JPH10604A - セメント板の製造方法 - Google Patents
セメント板の製造方法Info
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- JPH10604A JPH10604A JP15359896A JP15359896A JPH10604A JP H10604 A JPH10604 A JP H10604A JP 15359896 A JP15359896 A JP 15359896A JP 15359896 A JP15359896 A JP 15359896A JP H10604 A JPH10604 A JP H10604A
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- JP
- Japan
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- cement
- colored
- layer
- cured
- curing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 養生硬化させる場合にブロッキングが起きに
くく、かつ、十分な厚みのある着色セメント層を有する
セメント板の製造方法を提供する。 【解決手段】 セメントを主材とするセメント基材3に
セメント、顔料、水を含む着色セメント4からなる着色
セメント層5を設けて養生硬化させるセメント板の製造
方法において、前記着色セメント層5の表面を乾燥させ
たのち養生硬化させてセメント板を得る。
くく、かつ、十分な厚みのある着色セメント層を有する
セメント板の製造方法を提供する。 【解決手段】 セメントを主材とするセメント基材3に
セメント、顔料、水を含む着色セメント4からなる着色
セメント層5を設けて養生硬化させるセメント板の製造
方法において、前記着色セメント層5の表面を乾燥させ
たのち養生硬化させてセメント板を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントを主材と
するセメント基材にセメント、顔料、水を含む着色セメ
ントからなる着色セメント層を設けて養生硬化させるセ
メント板の製造方法に関する。
するセメント基材にセメント、顔料、水を含む着色セメ
ントからなる着色セメント層を設けて養生硬化させるセ
メント板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のようなセメント板を製造す
る場合には、セメントを主材とするセメントスラリーを
層状に積層するとともに脱水してセメントを主材とする
セメント基材を製造し、そのセメント基材に顔料を含ん
でなる着色セメントの乾粉を積層し、セメント基材にプ
レス成形することで、前記乾粉を前記セメント基材に層
状に接着・一体化することが行われている。ところが、
このようにして層状に形成した着色セメント層は、前記
セメント基材の余剰水分を硬化反応に用いて硬化するこ
とになるため、あまりに多い水の供給を期待することが
出来ないという実情があり、少ない水で硬化可能な着色
セメント層としては、比較的薄いものにしかなりえず、
また、比較的水分量の多い状態で硬化するセメント基材
と、比較的水分量の少ない状態で硬化する着色セメント
層とは、硬化反応の進行状況が違う等の原因から、たと
え一体化させるときにプレス成形しているといえども、
互いの接着性に乏しく、前記セメント基材から剥離しや
すかったり、養生硬化後に、層間から水の浸入を許容し
やすいものとなって凍害による剥離の発生しやすい構造
になりやすかったりして、前記着色セメント層を前記セ
メント基材に対して強固に一体化させることは困難であ
るという実情があった。そこで、前記セメント基材に対
して、セメント、顔料、水を含む着色セメントを供給し
て着色セメント層を形成し、前記セメント基材に対して
比較的分厚い着色セメント層を形成可能にするととも
に、前記着色セメント層の硬化する条件を、前記セメン
ト基材の硬化する条件に近似させやすくすることによっ
て、前記着色セメント層を前記セメント基材に強固に一
体化可能にすることが試みられている。
る場合には、セメントを主材とするセメントスラリーを
層状に積層するとともに脱水してセメントを主材とする
セメント基材を製造し、そのセメント基材に顔料を含ん
でなる着色セメントの乾粉を積層し、セメント基材にプ
レス成形することで、前記乾粉を前記セメント基材に層
状に接着・一体化することが行われている。ところが、
このようにして層状に形成した着色セメント層は、前記
セメント基材の余剰水分を硬化反応に用いて硬化するこ
とになるため、あまりに多い水の供給を期待することが
出来ないという実情があり、少ない水で硬化可能な着色
セメント層としては、比較的薄いものにしかなりえず、
また、比較的水分量の多い状態で硬化するセメント基材
と、比較的水分量の少ない状態で硬化する着色セメント
層とは、硬化反応の進行状況が違う等の原因から、たと
え一体化させるときにプレス成形しているといえども、
互いの接着性に乏しく、前記セメント基材から剥離しや
すかったり、養生硬化後に、層間から水の浸入を許容し
やすいものとなって凍害による剥離の発生しやすい構造
になりやすかったりして、前記着色セメント層を前記セ
メント基材に対して強固に一体化させることは困難であ
るという実情があった。そこで、前記セメント基材に対
して、セメント、顔料、水を含む着色セメントを供給し
て着色セメント層を形成し、前記セメント基材に対して
比較的分厚い着色セメント層を形成可能にするととも
に、前記着色セメント層の硬化する条件を、前記セメン
ト基材の硬化する条件に近似させやすくすることによっ
て、前記着色セメント層を前記セメント基材に強固に一
体化可能にすることが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したセ
メント板の製造方法によれば、着色セメント層はセメン
ト基材に強固に一体化可能になる反面、一体プレス成形
して得たセメント板を養生硬化させるときに、隣接する
セメント板同士が接触していると、その接触面において
も、着色セメント層とセメント基材とが接着し(以下こ
のような作用をブロッキングという)やすく、セメント
板同士を積層した状態で養生させることが出来なくな
り、養生の際に隣接するセメント板同士が接触しないよ
うにするには多大なスペースを必要とするとともに、作
業者にもに多大な労力を要求してしまうという欠点があ
った。
メント板の製造方法によれば、着色セメント層はセメン
ト基材に強固に一体化可能になる反面、一体プレス成形
して得たセメント板を養生硬化させるときに、隣接する
セメント板同士が接触していると、その接触面において
も、着色セメント層とセメント基材とが接着し(以下こ
のような作用をブロッキングという)やすく、セメント
板同士を積層した状態で養生させることが出来なくな
り、養生の際に隣接するセメント板同士が接触しないよ
うにするには多大なスペースを必要とするとともに、作
業者にもに多大な労力を要求してしまうという欠点があ
った。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、養生硬化させる場合にブロッキングが起きにくく、
かつ、十分な厚みのある着色セメント層を有するセメン
ト板の製造方法を提供する事にある。
み、養生硬化させる場合にブロッキングが起きにくく、
かつ、十分な厚みのある着色セメント層を有するセメン
ト板の製造方法を提供する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、先述のブロッ
キングが、セメント基材と着色セメント層との接触面に
おいて、水分が十分にあり、両者が一体に硬化する環境
にある点に着目して成されたものであって、 〔構成1〕上記目的を達成するための本発明のセメント
板の製造方法の特徴構成は、セメントを主材とするセメ
ント基材にセメント、顔料、水を含む着色セメントから
なる着色セメント層を設けて養生硬化させる場合に、前
記着色セメント層の表面を乾燥させたのち養生硬化させ
てセメント板を得ることにある。 〔作用効果〕つまり、セメント、顔料、水を含む着色セ
メントからなる着色セメント層を設けるから、前記着色
セメント層は比較的分厚いものに形成することが出来
る。前記着色セメント層の表面を乾燥させたのち養生硬
化させるのであるから、前記乾燥した着色セメント層
は、養生硬化させるときに、隣接するセメント基材の外
表面と、前記着色セメント層の外表面とのあいだには水
分があまり存在しない状態で、硬化反応が進行する。そ
のため、前記着色セメント層と、前記セメント基材とは
一体となって硬化するような状況にはおかれにくく、た
とえ積層した状態で養生硬化させたとしても、ブロッキ
ングが発生しにくい。尚、前記着色セメント層の外表面
は、乾燥した状態で養生されるが、セメント基材側の余
剰水分の供給を受けるため、十分養生硬化することがで
きる。
キングが、セメント基材と着色セメント層との接触面に
おいて、水分が十分にあり、両者が一体に硬化する環境
にある点に着目して成されたものであって、 〔構成1〕上記目的を達成するための本発明のセメント
板の製造方法の特徴構成は、セメントを主材とするセメ
ント基材にセメント、顔料、水を含む着色セメントから
なる着色セメント層を設けて養生硬化させる場合に、前
記着色セメント層の表面を乾燥させたのち養生硬化させ
てセメント板を得ることにある。 〔作用効果〕つまり、セメント、顔料、水を含む着色セ
メントからなる着色セメント層を設けるから、前記着色
セメント層は比較的分厚いものに形成することが出来
る。前記着色セメント層の表面を乾燥させたのち養生硬
化させるのであるから、前記乾燥した着色セメント層
は、養生硬化させるときに、隣接するセメント基材の外
表面と、前記着色セメント層の外表面とのあいだには水
分があまり存在しない状態で、硬化反応が進行する。そ
のため、前記着色セメント層と、前記セメント基材とは
一体となって硬化するような状況にはおかれにくく、た
とえ積層した状態で養生硬化させたとしても、ブロッキ
ングが発生しにくい。尚、前記着色セメント層の外表面
は、乾燥した状態で養生されるが、セメント基材側の余
剰水分の供給を受けるため、十分養生硬化することがで
きる。
【0006】〔構成2〕また上記目的を達成するための
本発明のセメント板の製造方法の特徴構成は、セメント
を主材とするセメント基材にセメント、顔料、水を含む
着色セメントからなる着色セメント層を設けて養生硬化
させる場合に、前記着色セメント層を覆う乾燥樹脂被膜
を形成したのち、養生硬化させてセメント板を得ること
にあってもよい。 〔作用効果〕つまり、先と同様、セメント、顔料、水を
含む着色セメントからなる着色セメント層を設けるか
ら、前記着色セメント層は比較的分厚いものに形成する
ことが出来る。前記着色セメント層の表面に乾燥樹脂被
膜を形成しておいてセメント板を養生硬化させるから、
前記乾燥樹脂被膜は、前記着色セメント層を被覆すると
ともに、前記着色セメント層上に他物が直接接触するの
を防ぐ。これにより、樹脂被膜は通常疎水性に形成され
るので、特に、水分を多く含有するセメント基材が前記
乾燥樹脂被膜に接触する様な場合があっても、前記着色
セメント層が前記乾燥樹脂被膜とともに前記セメント基
材と一体となって硬化するような状況は発生しにくく、
たとえ積層した状態でセメント板を養生硬化させたとし
ても、ブロッキングが発生しにくい。また、このとき、
前記乾燥樹脂被膜は、前記着色セメント層を外気から遮
断する機能も同時に果たすので、養生硬化時の前記着色
セメント層の変色防止・硬化反応の促進、セメント板と
して利用する場合の雨水の浸透防止・エフロ防止等の機
能を果たす事になりセメント板として付加価値の高いも
のを製造するのに好都合である。
本発明のセメント板の製造方法の特徴構成は、セメント
を主材とするセメント基材にセメント、顔料、水を含む
着色セメントからなる着色セメント層を設けて養生硬化
させる場合に、前記着色セメント層を覆う乾燥樹脂被膜
を形成したのち、養生硬化させてセメント板を得ること
にあってもよい。 〔作用効果〕つまり、先と同様、セメント、顔料、水を
含む着色セメントからなる着色セメント層を設けるか
ら、前記着色セメント層は比較的分厚いものに形成する
ことが出来る。前記着色セメント層の表面に乾燥樹脂被
膜を形成しておいてセメント板を養生硬化させるから、
前記乾燥樹脂被膜は、前記着色セメント層を被覆すると
ともに、前記着色セメント層上に他物が直接接触するの
を防ぐ。これにより、樹脂被膜は通常疎水性に形成され
るので、特に、水分を多く含有するセメント基材が前記
乾燥樹脂被膜に接触する様な場合があっても、前記着色
セメント層が前記乾燥樹脂被膜とともに前記セメント基
材と一体となって硬化するような状況は発生しにくく、
たとえ積層した状態でセメント板を養生硬化させたとし
ても、ブロッキングが発生しにくい。また、このとき、
前記乾燥樹脂被膜は、前記着色セメント層を外気から遮
断する機能も同時に果たすので、養生硬化時の前記着色
セメント層の変色防止・硬化反応の促進、セメント板と
して利用する場合の雨水の浸透防止・エフロ防止等の機
能を果たす事になりセメント板として付加価値の高いも
のを製造するのに好都合である。
【0007】〔効果〕そのため、セメント板同士を積層
した状態で養生させることが出来、養生の際に隣接する
セメント板同士が接触した状態のまま養生硬化させるこ
とが出来て、省スペースで養生させることが出来、ま
た、隣接するセメント板同士が接触してもよいので、簡
単な作業で養生させることが可能となり、作業者に要す
る労力も少なくすることができ、労働条件の軽減や作業
効率の向上に役立てることが出来るようになった。
した状態で養生させることが出来、養生の際に隣接する
セメント板同士が接触した状態のまま養生硬化させるこ
とが出来て、省スペースで養生させることが出来、ま
た、隣接するセメント板同士が接触してもよいので、簡
単な作業で養生させることが可能となり、作業者に要す
る労力も少なくすることができ、労働条件の軽減や作業
効率の向上に役立てることが出来るようになった。
【0008】
【発明の実施の形態】図1にセメント製屋根板材を製造
する製造装置を示すとともに、図面に従って本発明の実
施の形態を説明する。
する製造装置を示すとともに、図面に従って本発明の実
施の形態を説明する。
【0009】図1に示すように、セメント製屋根板材の
製造装置は、セメント、骨材、補強繊維、水を含んだ水
硬性の基材用セメントスラリー1を調整する調整装置1
0を設け、前記基材用セメントスラリー1の供給を受け
て前記基材用セメントスラリー1を受けて貯留する貯留
部21と、前記貯留部21内の前記セメント原材料1を
流し出す供給口22と、前記供給口22の開口厚さを規
制するゲート23とを備えてなる基材用セメントスラリ
ー供給装置20を設け、透水性のコンベヤベルト31を
備えるとともに、前記供給口22から流し出される前記
基材用セメントスラリー1を脱水する脱水装置32を備
えて、前記基材用セメントスラリー1を帯状体2に形成
する第一搬送装置30を設け、前記コンベヤベルト31
上の帯状体2を加圧成形する加圧成形装置40を設け、
セメント基材3を帯板状に成形可能に構成してある。成
形されたセメント基材3はそのまま第二搬送装置50に
受け渡す。前記第二搬送装置50上にはセメント、顔
料、水、を含んだ水硬性の着色セメントスラリー4を調
整する調整装置60及び先の基材用セメントスラリー供
給装置20と同様に構成した着色セメントスラリー供給
装置70を設け、水硬性着色セメントスラリー4を供給
して前記セメント基材3の上に着色セメント層5を形成
し、帯板体6に形成可能に構成してある。また、前記第
二搬送装置50上には、搬送される帯板体6の着色セメ
ント層5表面を強制乾燥する乾燥装置80を設けてあ
る。前記乾燥装置80を通過した前記帯板体6は、切断
装置90に搬送し、所定形状に切断して板状体7に成形
したあと、積み重ねてパイル8にした状態で、養生室に
搬送し、加熱養生硬化させる構成にしてある。
製造装置は、セメント、骨材、補強繊維、水を含んだ水
硬性の基材用セメントスラリー1を調整する調整装置1
0を設け、前記基材用セメントスラリー1の供給を受け
て前記基材用セメントスラリー1を受けて貯留する貯留
部21と、前記貯留部21内の前記セメント原材料1を
流し出す供給口22と、前記供給口22の開口厚さを規
制するゲート23とを備えてなる基材用セメントスラリ
ー供給装置20を設け、透水性のコンベヤベルト31を
備えるとともに、前記供給口22から流し出される前記
基材用セメントスラリー1を脱水する脱水装置32を備
えて、前記基材用セメントスラリー1を帯状体2に形成
する第一搬送装置30を設け、前記コンベヤベルト31
上の帯状体2を加圧成形する加圧成形装置40を設け、
セメント基材3を帯板状に成形可能に構成してある。成
形されたセメント基材3はそのまま第二搬送装置50に
受け渡す。前記第二搬送装置50上にはセメント、顔
料、水、を含んだ水硬性の着色セメントスラリー4を調
整する調整装置60及び先の基材用セメントスラリー供
給装置20と同様に構成した着色セメントスラリー供給
装置70を設け、水硬性着色セメントスラリー4を供給
して前記セメント基材3の上に着色セメント層5を形成
し、帯板体6に形成可能に構成してある。また、前記第
二搬送装置50上には、搬送される帯板体6の着色セメ
ント層5表面を強制乾燥する乾燥装置80を設けてあ
る。前記乾燥装置80を通過した前記帯板体6は、切断
装置90に搬送し、所定形状に切断して板状体7に成形
したあと、積み重ねてパイル8にした状態で、養生室に
搬送し、加熱養生硬化させる構成にしてある。
【0010】前記乾燥装置80は、搬送される帯板体6
を覆う乾燥ブース81内に、遠赤外線加熱乾燥装置82
を設けて構成してあり、搬送される帯板体6の着色セメ
ント層5表面を上方から強制乾燥することが出来る。
を覆う乾燥ブース81内に、遠赤外線加熱乾燥装置82
を設けて構成してあり、搬送される帯板体6の着色セメ
ント層5表面を上方から強制乾燥することが出来る。
【0011】また、前記板状体7は、10〜30MPa
の高圧での加圧、150〜180℃で8〜20時間のオ
ートクレーブ養生、防水加工、着色等の塗装等種々の加
工を施し、セメント板に形成する。
の高圧での加圧、150〜180℃で8〜20時間のオ
ートクレーブ養生、防水加工、着色等の塗装等種々の加
工を施し、セメント板に形成する。
【0012】尚、前記基材用セメントスラリーとして
は、例えばポルトランドセメント100重量部に、珪砂
100重量部、パルプ5重量部、水200重量部を加え
たもの、また、着色セメントスラリーとしては、例えば
ポルトランドセメント100重量部に、顔料5重量部及
び水50重量部を加えたものを用いる。但し、本発明は
上述の組成に限られるものではなく、種々のセメント組
成物からセメント板を成形する場合に適用できる。
は、例えばポルトランドセメント100重量部に、珪砂
100重量部、パルプ5重量部、水200重量部を加え
たもの、また、着色セメントスラリーとしては、例えば
ポルトランドセメント100重量部に、顔料5重量部及
び水50重量部を加えたものを用いる。但し、本発明は
上述の組成に限られるものではなく、種々のセメント組
成物からセメント板を成形する場合に適用できる。
【0013】〔別実施形態〕以下に別実施形態を説明す
る。第二搬送装置50以降は以下のように構成してあっ
てもよい。図2に示すように、前記第二搬送装置50上
にはセメント、骨材、顔料、水、を含んだ水硬性着色セ
メントスラリー4を調整する調整装置60及び先の基材
用セメントスラリー供給装置20と同様に構成した着色
セメントスラリー供給装置70を設け、水硬性着色セメ
ントスラリー4を供給して前記セメント基材3の上に着
色セメント層5を形成し、帯板体6に形成可能に構成し
てある。前記第二搬送装置50上には、搬送される帯板
体6の着色セメント層5表面に樹脂被膜を形成する樹脂
被膜形成装置100を設けてある。前記樹脂被膜形成装
置100を通過した前記帯板体6は、切断装置90に搬
送し、所定形状に切断して板状体7に成形したあと、積
み重ねてパイル8にした状態で、養生室に搬送し、加熱
養生硬化させる構成にしてある。
る。第二搬送装置50以降は以下のように構成してあっ
てもよい。図2に示すように、前記第二搬送装置50上
にはセメント、骨材、顔料、水、を含んだ水硬性着色セ
メントスラリー4を調整する調整装置60及び先の基材
用セメントスラリー供給装置20と同様に構成した着色
セメントスラリー供給装置70を設け、水硬性着色セメ
ントスラリー4を供給して前記セメント基材3の上に着
色セメント層5を形成し、帯板体6に形成可能に構成し
てある。前記第二搬送装置50上には、搬送される帯板
体6の着色セメント層5表面に樹脂被膜を形成する樹脂
被膜形成装置100を設けてある。前記樹脂被膜形成装
置100を通過した前記帯板体6は、切断装置90に搬
送し、所定形状に切断して板状体7に成形したあと、積
み重ねてパイル8にした状態で、養生室に搬送し、加熱
養生硬化させる構成にしてある。
【0014】前記樹脂被膜形成装置100は、前記帯板
体6の着色セメント層5表面にアクリル樹脂エマルジョ
ンを供給する樹脂供給装置101及び供給された前記樹
脂エマルジョンを乾燥させて乾燥樹脂被膜9に形成する
乾燥装置102とからなり、前記着色セメント層5表面
にアクリル樹脂の乾燥樹脂被膜9を形成することが出来
る。
体6の着色セメント層5表面にアクリル樹脂エマルジョ
ンを供給する樹脂供給装置101及び供給された前記樹
脂エマルジョンを乾燥させて乾燥樹脂被膜9に形成する
乾燥装置102とからなり、前記着色セメント層5表面
にアクリル樹脂の乾燥樹脂被膜9を形成することが出来
る。
【0015】
【実施例】先の実施例によって板状体7を養生したが、
ブロッキングは見られなかった。また、成形したセメン
ト板を、水中全没凍結融解試験(ASTM C−666
Aの試験方法に準拠)に供試したが、300サイクルに
おいてもセメント基材と着色セメント層との間には剥離
等の欠点はみられなかった。
ブロッキングは見られなかった。また、成形したセメン
ト板を、水中全没凍結融解試験(ASTM C−666
Aの試験方法に準拠)に供試したが、300サイクルに
おいてもセメント基材と着色セメント層との間には剥離
等の欠点はみられなかった。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明のセメント板の製造方法の概略図
【図2】別実施形態における本発明のセメント板の製造
方法の概略図
方法の概略図
3 セメント基材 4 着色セメント 5 着色セメント層
Claims (2)
- 【請求項1】 セメントを主材とするセメント基材
(3)にセメント、顔料、水を含む着色セメント(4)
からなる着色セメント層(5)を設けて養生硬化させる
セメント板の製造方法であって、前記着色セメント層
(5)の表面を乾燥させたのち養生硬化させてセメント
板を得るセメント板の製造方法。 - 【請求項2】 セメントを主材とするセメント基材
(3)にセメント、顔料、水を含む着色セメント(4)
からなる着色セメント層(5)を設けて養生硬化させる
セメント板の製造方法であって、前記着色セメント層
(5)を覆う乾燥樹脂被膜(9)を形成したのち、養生
硬化させてセメント板を得るセメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15359896A JPH10604A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15359896A JPH10604A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | セメント板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10604A true JPH10604A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15565995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15359896A Pending JPH10604A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10604A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006096639A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 化粧セメント板 |
| EP4734496A1 (en) | 2024-10-22 | 2026-04-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image printing apparatus, control method of image printing apparatus, and program |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15359896A patent/JPH10604A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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