JPH1048265A - 絶対値回路、平均値回路および実効値/直流電圧変換回路 - Google Patents
絶対値回路、平均値回路および実効値/直流電圧変換回路Info
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- JPH1048265A JPH1048265A JP22177296A JP22177296A JPH1048265A JP H1048265 A JPH1048265 A JP H1048265A JP 22177296 A JP22177296 A JP 22177296A JP 22177296 A JP22177296 A JP 22177296A JP H1048265 A JPH1048265 A JP H1048265A
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Abstract
する誤差電圧を低減可能な絶対値回路を提供することを
主目的とする。 【解決手段】 所定周波数のパルス信号を発振する発振
回路5と、パルス信号に同期して入力信号の極性を連続
的かつ交互に反転および非反転させる極性反転回路7
と、極性反転回路の出力信号を全波整流する全波整流回
路8とを備え、入力信号をその近似絶対値に対応する直
流電圧に変換する。
Description
よび電力計などの計測器などに好適に用いられ、入力さ
れた入力信号をその近似絶対値に対応する直流電圧に変
換する絶対値回路、並びにその絶対値回路を用いた平均
値回路および実効値/直流電圧変換回路に関するもので
ある。
および実効値/直流電圧変換回路として、図8および9
に示すものが従来から知られている。
INをその近似絶対値に対応する直流電圧に変換する絶対
値回路32と、絶対値回路32の出力信号を平滑する平
滑回路33とを備えている。なお、平均値回路31を計
測器に使用する場合、計測器側からは、正負いずれの極
性の入力信号SINが入力されるかは不明である。したが
って、いずれの極性の入力信号SINが入力されたとして
もその平均値を計測可能なように、入力側に絶対値回路
32が配置されている。絶対値回路32としては、図1
0に示すように、オペアンプとダイオードとを組み合わ
せた回路が一般的に用いられている。具体的には、絶対
値回路32は、2つのオペアンプ51,52と、2つの
ダイオード53,54と、抵抗55〜59とを備えて構
成されている。この場合、抵抗55〜59の抵抗値をそ
れぞれR55〜R59とすると、以下の関係を満足する
ように規定されている。 R56/R55=R57/(2×R58)・・・式 また、平滑回路33としては、一般的に、ダイオードと
コンデンサの組合せによる平滑回路が採用されている。
プローブを介して信号源Sの入力信号SINが入力される
と、まず、絶対値回路32が、入力信号SINの電圧値V
INの絶対値に対応する直流電圧に変換する。具体的に
は、絶対値回路32は、図6(a)に示すように、直流
分が正極性の入力信号SINが入力された場合には、ほぼ
そのまま出力する。一方、同図(c)に示すように、直
流分が負極性の入力信号SINが入力された場合には、絶
対値回路32は、入力信号SINの極性を反転して、同図
(d)に示す信号波形SW31 の信号を出力する。なお、
同図(a),(c)において破線で示す電圧は、入力信
号SINの真の平均値電圧VAVE を示している。次いで、
平滑回路33が、絶対値回路32の出力信号を平滑し、
直流分が正極性の入力信号SINの場合には、同図(b)
に示す直流電圧VOUT を、直流分が負極性の入力信号S
INの場合には、同図(e)に示す直流電圧VOUT をそれ
ぞれ出力する。これにより、入力信号SINは、その近似
平均値に対応する直流電圧VOUT に変換される。
1は、前述した理由と同様の理由から入力側に絶対値回
路32を備えると共に、絶対値回路32から出力された
出力信号の二乗値を求める二乗回路42と、二乗回路4
2の出力信号の積分値を求める積分回路43と、積分回
路43の出力信号の開平値を求める開平回路44とを備
えている。この場合、二乗回路42としては、乗算回路
などが用いられ、積分回路43としては、オペアンプと
コンデンサを用いた回路や平滑回路などが用いられ、開
平回路44としては、オペアンプによる差動増幅回路の
入力抵抗をダイオードで置換した回路や除算回路などが
用いられている。
信号SINが入力されると、まず、絶対値回路32が、前
述したのと同様にして、その電圧値VINの絶対値に対応
する直流電圧に変換する。具体的には、図7(a)に示
すように、直流分が正極性の入力信号SINが入力された
場合には、ほぼそのまま出力する。一方、同図(d)に
示すように、直流分が負極性の入力信号SINが入力され
た場合には、絶対値回路32は、同図(e)に示すよう
に、その極性を反転させて、実線で示す信号波形SW41
の信号を出力する。次いで、二乗回路42が、絶対値回
路32の出力信号を二乗し、入力信号SINが正極性の場
合には、同図(b)に示す直流電圧V11に、入力信号S
INが負極性の場合には、同図(f)に示す直流電圧V12
にそれぞれ変換し、積分回路43が、二乗回路42の出
力信号を積分する。次いで、開平回路44が、積分回路
43の出力信号を開平し、入力信号SINが正極性の場合
には、同図(c)に示す直流電圧VOUT を、入力信号S
INが負極性の場合には、同図(g)に示す直流電圧V
OUT を出力する。これにより、入力信号SINは、その近
似実効値に対応する直流電圧VOUT に変換される。
来の平均値回路31および実効値/直流変換回路41に
は、以下の共通する問題点がある。すなわち、両回路3
1,41において、負極性の入力信号SINは、まず絶対
値回路32によって、その極性が正極性に反転される。
この場合、絶対値回路32では、一般的に、正極性の入
力信号SINを極性反転しないでそのまま出力する場合
と、負極性の入力信号SINを極性反転して出力する場合
とでは、入力信号SINの電圧値VINの絶対値が互いに等
しいときであっても、出力される直流電圧VOUT の電圧
値は等しくならない。具体的には、平均値回路31の場
合には、図6(d)に示すように、絶対値回路32によ
って近似絶対値に変換された出力信号は、例えば、入力
信号SINの真の絶対値よりも誤差電圧VE31 分低下す
る。このため、正極性の入力信号SINの平均値を直流電
圧に変換した場合には誤差電圧が生じないか少ないのに
対し、負極性の入力信号SINを極性反転して出力した場
合には、同図(e)に示すように、平滑回路33から出
力される直流電圧VOUT と真の平均値電圧VAVE との間
に誤差電圧VE31 が生じてしまう。
41の場合には、図7(e)に示すように、絶対値回路
32によって近似絶対値に変換された出力信号は、例え
ば、入力信号SINの真の絶対値よりも誤差電圧VE41 分
低下する。このため、正極性の入力信号SINの実効値に
対応する直流電圧に変換した場合には誤差電圧が生じな
いか少ないのに対し、負極性の入力信号SINを極性反転
して出力した場合には、同図(g)に示すように、開平
回路44から出力される直流電圧VOUT と真の実効値電
圧VRMS との間に誤差電圧VE41 が生じてしまう。
してのみ偏った誤差電圧(以下、極性の反転に起因して
生じる誤差を、「リバース誤差」ともいう)が生じる理
由としては、オペアンプ51,52がオフセット電圧を
有していること、および抵抗55〜58が上記した式
の関係を満足しないためなどが考えられ、製造段階でボ
リュームなどで合わせ込むことなどによって一時的に誤
差電圧が生じないようにすることも考えられる。しか
し、長期に亘って安定して正確に作動させることは極め
て困難である。一方、誤差電圧は、入力信号SINのいず
れの極性に対して、どの位生じるのかを予測できない。
このため、正極性および負極性のいずれの入力信号SIN
に対しても絶対値などを共通的に測定可能な回路構成を
採用する場合には、その誤差電圧を補正することはでき
ない。したがって、これらの回路を計測器に用いた場合
には、いずれか一方の極性の入力信号に対してのみ誤差
電圧が大きくなるため、測定器の測定値に対する信頼性
が極めて低下してしまうという問題点がある。
ものであり、いずれか一方の極性の入力信号に偏って発
生する誤差電圧を低減可能な絶対値回路、平均値回路お
よび実効値/直流電圧変換回路を提供することを主目的
とする。
求項1記載の絶対値回路は、所定周波数のパルス信号を
発振する発振回路と、パルス信号に同期して入力信号の
極性を連続的かつ交互に反転および非反転させる極性反
転回路と、極性反転回路の出力信号を全波整流する全波
整流回路とを備え、入力信号をその近似絶対値に対応す
る直流電圧に変換することを特徴とする。この場合、全
波整流回路は、ダイオードブリッジで構成された回路
や、オペアンプとダイオードとで構成された回路などす
べての全波整流回路を用いることができる。
ば、パルス信号のハイレベルおよびロウレベルのいずれ
か一方、またはパルス信号の立ち上がりや立ち下がりな
どに従い、その極性が極性反転回路によって連続的かつ
交互に反転および非反転させられる。つまり、例えば、
入力信号が定電圧の場合には、両極NRZ(Non-Return
-to-Zero)符号と同じ様に、正負の極性がパルス信号に
同期して反転する信号波形となる。このため、入力信号
が正極性および負極性のいずれの場合であっても、その
極性がパルス信号に同期して反転・非反転を繰り返す。
したがって、全波整流回路として、図10における絶対
値回路32などを用いた場合であっても、誤差電圧分が
入力信号の極性に無関係で一定となり、その補正が可能
になる。
載の絶対値回路において、変換した直流電圧の電圧値を
補正する補正回路をさらに備えていることを特徴とす
る。この場合、補正回路として、オペアンプによる差動
増幅回路や、トランジスタで構成された回路など、利得
を調整できるすべての増幅回路を用いることができる。
の真の絶対値との間で若干の誤差電圧が生じるが、その
誤差電圧分は、入力信号の極性に無関係で一定となって
いる。したがって、例えば、経年変化などにより正極性
の入力信号と負極性の入力信号との間で偏った誤差電圧
が生じた場合に、正負両極性の直流を出力可能な基準電
源などを用いて、絶対値が等しい両方の極性の入力信号
に対して、それぞれ同一の直流電圧が出力されるように
校正すれば、常に、絶対値回路から出力された直流電圧
を真の絶対値と等しくさせることが可能になる。
よび2のいずれかに記載の絶対値回路と、絶対値回路の
出力信号を平滑する平滑回路とを備え、入力信号をその
近似平均値に対応する直流電圧に変換することを特徴と
する。この場合、平滑回路として、ダイオードブリッジ
とコンデンサで構成された回路や、オペアンプ、ダイオ
ードおよびコンデンサなどで構成された回路などすべて
の平滑回路を用いることができる。なお、補正回路は、
必ずしも絶対値回路内に配置する必要はなく、平滑回路
の後ろなど、その配置位置を適宜変更することが可能で
ある。
値回路と同様にして、絶対値回路が、絶対値に近似した
直流電圧を出力する際に、誤差電圧分が入力信号の極性
に無関係で一定となる。一方、平滑回路が、絶対値回路
の出力信号を平滑することによって入力信号を、その近
似平均値に対応する直流電圧に変換する。これにより、
入力信号の極性に関係なく、入力信号を、誤差電圧が一
定の近似平均値に対応する直流電圧に変換することがで
きる。また、補正回路によって補正することにより、常
に、出力する直流電圧を真の平均値に対応する電圧と等
しくすることが可能になる。
は、請求項1および2のいずれかに記載の絶対値回路
と、絶対値回路から出力された出力信号の二乗値を求め
る二乗回路と、二乗回路の出力信号の積分値を求める積
分回路と、積分回路の出力信号の開平値を求める開平回
路とを備え、入力信号をその近似実効値に対応する直流
電圧に変換することを特徴とする。この場合、二乗回路
として、乗算回路や、複数のオペアンプを組み合わせて
構成した関数発生器などを用いることができ、積分回路
として、オペアンプとコンデンサを用いた回路や、平滑
回路などを用いることができ、開平回路として、オペア
ンプによる差動増幅回路の入力抵抗をダイオードで置換
した回路や、除算回路などを用いることができる。ま
た、補正回路は、必ずしも絶対値回路内に配置する必要
はなく、二乗回路や積分回路の後ろなど、その配置位置
を適宜変更することが可能である。
項1記載の絶対値回路と同様にして、絶対値回路が、絶
対値に近似した直流電圧を出力する際に、誤差電圧分が
入力信号の入力信号の極性に無関係で一定となる。一
方、二乗回路が、絶対値回路から出力された出力信号の
二乗値を求めると共に、積分回路が、二乗回路の出力信
号の積分値を求め、次いで、開平回路が、積分回路の出
力信号の開平値を求めることによって、入力信号を、そ
の近似実効値に対応する直流電圧に変換する。これによ
り、入力信号の極性に関係なく、入力信号を、誤差電圧
が一定の近似実効値に対応する直流電圧に変換すること
ができる。また、補正回路によって補正することによ
り、常に、出力する直流電圧を真の実効値に対応する電
圧と等しくすることが可能になる。
明に係る絶対値回路、平均値回路および実効値/直流電
圧変換回路の実施の形態について説明する。
る。同図に示す平均値回路1は、電圧計、電流計、漏れ
電流計、電力計およびテスターなどの計測器などに好適
に用いられるものであって、図示しないプローブを介し
て入力された信号源Sの入力信号SINを、その平均値に
対応する直流電圧に変換する。
絶対値に対応する直流電圧に変換する絶対値回路2と、
絶対値回路2の出力信号を平滑する平滑回路3と、例え
ば、ボリュームなどで利得を調整することによって、平
滑回路3の出力信号を入力信号SINの真の絶対値に対応
する直流電圧VOUT に補正可能な補正回路4とを備えて
いる。
御回路6、極性反転回路7および全波整流回路8を備え
ている。
された公知回路であって、例えば、デューティ比が0.
5のパルス信号(図3(b)参照)を発振する。スイッ
チ制御回路6は、発振回路5から出力されるパルス信号
がハイレベルのときに、極性反転回路7内のスイッチ1
1a,11bの可動接点を反転側に連動させて切り替
え、パルス信号がロウレベルのときに、スイッチ11
a,11bの可動接点を非反転側に連動させて切り替え
る。
a,11bと、スイッチ11a,11bを介して入力し
た入力信号SINを増幅するオペアンプ12と、抵抗13
〜16とを備えている。オペアンプ12は、スイッチ1
1a,11bの可動接点が非反転側に切り替えられてい
るときには、抵抗14を介して入力した入力信号SINを
非反転増幅する。一方、スイッチ11a,11bの可動
接点が反転側に切り替えられているときには、オペアン
プ12は、抵抗13を介して入力した入力信号SINを反
転増幅する。この場合、抵抗13および抵抗14の抵抗
値を互いにそれぞれ等しく、かつ抵抗15および抵抗1
6の抵抗値を互いにそれぞれ等しくすることによって、
オペアンプ12は、非反転増幅時および反転増幅時の両
時において、その利得が抵抗13の抵抗値を抵抗15の
抵抗値で除算した値でそれぞれ増幅する。なお、極性反
転回路7は、パルス信号の立ち上がりまたは立ち下がり
に同期して、入力信号SINの極性を連続的かつ交互に反
転および非反転を繰り返すように構成してもよい。この
場合、発振回路5のパルス信号はデューティ比が0.5
である必要はなく、その周期が一定であればよい。
従来の平均値回路31における絶対値回路32と同じ構
成が用いられており、オペアンプ12の出力信号を全波
整流することによって、入力信号SINの近似絶対値に対
応する直流電圧を出力する。
4を参照して説明する。
SINが入力された場合について説明する。なお、同図に
示す破線は、入力信号SINの真の平均値電圧VAVE を示
している。極性反転回路7は、発振回路5から出力され
たパルス信号SP (同図(b)参照)がハイレベルのと
きには、スイッチ11a,11bを反転側に切り替える
と共に入力信号SINを反転増幅し、パルス信号SP がロ
ーレベルのときには、スイッチ11a,11bを非反転
側に切り替えると共に入力信号SINを非反転増幅し、こ
れにより、同図(c)に示すように、正負の極性がパル
ス信号SP に位相同期して反転・非反転を繰り返す信号
波形SW1の信号を生成する。次いで、全波整流回路8
は、極性反転回路7の出力信号を全波整流することによ
って、同図(d)の実線で示す信号波形SW2の信号を出
力する。なお、同図に示すように、信号波形SW2の電圧
値は、破線で示す入力信号SINの真の絶対値の信号波形
SW3とは、パルス信号SP がハイレベルのときに極性が
反転させられた部分において、全波整流回路8のリバー
ス誤差電圧に起因する誤差電圧VE1が生じている。
信号を平滑することによって、同図(e)の実線で示す
信号波形SW4の信号を出力する。この場合、全波整流回
路8の出力信号の電圧値は、同図の破線で示す入力信号
SINの真の平均値電圧VAVEとは、誤差電圧VE1に起因
する誤差電圧VE2分低下している。次いで、補正回路4
は、誤差電圧VE2を補償するように増幅することによっ
て、入力信号SINの真の平均値電圧VAVE と等しい電圧
値の直流信号を出力する。なお、補正回路4による補正
では、例えば、経年変化などにより正極性の入力信号S
INと負極性の入力信号SINとの間で偏った誤差電圧が生
じた場合に、正負両極性の直流を出力可能な基準電源を
用いて、絶対値が等しい両方の極性の入力信号SINに対
して、それぞれ同一の直流電圧VOUT が出力されるよう
にボリュームなどで校正すれば、常に、絶対値回路2か
ら出力された直流電圧VOUT を真の絶対値と等しくさせ
ることができる。
負極性の入力信号SINが入力された場合には、極性反転
回路7は、パルス信号SP (同図(b)参照)のレベル
に応じて、スイッチ11a,11bを切り替えると共に
入力信号SINを増幅し、これにより、同図(c)に示す
ように、正負の極性がパルス信号SP に位相同期して反
転・非反転を繰り返す信号波形SW11 の信号を生成す
る。次いで、全波整流回路8は、極性反転回路7の出力
信号を全波整流することによって、同図(d)の実線で
示す信号波形SW12 の信号を出力する。なお、この場合
にも、同図に示すように、信号波形SW12 の電圧値は、
破線で示す入力信号SINの真の絶対値の信号波形SW13
とは、パルス信号SP がローレベルのときに極性が反転
させられた部分において、全波整流回路8のリバース誤
差電圧に起因する誤差電圧VE11 が生じている。
信号を平滑することによって、同図(e)の実線で示す
信号波形SW14 の信号を出力する。この場合にも、全波
整流回路8の出力信号の電圧値は、同図の破線で示す入
力信号SINの真の平均値電圧VAVE とは、誤差電圧V
E11 に起因する誤差電圧VE12 分低下している。次い
で、補正回路4は、誤差電圧VE12 を補償するように増
幅することによって、入力信号SINの真の平均値電圧V
AVE と等しい電圧値の直流電圧VOUT を出力する。
極性反転回路7がパルス信号SP のレベルに応じて入力
信号SINの極性を反転させると共に全波整流回路8が極
性反転回路7の出力信号を全波整流することにより、入
力信号SINが正負いずれの極性のときであっても、全波
整流回路8の整流時におけるリバース誤差に起因して生
じる入力信号SINの真の絶対値VAVE との偏った誤差電
圧を平均化する。また、平滑回路6が全波整流回路8の
出力信号を平滑することにより、全波整流回路8のリバ
ース誤差に起因して生じる誤差電圧を、入力信号SINが
正負いずれの極性のときであっても同じ値に平均化す
る。この結果、補正回路4が平滑回路3の出力信号を補
正することにより、入力信号SINが正負いずれの極性の
ときであっても、その極性に影響されずに、入力信号S
INを、その真の平均値電圧VAVE に変換することができ
る。
路21について説明する。なお、上述した平均値回路1
における構成要素と同一のものについては、同一の符号
を使用してその詳細説明は省略する。
は、平均値回路1と同じように、各種の計測器などに好
適に用いられるものであって、図示しないプローブを介
して入力された入力信号SINを、その実効値に対応する
直流電圧に変換する。
た絶対値回路2と、絶対値回路2の出力信号を二乗する
二乗回路22と、二乗回路22の出力信号を積分する積
分回路23と、積分回路の出力信号を開平する開平回路
24と、開平回路24の出力信号を補正する補正回路4
とを備えている。
れ、積分回路23は、オペアンプとコンデンサを用いた
回路で構成され、開平回路24は、オペアンプによる差
動増幅回路の入力抵抗をダイオードで置換した回路で構
成されている。
作について図5を参照して説明する。
SINが入力された場合について説明する。絶対値回路2
内の極性反転回路7は、発振回路5から出力されたパル
ス信号SP (同図(b)参照)がハイレベルのときに
は、スイッチ11a,11bを反転側に切り替えると共
に入力信号SINを反転増幅し、パルス信号SP がローレ
ベルのときには、スイッチ11a,11bを非反転側に
切り替えると共に入力信号SINを非反転増幅し、これに
より、同図(c)に示すように、正負の極性がパルス信
号SP に位相同期して反転・非反転を繰り返す信号波形
SW21 の信号を生成する。次いで、全波整流回路8は、
極性反転回路7の出力信号を全波整流することによっ
て、同図(d)の実線で示す信号波形SW22 の信号を出
力する。なお、同図に示すように、信号波形SW22 の電
圧値は、破線で示す入力信号SINの真の絶対値の信号波
形SW23 とは、パルス信号SP がハイレベルのときに極
性が反転させられた部分において、全波整流回路8のリ
バース誤差電圧に起因する誤差電圧VE21 が生じてい
る。
信号を二乗することによって、同図(e)の実線で示す
信号波形SW24 の信号を出力する。この場合、二乗回路
22の出力信号の電圧値は、同図の破線で示す入力信号
SINの真の二乗値電圧VS とは、誤差電圧VE21 に起因
する誤差電圧VE22 分低下している。次いで、積分回路
23が二乗回路22の出力信号を積分することによっ
て、同図(f)に示す信号波形SW25 の信号を出力し、
開平回路24が、積分回路22の出力信号を開平するこ
とによって、同図(g)の実線で示す信号波形SW26 の
信号を出力する。この場合、信号波形SW26 の電圧値
は、同図の破線で示す入力信号SINの真の実効値電圧V
RMS とは、パルス信号SP がハイレベルのときに極性が
反転させられた部分において、全波整流回路8のリバー
ス誤差に起因する誤差電圧VE21 に基づく誤差電圧V
E23 分低下している。次いで、補正回路4は、前述した
のと同じ方法で、誤差電圧VE23 を補償するように増幅
することによって、入力信号SINの真の実効値電圧V
RMS と等しい電圧値の直流電圧VOUT を出力する。
SINが入力された場合にも、実効値/直流電圧変換回路
21は、入力信号SINを真の実効値電圧VRMS と等しい
電圧値の直流電圧VOUT を出力する。
ば、極性反転回路7がパルス信号SP のレベルに応じて
入力信号SINの極性を反転させると共に全波整流回路8
が極性反転回路7の出力信号を全波整流することによ
り、入力信号SINが正負いずれの極性のときであって
も、全波整流回路8の整流時におけるリバース誤差電圧
に起因して生じる入力信号SINの真の実効値との偏った
誤差電圧を平均化する。また、積分回路23が二乗回路
22の出力信号を平滑することにより、全波整流回路8
のリバース誤差に起因して生じる誤差電圧を、入力信号
SINが正負いずれの極性のときであっても同じ電圧値に
平均化する。さらに、補正回路4が開平回路24の出力
信号を補正することにより、入力信号SINが正負いずれ
の極性のときであっても、入力信号SINを、その真の実
効値電圧VRMS に変換することができる。
路1および実効値/直流電圧変換回路21によれば、ボ
リュームなどによる煩雑な調整作業を行うことなく、入
力信号の極性の正負がいずれの場合であっても、いずれ
か一方の極性の入力信号に偏って発生する誤差電圧をな
くすことができる。この結果、計測器に用いた場合、計
測器の測定値に対する信頼性を向上させることができる
と共に、装置のコストダウンを図ることができる。
因して絶対値回路2から出力される信号電圧が真の平均
値または実効値よりも低下する場合について説明した
が、平均値回路1および実効値/直流電圧変換回路21
は、絶対値回路2から出力される直流電圧が真の平均値
VAVE または真の実効値VRMS に対して上昇する場合
や、絶対値回路2において非反転増幅の際にのみ誤差電
圧が生じる場合でも、それぞれ同じ作用によって、真の
平均値AVE および実効値VRMS と等しい直流電圧VOU T
を出力することができる。
均値回路1および実効値/直流電圧変換回路21に適用
する例について説明したが、これに限定されず、本発明
に係る絶対値回路2は、単独で使用したり、他の回路内
に用いることができる。
均値回路2および実効値/直流電圧変換回路21の各構
成要素は、本実施形態において説明した各種回路に限定
されず、用途に応じて他の公知回路を適宜用いることが
できる。また、必要に応じて、各回路を、DSP(Digi
tal Signal Processor)などのディジタル回路を用いて
もよい。しかし、DSPなどで入力信号SINをサンプリ
ングしてから平均値などを求める場合には、サンプリン
グダイオードを記憶させるためのメモリが大容量化する
など、本実施形態に係る平均値回路1や実効値/直流電
圧変換回路21と比較して、不利な点もあることに考慮
すべきである。
によれば、入力信号は、その極性が極性反転回路によっ
て連続的かつ交互に、パルス信号に同期して反転および
非反転させられるため、入力信号が正極性および負極性
のいずれの場合であっても、誤差電圧分が入力信号の極
性に無関係で一定となる。
ば、補正回路が直流電圧の電圧値を補正することによっ
て、常に、絶対値回路から出力された直流電圧を真の絶
対値と等しくすることができる。
ば、絶対値回路が、絶対値に近似した直流電圧を出力す
る際に、誤差電圧分が入力信号の入力信号の極性に無関
係で一定となるため、入力信号の極性に関係なく、その
近似平均値に対応する直流電圧に変換することができ
る。さらに、補正回路が絶対値回路から出力された直流
電圧の電圧値を補正することによって、常に、入力信号
を真の平均値と等しい電圧値の直流電圧に変換すること
ができる。
換回路によれば、絶対値回路が、絶対値に近似した直流
電圧を出力する際に、誤差電圧分が入力信号の入力信号
の極性に無関係で一定となるため、入力信号の極性に関
係なく、その近似実効値に対応する直流電圧に変換する
ことができる。さらに、補正回路が絶対値回路から出力
された直流電圧の電圧値を補正することによって、常
に、入力信号を真の実効値と等しい電圧値の直流電圧に
変換することができる。
である。
換回路のブロック図である。
性のときの信号波形図であり、(b)はパルス信号の信
号波形図であり、(c)は極性反転回路の出力信号の信
号波形図であり、(d)は全波整流回路の出力信号の信
号波形図であり、(e)は平滑回路および補正回路のそ
れぞれの出力信号の信号波形図である。
性のときの信号波形図であり、(b)はパルス信号の信
号波形図であり、(c)は極性反転回路の出力信号の信
号波形図であり、(d)は全波整流回路の出力信号の信
号波形図であり、(e)は平滑回路および補正回路のそ
れぞれの出力信号の信号波形図である。
入力信号が正極性のときの信号波形図であり、(b)は
パルス信号の信号波形図であり、(c)は極性反転回路
の出力信号の信号波形図であり、(d)は全波整流回路
の出力信号の信号波形図であり、(e)は二乗回路の出
力信号の信号波形図であり、(f)は積分回路の出力信
号の信号波形図であり、(g)は開平回路および補正回
路のそれぞれの出力信号の信号波形図である。
が正極性のときの信号波形図であり、(b)は平滑回路
の出力信号の信号波形図であり、(c)は従来の平均値
回路に入力する入力信号が負極性のときの信号波形図で
あり、(d)は絶対値回路の出力信号の信号波形図であ
り、(e)は平滑回路の出力信号の信号波形図である。
力する入力信号が正極性のときの信号波形図であり、
(b)は二乗回路の出力信号の信号波形図であり、
(c)は開平回路の出力信号の信号波形図であり、
(d)は従来の実効値/直流電圧変換回路に入力する入
力信号が負極性のときの信号波形図であり、(e)は絶
対値回路の出力信号の信号波形図であり、(f)は二乗
回路の出力信号の信号波形図であり、(g)は開平回路
の出力信号の信号波形図である。
である。
換回路における絶対値回路の回路図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定周波数のパルス信号を発振する発振
回路と、前記パルス信号に同期して入力信号の極性を連
続的かつ交互に反転および非反転させる極性反転回路
と、当該極性反転回路の出力信号を全波整流する全波整
流回路とを備え、前記入力信号をその近似絶対値に対応
する直流電圧に変換することを特徴とする絶対値回路。 - 【請求項2】 前記変換した直流電圧の電圧値を補正す
るための補正回路をさらに備えていることを特徴とする
請求項1記載の絶対値回路。 - 【請求項3】 請求項1および2のいずれかに記載の絶
対値回路と、当該絶対値回路の出力信号を平滑する平滑
回路とを備え、前記入力信号をその近似平均値に対応す
る直流電圧に変換することを特徴とする平均値回路。 - 【請求項4】 請求項1および2のいずれかに記載の絶
対値回路と、当該絶対値回路から出力された出力信号の
二乗値を求める二乗回路と、当該二乗回路の出力信号の
積分値を求める積分回路と、当該積分回路の出力信号の
開平値を求める開平回路とを備え、前記入力信号をその
近似実効値に対応する直流電圧に変換することを特徴と
する実効値/直流電圧変換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22177296A JP3641078B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 絶対値回路、平均値回路および実効値/直流電圧変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22177296A JP3641078B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 絶対値回路、平均値回路および実効値/直流電圧変換回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048265A true JPH1048265A (ja) | 1998-02-20 |
| JP3641078B2 JP3641078B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=16771968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22177296A Expired - Fee Related JP3641078B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 絶対値回路、平均値回路および実効値/直流電圧変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3641078B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104677384A (zh) * | 2013-11-27 | 2015-06-03 | 中国航空工业集团公司第六三一研究所 | 一种计算周期信号平均值的电路 |
| CN111551777A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-08-18 | 浪潮电子信息产业股份有限公司 | 一种双路脉冲信号比较检测电路 |
| JP2021197240A (ja) * | 2020-06-11 | 2021-12-27 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 電磁誘導加熱装置 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP22177296A patent/JP3641078B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN104677384A (zh) * | 2013-11-27 | 2015-06-03 | 中国航空工业集团公司第六三一研究所 | 一种计算周期信号平均值的电路 |
| CN111551777A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-08-18 | 浪潮电子信息产业股份有限公司 | 一种双路脉冲信号比较检测电路 |
| CN111551777B (zh) * | 2020-05-15 | 2022-07-08 | 浪潮电子信息产业股份有限公司 | 一种双路脉冲信号比较检测电路 |
| JP2021197240A (ja) * | 2020-06-11 | 2021-12-27 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 電磁誘導加熱装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3641078B2 (ja) | 2005-04-20 |
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