JPH1044708A - トラクタのトレッド調整装置 - Google Patents

トラクタのトレッド調整装置

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JPH1044708A
JPH1044708A JP20611096A JP20611096A JPH1044708A JP H1044708 A JPH1044708 A JP H1044708A JP 20611096 A JP20611096 A JP 20611096A JP 20611096 A JP20611096 A JP 20611096A JP H1044708 A JPH1044708 A JP H1044708A
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輝仁 山内
Yasuyuki Oka
康幸 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレッド調整作業を容易かつ迅速に行えると
ともに簡単な構造でありながら、広幅車輪装着時と狭幅
車輪装着時のそれぞれに要求されるトレッド幅の設定範
囲内でのみ設定操作部を操作可能とする。 【解決手段】 トラクタ10の左右車輪13のトレッド
幅を所定の設定範囲内で無段階又は複数段階に設定する
べく手動操作可能な設定操作部61と、該操作部61の
位置に応じて車輪13をトレッド方向に移動させる油圧
装置36とを備えるとともに、トレッド幅の設定限界幅
を複数種に切換え可能とするべく、設定操作部61の操
作範囲を規制する規制部材65を位置変更可能に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタのトレッ
ド調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクタのトレッド調整装置は、
例えば、特開平3−182808号公報に開示されてお
り、この従来装置では、後輪の車軸ケースを伸縮自在と
し、この車軸ケースを伸縮させるための油圧シリンダを
設けるとともに、この油圧シリンダを伸縮制御するため
の切換弁を備えており、この切換弁はレバー操作により
手動で切換可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、目的のトレッド幅とするためには、レバー操作を行
いつつトレッド幅を測定する必要があり、非常に作業が
煩雑であり、一人で行うことが困難であった。そこで、
本願発明者らは、トラクタの左右後輪のトレッド幅を所
定の設定範囲内で無段階又は複数段階に設定するべく手
動操作可能な設定操作部と、該操作部の位置に応じて車
輪をトレッド方向に移動させる油圧装置とを組み合わせ
ることにより、設定操作部を目的のトレッド幅を示す位
置に設定することにより、自動的に目的のトレッド幅と
なるように車輪をトレッド方向に移動させるトレッド調
整装置を開発した。
【0004】しかしながら、トラクタには、作業形態に
応じて広狭さまざまな車輪が装着され、広幅の車輪と狭
幅の車輪との差が比較的大きいため、狭幅の車輪の装着
時に要求される範囲でトレッド幅を設定し得るようにト
レッド調整装置を設計した場合、広幅の車輪装着時に設
計された調整範囲のうち最も狭いトレッド幅に設定する
と、該車輪がトラクタのフェンダ等に衝当してしまうと
いう問題がある。一方、広幅の車輪の装着時に要求され
る範囲でトレッド幅を設定し得るように設計すると、狭
幅の車輪装着時には十分に車輪のトレッド幅を狭くする
ことができない。
【0005】このように、トラクタにおいては特にトレ
ッド調整を行う際に車輪の幅を無視することができな
い。そこで、本発明は、トレッド調整作業を容易かつ迅
速に行えるとともに簡単な構造でありながら、広幅車輪
装着時と狭幅車輪装着時のそれぞれに要求されるトレッ
ド幅の設定範囲内でのみ設定操作部を操作可能とするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明のトレッド調整装置は、トラクタの左右車輪のトレッ
ド幅を所定の設定範囲内で無段階又は複数段階に設定す
るべく手動操作可能な設定操作部と、該操作部の位置に
応じて車輪をトレッド方向に移動させる油圧装置とを備
えるとともに、トレッド幅の設定限界幅を複数種に切換
え可能とするべく、設定操作部の操作範囲を規制する規
制部材が位置変更可能に設けられている。
【0007】オペレータが上記設定操作部を目的のトレ
ッド幅を示す位置まで操作すると、そのトレッド幅とな
るように油圧装置が作動されて車輪がトレッド方向に移
動され、かかるトレッド調整作業は容易かつ迅速に行え
る。また、広幅タイヤ装着時には、トレッド幅の設定範
囲が最も狭くなるように規制部材を取り付けておき、ま
た、狭幅タイヤ装着時には、トレッド幅の設定範囲が最
も広くなるように規制部材を取り付けることにより、広
狭いずれの幅の車輪の装着時においても、適正なトレッ
ド幅設定範囲内でのみ設定操作部を操作可能とする。
【0008】設定操作部により油圧装置を作動させる手
段としては、例えば、上記設定操作部を、トラクタの操
縦運転席近傍に設けられたケーシングから突出して設け
られたダイヤルにより構成し、ケーシング内に、設定操
作部とともに一体回動する第1ロータと、左右車輪の実
トレッド幅に応じて回転するリールと、リールとともに
一体回動する第2ロータとを設け、これら第1ロータ、
第2ロータおよびリールを同一軸上に配置するととも
に、第1ロータと第2ロータとの間に、車輪の油圧装置
を制御するための接点を構成すればよい。
【0009】また、規制部材を、ケーシングに設けた装
着孔に着脱自在に取り付け、第1ロータに、操作範囲を
規制するべく規制部材に係合する係合部を設ければ、規
制部材の着脱作業が非常に容易に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図22及び図23に示すトラクタ
10の車体11の前後には、左右の前輪12と左右の後
輪13とがそれぞれ装着されている。なお、後輪13は
フェンダ16で覆われている。
【0011】車体11の前部にはエンジンが搭載され、
エンジンはボンネット17で覆われている。また、図示
していないが、車体11の後部には各種作業装置を装着
するための三点リンク機構が設けられ、該機構は油圧昇
降装置によって昇降可能に構成されている。また、車体
11上にはキャビン18が搭載されており、該キャビン
18内に運転操縦部が設けられている。即ち、キャビン
18内には操縦運転席19が設けられ、運転席19の前
方にはステアリングハンドル20が設けられているとと
もに、運転席19の近傍に各種操作レバー(図示せず)
が配設されている。
【0012】図1乃至図13は本発明の実施の形態に係
るトレッド調整装置を示しており、以下説明すると、前
記後輪13は、図11に示すように、トラクタ車体11
のミッションケース21の後部の左右両側にブレーキケ
ース22、後車軸ケース23、後車軸24を介して取付
けられている。後車軸ケース23は、固定ケース25
と、これに左右軸方向摺動自在に設けられた可動ケース
26とから伸縮自在に構成されており、固定ケース25
はブレーキケース22を介してミッションケース21に
取付固定されている。
【0013】ブレーキケース22内には、ミッションケ
ース21内の後輪デフ装置から左右外方に突出するデフ
ヨーク軸27を制動するブレーキ28が設けられ、デフ
ヨーク軸27は遊星減速装置29を介して後車軸24に
連動連結されている。後車軸24は、遊星減速装置29
に連結された伝動軸30にスプライン筒軸31を介して
連結されており、トラクタ車体11に対して左右方向と
なる軸心方向に移動可能となされている。伝動軸30は
軸受32を介して固定ケース25により支持され、また
後車軸24は軸受33,34を介して可動ケース26に
より支持され、この後車軸24の外端のフランジ部35
に後輪13のディスク13aが取付けられている。
【0014】後車軸ケース23の後方側には、後輪13
をトレッド方向に移動させるべく後車軸24を軸心方向
に移動させるための油圧シリンダ36(油圧装置)が平
行に配置され、かつ固定ケース25と一体に形成された
保持ケース内に収められている。油圧シリンダ36は、
内端が固定ケース25に固定されたピストンロッド38
と、ピストンロッド38の外端に固定されたピストン3
9と、ピストン39及びピストンロッド38に摺動自在
に外嵌されたシリンダ本体40とから構成されている。
ピストンロッド38は筒状であって、このピストンロッ
ド38には内外に油路を形成するように内筒41が挿通
され、その油路はピストン39により区画されたシリン
ダ本体40内の各油室42,43に連通されている。
【0015】シリンダ本体40の外端には、可動ケース
26の外端部に固定された連動体44が固定されてお
り、該連動体44を介してシリンダ本体40と可動ケー
ス26と後車軸24とが一体的に連動連結されている。
なお、シリンダ本体40の油室43内には、円筒状のス
トッパー45が遊嵌されている。
【0016】上記後車軸ケース23内の構造は左右とも
に同じであり、それぞれの油圧シリンダ36を伸縮動さ
せることで左右の後輪13を互いに独立してトレッド変
更可能となされている。図12は、左右の油圧シリンダ
36を含む油圧回路を示している。この油圧回路におい
て、油圧ポンプ50は、オイルタンク51内の作動油を
オイルフィルタ52を介して、トラクタの後部に設けら
れた作業機昇降用の油圧装置と、左右の後車軸の油圧シ
リンダ36とに圧油を供給するためのものであって、ト
ラクタ車体11前部に搭載されたエンジンにより駆動さ
れる。
【0017】また、油圧シリンダ36へのオイル供給路
53の中途部には流量制御弁からなるプライオリティバ
ルブ54が設けられており、油圧ポンプ50から供給さ
れる作動油の一部を左右車軸の油圧シリンダ36に供給
し、その他のオイルをトラクタ10の後部の油圧昇降装
置に供給している。例えば、油圧ポンプ50の容量を6
0リットル/分とし、左右車軸の油圧シリンダ36に供
給される作動油の量を3リットル/分となす。
【0018】プライオリティバルブ54の下流側でかつ
シリンダ36の上流側にはリリーフ弁55が設けられて
おり、油圧シリンダ36内圧力や給油管内圧力が異常に
高まることを防止している。各油圧シリンダ36は直列
に接続されており、左側車軸の油圧シリンダ36が上流
側、右側車軸の油圧シリンダ36が下流側に配置されて
いる。各油圧シリンダ36には、3位置切換式の電磁切
換弁56がそれぞれ対応して設けられている。これら電
磁切換弁56には油圧シリンダ36の伸長用のソレノイ
ド57と短縮用のソレノイド58とが設けられており、
伸ソレノイド57又は縮ソレノイド58のいずれかに励
磁することで中立位置から切換作動する。
【0019】前記操縦運転席19の近傍には、手動操作
可能なトレッド設定操作部61とこの操作部61による
実トレッド幅表示部62を備えたケーシング63を設け
ており、設定操作部61の操作により伸ソレノイド57
又は縮ソレノイド58のいずれか一方を励磁することに
より前記油圧シリンダ36(油圧装置)を制御可能に構
成している。
【0020】本実施形態では、図22及び図23に示す
ように、運転席19の左側方にケーシング63を設けて
おり、運転席19上のオペレータが設定操作部61を容
易に手動操作可能で、かつ実トレッド幅表示部62を目
視可能となされている。なお、運転席19の右側や前後
にケーシング63を配置することもできる。ケーシング
63は、図1〜図5に示すように、ABS樹脂等の耐熱
性樹脂により下方開放状の長方箱形に形成されている。
ケーシング63のコーナー部分には取付用のボルト孔6
4が設けられている。この単一のケーシング63に、一
対のトレッド設定操作部61が左右に並設され、各操作
部61が左右の後輪13のトレッド変更にそれぞれ対応
されており、これら操作部61の操作により左右の後輪
13をそれぞれ独立して左右幅方向(トレッド方向)に
移動可能に構成されている。
【0021】これらトレッド設定操作部61は、手動操
作で回転されるダイヤルにより構成されており、該ダイ
ヤル61を回動操作することによって最大で1540m
m、最小で1280mm(細幅タイヤ時)の範囲で10
mm単位で左右の各後輪13のトレッド幅を設定可能に
構成している。なお、このように設定操作部61を複数
段階に切り換え操作可能に構成するのが好ましいが、無
段階に切り換えられるものとすることもできる。
【0022】ケーシング63には、トレッド幅の最小設
定限界幅を複数種に切換え可能とするべく、設定操作部
61の操作範囲を規制する規制部材65が位置変更可能
に設けられている。なお、規制部材を設定操作部61に
対して着脱自在に取付るよう構成することもできる。こ
の規制部材65は、図4及び図9に示すように、長尺状
のピンからなる。このピン65には短ピン65aが一体
連結されており、これら両ピン65a,65bを挿通支
持するためにケーシング63に設けられた一対の装着孔
67に着脱自在に取り付けられる。短ピン65aは規制
部材65が装着孔67から不慮にはずれることを阻止す
るのに役立つ。また、長ピン65と短ピン65aの位置
を交換して装着孔67に取り付けることで、トレッド幅
の最小設定限界幅を複数種に切換え可能としている。な
お、短ピン65aを設けずに、単一のピンにより規制部
材65を構成することもできる。また、ピン以外の部材
により規制部材を構成してもよい。
【0023】後述する第1ロータ70には、操作部61
の回動操作範囲を規制するべく規制部材65に係合する
係合部66が設けられている。そして、後輪13として
広幅のものを装着する際には、後輪13とフェンダ16
との接触を避けるために、規制部材65の取り付け位置
を短ピン65aの位置と交換して、ダイヤル61による
最小設定幅が1320mmとなるように規制する。な
お、該規制部材65に対する回動規制用の係合部66
は、本実施形態では第1ロータ70に設けているが、ダ
イヤル61に設けることもできる。
【0024】また、図1に示すように、ケーシング63
の箱外表面部(図示例では上面)には実トレッド幅表示
部を構成する目盛り62がダイヤル61の周りに設けら
れており、ダイヤル61の設定位置に対応する左右後輪
13の各実トレッド幅をそれぞれ表示するようにしてお
り、運転席19から現在の左右後輪13のトレッド幅を
容易に認識可能としている。
【0025】箱形ケーシング63内には、各操作部61
に連係する第1ロータ70、第2ロータ71、及び、後
車軸24に連係されるボーデンワイヤ72のリール73
がそれぞれ収められている。一組の第1ロータ70、第
2ロータ71及びリール73は、同一軸心上に配置され
ている。第1ロータ70は、ケーシング63に形成され
た円筒状保持部63a内に回動可能に収容されており、
該ロータ70の中央部には、ケーシング63の天板63
bより上方に突出された軸部74が設けられ、該軸部7
4に設定操作部61が着脱自在に取付けられて、操作部
61と第1ロータ70とが一体回動するよう連結されて
いる。なお、上記ストッパピン65は、軸部74から設
定操作部61を取り外すことにより着脱可能となされて
いる。
【0026】また、保持部63aの内周にはラッチ(図
示せず)が形成され、ロータ70の外周部にはラッチに
係合する位置決め機構75が設けられており(図3参
照)、設定操作部61を1ピッチ(トレッド幅にして1
0mm)ずつ確実に回動操作し得るようにして、操作性
を向上している。図示例の位置決め機構75は、ラッチ
に係合するスチールボールと該ボールをラッチに係合す
る方向に付勢するコイルスプリングとから構成されてい
るが、その他の構造のものを採用することもできる。
【0027】第2ロータ71は第1ロータ70の下方に
対向配置されており、第1ロータ70の中央部に下方突
出状に設けられたボス部80に相対回動自在に外嵌装着
されている。この第2ロータ71は、ケーシング63内
に下方から嵌め込まれてタッピングねじ81により固定
された基板82により下方側から受持されているととも
に、第2ロータ71の中央に下方突出状に設けたボス部
83が、基板82に設けられた支持孔84に回転自在に
挿通支持されている。
【0028】また、第1ロータ70と第2ロータ71と
の間には、図1及び図3に示すように、第2ロータ71
に対する第1ロータ70の回動操作角度を所定範囲に規
制する操作角規制手段が設けられている。該手段は、第
1ロータ70に下方突出状に設けた係合ピン85と、該
ピン85が係入するように第2ロータ71に設けられた
係合孔86とから構成される。係合孔86は周方向に延
びる長孔状に形成され、この長孔の範囲で第1ロータ7
0を第2ロータ71に対して回動操作可能となされてい
る。
【0029】リール73は、基板82の下方に配置され
ており、第2ロータ71のボス部83に対してボルト8
8により一体的に取付固定されている。リール73の外
周には、ボーデンワイヤ72のインナー72aを案内保
持する巻付溝部89が設けられているとともに、インナ
ー72aに取付けられるコネクタを係止保持する係止部
90が設けられている。ボーデンワイヤ72のアウター
72bの端部はケーシング63の側壁の左右方向略中央
部に取付けられる。
【0030】また、ボーデンワイヤ72の他方側の端部
は、図10及び図11に示すように、アウター72bは
トラクタ車体11側に長尺板状ブラケット91を介して
取付固定され、インナー72aは後車軸24の外端に固
定された連動体44にL字ブラケット92を介して取付
固定されている。なお、ブラケット91へのアウター7
2bの取付けを調整するか、又は、ブラケット92への
インナー72aの取付けを調整することにより、実トレ
ッド表示部62により示されたトレッド幅が真の実トレ
ッド幅となるように調整することができる。
【0031】また、リール73の内部には、インナー7
2aを巻き取る方向にリール73を回動させるように付
勢する捩じりコイルスプリング95(付勢手段)が装着
されている。なお、該スプリング95の一端はリール7
3に係止され、他端はケーシング63に設けられた突起
96に係止されている。なお、基板82には突起96の
貫通孔97が形成されている。
【0032】したがって、後車軸24が左右外方に移動
すると、それに応じてインナー72aがリール73から
繰り出されるとともにリール73及び第2ロータ71が
その方向に回動され、また、後車軸24が左右内方に移
動すると、スプリング95の付勢力によってリール73
及び第2ロータ71が巻取り方向に回動されてリール7
3にインナー72aが巻き取られる。このようにして、
本実施形態においては、左右各後輪13の実トレッド幅
を設定操作部61側にフィードバックするフィードバッ
ク手段が、上記のボーデンワイヤ72から主構成される
機械式のものとして構成されている。
【0033】上記の第1ロータ70、第2ロータ71及
び基板82には、設定操作部61と表示部62とが実ト
レッド幅を示しているときには電気的に切断され、表示
部32が示す値が実トレッド幅と異なるときには電気的
に接続される接点(スイッチ)が設けられている。この
接点は、上記した左右の電磁切換弁56の伸ソレノイド
57と縮ソレノイド58に接続され、而して、設定操作
部61により油圧シリンダ24を制御可能としている。
かかる接点(118)を含む制御回路については後述す
る。
【0034】すなわち、第2ロータ71の上面(第1ロ
ータ70への対向面)には、図6に示すように、銅プレ
ートからなる中央側の輪状の正側導通部101が形成さ
れているとともに、該導通部101の外周側に半円弧状
の2つの負側導通部102,103が対向状に形成され
ている。この一対の負側導通部102,103の端部間
には若干の間隔が設けられて絶縁部104を構成してい
る。
【0035】一方、第1ロータ70には、図3及び図7
に示すように、正側導通部101と、負側導通部10
2,103のいずれか一方とを電気的に接続するための
伝導部材105が設けられている。この伝導部材105
は正側導通部101と負側導通部102,103とに亘
る幅の銅プレートから構成されており、第1ロータ70
に下方開口状に形成された凹部106内に収容されてい
るとともに、該凹部106の奥側に収容されたスプリン
グ107によって上記導通部101,102,103に
押圧する方向に付勢されている。
【0036】また、実トレッド幅表示部62が実際の左
右の後輪13の実トレッド幅を示しているときには伝導
部材105が絶縁部104に位置するように、表示部6
2とが絶縁部104とが対応して構成されている。した
がって、図6に示すように伝導部材105が絶縁部10
4に位置して表示部62が実トレッド幅を表示している
ときには正側導通部101と負側導通部102,103
は電気的に切断され、かかる中立位置から設定操作部6
1を回動操作するか若しくはリール73とともに第2ロ
ータ71が回転すると、正側導通部101が、負側導通
部102,103のいずれか一方と電気的に接続され
る。
【0037】また、基板82の上面(第2ロータ71へ
の対向面)には、図8に示すように、中央側の輪状の正
側導通部111と、その外周側の半円弧状の対の負側導
通部112,113とが形成されている。この基板82
の正側導通部111と第2ロータ71の正側導通部10
1とは、第2ロータ71に装着されたコイルスプリング
114及び伝導部材115を介して導通されており、同
様に、基板82の各負側導通部112,113は、対応
する第2ロータ71の負側導通部102,103にそれ
ぞれ導通されている。これら基板82の導通部111,
112,113には導線116がそれぞれ接続され、こ
れら導線116は束ねられてケーシング63外に引き出
され、その端部にはコネクタ117が設けられており、
トラクタ車体11側の配線コネクタに着脱自在に接続可
能としている。
【0038】かかる配線を介して、正側導通部111は
トラクタ車体11に搭載した電源に接続され、負側導通
部112,113のいずれか一方は伸ソレノイド57に
接続され、他方は縮ソレノイド58に接続されており、
而して、設定操作部61により油圧シリンダ24を制御
するために電磁切換弁伸縮用ソレノイド57,58への
電源供給路に設けられた接点118(スイッチ)が構成
されている。
【0039】この接点118による伸縮ソレノイド5
7,58の制御回路の第1実施例を図13に示す。上記
した図12の油圧回路では左右の油圧シリンダ36が直
列に接続されているためにいずれか一方のみを作動させ
ることが必要となる。したがって、本実施例の制御回路
では、左右両接点が通電された場合に、左側の伸縮ソレ
ノイド57,58を優先して作動させるように構成され
ている。
【0040】すなわち、右車軸用の伸縮ソレノイド5
7,58への電源供給路の中途部にはリレー120が設
けられており、該リレー120は、左車軸用の伸縮ソレ
ノイド57,58に通電されているときに作動して右車
軸用の伸縮ソレノイド57,58への電源供給路を切断
するよう構成されている。また、本実施例の制御回路に
は、伸縮ソレノイド57,58が励磁中であること、す
なわち、トレッド変更用の油圧装置36が作動中である
ことを示す警報装置121が接続されており、この警報
装置121は運転席19の近傍に設けられている。な
お、警報装置121をケーシング63に設けるのが好ま
しい。かかる警報装置としては、ランプやブザーなどを
採用することができる。
【0041】この警報装置121は、左車軸用の伸縮ソ
レノイド57,58及び右車軸用の伸縮ソレノイド5
7,58のいずれに対しても電気的に並列に接続されて
おり、これらソレノイド57,58のいずれかが作動し
ていることをオペレータに報知するようになっている。
上記第1の実施の形態に係るトレッド調整装置によれ
ば、エンジン停止中は油圧ポンプ50も作動していない
ため、設定操作部61を操作して接点118を接続して
も油圧シリンダ36は伸縮動作せず、各後輪13のトレ
ッド幅も変更されない。また、トレッド幅が変更されな
ければ、後車軸24にボーデンワイヤ72を介して連結
されたリール73及び第2ロータ71も回動しないた
め、この第2ロータ71に対する回動操作角度が規制さ
れている設定操作部61がエンジン停止中に大きく回動
操作されることを防止でき、エンジン始動とともに後輪
13及び後車軸24が不慮に大きく移動することを防止
できる。なお、第2ロータ71に対する第1ロータ70
の回動規制範囲は、トレッド拡縮方向それぞれに1ピッ
チ分(トレッド幅10mm分)とすることが好ましい
が、2ピッチ分などとすることもできる。
【0042】また、エンジン始動後に各後輪13のトレ
ッド調整のために設定操作部70をトレッド拡張方向又
は縮小方向のいずれかに1ピッチ分回動操作すると、第
1ロータ70に設けた伝導部材115を介して第2ロー
タ71の正側導通部101といずれか一方の負側導通部
102,103とが電気的に接続され(即ち、接点11
8が閉じられ)、伸ソレノイド57又は縮ソレノイド5
8が励磁されて電磁切換弁56が作動し、油圧シリンダ
36の油室42,43のいずれかに圧油が供給されて、
後車軸24が1ピッチ分(10mm分)だけ軸心方向に
移動される。
【0043】そして、後車軸24の移動にしたがってリ
ール73及び第2ロータ71が回動され、第2ロータ7
1の絶縁部104が第1ロータ70の伝導部材115に
位置付けられると、接点118が開いてソレノイド5
7,58への通電が切断される。ここで、ボーデンワイ
ヤ72の調整不良や各部の故障等が原因で、後輪13の
実トレッド幅が正しくフィードバックされずに、油圧シ
リンダ36が伸縮限界であるにもかかわらずソレノイド
57,58への通電が継続されている場合は、警報装置
121が連続作動するため、整備が必要であることをオ
ペレータが認識できるとともに、リリーフ弁55が異常
に長い時間にわたって継続作動することを防止でき、故
障の低減等も図られる。
【0044】このように、後輪13の実トレッド幅を設
定操作部61側にフィードバックさせることにより、簡
単な操作でありながらも必要なトレッド幅に容易かつ確
実に設定できるとともに、設定操作部61の周囲に設け
た実トレッド幅表示部62により左右後輪13の各実ト
レッド幅を表示することができる。また、走行中に後輪
13が岩や縁石等に衝当して一時的に後車軸24が軸心
方向に移動された場合でも、それに応じてリール73及
び第2ロータ71が回動して接点118が接続され、設
定操作部61により設定された正しい実トレッド幅とな
るように油圧シリンダ36が伸縮制御され、実トレッド
幅表示部62により示される実トレッド幅の信頼性を確
保できる。
【0045】図14は伸縮ソレノイド57,58の制御
回路の第2実施例を示しており、上記第1実施例と異な
るところは、警報装置121に代えて、ソレノイド5
7,58への通電開始から所定時間経過後に強制的にソ
レノイド57,58への通電を切断する自動通電切断装
置130が設けられている点にある。該装置130は、
伸縮ソレノイド57,58とそれらの共通のアース13
1との間に設けられたリレー132と、伸縮ソレノイド
57,58のいずれかに通電を開始してから所定時間だ
けリレー132を作動させて伸縮ソレノイド57,58
をアース131に接続するためのタイマ133とを備え
ている。伸縮ソレノイド57,58を作動させる時間は
例えば5秒に設定されている。
【0046】この第2実施例の制御回路によれば、ボー
デンワイヤ72の調整不良等によるリリーフ弁55の連
続作動を確実に防止できる。図15は伸縮ソレノイド5
7,58の制御回路の第3実施例を示しており、上記第
1実施例とことなるところは警報装置121が設けられ
ていない点であり、その他の構成は同様であるので詳細
説明を省略する。
【0047】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、適宜設計変更することができる。なお、図
16及び図17は本発明に対する比較例を示しており、
上記実施形態と異なるところは、規制部材65が設けら
れていない点と、設定操作部61として大径のダイヤル
が採用されている点と、第2ロータ71に対する第1ロ
ータ70の回動範囲を規制する係合ピン85及び係合孔
86が設けられていない点である。その他の構成につい
ては同様であるので同符号を付して詳細説明を省略す
る。
【0048】図18はさらに他の比較例を示しており、
マイクロコンピュータにより伸縮ソレノイド57,58
を制御する例を示している。このトレッド調整装置は、
中央演算処理装置(CPU)を備えた制御部140を有
する。この制御部140には、左右の油圧シリンダ36
に設けられたストロークセンサ141と、警報装置を構
成するブザー142及び左右のランプ143と、左右後
車軸24用の伸ソレノイド57及び縮ソレノイド58と
が接続されているとともに、ケーシング63内に設けら
れた左右一対のボリューム(図示せず)が接続されてい
る。また、制御部140にはタイマーが内蔵されてい
る。
【0049】設定操作部61は上記ボリュームに取付け
られており、各設定操作部61を回動操作してボリュー
ムの抵抗値が変更されると、それに対応して油圧シリン
ダ36を伸縮制御するよう伸縮ソレノイド57,58に
通電するよう設計されている。なお、ストロークセンサ
141からの電気的信号により左右各後輪13の実トレ
ッド幅を設定操作部61側にフィードバックしており、
このフィードバックされた実トレッド幅信号と、設定操
作部61のボリュームとを合致させるように伸縮ソレノ
イド57,58を制御する。
【0050】図19は、制御部140を動作させるプロ
グラムのフローチャートの一例を示している。このフロ
ーチャートにおいて、左側油圧シリンダ36に取付けた
ストロークセンサ141により検出される左側後輪13
の真の実トレッド幅を第1実トレッド幅LHとし、ケー
シング63の左側の実トレッド幅表示部62により表示
されている実トレッド幅を第2実トレッド幅LSとし、
右側油圧シリンダ36に取付けたストロークセンサ14
1により検出される右側後輪13の真の実トレッド幅を
第1実トレッド幅RHとし、ケーシング63の右側の実
トレッド幅表示部62により表示されている実トレッド
幅を第2実トレッド幅RSとしている。
【0051】このプログラムは、エンジン始動時に最初
に実行される初期化プログラムを有している。即ち、エ
ンジン始動時に、まず左右後輪13の第1実トレッド幅
LH,RHと第2実トレッド幅LS,RSとが合致して
いるか否かを検査し、合致する場合はランプ143を点
灯させ、合致していない場合には対応するランプ143
を点滅制御するとともにブザー142を作動させて、エ
ンジン停止中に設定操作部61が操作されていることを
オペレータに報知する。そして、オペレータが設定操作
部61を操作して第1実トレッド幅LH,RHと第2実
トレッド幅LS,RSとが両方とも合致され、左右ラン
プ143がいずれも点灯状態となれば、ブザー142の
作動を停止させて初期化処理を終了する。
【0052】かかる初期化処理をすることにより、エン
ジン停止中に不慮に設定操作部61が操作されていて
も、エンジン始動時にトレッド幅変更されることを防止
できる。初期化処理の終了後は、まず、左側車輪13の
第1実トレッド幅LHと第2実トレッド幅LSとを比較
し、これらが相違している場合にはタイマを初期化して
から伸ソレノイド57又は縮ソレノイド58のいずれか
一方を励磁させ、両幅LH,LSが合致するとソレノイ
ド57又は58への通電を停止する。また、所定時間、
例えば5秒以上経過しても両幅LH,LSが合致しない
場合には、整備不良であると考えられるため、エラー処
理を行う。エラー処理の内容はどのようなものでもよい
が、例えば、全てのソレノイド57,58への通電を停
止させるとともにブザー142によりオペレータに報知
するようにする。 左側車輪13の第1実トレッド幅L
Hと第2実トレッド幅LSとが合致する場合には、右側
車輪13の第1実トレッド幅RHと第2実トレッド幅R
Sについて同様の処理を行う。このように、左側後車軸
24の移動制御の方が右側よりも優先して行われてい
る。
【0053】図20及び図21は、前輪12の取付け構
造を示しており、トラクタ車体11の前部に設けられた
前輪デフケース160に左右の前車軸ケース161が設
けられている。この前車軸ケース161は、デフケース
160に固定の固定ケース162と、該固定ケース16
2内に左右軸方向移動自在に挿通された可動ケース16
3とからなる。
【0054】可動ケース163の外端部には最終減速機
が収容されるギヤケース164が固定されているととも
に、左右方向内方に突出するガイドピン165が固定さ
れており、該ガイドピン165は、固定ケース162の
側部に設けたガイド部166に挿通案内されている。ま
た、ギヤケース164には、可動ケース163の固定用
のブラケット167が取付けられている。このブラケッ
ト167は長尺板状の鋼板からなり、固定ケース162
の上面側に配置されている。ブラケット167には左右
方向に複数の取付孔168が設けられている。また、固
定ケース162の上面にもテーパボルト孔が設けられて
おり、該ボルト孔に取付孔168のいずれかを合致させ
て、テーパボルト171を挿通締結することにより、可
動ケース163を固定ケース162に対して固定するよ
うになっている。
【0055】このように、着脱自在なテーパボルト17
1を使用することにより、取付孔168とボルト孔とが
多少ずれていても、テーパボルト171を締結すること
で強制的にこれら孔が合致されるので、前輪12のトレ
ッド変更作業の容易化、迅速化を図ることができる。ギ
ヤケース164にはブラケット173を介してキングピ
ン172回りに回動自在に前輪ケース174が取付けら
れており、該ケース174に前輪12が装着されてい
る。
【0056】また、トラクタ車体11にはパワーステア
リング装置の油圧シリンダ175が設けられている。こ
の油圧シリンダ175は、左右両方向に突出するピスト
ンロッド176を備えており、該ピストンロッド176
の左右外端は、タイロッド177を介して上記ブラケッ
ト173に連動連結されている。なお、前輪12のトレ
ッド変更作業は、このステアリング装置の油圧シリンダ
175を用いて行うことができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、トレッド調整作業を容
易かつ迅速に行えるとともに、簡単な構成でありながら
広狭いずれの車輪の装着時にも要求されるトレッド幅の
設定範囲内でのみ設定操作部を操作可能とすることがで
きる。また、対向配置された第1ロータと第2ロータと
の間に油圧装置制御用の接点を設け、第2ロータには実
トレッド幅をフィードバックするよう構成したもので
は、設定操作部により設定されたトレッド幅となるよう
油圧装置を正確に制御できるとともに、構成の簡素化、
コスト低減を図ることができる。また、規制部材をピン
により構成してケーシングに設けた装着孔に取り付けた
ものでは、この規制部材の位置変更作業を容易に行い得
るとともに、かかる規制部材により規制される設定操作
部の操作性をも向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のケーシングを示す平面図
である。
【図2】同ケーシングの側面図である。
【図3】同ケーシングの右半分を断面で示す正面図であ
る。
【図4】同ケーシングの側断面図である。
【図5】同ケーシングの底面図であり、左側のリールは
仮想線で示している。
【図6】第2ロータの上面図である。
【図7】第1ロータの下面図である。
【図8】基板の上面図である。
【図9】ストッパピンの取付け構造を示す簡略斜視であ
る。
【図10】後車軸ケースへのボーデンワイヤの取付け構
造を示す斜視図である。
【図11】後車軸ケースの平断面図である。
【図12】後車軸移動用油圧装置の油圧回路図である。
【図13】後車軸移動用油圧装置の制御回路の第1実施
例を示す電気回路図である。
【図14】同第2実施例を示す電気回路図である。
【図15】同第3実施例を示す電気回路図である。
【図16】本発明に対する比較例のケーシングを示す平
面図である。
【図17】同ケーシングの右半分を断面で示す正面図で
ある。
【図18】他の比較例を示す簡略電気回路図である。
【図19】同比較例の制御プログラムのフローチャート
である。
【図20】前輪の取付け構造を示す簡略平面図である。
【図21】同構造を示す簡略背面図である。
【図22】トラクタの全体側面図である。
【図23】トラクタの全体平面図である。
【符号の説明】
10 トラクタ 13 車輪(後輪) 19 操縦運転席 36 トレッド変更用油圧装置 61 設定操作部 63 ケーシング 65 規制部材 66 係合部 67 装着孔 70 第1ロータ 71 第2ロータ 73 リール 118 接点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ(10)の左右車輪(13)の
    トレッド幅を所定の設定範囲内で無段階又は複数段階に
    設定するべく手動操作可能な設定操作部(61)と、該
    操作部(61)の位置に応じて車輪(13)をトレッド
    方向に移動させる油圧装置(36)とを備えているとと
    もに、トレッド幅の設定限界幅を複数種に切換え可能と
    するべく、設定操作部(61)の操作範囲を規制する規
    制部材(65)が位置変更可能に設けられていることを
    特徴とするトラクタのトレッド調整装置。
  2. 【請求項2】 設定操作部(61)はトラクタ(10)
    の操縦運転席(19)近傍に設けられたケーシング(6
    3)から突出して設けられたダイヤルにより構成され、
    ケーシング(63)内には、設定操作部(61)ととも
    に一体回動する第1ロータ(70)と、左右車輪(1
    3)の実トレッド幅に応じて回転するリール(73)
    と、リール(73)とともに一体回動する第2ロータ
    (71)とが設けられており、第1ロータ(70)と第
    2ロータ(71)とは同一軸線上に対向配置され、第1
    ロータ(70)と第2ロータ(71)との間に、車輪
    (13)の油圧装置(36)を制御するための接点(1
    18)が構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のトラクタのトレッド調整装置。
  3. 【請求項3】 規制部材(65)は、ケーシング(6
    3)に設けられた装着孔(67)に着脱自在に取り付け
    られたピンにより構成され、第1ロータ(70)には、
    操作範囲を規制するべく規制部材(65)に係合する係
    合部(66)が設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載のトレッド調整装置。
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