JPH1053407A - フィラー材の製造法及び該製造法で得られたフィラー材 - Google Patents

フィラー材の製造法及び該製造法で得られたフィラー材

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JPH1053407A
JPH1053407A JP8206298A JP20629896A JPH1053407A JP H1053407 A JPH1053407 A JP H1053407A JP 8206298 A JP8206298 A JP 8206298A JP 20629896 A JP20629896 A JP 20629896A JP H1053407 A JPH1053407 A JP H1053407A
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JP
Japan
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filler material
expanded graphite
graphite
powder
metal
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JP8206298A
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English (en)
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Tatsuya Nishida
達也 西田
Atsushi Fujita
藤田  淳
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B20/00Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
    • C04B20/10Coating or impregnating
    • C04B20/1055Coating or impregnating with inorganic materials
    • C04B20/1062Metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/90Electrical properties
    • C04B2111/94Electrically conducting materials

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の添加で有効な特性付与効果(導電性、
熱伝導性等に優れること)が期待できるフィラー材の製
造法を提供する。 【解決手段】 膨張黒鉛の表面に該膨張黒鉛に対して金
属を25重量%以上被覆するフィラー材の製造法及び膨
張黒鉛又はその成形体を粉砕し、次いでこの粉砕粉の表
面に該粉砕粉に対して金属を25重量%以上被覆するフ
ィラー材の製造法並びに上記の製造法で得られたフィラ
ー材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック、無
機材料等に配合して、導電性、熱伝導性等を得るために
好適なフィラー材の製造法及び該製造法で得られたフィ
ラー材に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック、無機材料等に導電性、熱
伝導性等を付与するためには、宮内信乃助著、技術情報
協会出版の「導電性フィラーの開発と応用」に記載され
ているように、一般に金属、黒鉛、カーボンブラック等
の粒子をフィラーとして配合することにより達せられ
る。しかし、フィラーの配合量が多くなるとマトリック
ス本来の性能が消失する傾向があり、フィラーとして最
重要な性能は、マトリックス材料に少量の添加で、有効
な特性付与効果が得られることである。このためには、
フィラーそのものの特性が優れていることに加え、マト
リックス材料内部でフィラー粒子同士が接触し易い状態
となることが望ましい。フィラー粒子同士が接触し易い
ようにするにはフィラー粒子の形状は、球状よりもアス
ペクト比が大きい形状、即ち鱗片状、薄片状、繊維状等
の形状であることが望ましく、加えて粒子の密度につい
ても低密度であることが好ましい。
【0003】金属は、優れた導電性、熱伝導性を有して
おり、この点から金属粒子はフィラーとして有望な材料
であるが、一般に金属粒子は、嵩密度が他の材料に比較
して大きく、また粒子形状も球状に近いためマトリック
ス材料に添加した場合、有効な導電性、熱伝導性を得る
ためにはマトリックス材料に対して通常30重量%以上
の大量の配合量が必要となる。また配合の際、マトリッ
クス材料となるプラスチック、無機材料等に比較し、密
度が大きく相違するためマトリックス材料中に均一に分
散することが難しい。これらの点から、黒鉛やカーボン
ブラックは、粒子そのものの導電性、熱伝導性は金属に
及ばないが、粒子形状(黒鉛は鱗片状、カーボンブラッ
クは二次粒子の凝集体)や低嵩密度の点から金属に比べ
有効な特性付与効果が期待できる。
【0004】しかしながら、カーボンブラックは熱伝導
性が乏しく、また通常一次粒子形状が1μm以下で微粒
であるため取扱いが悪いという欠点がある。一方、黒鉛
はその粒子形状、嵩密度から特性付与効果がカーボンブ
ラックには及ばず一般に実用化できる導電性、熱伝導性
を得るためには、マトリックス材料に対して20重量%
以上の配合量が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】請求項1及び2記載の
発明は、少量の添加で有効な特性付与効果(導電性、熱
伝導性等に優れること)が期待できるフィラー材の製造
法を提供するものである。請求項3記載の発明は、請求
項1又は2記載の効果に加えて、特に導電性、熱伝導性
に優れるフィラー材の製造法を提供するものである。請
求項4記載の発明は、少量の添加で有効な特性付与効果
(導電性、熱伝導性等に優れること)が期待できるフィ
ラー材を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、膨張黒鉛の表
面に該膨張黒鉛に対して金属を25重量%以上被覆する
ことを特徴とするフィラー材の製造法に関する。また、
本発明は、膨張黒鉛又はその成形体を粉砕し、次いでこ
の粉砕粉の表面に該粉砕粉に対して金属を25重量%以
上被覆することを特徴とするフィラー材の製造法に関す
る。また、本発明は、このフィラー材の製造法におい
て、金属が、銅、ニッケル、銀であることを特徴とする
フィラー材の製造法に関する。さらに、本発明は、上記
の製造法で得られたフィラー材に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる膨張黒鉛は、
特に制限はなく公知の方法で得られるもので、例えば天
然黒鉛、キッシュ黒鉛等の結晶の発達した黒鉛を、酸化
剤の存在化で濃硫酸と反応させて得た黒鉛層間化合物
を、1000℃以上の高温で加熱して得られたものが用
いられる。
【0008】本発明になるフィラー材は、膨張黒鉛の表
面に該膨張黒鉛に対して金属を25重量%以上被覆した
ものでも有効な特性付与効果が期待できるが、膨張黒鉛
又はその成形体を粉砕し、この粉砕粉の表面に該粉砕粉
に対して金属を25重量%以上被覆したものを用いるこ
とが取扱い性の点から好ましい。なお上記の粉砕粉は、
嵩密度が0.1〜0.5g/cm3の範囲であることが金属
をくまなく被覆でき、金属の密着性に優れるので好まし
い。
【0009】また、粉砕粉を得るのに膨張黒鉛そのもの
を粉砕してもよいが、作業性、効率の面から膨張黒鉛
を、嵩密度が0.05〜1.8g/cm3の範囲になるよう
に成形した成形体を粉砕することが好ましい。膨張黒鉛
又はその成形体を粉砕する方法については特に制限はな
いが、ジェットミルなどの衝撃式の粉砕機で粉砕するこ
とが好ましい。粉砕後の平均粒径は、1000μm以下
が好ましく、500μm以下がより好ましく、350μ
m以下がさらに好ましい。1000μmを超えるとマト
リックス材料に配合した場合、表面外観に粒子の残影を
生じさせ易くなる傾向がある。なお粒径の下限は特に制
限はないが、0.5μm程度までが作業性の面から好ま
しい。
【0010】本発明において、被覆する金属としては、
銅、ニッケル、銀等の導電性、熱伝導性に優れ、かつ酸
化による性状変化の少ない金属の一種以上が好ましい。
被覆する方法については特に制限はなく、メッキ法で被
覆することが好ましく、特に無電解メッキ法で被覆する
ことが好ましい。また、金属の被覆量は、膨張黒鉛(粉
砕していないもの)、膨張黒鉛又はその成形体を粉砕し
た粉砕粉に対して25重量%以上、好ましくは30重量
%以上、さらに好ましくは35重量%以上とされ、25
重量%未満であると良好な導電性、熱伝導性が得られに
くく、酸化により性状変化が生じ易いという欠点が生じ
る。上限については特に制限はないが、マトリックス材
料に少量の添加で、有効な特性付与効果が得られるとい
う点で75重量%までが好ましい。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。 実施例1 中国産天然鱗状黒鉛を濃硫酸と濃硝酸との混液で処理し
て黒鉛層間化合物を得、次いでこれを1000℃まで加
熱処理して、比容積が200cc/gの膨張黒鉛を作製し
た。この膨張黒鉛をロールにより連続加圧して嵩密度が
0.5g/cm3の膨張黒鉛成形体を得た。この成形体を衝
撃式粉砕機(ホソカワミクロン(株)製、ビクトリーミ
ル)で粉砕し、平均粒径が350μm及び嵩密度が0.
15g/cm3の粉砕粉を得、次いでこの粉砕粉の表面に無
電解銅メッキにより、該粉砕粉に対して40重量%の銅
の被膜を被覆したフィラー材を得た。
【0012】実施例2 実施例1で得た粉砕粉の表面に無電解ニッケルメッキに
より、該粉砕粉に対して35重量%のニッケルの被膜を
被覆したフィラー材を得た。
【0013】実施例3 実施例1で得た粉砕粉の表面に無電解銀メッキにより、
該粉砕粉に対して30重量%の銀の被膜を被覆したフィ
ラー材を得た。
【0014】実施例4 実施例1で得た膨張黒鉛成形体を実施例1で用いた粉砕
機で粉砕し、平均粒径が980μm及び嵩密度が0.1
7g/cm3の粉砕粉を得、次いでこの粉砕粉の表面に無電
解銅メッキにより、該粉砕粉に対して40重量%の銅の
被膜を被覆したフィラー材を得た。
【0015】比較例1 実施例1で得た粉砕粉の表面に無電解銅メッキにより、
該粉砕粉に対して20重量%の銅の被膜を被覆したフィ
ラー材を得た。
【0016】比較例2 実施例1で得た粉砕粉をそのままフィラー材とした。
【0017】比較例3 実施例1で出発原料として用いた中国産天然鱗状黒鉛の
表面に無電解銅メッキにより、該天然鱗状黒鉛に対して
40重量%の銅の被膜を被覆したフィラー材を得た。
【0018】次に上記の各実施例及び各比較例で得たフ
ィラー材を、フェノール樹脂(日立化成工業(株)製、商
品名CP−J2000)中に20重量%となるように添
加し、ヘンシェルミキサーで5分間混合した後、厚さが
1mmの金型中で150℃で10分間加熱硬化させ、試
験体を作製した。この試験体について、外観の観察、体
積固有抵抗値及び熱伝導率を測定した。この結果を表1
に示す。なお外観は目で形状の変化を観察し、体積固有
抵抗値はJIS K6911に従ってアドバンテスト社
製デジタルマルチメータを用いて測定し、また熱伝導率
は京都電子工業(株)製の自動熱伝導率測定機を用いて測
定した。
【0019】
【表1】
【0020】表1から、実施例のフィラー材は、比較例
のフィラー材に比較して、同じ量をフェノール樹脂中に
配合したときに良好な導電性と熱伝導性が得られること
が示される。
【0021】
【発明の効果】請求項1及び2における方法により得ら
れるフィラー材は、少量の添加で有効な特性付与効果
(導電性、熱伝導性等に優れること)が期待できるフィ
ラー材である。請求項3における方法により得られるフ
ィラー材は、請求項1又は2の効果を奏し、特に導電
性、熱伝導性に優れるフィラー材である。請求項4にお
けるフィラー材は、少量の添加で有効な特性付与効果
(導電性、熱伝導性等に優れること)が期待できるフィ
ラー材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09C 3/06 PBT C09C 3/06 PBT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張黒鉛の表面に該膨張黒鉛に対して金
    属を25重量%以上被覆することを特徴とするフィラー
    材の製造法。
  2. 【請求項2】 膨張黒鉛又はその成形体を粉砕し、次い
    でこの粉砕粉の表面に該粉砕粉に対して金属を25重量
    %以上被覆することを特徴とするフィラー材の製造法。
  3. 【請求項3】 金属が、銅、ニッケル、銀であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のフィラー材の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の製造法で得ら
    れたフィラー材。
JP8206298A 1996-08-06 1996-08-06 フィラー材の製造法及び該製造法で得られたフィラー材 Pending JPH1053407A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511782A (ja) * 2002-12-23 2006-04-06 アドバンスド、エナジー、テクノロジー、インコーポレーテッド フレキシブルグラファイト熱管理装置
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JP2012516829A (ja) * 2009-02-05 2012-07-26 エルジー・ケム・リミテッド 炭素系粒子/銅からなる複合材料の製造方法
US10538691B2 (en) 2004-08-27 2020-01-21 Toyo Tanso Co., Ltd. Expanded-graphite sheet

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KR101012195B1 (ko) 2002-12-23 2011-02-08 그라프텍 인터내셔널 홀딩스 인코포레이티드 가요성 흑연의 열 관리 장치
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