JPH1054398A - ターボ圧縮機および回転機械 - Google Patents
ターボ圧縮機および回転機械Info
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- JPH1054398A JPH1054398A JP21246896A JP21246896A JPH1054398A JP H1054398 A JPH1054398 A JP H1054398A JP 21246896 A JP21246896 A JP 21246896A JP 21246896 A JP21246896 A JP 21246896A JP H1054398 A JPH1054398 A JP H1054398A
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- Japan
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- motor
- casing
- rotor
- compression stage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータケースに及ぼす圧縮段ケーシングから
の熱,変形の影響をなくし、かつモータケースを垂直方
向から設置できるようにして、組立、分解、メンテナン
ス性を向上させる。 【解決手段】 高速モータのロータ2をモータ部1の両
側に延長させ、ロータ2の両軸端に羽根車6,7を備
え、高速モータMを収納するモータケース8と、羽根車
6,7をそれぞれ収納する圧縮段ケーシング13,14
とを有するターボ圧縮機において、モータケース8と、
その両側に位置する両圧縮段ケーシング13,14と
を、それぞれ独立に構成するとともに、クーラケース1
5を設け、クーラケース15と圧縮段ケーシング13の
下ケーシング13bと圧縮段ケーシング14の下ケーシ
ング14bとを一体構造に形成し、圧縮段ケーシング1
3,14を水平分割構造とした。
の熱,変形の影響をなくし、かつモータケースを垂直方
向から設置できるようにして、組立、分解、メンテナン
ス性を向上させる。 【解決手段】 高速モータのロータ2をモータ部1の両
側に延長させ、ロータ2の両軸端に羽根車6,7を備
え、高速モータMを収納するモータケース8と、羽根車
6,7をそれぞれ収納する圧縮段ケーシング13,14
とを有するターボ圧縮機において、モータケース8と、
その両側に位置する両圧縮段ケーシング13,14と
を、それぞれ独立に構成するとともに、クーラケース1
5を設け、クーラケース15と圧縮段ケーシング13の
下ケーシング13bと圧縮段ケーシング14の下ケーシ
ング14bとを一体構造に形成し、圧縮段ケーシング1
3,14を水平分割構造とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボ圧縮機およ
び回転機械に係り、特に、圧縮段の温度上昇の影響をモ
ータがほとんど受けず、ロータの高速回転の安定性を良
くし、メンテナンス性を向上する高速モータ駆動のター
ボ圧縮機および回転機械に関するもので、主としてオイ
ルレスの圧縮空気供給用として利用される。
び回転機械に係り、特に、圧縮段の温度上昇の影響をモ
ータがほとんど受けず、ロータの高速回転の安定性を良
くし、メンテナンス性を向上する高速モータ駆動のター
ボ圧縮機および回転機械に関するもので、主としてオイ
ルレスの圧縮空気供給用として利用される。
【0002】
【従来の技術】近年、高速モータのロータをオーバーハ
ングさせ、該ロータの両軸端に羽根車を備えたターボ圧
縮機が開発され、例えば、文献「ターボマシーナリー
インターナショナル」(Turbomachinery
InternationalMarch/April
1994)、およびその製品紹介のカタログ「Sul
zer′s catalogue」には、磁気軸受で支
持された高速モータロータに羽根車を装着したガス圧縮
機が開示されている。
ングさせ、該ロータの両軸端に羽根車を備えたターボ圧
縮機が開発され、例えば、文献「ターボマシーナリー
インターナショナル」(Turbomachinery
InternationalMarch/April
1994)、およびその製品紹介のカタログ「Sul
zer′s catalogue」には、磁気軸受で支
持された高速モータロータに羽根車を装着したガス圧縮
機が開示されている。
【0003】高速モータを用いた従来のターボ圧縮機に
ついて図3および図4を参照して説明する。図3は、従
来のターボ圧縮機の構成とガスの流れを示す略示構成
図、図4は、従来のターボ圧縮機の一例を示す縦断面図
である。図3における実線矢印はガスの流れを示す。図
3,4に示すように、高速モータのモータ部1で駆動さ
れるロータ2の両端には羽根車6および7が装着され、
ロータ2は、ラジアル軸受3,4、スラスト軸受5で支
持されている。モータ部1、ロータ2、および前記各軸
受は、モータケース8に納められている。また、羽根車
6を内蔵する圧縮段は圧縮段ケーシング9に、羽根車7
を内蔵する圧縮段は圧縮段ケーシング10に納められて
いる。
ついて図3および図4を参照して説明する。図3は、従
来のターボ圧縮機の構成とガスの流れを示す略示構成
図、図4は、従来のターボ圧縮機の一例を示す縦断面図
である。図3における実線矢印はガスの流れを示す。図
3,4に示すように、高速モータのモータ部1で駆動さ
れるロータ2の両端には羽根車6および7が装着され、
ロータ2は、ラジアル軸受3,4、スラスト軸受5で支
持されている。モータ部1、ロータ2、および前記各軸
受は、モータケース8に納められている。また、羽根車
6を内蔵する圧縮段は圧縮段ケーシング9に、羽根車7
を内蔵する圧縮段は圧縮段ケーシング10に納められて
いる。
【0004】そして、モータケース8、圧縮段ケーシン
グ9,10ともに円周方向には一体に形成されており、
したがって、軸方向から圧縮段ケーシング9,10がモ
ータケース8に取り付けられている。すなわち、組立完
了後は、図4に示すように、モータケース8と圧縮段ケ
ーシング9,10は、連結された一体構造となってい
る。
グ9,10ともに円周方向には一体に形成されており、
したがって、軸方向から圧縮段ケーシング9,10がモ
ータケース8に取り付けられている。すなわち、組立完
了後は、図4に示すように、モータケース8と圧縮段ケ
ーシング9,10は、連結された一体構造となってい
る。
【0005】いま、羽根車6を低圧段、羽根車7を高圧
段とすると、羽根車6で圧縮されたガスは、一度圧縮段
ケーシング9から吐出され、インタークーラ11で冷却
されたのち、圧縮段ケーシング10に吸い込まれ、羽根
車7で再び圧縮され、仕様の圧力まで圧縮され、アフタ
ークーラ12で冷却されたのち需要先へ供給される。
段とすると、羽根車6で圧縮されたガスは、一度圧縮段
ケーシング9から吐出され、インタークーラ11で冷却
されたのち、圧縮段ケーシング10に吸い込まれ、羽根
車7で再び圧縮され、仕様の圧力まで圧縮され、アフタ
ークーラ12で冷却されたのち需要先へ供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような圧縮機構成
においては、次のような問題点があった。すなわち、圧
縮機を組立てる場合に、必ずモータを設置したのち、軸
方向から圧縮段ケーシング9,10を取付けなければな
らない。分解時には、圧縮段ケーシング9,10を軸方
向に、ロータ2先端が外れる位置まで移動させなければ
ならない。したがって、分解、組立に時間がかかってし
まう。
においては、次のような問題点があった。すなわち、圧
縮機を組立てる場合に、必ずモータを設置したのち、軸
方向から圧縮段ケーシング9,10を取付けなければな
らない。分解時には、圧縮段ケーシング9,10を軸方
向に、ロータ2先端が外れる位置まで移動させなければ
ならない。したがって、分解、組立に時間がかかってし
まう。
【0007】もう一つの問題点は、圧縮比が3を超える
ような羽根車段を必要とする場合、ケーシング壁面の温
度は150℃を超えるような高温になる。一方、軸受が
磁気軸受であれば、コイルの絶縁性保持のため、圧縮段
ケーシングの方から高温の熱が軸受に伝わることは好ま
しくない。
ような羽根車段を必要とする場合、ケーシング壁面の温
度は150℃を超えるような高温になる。一方、軸受が
磁気軸受であれば、コイルの絶縁性保持のため、圧縮段
ケーシングの方から高温の熱が軸受に伝わることは好ま
しくない。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、本発明の目的は、モータケー
スに及ぼす圧縮段ケーシングからの熱,変形の影響をな
くし、かつモータケースを垂直方向から設置できるよう
にして、組立、分解、メンテナンス性を向上させたター
ボ圧縮機および回転機械を提供することにある。
るためになされたもので、本発明の目的は、モータケー
スに及ぼす圧縮段ケーシングからの熱,変形の影響をな
くし、かつモータケースを垂直方向から設置できるよう
にして、組立、分解、メンテナンス性を向上させたター
ボ圧縮機および回転機械を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るターボ圧縮機の最も基本的な構成は、
高速モータのロータをモータ部の両側に延長させ、当該
ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高速モータを収納
するモータケーシングと、少なくとも前記ロータの両軸
端に位置する羽根車をそれぞれ収納する両圧縮段ケーシ
ングとを有するターボ圧縮機において、前記モータケー
シングと当該モータケーシングの両側に位置する前記両
圧縮段ケーシングとをそれぞれ独立に構成したものであ
る。
に、本発明に係るターボ圧縮機の最も基本的な構成は、
高速モータのロータをモータ部の両側に延長させ、当該
ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高速モータを収納
するモータケーシングと、少なくとも前記ロータの両軸
端に位置する羽根車をそれぞれ収納する両圧縮段ケーシ
ングとを有するターボ圧縮機において、前記モータケー
シングと当該モータケーシングの両側に位置する前記両
圧縮段ケーシングとをそれぞれ独立に構成したものであ
る。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
に係るターボ圧縮機のより具体的な構成は、高速モータ
のロータをモータ部の両側に延長させ、当該ロータの両
軸端に羽根車を備え、前記高速モータを収納するモータ
ケーシングと、少なくとも前記ロータの両軸端に位置す
る羽根車をそれぞれ収納する両圧縮段ケーシングとを有
し、前記両圧縮段ケーシング間を結ぶ流路にインターク
ーラを備え、前記両圧縮段ケーシングのうち高圧段側の
圧縮段ケーシングの後流にアウタークーラを備えてなる
ターボ圧縮機において、前記モータケーシングと、当該
モータケーシングの両側に位置する1段および2段の両
圧縮段ケーシングとを、それぞれ独立に構成するととも
に、前記インタークーラおよび前記アフタークーラを収
納するクーラケースを設け、1段圧縮段ケーシングの下
ケーシングと前記クーラケースと2段圧縮段ケーシング
の下ケーシングとを一体構造に形成したものである。
に係るターボ圧縮機のより具体的な構成は、高速モータ
のロータをモータ部の両側に延長させ、当該ロータの両
軸端に羽根車を備え、前記高速モータを収納するモータ
ケーシングと、少なくとも前記ロータの両軸端に位置す
る羽根車をそれぞれ収納する両圧縮段ケーシングとを有
し、前記両圧縮段ケーシング間を結ぶ流路にインターク
ーラを備え、前記両圧縮段ケーシングのうち高圧段側の
圧縮段ケーシングの後流にアウタークーラを備えてなる
ターボ圧縮機において、前記モータケーシングと、当該
モータケーシングの両側に位置する1段および2段の両
圧縮段ケーシングとを、それぞれ独立に構成するととも
に、前記インタークーラおよび前記アフタークーラを収
納するクーラケースを設け、1段圧縮段ケーシングの下
ケーシングと前記クーラケースと2段圧縮段ケーシング
の下ケーシングとを一体構造に形成したものである。
【0011】すなわち、高速モータのロータをオーバー
ハングさせ、ロータの両軸端に羽根車を装着してなる2
段ターボ圧縮機において、圧縮段ケーシングは上下半割
構造とし、インタークーラケースとアフタークーラケー
スを1段圧縮段ケーシングの下半と2段圧縮段ケーシン
グの下半とを一体構造にする。圧縮段下ケーシングは、
吸込ノズルまたは吐出ノズル、あるいはその両方で、直
接クーラケースに接続される。下ケーシングとクーラケ
ースとの間には、フランジ継手等の接続部を設けないも
のである。
ハングさせ、ロータの両軸端に羽根車を装着してなる2
段ターボ圧縮機において、圧縮段ケーシングは上下半割
構造とし、インタークーラケースとアフタークーラケー
スを1段圧縮段ケーシングの下半と2段圧縮段ケーシン
グの下半とを一体構造にする。圧縮段下ケーシングは、
吸込ノズルまたは吐出ノズル、あるいはその両方で、直
接クーラケースに接続される。下ケーシングとクーラケ
ースとの間には、フランジ継手等の接続部を設けないも
のである。
【0012】クーラケースの上面には、高速モータ設置
のための座面を設ける。一方、モータケースは、円周方
向に一体構造とする。ただし、水平分割構造であっても
かまわない。モータケースには、ロータ駆動モータ部、
軸受、ロータが収納される。モータの組立、検査が終了
したら、羽根車をロータに装着する。次いで、モータユ
ニットとして完全であることを確認する。
のための座面を設ける。一方、モータケースは、円周方
向に一体構造とする。ただし、水平分割構造であっても
かまわない。モータケースには、ロータ駆動モータ部、
軸受、ロータが収納される。モータの組立、検査が終了
したら、羽根車をロータに装着する。次いで、モータユ
ニットとして完全であることを確認する。
【0013】また、下ケーシング内側面間距離は、モー
タケース側面間寸法より僅かに長くする。または、その
条件が成立しない場合は、該部分のモータケース端部外
形が圧縮段ケーシングとの軸方向重なり部の内径よりも
大きくならないようにする。このようにして、モータユ
ニットを垂直方向上方から、クーラケース上面の座面に
設置すれば、モータと圧縮段との組合せができるように
なる。しかも、圧縮段ケーシングは、羽根車の圧縮仕事
により高温になるが、圧縮段ケーシングがモータと分離
されていることにより、その熱がモータケースに伝わり
にくくなり、軸受が保護される。
タケース側面間寸法より僅かに長くする。または、その
条件が成立しない場合は、該部分のモータケース端部外
形が圧縮段ケーシングとの軸方向重なり部の内径よりも
大きくならないようにする。このようにして、モータユ
ニットを垂直方向上方から、クーラケース上面の座面に
設置すれば、モータと圧縮段との組合せができるように
なる。しかも、圧縮段ケーシングは、羽根車の圧縮仕事
により高温になるが、圧縮段ケーシングがモータと分離
されていることにより、その熱がモータケースに伝わり
にくくなり、軸受が保護される。
【0014】また、圧縮段ケーシングが、クーラと一体
構造となっているため、ガス通路部のガス洩れの心配が
ない。圧縮段ケーシングとクーラとの間に接続面を設け
ると熱変形を吸収して、かつ接続面をシールする装置が
必要となるが、本発明では、そのようなものが不要であ
る。モータケースは、圧縮段ケーシングの自重や熱変形
による外力を受けないので、単独にロータを駆動すれば
よいことになる。なお、モータケースと圧縮段ケーシン
グとの組合せ部には、お互いの変形を拘束しない程度
に、Oリング等を使って、大気とのシールを行ってもよ
い。
構造となっているため、ガス通路部のガス洩れの心配が
ない。圧縮段ケーシングとクーラとの間に接続面を設け
ると熱変形を吸収して、かつ接続面をシールする装置が
必要となるが、本発明では、そのようなものが不要であ
る。モータケースは、圧縮段ケーシングの自重や熱変形
による外力を受けないので、単独にロータを駆動すれば
よいことになる。なお、モータケースと圧縮段ケーシン
グとの組合せ部には、お互いの変形を拘束しない程度
に、Oリング等を使って、大気とのシールを行ってもよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図1およ
び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示すターボ圧縮機の一部断面正面図、図2は、図1
のA−A矢視側面図である。図中、図3,4と同一符号
のものは従来技術と同等部である。図1に示すように、
ロータ2、このロータ2を駆動するモータ部1、前記ロ
ータ2を支持するラジアル軸受3,4、スラスト軸受5
をモータケース8内に収納した高速モータMが装置中央
部にある。
び図2を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示すターボ圧縮機の一部断面正面図、図2は、図1
のA−A矢視側面図である。図中、図3,4と同一符号
のものは従来技術と同等部である。図1に示すように、
ロータ2、このロータ2を駆動するモータ部1、前記ロ
ータ2を支持するラジアル軸受3,4、スラスト軸受5
をモータケース8内に収納した高速モータMが装置中央
部にある。
【0016】高速モータMのロータ2をモータ部1の両
側に延ばしてオーバーハングさせ、そのロータ2の両軸
端には羽根車6,7が装着されている。羽根車6を用い
る圧縮段は圧縮段ケーシング13に内蔵され、羽根車7
を用いる圧縮段は圧縮段ケーシング14に内蔵されてい
る。圧縮段ケーシング13は、上ケーシング13a、下
ケーシング13bにロータ軸心から水平に分割されてお
り、圧縮段ケーシング14は、上ケーシング14a、下
ケーシング14bにロータ軸心から水平にそれぞれ分割
されている。そして、下ケーシング13b,14bは、
クーラケース15に一体に接続している。
側に延ばしてオーバーハングさせ、そのロータ2の両軸
端には羽根車6,7が装着されている。羽根車6を用い
る圧縮段は圧縮段ケーシング13に内蔵され、羽根車7
を用いる圧縮段は圧縮段ケーシング14に内蔵されてい
る。圧縮段ケーシング13は、上ケーシング13a、下
ケーシング13bにロータ軸心から水平に分割されてお
り、圧縮段ケーシング14は、上ケーシング14a、下
ケーシング14bにロータ軸心から水平にそれぞれ分割
されている。そして、下ケーシング13b,14bは、
クーラケース15に一体に接続している。
【0017】図2は、図1のA−A矢視図で、圧縮段ケ
ーシングの水平分割構造および下ケーシングとクーラの
一体構造を示している。図2において、15aはインタ
ークーラケース、15bはアフタークーラケース、11
aは、インタークーラケース15a内を流通する冷却水
管(チューブ)、12aは、アフタークーラケース15
b内を流通する冷却水管(チューブ)、太い矢印で示す
19は、アフタークーラから需要側へ供給されるガス流
れを示したものである。
ーシングの水平分割構造および下ケーシングとクーラの
一体構造を示している。図2において、15aはインタ
ークーラケース、15bはアフタークーラケース、11
aは、インタークーラケース15a内を流通する冷却水
管(チューブ)、12aは、アフタークーラケース15
b内を流通する冷却水管(チューブ)、太い矢印で示す
19は、アフタークーラから需要側へ供給されるガス流
れを示したものである。
【0018】クーラケース15は、インタークーラ11
(図3参照)を収納するインタークーラケース15a、
およびアフタークーラ12(図3参照)を収納するアフ
タークーラケース15bからなるものである。そして、
ここに詳細は図示しないが、インタークーラ11は、冷
却水管11aとプレートフィンよりなる、所謂プレート
フィンチューブタイプのものであり、アフタークーラ1
2は、冷却水管12aとプレートフィンよりなる、所謂
プレートフィンチューブタイプのものである。
(図3参照)を収納するインタークーラケース15a、
およびアフタークーラ12(図3参照)を収納するアフ
タークーラケース15bからなるものである。そして、
ここに詳細は図示しないが、インタークーラ11は、冷
却水管11aとプレートフィンよりなる、所謂プレート
フィンチューブタイプのものであり、アフタークーラ1
2は、冷却水管12aとプレートフィンよりなる、所謂
プレートフィンチューブタイプのものである。
【0019】圧縮段ケーシング13の下ケーシング13
bとクーラケース15のインタークーラケース15aと
の接続は、1段(低圧段)吐出しノズルを形成する部分
によってなされる。また、圧縮段ケーシング14の下ケ
ーシング14bとクーラケース15のインタークーラケ
ース15aおよびアフタークーラケース15bとの接続
は、2段(高圧段)吸込みノズルを形成する部分および
2段吐出しノズルを形成する部分によってなされる。す
なわち、圧縮段下ケーシング13b,14bは、その吸
込ノズルまたは吐出ノズル、あるいはその両方で、直接
クーラケース15に接続される。下ケーシング13b,
14bとクーラケース15との間には、フランジ継手等
の接続部を設けない。
bとクーラケース15のインタークーラケース15aと
の接続は、1段(低圧段)吐出しノズルを形成する部分
によってなされる。また、圧縮段ケーシング14の下ケ
ーシング14bとクーラケース15のインタークーラケ
ース15aおよびアフタークーラケース15bとの接続
は、2段(高圧段)吸込みノズルを形成する部分および
2段吐出しノズルを形成する部分によってなされる。す
なわち、圧縮段下ケーシング13b,14bは、その吸
込ノズルまたは吐出ノズル、あるいはその両方で、直接
クーラケース15に接続される。下ケーシング13b,
14bとクーラケース15との間には、フランジ継手等
の接続部を設けない。
【0020】図1に示すように、圧縮段ケーシング1
3,14とロータ2との間にはシール装置16,17が
設けてあり、圧縮されたガスの漏れが最小になるように
構成されている。高速モータMのモータケース8は、ク
ーラケース15上面に形成された座面18に設置され
る。
3,14とロータ2との間にはシール装置16,17が
設けてあり、圧縮されたガスの漏れが最小になるように
構成されている。高速モータMのモータケース8は、ク
ーラケース15上面に形成された座面18に設置され
る。
【0021】このようにすることにより、モータケース
8と圧縮段ケーシング13,14はそれぞれ独立に構成
されるので、圧縮仕事によって圧縮段ケーシング13,
14の温度が上昇しても、モータケース8には伝わりに
くく、したがって、高速モータM側の軸受の保護が可能
である。また、ガスの温度上昇に伴って発生するケーシ
ングの熱変形、アライメントの変化の影響をモータケー
ス8が直接受けることがないので、ロ−タ2の高速回転
に悪影響を及ぼすことはない。
8と圧縮段ケーシング13,14はそれぞれ独立に構成
されるので、圧縮仕事によって圧縮段ケーシング13,
14の温度が上昇しても、モータケース8には伝わりに
くく、したがって、高速モータM側の軸受の保護が可能
である。また、ガスの温度上昇に伴って発生するケーシ
ングの熱変形、アライメントの変化の影響をモータケー
ス8が直接受けることがないので、ロ−タ2の高速回転
に悪影響を及ぼすことはない。
【0022】また、圧縮段ケーシング13,14の内側
側面間距離は、モータの側面間寸法より僅かに長くして
おく。または、図1のように、その関係が作れない場
合、圧縮段ケーシング13,14とモータケース8との
軸方向の重なり部は、モータケース8の外径が、圧縮段
ケーシングの内径よりも小さくなるように構成する。こ
のように構成することにより、高速モータMは単独で組
立試験を行い、さらに羽根車6,7を装着したのち、垂
直方向上方から、圧縮段下ケーシング13b,14b間
にあるクーラケース15上の座面18へ設置することが
できる。
側面間距離は、モータの側面間寸法より僅かに長くして
おく。または、図1のように、その関係が作れない場
合、圧縮段ケーシング13,14とモータケース8との
軸方向の重なり部は、モータケース8の外径が、圧縮段
ケーシングの内径よりも小さくなるように構成する。こ
のように構成することにより、高速モータMは単独で組
立試験を行い、さらに羽根車6,7を装着したのち、垂
直方向上方から、圧縮段下ケーシング13b,14b間
にあるクーラケース15上の座面18へ設置することが
できる。
【0023】その後、圧縮段下ケーシング13b,14
b上に、圧縮段上ケーシング13a,14aを組み付け
る。なお、さらに圧縮段ケーシング13,14とモータ
ケース8との間は、Oリング等で密封し、圧縮段ケーシ
ング13,14のラビリンス(図示せず)の漏れ流れが
直接大気へ放出されないようにする。
b上に、圧縮段上ケーシング13a,14aを組み付け
る。なお、さらに圧縮段ケーシング13,14とモータ
ケース8との間は、Oリング等で密封し、圧縮段ケーシ
ング13,14のラビリンス(図示せず)の漏れ流れが
直接大気へ放出されないようにする。
【0024】このようなターボ圧縮機の作用を説明す
る。いま、羽根車6を低圧段、羽根車7を高圧段とする
と、羽根車6で圧縮されたガスは、一度圧縮段ケーシン
グ13からインタークーラケース15aへ吐出され、イ
ンタークーラ11で冷却水管11aを流通する冷却水と
熱交換して冷却されたのち、圧縮段ケーシング14に吸
い込まれる。そして、ガスは再び羽根車7で仕様の圧力
まで圧縮され、アフタークーラケース15bへ吐出さ
れ、アフタークーラ12で冷却水管12aを流通する冷
却水と熱交換して冷却され、19に示すガス流れのよう
に需要先へ供給される。
る。いま、羽根車6を低圧段、羽根車7を高圧段とする
と、羽根車6で圧縮されたガスは、一度圧縮段ケーシン
グ13からインタークーラケース15aへ吐出され、イ
ンタークーラ11で冷却水管11aを流通する冷却水と
熱交換して冷却されたのち、圧縮段ケーシング14に吸
い込まれる。そして、ガスは再び羽根車7で仕様の圧力
まで圧縮され、アフタークーラケース15bへ吐出さ
れ、アフタークーラ12で冷却水管12aを流通する冷
却水と熱交換して冷却され、19に示すガス流れのよう
に需要先へ供給される。
【0025】本実施形態によれば、圧縮機段の温度上昇
の影響を、高速モータMがほとんど受けないので、ロー
タ2の高速回転の安定性が向上する。そして、高速モー
タMをユニットとして単独にまとめ、圧縮機ユニットに
組付けることができるので、作業性が良くなる。高速モ
ータMのメンテナンス時にも配管の取外し等がほとんど
不要となり、メンテナンス作業工程の時間を短縮でき
る。さらに、圧縮機段ケーシング13,14とクーラケ
ース15とが一体なので、ガス漏れの危険性がない。
の影響を、高速モータMがほとんど受けないので、ロー
タ2の高速回転の安定性が向上する。そして、高速モー
タMをユニットとして単独にまとめ、圧縮機ユニットに
組付けることができるので、作業性が良くなる。高速モ
ータMのメンテナンス時にも配管の取外し等がほとんど
不要となり、メンテナンス作業工程の時間を短縮でき
る。さらに、圧縮機段ケーシング13,14とクーラケ
ース15とが一体なので、ガス漏れの危険性がない。
【0026】なお、上記実施形態は、高速モータのロー
タをモータ部の両側に延長させ、当該ロータの両軸端に
羽根車を備え、前記高速モータを収納するモータケーシ
ングと、少なくとも前記ロータの両軸端に位置する羽根
車をそれぞれ収納する両圧縮段ケーシングとを有するタ
ーボ圧縮機の例について説明したが、本発明はターボ圧
縮機に限らず、高速モータのロータをモータ部の両側に
延長させ、当該ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高
速モータを収納するモータケーシングと、少なくとも前
記ロータの両軸端に位置する羽根車をそれぞれ収納する
両羽根車段ケーシングとを有する回転機械に汎用的に適
用できるものである。
タをモータ部の両側に延長させ、当該ロータの両軸端に
羽根車を備え、前記高速モータを収納するモータケーシ
ングと、少なくとも前記ロータの両軸端に位置する羽根
車をそれぞれ収納する両圧縮段ケーシングとを有するタ
ーボ圧縮機の例について説明したが、本発明はターボ圧
縮機に限らず、高速モータのロータをモータ部の両側に
延長させ、当該ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高
速モータを収納するモータケーシングと、少なくとも前
記ロータの両軸端に位置する羽根車をそれぞれ収納する
両羽根車段ケーシングとを有する回転機械に汎用的に適
用できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、モータケースに及ぼす圧縮段ケーシングからの
熱,変形の影響をなくし、かつモータケースを垂直方向
から設置できるようにして、組立、分解、メンテナンス
性を向上させるターボ圧縮機および回転機械を提供する
ことができる。
れば、モータケースに及ぼす圧縮段ケーシングからの
熱,変形の影響をなくし、かつモータケースを垂直方向
から設置できるようにして、組立、分解、メンテナンス
性を向上させるターボ圧縮機および回転機械を提供する
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すターボ圧縮機の一部
断面正面図である。
断面正面図である。
【図2】図1のA−A矢視側面図である。
【図3】従来のターボ圧縮機の構成とガスの流れを示す
略示構成図である。
略示構成図である。
【図4】従来のターボ圧縮機の一例を示す縦断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1…モータ部、2…ロータ、3,4…ラジアル軸受、5
…スラスト軸受、6,7…羽根車、8…モータケース、
13,14…圧縮段ケーシング、13a,14a…上ケ
ーシング、13b,14b…下ケーシング、15…クー
ラケース、15a…インタークーラケース、15b…ア
フタークーラケース、16,17…シール装置、18…
座面。
…スラスト軸受、6,7…羽根車、8…モータケース、
13,14…圧縮段ケーシング、13a,14a…上ケ
ーシング、13b,14b…下ケーシング、15…クー
ラケース、15a…インタークーラケース、15b…ア
フタークーラケース、16,17…シール装置、18…
座面。
Claims (6)
- 【請求項1】 高速モータのロータをモータ部の両側に
延長させ、当該ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高
速モータを収納するモータケーシングと、少なくとも前
記ロータの両軸端に位置する羽根車をそれぞれ収納する
両圧縮段ケーシングとを有するターボ圧縮機において、 前記モータケーシングと当該モータケーシングの両側に
位置する前記両圧縮段ケーシングとをそれぞれ独立に構
成したことを特徴とするターボ圧縮機。 - 【請求項2】 高速モータのロータをモータ部の両側に
延長させ、当該ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高
速モータを収納するモータケーシングと、少なくとも前
記ロータの両軸端に位置する羽根車をそれぞれ収納する
両圧縮段ケーシングとを有し、前記両圧縮段ケーシング
間を結ぶ流路にインタークーラを備え、前記両圧縮段ケ
ーシングのうち高圧段側の圧縮段ケーシングの後流にア
フタークーラを備えてなるターボ圧縮機において、 前記モータケーシングと、当該モータケーシングの両側
に位置する1段および2段の両圧縮段ケーシングとを、
それぞれ独立に構成するとともに、 前記インタークーラおよび前記アフタークーラを収納す
るクーラケースを設け、1段圧縮段ケーシングの下ケー
シングと前記クーラケースと2段圧縮段ケーシングの下
ケーシングとを一体構造に形成したことを特徴とするタ
ーボ圧縮機。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のもののいずれか
において、モータケーシングは円周方向に一体形に形成
し、圧縮段ケーシングは水平分割形に形成したことを特
徴とするターボ圧縮機。 - 【請求項4】 請求項1または3記載のもののいずれか
において、クーラケースの上面にモータケーシングの取
付け座面を設けたことを特徴とするターボ圧縮機。 - 【請求項5】 高速モータのロータをモータ部の両側に
延長させ、当該ロータの両軸端に羽根車を備え、前記高
速モータを収納するモータケーシングと、少なくとも前
記ロータの両軸端に位置する羽根車をそれぞれ収納する
両羽根車段ケーシングとを有する回転機械において、 前記モータケーシングと当該モータケーシングの両側に
位置する前記両羽根車段ケーシングとをそれぞれ独立に
構成したことを特徴とする回転機械。 - 【請求項6】 請求項5記載のものにおいて、モータケ
ーシングは円周方向に一体形に形成し、羽根車段ケーシ
ングは水平分割形に形成したことを特徴とする回転機
械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21246896A JPH1054398A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | ターボ圧縮機および回転機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21246896A JPH1054398A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | ターボ圧縮機および回転機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1054398A true JPH1054398A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16623153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21246896A Pending JPH1054398A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | ターボ圧縮機および回転機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1054398A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000017524A1 (en) * | 1998-09-18 | 2000-03-30 | Hitachi, Ltd. | Two-stage centrifugal compressor driven directly by motor |
| KR20020061691A (ko) * | 2001-01-17 | 2002-07-25 | 엘지전자주식회사 | 터보 압축기의 열손실 저감구조 |
| WO2003042545A1 (en) * | 2001-11-12 | 2003-05-22 | Fläkt Woods AB | High-pressure fan |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP21246896A patent/JPH1054398A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000017524A1 (en) * | 1998-09-18 | 2000-03-30 | Hitachi, Ltd. | Two-stage centrifugal compressor driven directly by motor |
| KR20020061691A (ko) * | 2001-01-17 | 2002-07-25 | 엘지전자주식회사 | 터보 압축기의 열손실 저감구조 |
| WO2003042545A1 (en) * | 2001-11-12 | 2003-05-22 | Fläkt Woods AB | High-pressure fan |
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