JPH10502635A - [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸のカルシウム塩の製造方法 - Google Patents

[s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸のカルシウム塩の製造方法

Info

Publication number
JPH10502635A
JPH10502635A JP8504286A JP50428696A JPH10502635A JP H10502635 A JPH10502635 A JP H10502635A JP 8504286 A JP8504286 A JP 8504286A JP 50428696 A JP50428696 A JP 50428696A JP H10502635 A JPH10502635 A JP H10502635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calcium
solution
aspartate
dihaloethane
ethylenediamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8504286A
Other languages
English (en)
Inventor
レイマン,ウイリアム・ジエイ,ジユニア
チヨカリンガム,カナパン
ルクーブ,ジヤン−ピエール
Original Assignee
アルベマール・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルベマール・コーポレーシヨン filed Critical アルベマール・コーポレーシヨン
Publication of JPH10502635A publication Critical patent/JPH10502635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C229/00Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C229/02Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton
    • C07C229/04Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
    • C07C229/24Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated having more than one carboxyl group bound to the carbon skeleton, e.g. aspartic acid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C227/00Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C227/14Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof
    • C07C227/18Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from compounds containing already amino and carboxyl groups or derivatives thereof by reactions involving amino or carboxyl groups, e.g. hydrolysis of esters or amides, by formation of halides, salts or esters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、水性溶媒中でアスパラギン酸カルシウムとジハロエタンとを反応させることによって、固体[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウムを製造する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 [S,S]−エチレンジアミン−N,N′ −ジコハク酸のカルシウム塩の製造方法発明の背景 本発明は[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸の固体カルシ ウム塩の製造方法に関する。 エチレンジアミン−N,N−ジコハク酸(EDDS)およびその種々のアルカ リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩は、清浄製 剤における有用なキレート剤として、洗剤工業においてよく認識されている(米 国特許第4,704,233号明細書を参照、その開示内容は、十分記載されて いるのと同様に、引用することによって本明細書中に取り込まれている)。これ らの塩および酸は、鉄、マンガン、銅のような金属および他の多価金属イオンを キレート化するものと考えられる。金属イオンはある一定の有機ステインの成分 であるか、または洗浄液中に存在する場合かかるステインを安定化するように作 用する。キレート機能を提供する外に、EDDSおよびその塩は非リン化合物で あり、その結果として環境に望ましい。さらに、EDDSおよびその塩は生物分 解性を示す。生物分解度は含まれるEDDS光学異性体に依存する。3種の光学 異性体[R,R]、[R,S]および[S,S]の中、[S,S]異性体が最も 容易に生物分解され、従って好適である。 [S,S]異性体はL−アスパラギン酸、一般的に塩として、および1,2− ジブロモ−エタンから合成することができる。例えば、Nea l and Rose,立体特異性リガンドおよびエチレンジアミン−ジコハク 酸との錯体(Stereospecific Ligands and The ir Complexes of Ethylene diamine−dis uccinic Acid,Inorganic Chemistry),第7 巻、第2405−2412頁(1968年)で報告されている、L−アスパラギ ン酸ナトリウムおよび1,2−ジブロモエタンからの[S,S]EDDSの合成 を参照のこと。この合成では、L−アスパラギン酸ナトリウムを、1,2−ジブ ロモエタンと塩基性溶媒中で反応させる。得られた[S,S]EDDSのナトリ ウム塩は反応系中で可溶性であり、蒸発技術なしには、それらから固体として直 接に回収できない。Neal and Rose法によれば、EDDSは、溶液 から、濃塩酸の添加によって溶液を徐々に酸性にしてpH3.5の溶液とするこ とによって、回収することができる。酸性にすることによって、[SS]EDD S塩は酸に転化され、その酸は結晶化して、溶液から沈殿する。微細な結晶は、 pHがpH7と3.5の間を移動するときに、沈殿すると言われている。共沈殿 物が混入しているEDDS沈殿物を精製するためには、固体を回収し、NaOH 溶液中に再溶解し、次いで酸性にする。このサイクルを2回反復する。最終の沈 殿物は水で洗浄して、HClおよび痕跡のL−アスパラギン酸を除去する。この 精製方法によって純粋な生成物が得られることが、Neal and Rose によって記載されているが、この方法は、操作時間の点、および多サイクル精製 系列によるHCl利用率の点で負担がかかる。本発明 本発明は、L−アスパラギン酸カルシウムと1,2−ジハロエタンと の反応物から直接に回収できる[S,S]EDDSの固体カルシウム塩の製造に 関する。洗浄製剤の製造業者が、塩を固体形態で使用するかまたは液体形態で使 用するかを選択できるから、固体塩を得ることは特に有利である。液体形態は、 固体を、かかる溶解を行うのに十分な酸性pHを有する溶媒、例えば水、中に単 に溶解させることによって、容易に得ることができる。 本方法は、1,2−ジハロエタンをL−アスパラギン酸カルシウム水溶液に溶 解させ、その溶液は約9〜約14の範囲内のpHを有すること;溶液中のL−ア スパラギン酸カルシウムと1,2−ジハロエタンとを反応させることによって、 [S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウムを生成するこ と;および生成した[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カル シウムを、約9〜約11の範囲内にある溶液pHで、溶液から沈殿させること; を含んでなる。L−アスパラギン酸カルシウムと1,2−ジハロエタンとの反応 の間、溶液中のL−アスパラギン酸カルシウムのモル濃度が、溶液のリットル当 たり約0.3〜約2.0モルのアスパラギン酸塩の範囲内にあることが好適であ る。 本発明の方法で使用されるL−アスパラギン酸カルシウム溶液は、水性溶媒中 で、L−アスパラギン酸と塩基性カルシウム塩との反応によって得ることができ る。使用されるカルシウム塩量は、溶液に所望のpHおよびアスパラギン酸カル シウム濃度を与えるのに必要である量である。塩基性カルシウム塩は、塩アニオ ンが本発明による[S,S]EDDSの固体カルシウム塩の取得を妨害しないか ぎり、上記の濃度およびpH範囲を満たすアスパラギン酸カルシウムを製造する いずれのカルシウム 塩であることができる。塩基性カルシウム塩は好適には、CaCO3、Ca(O H)2、CaOまたは上記の2つもしくはそれ以上の混合物である。Ca(OH )2が特に好適である。 上記にアスパラギン酸カルシウム溶液の好適な製造経路を記載したが、他の経 路も、かかる経路が所望の固体[S,S]EDDSカルシウム塩の製造に有害で ある溶液成分を導入しないならば、適切であると理解されるべきである。 一般的に、溶液中のアスパラギン酸カルシウム塩は二カルボン酸塩であり、構 造式 によって表すことができる。他のカルシウム塩、例えば、 も可能である。 非カルシウムカチオンがアスパラギン酸カルシウム溶液中に存在する ことができる。非カルシウムカチオンとして、アルカリ金属、非カルシウムアル カリ土類金属、アンモニウム、置換アンモニウムカチオンおよび上記の2つまた はそれ以上の混合物が挙げられる。ただ一つの条件は、これらのカチオンが、そ れらの存在またはそれらの反応生成物の存在が[S,S]EDDSカルシウム塩 の製造におけるアスパラギン酸カルシウム溶液の使用に悪影響を及ぼす程度には 、存在しないことである。 非カルシウムカチオンが溶液中に存在する場合、数種類の塩、即ち、 が可能である。 上記のように、アスパラギン酸カルシウム溶液は、溶液のリットル当たり約0 .2〜約2.0モルのアスパラギン酸カルシウムを含有するべきである。この範 囲の下限未満の濃度は、アスパラギン酸カルシウム/ジハロエタンの反応速度が 商業目的には遅すぎるから、好適ではない。この範囲の上限を超える濃度は、か かる濃度によって、[S,S]EDDSカルシウム塩反応に使用されるジハロエ タンが溶液から「塩析」される、すなわち、溶液中で非混和性になり、従って反 応に利用されなくなるから、問題であることができる。また、アスパラギン酸カ ルシウム の濃度が高いと、沈殿するEDDSカルシウム塩中のアスパラギン酸塩の濃度が 高くなり、それ故、EDDSカルシウム沈殿の激しい洗浄が必要になる。好適な アスパラギン酸カルシウム濃度は、溶液のリットル当たり約0.5〜約1.5モ ルアスパラギン酸塩の範囲内にある。 非カルシウム塩が溶液中に存在する場合、これらの塩の濃度が、カルシウム塩 濃度と一緒になって、ジハロエタンの塩析を起さないように、注意しなければな らない。 アスパラギン酸カルシウム溶液の水性溶媒成分は少なくとも50容量%の水で ある。たいえいの場合、好適な溶媒は水である。水−アルカノール溶液は、溶液 中にジハロエタンを保持するのに問題がある場合、有益であることできる。しか し、アルカノールの小量、例えば15容量%、がアスパラギン酸カルシウム反応 物の溶解度を大きく低下させることができることは、注意しなければならない。 従って、アルカノールの存在は、好適には15容量%以下、最も好適には5容量 %未満であり、なぜならば、それらは、アスパラギン酸カルシウムの溶解度に対 する実際的な影響なしに、ジハロエタンを溶解させるのを助けるからである。 本発明の方法で使用される1,2−ジハロエタンは好適にはジクロロエタン、 ジブロモエタンまたはそれらの混合物である。ジクロロエタンが使用される場合 、反応温度は約90〜約120℃の範囲内であるべきであり、そしてジブロモエ タンが使用される場合、反応温度は約75〜約95℃の範囲内、そして最も好適 には約80〜約90℃の範囲内であるべきである。最も好適なジハロエタンはジ ブロモエタンである。ジクロロエタンとジブロモエタンの混合物が使用される場 合、反応温度はジクロロエタンの範囲の上限以下およびジブロモエタンの範囲の 下限以上 であるべきである。 1,2−ジクロロエタンが使用される場合、反応圧は1,2−ジクロロエタン の揮発を防止するために過圧であるべきである。1,2−ジブロモエタンを使用 する場合の反応圧は、1,2−ジブロモエタンの沸点が高いので、大気圧または それより少し低い圧であることができる。 アスパラギン酸カルシウム溶液のpHおよびアスパラギン酸カルシウム濃度は 、アスパラギン酸カルシウムとジハロエタンとの反応の間、調節されるべきであ る2つのパラメーターである。溶液のpHは約9〜約14の範囲内にあるべきで ある。好適には、pHは約9.5〜約11の範囲内にあるべきである。約10. 0〜10.5の範囲内のpHが最も好適である。溶液のpHは便宜的には、Fi scher Scientific Corporation製のような通常の pH計の使用によって、計器プローブを溶液と接触させて、測定することができ る。上記のpH値は+/−0.03範囲内である。pHが本発明の方法にとって 重要であるから、溶液から試料を採取して、水で20:1に希釈し、次いで希釈 試料のpHを測定することによって、pH値を測定することが好適である。希釈 によって、より正確な数値を得ることができる。 アスパラギン酸カルシウムと1,2−ジハロエタンとが反応する場合、[S, S]EDDSカルシウム塩が生成する。溶液が約9.0〜約11の範囲内、好適 には9.5〜10.5の範囲内のpHにある場合、[S,S]EDDSカルシウ ム塩の良好な沈殿が起ることを学んだ。最適の沈殿は約10.0〜10.5の範 囲内のpHで期待される。系のpHは好適には、ジハロエタンとアスパラギン酸 カルシウムとの反応を通して、これらの好適な範囲内に維持される。かかる維持 を継続することが望ま れるが、必ずしも必要ではない。反応期間の間、pHを、大きいpH範囲(9. 0〜14)内で推移させ、次いで溶液pHを、[S,S]EDDSカルシウム塩 の沈殿に好適な範囲内にある数値に、移動させることが可能である。 [S,S]EDDSカルシウム塩の沈殿の他に、HBrが製造される。溶液に 塩基を添加しないと、そのpHは降下する。pHを上記の範囲内に調節するには 、必要に応じて塩基を添加する。適切な塩基は、pHを上げることができ、そし て反応または溶液に不利に影響しないものである。Ca(OH)2のような塩基 性カルシウム塩が好適である。約12〜13のpHを有するアスパラギン酸カル シウム溶液が最も好適である。 アスパラギン酸カルシウム溶液へのジハロエタンの供給速度があまりに速すぎ る場合、溶液pHの調節が損なわれることを理解することは重要である。 ジハロエタンが一度に全部またはあまりに速い速度で添加される場合、製造さ れたHBr量は、溶液自体の緩衝容量の能力をおよびpHを所望の範囲内に保持 する塩基の中和能力を圧倒することができる。従って、ジハロエタンの供給速度 は適度でなければならない。ジハロエタンの最良の供給速度は、各反応系の規模 および配置によって影響される。従って、実験的試験によって、最良の供給速度 が同定される。模範的な供給速度については実施例1を参照のこと。 溶液のpHの外に、溶液のアスパラギン酸カルシウム濃度が、反応の間、上記 の範囲内に保持されなければならない。アスパラギン酸カルシウム濃度は、供給 されない場合、ジハロエタンとの反応によって消費されるから、反応期間に亙っ て自然に降下する。濃度を範囲内に保持する ために、補充のアスパラギン酸カルシウムを必要に応じて溶液に添加する。反応 が進行するにしたがい、溶液中の過剰のアスパラギン酸カルシウムが過剰のpH 変化に対して緩衝するように作用する。 pHおよびアスパラギン酸カルシウム濃度が維持されると、容易に濾過できま たは遠心分離できる[S,S]EDDSカルシウム塩が得られることが見出ださ れた。有効なpH調節を使用することによって、またアスパラギン酸カルシウム 濃度を密接に維持することによって、系が平衡状態になり、そしてEDDS塩の 結晶成長が調節される。成長が調節されると、[S,S]EDDS塩の大きい結 晶が生成する。過飽和条件が回避されると、EDDSの微細塩の生成は減少する 。反応にヒール(heel)を種晶添加すると、大きい結晶の生成が促進される 。 塩基および補充アスパラギン酸カルシウムを濃厚なスラリーとして一緒に溶液 に添加するならば便宜である。アスパラギン酸カルシウムは水溶液および結晶の 形態にあり、他方塩基は固体である。 生成した[S,S]EDDSカルシウム沈殿は、反応溶液から、濾過法、遠心 分離法などのような通常の液体−固体分離技術の使用によって、容易に回収する ことができる。回収された沈殿は好適には、水で洗浄して、不純物濃度を低下さ せ、主要な不純物は、アスパラギン酸カルシウム、臭化カルシウム、[R,S] EDDSのカルシウム塩、およびヒドロキシエチルアスパラギン酸のカルシウム 塩である。これらの不純物、またはライト・エンド(light ends)、 は一般的に5.0重量%を超えない。本発明のもう一つの特徴は、製造された沈 殿が極めて小量のアスパラギン酸カルシウムまたは沈殿したアスパラギン酸しか 含有しないことである。例えば、本発明の沈殿物湿潤ケーキは、典型的に は41重量%、例えば、約35〜約49重量%、の固体[S,S]EDDSカル シウム塩、および典型的には約3.5重量%、例えば、1.5〜6.0重量%の L−アスパラギン酸を含有し、湿潤ケーキの残余は実質的にすべて水である。 固体[S,S]EDDSカルシウム塩によって提供される利点は、それらが、 [S,S]EDDSおよび各種非カルシウム[S,S]EDDS塩に容易に転化 できることである。酸への転化は、カルシウム塩をHClのような鉱酸で滴定す ることによって達成される。回収された[S,S]EDDSは、キレート剤自体 として使用することができるか、またはそれは、NaOHのような非カルシウム 塩基性塩で中和することによって、非カルシウム塩に転化することができる。 本発明の方法の重要な利点は、14〜20%のアスパラギン酸カルシウム、5 〜18%の臭化カルシウム、1.8〜3.6重量%のEDDSカルシウムを含ん でなる濾液が、その後の反応への供給物として直接に使用することができること である。所望のアスパラギン酸カルシウム濃度を得るために、必要に応じて、追 加のアスパラギン酸カルシウムが添加される。また、アスパラギン酸カルシウム の濃度は、Ca EDDSが水中で再スラリーされる場合、1重量%未満に低下 させることができる。 実施例I (初回反応) 2000mlの、押し込み(indented)、三口の丸底フラスコに、オ ーバヘッド型撹拌機、クライゼンアダプターおよび温度計を装備した。次いで、 フラスコに、0.7モルのL−アスパラギン酸、0. 63モルの水酸化カルシウム、および623gのH2Oを入れた。溶液を正の窒 素圧下で90℃まで加熱した。一方、1.4モルのL−アスパラギン酸、1.8 1モルの水酸化カルシウムおよび560gのH2Oを、オーバヘッド撹拌機を備 えた1000mlの丸底フラスコ中で一緒にした。このスラリーを、反応槽に、 ペリスタ型ポンプで6時間かけて供給した。同時に、0.54モルのEDBを、 反応槽に、シリンジ型ポンプで同一期間をかけて共供給した。共供給を開始した 3時間後、EDDSカルシウム沈殿の生成が観察された。次いで、次回の反応に 種晶添加するために、スラリーの700ml部分を取り出した。残余のスラリー をさらに2時間加熱した。反応スラリーを濾過し、得られた湿潤ケーキを80g のH2Oで洗浄した。EDDSカルシウムの湿潤ケーキの収量は156gであっ た。分析の結果、ケーキは、35重量%の[S,S]EDDSカルシウム、0. 03重量%の[R,S]EDDSカルシウムおよび3.9重量%のアスパラギン 酸カルシウムを含んでなることが示された。濾液および洗液はその後の実験に再 循環させて、さらにEDDSカルシウムを製造した。 実施例II (第一回リサイクル) 反応装置に初回反応からの700mlのスラリーを入れた。スラリーを正の窒 素圧下で90℃まで加熱した。一方、648gの濾液および32gの洗液(初回 反応から)、0.83モルのL−アスパラギン酸および1.29モルの水酸化カ ルシウムを、1000mlの丸底フラスコ中で撹拌して一緒にした。このスラリ ーを、反応槽に、ペリスタ型ポンプで6.2時間かけて供給した。同時に、0. 52モルのEDBを、反応 槽に、シリンジ型ポンプで5.67時間かけて共供給した。反応混合物を追加の 2時間加熱し、スラリーの410ml部分を取り出した。残余のスラリーを追加 の1時間加熱して、次いで冷却した。反応スラリーを濾過し、得られた湿潤ケー キを200gのH2Oで洗浄した。EDDSカルシウムの湿潤ケーキの収量は2 99.17gであった。分析の結果、ケーキは、39重量%の[S,S]EDD Sカルシウム、0.06重量%の[R,S]EDDSカルシウムおよび3.4重 量%のアスパラギン酸カルシウムを含んでなることが示された。再度、洗液およ び濾液を分離しておいて、再循環させ、さらにEDDSカルシウムを製造した。 濾液の264g部分を濃塩酸で酸性化し、次いで濾過して、リサイクルのための アスパラギン酸およびEDDSを回収した。 実施例III (第二回リサイクル) 反応装置に、第一回リサイクルから取り出した410mlのスラリーを入れた 。スラリーを正の窒素圧下で90℃まで加熱した。一方、第一回リサイクルから の612gの濾液および307gの洗液、初回反応からの82.6gの洗液、1 .1モルのL−アスパラギン酸、1.4モルの水酸化カルシウムおよび40gの H2Oを、オーバヘッド型撹拌機を備えた2000mlの丸底フラスコ中で一緒 にした。このスラリーを、反応槽に、ペリスタ型ポンプで6.25時間かけて供 給した。同時に、0.53モルのEDBを、反応槽に、シリンジ型ポンプで6. 2時間かけて共供給した。反応混合物を追加の2時間加熱し、スラリーの410 ml部分を取り出した。残余のスラリーを追加の1時間加熱して、次いで濾過し た。得られた湿潤ケーキを189gのH2Oで洗浄した。ED DSカルシウムの湿潤ケーキの収量は293.17gであった。分析の結果、ケ ーキは、41重量%の[S,S]EDDSカルシウム、0.06重量%の[R, S]EDDSカルシウムおよび1.5重量%のアスパラギン酸カルシウムを含ん でなることが示された。再度、洗液および濾液を分離しておいて、再循環させ、 さらにEDDSカルシウムを製造した。濾液の464g部分を濃塩酸で酸性化し 、次いで濾過して、リサイクルされるアスパラギン酸およびEDDSを回収した 。 実施例IV (第三回リサイクル) 反応装置に、第二回リサイクルから取り出した410mlのスラリーを入れた 。スラリーを正の窒素圧下で90℃まで加熱した。一方、第二回リサイクルから の496gの濾液および260gの洗液、233.7gの回収されたL−アスパ ラギン酸湿潤ケーキ(第一回および第二回リサイクル実験から得られた0.47 モルの含有されたアスパラギン酸)、0.87モルのL−アスパラギン酸、1. 38モルの水酸化カルシウムおよび100gのH2Oを、2000mlの丸底フ ラスコ中で撹拌して一緒にした。このスラリーを、反応槽に、ペリスタ型ポンプ で6.2時間かけて供給した。同時に、0.54モルのEDBを、反応槽に、シ リンジ型ポンプで6.1時間かけて共供給した。反応混合物を追加の2時間加熱 し、スラリーの200ml部分を取り出した。残余のスラリーを追加の2時間加 熱して、次いで濾過した。得られた湿潤ケーキを178gのH2Oで洗浄した。 EDDSカルシウムの湿潤ケーキの収量は322.9gであった。分析の結果、 ケーキは、43重量%の[S,S]EDDSカルシウム、0.2重量%の[R, S]EDDSカルシウムおよ び6.0重量%のアスパラギン酸カルシウムを含んでなることが示された。再度 、洗液および濾液を分離しておいて、再循環させ、さらにEDDSカルシウムを 製造した。濾液の884g部分を濃塩酸で酸性化し、次いで濾過して、リサイク ルされるアスパラギン酸およびEDDSを回収した。 実施例V (第四回リサイクル) 反応装置に、第三回リサイクルから取り出した200mlのスラリーを入れた 。スラリーを正の窒素圧下で90℃まで加熱した。一方、第三回リサイクルから の395.8gの濾液および228gの洗液、263gの回収されたL−アスパ ラギン酸(第三回リサイクル実験から得られたアスパラギン酸含量0.55モル )、0.91モルの水酸化カルシウムおよび50gのH2Oを、2000mlの 丸底フラスコ中で一緒にした。このスラリーを、反応槽に、ペリスタ型ポンプで 6.5時間かけて供給した。同時に、0.46モルのEDBを、反応槽に、シリ ンジ型ポンプで6.0時間かけて共供給した。反応混合物を12時間加熱し、次 いで濾過した。得られた湿潤ケーキを260gのH2Oで洗浄した。EDDSカ ルシウムの湿潤ケーキの収量は251.0gであった。分析の結果、ケーキは、 49重量%の[S,S]EDDSカルシウム、0.2重量%の[R,S]EDD Sカルシウムおよび3.4重量%のアスパラギン酸カルシウムを含んでなること が示された。洗液および濾液を一緒にして、酸で酸性化し、濾過して、0.40 モルのL−アスパラギン酸および0.06モル[SS]EDDSを含有する湿潤 ケーキを得た。 上記の実施例から分かるように、本発明の方法は、簡単な濾過工程に よって反応系から回収できる固体[S,S]EDDS塩の製造方法を提供する。 Neal and Rose法の再酸性化および再溶解の必要がない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.L−アスパラギン酸カルシウム、1,2−ジハロエタンおよび水性溶媒を 含みそして約9〜約14の範囲内のpHを有する溶液を提供すること;溶液中で L−アスパラギン酸カルシウムおよび1,2−ジハロエタンとを反応させること によって[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウムを生 成させること;および生成した[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコ ハク酸カルシウムを約9.0〜約11の範囲内にある溶液pHで溶液から沈殿さ せること;を含んでなる固体[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハ ク酸カルシウムを製造する方法。 2.[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウムの生成 の間、溶液中のL−アスパラギン酸カルシウムが溶液のリットル当たり約0.3 〜約2.0モルのアスパラギン酸カルシウムの範囲内にある請求の範囲1に記載 の方法。 3.溶液のpHが約9.5〜約10.5の範囲内にあるときに、[S,S]− エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウムの沈殿が起る請求の範囲1 に記載の方法。 4.溶液のpHが約10.0〜約10.5の範囲内にあるときに、[S,S] −エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウムの沈殿が起る請求の範囲 2に記載の方法。 5.溶液のpHが、ジハロエタンとアスパラギン酸カルシウムとの反応の間、 溶液のpHを監視することによって、そして溶液に、溶液のpHを選択されたp H範囲内に維持するのに必要であるカルシウム塩基の 量を添加することによって、少なくとも部分的に調節される請求の範囲1に記載 の方法。 6.アスパラギン酸カルシウム濃度が、ジハロエタンとアスパラギン酸カルシ ウムとの反応の間監視され、そして必要に応じて溶液にアスパラギン酸カルシウ ムを添加することによって、溶液のリットル当たり約0.3〜約2.0モルのア スパラギン酸カルシウムの範囲内のに維持される請求の範囲2に記載の方法。 7.溶液のpHが、ジハロエタンとアスパラギン酸カルシウムとの反応の間、 溶液のpHを監視することによって、そして溶液に、溶液のpHを選択されたp H範囲内に維持するのに必要であるカルシウム塩基の量を添加することによって 、少なくとも部分的に調節される請求の範囲6に記載の方法。 8.溶液のpHが、ジハロエタンとアスパラギン酸カルシウムとの反応によっ て生成したHBr量が、系に塩基を添加することによって溶液のpHを調節する 能力を圧倒する程大きくならないことを確保する速度で、溶液にジハロエタンを 添加することによって、追加的に調節される請求の範囲5に記載の方法。 9.アスパラギン酸カルシウム濃度が、ジハロエタンとアスパラギン酸カルシ ウムとの反応の間監視され、そして必要に応じてL−アスパラギン酸カルシウム を溶液に添加することによって、溶液のリットル当たり約0.3〜約2.0モル のアスパラギン酸カルシウムの範囲内に維持される請求の範囲8に記載の方法。 10.ジハロエタンが1,2−ジブロモエタンである請求の範囲1に記載の方 法。 11.カルシウム塩基がCa(OH)2である請求の範囲5に記載の方法。 12.アスパラギン酸カルシウムおよびカルシウム塩基が水性スラリーとして 一緒に添加される請求の範囲9に記載の方法。 13.ジハロエタンが1,2−ジブロモエタンでありそしてカルシウム塩基が Ca(OH)2である請求の範囲9に記載の方法。 14.[S,S]−エチレンジアミン−N,N′−ジコハク酸カルシウム沈殿 物が溶液から回収され、次いで得られた溶液が、第二の[S,S]−エチレンジ アミン−N,N′−ジコハク酸カルシウム沈殿物の製造のための第二工程へのア スパラギン酸カルシウム供給物としてに使用され、その第二工程は段階(a)、 (b)および(c)を含む請求の範囲1に記載の方法。
JP8504286A 1994-07-11 1995-05-23 [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸のカルシウム塩の製造方法 Pending JPH10502635A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/272,455 1994-07-11
US08/272,455 US5550285A (en) 1994-07-11 1994-07-11 Method for producing calcium salts of [S,S]-ethylenediamine-N,N'-disuccinic acid
PCT/US1995/006571 WO1996001804A1 (en) 1994-07-11 1995-05-23 Method for producing calcium salts of [s,s]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10502635A true JPH10502635A (ja) 1998-03-10

Family

ID=23039867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8504286A Pending JPH10502635A (ja) 1994-07-11 1995-05-23 [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸のカルシウム塩の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5550285A (ja)
EP (1) EP0770057B1 (ja)
JP (1) JPH10502635A (ja)
DE (1) DE69510798T2 (ja)
WO (1) WO1996001804A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9322648D0 (en) * 1993-11-03 1993-12-22 Ass Octel Process for the production of s.s.e.d.d.s
GB9507659D0 (en) * 1995-04-13 1995-05-31 Ass Octel Alkylation process
DE69715955T2 (de) * 1996-04-30 2003-06-12 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Verfahren zur Herstellung von optisch-aktiven Aminopolycarbonsäuren
GB2333704A (en) * 1998-01-31 1999-08-04 Procter & Gamble Contrasting compositions for magnetic resonance imaging comprising a complex of ethylene diamine disuccinic acid and one or more paramagnetic metal ions
GB2333703A (en) * 1998-01-31 1999-08-04 Procter & Gamble Complexing agents (eg N,N'-ethylenediamine disuccinic acid) in reduction of enzyme activity & hence treatment of enzymatic dermatitis, skin rash and malodour

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3158635A (en) * 1959-03-18 1964-11-24 Stauffer Chemical Co Bis-adduction products and methods of preparing same
SU558905A1 (ru) * 1976-01-27 1977-05-25 1,3-Диаминопропан- -ди нтарна кислота в качестве комплексона
US4704233A (en) * 1986-11-10 1987-11-03 The Procter & Gamble Company Detergent compositions containing ethylenediamine-N,N'-disuccinic acid
GB9216409D0 (en) * 1992-08-01 1992-09-16 Procter & Gamble Detergent compositions

Also Published As

Publication number Publication date
DE69510798T2 (de) 2000-04-20
EP0770057A1 (en) 1997-05-02
DE69510798D1 (de) 1999-08-19
US5550285A (en) 1996-08-27
WO1996001804A1 (en) 1996-01-25
EP0770057B1 (en) 1999-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5554791A (en) Process for producing [S,S]-ethylenediamine-N,N'-disuccinic acid
JPH10502635A (ja) [s,s]−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸のカルシウム塩の製造方法
US4100188A (en) Chemical process
EP0770054B1 (en) A method for producing [s,s]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid from its calcium salt
JP2941287B2 (ja) 2,4,6−トリメルカプト−s−トリアジン−9−水和物の3ナトリウム塩の製造法
US5587512A (en) Process for obtaining [S,S]-ethylenediamine-n,n'-disuccinic acid from a salt solution of such acid and l-aspartic acid
JP3011493B2 (ja) 4−アルキル−3−チオセミカルバジドの製造方法
JP3870448B2 (ja) アミノジカルボン酸−n,n−二酢酸塩類の製造法
JP2828349B2 (ja) トリフルオロメタンスルホン酸スズの製造法
US5171886A (en) Preparation of 2,2'-oxydisuccinate
JP2915515B2 (ja) O―メチルイソ尿素硫酸塩の製造方法
JPS6316375B2 (ja)
US4137260A (en) Process for precipitation of carboxyalkoxy succinate tetrahydrate salt
JP3316917B2 (ja) 新規フェニルアラニン塩結晶とその製造法
JPH08134088A (ja) N−ホスホノメチルグリシンの単離方法
JP4423733B2 (ja) アミノポリカルボン酸塩、その製造法及びその用途
JPH08165271A (ja) 2−ヒドロキシ−1,3−プロパンジアミンポリカルボン酸とそのアルカリ金属塩の製造法およびそれらを含む生分解性キレート剤
JPH054952A (ja) N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノアルカリ塩の製造方法
JP3229658B2 (ja) N−アセチル−dl−トリプトファンの製造方法
JP4399972B2 (ja) β−アラニン−N,N−二酢酸三アルカリ金属塩の製造方法
JP4212821B2 (ja) 高純度4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンモノエーテル又はその誘導体の製造方法
JPH0892197A (ja) 2−スルホエチルアミノカルボン酸とそのアルカリ金属塩の製造法およびそれらを含む生分解性キレート剤
JPH0256460A (ja) P−トルエンスルホニル酢酸の製造方法
JP2000128838A (ja) 結晶(s,s)−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸及び(s,s)−エチレンジアミン−n,n′−ジコハク酸の製造方法
JP2001270852A (ja) アミノポリカルボン酸の製造方法