JPH1061855A - ホースクリップ - Google Patents

ホースクリップ

Info

Publication number
JPH1061855A
JPH1061855A JP12657097A JP12657097A JPH1061855A JP H1061855 A JPH1061855 A JP H1061855A JP 12657097 A JP12657097 A JP 12657097A JP 12657097 A JP12657097 A JP 12657097A JP H1061855 A JPH1061855 A JP H1061855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
tightening wheel
knobs
hose
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12657097A
Other languages
English (en)
Inventor
Rei Kimura
玲 木村
Isao Kato
功 加藤
Masahide Sato
正英 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp filed Critical Togo Seisakusho Corp
Priority to JP12657097A priority Critical patent/JPH1061855A/ja
Publication of JPH1061855A publication Critical patent/JPH1061855A/ja
Priority to US09/076,719 priority patent/US5979020A/en
Priority to DE19821733A priority patent/DE19821733A1/de
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ホルダレスタイプのホースクリップにおい
て、ホースへの挿脱作業や拡径状態の解除作業をしやす
くし、さらに材料取りも有利とする。 【解決手段】 締付輪2の一端側のアーチ状の第1摘み
片6には、他端の第2摘み片9側に向けて少し斜めに出
っ張りつつ側方に延出した係止片11が形成され、その
先端が山形に曲げ返されて斜めの案内部12が形成され
る。第2摘み部9の側縁には、案内部12と同じ角度で
傾斜した係合片14が切り起こして形成される。両摘み
片6,9を接近させると、係合片14が案内部12の表
面を摺接して締付輪2の軸方向に相対変位し、案内部1
2を越えるとその裏面側に回り込んで係止され、両摘み
片6,9がほぼ重なり合った状態で締付輪2が拡径状態
に保持される。他方の摘み片9を締付輪2の軸方向に沿
って強制的に相対変位させて係止を解除すると、締付輪
2が復元弾力により縮径変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルダを用いるこ
となく拡径状態に保持することができる、いわゆるホル
ダレスタイプのホースクリップの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自らのばね力を利用してホースを締め付
けるようにしたホースクリップでは、現場作業を考慮し
て予め拡径状態に保持して搬入できることが望ましい。
そのため従来より、ホルダにより両端の摘み片を把持し
て拡径状態に保持するものが広く使用されていたが、拡
径解除のためにホルダを抜いたときに、ホルダがホース
クリップのばね力ではじき飛ばされて現場に散乱すると
いう問題があった。そこで近年では、ホルダの使用を廃
してホースクリップ自体に拡径状態に保持する機能を備
えた、いわゆるホルダレスタイプのものが普及しつつあ
る。
【0003】その一例として本願出願人は、実開平6−
69581号公報に開示されたものを先に提案した。こ
のものは、図8に示すように、帯状のばね板が円形に回
曲されて締付輪30が形成されるとともに、その一端側
にアーチ状の第1摘み片31が、他端側にその第1摘み
片31のアーチ部分を通過したのちに立ち上げられて第
1摘み片31と対向する第2摘み片32がそれぞれ形成
され、締付輪30が自由状態に縮径したときにはホース
Hの締め付けが可能であり、両摘み片31,32を互い
に接近させると、ホースHへの挿脱が可能なように締付
輪30が拡径変形するようになっている。
【0004】そして締付輪30を拡径状態に保持するた
めに、第1摘み片31おける右脚の内側の側縁から、先
端が手前側に湾曲するようにして係止片33が突設され
る一方、第2摘み片32の右側縁からは第1摘み片31
側に向かって腕34が突設され、その腕34の先端に、
上記の係止片33に係止可能でかつ弧状のガイド面36
を持った仮止め爪35が設けられた構造が採用されてい
る。
【0005】すなわち、締付輪30を拡径状態に保持す
るためには、図9(A)に示すように、両摘み片31,
32の間をプライヤPで挟み付けると、仮止め爪35が
ガイド面36を介して係止片33に乗り上げて、第2摘
み片32が同図の矢線方向(締付輪30の軸方向)に変
位しつつ両摘み片31,32が接近し、仮止め爪35が
係止片33の先端を越えると、第2摘み片32が復元弾
力で戻りつつ仮止め爪35が係止片33の裏側に回って
係止され、締付輪30が拡径状態に保持される。一方、
拡径状態を解除する場合は、同図(B)に示すように、
両摘み片31,32の間を幅方向にプライヤPで挟み付
けると、両摘み片31,32が強制的に締付輪30の軸
方向に変位して、仮止め爪35が係止片33から外れ、
締付輪30が復元弾力で縮径変形するようになってい
る。このものは、拡径状態に保持しまたそれを強制的に
解除する場合に、締付輪30を径方向ではなくて軸方向
に沿った方向に変形させるようになっているから、締付
輪30が円形から歪んで変形するおそれが少ない点で優
れたものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のも
のは、以下の点からさらに改良の余地が残されていた。
すなわち上記のものは、締付輪30を拡径状態に保持し
た場合に、図9(B)に示すように、両摘み片31,3
2の間に少なからず隙間Sができてしまう構造となって
いる。締付輪30は言うまでもなく、両摘み片31,3
2が互いに重なり合うまで接近したところで最大の拡径
半径が得られるのであって、上記のものでは最大の拡径
半径から所定量縮径した状態に戻ったところで保持され
ることになる。要すると、締付輪30が最大の拡径半径
よりも縮んだ状態でホースHに対して挿脱しなければな
らないので、挿脱の作業がし辛いという不具合があっ
た。また上記の図9(B)のように、プライヤPで挟み
付けて拡径状態を解除する場合に、両摘み片31,32
の間に隙間Sがあってずれた位置にあるため、両摘み片
31,32が捻れるようになってプライヤPが外れやす
く、解除作業がし辛いという問題もあった。また、上記
のことが原因で摘み片31,32に捻りを生じさせる
と、ホースクリップ全体がホースに対して斜めに組み付
いてしまうことがある。そのような斜め組付けが生じる
と、ホースクリップがホースの全周に対して面当たりと
ならず、線当たりの状態となってしまうため、シール性
の低下を招く場合があった。
【0007】さらに、仮止め爪35が腕34の先端に設
けられた構造であって、この腕34を形成する場合は、
腕34を摘み片32の本体部分から同一平面上で突出さ
せた展開形状において素材から打ち抜いたのち、改めて
曲げ加工する必要があり、展開形状で突出する面積が大
きくなる分、材料取りが悪くてコストの上昇を招く不具
合があった。以上のように未だ改善すべき問題を含んで
いたため、さらなる改良が切望されていた。
【0008】本発明は上記のような要望に基づいて完成
されたものであって、その目的は、ホースへの挿脱の作
業や拡径状態からの解除作業もしやすく、さらに材料取
りにも優れたホースクリップを提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、帯状のばね板を円
形に回曲することで締付輪が形成されるとともに、その
締付輪の一端側には径方向にアーチ状に起立した第1摘
み片が、また他端側には前記第1摘み片のアーチ部分を
通過したのち径方向に起立して前記第1摘み片と対向可
能な第2摘み片がそれぞれ形成され、前記締付輪が自由
状態に縮径したときにはホースを締付可能であり、前記
両摘み片を互いに接近させることにより前記締付輪が拡
径変形可能とされたホースクリップにおいて、いずれか
一方の摘み片には、その摘み片の幅内において前記締付
輪のほぼ軸方向に延出した係止片が設けられ、その係止
片と他方の摘み片の側縁部とが当接可能となっていると
ともに、その当接部分には、前記他方の摘み片が前記締
付輪の軸方向に相対的に変位するのを案内する案内面が
形成されており、両摘み片の接近動作に伴い、前記他方
の摘み片を前記案内面に沿わせて前記締付輪の軸方向に
相対的に変位させたのち、前記係止片の裏面側に回り込
ませて係止することにより、両摘み片がほぼ重なり合っ
た状態で前記締付輪を拡径状態に保持する構成としたと
ころに特徴を有する。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記係止片の延出端部と、前記他方の摘み片の側縁
部とには、両摘み片の接近動作に伴って互いに摺接しつ
つ前記他方の摘み片が前記締付輪の軸方向に相対的に変
位するのを案内する案内部が、ほぼ同じ傾斜角度で形成
されており、かつ前記他方の摘み片側の案内部は、その
摘み片の幅内において形成されている構成としたところ
に特徴を有する。
【0011】請求項3の発明は、帯状のばね板を円形状
に回曲することで締付輪が形成されるとともに、その締
付輪の一端側には径方向にアーチ状に起立した第1摘み
片が、また他端側には前記第1摘み片のアーチ部分を通
過したのち径方向に起立して前記第1摘み片と対向可能
な第2摘み片がそれぞれ形成され、前記締付輪が自由状
態に縮径したときにはホースを締付可能であり、前記両
摘み片を互いに接近させた状態で係合することにより前
記締付輪が拡径変形可能とされかつ両つまみ片が相対的
に軸方向へ変位することによって上記係合を解離して自
由状態に復帰可能となるホースクリップにおいて、前記
両摘み片の少なくともいずれか一方には、相手側へ向け
て解除用操作部が形成されているところに特徴を有す
る。
【0012】
【作用】
<請求項1の発明>両摘み片を互いに接近させると、他
方の摘み片は案内面に沿って締付輪の軸方向に相対変位
し、係止片の延出端を越えると、他方の摘み片が復元変
位しつつ係止片の裏面側に回り込んで係止され、両摘み
片がほぼ重なり合った状態で締付輪が拡径状態に保持さ
れる。他方の摘み片を締付輪の軸方向に沿って強制的に
相対変位させて係止片に対する係止を解除すると、締付
輪が復元弾力により縮径変形する。
【0013】<請求項2の発明>両摘み片を互いに接近
させた場合、両案内部が互いに摺接しつつ他方の摘み片
が締付輪の軸方向に相対変位し、他方の摘み片の案内部
が係止片側の案内部の先端を越えると、他方の摘み片が
復元変位しつつその案内部が係止片側の案内部の裏面に
回り込んで係止され、両摘み片がほぼ重なり合った状態
で締付輪が拡径状態に保持される。
【0014】<請求項3の発明>両摘み片が同士が係合
し、ホースクリップが拡径している状態を解除する場合
には、工具によって解除用操作部をつまみ両摘み片を軸
方向へ相対変位させる。この場合、解除用操作部は相手
側に向けて形成されているため、つまり相手側との間の
距離が縮められているため、工具によって摘み操作され
る位置がほぼ同一線上となる。これによって、操作力が
ほぼ同一線上で作用することとなるため、ホースクリッ
プがねじれたりすることなく、両摘み片の係合が解かれ
るため、ホースクリップは自らの弾性力によってほぼ真
円状態を保持したまま縮径状態に復帰してホースを正規
状態でに緊締する。
【0015】
【発明の効果】
<請求項1の発明>請求項1の発明によれば、両摘み片
がほぼ重なり合った状態で締付輪を拡径状態に保持で
き、すなわち締付輪を最大の拡径半径に近い状態に保持
できるから、ホースへの挿脱の作業がしやすくなる。ま
た、プライヤ等の工具で両摘み片を幅方向に挟み付けて
拡径状態を解除する場合に、両摘み片がほぼ一直線上に
並んでいることから、挟圧力を有効に作用させて両摘み
片を締付輪の軸方向にスムーズに変位させることがで
き、もって解除作業を簡単に行うことができる。しか
も、係止片は摘み片の幅内において形成されているか
ら、展開形状において外方に突出した部分がなく、材料
取りにも優れる効果がある。
【0016】<請求項2の発明>係止片の延出端部と他
方の摘み片の側縁部の両方に案内部が設けられているの
で、摘み片を相対変位させる案内がより円滑に行われる
とともに、両案内部はほぼ同じ傾斜角度で形成されてい
るから、係止片側の案内部が他方の摘み片側の案内部の
裏面に回り込んだときに抜け止めとして機能し、締付輪
の拡径状態の保持がより確実に行われる。しかも、他方
の摘み片側の案内部がその摘み片の幅内において形成さ
れているから、同じく材料取りに優れたものとなる。
【0017】<請求項3の発明>解除用操作部を相手側
へ向けて形成することで、工具によって摘み操作される
位置をほぼ同一線上に配置することができるようになっ
たため、拡径状態を解除するにあたってホースクリップ
にねじれが生じるのを有効に回避できる。したがって、
従来のようなホースに対する斜め組み付けの事態も生じ
ず、正規の組み付け姿勢を確保してシール性を保持する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>以下、本発明の第1の実施形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。図1はホースHを締め
付けた状態にあるホースクリップ1の全体形状を示して
いる。このホースクリップ1は、帯状のばね板を円形に
回曲することによって締付輪2が形成されており、その
周面には三角窓3が2箇所に開口され、ホースHの全周
に略均一の締付力が作用できるようになっている。
【0019】締付輪2の一端側には所定長さ範囲にわた
って溝部5が切られており、その先端が溝部5を含めて
径方向に起立され、これによりアーチ状をなす第1摘み
片6が形成されている。第1摘み片6の上縁における一
端側(図1で見て左側)には、後記する締付輪2の拡径
状態を解除する場合に利用する操作部7が突設されてい
る。
【0020】締付輪2の他端側には、上記した溝部5が
切られている範囲とほぼ同じ長さ範囲にわたって、先細
り状の幅狭部8が形成されており、この幅狭部8の先端
側は第1摘み片6をくぐり抜け、溝部5の両側縁に対し
て所要の隙間を保有し、かつほぼ同一の曲率をもって入
り込んでいる。そして、この幅狭部8の先端が径方向に
起立されることで第2摘み片9が形成されており、上記
の第1摘み片6とほぼ同じ高さをもって対向し得るよう
になっている。
【0021】すなわち締付輪2が自由状態に縮径したと
きにはホースHを締め付け可能であり、両摘み片6,9
を互いに接近させることにより締付輪2が拡径変形さ
れ、両摘み片6,9が重なり合ったところで、最大の拡
径半径が得られるようになっている。
【0022】次に締付輪2を拡径状態に保持するための
構造を説明する。上記した第1摘み片6における図1の
右側の脚6aの内側の側縁には、係止片11が形成され
ている。この係止片11は詳細には、脚6aの内側の側
縁の略中央高さ位置から、第2摘み片9側に向けて少し
斜めに出っ張りつつ側方に延出されて形成されており、
その先端が山形に曲げ返されて斜めの案内部12が形成
されている。
【0023】一方の第2摘み片9における図1の右側の
側縁には、上記の係止片11と同じ高さ位置において係
合片14が形成されている。この係合片14は、第2摘
み片9の右側縁を切り起こすことによって、上記の係止
片11の案内部12とほぼ同じ傾斜角度をもって、第1
摘み片6とは反対方向を向いた斜め姿勢に形成されてい
る。そして両摘み片6,9を互いに接近させた場合に、
係合片14が係止片11の案内部12の表面に当接可能
であり、かつこの係合片14は案内部12の裏面側に回
り込みが可能となっている。
【0024】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。ホースクリップ1をホース
Hに装着する作業に先立ち、まず締付輪2は拡径状態に
保持される。その場合は、自由状態にあるホースクリッ
プ1の両摘み片6,9の上端の外側に、図3に示すよう
にプライヤPの両刃を当てがって握ると、両摘み片6,
9が互いに接近して、図2(A)に示すように、第2摘
み片9の係合片14が第1摘み片6における係止片11
の案内部12の表面に当接する。
【0025】さらにプライヤPを握ると、係合片14と
案内部12に作用する押し合い方向の外力により、図2
(B)に示すように、係合片14が案内部12の表面を
滑りつつ、同図並びに図3の矢線に示す方向(締付輪2
の軸方向に沿う方向)へ相対変位する。そして係合片1
4が案内部12の先端を越えると、第2撓み片9全体が
元位置に復帰しつつ、図2(C)に示すように、係合片
14が案内部12の裏面側に回り込んで外れ止め状態に
係止される。これにより締付輪2は、両摘み片6,9が
ほぼ重なり合った状態で拡径状態に保持されることとな
る。
【0026】このようにホースクリップ1は、締付輪2
が拡径状態に保持されてホースHの接続現場に搬入され
る。接続作業現場では、拡径状態にあるホースクリップ
1の締付輪2をホースHの口の部分の外周に嵌めてお
き、そのまま相手のパイプ(図示しない)へ嵌め込む。
そして図4に示すように、プライヤPを前記とは向きを
変えて、一方の刃を第1摘み片6の操作部7の外側の当
てがい、他方の刃を第2摘み片9の上端の手前側にそれ
ぞれ当てがって強く握る。そうすると、両摘み片6,9
はばね力に抗して強制的に締付輪2の軸方向へ相対変位
するため、係合片14に対する係止片11による係止が
解除される。これにより、締付輪2はそれ自身の復元弾
力によって図1のように縮径変形し、ホースHが相手の
パイプに対して締め付け状態で取り付けられる。
【0027】なお、ホースHに交換等の必要が生じた場
合には、既述したと同じ要領でホースクリップ1の締付
輪2を拡径状態としてパイプ側に逃がしておき、新たな
ホースHをパイプに嵌めたのち、ホースクリップ1を、
嵌められたホースHの口の部分に戻して、上記と同様に
締付輪2の拡径状態を解除すれば、ただちに締付輪2に
よりホースHを締め付けることができる。
【0028】以上のように本実施形態によれば、締付輪
2を拡径状態に保持し、またそれを強制的に解除する場
合に、締付輪2を径方向ではなくて軸方向に沿った方向
に変形させるようになっているから、締付輪2が円形か
ら歪んで変形するおそれが少ない。
【0029】そして、両摘み片6,9をほぼ重なり合っ
た状態として締付輪2を拡径状態に保持でき、すなわち
締付輪2を最大の拡径半径に近い状態に保持できるか
ら、ホースHへの挿脱の作業がしやすくなる。また、プ
ライヤPで両摘み片6,9を挟み付けて拡径状態を解除
する場合に、両摘み片6,9がほぼ一直線上に並んでい
ることから、挟圧力を有効に作用させて両摘み片6,9
を締付輪2の軸方向にスムーズに変位させることがで
き、解除作業を簡単に行うことができる。
【0030】また、第2摘み片9の側縁部に、係止片1
1の先端の案内部12とほぼ同じ傾斜角度で傾いた係合
片14を設けて、係合片14を案内部12の表面に摺接
させつつ、第2摘み片9の相対変位を案内する構造とし
たから、相対変位がきわめてスムーズに行われ、また係
合片14が案内部12の裏面側に回り込んだ場合には、
傾斜部分が引っ掛かりとなって締付輪2の軸方向への外
れ止めとして機能し、締付輪2をより確実に拡径状態に
保持することができる。しかも、係止片11と係合片1
4がともに、第1と第2の摘み片6,9の幅内において
形成されているから、展開形状において外方に突出した
部分がなく、材料取りにも優れたものとなる。
【0031】<第2実施形態>図5及び図6は本発明の
第2実施形態を示すものである。第2実施形態における
ホースクリップ40の締付輪41の一端部には第1摘み
片42が径方向へ起立して形成されている。また、第1
摘み片42の一方の側縁部からは内向きかつ水平に係止
爪片43が突出して形成されている。この係止爪片43
は段差44をもって水平方向に張り出しており、このと
きの段差44は次述する第2摘み片45の厚みとほぼ等
しく設定されている。これにより、段差44の内側に第
2摘み片45を係止させたときに、第2摘み片45は第
1摘み片42とほぼ密着することができる。
【0032】締付輪41の他端側は、第1摘み片42の
溝部46が切られている範囲とほぼ同じ長さ範囲にわた
って、先細り状の幅狭部47が形成され、その先端側は
第1摘み片42をくぐり抜け、溝部46の両側縁に対し
て所要の隙間を保有しかつほぼ同一の曲率をもって入り
込んでいる。そして、この幅狭部47の先端が径方向に
起立されることで第2摘み片45が形成されており、第
1摘み片42よりもやや高めに形成されている。
【0033】また、第2摘み片45の先端には軸方向へ
シフトする偏位部48が設けられている。より詳しく
は、次述する解除用操作部49と反対側にシフトして形
成されているが、このようにシフトさせる理由は、第2
摘み片45を係止爪片43から解離させる場合に、次述
する解除用操作部49と干渉しないようにするためであ
る。
【0034】ところで、上記した第1摘み片42の上縁
の隅部には、解除用操作部49が係止爪片43側へほぼ
直角に屈曲形成されている。この解除用操作部49はホ
ースクリップ40の拡開状態を解除する場合に、上記し
た偏位部48と共に工具Tによって摘み操作されるが、
このように係止爪片43側へ屈曲することによって、解
除用操作部49と偏位部48とはホースクリップ40の
軸方向に関して同一線上に配置されることになる(図6
参照)。
【0035】第2実施形態は上記のように構成されたも
のである。図5に示すように、ホースに嵌め込んだ状態
で、締付輪41の拡径状態を解除する場合には、図6に
示すように、ラジオペンチ等の工具Tの先端部をそれぞ
れ第2摘み片45の偏位部48と第1摘み片42の解除
用操作部49とに当てがって握る。すると、第1、第2
の摘み片は相互に接近するため、第2摘み片45が係止
爪片43の段差44部から側方(ホースクリップ40の
軸方向)へずれ出てこの間の係止が解除される。これに
より、締付輪41はそれ自体の復元弾力によって縮径変
形し、ホースが相手のパイプに対して締め付け状態で取
り付けられる。
【0036】特に、第2実施形態においては、工具Tに
よって握り操作をするときに、偏位部48と解除用操作
部49とがホースクリップ40の軸方向に関して同一線
上に配置されるため工具Tからの操作力が同一線上で対
向するように作用する。したがって、締付輪41にねじ
れを生じさせることなく、解離動作が可能となるため、
ホースクリップ40はホースに対してその軸線方向と直
交する正規の姿勢で取り付けられる。
【0037】このように、第2実施形態によれば、解除
時の操作力が同一線上で作用するようにしたため、ラジ
オペンチ、プライヤ等の汎用工具によってもホースクリ
ップ40にねじれを生じさせることなく、拡径解除が可
能となる。すなわち、専用工具を用いずにすみ、またこ
のように解除操作が容易であることから、工具の進入方
向の制約も受けにくくなるため、作業スペースが狭い場
所しか確保できない場合に有効である。さらに、拡径の
解除操作を行う箇所が両摘み片の先端部であることか
ら、解除直後の復元動作時にホースクリップと工具とが
干渉してしまう事態も回避しやすい利点もある。
【0038】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施形態に限定されるものではなく、例えば次のよう
な実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下
記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施
することができる。
【0039】(1)第1実施形態では第2摘み片9に設
ける係合片14を切り起こしにより形成したが、これに
代えて図7に示すように、第2摘み片9の側縁部分を叩
き出すことによって、相手の係止片11と係合する斜め
の係合部14aを形成するようにしてもよい。強度的に
より優れたものとなる。
【0040】(2)また第1実施形態とは逆に、係止片
を第2摘み片側に、係合片を第1摘み片側にそれぞれ設
けることも可能である。
【0041】(3)さらに、係合片を設けることなく摘
み片の側縁部を直接に係止片に係止するようにしたもの
も、本発明の技術的範囲に含まれる。
【0042】(4)さらにまた、第2実施形態では解除
用操作部49は第1摘み片42側に設けたが、第2摘み
片45側から設けたもの、あるいは双方から対向して設
けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るホースの緊締状態
を示す斜視図である。
【図2】締付輪を拡径状態に保持する場合の作動説明図
である。
【図3】拡径操作時の要部を示す斜視図である。
【図4】解除操作時の要部を示す斜視図である。
【図5】第2実施形態に係るホースクリップの斜視図で
ある。
【図6】解除操作時の要部を示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る部分斜視図であ
る。
【図8】従来例におけるホースの緊締状態の斜視図であ
る。
【図9】その拡径操作時と解除操作時の部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…ホースクリップ 2…締付輪 6…第1摘み片 9…第2摘み片 11…係止片 12…案内部 14…係合片 14a…係合部 49…解除用操作部 H…ホース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のばね板を円形に回曲することで締
    付輪が形成されるとともに、その締付輪の一端側には径
    方向にアーチ状に起立した第1摘み片が、また他端側に
    は前記第1摘み片のアーチ部分を通過したのち径方向に
    起立して前記第1摘み片と対向可能な第2摘み片がそれ
    ぞれ形成され、前記締付輪が自由状態に縮径したときに
    はホースを締付可能であり、前記両摘み片を互いに接近
    させることにより前記締付輪が拡径変形可能とされたホ
    ースクリップにおいて、 いずれか一方の摘み片には、その摘み片の幅内において
    前記締付輪のほぼ軸方向に延出した係止片が設けられ、
    その係止片と他方の摘み片の側縁部とが当接可能となっ
    ているとともに、その当接部分には、前記他方の摘み片
    が前記締付輪の軸方向に相対的に変位するのを案内する
    案内面が形成されており、 両摘み片の接近動作に伴い、前記他方の摘み片を前記案
    内面に沿わせて前記締付輪の軸方向に相対的に変位させ
    たのち、前記係止片の裏面側に回り込ませて係止するこ
    とにより、両摘み片がほぼ重なり合った状態で前記締付
    輪を拡径状態に保持する構成としたことを特徴とするホ
    ースクリップ。
  2. 【請求項2】 前記係止片の延出端部と、前記他方の摘
    み片の側縁部とには、両摘み片の接近動作に伴って互い
    に摺接しつつ前記他方の摘み片が前記締付輪の軸方向に
    相対的に変位するのを案内する案内部が、ほぼ同じ傾斜
    角度で形成されており、かつ前記他方の摘み片側の案内
    部は、その摘み片の幅内において形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のホースクリップ。
  3. 【請求項3】 帯状のばね板を円形状に回曲することで
    締付輪が形成されるとともに、その締付輪の一端側には
    径方向にアーチ状に起立した第1摘み片が、また他端側
    には前記第1摘み片のアーチ部分を通過したのち径方向
    に起立して前記第1摘み片と対向可能な第2摘み片がそ
    れぞれ形成され、前記締付輪が自由状態に縮径したとき
    にはホースを締付可能であり、前記両摘み片を互いに接
    近させた状態で係合することにより前記締付輪が拡径変
    形可能とされかつ両つまみ片が相対的に軸方向へ変位す
    ることによって上記係合を解離して自由状態に復帰可能
    となるホースクリップにおいて、 前記両摘み片の少なくともいずれか一方には、相手側へ
    向けて解除用操作部が形成されていることを特徴とする
    ホースクリップ。
JP12657097A 1996-05-23 1997-05-16 ホースクリップ Pending JPH1061855A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12657097A JPH1061855A (ja) 1996-05-23 1997-05-16 ホースクリップ
US09/076,719 US5979020A (en) 1997-05-16 1998-05-13 Hose clip and releasing bar tool therefor
DE19821733A DE19821733A1 (de) 1997-05-16 1998-05-14 Schlauchklemme

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-128373 1996-05-23
JP12837396 1996-05-23
JP12657097A JPH1061855A (ja) 1996-05-23 1997-05-16 ホースクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1061855A true JPH1061855A (ja) 1998-03-06

Family

ID=26462737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12657097A Pending JPH1061855A (ja) 1996-05-23 1997-05-16 ホースクリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1061855A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343407B1 (en) 1999-05-07 2002-02-05 Togo Seisakusyo Corporation Hose clip
WO2003001101A1 (en) * 2001-06-25 2003-01-03 Progeral Industria De Artefatos Plasticos Ltda. A self-locking clamp for a hose
JP2005273914A (ja) 2005-04-25 2005-10-06 Piolax Inc ホースクランプ
WO2007108155A1 (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Piolax Inc. ホースクランプ
JP2008196709A (ja) 2008-05-19 2008-08-28 Piolax Inc ホースクランプ
JP2011106683A (ja) * 2011-03-01 2011-06-02 Piolax Inc ホースクランプ
JP2012107755A (ja) * 2012-02-13 2012-06-07 Piolax Inc ホースクランプ
JP2012127509A (ja) * 2012-03-30 2012-07-05 Piolax Inc ホースクランプ
JP2013019541A (ja) * 2012-08-17 2013-01-31 Piolax Inc ホースクランプ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6343407B1 (en) 1999-05-07 2002-02-05 Togo Seisakusyo Corporation Hose clip
WO2003001101A1 (en) * 2001-06-25 2003-01-03 Progeral Industria De Artefatos Plasticos Ltda. A self-locking clamp for a hose
JP2005273914A (ja) 2005-04-25 2005-10-06 Piolax Inc ホースクランプ
WO2007108155A1 (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Piolax Inc. ホースクランプ
JP4833279B2 (ja) * 2006-03-17 2011-12-07 株式会社パイオラックス ホースクランプ
US8127406B2 (en) 2006-03-17 2012-03-06 Piolax Inc. Hose clamp
JP2008196709A (ja) 2008-05-19 2008-08-28 Piolax Inc ホースクランプ
JP2011106683A (ja) * 2011-03-01 2011-06-02 Piolax Inc ホースクランプ
JP2012107755A (ja) * 2012-02-13 2012-06-07 Piolax Inc ホースクランプ
JP2012127509A (ja) * 2012-03-30 2012-07-05 Piolax Inc ホースクランプ
JP2013019541A (ja) * 2012-08-17 2013-01-31 Piolax Inc ホースクランプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5265774B2 (ja) ホースクランプ
JPH1061855A (ja) ホースクリップ
JP3665238B2 (ja) ホースクランプ
KR100238779B1 (ko) 밴드 클램프 체결구
JP2000018459A (ja) ホースクリップ
JP2585357Y2 (ja) ホースクリップ
US5979020A (en) Hose clip and releasing bar tool therefor
CN112513507B (zh) 软管夹
JP2003090474A (ja) ホースクランプ
JP3860529B2 (ja) 締付けバンド
JP2591296Y2 (ja) ホースクリップ
JP4296882B2 (ja) ホースクランプ
JP2006038092A (ja) ホースクランプ
JPH0728470Y2 (ja) ホースクランプ
JPH11201119A (ja) ホースクリップ及びこれに使用する解除用棒状工具
JP2560667Y2 (ja) ホースクリップ
JP2007255674A (ja) クランプホルダ
JP2560665Y2 (ja) ホースクリップ
JPH11118079A (ja) ホ−スクリップ
JP3503986B2 (ja) ホースクランプ
JPS63120907A (ja) 環状クランプ部材
JP3316579B2 (ja) 電線管用クランプ
JP2560664Y2 (ja) ホースクリップ
JP2020200914A (ja) ホースクランプ
JPH109465A (ja) ホース締付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20031201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060525

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060531

A521 Written amendment

Effective date: 20060724

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060919