JPH1046170A - 冷凍機作動流体用組成物 - Google Patents
冷凍機作動流体用組成物Info
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- JPH1046170A JPH1046170A JP8224419A JP22441996A JPH1046170A JP H1046170 A JPH1046170 A JP H1046170A JP 8224419 A JP8224419 A JP 8224419A JP 22441996 A JP22441996 A JP 22441996A JP H1046170 A JPH1046170 A JP H1046170A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】炭素原子数2〜10の2〜6価アルコール
と、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖
モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳香
環を有する二塩基酸及び/又はその無水物、とから得ら
れるエステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメ
タン(HFC32)を含有するハイドロフルオロカーボ
ンを含有してなることを特徴とする、該エステル基油の
熱安定性が良好な冷凍機作動流体用組成物。 【効果】本発明により、ジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性が良好
で、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に優れ
た冷凍機作動流体用組成物を提供することが可能となっ
た。
と、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖
モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳香
環を有する二塩基酸及び/又はその無水物、とから得ら
れるエステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメ
タン(HFC32)を含有するハイドロフルオロカーボ
ンを含有してなることを特徴とする、該エステル基油の
熱安定性が良好な冷凍機作動流体用組成物。 【効果】本発明により、ジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性が良好
で、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に優れ
た冷凍機作動流体用組成物を提供することが可能となっ
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとの相
溶性、絶縁性に優れ、特にエステル基油の熱安定性及び
加水分解安定性に優れた冷凍機作動流体用組成物に関
し、詳しくは炭素原子数2〜10の2〜6価アルコール
と、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖
モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳香
環を有する二塩基酸又はその無水物、とから得られるエ
ステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメタン
(HFC32)を含有するハイドロフルオロカーボンを
含有してなる、エステル基油の熱安定性及び加水分解安
定性に優れた冷凍機作動流体用組成物に関する。
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとの相
溶性、絶縁性に優れ、特にエステル基油の熱安定性及び
加水分解安定性に優れた冷凍機作動流体用組成物に関
し、詳しくは炭素原子数2〜10の2〜6価アルコール
と、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖
モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳香
環を有する二塩基酸又はその無水物、とから得られるエ
ステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメタン
(HFC32)を含有するハイドロフルオロカーボンを
含有してなる、エステル基油の熱安定性及び加水分解安
定性に優れた冷凍機作動流体用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫やカークーラーに使用されていた
ジクロロジフルオロメタン(CFC12)は、オゾン層
保護のために1995年で使用が禁止された。続いてル
ームエアーコンディショナー、パッケージエアーコンデ
ィショナーや産業用冷凍機等に使用されているクロロジ
フルオロメタン(HCFC22)の使用規制が始まっ
た。そのため、このジクロロフルオロメタン(CFC1
2)やクロロジフルオロメタン(HCFC22)の代替
品として、オゾン層を破壊することのないハイドロフル
オロカーボン、例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン
(HFC134a)やジフルオロメタン(HFC32)
やペンタフルオロエタン(HFC125)が開発されて
いる。
ジクロロジフルオロメタン(CFC12)は、オゾン層
保護のために1995年で使用が禁止された。続いてル
ームエアーコンディショナー、パッケージエアーコンデ
ィショナーや産業用冷凍機等に使用されているクロロジ
フルオロメタン(HCFC22)の使用規制が始まっ
た。そのため、このジクロロフルオロメタン(CFC1
2)やクロロジフルオロメタン(HCFC22)の代替
品として、オゾン層を破壊することのないハイドロフル
オロカーボン、例えば1,1,1,2-テトラフルオロエタン
(HFC134a)やジフルオロメタン(HFC32)
やペンタフルオロエタン(HFC125)が開発されて
いる。
【0003】これらのハイドロフルオロカーボンは、ジ
クロロフルオロメタン(CFC12)やクロロジフルオ
ロメタン(HCFC22)に比べて極性が高いため、冷
凍機油として従来より一般に使用されているナフテン系
鉱物油やポリα−オレフィン、アルキルベンゼン等の潤
滑油を用いると、これらの潤滑油とハイドロフルオロカ
ーボンとの相溶性が悪く、低温において二相分離を起こ
す。二相分離を起こすと、油戻りが悪くなり、熱交換器
としての凝縮器や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して伝
熱を妨げ、また、潤滑不良や起動時の発泡等の重要欠陥
の原因となる。そのため、従来の冷凍機油はこれらの新
しい冷媒存在下での冷凍機油として使用することができ
ない。
クロロフルオロメタン(CFC12)やクロロジフルオ
ロメタン(HCFC22)に比べて極性が高いため、冷
凍機油として従来より一般に使用されているナフテン系
鉱物油やポリα−オレフィン、アルキルベンゼン等の潤
滑油を用いると、これらの潤滑油とハイドロフルオロカ
ーボンとの相溶性が悪く、低温において二相分離を起こ
す。二相分離を起こすと、油戻りが悪くなり、熱交換器
としての凝縮器や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して伝
熱を妨げ、また、潤滑不良や起動時の発泡等の重要欠陥
の原因となる。そのため、従来の冷凍機油はこれらの新
しい冷媒存在下での冷凍機油として使用することができ
ない。
【0004】従って、現在のところ冷凍機油には上記ハ
イドロフルオロカーボンと相溶するポリアルキレングリ
コールやエステル、炭酸エステル等の基油が使用されて
いる。実際に冷蔵庫には冷凍機油としてエステル基油、
ハイドロフルオロカーボンとして1,1,1,2−テト
ラフルオロエタン(HFC134a)が使用されてい
る。またルームエアーコンディショナー、パッケージエ
アーコンディショナーや産業用冷凍機等にも冷凍機油と
してエステル基油が評価されている。
イドロフルオロカーボンと相溶するポリアルキレングリ
コールやエステル、炭酸エステル等の基油が使用されて
いる。実際に冷蔵庫には冷凍機油としてエステル基油、
ハイドロフルオロカーボンとして1,1,1,2−テト
ラフルオロエタン(HFC134a)が使用されてい
る。またルームエアーコンディショナー、パッケージエ
アーコンディショナーや産業用冷凍機等にも冷凍機油と
してエステル基油が評価されている。
【0005】しかしながら、ルームエアーコンディショ
ナー、パッケージエアーコンディショナーや産業用冷凍
機等の、従来クロロジフルオロメタン(HCFC22)
が用いられていた分野においては、冷凍効率の観点か
ら、ハイドロフルオロカーボンとしてジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンが評価
されている。しかしジフルオロメタン(HFC32)を
使用すると、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(HFC134a)に比べてエステル基油との相溶性が
悪くなり、低温において二相分離を起こす。特にジフル
オロメタン(HFC32)及びペンタフルオロエタン
(HFC125)において、ジフルオロメタン(HFC
32)の含有量が45重量%以上で顕著となる。二相分
離が起こると前述したように油戻りが悪くなり、熱交換
器としての凝縮器や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して
伝熱を妨げ、また潤滑不良や起動時の発泡等の重要欠陥
の原因となるため、低温におけるジフルオロメタン(H
FC32)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の良い冷凍機作動流体用組成物、特に産業用冷凍機等で
は−20℃以下で相溶する冷凍機作動流体用組成物が要
求されている。
ナー、パッケージエアーコンディショナーや産業用冷凍
機等の、従来クロロジフルオロメタン(HCFC22)
が用いられていた分野においては、冷凍効率の観点か
ら、ハイドロフルオロカーボンとしてジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンが評価
されている。しかしジフルオロメタン(HFC32)を
使用すると、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(HFC134a)に比べてエステル基油との相溶性が
悪くなり、低温において二相分離を起こす。特にジフル
オロメタン(HFC32)及びペンタフルオロエタン
(HFC125)において、ジフルオロメタン(HFC
32)の含有量が45重量%以上で顕著となる。二相分
離が起こると前述したように油戻りが悪くなり、熱交換
器としての凝縮器や蒸発器の付近に厚い油膜が付着して
伝熱を妨げ、また潤滑不良や起動時の発泡等の重要欠陥
の原因となるため、低温におけるジフルオロメタン(H
FC32)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性
の良い冷凍機作動流体用組成物、特に産業用冷凍機等で
は−20℃以下で相溶する冷凍機作動流体用組成物が要
求されている。
【0006】またジフルオロメタン(HFC32)を使
用することで圧縮機内の圧力が高くなり、摺動条件が厳
しくなるため摩擦熱が発生し、1,1,1,2 −テトラフルオ
ロエタン(HFC134a)を使用した冷蔵庫では起こ
らなかったエステル基油の熱分解が起こっている。この
エステル基油の熱分解によって発生した酸が圧縮機の金
属を腐食して故障する問題やキャピラリーチューブを閉
塞させる問題が起こっている。さらに冷蔵庫で使用され
ているレシプロ型圧縮機に対して、ルームエアーコンデ
ィショナー、パッケージエアーコンディショナーや産業
用冷凍機等では主にロータリー型、スクロール型、スク
リュー型圧縮機が使用されているが、これらの圧縮機は
レシプロ型圧縮機に比べて潤滑条件が厳しくなるため摩
擦熱が発生し、レシプロ型圧縮機を使用した冷蔵庫では
起こらなかったエステル基油の熱分解が起こっている。
特に250℃程度の高温下での熱安定性は重要である。
用することで圧縮機内の圧力が高くなり、摺動条件が厳
しくなるため摩擦熱が発生し、1,1,1,2 −テトラフルオ
ロエタン(HFC134a)を使用した冷蔵庫では起こ
らなかったエステル基油の熱分解が起こっている。この
エステル基油の熱分解によって発生した酸が圧縮機の金
属を腐食して故障する問題やキャピラリーチューブを閉
塞させる問題が起こっている。さらに冷蔵庫で使用され
ているレシプロ型圧縮機に対して、ルームエアーコンデ
ィショナー、パッケージエアーコンディショナーや産業
用冷凍機等では主にロータリー型、スクロール型、スク
リュー型圧縮機が使用されているが、これらの圧縮機は
レシプロ型圧縮機に比べて潤滑条件が厳しくなるため摩
擦熱が発生し、レシプロ型圧縮機を使用した冷蔵庫では
起こらなかったエステル基油の熱分解が起こっている。
特に250℃程度の高温下での熱安定性は重要である。
【0007】また、エステル基油は水分の混入により加
水分解が起こり、発生した酸による前記した問題が起こ
る可能性がある。特にジフルオロメタン(HFC32)
を含むハイドロフルオロカーボンの存在下やロータリー
型、スクロール型、スクリュー型圧縮機の使用下で摩擦
熱が発生し、この影響でエステル基油の加水分解が促進
される問題が起こる可能性がある。従って、ジフルオロ
メタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボン
存在下やロータリー型、スクロール型、スクリュー型圧
縮機の使用下において、ジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性が良好
で、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に優れ
た冷凍機作動流体用組成物が要求されている。
水分解が起こり、発生した酸による前記した問題が起こ
る可能性がある。特にジフルオロメタン(HFC32)
を含むハイドロフルオロカーボンの存在下やロータリー
型、スクロール型、スクリュー型圧縮機の使用下で摩擦
熱が発生し、この影響でエステル基油の加水分解が促進
される問題が起こる可能性がある。従って、ジフルオロ
メタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボン
存在下やロータリー型、スクロール型、スクリュー型圧
縮機の使用下において、ジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性が良好
で、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に優れ
た冷凍機作動流体用組成物が要求されている。
【0008】特開平5−17789号公報、特開平5−
32985号公報、特開平5−239480号公報、特
開平6−9978号公報、特開平6−17073号公報
にはエステルを基油とする冷凍機油とジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンからな
る冷凍機作動流体用組成物が開示されているが、ジフル
オロメタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカー
ボン存在下やロータリー型、スクロール型、スクリュー
型圧縮機の使用下における、高温下での熱安定性及び加
水分解安定性に関しては一切言及していない。特表平8
−502769号公報にはエステルを基油とする冷凍機
油とジフルオロメタン(HFC32)からなる冷凍機作
動流体用組成物が開示されており、実施例にはスクリュ
ー型圧縮機試験が記載されているが、高温下での熱安定
性及び加水分解安定性に関しては一切言及していない。
32985号公報、特開平5−239480号公報、特
開平6−9978号公報、特開平6−17073号公報
にはエステルを基油とする冷凍機油とジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンからな
る冷凍機作動流体用組成物が開示されているが、ジフル
オロメタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカー
ボン存在下やロータリー型、スクロール型、スクリュー
型圧縮機の使用下における、高温下での熱安定性及び加
水分解安定性に関しては一切言及していない。特表平8
−502769号公報にはエステルを基油とする冷凍機
油とジフルオロメタン(HFC32)からなる冷凍機作
動流体用組成物が開示されており、実施例にはスクリュ
ー型圧縮機試験が記載されているが、高温下での熱安定
性及び加水分解安定性に関しては一切言及していない。
【0009】特開平6−184575号公報には、アル
コールと脂肪酸と二塩基酸とから得られるエステルを基
油とする冷凍機油とジフルオロメタン(HFC32)及
び1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC13
4a)及び/又はペンタフルオロエタン(HFC12
5)からなる冷凍機作動流体用組成物が開示されている
が、ジフルオロメタン(HFC32)及び1,1,1,
2−テトラフルオロエタン(HFC134a)及びジフ
ルオロメタン(HFC32)及び/又はペンタフルオロ
エタン(HFC125)との相溶性の改善を目的として
いるため、高温下での熱安定性及び加水分解安定性に関
しては一切言及していない。
コールと脂肪酸と二塩基酸とから得られるエステルを基
油とする冷凍機油とジフルオロメタン(HFC32)及
び1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC13
4a)及び/又はペンタフルオロエタン(HFC12
5)からなる冷凍機作動流体用組成物が開示されている
が、ジフルオロメタン(HFC32)及び1,1,1,
2−テトラフルオロエタン(HFC134a)及びジフ
ルオロメタン(HFC32)及び/又はペンタフルオロ
エタン(HFC125)との相溶性の改善を目的として
いるため、高温下での熱安定性及び加水分解安定性に関
しては一切言及していない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性が良好で、エステル基油の熱
安定性及び加水分解安定性に優れた冷凍機作動流体用組
成物を提供することにある。
は、ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性が良好で、エステル基油の熱
安定性及び加水分解安定性に優れた冷凍機作動流体用組
成物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のエステ
ルを基油とする冷凍機油とジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機
作動流体用組成物が前記課題を解決し得ることを見出
し、本発明を完成させた。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のエステ
ルを基油とする冷凍機油とジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンを含有する冷凍機
作動流体用組成物が前記課題を解決し得ることを見出
し、本発明を完成させた。
【0012】即ち、本発明の要旨は、 〔1〕 炭素原子数2〜10の2〜6価アルコール
と、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖
モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳香
環を有する二塩基酸及び/又はその無水物、とから得ら
れるエステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメ
タン(HFC32)を含有するハイドロフルオロカーボ
ンを含有してなり、該エステル基油が下記の熱安定性を
与えるものであることを特徴とする冷凍機作動流体用組
成物、 熱安定性:(a)水分濃度を10ppm以下及び酸価を
0.01mgKOH/g以下に調整したエステル基油1
0g; (b)ジフルオロメタン(HFC32)2.5g及びペ
ンタフルオロエタン(HFC125)2.5g、又はジ
フルオロメタン(HFC32)1.15g、ペンタフル
オロエタン(HFC125)1.25g及び1,1,
1,2−テトラフルオロエタン(HFC134a)2.
6g;並びに、 (c)触媒として直径1.6mmφ・長さ150mmの
鉄片をガラス管に加えて封管し、250℃で3日間放置
した場合、該エステル基油の酸価上昇値が4.0mgK
OH/g以下であること。 〔2〕 芳香環を有する二塩基酸が炭素原子数8〜1
2の二塩基酸である前記〔1〕記載の冷凍機作動流体用
組成物、
と、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖
モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳香
環を有する二塩基酸及び/又はその無水物、とから得ら
れるエステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメ
タン(HFC32)を含有するハイドロフルオロカーボ
ンを含有してなり、該エステル基油が下記の熱安定性を
与えるものであることを特徴とする冷凍機作動流体用組
成物、 熱安定性:(a)水分濃度を10ppm以下及び酸価を
0.01mgKOH/g以下に調整したエステル基油1
0g; (b)ジフルオロメタン(HFC32)2.5g及びペ
ンタフルオロエタン(HFC125)2.5g、又はジ
フルオロメタン(HFC32)1.15g、ペンタフル
オロエタン(HFC125)1.25g及び1,1,
1,2−テトラフルオロエタン(HFC134a)2.
6g;並びに、 (c)触媒として直径1.6mmφ・長さ150mmの
鉄片をガラス管に加えて封管し、250℃で3日間放置
した場合、該エステル基油の酸価上昇値が4.0mgK
OH/g以下であること。 〔2〕 芳香環を有する二塩基酸が炭素原子数8〜1
2の二塩基酸である前記〔1〕記載の冷凍機作動流体用
組成物、
【0013】〔3〕 炭素原子数8〜12の二塩基酸
が、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸からなる群
より選ばれる一種以上の酸である前記〔2〕記載の冷凍
機作動流体用組成物、 〔4〕 エステル基油が30体積%、ジフルオロメタ
ン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボン(H
FC32はハイドロフルオロカーボン中50重量%)が
70体積%の条件において、低温の二相分離温度が−2
0℃以下である前記〔1〕〜〔3〕いずれか記載の冷凍
機作動流体用組成物、 〔5〕 エステル基油が下記の加水分解安定性を与え
るものである前記〔1〕〜〔4〕いずれか記載の冷凍機
作動流体用組成物、 加水分解安定性:水分濃度を3000ppm以下、酸価
を0.01mgKOH/g以下に調整したエステル基油
10g、ジフルオロメタン(HFC32)2.5g及び
ペンタフルオロエタン(HFC125)2.5gからな
る組成物、並びに触媒として直径1.6mmφ・長さ1
50mmの鉄片をガラス管に加えて封管し、175℃で
14日間放置した場合、該エステル基油の酸価上昇値が
4.0mgKOH/g以下であること。 に関するものである。
が、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸からなる群
より選ばれる一種以上の酸である前記〔2〕記載の冷凍
機作動流体用組成物、 〔4〕 エステル基油が30体積%、ジフルオロメタ
ン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボン(H
FC32はハイドロフルオロカーボン中50重量%)が
70体積%の条件において、低温の二相分離温度が−2
0℃以下である前記〔1〕〜〔3〕いずれか記載の冷凍
機作動流体用組成物、 〔5〕 エステル基油が下記の加水分解安定性を与え
るものである前記〔1〕〜〔4〕いずれか記載の冷凍機
作動流体用組成物、 加水分解安定性:水分濃度を3000ppm以下、酸価
を0.01mgKOH/g以下に調整したエステル基油
10g、ジフルオロメタン(HFC32)2.5g及び
ペンタフルオロエタン(HFC125)2.5gからな
る組成物、並びに触媒として直径1.6mmφ・長さ1
50mmの鉄片をガラス管に加えて封管し、175℃で
14日間放置した場合、該エステル基油の酸価上昇値が
4.0mgKOH/g以下であること。 に関するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について詳細に説
明する。本発明の冷凍機作動流体用組成物は、炭素原子
数2〜10の2〜6価アルコールと、(1)炭素原子数
2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖モノカルボン酸、ある
いはその誘導体、及び(2)芳香環を有する二塩基酸及
び/又はその無水物、とから得られるエステル基油を含
有する冷凍機油と、ジフルオロメタン(HFC32)を
含有するハイドロフルオロカーボンを含有してなること
を特徴とする。
明する。本発明の冷凍機作動流体用組成物は、炭素原子
数2〜10の2〜6価アルコールと、(1)炭素原子数
2〜10の直鎖及び/又は分岐鎖モノカルボン酸、ある
いはその誘導体、及び(2)芳香環を有する二塩基酸及
び/又はその無水物、とから得られるエステル基油を含
有する冷凍機油と、ジフルオロメタン(HFC32)を
含有するハイドロフルオロカーボンを含有してなること
を特徴とする。
【0015】1.エステル基油について 本発明におけるエステル基油とは、炭素原子数2〜10
の2〜6価アルコール(成分−1)と、炭素原子数2〜
10の直鎖及び/又は分岐鎖モノカルボン酸、あるいは
その誘導体(成分−2)、及び芳香環を有する二塩基酸
及び/又はその無水物(成分−3)とから得られるエス
テルである。即ち、本発明におけるエステル基油は、成
分−1のアルコールと、成分−2の酸及び成分−3の酸
の混合物から得られる。
の2〜6価アルコール(成分−1)と、炭素原子数2〜
10の直鎖及び/又は分岐鎖モノカルボン酸、あるいは
その誘導体(成分−2)、及び芳香環を有する二塩基酸
及び/又はその無水物(成分−3)とから得られるエス
テルである。即ち、本発明におけるエステル基油は、成
分−1のアルコールと、成分−2の酸及び成分−3の酸
の混合物から得られる。
【0016】 成分−1について 成分−1のアルコールの価数は2〜6価であり、好まし
くは2〜4価であり、より好ましくは2価である。適切
な粘度を有する観点から価数は2以上が好ましく、必要
以上の粘度を避ける観点及びハイドロフルオロカーボン
との相溶性の観点から6以下が好ましい。また、その炭
素原子数は2〜10であり、好ましくは5〜10であ
り、更に好ましくは5〜6である。適切な粘度を有する
観点から炭素原子数は2以上が好ましく、必要以上の粘
度を避ける観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶
性の観点から10以下が好ましい。また熱安定性の面か
ら不飽和の結合を含まない方が好ましい。
くは2〜4価であり、より好ましくは2価である。適切
な粘度を有する観点から価数は2以上が好ましく、必要
以上の粘度を避ける観点及びハイドロフルオロカーボン
との相溶性の観点から6以下が好ましい。また、その炭
素原子数は2〜10であり、好ましくは5〜10であ
り、更に好ましくは5〜6である。適切な粘度を有する
観点から炭素原子数は2以上が好ましく、必要以上の粘
度を避ける観点及びハイドロフルオロカーボンとの相溶
性の観点から10以下が好ましい。また熱安定性の面か
ら不飽和の結合を含まない方が好ましい。
【0017】成分−1のアルコールの具体的としては、
ネオペンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジトリメ
チロールプロパン及びジペンタエリスリトール等のヒン
ダードアルコール、並びに、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリ
ン、ジグリセリン、トリグリセリン、ソルビトール、及
びマンニトール等のアルコールが挙げられる。これらの
中で、熱安定性の面からヒンダードアルコールが特に優
れている。
ネオペンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジトリメ
チロールプロパン及びジペンタエリスリトール等のヒン
ダードアルコール、並びに、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリ
ン、ジグリセリン、トリグリセリン、ソルビトール、及
びマンニトール等のアルコールが挙げられる。これらの
中で、熱安定性の面からヒンダードアルコールが特に優
れている。
【0018】 成分−2について 成分−2のモノカルボン酸の炭素原子数は2〜10、好
ましくは5〜9、より好ましくは7〜9である。金属に
対する腐食性を抑える観点から炭素原子数は2以上が好
ましく、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点か
ら10以下が好ましい。ハイドロフルオロカーボンとの
相溶性や加水分解安定性の観点からは直鎖モノカルボン
酸よりも分岐鎖モノカルボン酸の方がより好ましい。反
面、潤滑性の観点からは分岐鎖モノカルボン酸よりは直
鎖モノカルボン酸の方が好ましい。分岐鎖モノカルボン
酸と直鎖モノカルボン酸の比率は、エステル基油の熱安
定性及び加水分解安定性の観点から、全モノカルボン酸
における分岐鎖モノカルボン酸の占める割合が50モル
%以上が好ましく、より好ましくは60モル%以上、さ
らに好ましくは70モル%以上、特に好ましくは80モ
ル%以上である。本発明においては、冷凍機作動流体用
組成物としての利用の態様に応じて好適なものが選択さ
れる。また、熱安定性の面からは不飽和結合を含まない
方がより好ましい。
ましくは5〜9、より好ましくは7〜9である。金属に
対する腐食性を抑える観点から炭素原子数は2以上が好
ましく、ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点か
ら10以下が好ましい。ハイドロフルオロカーボンとの
相溶性や加水分解安定性の観点からは直鎖モノカルボン
酸よりも分岐鎖モノカルボン酸の方がより好ましい。反
面、潤滑性の観点からは分岐鎖モノカルボン酸よりは直
鎖モノカルボン酸の方が好ましい。分岐鎖モノカルボン
酸と直鎖モノカルボン酸の比率は、エステル基油の熱安
定性及び加水分解安定性の観点から、全モノカルボン酸
における分岐鎖モノカルボン酸の占める割合が50モル
%以上が好ましく、より好ましくは60モル%以上、さ
らに好ましくは70モル%以上、特に好ましくは80モ
ル%以上である。本発明においては、冷凍機作動流体用
組成物としての利用の態様に応じて好適なものが選択さ
れる。また、熱安定性の面からは不飽和結合を含まない
方がより好ましい。
【0019】成分−2のモノカルボン酸の具体例として
は、カプリン酸、バレリン酸、イソバレリン酸、2−メ
チル酪酸、カプロン酸、エナント酸、2−エチルペンタ
ン酸、2−メチルヘキサン酸、カプリル酸、2−エチル
ヘキサン酸、ペラルゴン酸、3,5,5−トリメチルヘ
キサン酸等が挙げられる。また、成分−2のモノカルボ
ン酸誘導体の具体例としては、これらのモノカルボン酸
のメチルエステル、エチルエステル、及び酸無水物等が
挙げられる。
は、カプリン酸、バレリン酸、イソバレリン酸、2−メ
チル酪酸、カプロン酸、エナント酸、2−エチルペンタ
ン酸、2−メチルヘキサン酸、カプリル酸、2−エチル
ヘキサン酸、ペラルゴン酸、3,5,5−トリメチルヘ
キサン酸等が挙げられる。また、成分−2のモノカルボ
ン酸誘導体の具体例としては、これらのモノカルボン酸
のメチルエステル、エチルエステル、及び酸無水物等が
挙げられる。
【0020】 成分−3について 成分−3の芳香環を有する二塩基酸は特に限定されるも
のではないが、ジフルオロメタン(HFC32)を含む
ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点から、炭素
原子数が8〜12のものが好ましく、炭素原子数が8〜
10のものがより好ましく、炭素原子数が8のものが特
に好ましい。かかる炭素原子数が8〜12の二塩基酸の
具体例としては、エステル基油の熱安定性の観点から、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸が好適なものと
して挙げられる。さらには、入手性及び低温流動性の観
点からフタル酸がより好ましい。またエステルの製造に
はこれらの無水物を用いる方が反応性が高まるため、よ
り好ましい。
のではないが、ジフルオロメタン(HFC32)を含む
ハイドロフルオロカーボンとの相溶性の観点から、炭素
原子数が8〜12のものが好ましく、炭素原子数が8〜
10のものがより好ましく、炭素原子数が8のものが特
に好ましい。かかる炭素原子数が8〜12の二塩基酸の
具体例としては、エステル基油の熱安定性の観点から、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸が好適なものと
して挙げられる。さらには、入手性及び低温流動性の観
点からフタル酸がより好ましい。またエステルの製造に
はこれらの無水物を用いる方が反応性が高まるため、よ
り好ましい。
【0021】また、成分−3の芳香環を有する二塩基酸
の使用量は、適切な粘度を有する観点及びジフルオロメ
タン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンと
の相溶性の観点から、使用する成分−1のアルコール1
モルに対して、好ましくは0.1〜0.6モルであり、
より好ましくは0.2〜0.5モルである。また、成分
−2のモノカルボン酸の使用量は、適切な粘度を有する
観点及びジフルオロメタン(HFC32)を含むハイド
ロフルオロカーボンとの相溶性の観点から、使用する成
分−2の酸価と使用する成分−3の芳香環を有する二塩
基酸の酸価の和が、使用する成分−1のアルコールの水
酸基価の0.7〜1.5倍当量となる量が好ましく、よ
り好ましくは0.8〜1.2倍当量となる量、特に好ま
しくは0.9〜1.1倍当量となる量である。
の使用量は、適切な粘度を有する観点及びジフルオロメ
タン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンと
の相溶性の観点から、使用する成分−1のアルコール1
モルに対して、好ましくは0.1〜0.6モルであり、
より好ましくは0.2〜0.5モルである。また、成分
−2のモノカルボン酸の使用量は、適切な粘度を有する
観点及びジフルオロメタン(HFC32)を含むハイド
ロフルオロカーボンとの相溶性の観点から、使用する成
分−2の酸価と使用する成分−3の芳香環を有する二塩
基酸の酸価の和が、使用する成分−1のアルコールの水
酸基価の0.7〜1.5倍当量となる量が好ましく、よ
り好ましくは0.8〜1.2倍当量となる量、特に好ま
しくは0.9〜1.1倍当量となる量である。
【0022】かかるエステルの具体例としては、ネオペ
ンチルグリコールのフタル酸/2−メチルヘキサン酸混
合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフタル酸/2
−エチルヘキサン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリ
コールのフタル酸/3,5,5−トリメチルヘキサン酸
混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフタル酸/
2−メチルヘキサン酸/3,5,5−トリメチルヘキサ
ン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフタル
酸/2−エチルヘキサン酸/3,5,5−トリメチルヘ
キサン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフ
タル酸/カプロン酸/2−エチルヘキサン酸混合酸エス
テル、ネオペンチルグリコールのフタル酸/バレリン酸
/3,5,5−トリメチルヘキサン酸混合酸エステル、
ネオペンチルグリコールのイソフタル酸/2−メチルヘ
キサン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのイ
ソフタル酸/2−エチルヘキサン酸混合酸エステル、ネ
オペンチルグリコールのテレフタル酸/2−メチルヘキ
サン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのテレ
フタル酸/3,5,5−トリメチルヘキサン酸混合酸エ
ステル、トリメチロールプロパンのフタル酸/2−メチ
ルヘキサン酸混合酸エステル、トリメチロールプロパン
のフタル酸/カプロン酸混合酸エステル、トリメチロー
ルプロパンのフタル酸/イソバレリン酸混合酸エステ
ル、トリメチロールプロパンのイソフタル酸/カプロン
酸混合酸エステル、トリメチロールプロパンのイソフタ
ル酸/2−メチルヘキサン酸混合酸エステル、トリメチ
ロールプロパンのテレフタル酸/2−メチルヘキサン酸
混合酸エステル、ペンタエリスリトールのフタル酸/バ
レリン酸混合酸エステル、ペンタエリスリトールのフタ
ル酸/イソバレリン酸混合酸エステル、ペンタエリスリ
トールのイソフタル酸/イソバレリン酸混合酸エステ
ル、ペンタエリスリトールのテレフタル酸/バレリン酸
混合酸エステル等が挙げられる。
ンチルグリコールのフタル酸/2−メチルヘキサン酸混
合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフタル酸/2
−エチルヘキサン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリ
コールのフタル酸/3,5,5−トリメチルヘキサン酸
混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフタル酸/
2−メチルヘキサン酸/3,5,5−トリメチルヘキサ
ン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフタル
酸/2−エチルヘキサン酸/3,5,5−トリメチルヘ
キサン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのフ
タル酸/カプロン酸/2−エチルヘキサン酸混合酸エス
テル、ネオペンチルグリコールのフタル酸/バレリン酸
/3,5,5−トリメチルヘキサン酸混合酸エステル、
ネオペンチルグリコールのイソフタル酸/2−メチルヘ
キサン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのイ
ソフタル酸/2−エチルヘキサン酸混合酸エステル、ネ
オペンチルグリコールのテレフタル酸/2−メチルヘキ
サン酸混合酸エステル、ネオペンチルグリコールのテレ
フタル酸/3,5,5−トリメチルヘキサン酸混合酸エ
ステル、トリメチロールプロパンのフタル酸/2−メチ
ルヘキサン酸混合酸エステル、トリメチロールプロパン
のフタル酸/カプロン酸混合酸エステル、トリメチロー
ルプロパンのフタル酸/イソバレリン酸混合酸エステ
ル、トリメチロールプロパンのイソフタル酸/カプロン
酸混合酸エステル、トリメチロールプロパンのイソフタ
ル酸/2−メチルヘキサン酸混合酸エステル、トリメチ
ロールプロパンのテレフタル酸/2−メチルヘキサン酸
混合酸エステル、ペンタエリスリトールのフタル酸/バ
レリン酸混合酸エステル、ペンタエリスリトールのフタ
ル酸/イソバレリン酸混合酸エステル、ペンタエリスリ
トールのイソフタル酸/イソバレリン酸混合酸エステ
ル、ペンタエリスリトールのテレフタル酸/バレリン酸
混合酸エステル等が挙げられる。
【0023】なお本発明においては、エステル基油とし
て2種類以上のエステルを混合して用いてもよい。本発
明におけるエステル基油は、成分−1のアルコールの1
種類以上と、成分−2のモノカルボン酸またはその誘導
体の1種類以上と、成分−3の芳香環を有する二塩基酸
またはその無水物の1種類以上とから、通常行われる公
知のエステル化反応やエステル交換反応により得ること
ができる。
て2種類以上のエステルを混合して用いてもよい。本発
明におけるエステル基油は、成分−1のアルコールの1
種類以上と、成分−2のモノカルボン酸またはその誘導
体の1種類以上と、成分−3の芳香環を有する二塩基酸
またはその無水物の1種類以上とから、通常行われる公
知のエステル化反応やエステル交換反応により得ること
ができる。
【0024】本発明において用いられる、上記のように
して得られるエステル基油の酸価は特に限定されない
が、金属材料の腐食、耐摩耗性の低下、熱安定性の低
下、及び電気絶縁性の低下を抑制する観点から1mgK
OH/g以下が好ましく、0.2mgKOH/g以下が
より好ましく、0.1mgKOH/g以下が更に好まし
く、0.05mgKOH/g以下が特に好ましい。本発
明におけるエステル基油の水酸基価は、エステル基油の
吸湿性、熱安定性、特に常温で固体が析出する可能性が
あるため、常温における保存安定性の観点から、50mg
KOH/g 以下が好ましく、30mgKOH/g 以下がより好まし
く、20mgKOH/g 以下がさらに好ましく、10mgKOH/g
以下が特に好ましく、5mgKOH/g 以下が最も好ましい。
して得られるエステル基油の酸価は特に限定されない
が、金属材料の腐食、耐摩耗性の低下、熱安定性の低
下、及び電気絶縁性の低下を抑制する観点から1mgK
OH/g以下が好ましく、0.2mgKOH/g以下が
より好ましく、0.1mgKOH/g以下が更に好まし
く、0.05mgKOH/g以下が特に好ましい。本発
明におけるエステル基油の水酸基価は、エステル基油の
吸湿性、熱安定性、特に常温で固体が析出する可能性が
あるため、常温における保存安定性の観点から、50mg
KOH/g 以下が好ましく、30mgKOH/g 以下がより好まし
く、20mgKOH/g 以下がさらに好ましく、10mgKOH/g
以下が特に好ましく、5mgKOH/g 以下が最も好ましい。
【0025】本発明におけるエステル基油のヨウ素価
(Img/100g)は特に限定されないが、得られる
冷凍機油の熱酸化安定性の観点から10以下が好まし
く、5以下がより好ましく、3以下が更に好ましく、1
以下が特に好ましい。本発明におけるエステル基油のハ
イドロフルオロカーボンとの低温での二相分離温度は特
に限定されないが、10℃以下が好ましく、0℃以下が
より好ましく、−10℃以下が更に好ましく、−20℃
以下が特に好ましく、−30℃以下が最も好ましい。本
発明におけるエステル基油の40℃における動粘度は特
に限定されないが、省エネルギー性及び耐摩耗性の観点
から、10〜400mm2/s の範囲が好ましく、32〜3
00mm2/s の範囲がより好ましく、46〜100mm2/s
の範囲が更に好ましく、56〜75mm2/s の範囲が特に
好ましい。また粘度指数は、省エネルギー性の観点か
ら、80以上が好ましく、90以上がより好ましく、9
5以上が更に好ましい。
(Img/100g)は特に限定されないが、得られる
冷凍機油の熱酸化安定性の観点から10以下が好まし
く、5以下がより好ましく、3以下が更に好ましく、1
以下が特に好ましい。本発明におけるエステル基油のハ
イドロフルオロカーボンとの低温での二相分離温度は特
に限定されないが、10℃以下が好ましく、0℃以下が
より好ましく、−10℃以下が更に好ましく、−20℃
以下が特に好ましく、−30℃以下が最も好ましい。本
発明におけるエステル基油の40℃における動粘度は特
に限定されないが、省エネルギー性及び耐摩耗性の観点
から、10〜400mm2/s の範囲が好ましく、32〜3
00mm2/s の範囲がより好ましく、46〜100mm2/s
の範囲が更に好ましく、56〜75mm2/s の範囲が特に
好ましい。また粘度指数は、省エネルギー性の観点か
ら、80以上が好ましく、90以上がより好ましく、9
5以上が更に好ましい。
【0026】本発明においては、エステル基油をそのま
ま冷凍機油として用いても良いが、冷凍機油としてはエ
ステル基油以外に他の成分を含有したものであっても良
い。即ち、本発明におけるエステル基油を含有する冷凍
機油には、ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイ
ドロフルオロカーボンとの相溶性を損なわない範囲で、
鉱物油やポリα−オレフィン、アルキルベンゼン、上記
以外のエステルやポリエーテル、パーフルオロエーテ
ル、リン酸エステル等が含まれていても良い。尚、本発
明におけるエステルは基油として用いるものであり、冷
凍機油に配合される油成分中、好ましくは50重量%以
上、より好ましくは80重量%以上を占めるものであ
る。本発明におけるエステルを基油とする冷凍機油に
は、ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性を損なわない範囲で、通常使
用される酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡剤、清
浄分散剤、防錆剤、抗乳化剤、粘度指数調整剤、金属不
活性化剤、流動点降下剤等の各種潤滑油添加剤を添加し
使用することができる。
ま冷凍機油として用いても良いが、冷凍機油としてはエ
ステル基油以外に他の成分を含有したものであっても良
い。即ち、本発明におけるエステル基油を含有する冷凍
機油には、ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイ
ドロフルオロカーボンとの相溶性を損なわない範囲で、
鉱物油やポリα−オレフィン、アルキルベンゼン、上記
以外のエステルやポリエーテル、パーフルオロエーテ
ル、リン酸エステル等が含まれていても良い。尚、本発
明におけるエステルは基油として用いるものであり、冷
凍機油に配合される油成分中、好ましくは50重量%以
上、より好ましくは80重量%以上を占めるものであ
る。本発明におけるエステルを基油とする冷凍機油に
は、ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロフ
ルオロカーボンとの相溶性を損なわない範囲で、通常使
用される酸化防止剤、極圧剤、油性向上剤、消泡剤、清
浄分散剤、防錆剤、抗乳化剤、粘度指数調整剤、金属不
活性化剤、流動点降下剤等の各種潤滑油添加剤を添加し
使用することができる。
【0027】2.ハイドロフルオロカーボンについて 本発明に用いられるハイドロフルオロカーボンは、少な
くともジフルオロメタン(HFC32)を含むものであ
る。即ち、ジフルオロメタン(HFC32)単独で用い
ても良く、他のハイドロフルオロカーボンをジフルオロ
メタン(HFC32)に混合して用いても良い。他のハ
イドロフルオロカーボンとしては、具体的に1, 1- ジ
フルオロエタン(HFC152a)、1, 1, 1- トリ
フルオロエタン(HFC143a)、1, 1, 1, 2-
テトラフルオロエタン(HFC134a)、1, 1,
2, 2- テトラフルオロエタン(HFC134)、ペン
タフルオロエタン(HFC125)等が挙げられる。好
ましい混合ハイドロフルオロカーボンとしては、1,
1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC134a)
/ジフルオロメタン(HFC32)/テトラフルオロエ
タン(HFC125)の組合せ、あるいはジフルオロメ
タン(HFC32)/ペンタフルオロエタン(HFC1
25)の組合せ等が挙げられる。
くともジフルオロメタン(HFC32)を含むものであ
る。即ち、ジフルオロメタン(HFC32)単独で用い
ても良く、他のハイドロフルオロカーボンをジフルオロ
メタン(HFC32)に混合して用いても良い。他のハ
イドロフルオロカーボンとしては、具体的に1, 1- ジ
フルオロエタン(HFC152a)、1, 1, 1- トリ
フルオロエタン(HFC143a)、1, 1, 1, 2-
テトラフルオロエタン(HFC134a)、1, 1,
2, 2- テトラフルオロエタン(HFC134)、ペン
タフルオロエタン(HFC125)等が挙げられる。好
ましい混合ハイドロフルオロカーボンとしては、1,
1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC134a)
/ジフルオロメタン(HFC32)/テトラフルオロエ
タン(HFC125)の組合せ、あるいはジフルオロメ
タン(HFC32)/ペンタフルオロエタン(HFC1
25)の組合せ等が挙げられる。
【0028】また、1,1,1,2−テトラフルオロエ
タン(HFC134a)/ジフルオロメタン(HFC3
2)/ペンタフルオロエタン(HFC125)の配合比
率は、冷凍効率及び安全性の観点から、1,1,1,2
−テトラフルオロエタン(HFC134a)は10〜8
0重量%が好ましく、20〜70重量%が更に好まし
い。ジフルオロメタン(HFC32)は5〜40重量%
が好ましく、10〜30重量%が更に好ましい。ペンタ
フルオロエタン(HFC125)は5〜80重量%が好
ましく、10〜70重量%が更に好ましい。最も好まし
い配合比率の一つとして、1,1,1,2−テトラフル
オロエタン(HFC134a)52重量%/ジフルオロ
メタン(HFC32)23重量%/ペンタフルオロエタ
ン(HFC125)25重量%が挙げられる。また、ジ
フルオロメタン(HFC32)/ペンタフルオロエタン
(HFC125)の配合比率は、冷凍効率及び安全性の
観点から、ジフルオロメタン(HFC32)は20〜7
0重量%が好ましく、40〜60重量%が更に好まし
い。ペンタフルオロエタン(HFC125)は30〜8
0重量%が好ましく、40〜60重量%が更に好まし
い。最も好ましい配合比率の一つとして、ジフルオロメ
タン(HFC32)50重量%/ペンタフルオロエタン
(HFC125)50重量%が挙げられる。
タン(HFC134a)/ジフルオロメタン(HFC3
2)/ペンタフルオロエタン(HFC125)の配合比
率は、冷凍効率及び安全性の観点から、1,1,1,2
−テトラフルオロエタン(HFC134a)は10〜8
0重量%が好ましく、20〜70重量%が更に好まし
い。ジフルオロメタン(HFC32)は5〜40重量%
が好ましく、10〜30重量%が更に好ましい。ペンタ
フルオロエタン(HFC125)は5〜80重量%が好
ましく、10〜70重量%が更に好ましい。最も好まし
い配合比率の一つとして、1,1,1,2−テトラフル
オロエタン(HFC134a)52重量%/ジフルオロ
メタン(HFC32)23重量%/ペンタフルオロエタ
ン(HFC125)25重量%が挙げられる。また、ジ
フルオロメタン(HFC32)/ペンタフルオロエタン
(HFC125)の配合比率は、冷凍効率及び安全性の
観点から、ジフルオロメタン(HFC32)は20〜7
0重量%が好ましく、40〜60重量%が更に好まし
い。ペンタフルオロエタン(HFC125)は30〜8
0重量%が好ましく、40〜60重量%が更に好まし
い。最も好ましい配合比率の一つとして、ジフルオロメ
タン(HFC32)50重量%/ペンタフルオロエタン
(HFC125)50重量%が挙げられる。
【0029】3.冷凍機作動流体用組成物について 本発明の冷凍機作動流体用組成物は、上記のようなエス
テル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメタン(H
FC32)を含有するハイドロフルオロカーボンを含有
してなるものである。また、本発明の冷凍機作動流体用
組成物は、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性
に優れたものである。エステル基油の熱安定性及び加水
分解安定性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物
は、摺動条件が厳しく、摩擦熱が発生し易いロータリー
型、スクロール型、スクリュー型圧縮機に最適である。
用途的にはルームエアーコンディショナー、パッケージ
エアーコンディショナー、産業用冷凍機等の圧縮機に用
いるものに適している。
テル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロメタン(H
FC32)を含有するハイドロフルオロカーボンを含有
してなるものである。また、本発明の冷凍機作動流体用
組成物は、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性
に優れたものである。エステル基油の熱安定性及び加水
分解安定性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物
は、摺動条件が厳しく、摩擦熱が発生し易いロータリー
型、スクロール型、スクリュー型圧縮機に最適である。
用途的にはルームエアーコンディショナー、パッケージ
エアーコンディショナー、産業用冷凍機等の圧縮機に用
いるものに適している。
【0030】エステル基油の熱安定性及び加水分解安定
性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物におい
て、前記したエステルを基油とする冷凍機油とジフルオ
ロメタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボ
ンの配合比率は特に限定されないが、好ましくはジフル
オロメタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカー
ボン/冷凍機油=20/1〜1/10(重量比)、より
好ましくは10/1〜1/5(重量比)、特に好ましく
は5/1〜1/5(重量比)である。充分な冷凍能力を
得る観点から、上記混合比は1/10よりジフルオロメ
タン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンの
比率が高いことが好ましく、冷凍機作動流体用組成物の
粘度を好適にする観点から、20/1より冷凍機油の比
率が高いことが好ましい。
性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物におい
て、前記したエステルを基油とする冷凍機油とジフルオ
ロメタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボ
ンの配合比率は特に限定されないが、好ましくはジフル
オロメタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカー
ボン/冷凍機油=20/1〜1/10(重量比)、より
好ましくは10/1〜1/5(重量比)、特に好ましく
は5/1〜1/5(重量比)である。充分な冷凍能力を
得る観点から、上記混合比は1/10よりジフルオロメ
タン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンの
比率が高いことが好ましく、冷凍機作動流体用組成物の
粘度を好適にする観点から、20/1より冷凍機油の比
率が高いことが好ましい。
【0031】本発明の冷凍機作動流体用組成物は、エス
テル基油の熱安定性に優れたものである。ここで、熱安
定性に優れるとは、以下に示す熱安定性試験による、エ
ステル基油の酸価上昇値が、好ましくは4.0mgKO
H/g以下、より好ましくは3.0mgKOH/g以
下、さらに好ましくは2.0mgKOH/g以下、特に
好ましくは1.0mgKOH/g以下であることをい
う。かかる酸価の上昇は、エステル基油の熱分解によっ
て発生する酸によるものである。酸価の上昇に関して、
圧縮機の腐食防止の観点から4.0mgKOH/g以下
が好ましい。このような、エステル基油の熱安定性に優
れた冷凍機作動流体用組成物は、上記に記載のエステル
基油の熱安定性により与えられるものである。
テル基油の熱安定性に優れたものである。ここで、熱安
定性に優れるとは、以下に示す熱安定性試験による、エ
ステル基油の酸価上昇値が、好ましくは4.0mgKO
H/g以下、より好ましくは3.0mgKOH/g以
下、さらに好ましくは2.0mgKOH/g以下、特に
好ましくは1.0mgKOH/g以下であることをい
う。かかる酸価の上昇は、エステル基油の熱分解によっ
て発生する酸によるものである。酸価の上昇に関して、
圧縮機の腐食防止の観点から4.0mgKOH/g以下
が好ましい。このような、エステル基油の熱安定性に優
れた冷凍機作動流体用組成物は、上記に記載のエステル
基油の熱安定性により与えられるものである。
【0032】熱安定性試験とは、水分濃度が10ppm
以下及び酸価を0.01mgKOH/g以下に調整され
たエステル基油10gと、ジフルオロメタン(HFC3
2)2.5g及びペンタフルオロエタン(HFC12
5)2.5g、又はジフルオロメタン(HFC32)
1.15g、ペンタフルオロエタン(HFC125)
1.25g及び1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(HFC134a)2.6gからなる冷凍機作動流体用
組成物を調製し、このものを、触媒として直径1.6m
mφ・長さ150mmの鉄片と共にガラス容器に入れて
封管し、250℃で3日間放置する試験である。そして
試験終了後の該組成物の酸価を測定し、その上昇値を求
める。なお、酸価の測定法はJIS K−2501の方
法を用いる。この熱安定性試験は、冷凍機作動流体用組
成物をルームエアーコンディショナー、パッケージエア
ーコンディショナーや産業用冷凍機用途に用いる際の評
価に対応したものである。
以下及び酸価を0.01mgKOH/g以下に調整され
たエステル基油10gと、ジフルオロメタン(HFC3
2)2.5g及びペンタフルオロエタン(HFC12
5)2.5g、又はジフルオロメタン(HFC32)
1.15g、ペンタフルオロエタン(HFC125)
1.25g及び1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(HFC134a)2.6gからなる冷凍機作動流体用
組成物を調製し、このものを、触媒として直径1.6m
mφ・長さ150mmの鉄片と共にガラス容器に入れて
封管し、250℃で3日間放置する試験である。そして
試験終了後の該組成物の酸価を測定し、その上昇値を求
める。なお、酸価の測定法はJIS K−2501の方
法を用いる。この熱安定性試験は、冷凍機作動流体用組
成物をルームエアーコンディショナー、パッケージエア
ーコンディショナーや産業用冷凍機用途に用いる際の評
価に対応したものである。
【0033】また、本発明の冷凍機作動流体用組成物
は、エステル基油の加水分解安定性に優れたものであ
る。ここで、加水分解安定性に優れるとは、以下に示す
試験による、エステル基油の酸価上昇値が、好ましくは
4.0mgKOH/g以下、より好ましくは3.0mg
KOH/g以下、さらに好ましくは2.0mgKOH/
g以下、特に好ましくは1.0mgKOH/g以下であ
ることをいう。かかる酸価の上昇は、エステル基油の加
水分解によって発生する酸によるものである。酸価の上
昇に関して、圧縮機の腐食防止の観点から4.0mgK
OH/g以下が好ましい。このような、エステル基油の
加水分解安定性に優れた冷凍機作動流体用組成物は、上
記に記載のエステル基油の加水分解安定性により与えら
れるものである。
は、エステル基油の加水分解安定性に優れたものであ
る。ここで、加水分解安定性に優れるとは、以下に示す
試験による、エステル基油の酸価上昇値が、好ましくは
4.0mgKOH/g以下、より好ましくは3.0mg
KOH/g以下、さらに好ましくは2.0mgKOH/
g以下、特に好ましくは1.0mgKOH/g以下であ
ることをいう。かかる酸価の上昇は、エステル基油の加
水分解によって発生する酸によるものである。酸価の上
昇に関して、圧縮機の腐食防止の観点から4.0mgK
OH/g以下が好ましい。このような、エステル基油の
加水分解安定性に優れた冷凍機作動流体用組成物は、上
記に記載のエステル基油の加水分解安定性により与えら
れるものである。
【0034】加水分解安定性の評価のための試験とは、
水分濃度が3000ppm以下、酸価が0.01mgK
OH/g以下に調整されたエステル基油10g、ジフル
オロメタン(HFC32)2.5g及びペンタフルオロ
エタン(HFC125)2.5gからなる混合物である
冷凍機作動流体用組成物を調製し、このものを触媒とし
て直径1.6mmφ・長さ150mmの鉄片と共にガラ
ス容器に加えて封管し、175℃で14日間放置すると
いうという試験である。そして、試験終了後の該組成物
の酸価を測定し、その上昇値を求める。なお、酸価の測
定法はJISK−2501の方法を用いる。
水分濃度が3000ppm以下、酸価が0.01mgK
OH/g以下に調整されたエステル基油10g、ジフル
オロメタン(HFC32)2.5g及びペンタフルオロ
エタン(HFC125)2.5gからなる混合物である
冷凍機作動流体用組成物を調製し、このものを触媒とし
て直径1.6mmφ・長さ150mmの鉄片と共にガラ
ス容器に加えて封管し、175℃で14日間放置すると
いうという試験である。そして、試験終了後の該組成物
の酸価を測定し、その上昇値を求める。なお、酸価の測
定法はJISK−2501の方法を用いる。
【0035】また、本発明の冷凍機作動流体用組成物は
ハイドロフルオロカーボンと冷凍機油との相溶性、特に
低温における相溶性に優れたものである。具体的には、
エステル基油が30体積%、ジフルオロメタン(HFC
32)を含むハイドロフルオロカーボン(HFC32は
ハイドロフルオロカーボン中50重量%)が70体積%
の条件において、低温の二相分離温度が−20℃以下で
あることが好ましく、より好ましくは該温度が−30℃
以下であり、特に好ましくは−40℃である。
ハイドロフルオロカーボンと冷凍機油との相溶性、特に
低温における相溶性に優れたものである。具体的には、
エステル基油が30体積%、ジフルオロメタン(HFC
32)を含むハイドロフルオロカーボン(HFC32は
ハイドロフルオロカーボン中50重量%)が70体積%
の条件において、低温の二相分離温度が−20℃以下で
あることが好ましく、より好ましくは該温度が−30℃
以下であり、特に好ましくは−40℃である。
【0036】エステル基油の熱安定性及び加水分解安定
性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物には、次
のような添加剤を適宜添加してもよい。 (i)エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に優
れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物には水を除去す
る添加剤を加えてもよい。水を除去する添加剤としては
エポキシ基を有する化合物や、オルトエステル、アセタ
ール(ケタール)、カルボジイミド等の添加剤が挙げら
れる。
性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物には、次
のような添加剤を適宜添加してもよい。 (i)エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に優
れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物には水を除去す
る添加剤を加えてもよい。水を除去する添加剤としては
エポキシ基を有する化合物や、オルトエステル、アセタ
ール(ケタール)、カルボジイミド等の添加剤が挙げら
れる。
【0037】(ii)また、エステル基油の熱安定性及び
加水分解安定性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組
成物には、熱安定性を向上させるためのラジカルトラッ
プ能を有するフェノール系化合物やキレート能を有する
金属不活性化剤を添加してもよい。
加水分解安定性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組
成物には、熱安定性を向上させるためのラジカルトラッ
プ能を有するフェノール系化合物やキレート能を有する
金属不活性化剤を添加してもよい。
【0038】エステル基油の熱安定性及び加水分解安定
性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物は、エス
テル基油の芳香環による立体障害により、該エステル基
油が金属表面に吸着し難く、そのため金属表面で起こる
エステル基油の熱分解が抑えられていると考えられる。
またエステル基油の芳香環による立体障害により、エス
テル結合が水分の影響を受け難く、エステル基油の加水
分解が抑えられていると考えられる。
性に優れた、本発明の冷凍機作動流体用組成物は、エス
テル基油の芳香環による立体障害により、該エステル基
油が金属表面に吸着し難く、そのため金属表面で起こる
エステル基油の熱分解が抑えられていると考えられる。
またエステル基油の芳香環による立体障害により、エス
テル結合が水分の影響を受け難く、エステル基油の加水
分解が抑えられていると考えられる。
【0039】
【実施例】以下、 製造例及び試験例により本発明をより
詳細に説明するが、本発明は下記の試験例等に何ら限定
されるものではない。
詳細に説明するが、本発明は下記の試験例等に何ら限定
されるものではない。
【0040】製造例 攪拌機、温度計、窒素吹き込み管及び冷却器付きの脱水
管を取り付けた2リットルの四つ口フラスコに、ネオペ
ンチルグリコール300.0g(2.9mol)、2−
エチルヘキサン酸494.7g(ネオペンチルグリコー
ルの使用molに対して1.20倍)及びフタル酸無水
物161.0g(ネオペンチルグリコールの使用mol
に対して0.38倍)を加えて〔(モノカルボン酸と二
塩基酸の酸価の合計)/(アルコールの水酸基価)=
1.0〕、窒素気流下、240℃で常圧反応を1時間行
った。その後、400Torrで減圧反応を20時間行い、
本発明に用いるエステル基油Aを得た。また上記と同様
な反応を行い、表1、表2に示すエステル基油B〜F及
び比較品に用いるエステル基油a〜dを得た。試験例に
用いるジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロ
フルオロカーボンを示す。 ハイドロフルオロカーボン1:HFC134a/HFC32/HFC125
(52/23/25重量%) ハイドロフルオロカーボン2:HFC32/HFC125 (50/50 重
量%)
管を取り付けた2リットルの四つ口フラスコに、ネオペ
ンチルグリコール300.0g(2.9mol)、2−
エチルヘキサン酸494.7g(ネオペンチルグリコー
ルの使用molに対して1.20倍)及びフタル酸無水
物161.0g(ネオペンチルグリコールの使用mol
に対して0.38倍)を加えて〔(モノカルボン酸と二
塩基酸の酸価の合計)/(アルコールの水酸基価)=
1.0〕、窒素気流下、240℃で常圧反応を1時間行
った。その後、400Torrで減圧反応を20時間行い、
本発明に用いるエステル基油Aを得た。また上記と同様
な反応を行い、表1、表2に示すエステル基油B〜F及
び比較品に用いるエステル基油a〜dを得た。試験例に
用いるジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロ
フルオロカーボンを示す。 ハイドロフルオロカーボン1:HFC134a/HFC32/HFC125
(52/23/25重量%) ハイドロフルオロカーボン2:HFC32/HFC125 (50/50 重
量%)
【0041】試験例1 製造例で得られた、エステル基油の40℃動粘度(JIS
K-2283) 、ジフルオロメタン(HFC32)50重量%
/ペンタフルオロエタン(HFC125)50重量%と
の相溶性及び25℃における体積抵抗率(JIS C-2101に
準拠)を測定した。その結果を表1及び表2に示す。本
発明品は体積抵抗率が優れており、かつジフルオロメタ
ン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとの
相溶性も良好であったが、比較品aはルームエアーコン
ディショナー、パッケージエアーコンディショナーや産
業用冷凍機用途としては体積抵抗率が低く、また比較品
b〜cはジフルオロメタン(HFC32)を含むハイド
ロフルオロカーボンとの相溶性が本発明品よりも劣って
いた。
K-2283) 、ジフルオロメタン(HFC32)50重量%
/ペンタフルオロエタン(HFC125)50重量%と
の相溶性及び25℃における体積抵抗率(JIS C-2101に
準拠)を測定した。その結果を表1及び表2に示す。本
発明品は体積抵抗率が優れており、かつジフルオロメタ
ン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとの
相溶性も良好であったが、比較品aはルームエアーコン
ディショナー、パッケージエアーコンディショナーや産
業用冷凍機用途としては体積抵抗率が低く、また比較品
b〜cはジフルオロメタン(HFC32)を含むハイド
ロフルオロカーボンとの相溶性が本発明品よりも劣って
いた。
【0042】試験例2 製造例で得られたエステル基油と、ジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとを含
有する冷凍機作動流体用組成物におけるエステル基油の
熱安定性を調べるため、以下に示す条件でシールドチュ
ーブ試験を行った。
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとを含
有する冷凍機作動流体用組成物におけるエステル基油の
熱安定性を調べるため、以下に示す条件でシールドチュ
ーブ試験を行った。
【0043】予め水分濃度を10ppm以下、酸価を
0.01mgKOH/g 以下に調整した表1及び表2に示すエ
ステル基油10gと、ハイドロフルオロカーボン1(5
g)又はハイドロフルオロカーボン2(5g)からなる
冷凍機作動流体用組成物、そして触媒として直径1.6
mmφ・長さ150mmの鉄片をガラス管に加えて封管
した。このガラス管をステンレス製オートクレーブに入
れ、250℃で3日間試験した後、エステル基油の酸価
上昇値を調べた。その結果、表3に示した本発明品は、
ジフルオロメタン(HFC32)の存在下において、比
較品よりも酸価上昇が少なく、エステル基油の熱安定性
に優れていた。
0.01mgKOH/g 以下に調整した表1及び表2に示すエ
ステル基油10gと、ハイドロフルオロカーボン1(5
g)又はハイドロフルオロカーボン2(5g)からなる
冷凍機作動流体用組成物、そして触媒として直径1.6
mmφ・長さ150mmの鉄片をガラス管に加えて封管
した。このガラス管をステンレス製オートクレーブに入
れ、250℃で3日間試験した後、エステル基油の酸価
上昇値を調べた。その結果、表3に示した本発明品は、
ジフルオロメタン(HFC32)の存在下において、比
較品よりも酸価上昇が少なく、エステル基油の熱安定性
に優れていた。
【0044】表4の参考例に示すように、1,1,1,
2−テトラフルオロエタン(HFC134a)を使用す
る冷蔵庫用途の熱安定性を試験する方法(1,1,1,
2−テトラフルオロエタン(HFC134a)存在下、
175℃で14日間の試験。その他の条件は上記のシー
ルドチューブ試験と同じ。)では、エステル基油の熱分
解は起こらなかったが、ジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンを使用するルーム
エアーコンディショナー、パッケージエアーコンディシ
ョナーや産業用冷凍機用途の熱安定性を試験する方法
(ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロフル
オロカーボン存在下、250℃で3日間の試験)では、
表3に示すように本発明品は比較品よりもエステル基油
の熱安定性に優れていた。
2−テトラフルオロエタン(HFC134a)を使用す
る冷蔵庫用途の熱安定性を試験する方法(1,1,1,
2−テトラフルオロエタン(HFC134a)存在下、
175℃で14日間の試験。その他の条件は上記のシー
ルドチューブ試験と同じ。)では、エステル基油の熱分
解は起こらなかったが、ジフルオロメタン(HFC3
2)を含むハイドロフルオロカーボンを使用するルーム
エアーコンディショナー、パッケージエアーコンディシ
ョナーや産業用冷凍機用途の熱安定性を試験する方法
(ジフルオロメタン(HFC32)を含むハイドロフル
オロカーボン存在下、250℃で3日間の試験)では、
表3に示すように本発明品は比較品よりもエステル基油
の熱安定性に優れていた。
【0045】試験例3 製造例で得られたエステル基油と、ジフルオロメタン
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとを含
有する冷凍機作動流体用組成物におけるエステル基油の
加水分解を調べるため、以下に示す条件でシールドチュ
ーブ試験を行った。
(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボンとを含
有する冷凍機作動流体用組成物におけるエステル基油の
加水分解を調べるため、以下に示す条件でシールドチュ
ーブ試験を行った。
【0046】予め水分濃度を3000ppm以下、酸価
を0.01mgKOH/g 以下に調整した表1及び表2に示す
エステル基油10gと、ジフルオロメタン(HFC3
2)2.5g及びペンタフルオロエタン(HFC12
5)2.5gからなる冷凍機作動流体用組成物、そして
触媒として直径1.6mmφ・長さ150mmの鉄片を
ガラス管に加えて封管した。このガラス管をステンレス
製オートクレーブに入れ、175℃で14日間試験した
後、エステル基油の酸価上昇値を調べた。その結果、表
5に示した本発明品は、ジフルオロメタン(HFC3
2)の存在下において、比較品よりも酸価上昇が少な
く、エステル基油の加水分解安定性に優れていた。
を0.01mgKOH/g 以下に調整した表1及び表2に示す
エステル基油10gと、ジフルオロメタン(HFC3
2)2.5g及びペンタフルオロエタン(HFC12
5)2.5gからなる冷凍機作動流体用組成物、そして
触媒として直径1.6mmφ・長さ150mmの鉄片を
ガラス管に加えて封管した。このガラス管をステンレス
製オートクレーブに入れ、175℃で14日間試験した
後、エステル基油の酸価上昇値を調べた。その結果、表
5に示した本発明品は、ジフルオロメタン(HFC3
2)の存在下において、比較品よりも酸価上昇が少な
く、エステル基油の加水分解安定性に優れていた。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】
【0052】
【発明の効果】本発明により、ジフルオロメタン(HF
C32)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性が
良好で、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に
優れた冷凍機作動流体用組成物を提供することが可能と
なった。
C32)を含むハイドロフルオロカーボンとの相溶性が
良好で、エステル基油の熱安定性及び加水分解安定性に
優れた冷凍機作動流体用組成物を提供することが可能と
なった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:30
Claims (5)
- 【請求項1】 炭素原子数2〜10の2〜6価アルコー
ルと、(1)炭素原子数2〜10の直鎖及び/又は分岐
鎖モノカルボン酸、あるいはその誘導体、及び(2)芳
香環を有する二塩基酸及び/又はその無水物、とから得
られるエステル基油を含有する冷凍機油と、ジフルオロ
メタン(HFC32)を含有するハイドロフルオロカー
ボンを含有してなり、該エステル基油が下記の熱安定性
を与えるものであることを特徴とする冷凍機作動流体用
組成物。 熱安定性:(a)水分濃度を10ppm以下及び酸価を
0.01mgKOH/g以下に調整したエステル基油1
0g; (b)ジフルオロメタン(HFC32)2.5g及びペ
ンタフルオロエタン(HFC125)2.5g、又はジ
フルオロメタン(HFC32)1.15g、ペンタフル
オロエタン(HFC125)1.25g及び1,1,
1,2−テトラフルオロエタン(HFC134a)2.
6g;並びに、 (c)触媒として直径1.6mmφ・長さ150mmの
鉄片をガラス管に加えて封管し、250℃で3日間放置
した場合、該エステル基油の酸価上昇値が4.0mgK
OH/g以下であること。 - 【請求項2】 芳香環を有する二塩基酸が炭素原子数8
〜12の二塩基酸である請求項1記載の冷凍機作動流体
用組成物。 - 【請求項3】 炭素原子数8〜12の二塩基酸が、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸からなる群より選ば
れる一種以上の酸である請求項2記載の冷凍機作動流体
用組成物。 - 【請求項4】 エステル基油が30体積%、ジフルオロ
メタン(HFC32)を含むハイドロフルオロカーボン
(HFC32はハイドロフルオロカーボン中50重量
%)が70体積%の条件において、低温の二相分離温度
が−20℃以下である請求項1〜3いずれか記載の冷凍
機作動流体用組成物。 - 【請求項5】 エステル基油が下記の加水分解安定性を
与えるものである請求項1〜4いずれか記載の冷凍機作
動流体用組成物。 加水分解安定性:水分濃度を3000ppm以下、酸価
を0.01mgKOH/g以下に調整したエステル基油
10g、ジフルオロメタン(HFC32)2.5g及び
ペンタフルオロエタン(HFC125)2.5gからな
る組成物、並びに触媒として直径1.6mmφ・長さ1
50mmの鉄片をガラス管に加えて封管し、175℃で
14日間放置した場合、該エステル基油の酸価上昇値が
4.0mgKOH/g以下であること。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224419A JPH1046170A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 冷凍機作動流体用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224419A JPH1046170A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 冷凍機作動流体用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046170A true JPH1046170A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16813491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8224419A Pending JPH1046170A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 冷凍機作動流体用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1046170A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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