JPH1051895A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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Publication number
JPH1051895A
JPH1051895A JP35904296A JP35904296A JPH1051895A JP H1051895 A JPH1051895 A JP H1051895A JP 35904296 A JP35904296 A JP 35904296A JP 35904296 A JP35904296 A JP 35904296A JP H1051895 A JPH1051895 A JP H1051895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
center pole
coils
speaker
yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP35904296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Fujihira
正男 藤平
Jun Kishigami
純 岸上
Takahiro Muraguchi
高弘 村口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35904296A priority Critical patent/JPH1051895A/ja
Publication of JPH1051895A publication Critical patent/JPH1051895A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁結合スピーカの駆動コイルとして複数の
コイルを設ける場合に、それぞれのコイルの、それぞれ
の端部と、それぞれの入力端子とを、簡単な作業および
手間によって、接続の誤りを生じることなく、接続でき
るようにする。 【解決手段】 センターポール部12とプレート22と
の間に空隙23を有する磁気回路20を構成する。セン
ターポール部12の先端部に、一次コイル1として複数
のコイルを固定し、空隙23内に、コーン32に固定し
て、ショートコイルを構成する二次コイル2を配する。
センターポール・ヨーク11の前面側の、センターポー
ル部12の外周面とマグネット21の内周面との間の位
置に、中間端子39を設け、センターポール・ヨーク1
1の後面側に、入力端子18を設ける。一次コイル1の
それぞれのコイルの巻き始め部および巻き終り部を、中
間端子39に接続し、中間端子39を、入力端子18に
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音響再生用のス
ピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音響再生用のスピーカとしては、各種の
タイプのものが考えられ、実用化されている。
【0003】例えば、センターポール・ヨークとプレー
トとによってマグネットを挟んで、センターポール・ヨ
ークのセンターポール部とプレートとの間に空隙を有す
る磁気回路を構成し、その磁気回路の空隙内においてセ
ンターポール部またはプレートに、駆動コイルである一
次コイルを固定し、これと対向するように振動板に固定
して磁気回路の空隙内に、ショートコイルを構成する二
次コイルを配したスピーカユニットが、電磁結合(電磁
誘導形)スピーカとして実用化されている。
【0004】この電磁結合スピーカでは、駆動コイルで
ある一次コイルに流れる信号電流によって、ショートコ
イルを構成する二次コイルに二次電流が誘起され、磁気
回路の空隙部に生じる磁束との相互作用によって、フレ
ミングの左手の法則により、二次コイルに二次電流に応
じた駆動力を生じて、二次コイルが固定された振動板が
偏位する。
【0005】この電磁結合スピーカは、信号電流が流れ
る一次コイルが、鉄などの磁性材料からなるセンターポ
ール部またはプレートに固定されるため、放熱性に優
れ、大入力にも耐えられる利点がある。また、ショート
コイルを構成する二次コイルを、非磁性の導電材料、例
えばアルミニウムからなる、1ターン分のパイプないし
円筒体によって構成すれば、歪みを少なくすることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電磁結合スピーカで
は、従来一般に、駆動コイルである一次コイルの巻き始
め部および巻き終り部は、これに設けられたコイル引出
線が、センターポール・ヨークに形成された開口に挿入
されて、センターポール・ヨークの後面に設けられた入
力端子に半田付けされることによって、入力端子に接続
されている。
【0007】すなわち、図14は従来の電磁結合スピー
カの一例を示し、センターポール・ヨーク11のセンタ
ーポール部12の先端部の周囲に凹部13が形成され、
駆動コイルである一次コイル1が、この凹部13に嵌め
込まれてセンターポール部12に取り付けられる。
【0008】センターポール・ヨーク11のフランジ部
14には、センターポール部12と近接する位置におい
て、開口15が形成され、フランジ部14の後面には、
端子板16が取り付けられる。そして、一次コイル1の
巻き始め部および巻き終り部の、例えば錦糸線からなる
コイル引出線17が、センターポール部12の周面に接
着されて開口15に挿入され、端子板16上の入力端子
18に半田付けによって接続される。
【0009】センターポール・ヨーク11のフランジ部
14の前面には、マグネット21が接着され、マグネッ
ト21の前面には、プレート22が接着されて、センタ
ーポール部12の先端部の外周面とプレート22の内周
面との間に空隙23を有する磁気回路20が形成され
る。
【0010】磁気回路20の空隙23内には、ショート
コイルを構成する二次コイル2が挿入される。二次コイ
ル2は、非磁性の導電材料、例えばアルミニウムからな
る、1ターン分のパイプないし円筒体とされる。
【0011】二次コイル2には、外周部にエッジ31が
付いたコーン32の内周部、センターキャップ33、お
よびダンパー34の内周部が、取り付けられる。また、
プレート22には、スピーカフレーム35が取り付けら
れ、コーン32の外周部のエッジ31、およびガスケッ
ト36が、スピーカフレーム35に取り付けられるとと
もに、ダンパー34の外周部が、スピーカフレーム35
に取り付けられる。
【0012】一次コイル1の巻き始め部および巻き終り
部は、もちろん別個の入力端子に接続される。そして、
あらかじめ極性の決められた入力端子に、一次コイル1
の巻き始め部および巻き終り部を半田付けし、またはス
ピーカの完成後に、いずれの入力端子が巻き始め部で、
いずれの入力端子が巻き終り部であるかを、すなわち入
力端子の極性を判定している。
【0013】しかしながら、一次コイルをデジタル音声
信号によって直接、駆動するなどのために、一次コイル
を複数、設けることが考えられる。そして、この場合、
それぞれのコイルの巻き始め部および巻き終り部を、上
記のように直接、入力端子に接続すると、次のような不
都合を生じる。
【0014】すなわち、この場合、例えば、あらかじ
め、それぞれの入力端子が、いずれのコイルの、いずれ
の端部に対するものであるかが決められている場合に
は、それに対応させて、センターポール・ヨーク11の
前面側の、それぞれのコイルの、それぞれの端部が、い
ずれのコイルの、いずれの端部であるかを判定した上
で、これを、センターポール・ヨーク11の後面側の、
対応する入力端子に接続しなければならず、それぞれの
コイルの、それぞれの端部と、それぞれの入力端子との
接続に、著しく手間がかかるばかりでなく、接続の誤り
を生じやすく、またコイル引出線を大きく引き回さなけ
ればならないことがある、などの不都合がある。
【0015】また、それぞれのコイルの、それぞれの端
部を、任意の入力端子に接続した上で、スピーカの完成
後に、いずれの入力端子が、いずれのコイルの、いずれ
の端部に対するものであるかを判定する場合には、それ
ぞれのコイルの、それぞれの端部と、それぞれの入力端
子との対応関係が、個々のスピーカの間で一定しなくな
り、スピーカとその駆動回路との接続に支障を来すなど
の不都合がある。
【0016】そこで、この発明は、電磁結合スピーカの
駆動コイルとして複数のコイルを設ける場合に、それぞ
れのコイルの、それぞれの端部と、それぞれの入力端子
とを、簡単な作業および手間によって、接続の誤りを生
じることなく、定められた対応関係で、接続することが
できるようにしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明では、センター
ポール・ヨークおよびプレートとマグネットとによって
形成されて、前記センターポール・ヨークのセンターポ
ール部と前記プレートとの間に空隙を有する磁気回路を
備え、この磁気回路の前記空隙の近傍部分に、複数の一
次コイルが固定されるとともに、前記空隙内に、振動板
に固定されて、ショートコイルを構成する二次コイルが
配され、前記センターポール・ヨークの前面側の、前記
センターポール部の外周面と前記マグネットの内周面と
の間に位置に、または前記センターポール・ヨークの後
面側に、中間端子が設けられるとともに、前記センター
ポール・ヨークの後面側に、入力端子が設けられ、前記
それぞれの一次コイルの巻き始め部および巻き終り部
が、前記中間端子に接続され、前記中間端子が、前記入
力端子に接続された、ものとする。
【0018】上記のように構成する、この発明のスピー
カ装置においては、それぞれの一次コイルの巻き始め部
および巻き終り部が中間端子に接続され、その中間端子
が入力端子に接続されるので、それぞれの一次コイルの
巻き始め部および巻き終り部と、それぞれの入力端子と
が、簡単な作業および手間によって、接続の誤りを生じ
ることなく、定められた対応関係で、接続される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のスピーカ装置
の一例を示し、図2は、そのセンターポール・ヨーク部
分を示す。この例のスピーカユニット10では、センタ
ーポール・ヨーク11のセンターポール部12の先端部
の周囲に凹部が形成され、駆動コイルである一次コイル
1が、この凹部に嵌め込まれてセンターポール部12に
取り付けられる。
【0020】一次コイル1は、図7(A)に示すよう
に、空芯コイルとして巻回されて、上記の凹部に圧入接
着されることにより、センターポール部12に取り付け
られる。または、図7(B)に示すように、上下にフラ
ンジ部12c,12eを有する磁性体ボビン12Aに一
次コイル1が巻回されて、その磁性体ボビン12Aが上
記の凹部に圧入接着されることにより、一次コイル1が
センターポール部12に取り付けられる。または、図7
(C)に示すように、センターポール部12の先端部に
フランジ部12gが形成されて、その後方側の凹部13
に直接、一次コイル1が巻回されることにより、一次コ
イル1がセンターポール部12に取り付けられる。
【0021】いずれの場合も、一次コイル1は複数のコ
イル1A,1B…で構成され、それぞれのコイル1A,
1B…の巻き始め部および巻き終り部には、例えば錦糸
線からなるコイル引出線17aが設けられる。
【0022】図1に示すように、センターポール・ヨー
ク11のフランジ部14には、センターポール部12か
ら幾分離れた位置において、開口15が形成され、この
開口15より周辺側の位置において、フランジ部14の
後面には、入力端子18が設けられた端子板16が取り
付けられる。
【0023】入力端子18は、コイル1A,1B…の巻
き始め部および巻き終り部の数の分だけ、環状に配列さ
れて設けられ、例えば、あらかじめ、それぞれの入力端
子18が、いずれのコイルの、いずれの端部に対するも
のであるかが決められて、印が付けられ、または色分け
されるなどにより、区別される。
【0024】開口15とセンターポール部12との間の
位置において、フランジ部14の前面には、中間端子3
9が設けられた端子板38が取り付けられる。例えば、
図3(A)に示すように、一つのコイルに対応する一枚
の絶縁基板38A上に、中間端子39として、そのコイ
ルの巻き始め部の図2に示したコイル引出線17asが
接続されるべき銅箔39pと、そのコイルの巻き終り部
の図2に示したコイル引出線17aeが接続されるべき
銅箔39mとが取り付けられ、その絶縁基板38Aが、
端子板38として、フランジ部14の前面の、開口15
とセンターポール部12との間の位置に、コイル1A,
1B…の数の分だけ、環状に配列されて取り付けられ
る。
【0025】または、図3(B)に示すように、センタ
ーポール部12が挿入されるべき中心孔38bを有する
環状の絶縁基板38B上に、上記の銅箔39pおよび3
9mからなる中間端子39が、コイル1A,1B…の数
の分だけ、環状に配列されて取り付けられ、その絶縁基
板38Bが、端子板38として、センターポール部12
に挿入されて、フランジ部14の前面に取り付けられ
る。
【0026】いずれの場合も、銅箔39pおよび39m
は、その形状と位置によって、コイルの巻き始め部に対
するものであるか、巻き終り部に対するものであるか
が、区別される。また、例えば、あらかじめ、いずれの
コイルに対するものであるかが決められて、印が付けら
れ、または色分けされるなどにより、区別されてもよ
い。
【0027】そして、上記のようにセンターポール・ヨ
ーク11に入力端子18および中間端子39が取り付け
られた状態で、上記のようにセンターポール部12に一
次コイル1、すなわちコイル1A,1B…を取り付け、
次いで、それぞれのコイル1A,1B…の、それぞれの
端部が、いずれのコイルの、いずれの端部であるかを判
定して、その巻き始め部のコイル引出線17asを銅箔
39pの一端部に、巻き終り部のコイル引出線17ae
を銅箔39mの一端部に、それぞれ半田付けなどによっ
て接続する。
【0028】このとき、コイル引出線17aを、その周
囲に塗布された接着剤により、センターポール部12の
外周面に接着することによって、センターポール部12
を通じてコイル1A,1B…の放熱がなされるようにす
る。
【0029】この場合、あらかじめ、それぞれの中間端
子39が、いずれのコイルに対するものであるかが決め
られている場合には、それぞれのコイル1A,1B…の
コイル引出線17aを、その決められた中間端子に接続
し、あらかじめ、それぞれの中間端子39が、いずれの
コイルに対するものであるかが決められていない場合に
は、それぞれのコイル1A,1B…のコイル引出線17
aを、ある中間端子に接続したときに、その中間端子
に、それがいずれのコイルに対するものであるかを示す
印や色などを付ける。
【0030】そして、すべてのコイルのコイル引出線1
7aを中間端子39に接続した後、開口15に通した例
えば錦糸線からなるコイル引出線17bの、一端を銅箔
39pまたは39mの他端部に半田付けし、他端を入力
端子18に半田付けすることによって、それぞれの中間
端子39を入力端子18の対応するものに接続する。
【0031】このようにすることによって、それぞれの
コイル1A,1B…の巻き始め部および巻き終り部と、
それぞれの入力端子18とを、簡単な作業および手間に
よって、接続の誤りを生じることなく、定められた対応
関係で、接続することができる。
【0032】センターポール・ヨーク11のフランジ部
14の前面には、マグネット21が接着され、マグネッ
ト21の前面には、プレート22が接着されて、センタ
ーポール部12の先端部の外周面とプレート22の内周
面との間に空隙23を有する磁気回路20が形成され
る。
【0033】磁気回路20の空隙23内には、ショート
コイルを構成する二次コイル2が挿入される。二次コイ
ル2は、非磁性の導電材料、例えばアルミニウムからな
る、1ターン分のパイプないし円筒体とされ、これによ
って、二次コイル2を巻装するボビンを省略することが
できる。
【0034】二次コイル2には、外周部にエッジ31が
付いたコーン32の内周部、センターキャップ33、お
よびダンパー34の内周部が、取り付けられる。また、
プレート22には、スピーカフレーム35が取り付けら
れ、コーン32の外周部のエッジ31、およびガスケッ
ト36が、スピーカフレーム35に取り付けられるとと
もに、ダンパー34の外周部が、スピーカフレーム35
に取り付けられる。
【0035】上述したスピーカユニット10は、以下の
ような方法によって組み立てることができる。まず、上
述したように、センターポール・ヨーク11のセンター
ポール部12に一次コイル1を取り付けて、それぞれの
コイル1A,1B…の巻き始め部および巻き終り部のコ
イル引出線17asおよび17aeを中間端子39に接
続し、その中間端子39をコイル引出線37bによって
入力端子18に接続する。
【0036】次に、センターポール・ヨーク11のフラ
ンジ部14の前面に、接着剤を塗布して、マグネット2
1を乗せる。このとき、マグネット21の内径が、セン
ターポール・ヨーク11に設けられたマグネットガイド
14aの外径に入るようにする。さらに、マグネット2
1の前面に、接着剤を塗布して、プレート22を乗せ
る。
【0037】プレート22には、あらかじめスピーカフ
レーム35を、カシメなどの手段によって取り付けてお
く。あるいは、磁気回路20の完成後に、プレート22
にスピーカフレーム35を、ネジなどの手段によって取
り付けてもよい。以下の方法は、あらかじめスピーカフ
レーム35をプレート22に取り付けておく場合であ
る。
【0038】次に、プレート22の内径とセンターポー
ル部12の外径が同心円状になるように、図示していな
いギャップガイドをセンターポール部12に差し込み、
接着剤の乾燥後、ギャップガイドをセンターポール部1
2から抜き取る。
【0039】次に、ショートコイルを構成する二次コイ
ル2と、図示していないコイルスペーサとを用意して、
二次コイル2の内径にコイルスペーサを差し込み、磁気
回路20の空隙23の所定位置に二次コイル2が位置す
るように、センターポール部12にコイルスペーサを差
し込む。
【0040】次に、ダンパー34の外周部をスピーカフ
レーム35に、内周部を二次コイル2に、それぞれ接着
するとともに、外周部にエッジ31が付いたコーン32
の外周部のエッジ31、およびガスケット36を、スピ
ーカフレーム35に取り付け、コーン32の内周部を、
二次コイル2に取り付ける。
【0041】次に、接着剤の乾燥後、コイルスペーサを
センターポール部12から抜き取って、センターキャッ
プ33を、コーン32の内周部または二次コイル2の先
端部に接着する。その接着剤の乾燥後、マグネット21
を着磁すれば、スピーカユニット10の組み立てが完了
する。
【0042】図4は、この発明のスピーカ装置の他の例
を示し、図5は、そのセンターポール・ヨーク部分を示
す。この例のスピーカユニット10では、センターポー
ル・ヨーク11のフランジ部14に、センターポール部
12と近接した位置において、開口15が形成され、こ
の開口15より周辺側の位置において、フランジ部14
の後面に、入力端子18が設けられた端子板16が取り
付けられる。
【0043】入力端子18は、コイル1A,1B…の巻
き始め部および巻き終り部の数の分だけ、環状に配列さ
れて設けられ、例えば、あらかじめ、それぞれの入力端
子18が、いずれのコイルの、いずれの端部に対するも
のであるかが決められて、印が付けられ、または色分け
されるなどにより、区別される。
【0044】そして、この例では、センターポール部1
2の開口15寄りの外周面に、中間端子39が設けられ
た端子板38が取り付けられる。例えば、図6(A)に
示すように、一つのコイルに対応する一枚の絶縁基板3
8A上に、中間端子39として、そのコイルの巻き始め
部の図5に示したコイル引出線17asが接続されるべ
き銅箔39pと、そのコイルの巻き終り部の図5に示し
たコイル引出線17aeが接続されるべき銅箔39mと
が取り付けられ、その絶縁基板38Aが、端子板38と
して、センターポール部12の開口15寄りの外周面
に、コイル1A,1B…の数の分だけ、環状に配列され
て取り付けられる。
【0045】または、図6(B)に示すように、フレキ
シブル絶縁基板38C上に、上記の銅箔39pおよび3
9mからなる中間端子39が、コイル1A,1B…の数
の分だけ、一方向に配列されて取り付けられ、その絶縁
基板38Cが、環状に曲げられて、端子板38として、
センターポール部12の開口15寄りの外周面に取り付
けられる。
【0046】いずれの場合も、銅箔39pまたは39m
は、その形状と位置によって、コイルの巻き始め部に対
するものであるか、巻き終り部に対するものであるか
が、区別される。また、例えば、あらかじめ、いずれの
コイルに対するものであるかが決められて、印が付けら
れ、または色分けされるなどにより、区別されてもよ
い。
【0047】そして、センターポール・ヨーク11に入
力端子18および中間端子39が取り付けられた状態
で、センターポール部12に一次コイル1、すなわちコ
イル1A,1B…を取り付け、次いで、それぞれのコイ
ル1A,1B…の、それぞれの端部が、いずれのコイル
の、いずれの端部であるかを判定して、その巻き始め部
のコイル引出線17asを銅箔39pの一端部に、巻き
終り部のコイル引出線17aeを銅箔39mの一端部
に、それぞれ半田付けなどによって接続する。
【0048】このとき、コイル引出線17aを、その周
囲に塗布された接着剤により、センターポール部12の
外周面に接着することによって、センターポール部12
を通じてコイル1A,1B…の放熱がなされるようにす
る。
【0049】この場合、あらかじめ、それぞれの中間端
子39が、いずれのコイルに対するものであるかが決め
られている場合には、それぞれのコイル1A,1B…の
コイル引出線17aを、その決められた中間端子に接続
し、あらかじめ、それぞれの中間端子39が、いずれの
コイルに対するものであるかが決められていない場合に
は、それぞれのコイル1A,1B…のコイル引出線17
aを、ある中間端子に接続したときに、その中間端子
に、それがいずれのコイルに対するものであるかを示す
印や色などを付ける。
【0050】そして、すべてのコイルのコイル引出線1
7aを中間端子39に接続した後、開口15に通した例
えば錦糸線からなるコイル引出線17bの、一端を銅箔
39pまたは39mの他端部に半田付けし、他端を入力
端子18に半田付けすることによって、それぞれの中間
端子39を入力端子18の対応するものに接続する。
【0051】このようにすることによって、それぞれの
コイル1A,1B…の巻き始め部および巻き終り部と、
それぞれの入力端子18とを、簡単な作業および手間に
よって、接続の誤りを生じることなく、定められた対応
関係で、接続することができる。
【0052】なお、中間端子は、センターポール・ヨー
ク11の入力端子18が取り付けられる後面側の中央部
に取り付けることもできる。この場合は、センターポー
ル部12の軸心位置に貫通孔を形成して、センターポー
ル部12の先端部に取り付けられたコイル1A,1B…
の巻き始め部および巻き終り部のコイル引出線17as
および17aeを、この貫通孔に通してセンターポール
・ヨーク11の後面側に導出して、後面側の中間端子に
接続すればよい。
【0053】この場合にも、図1または図4に示した例
と同様に、それぞれのコイル1A,1B…の巻き始め部
および巻き終り部と、それぞれの入力端子18とを、簡
単な作業および手間によって、接続の誤りを生じること
なく、定められた対応関係で、接続することができる。
【0054】図8は、この発明のスピーカ装置を用いた
音声再生システムの一例を示し、デジタル音声出力装置
からのデジタル音声信号によって音声を再生する場合で
ある。
【0055】デジタル音声出力装置210は、CDプレ
ーヤやDAT(デジタルオーディオテープレコーダ)な
どで、そのデジタル出力端子から、例えば44.1kH
zまたは48kHzのサンプリング周波数で16ビット
にデジタル化された、左右の音声信号からなるステレオ
音声信号が、左右の音声データにつき1サンプルごとに
交互に、シリアルデータとして出力される。
【0056】このデジタル音声出力装置210からのシ
リアルデータの16ビットのデジタル音声信号が、シリ
アルパラレル変換器220に供給されて、シリアルパラ
レル変換器220において、左右のデジタル音声信号が
分離されるとともに、それぞれがパラレルデータに変換
され、そのパラレルデータとされた16ビットの左右の
デジタル音声信号が、左右のスピーカ装置100L,1
00Rに供給される。
【0057】スピーカ装置100L,100Rは、この
例では、それぞれ、デコーダ70、スピーカ駆動回路4
0およびスピーカユニット10を備え、それぞれ、デコ
ーダ70において、シリアルパラレル変換器220から
のパラレルデータとされた16ビットのデジタル音声信
号から、後述するような制御信号が生成され、その制御
信号がスピーカ駆動回路40に供給されて、スピーカ駆
動回路40により、スピーカユニット10が駆動され
る。
【0058】スピーカユニット10は、図1〜図7に示
して上述した電磁結合スピーカで、この例では、駆動コ
イルである一次コイル1を15個のコイル1A,1B…
1N,1Pで構成する。
【0059】すなわち、この例は、シリアルパラレル変
換器220からの16ビットのデジタル音声信号が、図
9に示すような2’sコンプリメントコードで、かつ直
線的に量子化された場合で、そのMSB(最上位ビッ
ト)をサインビットとして、図9および図10に示すよ
うに、一次コイル1を15個のコイル1A,1B…1
N,1Pで構成して、コイル1AをLSB(最下位ビッ
ト)に対応させて、例えば2ターンとし、以下、コイル
1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1I,1
J,1K,1L,1M,1N,1Pを、15SB,14
SB,13SB,12SB,11SB,10SB,9S
B,8SB,7SB,6SB,5SB,4SB,3S
B,2SBに対応させて、それぞれ4ターン、8ター
ン、16ターン…というように、一つ下位のビットに対
応するコイルのターン数の2倍のターン数とする。
【0060】図11は、この場合の、図8に示したデコ
ーダ70およびスピーカ駆動回路40の部分の一例を示
し、スピーカ駆動回路40は、一次コイル1の15個の
コイル1A〜1N,1Pに対応して15個のコイル駆動
回路40A〜40N,40Pを有する。
【0061】そして、それぞれのコイル駆動回路40A
〜40N,40Pは、定電流源41A〜41N,41P
と、それぞれスイッチング素子としての4個のFET5
1〜54と、対応するコイル1A〜1N,1Pとが、ブ
リッジ接続されて構成され、FET51,53がオン、
FET52,54がオフとされるときには、対応する定
電流源の電流Iaが、対応するコイルにプラス方向に流
れ、FET51,53がオフ、FET52,54がオン
とされるときには、対応する定電流源の電流Iaが、対
応するコイルにマイナス方向に流れるようにされる。
【0062】定電流源41A〜41N,41Pの電流
は、すべて電流Iaで示すように等しい電流値にされ
る。同一のコイル駆動回路において、FET51〜54
がすべてオンまたはオフとされるときには、対応するコ
イルに電流は流れない。
【0063】デコーダ70は、一次コイル1の15個の
コイル1A〜1N,1Pに対応して、すなわちシリアル
パラレル変換器220からのデジタル音声信号のMSB
を除く15ビットに対応して、15個の制御信号生成回
路70A〜70N,70Pを有し、それぞれの制御信号
生成回路70A〜70N,70Pからは、シリアルパラ
レル変換器220からのデジタル音声信号のMSBと、
それぞれの制御信号生成回路70A〜70N,70Pに
対応する下位ビット(LSB〜2SB)とから、それぞ
れ後述するような4個の制御信号G1〜G4が得られ、
その制御信号G1〜G4が、スピーカ駆動回路40の対
応するコイル駆動回路40A〜40N,40PのFET
51〜54のゲートに供給される。
【0064】4個の制御信号G1〜G4は、シリアルパ
ラレル変換器220からのデジタル音声信号のMSBが
0で、対応する下位ビットが1のときには、制御信号G
1,G3がFET51,53をオンにするレベル、制御
信号G2,G4がFET52,54をオフにするレベル
となり、MSBが0で、対応する下位ビットも0のと
き、またはMSBが1で、対応する下位ビットも1のと
きには、制御信号G1〜G4がFET51〜54をオフ
にするレベルとなり、MSBが1で、対応する下位ビッ
トが0のときには、制御信号G1,G3がFET51,
53をオフにするレベル、制御信号G2,G4がFET
52,54をオンにするレベルとなるものである。
【0065】したがって、MSBが0のときには、ある
下位ビットが1のときにのみ、これに対応する一次コイ
ルにプラス方向に電流Iaが流れ、逆にMSBが1のと
きには、ある下位ビットが0のときにのみ、これに対応
する一次コイルにマイナス方向に電流Iaが流れる。
【0066】電磁結合スピーカの振動系の駆動力Fは、
二次コイルに誘起される二次電流iと、磁気回路の空隙
に生じる磁束の密度Bと、磁気回路の空隙内にある二次
コイルの長さLとの積として、F=BLiで表され、磁
束密度Bおよび長さLは一定であるので、振動系の駆動
力Fは、二次コイルに誘起される二次電流iに比例する
ことになる。そして、二次コイルに誘起される二次電流
iは、一次コイルに流れる信号電流と一次コイルのター
ン数(インピーダンス)との積に比例する。
【0067】そして、上述した例では、一次コイル1の
各コイル1A〜1Pのターン数が、シリアルパラレル変
換器220からのデジタル音声信号のMSBを除く各ビ
ットの重みに比例したターン数とされることにより、あ
る一次コイルに信号電流として電流Iaが流れるとき、
二次コイル2には、シリアルパラレル変換器220から
のデジタル音声信号のMSBの値に応じた方向の、その
一次コイルに対応するビットの重みに比例した電流値の
二次電流が誘起される。
【0068】したがって、二次コイル2が固定されたコ
ーン32が、シリアルパラレル変換器220からのデジ
タル音声信号のMSBの値に応じた方向に、その一次コ
イルに対応するビットの重みに比例した量だけ偏位し、
スピーカユニット10において、シリアルパラレル変換
器220からのデジタル音声信号に忠実に音声が再生さ
れることになる。
【0069】一般に、電磁結合スピーカは、放熱性に優
れ、大入力にも耐えられ、歪みを少なくすることができ
るが、一次コイルに流れる信号電流によって二次コイル
に二次電流が誘起される電磁結合力が、数kHzないし
1kHz以下の低域で小さくなって、音声の再生に必要
な20Hzまでの再生は困難である。そのため、電磁結
合スピーカは、主として高音再生用のスピーカとして用
いられている。
【0070】しかし、図8または図11のシリアルパラ
レル変換器220からのデジタル音声信号は、例えば4
4.1kHzまたは48kHzのサンプリング周波数で
デジタル化されたもので、一次コイル1の各コイル1A
〜1Pは、同じサンプリング周波数のデジタル信号で駆
動されるので、デジタル化される前の音声信号の数kH
zないし1kHz以下というような低域成分も、一次コ
イル1の各コイル1A〜1Pに流れる信号電流としては
20kHzを超える高い周波数となる。
【0071】したがって、電磁結合スピーカであるスピ
ーカユニット10によって低域までの再生が可能とな
り、低音から高音までを再生するフルレンジスピーカを
実現することができる。
【0072】一般のスピーカと同様に、スピーカユニッ
ト10の振動系は、高域には反応しにくく、特に20k
Hzを超えるような高い周波数の成分はほとんど再生し
ない。したがって、一次コイル1の各コイル1A〜1P
が44.1kHzまたは48kHzのサンプリング周波
数のデジタル信号で駆動されても、そのサンプリング周
波数成分はほとんど再生されない。かりに微小な音圧で
再生されても、20kHzを超える音は人間の耳でほと
んど聞き取ることができないので、音楽を聴く時などで
も支障を生じない。また、20kHz以上を阻止帯域と
するメカニカルフィルタを、意図的に形成して、スピー
カユニット10に組み込むことも容易である。
【0073】しかも、D/A変換器およびパワーアンプ
を使用しないで、デジタル音声信号によって直接、音声
を再生する、歪みの小さい、最大出力の大きいスピーカ
装置を実現することができる。
【0074】図8の音声再生システムは、例えば、シリ
アルパラレル変換器220からスピーカ駆動回路40ま
でを一体化して、これをデジタル音声出力装置210に
接続するとともに、これにスピーカユニット10を接続
し、またはシリアルパラレル変換器220からスピーカ
ユニット10までを一体化して、これをデジタル音声出
力装置210に接続する構成とすることができる。
【0075】上述した例は、一次コイル1を構成する各
コイル1A〜1Pのターン数を、シリアルパラレル変換
器220からのデジタル音声信号のMSBを除く各ビッ
トの重みに比例したターン数とすることによって、その
デジタル音声信号の各ビットの重みの違いを再生する場
合であるが、各コイル1A〜1Pのターン数は同一にし
て、これに対応するコイル駆動回路40A〜40Pの定
電流源41A〜41Pの電流値を変えることによって、
シリアルパラレル変換器220からのデジタル音声信号
の各ビットの重みの違いを再生することもできる。
【0076】図12は、この場合の例を示し、一次コイ
ル1を構成する15個のコイル1A〜1N,1Pは、す
べて同一のターン数、例えば10ターンとされるととも
に、コイル1A〜1N,1Pに対応するコイル駆動回路
40A〜40N,40Pの定電流源41A〜41N,4
1Pの電流Ia〜In,Ipが後述するように変えられ
る。そのほかは、図11の例と同じである。
【0077】上述したように、スピーカユニット10の
振動系の駆動力Fは、二次コイル2に誘起される二次電
流iに比例し、その二次電流iは、一次コイル1に流れ
る信号電流と一次コイル1のターン数(インピーダン
ス)との積に比例する。
【0078】そのため、この例では、図12では省略し
ているが、図9および図10に示したようにシリアルパ
ラレル変換器220からのデジタル音声信号の15SB
に対応するコイル1Bに対応するコイル駆動回路の定電
流源の電流Ibは、LSBに対応するコイル1Aに対応
するコイル駆動回路40Aの定電流源41Aの電流Ia
の2倍とされる。すなわち、Ib=2Iaとされる。
【0079】以下、14SB,13SB,12SB…に
対応するコイル1C,1D,1E…に対応するコイル駆
動回路の定電流源の電流Ic,Id,Ie…は、電流I
b,Ic,Id…の2倍とされる。
【0080】したがって、図11の例と同様に、スピー
カユニット10において、コーン32が、シリアルパラ
レル変換器220からのデジタル音声信号のMSBの値
に応じた方向に、信号電流が流れる一次コイルに対応す
るビットの重みに比例した量だけ偏位し、シリアルパラ
レル変換器220からのデジタル音声信号に忠実に音声
が再生される。
【0081】さらに、複数の一次コイルのターン数の違
いと複数の定電流源の電流値の違いとの組み合わせによ
って、デジタル音声信号の各ビットの重みの違いを再生
することもできる。
【0082】図13は、その場合の例を示す。ただし、
この例は、シリアルパラレル変換器220からの16ビ
ットのデジタル音声信号が、自然2進符号である場合、
または図9に示したような2’sコンプリメントコード
のデジタル音声信号が、シリアルパラレル変換器220
において自然2進符号に変換される場合である。
【0083】この例では、一次コイル1が16個のコイ
ル1A,1B…1N,1P,1Qで構成されて、コイル
1A〜1DがブロックAを、コイル1E〜1Hがブロッ
クEを、コイル1I〜1LがブロックIを、コイル1
M,1N,1P,1QがブロックMを、それぞれ構成す
るように、4つのブロックに分けられ、例えば、コイル
1A,1E,1I,1Mが、それぞれ10ターンとさ
れ、コイル1B,1F,1J,1Nが、それぞれ20タ
ーンとされ、コイル1C,1G,1K,1Pが、それぞ
れ40ターンとされ、コイル1D,1H,1L,1Q
が、それぞれ80ターンとされる。
【0084】そして、コイル1A〜1Dに対して、それ
ぞれ電流Iaの定電流源61A〜61Dが、それぞれス
イッチ回路62A〜62Dを介して接続され、コイル1
E〜1Hに対して、それぞれ電流Iaの16倍の電流の
定電流源61E〜61Hが、それぞれスイッチ回路62
E〜62Hを介して接続され、コイル1I〜1Lに対し
て、それぞれ電流Iaの16倍の電流の定電流源61
I〜61Lが、それぞれスイッチ回路62I〜62Lを
介して接続され、コイル1M,1N,1P,1Qに対し
て、それぞれ電流Iaの16倍の電流の定電流源61
M,61N,61P,61Qが、それぞれスイッチ回路
62M,62N,62P,62Qを介して接続され、ス
イッチ回路62A,62B〜62N,62P,62Q
が、シリアルパラレル変換器220からのデジタル音声
信号の対応するビットのデータによって切り換えられ
る。
【0085】上述したように、スピーカユニット10の
振動系の駆動力Fは、二次コイル2に誘起される二次電
流iに比例し、その二次電流iは、一次コイル1に流れ
る信号電流と一次コイル1のターン数(インピーダン
ス)との積に比例する。
【0086】したがって、この例では、シリアルパラレ
ル変換器220からのデジタル音声信号の、あるビット
が1となることにより、スイッチ回路62A〜62N,
62P,62Qの対応するものがオンとなって、一次コ
イル1A,1N,1P,1Qの対応するものに信号電流
が流れることにより、二次コイル2に誘起される二次電
流の比は、シリアルパラレル変換器220からのデジタ
ル音声信号の各ビットの重みの比に等しくなる。
【0087】したがって、スピーカユニット10におい
て、コーン32が、一方向に、シリアルパラレル変換器
220からのデジタル音声信号の各ビットの重みに比例
した量だけ偏位し、シリアルパラレル変換器220から
のデジタル音声信号に忠実に音声が再生される。
【0088】そして、この例では、最小のターン数のコ
イル1A,1E,1I,1Mと最大のターン数のコイル
1D,1H,1L,1Qとの間のターン数の比を、1:
8というように著しく小さくすることができるととも
に、最小の電流値と最大の電流値との間の電流値の比
を、1:16=1:212というように小さくするこ
とができる。
【0089】上述した各例は、スピーカユニット10の
一次コイル1を駆動するデジタル音声信号が直線的に量
子化されていて、一次コイル1が複数のコイルで構成さ
れるときの、その複数のコイルのターン数、またはデジ
タル音声信号のMSBを除く各ビット、もしくはMSB
を含む各ビットに対応する定電流源の電流値が、等比級
数的に変えられる場合であるが、一次コイル1を駆動す
るデジタル音声信号が非直線的に量子化されている場合
には、その量子化の態様に応じて、一次コイル1が複数
のコイルで構成されるときの、その複数のコイルのター
ン数、またはデジタル音声信号のMSBを除く各ビッ
ト、もしくはMSBを含む各ビットに対応する定電流源
の電流値を変えるようにすればよい。
【0090】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、電
磁結合スピーカの駆動コイルとして複数のコイルを設け
る場合に、それぞれのコイルの、それぞれの端部と、そ
れぞれの入力端子とを、簡単な作業および手間によっ
て、接続の誤りを生じることなく、定められた対応関係
で、接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスピーカ装置の一例を示す断面図で
ある。
【図2】図1のスピーカ装置のセンターポール・ヨーク
部分を示す斜視図である。
【図3】図1のスピーカ装置の中間端子の例を示す図で
ある。
【図4】この発明のスピーカ装置の他の例を示す断面図
である。
【図5】図4のスピーカ装置のセンターポール・ヨーク
部分を示す斜視図である。
【図6】図4のスピーカ装置の中間端子の例を示す図で
ある。
【図7】図1または図4のスピーカ装置の一次コイルの
例を示す図である。
【図8】この発明のスピーカ装置を用いた音声再生シス
テムの一例を示すブロック図である。
【図9】デジタル音声信号の一例の説明に供する図であ
る。
【図10】この発明のスピーカ装置のコイル構成の一例
を示す図である。
【図11】この発明のスピーカ装置の一例を示す接続図
である。
【図12】この発明のスピーカ装置の他の例を示す接続
図である。
【図13】この発明のスピーカ装置のさらに他の例を示
す接続図である。
【図14】従来のスピーカ装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…スピーカユニット、1,1A,1B,1C,1
D,1E,1F,1G,1H,1I,1J,1K,1
L,1M,1N,1P,1Q…一次コイル、2…二次コ
イル、11…センターポール・ヨーク、12…センター
ポール部、17a,17b…コイル引出線、18…入力
端子、20…磁気回路、21…マグネット、22…プレ
ート、23…空隙、32…コーン、39…中間端子、4
0…スピーカ駆動回路、40A〜40P…コイル駆動回
路、41A〜41P,61A〜61Q…定電流源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターポール・ヨークおよびプレートと
    マグネットとによって形成されて、前記センターポール
    ・ヨークのセンターポール部と前記プレートとの間に空
    隙を有する磁気回路を備え、 この磁気回路の前記空隙の近傍部分に、複数の一次コイ
    ルが固定されるとともに、前記空隙内に、振動板に固定
    されて、ショートコイルを構成する二次コイルが配さ
    れ、 前記センターポール・ヨークの前面側の、前記センター
    ポール部の外周面と前記マグネットの内周面との間の位
    置に、または前記センターポール・ヨークの後面側に、
    中間端子が設けられるとともに、前記センターポール・
    ヨークの後面側に、入力端子が設けられ、 前記それぞれの一次コイルの巻き始め部および巻き終り
    部が、前記中間端子に接続され、前記中間端子が、前記
    入力端子に接続された、 スピーカ装置。
  2. 【請求項2】スピーカユニットと、スピーカ駆動回路と
    を備え、 前記スピーカユニットは、 センターポール・ヨークおよびプレートとマグネットと
    によって形成されて、 前記センターポール・ヨークのセンターポール部と前記
    プレートとの間に空隙を有する磁気回路を備え、 この磁気回路の前記空隙の近傍部分に、複数の一次コイ
    ルが固定されるとともに、前記空隙内に、振動板に固定
    されて、ショートコイルを構成する二次コイルが配さ
    れ、 前記センターポール・ヨークの前面側の、前記センター
    ポール部の外周面と前記マグネットの内周面との間の位
    置に、または前記センターポール・ヨークの後面側に、
    中間端子が設けられるとともに、前記センターポール・
    ヨークの後面側に、入力端子が設けられ、 前記それぞれの一次コイルの巻き始め部および巻き終り
    部が、前記中間端子に接続され、前記中間端子が、前記
    入力端子に接続され、 前記スピーカ駆動回路は、前記スピーカユニットの前記
    一次コイルをデジタル音声信号によって駆動する、 スピーカ装置。
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