JPH1051302A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH1051302A
JPH1051302A JP8220759A JP22075996A JPH1051302A JP H1051302 A JPH1051302 A JP H1051302A JP 8220759 A JP8220759 A JP 8220759A JP 22075996 A JP22075996 A JP 22075996A JP H1051302 A JPH1051302 A JP H1051302A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタークロック周波数を高くすることな
く、発振器の発振範囲を好適な範囲に制限し、サイドロ
ックを防止する。 【解決手段】 発振手段での誤差情報に応じた発振周波
数の変化(例えば分周比の可変動作)について許可及び
不許可の制御(EC)を行なうことで、発振手段で発生
させる周波数信号CKpの周波数範囲を制限する。つま
り分周比の変化を誤差情報に常に直接は追従しないよう
にすることで、発振範囲を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力信号に同期した
発振周波数信号(クロック)を得ることのできる、例え
ばデジタル方式のPLL(フェイズ・ロックド・ルー
プ)回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば光ディスクや光磁気ディスク、磁
気テープなどの記録媒体に記録したデジタルデータを再
生する場合には、記録媒体から読み出した情報から再生
データを抽出(デコード)するために、ビット抜き出し
のための再生クロック(いわゆるビットクロック信号)
が必要とされる。このような、読出情報に同期したクロ
ックを生成するためには、一般にPLL回路が用いられ
る。
【0003】PLL回路としては従来よりアナログ回路
として形成されることが多かったが、近年ではPLL回
路のデジタル化も進んでいる。デジタルPLL回路は、
位相誤差検出部、誤差信号のフィルタリング処理部、ク
ロック発振回路部をデジタル化することで実現される。
【0004】図5にデジタルPLL回路の一例を示す。
この例は、CD(コンパクトディスク)やMD(ミニデ
ィスク)で採用されている変調方式であるEFM(8−
14変調)された信号から、それに同期したクロックを
得るPLL回路であるとする。即ちCDやMDの再生装
置において、ディスクから抽出されたEFM信号から、
そのデコードのための再生クロックを生成する回路であ
る。
【0005】このデジタルPLL回路はエッジ検出部8
1、位相比較器82、ローパスフィルタ83、発振器9
0を有している。発振器90としては、リミッタ91、
カウンタ92、デコーダ93、1/2分周期94から形
成されている。エッジ検出部81、位相比較器82、カ
ウンタ92にはマスタークロックMCKが供給される。
また、発振器90の出力が再生クロックCKpとなる
が、この再生クロックCKpは位相比較器82での比較
基準信号として用いられるとともに、ローパスフィルタ
83(デジタルフィルタ)の処理クロックとされる。
【0006】EFM信号はエッジ検出部81に入力さ
れ、エッジタイミングが抽出される。そして、そのエッ
ジタイミング検出信号が位相比較器82において再生ク
ロックCKpの位相と比較され、位相誤差情報が出力さ
れる。位相誤差情報はローパスフィルタ83で帯域制限
処理された後、発振器90に入力される。
【0007】発振器90は、入力された位相誤差情報に
応じて分周比を変化させることで、EFM信号に同期し
た再生クロックCKpを得る構成とされている。位相誤
差情報はまずリミッタ91に入力され、±1の値に制限
される。即ち、位相誤差情報の値としては、『1』
『0』『−1』のいづれかに制限されることになる。こ
のリミッタ91の出力は、カウンタ92のロードデータ
となる。
【0008】カウンタ92は、ロード信号LDに応じて
リミッタ91の出力をロードするとともに、マスターク
ロックMCKに基づいてカウントアップを行なう。次段
のデコーダ93は、カウンタ92の値が『3』になった
場合に『1』を出力するように構成されている。またこ
のデコーダ93の『1』出力がカウンタ92に対するロ
ード信号LDとなっている。
【0009】このカウンタ92、デコーダ93の動作を
図6で説明する。図6(a)はマスタークロックMC
K、図6(b)はロードタイミングでのリミッタ91の
出力、図6(c)はカウンタ92のカウント値、図6
(d)はデコーダ93の出力を示している。
【0010】デコーダ93の出力はカウンタ92の値が
『3』になると『1』となり、これがロード信号LDと
なるため、カウンタ92は『3』の次の値としては、リ
ミッタ91の出力がロードされることになる。ここでリ
ミッタ91の出力が『0』である場合は、カウンタ92
はマスタークロックMCKに基づいて『0』『1』
『2』『3』とカウントアップしていく。そしてカウン
タ92の値が『3』になるとデコーダ93の出力は
『1』となるため、カウンタ92の次の値としてはリミ
ッタ91の出力がロードされることになる。
【0011】そしてリミッタ91の出力『1』がロード
されれば、カウンタ92は『1』『2』『3』とカウン
トアップしていき、『3』のときにデコーダ93の出力
は『1』となる。またリミッタ91の出力『−1』がロ
ードされた場合は、カウンタ92は『−1』『0』
『1』『2』『3』とカウントアップしていき、『3』
のときにデコーダ93の出力は『1』となる。
【0012】従って、デコーダ93の出力で見ると、図
6最下段に示すように、ロード値(リミッタ出力)が
『0』のときは分周比4、ロード値が『1』のときは分
周比3、ロード値が『−1』のときは分周比5として
の、各分周動作が実現されていることになる。
【0013】図7に分周比の可変動作を示す。T1〜T
30は時間軸上のタイミングを示している。リミッタ入
力としては、ローパスフィルタ83からの位相誤差情報
について、リミット後の値として示している。リミッタ
出力は、カウンタ92のロードデータとなる値のことで
あるが、この場合上段のリミッタ入力の値と同値とな
る。リミッタ入力(位相誤差情報)が各タイミングで図
示するように推移していくときに、それに応じて分周比
は最下段に示すように変化していくことになる。
【0014】このような分周比可変動作が実行されたデ
コーダ93の出力は、1/2分周器94で分周されて、
パルスディーティが50%とされた状態で、再生クロッ
クCKpとなる。つまりこの再生クロックCKpは、E
FM信号の位相誤差に応じて分周比が可変されること
で、EFM信号に同期した周波数信号に収束されていく
ように発生されるものとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところでEFM信号の
ウインドウは3T〜11Tとされている(0又は1の連
続する長さが3〜11に制限されている)が、このよう
な信号の場合、PLL回路が本来ロックすべき周波数と
は異なる周波数にロックする(サイドロック)条件が生
じ易い。サイドロックを防ぐためには、発振器の発振範
囲を制限することが必要である。
【0016】上記のような分周比3〜分周比5の範囲で
分周比が変化する発振器の場合、再生クロックCKpの
周波数は、MCK/3〜MCK/10に制限されること
になる。マスタークロックMCK/8がセンター周波数
となるため、このMCK/8をfcとすると、発振器9
0の発振範囲は 0.8fc〜1.33fcとなる。ところが実
用上、このような発振範囲はサイドロックの防止という
観点から見ると広すぎるものとなり、サイドロックが発
生しやすい状況となっている。
【0017】発振範囲を狭めるには、センター周波数で
の分周比を上記例の『4』よりも大きく、例えば『8』
『16』『32』などのようにすればよい。ところがこ
のためにはマスタークロックMCKの周波数を非常に高
くする必要があり、動作が困難になったり消費電力が増
大するという問題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、マスタークロック周波数を高くすることな
く、発振器の発振範囲を好適な範囲に制限し、サイドロ
ックを防止できるPLL回路を提供することを目的とす
る。
【0019】このためPLL回路において、入力信号に
対する誤差情報を検出するに誤差検出手段と、誤差情報
に応じて発振周波数を、例えば分周比の可変動作により
変化させることで入力信号に同期した周波数信号を発生
させることのできる発振手段と、発振手段での誤差情報
に応じた発振周波数の変化(例えば分周比の可変動作)
について許可及び不許可の制御を行なうことで、発振手
段で発生させる周波数信号の周波数範囲を制限すること
のできる発振周波数範囲制限手段とを備えるようにす
る。つまり分周比の変化を誤差情報に常に直接は追従し
ないようにすることで、発振範囲を制限する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態として、
ミニディスク再生装置に搭載されるPLL回路を例にあ
げる。ミニディスク再生装置はミニディスクと呼ばれる
記録可能な光磁気ディスクや再生専用の光ディスクを用
いたオーディオデータ再生装置として知られているもの
である。
【0021】図1は再生装置の概略的なブロック図を示
している。音声データが記録されているディスク1(ミ
ニディスクと呼ばれる光磁気ディスク又は光ディスク)
はスピンドルモータ2により回転駆動される。光学ヘッ
ド3は回転されているディスク1に対してレーザ光を照
射し、その反射光を検出することで再生動作を行なう。
【0022】このため光学ヘッド3にはレーザ出力手段
としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対
物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するため
のディテクタ等が搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されている。光学ヘッド3全
体は、スレッド機構5によりディスク半径方向に移動可
能とされている。
【0023】再生動作によって、光学ヘッド3により光
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、グルーブ情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)等を抽出する。
【0024】そして、抽出された再生RF信号は、2値
化回路6で2値化されることでEFM信号としてのパル
ス列となり、EFM/CIRCデコーダ8に供給され
る。EFM信号はPLL回路10にも供給され、PLL
回路10ではEFM信号に同期した再生クロックCKp
を生成する。この再生クロックCKpはEFM/CIR
Cデコーダ8に供給され、EFM信号に対するデコード
処理の基準クロックとなる。
【0025】RFアンプ7で抽出されるグルーブ情報
は、アドレスデコーダ10に供給される。アドレスデコ
ーダ10はグルーブ情報からアドレスデータ(絶対位置
情報)及びアドレスビットクロックを発生させ、EFM
/CIRCデコーダ8に供給する。この絶対位置情報
は、マイクロコンピュータによって構成されるシステム
コントローラ11に供給される。また、データとして記
録されているアドレスその他のサブコード情報は、EF
M信号がEFM/CIRCデコーダ8でデコードされる
際に抽出されるが、そのアドレス情報や制御動作に供さ
れるサブコードデータもシステムコントローラ11に供
給され、各種の制御動作に用いられる。
【0026】RFアンプ7で抽出されるトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号はサーボ回路9に供給
される。サーボ回路9は供給されたトラッキングエラー
信号、フォーカスエラー信号や、システムコントローラ
11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピ
ンドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ
駆動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を
制御してフォーカス及びトラッキング制御を行なう。ま
たEFM/CIRCデコーダ8からのCLVサーボ信号
に基づいてスピンドルモータ2を一定線速度(CLV)
に回転制御する。なお、場合によってはスピンドルモー
タ2の回転速度情報を得て一定角速度(CAV)に回転
制御するようにしてもよい。
【0027】EFM信号はEFM/CIRCデコーダ8
でEFM復調、エラー訂正デコード、セクターデコード
等のデコード処理された後、メモリコントローラ12の
制御によって一旦バッファメモリ13に書き込まれる。
バッファメモリ13は1MビットのD−RAMが用いら
れたり、4Mビット、16MビットのD−RAMが用い
られる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク1か
らのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッファメ
モリ13までの系における再生データの転送は高速レー
トで、しかも間欠的に行なわれる。
【0028】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、低速レートで継続的に読み出され、音声圧縮デコー
ダ14に供給される。ミニディスクシステムにおいては
記録データには音声圧縮処理が施されることでデータ量
が約1/5とされるものであるが、このため再生時には
音声圧縮デコーダ14で記録時の圧縮処理とは逆の伸長
処理が行なわれて元のデータ量のデジタルオーディオ信
号とされる。
【0029】音声圧縮処理に対するデコード処理が行な
われた再生データはD/A変換器15によってアナログ
音声信号とされ、出力端子16から例えばL,Rアナロ
グ音声信号として出力される。
【0030】システムコントローラ11は再生装置全体
を制御する部位とされ、以上のような再生動作に関して
各部の動作制御を行なうことになる。操作部19はユー
ザー操作に供されるキーが設けられており、その操作情
報はシステムコントローラ11に供給される。システム
コントローラ11は操作情報に応じて再生、停止、サー
チなどの動作を実行させる。表示部20は例えば液晶デ
ィスプレイによって構成され、システムコントローラ1
1の制御によって動作状態やモード、再生時間情報など
の表示を行なう。
【0031】発振器21は水晶系のマスタークロックM
CKを発生させる。マスタークロックMCKはシステム
コントローラ11他必要各部に供給され、動作処理に用
いられる。
【0032】このようなミニディスク再生装置に搭載さ
れる本例のPLL回路10の構成を図2に示す。このP
LL回路10はエッジ検出部31、位相比較器32、ロ
ーパスフィルタ33、発振器34を有したデジタル回路
構成とされている。
【0033】エッジ検出部31、位相比較器32、発振
器34にはマスタークロックMCKが供給される。ま
た、発振器34の出力が再生クロックCKpとなるが、
この再生クロックCKpは位相比較器32での比較基準
信号として用いられるとともに、ローパスフィルタ33
(デジタルフィルタ)の処理クロックとされる。
【0034】2値化処理部6から出力されるEFM信号
は、このPLL回路10におけるエッジ検出部31に入
力され、エッジタイミングが抽出される。そして、その
エッジタイミング検出信号が位相比較器32において再
生クロックCKpの位相と比較され、位相誤差情報が出
力される。位相誤差情報はローパスフィルタ33で帯域
制限処理された後、発振器34に入力される。
【0035】発振器34は、いわゆるNCO(Number C
ontrolled Oscillator)として形成され、入力された位
相誤差情報に応じて分周比を変化させることで、EFM
信号に同期した再生クロックCKpを得る構成とされて
いる。
【0036】この発振器34は、図3に示すように基本
的にはリミッタ41、カウンタ42、デコーダ43、1
/2分周期44から形成される。そしてこれらの基本的
なNCOとしての構成部分とは別に、n段シフトレジス
タ45(本例の場合は4段シフトレジスタ45-1〜45
-4とした)、ゲート回路46を備えるようにしている。
【0037】まず基本的なNCOとしての構成部分の動
作としては、位相誤差情報に応じて分周比が可変され発
振周波数(再生クロックCKp)が変化するものとな
る。ローパスフィルタ33からの位相誤差情報はまずリ
ミッタ41に入力され、±1の値に制限される。即ち、
位相誤差情報の値としては、『1』『0』『−1』のい
づれかに制限されることになる。このリミッタ41の出
力は、カウンタ42のロードデータとなる。
【0038】カウンタ42は、ロード信号LDに応じて
リミッタ41の出力をロードするとともに、マスターク
ロックMCKに基づいてカウントアップを行なう。次段
のデコーダ43は、カウンタ42の値が『3』になった
場合に『1』を出力するように構成されている。またこ
のデコーダ43の『1』出力がカウンタ42に対するロ
ード信号LDとなっている。
【0039】このカウンタ42、デコーダ43の動作
は、図6で説明した動作と同様となるため、ここでの重
複説明は避けるが、デコーダ43の出力で見ると、カウ
ンタ42のロード値(リミッタ出力)が『0』のときは
分周比4、ロード値が『1』のときは分周比3、ロード
値が『−1』のときは分周比5としての、各分周動作が
実現される。
【0040】このような分周比可変動作が実行されたデ
コーダ43の出力は、1/2分周器44で分周されて、
パルスディーティが50%とされた状態で、再生クロッ
クCKpとなる。つまりこの再生クロックCKpは、E
FM信号の位相誤差に応じて分周比が可変されること
で、EFM信号に同期した周波数信号に収束されていく
ように発生されるものとなる。
【0041】ただし本例では、シフトレジスタ45及び
ゲート回路46により、変化許可信号ECを発生させ、
この変化許可信号ECでリミッタ41の動作を制御する
ようにしている。つまり変化許可信号EC=『0』のと
きは、リミッタ41の出力値は、そのときの入力値(つ
まり位相誤差情報)にかかわらず前値を保持し、出力値
の変化が禁止された状態となる。そして変化許可信号E
C=『1』のときのみ、リミッタ41の出力は入力され
た位相誤差情報に応じて『1』『0』『−1』のいずれ
かとなる。
【0042】変化許可信号ECは、リミッタ出力=
『0』となることが4回以上連続したら『1』となる信
号とされている。即ちリミッタ41の出力はシフトレジ
スタ45に供給される。そしてシフトレジスタ45のシ
フトクロックはデコーダ43の出力が用いられるため、
各レジスタ45-1〜45-4において、過去4タイミング
分のリミッタ出力値(カウンタ42のロード値)が保持
されることになる。この各レジスタ45-1〜45-4のQ
出力はアンドゲート構成のゲート回路46に反転入力さ
れるため、各レジスタ45-1〜45-4のQ出力、つまり
各レジスタ45-1〜45-4に保持されている値が全て
『0』であるときに、変化許可信号ECは『1』とな
る。これは、リミッタ出力=『0』となることが4回以
上連続した場合に、リミッタ41の出力が+1〜−1の
範囲で変化されることが許可されることを意味する。
【0043】また、変化許可信号ECが『1』となり、
変化が許可された次のタイミングで変化許可信号EC=
『0』となると、リミッタ41の出力値の変化が禁止さ
れるとともに、リミッタ41の出力値は『0』にクリア
される。
【0044】このような変化許可信号ECによってリミ
ッタ41の動作が制御されたうえでの、本例の発振器3
4での分周比の可変動作を図4に示す。なおこの図4は
前述した図7と同様の形態としており、T1〜T30は
時間軸上のタイミングを示している。リミッタ入力とし
ては、ローパスフィルタ33からの位相誤差情報につい
て、リミット後の値として示している(本例の場合は、
実際に常にリミットされた値が出力されるわけではな
い)。リミッタ出力は、カウンタ42のロードデータと
なる値のことである。また図中の矢印ECは、変化許可
信号EC=『1』となるタイミングを示している。比較
を行ない易いように、リミッタ入力値(位相誤差情報)
の推移は図7の例と同様にした。
【0045】この場合、T1〜T4時点で4回連続して
リミッタ入力は『1』となっているが、変化許可信号E
Cが『0』であるため、リミッタ出力の変化が許可され
ず、リミッタ出力(=カウンタ42のロードデータ)は
『0』となっている。従ってこの期間は発振器34は分
周比4の動作状態となっている。
【0046】T4時点までで『ロード値=0』が4回続
いたことにより、変化許可信号EC=『1』となり、T
5時点でリミッタ入力=『1』であったとすると、リミ
ッタ出力の変化が許可されているため、リミッタ出力
(ロード値)=『1』となる。これによってT5時点の
分周比は『3』となる。T5時点でリミッタ出力=
『1』となることでレジスタ45-1の保持値が『1』と
なり、従って変化許可信号EC=『0』となるため、T
6時点ではリミッタ出力(ロード値)=『0』となる。
【0047】以降T9時点まで変化許可信号EC=
『1』とならないため、リミッタ出力は位相誤差情報に
関わらず『0』のままとなるが、T10時点では変化許
可信号EC=『1』となり位相誤差情報『−1』に応じ
てリミッタ出力=『−1』となり、カウンタ42に『−
1』がロードされる。
【0048】このような動作により、分周比は図示する
ように変化していくことになり、これを図7と比較して
みると、本例のようにリミッタ出力が4回以上『0』が
連続しなければ、カウンタ42のロード値は変化しない
ようにされることで、分周比の変化がかなり制限されて
いることが分かる。
【0049】今、リミッタ入力である位相誤差情報の値
がずっと『−1』に相当するレベルであった場合を考え
ると、分周比の推移は、『4』→『4』→『4』→
『4』→『5』→『4』→『4』→『4』→『4』→
『5』→『4』→『4』→ ・・・・・となる。つまり5回に
1回だけ分周比が『5』となり、その他の時点は4分周
動作となる。この場合の平均分周比を考えると、(4×
4+5)/5=4.2 となる。再生クロックCKpとして
の周波数は、センター周波数=fcとすると、(4/4.
2 )×fc= 0.952fcとなる。
【0050】同様に、リミッタ入力である位相誤差情報
の値がずっと『1』に相当するレベルであった場合を考
えると、分周比の推移は、『4』→『4』→『4』→
『4』→『3』→『4』→『4』→『4』→『4』→
『3』→『4』→『4』→ ・・・・・となる。つまり5回に
1回だけ分周比が『3』となり、その他の時点は4分周
動作となる。この場合の平均分周比を考えると、(4×
4+3)/5=3.8 となる。再生クロックCKpとして
の周波数は、(4/3.8 )×fc= 1.052fcとなる。
【0051】従って本例の場合、発振器34の発振周波
数範囲は 0.952fc〜 1.052fcとなり、従来例として
説明した図5の発振器90の発振周波数範囲 0.8fc〜
1.33fcに比べて、範囲がかなり制限されている。即ち
本例の場合はマスタークロックMCKの周波数を高くし
なくても、サイドロックを有効に防止できる程度に発振
周波数範囲を制限することができる。
【0052】なお、上記例ではシフトレジスタ45を4
段構成とし、4回連続してリミッタ出力が『0』となっ
たら変化許可信号EC=『1』とするようにしたが、シ
フトレジスタ45を5段構成とすれば、5回連続してリ
ミッタ出力が『0』となったら変化許可信号EC=
『1』となることになる。つまり、n段構成のシフトレ
ジスタ45の『n』の値を大きくすればするほど、発振
周波数範囲を狭く制限できることになる。また『n』の
値をダイナミックに変化させるようにすると、発振周波
数範囲をより細かく設定することができる。もちろん、
リミッタ出力『0』が3回連続したらに2回は変化許可
信号EC=『1』としてロード値の変化を許可するとい
ったような制御も可能である。もちろんシフトレジスタ
を用いなくても同様の制御は可能である。
【0053】また、上記例ではマスタークロックMCK
の1波単位で再生クロックCKpの周期が変化する構成
のデジタルPLL回路としたが、マスタークロックMC
Kの半波単位で再生クロックCKpの周期が変化するデ
ジタルPLL回路においても、本発明は適用できるもの
である。
【0054】なお本例ではミニディスク再生装置に搭載
されるデジタルPLL回路としたが、本発明のデジタル
PLL回路はCD再生装置、CD−ROM再生装置、テ
ープ再生装置など、各種の機器に搭載されるデジタルP
LL回路として好適なものである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデジタルP
LL回路は、発振手段での誤差情報に応じた発振周波数
の変化(例えば分周比の可変動作)について許可及び不
許可の制御を行なうことで、発振手段で発生させる周波
数信号の周波数範囲を制限するようにしている。これに
よってマスタークロック周波数を高くしなくても発振周
波数範囲を制限でき、これによってサイドロックの発生
を有効に防止することができる。
【0056】特にマスタークロック周波数と発振出力周
波数の周波数比にあまり差がないような場合でも、簡単
に発振周波数範囲の制限及びそれによるサイドロックの
防止を実現できる。さらに、マスタークロック周波数を
高くしなくてもよいことから、動作速度限界の点や消費
電力の削減という点で、非常に有利な構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデジタルPLL回路を搭
載した再生装置のブロック図である。
【図2】実施の形態のデジタルPLL回路のブロック図
である。
【図3】実施の形態のデジタルPLL回路の発振器のブ
ロック図である。
【図4】実施の形態の発振器の分周比の推移の説明図で
ある。
【図5】従来のデジタルPLL回路のブロック図であ
る。
【図6】デジタルPLL回路の分周比可変動作の説明図
である。
【図7】従来の発振器の分周比の推移の説明図である。
【符号の説明】
6 2値化回路、8 EFM/CIRCデコーダ 10
デジタルPLL回路、11 システムコントローラ、
12 メモリコントローラ、13 バッファメモリ、1
4 音声圧縮デコーダ、31 エッジ検出部、32 位
相比較器、33ローパスフィルタ、34 発振器、41
リミッタ、42 カウンタ、43デコーダ、44 1
/2分周期、45 シフトレジスタ、46 ゲート回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に同期した周波数信号を生成す
    るPLL回路において、 入力信号に対する誤差情報を検出する誤差検出手段と、 前記誤差検出手段で検出された誤差情報に応じて発振周
    波数を変化させることで前記入力信号に同期した周波数
    信号を発生させることのできる発振手段と、 誤差情報に応じた前記発振手段での発振周波数の変化動
    作についての許可及び不許可の制御を行なうことで、前
    記発振手段で発生させる周波数信号の周波数範囲を制限
    することのできる発振周波数範囲制限手段と、 を備えていることを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 前記発振手段は、前記誤差検出手段で検
    出された誤差情報に応じて分周比を変化させることで前
    記入力信号に同期した周波数信号を発生させるように形
    成され、 前記発振周波数範囲制限手段は、誤差情報に応じた前記
    発振手段での分周比の変化について許可及び不許可の制
    御を行なうことで、前記発振手段で発生させる周波数信
    号の周波数範囲を制限するように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のPLL回路。
  3. 【請求項3】 前記発振周波数範囲制限手段は、分周比
    の可変範囲内における特定の分周比とされている状態が
    所定期間以上連続した場合にのみ、誤差情報に応じた分
    周比の変化を許可することを特徴とする請求項2に記載
    のPLL回路。
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