JPH104490A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH104490A
JPH104490A JP8175834A JP17583496A JPH104490A JP H104490 A JPH104490 A JP H104490A JP 8175834 A JP8175834 A JP 8175834A JP 17583496 A JP17583496 A JP 17583496A JP H104490 A JPH104490 A JP H104490A
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JP
Japan
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image
pixel
color
data
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JP8175834A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawamoto
啓之 川本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像を記憶する記憶手段の容量を減ら
し、画像処理装置のコストダウンを図る。 【解決手段】 画像を入力する入力手段2と、前記入力
手段で入力した第1の画像を記憶する記憶手段50を有
する画像処理装置1において、前記第1の画像を記憶手
段に記憶する場合に前記第1の画像の各画素の濃度に対
応した濃度データと該画素の色を示す色データとからな
る画像データとして記憶する。また、前記記憶手段に記
憶された前記第1の画像と、前記入力手段によって前記
第1の画像の入力後に入力した第2の画像とを合成する
画像合成手段を有し、前記画像合成手段は、前記記憶手
段から前記第1の画像を読み出し、合成後の画像におい
て同一座標位置に存在することとなる前記第1の画像の
画素と前記第2の画像の画素それぞれの前記色データに
基づいて、前記合成後の画像における前記座標位置の画
素の色を決定し、決定した色データと濃度データとから
なる合成画像データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像処理装置にかかり、詳しく
は、画像を入力する入力手段と、前記入力手段で入力し
た画像を記憶する記憶手段とを有する画像処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置の1つとして、画像
を入力するための入力手段であるスキャナ装置で読み取
った画像を記録媒体上に再現する複写機が知られおり、
近年においては、カラー画像を再現するカラー複写機も
一般的なものとなってきている。このような複写機にお
いては、高度な画像編集や加工機能を備えたものも存在
し、上記画像の編集や加工を行うために、画像を一時記
憶するための画像メモリを設ける場合がある。特に、上
記スキャナで別々に読み取った2枚の原稿画像を合成す
るような画像合成機能を持った複写機において、上記画
像メモリを備えることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラー複写機において、スキャナで読み取った原稿画像
を記憶手段に格納するような場合には、原稿画像を、例
えば、レッド(以下「R」と略す。)、グリーン(以下
「G」と略す。)及びブルー(以下「B」と略す。)の
3色に分離して、各色ごとに記憶手段に記憶していた。
従って、例えば、画像の1画素を8ビットの濃度データ
で表現する場合には、8ビット×(原稿画像を構成する
画素数)×3[ビット]という膨大な記憶容量を必要と
し、この記憶手段の容量が増大し、画像処理装置のコス
トアップという問題を生じていた。このような問題点
は、カラー複写機に限らず、画像を入力する入力手段
と、前記入力手段で入力した画像を記憶する記憶手段と
を有する画像処理装置に関して同様に生ずる問題点であ
る。
【0004】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的は、原稿画像を記憶する記憶手段の
容量を減らし、画像処理装置のコストダウンを図ること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の画像処理装置は、画像を入力する入力
手段と、前記入力手段で入力した第1の画像を記憶する
記憶手段を有する画像処理装置において、前記第1の画
像を記憶手段に記憶する場合に前記第1の画像の各画素
の濃度に対応した濃度データと該画素の色を示す色デー
タとからなる画像データとして記憶することを特徴とす
るものである。
【0006】請求項1の画像処理装置においては、入力
手段で入力した第1の画像を記憶手段に記憶する場合
に、前記第1の画像の各画素の濃度に対応した濃度デー
タと該画素の色を示す色データとからなる画像データと
して記憶する。これによって、従来の画像処理装置のよ
うに、画像をそれぞれの色ごとに記憶手段に記憶する必
要がなくなり、例えば、3色の画像データに関して、濃
度データを8ビット、色データを2ビットで表すとすれ
ば、必要な記憶手段の容量は、(8ビット+2ビット)
×画素数[ビット]となり、前述した従来例と比較して
略3分の1程度に記憶手段の容量を減らすことが可能と
なる。ここで、上記「濃度に対応した濃度データ」に
は、画像の反射光の強さ等を示す輝度データも画素の濃
度に対応したものであるので、本件における「濃度デー
タ」に含まれる。
【0007】請求項2の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置において、前記記憶手段に記憶された前記第
1の画像と、前記入力手段によって前記第1の画像の入
力後に入力した第2の画像とを合成する画像合成手段を
有し、前記画像合成手段は、前記記憶手段から前記第1
の画像を読み出し、合成後の画像において同一座標位置
に存在することとなる前記第1の画像の画素と前記第2
の画像の画素それぞれの前記色データに基づいて、前記
合成後の画像における前記座標位置の画素の色を決定
し、決定した色データと濃度データとからなる合成画像
データを出力することを特徴とするものである。
【0008】請求項2の画像処理装置においては、第1
の画像と第2の画像を合成する画像合成手段が、前記記
憶手段から前記第1の画像を読み出し、合成後の画像に
おいて同一座標位置に存在することとなる前記第1の画
像の画素と前記第2の画像の画素それぞれの前記色デー
タに基づいて、前記合成後の画像における前記座標位置
の画素の色を一義的に決定し、決定した色データと濃度
データとからなる合成画像データを作成する。
【0009】請求項3の画像処理装置は、請求項2の画
像処理装置において、前記合成手段から出力された合成
画像データを、前記第1の画像が読み出された前記記憶
手段の領域に順次記憶することを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項3の画像処理装置においては、合成
画像データを前記第1の画像を読み出した前記記憶手段
の領域に順次記憶する。これによって、合成後の画像デ
ータを記憶するための記憶手段を、合成される一方の画
像(前記第1の画像)を記憶する記憶手段と兼用する。
【0011】ここで、例えば、電子写真方式において画
像形成のために使用されるトナーは、ある程度の透明性
をもっているため、黒とその他の色が同程度の濃度であ
るようなときは黒の上にその他の色のを重ねて画像形成
しても、形成後の画像を見る者には、黒のみが存在する
ように認識されるのが通例である。
【0012】そこで、請求項4の画像処理装置は、請求
項2又は3の画像処理装置において、合成後の画像にお
いて同一座標位置に存在することとなる前記第1の画像
の画素と前記第2の画像の画素とのうちいずれか一方が
黒で他方がその他の色である場合には、合成後の画像の
前記座標位置の画素を黒とすることを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項4の画像処理装置においては、合成
後の画像において同一座標位置に存在することとなる前
記第1の画像の画素と前記第2の画像の画素とのうちい
ずれか一方が黒で他方がその他の色である場合は、合成
後の画像の前記座標位置の画素を黒とする。これによ
り、黒とその他の色を合成する場合に、合成後の色を黒
とし、看者の感覚に一致させる。
【0014】請求項4に関連して前述したように、黒と
その他の色を合成する場合には、合成後の色を黒とする
のが、看者の感覚に一致しているといえるが、画像処理
装置の使用者によっては、合成画像の特殊効果をねらっ
て、合成後の画像をその他の色としたい場合があり得
る。また、使用者の趣味感によってもいずれの色とした
いか異なる場合もある。
【0015】そこで、請求項5の画像処理装置は、請求
項2又は3の画像処理装置において、合成後の画像にお
いて同一座標位置に存在することとなる前記第1の画像
の画素と前記第2の画像の画素とのうちいずれか一方が
黒で他方がその他の色である場合に、いずれの色を合成
後の画像の前記座標位置の画素とするかを指示する指示
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0016】請求項5の画像処理装置においては、指示
手からの指示によって、合成後の画像において同一座標
位置に存在することとなる前記第1の画像の画素と前記
第2の画像の画素とのうちいずれか一方が黒で他方がそ
の他の色である場合に、いずれの色を合成後の画像の前
記座標位置の画素とするかを切り換え可能とする。
【0017】請求項6の画像処理装置は、請求項2又は
3の画像処理装置において、前記第1の画像の入力後に
前記入力手段で入力した第2の原稿画像と、前記記憶手
段に記憶されている前記第1の原稿画像とを合成する場
合に、合成後の画像において同一座標位置に存在するこ
ととなる前記第1の画像の画素と前記第2の画像の画素
それぞれの前記色データ及び濃度データに基づいて、前
記合成後の画像における前記座標位置の画素の色及び濃
度を決定することを特徴とするものである。
【0018】請求項6の画像処理装置においては、前記
第1の画像の入力後に前記入力手段で入力した第2の原
稿画像と、前記記憶手段に記憶されている前記第1の原
稿画像とを合成する場合に、合成後の画像において同一
座標位置に存在することとなる前記第1の画像の画素と
前記第2の画像の画素それぞれの前記色データ及び濃度
データに基づいて、前記合成後の画像における前記座標
位置の画素の色及び濃度を決定する。これによって、合
成後の画像の色を濃度の大きい方の色とし、濃度の大き
い色と濃度の小さい色が合成される場合には、濃度の大
きい色が合成後の画像の色として反映されることを看者
が期待するという通例に合致させる。例えば、一方の画
素が濃度の大きい黒で他方の画素が濃度の小さいその他
の色の画素であるような場合には、濃度の濃い黒の方を
合成後の画像の上記画素の色とし、逆に、一方の画素が
濃度の小さい黒で他方の画素が濃度の大きいその他の色
の画素であるような場合には、濃度の大きいその他の色
の方を合成後の画像の上記画素の色とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を画像処理装置としてのデ
ジタルカラー複写機(以下、単に「複写機」という。)
に適用した実施形態について説明する。図1は、複写機
1の概略構成を説明する説明図である。本実施形態にか
かる複写機1は、大きく、原稿画像を読み込むことによ
って画像を入力する入力手段としのスキャナ2、感光体
16上を光走査するための光書き込みユニット3、及
び、記録紙等の記録媒体に画像を形成するためのプリン
タ4からなる。スキャナ2は、原稿を載置するコンタク
トガラス5、及び走査光学系等からなる。この走査光学
系は、さらに、露光ランプ7、第1ミラー8、第2ミラ
ー9、第3ミラー10、集光レンズ11、及びCCDイ
メージセンサ12等からなる。
【0020】上記コンタクトガラス5に載置された原稿
上の画像を読み取る場合は、露光ランプ7及び第1ミラ
ー8を搭載した第1キャリッジ6が、図示しないステッ
ピングモータによって一定速度でコンタクトガラス5と
平行に移動する。また、第2ミラー9及び第3ミラー1
0を搭載した第2キャリッジ33が、上記第1キャリッ
ジ6の1/2の移動速度にて、第1キャリッジ6の移動
に追従して移動する。そして、原稿を露光ランプ7で照
射し、この反射光を第1ミラー8、第2ミラー9及び第
3ミラー10によって、集光レンズ11に導き、この集
光レンズ11によって、原稿画像をCCDイメージセン
サ12に結像させる。
【0021】上記CCDイメージセンサ12に結像した
原稿画像は、該CCDイメージセンサ12にて光電変換
されて、原稿画像に対応したアナログ電気信号となる。
このアナログ電気信号は、後述するビデオプロセッシン
グユニット(以下、「VPU」という。)40によって
デジタル電気信号に変換された後、後述するイメージプ
ロセッシングユニット(以下、「IPU」という。)6
0にて所定の処理が行われ、光り書き込みユニット3に
送られる。ここで、本実施形態におけるCCDイメージ
センサ12は、フルカラーイメージセンサであり、原稿
画像をR、G、及びBの3色に対応して読み取ることが
可能である。
【0022】上記光書き込みユニット3は、光ビームを
発生するレーザダイオード(図示せず)、ポリゴンミラ
ー13、及びfθレンズ等からなる。上記レーザダイオ
ードは、画像処理部から送られてきたデジタル信号に基
づく光ビームを発する。この光ビームは、コリメータレ
ンズ、アパーチャ等(図示せず)により一定の光束に成
型されて高速で回転している前述のポリゴンミラー13
に照射され、ポリゴンミラー13によって偏向される。
ポリゴンミラー13で偏向された上記光ビームは、前述
のfθレンズ及びミラーを介して、像担持体としての感
光体16上に照射される。
【0023】本実施形態にかかる複写機は2色画像を形
成する。より具体的には、黒画像とその他の色画像(以
下、カラー画像という)の2色により、記録紙上に画像
を形成する。通常は、前記カラー画像として赤画像を使
用するので以降黒画像及び赤画像の2色画像を形成する
ものとして説明する。
【0024】上記レーザダイオードによって感光体16
上に形成される潜像は黒画像に対応した潜像である。一
方、カラー画像については、LED書き込みユニット1
8によって感光体16上に赤画像に対応した潜像が形成
される。感光体16は、帯電装置31によって、その表
面が一様に帯電され、ここに前述の黒画像に対応した光
ビームが照射され静電潜像が形成される。この静電潜像
を黒現像装置17によって顕像化する。その後、カラー
画像に対応した光ビームをLED書き込みユニット18
から感光体16に照射して赤画像に対応した静電潜像を
形成し、赤現像装置19によって顕像化する。これによ
って、感光体16の表面に、黒トナー及び赤トナーによ
るトナー像を形成する。
【0025】尚、この赤現像装置18に他の色(青色
等)のトナーをいれることによって、赤画像の代わりに
青色等の他の色画像を得ることが可能である。上述のC
CDイメージセンサとしてフルカラーCCDイメージセ
ンサを使用しているのは、このような場合を想定したも
のである。
【0026】上記感光体16表面のトナー像を転写する
に必要な記録紙は、画像形成部の第1給紙トレイ20、
第2給紙トレイ21、第3給紙トレイ22、手差し給紙
トレイ23から給紙される。上記記録紙は、搬送方向先
端部をレジストローラ対24のニップ部に突き当てて一
旦停止した後、感光体16上のトナー像先端とのタイミ
ングをとって再度搬送される。そして、感光体16に対
向して設けられている転写分離装置25によって、感光
体上のトナー像が記録紙上に転写される。
【0027】トナー像の転写が完了した記録紙は、搬送
ベルト26によって定着装置27に搬送される。この定
着装置27は、上記トナー象を記録紙上へ定着する。定
着装置27による定着が完了した記録紙は、排紙ローラ
対28によって、排紙トレイ29上に順次排出される。
一方、上記転写分離装置25による転写終了後、感光体
16上に残留したトナーはクリーニング装置30によっ
て回収され、感光体16表面がクリーニングされる。
【0028】次に図2に基づいて、本実施形態にかかる
複写機1の画像処理系について説明する。図2は、複写
機1における画像処理系の回路ブロック図である。CC
Dイメージセンサ12で読み取られたRGBの画像信号
は、VPU40にて適正なゲインを与えられてA/D変
換される。このVPUによるA/D変換は、IPUから
送られてくる10MHzのクロック信号であるCK1に
同期して行われる。また、上記VPUには、上記IPU
からCCDSTN信号が入力され、このCCDSTN信
号によって、CCDイメージセンサ12による画像の読
み出しタイミングが定まる。このようにして、上記VP
U40は、RDT0〜7、GET0〜7及びBDT0〜
7というクロック信号CK1に同期した3組の8ビット
のデジタル信号を出力する。
【0029】VPU40が出力した上記3組のデジタル
信号は、IPU60に送られる。そして、まずはじめ
に、シェーディング補正やオフセット補整等が施され、
その後、色分離手段である2色分離部42に入力され
る。上記シェーディング補正は、主走査方向の光源のム
ラやCCDの各画素間の感度差によるムラを除くため、
原稿走査開始前に濃度の均一な白板を読み取り、そのデ
ータを各画素に記憶し、原稿読み取り中の画像データを
記憶した各画素ごとの白板のデータで除算することで補
正を行うものである。上記2色分離部42は、RGB3
組のデジタル信号を8ビットの濃度データと1ビットの
色データに変換する。上記濃度データは、上記3組のデ
ジタル信号に基づいて次式によって求める。
【数1】KD=(5G+2R+B)/8 但し、GはGDT0〜7で与えられる値 RはRDT0〜7で与えられる値 BはBDT0〜7で与えられる値
【0030】また、上記色データは、すでに公知となっ
ている分離アルゴリズムを使って求めることができる。
本実施形態においては、2色画像を形成するため、上記
色データは、2つの状態を取りうる1ビットで表現さ
れ、黒のときに「0」、赤のときに「1」となる。画像
を3色、又は4色にする場合は、色データを2ビットで
表現すればよい。 (以下、余白)
【0031】上記2色分離部42からの濃度データは、
MTF(モデュレーション・トランスファー・ファンク
ション)補正回路43にてMTF補正が行われる。この
MTF補正は、光学的な周波数特性の劣化などを2次元
の空間フィルタで補正するものである。
【0032】上記MTF補正の後、上記濃度データは、
変倍回路44に入力され、3次元コンボリューション法
による補間演算による主走査方向変倍処理にて、主走査
方向の電気変倍が施される。ここで、上記色データは、
MTF補正回路43を介さずに直接変倍回路45に入力
される。この色データに対しては、近接画素置換法によ
って主走査変倍処理が行われる。
【0033】このようにして電気変倍の終了した濃度デ
ータ及び色データは、後述する画像合成を行う場合以外
においては、第1セレクタ45及び第2セレクタ47を
介して画質処理部48にそのまま入力される。この画質
処理部は、いわゆるガンマ補正や誤差拡散処理等の画質
処理を行う部分である。また、図示はしないが、画像形
成モードに応じて、文字処理、誤差拡散処理、ディザ処
理などを行う。
【0034】上記画質処理部48は、2値化処理回路5
8を備える。この2値化処理回路58は、色データが1
の画素、即ち赤画素の8ビットの濃度データを2値に変
換する回路である。この2値化は、8ビットの濃度デー
タを所定の閾値にもとづいて行われ、2値化後の2値デ
ータは、濃度データが上記閾値以上であれば、「1」と
なり、濃度データが閾値より小さなものであれば、
「0」となる。
【0035】ここで留意すべき点は、第2セレクタまで
の、1ビット、即ち2値の色データと、2値化回路で2
値化された後の2値データは同じ2値であっても全く意
味の異なる点である。つまり、上記色データは、その画
素が色画素であることを示すものであるのに対し、上記
2値データは、実際に色画素の印字を行うか否かを決定
するものである点である。従って、色データが1であっ
ても、濃度データが閾値未満であるため、2値データが
1とならない場合が生ずる。
【0036】こうして画質処理までの一連の処理が終了
すると、画質処理部48からは、黒画素につての黒画素
濃度データSDT0〜7と、赤画素についての2値デー
タが出力される。上記黒画素濃度データ及び2値データ
は、ともに、画質処理部48の後段に設けられている速
度変換部51に入力される。この速度変換部51は、前
述したクロック信号CK1に同期した信号を、プリンタ
4における書き込みクロックに同期させるための速度変
換を行う部分である。
【0037】上記速度変換部51によって速度変換され
た上記黒画素濃度データは、LD変調回路54に送られ
る。このLD変調回路54は、黒画素濃度データである
8ビット256濃度の画像データに応じて半導体レーザ
(LD)55に与える電流のパルス幅や電流の量をコン
トロールしつつ、半導体レーザの点滅を制御する。
【0038】一方、上記速度変換された2値データは、
ディレイメモリ52を介してLED変調回路53に送ら
れる。このLED変調回路53は、入力された2値デー
タに対応してLEDの点滅を制御する。上記ディレイメ
モリ52は、LDによる書き込み位置とLEDによる書
き込み位置との関係で、2値データの位相を黒画素濃度
データの位相とずらし、2値データによる書き込みが適
正な位置に行われるようにするためのメモリである。
【0039】こうして、黒画素については、半導体レー
ザ(LD)55によって感光体16上への256濃度の
光書き込みが行われ、赤画素については、LED18に
よって2値(2濃度)の光書き込みが行われる。
【0040】ここで、上記IPUは、図示しないメイン
制御装置のCPUとアドレスバス、データバスを共有し
ており、このアドレスバス及びデータバスを介して、I
PUと上記CPUとの間の通信を行う。尚、上記メイン
制御装置は、スキャナやプリンタのモータコントロール
を行い、その他、各種クラッチ、ソレノイドのコントロ
ールも行う。
【0041】以上の構成において、原稿画像の読み取り
を開始する場合は、コンタクトガラス6上に画像面を下
にして原稿をセットし、スタートボタンを押す。これに
より、上記メイン制御装置のCPUからIPUに対して
SSCAN信号が出力され、副走査方向の画像有効範囲
を示すFGATEN信号がアクティブとなる。すると上
記第1キャリッジ6及び上記第2キャリッジ33が図の
左方向(副走査方向)に移動を開始し、原稿の読み取り
を開始する。そして、前述したようなCCDイメージセ
ンサ12よる画像読み取り、IPUによる画像処理等の
一連の処理が行われる。
【0042】後述するフレームメモリ55に記憶されて
いる画像データを使用しない通常の複写動作では、上記
FGATE信号の発生とほぼ同時に、プリンタ4の動作
開始信号であるDFGATEN信号がACTIVEとな
り、プリンタ4による画像形成が開始する。
【0043】上記フレームメモリ50は、A3のサイズ
をカバーする5000×6800画素のデータを1画素
8ビットの深さで蓄えることのできるメモリである。こ
のメモリは画像データと一緒に入力される主走査ゲート
信号MLGATEと副走査ゲート信号FLGATEとが
アクティブな期間のデータを内部に記憶する構成となっ
ている。また、フレームメモリ55に記憶された画像デ
ータを出力する場合は、予め設定した主走査方向の長さ
と副走査方向の長さとに合わせて、ゲート信号を発生さ
せ、画像データの読み出しを行う構成となっている。そ
のため、本実施形態の複写機1は電気変倍後の画像デー
タをメモリに記憶することが可能であり、記憶した画像
データに基づいて画像形成することが可能である。
【0044】上記フレームメモリ50に画像データを記
憶する際には、後述する第1セレクタ45及び画像合成
装置46を介して送られてきた上記8ビット濃度データ
のうち最下位ビット(LSB)を無視し、この最下位ビ
ットを同様に送られてきた色データで置き換える。これ
によって、8ビットの濃度データと1ビットの色データ
を、各画素8ビットの画像データに変換して、フレーム
メモリに記憶する。上記のごとき画像データへの変換
は、フレームメモリインターフェース49によって行わ
れる。
【0045】このフレームメモリインターフェース49
には、複写機1の操作パネル上に設けられている「モー
ドキー」からの色モードオン/オフ信号が入力されてお
り、フレームメモリインターフェース49は、上記色モ
ードオン/オフ信号がオンの場合のみ、上記画像データ
の変換を行う。色モードオン/オフ信号がオフの場合
は、8ビットの濃度データは、そのまま8ビットの画像
データとして、フレームメモリ50に記憶される。この
場合、フレームメモリ50に記憶された画像データに基
づいて、プリンタ4にて形成される画像は、黒単色の画
像となる。こうして、本実施形態においては、上記モー
ドキーからの指示によって、単色画像を形成するか2色
画像を形成するかを選択できるようにしているのであ
る。
【0046】以上から明らかなように、色モードオン/
オフ信号がオンの場合には、各画素の濃度に対応した部
分は7ビットで構成されることとなるが、上述のように
色データを挿入する部分は、濃度データ8ビットのう
ち、一番重みの少ない最下位ビットであるので、画像形
成された画像の濃度性に与える影響は小さい。尚、本実
施形態のように、黒と他の色の2色のみの画像を形成す
るような場合には、黒以外の色画素の場合のみ、上記の
ごとき画像データへの変換を行い、黒画素の場合は、8
ビットの濃度データをそのまま画像データとするように
してもよい。
【0047】本実施形態におけるIPUは、さらに画像
合成装置46を備え、フレームメモリ50に記憶されて
いる第1の画像と、スキャナ2読み取られた第2の画像
(以下、「スキャナ画像」という。)との画像合成を可
能としている。画像合成時の動作は次のとおりである。
前述のごとくしてフレームメモリ50に画像データが記
憶された状態において、スキャナ2によって原稿画像を
読み取ると、該原稿画像の濃度データ及び色データは、
変倍部45までは、上述した通常の複写動作の場合同じ
経路を通る。その後第1セレクタ45にて、スキャナ画
像に関する濃度データ及び色データが画像合成装置に送
られる。この点は、上述のフレームメモリに画像を記憶
する場合と同様である。
【0048】一方、フレームメモリ50から、記憶され
ている画像データが読み出される。そして、画像合成装
置46は、スキャナ画像の濃度データと読み出した画像
データの濃度に対応した部分との比較、及び、スキャナ
画像の色データと読み出された画像データの色データの
部分との比較を行い、合成後の画像の各画素の濃度及び
色を決定する。この際、合成後の画像データの形式は、
フレームメモリ50から読み出した画像データの形式に
揃えられる。画像合成装置46の出力は、第2セレクタ
のをI3入力に入力されこの台2セレクタを介して、す
でに説明した画質処理部48に送られる。画質処理部4
8以降で行われる処理は、上述した通常の複写動作の場
合と同様である。
【0049】ここで、図3に基づき、上記画像合成装置
46における合成後の画像の各画素の濃度及び色の決定
方法の第1の実施例について説明する。図3は、第1の
実施例における合成画像の濃度及び色を決定する方法を
示すフローチャートである。第1の実施例においては、
画像合成装置46における決定アルゴリズムが黒優先と
なっている。以下、具体的に説明する。
【0050】スキャナ画像の画素の濃度をKD1、スキ
ャナ画像の画素の色データをRD1とし、フレームメモ
リ50に記憶されている画像(以下、「メモリ画像」と
いう。)の画素の濃度をKD2、メモリ画像の画素の色
データをRD2とする。また、合成画像の画素の濃度を
KDとし、合成後の画像の画素の色データをRDとす
る。スキャナ画像及びメモリ画像の画素がともに黒(R
D1=0、RD2=0)の場合(301)は、合成後の
画素の色を黒(RD=0)とし、濃度を、スキャナ画像
又はメモリ画像の画素うちの大きな方にする(30
2)。スキャナ画像の画素が黒(RD1=0)でメモリ
画像の画素が赤(RD2=1)の場合(303)は、合
成後の画素の色を黒(RD=0)とし、濃度を、スキャ
ナ画像の画素の濃度データ(KD1)の値とする(30
4)。
【0051】スキャナ画像の画素が赤(RD1=1)で
メモリ画像の画素が黒(RD2=0)の場合(305)
は、合成後の画素の色を黒(RD=0)とし、濃度を、
メモリ画像の画素の濃度データ(KD2)の値とする
(306)。スキャナ画像及びメモリ画像の画素がとも
に赤(RD1=1、RD2=1)の場合(307)は、
合成後の画素の色を赤(RD=1)とし、濃度を、スキ
ャナ画像又はメモリ画像の画素うちの大きな方にする
(308)。
【0052】こうして決定された合成後の画像の各画素
の濃度データKDと色データRDは、画質処理部48に
送られる一方で、フレームメモリインターフェース49
にも送られる。そして、フレームメモリインターフェー
ス49は、上述のように色モードオン/オフ信号がオン
であれば、濃度KDのLSB(最下位ビット)をRDで
置き換えて、フレームメモリ50からの読み出しが終了
したフレームメモリの領域に記憶する。
【0053】この結果、フレームメモリに記憶されてい
た画像データの読み出しが全て終了し、画像合成装置4
6による合成後の画素の決定が終了したときには、フレ
ームメモリ50には、合成後の画像が記憶されることと
なる。このように、フレームメモリ50に合成後の画像
を記憶するようにしているのは、同一の合成画像を、再
度、画像形成しようとする場合に、フレームメモリ50
からの画像の読み出しのみで、合成画像の形成ができる
ようにするためである。上述のように本実施形態におい
ては、合成後の画像を記憶しておく場合に、合成される
一方の画像が記憶されているフレームメモリを兼用する
ことにより、合成画像を記憶するための特別なメモリを
不要にしている。
【0054】本実施例においては、スキャナ画像の画素
とメモリ画像の画素とが、ともに赤でないかぎり、合成
画像の画素は黒となる。このようにするのは、電素写真
方式で使用される色トナーは、ある程度の透明性を有し
ており、黒と赤が重なった場合には、黒のみが認識され
るのが通例であるため、このように決定することが看者
の感覚に一致すると考えられるからである。
【0055】次に、図4に基づき、上記画像合成装置4
6における合成後の画像の各画素の濃度及び色の決定方
法の第2の実施例について説明する。図4は、第2の実
施例における合成画像の濃度及び色を決定する方法を示
すフローチャートである。第2の実施例においては、画
像合成装置46における決定アルゴリズムが赤優先とな
っている。以下、具体的に説明する。
【0056】スキャナ画像の画素の濃度をKD1、スキ
ャナ画像の画素の色データをRD1とし、フレームメモ
リ50に記憶されている画像(以下、「メモリ画像」と
いう。)の画素の濃度をKD2、メモリ画像の画素の色
データをRD2とする。また、合成画像の画素の濃度を
KDとし、合成後の画像の画素の色データをRDとす
る。
【0057】スキャナ画像及びメモリ画像の画素がとも
に黒(RD1=0、RD2=0)の場合(401)は、
合成後の画素の色を黒(RD=0)とし、濃度を、スキ
ャナ画像又はメモリ画像の画素うちの大きな方にする
(402)。スキャナ画像の画素が黒(RD1=0)で
メモリ画像の画素が赤(RD2=1)の場合(403)
は、合成後の画素の色を赤(RD=1)とし、濃度を、
メモリ画像の画素の濃度データ(KD2)の値とする
(404)。
【0058】スキャナ画像の画素が赤(RD1=1)で
メモリ画像の画素が黒(RD2=0)の場合(405)
は、合成後の画素の色を赤(RD=1)とし、濃度を、
スキャナ画像の画素の濃度データ(KD1)の値とする
(406)。スキャナ画像及びメモリ画像の画素がとも
に赤(RD1=1、RD2=1)の場合(407)は、
合成後の画素の色を赤(RD=1)とし、濃度を、スキ
ャナ画像又はメモリ画像の画素うちの大きな方にする
(408)。決定された合成後の画像の各画素の濃度デ
ータKDと色データRDとが、画質処理部48に送られ
る一方で、フレームメモリインターフェース49にも送
られて、フレームメモリ50に記憶される点は第1の実
施例と同様である。
【0059】ここで、本実施例が、第1の実施例と異な
り、看者の通例の感覚に反して、合成後の画素を赤優先
としているのは、画像処理装置の使用者によっては、合
成画像の特殊効果をねらって、合成後の画像をその他の
色とした場合があり、また、使用者の趣味感によって
も、いずれの色としたいか異なる場合があることを考慮
したものである。第1の実施例のように黒優先にする
か、第2の実施例のように赤優先にするかは、複写機1
の操作パネルに設けられた指示手段59からの信号に基
づいて行われるものであり、このため、上記指示手段5
9からの信号が画像合成装置に入力されている。
【0060】図5に基づき、上記画像合成装置46にお
ける合成後の画像の各画素の濃度及び色の決定方法の第
3の実施例について説明する。図5は、第3の実施例に
おける合成画像の濃度及び色を決定する方法を示すフロ
ーチャートである。
【0061】スキャナ画像の画素の濃度をKD1、スキ
ャナ画像の画素の色データをRD1とし、フレームメモ
リ50に記憶されている画像(以下、「メモリ画像」と
いう。)の画素の濃度をKD2、メモリ画像の画素の色
データをRD2とする。また、合成画像の画素の濃度を
KDとし、合成後の画像の画素の色データをRDとす
る。
【0062】第3の実施例が第1の実施例および第2の
実施例と異なるのは、第1の実施例及び第2の実施例に
おいては、スキャナ画像の画素とメモリ画像の画素との
色データのみによって、合成後の画像の画素の色データ
を決定していたのに対して、第3の実施例においては、
スキャナ画像の画素及びメモリ画像の画素の濃度データ
をも考慮して、合成後の画像の画素の色を決定する点で
ある。
【0063】スキャナ画像及びメモリ画像の画素がとも
に黒(RD1=0、RD2=0)の場合(501)は、
合成後の画素の色を黒(RD=0)とし、濃度を、スキ
ャナ画像又はメモリ画像の画素うちの大きな方にする
(502)。また、スキャナ画像及びメモリ画像の画素
がともに赤(RD1=1、RD2=1)の場合(51
1)は、合成後の画素の色を赤(RD=1)とし、濃度
を、スキャナ画像又はメモリ画像の画素うちの大きな方
にする(512)。
【0064】これに対して、スキャナ画像の画素又はメ
モリ画像の画素の一方が黒で他方が赤の場合には、図6
のグラフの関係に基づき、合成後の画素の色データ及び
濃度データを決定する。ここで、黒の濃度データの値が
ある閾値(TH(BK))以上である場合には、赤が認
識されることはなくなるため、合成の画像の画素を黒と
して、その濃度データを黒の濃度データとする。赤の濃
度データと黒の濃度データがともに小さい場合には、本
実施形態における赤画像は、2値で書き込まれるため、
合成後の画像を赤にすると、結局当該画素の書き込みが
行われなくなる可能性がある。そこで、この場合も優先
的に合成後の画素を黒にして、黒の濃度データを合成後
の画素の濃度データとする。
【0065】その他の場合には、黒画素と赤画素との濃
度データの関係が図6のグラフのいずれの箇所に属する
かを判定し、図中符号Aで示す部分(白抜き部分)に属
するのであれば、合成後の画素の色を黒とし、その濃度
を、合成前の黒画素の方の濃度データの値とする。ま
た、図中符号Bで示す部分(ハッチング部分)に属する
のであれば、合成後の画素の色を赤とし、その濃度を、
合成前の赤画素の方の濃度データの値とする。
【0066】図5に戻り具体的に説明する。スキャナ画
像の画素が黒(RD1=0)でメモリ画像の画素が赤
(RD2=1)の場合(503)は、両画素の濃度デー
タの関係が、図6のいずれのカ所に該当するかを判定し
(504)、図6中符号Aで示す黒部である場合には、
合成後の画素の色を黒(RD=0)とし、濃度を、スキ
ャナ画像の画素の濃度データ(KD1)の値とする(4
04)。ステップ504の判定の結果が、図6中符号B
で示す赤部である場合は、合成後の画素の色を赤(RD
=1)とし、濃度を、メモリ画像の画素の濃度データ
(KD2)の値とする(506)。 (以下、余白)
【0067】スキャナ画像の画素が赤(RD1=1)で
メモリ画像の画素が黒(RD2=0)の場合(507)
は、両画素の濃度データの関係が、図6のいずれのカ所
に該当するかを判定し(508)、図6中符号Aで示す
黒部である場合には、合成後の画素の色を黒(RD=
0)とし、濃度を、メモリ画像の画素の濃度データ(K
D2)の値とする(509)。ステップ508の判定の
結果が、図6中符号Bで示す赤部である場合は、合成後
の画素の色を赤(RD=1)とし、濃度を、スキャナ画
像の画素の濃度データ(KD1)の値とする(51
0)。
【0068】決定された合成後の画像の各画素の濃度デ
ータKDと色データRDとが、画質処理部48に送られ
る一方で、フレームメモリインターフェース49にも送
られて、フレームメモリ50に記憶される点は第1の実
施例及び第2の実施例と同様である。上記第3の実施例
の決定方法によれば、薄い赤と濃い黒が合成される場合
は黒となり、濃い赤と薄い黒が合成される場合は赤にな
る等、看者の感覚に合致した合成画像を得ることが可能
となる。
【0069】次に、図7に基づき、上記画像合成装置4
6における合成後の画像の各画素の濃度及び色の決定方
法の第4の実施例について説明する。図7は、第4の実
施例における合成画像の濃度及び色を決定する方法を説
明する説明図である。第3の実施例における合成後の画
像の画素の決定方法は、主として、黒画素が連続して存
在する領域と黒画素が連続して存在する領域の合成に適
用される。これは、実際問題として、赤画素にせよ黒画
素にせよ、同一色の画素が連続して存在することが多い
ことに着目したものである。
【0070】スキャナ画像の画素の濃度をKD1、スキ
ャナ画像の画素の色データをRD1とし、フレームメモ
リ50に記憶されている画像(以下、「メモリ画像」と
いう。)の画素の濃度をKD2、メモリ画像の画素の色
データをRD2とする。また、合成画像の画素の濃度を
KDとし、合成後の画像の画素の色データをRDとす
る。スキャナ画像及びメモリ画像の画素がともに黒の場
合は、上記第1〜第3の実施例同様に合成後の色は黒
(RD=0)であり、その濃度は、スキャナ画像及びメ
モリ画像の画素のうちいずれか大きい方の濃度データの
値となる。また、スキャナ画像及びメモリ画像の画素が
ともに赤の場合は、上記第1〜第3の実施例同様に合成
後の色は赤(RD=1)であり、その濃度は、スキャナ
画像及びメモリ画像の画素のうちいずれか大きい方の濃
度データの値となる。
【0071】スキャナ画像及びメモリ画像の画素のいず
れか一方の画素が黒で、他方が赤の場合は、連続した赤
画素のうち2画素づつ、濃度データの平均値を求める。
黒画素についても同様にして、連続した黒画素のうち2
画素ずつ、濃度データの平均値を求める。そして、合成
後の画像の画素として、赤画素と黒画素を交互に出力す
るとともに、上記赤画素及び黒画素の濃度データは上述
のようにして求めた平均値とする。
【0072】図7に示すように、スキャナ画像の画素が
赤でメモリ画像の画素が黒である場合を例に具体的に説
明する。スキャナ画像の赤画素が図中画素、画素、
画素、画素と4画素連続していて、画素の濃度デ
ータをKD11、画素の濃度データをKD12、画
素の濃度データをKD13、画素の濃度データをKD
14とする。また、メモリ画像の黒画素が図中画素、
画素、画素、画素と4画素連続していて、画素
の濃度データをKD21、画素の濃度データをKD2
2、画素の濃度データをKD23、画素の濃度デー
タをKD24とする。
【0073】この例の場合には、合成後の画像の画素
は黒画素となり、その濃度データはKD11とKD12
の平均値となる。合成後の画像の画素は、赤画素とな
り、その濃度データはKD21とKD22の平均値とな
る。合成後の画像の画素は黒画素となり、その濃度デ
ータはKD13とKD14の平均値となる。また、合成
後の画像の画素は、赤画素となり、その濃度データは
KD23とKD24の平均値となる。
【0074】図7は、スキャナ画像の画素が赤でメモリ
画像の画素が黒である場合を例示したものであるが、ス
キャナ画像の画素が黒でメモリ画像の画素が赤である場
合も同様にして、合成後の画像の画素の濃度データと色
データを決定する。上述のごとき第4の実施例の合成後
画素の決定方法によれば、主走査方向の解像度が1/2
に低下するという欠点はあるものの、視覚上、黒と赤を
同時に表現できるという第1〜第3の実施例にはない利
点があり、黒と赤の混在した微妙な色調を表現すること
が可能となる。
【0075】決定された合成後の画像の各画素の濃度デ
ータKDと色データRDとが、画質処理部48に送られ
る一方で、フレームメモリインターフェース49にも送
られて、フレームメモリ50に記憶される点は第1〜第
3の実施例と同様である。
【0076】
【発明の効果】請求項1の画像処理装置によれば、第1
の画像を記憶する記憶手段の容量を減らすことができる
ので、画像処理装置のコストダウンを図ることが可能と
なるという優れた効果を有する。
【0077】特に、請求項2の画像処理装置によれば、
合成後の画像の各画素の色を一義的に決定することがで
きる。したがって、合成後の画像に画質処理を行うよう
な場合にも、色によってその内容を変える必要のある画
質処理を、上記色データに基づいて、画像の色に合致さ
せて行うことが可能となるという優れた効果を有する。
また、合成画像を記憶手段に記憶する場合には、合成画
像をそれぞれの色ごとに記憶手段に記憶する必要がなく
なり、記憶手段の容量を減らすことができるので、画像
処理装置のコストダウンを図ることが可能となるという
優れた効果を有する。
【0078】また、特に、請求項3の画像処理装置によ
れば、合成画像データを記臆するための記憶手段を合成
される一方の画像が記憶されている記憶手段と兼用する
ので、画像処理装置内に合成画像を記臆するための特別
の記憶手段が不要となるという優れた効果を有する。
【0079】また、特に、請求項4の画像処理装置によ
れば、第1の画像の画素と第2の画像の画素が黒とその
他の色である場合には、合成後の画像の画素を黒とする
ので、合成後の画像の画素の色を看者の感覚に一致させ
ることが可能となるという優れた効果を有する。
【0080】また、特に、請求項5の画像処理装置によ
れば、指示手段によって、合成後の画像の上記画素の色
を切り換え可能にするので、合成後の画像において同一
座標位置に存在することとなる前記第1の画像の画素と
前記第2の画像の画素とのうちいずれか一方が黒で他方
がその他の色である場合に、合成後の画像の上記画素の
色を使用者の好みに合致させて決定することが可能とな
るという優れた効果を有する。
【0081】また、特に、請求項6の画像処理装置によ
れば、 第1の画像の画素と前記第2の画像の画素の前
記色データ及び濃度データに基づいて、前記合成後の画
像における前記座標位置の画素の色及び濃度を決定する
ので、看者の期待に近い合成画像を得ることが可能とな
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の概略構成図。
【図2】複写機1における画像処理系の回路ブロック
図。
【図3】第1の実施例における合成画像の濃度及び色を
決定する方法を示すフローチャート。
【図4】第2の実施例における合成画像の濃度及び色を
決定する方法を示すフローチャート。
【図5】第3の実施例における合成画像の濃度及び色を
決定する方法を示すフローチャート。
【図6】第3の実施例において合成画像の濃度及び色を
決定するために使用されるグラフを示す図。
【図7】第4の実施例における合成画像の濃度及び色を
決定する方法を説明する説明図。
【符号の説明】
1 複写機 2 スキャナ 3 光書き込みユニット 4 プリンタ 5 コンタクトガラス 6 第1キャリッジ 7 露光ランプ 8 第1ミラー 9 第2ミラー 10 第3ミラー 11 集光レンズ 12 CCDイメージセンサ 13 ポリゴンミラー 14 光学系 15 ミラー 16 感光体 17 黒現像装置 18 LED 19 赤現像装置 20 第1給紙トレイ 21 第2給紙トレイ 22 第3給紙トレイ 23 手差しトレイ 24 レジストローラ対 25 転写分離装置 26 搬送ベルト 27 定着装置 28 排紙ローラ対 29 排紙トレイ 30 クリーニング装置 31 帯電装置 32 除電ランプ 33 第2キャリッジ 40 ビデオプロセッシングユニット 41 シェーディング補整回路 42 2色分離部 43 MTF補整回路 44 変倍回路 45 第1セレクタ 46 画像合成装置 47 第2セレクタ 48 画質処理部 49 フレームメモリインターフェース 50 フレームメモリ 51 速度変換部 52 ディレイメモリ 53 LED変調部 54 LD変調部 55 LD(レーザダイオード) 56 モードキー 57 ガンマ補正回路 58 2値化回路 59 指示手段 60 IPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力した第1の画像を記憶する記憶手段
    とを有する画像処理装置において、 前記第1の画像を記憶手段に記憶する場合に前記第1の
    画像の各画素の濃度に対応した濃度データと該画素の色
    を示す色データとからなる画像データとして記憶するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像処理装置において、 前記記憶手段に記憶された前記第1の画像と、前記入力
    手段によって前記第1の画像の入力後に入力した第2の
    画像とを合成する画像合成手段を有し、 前記画像合成手段は、前記記憶手段から前記第1の画像
    を読み出し、合成後の画像において同一座標位置に存在
    することとなる前記第1の画像の画素と前記第2の画像
    の画素それぞれの前記色データに基づいて、前記合成後
    の画像における前記座標位置の画素の色を決定し、決定
    した色データと濃度データとからなる合成画像データを
    出力することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像処理装置において、 前記合成手段から出力された合成画像データを、前記第
    1の画像が読み出された前記記憶手段の領域に順次記憶
    することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3の画像処理装置において、 合成後の画像において同一座標位置に存在することとな
    る前記第1の画像の画素と前記第2の画像の画素とのう
    ちいずれか一方が黒で他方がその他の色である場合に
    は、合成後の画像の前記座標位置の画素を黒とすること
    を特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】請求項2又は3の画像処理装置において、 合成後の画像において同一座標位置に存在することとな
    る前記第1の画像の画素と前記第2の画像の画素とのう
    ちいずれか一方が黒で他方がその他の色である場合に、
    いずれの色を合成後の画像の前記座標位置の画素とする
    かを指示する指示手段を設けたことを特徴とする画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】請求項2又は3の画像処理装置において、 前記第1の画像の入力後に前記入力手段で入力した第2
    の原稿画像と、前記記憶手段に記憶されている前記第1
    の原稿画像とを合成する場合に、 合成後の画像において同一座標位置に存在することとな
    る前記第1の画像の画素と前記第2の画像の画素の前記
    色データ及び濃度データに基づいて、前記合成後の画像
    における前記座標位置の画素の色及び濃度を決定するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7375853B2 (en) 2002-09-12 2008-05-20 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus and method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7375853B2 (en) 2002-09-12 2008-05-20 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus and method

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