JPH1056351A - 電圧制御型フィルタ - Google Patents
電圧制御型フィルタInfo
- Publication number
- JPH1056351A JPH1056351A JP21101096A JP21101096A JPH1056351A JP H1056351 A JPH1056351 A JP H1056351A JP 21101096 A JP21101096 A JP 21101096A JP 21101096 A JP21101096 A JP 21101096A JP H1056351 A JPH1056351 A JP H1056351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- variable capacitance
- input signal
- diode
- control voltage
- filter
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタの出力信号中に含まれる歪みを除去
して、良好なフィルタ特性の実現を可能とした電圧制御
型フィルタを提供する。 【解決手段】 入力信号の印加に伴って制御電圧が実質
的に変化したとしても、同一の入力信号が可変容量ダイ
オード1のアノードと、可変容量ダイオード2のカソー
ドにそれぞれ同時に印加されるので、容量の変化は互い
に逆方向となる。このことは、可変容量ダイオード3お
よび4についても、同様である。
して、良好なフィルタ特性の実現を可能とした電圧制御
型フィルタを提供する。 【解決手段】 入力信号の印加に伴って制御電圧が実質
的に変化したとしても、同一の入力信号が可変容量ダイ
オード1のアノードと、可変容量ダイオード2のカソー
ドにそれぞれ同時に印加されるので、容量の変化は互い
に逆方向となる。このことは、可変容量ダイオード3お
よび4についても、同様である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変容量ダイオー
ドに制御電圧を印加することにより周波数応答特性を制
御する電圧制御型フィルタに関するものである。
ドに制御電圧を印加することにより周波数応答特性を制
御する電圧制御型フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、可変容量素子として可変容量
ダイオードを用い、その容量値を電圧制御することによ
り、各種フィルタ(例えば、LCフィルタ、CRフィル
タ)の周波数応答特性を変化させることが行われてい
る。
ダイオードを用い、その容量値を電圧制御することによ
り、各種フィルタ(例えば、LCフィルタ、CRフィル
タ)の周波数応答特性を変化させることが行われてい
る。
【0003】ここで、可変容量ダイオードとは、PN接
合ダイオードの等価容量が印加電圧により非直線的に変
化するという特性を積極的に利用するためにつくられた
ダイオードであって、バリキャップ、パラメトリックダ
イオードまたはバラクタダイオードともよばれている。
合ダイオードの等価容量が印加電圧により非直線的に変
化するという特性を積極的に利用するためにつくられた
ダイオードであって、バリキャップ、パラメトリックダ
イオードまたはバラクタダイオードともよばれている。
【0004】図2の(A)は、従来から知られているパ
イ型フィルタの一例を示した回路図である。本図におい
て、2および4は可変容量ダイオードであり、逆バイア
ス方向に印加された制御電圧により、それぞれの容量が
制御される。5はコイル、6は入力抵抗、7は終端抵抗
である。8は、可変容量ダイオードの制御電圧を加える
側(アノード側)を交流的に接地するためのコンデンサ
である。また、Tinは入力信号の入力端子、Tout
は出力信号の出力端子、Tcは制御信号の入力端子であ
る。
イ型フィルタの一例を示した回路図である。本図におい
て、2および4は可変容量ダイオードであり、逆バイア
ス方向に印加された制御電圧により、それぞれの容量が
制御される。5はコイル、6は入力抵抗、7は終端抵抗
である。8は、可変容量ダイオードの制御電圧を加える
側(アノード側)を交流的に接地するためのコンデンサ
である。また、Tinは入力信号の入力端子、Tout
は出力信号の出力端子、Tcは制御信号の入力端子であ
る。
【0005】図2の(A)に示したパイ型フィルタに所
定の制御電圧(直流)を印加すると、図2の(B)に破
線で示すようなフィルタ特性を呈する。ところが、入力
信号(交流)が印加されると、等価的に制御電圧が変化
することになるので、容量も変化することになる。この
とき、可変容量ダイオードに印加された制御電圧に応じ
て、容量は非直線的に変化する。
定の制御電圧(直流)を印加すると、図2の(B)に破
線で示すようなフィルタ特性を呈する。ところが、入力
信号(交流)が印加されると、等価的に制御電圧が変化
することになるので、容量も変化することになる。この
とき、可変容量ダイオードに印加された制御電圧に応じ
て、容量は非直線的に変化する。
【0006】このように可変容量ダイオードの一端に入
力信号を加えると可変容量ダイオードにかかる電圧が入
力信号により変化を受けるため、容量が入力信号に対し
て非直線的に変化し、その結果として、出力信号に歪み
が生じる。例えば、図2の(B)に示すように、ローパ
スフィルタで高域の減衰量が必要であるにも拘らず信号
が歪むことによって2次の高調波が発生し、実質的にフ
ィルタとしての性能が劣化することになる。
力信号を加えると可変容量ダイオードにかかる電圧が入
力信号により変化を受けるため、容量が入力信号に対し
て非直線的に変化し、その結果として、出力信号に歪み
が生じる。例えば、図2の(B)に示すように、ローパ
スフィルタで高域の減衰量が必要であるにも拘らず信号
が歪むことによって2次の高調波が発生し、実質的にフ
ィルタとしての性能が劣化することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、可変
容量ダイオードを用いた従来の電圧制御型フィルタで
は、入力信号に起因した容量変化が生じるため、フィル
タ出力中に、入力信号の2次高調波などが含まれ、しか
も、こういった出力歪みは避け難い問題となっている。
容量ダイオードを用いた従来の電圧制御型フィルタで
は、入力信号に起因した容量変化が生じるため、フィル
タ出力中に、入力信号の2次高調波などが含まれ、しか
も、こういった出力歪みは避け難い問題となっている。
【0008】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
フィルタの出力信号中に含まれる歪みを除去して、良好
なフィルタ特性の実現を可能とした電圧制御型フィルタ
を提供することにある。
フィルタの出力信号中に含まれる歪みを除去して、良好
なフィルタ特性の実現を可能とした電圧制御型フィルタ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、可変容量ダイオードに制御電圧を印加
することにより周波数応答特性を制御する電圧制御型フ
ィルタにおいて、第1の可変容量ダイオードのアノード
と、第2の可変容量ダイオードのカソードを共通接続点
とした一対の可変容量ダイオードと、前記第1の可変容
量ダイオードのカソードと、前記第2の可変容量ダイオ
ードのアノードに対して、それぞれ逆極性の制御電圧を
印加する制御電圧印加手段とを備え、前記共通接続点に
入力信号を印加するものである。
めに、本発明は、可変容量ダイオードに制御電圧を印加
することにより周波数応答特性を制御する電圧制御型フ
ィルタにおいて、第1の可変容量ダイオードのアノード
と、第2の可変容量ダイオードのカソードを共通接続点
とした一対の可変容量ダイオードと、前記第1の可変容
量ダイオードのカソードと、前記第2の可変容量ダイオ
ードのアノードに対して、それぞれ逆極性の制御電圧を
印加する制御電圧印加手段とを備え、前記共通接続点に
入力信号を印加するものである。
【0010】ここで、前記制御電圧印加手段はレベル反
転器を含み、単極性の制御電圧に基づいて両極性の制御
電圧を出力するものとする。
転器を含み、単極性の制御電圧に基づいて両極性の制御
電圧を出力するものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したパイ型
ローパスフィルタの一例を示す。本図において、1およ
び2はそれぞれ同一特性の可変容量ダイオード、3およ
び4はそれぞれ同一特性の可変容量ダイオード、5はコ
イル、6は入力抵抗、7は終端抵抗である。8および9
は、可変容量ダイオードの制御電圧を加える側(アノー
ド側およびカソード側)を交流的に接地するためのコン
デンサである。10は、制御信号の極性を反転させるた
めのレベル反転器である。また、Tinは入力信号の入
力端子、Toutは出力信号の出力端子、Tcは制御信
号の入力端子である。
ローパスフィルタの一例を示す。本図において、1およ
び2はそれぞれ同一特性の可変容量ダイオード、3およ
び4はそれぞれ同一特性の可変容量ダイオード、5はコ
イル、6は入力抵抗、7は終端抵抗である。8および9
は、可変容量ダイオードの制御電圧を加える側(アノー
ド側およびカソード側)を交流的に接地するためのコン
デンサである。10は、制御信号の極性を反転させるた
めのレベル反転器である。また、Tinは入力信号の入
力端子、Toutは出力信号の出力端子、Tcは制御信
号の入力端子である。
【0012】なお、図1の回路例では、LCのパイ型回
路として、1個のLと2個のCを用いているが、このパ
イ型回路を多段に縦続接続することができることは勿論
である。また、可変容量ダイオード1,2または3,4
と並列に、これらと同じダイオード対を接続することに
より、容量の拡張を図ることも可能である。
路として、1個のLと2個のCを用いているが、このパ
イ型回路を多段に縦続接続することができることは勿論
である。また、可変容量ダイオード1,2または3,4
と並列に、これらと同じダイオード対を接続することに
より、容量の拡張を図ることも可能である。
【0013】入力信号は、可変容量ダイオード対の共通
接続点に入力されている。従って、入力信号の印加に伴
って各可変容量ダイオードの制御電圧が実質的に変化し
たとしても、同一の入力信号が可変容量ダイオード1の
アノードと、可変容量ダイオード2のカソードにそれぞ
れ同時に印加されるので、各容量の変化は互いに逆方向
となる。このことは、可変容量ダイオード3および4に
ついても、同様である。
接続点に入力されている。従って、入力信号の印加に伴
って各可変容量ダイオードの制御電圧が実質的に変化し
たとしても、同一の入力信号が可変容量ダイオード1の
アノードと、可変容量ダイオード2のカソードにそれぞ
れ同時に印加されるので、各容量の変化は互いに逆方向
となる。このことは、可変容量ダイオード3および4に
ついても、同様である。
【0014】このように、入力信号を加えると各々の可
変容量ダイオードにかかる制御電圧は実質的に変化する
ことになるが、対になる各可変容量ダイオードの制御電
圧は入力信号の変化に対して実質的に互いに逆方向に変
化するため、入力信号による容量変化を相殺・軽減でき
る。かくして、図1の(B)に示すように、2次歪み等
のない、良好なフィルタ出力が得られる。その結果、フ
ィルタの出力信号に歪みが生じず、フィルタとしての性
能を良好にすることができる。
変容量ダイオードにかかる制御電圧は実質的に変化する
ことになるが、対になる各可変容量ダイオードの制御電
圧は入力信号の変化に対して実質的に互いに逆方向に変
化するため、入力信号による容量変化を相殺・軽減でき
る。かくして、図1の(B)に示すように、2次歪み等
のない、良好なフィルタ出力が得られる。その結果、フ
ィルタの出力信号に歪みが生じず、フィルタとしての性
能を良好にすることができる。
【0015】
【実施例】次に、図3〜図6を参照して、本発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0016】ここで図3は、本実施例を説明するための
前提として、従来から知られている電圧制御型フィルタ
の具体的回路構成を示す。本回路では、可変容量ダイオ
ードとして、MA353(松下電子工業(株)製)およ
び1SV230((株)東芝製)を用いた。この図3に
示した電圧制御型フィルタの周波数応答特性を実測した
ところ、図4に示す計測波形が得られた。
前提として、従来から知られている電圧制御型フィルタ
の具体的回路構成を示す。本回路では、可変容量ダイオ
ードとして、MA353(松下電子工業(株)製)およ
び1SV230((株)東芝製)を用いた。この図3に
示した電圧制御型フィルタの周波数応答特性を実測した
ところ、図4に示す計測波形が得られた。
【0017】図4に示すように、従来の電圧制御型フィ
ルタでは、可変容量ダイオードの容量が入力信号の印加
に起因して非直線的に変動することから、2次歪みが生
じ、その結果としてフィルタ特性を劣化させている。
ルタでは、可変容量ダイオードの容量が入力信号の印加
に起因して非直線的に変動することから、2次歪みが生
じ、その結果としてフィルタ特性を劣化させている。
【0018】他方、図5は本発明を適用した電圧制御型
フィルタの回路構成、図6はその周波数応答特性を示
す。
フィルタの回路構成、図6はその周波数応答特性を示
す。
【0019】図6に示すように、本実施例(図5)によ
れば、従来のフィルタ特性(図4)にみられたような減
衰スロープ中に生じる特性劣化はみられない。
れば、従来のフィルタ特性(図4)にみられたような減
衰スロープ中に生じる特性劣化はみられない。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、可変
容量ダイオードの容量変化に起因する波形歪みを、一対
の可変容量ダイオードによって補償することができるの
で、良好なフィルタ特性を呈する電圧制御型フィルタを
得ることができる。
容量ダイオードの容量変化に起因する波形歪みを、一対
の可変容量ダイオードによって補償することができるの
で、良好なフィルタ特性を呈する電圧制御型フィルタを
得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す図である。
【図2】従来例の説明図である。
【図3】従来から知られている電圧制御型フィルタの具
体的回路図である。
体的回路図である。
【図4】図3に示したフィルタの特性図である。
【図5】本発明の一実施例による電圧制御型フィルタの
具体的回路図である。
具体的回路図である。
【図6】図5に示したフィルタの特性図である。
1,2,3,4 可変容量ダイオード 10 レベル反転器
Claims (2)
- 【請求項1】 可変容量ダイオードに制御電圧を印加す
ることにより周波数応答特性を制御する電圧制御型フィ
ルタにおいて、 第1の可変容量ダイオードのアノードと、第2の可変容
量ダイオードのカソードを共通接続点とした一対の可変
容量ダイオードと、 前記第1の可変容量ダイオードのカソードと、前記第2
の可変容量ダイオードのアノードに対して、それぞれ逆
極性の制御電圧を印加する制御電圧印加手段とを備え、 前記共通接続点に入力信号を印加することを特徴とする
電圧制御型フィルタ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記制御電圧印加手
段はレベル反転器を含み、単極性の制御電圧に基づいて
両極性の制御電圧を出力することを特徴とする電圧制御
型フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21101096A JPH1056351A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 電圧制御型フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21101096A JPH1056351A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 電圧制御型フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1056351A true JPH1056351A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16598849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21101096A Pending JPH1056351A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 電圧制御型フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1056351A (ja) |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21101096A patent/JPH1056351A/ja active Pending
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