JPH1057261A - 温水循環器 - Google Patents

温水循環器

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JPH1057261A
JPH1057261A JP8225043A JP22504396A JPH1057261A JP H1057261 A JPH1057261 A JP H1057261A JP 8225043 A JP8225043 A JP 8225043A JP 22504396 A JP22504396 A JP 22504396A JP H1057261 A JPH1057261 A JP H1057261A
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JP
Japan
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bath water
bath
filtration device
water
hot water
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Application number
JP8225043A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ishino
裕一 石野
Michio Goshima
教夫 五嶋
Hiroyuki Ishida
裕之 石田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水循環器の濾過装置中で不用な雑菌及び微
生物が繁殖するのを制限可能とする。 【解決手段】 浴槽内32から取水した浴水を濾過装置
20で浄化し、所定温度に加熱した後、浴槽32へ戻す
よう浴水を循環する温水循環器10の濾過装置20に対
し、これより取水側の配管系に設けた開閉用のバルブ1
9を閉じて濾過装置20内に浴水が流れないようにした
状態で、濾過装置20内を加熱する殺菌用加熱手段28
を設け、この濾過装置20内で増殖されている耐熱特性
に優れた浄化菌が生息可能な温度の範囲内であって、か
つ、この浄化菌以外の不用な雑菌、又は微生物を死滅さ
せるための温度まで、濾過装置20内を加熱し、不用な
雑菌、又は微生物が繁殖するのを制限できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の浴水を取
水して微生物の働きで浄化し、これを再度浴槽内へ戻す
温水循環器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浴槽内の温水を濾過材と微生物の
働きで浄化し、再度浴槽内に戻し、常時使用に供せられ
る温水循環器が家庭で使用されるようになってきた。
【0003】この温水循環器は、浴槽内に配置された取
水部から、プレフィルターを通し髪の毛、タオルの糸
屑、アカの一部等の比較的大きなごみを取り除いた浴水
をポンプで取水し、この取水した浴水を殺菌装置を通し
浴水中の細菌を殺菌し、さらに濾過タンクを通し浴水中
のアンモニア、アカ、脂肪類を吸着するとともに微生物
の働きで有機物を分解し、浄化された浴水をヒータで所
要温度に温めてから吐出部を通して浴槽に戻すように構
成されている。これにより、浴槽の浴水を毎日交換する
ことなく浴水を浄化及び加熱して、24時間いつでも入
浴可能とし、極めて便利に、しかも節水して風呂を利用
できるようにしたものである。
【0004】この温水循環器の水質の浄化のメカニズム
は、次のようになっている。すなわち、毛髪などの粗大
なごみは、ウレタンフォームなどで作られたプレフィル
タ(例えばヘアキャッチャー)で濾過される。
【0005】さらに、入浴する人体に由来する細菌類
は、紫外線、オゾンなどで殺菌する殺菌装置によって殺
菌される。
【0006】また、浴水中の身体から分泌された有機物
(例えば、体液に含まれるアミノ酸や蛋白質、或いは角
質化した皮膚等)などは、濾過タンク内で分解され、連
続的に浄化される。
【0007】ここで、身体から分泌された有機物が濾過
タンクで浄化される原理を以下に説明する。つまり、濾
過タンクの中には、麦飯石等の天然石、或いはこのよう
な天然石を粉砕して多孔質の状態に焼結した粒状セラミ
ックスなどの濾材が収容されている。濾過タンクの中に
浴水が循環されると、この濾材に有機物が吸着するとと
もに、微生物が繁殖することになる。そして、この繁殖
した微生物である浄化菌が、浴水に含まれるアンモニア
や蛋白質等の有機物を分解するため、浴水が浄化され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の温水循環器では、濾過タンク内で繁殖する微生物は
浄化菌だけではなく、殺菌装置で殺菌しきれなかった浴
水中の雑菌等が繁殖する場合もある。このような場合、
濾過タンクから雑菌混じりの浴水が出て、浴槽内へ循環
されてしまうことになる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、濾過装置中で
不用な雑菌及び微生物が繁殖するのを制限可能な温水循
環器を新たに提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の温水循環
器は、浴槽内の浴水を取水し、この浴水を濾過装置で浄
化するとともに、所定温度に加熱した後、浴槽へ戻すよ
うに配管系を通して浴水を循環する温水循環器であっ
て、前記配管系の前記濾過装置より取水側の部分に前記
濾過装置への浴水の流れを制止可能に設けた開閉用のバ
ルブと、前記開閉用のバルブを操作して前記濾過装置内
に浴水が流れないようにした状態で、前記濾過装置内で
増殖されている耐熱特性に優れた浄化菌が生息可能な温
度の範囲内であって、かつ、この浄化菌以外の不用な雑
菌、又は微生物を死滅させるための温度まで、前記濾過
装置内を直接加熱する殺菌用加熱手段と、前記配管系の
前記濾過装置より前記浴槽側の部分に、通常使用時には
前記濾過装置から前記浴槽側へ浴水を流し、前記殺菌用
加熱手段が殺菌加熱動作をした際には前記濾過装置から
浴水を外部へ排水するよう切り換えて流す切換用のバル
ブと、を設けたことを特徴とする。
【0011】上述のように構成することにより、開閉用
のバルブを操作して濾過装置内に浴水が流れないように
した状態で、殺菌用加熱手段によって、濾過装置内を所
要温度まで加熱することにより、有用な浄化菌を生息さ
せたまま、不用な雑菌、又は微生物を死滅させ、浴槽に
戻す浴水を清潔に保つことができるとともに、切換用の
バルブを外部へ排水する側へ切り換えることにより濾過
装置内の熱水を外部へ排水し、浴槽内へ熱水が入ること
を防止できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、浴槽内の浴水を
取水し、この浴水を濾過装置で浄化するとともに、所定
温度に加熱した後、浴槽へ戻すように配管系を通して浴
水を循環する温水循環器であって、前記配管系の前記濾
過装置の部分を迂回して浴水を流せるよう接続されたバ
イパス配管と、浴水を前記配管系の通常使用時の配管、
又はバイパス配管のいずれかに切換えて流せるようにし
た弁と、前記弁を操作して前記バイパス配管に浴水が流
れるようにした状態で、前記濾過装置内で増殖されてい
る耐熱特性に優れた浄化菌が生息可能な温度の範囲内で
あって、かつ、この浄化菌以外の不用な雑菌、又は微生
物を死滅させるための温度まで、前記濾過装置内を直接
加熱する殺菌用加熱手段と、を設けたことを特徴とす
る。
【0013】上述のように構成することにより、濾過装
置内を加熱殺菌する操作中に、浴水を配管系のバイパス
配管に切換えて濾過装置の部分を迂回して浴水を流すこ
とにより、浴槽から取水された浴水はヒータ内を通過中
に加熱され、バイパス配管を通り、紫外線殺菌装置で殺
菌処理される。このようにして加熱し、殺菌された浴水
が浴槽へ戻されるから、浴槽内の浴水を入浴適正温度に
保った状態で濾過装置の加熱殺菌作業を実行できる。
【0014】請求項3に記載の発明は、浴槽内の浴水を
取水し、この浴水を濾過装置で浄化するとともに、所定
温度に加熱した後、浴槽へ戻すように配管系を通して浴
水を循環する温水循環器であって、前記配管系におけ
る、少なくともポンプと、前記濾過装置及びヒータ又は
ヒータ付の前記濾過装置とを含む部分と、を閉流体回路
とするよう前記配管系の途上の2箇所を接続するバイパ
ス配管と、前記バイパス配管を通る閉流体回路内で浴水
を循環させるように流し、前記濾過装置内で増殖されて
いる耐熱特性に優れた浄化菌が生息可能な温度の範囲内
であって、かつ、この浄化菌以外の不用な雑菌、又は微
生物を死滅させるための温度まで前記ヒータで浴水を加
熱可能に設定するとともに、浴水を前記配管系の通常使
用時の配管に流すように設定する弁と、を設けたことを
特徴とする。
【0015】上述のように構成することにより、浄化作
業時に、濾過装置を含む閉流体回路内で浴水を循環させ
るように流し、浴水をヒータで何度も加熱し、高温にす
る。このようにして高温となった浴水を所要時間流すこ
とにより、この濾過タンクを含む閉流体回路の内部全体
の雑菌を死滅させる。さらに、濾過タンク内に発生した
余剰なフロックをこの循環する浴水中に溶かし出し、濾
材を浄化し、かつ、閉流体回路の浴水と接する内壁全体
も浄化できる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の温水循環器において、前記耐熱
特性に優れた浄化菌がバチラス・ズブチリスに属する菌
であることを特徴とする。
【0017】上述のように構成することにより、バチラ
ス・ズブチリスに属する菌は摂氏100度といった極め
て高温になっても生息できるので、濾過装置内を摂氏1
00度以下の高温にし、不用な雑菌、及び微生物を十分
に殺菌できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る温水循環器の第1実
施の形態の概略構成は、図1に示す如くで、この温水循
環器本体10は、浴槽32内の浴水を取水する取水部1
2と、この取水部12から取水された浴水を圧送して再
び浴槽32内へ循環させるポンプ16と、浴水中の細菌
を殺菌する殺菌装置である紫外線殺菌装置18と、開閉
用のバルブ19と、この浴水を浄化する例えば麦飯石等
の天然石、或いはこのような天然石を粉砕して焼結する
ことにより全体的に多孔質に形成された粒状セラミック
ス等の濾材34が多数収容されている濾過装置である濾
過タンク20と、切換用のバルブ21と、浴水を加熱し
て浴水の温度調節を行うヒータ22と、この浄化・殺菌
された浴水を浴槽32へ戻す吐出部24と、を備えてい
る。
【0019】また、濾過タンク20には、濾過タンク2
0内の浴水を入浴適正温度以上の温度(本実施の形態で
は摂氏100度)まで加熱可能な殺菌用加熱手段として
のヒータ28が装着されている。このヒータ28は、電
源29と、この電源29に接続され浴水を加熱するよう
濾過タンク20内にコイル状に配置された加熱線31と
を用いて構成されている。
【0020】そして、これら取水部12、ポンプ16、
紫外線殺菌装置18、開閉用のバルブ19、濾過タンク
20、切換用のバルブ21、ヒータ22及び、吐出部2
4は、一連の配管系を構成する配管26で接続されて浴
水がこれらの順に送られて循環するようになっており、
また、浴水を給排水するために取水部12及び吐出部2
4が、浴槽32内に設置されている。
【0021】さらに、温水循環器本体10の取水部12
には、ウレタンフォームなどの連続気泡を持つ素材から
なるヘアキャッチャー14が、浴水中の毛髪などの粗大
なごみを除去するプレフィルタとして、取水部12に対
して着脱自在に備えられている。そして、浴水が循環さ
れる温水循環器本体10の浴水の循環経路中に、耐熱特
性に優れたバチラス・ズブチリスに属する菌である、Ba
cillus Subtilis ATCC6633 が付着されている。
【0022】このようにバチラス・ズブチリスに属する
菌よりなる浄化菌を温水循環器本体10の循環経路中
(例えば濾材34又は、取水部12のウレタンフォー
ム)に付着しておくと、温水である浴水が循環するのに
伴って、この浄化菌が浴水中に溶け出す。この浄化菌
は、濾過タンク20内の粒状セラミックス等の濾材34
の表面や、粒状セラミックスの多孔質の孔の内部及び、
この粒状セラミックスの周辺部分、さらには他の部分に
繁殖する。これによって、浴水中の身体から分泌した有
機物がこの繁殖した浄化菌により分解されて浄化され
る。
【0023】ここで、本実施の形態に係る温水循環器本
体10に適用されるBacillus Subtilis ATCC 6633 は、
他のバチラス・ズブチリスに属する菌と同様に、有機物
やある種の無機物を分解し、これらの有機物やある種の
無機物を栄養源として繁殖する菌である。また、Bacill
us Subtilis ATCC 6633 は、他のバチラス・ズブチリス
に属する菌と同様に、高温雰囲気下での生息が可能とさ
れており、例えば、摂氏70度乃至100度の熱湯中に
おいても生息できるという耐熱特性を有している。
【0024】このバチラス・ズブチリスに属する菌は、
酢酸ビニルなどの水溶性ののりとバチラス・ズブチリス
に属する菌を含む液を塗布した後に乾燥することで、種
々の部所に付着することが可能なものである。
【0025】なお、温水循環器に利用するバチラス・ズ
ブチリスに属する菌等の浄化菌以外の耐熱性のない不用
な菌、又は微生物のうち、例えば大腸菌、ブドウ状球菌
は、摂氏45度〜摂氏50度で死滅する。
【0026】次に、上述のように構成した本第1実施の
形態の温水循環器における作用及び使用方法を説明す
る。
【0027】まず、通常の使用状態では、ポンプ16を
作動させて、取水部12からヘアキャッチャー14で髪
の毛、タオルの糸屑、アカの一部等の比較的大きなごみ
を取り除いた浴槽32内の浴水を取り入れ、配管26を
通して紫外線殺菌装置18へ送る。紫外線殺菌装置18
では、浴水に紫外線を照射して殺菌する。殺菌された浴
水は、配管26を通し開かれた開閉用のバルブ19を介
して濾過タンク20へ送られる。
【0028】濾過タンク20では、この濾過タンク20
内に充填された麦飯石、クリスパールといった多孔質粒
状セラミックス等である濾材34に、浴水内に含まれる
有機物(例えば、体液に含まれるアミノ酸や蛋白質、或
いは角質化した皮膚、汗、アンモニア、色成分、匂い成
分、雑菌等)が吸着される。このように、多孔質粒状セ
ラミックスに吸着された有機物は、濾過タンク20内で
増殖しているバチラス・ズブチリスに属する菌等の浄化
菌の働きで分解され、浴水が浄化される。
【0029】濾過タンク20内で濾過された浴水は、配
管26を通り切換用のバルブ21を介してヒータ22へ
送られ、ここで入浴の適温(摂氏42度〜摂氏43度程
度)に加熱され、配管26を通して吐出部24から浴槽
32内に戻される。
【0030】上述のようにして、浴水が温水循環器を循
環されることにより、浴槽32内の浴水が順次浄化され
所定湯温に保持される。
【0031】上述のような使用状態を長期間継続する
と、紫外線殺菌装置18で完全に殺菌できなかった雑菌
等が濾過タンク20内に流入し、そこで増殖してしまう
ことがある。このような場合には、温水循環器の図示し
ない雑菌の加熱殺菌用スイッチをオン動作する。する
と、図示しない制御部の指令、又は手動により、ポンプ
16が停止され、開閉用のバルブ19が閉じられ、濾過
タンク20内に浴水が給水されないようにする。また、
切換用のバルブ21が排水口23側に切り換えられ、濾
過タンク20内の浴水が外部に排水可能な状態とされ
る。
【0032】この状態で、濾過タンク20のヒータ28
における電源29から加熱線31に所定時間通電して、
濾過タンク20内の浴水を摂氏50度〜摂氏100度程
度に加熱し、1時間程雑菌や不要な微生物を殺す加熱殺
菌を行う。このとき、摂氏50度乃至100度の湯の中
においてもバチラス・ズブチリスに属する菌は死滅する
ことなく生息しているので、加熱殺菌作業終了後に再度
浴水を循環させた場合であっても、バチラス・ズブチリ
スに属する菌による浴水の浄化効果を損なうことがな
い。この加熱殺菌のための加熱温度及び加熱時間は、加
熱殺菌の対象となる雑菌、又は微生物の種類によって、
適宜変更し設定できる。加熱時間が終了してヒータ28
を停止した後、開閉用のバルブ19を開き、ポンプ16
を作動させて浴水を濾過タンク20内に送り込み、濾過
タンク20内の熱水を排水口23から外部へ排水する。
【0033】このようにして、濾過タンク20から熱水
が排水されなくなっら、浴水をヒータ22側へ流すよう
切換用のバルブ21を切換え、濾過タンク20から出た
浴水をヒータ22を通して適温にした上で、浴槽32内
に還流させる通常の使用状態に復帰する。また、上述の
ように熱水を浴槽32内に還流しないので、浴槽32内
の浴水が所定の温度より高くなるのを防止できるから、
入浴中に濾過タンク20の加熱殺菌作業を行うことがで
きる。
【0034】なお、上述した本第1実施の形態では、濾
過タンク20のヒータ28とは別に、浴水加熱用のヒー
タ22を設けているが、このヒータ22を省略し、濾過
タンク20のヒータ28によって、浴槽32内の浴水を
所定の温度に保持するよう構成しても良い。
【0035】次に、本発明の第2実施の形態に係る温水
循環器について、図2の配管系概略構成図によって説明
する。本第2実施の形態は、濾過タンク内の加熱殺菌時
に、配管系における濾過タンクの部分だけを浴水が通ら
ないようにバイパス管路に切換えて、浴水の循環を継続
したまま濾過タンク内の加熱殺菌を行うように構成され
ている。
【0036】すなわち、この温水循環器の配管系では、
浴槽32から取水した浴水が逆止弁34を通してポンプ
16へ送られるよう配管26で接続されている。さらに
ポンプ16からヒータ22に配管26で接続され、これ
より第1三方弁36を通し濾過タンク20に配管26で
接続されている。これとともに、濾過タンク20より第
2三方弁38とその下流側に続く逆止弁40に配管26
で接続され、この逆止弁40から紫外線殺菌装置18に
配管26Aで接続され、この紫外線殺菌装置18から浴
槽32へ浴水を戻すように配管26で接続されて構成さ
れている。また、第1三方弁36から、逆止弁40より
下流で、紫外線殺菌装置18の上流に当る配管26Aの
一部に接続するバイパス配管42が設けられている。ま
た、第2三方弁38には、排水管44が接続されてい
る。
【0037】次に、上述のように構成された、本第2実
施の形態に係る温水循環器の作用及び使用方法について
説明する。
【0038】この温水循環器の入浴のための通常の使用
状態では、第1三方弁36がヒータ28に接続する配管
26から、濾過タンク20に接続する配管26へ浴水を
流すように手動、又は図示しない制御装置によって切換
えられている。さらに、第2三方弁38が濾過タンク2
0に接続する配管26から、逆止弁40に接続する配管
26へ浴水を流すように手動、又は図示しない制御装置
によって切換えられている。
【0039】この状態でポンプ16が作動され、浴槽3
2中の浴水が取水され、逆止弁34と、このポンプ16
を通ってヒータ22へ送られ、ヒータ22中で入浴適正
温度に加熱される。このヒータ22で加熱された浴水は
第1三方弁36を通って濾過タンク20へ送られて濾過
される。このように加熱され、濾過された浴水は、第2
三方系38と逆止弁40とを通って、紫外線殺菌装置1
8へ送られ殺菌処理される。これにより、加熱され濾過
され、さらに殺菌された浴水は、浴槽32内へ戻され
る。
【0040】次に、濾過タンク20内の加熱殺菌処理を
行う場合について説明する。この場合には、手動、又は
図示しない制御装置によって第1三方弁36をヒータ2
6に接続する配管26からバイパス配管42へ浴水を流
すように切り換える。
【0041】これにより、ポンプ16の働きで、浴槽3
2から取水された浴水は逆止弁34とポンプ16を通
り、ヒータ22内を通過中に加熱され、第1三方弁36
からバイパス配管42と配管26Aを通り、紫外線殺菌
装置18に送られて殺菌処理される。このようにして加
熱し、殺菌された浴水が浴槽32へ戻される。
【0042】また、これとともに濾過タンク20内の図
示しないヒータに通電して、この内部の浴水を摂氏50
度〜摂氏100度程度に加熱し、1時間程雑菌や不要な
微生物を殺す加熱殺菌を行い、この後手動、又は図示し
ない制御装置によって第2三方弁38を濾過タンク20
に接続する配管26から排水管44へ浴水を流すよう切
換える。これにより、濾過タンク20内で加熱殺菌のた
め高温に加熱された浴水が外部へ排水される。次に、第
1三方弁36と第2三方弁38とを、前述した入浴のた
めの通常の使用状態に戻し、濾過タンク20内の加熱殺
菌処理を完了する。
【0043】なお、本第2実施の形態における以上説明
した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の
形態と同様であるので、同一部材には同一符号を付すこ
ととして、その詳細な説明を省略する。
【0044】次に、本発明の第3実施の形態に係る温水
循環器について、図3〜図5の配管系概略構成図によっ
て説明する。本第3実施の形態は、温水循環器の内部だ
けで水を循環し、洗浄するように構成されている。
【0045】この温水循環器の配管系では、浴槽32か
ら取水した浴水を、配管26を通して逆止弁46へ送
り、この逆止弁46からポンプ16へ配管26Bで送る
よう構成されている。さらにポンプ16からヒータ22
へ接続し、これより濾過タンク20へ接続し、続けて紫
外線殺菌装置18へ接続するようそれぞれ配管26によ
って接続されている。この紫外線殺菌装置18から第1
三方弁48へ接続され、さらに第2三方弁50へ配管2
6で接続されている。第2三方弁50には、浴槽32へ
浴水を戻すように配管26が接続されている。
【0046】また、逆止弁46の下流側で、ポンプ16
の上流側に当る配管26Bの一部と、第2三方弁50と
の間がバイパス配管52で接続されている。さらに、第
1三方弁48には、排水管54が接続されている。
【0047】次に、上述のように構成された、本第3実
施の形態に係る温水循環器の作用及び使用方法について
説明する。
【0048】この温水循環器の入浴のための通常の使用
状態では、第1三方弁48が紫外線殺菌装置18に接続
する配管26から、第2三方弁50に接続する配管26
へ浴水を流すように手動、又は図示しない制御装置によ
って切換えられている。さらに、第2三方弁50が第1
三方弁48に接続する配管26から、浴槽32へ送給す
る配管26へ浴水を流すように手動、又は図示しない制
御装置によって切換えられている。
【0049】この状態でポンプ16が作動され、浴槽3
2中の浴水が取水され、逆止弁46から配管26Bを通
りポンプ16を通ってヒータ22へ送られ、ヒータ22
中で入浴適正温度に加熱される。このヒータ22で加熱
された浴水は濾過タンク20へ送られて濾過される。こ
のように加熱され、濾過された浴水は、紫外線殺菌装置
18へ送られ殺菌処理される。これにより、加熱され濾
過され、さらに殺菌された浴水は、第1三方弁48と第
2三方弁50とを通り浴槽32内へ戻される。
【0050】次に、濾過タンク20内の加熱殺菌処理を
行う場合について説明する。この場合には、手動、又は
図示しない制御装置によって第2三方弁50を第1三方
弁48に接続する配管26からバイパス配管52へ浴水
を流すように切換える。
【0051】これにより、温水循環器内には、ポンプ1
6、ヒータ22、濾過タンク20、紫外線殺菌装置1
8、第1三方弁48、及び第2三方弁50を順に通り、
再びポンプ16へ戻る閉流体回路が構成される。そし
て、ポンプ16の作動によって浴水がこの閉流体回路内
を連続して循環することになる。
【0052】このように、閉流体回路内を浴水が循環す
ると、浴水はヒータ22で何度も加熱され、しかも浴水
が冷されることがないので、この閉流体回路内の浴水は
徐々に昇温し、摂氏50度〜摂氏100度程度の高温に
なる。このようにして高温となった浴水を濾過タンク2
0内に約1時間程度流すと、この濾過タンク20内で
は、高温の浴水中でも生存可能な浄化菌以外の雑菌を死
滅させることができる。さらに、この閉流体回路の内部
全体においても、浄化菌以外の雑菌を死滅させることが
できる。
【0053】また、高温の浴水が濾過タンク20内を流
れることにより、この濾過タンク20内に発生した余剰
なフロックをこの循環する浴水中に溶かし出すことによ
って、濾材を浄化できる。さらに、閉流体回路の浴水と
接する内壁全体も浄化できる。
【0054】なお、この加熱殺菌処理時にヒータ22の
加熱量を増加し、殺菌作用を向上するとともに、ポンプ
16の送水力を向上し、浴水の流速を高速にし、浄化作
用を向上するようにしても良い。また、濾過タンク20
内に独自にヒータを設け、このヒータで浴水を加熱する
ようにしても良い。
【0055】上述のような殺菌処理を所定時間行って、
十分な殺菌、及び浄化を行った後、第1三方弁48を、
手動、又は図示しない制御装置によって、紫外線殺菌装
置18に接続する配管26から排水管54へ浴水を流す
ように切換え、この閉流体回路内の余剰フロック及びそ
の他の汚れを含有した浴水を外部へ排出し、浴槽内に汚
れが入らないようにする。
【0056】上述した加熱殺菌処理作業が完了した後、
第1三方弁48と第2三方弁50とを、前述した入浴の
ための通常の使用状態に戻し、通常の使用状態に復帰す
る。
【0057】この加熱殺菌処理を1ヶ月置きごと等の所
要期間ごとに行なえば、浴水の雑菌による濁り、臭気の
発生を抑制することができる。さらに、濾過タンク20
内の濾材に付着するフロックも軽減されるので、この濾
材を手洗浄する作業を削除することができる。
【0058】また、上記の各実施の形態では、浄化菌に
Bacillus Subtilis ATCC 6633 を用いた構成であった
が、バチラス・ズブチリスに属する他の微生物、或いは
バチラス・ズブチリスに属しない他の微生物であっても
上述した有機物を分解でき、しかもブドウ球菌や大腸菌
等の雑菌を殺菌可能な温度下においても生息可能な微生
物であれば、Bacillus Subtilis ATCC 6633 に代えてこ
れを適用してもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、温水循環器における濾
過装置中で不用な雑菌、及び微生物が繁殖するのを制限
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温水循環器の第1実施の形態の概
念的構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る温水循環器の第2実施の形態にお
ける配管系の概念的構成を示す流体回路図である。
【図3】本発明に係る温水循環器の第3実施の形態にお
ける配管系の概念的構成を示す通常使用状態時の流体回
路図である。
【図4】本発明に係る温水循環器の第3実施の形態にお
ける配管系の概念的構成を示す閉流体回路を浴水が循環
時の流体回路図である。
【図5】本発明に係る温水循環器の第3実施の形態にお
ける配管系の概念的構成を示す閉流体回路から浴水を排
水している時の流体回路図である。
【符号の説明】
10 温水循環器本体 16 ポンプ 19 開閉用のバルブ 20 濾過タンク(濾過装置) 21 切換用のバルブ 22 ヒータ 23 排水口 26 配管 28 ヒータ(殺菌用加熱手段) 32 浴槽 36 第1三方弁(弁) 38 第2三方弁(弁) 42 バイパス配管 44 排水管 48 第1三方弁(弁) 50 第2三方弁(弁) 52 バイパス配管 54 排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 3/10 B01D 35/02 J F24H 1/00 302 0391−3L F24H 1/00 602L

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の浴水を取水し、この浴水を濾過
    装置で浄化するとともに、所定温度に加熱した後、浴槽
    へ戻すように配管系を通して浴水を循環する温水循環器
    であって、 前記配管系の前記濾過装置より取水側の部分に前記濾過
    装置への浴水の流れを制止可能に設けた開閉用のバルブ
    と、 前記開閉用のバルブを操作して前記濾過装置内に浴水が
    流れないようにした状態で、前記濾過装置内で増殖され
    ている耐熱特性に優れた浄化菌が生息可能な温度の範囲
    内であって、かつ、この浄化菌以外の不用な雑菌、又は
    微生物を死滅させるための温度まで、前記濾過装置内を
    直接加熱する殺菌用加熱手段と、 前記配管系の前記濾過装置より前記浴槽側の部分に、通
    常使用時には前記濾過装置から前記浴槽側へ浴水を流
    し、前記殺菌用加熱手段が殺菌加熱動作をした際には前
    記濾過装置から浴水を外部へ排水するよう切り換えて流
    す切換用のバルブと、 を設けたことを特徴とする温水循環器。
  2. 【請求項2】 浴槽内の浴水を取水し、この浴水を濾過
    装置で浄化するとともに、所定温度に加熱した後、浴槽
    へ戻すように配管系を通して浴水を循環する温水循環器
    であって、 前記配管系の前記濾過装置の部分を迂回して浴水を流せ
    るよう接続されたバイパス配管と、 浴水を前記配管系の通常使用時の配管、又はバイパス配
    管のいずれかに切換えて流せるようにした弁と、 前記弁を操作して前記バイパス配管に浴水が流れるよう
    にした状態で、前記濾過装置内で増殖されている耐熱特
    性に優れた浄化菌が生息可能な温度の範囲内であって、
    かつ、この浄化菌以外の不用な雑菌、又は微生物を死滅
    させるための温度まで、前記濾過装置内を直接加熱する
    殺菌用加熱手段と、 を設けたことを特徴とする温水循環器。
  3. 【請求項3】 浴槽内の浴水を取水し、この浴水を濾過
    装置で浄化するとともに、所定温度に加熱した後、浴槽
    へ戻すように配管系を通して浴水を循環する温水循環器
    であって、 前記配管系における、少なくともポンプと、前記濾過装
    置及びヒータ又はヒータ付の前記濾過装置とを含む部分
    と、を閉流体回路とするよう前記配管系の途上の2箇所
    を接続するバイパス配管と、 前記バイパス配管を通る閉流体回路内で浴水を循環させ
    るように流し、前記濾過装置内で増殖されている耐熱特
    性に優れた浄化菌が生息可能な温度の範囲内であって、
    かつ、この浄化菌以外の不用な雑菌、又は微生物を死滅
    させるための温度まで前記ヒータで浴水を加熱可能に設
    定するとともに、浴水を前記配管系の通常使用時の配管
    に流すように設定する弁と、 を設けたことを特徴とする温水循環器。
  4. 【請求項4】 前記耐熱特性に優れた浄化菌がバチラス
    ・ズブチリスに属する菌であることを特徴とする請求項
    1〜請求項3のいずれかに記載の温水循環器。
JP8225043A 1996-08-27 1996-08-27 温水循環器 Pending JPH1057261A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018097786A1 (en) * 2016-11-25 2018-05-31 Orbital Systems Ab Combined water heater and water treatment unit
EP3545139A4 (en) * 2016-11-25 2020-08-05 Orbital Systems AB COMBINED HEATING AND WATER TREATMENT UNIT

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