット記録ヘッド10は、隔壁
18を介して圧電部材42の変形をインク24に伝えて
これを飛翔させるヘッド部12、14を複数有し、それ
ぞれのヘッド部の隔壁18a、18bは弾性率又は厚み
が異なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
ヘッドに関する。
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録ヘッドを用いて高画
質でかつ高速印字を行うには、印字ドット径を変えるこ
とにより階調性を表現することが有効である。そのため
にはノズルから吐出するインク量を階調段階に応じて変
化させることが必要であり、従来より、例えば圧電部材
を用いたものにおいては圧電部材への印加電圧を変える
ことによりノズルから吐出するインク量を変化させる方
法が知られている。
質でかつ高速印字を行うには、印字ドット径を変えるこ
とにより階調性を表現することが有効である。そのため
にはノズルから吐出するインク量を階調段階に応じて変
化させることが必要であり、従来より、例えば圧電部材
を用いたものにおいては圧電部材への印加電圧を変える
ことによりノズルから吐出するインク量を変化させる方
法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧電部材へ
の印加電圧を変えるだけでは、ノズルから吐出されるイ
ンク柱の太さやノズルにおけるインクのメニスカス形状
があまり変わらないことなどに起因して、安定して吐出
できるインク量及び吐出したインクにより形成されるド
ットの大きさの可変幅は限られており、例えば、写真画
像のような階調性の高い滑らかな画像を得ることが困難
であった。
の印加電圧を変えるだけでは、ノズルから吐出されるイ
ンク柱の太さやノズルにおけるインクのメニスカス形状
があまり変わらないことなどに起因して、安定して吐出
できるインク量及び吐出したインクにより形成されるド
ットの大きさの可変幅は限られており、例えば、写真画
像のような階調性の高い滑らかな画像を得ることが困難
であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みてなされたものであり、インクジェット記録ヘッドに
複数のヘッド部を設け、それぞれのヘッド部から異なる
範囲の大きさを有するインク滴を吐出できるようにした
ものである。
みてなされたものであり、インクジェット記録ヘッドに
複数のヘッド部を設け、それぞれのヘッド部から異なる
範囲の大きさを有するインク滴を吐出できるようにした
ものである。
【0005】具体的に、本発明のインクジェット記録ヘ
ッドは、隔壁を介して圧電部材の変形をインクに伝えて
これを飛翔させる複数のヘッド部からなり、それぞれの
ヘッド部の隔壁は弾性率又は厚さが異なるものである。
ッドは、隔壁を介して圧電部材の変形をインクに伝えて
これを飛翔させる複数のヘッド部からなり、それぞれの
ヘッド部の隔壁は弾性率又は厚さが異なるものである。
【0006】
【発明の効果】上記インクジェット記録ヘッドでは、各
ヘッド部における隔壁の弾性率が異なる。弾性率の違い
は、圧電部材からインクに伝わる力、さらにはインク滴
の大きさの差となって現れる。したがって、本発明のイ
ンクジェット記録ヘッドによれば、それぞれのヘッド部
から安定して吐出するインク滴の大きさ範囲が異なり、
これら複数のヘッド部を適宜組み合わせて駆動すること
により高階調性の滑らかな画像を作成することができ
る。
ヘッド部における隔壁の弾性率が異なる。弾性率の違い
は、圧電部材からインクに伝わる力、さらにはインク滴
の大きさの差となって現れる。したがって、本発明のイ
ンクジェット記録ヘッドによれば、それぞれのヘッド部
から安定して吐出するインク滴の大きさ範囲が異なり、
これら複数のヘッド部を適宜組み合わせて駆動すること
により高階調性の滑らかな画像を作成することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1から図3は
本発明に係るインクジェット記録装置用マルチヘッドを
示す。このマルチヘッド10は大径インク滴吐出用ヘッ
ド部12(以下「大径ヘッド部12」という。)と小径
インク滴吐出用ヘッド部14(以下「小径ヘッド部1
4」という。)からなり、これら大径ヘッド部12と小
径ヘッド部14は、天板16、隔壁18、振動板20、
基板22を重ねて一体的に構成されている。
の好適な実施の形態について説明する。図1から図3は
本発明に係るインクジェット記録装置用マルチヘッドを
示す。このマルチヘッド10は大径インク滴吐出用ヘッ
ド部12(以下「大径ヘッド部12」という。)と小径
インク滴吐出用ヘッド部14(以下「小径ヘッド部1
4」という。)からなり、これら大径ヘッド部12と小
径ヘッド部14は、天板16、隔壁18、振動板20、
基板22を重ねて一体的に構成されている。
【0008】天板16は金属又は合成樹脂などからな
り、隔壁18との対向部(対向面)を電鋳又はフォトリ
ソグラフィ等により微細加工して、大径ヘッド部12と
小径ヘッド部14とにそれぞれインク24を収容する複
数のインクキャビティ26と、各インクキャビティ26
のインク24を吐出するテーパ状のノズル28と、補給
用インク24を収容するインク供給室30と、各インク
キャビティ26をインク供給室30に連結するインクイ
ンレット32とが形成されている。図1に示すように、
大径ヘッド部12と小径ヘッド部14の各インクキャビ
ティ26は、これらヘッド部12、14が対向する方向
に向かって延びる長溝状にかつ平行に形成されている。
また、各インク供給室30は、インクキャビティ26を
挟んで中央線34の反対側に形成されており、図示しな
いインクタンクに接続してある。なお、本実施形態で
は、大径ヘッド部12のノズル28と小径ヘッド部14
のそれは同一の径としてある。
り、隔壁18との対向部(対向面)を電鋳又はフォトリ
ソグラフィ等により微細加工して、大径ヘッド部12と
小径ヘッド部14とにそれぞれインク24を収容する複
数のインクキャビティ26と、各インクキャビティ26
のインク24を吐出するテーパ状のノズル28と、補給
用インク24を収容するインク供給室30と、各インク
キャビティ26をインク供給室30に連結するインクイ
ンレット32とが形成されている。図1に示すように、
大径ヘッド部12と小径ヘッド部14の各インクキャビ
ティ26は、これらヘッド部12、14が対向する方向
に向かって延びる長溝状にかつ平行に形成されている。
また、各インク供給室30は、インクキャビティ26を
挟んで中央線34の反対側に形成されており、図示しな
いインクタンクに接続してある。なお、本実施形態で
は、大径ヘッド部12のノズル28と小径ヘッド部14
のそれは同一の径としてある。
【0009】隔壁18は金属又は合成樹脂の薄肉フィル
ムが使用されており、天板16と振動板20との間に固
定されている。なお、隔壁18はこれに所定の張力が加
わった状態で固定するのが望ましい。また、隔壁18は
大径ヘッド部12と小径ヘッド部14とでは異なる弾性
率、厚みのフィルムが使用されており、弾性率について
は大径ヘッド部12の隔壁18(18a)の方が小径ヘ
ッド部14の隔壁18(18b)よりも小さく、厚みに
ついても大径ヘッド部12の隔壁18(18a)の方が
小径ヘッド部14の隔壁18(18b)よりも小さくし
てある。
ムが使用されており、天板16と振動板20との間に固
定されている。なお、隔壁18はこれに所定の張力が加
わった状態で固定するのが望ましい。また、隔壁18は
大径ヘッド部12と小径ヘッド部14とでは異なる弾性
率、厚みのフィルムが使用されており、弾性率について
は大径ヘッド部12の隔壁18(18a)の方が小径ヘ
ッド部14の隔壁18(18b)よりも小さく、厚みに
ついても大径ヘッド部12の隔壁18(18a)の方が
小径ヘッド部14の隔壁18(18b)よりも小さくし
てある。
【0010】振動板20は周知の圧電材料からなり、そ
の上面と下面にはそれぞれ共通電極、個別電極として利
用される導電性金属層(図示せず)が設けてあり、隔壁
18と基板22との間に固定されている。各共通電極お
よび個別電極は図示しない印字信号制御回路に接続され
ており、共通電極と個別電極との間に所定の電圧が印加
されるようになっている。なお、各電極の引き出し方法
は特に限定されず各種の方法を採用可能であるが、例え
ば、導電性の隔壁18を共通電極として使用し、基板2
2表面に個別電極をパターニングするなどの方法により
電極の引き出しを行うことができる。また、振動板20
はダイシング加工により縦方向溝58と横方向溝60を
形成して分断し、各インクキャビティ26に対応する圧
電部材42と、隣接する圧電部材42の間に位置する仕
切壁44と、大径ヘッド部12と小径ヘッド部14との
間に中央線34に沿って位置する仕切壁45よ、これら
を囲む壁46とに分離されている。そして、圧電部材4
2は高温下で共通電極と個別電極との間に高電圧を印加
して分極処理されている。圧電部材42は単層型のもの
であってもよいし、圧電材料と電極とをそれぞれ複数交
互に重ね合わせた積層型のものであってもよい。
の上面と下面にはそれぞれ共通電極、個別電極として利
用される導電性金属層(図示せず)が設けてあり、隔壁
18と基板22との間に固定されている。各共通電極お
よび個別電極は図示しない印字信号制御回路に接続され
ており、共通電極と個別電極との間に所定の電圧が印加
されるようになっている。なお、各電極の引き出し方法
は特に限定されず各種の方法を採用可能であるが、例え
ば、導電性の隔壁18を共通電極として使用し、基板2
2表面に個別電極をパターニングするなどの方法により
電極の引き出しを行うことができる。また、振動板20
はダイシング加工により縦方向溝58と横方向溝60を
形成して分断し、各インクキャビティ26に対応する圧
電部材42と、隣接する圧電部材42の間に位置する仕
切壁44と、大径ヘッド部12と小径ヘッド部14との
間に中央線34に沿って位置する仕切壁45よ、これら
を囲む壁46とに分離されている。そして、圧電部材4
2は高温下で共通電極と個別電極との間に高電圧を印加
して分極処理されている。圧電部材42は単層型のもの
であってもよいし、圧電材料と電極とをそれぞれ複数交
互に重ね合わせた積層型のものであってもよい。
【0011】基板22はセラミック、金属、又は合成樹
脂等からなり、振動板20に接着剤で固定されている。
脂等からなり、振動板20に接着剤で固定されている。
【0012】上記構成のマルチヘッド10では、図示し
ないインクタンクからインク供給室30にインク24が
供給される。インク供給室30のインク24は、インク
インレット32を介して各インクキャビティ26に分配
される。そして、印字信号制御回路(図示せず)から共
通電極と個別電極との間に所定の電圧(印字信号)が印
加されると圧電部材42がインクキャビティ26に向か
って変形する。また、圧電部材42の変形は隔壁18に
伝えられ、これによりインクキャビティ26内のインク
24が加圧されて、インクノズル28を介してインク滴
が飛翔する。
ないインクタンクからインク供給室30にインク24が
供給される。インク供給室30のインク24は、インク
インレット32を介して各インクキャビティ26に分配
される。そして、印字信号制御回路(図示せず)から共
通電極と個別電極との間に所定の電圧(印字信号)が印
加されると圧電部材42がインクキャビティ26に向か
って変形する。また、圧電部材42の変形は隔壁18に
伝えられ、これによりインクキャビティ26内のインク
24が加圧されて、インクノズル28を介してインク滴
が飛翔する。
【0013】上述のように、大径ヘッド部12の隔壁1
8(18a)と小径ヘッド部14の隔壁18(18b)
は弾性率、厚みが異なり、弾性率については大径ヘッド
部12の隔壁18(18a)の方が小径ヘッド部14の
隔壁18(18b)よりも小さく、厚みについても大径
ヘッド部12の隔壁18(18a)の方が小径ヘッド部
14の隔壁18(18b)よりも小さくしてある。した
がって、同一の印字信号を共通電極と個別電極との間に
印加しても、大径ヘッド12のノズル28から吐出する
インク滴の大きさは小径ヘッド部14のノズル28から
吐出するインク滴よりも大きい。したがって、作成すべ
き画像の条件に応じて大径ヘッド部12と小径ヘッド部
14を適宜選択すると共に、共通電極と個別電極との間
に印加する電圧を変えることで、幅広く階調性を変化さ
せることができ、写真のような滑らかな画像も作成でき
る。なお、本実施形態では、大径ヘッド部12のノズル
28と小径ヘッド部14のそれは同一径としたが、大径
ヘッド部12のノズル28を小径ヘッド部14のそれよ
りも大きくすれば、さらに階調幅が広くなる。なお、イ
ンクの飛翔を安定化させるため、隔壁の材料を大径ヘッ
ド部と小径ヘッド部とでそれぞれ異なるものを用いて最
適化してもよい。逆に、コストダウン等を目的として、
大径ヘッド部と小径ヘッド部とで同じ材料の隔壁を用い
てもよい。この場合、隔壁の厚みを変えることによりや
はり弾性は変化するので、隔壁の材料を変えるのと同様
の効果を奏することができる。
8(18a)と小径ヘッド部14の隔壁18(18b)
は弾性率、厚みが異なり、弾性率については大径ヘッド
部12の隔壁18(18a)の方が小径ヘッド部14の
隔壁18(18b)よりも小さく、厚みについても大径
ヘッド部12の隔壁18(18a)の方が小径ヘッド部
14の隔壁18(18b)よりも小さくしてある。した
がって、同一の印字信号を共通電極と個別電極との間に
印加しても、大径ヘッド12のノズル28から吐出する
インク滴の大きさは小径ヘッド部14のノズル28から
吐出するインク滴よりも大きい。したがって、作成すべ
き画像の条件に応じて大径ヘッド部12と小径ヘッド部
14を適宜選択すると共に、共通電極と個別電極との間
に印加する電圧を変えることで、幅広く階調性を変化さ
せることができ、写真のような滑らかな画像も作成でき
る。なお、本実施形態では、大径ヘッド部12のノズル
28と小径ヘッド部14のそれは同一径としたが、大径
ヘッド部12のノズル28を小径ヘッド部14のそれよ
りも大きくすれば、さらに階調幅が広くなる。なお、イ
ンクの飛翔を安定化させるため、隔壁の材料を大径ヘッ
ド部と小径ヘッド部とでそれぞれ異なるものを用いて最
適化してもよい。逆に、コストダウン等を目的として、
大径ヘッド部と小径ヘッド部とで同じ材料の隔壁を用い
てもよい。この場合、隔壁の厚みを変えることによりや
はり弾性は変化するので、隔壁の材料を変えるのと同様
の効果を奏することができる。
【0014】大径ヘッド部と小径ヘッド部の隔壁に各種
のフィルムを使用し、それぞれのヘッド部から吐出した
インク滴で形成されるドット径を調べた。実験には図1
から3に示す基本構成を有するヘッドを使用した。天板
はニッケル電鋳品を用い、インクキャビティは160×
80×4000μm、インクインレットは40×40×
200μm、ノズルピッチは250μm、ノズル径(内
側端部の径)は25μm、ノズルのテーパ角度は10
°、ノズル近傍の天板の厚さ150μmとした。圧電部
材には、厚さ25μmの圧電板を20層重ねた積層型圧
電部材(100×600×3000μm)を使用した。
圧電部材に印加するパルスは、電圧を2〜65Vまで変
化させ、パルス幅も1〜100μsecの範囲で変化さ
せた。なお、パルスの立ち上がり速度は50V/μse
cとした。インクはDIC社のMAT−1003(B
k)を使用した。記録紙はエプソン社SF紙を使用し
た。
のフィルムを使用し、それぞれのヘッド部から吐出した
インク滴で形成されるドット径を調べた。実験には図1
から3に示す基本構成を有するヘッドを使用した。天板
はニッケル電鋳品を用い、インクキャビティは160×
80×4000μm、インクインレットは40×40×
200μm、ノズルピッチは250μm、ノズル径(内
側端部の径)は25μm、ノズルのテーパ角度は10
°、ノズル近傍の天板の厚さ150μmとした。圧電部
材には、厚さ25μmの圧電板を20層重ねた積層型圧
電部材(100×600×3000μm)を使用した。
圧電部材に印加するパルスは、電圧を2〜65Vまで変
化させ、パルス幅も1〜100μsecの範囲で変化さ
せた。なお、パルスの立ち上がり速度は50V/μse
cとした。インクはDIC社のMAT−1003(B
k)を使用した。記録紙はエプソン社SF紙を使用し
た。
【0015】実験の結果を図4の表に示す。この表から
明らかなように、隔壁の弾性率、厚みを変えると、その
他の条件が同一であっても、大径ヘッド部と小径ヘッド
部から吐出するインク滴及びそれにより形成されるドッ
トの大きさの範囲が異なることが分かる。したがって、
大径ヘッド部と小径ヘッド部に使用する隔壁の弾性率、
厚さを違えることで幅広くドット径を変化させ、それに
より階調性の高い画像を得ることが可能である。
明らかなように、隔壁の弾性率、厚みを変えると、その
他の条件が同一であっても、大径ヘッド部と小径ヘッド
部から吐出するインク滴及びそれにより形成されるドッ
トの大きさの範囲が異なることが分かる。したがって、
大径ヘッド部と小径ヘッド部に使用する隔壁の弾性率、
厚さを違えることで幅広くドット径を変化させ、それに
より階調性の高い画像を得ることが可能である。
【0016】上記実施形態のインクジェット記録ヘッド
には2つのヘッド部を設けたが、3つ以上のヘッド部を
設け、それぞれの隔壁の弾性率や厚さを変えてもよい。
そのようにすれば、さらに階調性が高くなり、中間調の
再現性に優れたインクジェット記録ヘッドが得られる。
には2つのヘッド部を設けたが、3つ以上のヘッド部を
設け、それぞれの隔壁の弾性率や厚さを変えてもよい。
そのようにすれば、さらに階調性が高くなり、中間調の
再現性に優れたインクジェット記録ヘッドが得られる。
【0017】なお、上記実験のほかに、圧電部材の幅を
変更することにより、圧電部材と仕切壁との間のスリッ
トに対向する隔壁テント部180(図3参照)の幅を変
化させてインクの飛翔に及ぼす影響を調べた。その結
果、特にテント部の幅が10〜80μmの範囲において
良好にインクを飛翔させることができた。テント部18
0の幅が小さすぎるとインク飛翔ロスが大きく、また大
きすぎるとインクキャビティからの圧力により膨らみ、
飛翔ロスが大きくなった。
変更することにより、圧電部材と仕切壁との間のスリッ
トに対向する隔壁テント部180(図3参照)の幅を変
化させてインクの飛翔に及ぼす影響を調べた。その結
果、特にテント部の幅が10〜80μmの範囲において
良好にインクを飛翔させることができた。テント部18
0の幅が小さすぎるとインク飛翔ロスが大きく、また大
きすぎるとインクキャビティからの圧力により膨らみ、
飛翔ロスが大きくなった。
【図1】 本発明に係るインクジェット記録ヘッドの一
部平面図である。
部平面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図、及び部分拡大断
面図である。
面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 隔壁の弾性率、厚みとドット径との関係を示
す図表である。
す図表である。
10…マルチヘッド、12…大径ヘッド部、14…小径
ヘッド部、16…天板、18(18a、18b)…隔
壁、20…振動板、22…基板、24…インク、26…
インクキャビティ、28…ノズル、30…インク供給
室、42…圧電部材。
ヘッド部、16…天板、18(18a、18b)…隔
壁、20…振動板、22…基板、24…インク、26…
インクキャビティ、28…ノズル、30…インク供給
室、42…圧電部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 隔壁を介して圧電部材の変形をインクに
伝えてこれを飛翔させる複数のヘッド部からなり、それ
ぞれのヘッド部の隔壁は異なる弾性率を有するインクジ
ェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 隔壁を介して圧電部材の変形をインクに
伝えてこれを飛翔させる複数のヘッド部からなり、それ
ぞれのヘッド部の隔壁は異なる厚みを有するインクジェ
ット記録ヘッド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20177396A JPH1044400A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | インクジェット記録ヘッド |
| US08/904,412 US6305791B1 (en) | 1996-07-31 | 1997-07-31 | Ink-jet recording device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20177396A JPH1044400A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | インクジェット記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044400A true JPH1044400A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16446704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20177396A Pending JPH1044400A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | インクジェット記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1044400A (ja) |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20177396A patent/JPH1044400A/ja active Pending
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