JPH106128A - 薄板用回転刃の調整方法 - Google Patents
薄板用回転刃の調整方法Info
- Publication number
- JPH106128A JPH106128A JP15839096A JP15839096A JPH106128A JP H106128 A JPH106128 A JP H106128A JP 15839096 A JP15839096 A JP 15839096A JP 15839096 A JP15839096 A JP 15839096A JP H106128 A JPH106128 A JP H106128A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cutting
- gap
- rotary blade
- blades
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の回転刃による同速運転では、刃物のクリ
アランスが最小となる上下刃の死点でのギャップを確保
するため、実際に薄板のカットを行う位置でのギャップ
を適切にセットできず、刃物寿命を短縮していた。これ
を解決する。 【解決手段】上回転刃1より下回転刃2の回転半径を大
きくして上刃3より下刃4が速く移動するようにし、カ
ット位置で上下刃間のクリアランスを最小に上下刃の進
行方向位置(ギャップ)を調整し、死点における上下刃
の接触をなくする。
アランスが最小となる上下刃の死点でのギャップを確保
するため、実際に薄板のカットを行う位置でのギャップ
を適切にセットできず、刃物寿命を短縮していた。これ
を解決する。 【解決手段】上回転刃1より下回転刃2の回転半径を大
きくして上刃3より下刃4が速く移動するようにし、カ
ット位置で上下刃間のクリアランスを最小に上下刃の進
行方向位置(ギャップ)を調整し、死点における上下刃
の接触をなくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば、スクラップ
チョッパ、シャー、スリッタ、スキンパスピック、冷間
圧延などにおける回転刃を用いた薄板のカットを行うプ
ロセスの薄板用回転刃の調整方法に関する。
チョッパ、シャー、スリッタ、スキンパスピック、冷間
圧延などにおける回転刃を用いた薄板のカットを行うプ
ロセスの薄板用回転刃の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転刃を用いた薄板のカットを行うプロ
セスでは、従来、上刃と下刃を同一形状とし回転刃の周
速を同速度として回転させている。また、上刃と下刃と
のクリアランスが最小となる位置は上下刃の死点の位置
としている。このため、実際にカットを行う位置すなわ
ちカット位置(死点の直前の位置)の上刃と下刃とのギ
ャップは最適にセットされておらず、薄物や柔らかい材
料の切断時にはカット不良や上下刃の死点でのクリアラ
ンス不足による接触により刃物の寿命低下を招来してい
た。
セスでは、従来、上刃と下刃を同一形状とし回転刃の周
速を同速度として回転させている。また、上刃と下刃と
のクリアランスが最小となる位置は上下刃の死点の位置
としている。このため、実際にカットを行う位置すなわ
ちカット位置(死点の直前の位置)の上刃と下刃とのギ
ャップは最適にセットされておらず、薄物や柔らかい材
料の切断時にはカット不良や上下刃の死点でのクリアラ
ンス不足による接触により刃物の寿命低下を招来してい
た。
【0003】ここでクリアランスとは上刃と下刃との対
向する隙間を云い、ギャップとは上刃と下刃の進行方向
の位置差をいう。
向する隙間を云い、ギャップとは上刃と下刃の進行方向
の位置差をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の同一回転半径を
もつ回転刃による同速運転では、刃物のクリアランスの
最小となる位置が上下刃の死点となり、この点でのギャ
ップを確保する必要があるため、実際にカットを行う位
置(カット位置、死点の直前の位置)でのギャップを小
さく取ることができず、薄物や柔らかい材料の切断に必
要なギャップセットができなかった。従って、上下刃の
死点におけるギャップを必要な量より減らさざるを得
ず、その結果刃物寿命が短かくなっていた。
もつ回転刃による同速運転では、刃物のクリアランスの
最小となる位置が上下刃の死点となり、この点でのギャ
ップを確保する必要があるため、実際にカットを行う位
置(カット位置、死点の直前の位置)でのギャップを小
さく取ることができず、薄物や柔らかい材料の切断に必
要なギャップセットができなかった。従って、上下刃の
死点におけるギャップを必要な量より減らさざるを得
ず、その結果刃物寿命が短かくなっていた。
【0005】また、特開昭55−24832号公報や特
開昭63−180309号公報のような単に上下刃の回
転半径を異ならせた走間シャーにおいても切断時の上下
刃の関係は同径の回転刃の場合と同様である。本発明
は、上下刃の死点位置での必要ギャップを確保し、カッ
ト時のギャップの調整範囲を広げることを目的とする。
開昭63−180309号公報のような単に上下刃の回
転半径を異ならせた走間シャーにおいても切断時の上下
刃の関係は同径の回転刃の場合と同様である。本発明
は、上下刃の死点位置での必要ギャップを確保し、カッ
ト時のギャップの調整範囲を広げることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記目的を達
成するためになされたもので、例えば、トリマー装置で
発生するトリミングくずを短冊状に切断するスクラップ
チョッパのような回転切断刃の上刃と下刃の回転半径に
差を設け、カット位置でクリアランスが最小となる上
刃、下刃のキャップを設定し、良好なカット性能を得る
ことを特徴とする薄板用回転刃の調整方法である。
成するためになされたもので、例えば、トリマー装置で
発生するトリミングくずを短冊状に切断するスクラップ
チョッパのような回転切断刃の上刃と下刃の回転半径に
差を設け、カット位置でクリアランスが最小となる上
刃、下刃のキャップを設定し、良好なカット性能を得る
ことを特徴とする薄板用回転刃の調整方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る回転刃の切断
前後の挙動を示すものである。上回転刃1と下回転刃2
とは下回転刃2の回転半径を大きくしてある。上回転刃
1は円周速度V1 で廻り、下回転刃2は周速度V2 で廻
っている。両者は同一回転数で回転する。
前後の挙動を示すものである。上回転刃1と下回転刃2
とは下回転刃2の回転半径を大きくしてある。上回転刃
1は円周速度V1 で廻り、下回転刃2は周速度V2 で廻
っている。両者は同一回転数で回転する。
【0008】上回転刃1、下回転刃2にそれぞれ取付け
られている上刃3、下刃4がカット前の上刃、下刃の位
置3a,4a;死点における上刃、下刃の位置3b,4
b;死点通過後の上刃、下刃の位置3c,4c;に順次
進んで行くとする。上刃の進行距離より下刃の進行距離
が大きいから、下刃は後方から上刃の進行に追いつき追
い越して行くこととなる。
られている上刃3、下刃4がカット前の上刃、下刃の位
置3a,4a;死点における上刃、下刃の位置3b,4
b;死点通過後の上刃、下刃の位置3c,4c;に順次
進んで行くとする。上刃の進行距離より下刃の進行距離
が大きいから、下刃は後方から上刃の進行に追いつき追
い越して行くこととなる。
【0009】刃物の位置関係はカット位置より上流側で
は上刃が先行し(すなわちギャップ>0)、死点を通過
後では下刃が先行する(すなわちギャップ<0)であ
る。従って回転半径を変更することにより、上下死点で
のギャップを確保したままカット時のギャップを小さく
することが可能となる。板厚に応じて刃物間のギャップ
設定を変更するが、このギャップの設定を切断時に合わ
せることが重要である。この際、上刃の回転半径を下刃
の回転半径より小さくしておくと図2のような関係にな
る。図2において鋼板5を切断する上下刃は向って右方
向へ進行する。図2(a)では上刃の位置3aが先行し
ており、下刃の位置4aは後方から追い掛けている。図
2(b)はカット位置の状態を示している。上刃の位置
3bと下刃の位置4bとはギャップ6を有している。図
2(c)は上下刃が死点の位置3b,4bにある。この
とき上下刃の間のクリアランスはカット位置より大きく
なっており、上下刃が干渉、接触を起すことはない。図
2(d)はさらに上、下刃が進んだ位置3c,4cを示
しており、下刃の位置4cが先行し、上下刃のギャップ
は負の値となっている。上下の刃で進行速度が異なるこ
とによってカット位置のギャップ6を小さくしておいて
も、上下刃の死点(最接近時)において図2(c)に示
すように接することがなくなり、刃の寿命延長ができ
る。
は上刃が先行し(すなわちギャップ>0)、死点を通過
後では下刃が先行する(すなわちギャップ<0)であ
る。従って回転半径を変更することにより、上下死点で
のギャップを確保したままカット時のギャップを小さく
することが可能となる。板厚に応じて刃物間のギャップ
設定を変更するが、このギャップの設定を切断時に合わ
せることが重要である。この際、上刃の回転半径を下刃
の回転半径より小さくしておくと図2のような関係にな
る。図2において鋼板5を切断する上下刃は向って右方
向へ進行する。図2(a)では上刃の位置3aが先行し
ており、下刃の位置4aは後方から追い掛けている。図
2(b)はカット位置の状態を示している。上刃の位置
3bと下刃の位置4bとはギャップ6を有している。図
2(c)は上下刃が死点の位置3b,4bにある。この
とき上下刃の間のクリアランスはカット位置より大きく
なっており、上下刃が干渉、接触を起すことはない。図
2(d)はさらに上、下刃が進んだ位置3c,4cを示
しており、下刃の位置4cが先行し、上下刃のギャップ
は負の値となっている。上下の刃で進行速度が異なるこ
とによってカット位置のギャップ6を小さくしておいて
も、上下刃の死点(最接近時)において図2(c)に示
すように接することがなくなり、刃の寿命延長ができ
る。
【0010】従ってより薄い板の切断も可能となる。ま
た、回転半径が異なっているための異速により上下刃の
死点(刃物が向い合う点)ではカット時よりクリアラン
スを広くとれるため刃欠けの危険性が減少する。図3は
実施例のスクラップチョッパ10の側面図を示すもので
ある。ピンチロール20,20で挟持してパスライン2
1を搬送される鋼板を切断して短冊型にスクラップ化す
るとき、切断ライン22に方向変更し、スクラップチョ
ッパ10をシフタ14で図の紙面に直角な方向に移動
し、上回転刃11、下回転刃12で切断する。上回転刃
に取付ける上刃3、下回転刃12に取付ける下刃4の高
さを上刃3が低く、下刃4が高くなるように変更し、本
発明方法を実施した。
た、回転半径が異なっているための異速により上下刃の
死点(刃物が向い合う点)ではカット時よりクリアラン
スを広くとれるため刃欠けの危険性が減少する。図3は
実施例のスクラップチョッパ10の側面図を示すもので
ある。ピンチロール20,20で挟持してパスライン2
1を搬送される鋼板を切断して短冊型にスクラップ化す
るとき、切断ライン22に方向変更し、スクラップチョ
ッパ10をシフタ14で図の紙面に直角な方向に移動
し、上回転刃11、下回転刃12で切断する。上回転刃
に取付ける上刃3、下回転刃12に取付ける下刃4の高
さを上刃3が低く、下刃4が高くなるように変更し、本
発明方法を実施した。
【0011】本発明を適用した例では、上下刃の径差
は、1mmずつ変更し、刃物回転半径の調整は刃物の高
さを調整するシムで行った。その結果、上刃、下刃の寿
命が従来の約2倍となった。
は、1mmずつ変更し、刃物回転半径の調整は刃物の高
さを調整するシムで行った。その結果、上刃、下刃の寿
命が従来の約2倍となった。
【0012】
【発明の効果】本発明はスクラップチョッパなどの回転
刃の回転半径を上下刃で差を付けることによって、刃物
速度に差が生じ、死点でのクリアランスを確保しなが
ら、カット位置でのキャップを最小に調整可能となり、
上下刃の寿命延長を図ることが可能となった。
刃の回転半径を上下刃で差を付けることによって、刃物
速度に差が生じ、死点でのクリアランスを確保しなが
ら、カット位置でのキャップを最小に調整可能となり、
上下刃の寿命延長を図ることが可能となった。
【図1】実施例の作動を示す側面図である。
【図2】刃物の切断時の挙動を示す工程図である。
【図3】実施例のスクラップチョッパの全体側面図であ
る。
る。
1 上回転刃 2 下回転刃 3 上刃 3a カット前の上刃の位置 3b 死点における上刃の位置 3c 死点通過後の上刃の位置 4 下刃 4a カット前の下刃の位置 4b 死点における下刃の位置 4c 死点通過後の下刃の位置 5 鋼板 6 ギャップ 10 スクラップチョッパ 11 上回転刃 12 下回転刃 13 排出ロール 14 シフタ 15 モータ 20 ピンチロール 21 パスライン 22 切断ライン
Claims (1)
- 【請求項1】 回転切断刃の上刃と下刃の回転半径に差
を設け、カット位置で上下刃間のクリアランスが最小と
なるように、上刃、下刃のギャップを設定し、良好なカ
ット性能を得ることを特徴とする薄板用回転刃の調整方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15839096A JPH106128A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 薄板用回転刃の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15839096A JPH106128A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 薄板用回転刃の調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106128A true JPH106128A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15670690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15839096A Withdrawn JPH106128A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 薄板用回転刃の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH106128A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001191216A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-07-17 | Sms Demag Ag | 圧延鋼板を幅方向分割する高速シャー |
| CN1314507C (zh) * | 2002-09-19 | 2007-05-09 | 中国第二重型机械集团公司 | 板带材高速飞剪 |
| CN103008768A (zh) * | 2012-12-07 | 2013-04-03 | 江苏三环实业股份有限公司 | 一种带有切碎装置的切边机 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15839096A patent/JPH106128A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001191216A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-07-17 | Sms Demag Ag | 圧延鋼板を幅方向分割する高速シャー |
| CN1314507C (zh) * | 2002-09-19 | 2007-05-09 | 中国第二重型机械集团公司 | 板带材高速飞剪 |
| CN103008768A (zh) * | 2012-12-07 | 2013-04-03 | 江苏三环实业股份有限公司 | 一种带有切碎装置的切边机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |