JPH1048175A - ガスセンサ−用電極材料とそれを使用した固体電解質型co2 ガスセンサー - Google Patents
ガスセンサ−用電極材料とそれを使用した固体電解質型co2 ガスセンサーInfo
- Publication number
- JPH1048175A JPH1048175A JP8208251A JP20825196A JPH1048175A JP H1048175 A JPH1048175 A JP H1048175A JP 8208251 A JP8208251 A JP 8208251A JP 20825196 A JP20825196 A JP 20825196A JP H1048175 A JPH1048175 A JP H1048175A
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- Japan
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- electrode
- noble metal
- gas sensor
- electrode material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電極と固体電解質界面の反応抵抗が小さく、電
極の焼結反応の進行に伴う電極構造の経時変化を抑制
し、センサーのガス濃度測定範囲の拡大と応答特性の向
上を図ることができるガスセンサー用の電極材料を提供
する。 【解決手段】セラミックス微粒子1の表面に貴金属2を
付着したものでガスセンサー用の電極材料を構成した。
極の焼結反応の進行に伴う電極構造の経時変化を抑制
し、センサーのガス濃度測定範囲の拡大と応答特性の向
上を図ることができるガスセンサー用の電極材料を提供
する。 【解決手段】セラミックス微粒子1の表面に貴金属2を
付着したものでガスセンサー用の電極材料を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,CO2 ガス濃度を
測定する固体電解質型CO2 ガスセンサー用の電極材料
とそれを使用した固体電解質型CO2 ガスセンサーに関
するものであり、さらに詳細には、電極と固体電解質界
面の反応抵抗が小さく、電極の焼結反応の進行に伴う電
極構造の経時変化を抑制し、センサーのガス濃度測定範
囲の拡大と応答特性の向上を図ることができるガスセン
サー用の電極材料およびそれを使用した固体電解質型C
O2 ガスセンサーに関するものである。
測定する固体電解質型CO2 ガスセンサー用の電極材料
とそれを使用した固体電解質型CO2 ガスセンサーに関
するものであり、さらに詳細には、電極と固体電解質界
面の反応抵抗が小さく、電極の焼結反応の進行に伴う電
極構造の経時変化を抑制し、センサーのガス濃度測定範
囲の拡大と応答特性の向上を図ることができるガスセン
サー用の電極材料およびそれを使用した固体電解質型C
O2 ガスセンサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】地球温暖化問題との関連で大気中のCO
2 ガス濃度の連続監視システム、居住空間の環境制御、
グリーンハウスやバイオ関連プロセスなど多岐の分野に
わたり、高性能CO2 ガスセンサーに対する要望が高く
なってきている。こうした状況の中で、最近では固体電
解質を用いた簡単、安価なCO2 ガスセンサーの研究が
多くなされ、種々の形態のガスセンサーが提案されてき
ている(たとえば特開1−213565号、特開2−2
32556号、特開2−232557号など)。
2 ガス濃度の連続監視システム、居住空間の環境制御、
グリーンハウスやバイオ関連プロセスなど多岐の分野に
わたり、高性能CO2 ガスセンサーに対する要望が高く
なってきている。こうした状況の中で、最近では固体電
解質を用いた簡単、安価なCO2 ガスセンサーの研究が
多くなされ、種々の形態のガスセンサーが提案されてき
ている(たとえば特開1−213565号、特開2−2
32556号、特開2−232557号など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような固体電解
質型ガスセンサーは、CO2 ガスの応答特性を向上させ
るために、 (1)CO2 検出部の温度を十分に高温に保こと。 (2)電極が多孔質でありCO2 ガスが円滑に電極−固
体電解質界面にまで到達できること。 (3)電極が固体電解質と化合物を作らないこと。 等の要件を満足することが重要であるとされている。
質型ガスセンサーは、CO2 ガスの応答特性を向上させ
るために、 (1)CO2 検出部の温度を十分に高温に保こと。 (2)電極が多孔質でありCO2 ガスが円滑に電極−固
体電解質界面にまで到達できること。 (3)電極が固体電解質と化合物を作らないこと。 等の要件を満足することが重要であるとされている。
【0004】こうしたことから、最近の固体電解質型ガ
スセンサーは、CO2 ガス検出部の電極材料としてP
t、Pd、RdまたはAu等の貴金属を主に使用し、こ
れらの貴金属をスパッタ、蒸着、ペースト印刷、プラズ
マ溶射等の様々な方法で固体電解質上に取り付けて多孔
質電極を形成している。しかし前述のような多孔質電極
をもった固体電解質型ガスセンサーは、センサーの作動
温度が高温(300°C〜1000°C)であるため、
使用中にセンサー電極が長期に渡って高温雰囲気中に曝
されることになり、この結果、貴金属粒子の焼結反応が
進行し電極構造が緻密化する経時変化が起こる。例えば
図4に示すように始めは多孔質であった電極が、長期に
渡って高温雰囲気中に曝され続けると図5に示すように
電極同志が焼結し多孔質状態が変化してくる。こうして
電極の多孔質状態が変化すると、被検ガスが電解質界面
にまで十分に到達することができず、電極と固体電解質
界面での電極反応が進みにくくなり、ガス濃度検出感
度、応答時間等のセンサーの応答性が低下するというこ
とになる。
スセンサーは、CO2 ガス検出部の電極材料としてP
t、Pd、RdまたはAu等の貴金属を主に使用し、こ
れらの貴金属をスパッタ、蒸着、ペースト印刷、プラズ
マ溶射等の様々な方法で固体電解質上に取り付けて多孔
質電極を形成している。しかし前述のような多孔質電極
をもった固体電解質型ガスセンサーは、センサーの作動
温度が高温(300°C〜1000°C)であるため、
使用中にセンサー電極が長期に渡って高温雰囲気中に曝
されることになり、この結果、貴金属粒子の焼結反応が
進行し電極構造が緻密化する経時変化が起こる。例えば
図4に示すように始めは多孔質であった電極が、長期に
渡って高温雰囲気中に曝され続けると図5に示すように
電極同志が焼結し多孔質状態が変化してくる。こうして
電極の多孔質状態が変化すると、被検ガスが電解質界面
にまで十分に到達することができず、電極と固体電解質
界面での電極反応が進みにくくなり、ガス濃度検出感
度、応答時間等のセンサーの応答性が低下するというこ
とになる。
【0005】こうした事態を解消するために最近では、
固体電解質微粉体あるいはセラミックス微粉体と貴金属
粉体を混合することで、電極の多孔質構造を維持する工
夫がなされている。しかし、この方法では微粉体材料の
混合比、粒径比を適切に選ばないと却って電極の機能を
果たさない場合がある。たとえば、セラミックス粒子の
大きさに対して貴金属粒子が小さすぎる場合、セラミッ
クス粒子の隙間に貴金属粒子が偏析して、そこで焼結が
進行し、緻密化する。これにより、ガスの拡散経路を塞
いでしまい電極反応がスムーズに起こりにくくなる等の
問題を生じる。
固体電解質微粉体あるいはセラミックス微粉体と貴金属
粉体を混合することで、電極の多孔質構造を維持する工
夫がなされている。しかし、この方法では微粉体材料の
混合比、粒径比を適切に選ばないと却って電極の機能を
果たさない場合がある。たとえば、セラミックス粒子の
大きさに対して貴金属粒子が小さすぎる場合、セラミッ
クス粒子の隙間に貴金属粒子が偏析して、そこで焼結が
進行し、緻密化する。これにより、ガスの拡散経路を塞
いでしまい電極反応がスムーズに起こりにくくなる等の
問題を生じる。
【0006】そこで、本発明は、電極中の貴金属粒子の
焼結進行によって引き起こされるセンサーの応答低下を
防止するために、電極中の貴金属粒子の焼結を抑制する
ことができる新規なガスセンサ−用電極材料を提供する
とともに、その電極材料を用いた固体電解質型CO2 ガ
スセンサーを提供し、上記諸問題を解決することを目的
とする。本発明は、セラミックス微粒子表面に電極用の
貴金属をコーティングあるいは担持したものを電極材料
とした点に特徴があり、電極を構成する貴金属粒子の焼
結を抑制することができる。また、セラミックス微粒子
表面への貴金属のコーティングあるいは担持方法は、た
とえばメッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブ
リダイゼーション、イオンプレーティング等の種々の方
法を用いて行う。
焼結進行によって引き起こされるセンサーの応答低下を
防止するために、電極中の貴金属粒子の焼結を抑制する
ことができる新規なガスセンサ−用電極材料を提供する
とともに、その電極材料を用いた固体電解質型CO2 ガ
スセンサーを提供し、上記諸問題を解決することを目的
とする。本発明は、セラミックス微粒子表面に電極用の
貴金属をコーティングあるいは担持したものを電極材料
とした点に特徴があり、電極を構成する貴金属粒子の焼
結を抑制することができる。また、セラミックス微粒子
表面への貴金属のコーティングあるいは担持方法は、た
とえばメッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブ
リダイゼーション、イオンプレーティング等の種々の方
法を用いて行う。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が採用した技術解
決手段は、セラミックス微粒子1の表面に貴金属2を付
着したことを特徴とするガスセンサ−用電極材料であ
り、さらに、前記電極材料を固体電解質上に設け、これ
をCO2 ガス感応電極としたことを特徴とする固体電解
質型CO2 ガスセンサーである。
決手段は、セラミックス微粒子1の表面に貴金属2を付
着したことを特徴とするガスセンサ−用電極材料であ
り、さらに、前記電極材料を固体電解質上に設け、これ
をCO2 ガス感応電極としたことを特徴とする固体電解
質型CO2 ガスセンサーである。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照
して説明すると、図1は貴金属コーティングした電極材
料を使用した電極の模式図、図2はガスセンサーの素子
の模式図、図3は図2の素子を用いた固体電解質型CO
2 ガスセンサーの模型図である。
して説明すると、図1は貴金属コーティングした電極材
料を使用した電極の模式図、図2はガスセンサーの素子
の模式図、図3は図2の素子を用いた固体電解質型CO
2 ガスセンサーの模型図である。
【0009】図1において、1はセラミックス微粒子で
あり、このセラミックス微粒子1の表面には、たとえば
メッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイ
ゼーション、イオンプレーティング等の種々の方法によ
って、貴金属2が付着されている。この付着の仕方とし
ては例えば、セラミックス微粒子1の表面に貴金属をコ
ーティングあるいは担持させる方法が望ましい。ここで
貴金属としては、Pt、Rh、Pd Au、Ag Ru
の内の一種のみか、あるいは、少なくともPt、Rh、
Pd Au、Ag Ruの二種以上の混合物合金が望ま
しい。また、セラミックス微粒子は、アルミナ、ジルコ
ニア、ムライト、シリカ、酸化ニッケル、酸化チタンの
内の一種のみか、あるいは、少なくともアルミナ、ジル
コニア、ムライト、シリカ、酸化ニッケル、酸化チタン
の二種以上の混合物であることが望ましい。前述のよう
にセラミックスを核とし、そのまわりを貴金属が覆う形
の粒子とすることにより、粒子同士の焼結の進行を抑制
することが可能となる。
あり、このセラミックス微粒子1の表面には、たとえば
メッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイ
ゼーション、イオンプレーティング等の種々の方法によ
って、貴金属2が付着されている。この付着の仕方とし
ては例えば、セラミックス微粒子1の表面に貴金属をコ
ーティングあるいは担持させる方法が望ましい。ここで
貴金属としては、Pt、Rh、Pd Au、Ag Ru
の内の一種のみか、あるいは、少なくともPt、Rh、
Pd Au、Ag Ruの二種以上の混合物合金が望ま
しい。また、セラミックス微粒子は、アルミナ、ジルコ
ニア、ムライト、シリカ、酸化ニッケル、酸化チタンの
内の一種のみか、あるいは、少なくともアルミナ、ジル
コニア、ムライト、シリカ、酸化ニッケル、酸化チタン
の二種以上の混合物であることが望ましい。前述のよう
にセラミックスを核とし、そのまわりを貴金属が覆う形
の粒子とすることにより、粒子同士の焼結の進行を抑制
することが可能となる。
【0010】貴金属2がコーティングあるいは担持され
ているセラミックス微粒子は、従来の固体電解質型ガス
センサーにおいて使用されている公知の固体電解質6の
表面に、従来と同様の方法により固定され、ガスセンサ
ー素子を形成する。具体的には、図2に示すように、固
体電解質6の表面に前記電極材料を使用して基準電極3
およびCO2 ガス検知電極4を形成しガスセンサー素子
とする。なお、図中、5はリード線である。そして前記
ガスセンサー素子は従来型の固体電解質型ガスセンサー
と同様に図3に示す如く平板状のヒーター7の上に取り
付けられて固体電解質型CO2 ガスセンサーを構成す
る。なお、図中、8は熱電対、9はステムである。
ているセラミックス微粒子は、従来の固体電解質型ガス
センサーにおいて使用されている公知の固体電解質6の
表面に、従来と同様の方法により固定され、ガスセンサ
ー素子を形成する。具体的には、図2に示すように、固
体電解質6の表面に前記電極材料を使用して基準電極3
およびCO2 ガス検知電極4を形成しガスセンサー素子
とする。なお、図中、5はリード線である。そして前記
ガスセンサー素子は従来型の固体電解質型ガスセンサー
と同様に図3に示す如く平板状のヒーター7の上に取り
付けられて固体電解質型CO2 ガスセンサーを構成す
る。なお、図中、8は熱電対、9はステムである。
【0011】上記のように構成された固体電解質型ガス
センサーは、セラミックスを核とし、そのまわりを貴金
属が覆う形の粒子を電極材料として用いているため、焼
結に伴う電極構造の著しい変形が抑制され、貴金属粒子
のみの多孔質電極と異なり、多孔質構造を長期に渡って
維持することが可能となる。また、貴金属粒子の焼結進
行によって引き起こされるセンサーの応答低下を防止す
ることが可能となる。
センサーは、セラミックスを核とし、そのまわりを貴金
属が覆う形の粒子を電極材料として用いているため、焼
結に伴う電極構造の著しい変形が抑制され、貴金属粒子
のみの多孔質電極と異なり、多孔質構造を長期に渡って
維持することが可能となる。また、貴金属粒子の焼結進
行によって引き起こされるセンサーの応答低下を防止す
ることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、セラミックス微粒子表
面に貴金属をコーティングりあるいは担持したりしたも
のを電極材料とすることにより、電極同志の焼結焼結に
伴う電極構造の著しい変形が抑制され、多孔質構造が長
期に渡り維持される。またセラミックス微粒子表面への
貴金属のコーティングあるいは担持方法は、たとえばメ
ッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイゼ
ーション、イオンプレーティング等の種々の方法を用い
ることができる。さらに前述の電極材料を用いて固体電
解質型ガスセンサーを構成すると、電極の多孔質構造に
より被検ガスの拡散がスムーズにおこなわれ、電極反応
を速やかに進ませることができ、また、これが長期にわ
たり維持されるため、結果としてセンサの応答性(応答
時間、感度)の低下を抑制することができる、等の優れ
た効果を奏することができる。
面に貴金属をコーティングりあるいは担持したりしたも
のを電極材料とすることにより、電極同志の焼結焼結に
伴う電極構造の著しい変形が抑制され、多孔質構造が長
期に渡り維持される。またセラミックス微粒子表面への
貴金属のコーティングあるいは担持方法は、たとえばメ
ッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイゼ
ーション、イオンプレーティング等の種々の方法を用い
ることができる。さらに前述の電極材料を用いて固体電
解質型ガスセンサーを構成すると、電極の多孔質構造に
より被検ガスの拡散がスムーズにおこなわれ、電極反応
を速やかに進ませることができ、また、これが長期にわ
たり維持されるため、結果としてセンサの応答性(応答
時間、感度)の低下を抑制することができる、等の優れ
た効果を奏することができる。
【図1】 貴金属コーティングした電極材料を使用した
電極の模式図である。
電極の模式図である。
【図2】 ガスセンサーの素子の模式図である。
【図3】 図2の素子を用いた固体電解質型CO2 ガス
センサーの模型図である。
センサーの模型図である。
【図4】 従来の多孔質電極の模式図である。
【図5】 緻密化した電極構造の模型図である。
1 セラミックス 2 貴金属 3 基準電極 4 被検ガス電極 5 リード線 6 固体電解質
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】こうしたことから、最近の固体電解質型ガ
スセンサーは、CO2 ガス検出部の電極材料としてP
t、Pd、RhまたはAu等の貴金属を主に使用し、こ
れらの貴金属をスパッタ、蒸着、ペースト印刷、プラズ
マ溶射等の様々な方法で固体電解質上に取り付けて多孔
質電極を形成している。しかし前述のような多孔質電極
をもった固体電解質型ガスセンサーは、センサーの作動
温度が高温(300°C〜650°C)であるため、使
用中にセンサー電極が長期に渡って高温雰囲気中に曝さ
れることになり、この結果、貴金属粒子の焼結反応が進
行し電極構造が緻密化する経時変化が起こる。例えば図
4に示すように始めは多孔質であった電極が、長期に渡
って高温雰囲気中に曝され続けると図5に示すように電
極同志が焼結し多孔質状態が変化してくる。こうして電
極の多孔質状態が変化すると、被検ガスが電解質界面に
まで十分に到達することができず、電極と固体電解質界
面での電極反応が進みにくくなり、ガス濃度検出感度、
応答時間等のセンサーの応答性が低下するということに
なる。
スセンサーは、CO2 ガス検出部の電極材料としてP
t、Pd、RhまたはAu等の貴金属を主に使用し、こ
れらの貴金属をスパッタ、蒸着、ペースト印刷、プラズ
マ溶射等の様々な方法で固体電解質上に取り付けて多孔
質電極を形成している。しかし前述のような多孔質電極
をもった固体電解質型ガスセンサーは、センサーの作動
温度が高温(300°C〜650°C)であるため、使
用中にセンサー電極が長期に渡って高温雰囲気中に曝さ
れることになり、この結果、貴金属粒子の焼結反応が進
行し電極構造が緻密化する経時変化が起こる。例えば図
4に示すように始めは多孔質であった電極が、長期に渡
って高温雰囲気中に曝され続けると図5に示すように電
極同志が焼結し多孔質状態が変化してくる。こうして電
極の多孔質状態が変化すると、被検ガスが電解質界面に
まで十分に到達することができず、電極と固体電解質界
面での電極反応が進みにくくなり、ガス濃度検出感度、
応答時間等のセンサーの応答性が低下するということに
なる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図1において、1はセラミックス微粒子で
あり、このセラミックス微粒子1の表面には、たとえば
メッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイ
ゼーション、イオンプレーティング等の種々の方法によ
って、貴金属2が付着されている。この付着の仕方とし
ては例えば、セラミックス微粒子1の表面に貴金属をコ
ーティングあるいは担持させる方法が望ましい。ここで
貴金属としては、Pt、Rh、Pd Au、Ag Ru
の内の一種のみか、あるいは、少なくともPt、Rh、
Pd Au、Ag Ruの二種以上の混合物が望まし
い。また、セラミックス微粒子は、酸化アルミニウム、
酸化ジルコニウム、ケイ酸アルミニウム、酸化ケイ素、
酸化ニッケル、酸化チタンの内の一種のみか、あるい
は、少なくとも酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、
ケイ酸アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ニッケル、酸化
チタンの二種以上の混合物であることが望ましい。前述
のようにセラミックスを核とし、そのまわりを貴金属が
覆う形の粒子とすることにより、粒子同士の焼結の進行
を抑制することが可能となる。
あり、このセラミックス微粒子1の表面には、たとえば
メッキ法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイ
ゼーション、イオンプレーティング等の種々の方法によ
って、貴金属2が付着されている。この付着の仕方とし
ては例えば、セラミックス微粒子1の表面に貴金属をコ
ーティングあるいは担持させる方法が望ましい。ここで
貴金属としては、Pt、Rh、Pd Au、Ag Ru
の内の一種のみか、あるいは、少なくともPt、Rh、
Pd Au、Ag Ruの二種以上の混合物が望まし
い。また、セラミックス微粒子は、酸化アルミニウム、
酸化ジルコニウム、ケイ酸アルミニウム、酸化ケイ素、
酸化ニッケル、酸化チタンの内の一種のみか、あるい
は、少なくとも酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、
ケイ酸アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ニッケル、酸化
チタンの二種以上の混合物であることが望ましい。前述
のようにセラミックスを核とし、そのまわりを貴金属が
覆う形の粒子とすることにより、粒子同士の焼結の進行
を抑制することが可能となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、セラミックス微粒子表
面に貴金属をコーティングりあるいは担持したりしたも
のを電極材料とすることにより、電極同志の焼結に伴う
電極構造の著しい変形が抑制され、多孔質構造が長期に
渡り維持される。またセラミックス微粒子表面への貴金
属のコーティングあるいは担持方法は、たとえばメッキ
法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイゼーシ
ョン、イオンプレーティング等の種々の方法を用いるこ
とができる。さらに前述の電極材料を用いて固体電解質
型ガスセンサーを構成すると、電極の多孔質構造により
被検ガスの拡散がスムーズにおこなわれ、電極反応を速
やかに進ませることができ、また、これが長期にわたり
維持されるため、結果としてセンサの応答性(応答時
間、感度)の低下を抑制することができる、等の優れた
効果を奏することができる。
面に貴金属をコーティングりあるいは担持したりしたも
のを電極材料とすることにより、電極同志の焼結に伴う
電極構造の著しい変形が抑制され、多孔質構造が長期に
渡り維持される。またセラミックス微粒子表面への貴金
属のコーティングあるいは担持方法は、たとえばメッキ
法、溶射法、スパッタ法、蒸着法、ハイブリダイゼーシ
ョン、イオンプレーティング等の種々の方法を用いるこ
とができる。さらに前述の電極材料を用いて固体電解質
型ガスセンサーを構成すると、電極の多孔質構造により
被検ガスの拡散がスムーズにおこなわれ、電極反応を速
やかに進ませることができ、また、これが長期にわたり
維持されるため、結果としてセンサの応答性(応答時
間、感度)の低下を抑制することができる、等の優れた
効果を奏することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 396020800 科学技術振興事業団 埼玉県川口市本町4丁目1番8号 (72)発明者 水崎 純一郎 宮城県仙台市青葉区中山5−18−3−405 (72)発明者 田川 博章 神奈川県川崎市宮前区東有馬3丁目14番地 5号 (72)発明者 成田 英和 埼玉県羽生市東5丁目4番71号 株式会社 曙ブレーキ中央技術研究所内 (72)発明者 木村 滋行 埼玉県羽生市東5丁目4番71号 株式会社 曙ブレーキ中央技術研究所内 (72)発明者 小林 滋彬 埼玉県羽生市東5丁目4番71号 株式会社 曙ブレーキ中央技術研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】 セラミックス微粒子1の表面に貴金属2
を付着したことを特徴とするガスセンサ−用電極材料。 - 【請求項2】 前記付着は、セラミックス微粒子1の表
面に貴金属2をコーティングしたことであることを特徴
とする請求項1に記載のガスセンサ−用電極材料。 - 【請求項3】 前記付着は、セラミックス微粒子1の表
面に貴金属2を担持したことであることを特徴とする請
求項1に記載のガスセンサ−用電極材料。 - 【請求項4】 前記貴金属はPt、Rh、Pd Au、
Ag Ruの内の一種であることを特徴とする請求項1
に記載のガスセンサー用電極材料。 - 【請求項5】 前記貴金属は少なくともPt、Rh、P
d Au、Ag Ruの二種以上の混合物であることを
特徴とする請求項1に記載のガスセンサー用電極材料。 - 【請求項6】 前記セラミックスはアルミナ、ジルコニ
ア、ムライト、シリカ、酸化ニッケル、酸化チタンの内
の一種であることを特徴とする請求項1〜請求項5のい
づれか1項に記載のガスセンサー用電極材料。 - 【請求項7】 前記セラミックスは少なくともアルミ
ナ、ジルコニア、ムライト、シリカ、酸化ニッケル、酸
化チタンの二種以上の混合物であることを特徴とする請
求項1〜請求項5のいづれか1項に記載のガスセンサー
用電極材料。 - 【請求項8】 前記請求項1〜請求項7のいづれか1項
に記載のガスセンサー用電極材料を固体電解質上に設
け、これをCO2 ガス感応電極としたことを特徴とする
固体電解質型CO2 ガスセンサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8208251A JPH1048175A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | ガスセンサ−用電極材料とそれを使用した固体電解質型co2 ガスセンサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8208251A JPH1048175A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | ガスセンサ−用電極材料とそれを使用した固体電解質型co2 ガスセンサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048175A true JPH1048175A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16553163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8208251A Pending JPH1048175A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | ガスセンサ−用電極材料とそれを使用した固体電解質型co2 ガスセンサー |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048175A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1996
- 1996-08-07 JP JP8208251A patent/JPH1048175A/ja active Pending
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