JPH1059430A - マイクロ波加熱調整機能付き容器とこれを用いた加熱調理法 - Google Patents
マイクロ波加熱調整機能付き容器とこれを用いた加熱調理法Info
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- JPH1059430A JPH1059430A JP8220965A JP22096596A JPH1059430A JP H1059430 A JPH1059430 A JP H1059430A JP 8220965 A JP8220965 A JP 8220965A JP 22096596 A JP22096596 A JP 22096596A JP H1059430 A JPH1059430 A JP H1059430A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】加熱の際の昇温や、加熱むらを調整するマイク
ロ波加熱調整機能付き容器を具現化し、これを用いて、
加熱の促進と阻止とに特徴をもつ加熱調理法。 【解決手段】容器の一部に、マイクロ波の照射によって
加熱され易い物質を、塗布、貼着、挟着、積層などによ
り発熱部を設け、マイクロ波を照射し発熱部が急速に昇
温するようにしたマイクロ波加熱調整機能付き容器と、
これを用いた容器の一部に、マイクロ波により加熱され
易い物質を付設した発熱部と、マイクロ波を遮断する物
質でマイクロ波を阻止するマイクロ波加熱調整機能付き
容器と、当該容器の中に食品を収納し、電子レンジ内に
入れてマイクロ波を照射して当該食品をマイクロ波加熱
調理するとともに、前記発熱部の発熱に対応する領域部
分を補助加熱したり、前記マイクロ波阻止部に対応する
領域部分を加熱阻止するようにしたことを特徴とする食
品の加熱調理法。
ロ波加熱調整機能付き容器を具現化し、これを用いて、
加熱の促進と阻止とに特徴をもつ加熱調理法。 【解決手段】容器の一部に、マイクロ波の照射によって
加熱され易い物質を、塗布、貼着、挟着、積層などによ
り発熱部を設け、マイクロ波を照射し発熱部が急速に昇
温するようにしたマイクロ波加熱調整機能付き容器と、
これを用いた容器の一部に、マイクロ波により加熱され
易い物質を付設した発熱部と、マイクロ波を遮断する物
質でマイクロ波を阻止するマイクロ波加熱調整機能付き
容器と、当該容器の中に食品を収納し、電子レンジ内に
入れてマイクロ波を照射して当該食品をマイクロ波加熱
調理するとともに、前記発熱部の発熱に対応する領域部
分を補助加熱したり、前記マイクロ波阻止部に対応する
領域部分を加熱阻止するようにしたことを特徴とする食
品の加熱調理法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気を用いた加熱調理
機器として近年急速に普及してきた電子レンジの昇温特
性により生じる加熱むらを補助加熱したり、加熱阻止し
て、使用者の意図に添った加熱や加熱調理をするための
マイクロ波加熱調整機能付き容器を提供するとともに、
これを用いた食品の加熱調理法に関する。
機器として近年急速に普及してきた電子レンジの昇温特
性により生じる加熱むらを補助加熱したり、加熱阻止し
て、使用者の意図に添った加熱や加熱調理をするための
マイクロ波加熱調整機能付き容器を提供するとともに、
これを用いた食品の加熱調理法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電力による加熱機器には、電気抵
抗によるジュール熱によるもの、赤外線や遠赤外線の放
射熱によるもの、マイクロ波による誘電加熱によるも
の、渦電流を発生させて非加熱物質中にジュール熱を誘
導する誘導加熱を利用したものなどがある。
抗によるジュール熱によるもの、赤外線や遠赤外線の放
射熱によるもの、マイクロ波による誘電加熱によるも
の、渦電流を発生させて非加熱物質中にジュール熱を誘
導する誘導加熱を利用したものなどがある。
【0003】電子レンジによる加熱は、マグネトロンか
ら発せられるマイクロ波が食品などの物質内部に侵入
し、吸収されると、浸透した電磁波はその食品の誘電特
性に従って熱に変換されて、内部から加熱されるマイク
ロ波加熱方式のものである。
ら発せられるマイクロ波が食品などの物質内部に侵入
し、吸収されると、浸透した電磁波はその食品の誘電特
性に従って熱に変換されて、内部から加熱されるマイク
ロ波加熱方式のものである。
【0004】このマイクロ波加熱の昇温特性は、第1
に、マイクロ波電界によって振動する分子間の摩擦熱に
基づくものであるため、被加熱対象物自身の中に熱源が
発生することになる。このように被加熱対象物自身の中
に熱源があることは、熱効率がよく、特に内部を急速に
加熱するのに適している。しかし、マイクロ波は波長が
長いので、定在波がたつと加熱むらができることは避け
られない。
に、マイクロ波電界によって振動する分子間の摩擦熱に
基づくものであるため、被加熱対象物自身の中に熱源が
発生することになる。このように被加熱対象物自身の中
に熱源があることは、熱効率がよく、特に内部を急速に
加熱するのに適している。しかし、マイクロ波は波長が
長いので、定在波がたつと加熱むらができることは避け
られない。
【0005】第2に、マイクロ波による加熱の度合い
は、被加熱対象物の電気的性質によって大きく左右され
る。例えば、マイクロ波に対する吸収が大きいところで
は発熱が大きく、吸収によるロスが小さいところでは発
熱は小さい。このような作用は、マイクロ波の選択的加
熱作用と呼ばれている。この選択的加熱作用は、容器を
加熱せず、中身だけを加熱することができるという利点
がある反面、被加熱対象物の均一な加熱や昇温が難しく
加熱むらが生じ易いという欠点がある。特に食品の場合
には、その成分構成や水分、塩分などの含量が複雑、多
様であるため、これらの要素によって昇温状態が大きく
変わり、部所によっても加熱むらが生じることは避けら
れない。
は、被加熱対象物の電気的性質によって大きく左右され
る。例えば、マイクロ波に対する吸収が大きいところで
は発熱が大きく、吸収によるロスが小さいところでは発
熱は小さい。このような作用は、マイクロ波の選択的加
熱作用と呼ばれている。この選択的加熱作用は、容器を
加熱せず、中身だけを加熱することができるという利点
がある反面、被加熱対象物の均一な加熱や昇温が難しく
加熱むらが生じ易いという欠点がある。特に食品の場合
には、その成分構成や水分、塩分などの含量が複雑、多
様であるため、これらの要素によって昇温状態が大きく
変わり、部所によっても加熱むらが生じることは避けら
れない。
【0006】第3に、マイクロ波は物質内に浸透する性
質をもっているが、その浸透深度は、使用するマイクロ
波の周波数や対象の電気的性質によって変わってくる。
市販の電子レンジの場合には、2450MHzのマイク
ロ波を使用し、被加熱対象物を回転する等の工夫をして
いるので、調理する対象のサイズ、電気的性質などを考
慮すると、一応は適度な浸透深度が得られるようにはな
っている。しかし、被加熱対象物の組成成分の相違、水
分の多いもの、塩分の多いもの、被加熱対象物の大きさ
や形状、容器の大きさと形状など、によって大きく変化
する。しかも形状に角部があったり、多方向から照射さ
れたマイクロ波が集束するなど、電界が強め合ったり、
集中したりする部分があると、部分的に強く加熱される
場所(ホットスポットと称す。)が生成されることもあ
る。
質をもっているが、その浸透深度は、使用するマイクロ
波の周波数や対象の電気的性質によって変わってくる。
市販の電子レンジの場合には、2450MHzのマイク
ロ波を使用し、被加熱対象物を回転する等の工夫をして
いるので、調理する対象のサイズ、電気的性質などを考
慮すると、一応は適度な浸透深度が得られるようにはな
っている。しかし、被加熱対象物の組成成分の相違、水
分の多いもの、塩分の多いもの、被加熱対象物の大きさ
や形状、容器の大きさと形状など、によって大きく変化
する。しかも形状に角部があったり、多方向から照射さ
れたマイクロ波が集束するなど、電界が強め合ったり、
集中したりする部分があると、部分的に強く加熱される
場所(ホットスポットと称す。)が生成されることもあ
る。
【0007】特に、食品の場合には、その食材の構成成
分や、調理の仕方、調味料の使い方などが極めて多様な
ため、マイクロ波によって加熱調理する場合には、その
昇温分布が非常に複雑多様なものとなり易く、加熱むら
が生じ易いものであった。
分や、調理の仕方、調味料の使い方などが極めて多様な
ため、マイクロ波によって加熱調理する場合には、その
昇温分布が非常に複雑多様なものとなり易く、加熱むら
が生じ易いものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来より、
電子レンジによる加熱調理に際しては、加熱むらを防止
したり少なくするため、『食品を回転させるなど位置
を変える。食品を小さく切断したり、切れ目を入れ
る。空気を含ませたり、油を混ぜる。容器の大きさ
や形状を工夫する。食品を途中で撹拌する。冷凍食
品は、解凍してから加熱する。』など種々の対策が工夫
されているが、十分ではない。
電子レンジによる加熱調理に際しては、加熱むらを防止
したり少なくするため、『食品を回転させるなど位置
を変える。食品を小さく切断したり、切れ目を入れ
る。空気を含ませたり、油を混ぜる。容器の大きさ
や形状を工夫する。食品を途中で撹拌する。冷凍食
品は、解凍してから加熱する。』など種々の対策が工夫
されているが、十分ではない。
【0009】本発明は、このようなマイクロ波加熱の際
の昇温や、加熱むらを意識的に調整するための補助器具
としてマイクロ波加熱調整機能付き容器を具現化するこ
とと、これを用いて、必要に応じて食品の加熱を促進し
たり、当該食品の加熱を阻止するようにしたことを特徴
とする新しい電子レンジ用の加熱調理法を提供せんとす
るのが目的である。
の昇温や、加熱むらを意識的に調整するための補助器具
としてマイクロ波加熱調整機能付き容器を具現化するこ
とと、これを用いて、必要に応じて食品の加熱を促進し
たり、当該食品の加熱を阻止するようにしたことを特徴
とする新しい電子レンジ用の加熱調理法を提供せんとす
るのが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】特許を受けようとする第
1発明は、容器の一部に、マイクロ波の照射によって加
熱され易い物質(カルシウム、塩、水またはこれらの混
合物を含む)を、塗布、貼着、挟着、積層などの手段に
より付設してなる発熱部を設け、マイクロ波の照射によ
り発熱部が急速に高温になったり、予定する温度に昇温
するようにしたことを特徴とするマイクロ波加熱調整機
能付き容器である。
1発明は、容器の一部に、マイクロ波の照射によって加
熱され易い物質(カルシウム、塩、水またはこれらの混
合物を含む)を、塗布、貼着、挟着、積層などの手段に
より付設してなる発熱部を設け、マイクロ波の照射によ
り発熱部が急速に高温になったり、予定する温度に昇温
するようにしたことを特徴とするマイクロ波加熱調整機
能付き容器である。
【0011】第1発明は、マイクロ波の照射によって発
熱する発熱部を有するマイクロ波加熱調整機能付き容器
の基本発明である。マイクロ波加熱は、前記のように選
択的加熱作用を起こすことが知られている。これによっ
て、被加熱対象物に好ましくない加熱むらが生じ易い欠
点がある。この発明は、マイクロ波加熱の選択的加熱作
用を利用してマイクロ波の照射によって急速にかつ効率
的に発熱するマイクロ波加熱調整機能付き容器を加熱補
助具として具現化し、この中に被加熱対象物を収納し
て、昇温不足の部分に発熱部の熱を伝導または輻射によ
り補助加熱し、これによって、加熱むらを修正すること
ができるものである。また、マイクロ波加熱調整機能付
き容器を積極的に目的に応じて使いこなすことにより、
マイクロ波加熱の選択的加熱作用を任意に強調したり、
均一化するなど、被加熱対象物の昇温分布を制御したり
調整したりできるようにした加熱補助具である。このよ
うに本発明に係る加熱補助具は、電子レンジをより高度
により多様に使いこなすためには、便利な道具である。
熱する発熱部を有するマイクロ波加熱調整機能付き容器
の基本発明である。マイクロ波加熱は、前記のように選
択的加熱作用を起こすことが知られている。これによっ
て、被加熱対象物に好ましくない加熱むらが生じ易い欠
点がある。この発明は、マイクロ波加熱の選択的加熱作
用を利用してマイクロ波の照射によって急速にかつ効率
的に発熱するマイクロ波加熱調整機能付き容器を加熱補
助具として具現化し、この中に被加熱対象物を収納し
て、昇温不足の部分に発熱部の熱を伝導または輻射によ
り補助加熱し、これによって、加熱むらを修正すること
ができるものである。また、マイクロ波加熱調整機能付
き容器を積極的に目的に応じて使いこなすことにより、
マイクロ波加熱の選択的加熱作用を任意に強調したり、
均一化するなど、被加熱対象物の昇温分布を制御したり
調整したりできるようにした加熱補助具である。このよ
うに本発明に係る加熱補助具は、電子レンジをより高度
により多様に使いこなすためには、便利な道具である。
【0012】形成される発熱部は、容器の一部にその形
状や大きさを自由に設定できるし、マイクロ波の照射に
よって加熱され易い物質の選定によっては、マイクロ波
の種類や、照射方法、照射時間などを特定して、発熱温
度を特定することもできる。
状や大きさを自由に設定できるし、マイクロ波の照射に
よって加熱され易い物質の選定によっては、マイクロ波
の種類や、照射方法、照射時間などを特定して、発熱温
度を特定することもできる。
【0013】容器を構成する材料は、耐熱性があり、し
かもマイクロ波に対して安定性がある材質であれば制限
されるものではない。例えば、アルミニウム、PETで
コーティングした紙、TPXでコーティングした紙、P
Pでコーティングした紙、CPET(結晶化ポリエチレ
ンテトラウタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE
T(ポリエチレン・テレフタレート)、耐高熱性PPC
(ポリフタレート・カーボネート)、ポリエーテルイミ
ド等の耐熱プラスチック、ファイバーPETフイルム、
熱硬化性PETなどいずれであっても良い。
かもマイクロ波に対して安定性がある材質であれば制限
されるものではない。例えば、アルミニウム、PETで
コーティングした紙、TPXでコーティングした紙、P
Pでコーティングした紙、CPET(結晶化ポリエチレ
ンテトラウタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE
T(ポリエチレン・テレフタレート)、耐高熱性PPC
(ポリフタレート・カーボネート)、ポリエーテルイミ
ド等の耐熱プラスチック、ファイバーPETフイルム、
熱硬化性PETなどいずれであっても良い。
【0014】マイクロ波の照射によって加熱され易い物
質についても、特に制限するものではないが、用途別に
安全性と入手し易さなどを考慮すると、カルシウム、
塩、またはこれらの混合物等が好適である。
質についても、特に制限するものではないが、用途別に
安全性と入手し易さなどを考慮すると、カルシウム、
塩、またはこれらの混合物等が好適である。
【0015】容器へのマイクロ波の照射によって加熱さ
れ易い物質の付着方法についても、塗布、貼着、挟着、
積層などその手段に制限はない。
れ易い物質の付着方法についても、塗布、貼着、挟着、
積層などその手段に制限はない。
【0016】また、発熱部を熱源とする加熱作用は、伝
導または輻射によるものなので、被加熱対象物の表面加
熱や焼き目を付ける補助加熱手段となることもできる。
導または輻射によるものなので、被加熱対象物の表面加
熱や焼き目を付ける補助加熱手段となることもできる。
【0017】本願発明のマイクロ波加熱調整機能付き容
器は、昇温加熱処理するために使用するだけでなく、解
凍するためや、乾燥するため、殺菌するため、物性変化
させるため等どいずれの用途に使用してもよいこと勿論
である。
器は、昇温加熱処理するために使用するだけでなく、解
凍するためや、乾燥するため、殺菌するため、物性変化
させるため等どいずれの用途に使用してもよいこと勿論
である。
【0018】特許を受けようとする第2発明は、容器の
一部に、マイクロ波によって加熱され易い物質を付設
し、マイクロ波の照射によって急速に加熱され高温にな
ったり、予定する温度に昇温する発熱部を設け、当該発
熱部を熱源として食品を伝導または輻射により補助加熱
するようにしたことを特徴とする加熱調理促進用マイク
ロ波加熱調整機能付き容器である。
一部に、マイクロ波によって加熱され易い物質を付設
し、マイクロ波の照射によって急速に加熱され高温にな
ったり、予定する温度に昇温する発熱部を設け、当該発
熱部を熱源として食品を伝導または輻射により補助加熱
するようにしたことを特徴とする加熱調理促進用マイク
ロ波加熱調整機能付き容器である。
【0019】当該第2発明に係るマイクロ波加熱調整機
能付き容器は、食品の保存と運搬のための容器としての
機能だけでなく、食品をマイクロ波加熱と同時に発熱部
の熱を伝導または輻射により補助加熱するための加熱調
理促進具にしたものである。食品の種類や調理法の要請
に基づいて容器に付設した発熱部の発熱温度を特定でき
るので、当該食品の加熱調理に際して、容器に収納した
ままで、電子レンジによる加熱と、内部加熱であるマイ
クロ波加熱処理と外部からの伝導または輻射加熱処理と
を併用したような調理を実現できる。例えば、本発明を
用いると、焼きぎょうざ、焼きおにぎり、焼き魚、等の
電子レンジ調理による風味の向上に好適である。
能付き容器は、食品の保存と運搬のための容器としての
機能だけでなく、食品をマイクロ波加熱と同時に発熱部
の熱を伝導または輻射により補助加熱するための加熱調
理促進具にしたものである。食品の種類や調理法の要請
に基づいて容器に付設した発熱部の発熱温度を特定でき
るので、当該食品の加熱調理に際して、容器に収納した
ままで、電子レンジによる加熱と、内部加熱であるマイ
クロ波加熱処理と外部からの伝導または輻射加熱処理と
を併用したような調理を実現できる。例えば、本発明を
用いると、焼きぎょうざ、焼きおにぎり、焼き魚、等の
電子レンジ調理による風味の向上に好適である。
【0020】特許を受けようとする第3発明は、容器の
一部に、マイクロ波を遮断する物質(アルミ箔を含む)
を、塗布、貼着、挟着、積層などの手段により付設して
なるマイクロ波阻止部を設け、マイクロ波が照射されて
もこれを遮断して、被加熱対象物が、部分的にマイクロ
波加熱されないようにしたことを特徴とするマイクロ波
加熱調整機能付き容器である。
一部に、マイクロ波を遮断する物質(アルミ箔を含む)
を、塗布、貼着、挟着、積層などの手段により付設して
なるマイクロ波阻止部を設け、マイクロ波が照射されて
もこれを遮断して、被加熱対象物が、部分的にマイクロ
波加熱されないようにしたことを特徴とするマイクロ波
加熱調整機能付き容器である。
【0021】当該第3発明のマイクロ波加熱調整機能付
き容器は、容器の一部にマイクロ波阻止部を設けたもの
で、被加熱対象物が、部分的にマイクロ波加熱されない
ようにした加熱補助具である。本発明に係る容器は、第
1発明、第2発明までのものとは逆の発熱阻止や昇温抑
制をするための道具である。
き容器は、容器の一部にマイクロ波阻止部を設けたもの
で、被加熱対象物が、部分的にマイクロ波加熱されない
ようにした加熱補助具である。本発明に係る容器は、第
1発明、第2発明までのものとは逆の発熱阻止や昇温抑
制をするための道具である。
【0022】当該第3発明のマイクロ波を遮断する物質
は、例えばアルミ箔等が好適であるが、これに限るもの
ではなく、マイクロ波を遮断する金属箔や金属粉末を塗
布するなどしたものであれば、その材質は特に制限され
るものではない。尚、容器へのマイクロ波の照射によっ
て加熱され易い物質の付着方法についても、塗布、貼
着、挟着、積層などその手段に制限はない。
は、例えばアルミ箔等が好適であるが、これに限るもの
ではなく、マイクロ波を遮断する金属箔や金属粉末を塗
布するなどしたものであれば、その材質は特に制限され
るものではない。尚、容器へのマイクロ波の照射によっ
て加熱され易い物質の付着方法についても、塗布、貼
着、挟着、積層などその手段に制限はない。
【0023】特許を受けようとする第4発明は、容器の
全部または一部に、マイクロ波を遮断する物質を付設し
てなるマイクロ波阻止部を設け、マイクロ波が照射され
てもこれを遮断して、食品が、部分的にマイクロ波加熱
されないようにしたことを特徴とする加熱調理阻止用マ
イクロ波加熱調整機能付き容器である。
全部または一部に、マイクロ波を遮断する物質を付設し
てなるマイクロ波阻止部を設け、マイクロ波が照射され
てもこれを遮断して、食品が、部分的にマイクロ波加熱
されないようにしたことを特徴とする加熱調理阻止用マ
イクロ波加熱調整機能付き容器である。
【0024】当該第4発明は、流通段階では食品容器と
して機能し、電子レンジ内に入れると、そのままマイク
ロ波加熱を阻止して食品の調理をするための道具となる
ものである。つまり、電子レンジ用食品の多機能容器な
のである。
して機能し、電子レンジ内に入れると、そのままマイク
ロ波加熱を阻止して食品の調理をするための道具となる
ものである。つまり、電子レンジ用食品の多機能容器な
のである。
【0025】特許を受けようとする第5発明は、容器の
一部に、マイクロ波によって加熱され易い物質(カルシ
ウム、塩、またはこれらの混合物を含む)を付設してな
る発熱部を設けるとともに、他の部分にマイクロ波を遮
断する物質(アルミ箔を含む)を付設してなるマイクロ
波阻止部を設け、マイクロ波を照射したとき一部が加熱
促進部分となり、他の部分が加熱阻止部分となるように
したことを特徴とするマイクロ波加熱調整機能付き容器
である。
一部に、マイクロ波によって加熱され易い物質(カルシ
ウム、塩、またはこれらの混合物を含む)を付設してな
る発熱部を設けるとともに、他の部分にマイクロ波を遮
断する物質(アルミ箔を含む)を付設してなるマイクロ
波阻止部を設け、マイクロ波を照射したとき一部が加熱
促進部分となり、他の部分が加熱阻止部分となるように
したことを特徴とするマイクロ波加熱調整機能付き容器
である。
【0026】第5発明は、1個の容器に発熱部とマイク
ロ波阻止部の両方を具備するをマイクロ波加熱調整機能
付き容器である。料理の種類によっては、暖かくしたい
部分と、冷たいままにしたい部分の両方を兼ね備えた料
理メニュ−や、加熱温度に大きな差を設けたい場合があ
る。そのような場合に、使用すると便利な補助加熱具で
ある。
ロ波阻止部の両方を具備するをマイクロ波加熱調整機能
付き容器である。料理の種類によっては、暖かくしたい
部分と、冷たいままにしたい部分の両方を兼ね備えた料
理メニュ−や、加熱温度に大きな差を設けたい場合があ
る。そのような場合に、使用すると便利な補助加熱具で
ある。
【0027】特許を受けようとする第6発明は、容器の
一部に、マイクロ波によって加熱され易い物質を付設し
た発熱部および/またはマイクロ波を遮断する物質を付
設してなるマイクロ波阻止部を設けてなるマイクロ波加
熱調整機能付き容器の中に食品を収納したうえ、電子レ
ンジ内に入れてマイクロ波を照射して当該食品をマイク
ロ波加熱調理するとともに、前記発熱部の発熱によって
食品の対応する領域部分を補助加熱したり、前記マイク
ロ波阻止部に対応する領域部分を加熱阻止するようにし
たことを特徴とする電子レンジ用の加熱調理法である。
一部に、マイクロ波によって加熱され易い物質を付設し
た発熱部および/またはマイクロ波を遮断する物質を付
設してなるマイクロ波阻止部を設けてなるマイクロ波加
熱調整機能付き容器の中に食品を収納したうえ、電子レ
ンジ内に入れてマイクロ波を照射して当該食品をマイク
ロ波加熱調理するとともに、前記発熱部の発熱によって
食品の対応する領域部分を補助加熱したり、前記マイク
ロ波阻止部に対応する領域部分を加熱阻止するようにし
たことを特徴とする電子レンジ用の加熱調理法である。
【0028】当該第6発明は、第1発明から第5発明に
係るマイクロ波加熱調整機能付き容器を用いて加熱促進
したり、加熱阻止や昇温抑制をする新たな食品の加熱調
理法である。このように容器自身がマイクロ波の照射に
よって、加熱促進したり、加熱阻止したりする機能を有
しており、この機能を利用して食品自体に対するマイク
ロ波加熱調理を補助して、所望の食品調理ができるよう
にした点に特徴がある。
係るマイクロ波加熱調整機能付き容器を用いて加熱促進
したり、加熱阻止や昇温抑制をする新たな食品の加熱調
理法である。このように容器自身がマイクロ波の照射に
よって、加熱促進したり、加熱阻止したりする機能を有
しており、この機能を利用して食品自体に対するマイク
ロ波加熱調理を補助して、所望の食品調理ができるよう
にした点に特徴がある。
【0029】例えば、日本の代表的な朝食メニュー「暖
かいご飯、暖かいミソ汁と、冷たい漬け物、乾燥した焼
き海苔」を冷凍食品のセットにして、一つのトレイに組
み合わせて給食サービス、テレビディナー、機内食サー
ビス等をするような場合、各構成食品毎に、マイクロ波
の照射によって、高温加熱調理されたり、低温加熱調理
されたり、加熱されない状態にするなどを同時に行うこ
とができる。第6発明は、このような多様な加熱調理を
同時に出来るので、便利である。
かいご飯、暖かいミソ汁と、冷たい漬け物、乾燥した焼
き海苔」を冷凍食品のセットにして、一つのトレイに組
み合わせて給食サービス、テレビディナー、機内食サー
ビス等をするような場合、各構成食品毎に、マイクロ波
の照射によって、高温加熱調理されたり、低温加熱調理
されたり、加熱されない状態にするなどを同時に行うこ
とができる。第6発明は、このような多様な加熱調理を
同時に出来るので、便利である。
【0030】
【実施例】以下、本願発明について図示実施例に基づき
詳細に説明する。図1は、同じ大きさの容器に詰め、電
子レンジで同じ時間加熱しても、構成成分や水分によっ
て昇温状態が異なり、加熱むらが生じている状態を示す
説明昇温図である。また、図2、図3、図4、図5は、
電子レンジで同じ時間加熱しても、容器の形状により昇
温状態が異なり、加熱むらが生じる(高温になった領域
が白くなり、低温領域は黒のままである。)ことを示す
説明昇温図である。当該図2は、角形容器を使用したと
きのマイクロ波加熱状態を示す平面昇温図であり、図3
は、同角形容器を使用したときの側面昇温図である。さ
らに、図4は、丸形容器を使用したときのマイクロ波加
熱状態を示す平面昇温図であり、図5は同丸形容器を使
用したときの側面昇温図である。
詳細に説明する。図1は、同じ大きさの容器に詰め、電
子レンジで同じ時間加熱しても、構成成分や水分によっ
て昇温状態が異なり、加熱むらが生じている状態を示す
説明昇温図である。また、図2、図3、図4、図5は、
電子レンジで同じ時間加熱しても、容器の形状により昇
温状態が異なり、加熱むらが生じる(高温になった領域
が白くなり、低温領域は黒のままである。)ことを示す
説明昇温図である。当該図2は、角形容器を使用したと
きのマイクロ波加熱状態を示す平面昇温図であり、図3
は、同角形容器を使用したときの側面昇温図である。さ
らに、図4は、丸形容器を使用したときのマイクロ波加
熱状態を示す平面昇温図であり、図5は同丸形容器を使
用したときの側面昇温図である。
【0031】このように、被加熱対象物の構成成分、含
水量、大きさや形状などの違いにより昇温状態が大きく
変わり、更に、容器の大きさや形状などの要素によって
も昇温状態が大きく変わり、部所によって加熱むらが生
じるものである。
水量、大きさや形状などの違いにより昇温状態が大きく
変わり、更に、容器の大きさや形状などの要素によって
も昇温状態が大きく変わり、部所によって加熱むらが生
じるものである。
【0032】本願発明は、このようなマイクロ波加熱の
際の昇温や、加熱むらを意識的に調整するための補助器
具としてマイクロ波加熱調整機能付き容器を具現化した
ものである。また、これを用いて、必要に応じて加熱を
促進したり、加熱を阻止するようにしたことを特徴とす
る新しい加熱調理法である。
際の昇温や、加熱むらを意識的に調整するための補助器
具としてマイクロ波加熱調整機能付き容器を具現化した
ものである。また、これを用いて、必要に応じて加熱を
促進したり、加熱を阻止するようにしたことを特徴とす
る新しい加熱調理法である。
【0033】当該マイクロ波加熱調整機能付き容器に
は、発熱部を設けた加熱促進用のものと、マイクロ波阻
止部を設けた加熱阻止や昇温抑制用のものと、両機能を
具備したものとの3態様がある。
は、発熱部を設けた加熱促進用のものと、マイクロ波阻
止部を設けた加熱阻止や昇温抑制用のものと、両機能を
具備したものとの3態様がある。
【0034】図6、図7は、加熱促進用のマイクロ波加
熱調整機能付き容器の具体的実施例である。すなわち図
6、図7は、高結晶耐熱ポリプロピレン製の丸形容器1
の周璧と底部にマイクロ波の照射によって加熱され易い
物質にて、模様状の発熱部2を設け、図4、図5に示し
たように丸形容器1の加熱むらに対応して、その丸形容
器1の側璧中央の低温領域1aと底部中央の低温領域1
bを補助加熱して、容器の形状がもたらす加熱むらを解
消し、均一化するようにしたものである。
熱調整機能付き容器の具体的実施例である。すなわち図
6、図7は、高結晶耐熱ポリプロピレン製の丸形容器1
の周璧と底部にマイクロ波の照射によって加熱され易い
物質にて、模様状の発熱部2を設け、図4、図5に示し
たように丸形容器1の加熱むらに対応して、その丸形容
器1の側璧中央の低温領域1aと底部中央の低温領域1
bを補助加熱して、容器の形状がもたらす加熱むらを解
消し、均一化するようにしたものである。
【0035】図8は、加熱阻止用のマイクロ波加熱調整
機能付き容器の具体的実施例である。すなわち図8は、
マイクロ波が透過し易い耐熱ガラス製の茶碗3と、その
外側表面にマイクロ波を遮断する物質を付着してマイク
ロ波阻止部4を形成してなる蓋体5とを、組物とした茶
碗むし用の容器である。この容器内に卵液8を入れ、そ
の開口部に蓋体5を被せたうえ、電子レンジで加熱する
と、容器内の卵液8の均一な熱変性を起こすとともに、
卵液8の表面の電波を遮断して、茶碗むしの表面にすが
たつのを防ぐことができる。
機能付き容器の具体的実施例である。すなわち図8は、
マイクロ波が透過し易い耐熱ガラス製の茶碗3と、その
外側表面にマイクロ波を遮断する物質を付着してマイク
ロ波阻止部4を形成してなる蓋体5とを、組物とした茶
碗むし用の容器である。この容器内に卵液8を入れ、そ
の開口部に蓋体5を被せたうえ、電子レンジで加熱する
と、容器内の卵液8の均一な熱変性を起こすとともに、
卵液8の表面の電波を遮断して、茶碗むしの表面にすが
たつのを防ぐことができる。
【0036】図9に示されたマイクロ波加熱調整機能付
き容器は、ポリエチレン・テレフタレート製の給食サー
ビスや、ファーストサービスや、機内食サービス等のセ
ット食品用容器6である。当該セット食品用容器6は、
発熱部2の設けられている加熱促進部6aと、マイクロ
波阻止部4の設けられている加熱阻止部6bと、容器材
質のままマイクロ波を透過部6cとの3つに仕切られて
いる。そのセット蓋体7には、セット食品用容器6の加
熱阻止部6bと対応する部分に、マイクロ波を遮断する
物質を付着したマイクロ波阻止部4を設けるようにし
た。つまり、1個の容器に発熱部2とマイクロ波阻止部
4の両方を具備するマイクロ波加熱調整機能付き容器で
ある。
き容器は、ポリエチレン・テレフタレート製の給食サー
ビスや、ファーストサービスや、機内食サービス等のセ
ット食品用容器6である。当該セット食品用容器6は、
発熱部2の設けられている加熱促進部6aと、マイクロ
波阻止部4の設けられている加熱阻止部6bと、容器材
質のままマイクロ波を透過部6cとの3つに仕切られて
いる。そのセット蓋体7には、セット食品用容器6の加
熱阻止部6bと対応する部分に、マイクロ波を遮断する
物質を付着したマイクロ波阻止部4を設けるようにし
た。つまり、1個の容器に発熱部2とマイクロ波阻止部
4の両方を具備するマイクロ波加熱調整機能付き容器で
ある。
【0037】図10は、マイクロ波加熱調整機能付き容
器内に収納した被加熱対象物を加熱むらなく加熱調理す
るため、電子レンジA内の受皿Cに入れてマグネトロン
Bからマイクロ波を照射し、マイクロ波加熱している状
態を示す説明正面図である。このようにマイクロ波加熱
調整機能付き容器を用いて、電子レンジ内に入れてマイ
クロ波を照射し、マイクロ波加熱をすると、丸形容器1
の加熱むらによって生じる側壁中央の低温領域1bと底
部中央の低温領域1aを補助加熱して、加熱むらを可及
的に解消し、均一化することができる。
器内に収納した被加熱対象物を加熱むらなく加熱調理す
るため、電子レンジA内の受皿Cに入れてマグネトロン
Bからマイクロ波を照射し、マイクロ波加熱している状
態を示す説明正面図である。このようにマイクロ波加熱
調整機能付き容器を用いて、電子レンジ内に入れてマイ
クロ波を照射し、マイクロ波加熱をすると、丸形容器1
の加熱むらによって生じる側壁中央の低温領域1bと底
部中央の低温領域1aを補助加熱して、加熱むらを可及
的に解消し、均一化することができる。
【0038】上記実施例に係るマイクロ波加熱調整機能
付き容器における発熱部2やマイクロ波阻止部4は、加
熱され易い物質を塗布、貼着、挟着、積層などの手段に
より容器の壁面に付設する。当該発熱部2やマイクロ波
阻止部4の形状や大きさは、特に制限はなく、必要に応
じて、例えば水玉模様、格子模様、その他適宜の模様状
に形成しても良いこと勿論である。
付き容器における発熱部2やマイクロ波阻止部4は、加
熱され易い物質を塗布、貼着、挟着、積層などの手段に
より容器の壁面に付設する。当該発熱部2やマイクロ波
阻止部4の形状や大きさは、特に制限はなく、必要に応
じて、例えば水玉模様、格子模様、その他適宜の模様状
に形成しても良いこと勿論である。
【0039】また、本願発明に係る電子レンジ用の加熱
調理法は、前記マイクロ波加熱調整機能付き容器に食品
を収納したまま、電子レンジ内に入れて容器ごとマイク
ロ波を照射することによって、加熱促進調理したり、加
熱阻止調理をしたりして、その食品に適した電子レンジ
による適温調理を簡単に出来るようにしたものである。
調理法は、前記マイクロ波加熱調整機能付き容器に食品
を収納したまま、電子レンジ内に入れて容器ごとマイク
ロ波を照射することによって、加熱促進調理したり、加
熱阻止調理をしたりして、その食品に適した電子レンジ
による適温調理を簡単に出来るようにしたものである。
【0040】
【効果】叙上のように、第1発明、第2発明は、容器の
一部にマイクロ波の照射によって加熱され高温になった
り、希望する所定の温度に昇温する発熱部を設けてなる
加熱促進用マイクロ波加熱調整機能付き容器である。こ
れらは、マイクロ波加熱の欠点である加熱むら(低昇温
部)を発熱部の補助加熱によって、解消し昇温を均一化
する効果がある。また、この加熱促進用マイクロ波加熱
調整機能付き容器を被加熱対象物の特性に合わせて、積
極的に利用することにより、部分的に高温加熱部分を造
るようにしたものである。従って、当該加熱促進用マイ
クロ波加熱調整機能付き容器は、成分や水分や調味料な
ど複雑で多様な食品であってもマイクロ波加熱により、
比較的簡単に加熱調理することができる。
一部にマイクロ波の照射によって加熱され高温になった
り、希望する所定の温度に昇温する発熱部を設けてなる
加熱促進用マイクロ波加熱調整機能付き容器である。こ
れらは、マイクロ波加熱の欠点である加熱むら(低昇温
部)を発熱部の補助加熱によって、解消し昇温を均一化
する効果がある。また、この加熱促進用マイクロ波加熱
調整機能付き容器を被加熱対象物の特性に合わせて、積
極的に利用することにより、部分的に高温加熱部分を造
るようにしたものである。従って、当該加熱促進用マイ
クロ波加熱調整機能付き容器は、成分や水分や調味料な
ど複雑で多様な食品であってもマイクロ波加熱により、
比較的簡単に加熱調理することができる。
【0041】また、第3発明、第4発明は、容器の全部
または一部にマイクロ波を遮断する物質を付設してなる
マイクロ波阻止部を設け、マイクロ波が照射されてもこ
れを部分的に遮断して被加熱対象物が、部分的にマイク
ロ波加熱されないようにしたマイクロ波加熱調整機能付
き容器である。
または一部にマイクロ波を遮断する物質を付設してなる
マイクロ波阻止部を設け、マイクロ波が照射されてもこ
れを部分的に遮断して被加熱対象物が、部分的にマイク
ロ波加熱されないようにしたマイクロ波加熱調整機能付
き容器である。
【0042】これらの加熱阻止用マイクロ波加熱調整機
能付き容器は、マイクロ波加熱の欠点である加熱むらを
マイクロ波阻止部により発熱や昇温を抑制して比較的簡
単に適温調理する効果がある。また、当該加熱阻止用マ
イクロ波加熱調整機能付き容器を、意識的に積極的に使
用することにより、被加熱対象物の一部の加熱や昇温を
阻止することができる。特に第4発明は、電子レンジ用
食品を、部分的に加熱阻止しながら調理することが出来
るようにしたマイクロ波加熱調整機能付き容器を具体化
することにより、多様な要請のある食品の適温調理を電
子レンジで容易に行うことができるようになった。
能付き容器は、マイクロ波加熱の欠点である加熱むらを
マイクロ波阻止部により発熱や昇温を抑制して比較的簡
単に適温調理する効果がある。また、当該加熱阻止用マ
イクロ波加熱調整機能付き容器を、意識的に積極的に使
用することにより、被加熱対象物の一部の加熱や昇温を
阻止することができる。特に第4発明は、電子レンジ用
食品を、部分的に加熱阻止しながら調理することが出来
るようにしたマイクロ波加熱調整機能付き容器を具体化
することにより、多様な要請のある食品の適温調理を電
子レンジで容易に行うことができるようになった。
【0043】第5発明は、容器の一部に発熱部を設ける
とともに、他の部分にマイクロ波阻止部を設け、マイク
ロ波を照射したとき一部が加熱促進部分となり、他の部
分は加熱阻止部分となるようにしたことを特徴とするマ
イクロ波加熱調整機能付き容器である。マイクロ波加熱
に際して、1枚のシートで、通常のマイクロ波加熱をす
るとともに、加熱促進部分と加熱阻止部分を簡単に造る
ことができるようにしたものである。本発明に係るマイ
クロ波加熱調整機能付き容器は、簡単に多様な加熱と加
熱阻止の両方の適温調理が出来るので、便利である。
とともに、他の部分にマイクロ波阻止部を設け、マイク
ロ波を照射したとき一部が加熱促進部分となり、他の部
分は加熱阻止部分となるようにしたことを特徴とするマ
イクロ波加熱調整機能付き容器である。マイクロ波加熱
に際して、1枚のシートで、通常のマイクロ波加熱をす
るとともに、加熱促進部分と加熱阻止部分を簡単に造る
ことができるようにしたものである。本発明に係るマイ
クロ波加熱調整機能付き容器は、簡単に多様な加熱と加
熱阻止の両方の適温調理が出来るので、便利である。
【0044】第6発明は、第1発明から第5発明に係る
マイクロ波加熱調整機能付き容器を用いた発熱体による
加熱促進を目指した新たな食品の加熱調理法である。つ
まり第1発明、第2発明に係るマイクロ波加熱調整機能
付き容器を用いた場合は、加熱促進を目指した新たな加
熱調理法で、第3発明、第4発明に係るマイクロ波加熱
調整機能付き容器を用いた場合は、発熱阻止や昇温抑制
を目指した新たな加熱調理法である。そして、第5発明
に係るマイクロ波加熱調整機能付き容器を用いた場合
は、部分的な加熱促進と、部分的な発熱阻止部分を任意
に生じさせることができるので、簡単な電子レンジによ
る加熱調理法である。
マイクロ波加熱調整機能付き容器を用いた発熱体による
加熱促進を目指した新たな食品の加熱調理法である。つ
まり第1発明、第2発明に係るマイクロ波加熱調整機能
付き容器を用いた場合は、加熱促進を目指した新たな加
熱調理法で、第3発明、第4発明に係るマイクロ波加熱
調整機能付き容器を用いた場合は、発熱阻止や昇温抑制
を目指した新たな加熱調理法である。そして、第5発明
に係るマイクロ波加熱調整機能付き容器を用いた場合
は、部分的な加熱促進と、部分的な発熱阻止部分を任意
に生じさせることができるので、簡単な電子レンジによ
る加熱調理法である。
【0045】本願発明は、このようなマイクロ波加熱の
際の昇温や、加熱むらを意識的に調整するための補助器
具としてマイクロ波加熱調整機能付き容器を具現化し、
更にこれを用いて、必要に応じて食品の加熱を促進した
り、当該食品の加熱を阻止するようにしたので、従来よ
り被加熱対象物の構成成分、含水量、大きさや形状など
により昇温状態が大きく変わり、部所によって加熱むら
が生じるという電子レンジのもつ技術課題を簡単に解消
することができる。そのため、電子レンジの利用の仕方
や態様を大幅に拡大し、電子レンジ様食品への利用し易
さを向上させることができるようになった。
際の昇温や、加熱むらを意識的に調整するための補助器
具としてマイクロ波加熱調整機能付き容器を具現化し、
更にこれを用いて、必要に応じて食品の加熱を促進した
り、当該食品の加熱を阻止するようにしたので、従来よ
り被加熱対象物の構成成分、含水量、大きさや形状など
により昇温状態が大きく変わり、部所によって加熱むら
が生じるという電子レンジのもつ技術課題を簡単に解消
することができる。そのため、電子レンジの利用の仕方
や態様を大幅に拡大し、電子レンジ様食品への利用し易
さを向上させることができるようになった。
【図1】構成成分や水分によって昇温状態が異なり、加
熱むらが生じている状態を示す説明昇温図である。
熱むらが生じている状態を示す説明昇温図である。
【図2】角形容器を使用したときのマイクロ波加熱状態
を示す平面昇温図である。
を示す平面昇温図である。
【図3】角形容器を使用したときのマイクロ波加熱状態
を示す側面昇温図である。
を示す側面昇温図である。
【図4】丸形容器を使用したときのマイクロ波加熱状態
を示す平面昇温図である。
を示す平面昇温図である。
【図5】丸形容器を使用したときのマイクロ波加熱状態
を示す側面昇温図である。
を示す側面昇温図である。
【図6】丸形容器の周側壁に発熱部を設けた加熱促進用
マイクロ波加熱調整機能付き容器の側面図である。
マイクロ波加熱調整機能付き容器の側面図である。
【図7】丸形容器の底部に発熱部を設けた加熱促進用マ
イクロ波加熱調整機能付き容器の底面図である。
イクロ波加熱調整機能付き容器の底面図である。
【図8】マイクロ波が透過し易い耐熱ガラス製の茶碗
と、その外側表面にマイクロ波阻止部を形成してなる蓋
体5とを組物とした茶碗むし用容器の一部切欠の正面図
である。
と、その外側表面にマイクロ波阻止部を形成してなる蓋
体5とを組物とした茶碗むし用容器の一部切欠の正面図
である。
【図9】容器の一部に発熱部を設け、他の部分にマイク
ロ波阻止部を設けてなるマイクロ波加熱調整機能付きセ
ット食品用容器と、セット蓋体の斜視図である。
ロ波阻止部を設けてなるマイクロ波加熱調整機能付きセ
ット食品用容器と、セット蓋体の斜視図である。
【図10】マイクロ波加熱調整機能付き容器を電子レン
ジA内に入れてマイクロ波加熱している状態を示す正面
説明図である。
ジA内に入れてマイクロ波加熱している状態を示す正面
説明図である。
1:丸形容器 1a:側璧中央の低温領域 1b:底部中央の低温領域 2:発熱部 3:茶碗 4:マイクロ波阻止部 5:蓋体 6:セット食品用容器 6a:加熱促進部 6b:加熱阻止部 6c:マイクロ透過部 7:セット蓋体 A:電子レンジ B:マグネトロン C:受皿
Claims (6)
- 【請求項1】 容器の一部に、マイクロ波の照射によっ
て加熱され易い物質(カルシウム、塩、水またはこれら
の混合物を含む)を、塗布、貼着、挟着、積層などの手
段により付設してなる発熱部を設け、マイクロ波の照射
により発熱部が急速に高温になったり、予定する温度に
昇温するようにしたことを特徴とするマイクロ波加熱調
整機能付き容器。 - 【請求項2】 容器の一部に、マイクロ波によって加熱
され易い物質を付設し、マイクロ波の照射によって急速
に加熱され高温になったり、予定する温度に昇温する発
熱部を設け、当該発熱部を熱源として食品を伝導または
輻射により補助加熱するようにしたことを特徴とする加
熱調理促進用マイクロ波加熱調整機能付き容器。 - 【請求項3】 容器の全部または一部に、マイクロ波を
遮断する物質(アルミ箔を含む)を、塗布、貼着、挟
着、積層などの手段により付設してなるマイクロ波阻止
部を設け、マイクロ波が照射されてもこれを遮断して、
被加熱対象物が、部分的にマイクロ波加熱されないよう
にしたことを特徴とするマイクロ波加熱調整機能付き容
器。 - 【請求項4】 容器の全部または一部に、マイクロ波を
遮断する物質を付設してなるマイクロ波阻止部を設け、
マイクロ波が照射されてもこれを遮断して、食品が、部
分的にマイクロ波加熱されないようにしたことを特徴と
する加熱調理阻止用マイクロ波加熱調整機能付き容器。 - 【請求項5】 容器の一部に、マイクロ波によって加熱
され易い物質(カルシウム、塩、またはこれらの混合物
を含む)を付設してなる発熱部を設けるとともに、他の
部分にマイクロ波を遮断する物質(アルミ箔を含む)を
付設してなるマイクロ波阻止部を設け、マイクロ波を照
射したとき一部が加熱促進部分となり、他の部分が加熱
阻止部分となるようにしたことを特徴とするマイクロ波
加熱調整機能付き容器。 - 【請求項6】 容器の一部に、マイクロ波によって加熱
され易い物質を付設してなる発熱部および/またはマイ
クロ波を遮断する物質を付設してなるマイクロ波阻止部
を設けてなるマイクロ波加熱調整機能付き容器の中に食
品を収納したうえ、電子レンジ内に入れてマイクロ波を
照射して当該食品をマイクロ波加熱調理するとともに、
前記発熱部の発熱に対応する領域部分を補助加熱した
り、前記マイクロ波阻止部に対応する領域部分を加熱阻
止するようにしたことを特徴とする食品の加熱調理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220965A JPH1059430A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | マイクロ波加熱調整機能付き容器とこれを用いた加熱調理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220965A JPH1059430A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | マイクロ波加熱調整機能付き容器とこれを用いた加熱調理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059430A true JPH1059430A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16759336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8220965A Pending JPH1059430A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | マイクロ波加熱調整機能付き容器とこれを用いた加熱調理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059430A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012088041A (ja) * | 2011-12-07 | 2012-05-10 | Micro Denshi Kk | マイクロ波乾燥装置 |
| JP2014027905A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nisshin Seifun Group Inc | 加熱殺菌方法及び装置、並びに食品包装体の製造方法及び製造システム |
| JP2015205731A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-19 | 信越ファインテック株式会社 | 食品収容容器 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP8220965A patent/JPH1059430A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012088041A (ja) * | 2011-12-07 | 2012-05-10 | Micro Denshi Kk | マイクロ波乾燥装置 |
| JP2014027905A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nisshin Seifun Group Inc | 加熱殺菌方法及び装置、並びに食品包装体の製造方法及び製造システム |
| JP2015205731A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-19 | 信越ファインテック株式会社 | 食品収容容器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060118 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061114 |