JPH1059928A - 4−ニトロスルホンアニリド誘導体 - Google Patents
4−ニトロスルホンアニリド誘導体Info
- Publication number
- JPH1059928A JPH1059928A JP9156428A JP15642897A JPH1059928A JP H1059928 A JPH1059928 A JP H1059928A JP 9156428 A JP9156428 A JP 9156428A JP 15642897 A JP15642897 A JP 15642897A JP H1059928 A JPH1059928 A JP H1059928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- acid
- alkyl group
- atom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】消化管障害などの副作用が少なく、長期投与に
耐えうる安全性の高い、抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作
用などを有する薬剤を提供することを目的とする。 【解決手段】式 【化1】 (式中、nは0〜8の整数を示し、Xは酸素原子または
硫黄原子を示し、R1は水素原子または炭素数1〜5の
アルキル基を示し、R2は炭素数1〜5のアルキル基を
示し、R3は炭素数3〜8のシクロアルキル基を示
す。)で表される化合物またはその薬学的に許容される
塩。
耐えうる安全性の高い、抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作
用などを有する薬剤を提供することを目的とする。 【解決手段】式 【化1】 (式中、nは0〜8の整数を示し、Xは酸素原子または
硫黄原子を示し、R1は水素原子または炭素数1〜5の
アルキル基を示し、R2は炭素数1〜5のアルキル基を
示し、R3は炭素数3〜8のシクロアルキル基を示
す。)で表される化合物またはその薬学的に許容される
塩。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗炎症作用、解熱
作用および鎮痛作用を有する4−ニトロスルホンアニリ
ド誘導体に関する。
作用および鎮痛作用を有する4−ニトロスルホンアニリ
ド誘導体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】スルホンアニリド化合
物は種々の化合物が知られており、例えば、米国特許第
3,856,859号明細書に記載の化合物が抗炎症作
用、鎮痛作用および解熱作用を有することが知られてい
る。しかし、本発明の4−ニトロスルホンアニリド誘導
体は知られていない。従来知られているスルホンアニリ
ド化合物は薬効が十分でなかった。
物は種々の化合物が知られており、例えば、米国特許第
3,856,859号明細書に記載の化合物が抗炎症作
用、鎮痛作用および解熱作用を有することが知られてい
る。しかし、本発明の4−ニトロスルホンアニリド誘導
体は知られていない。従来知られているスルホンアニリ
ド化合物は薬効が十分でなかった。
【0003】本発明の目的は、優れた抗炎症作用、解熱
作用および鎮痛作用を有する化合物を提供することにあ
る。
作用および鎮痛作用を有する化合物を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
の解決を目的に鋭意検討した結果、下記に表される4−
ニトロスルホンアニリド誘導体が目的を達成できること
を見い出し、本発明を完成した。
の解決を目的に鋭意検討した結果、下記に表される4−
ニトロスルホンアニリド誘導体が目的を達成できること
を見い出し、本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、nは0〜8の整数を示し、Xは酸
素原子または硫黄原子を示し、R1は炭素数1〜5のア
ルキル基を示し、R2は炭素数3〜8のシクロアルキル
基を示し、R3は水素原子または炭素数1〜5のアルキ
ル基を示す。)で表される化合物またはその薬学的に許
容される塩である。
素原子または硫黄原子を示し、R1は炭素数1〜5のア
ルキル基を示し、R2は炭素数3〜8のシクロアルキル
基を示し、R3は水素原子または炭素数1〜5のアルキ
ル基を示す。)で表される化合物またはその薬学的に許
容される塩である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、炭素数1〜5の
アルキル基とはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、
ペンチル基、などであり、好ましいものとしてメチル
基、エチル基、プロピル基またはイソプロピル基をあげ
ることができる。炭素数3〜8のシクロアルキル基とは
シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基などであり、好ましいものとしてシクロペンチル
基、シクロヘキシル基またはシクロヘプチル基をあげる
ことができる。
アルキル基とはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、
ペンチル基、などであり、好ましいものとしてメチル
基、エチル基、プロピル基またはイソプロピル基をあげ
ることができる。炭素数3〜8のシクロアルキル基とは
シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基などであり、好ましいものとしてシクロペンチル
基、シクロヘキシル基またはシクロヘプチル基をあげる
ことができる。
【0009】塩とは、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、
リン酸などの無機酸との塩、あるいは酢酸、プロピオン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、安息香酸、フタ
ル酸、ケイヒ酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸などの有機酸との塩である。
リン酸などの無機酸との塩、あるいは酢酸、プロピオン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、安息香酸、フタ
ル酸、ケイヒ酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸などの有機酸との塩である。
【0010】本発明の化合物は、例えば、以下に示す反
応経路により製造することができる。
応経路により製造することができる。
【0011】式(1)においてn=0のとき
【0012】
【化3】
【0013】式(1)においてnが1〜8の整数のとき
【0014】
【化4】
【0015】式(1)においてn=1のときは以下の方
法でも製造できる。
法でも製造できる。
【0016】
【化5】
【0017】本発明の化合物は、経口または非経口的に
慣用の投与剤型で投与することができる。これらは、例
えば、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、液剤、乳剤、
懸濁剤、注射剤などであり、いずれも通常の方法により
製造することができる。人に対して抗炎症剤、解熱剤ま
たは鎮痛剤として用いる場合、その投与量は、年齢、体
重、症状、投与経路、投与回数などによって異なるが、
成人に対し通常5〜1000mg/日である。
慣用の投与剤型で投与することができる。これらは、例
えば、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、液剤、乳剤、
懸濁剤、注射剤などであり、いずれも通常の方法により
製造することができる。人に対して抗炎症剤、解熱剤ま
たは鎮痛剤として用いる場合、その投与量は、年齢、体
重、症状、投与経路、投与回数などによって異なるが、
成人に対し通常5〜1000mg/日である。
【0018】
【発明の効果】本発明の化合物は、優れた抗炎症作用、
解熱作用および鎮痛作用を示し、消化管障害などの副作
用が少ないため抗炎症剤、解熱剤または鎮痛剤として有
用である。
解熱作用および鎮痛作用を示し、消化管障害などの副作
用が少ないため抗炎症剤、解熱剤または鎮痛剤として有
用である。
【0019】
【実施例】以下に、実施例および試験例をあげ、本発明
を更に詳細に説明する。
を更に詳細に説明する。
【0020】実施例1N−(アミノアセチル)−N−(2−シクロヘキシルオ
キシ−4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド 塩
酸塩(化合物1) 1)塩化メチレン100mlにt−ブトキシカルボニル
グリシン 3.9gを溶解した溶液中に、氷冷下トリエ
チルアミン 2.3g、塩化ベンゾイル 3.2gを順
次加え30分間撹拌した。特開平2−268号公報記載
の方法で別途合成したN−(2−シクロヘキシルオキシ
−4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド 6.3
gおよびトリエチルアミン 2.3gの塩化メチレン5
0ml溶液を適下し、氷冷で2時間、室温で12時間撹
拌した。
キシ−4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド 塩
酸塩(化合物1) 1)塩化メチレン100mlにt−ブトキシカルボニル
グリシン 3.9gを溶解した溶液中に、氷冷下トリエ
チルアミン 2.3g、塩化ベンゾイル 3.2gを順
次加え30分間撹拌した。特開平2−268号公報記載
の方法で別途合成したN−(2−シクロヘキシルオキシ
−4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド 6.3
gおよびトリエチルアミン 2.3gの塩化メチレン5
0ml溶液を適下し、氷冷で2時間、室温で12時間撹
拌した。
【0021】反応液を濃縮し、水を加え酢酸エチルで抽
出後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、5%ク
エン酸水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、黄色
固体のN−(t−ブトキシカルボニルアミノアセチル)
−N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニトロフェニ
ル)メタンスルホンアミド5.8g(62%)を得た。
出後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、5%ク
エン酸水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、黄色
固体のN−(t−ブトキシカルボニルアミノアセチル)
−N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニトロフェニ
ル)メタンスルホンアミド5.8g(62%)を得た。
【0022】NMR(200MHz,CDCl3)δ:1.25(10H,m),1.41(9
H,s),3.50(3H,s),3.69(2H,br),4.50(1H,m),5.16(1H,br
t,J=6Hz),7.52(1H,d,J=8Hz),7.80〜7.92(2H,m)。
H,s),3.50(3H,s),3.69(2H,br),4.50(1H,m),5.16(1H,br
t,J=6Hz),7.52(1H,d,J=8Hz),7.80〜7.92(2H,m)。
【0023】2)N−(t−ブトキシカルボニルアミノ
アセチル)−N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニ
トロフェニル)メタンスルホンアミド 6.7gに氷冷
下4規定HCl−酢酸エチルを20ml加え30分間撹
拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチルから再結晶して標
題化合物を得た。
アセチル)−N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニ
トロフェニル)メタンスルホンアミド 6.7gに氷冷
下4規定HCl−酢酸エチルを20ml加え30分間撹
拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチルから再結晶して標
題化合物を得た。
【0024】m.p.192〜193℃。
【0025】実施例1と同様の方法により以下の化合物
を得た。
を得た。
【0026】
【化6】
【0027】実施例2N−カルバモイル−N−(2−シクロヘキシルオキシ−
4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニトロフェニ
ル)メタンスルホンアミド 1.0gを含むテトラヒド
ロフラン12ml溶液中に氷冷下、クロロスルホニルイ
ソシアネート0.9gを加え、室温で4時間撹拌後、酢
酸6.5ml及び水6.5mlを加え、更に15時間撹
拌した。反応溶液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
有機層を洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食
塩水の順)、乾燥(無水硫酸ナトリウム)、濃縮後、残
査をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘ
キサン/酢酸エチル=5:1)で精製することにより、
淡黄色結晶の標題化合物を0.50g(45%)得た。
4−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド N−(2−シクロヘキシルオキシ−4−ニトロフェニ
ル)メタンスルホンアミド 1.0gを含むテトラヒド
ロフラン12ml溶液中に氷冷下、クロロスルホニルイ
ソシアネート0.9gを加え、室温で4時間撹拌後、酢
酸6.5ml及び水6.5mlを加え、更に15時間撹
拌した。反応溶液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。
有機層を洗浄(飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食
塩水の順)、乾燥(無水硫酸ナトリウム)、濃縮後、残
査をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘ
キサン/酢酸エチル=5:1)で精製することにより、
淡黄色結晶の標題化合物を0.50g(45%)得た。
【0028】m.p.151.1〜168.2℃。
【0029】試験例 カラゲニン足浮腫試験 カラゲニン足浮腫試験はウィンターらの方法[Pro
c.Soc.Exp.Biol.Med.、第111
巻、第544頁(1962年)]に準拠して行った。ウ
ィスター系ラット(1群6匹)を用い、5%アラビアゴ
ム水溶液に懸濁した検体(化合物1および化合物2)
を、体重100g当り1mlの投与量で経口投与した。
1時間後、1%カラゲニンを左肢足蹠に0.1ml皮下
投与した。カラゲニン投与3時間後、足容積を測定し、
その浮腫抑制率を求めて抗炎症作用を調べた。なお、検
体の投与用量は1mg/kgとした。
c.Soc.Exp.Biol.Med.、第111
巻、第544頁(1962年)]に準拠して行った。ウ
ィスター系ラット(1群6匹)を用い、5%アラビアゴ
ム水溶液に懸濁した検体(化合物1および化合物2)
を、体重100g当り1mlの投与量で経口投与した。
1時間後、1%カラゲニンを左肢足蹠に0.1ml皮下
投与した。カラゲニン投与3時間後、足容積を測定し、
その浮腫抑制率を求めて抗炎症作用を調べた。なお、検
体の投与用量は1mg/kgとした。
【0030】その結果、化合物1は24.9%、化合物
2は13.2%の抑制率を示した。
2は13.2%の抑制率を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島崎 洋一 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 大谷 真理子 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 斎藤 秀次 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 五井 正美 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、nは0〜8の整数を示し、Xは酸素原子または
硫黄原子を示し、R1は炭素数1〜5のアルキル基を示
し、R2は炭素数3〜8のシクロアルキル基を示し、R3
は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。)
で表される化合物またはその薬学的に許容される塩。 - 【請求項2】 請求項1記載の化合物を含有することを
特徴とする医薬組成物。 - 【請求項3】 抗炎症剤、鎮痛剤または解熱剤である請
求項2記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9156428A JPH1059928A (ja) | 1996-06-13 | 1997-06-13 | 4−ニトロスルホンアニリド誘導体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15197296 | 1996-06-13 | ||
| JP8-151972 | 1996-06-13 | ||
| JP9156428A JPH1059928A (ja) | 1996-06-13 | 1997-06-13 | 4−ニトロスルホンアニリド誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059928A true JPH1059928A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=26481028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9156428A Pending JPH1059928A (ja) | 1996-06-13 | 1997-06-13 | 4−ニトロスルホンアニリド誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059928A (ja) |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9156428A patent/JPH1059928A/ja active Pending
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