JPH1060953A - 油圧機器保護装置 - Google Patents
油圧機器保護装置Info
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- JPH1060953A JPH1060953A JP23997496A JP23997496A JPH1060953A JP H1060953 A JPH1060953 A JP H1060953A JP 23997496 A JP23997496 A JP 23997496A JP 23997496 A JP23997496 A JP 23997496A JP H1060953 A JPH1060953 A JP H1060953A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2217—Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脈動が生じる油圧アクチュエータにおける脈
動吸収用のアキュムレータが故障した場合に、それを速
やかに検出することによって、この油圧アクチュエータ
における油圧回路を構成する各油圧機器の保護を図れる
ようにする。 【構成】 ブレーカ11の高圧側及び低圧側の油圧配管
19,20にアキュムレータ28を設け、油圧配管19
側のアキュムレータ28Hに圧力スイッチ30Hを設け
ると共に、油圧配管20側のアキュムレータ28Lには
圧力スイッチ30Lが設けられている。圧力スイッチ3
0H,30Lはそれぞれアキュムレータ28H,28L
内の圧力を検出して、設定圧を越えた時には、リレー3
1が作動して、ブザー32が鳴動すると共に、表示ラン
プ33が点灯することによって、オペレータにアキュム
レータ28が故障したことを報知する。
動吸収用のアキュムレータが故障した場合に、それを速
やかに検出することによって、この油圧アクチュエータ
における油圧回路を構成する各油圧機器の保護を図れる
ようにする。 【構成】 ブレーカ11の高圧側及び低圧側の油圧配管
19,20にアキュムレータ28を設け、油圧配管19
側のアキュムレータ28Hに圧力スイッチ30Hを設け
ると共に、油圧配管20側のアキュムレータ28Lには
圧力スイッチ30Lが設けられている。圧力スイッチ3
0H,30Lはそれぞれアキュムレータ28H,28L
内の圧力を検出して、設定圧を越えた時には、リレー3
1が作動して、ブザー32が鳴動すると共に、表示ラン
プ33が点灯することによって、オペレータにアキュム
レータ28が故障したことを報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の油圧機械に装着される油圧アクチュエータのう
ち、脈動が発生する油圧アクチュエータの作動時に、脈
動により油圧回路を構成する各油圧機器が損傷するのを
防止するための油圧機器保護装置に関するものであり、
特に脈動を吸収するために設けたアキュムレータが損傷
した時にも、回路構成を構成する各油圧機器の安全を確
保するようにした油圧機器保護装置に関するものであ
る。
ル等の油圧機械に装着される油圧アクチュエータのう
ち、脈動が発生する油圧アクチュエータの作動時に、脈
動により油圧回路を構成する各油圧機器が損傷するのを
防止するための油圧機器保護装置に関するものであり、
特に脈動を吸収するために設けたアキュムレータが損傷
した時にも、回路構成を構成する各油圧機器の安全を確
保するようにした油圧機器保護装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】油圧機械の一例として、例えば油圧ショ
ベルがある。油圧ショベルは、一般に、図9に示したよ
うに、下部走行体1に上部旋回体2を旋回可能に装着し
たものであり、上部旋回体2に運転室3を設置すると共
に、フロント作業機構4が設けられている。フロント作
業機構4は、上部旋回体2のフレームに俯仰動作可能に
設けたブーム5と、ブーム5の先端に上下方向に回動可
能に連結したアーム6と、アーム6の先端に、リンク機
構7により関節の動きをなし得るように連結されるフロ
ントアタッチメントとから構成される。ブーム5はブー
ムシリンダ8により、またアーム6はアームシリンダ9
により駆動される。そして、フロントアタッチメント
は、一般的にバケットシリンダとも呼ばれるリンク駆動
用シリンダ10により駆動されるものである。ここで、
油圧ショベルにおいては、フロントアタッチメントとし
ては、通常、バケットが取り付けられるが、このバケッ
ト以外にも様々なアタッチメントも装着できる。そこ
で、このアタッチメントの一例として、図9には油圧駆
動式のブレーカ11を装着した状態を示す。
ベルがある。油圧ショベルは、一般に、図9に示したよ
うに、下部走行体1に上部旋回体2を旋回可能に装着し
たものであり、上部旋回体2に運転室3を設置すると共
に、フロント作業機構4が設けられている。フロント作
業機構4は、上部旋回体2のフレームに俯仰動作可能に
設けたブーム5と、ブーム5の先端に上下方向に回動可
能に連結したアーム6と、アーム6の先端に、リンク機
構7により関節の動きをなし得るように連結されるフロ
ントアタッチメントとから構成される。ブーム5はブー
ムシリンダ8により、またアーム6はアームシリンダ9
により駆動される。そして、フロントアタッチメント
は、一般的にバケットシリンダとも呼ばれるリンク駆動
用シリンダ10により駆動されるものである。ここで、
油圧ショベルにおいては、フロントアタッチメントとし
ては、通常、バケットが取り付けられるが、このバケッ
ト以外にも様々なアタッチメントも装着できる。そこ
で、このアタッチメントの一例として、図9には油圧駆
動式のブレーカ11を装着した状態を示す。
【0003】ブレーカ11は、図10に示したように、
ブレーカ11はブレーカ本体12にシリンダ13を形設
して、このシリンダ13内にピストン14を摺動可能に
装着させ、かつこのブレーカ本体12からチゼル15を
突出させて設け、ピストン14を往復動させることによ
って、チゼル15に打撃を加えるように構成したもので
ある。ピストン14を往復動させるために、供給ポート
16及び排出ポート17と、往復動切換手段18とがブ
レーカ本体12に設けられており、これら供給ポート1
6,排出ポート17間に複数の油路が接続され、供給ポ
ート16,排出ポート17にはそれぞれ油圧配管19,
20が接続されている。従って、供給ポート16から供
給される圧油によって、ピストン14がシリンダ13内
を摺動するが、この往復動ストロークの間に、往復動切
換手段18によりピストン後室とピストン前室と、供給
ポート16及び排出ポート17との間の接続状態が切り
換わることになる。このブレーカ11は、ブレーカ本体
12によりコンクリートや岩石、その他の塊状物等に対
して繰り返し打撃を加えて破壊するためのものであり、
例えば1分間に数十回以上というように、高速で打撃が
加えられる。
ブレーカ11はブレーカ本体12にシリンダ13を形設
して、このシリンダ13内にピストン14を摺動可能に
装着させ、かつこのブレーカ本体12からチゼル15を
突出させて設け、ピストン14を往復動させることによ
って、チゼル15に打撃を加えるように構成したもので
ある。ピストン14を往復動させるために、供給ポート
16及び排出ポート17と、往復動切換手段18とがブ
レーカ本体12に設けられており、これら供給ポート1
6,排出ポート17間に複数の油路が接続され、供給ポ
ート16,排出ポート17にはそれぞれ油圧配管19,
20が接続されている。従って、供給ポート16から供
給される圧油によって、ピストン14がシリンダ13内
を摺動するが、この往復動ストロークの間に、往復動切
換手段18によりピストン後室とピストン前室と、供給
ポート16及び排出ポート17との間の接続状態が切り
換わることになる。このブレーカ11は、ブレーカ本体
12によりコンクリートや岩石、その他の塊状物等に対
して繰り返し打撃を加えて破壊するためのものであり、
例えば1分間に数十回以上というように、高速で打撃が
加えられる。
【0004】そこで、図11にブレーカ11を駆動する
ための油圧回路を示す。図中において、21はメインポ
ンプ、22はパイロットポンプをそれぞれ示し、メイン
ポンプ21から供給される圧油は、方向切換弁23を介
してブレーカ11の高圧側の油圧配管19に供給されて
いる。方向切換弁23は、常時においては、メインポン
プ21とブレーカ11との連通を遮断する位置に保持さ
れている。方向切換弁23を切り換え制御するために、
操作ペダル24a等で操作されるパイロット弁24bを
含む操作手段24を備えている。この操作手段24が操
作されると、パイロットポンプ22からのパイロット圧
が方向切換弁23の油圧パイロット部23aに供給され
て、方向切換弁23が中立位置からメインポンプ21と
ブレーカ11とを接続する位置に切り換わり、ブレーカ
11の供給ポート16に接続されている油圧配管19に
圧油が供給される。また、ブレーカ11の排出ポート1
7に接続されている低圧側の油圧配管20はフィルタ2
5及びチェック弁26を介して作動油タンク27と接続
される。
ための油圧回路を示す。図中において、21はメインポ
ンプ、22はパイロットポンプをそれぞれ示し、メイン
ポンプ21から供給される圧油は、方向切換弁23を介
してブレーカ11の高圧側の油圧配管19に供給されて
いる。方向切換弁23は、常時においては、メインポン
プ21とブレーカ11との連通を遮断する位置に保持さ
れている。方向切換弁23を切り換え制御するために、
操作ペダル24a等で操作されるパイロット弁24bを
含む操作手段24を備えている。この操作手段24が操
作されると、パイロットポンプ22からのパイロット圧
が方向切換弁23の油圧パイロット部23aに供給され
て、方向切換弁23が中立位置からメインポンプ21と
ブレーカ11とを接続する位置に切り換わり、ブレーカ
11の供給ポート16に接続されている油圧配管19に
圧油が供給される。また、ブレーカ11の排出ポート1
7に接続されている低圧側の油圧配管20はフィルタ2
5及びチェック弁26を介して作動油タンク27と接続
される。
【0005】ところで、ブレーカ11は、往復動切換手
段18により高速で流路の切り換えが行われることか
ら、この流路の切り換え時に脈動が発生する。とりわ
け、高圧側、即ち油圧配管19側における脈動のピーク
圧は極めて高くなり、この脈動により油圧配管19に接
続されている方向切換弁23やメインポンプ21等の油
圧機器に悪影響を与え、甚だしい場合には、これら油圧
機器を故障させるおそれがある。また、低圧側、即ち油
圧配管20側でも、高圧側程高くはないが、やはり脈動
が発生することになる。そして、油圧配管20側にはフ
ィルタ25が設けられているから、脈動によりフィルタ
25を損傷させるおそれもある。
段18により高速で流路の切り換えが行われることか
ら、この流路の切り換え時に脈動が発生する。とりわ
け、高圧側、即ち油圧配管19側における脈動のピーク
圧は極めて高くなり、この脈動により油圧配管19に接
続されている方向切換弁23やメインポンプ21等の油
圧機器に悪影響を与え、甚だしい場合には、これら油圧
機器を故障させるおそれがある。また、低圧側、即ち油
圧配管20側でも、高圧側程高くはないが、やはり脈動
が発生することになる。そして、油圧配管20側にはフ
ィルタ25が設けられているから、脈動によりフィルタ
25を損傷させるおそれもある。
【0006】以上のことから、高圧側及び低圧側の各油
圧配管19,20にはアキュムレータ28(以下の説明
においては、高圧側と低圧側とを区別する場合には、高
圧側のアキュムレータを28H,低圧側のアキュムレー
タを28Lの符号を用いる)が設けられる。アキュムレ
ータ28は、図12に示したように、配管Cの途中に設
けられ、耐圧容器28aの内部を2室に区画形成する可
撓膜からなるブラダ28bを設ける構成としたものであ
る。このブラダ28bにより区画形成された耐圧容器2
8a内の2室のうちの一方の室は所定圧力のガスが封入
されたガスチャンバGとなっており、他方の室は配管C
に開口した作動チャンバWとなっている。これによっ
て、配管Cの圧力が変動すると、この配管Cと連通して
いる作動チャンバW内も高圧になり、ガスチャンバGが
圧縮されることになり、このガスチャンバGの拡縮によ
り脈動を吸収することができる。
圧配管19,20にはアキュムレータ28(以下の説明
においては、高圧側と低圧側とを区別する場合には、高
圧側のアキュムレータを28H,低圧側のアキュムレー
タを28Lの符号を用いる)が設けられる。アキュムレ
ータ28は、図12に示したように、配管Cの途中に設
けられ、耐圧容器28aの内部を2室に区画形成する可
撓膜からなるブラダ28bを設ける構成としたものであ
る。このブラダ28bにより区画形成された耐圧容器2
8a内の2室のうちの一方の室は所定圧力のガスが封入
されたガスチャンバGとなっており、他方の室は配管C
に開口した作動チャンバWとなっている。これによっ
て、配管Cの圧力が変動すると、この配管Cと連通して
いる作動チャンバW内も高圧になり、ガスチャンバGが
圧縮されることになり、このガスチャンバGの拡縮によ
り脈動を吸収することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アキュムレ
ータ28において、ガスチャンバGと作動チャンバWと
を区画形成するブラダ28bは可撓膜で形成されている
から、繰り返し頻繁に拡縮すると、損傷を生じるおそれ
がある。ブラダ28bにたとえピンホールの発生という
程度の損傷が生じても、ガスチャンバG内のガスが流出
してしまい、脈動吸収機能を発揮しなくなる。しかも、
ブラダ28bが損傷しても、このような事故の発生はオ
ペレータが認識できない場合が多く、従って脈動が生じ
る状態のままブレーカ11の作動を継続させることがあ
る。そうすると、やがては油圧回路を構成する各油圧機
器を損傷させるという事態に至る。
ータ28において、ガスチャンバGと作動チャンバWと
を区画形成するブラダ28bは可撓膜で形成されている
から、繰り返し頻繁に拡縮すると、損傷を生じるおそれ
がある。ブラダ28bにたとえピンホールの発生という
程度の損傷が生じても、ガスチャンバG内のガスが流出
してしまい、脈動吸収機能を発揮しなくなる。しかも、
ブラダ28bが損傷しても、このような事故の発生はオ
ペレータが認識できない場合が多く、従って脈動が生じ
る状態のままブレーカ11の作動を継続させることがあ
る。そうすると、やがては油圧回路を構成する各油圧機
器を損傷させるという事態に至る。
【0008】以上の点を考慮して、図13に示したよう
に、2個のアキュムレータ28をそれぞれ油圧配管1
9,20に設けるように構成したものも知られている。
このような構成を採用すれば、1個のアキュムレータが
損傷しても、なお他の1個のアキュムレータが作動可能
な状態にあるから、脈動吸収機能は維持する。しかしな
がら、各油圧配管19,20に2個のアキュムレータ2
8を設けると、油圧回路の構成が複雑になるだけでな
く、アキュムレータの故障を検出できないから、1個の
アキュムレータが損傷したまま作動を継続することがあ
り、この状態で他の1個のアキュムレータが損傷する
と、脈動吸収機能が失われてしまうから、油圧機器の安
全保護の観点からは必ずしも完全なものとは言えない。
に、2個のアキュムレータ28をそれぞれ油圧配管1
9,20に設けるように構成したものも知られている。
このような構成を採用すれば、1個のアキュムレータが
損傷しても、なお他の1個のアキュムレータが作動可能
な状態にあるから、脈動吸収機能は維持する。しかしな
がら、各油圧配管19,20に2個のアキュムレータ2
8を設けると、油圧回路の構成が複雑になるだけでな
く、アキュムレータの故障を検出できないから、1個の
アキュムレータが損傷したまま作動を継続することがあ
り、この状態で他の1個のアキュムレータが損傷する
と、脈動吸収機能が失われてしまうから、油圧機器の安
全保護の観点からは必ずしも完全なものとは言えない。
【0009】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、脈動が生じる油圧ア
クチュエータにおける脈動吸収用のアキュムレータが故
障した場合に、それを速やかに検出することによって、
この油圧アクチュエータにおける油圧回路を構成する各
油圧機器の保護を図れるようにすることにある。
あって、その目的とするところは、脈動が生じる油圧ア
クチュエータにおける脈動吸収用のアキュムレータが故
障した場合に、それを速やかに検出することによって、
この油圧アクチュエータにおける油圧回路を構成する各
油圧機器の保護を図れるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、油圧アクチュエータのうち、脈動が
発生する油圧アクチュエータへの少なくとも高圧側の配
管の途中に設けたアキュムレータと、このアキュムレー
タまたはこのアキュムレータに接続した配管に設けた圧
力検出手段と、この圧力検出手段により所定値以上の圧
力を検出した時に、少なくとも警報を発生させる警報手
段とを備える構成としたことをその特徴とするものであ
る。
ために、本発明は、油圧アクチュエータのうち、脈動が
発生する油圧アクチュエータへの少なくとも高圧側の配
管の途中に設けたアキュムレータと、このアキュムレー
タまたはこのアキュムレータに接続した配管に設けた圧
力検出手段と、この圧力検出手段により所定値以上の圧
力を検出した時に、少なくとも警報を発生させる警報手
段とを備える構成としたことをその特徴とするものであ
る。
【0011】油圧アクチュエータへの配管のうち、高圧
側の配管の方が大きな脈動が生じることから、少なくと
も高圧側の配管にアキュムレータと、圧力検出手段とを
設ける。また、低圧側の配管にもフィルタ等といった油
圧機器が設けられることから、低圧側の配管にもアキュ
ムレータと圧力検出手段とを設ける方が好ましい。ここ
で、圧力検出手段は、配管に設けたり、アキュムレータ
に設けたりすることができ、また構成の簡略化等の観点
からは、所定の設定圧力を境にON,OFFする圧力ス
イッチを用いるのが好ましい。また、高圧側と低圧側と
では、配管を流れる圧力自体に差があることから、アキ
ュムレータの損傷時に生じるピーク圧が異なってくる。
従って、高圧側及び低圧側における各圧力スイッチにお
ける設定圧を変える方が、より正確にアキュムレータの
損傷を検出できることになる。
側の配管の方が大きな脈動が生じることから、少なくと
も高圧側の配管にアキュムレータと、圧力検出手段とを
設ける。また、低圧側の配管にもフィルタ等といった油
圧機器が設けられることから、低圧側の配管にもアキュ
ムレータと圧力検出手段とを設ける方が好ましい。ここ
で、圧力検出手段は、配管に設けたり、アキュムレータ
に設けたりすることができ、また構成の簡略化等の観点
からは、所定の設定圧力を境にON,OFFする圧力ス
イッチを用いるのが好ましい。また、高圧側と低圧側と
では、配管を流れる圧力自体に差があることから、アキ
ュムレータの損傷時に生じるピーク圧が異なってくる。
従って、高圧側及び低圧側における各圧力スイッチにお
ける設定圧を変える方が、より正確にアキュムレータの
損傷を検出できることになる。
【0012】アキュムレータが正常に働いている場合で
も、油圧アクチュエータにおける負荷等の関係から、圧
力変動が生じることがある。この場合の圧力は不規則な
変動を示す。これに対して、アキュムレータが損傷した
場合には、圧力変動はある程度規則性がある。従って、
前述した圧力検出手段で単純に圧力の変動を検出する
と、実際にはアキュムレータが故障していないにも拘ら
ず、誤検出するおそれがある。そこで、例えば設定圧を
越した時間を測定するか、または設定値以上のピーク値
の数を検出することによって、アキュムレータの故障に
起因する圧力変動か、それ以外の理由での圧力変動かの
識別が可能になる。
も、油圧アクチュエータにおける負荷等の関係から、圧
力変動が生じることがある。この場合の圧力は不規則な
変動を示す。これに対して、アキュムレータが損傷した
場合には、圧力変動はある程度規則性がある。従って、
前述した圧力検出手段で単純に圧力の変動を検出する
と、実際にはアキュムレータが故障していないにも拘ら
ず、誤検出するおそれがある。そこで、例えば設定圧を
越した時間を測定するか、または設定値以上のピーク値
の数を検出することによって、アキュムレータの故障に
起因する圧力変動か、それ以外の理由での圧力変動かの
識別が可能になる。
【0013】警報手段は、オペレータにアキュムレータ
が損傷したことを認識させる手段であり、例えば表示ラ
ンプや警報ブザー等で構成され、これらは単独で用いる
か、複合的に用いることもできる。また、油圧機器の保
護という観点からは、単に警報するだけでなく、油圧ア
クチュエータの作動を停止させるか、または油圧機器を
損傷させない程度の脈動に抑制するために、この油圧ア
クチュエータへの供給流量を低下させる圧油供給規制手
段を設けることもできる。ただし、そのままでは機械全
体が動かなくなる。そこで、このような事態を防止する
には、脈動を生じる油圧アクチュエータの作動を停止す
ると、圧油供給規制手段による制限状態を解除する構成
とすれば良い。さらに、この油圧アクチュエータに接続
した方向切換弁を強制的に中立位置に復帰させるように
構成しても良い。
が損傷したことを認識させる手段であり、例えば表示ラ
ンプや警報ブザー等で構成され、これらは単独で用いる
か、複合的に用いることもできる。また、油圧機器の保
護という観点からは、単に警報するだけでなく、油圧ア
クチュエータの作動を停止させるか、または油圧機器を
損傷させない程度の脈動に抑制するために、この油圧ア
クチュエータへの供給流量を低下させる圧油供給規制手
段を設けることもできる。ただし、そのままでは機械全
体が動かなくなる。そこで、このような事態を防止する
には、脈動を生じる油圧アクチュエータの作動を停止す
ると、圧油供給規制手段による制限状態を解除する構成
とすれば良い。さらに、この油圧アクチュエータに接続
した方向切換弁を強制的に中立位置に復帰させるように
構成しても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】そこで、以下に図面を参照して、
本発明の実施の形態について説明する。まず、図1乃至
図3は本発明の第1の実施の形態を示すものであって、
前述した従来技術におけると同様または均等な部材につ
いては、同一の符号を付して、その説明は省略する。な
お、以下においては、脈動が生じる油圧アクチュエータ
としてブレーカを取り上げて説明するが、このブレーカ
以外にも、脈動が発生するおそれのある油圧アクチュエ
ータにも同様の構成の油圧機器保護装置を適用できるの
は言うまでもない。
本発明の実施の形態について説明する。まず、図1乃至
図3は本発明の第1の実施の形態を示すものであって、
前述した従来技術におけると同様または均等な部材につ
いては、同一の符号を付して、その説明は省略する。な
お、以下においては、脈動が生じる油圧アクチュエータ
としてブレーカを取り上げて説明するが、このブレーカ
以外にも、脈動が発生するおそれのある油圧アクチュエ
ータにも同様の構成の油圧機器保護装置を適用できるの
は言うまでもない。
【0015】図1において、30H,30Lは圧力検出
手段としての圧力スイッチを示し(圧力スイッチを総称
する場合には、符号30を用いる)、これら圧力スイッ
チ30は、図2に示したように、アキュムレータ28の
耐圧容器28a内の圧力を検出するようになっている。
ここで、圧力スイッチ30は高圧側及び低圧側の油圧配
管19,20に設けた両アキュムレータ28に設けられ
ており、油圧配管19側のアキュムレータ28Hの圧力
スイッチ30Hの設定圧は、油圧配管20側のアキュム
レータ28Lの圧力スイッチ30Lの設定圧より高くな
っている。
手段としての圧力スイッチを示し(圧力スイッチを総称
する場合には、符号30を用いる)、これら圧力スイッ
チ30は、図2に示したように、アキュムレータ28の
耐圧容器28a内の圧力を検出するようになっている。
ここで、圧力スイッチ30は高圧側及び低圧側の油圧配
管19,20に設けた両アキュムレータ28に設けられ
ており、油圧配管19側のアキュムレータ28Hの圧力
スイッチ30Hの設定圧は、油圧配管20側のアキュム
レータ28Lの圧力スイッチ30Lの設定圧より高くな
っている。
【0016】圧力スイッチ30H,30Lによりそれぞ
れアキュムレータ28H,28L内の圧力を検出して、
設定圧を越えた時には、リレー31が作動して、運転室
3に設けたブザー32が鳴動すると共に、表示ランプ3
3が点灯するようになっている。このブザー32及び表
示ランプ33が警報手段として、オペレータにアキュム
レータ28が損傷したことを報知するものとなる。
れアキュムレータ28H,28L内の圧力を検出して、
設定圧を越えた時には、リレー31が作動して、運転室
3に設けたブザー32が鳴動すると共に、表示ランプ3
3が点灯するようになっている。このブザー32及び表
示ランプ33が警報手段として、オペレータにアキュム
レータ28が損傷したことを報知するものとなる。
【0017】図3に示したように、アキュムレータ28
の正常作動時(TN )においては、このアキュムレータ
28の作用によって、油圧配管を流れる圧油の脈動のピ
ーク圧はP1 というように低くなる。これに対して、ア
キュムレータ28が故障した時(TU )には、ガスチャ
ンバGの拡縮が行われなくなると、脈動のピーク圧はP
2 というように高くなる。そこで、圧力スイッチ30の
設定圧をSPに設定しておく。これによって、アキュム
レータ28が正常に作動している場合には、脈動が生じ
る油圧アクチュエータとしてのブレーカ11を作動させ
た時に、このブレーカ11における往復動駆動切換手段
18の繰り返しの切り換えによる脈動が生じても、アキ
ュムレータ28でこの脈動の吸収が行われ、ピーク圧が
P1 の範囲に抑制される。従って、圧力スイッチ30が
ONすることはない。
の正常作動時(TN )においては、このアキュムレータ
28の作用によって、油圧配管を流れる圧油の脈動のピ
ーク圧はP1 というように低くなる。これに対して、ア
キュムレータ28が故障した時(TU )には、ガスチャ
ンバGの拡縮が行われなくなると、脈動のピーク圧はP
2 というように高くなる。そこで、圧力スイッチ30の
設定圧をSPに設定しておく。これによって、アキュム
レータ28が正常に作動している場合には、脈動が生じ
る油圧アクチュエータとしてのブレーカ11を作動させ
た時に、このブレーカ11における往復動駆動切換手段
18の繰り返しの切り換えによる脈動が生じても、アキ
ュムレータ28でこの脈動の吸収が行われ、ピーク圧が
P1 の範囲に抑制される。従って、圧力スイッチ30が
ONすることはない。
【0018】しかしながら、アキュムレータ28が故障
し、即ちブラダ28bが破損する等によって、脈動吸収
機能が損なわれるようになると、脈動のピーク圧がP2
と高くなる。圧力スイッチ30の設定圧はP1 とP2 と
の間に設定されているから、ピーク圧P2 が発生する
と、圧力スイッチ30がONすることになる。これによ
って、リレー31が働いて、ブザー32が鳴動すると共
に、表示ランプ33が点灯することになり、油圧ショベ
ルを操作するオペレータは、聴覚的及び視覚的にアキュ
ムレータ28が故障したことを認識できる。従って、こ
のアキュムレータ28が故障すると、直ちにブレーカ1
1の作動による作業を停止することによって、このブレ
ーカ11を作動させる油圧回路に設けた各油圧機器、例
えばメインポンプ21,方向切換弁23(高圧側の油圧
機器)や、フィルタ26,チェック弁27(低圧側の油
圧機器)等の保護が図られる。
し、即ちブラダ28bが破損する等によって、脈動吸収
機能が損なわれるようになると、脈動のピーク圧がP2
と高くなる。圧力スイッチ30の設定圧はP1 とP2 と
の間に設定されているから、ピーク圧P2 が発生する
と、圧力スイッチ30がONすることになる。これによ
って、リレー31が働いて、ブザー32が鳴動すると共
に、表示ランプ33が点灯することになり、油圧ショベ
ルを操作するオペレータは、聴覚的及び視覚的にアキュ
ムレータ28が故障したことを認識できる。従って、こ
のアキュムレータ28が故障すると、直ちにブレーカ1
1の作動による作業を停止することによって、このブレ
ーカ11を作動させる油圧回路に設けた各油圧機器、例
えばメインポンプ21,方向切換弁23(高圧側の油圧
機器)や、フィルタ26,チェック弁27(低圧側の油
圧機器)等の保護が図られる。
【0019】以上のように、アキュムレータ28が故障
した時に、直ちにそれをオペレータに認識できるように
することによって、通常の状態では認識不能なアキュム
レータ28の故障の発生を直ちに認識でき、オペレータ
は油圧機器を保護するために適切な措置を迅速かつ確実
に取れるようになる。
した時に、直ちにそれをオペレータに認識できるように
することによって、通常の状態では認識不能なアキュム
レータ28の故障の発生を直ちに認識でき、オペレータ
は油圧機器を保護するために適切な措置を迅速かつ確実
に取れるようになる。
【0020】前述したブザー32と表示ランプ33に加
えて、図4に示したように、操作手段24と方向切換弁
23の油圧パイロット部との配管の途中に電磁切換弁3
4を設けることも可能である。そうすると、圧力スイッ
チ30H,30Lでアキュムレータ28Hまたは28L
が損傷したことが検出されると、ブザー32が鳴動し、
表示ランプ33が点灯すると共に、電磁切換弁34が切
り換わる。この結果、方向切換弁23が中立位置に復帰
して、ブレーカ11には圧油が供給されない状態にな
る。
えて、図4に示したように、操作手段24と方向切換弁
23の油圧パイロット部との配管の途中に電磁切換弁3
4を設けることも可能である。そうすると、圧力スイッ
チ30H,30Lでアキュムレータ28Hまたは28L
が損傷したことが検出されると、ブザー32が鳴動し、
表示ランプ33が点灯すると共に、電磁切換弁34が切
り換わる。この結果、方向切換弁23が中立位置に復帰
して、ブレーカ11には圧油が供給されない状態にな
る。
【0021】これにより、オペレータが警報手段による
警報を無視してブレーカ11の作動を継続しようとし
て、操作手段24を操作したとしても、方向切換弁23
が中立位置のままロックされた状態になるから、ブレー
カ11への圧油が供給されることはない。従って、アキ
ュムレータ28が故障した時に、脈動の発生による油圧
機器の損傷防止をより確実に図られることになる。
警報を無視してブレーカ11の作動を継続しようとし
て、操作手段24を操作したとしても、方向切換弁23
が中立位置のままロックされた状態になるから、ブレー
カ11への圧油が供給されることはない。従って、アキ
ュムレータ28が故障した時に、脈動の発生による油圧
機器の損傷防止をより確実に図られることになる。
【0022】ところで、アキュムレータ28が故障して
いない状態でも、何らかの理由で油圧回路19,20内
の圧力が設定値SPを越える可能性も否定できない。こ
の場合に、警報手段による警報が行われたり、ブレーカ
11の作動が停止したりすると、作業に支障を来すこと
になる。そこで、アキュムレータ28が故障した場合に
のみ、それを検出して、警報手段による警報を行った
り、必要に応じてブレーカ11を停止させるようにする
のが好ましい。
いない状態でも、何らかの理由で油圧回路19,20内
の圧力が設定値SPを越える可能性も否定できない。こ
の場合に、警報手段による警報が行われたり、ブレーカ
11の作動が停止したりすると、作業に支障を来すこと
になる。そこで、アキュムレータ28が故障した場合に
のみ、それを検出して、警報手段による警報を行った
り、必要に応じてブレーカ11を停止させるようにする
のが好ましい。
【0023】而して、図5(a)に示したように、アキ
ュムレータ28を設けないか、またはそれが損傷してい
る際に、ブレーカ11の作動時に発生する脈動による圧
力変動には、低周波成分と高周波成分とがあり、低周波
成分では、低圧状態と高圧状態とがほぼ規則的に繰り返
されることになる。一方、図5(b)に示したように、
アキュムレータ28が作動している時においても、瞬間
的にかなり高いピーク圧が生じることがある。即ち、ア
キュムレータ28の非作動時には、設定圧力値SPを越
える極めて高い圧力状態が少なくとも時間Δtだけ継続
する。これに対して、アキュムレータ28が作動してい
る限りは、ピーク圧が設定圧力値SPを越えたとして
も、瞬間的なもので、直ちに設定圧力値SP以下に低下
する。圧力スイッチ30は、設定圧SPより高い圧力状
態を検出した時に、しかも設定圧SP以上の圧力が続い
ている限りは、ONの状態となる。
ュムレータ28を設けないか、またはそれが損傷してい
る際に、ブレーカ11の作動時に発生する脈動による圧
力変動には、低周波成分と高周波成分とがあり、低周波
成分では、低圧状態と高圧状態とがほぼ規則的に繰り返
されることになる。一方、図5(b)に示したように、
アキュムレータ28が作動している時においても、瞬間
的にかなり高いピーク圧が生じることがある。即ち、ア
キュムレータ28の非作動時には、設定圧力値SPを越
える極めて高い圧力状態が少なくとも時間Δtだけ継続
する。これに対して、アキュムレータ28が作動してい
る限りは、ピーク圧が設定圧力値SPを越えたとして
も、瞬間的なもので、直ちに設定圧力値SP以下に低下
する。圧力スイッチ30は、設定圧SPより高い圧力状
態を検出した時に、しかも設定圧SP以上の圧力が続い
ている限りは、ONの状態となる。
【0024】以上のことから、図6に示したように、マ
イクロコンピュータ35を設けて、リレー31のON,
OFF信号を取り込んで、所定の時間Δtだけ高圧状態
が続いていること、即ちリレー31が時間ΔtだけON
状態が継続している時に、アキュムレータ28が損傷し
ていると判断して、警報手段であるブザー32の鳴動及
び表示ランプ33の点灯を行わせる。これによって、油
圧配管19,20内に生じる脈動以外に起因する圧力変
動をアキュムレータ28の損傷と誤って検出することが
なくなる。
イクロコンピュータ35を設けて、リレー31のON,
OFF信号を取り込んで、所定の時間Δtだけ高圧状態
が続いていること、即ちリレー31が時間ΔtだけON
状態が継続している時に、アキュムレータ28が損傷し
ていると判断して、警報手段であるブザー32の鳴動及
び表示ランプ33の点灯を行わせる。これによって、油
圧配管19,20内に生じる脈動以外に起因する圧力変
動をアキュムレータ28の損傷と誤って検出することが
なくなる。
【0025】ところで、アキュムレータ28の故障時に
おける脈動は、ブレーカ11が作動している時にしか発
生しない。このブレーカ11が作動しているかどうか
は、操作手段24から、パイロットポンプ22の圧油が
方向切換弁23の油圧パイロット部に供給されているか
どうかにより検出できる。そこで、操作手段24と方向
切換弁23の油圧パイロット部との間の配管36に第2
の圧力スイッチ37を設けておく。これによって、ブレ
ーカ11の非作動時において、例えばこのブレーカ11
のチゼル15を破壊すべき塊状物に狙いをつけるため
に、ブーム5及びアーム6等の操作を行っている間に、
チゼル15が塊状物と衝突して、その衝撃によって油圧
配管19,20内の圧力が変化しても、それをアキュム
レータ28の故障と判定されるのを防止できる。
おける脈動は、ブレーカ11が作動している時にしか発
生しない。このブレーカ11が作動しているかどうか
は、操作手段24から、パイロットポンプ22の圧油が
方向切換弁23の油圧パイロット部に供給されているか
どうかにより検出できる。そこで、操作手段24と方向
切換弁23の油圧パイロット部との間の配管36に第2
の圧力スイッチ37を設けておく。これによって、ブレ
ーカ11の非作動時において、例えばこのブレーカ11
のチゼル15を破壊すべき塊状物に狙いをつけるため
に、ブーム5及びアーム6等の操作を行っている間に、
チゼル15が塊状物と衝突して、その衝撃によって油圧
配管19,20内の圧力が変化しても、それをアキュム
レータ28の故障と判定されるのを防止できる。
【0026】そして、マイクロコンピュータ35を用
い、ブレーカ11が作動しているか否かを第2の圧力ス
イッチ37で検出しているから、ブレーカ11が作動し
ている時にのみ警報手段を構成するブザー32の鳴動及
び表示ランプ33の点灯を行わせるようにすることも可
能である。
い、ブレーカ11が作動しているか否かを第2の圧力ス
イッチ37で検出しているから、ブレーカ11が作動し
ている時にのみ警報手段を構成するブザー32の鳴動及
び表示ランプ33の点灯を行わせるようにすることも可
能である。
【0027】また、この警報手段が作動しているにも拘
らず、操作手段24が操作された時には、ブレーカ11
を作動させないようにする必要があるが、このために
は、メインポンプ21におけるポンプレギュレータ38
を制御するように構成することもできる。即ち、ポンプ
レギュレータ38によりメインポンプ21の吐出流量が
制御されるが、このポンプレギュレータ38を最小吐出
流量状態にすると、たとえ方向切換弁23が切り換わっ
ていたとしても、ブレーカ11の作動に必要な流量の圧
油を供給できない。従って、ポンプレギュレータ38か
ら作動油タンク27に導く配管39に電磁切換弁40を
設けて、この電磁切換弁40を常時においては、流路閉
鎖状態に保持し、マイクロコンピュータ35からの信号
に基づいて電磁切換弁40が開いて、ポンプレギュレー
タ38を作動油タンク27と連通させるように構成す
る。
らず、操作手段24が操作された時には、ブレーカ11
を作動させないようにする必要があるが、このために
は、メインポンプ21におけるポンプレギュレータ38
を制御するように構成することもできる。即ち、ポンプ
レギュレータ38によりメインポンプ21の吐出流量が
制御されるが、このポンプレギュレータ38を最小吐出
流量状態にすると、たとえ方向切換弁23が切り換わっ
ていたとしても、ブレーカ11の作動に必要な流量の圧
油を供給できない。従って、ポンプレギュレータ38か
ら作動油タンク27に導く配管39に電磁切換弁40を
設けて、この電磁切換弁40を常時においては、流路閉
鎖状態に保持し、マイクロコンピュータ35からの信号
に基づいて電磁切換弁40が開いて、ポンプレギュレー
タ38を作動油タンク27と連通させるように構成す
る。
【0028】以上のように構成すれば、アキュムレータ
28が故障していることが検出された後には、たとえ操
作手段24が操作されても、メインポンプ21は最小吐
出流量状態に保たれるから、ブレーカ11は停止状態に
保持され、大きな脈動が発生することはない。しかも、
操作手段24の操作を停止した時には、電磁切換弁40
によりポンプレギュレータ38と作動油タンク27との
連通が遮断されるから、他の油圧アクチュエータを作動
させるのに支障を来すこともない。
28が故障していることが検出された後には、たとえ操
作手段24が操作されても、メインポンプ21は最小吐
出流量状態に保たれるから、ブレーカ11は停止状態に
保持され、大きな脈動が発生することはない。しかも、
操作手段24の操作を停止した時には、電磁切換弁40
によりポンプレギュレータ38と作動油タンク27との
連通が遮断されるから、他の油圧アクチュエータを作動
させるのに支障を来すこともない。
【0029】ところで、ブレーカ11を作動させる際に
は、通常は、メインポンプ21は最大吐出流量状態で、
またエンジンが最高回転状態となし、もって高圧の圧油
をブレーカ11に供給することにより塊状物の破壊を効
率的に行う。このような条件下で、アキュムレータ28
が作動不能状態になっていると、油圧機器を破損させる
程度の極めて高い衝撃的な脈動が生じる。しかしなが
ら、ブレーカ11に供給される圧油がこれより低い圧力
状態となっておれば、たとえアキュムレータ28が作動
不能な状態であっても、油圧機器の破損等の事故は生じ
ない。勿論、そうすると、塊状物の破壊等の作業の効率
性が低下するが、なおこのように圧力が低い状態でも、
作業が不可能になることはない。
は、通常は、メインポンプ21は最大吐出流量状態で、
またエンジンが最高回転状態となし、もって高圧の圧油
をブレーカ11に供給することにより塊状物の破壊を効
率的に行う。このような条件下で、アキュムレータ28
が作動不能状態になっていると、油圧機器を破損させる
程度の極めて高い衝撃的な脈動が生じる。しかしなが
ら、ブレーカ11に供給される圧油がこれより低い圧力
状態となっておれば、たとえアキュムレータ28が作動
不能な状態であっても、油圧機器の破損等の事故は生じ
ない。勿論、そうすると、塊状物の破壊等の作業の効率
性が低下するが、なおこのように圧力が低い状態でも、
作業が不可能になることはない。
【0030】以上のことから、ブレーカ11の作動中に
アキュムレータ28が作動不能状態に陥った時には、油
圧回路を構成する各油圧機器に悪影響を与えない圧力状
態で、ブレーカ11の作動を継続させるようにするのが
好ましい。このためには、マイクロコンピュータ35か
らの信号に基づいて、図7に示したように、ポンプレギ
ュレータ38によるメインポンプ21の吐出流量を制限
するか、または図8に示したように、メインポンプ21
(及びパイロットポンプ22)を駆動するエンジン41
のガバナ42をモータ43により制御している場合に
は、マイクロコンピュータ35からの信号に基づいてエ
ンジン41の回転数を制御することができる。このよう
に、アキュムレータ28が作動不能であっても、油圧機
器を破損に至らしめない程度のポンプ吐出流量またはエ
ンジン回転数に関する制御データを、マイクロコンピュ
ータ35に予め記憶させておくことによって、当座にお
いては、塊状物の破壊作業を行わせることができる。
アキュムレータ28が作動不能状態に陥った時には、油
圧回路を構成する各油圧機器に悪影響を与えない圧力状
態で、ブレーカ11の作動を継続させるようにするのが
好ましい。このためには、マイクロコンピュータ35か
らの信号に基づいて、図7に示したように、ポンプレギ
ュレータ38によるメインポンプ21の吐出流量を制限
するか、または図8に示したように、メインポンプ21
(及びパイロットポンプ22)を駆動するエンジン41
のガバナ42をモータ43により制御している場合に
は、マイクロコンピュータ35からの信号に基づいてエ
ンジン41の回転数を制御することができる。このよう
に、アキュムレータ28が作動不能であっても、油圧機
器を破損に至らしめない程度のポンプ吐出流量またはエ
ンジン回転数に関する制御データを、マイクロコンピュ
ータ35に予め記憶させておくことによって、当座にお
いては、塊状物の破壊作業を行わせることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、脈動が
発生する油圧アクチュエータからの配管に設けたアキュ
ムレータが故障した時に、それを圧力検出手段で検出し
て、警報手段によりオペレータに認識させる構成とした
ので、アキュムレータが故障した場合に、それを速やか
に検出することによって、この油圧アクチュエータにお
ける油圧回路を構成する各油圧機器の保護を図れる等の
効果を奏する。
発生する油圧アクチュエータからの配管に設けたアキュ
ムレータが故障した時に、それを圧力検出手段で検出し
て、警報手段によりオペレータに認識させる構成とした
ので、アキュムレータが故障した場合に、それを速やか
に検出することによって、この油圧アクチュエータにお
ける油圧回路を構成する各油圧機器の保護を図れる等の
効果を奏する。
【図1】本発明の実施の一形態を示す油圧機器保護装置
を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回路図であ
る。
を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回路図であ
る。
【図2】圧力スイッチを組み込んだアキュムレータの断
面図である。
面図である。
【図3】アキュムレータが正常に作動している状態と、
アキュムレータの作動不能状態とにおける油圧配管を流
れる圧油の圧力変動を示す圧力波形線図である。
アキュムレータの作動不能状態とにおける油圧配管を流
れる圧油の圧力変動を示す圧力波形線図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す油圧機器保護装
置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回路図で
ある。
置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回路図で
ある。
【図5】本発明の別の実施の形態を示す油圧機器保護装
置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回路図で
ある。
置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回路図で
ある。
【図6】アキュムレータの作動不能による脈動と、それ
以外の圧油の圧力変動との比較を示す圧力波形線図であ
る。
以外の圧油の圧力変動との比較を示す圧力波形線図であ
る。
【図7】本発明のさらに別の実施の形態を示す油圧機器
保護装置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回
路図である。
保護装置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回
路図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態を示す油圧機器
保護装置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回
路図である。
保護装置を備えた油圧アクチュエータの駆動用の油圧回
路図である。
【図9】油圧機械の一例としての油圧ショベルの外観図
である。
である。
【図10】脈動が発生する油圧アクチュエータとしての
ブレーカの構成説明図である。
ブレーカの構成説明図である。
【図11】従来技術によるブレーカを駆動するための油
圧回路図である。
圧回路図である。
【図12】従来技術による油圧機器保護機構を持たせた
ブレーカ駆動用の油圧回路図である。
ブレーカ駆動用の油圧回路図である。
【図13】他の従来技術によるブレーカを駆動するため
の油圧回路の要部を示す回路図である。
の油圧回路の要部を示す回路図である。
11 ブレーカ 19,20 油圧配管 21 メインポンプ 22 パイロットポンプ 23 方向切換弁 24 操作手段 25 フィルタ 26 チェック弁 27 作動油タンク 28,28H,28L アキュムレータ 30,30H,30L 圧力スイッチ 31 リレー 32 ブザー 33 表示ランプ 34,40 電磁切換弁 35 マイクロコンピュータ 37 第2の圧力スイッチ 38 ポンプレギュレータ 41 エンジン
Claims (9)
- 【請求項1】 油圧ポンプと、この油圧ポンプから供給
される圧油で駆動される油圧アクチュエータと、油圧ポ
ンプと油圧アクチュエータとの間の切り換えを行う方向
切換弁とを備えた油圧回路において、前記油圧アクチュ
エータのうち、脈動が発生する油圧アクチュエータへの
少なくとも高圧側の配管の途中に設けたアキュムレータ
と、前記高圧側の配管内の圧力を検出する圧力検出手段
と、この圧力検出手段により所定値以上の圧力が検出さ
れた時に、少なくとも警報を発生させる警報手段とを備
える構成としたことを特徴とする油圧機器保護装置。 - 【請求項2】 前記脈動が発生する油圧アクチュエータ
に接続した高圧側及び低圧側の配管にアキュムレータ及
び圧力検出手段を設けて、これら両圧力検出手段がそれ
ぞれ所定値以上の圧力を検出した時に、前記警報手段に
より警報を発生させる構成としたことを特徴とする請求
項1記載の油圧機器保護装置。 - 【請求項3】 前記圧力検出手段は圧力スイッチからな
り、高圧側と低圧側との圧力スイッチの設定圧を変える
構成としたことを特徴とする請求項2記載の油圧機器保
護装置。 - 【請求項4】 前記圧力検出手段には、前記アキュムレ
ータの破損に起因する圧力変動と、それ以外の圧力変動
とを識別する識別手段を備える構成としたことを特徴と
する請求項1記載の油圧機器保護装置。 - 【請求項5】 前記警報手段と共に、前記脈動が発生す
る油圧アクチュエータへの圧油の供給を停止乃至制限す
る圧油供給規制手段を備える構成としたことを特徴とす
る請求項1記載の油圧機器保護装置。 - 【請求項6】 前記圧油供給規制手段は、エンジンの回
転数を制限するものであることを特徴とする請求項5記
載の油圧機器保護装置。 - 【請求項7】 前記油圧ポンプは可変容量型油圧ポンプ
であり、前記圧油供給規制手段は、この油圧ポンプの吐
出流量を制限するものであることを特徴とする請求項5
記載の油圧機器保護装置。 - 【請求項8】 前記油圧アクチュエータの作動を停止し
た時には、前記圧油供給規制手段による制限を解除する
構成としたことを特徴とする請求項5記載の油圧機器保
護装置。 - 【請求項9】 前記圧油供給規制手段は、前記脈動が発
生する油圧アクチュエータに接続した方向切換弁を中立
位置に切り換える切換手段で構成したことを特徴とする
請求項5記載の油圧機器保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23997496A JPH1060953A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 油圧機器保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23997496A JPH1060953A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 油圧機器保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060953A true JPH1060953A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=17052608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23997496A Pending JPH1060953A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 油圧機器保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060953A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010134369A1 (ja) * | 2009-05-22 | 2010-11-25 | 国際計測器株式会社 | 油圧システム及び万能試験装置 |
| JP2020085194A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| JPWO2022163388A1 (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-04 | ||
| CN115013386A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-06 | 燕山大学 | 基于视觉识别的液压系统防护装置控制方法及其控制装置 |
| CN115698458A (zh) * | 2020-06-08 | 2023-02-03 | 安百拓凿岩有限公司 | 用于诊断液压回路中的蓄压器的方法和系统 |
| WO2025028527A1 (ja) | 2023-08-01 | 2025-02-06 | イーグル工業株式会社 | 流体機器状態監視装置 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP23997496A patent/JPH1060953A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8596058B2 (en) | 2009-05-22 | 2013-12-03 | Kokusai Keisokuki Kabushiki Kaisha | Hydraulic system and universal testing machine |
| JP2020085194A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
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| JP2023529438A (ja) * | 2020-06-08 | 2023-07-10 | エピロック ロック ドリルス アクチボラグ | 油圧回路におけるアキュムレータ診断方法及びシステム |
| JPWO2022163388A1 (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-04 | ||
| WO2022163388A1 (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-04 | ヤンマーホールディングス株式会社 | 建設機械 |
| CN115013386A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-06 | 燕山大学 | 基于视觉识别的液压系统防护装置控制方法及其控制装置 |
| WO2025028527A1 (ja) | 2023-08-01 | 2025-02-06 | イーグル工業株式会社 | 流体機器状態監視装置 |
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