JPH1045072A - 吊り下げ式の自転車駐車装置 - Google Patents
吊り下げ式の自転車駐車装置Info
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- JPH1045072A JPH1045072A JP21796496A JP21796496A JPH1045072A JP H1045072 A JPH1045072 A JP H1045072A JP 21796496 A JP21796496 A JP 21796496A JP 21796496 A JP21796496 A JP 21796496A JP H1045072 A JPH1045072 A JP H1045072A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駐車装置の設置間隔を大幅に縮めることが出
来、而も駐車操作の簡便性を犠牲にすることがない、吊
り下げ式の自転車駐車装置を提供する。 【構成】 支柱に支持された滑車により支承された線材
の一側に線材の牽引手段を、また線材の他側に自転車へ
の掛止手段を取り付けた駐車装置を複数台並設して成
り、少なくとも掛止手段の移動の上限位置に於いて、隣
り合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進
入方向にずらすか又は上下方向にずらして取り付けると
共に、自転車への掛止手段回りに自転車を隣り合う方向
に揺動させ得る手段を設けて成る。
来、而も駐車操作の簡便性を犠牲にすることがない、吊
り下げ式の自転車駐車装置を提供する。 【構成】 支柱に支持された滑車により支承された線材
の一側に線材の牽引手段を、また線材の他側に自転車へ
の掛止手段を取り付けた駐車装置を複数台並設して成
り、少なくとも掛止手段の移動の上限位置に於いて、隣
り合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進
入方向にずらすか又は上下方向にずらして取り付けると
共に、自転車への掛止手段回りに自転車を隣り合う方向
に揺動させ得る手段を設けて成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣り合って駐車さ
れる自転車のハンドルや荷物籠同士が干渉を起こして駐
車出庫の操作に支障を来たすというような問題を生ずる
ことなく、自転車を狭い空間内に多数台詰めて駐車させ
ることが出来るような、吊り下げ式の自転車駐車装置に
関する。
れる自転車のハンドルや荷物籠同士が干渉を起こして駐
車出庫の操作に支障を来たすというような問題を生ずる
ことなく、自転車を狭い空間内に多数台詰めて駐車させ
ることが出来るような、吊り下げ式の自転車駐車装置に
関する。
【0002】
【関連する技術】従来下部駐車スペースを有し、上段が
支柱に一端部が取り付けられた上部駐車収納部材と、当
該部材に対して回動及び摺動自在に枢支された可動軌条
部材と、から成る上部駐車テーブルにより構成され、上
部駐車収納部材より可動軌条部材を引き出しつつ下方へ
回動傾斜させて所定の角度に傾斜保持させ、スロープ状
の可動軌条部材上に自転車の前輪を持ち上げて載せ置
き、更に自転車の後輪を可動軌条部材上に押し上げた
後、可動軌条部材の端部を持ってこれを水平状態に起こ
し、上部駐車収納部材内に挿入することによって、上部
駐車テーブル上に自転車を駐車させる上下2段式の自転
車の駐車装置が実用化されていた。
支柱に一端部が取り付けられた上部駐車収納部材と、当
該部材に対して回動及び摺動自在に枢支された可動軌条
部材と、から成る上部駐車テーブルにより構成され、上
部駐車収納部材より可動軌条部材を引き出しつつ下方へ
回動傾斜させて所定の角度に傾斜保持させ、スロープ状
の可動軌条部材上に自転車の前輪を持ち上げて載せ置
き、更に自転車の後輪を可動軌条部材上に押し上げた
後、可動軌条部材の端部を持ってこれを水平状態に起こ
し、上部駐車収納部材内に挿入することによって、上部
駐車テーブル上に自転車を駐車させる上下2段式の自転
車の駐車装置が実用化されていた。
【0003】しかし、前述した立体駐車装置では下部駐
車スペースへの自転車の駐車は容易であるが、上部駐車
テーブル上への自転車の駐車は、可動軌条部材が自転車
の押し上げスロープを兼ねており、自転車を押し上げつ
つ可動軌条部材を水平状態まで持って行かねば成らな
い。この操作を行うには大きな力を持続的に加えなけれ
ば成らず、特に女性や子供には大変な作業であり、この
ような自転車の持ち上げと押し上げの作業が円滑に行わ
れないと自転車の姿勢が不安定に成るきらいがあると云
う問題があった。このことはまた自転車を下ろす時にも
当てはまるのである。こうした問題は、自転車が載った
可動軌条部材が如何に重いかを示すものに他ならない。
また上述したような駐車装置は、それ自体の設置に広い
面積を占有し、結果的にコスト高に成るという問題を残
している。
車スペースへの自転車の駐車は容易であるが、上部駐車
テーブル上への自転車の駐車は、可動軌条部材が自転車
の押し上げスロープを兼ねており、自転車を押し上げつ
つ可動軌条部材を水平状態まで持って行かねば成らな
い。この操作を行うには大きな力を持続的に加えなけれ
ば成らず、特に女性や子供には大変な作業であり、この
ような自転車の持ち上げと押し上げの作業が円滑に行わ
れないと自転車の姿勢が不安定に成るきらいがあると云
う問題があった。このことはまた自転車を下ろす時にも
当てはまるのである。こうした問題は、自転車が載った
可動軌条部材が如何に重いかを示すものに他ならない。
また上述したような駐車装置は、それ自体の設置に広い
面積を占有し、結果的にコスト高に成るという問題を残
している。
【0004】そこで、滑車により支承された線材の一端
部に線材の牽引手段を、また他端部に自転車への掛止部
材を取り付け、自転車を縦に吊るして駐車させ得るよう
に構成すれば、牽引手段の力を借りるので、小さな力で
も容易に駐車させることが出来、また極狭い場所でも駐
車収納することが出来、コスト的にも安く設置すること
が出来るとものと思考される。
部に線材の牽引手段を、また他端部に自転車への掛止部
材を取り付け、自転車を縦に吊るして駐車させ得るよう
に構成すれば、牽引手段の力を借りるので、小さな力で
も容易に駐車させることが出来、また極狭い場所でも駐
車収納することが出来、コスト的にも安く設置すること
が出来るとものと思考される。
【0005】自転車を縦に吊り下げるという場合には、
例えば自転車を前輪から吊した際に後輪が地面から完全
に離れるように駐車させる装置と、後輪が地面に接触し
たまま立て掛けるように駐車させる装置とがある。
例えば自転車を前輪から吊した際に後輪が地面から完全
に離れるように駐車させる装置と、後輪が地面に接触し
たまま立て掛けるように駐車させる装置とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな吊り下げ式の自転車駐車装置では、次に上げるよう
な問題点がある。即ち、なるべく多くの台数の駐車装置
を詰めて設置することにより、狭い駐車場でもたくさん
の自転車を駐車させることが出来、1台の自転車に対す
る駐車コストを引き下げることが出来るのであるが、自
転車のハンドルや荷物籠が左右に隣り合う駐車自転車の
ハンドルや荷物籠やペダルの部分に接触しない程度に、
軌条部材同志の間隔をある程度広く開けて設置する必要
がある。
うな吊り下げ式の自転車駐車装置では、次に上げるよう
な問題点がある。即ち、なるべく多くの台数の駐車装置
を詰めて設置することにより、狭い駐車場でもたくさん
の自転車を駐車させることが出来、1台の自転車に対す
る駐車コストを引き下げることが出来るのであるが、自
転車のハンドルや荷物籠が左右に隣り合う駐車自転車の
ハンドルや荷物籠やペダルの部分に接触しない程度に、
軌条部材同志の間隔をある程度広く開けて設置する必要
がある。
【0007】より具体的には、自転車のハンドルの中心
位置から左右に隣り合う駐車自転車のハンドルの中心位
置までの距離で、大凡500[mm]から600[m
m]の幅がどうしても必要である。十分に間隔が開けら
れて駐車装置が設置されていないと、駐車出庫時に左右
に隣り合う自転車のハンドルや荷物籠が引っ掛かり合い
不必要な力や神経を使わなくては成らず、また場合によ
っては絡み合いが外れなく成ったり、こちらの自転車を
転倒させてしまうような面倒な事態を生ずる。
位置から左右に隣り合う駐車自転車のハンドルの中心位
置までの距離で、大凡500[mm]から600[m
m]の幅がどうしても必要である。十分に間隔が開けら
れて駐車装置が設置されていないと、駐車出庫時に左右
に隣り合う自転車のハンドルや荷物籠が引っ掛かり合い
不必要な力や神経を使わなくては成らず、また場合によ
っては絡み合いが外れなく成ったり、こちらの自転車を
転倒させてしまうような面倒な事態を生ずる。
【0008】しかしながら増加する一途の放置自転車を
収容するためには、また駅前などの好立地即ち高地価の
土地に駐輪場を設置するためには、狭いスペースでも出
来る限り多くの台数の自転車を駐車させられることが必
要条件である。このため駐車間隔を狭めようとすると駐
車操作の簡便性が犠牲と成り、この結果は放置自転車を
更に増大させることに繋がるのである。また駐車間隔を
狭めるにも一定の限度がある。
収容するためには、また駅前などの好立地即ち高地価の
土地に駐輪場を設置するためには、狭いスペースでも出
来る限り多くの台数の自転車を駐車させられることが必
要条件である。このため駐車間隔を狭めようとすると駐
車操作の簡便性が犠牲と成り、この結果は放置自転車を
更に増大させることに繋がるのである。また駐車間隔を
狭めるにも一定の限度がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決し、上記間
隔を大幅に縮めることが出来、而も駐車操作の簡便性を
犠牲にすることのない、吊り下げ式の自転車駐車装置を
提供することを課題とする。
隔を大幅に縮めることが出来、而も駐車操作の簡便性を
犠牲にすることのない、吊り下げ式の自転車駐車装置を
提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1の発
明では、支柱に支持された滑車により支承された線材の
一側に線材の牽引手段を、また線材の他側に自転車への
掛止手段を取り付けた吊り下げ式自転車駐車装置を複数
台並設して成り、少なくとも掛止手段の移動の上限位置
に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置
を自転車の進入方向にずらすか又は上下方向にずらして
取り付けると共に、自転車への掛止手段回りに、自転車
を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けて成ることを
特徴とする、吊り下げ式の自転車駐車装置とすることに
より達成される。
明では、支柱に支持された滑車により支承された線材の
一側に線材の牽引手段を、また線材の他側に自転車への
掛止手段を取り付けた吊り下げ式自転車駐車装置を複数
台並設して成り、少なくとも掛止手段の移動の上限位置
に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置
を自転車の進入方向にずらすか又は上下方向にずらして
取り付けると共に、自転車への掛止手段回りに、自転車
を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けて成ることを
特徴とする、吊り下げ式の自転車駐車装置とすることに
より達成される。
【0011】また請求項2の発明では、請求項1に於い
て掛止手段が自転車を固定的に掛止するものであると共
に線材に対して揺動自在に設けられていることを特徴と
するものとしている。
て掛止手段が自転車を固定的に掛止するものであると共
に線材に対して揺動自在に設けられていることを特徴と
するものとしている。
【0012】また請求項3の発明では、請求項1に於い
て掛止手段が自転車を揺動可能に掛止するものであると
共に、掛止手段の両側に自転車を揺動し得る間隔を空け
て枠体を設けたことを特徴とするものとしている。
て掛止手段が自転車を揺動可能に掛止するものであると
共に、掛止手段の両側に自転車を揺動し得る間隔を空け
て枠体を設けたことを特徴とするものとしている。
【0013】また請求項4の発明では、請求項3に於い
て枠体が自転車の揺動方向に開いて形成されていること
を特徴とするものとしている。
て枠体が自転車の揺動方向に開いて形成されていること
を特徴とするものとしている。
【0014】また請求項5の発明では、請求項1に於い
て掛止手段が自転車を揺動可能に掛止するものであると
共に、掛止手段の両側に自転車の揺動方向に開き得るよ
うに枠体を設けたことを特徴とするものとしている。
て掛止手段が自転車を揺動可能に掛止するものであると
共に、掛止手段の両側に自転車の揺動方向に開き得るよ
うに枠体を設けたことを特徴とするものとしている。
【0015】また請求項6の発明では、請求項1に於い
て隣り合う支柱が略同一ライン上に設置されており、各
々の駐車装置の自転車の受け入れ方向が前記ラインに対
し一定の角度で斜めに配置されていることを特徴とする
ものとしている。
て隣り合う支柱が略同一ライン上に設置されており、各
々の駐車装置の自転車の受け入れ方向が前記ラインに対
し一定の角度で斜めに配置されていることを特徴とする
ものとしている。
【0016】また請求項7の発明では、請求項1に於い
て滑車が、支柱上に取り付けられた第1の滑車と支柱に
横設された梁部材に取り付けられた第2の滑車とから成
り、掛止手段が第2の滑車より垂下しており、第1の滑
車と第2の滑車との間の距離が隣り合う駐車装置で異な
ることを特徴とするものとしている。
て滑車が、支柱上に取り付けられた第1の滑車と支柱に
横設された梁部材に取り付けられた第2の滑車とから成
り、掛止手段が第2の滑車より垂下しており、第1の滑
車と第2の滑車との間の距離が隣り合う駐車装置で異な
ることを特徴とするものとしている。
【0017】また請求項8の発明では、請求項1に於い
て掛止手段が、前記支柱を略上下方向に移動可能に設け
られた台車と、該台車に取り付けられた掛止部材とから
構成され、線材の他側が当該台車に取り付けられてお
り、支柱と台車に取り付けられた掛止部材との間の距離
が隣り合う駐車装置で異なることを特徴とするものとし
ている。
て掛止手段が、前記支柱を略上下方向に移動可能に設け
られた台車と、該台車に取り付けられた掛止部材とから
構成され、線材の他側が当該台車に取り付けられてお
り、支柱と台車に取り付けられた掛止部材との間の距離
が隣り合う駐車装置で異なることを特徴とするものとし
ている。
【0018】また請求項9の発明では、請求項8に於い
て支柱がチャンネル材により構成され、台車が前記チャ
ンネル材を略上下方向に移動可能に設けられていること
を特徴とするものとしている。
て支柱がチャンネル材により構成され、台車が前記チャ
ンネル材を略上下方向に移動可能に設けられていること
を特徴とするものとしている。
【0019】また請求項10の発明では、請求項1に於
いて隣り合う支柱がほぼ同一ライン上に設置されてお
り、その内一つ空かしの支柱に付いて支柱周りに自転車
を除け得る空隙を設けると共に、線材の牽引手段が当該
空隙を避けるようにして取り付けられると共に自転車へ
の掛止手段が当該空隙の略中心線上に垂下されて成るこ
とを特徴とするものとしている。
いて隣り合う支柱がほぼ同一ライン上に設置されてお
り、その内一つ空かしの支柱に付いて支柱周りに自転車
を除け得る空隙を設けると共に、線材の牽引手段が当該
空隙を避けるようにして取り付けられると共に自転車へ
の掛止手段が当該空隙の略中心線上に垂下されて成るこ
とを特徴とするものとしている。
【0020】また請求項11の発明では、請求項10に
於いて一つ空かしの支柱が、該支柱の略中心箇所に自転
車を除け得る空隙を有していることを特徴とするものと
している。
於いて一つ空かしの支柱が、該支柱の略中心箇所に自転
車を除け得る空隙を有していることを特徴とするものと
している。
【0021】また請求項12の発明では、請求項10に
於いて一つ空かしの支柱が、自転車を通過させ得る間隔
を空けて立設された2本1対の支柱であることを特徴と
するものとしている。
於いて一つ空かしの支柱が、自転車を通過させ得る間隔
を空けて立設された2本1対の支柱であることを特徴と
するものとしている。
【0022】
【作用】本発明は基本的に、支柱に支持された滑車によ
り支承された線材の一側に線材の牽引手段を、また線材
の他側に自転車への掛止手段を取り付けた吊下げ式自転
車駐車装置であるから、線材の他側に取り付けられた掛
止手段に自転車の車輪等を引っ掛け、線材の一側に取り
付けられた線材の牽引手段を動作させると、線材の他側
に取り付けられた掛止手段が滑車方向に引かれて、自転
車が吊り下げられる形で駐車状態と成る。この際、請求
項1の発明では、少なくとも自転車が駐車された状態の
時に、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自
転車の進入方向にずらすか又は上下方向にずらして取り
付けて成るものであるため、駐車時点でのこちらの自転
車のハンドルが隣り合って駐車されている自転車のハン
ドルと衝き合うようなことがない。また駐車出庫の操作
中は、自転車への掛止手段回りに、自転車を隣り合う方
向に揺動させ得る手段を設けて成るため、隣り合って駐
車されている自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向
へ揺動させれば、そのハンドルや荷物籠やペダルを回避
することが出来る。即ち、駐車中も駐車出庫の作業時に
於いても、こちらの自転車のハンドル等々が隣り合って
駐車されている自転車のハンドル等々と衝き合うような
ことがない。このようなことは、従来の駐車装置では全
く不可能であった。
り支承された線材の一側に線材の牽引手段を、また線材
の他側に自転車への掛止手段を取り付けた吊下げ式自転
車駐車装置であるから、線材の他側に取り付けられた掛
止手段に自転車の車輪等を引っ掛け、線材の一側に取り
付けられた線材の牽引手段を動作させると、線材の他側
に取り付けられた掛止手段が滑車方向に引かれて、自転
車が吊り下げられる形で駐車状態と成る。この際、請求
項1の発明では、少なくとも自転車が駐車された状態の
時に、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自
転車の進入方向にずらすか又は上下方向にずらして取り
付けて成るものであるため、駐車時点でのこちらの自転
車のハンドルが隣り合って駐車されている自転車のハン
ドルと衝き合うようなことがない。また駐車出庫の操作
中は、自転車への掛止手段回りに、自転車を隣り合う方
向に揺動させ得る手段を設けて成るため、隣り合って駐
車されている自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向
へ揺動させれば、そのハンドルや荷物籠やペダルを回避
することが出来る。即ち、駐車中も駐車出庫の作業時に
於いても、こちらの自転車のハンドル等々が隣り合って
駐車されている自転車のハンドル等々と衝き合うような
ことがない。このようなことは、従来の駐車装置では全
く不可能であった。
【0023】このようなことが可能である理由は、隣り
合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入
方向にずらすか又は上下方向にずらして取り付けると共
に、自転車への掛止手段回りに、自転車を隣り合う方向
に揺動させ得る手段を設けて成る点に存する。仮に掛止
手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらすだけで
よいと考えても、実際には自転車の出し入れの際に、自
転車各部の辿る軌跡から明らかと成るがこちらの自転車
のハンドルが隣りの自転車のペダル等に当たってしま
う。また仮に、掛止手段の吊り下げ位置を上下方向にず
らすだけでよいと考えても、実際には自転車の出し入れ
の際に、やはり自転車各部の辿る軌跡から明らかと成る
のであるが、こちらの自転車のハンドルや荷物籠が、隣
りの自転車のハンドルや荷物籠に当たってしまうのであ
る。しかしながら、自転車への掛止手段回りに、自転車
を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けることで、こ
のような問題が解決される。勿論、掛止手段の移動の上
限位置に於いてのみならず、掛止手段の移動の下限位置
に於いても掛止手段の吊り下げ位置が自転車の進入方向
にずれているか又は上下方向にずれているように構成し
てよい。尚、自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段
という場合、ある部位を支点として円弧を描くように移
動させ得る手段であっても、自転車をそのままの姿勢で
平行に移動させ得る手段であってもよい。
合う駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入
方向にずらすか又は上下方向にずらして取り付けると共
に、自転車への掛止手段回りに、自転車を隣り合う方向
に揺動させ得る手段を設けて成る点に存する。仮に掛止
手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらすだけで
よいと考えても、実際には自転車の出し入れの際に、自
転車各部の辿る軌跡から明らかと成るがこちらの自転車
のハンドルが隣りの自転車のペダル等に当たってしま
う。また仮に、掛止手段の吊り下げ位置を上下方向にず
らすだけでよいと考えても、実際には自転車の出し入れ
の際に、やはり自転車各部の辿る軌跡から明らかと成る
のであるが、こちらの自転車のハンドルや荷物籠が、隣
りの自転車のハンドルや荷物籠に当たってしまうのであ
る。しかしながら、自転車への掛止手段回りに、自転車
を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けることで、こ
のような問題が解決される。勿論、掛止手段の移動の上
限位置に於いてのみならず、掛止手段の移動の下限位置
に於いても掛止手段の吊り下げ位置が自転車の進入方向
にずれているか又は上下方向にずれているように構成し
てよい。尚、自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段
という場合、ある部位を支点として円弧を描くように移
動させ得る手段であっても、自転車をそのままの姿勢で
平行に移動させ得る手段であってもよい。
【0024】尚、本発明の駐車装置は、後輪方向から自
転車を進入させ、後輪を掛止手段により吊り下げて駐車
させ得るようにも構成することが出来る。このような場
合には、前輪方向からの駐車状態と後輪方向からの駐車
状態とが混在することに成ることも在り得るが、それで
も本発明は同様の作用を現ずる。
転車を進入させ、後輪を掛止手段により吊り下げて駐車
させ得るようにも構成することが出来る。このような場
合には、前輪方向からの駐車状態と後輪方向からの駐車
状態とが混在することに成ることも在り得るが、それで
も本発明は同様の作用を現ずる。
【0025】また請求項2の発明では、自転車が掛止手
段に固定的に掛止されており自転車と掛止手段とは一体
的に揺動自在であるため、自転車は掛止手段ごと線材に
対して揺動自在である。
段に固定的に掛止されており自転車と掛止手段とは一体
的に揺動自在であるため、自転車は掛止手段ごと線材に
対して揺動自在である。
【0026】また請求項3の発明では、自転車が掛止手
段に対して揺動可能に掛止されていること、及び掛止手
段の両側に自転車を揺動し得る間隔を空けて枠体を設け
ていることにより、両側の枠体の間隔の範囲に於いて、
隣り合う駐車自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向
へ揺動させることが出来る。自転車は掛止手段に対して
揺動することに成る。
段に対して揺動可能に掛止されていること、及び掛止手
段の両側に自転車を揺動し得る間隔を空けて枠体を設け
ていることにより、両側の枠体の間隔の範囲に於いて、
隣り合う駐車自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向
へ揺動させることが出来る。自転車は掛止手段に対して
揺動することに成る。
【0027】また請求項4の発明では、そもそも自転車
は掛止手段に対して揺動するものであるため、掛止手段
を中心として略円弧を描くように揺動する。枠体が自転
車の揺動方向に開いて即ち掛止手段から遠ざかる方向に
開いて形成されているのは、このような自転車の描く軌
跡の特徴による。
は掛止手段に対して揺動するものであるため、掛止手段
を中心として略円弧を描くように揺動する。枠体が自転
車の揺動方向に開いて即ち掛止手段から遠ざかる方向に
開いて形成されているのは、このような自転車の描く軌
跡の特徴による。
【0028】また請求項5の発明では、自転車が掛止手
段に対し揺動可能に掛止されていること、及び掛止手段
の両側に自転車の揺動方向に開き得るように即ち掛止手
段から遠ざかる方向に開き得るように枠体を設けている
ことにより、隣り合う駐車自転車をこちらの自転車から
遠ざかる方向へ揺動させようとすると、自転車は掛止手
段に対して揺動することに成るのであるが、この時自転
車が枠体を押し開き、自転車共々こちらから遠ざかる方
へ揺動することに成る。即ち、枠体が極く狭い車輪幅で
形成されていたとしても、自転車は枠体に阻まれること
なく揺動することが出来る。
段に対し揺動可能に掛止されていること、及び掛止手段
の両側に自転車の揺動方向に開き得るように即ち掛止手
段から遠ざかる方向に開き得るように枠体を設けている
ことにより、隣り合う駐車自転車をこちらの自転車から
遠ざかる方向へ揺動させようとすると、自転車は掛止手
段に対して揺動することに成るのであるが、この時自転
車が枠体を押し開き、自転車共々こちらから遠ざかる方
へ揺動することに成る。即ち、枠体が極く狭い車輪幅で
形成されていたとしても、自転車は枠体に阻まれること
なく揺動することが出来る。
【0029】また請求項6の発明では、隣り合う支柱が
略同一ライン上に設置されており、各々の駐車装置の自
転車の受け入れ方向が前記ラインに対し一定の角度で斜
めに配置されている。各々の駐車装置の自転車の受け入
れ方向が前記ラインに対し一定の角度で斜めに配置され
ていること自体、掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進
入方向にずらしていることに他ならない。
略同一ライン上に設置されており、各々の駐車装置の自
転車の受け入れ方向が前記ラインに対し一定の角度で斜
めに配置されている。各々の駐車装置の自転車の受け入
れ方向が前記ラインに対し一定の角度で斜めに配置され
ていること自体、掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進
入方向にずらしていることに他ならない。
【0030】また請求項7の発明では、掛止手段を自転
車の進入方向にずらす点に関して、第1の滑車に対する
第2の滑車の水平方向の取付位置によりずらす構成が可
能であり、また掛止手段を上下方向にずらす点に関し
て、第1の滑車に対する第2の滑車の垂直方向の取付位
置によりずらす構成が可能である。また請求項6の構成
に付き請求項7を適用すると、第1の滑車に対する第2
の滑車の水平方向の取付位置を全て同じとした場合に
は、第1の滑車に対する第2の滑車の垂直方向の取付位
置をずらす構成を採用すればよい。
車の進入方向にずらす点に関して、第1の滑車に対する
第2の滑車の水平方向の取付位置によりずらす構成が可
能であり、また掛止手段を上下方向にずらす点に関し
て、第1の滑車に対する第2の滑車の垂直方向の取付位
置によりずらす構成が可能である。また請求項6の構成
に付き請求項7を適用すると、第1の滑車に対する第2
の滑車の水平方向の取付位置を全て同じとした場合に
は、第1の滑車に対する第2の滑車の垂直方向の取付位
置をずらす構成を採用すればよい。
【0031】また請求項8の発明では、台車が支柱を略
上下方向に移動可能であり、該台車に設けられた掛止部
材も、台車の移動に連れて上下動する。掛止手段を前後
方向にずらす点に関しては、掛止部材の台車への取付位
置を変更することで実現出来る。掛止部材の垂直方向の
取付位置をずらす構成に付いては、少なくとも台車が移
動し得る上限を隣り合う台車間で異なるように設定する
などすればよい。
上下方向に移動可能であり、該台車に設けられた掛止部
材も、台車の移動に連れて上下動する。掛止手段を前後
方向にずらす点に関しては、掛止部材の台車への取付位
置を変更することで実現出来る。掛止部材の垂直方向の
取付位置をずらす構成に付いては、少なくとも台車が移
動し得る上限を隣り合う台車間で異なるように設定する
などすればよい。
【0032】また請求項9の発明では、請求項8に於け
る支柱に対する台車の組み付け構成が各種実現可能な中
で、特に支柱をチャンネル材で構成し、該チャンネル材
に台車の車輪をはめ込むなどして組み付けたものとして
いる。台車はチャンネル材に案内されて略上下方向へ移
動可能である。
る支柱に対する台車の組み付け構成が各種実現可能な中
で、特に支柱をチャンネル材で構成し、該チャンネル材
に台車の車輪をはめ込むなどして組み付けたものとして
いる。台車はチャンネル材に案内されて略上下方向へ移
動可能である。
【0033】また請求項10の発明では、一つ空かしの
支柱に付いて支柱周りに自転車を除け得る空隙が設けら
れており、而も線材の牽引手段が当該空隙を避けるよう
にして取り付けられているため、空隙には自転車が入り
込める余地が出来、且つ自転車への掛止手段が当該空隙
の略中心線上に垂下されて成るため、これに隣り合う支
柱に於ける掛止手段の位置との間には、自転車の進入方
向に関してずれを生ずる。
支柱に付いて支柱周りに自転車を除け得る空隙が設けら
れており、而も線材の牽引手段が当該空隙を避けるよう
にして取り付けられているため、空隙には自転車が入り
込める余地が出来、且つ自転車への掛止手段が当該空隙
の略中心線上に垂下されて成るため、これに隣り合う支
柱に於ける掛止手段の位置との間には、自転車の進入方
向に関してずれを生ずる。
【0034】また請求項11の発明では、請求項10に
於ける一つ空かしの支柱に付いて、支柱周りに自転車を
除け得る空隙を設ける構成に付き支柱の略中心箇所に自
転車を除け得る空隙を設けており、請求項10と同様の
作用を生ずる。
於ける一つ空かしの支柱に付いて、支柱周りに自転車を
除け得る空隙を設ける構成に付き支柱の略中心箇所に自
転車を除け得る空隙を設けており、請求項10と同様の
作用を生ずる。
【0035】また請求項12の発明では、請求項10に
於ける一つ空かしの支柱に付いて、支柱周りに自転車を
除け得る空隙を設ける構成に付き2本1対の支柱を所要
の間隔を空けて立設することで実現している。
於ける一つ空かしの支柱に付いて、支柱周りに自転車を
除け得る空隙を設ける構成に付き2本1対の支柱を所要
の間隔を空けて立設することで実現している。
【0036】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1概念
図であるが、支柱に支持された滑車2により支承された
線材3の一側に線材3の牽引手段4を、また線材3の他
側に自転車への掛止手段5を取り付けた吊り下げ式の自
転車駐車装置を複数台並設して成り、掛止手段5の移動
の上限位置に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段5の
吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらして取り付けて
成る吊り下げ式自転車駐車装置である。自転車の進入方
向にずらすという場合、ここでは後段Aの支柱1の列と
前段Bの支柱10の列とが自転車の進入方向から見て交
互に配置されていることをいう。A列とB列は、前後段
の関係を逆に設定することも可能である。更に、自転車
への掛止手段5と線材3とで、自転車を隣り合う方向に
揺動させ得る揺動手段8としている。揺動手段8は図2
に於いて概念的に表わされている。
図であるが、支柱に支持された滑車2により支承された
線材3の一側に線材3の牽引手段4を、また線材3の他
側に自転車への掛止手段5を取り付けた吊り下げ式の自
転車駐車装置を複数台並設して成り、掛止手段5の移動
の上限位置に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段5の
吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらして取り付けて
成る吊り下げ式自転車駐車装置である。自転車の進入方
向にずらすという場合、ここでは後段Aの支柱1の列と
前段Bの支柱10の列とが自転車の進入方向から見て交
互に配置されていることをいう。A列とB列は、前後段
の関係を逆に設定することも可能である。更に、自転車
への掛止手段5と線材3とで、自転車を隣り合う方向に
揺動させ得る揺動手段8としている。揺動手段8は図2
に於いて概念的に表わされている。
【0037】さて、線材3の他側に取り付けられた掛止
手段5に自転車の車輪等を引っ掛けた後、線材3の一側
に取り付けられた線材3の牽引手段4を動作させると、
線材3の他側に取り付けられた掛止手段5が滑車2方向
に引かれて、自転車が吊り下げられる形で駐車状態と成
る。隣り合って駐車されている自転車同士は、掛止手段
5の吊り下げ位置が自転車の進入方向にずれているた
め、自転車のハンドルの中心位置から左右に隣り合う駐
車自転車のハンドルの中心位置までの距離を、従来の半
分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が並設されてい
たとしても、隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物
籠やペダルに、こちらの自転車のハンドルや荷物籠やペ
ダルを引っ掛けてしまうようなことがない。この内何れ
かの駐車装置に対して自転車の駐車出庫作業を行なう際
には、隣り合う自転車を駐車出庫させようとする自転車
から遠ざかる方向へ力を加えると、揺動手段8の作用に
より隣り合う自転車が駐車出庫させようとする自転車か
ら遠ざかる方向へ押しやられることに成る(図2)。要
は主にハンドル同士が引っ掛かり合うことなく作業が出
来ればいいのであって、そのポイントを抜けた後は隣り
合う自転車に加えた力を取り去ればよい。
手段5に自転車の車輪等を引っ掛けた後、線材3の一側
に取り付けられた線材3の牽引手段4を動作させると、
線材3の他側に取り付けられた掛止手段5が滑車2方向
に引かれて、自転車が吊り下げられる形で駐車状態と成
る。隣り合って駐車されている自転車同士は、掛止手段
5の吊り下げ位置が自転車の進入方向にずれているた
め、自転車のハンドルの中心位置から左右に隣り合う駐
車自転車のハンドルの中心位置までの距離を、従来の半
分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が並設されてい
たとしても、隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物
籠やペダルに、こちらの自転車のハンドルや荷物籠やペ
ダルを引っ掛けてしまうようなことがない。この内何れ
かの駐車装置に対して自転車の駐車出庫作業を行なう際
には、隣り合う自転車を駐車出庫させようとする自転車
から遠ざかる方向へ力を加えると、揺動手段8の作用に
より隣り合う自転車が駐車出庫させようとする自転車か
ら遠ざかる方向へ押しやられることに成る(図2)。要
は主にハンドル同士が引っ掛かり合うことなく作業が出
来ればいいのであって、そのポイントを抜けた後は隣り
合う自転車に加えた力を取り去ればよい。
【0038】図3及び図4は本発明の第2概念図である
が、支柱に支持された滑車2により支承された線材3の
一側に線材3の牽引手段4を、また線材3の他側に自転
車への掛止手段5を取り付けた吊り下げ式の自転車駐車
装置を複数台並設して成り、掛止手段5の移動の上限位
置に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段5の吊り下げ
位置を上下方向にずらして取り付けて成る吊り下げ式自
転車駐車装置である。上下方向にずらすという場合、こ
こでは隣り合う支柱1,10がほぼ同一ライン上に設置
されており、その内一つ空かしの支柱1の列のほうが、
その間に位置する一つ空かしの支柱10の列よりも、掛
止手段5の移動の上限位置に付いて低く成るように配置
されていることをいい、図3では支柱1のほうを支柱1
0のほうよりも所要の寸法だけ低く設定している。支柱
1の列と支柱10の列とは、上下段の関係を逆に設定す
ることも可能である。更に、自転車への掛止手段5と線
材3とで、自転車を隣り合う方向に揺動させ得る揺動手
段8としている。揺動手段8は図4に於いて概念的に表
わされている。
が、支柱に支持された滑車2により支承された線材3の
一側に線材3の牽引手段4を、また線材3の他側に自転
車への掛止手段5を取り付けた吊り下げ式の自転車駐車
装置を複数台並設して成り、掛止手段5の移動の上限位
置に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段5の吊り下げ
位置を上下方向にずらして取り付けて成る吊り下げ式自
転車駐車装置である。上下方向にずらすという場合、こ
こでは隣り合う支柱1,10がほぼ同一ライン上に設置
されており、その内一つ空かしの支柱1の列のほうが、
その間に位置する一つ空かしの支柱10の列よりも、掛
止手段5の移動の上限位置に付いて低く成るように配置
されていることをいい、図3では支柱1のほうを支柱1
0のほうよりも所要の寸法だけ低く設定している。支柱
1の列と支柱10の列とは、上下段の関係を逆に設定す
ることも可能である。更に、自転車への掛止手段5と線
材3とで、自転車を隣り合う方向に揺動させ得る揺動手
段8としている。揺動手段8は図4に於いて概念的に表
わされている。
【0039】隣り合って駐車されている自転車同士は、
掛止手段5の吊り下げ位置が自転車の上下方向にずれて
いるため、自転車のハンドルの中心位置から左右に隣り
合う駐車自転車のハンドルの中心位置までの距離を、従
来の半分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が並設さ
れていたとしても、隣り合う駐車中の自転車のハンドル
や荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハンドルや荷物
籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことがない。この
内何れかの駐車装置に対して自転車の駐車出庫作業を行
なう際には、隣り合う自転車を駐車出庫させようとする
自転車から遠ざかる方向へ力を加えると、揺動手段8の
作用により隣り合う自転車が駐車出庫させようとする自
転車から遠ざかる方向へ押しやられることに成る(図
4)。
掛止手段5の吊り下げ位置が自転車の上下方向にずれて
いるため、自転車のハンドルの中心位置から左右に隣り
合う駐車自転車のハンドルの中心位置までの距離を、従
来の半分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が並設さ
れていたとしても、隣り合う駐車中の自転車のハンドル
や荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハンドルや荷物
籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことがない。この
内何れかの駐車装置に対して自転車の駐車出庫作業を行
なう際には、隣り合う自転車を駐車出庫させようとする
自転車から遠ざかる方向へ力を加えると、揺動手段8の
作用により隣り合う自転車が駐車出庫させようとする自
転車から遠ざかる方向へ押しやられることに成る(図
4)。
【0040】
【実施例】次に、本発明の実施例につき、図面を参照し
ながら説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定
されない。
ながら説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定
されない。
【0041】図5は本発明の第1実施例を表わすが、本
実施例では掛止手段としての鈎部材50の吊り下げ位置
を上下方向にずらすために、支柱1と支柱10とでは高
さを違えており(支柱10側は図示せず)、自転車を隣
り合う方向に揺動させる手段としては、支柱1の頂部に
梁部材11をベアリング80を介して回動自在に取り付
けたものとしている。重錘40は、支柱1の頂上に取り
付けられた第1の滑車21と支柱に横設された梁部材1
1の先端部に取り付けられた第2の滑車22との間に掛
け渡されたワイヤー30の一端部に取り付けられ、該ワ
イヤー30の他端部に鈎部材50が取り付けられてい
る。尚、鈎部材50は後述する第5実施例の図10に於
ける鈎部材50と略同一のものである。図中符号20は
第2の滑車22の回転軸である。
実施例では掛止手段としての鈎部材50の吊り下げ位置
を上下方向にずらすために、支柱1と支柱10とでは高
さを違えており(支柱10側は図示せず)、自転車を隣
り合う方向に揺動させる手段としては、支柱1の頂部に
梁部材11をベアリング80を介して回動自在に取り付
けたものとしている。重錘40は、支柱1の頂上に取り
付けられた第1の滑車21と支柱に横設された梁部材1
1の先端部に取り付けられた第2の滑車22との間に掛
け渡されたワイヤー30の一端部に取り付けられ、該ワ
イヤー30の他端部に鈎部材50が取り付けられてい
る。尚、鈎部材50は後述する第5実施例の図10に於
ける鈎部材50と略同一のものである。図中符号20は
第2の滑車22の回転軸である。
【0042】結局、自転車のハンドルの中心位置から左
右に隣り合う駐車自転車のハンドルの中心位置までの距
離を従来の半分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が
並設されていたとしても、梁部材11がベアリング80
を介して、駐車出庫させようとする自転車から遠ざかる
方向へ回転するので、即ち隣り合う鈎部材50とそれに
掛止されている自転車が遠ざかる方向へ回転するので、
隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダル
に、こちらの自転車のハンドルや荷物籠やペダルを引っ
掛けてしまうようなことなく駐車出庫させることが出来
る。
右に隣り合う駐車自転車のハンドルの中心位置までの距
離を従来の半分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が
並設されていたとしても、梁部材11がベアリング80
を介して、駐車出庫させようとする自転車から遠ざかる
方向へ回転するので、即ち隣り合う鈎部材50とそれに
掛止されている自転車が遠ざかる方向へ回転するので、
隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダル
に、こちらの自転車のハンドルや荷物籠やペダルを引っ
掛けてしまうようなことなく駐車出庫させることが出来
る。
【0043】尚、支柱1と支柱10とで高さを違えるの
ではなく、前後方向へずらして形成するようにしてもよ
い。また支柱1と支柱10を前後方向へずらすのではな
く、同一ライン上に設置し、第1の滑車21と第2の滑
車22との間の距離を変えることでも実現可能である。
また、ベアリング80部分にバネを介在させ、梁部材1
1が常に初期位置に戻るように付勢することも好まし
い。支柱のみで梁部材を具えないタイプのものでは、滑
車自体が回動し得るように支柱上に取り付けることも可
能である。
ではなく、前後方向へずらして形成するようにしてもよ
い。また支柱1と支柱10を前後方向へずらすのではな
く、同一ライン上に設置し、第1の滑車21と第2の滑
車22との間の距離を変えることでも実現可能である。
また、ベアリング80部分にバネを介在させ、梁部材1
1が常に初期位置に戻るように付勢することも好まし
い。支柱のみで梁部材を具えないタイプのものでは、滑
車自体が回動し得るように支柱上に取り付けることも可
能である。
【0044】次に、図6は本発明の第2実施例を表わ
す。上述した第1実施例の鈎部材50は、車輪のスポー
クの間を通してリムに引っ掛けるようにして掛止するも
のであるが、本実施例に於ける掛止手段は、タイヤTと
スポークSを両側より挟み付けて掛止するタイプのもの
である。梁部材11の先端部底面に取り付けられた支持
体13はその底面部に円柱体曲面を受け得る滑動面12
を具え、その中央部にはワイヤー30を通す通孔が設け
られている。ワイヤー30の先端は円柱形の揺動輪52
に接続され、該揺動輪52の外周面が前記滑動面12を
擦りながら回動することに成る。揺動輪52は左右の挟
着具53,53の支点と成っており、内部に挟着具5
3,53を内方に締めるためのバネを具えている。当該
挟着具53,53の内壁面はタイヤT(リムを含む)と
スポークSの形状に凹溝が形成されており、左右から車
輪を挟み付けるようにして掛止する。尚、一方の挟着具
53の先端部は内方に突出する突出部54を具えてい
る。
す。上述した第1実施例の鈎部材50は、車輪のスポー
クの間を通してリムに引っ掛けるようにして掛止するも
のであるが、本実施例に於ける掛止手段は、タイヤTと
スポークSを両側より挟み付けて掛止するタイプのもの
である。梁部材11の先端部底面に取り付けられた支持
体13はその底面部に円柱体曲面を受け得る滑動面12
を具え、その中央部にはワイヤー30を通す通孔が設け
られている。ワイヤー30の先端は円柱形の揺動輪52
に接続され、該揺動輪52の外周面が前記滑動面12を
擦りながら回動することに成る。揺動輪52は左右の挟
着具53,53の支点と成っており、内部に挟着具5
3,53を内方に締めるためのバネを具えている。当該
挟着具53,53の内壁面はタイヤT(リムを含む)と
スポークSの形状に凹溝が形成されており、左右から車
輪を挟み付けるようにして掛止する。尚、一方の挟着具
53の先端部は内方に突出する突出部54を具えてい
る。
【0045】自転車の駐車出庫の作業時に隣り合って駐
車されている自転車を押しやると、挟着具53,53に
掛止されている自転車が、支持体13の滑動面12に接
触している揺動輪52を回動軸として挟着具53,53
共々遠ざかる方向に振れるので、隣り合う駐車中の自転
車のハンドルや荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハ
ンドルや荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなこと
なく、こちらの自転車を駐車出庫させることが出来るの
である。
車されている自転車を押しやると、挟着具53,53に
掛止されている自転車が、支持体13の滑動面12に接
触している揺動輪52を回動軸として挟着具53,53
共々遠ざかる方向に振れるので、隣り合う駐車中の自転
車のハンドルや荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハ
ンドルや荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなこと
なく、こちらの自転車を駐車出庫させることが出来るの
である。
【0046】尚、本実施例では隣り合う支柱の立て方に
付いて説明を省略しているが、図1及び図3で示した構
成を採用するか、又は両者併用とする構成を採用するこ
とが出来る。これは他の実施例に付いても同様である。
挟着具53に付いては、突出部54等の部位に施錠手段
を取り付けることも好ましい。
付いて説明を省略しているが、図1及び図3で示した構
成を採用するか、又は両者併用とする構成を採用するこ
とが出来る。これは他の実施例に付いても同様である。
挟着具53に付いては、突出部54等の部位に施錠手段
を取り付けることも好ましい。
【0047】次に、図7は本発明の第3実施例を表わす
が、ロープ31の先端部にスイベル32を介して鈎部材
50を取り付けて成る。またスイベル32には、鈎部材
50の両側に相対して枠体81を取り付けた。当該枠体
81はタイヤTの支持枠としての役目を担う。
が、ロープ31の先端部にスイベル32を介して鈎部材
50を取り付けて成る。またスイベル32には、鈎部材
50の両側に相対して枠体81を取り付けた。当該枠体
81はタイヤTの支持枠としての役目を担う。
【0048】そこで、隣り合う自転車を駐車出庫させよ
うとする自転車から遠ざかる方向へ力を加えると、隣り
合う自転車がロープ31から揺動して、こちらの自転車
から少し離れて干渉し合わない所まで押しやることが出
来る。
うとする自転車から遠ざかる方向へ力を加えると、隣り
合う自転車がロープ31から揺動して、こちらの自転車
から少し離れて干渉し合わない所まで押しやることが出
来る。
【0049】本実施例は、枠体81がスイベル32共々
回動自在であるが、枠体81を固定する構成も可能であ
る。尚、枠体81はタイヤTの支持枠としての役目を担
っているが、枠体81を不要とする構成もまた可能であ
る。また牽引手段に接続するロープ31の数を2本と
し、その各々を掛ける滑車を梁部材上に前後2台設け、
該滑車から吊下された2本のロープ31に1つの鈎部材
50を取り付ける構成なども可能である。
回動自在であるが、枠体81を固定する構成も可能であ
る。尚、枠体81はタイヤTの支持枠としての役目を担
っているが、枠体81を不要とする構成もまた可能であ
る。また牽引手段に接続するロープ31の数を2本と
し、その各々を掛ける滑車を梁部材上に前後2台設け、
該滑車から吊下された2本のロープ31に1つの鈎部材
50を取り付ける構成なども可能である。
【0050】次に、図8は本発明の第4実施例を表わす
が、支柱1の頂上に取り付けられた第1の滑車21と支
柱に横設された梁部材11の先端部に取り付けられた第
2の滑車22との間に掛け渡されたワイヤー30の一端
部に重錘40が取り付けられており(一部図示せず)、
ワイヤー30の他端部に留具33を介して鈎部材50が
取り付けられている。また、梁部材11の底面部から
は、鈎部材50の両側に位置するように1対の枠体8
1,81が吊下されている。枠体81,81の間隔は、
タイヤTが所要程度に揺動可能と成る間隔でよい。符号
20は、第2の滑車22の回転軸を示している。
が、支柱1の頂上に取り付けられた第1の滑車21と支
柱に横設された梁部材11の先端部に取り付けられた第
2の滑車22との間に掛け渡されたワイヤー30の一端
部に重錘40が取り付けられており(一部図示せず)、
ワイヤー30の他端部に留具33を介して鈎部材50が
取り付けられている。また、梁部材11の底面部から
は、鈎部材50の両側に位置するように1対の枠体8
1,81が吊下されている。枠体81,81の間隔は、
タイヤTが所要程度に揺動可能と成る間隔でよい。符号
20は、第2の滑車22の回転軸を示している。
【0051】枠体81,81が一定の間隔で設けられて
いるため、この範囲で自転車が揺動自在である。この結
果、自転車のハンドルの中心位置から左右に隣り合う駐
車中の自転車のハンドルの中心位置までの距離を、従来
の半分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が並設され
ていたとしても、枠体81,81の設置範囲内で鈎部材
50が揺動自在であるから、隣り合う鈎部材50とそれ
に掛止されている自転車とをこちらの自転車から遠ざか
る方向へ揺動させることが出来、隣り合う駐車中の自転
車のハンドルや荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハ
ンドルや荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなこと
なく駐車出庫可能である。
いるため、この範囲で自転車が揺動自在である。この結
果、自転車のハンドルの中心位置から左右に隣り合う駐
車中の自転車のハンドルの中心位置までの距離を、従来
の半分近くにまで縮まる程度に支柱1,10が並設され
ていたとしても、枠体81,81の設置範囲内で鈎部材
50が揺動自在であるから、隣り合う鈎部材50とそれ
に掛止されている自転車とをこちらの自転車から遠ざか
る方向へ揺動させることが出来、隣り合う駐車中の自転
車のハンドルや荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハ
ンドルや荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなこと
なく駐車出庫可能である。
【0052】尚、本実施例では1対の枠体81,81
が、自転車を揺動させ得る間隔を空かせて設けられてい
るが、この間隔をタイヤTが入るだけの幅にすると共
に、枠体81,81が左右に開き得るように構成しても
よい。例えば、枠体81,81を梁部材11に軸受けと
回動軸を介して取り付けたり、後述する第9実施例のよ
うに枠体そのものをバネ材等で構成し、屈曲自在とする
などである。また板バネや発泡ゴム等の弾性材を介在さ
せてタイヤTが入るだけの幅にする構成も可能であり、
この場合には自転車が揺動することを弾性材が変形する
ことにより可能とすると共に、弾性材が自転車の姿勢を
初期位置に戻す作用を生ずる。また枠体は、外枠のみか
ら成るものだけでなく、外枠の中に網等を張ったり、枠
体そのものに板材を利用してもよい。
が、自転車を揺動させ得る間隔を空かせて設けられてい
るが、この間隔をタイヤTが入るだけの幅にすると共
に、枠体81,81が左右に開き得るように構成しても
よい。例えば、枠体81,81を梁部材11に軸受けと
回動軸を介して取り付けたり、後述する第9実施例のよ
うに枠体そのものをバネ材等で構成し、屈曲自在とする
などである。また板バネや発泡ゴム等の弾性材を介在さ
せてタイヤTが入るだけの幅にする構成も可能であり、
この場合には自転車が揺動することを弾性材が変形する
ことにより可能とすると共に、弾性材が自転車の姿勢を
初期位置に戻す作用を生ずる。また枠体は、外枠のみか
ら成るものだけでなく、外枠の中に網等を張ったり、枠
体そのものに板材を利用してもよい。
【0053】次に、図9は本発明の第5実施例を表わ
す。一つ空かしの支柱1がAライン上に設置されてお
り、また一つ空かしの支柱10がBライン上に設置され
ており、各々の駐車装置の自転車の受け入れ方向が前記
ラインA,Bに対し直角と成るように配置されて成る。
符号7は自転車の受け入れ方向に合わせて支柱1,10
に取り付けたチャンネル状の導入路である。その他の構
成は、他の実施例の構成を任意に採用し得る。
す。一つ空かしの支柱1がAライン上に設置されてお
り、また一つ空かしの支柱10がBライン上に設置され
ており、各々の駐車装置の自転車の受け入れ方向が前記
ラインA,Bに対し直角と成るように配置されて成る。
符号7は自転車の受け入れ方向に合わせて支柱1,10
に取り付けたチャンネル状の導入路である。その他の構
成は、他の実施例の構成を任意に採用し得る。
【0054】自転車は、チャンネル状の導入路7に案内
されて支柱1,10の所まで進んでくるので、掛止手段
に車輪を引っ掛けた後、牽引手段の牽引力を利用して自
転車を吊り上げ駐車状態とする。隣り合う駐車装置の掛
止手段の吊り下げ位置が自転車の進入方向にずれている
ため、また自転車への掛止手段回りに、自転車を隣り合
う方向に揺動させ得る手段を設けているため、自転車の
ハンドルの中心位置から左右に隣り合う駐車自転車のハ
ンドルの中心位置までの距離を、従来の半分近くにまで
縮まる程度に支柱1,10が並設されていたとしても、
隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダル
に、駐車出庫の作業を行なうこちらの自転車のハンドル
や荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことがな
い。
されて支柱1,10の所まで進んでくるので、掛止手段
に車輪を引っ掛けた後、牽引手段の牽引力を利用して自
転車を吊り上げ駐車状態とする。隣り合う駐車装置の掛
止手段の吊り下げ位置が自転車の進入方向にずれている
ため、また自転車への掛止手段回りに、自転車を隣り合
う方向に揺動させ得る手段を設けているため、自転車の
ハンドルの中心位置から左右に隣り合う駐車自転車のハ
ンドルの中心位置までの距離を、従来の半分近くにまで
縮まる程度に支柱1,10が並設されていたとしても、
隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダル
に、駐車出庫の作業を行なうこちらの自転車のハンドル
や荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことがな
い。
【0055】図10は本発明の第6実施例を表わすが、
本実施例の最大の特徴は、隣り合う支柱1,10が同一
ライン上に並んでおり、各々の駐車装置の自転車の受け
入れ方向が前記ラインに対し一定の角度で斜めに配置さ
れている点に在る。符号7は自転車の受け入れ方向に合
わせて支柱1,10に取り付けたチャンネル状の導入路
である。その他の構成は、他の実施例の構成を任意に採
用し得る。
本実施例の最大の特徴は、隣り合う支柱1,10が同一
ライン上に並んでおり、各々の駐車装置の自転車の受け
入れ方向が前記ラインに対し一定の角度で斜めに配置さ
れている点に在る。符号7は自転車の受け入れ方向に合
わせて支柱1,10に取り付けたチャンネル状の導入路
である。その他の構成は、他の実施例の構成を任意に採
用し得る。
【0056】さて各々の駐車装置の自転車の受け入れ方
向、即ちチャンネル状の導入路7が前記ラインに対し一
定の角度で斜めに配置されている点は、視点を変えれば
掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらして
いることに他ならず、支柱はラインA上に、支柱10は
ラインB上に存在していることが分かる。このことによ
り、隣り合う駐車装置の掛止手段5の吊り下げ位置が自
転車の進入方向にずれた構成と成っている。
向、即ちチャンネル状の導入路7が前記ラインに対し一
定の角度で斜めに配置されている点は、視点を変えれば
掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらして
いることに他ならず、支柱はラインA上に、支柱10は
ラインB上に存在していることが分かる。このことによ
り、隣り合う駐車装置の掛止手段5の吊り下げ位置が自
転車の進入方向にずれた構成と成っている。
【0057】次に、図11及び図12は本発明の第7実
施例を表わすが、本実施例では掛止手段が支柱1の略上
下方向に移動可能に設けられた台車60と、該台車60
の底面部に揺動自在に取り付けられた掛止部材としての
鈎部材50とから構成され、線材としてのワイヤー30
の他側が台車60に取り付けられている。台車60はチ
ャンネル材で構成された支柱1の中に車輪62をはめ込
むようにして取り付けられており、重錘40は、支柱1
の中に車輪41をはめ込むようにして取り付けられてい
る。ワイヤー30一端部は重錘40に固定され、ワイヤ
ー30の他端部は台車60に取り付けられている。台車
60の底面部からは、鈎部材50の両側に位置するよう
に1対の枠体81,81が吊下されている。枠体81,
81の間隔はタイヤが所要程度に揺動可能と成る間隔で
よい。鈎部材50は、台車60の底面部に軸受け51を
介し鈎部材50の回動軸を以て揺動自在に取り付けられ
ている。図中符号23はワイヤー30を支承する滑車で
あり、滑車23は支柱1の頂上部に設けた軸受け25に
回転軸24にて取り付けられている。尚、本実施例では
全ての支柱を同一ライン上に設置し、隣り合う駐車装置
の台車60に関し、支柱から鈎部材50までの距離を変
えることによって、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り
下げ位置を自転車の進入方向にずらすことを実現してい
る。
施例を表わすが、本実施例では掛止手段が支柱1の略上
下方向に移動可能に設けられた台車60と、該台車60
の底面部に揺動自在に取り付けられた掛止部材としての
鈎部材50とから構成され、線材としてのワイヤー30
の他側が台車60に取り付けられている。台車60はチ
ャンネル材で構成された支柱1の中に車輪62をはめ込
むようにして取り付けられており、重錘40は、支柱1
の中に車輪41をはめ込むようにして取り付けられてい
る。ワイヤー30一端部は重錘40に固定され、ワイヤ
ー30の他端部は台車60に取り付けられている。台車
60の底面部からは、鈎部材50の両側に位置するよう
に1対の枠体81,81が吊下されている。枠体81,
81の間隔はタイヤが所要程度に揺動可能と成る間隔で
よい。鈎部材50は、台車60の底面部に軸受け51を
介し鈎部材50の回動軸を以て揺動自在に取り付けられ
ている。図中符号23はワイヤー30を支承する滑車で
あり、滑車23は支柱1の頂上部に設けた軸受け25に
回転軸24にて取り付けられている。尚、本実施例では
全ての支柱を同一ライン上に設置し、隣り合う駐車装置
の台車60に関し、支柱から鈎部材50までの距離を変
えることによって、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り
下げ位置を自転車の進入方向にずらすことを実現してい
る。
【0058】重錘40は、チャンネル材で構成された支
柱1に案内されて略上下方向へ移動可能である。同様に
台車60は、チャンネル材で構成された支柱1に案内さ
れて略上下方向へ移動可能である。重錘40の自重によ
ってワイヤー30が引かれ、該ワイヤー30により台車
60が牽引され、当該台車60に設けた鈎部材50が自
転車を吊り下げて駐車状態とする。自転車は、枠体8
1,81の幅だけ揺動させることが出来る。即ち、隣り
合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダルに、駐
車出庫の作業を行なうこちらの自転車のハンドルや荷物
籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことがない。
柱1に案内されて略上下方向へ移動可能である。同様に
台車60は、チャンネル材で構成された支柱1に案内さ
れて略上下方向へ移動可能である。重錘40の自重によ
ってワイヤー30が引かれ、該ワイヤー30により台車
60が牽引され、当該台車60に設けた鈎部材50が自
転車を吊り下げて駐車状態とする。自転車は、枠体8
1,81の幅だけ揺動させることが出来る。即ち、隣り
合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダルに、駐
車出庫の作業を行なうこちらの自転車のハンドルや荷物
籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことがない。
【0059】次に、図13は本発明の第8実施例を表わ
す。基本的な構成は上述第7実施例に倣うものである
が、台車60の底面部からは、鈎部材50の両側に位置
するように1対の枠体84,84が吊下されている点に
特徴を有する。当該枠体84,84は、前方(支柱1の
方向を後方とする)に向けて略ハ字状に開いている点に
特徴を有する。尚、枠体84,84の一番広い部分の間
隔は、タイヤが所要程度に揺動可能と成る間隔でよい。
す。基本的な構成は上述第7実施例に倣うものである
が、台車60の底面部からは、鈎部材50の両側に位置
するように1対の枠体84,84が吊下されている点に
特徴を有する。当該枠体84,84は、前方(支柱1の
方向を後方とする)に向けて略ハ字状に開いている点に
特徴を有する。尚、枠体84,84の一番広い部分の間
隔は、タイヤが所要程度に揺動可能と成る間隔でよい。
【0060】ところで自転車を揺動させるという場合、
次の5タイプが考えられる。即ち、第1のタイプは上述
した図5の第1実施例のように、梁部材11が支柱1を
回転軸として、駐車出庫させようとする自転車から遠ざ
かる方向へ回転し、自転車を吊り下げたそのままの姿勢
で移動させてしまうタイプ。また第2のタイプとして図
6の第2実施例、図7の第3実施例、図8の第4実施
例、図11の第7実施例の各実施例は、自転車の掛止部
分を支点として、隣り合って駐車されている自転車の方
向に自転車を振り子のように振らすタイプであり、この
場合は揺動軸が水平であるが、この他に第3のタイプと
して、本実施例のように自転車の掛止部分を支点とし、
揺動軸が垂直と成って、サドル部分が前方に円弧を描く
ように振らすタイプがある。勿論、上述した第2タイプ
の各実施例に於いても、本実施例のように揺動させるこ
とは可能である。またこの他の2タイプは、後述する図
15の第10実施例のタイプ、図16の第11実施例の
タイプであり、前者は自転車を吊り下げたそのままの姿
勢で前後方向へスライドさせるものであり、後者は自転
車を吊り下げたそのままの姿勢で隣り合う自転車の方向
へ支柱1毎スライドさせるものである。図7の第3実施
例は第2タイプに分類されたが、スイベル32の回転運
動を考慮すれば、第3のタイプに分類することも出来
る。次に説明する図14の第9実施例は、第2又は第3
タイプのものである。
次の5タイプが考えられる。即ち、第1のタイプは上述
した図5の第1実施例のように、梁部材11が支柱1を
回転軸として、駐車出庫させようとする自転車から遠ざ
かる方向へ回転し、自転車を吊り下げたそのままの姿勢
で移動させてしまうタイプ。また第2のタイプとして図
6の第2実施例、図7の第3実施例、図8の第4実施
例、図11の第7実施例の各実施例は、自転車の掛止部
分を支点として、隣り合って駐車されている自転車の方
向に自転車を振り子のように振らすタイプであり、この
場合は揺動軸が水平であるが、この他に第3のタイプと
して、本実施例のように自転車の掛止部分を支点とし、
揺動軸が垂直と成って、サドル部分が前方に円弧を描く
ように振らすタイプがある。勿論、上述した第2タイプ
の各実施例に於いても、本実施例のように揺動させるこ
とは可能である。またこの他の2タイプは、後述する図
15の第10実施例のタイプ、図16の第11実施例の
タイプであり、前者は自転車を吊り下げたそのままの姿
勢で前後方向へスライドさせるものであり、後者は自転
車を吊り下げたそのままの姿勢で隣り合う自転車の方向
へ支柱1毎スライドさせるものである。図7の第3実施
例は第2タイプに分類されたが、スイベル32の回転運
動を考慮すれば、第3のタイプに分類することも出来
る。次に説明する図14の第9実施例は、第2又は第3
タイプのものである。
【0061】次に、図14は本発明の第9実施例を表わ
す。基本的な構成は上述第7実施例に倣うものである
が、台車60の底面部からは、鈎部材50の両側に位置
するように1対のバネ枠体85,85が吊下されている
点に特徴を有する。該バネ枠体85,85は、全体がコ
イルバネにより形成されている点に特徴を有する。尚、
バネ枠体84,84の間隔はタイヤが入るだけの幅でよ
い。これは既に説明した通りである。
す。基本的な構成は上述第7実施例に倣うものである
が、台車60の底面部からは、鈎部材50の両側に位置
するように1対のバネ枠体85,85が吊下されている
点に特徴を有する。該バネ枠体85,85は、全体がコ
イルバネにより形成されている点に特徴を有する。尚、
バネ枠体84,84の間隔はタイヤが入るだけの幅でよ
い。これは既に説明した通りである。
【0062】本実施例によればバネ枠体85,85は自
在に変形し得るから、例えバネ枠体84,84の間隔が
タイヤが入るだけの幅しかなくとも、自転車を隣り合う
方向に揺動させることが出来る。またバネ枠体84,8
4の特徴として、変形しても元の形状に復元するため、
隣り合う方向に揺動させた自転車も、手を離せば自然に
元に戻る点が上げられる。
在に変形し得るから、例えバネ枠体84,84の間隔が
タイヤが入るだけの幅しかなくとも、自転車を隣り合う
方向に揺動させることが出来る。またバネ枠体84,8
4の特徴として、変形しても元の形状に復元するため、
隣り合う方向に揺動させた自転車も、手を離せば自然に
元に戻る点が上げられる。
【0063】次に、図15は本発明の第10実施例を表
わすが、本実施例は掛止手段が支柱1の略上下方向に移
動可能に設けられた台車60と、該台車60の底面部に
設けたレール63に車輪83がはめ込まれて前後方向
(台車60の長手方向)へ移動自在に取り付けられた移
動台車82と、該移動台車82の底面部に取り付けられ
た掛止部材としての鈎部材50とから構成され、線材と
してのワイヤー30の他側が台車60に取り付けられて
いる。台車60はチャンネル材で構成された支柱1の中
に車輪62をはめ込むようにして取り付けられており、
重錘40は、支柱1の中に車輪41をはめ込むようにし
て取り付けられている。ワイヤー30一端部は重錘40
に固定され、ワイヤー30の他端部は台車60に取り付
けられている。符号23はワイヤー30を支承する滑車
であり、滑車23は支柱1の頂上部に設けた軸受け25
に回転軸24にて取り付けられている。尚、本実施例で
は隣り合う支柱の立て方に付いて説明を省略している
が、図1及び図3で示した構成を採用するか又は両者併
用とする構成を採用することが出来る。
わすが、本実施例は掛止手段が支柱1の略上下方向に移
動可能に設けられた台車60と、該台車60の底面部に
設けたレール63に車輪83がはめ込まれて前後方向
(台車60の長手方向)へ移動自在に取り付けられた移
動台車82と、該移動台車82の底面部に取り付けられ
た掛止部材としての鈎部材50とから構成され、線材と
してのワイヤー30の他側が台車60に取り付けられて
いる。台車60はチャンネル材で構成された支柱1の中
に車輪62をはめ込むようにして取り付けられており、
重錘40は、支柱1の中に車輪41をはめ込むようにし
て取り付けられている。ワイヤー30一端部は重錘40
に固定され、ワイヤー30の他端部は台車60に取り付
けられている。符号23はワイヤー30を支承する滑車
であり、滑車23は支柱1の頂上部に設けた軸受け25
に回転軸24にて取り付けられている。尚、本実施例で
は隣り合う支柱の立て方に付いて説明を省略している
が、図1及び図3で示した構成を採用するか又は両者併
用とする構成を採用することが出来る。
【0064】自転車の駐車出庫の作業時に隣り合って駐
車されている自転車を支柱1方向に押しやると、鈎部材
50に掛止されている自転車が、移動台車82共々支柱
1の方向に移動するため、隣り合う駐車中の自転車のハ
ンドルや荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハンドル
や荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことなくこ
ちらの自転車を駐車出庫させることが出来る。
車されている自転車を支柱1方向に押しやると、鈎部材
50に掛止されている自転車が、移動台車82共々支柱
1の方向に移動するため、隣り合う駐車中の自転車のハ
ンドルや荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハンドル
や荷物籠やペダルを引っ掛けてしまうようなことなくこ
ちらの自転車を駐車出庫させることが出来る。
【0065】次に、図16は本発明の第11実施例を表
わすが、本実施例は支柱1がレール86上を左右に(隣
り合う支柱10の方向へ)スライドし得るように構成さ
れている点に特徴を有する。支柱1,10の底面部には
車輪87が取り付けられており、車輪87を以てレール
86上に設置されている。符号31はロープであり、符
号23はロープ31を支承するため支柱1の頂上部に設
けられた滑車である。本実施例では掛止手段としての鈎
部材50の吊り下げ位置を上下方向にずらすために、支
柱1と支柱10とでは高さを違えている。
わすが、本実施例は支柱1がレール86上を左右に(隣
り合う支柱10の方向へ)スライドし得るように構成さ
れている点に特徴を有する。支柱1,10の底面部には
車輪87が取り付けられており、車輪87を以てレール
86上に設置されている。符号31はロープであり、符
号23はロープ31を支承するため支柱1の頂上部に設
けられた滑車である。本実施例では掛止手段としての鈎
部材50の吊り下げ位置を上下方向にずらすために、支
柱1と支柱10とでは高さを違えている。
【0066】本実施例では、自転車の駐車出庫の作業時
に隣り合って駐車されている自転車が吊り下げられてい
る支柱10を、更に隣り合う支柱1方向に押しやると、
鈎部材50に掛止されている隣り合う自転車が、支柱1
0共々更に隣り合う支柱1の方向に移動するため、難な
くこちらの自転車を駐車出庫させることが出来るもので
ある。勿論、自転車が駐車されている状態の時には、隣
り合う支柱10の鈎部材50の吊り下げ位置がこちらの
支柱1の鈎部材50の吊り下げ位置よりも上方向にずら
して取り付けられているため、駐車時点でのこちらの自
転車のハンドルが隣り合って駐車されている自転車のハ
ンドルと衝き合うようなこともない訳である。
に隣り合って駐車されている自転車が吊り下げられてい
る支柱10を、更に隣り合う支柱1方向に押しやると、
鈎部材50に掛止されている隣り合う自転車が、支柱1
0共々更に隣り合う支柱1の方向に移動するため、難な
くこちらの自転車を駐車出庫させることが出来るもので
ある。勿論、自転車が駐車されている状態の時には、隣
り合う支柱10の鈎部材50の吊り下げ位置がこちらの
支柱1の鈎部材50の吊り下げ位置よりも上方向にずら
して取り付けられているため、駐車時点でのこちらの自
転車のハンドルが隣り合って駐車されている自転車のハ
ンドルと衝き合うようなこともない訳である。
【0067】尚、図2で表わされたようなA,Bの2つ
のライン上に、2本のレール86,86を設ける構成も
可能である。
のライン上に、2本のレール86,86を設ける構成も
可能である。
【0068】次に、図17は本発明の第12実施例を表
わす。本実施例では掛止手段が台車64と該台車64か
ら略平行に突出する2枚の枠板88,88と、該枠板8
8,88上のハット部89,89に設けられた鈎部材5
5,55とから構成されている例である。この斜視図を
図17で示したが、掛止される自転車の車輪の揺動を許
容する2枚の枠板88,88の上縁にハット部89が形
成され、ハット部89上に突当板90が立設され、該突
当板90の前方(支柱1から遠い方)に中空のガイド9
1が設けられ、当該左右2つのガイド91,91にU字
形状のスライド杆92が挿通され、該スライド杆92は
ガイド91,91に案内されつつ前後方に摺動自在と成
っている。スライド杆92は突当板90の内側に位置す
るように設けられており、またスライド杆92と突当板
90との間には、後述する回動軸56が通過出来るだけ
の隙間が設けられている。またスライド杆92の長手方
向略中央部で、スライド杆92を前方に移動させた時に
前記突当板90の前縁部分の直前に成る位置に、前記鈎
部材55を回動軸56を以て回動自在に取り付けてい
る。鈎部材55は略三角形であり、上記の状態では底辺
部がスライド杆92に略平行と成るように、側辺部が突
当板90の前縁部分に直角と成るように設けられてい
る。尚、支柱14はチャンネル材より成るものであり、
前面の切欠部15から台車64を、該台車64の車輪
(図示せず)をチャンネル状の支柱14内に填め込むよ
うにして上下動自在に取り付けている。また線材として
のロープ31の先端部は台車64に取り付けられてい
る。U字形状のスライド杆92のターン部に自転車の後
輪が当たると、スライド杆92が後方に押されることに
成る。重錘40(図示せず)の重さは、自転車を吊り下
げた時に自転車側と釣り合う略自転車の重量プラス台車
64回りの重量を有している。台車64から略平行に突
出する2枚の枠板88,88の間隔Dは、鈎部材55,
55により掛止される自転車の車輪の揺動を許容する範
囲である。尚、鈎部材55が上記の状態では、この姿勢
を保ち得るように、回動軸56と鈎部材5との間にコイ
ルバネ等を介在させることも好ましい。
わす。本実施例では掛止手段が台車64と該台車64か
ら略平行に突出する2枚の枠板88,88と、該枠板8
8,88上のハット部89,89に設けられた鈎部材5
5,55とから構成されている例である。この斜視図を
図17で示したが、掛止される自転車の車輪の揺動を許
容する2枚の枠板88,88の上縁にハット部89が形
成され、ハット部89上に突当板90が立設され、該突
当板90の前方(支柱1から遠い方)に中空のガイド9
1が設けられ、当該左右2つのガイド91,91にU字
形状のスライド杆92が挿通され、該スライド杆92は
ガイド91,91に案内されつつ前後方に摺動自在と成
っている。スライド杆92は突当板90の内側に位置す
るように設けられており、またスライド杆92と突当板
90との間には、後述する回動軸56が通過出来るだけ
の隙間が設けられている。またスライド杆92の長手方
向略中央部で、スライド杆92を前方に移動させた時に
前記突当板90の前縁部分の直前に成る位置に、前記鈎
部材55を回動軸56を以て回動自在に取り付けてい
る。鈎部材55は略三角形であり、上記の状態では底辺
部がスライド杆92に略平行と成るように、側辺部が突
当板90の前縁部分に直角と成るように設けられてい
る。尚、支柱14はチャンネル材より成るものであり、
前面の切欠部15から台車64を、該台車64の車輪
(図示せず)をチャンネル状の支柱14内に填め込むよ
うにして上下動自在に取り付けている。また線材として
のロープ31の先端部は台車64に取り付けられてい
る。U字形状のスライド杆92のターン部に自転車の後
輪が当たると、スライド杆92が後方に押されることに
成る。重錘40(図示せず)の重さは、自転車を吊り下
げた時に自転車側と釣り合う略自転車の重量プラス台車
64回りの重量を有している。台車64から略平行に突
出する2枚の枠板88,88の間隔Dは、鈎部材55,
55により掛止される自転車の車輪の揺動を許容する範
囲である。尚、鈎部材55が上記の状態では、この姿勢
を保ち得るように、回動軸56と鈎部材5との間にコイ
ルバネ等を介在させることも好ましい。
【0069】さて、枠板88等に手を掛けるようにして
下方に引くと、滑車2(図示せず)の作用によってナイ
ロン製のロープ31が引かれ、重錘40が上昇し、逆に
台車64が下がる。そこで、枠板88の鈎部材55の高
さまで前輪を軽く持ち上げ、2枚の枠板88,88間の
スライド杆92の間に通して、後方へ移動させるように
すると、前輪がU字形状のスライド杆92のターン部に
当接してこれを後方に押し込むため、スライド杆92が
中空のガイド91内を摺動し後方へ移動する。すると、
スライド杆92の移動に伴なって回動軸56,56及び
それに取り付けられた鈎部材55,55が後方向へ移行
しようとするが、前記鈎部材55,55が突当板90,
90の前縁部分に突き当たるため、鈎部材55,55は
共に内方に回動せざるを得ない。この結果、自転車の前
輪は鈎部材55,55に確保されることに成る。次い
で、例えば枠板88等を上昇させるように操作すると、
重錘40の力で自転車が前輪から吊り下げられることに
成る。この時台車64がチャンネル材14内に填め込ま
れていることによって(図示せず)、その動作は極めて
円滑に行なわれる。
下方に引くと、滑車2(図示せず)の作用によってナイ
ロン製のロープ31が引かれ、重錘40が上昇し、逆に
台車64が下がる。そこで、枠板88の鈎部材55の高
さまで前輪を軽く持ち上げ、2枚の枠板88,88間の
スライド杆92の間に通して、後方へ移動させるように
すると、前輪がU字形状のスライド杆92のターン部に
当接してこれを後方に押し込むため、スライド杆92が
中空のガイド91内を摺動し後方へ移動する。すると、
スライド杆92の移動に伴なって回動軸56,56及び
それに取り付けられた鈎部材55,55が後方向へ移行
しようとするが、前記鈎部材55,55が突当板90,
90の前縁部分に突き当たるため、鈎部材55,55は
共に内方に回動せざるを得ない。この結果、自転車の前
輪は鈎部材55,55に確保されることに成る。次い
で、例えば枠板88等を上昇させるように操作すると、
重錘40の力で自転車が前輪から吊り下げられることに
成る。この時台車64がチャンネル材14内に填め込ま
れていることによって(図示せず)、その動作は極めて
円滑に行なわれる。
【0070】また本実施例では、2枚の枠板88,88
が一定の間隔Dで設けられているため、この範囲で自転
車が揺動自在である。この結果、隣り合って駐車されて
いる自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向へ揺動さ
せることが出来、隣り合う駐車中の自転車のハンドルや
荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハンドルや荷物籠
やペダルを引っ掛けてしまうようなことなく駐車出庫可
能である。
が一定の間隔Dで設けられているため、この範囲で自転
車が揺動自在である。この結果、隣り合って駐車されて
いる自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向へ揺動さ
せることが出来、隣り合う駐車中の自転車のハンドルや
荷物籠やペダルに、こちらの自転車のハンドルや荷物籠
やペダルを引っ掛けてしまうようなことなく駐車出庫可
能である。
【0071】尚、2枚の枠板88,88の前方への長さ
を、自転車のスタンドの長さ以上に取っておくと、より
正確には支柱14から鈎部材55までの距離を、スタン
ドの先端から後輪までの長さ以上に取っておくと、後輪
方向から自転車を吊り上げることが出来るように成る。
即ち、自転車をその後輪部から鈎部材55の部位まで進
入させると、枠板88の存在により自転車のスタンドが
支柱14に当たるようなことがない。
を、自転車のスタンドの長さ以上に取っておくと、より
正確には支柱14から鈎部材55までの距離を、スタン
ドの先端から後輪までの長さ以上に取っておくと、後輪
方向から自転車を吊り上げることが出来るように成る。
即ち、自転車をその後輪部から鈎部材55の部位まで進
入させると、枠板88の存在により自転車のスタンドが
支柱14に当たるようなことがない。
【0072】次に、図18は本発明の第13実施例を表
わす。台車64はチャンネル材14内に車輪62によっ
て填め込まれている。車輪62は回転軸66を以て台車
64に取り付けられている。符号30は台車64を吊す
ワイヤーである。一方、2枚1組の挟着板57,57
(奥側のみ図示する)は、回動軸65を以て台車64に
開閉自在に取り付けられている。また2枚1組の挟着板
57,57は回動軸65が内蔵するバネ(図示せず)に
よって常に閉じる方向に付勢されている。挟着板57は
自転車の車輪を両側より挟み付けて固定するものであ
り、符号tで示すような車輪やリムが入り込むためのタ
イヤ溝が刻設されている。
わす。台車64はチャンネル材14内に車輪62によっ
て填め込まれている。車輪62は回転軸66を以て台車
64に取り付けられている。符号30は台車64を吊す
ワイヤーである。一方、2枚1組の挟着板57,57
(奥側のみ図示する)は、回動軸65を以て台車64に
開閉自在に取り付けられている。また2枚1組の挟着板
57,57は回動軸65が内蔵するバネ(図示せず)に
よって常に閉じる方向に付勢されている。挟着板57は
自転車の車輪を両側より挟み付けて固定するものであ
り、符号tで示すような車輪やリムが入り込むためのタ
イヤ溝が刻設されている。
【0073】自転車の駐車出庫の作業時に隣り合って駐
車されている自転車を押しやると、挟着板57,57に
掛止されている自転車が、回転軸66に取り付けられた
挟着板57,57共々遠ざかる方向に振れて、隣り合う
駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダルに、こちら
の自転車のハンドルや荷物籠やペダルを引っ掛けてしま
うようなことなく、こちらの自転車を駐車出庫させるこ
とが出来るように成っている。
車されている自転車を押しやると、挟着板57,57に
掛止されている自転車が、回転軸66に取り付けられた
挟着板57,57共々遠ざかる方向に振れて、隣り合う
駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペダルに、こちら
の自転車のハンドルや荷物籠やペダルを引っ掛けてしま
うようなことなく、こちらの自転車を駐車出庫させるこ
とが出来るように成っている。
【0074】次に、図19は本発明の第14実施例を表
わすが、支柱が一定の間隔Dで隔てられて基台17上に
立設された2本の支柱16,16から構成されている。
自転車は、滑車23に支承され一端部に重錘40が取り
付けられたロープ31の他端部に取り付けられた鈎部材
50によって、2本の支柱16,16の間に吊り下げら
れる。尚、隣り合う支柱同士は自転車の進入方向にずら
して設置されている。即ち、一つ空かしの支柱がライン
A上に、その他の支柱がラインB上に配置されているこ
とに成る。
わすが、支柱が一定の間隔Dで隔てられて基台17上に
立設された2本の支柱16,16から構成されている。
自転車は、滑車23に支承され一端部に重錘40が取り
付けられたロープ31の他端部に取り付けられた鈎部材
50によって、2本の支柱16,16の間に吊り下げら
れる。尚、隣り合う支柱同士は自転車の進入方向にずら
して設置されている。即ち、一つ空かしの支柱がライン
A上に、その他の支柱がラインB上に配置されているこ
とに成る。
【0075】本実施例では、2本の支柱16,16が一
定の間隔Dで設けられているため、この範囲で自転車が
揺動自在である。この結果、隣り合って駐車されている
自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向へ揺動させる
ことが出来る。
定の間隔Dで設けられているため、この範囲で自転車が
揺動自在である。この結果、隣り合って駐車されている
自転車をこちらの自転車から遠ざかる方向へ揺動させる
ことが出来る。
【0076】次に、図20は本発明の第15実施例を表
わす。本実施例は一つ空かしの支柱がラインA上のもの
とラインB上のものとに分けて整列され、何れのライン
上の支柱も、自転車を通過させ得る間隔を空けて立設さ
れた実質的に2本1対の支柱から構成されていることを
特徴としている。ラインA上の支柱群は奥まって配置さ
れ、ラインB上の支柱群はラインA上の支柱群より手前
に配置され、ラインA上の支柱群の高さとラインB上の
支柱群の高さとは同一に設定されている。この配列上の
問題は、上述した第14実施例に同じである。さて、台
車60は2本の支柱18,19の間を上下動自在に、台
車60の車輪61がチャンネル状の支柱19にはめ込ま
れるように取り付けられており、2本の支柱18,19
の間には自転車を揺動可能とする間隔Dが形成されてい
る。これに対し重錘40は、車輪41を以てチャンネル
状の支柱19に上下動自在にはめ込まれている。台車6
0も重錘40も共に支柱群19,18,19の頂上部に
設けられた滑車23に掛け渡されたナイロン製のロープ
31の両端に固定されている。滑車23は、回転軸24
を以て支柱群19,18,19の頂上部の軸受け25に
回転自在に取り付けられている。また、台車60の下側
には、鈎部材50が垂下されている。
わす。本実施例は一つ空かしの支柱がラインA上のもの
とラインB上のものとに分けて整列され、何れのライン
上の支柱も、自転車を通過させ得る間隔を空けて立設さ
れた実質的に2本1対の支柱から構成されていることを
特徴としている。ラインA上の支柱群は奥まって配置さ
れ、ラインB上の支柱群はラインA上の支柱群より手前
に配置され、ラインA上の支柱群の高さとラインB上の
支柱群の高さとは同一に設定されている。この配列上の
問題は、上述した第14実施例に同じである。さて、台
車60は2本の支柱18,19の間を上下動自在に、台
車60の車輪61がチャンネル状の支柱19にはめ込ま
れるように取り付けられており、2本の支柱18,19
の間には自転車を揺動可能とする間隔Dが形成されてい
る。これに対し重錘40は、車輪41を以てチャンネル
状の支柱19に上下動自在にはめ込まれている。台車6
0も重錘40も共に支柱群19,18,19の頂上部に
設けられた滑車23に掛け渡されたナイロン製のロープ
31の両端に固定されている。滑車23は、回転軸24
を以て支柱群19,18,19の頂上部の軸受け25に
回転自在に取り付けられている。また、台車60の下側
には、鈎部材50が垂下されている。
【0077】ラインA上の支柱群18,19間に吊り下
げられている自転車と、ラインB上の支柱群18,19
間に吊り下げられている自転車とでは、前記支柱群がラ
インA上のものとラインB上のものとに分けて立設され
ていること、支柱18,19間に自転車を揺動可能とす
る間隔Dが形成されていることによって、相互に干渉す
ることなく駐車出庫の作業を行ない得る。
げられている自転車と、ラインB上の支柱群18,19
間に吊り下げられている自転車とでは、前記支柱群がラ
インA上のものとラインB上のものとに分けて立設され
ていること、支柱18,19間に自転車を揺動可能とす
る間隔Dが形成されていることによって、相互に干渉す
ることなく駐車出庫の作業を行ない得る。
【0078】次に、図21は本発明の第16実施例を表
わす。本実施例は一つ空かしの支柱がラインA上の支柱
14とラインB上の支柱100とに分けて整列され、そ
の内ラインB上の支柱100に付いて、支柱100の略
中心箇所に自転車を除け得る空隙Sが設けられており、
ナイロン製のロープ31の牽引手段が、当該空隙Sを避
けるように支柱100の内部を上下動可能に取り付けら
れている(図示せず)と共に、自転車に対する鈎部材5
0が当該空隙Sの略中心線上に滑車23に掛け渡された
ロープ31を介して垂下されて成ることを特徴としてい
る。支柱100は正面から見てコ字状であるため、空隙
Sを獲得することが出来る。而して当該空隙Sは、第1
5実施例等で説明されている、自転車を揺動可能とする
間隔Dと同じものと見ることが出来る。支柱14上の駐
車自転車に関しては左右に障害物がないので、間隔Dを
云々する必要はない。
わす。本実施例は一つ空かしの支柱がラインA上の支柱
14とラインB上の支柱100とに分けて整列され、そ
の内ラインB上の支柱100に付いて、支柱100の略
中心箇所に自転車を除け得る空隙Sが設けられており、
ナイロン製のロープ31の牽引手段が、当該空隙Sを避
けるように支柱100の内部を上下動可能に取り付けら
れている(図示せず)と共に、自転車に対する鈎部材5
0が当該空隙Sの略中心線上に滑車23に掛け渡された
ロープ31を介して垂下されて成ることを特徴としてい
る。支柱100は正面から見てコ字状であるため、空隙
Sを獲得することが出来る。而して当該空隙Sは、第1
5実施例等で説明されている、自転車を揺動可能とする
間隔Dと同じものと見ることが出来る。支柱14上の駐
車自転車に関しては左右に障害物がないので、間隔Dを
云々する必要はない。
【0079】支柱100上に駐車された自転車に付い
て、支柱100回りの空隙Sの存在により、この範囲で
自転車が揺動自在であり、隣り合って駐車されている自
転車をこちらの自転車から遠ざかる方向へ揺動させるこ
とが出来る。支柱14上の駐車自転車に関しても同様に
揺動させることが出来る。
て、支柱100回りの空隙Sの存在により、この範囲で
自転車が揺動自在であり、隣り合って駐車されている自
転車をこちらの自転車から遠ざかる方向へ揺動させるこ
とが出来る。支柱14上の駐車自転車に関しても同様に
揺動させることが出来る。
【0080】次に、図22は本発明の第17実施例を表
わすものである。牽引手段としては既に説明したよう
な、滑車により支承された線材の一側に取り付けられた
重錘の他、巻きバネやモーター等を利用し得るが、何れ
も線材を牽引する作用は同一のものと考えてよい。牽引
手段にモーターを利用する場合、滑車により支承された
線材の一側をモーターの回転軸に取り付けたプーリーに
捲回するように構成するが、本実施例はこの点に付いて
滑車が、モーターMの回転軸29に取り付けられた、ロ
ープ31の一側を巻き取るプーリー28であるものとし
た。
わすものである。牽引手段としては既に説明したよう
な、滑車により支承された線材の一側に取り付けられた
重錘の他、巻きバネやモーター等を利用し得るが、何れ
も線材を牽引する作用は同一のものと考えてよい。牽引
手段にモーターを利用する場合、滑車により支承された
線材の一側をモーターの回転軸に取り付けたプーリーに
捲回するように構成するが、本実施例はこの点に付いて
滑車が、モーターMの回転軸29に取り付けられた、ロ
ープ31の一側を巻き取るプーリー28であるものとし
た。
【0081】この構成により、上記滑車の役目をプーリ
ー28が担うため、滑車を省略することが出来る。
ー28が担うため、滑車を省略することが出来る。
【0082】さて、上記何れの実施例でも、隣り合う支
柱の間隔を大凡250[mm]から300[mm]とい
うように半分近くまで縮めることが可能であり、而も駐
車操作の簡便性を犠牲にすることのない、吊り下げ式の
自転車駐車装置と成っているが、この効果は絶大であ
る。
柱の間隔を大凡250[mm]から300[mm]とい
うように半分近くまで縮めることが可能であり、而も駐
車操作の簡便性を犠牲にすることのない、吊り下げ式の
自転車駐車装置と成っているが、この効果は絶大であ
る。
【0083】尚、本発明は上述した実施例に限定されな
いから、例えば支柱という場合には支柱梁部材を構成に
含んでいてもよく、また建築物の壁面を支柱代わりに利
用し得るから、壁面も支柱の定義に含めることが出来
る。線材の種類は任意でよく、滑車にギヤを利用すれ
ば、線材にはギヤに噛合するチェーンも使用可能であ
る。支柱の高さを違える手段には、支柱そのものの寸法
を変える以外に、基台を用いたりすることなどを上げ得
る。またこの補助手段として、自転車を案内するための
誘導路や、吊り下げ作業の前や出庫作業時に自転車を一
時載置するための台を設けてもよい。支柱の高さ寸法を
可変可能とする機構を、支柱自体に具えることも可能で
ある。掛止手段にはフック状の鈎部材の他、チェーン、
横棒、更に従来より利用されている車輪キャッチャー等
が任意に採用可能である。尚、請求項1に記載された少
なくとも掛止手段の移動の上限位置に於いて、隣り合う
駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向
にずらすか又は上下方向にずらして取り付けてるという
表現は、移動の下限位置に付いては上記上下方向のずれ
が解消されていてもいなくてもよいことを表わしてい
る。自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段に関して
も、駐車出庫の作業時に、隣り合う自転車のハンドルや
荷物籠等々の障害物を遠ざけられる手段であれば、どの
ようなものであってもよい。またこの手段に付いては、
ガスバネ等の付勢手段を利用して、元の位置に自動復帰
し得るような手段を設けたものとしてもよく、モータ等
の電動手段の力を借りて隣り合う方向に揺動させたり復
帰させたりする構成も可能である。上述した自転車の大
凡掛止部分を支点とし、揺動軸が垂直と成ってサドル部
分を前方に円弧を描くように振らす第3のタイプは、自
転車そのものの吊り下げ位置が変化することなくハンド
ルや荷物籠やペダル部分を揺動させることが出来る、他
のタイプにない優れた特長を具え、これは第8実施例の
枠体84,84で実現されているが、更に第12実施例
の枠板88,88等に適用することが出来る。第9実施
例のバネ枠体85の構成は、第12実施例の枠板88に
適用することが出来る。第10実施例の移動台車82の
移動方向を、隣り合う駐車装置の方向とすることも可能
である。
いから、例えば支柱という場合には支柱梁部材を構成に
含んでいてもよく、また建築物の壁面を支柱代わりに利
用し得るから、壁面も支柱の定義に含めることが出来
る。線材の種類は任意でよく、滑車にギヤを利用すれ
ば、線材にはギヤに噛合するチェーンも使用可能であ
る。支柱の高さを違える手段には、支柱そのものの寸法
を変える以外に、基台を用いたりすることなどを上げ得
る。またこの補助手段として、自転車を案内するための
誘導路や、吊り下げ作業の前や出庫作業時に自転車を一
時載置するための台を設けてもよい。支柱の高さ寸法を
可変可能とする機構を、支柱自体に具えることも可能で
ある。掛止手段にはフック状の鈎部材の他、チェーン、
横棒、更に従来より利用されている車輪キャッチャー等
が任意に採用可能である。尚、請求項1に記載された少
なくとも掛止手段の移動の上限位置に於いて、隣り合う
駐車装置の掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向
にずらすか又は上下方向にずらして取り付けてるという
表現は、移動の下限位置に付いては上記上下方向のずれ
が解消されていてもいなくてもよいことを表わしてい
る。自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段に関して
も、駐車出庫の作業時に、隣り合う自転車のハンドルや
荷物籠等々の障害物を遠ざけられる手段であれば、どの
ようなものであってもよい。またこの手段に付いては、
ガスバネ等の付勢手段を利用して、元の位置に自動復帰
し得るような手段を設けたものとしてもよく、モータ等
の電動手段の力を借りて隣り合う方向に揺動させたり復
帰させたりする構成も可能である。上述した自転車の大
凡掛止部分を支点とし、揺動軸が垂直と成ってサドル部
分を前方に円弧を描くように振らす第3のタイプは、自
転車そのものの吊り下げ位置が変化することなくハンド
ルや荷物籠やペダル部分を揺動させることが出来る、他
のタイプにない優れた特長を具え、これは第8実施例の
枠体84,84で実現されているが、更に第12実施例
の枠板88,88等に適用することが出来る。第9実施
例のバネ枠体85の構成は、第12実施例の枠板88に
適用することが出来る。第10実施例の移動台車82の
移動方向を、隣り合う駐車装置の方向とすることも可能
である。
【0084】
【発明の効果】以上、本発明は、支柱に支持された滑車
により支承された線材の一側に線材の牽引手段を、また
線材の他側に自転車への掛止手段を取り付けた吊り下げ
式自転車駐車装置を複数台並設して成り、少なくとも掛
止手段の移動の上限位置に於いて、隣り合う駐車装置の
掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらすか
又は上下方向にずらして取り付けると共に、自転車への
掛止手段回りに、自転車を隣り合う方向に揺動させ得る
手段を設けて、吊り下げ式の自転車駐車装置としたもの
である。このことによって、自転車のハンドルの中心位
置から左右に隣り合う駐車中の自転車のハンドルの中心
位置までの距離を大幅に縮めて駐車装置を並設したとし
ても、隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペ
ダルにこちらの自転車のハンドルや荷物籠やペダルを引
っ掛けてしまうようなことなく駐車出庫させることが可
能と成っている。これは掛止手段の吊り下げ位置を自転
車の進入方向にずらすだけでは実現出来ず、また掛止手
段の吊り下げ位置を上下方向にずらすだけでは実現出来
なかったことを、自転車の進入方向にずらすか、又は上
下方向にもずらすと共に、自転車への掛止手段回りに、
自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けること
により達成されたものである。
により支承された線材の一側に線材の牽引手段を、また
線材の他側に自転車への掛止手段を取り付けた吊り下げ
式自転車駐車装置を複数台並設して成り、少なくとも掛
止手段の移動の上限位置に於いて、隣り合う駐車装置の
掛止手段の吊り下げ位置を自転車の進入方向にずらすか
又は上下方向にずらして取り付けると共に、自転車への
掛止手段回りに、自転車を隣り合う方向に揺動させ得る
手段を設けて、吊り下げ式の自転車駐車装置としたもの
である。このことによって、自転車のハンドルの中心位
置から左右に隣り合う駐車中の自転車のハンドルの中心
位置までの距離を大幅に縮めて駐車装置を並設したとし
ても、隣り合う駐車中の自転車のハンドルや荷物籠やペ
ダルにこちらの自転車のハンドルや荷物籠やペダルを引
っ掛けてしまうようなことなく駐車出庫させることが可
能と成っている。これは掛止手段の吊り下げ位置を自転
車の進入方向にずらすだけでは実現出来ず、また掛止手
段の吊り下げ位置を上下方向にずらすだけでは実現出来
なかったことを、自転車の進入方向にずらすか、又は上
下方向にもずらすと共に、自転車への掛止手段回りに、
自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けること
により達成されたものである。
【0085】この結果、本発明は、吊り下げ式の自転車
駐車装置の設置間隔を大幅に縮めることが出来、而も駐
車操作の簡便性を犠牲にすることがないという優れた効
果を奏する。
駐車装置の設置間隔を大幅に縮めることが出来、而も駐
車操作の簡便性を犠牲にすることがないという優れた効
果を奏する。
【図1】本発明の第1の概念図である。
【図2】同概念図である。
【図3】本発明の第2の概念図である。
【図4】同概念図である。
【図5】本発明の第1実施例の側面図である。
【図6】本発明の第2実施例の部分正面図である。
【図7】本発明の第3実施例の部分側面図である。
【図8】本発明の第4実施例の部分側面図である。
【図9】本発明の第5実施例の平面配置図である。
【図10】本発明の第6実施例の平面配置図である。
【図11】本発明の第7実施例の側面図である。
【図12】同実施例の部分正面図である。
【図13】本発明の第8実施例の部分正面図である。
【図14】本発明の第9実施例の部分正面図である。
【図15】本発明の第10実施例の側面図である。
【図16】本発明の第11実施例の正面図である。
【図17】本発明の第12実施例の部分斜視図である。
【図18】本発明の第13実施例の部分側面図である。
【図19】本発明の第14実施例の正面図である。
【図20】本発明の第15実施例の正面図である。
【図21】本発明の第16実施例の正面図である。
【図22】本発明の第17実施例の部分側面図である。
1 支柱 10 支柱 11 梁部材 12 滑動面 13 支持体 14 支柱 15 切欠部 16 支柱 17 基台 18 支柱 19 支柱 100 支柱 2 滑車 20 回転軸 21 第1の滑車 22 第2の滑車 23 滑車 24 回転軸 25 軸受け 26 滑車 27 回転軸 28 プーリー 29 回転軸 3 線材 30 ワイヤー 31 ロープ 32 スイベル 33 留具 4 牽引手段 40 重錘 41 車輪 42 車輪 5 掛止手段 50 鈎部材 51 軸受け 52 揺動輪 53 挟着具 54 突出部 55 鈎部材 56 回動軸 57 挟着板 60 台車 61 車輪 62 車輪 63 レール 64 台車 65 回動軸 66 回転軸 7 導入路 8 揺動手段 80 ベアリング 81 枠体 82 移動台車 83 車輪 84 枠体 85 バネ枠体 86 レール 87 車輪 88 枠板 89 ハット部 90 突当板 91 ガイド 92 スライド杆 A ライン B ライン D 間隔 M モーター S 空隙 T タイヤ t タイヤ溝
Claims (12)
- 【請求項1】 支柱に支持された滑車により支承された
線材の一側に線材の牽引手段を、また線材の他側に自転
車への掛止手段を取り付けた吊り下げ式自転車駐車装置
を複数台並設して成り、少なくとも掛止手段の移動の上
限位置に於いて、隣り合う駐車装置の掛止手段の吊り下
げ位置を自転車の進入方向にずらすか又は上下方向にず
らして取り付けると共に、自転車への掛止手段回りに、
自転車を隣り合う方向に揺動させ得る手段を設けて成る
ことを特徴とする、吊り下げ式の自転車駐車装置。 - 【請求項2】 掛止手段が自転車を固定的に掛止するも
のであると共に線材に対して揺動自在に設けられている
ことを特徴とする、請求項1の吊り下げ式の自転車駐車
装置。 - 【請求項3】 掛止手段が自転車を揺動可能に掛止する
ものであると共に、掛止手段の両側に自転車を揺動し得
る間隔を空けて枠体を設けたことを特徴とする、請求項
1の吊り下げ式の自転車駐車装置。 - 【請求項4】 枠体が、自転車の揺動方向に開いて形成
されていることを特徴とする、請求項3の吊り下げ式の
自転車駐車装置。 - 【請求項5】 掛止手段が自転車を揺動可能に掛止する
ものであると共に、掛止手段の両側に自転車の揺動方向
に開き得るように枠体を設けたことを特徴とする、請求
項1の吊り下げ式の自転車駐車装置。 - 【請求項6】 隣り合う支柱が略同一ライン上に設置さ
れており、各々の駐車装置の自転車の受け入れ方向が前
記ラインに対し一定の角度で斜めに配置されていること
を特徴とする、請求項1の吊り下げ式の自転車駐車装
置。 - 【請求項7】 滑車が、支柱上に取り付けられた第1の
滑車と支柱に横設された梁部材に取り付けられた第2の
滑車とから成り、掛止手段が第2の滑車より垂下してお
り、第1の滑車と第2の滑車との間の距離が隣り合う駐
車装置で異なることを特徴とする、請求項1の吊り下げ
式の自転車駐車装置。 - 【請求項8】 掛止手段が、前記支柱を略上下方向に移
動可能に設けられた台車と、該台車に取り付けられた掛
止部材とから構成され、線材の他側が当該台車に取り付
けられており、支柱と台車に取り付けられた掛止部材と
の間の距離が隣り合う駐車装置で異なることを特徴とす
る、請求項1の吊り下げ式の自転車駐車装置。 - 【請求項9】 支柱がチャンネル材により構成され、台
車が前記チャンネル材を略上下方向に移動可能に設けら
れていることを特徴とする、請求項8の吊下げ式の自転
車駐車装置。 - 【請求項10】 隣り合う支柱がほぼ同一ライン上に設
置されており、その内一つ空かしの支柱に付いて支柱周
りに自転車を除け得る空隙を設けると共に、線材の牽引
手段が当該空隙を避けるようにして取り付けられると共
に自転車への掛止手段が当該空隙の略中心線上に垂下さ
れて成ることを特徴とする、請求項1の吊り下げ式の自
転車駐車装置。 - 【請求項11】 一つ空かしの支柱が、該支柱の略中心
箇所に自転車を除け得る空隙を有していることを特徴と
する、請求項10の吊り下げ式の自転車駐車装置。 - 【請求項12】 一つ空かしの支柱が、自転車を通過さ
せ得る間隔を空けて立設された2本1対の支柱であるこ
とを特徴とする、請求項10の吊り下げ式の自転車駐車
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21796496A JPH1045072A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 吊り下げ式の自転車駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21796496A JPH1045072A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 吊り下げ式の自転車駐車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045072A true JPH1045072A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16712496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21796496A Pending JPH1045072A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 吊り下げ式の自転車駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1045072A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6857925B2 (en) | 1998-07-08 | 2005-02-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Plasma display panel manufacturing method for manufacturing a plasma display panel with superior picture quality, a manufacturing apparatus, and a phosphor ink |
| CN108189934A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-22 | 广东技术师范学院 | 一种自行车停放装置 |
| CN108297974A (zh) * | 2018-03-09 | 2018-07-20 | 三峡大学 | 一种配重式自行车垂直停放装置及使用方法 |
| CN108482530A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-04 | 温州职业技术学院 | 立式自行车停车库 |
| WO2021048455A1 (es) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | Marques Aranda Francisco | Instalación subterránea con plataforma móvil |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP21796496A patent/JPH1045072A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6857925B2 (en) | 1998-07-08 | 2005-02-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Plasma display panel manufacturing method for manufacturing a plasma display panel with superior picture quality, a manufacturing apparatus, and a phosphor ink |
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| CN108482530A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-04 | 温州职业技术学院 | 立式自行车停车库 |
| CN108482530B (zh) * | 2018-04-17 | 2019-04-12 | 温州职业技术学院 | 立式自行车停车库 |
| WO2021048455A1 (es) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | Marques Aranda Francisco | Instalación subterránea con plataforma móvil |
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