JPH1056360A - ラッチ回路 - Google Patents

ラッチ回路

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JPH1056360A
JPH1056360A JP8212742A JP21274296A JPH1056360A JP H1056360 A JPH1056360 A JP H1056360A JP 8212742 A JP8212742 A JP 8212742A JP 21274296 A JP21274296 A JP 21274296A JP H1056360 A JPH1056360 A JP H1056360A
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JP
Japan
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transmission
terminal
input signal
output
signal
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JP8212742A
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Inventor
Naoyoshi Yano
直佳 矢野
Hiroaki Murakami
博昭 村上
Yukinori Muroya
幸則 室屋
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Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Information Systems Japan Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/356121Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit with synchronous operation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、相補型の信号で、かつ立ち上が
り時間又は立ち下がり時間のいずれか一方が遅い信号を
高速にラッチできるラッチ回路を提供することを課題と
する。 【解決手段】 この発明は、相補型で立ち下がり時間よ
りも立ち上がり時間が遅い信号の立ち下がりをラッチす
る場合は、先に変化する信号の立ち下がりをNMOSト
ランジスタ1を介して取り込みラッチし、一方、立ち上
がりをラッチする場合には、先に変化する信号の立ち下
がりによりPMOSトランジスタ3をONさせてラッチ
動作を開始するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いの信号の立
ち上がりと立ち下がりが逆となり(以下、相補型の信号
と呼ぶ)、立ち上がり時間と立ち下がり時間が異なる信
号をラッチするラッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラッチ回路はクロック制御インバ
ータ、あるいはCMOS型のトランスミッションゲート
を用いた回路で構成されているものが多く、従来のラッ
チ回路の構成例を図6及び図7に示す。
【0003】図6に示すラッチ回路は、入力端子をDと
してクロック信号(φ)がL(ロウ)レベルかつクロッ
ク信号を反転した反転クロック信号(/φ、以下「/」
は反転信号を示すものとする)がH(ハイ)レベルの時
に入力信号を反転して伝達するようにしたクロック制御
インバータ101と、クロック制御インバータ101の
出力を入力としたインバータ102と、入力端子にイン
バータ102の出力を接続し出力端子をクロック制御イ
ンバータ101の出力と接続してクロック信号がHレベ
ルかつ反転クロック信号がLレベルの時にインバータ1
02の出力を反転して伝達するようにしたクロック制御
インバータ103と、入力端子をクロック制御インバー
タ101,103の出力に接続したインバータ104を
備えて構成されている。
【0004】図7に示すラッチ回路は、入力端子をDと
してクロック信号がLレベルかつ反転クロック信号がH
レベルの時に、入力信号を伝達するようにしたCMOS
型のトランスミッションゲート105と、トランスミッ
ションゲート105を入力としたインバータ106と、
インバータ106の出力を入力としたインバータ107
と、入力端子にインバータ107の出力を接続し、出力
端子をトランスミッションゲート105の出力と接続し
てクロック信号がHレベルかつ反転クロック信号がLレ
ベルの時に信号を伝達するCMOS型のトランスミッシ
ョンゲート108と、入力端子をトランスミッションゲ
ート105,108の出力に接続したインバータ109
を備えて構成されている。
【0005】上記のラッチ回路では双方とも、クロック
信号がLレベル、反転クロック信号がHレベルの時、一
段目のクロック制御インバータ101あるいはCMOS
型のトランスミッションゲート105が開き、入力端子
Dに与えられる入力信号が取り込まれて出力端子Qに出
力される。その後、クロック信号がHレベル、反転クロ
ック信号がLレベルに変化すると、一段目のゲートが閉
じ、現在の出力(取り込んだ入力信号)を保持する回路
がON状態となるので、入力信号の変化に影響を受けな
くなる。したがって、再びクロック信号がLレベルに、
反転クロック信号がHレベルに変化するまで、そのまま
の出力が保持されることになる。
【0006】このようなラッチ回路の入力信号を出力す
る回路として、例えば図8に示す回路を一例にあげて説
明する。
【0007】図8に示す回路は、入力信号が入力端子D
1,D2に与えられ、入力信号を反転した反転入力信号
が入力端子/D1,/D2に与えられ、入力端子D1を
ソース端子に接続し、制御信号Aをゲート入力とするN
MOSのトランスミッションゲート111と、入力端子
D2をソース端子に接続し、制御信号Aを反転した反転
制御信号/Aをゲート入力とし、ドレイン端子をトラン
スミッションゲート111のドレイン端子と接続したN
MOSのトランスミッションゲート112と、入力端子
/D1をソース端子に接続し、制御信号Aをゲート入力
とするNMOSのトランスミッションゲート113と、
入力端子/D2をソース端子に接続し、反転制御信号/
Aをゲート入力とし、ドレイン端子をトランスミッショ
ンゲート113のドレイン端子と接続するNMOSのト
ランスミッションゲート114と、トランスミッション
ゲート113及びトランスミッションゲート114のド
レイン端子をゲート端子に接続し、ソース端子を電源に
接続したPMOSトランジスタ115と、トランスミッ
ションゲート111のドレイン端子及びトランスミッシ
ョンゲート112のドレイン端子をゲート端子に接続
し、ソース端子を電源に接続したPMOSトランジスタ
116を有し、PMOSトランジスタ115のドレイン
端子を出力端子OUTに接続し、PMOSトランジスタ
116のドレイン端子を出力端子OUTに与えられる出
力信号を反転した反転出力信号が与えられる出力端子/
OUTに接続したセレクタ回路である。
【0008】次に、このセレクタ回路の動作について説
明する。
【0009】まず、制御信号AがHレベル、反転制御信
号/AがLレベルの場合は、トランスミッションゲート
111及びトランスミッションゲート113は開いた状
態にあり、トランスミッションゲート112及びトラン
スミッションゲート114は閉じた状態にある。したが
って、入力端子D2、/D2は出力端子OUT、/OU
Tから切り離されており、出力に影響を与えない。
【0010】このような状態において、入力端子D1が
Hレベルの時は、トランスミッションゲート111のド
レイン端子はHレベルよりもVth(NMOSのしきい
値)だけ下がった値にしかならない。一方、入力端子/
D1はLであるので、トランスミッションゲート113
はドレイン端子、すなわち出力端子/OUTに高速にL
レベルを伝搬する。
【0011】出力端子/OUTがLレベルになると、P
MOSトランジスタ115が開き、トランスミッション
ゲート111のドレイン端子、すなわち出力端子OUT
と電源が接続される。したがって、出力端子OUTに
は、Vth分下がることなくHレベルが出力されること
になる。
【0012】一方、入力端子D1がLレベルの時は、入
力端子/D1はHレベルとなるので、上記の動作と逆に
なり、トランスミッションゲート111はドレイン端
子、すなわち出力端子OUTに、高速にLレベルが伝搬
され、トランスミッションゲート113はHレベルより
もVthだけ下がった値しか伝搬しない。しかし、出力
端子OUTがLレベルとなっているため、PMOSトラ
ンジスタ116がONし、電源と接続されるので、出力
端子/OUTには、Hレベルが正しく出力される。
【0013】次に、制御信号AがLレベル、反転制御信
号/AがHレベルの場合には、前述の制御信号AがHレ
ベル、反転制御信号/AがLレベルの時のトランスミッ
ションゲート111とトランスミッションゲート112
が、トランスミッションゲート113とトランスミッシ
ョンゲート114が同じ動作をし、PMOSトランジス
タ115、116がHレベルの出力を助ける動作をす
る。
【0014】前述の動作を行なうために必然的に、出力
端子OUTと出力端子/OUTではLレベルの伝搬のほ
うが高速に行なわれ、Hレベルの出力が遅れてしまう。
すなわち、図9の出力OUT、/OUTのタイミング図
に示すように、出力OUTが立ち上がり、出力/OUT
が立ち下がる時には、出力/OUTに比べて出力OUT
の変化が遅れることになる。一方、出力/OUTが立ち
上がり、出力OUTが立ち下がる時には、出力OUTに
比べて出力/OUTの変化が遅れることになる。
【0015】このように、相補型の出力を有し、立ち上
がり、立ち下がりのどちらか一方の出力のみが遅れるよ
うな回路の出力をラッチする場合に、図6又は図7に示
す従来のラッチ回路では、図8に示す出力OUTと図6
又は図7の入力Dを接続すると、出力OUTが立ち下が
る時には高速に動作するが、出力OUTの立ち上がり時
には動作が遅れていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のラッチ回路は、相補型の信号で、かつ立ち上がり
時間と立ち下がり時間が異なる信号をラッチする場合に
は、立ち上がり時間又は立ち下がり時間の遅い方にラッ
チのタイミングを合わせることになり、立ち上がり時間
又は立ち下がり時間が速いにもかかわらず、ラッチ動作
を高速に行うことが困難となっていた。
【0017】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、相補型の信号
で、かつ立ち上がり時間又は立ち下がり時間のいずれか
一方が遅い信号を高速にラッチできるラッチ回路を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、第1の伝達制御信号に同期
して第1の入力信号を伝達制御する第1の伝達手段と、
第2の伝達制御信号に同期して電源電位を伝達制御する
第2の伝達手段と、第2の入力信号に同期して前記電源
電位を伝達制御する第3の伝達手段を備え、前記電源電
位と前記第1の伝達手段の出力との間に、前記第2の伝
達手段と前記第3の伝達手段を直列接続し、前記第1の
入力信号と前記第2の入力信号は、立ち上がりと立ち下
がりが互いに逆となり、かつ立ち上がり時間と立ち下が
り時間が異なり、前記第1の伝達手段の出力に前記第1
の入力信号をラッチして構成される。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載のラ
ッチ回路において、前記第1の伝達制御信号はクロック
信号からなり、前記第2の伝達制御信号は前記クロック
信号を反転した反転クロック信号からなる。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のラッチ回路において、前記第1の伝達手段の出力に
接続され、前記第1の伝達手段の出力にラッチされた前
記第1の入力信号をスタティックに保持する保持回路を
有して構成される。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載のラッチ回路において、前記第1の伝達手段の出
力に接続され、前記第1の伝達手段の出力にラッチされ
た前記第1の入力信号をバッファ出力するバッファ回路
を有して構成される。
【0022】請求項5記載の発明は、クロック信号に同
期して第1の入力信号を伝達制御する第1導電型の第1
のFET(電界効果トランジスタ)と、前記クロック信
号を反転した反転クロック信号に同期して電源電位を伝
達制御する第2導電型の第2のFETと、第2の入力信
号に同期して前記電源電位を伝達制御する第2導電型の
第3のFETを備え、前記電源電位と前記第1のFET
のドレイン端子との間に、前記第2のFETと前記第3
のFETを直列接続し、前記第1の入力信号と前記第2
の入力信号は、立ち上がりと立ち下がりが互いに逆とな
り、かつ立ち上がり時間と立ち下がり時間が異なり、前
記第1のFETのドレイン端子に前記第1の入力信号を
ラッチして構成される。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項5記載のラ
ッチ回路において、前記第1のFETのドレイン端子に
接続され、前記第1のFETのドレイン端子にラッチさ
れた前記第1の入力信号をスタティックに保持する保持
回路を有して構成される。
【0024】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載のラッチ回路において、前記第1のFETのドレイン
端子に接続され、前記第1のFETのドレイン端子にラ
ッチされた前記第1の入力信号をバッファ出力するバッ
ファ回路を有して構成される。
【0025】請求項8記載の発明は、ゲート端子に与え
られるクロック信号に同期してソース端子に与えられる
第1の入力信号をドレイン端子に伝達制御するNチャネ
ルの第1のMOSトランジスタと、前記電源電位と前記
第1のMOSトランジスタのドレイン端子との間に直列
接続され、ゲート端子に与えられる反転クロック信号に
同期して電源電位を伝達制御するPチャネルのMOSト
ランジスタ及び第2の入力信号に同期して前記電源電位
を伝達制御するPチャネルのMOSトランジスタと、入
力端子が前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子
に接続されたインバータと、入力端子が前記インバータ
回路の出力端子に接続され、出力端子が前記第1のMO
Sトランジスタのドレイン端子に接続され、前記クロッ
ク信号に同期して前記第1のMOSトランジスタのドレ
イン端子にラッチされた前記第1の入力信号を前記クロ
ック信号に同期してスタティックに保持するクロック制
御インバータを備え、前記第1の入力信号と前記第2の
入力信号は、立ち上がりと立ち下がりが互いに逆とな
り、かつ立ち上がり時間と立ち下がり時間が異なるよう
に構成される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の一
実施形態を説明する。
【0027】図1は請求項1,2,4,5又は7記載の
発明の一実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図であ
る。
【0028】図1において、ラッチ回路は、ゲート端子
にクロック信号CLOCKが与えられ、ソース端子に接
続された入力端子Dに与えられる入力データDをドレイ
ン端子に伝達制御する第1の伝達手段となるNMOSト
ランジスタ1と、ゲート端子に反転クロック信号/CL
OCKが与えられ、高位電源電位を伝達制御する第2の
伝達手段となるPMOSトランジスタ2と、ゲート端子
に入力データDを反転した入力データ/Dが与えられ、
高位電源電位を伝達制御する第3の伝達手段となるPM
OSトランジスタ3と、入力端子がNMOSトランジス
タ1のドレイン端子に接続され、出力端子がラッチ回路
の出力端子OUTに接続され、NMOSトランジスタ1
のドレイン端子にラッチされた入力データDをバッファ
出力するバッファ回路となるインバータ4を備え、高位
電源とNMOSトランジスタ1のドレイン端子との間
に、PMOSトランジスタ2とPMOSトランジスタ3
が直列接続されて構成され、入力データDと入力データ
/Dは、図9に示すように立ち上がりと立ち下がりが互
いに逆となる相補の信号で、かつ立ち上がり時間と立ち
下がり時間が異なる。なお、入力データDをラッチする
という観点からは、NMOSトランジスタ1と、PMO
Sトランジスタ2,3があればよく、バッファ回路とな
るインバータ4がなくともよい。
【0029】このような構成において、図9に示す出力
OUT、/(OUT)をそれぞれ上記ラッチ回路の入力
D、/(D)とした場合の動作を説明する。
【0030】クロック信号がHレベルの時は、NMOS
トランジスタ1が開き、入力データDが取り込まれる。
このような状態において、入力データDがHレベルから
Lレベル、入力データ/DがLレベルからHレベルに変
化する時は、入力データDの方が入力データ/Dよりも
速く変化する。先に変化する入力データDを受けて、N
MOSトランジスタ1のドレイン側は高速にLレベルに
なる。PMOSトランジスタ2は、ゲート入力である反
転クロック信号/CLOCKがLレベルなので開いた状
態にあるが、POSトランジスタ3のゲート入力である
入力データ/DがHレベルなので、高位電源はNMOS
トランジスタ1のドレイン端子から切り離されている。
これにより、先に変化するほうの入力データDのみによ
って、ラッチ回路が動作し、高速にラッチを通過するこ
とになる。
【0031】一方、入力データDがLレベルからHレベ
ル、入力データ/DがHレベルからLレベルに変化する
時には、NMOSトランジスタ1のソース端子に接続さ
れる入力端子DはHレベルであるので、NMOSトラン
ジスタ1のドレイン端子には、HレベルよりVthだけ
低いレベルしか出力されない。しかし、この時、PMO
Sトランジスタ2は開いた状態で、かつPMOSトラン
ジスタ2に直列に接続されるPMOSトランジスタ3の
ゲート入力に与えられる入力データ/DはLレベルであ
り、もう一方の入力データDよりも速く変化する。この
ため、PMOSトランジスタ3のドレイン端子、すなわ
ちNMOSトランジスタ1のドレイン端子は、高位電源
と接続した状態となりHレベルとなる。
【0032】この場合には、ラッチ回路は先に変化する
入力データ/Dにより動作を始めるため、遅れて変化す
る入力データDを待たずに動作を開始することができ、
ラッチ通過の高速化が図れる。インバータ4を通過した
出力端子OUTには、入力データDのHレベル/Lレベ
ルにかかわらず、入力データDの反転が出力される。
【0033】クロック信号CLOCKがLレベルの時
は、NMOSトランジスタ1は閉じた状態にあり、入力
データDは取り込まれない。また、反転クロックの信号
はHレベルになっているので、PMOSトランジスタ1
も閉じている。したがって、出力OUTはラッチした入
力データをダイナミックに保持することになる。
【0034】このように、上記実施形態においては、正
論理、負論理の双方とも、データの立ち上がりが立ち下
がりに比べて遅い入力データをラッチする場合に、特に
スピード面で有効に作用する。入力データDの立ち上が
りが入力される場合には、前述の動作に従い、先に変化
する入力データ/DによりPMOSトランジスタ3がO
Nするので、入力データDの変化が完全になる前にラッ
チの動作が始まる。入力データDの立ち下がりが入力さ
れる場合には、PMOSトランジスタ1によってそのま
ま動作の速い入力データDが伝搬される。したがって、
いずれの場合でも、遅い方すなわち入力データDの立ち
上がりを待たずに、ラッチ動作を開始することができ
る。
【0035】図2は請求項1,2,4,5又は7記載の
発明の他の実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図で
ある。
【0036】図2において、ラッチ回路は、ゲート端子
に反転クロック信号/CLOCKが与えられ、ソース端
子に接続された入力端子Dに与えられる入力データDを
ドレイン端子に伝達制御する第1の伝達手段となるPM
OSトランジスタ5と、ゲート端子に入力データDを反
転した入力データ/Dが与えられ、低位電源電位を伝達
制御する第3の伝達手段となるNMOSトランジスタ6
と、ゲート端子にクロック信号CLOCKが与えられ、
低位電源電位を伝達制御する第2の伝達手段となるNM
OSトランジスタ7と、入力端子がPMOSトランジス
タ5のドレイン端子に接続され、出力端子がラッチ回路
の出力端子OUTに接続され、PMOSトランジスタ5
のドレイン端子にラッチされた入力データDをバッファ
出力するバッファ回路となるインバータ4を備え、低位
電源とPMOSトランジスタ5のドレイン端子との間
に、NMOSトランジスタ6とNMOSトランジスタ7
が直列接続されて構成され、入力データDと入力データ
/Dは、図9に示すように立ち上がりと立ち下がりが互
いに逆となる相補の信号で、かつ立ち上がり時間と立ち
下がり時間が異なる。なお、入力データDをラッチする
という観点からは、PMOSトランジスタ5と、NMO
Sトランジスタ6,7があればよく、バッファ回路とな
るインバータ4はなくともよい。
【0037】このような構成において、図9に示す信号
とは逆に、立ち上がりが速く立ち下がりが遅い信号をラ
ッチする場合について説明する。
【0038】クロック信号がHレベルの時は、PMOS
トランジスタ5が開き、入力データDが取り込まれる。
このような状態において、入力データDがLレベルから
Hレベル、入力データ/DがHレベルからLレベルに変
化する時は、入力データDの方が入力データ/Dよりも
速く変化する。先に変化する入力データDを受けて、P
MOSトランジスタ5のドレイン端子にはHレベルが出
力される。NMOSトランジスタ7は、ゲート入力であ
るクロック信号CLOCKがHレベルなので開いた状態
にあるが、NMOSトランジスタ6のゲート入力である
入力データ/DがLレベルであるので、低位電源はPM
OSトランジスタ5のドレイン端子から切り離されてい
る。これにより、先に変化する入力データDのみによっ
て、ラッチ回路が動作し、高速にラッチを通過すること
になる。
【0039】一方、入力データDがHレベルからLレベ
ル、入力データ/DがLレベルからHレベルに変化する
時は、PMOSトランジスタ5のソース端子に接続され
る入力端子DはLレベルであるので、PMOSトランジ
スタ5のドレイン端子は、LレベルよりVthだけ高い
レベルしか出力されない。しかし、この時、NMOSト
ランジスタ7は開いた状態で、かつNMOSトランジス
タ7に直列に接続されるNMOSトランジスタ6のゲー
ト端子に与えられる入力データ/DはHレベルであり、
もう一方の入力データDよりも速く変化する。このた
め、NMOSトランジスタ6のドレイン端子、すなわち
PMOSトランジスタ5のドレイン端子は、低位電源と
接続された状態となり、Lレベルとなる。
【0040】この場合は、ラッチ回路は、先に変化する
入力データ/Dにより動作を始めるため、遅れて変化す
る入力データDを待たずに動作を開始することができ、
ラッチ通過の高速化が図れる。インバータ4を通過した
出力端子OUTには、入力データDのHレベル/Lレベ
ルにかかわらず、入力データ/Dが出力される。
【0041】クロック信号CLOCKがLレベルの時に
は、PMOSトランジスタ5は閉じた状態にあり、入力
データDは取り込まれない。また、NMOSトランジス
タ7も閉じている。したがって、出力OUTはラッチし
た入力データをダイナミックに保持することになる。
【0042】このような実施形態にあっては、図1に示
す実施形態とは逆に、立ち下がり時間が立ち上がり時間
に比べて遅い場合にスピード面で有効に作用する。
【0043】図3は請求項3,4,6又は7記載の発明
の一又は他の実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図
である。
【0044】この実施形態の特徴とするところは、図2
に示す実施形態に比べて、入力端子がラッチ回路の出力
端子OUTに接続され、出力端子がPMOSトランジス
タ5のドレイン端子に接続されたクロック制御インバー
タ8を設け、クロック信号CLOCKに同期してPMO
Sトランジスタ5のドレイン端子にラッチされた入力デ
ータDをスタティックに保持するようにしたことにあ
り、他の構成は図2に示す構成と同様である。
【0045】このような構成において、クロック信号が
Hレベルの時は、クロック制御インバータ8は閉じた状
態にあるので、データの伝搬に影響を与えない。一方、
クロック信号がLレベルの時は、クロック制御インバー
タ8は開いた状態にあるので、出力OUTはインバータ
4、クロック制御インバータ8によりスタティックに保
持される。
【0046】このような実施例においては、図2に示す
実施形態で得られる効果に加えて、ラッチデータをスタ
ティックに保持することが可能となり、動作の安定性が
向上する。
【0047】図4は請求項3,4,6,7又は8記載の
発明の一又は他の実施形態に係るラッチ回路の構成を示
す図である。
【0048】この実施形態の特徴とするところは、図1
に示す実施形態に比べて、入力端子がラッチ回路の出力
端子OUTに接続され、出力端子がNMOSトランジス
タ1のドレイン端子に接続されたクロック制御インバー
タ9を設け、クロック信号CLOCKに同期してNMO
Sトランジスタ1のドレイン端子にラッチされた入力デ
ータDをスタティックに保持するようにしたことにあ
り、他の構成は図1に示す構成と同様である。
【0049】このような構成において、クロック信号が
Hレベルの時は、クロック制御インバータ9は閉じた状
態にあるので、データの伝搬に影響を与えない。一方、
クロック信号がLレベルの時は、クロック制御インバー
タ9は開いた状態にあるので、出力OUTはインバータ
4、クロック制御インバータ9によりスタティックに保
持される。
【0050】図8に示すセレクタ回路に図6又は図7に
示す従来のラッチ回路を組み合わせた場合は、図9に示
す入力データDの変化に対し、ラッチ出力まで最大0.
88(nsec)かかっていたのに対して、この実施形
態のラッチ回路を組み合わせた場合には、0.61(n
sec)に高速化することができる。
【0051】このように、この実施形態においては、図
1に示す実施形態で得られる効果に加えて、ラッチデー
タをスタティックに保持することが可能となり、動作の
安定性を向上させることができる。
【0052】図5は請求項3,4,6又は7記載の発明
の一又は他の実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図
である。
【0053】この実施形態の特徴とするところは、図4
に示す実施形態に比べて、クロック信号に同期してNM
OSトランジスタ1のドレイン端子にラッチされた入力
データDをスタティックに保持する機能を実現するため
に、クロック制御インバータ9に代えて、入力端子がN
MOSトランジスタ1のドレイン端子に接続されたイン
バータ10と、入力端子がインバータ10の出力端子に
接続されたインバータ11と、インバータ11とNMO
Sトランジスタ1のドレイン端子との間に挿入され、ク
ロック信号がHレベルで閉じ、Lレベルで開く相補型の
トランスミッションゲート12からなる保持回路を設け
たことにあり、他の構成は図4に示す構成と同様であ
る。
【0054】このような実施形態においても、図4に示
す実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0055】なお、図5に示す保持回路は図2に示すラ
ッチ回路に適用することもできる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、相補型の信号でかつ立ち上がり時間と立ち下がり時
間が異なる信号をラッチする場合に、先に変化する信号
の立ち上がり又は立ち下がりによりラッチ動作を開始さ
せるようにしたので、上記信号を高速にラッチすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2,4,5又は7記載の発明の一実
施形態に係るラッチ回路の構成を示す図である。
【図2】請求項1,2,4,5又は7記載の発明の他の
実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図である。
【図3】請求項3,4,6又は7記載の発明の一又は他
の実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図である。
【図4】請求項3,4,6,7又は8記載の発明の一又
は他の実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図であ
る。
【図5】請求項3,4,6又は7記載の発明の一又は他
の実施形態に係るラッチ回路の構成を示す図である。
【図6】クロック制御インバータを用いた従来のラッチ
回路の構成を示す図である。
【図7】CMOS型のトランスミッションゲートを用い
た従来のラッチ回路の構成を示す図である。
【図8】本発明のラッチ回路の入力信号を出力する回路
の構成を示す図である。
【図9】図8に示す回路の相補型の出力信号を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,6,7 NMOSトランジスタ 2,3,5 PMOSトランジスタ 4,10,11 インバータ 8,9 クロック制御インバータ 12 CMOSトランスミッションゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室屋 幸則 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 川 崎日進町ビル 東芝情報システム株式会社 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝達制御信号に同期して第1の入
    力信号を伝達制御する第1の伝達手段と、 第2の伝達制御信号に同期して電源電位を伝達制御する
    第2の伝達手段と、 第2の入力信号に同期して前記電源電位を伝達制御する
    第3の伝達手段を備え、 前記電源電位と前記第1の伝
    達手段の出力との間に、前記第2の伝達手段と前記第3
    の伝達手段を直列接続し、 前記第1の入力信号と前記第2の入力信号は、立ち上が
    りと立ち下がりが互いに逆となり、かつ立ち上がり時間
    と立ち下がり時間が異なり、 前記第1の伝達手段の出力に前記第1の入力信号をラッ
    チしてなることを特徴とするラッチ回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の伝達制御信号はクロック信号
    からなり、前記第2の伝達制御信号は前記クロック信号
    を反転した反転クロック信号からなることを特徴とする
    請求項1記載のラッチ回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の伝達手段の出力に接続され、
    前記第1の伝達手段の出力にラッチされた前記第1の入
    力信号をスタティックに保持する保持回路を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のラッチ回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の伝達手段の出力に接続され、
    前記第1の伝達手段の出力にラッチされた前記第1の入
    力信号をバッファ出力するバッファ回路を有することを
    特徴とする請求項1,2又は3記載のラッチ回路。
  5. 【請求項5】 クロック信号に同期して第1の入力信号
    を伝達制御する第1導電型の第1のFET(電界効果ト
    ランジスタ)と、 前記クロック信号を反転した反転クロック信号に同期し
    て電源電位を伝達制御する第2導電型の第2のFET
    と、 第2の入力信号に同期して前記電源電位を伝達制御する
    第2導電型の第3のFETを備え、 前記電源電位と前記第1のFETのドレイン端子との間
    に、前記第2のFETと前記第3のFETを直列接続
    し、 前記第1の入力信号と前記第2の入力信号は、立ち上が
    りと立ち下がりが互いに逆となり、かつ立ち上がり時間
    と立ち下がり時間が異なり、 前記第1のFETのドレイン端子に前記第1の入力信号
    をラッチしてなることを特徴とするラッチ回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のFETのドレイン端子に接続
    され、前記第1のFETのドレイン端子にラッチされた
    前記第1の入力信号をスタティックに保持する保持回路
    を有することを特徴とする請求項5記載のラッチ回路。
  7. 【請求項7】 前記第1のFETのドレイン端子に接続
    され、前記第1のFETのドレイン端子にラッチされた
    前記第1の入力信号をバッファ出力するバッファ回路を
    有することを特徴とする請求項5又は6記載のラッチ回
    路。
  8. 【請求項8】 ゲート端子に与えられるクロック信号に
    同期してソース端子に与えられる第1の入力信号をドレ
    イン端子に伝達制御するNチャネルの第1のMOSトラ
    ンジスタと、 前記電源電位と前記第1のMOSトランジスタのドレイ
    ン端子との間に直列接続され、ゲート端子に与えられる
    反転クロック信号に同期して電源電位を伝達制御するP
    チャネルのMOSトランジスタ及び第2の入力信号に同
    期して前記電源電位を伝達制御するPチャネルのMOS
    トランジスタと、 入力端子が前記第1のMOSトランジスタのドレイン端
    子に接続されたインバータと、 入力端子が前記インバータ回路の出力端子に接続され、
    出力端子が前記第1のMOSトランジスタのドレイン端
    子に接続され、前記クロック信号に同期して前記第1の
    MOSトランジスタのドレイン端子にラッチされた前記
    第1の入力信号を前記クロック信号に同期してスタティ
    ックに保持するクロック制御インバータを備え、 前記第1の入力信号と前記第2の入力信号は、立ち上が
    りと立ち下がりが互いに逆となり、かつ立ち上がり時間
    と立ち下がり時間が異なることを特徴とするラッチ回
    路。
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