JPH10513311A - Mosゲート式ターンオフ・mos支援式ターンオン型パワーサイリスタ - Google Patents

Mosゲート式ターンオフ・mos支援式ターンオン型パワーサイリスタ

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JPH10513311A
JPH10513311A JP8523553A JP52355396A JPH10513311A JP H10513311 A JPH10513311 A JP H10513311A JP 8523553 A JP8523553 A JP 8523553A JP 52355396 A JP52355396 A JP 52355396A JP H10513311 A JPH10513311 A JP H10513311A
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イー. ピッコーン,ダンテ
メータ,ハーシュド
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シリコーン パワー コーポレイション
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 本発明のパワーサイリスタは、セル型エミッタ構造を有する。また、いずれのセルも、セルに組み込まれたターンオンゲートを支援するFETを有する。1方の極性のターンオンゲート電圧が、セルの表面とセルに組み込まれたターンオンゲートの上に配置されたFETゲート要素とに印加される。該電圧が印加されると、FETゲート要素の下に配置されたチャンネルが導電状態となる。そのことにより、組み込まれたターンオンゲートが、サイリスタセルの上部ベース−上部エミッタ接合の駆動を与えて、サイリスタセルをターンオンする。

Description

【発明の詳細な説明】 MOSゲート式ターンオフ・ターンオン型パワーサイリスタ技術分野 本発明は、パワーサイリスタに関し、特に電界効果型ターンオンゲートと電界 効果型ターンオフゲートを用い、両者が単一ゲート電極により制御されるパワー サイリスタに関する。背景 パワーサイリスタの1種に、例えば、刊行物のTempleほかによるPower Conver sion Intelligent Motion(November 1992)、pp.9-16 に記載されるようなMOS 制御式サイリスタ(MOS Controlled Thyristr:MCT)がある。MCTは、電界効 果型トランジスタ(Field Effect Transistors:FET’s)を用いて、単一ゲート 電極によりパワーサイリスタのターンオンとターンオフの両方を制御する。MC Tでは、サイリスタの下部エミッタと下部ベースの交わる箇所におけるサイリス タのp−n接合が、サイリスタボディの平面全体にわたって伸びている。MCT では、パワーサイリスタの上部ベースと上部エミッタの両方が、アレイ状のセル 型構造を有する。MCTの各セルには上部ベース領域があって、サイリスタボデ ィの上部表面からその下部ベース領域に伸びており、さらに上部エミッタ領域が あって、サイリスタボディの上部表面から上部ベース領域に伸びる。上部ベース 領域はセルベースで形成されるため、各セルを成す上部ベースと下部ベースによ り形成されたp−n接合は、サイリスタボディの上部表面で終端する。換言すれ ば、パワーサイリスタを成す上部ベースと下部ベースにより形成される接合は、 サイリスタ内では連続しない。 米国特許のShinohe ほかによる第4、717、940号、およびTempleによる 第4、958、211号では、セル型上部エミッタ構造を有するパワーサイリス タを開示している。すなわちここでは、下部エミッタ領域の下部ベース領域と交 わる箇所において形成されたp−n接合、および上部ベース領域の下部ベース領 域と交わる箇所において形成されたp−n接合の両方が、サイリスタボディの平 面にわたって連続的に伸びている。 セル型エミッタ構造を持つパワーサイリスタであって、各セルがFET支援式 ターンオンゲートを含むパワーサイリスタを提供することが、本発明の一つの目 的である。 本発明の他の目的は、ターンオフされたエミッタセルが、他のまだ導電状態で あるエミッタセルのターンオフを支援できるようなセル型エミッタ構造を持つパ ワーサイリスタを提供することである。発明の概要 本発明のパワーサイリスタはセル型エミッタ構造を有する。さらに各セルは、 セルに組込まれたFET支援式ターンオンゲートを有する。一方の極性のターン オンゲート電圧は、セル表面の上に配置したFET型ゲート要素に印加され、ま たセルに組込まれたターンオンゲートに印加される。FETターンオンゲート要 素の下に配置したチャネルは導電状態となり、これによって一体化ターンオンゲ ートはサイリスタセルの上部ベース−上部エミッタの接合に駆動を与えることで 、サイリスタセルをオン状態にする。図面の簡単な説明 本明細書は、本発明に関する特徴を特に指摘し、かつ明確に請求している請求 項をもって終わっているが、本発明の目的と利点は、下記の好ましい実施の形態 についての説明から、添付図面を照合して読むことにより、さらに容易に確認す ることができるものであって、該添付図面とは次の通りである。 図1は、本発明の実施の一形態のパワーサイリスタの代表的セルを示す断面図 である。 図2は、図1に示されるサイリスタセルの等価回路概略図である。 図3は、本発明の実施の他の形態のパワーサイリスタの代表的セルを示す断面 図である。 図4は、図3に示されるサイリスタセルの等価回路概略図である。 図5は、本発明のさらに他の形態を示す一部概略の断面図である。好ましい実施の形態の説明 複数の図面に表示される要素は、明白にするため、各図面で同じ符号で示した 。図1では、本発明の実施の一形態のパワーサイリスタ10の断面を示す。サイ リスタ10は、直径が53mmおよび厚さが37mmのシリコンウェーハ12に 形成される。下部(P+)エミッタ領域14は不純物原子約1018/ccを超える 最大不純物濃度を有し、シリコンウェーハ12の最下層に形成される。シリコン ウェーハ12の平面全体にわたる下部エミッタ領域14の上に、下部(N-)ベース 領域16が配置される。この下部ベース領域16は、不純物原子約1015/cc 未満の最大不純物濃度を有する。下部エミッタ領域14が下部ベース領域16と 交わる箇所が、p−n接合18を定める。これがシリコンウェーハ12の平面全 体にわたって連続的に伸びている。最初、シリコンウェーハ12の上部層20は 、不純物原子約1017/cc未満の濃度を有するように、(p) 形材料でドーピン グされる。さらに上部層20の下部ベース領域16と交わる箇所が、P−N接合 24を形成し、シリコンウェーハ12の平面全体にわたって伸びる。パワーサイ リスタ10の陽極電極54が、シリコンウェーハ12の下部表面28に電気的に 接続されている。後述するように、パワーサイリスタ10の残りの要素には、上 部エミッタ要素とターンオン・ターンオフゲート回路が含まれ、アレイ状の同一 セル29として形成される。各セル29は、次により形成される。:(1)上部 層20の上部表面26の直ぐ下で、上部層20の領域における不純物濃度を変化 させ、そして(2)シリコンウェーハ12の上部表面26の上に隣接して要素を 配置する。パワーサイリスタ10のセル要素の形成後にも変わらず残っている上 部層20の部分が、パワーサイリスタ10の上部ベース(P) 領域22を形成する 。 図1では、中心線30に関して対称形をしている1個の代表的なセル29のみ を図示している。第1の領域32は、(N-)形で、不純物原子約1017/cc未満 の最大不純物濃度であって、上部表面26からシリコンウェーハ12の上部層2 0内に伸びる。第2の領域34は(N+)形で、不純物原子約1018/ccより大き い最大不純物濃度で、上部エミッタ34を形成し、上部表面26から、第1の領 域32内に、さらに貫通して伸びる。上部エミッタ34の貫通深度は、上部層2 0内に生ずるよう限定され、そして上部エミッタ34の上部ベース22と交わる 箇所にp−n接合36を形成する。上部エミッタ領域34は、パワーサイリスタ 10の複数の同様のエミッタセル29の1個である。第3の領域38は、(P+)形 で、不純物原子約1018/ccより大きい最大不純物濃度で、上部表面26から 、一部第1の領域32内に、一部上部エミッタ領域34内にそれぞれ伸びる。第 4の領域40は、(N) 形で、不純物原子約1017/cc未満の最大不純物濃度で 、上部表面26からシリコンウェーハ12の上部層20内に伸びる。第1の領域 32の端部45は、第4の領域40の端部47から、双頭矢印42により示され る距離xだけ間隔をおいて配置される。第5の領域44は、(P+)形で、不純物原 子約1018/ccより大きい最大不純物濃度で、シリコンウェーハ12の上部表 面26から一部が第4の領域40内に伸びる。第5の領域44の第4の領域40 と交わる箇所が、p−n接合41を形成する。シリコンウェーハ12の表面を見 下ろすと、セル29は多数の一様な形態のいずれかを有することが可能である。 例えばセル29が円形を有する場合、領域34は概ね円柱形を有し、領域32、 38、40、44は環状形を有することになる。同様に、各セル29が、正方形 、六角形、またはある他の形を有することも可能である。それらの場合、図1の 断面は複数方向での断面の代表である。 シリコンウェーハ12の上部表面26と破線46の間で、第3の領域38の端 部49から第1の領域32の端部45に伸びる部分が、第1のチャネル48を定 める。同様に、シリコンウェーハ12の上部表面26と破線46の間で、第1の 領域32の端部45から第4の領域40の端部47に伸びる部分が、第2のチャ ネル50を定める。シリコンウェーハ12の表面26の上部に間隔をおいて配置 されたFETゲート要素52は、チャネル48、50の上に位置する。パワーサ イリスタ10の陰極62を表す金属接点は、シリコンウェーハ12の上部表面2 6で、第2の領域34と第3の領域38とに接触する。金属接点56はシリコン ウェーハ12の表面26で、第5の領域44と電気的に接触する。金属接点56 、ゲート要素52およびゲート電極58は、相互結合60により示されるように 電気的に接続される。通常二酸化ケイ素である絶縁媒体64は、ゲート要素52 の下に配置するシリコンウェーハ12の表面26と、ゲート要素52との間に配 置される。 図2は図1に示される構造の等価回路図を表す。図1では、サイリスタ10の 主要なパワー処理部分が、下部エミッタ14、下部ベース16、上部ベース20 および上部エミッタ34からできている。図2では、パワーサイリスタ10の主 要なパワー処理部分が、破線ブロック70内に、図示されるように接続された1 組のトランジスタ72、74として図示される。同様に、図1に示され、第5の 領域(P+)44、第4の領域(N) 40、上部ベース領域(P) 22および第1の領域 (N) 32からできている構造は、補助ターンオンサイリスタ80であって、第2 の(N+)領域34により陰極62に接続される。この補助ターンオンサイリスタ8 0は、図2において、破線ボックス80の中に、図示されるように接続された1 組のトランジスタ76、78のように表される。 図1では、セル29内に組込まれたMOSターンオフゲートが、FETゲート 要素52および第1のチャネル48から構成され、第1のチャネル48は上部ベ ース22を第3の領域38に接続し、第3の領域38が陰極62と電気的に接触 する。図2において、ターンオフゲートは、ゲート要素52と、トランジスタ7 4のベースに接続されたソース82と、トランジスタ74のエミッタに接続され たドレイン84と、ソース82をドレイン84に接続するチャネル48とから構 成される。図1において、セル29に組込まれたMOSターンオンゲートは、F ETゲート要素52と、第1の領域32を第4の領域40に接続する第2のチャ ネル50とから構成される。図2において、ターンオンゲートはFETゲート要 素52と、トランジスタ76のベースに接続されたソース86と、トランジスタ 78、74のエミッタに接続されたドレイン88と、ソース86をドレイン88 に接続するチャネル50とから構成される。 パワーサイリスタ10のターンオフ・ターンオンの簡単な説明をすると、以下 の通りである。いま図1を参照し、陽極54から下部エミッタ14、下部ベース 16、上部ベース22、上部エミッタ34を通り、陰極62に電流が流れる導電 状態のパワーサイリスタ10を仮定する。このパワーサイリスタ10を非導電状 態にするには、負の電圧がゲート電極58に印加され、それによりFETゲート 要素52に印加されることで、チャネル48内に正の電荷を誘導する。チャネル 48における正の電荷が、陰極62と接触する第3の領域38と上部ベース22 との間に導電パスを与える。接合36を通り陰極62に流れたパワーサイリスタ 10の電流の一部は、チャネル48を経て陰極62に流れ始める。チャネル領域 48の比較的低いインピーダンスのため、上部エミッタ34−上部ベース22の 接合36間の電圧は低減され、これによりパワーサイリスタ10が結果的にター ンオフとなる。 パワーサイリスタ10が導電していない場合、ゲート電極58に正の電圧を印 加し、したがってFETゲート要素52と接点56に正の電圧を印加することに より、パワーサイリスタ10をターンオンとする。ゲート要素52の正の電圧が 負の電荷を誘導し、第2のチャネル50に蓄積増大し、これにより第4の領域4 0と、陰極62に第2の領域34を通り電気的に接続される第1の領域32との 間に導電電流パスを与える。第2のチャネル50を通る電流の流れが、パワーサ イリスタ10をターンオンさせることは、図2を参照することで最も良く説明さ れる。正の電圧がゲート電極58、ゲート要素52およびトランジスタ76のエ ミッタに印加されると、第2のチャネル50が導電状態になり、これによりベー ス電流がトランジスタ76に流れることができ、トランジスタ76をターンオン させる。トランジスタ76がターンオンすると、トランジスタ78に対しベース 電流駆動を与え、これが補助サイリスタ80をターンオンさせ、またトランジス タ74に対しベース電流駆動を与え、これがパワーサイリスタ70をターンオン させる。 本発明の別の形態では、もしゲート要素52の電圧が、例えば30ボルトのよ うなある値を超えると、第4の(N) 領域40の端部47から第1の(N) 領域32 の端部45にアバランシェが生じ、これによりゲート要素52から陰極62に電 流が流れることができるように、双頭矢印42により表される距離xは制御され る。またこの電流の流れにより補助サイリスタ80とパワーサイリスタ10をタ ーンオンさせる。パワーサイリスタ10をターンオンする別の方法を提供すると ともに、高電圧がゲート電極に仮に加えられたような場合の、絶縁層64間に印 加することが可能な電圧を限定する。例えば、距離xが5ないし15ミクロンの 範囲とすると、絶縁層64間の電圧は約25ないし75ボルトに限定される。こ の電圧限定機能は、絶縁層64間に損害電圧レベルが不注意に印加されるのを防 止する。 図3に本発明の別の形態を示す。図3のセル29は、ゲート要素52がシリコ ンウェーハ12の上部表面26において、第4の領域40の第5の領域44と交 わる交差箇所55にまで伸びている点以外は、図1に示すのと同じ構造を有する 。シリコンウェーハ12の表面26における第4の領域40の、ゲート要素52 の下に配置される部分が、第3のチャネル53を形成する。前述のように、負の 電圧がゲート要素52に印加されると、チャネル48は導電状態となり、これが ベース領域22から上部エミッタ36へ、さらに陰極62へ低インピーダンスパ スを提供し、サイリスタセル29をターンオフさせる。またゲート要素52に印 加された負の電圧が、チャネル53内に正の電荷を誘導し、ベース領域22と第 4の領域44との間にさらなる低インピーダンスパスを与える。そこで、低イン ピーダンスパスは、接点56から陰極62へ、第3のチャネル53、ベース領域 22、第1のチャネル48および第3の領域38を介して存在する。このサイリ スタセル29がターンオフすると、接点56と陰極62との間のこの低インピー ダンスパスが、まだ完全にターンオフしていない隣接のサイリスタセル29から 電流を受容することができ、これによりパワーサイリスタ10のターンオフを支 援する。 さらに図5は、本発明の別の形態を示す。図1の実施の形態では、上部ベース 22の下部ベース16と交わる箇所で形成された接合24は、シリコンウェーハ 12の平面全体にわたって連続していたが、図1のターンオン・ターンオフゲー ト構造は、接合24が連続していない場合でも利用可能であることが技術分野の 当業者であれば認められることである。そこで図5では、下部エミッタ14の下 部ベース16と交わる箇所で形成された接合18が、シリコンウェーハ12の平 面全体にわたって伸びているが、セル29aはそれ自身の上部ベース領域22を 有し、これが上部表面26から下部ベース領域16へと下方に伸び、これにより 接合24aを形成し、該接合24aはセルの上部表面26で開始して終端し、そ こで隣接するセルの接合には接続されない。また図5では、セル29bの接合2 4bは、セル29bの上部表面26において終端する一端を有するが、その他端 はセル29cの接合24cの一端と連続していることを示す。接合24cの他端 は、セル29cの上部表面26で終端する。この技術分野の当業者であれば認め られることであるが、もしセル29aの接合24aと、隣接のセル29bの接合 24bとの間の間隔Y が十分に小さい(例えば、3から5ミクロンの間)のであ れば、パワーサイリスタ10はあたかもp−n接合24がセル29aとセル29 bとの間に連続しているかのように機能することができる。この間隔Y をアレイ を通じて3ないし5ミクロンに保持することにより、不連続接合24はあたかも シリコンウェーハ12全体にわたって連続しているかのように機能することがで きる。パワーサイリスタ10の図3における残りの要素の全ては、上部ベース領 域22に対して図1におけるのと同様の関係を有する。 本発明の特定の実施の形態を示し述べたが、この技術分野の当業者であれば、 その範囲を広くした形態で、本発明に外れることなく、種々の変化と変形が実施 可能であることは明白であって、すなわちこのような種々の変化と変形のすべて が、本発明の正しい精神と範囲内に帰着するように、包含していると意図する。
【手続補正書】 【提出日】1998年2月13日 【補正内容】 (1)発明の名称を「MOSゲート式ターンオフ・MOS支援式ターンオン型パ ワーサイリスタ」と訂正する。 (2)明細書第1頁第6〜7行目に「電界効果型ターンオフゲート」とあるのを 「電界効果支援型ターンオフゲート」と訂正する。 (3)明細書第2頁第27〜29行目までの「図3は・・・概略図である。」を 削除する。 (4)明細書第3頁第1行目に「図5は、」とあるのを「図3は、」と訂正する 。 (5)明細書第5頁第9〜10行目に「第1の領域(N)」とあるのを「第1の領 域(N-)」と訂正する。 (6)明細書第7頁第5〜20行目までの「図3に・・・支援する。」を削除す る。 (7)明細書第7頁第21行目に「図5」とあるのを「図3」と訂正する。 (8)明細書第7頁第25行目に「図5」とあるのを「図3」と訂正する。 (9)明細書第8頁第1行目に「図5」とあるのを「図3」と訂正する。 (10)請求の範囲を、別紙のとおりに訂正する。 (11)図3、図4を削除する。 (12)図5を図3に変更し、変更後の図3を、別紙のとおりに訂正する。 請求の範囲 1.第1と第2のパワー電極(54、62)、単一ゲート電極(58)および サイリスタボディ(12)を有するパワーサイリスタ(10)において、 該サイリスタボディ(12)は、順次上に重なる半導体材料の第1と第2と第 3の層(14、16、20)からなり、該第1と第3の層(14、20)は1方 の導電形を有し、該第2の層(16)はその反対の導電形を有し、上に位置する 第2の層(16)とは反対側の第1の層(14)の表面(28)は、サイリスタ ボディ(12)の第1の主表面(28)を形成し、かつ第1のパワー電極(54 )に接続し、下に位置する第2の層(16)とは反対側の第3の層(20)の表 面(26)は、サイリスタボディ(12)の第2の主表面(26)を形成し、 前記パワーサイリスタ(10)は複数のセルを有し、該セルはそれぞれ、 (a)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら、第3の層(20)内に伸びる第1の領域(32)と、 (b)前記反対の導電形の高不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら、部分的に第1の領域(32)内に伸び、貫通し、前記第3の層(20)内に 伸び、前記第2のパワー電極(62)に接続された第2の領域(34)と、 (c)前記第2のパワー電極(62)に接続され、前記1方の導電形の不純物 濃度を有し、第2の主表面(26)から、部分的に前記第1と第2の領域(32 、34)内に伸びる第3の領域(38)と、 (d)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら、第3の層(20)内に伸びる第4の領域(40)であって、第1の領域(3 2)から間隔をおいて位置し、第3の層(20)内で、第1の領域(32)と第 4の領域(40)の間のチャネル(50)を、第2の主表面(26)において定 める第4の領域(40)と、 (e)前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第4の領域(40)内にp−n 接合(41)を形成するよう、前記第2の主表面(26)から、第4の領域(4 0)内に伸びる第5の領域(44)と、 (f)ゲート電極(58)と第5の領域(44)とに接続し、チャネル(50 )の上に距離をおいて位置するゲート要素(52)であって、前記p−n接合( 41)に順バイアスを印加するために、かつ前記チャネル(50)を導電状態に させるために、ゲート要素(52)に1方の極性の電圧を印加させることにより 、第5の領域(44)と第2のパワー電極(62)との間に低インピーダンスパ スを与え、ゲート電極(58)とパワー電極(62)の間で、かつ第2の領域( 34)と第3の層(20)を通り、パワーサイリスタ(10)をターンオンさせ るよう電流を通じさせることができるゲート要素(52)と、を有することを特 徴とするパワーサイリスタ(10)。 2.第1と第2のパワー電極(54、62)、単一ゲート電極(58)および サイリスタボディ(12)を有するパワーサイリスタ(10)において、 該サイリスタボディ(12)は、順次上に重なる半導体材料の第1と第2と第 3の層(14、16、20)からなり、該第1と第3の層(14、20)は1方 の導電形を有し、該第2の層(16)はその反対の導電形を有し、上に位置する 第2の層(16)とは反対側の第1の層(14)の表面(28)は、サイリスタ ボディ(12)の第1の主表面(28)を形成し、かつ第1のパワー電極(54 )に接続し、下に位置する第2の層(16)とは反対側の第3の層(20)の表 面(26)は、サイリスタボディ(12)の第2の主表面(26)を形成し、 前記パワーサイリスタ(10)は複数のセルを有し、該セルはそれぞれ、 (a)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら、第3の層(20)内に伸びる第1の領域(32)と、 (b)前記反対の導電形の高不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら、部分的に第1の領域(32)内に伸び、貫通し、前記第3の層(20)内に 伸び、前記第2のパワー電極(62)に接続された第2の領域(34)と、 (c)第2の主表面(26)において、第3の領域(38)に隣接する第1の 領域(32)に第1のチャネル(48)を定めるために、前記第2のパワー電極 (62)に接続され、前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第2の主表面(2 6)から、部分的に前記第1と第2の領域(32、34)内に伸びる第3の領域 (38)と、 (d)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら、第3の層(20)内に伸びる第4の領域(40)であって、第1の領域(3 2)から間隔をおいて位置し、第3の層(20)内で、第1の領域(32)と第 4の領域(40)の間の第2のチャネル(50)を、第2の主表面(26)にお いて定める第4の領域(40)と、 (e)前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第4の領域(40)内にp−n 接合(41)を形成するよう、前記第2の主表面(26)から、第4の領域(4 0)内に伸びる第5の領域(44)と、 (f)ゲート電極(58)と第5の領域(44)とに接続し、第1と第2のチ ャネル(48、50)の上に距離をおいて配置されたゲート要素(52)であっ て、(i)第1のチャネル(48)を導電状態にさせることにより、パワーサイ リスタ(10)をターンオフさせるため、第3の層(20)と第2のパワー電極 (62)の間に低インピーダンスパスを与えるよう、ゲート要素(52)に1方 の極性の電圧を印加し、および(ii)前記p−n接合(41)に順バイアスを印 加することにより、かつ第2のチャネル(50)を導電状態にさせることにより 、第5の領域(44)と第2のパワー電極(62)の間に低インピーダンスパス を与えるよう、ゲート要素(52)に反対の極性の電圧を印加することにより、 ゲート電極(58)と第2のパワー電極(62)の間で、かつ第3の層(20) と第2の領域(34)を通り、パワーサイリスタ(10)をターンオンさせるよ う電流を通じさせることができるゲート要素(52)と、を有することを特徴と するパワーサイリスタ(10)。 3.第3と第5の領域(38、44)は前記1方の導電形の高不純物濃度を有 することを特徴とする請求項1に記載のパワーサイリスタ(10)。 4.第3と第5の領域(38、44)は前記1方の導電形の高不純物濃度を有 することを特徴とする請求項2に記載のパワーサイリスタ(10)。 5.ゲート電極(58)に印加された電圧が所定の値を超過する場合、第1の 領域(32)と第4の領域(40)との間にアバランシェが発生し、これがパワ ーサイリスタ(10)をターンオンさせ、ゲート電極(58)における電圧を、 前記ゲート要素(52)と前記第2の主表面(26)の間の絶縁が損傷しないよ うに防護するレベルに限定するような約5〜15ミクロンの間の値で、第1の領 域(32)と第4の領域(40)との間の間隔(42)が設けられていることを 特徴とする請求項1に記載のパワーサイリスタ(10)。 6.ゲート電極(58)に印加された電圧が所定の値を超過する場合、第1の 領域(32)と第4の領域(40)との間にアバランシェが発生し、これがパワ ーサイリスタ(10)をターンオンさせ、ゲート電極(58)における電圧を、 前記ゲート要素(52)と前記第2の主表面(26)の間の絶縁が損傷しないよ うに防護するレベルに限定するような約5〜15ミクロンの間の値で、第1の領 域(32)と第4の領域(40)との間の間隔(42)が設けられていることを 特徴とする請求項2に記載のパワーサイリスタ(10)。 7.第1と第2のパワー電極(54、62)、単一ゲート電極(58)および サイリスタボディ(12)を有するパワーサイリスタ(10)において、 サイリスタボディ(12)は、順次上に位置する半導体材料の第1と第2の層 (14、16)からなり、該第1の層(14)は1方の導電形を有し、該第2の 層(16)はその反対の導電形を有し、上に位置する第2の層(16)と反対側 に位置する第1の層(14)の表面(28)は、サイリスタボディ(12)の第 1の主表面(28)を形成し、かつ第1のパワー電極(54)に接続し、下に位 置する第1の層(14)と反対側に位置する第2の層(16)の表面(26)は 、サイリスタボディ(12)の第2の主表面(26)を形成し、 前記パワーサイリスタ(10)は複数のセルを有し、該セルはそれぞれ、 (a)前記サイリスタボディ(12)の前記第2の主表面(26)に前記第2 層で終端するp−n接合(24)を形成するように、第2の主表面(26)から 第2の層(16)内に伸びる前記1方の導電形の上部ベース領域(22)と、 (b)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から上 部ベース領域(22)内に伸びる第1の領域(32)と、 (c)前記反対の導電形の高不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から、 部分的に第1の領域(32)を貫通し、かつ上部ベース領域(22)内に伸び、 第2のパワー電極(62)に接続された第2の領域(34)と、 (d)第2の主表面(26)にて第3の領域(38)に隣接する第1の領域( 32)に第1のチャネル(48)を定めるために、第2のパワー電極(62)に 接続され、前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から部 分的に第1と第2の領域(32、34)内に伸びる第3の領域(38)と、 (e)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら上部ベース領域(22)内に伸びる第4の領域(40)であって、第1の領域 (32)から間隔をおいて位置し、上部ベース領域(22)における第1の領域 (32)と第4の領域(40)の間の第2のチャネル(50)を第2の主表面( 26)において定める領域である第4の領域(40)と、 (f)前記1方の導電形の高不純物濃度を有し、第4の領域(40)内にp− n接合(41)を形成するように、第2の主表面(26)から第4の領域(40 )内に伸びる第5の領域(44)と、 (g)ゲート電極(58)に接続し、かつ第5の領域(44)に接続し、チャ ネル(50)の上に距離をおいて配置されたゲート要素(52)であって、チャ ネル(50)を導電状態にさせ、これにより第5の領域(44)と第2のパワー 電極(62)との間に低インピーダンスパスを与えるよう、前記p−n接合(4 1)に順バイアスを印加し、かつ1方の極性の電圧をゲート要素(52)に印加 することにより、ゲート電極(58)と前記パワー電極(62)との間で、かつ 第2の領域(34)と上部ベース領域(22)を通り、パワーサイリスタ(10 )をターンオンさせるよう電流を通じさせることができるゲート要素(52)と を有することを特徴とするパワーサイリスタ(10)。 8.第3と第5の領域(38、44)は前記1方の導電形の高不純物濃度を有 することを特徴とする請求項7に記載のパワーサイリスタ(10)。 9.1個のセルのp−n接合(24a)は、前記第2の層と上部ベースの層の 間に形成され、隣接するセルで対応のp−n接合(24b)から約3ないし5ミ クロンの間隔をおいて配置され、サイリスタボディにまたがる連続的な接合の一 部として機能するため、セル間の接合となるように充分に接近していることを特 徴とする請求項8に記載のパワーサイリスタ(10)。 【図3】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1と第2のパワー電極(54、62)、単一ゲート電極(58)および サイリスタボディ(12)を有するパワーサイリスタ(10)において、該サイ リスタボディ(12)は、上に配置する半導体材料の第1と第2と第3の層(1 4、16、20)からなり、該第1と第3の層(14、20)は1方の導電形を 有し、該第2の層(16)はその反対の導電形を有し、前記上に配置する第2の 層(16)とは反対の第1の層(14)の表面(28)はサイリスタボディ(1 2)の第1の主表面(28)を形成し、かつ第1のパワー電極(54)に接続し 、下に配置する第2の層(16)とは反対の第3の層(20)の表面(26)は サイリスタボディ(12)の第2の主表面(26)を形成し、前記パワーサイリ スタ(10)は複数のセルを有し、該セルは、 (a)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら第3の層(20)に伸びる第1の領域(32)と、 (b)反対の導電形の高不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)から、 部分的に第1の領域(32)内に伸び、貫通し、前記第3の層(20)内に伸び 、前記第2のパワー電極(62)に接続された第2の領域(34)と、 (c)前記第2のパワー電極(62)に接続され、前記1方の導電形の不純物 濃度を有し、第2の主表面(26)から部分的に前記第1と第2の領域(32、 34)内に伸びる第3の領域(38)と、 (d)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から第 3の層(20)内に伸びる第4の領域(40)であって、第1の領域(32)か ら間隔をおいて配置し、第3の層(20)内で第1の領域(32)と第4の領域 (40)の間のチャネル(50)を第2の主表面(26)において定める第4の 領域(40)と、 (e)前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から第4 の領域(40)内にp−n接合(41)を形成するよう、第4の領域(40)内 に伸びる第5の領域(44)と、 (f)ゲート電極(58)に接続し、第5の領域(44)に接続し、チャネル (50)の上に距離をおいて配置するゲート要素(52)であって、前記チャネ ル(50)を導電状態にさせるために、ゲート要素(52)に1方の極性の電圧 を印加させ、第5の領域(44)と第2のパワー電極(62)との間に低インピ ーダンスパスを与え、パワーサイリスタ(10)をターンオンさせるため、ゲー ト電極(58)とパワー電極(62)の間で、かつ第2の領域(34)と第3の 層(20)を貫通し、電流を通じさせることができる手段であるゲート要素(5 2)とを有することを特徴とするパワーサイリスタ(10)。 2.第1と第2のパワー電極(54、62)、単一ゲート電極(58)および サイリスタボディ(12)を有するパワーサイリスタ(10)において、該サイ リスタボディ(12)は、上に配置する半導体材料の第1と第2と第3の層(1 4、16、20)からなり、該第1と第3の層(14、20)は1方の導電形を 有し、該第2の層(16)はその反対の導電形を有し、前記上に配置する第2の 層(16)とは反対の第1の層(14)の表面(28)はサイリスタボディ(1 2)の第1の主表面(28)を形成し、かつ第1のパワー電極(54)に接続し 、下に配置する第2の層(16)とは反対の第3の層(20)の表面(26)は サイリスタボディ(12)の第2の主表面(26)を形成し、前記パワーサイリ スタ(10)は複数のセルを有し、該セルは、 (a)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)か ら第3の層(20)に伸びる第1の領域(32)と、 (b)反対の導電形の高不純物濃度を有し、前記第2の主表面(26)から、 部分的に第1の領域(32)内に伸び、貫通し、前記第3の層(20)内に伸び 、前記第2のパワー電極(62)に接続された第2の領域(34)と、 (c)第2の主表面(26)において、第3の領域(38)に隣接する第1の 領域(32)に第1のチャネル(48)を定めるために、前記第2のパワー電極 (62)に接続され、前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第2の主表面(2 6)から部分的に前記第1と第2の領域(32、34)内に伸びる第3の領域( 38)と、 (d)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から第 3の層(20)内に伸びる第4の領域(40)であって、第1の領域(32)か ら間隔をおいて配置し、第3の層(20)内で第1の領域(32)と第4の領域 (40)の間の第2のチャネル(50)を第2の主表面(26)において定める 第4の領域(40)と、 (e)前記1方の導電形の不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から第4 の領域(40)内にp−n接合(41)を形成するよう、第4の領域(40)内 に伸びる第5の領域(44)と、 (f)ゲート電極(58)に接続し、第5の領域(44)に接続し、第1と第 2のチャネル(48、50)の上に距離をおいて配置されたゲート要素(52) であって、(i)第1のチャネル(48)を導電状態にさせることにより、パワ ーサイリスタ(10)をターンオフさせるため、第3の層(20)と第2のパワ ー電極(62)の間に低インピーダンスパスを与えるよう、ゲート要素(52) に1方の極性の電圧を印加し、および(ii)第2のチャネル(50)を導電状態 にさせることにより、第5の領域(44)と第2のパワー電極(62)の間に低 インピーダンスパスを与えるよう、ゲート要素(52)に反対の極性の電圧を印 加する手段であり、これによりゲート電極(58)と第2のパワー電極(62) の間に、そして第3の層(20)と第2の領域(34)を通り、パワーサイリス タ(10)をターンオンさせるよう電流を通じさせることができるゲート要素( 52)とを有することを特徴とするパワーサイリスタ(10)。 3.第3と第5の領域(38、44)は前記1方の導電形の高不純物濃度を有 することを特徴とする請求項1に記載のパワーサイリスタ(10)。 4.第3と第5の領域(38、44)は前記1方の導電形の高不純物濃度を有 することを特徴とする請求項2に記載のパワーサイリスタ(10)。 5.ゲート電極(58)に印加された電圧が所定の値を超過する場合、第1の 領域(32)と第4の領域(40)との間に導電が生じ、これがパワーサイリス タ(10)をターンオンさせ、ゲート電極(58)における電圧を限定するよう に、第1の領域(32)と第4の領域(40)との間の間隔(42)が、約5な いし15ミクロンであることを特徴とする請求項1に記載のパワーサイリスタ( 10)。 6.ゲート電極(58)に印加された電圧が所定の値を超過する場合、第1の 領域(32)と第4の領域(40)との間に導電が生じ、これがパワーサイリス タ(10)をターンオンさせ、ゲート電極(58)における電圧を限定するよう に、第1の領域(32)と第4の領域(40)との間の間隔(42)が、約5な いし15ミクロンであることを特徴とする請求項2に記載のパワーサイリスタ( 10)。 7.第3のチャネル(53)は第2の主表面(26)にて第4の領域(40) と第5の領域(44)との間に定められ、1方の極性の電圧がゲート要素(52 )に印加される場合、第3のチャネル(53)は導電状態になり、これにより第 5の領域(44)と第2のパワー電極(62)との間に低インピーダンスパスを 与えるよう、ゲート要素(52)が第3のチャネル(53)の上に配置されるこ とを特徴とする請求項4に記載のパワーサイリスタ(10) 8.第1と第2のパワー電極(54、62)、単一ゲート電極(58)および サイリスタボディ(12)を有するパワーサイリスタ(10)において、サイリ スタボディ(12)は上に配置される半導体材料の第1と第2の層(14、16 )からなり、前記第1の層(14)は1方の導電形を有し、第2の層(16)は その反対の導電形を有し、上に配置される第2の層(16)と反対に位置する第 1の層(14)の表面(28)はサイリスタボディ(12)の第1の主表面(2 8)を形成し、かつ第1のパワー電極(54)に接続し、下に配置する第1の層 (14)と反対に位置する第2の層(16)の表面(26)はサイリスタボディ (12)の第2の主表面(26)を形成し、前記パワーサイリスタ(10)は複 数のセルを有し、該セルは、 (a)前記サイリスタボディ(12)の前記表面(26)に終端するp−n接 合(24)を形成するように、第2の主表面(26)から第2の層(20)内に 伸びる前記1方の導電形の上部ベース領域(22)と、 (b)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から上 部ベース領域(22)内に伸びる第1の領域(32)と、 (c)前記反対の導電形の高不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から、 部分的に第1の領域(32)を貫通し、かつ上部ベース領域(22)内に伸び、 第2のパワー電極(62)に接続された第2の領域(34)と、 (d)第2の主要表面(26)にて第3の領域(38)に隣接する第1の領域 (32)に、第1のチャネル(48)を定めるために、第2のパワー電極(62 )に接続され、前記1方の導電形の高不純物濃度を有し、第2の主表面(26) から部分的に第1と第2の領域(32、34)内に伸びる第3の領域(38)と 、 (e)前記反対の導電形の低不純物濃度を有し、第2の主表面(26)から上 部ベース領域(22)内に伸びる第4の領域(40)であって、第4の領域(4 0)は第2の主表面(26)にて上部ベース領域(22)において第1の領域( 32)と第4の領域(40)の間に、第2のチャネル(50)を定めるように、 第1の領域(32)から間隔をおいて配置した領域である第4の領域(40)と 、 (f)前記1方の導電形の高不純物濃度を有し、第4の領域(40)内にp− n接合(41)を形成するように、第2の主表面(26)から第4の領域(40 )内に伸びる第5の領域(44)と、 (g)ゲート電極(58)に接続し、第5の領域(44)に接続し、チャネル (50)の上で距離をおいて配置されたゲート要素(52)であって、ゲート要 素(52)にチャネル(50)を導電状態にさせ、これにより第5の領域(44 )と第2のパワー電極(62)との間に低インピーダンスパスを与えるよう1方 の極性の電圧を印加する手段となり、これによりゲート電極(58)と前記パワ ー電極(62)との間で、かつ第2の領域(34)と第3の領域(20)を貫通 し、パワーサイリスタ(10)をターンオンさせるよう電流を通じさせることが できるゲート要素(52)とを有することを特徴とするパワーサイリスタ(10 )。 9.第3と第5の領域(38、44)は前記1方の導電形の高不純物濃度を有 することを特徴とする請求項8に記載のパワーサイリスタ(10)。 10.1個のセルのp−n接合(24a)は隣接するセルのp−n接合(24 b)から約3ないし5ミクロンの間隔をおいて配置されていることを特徴とする 請求項9に記載のパワーサイリスタ(10)。
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