JPH1062340A - トナー濃度センサー - Google Patents
トナー濃度センサーInfo
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- JPH1062340A JPH1062340A JP21857796A JP21857796A JPH1062340A JP H1062340 A JPH1062340 A JP H1062340A JP 21857796 A JP21857796 A JP 21857796A JP 21857796 A JP21857796 A JP 21857796A JP H1062340 A JPH1062340 A JP H1062340A
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Abstract
ーの濃度を広範囲にわたって正確に検出する。 【解決手段】ケース13内に設けられた素子設置孔13
aおよび13b内に、感光体ドラム20の所定領域21
に赤外光を照射する赤外発光ダイオード11および赤外
受光素子12が設けられている。赤外受光素子12は、
赤外発光ダイオード11から照射されて感光体ドラム2
0の所定領域21にて鏡面反射された赤外光が受光され
ないようになっている。赤外発光ダイオード11が設け
られた素子設置孔13aには、赤外発光ダイオード11
から照射される赤外光の拡散光を吸収するように複数の
環状突出部13cが設けられている。感光体ドラム20
の所定領域21には、黒色トナーまたはカラートナーが
それぞれ付着され、付着したトナーによって拡散反射さ
れる赤外光が受光素子12によって受光される。
Description
ラープリンター等のカラー画像形成装置において、カラ
ー画像の形成に使用されるカラートナーおよび黒色トナ
ーの濃度を検出するために使用されるトナー濃度センサ
ーに関する。
上に形成された静電潜像に、イエロー(Ye)、マゼン
タ(Mg)、シアン(Cy)の3色のカラートナーを選
択的に付着させてカラー画像を形成し、そのカラー画像
を転写紙等に転写することにより、複写画像が形成され
る。このようなカラー複写機では、これら3色のカラー
トナーによって、黒色を含む全てのカラーを再現するこ
とができるが、黒色をより鮮明に表現するために、これ
ら3色のカラートナーとともに、黒色トナーを使用する
ことも実施されている。
るカラー複写機では、良好な色再現性を得るために、感
光体ドラムに付着したカラートナーおよび黒色トナーの
濃度を検出するトナー濃度センサーが使用されている。
カラートナーおよび黒色トナーの濃度を検出するトナー
濃度センサーは、通常、モノクロ複写機において黒色ト
ナーの濃度を検出するために使用されるトナー濃度セン
サーと同様の構造になっている。
ーの濃度検出に使用される従来のトナー濃度センサーの
正面図、図4(b)はその側面図である。このトナー濃
度センサー50は、感光体ドラム20の所定領域21に
付着したトナーに対して赤外光を照射する赤外発光ダイ
オード51と、その所定領域21に付着したトナー23
によって反射された赤外光を受光する赤外受光素子52
とがケース53内に配置された反射型になっている。赤
外発光ダイオード51は、感光体ドラム20におけるト
ナー23が付着される所定領域21に対して、所定の傾
斜角度で赤外光を照射するように配置されており、ま
た、赤外受光素子52は、感光体ドラム20の所定領域
21にて鏡面反射(正反射)される赤外光を受光するよ
うに配置されている。
赤外発光ダイオード51から照射されて感光体ドラム2
0の所定領域21に付着したトナー23にて反射された
赤外光が赤外受光素子52にて受光されるようになって
おり、赤外受光素子52は、受光した赤外光の光量に対
応した電流を出力する。そして、赤外受光素子52の出
力電流に基づいて、感光体ドラム20の所定領域21に
付着したトナー23の濃度が検出される。
分光反射率を示すグラフ、図6は、感光体ドラム20表
面の分光反射率を示すグラフである。黒色トナーは、図
5に示すように、400 〜900 nmの波長の光に対して低い
反射率になっているが、感光体ドラム20の表面は、図
6に示すように、光の波長が大きくなるにつれて反射率
が順次大きくなり、赤外領域の光に対しては、50%以上
の反射率になっている。
が付着していない場合には、赤外発光ダイオード51か
ら照射された赤外光は、感光体ドラム20の表面によっ
て鏡面反射されるとともに、感光体ドラム20の表面に
て拡散反射される。トナー濃度センサー50の赤外受光
素子52には、感光体ドラム20の表面にて鏡面反射し
た光と、感光体ドラム20の表面の反射率によって決ま
る拡散反射光とが受光される。
域21に黒色トナーが付着すると、黒色トナーの付着量
に応じて、感光体ドラム20の表面によって鏡面反射す
る赤外光の量が減少するとともに、感光体ドラム20の
表面および黒色トナーの双方にて拡散反射する赤外光の
量も減少する。そして、黒色トナーの付着量(黒色トナ
ーの濃度)が増加すると、最終的には、黒色トナーによ
る拡散反射光のみが赤外受光素子52によって受光され
ることになる。
た黒色トナーの濃度とトナー濃度センサー50(赤外受
光素子52)の出力電流との関係を示すグラフである。
感光体ドラム20に対する黒色トナーの付着量(黒色ト
ナー濃度)が増加すると、感光体ドラム20表面からの
鏡面反射される光量が減少する。また、黒色トナーに対
する赤外光の反射率が感光体ドラム20表面に対する赤
外光の反射率よりも小さくなっていることにより、黒色
トナーの付着量が増加すると、感光体ドラム20表面お
よび黒色トナーの双方によって拡散反射される光量も減
少し、図7に示すように、トナー濃度センサー50の出
力電流は、トナー濃度にほぼ反比例して小さくなる。そ
して、黒色トナーの濃度がa(mg/cm2 )以上になれ
ば、トナー濃度センサー50の出力電流はほぼ一定にな
る。
によって、感光体ドラム20に付着したカラートナーの
濃度を検出する場合について説明する。図8(a)はイ
エロートナーの分光反射率を示すグラフ、図8(b)は
マゼンタトナーの分光反射率を示すグラフ、図8(c)
はシアントナーの分光反射率を示すグラフである。イエ
ロートナーは、500 nm程度以下の波長の光に対しては反
射率が低く、マゼンタトナーは500 〜600 nm程度の波長
の光に対しては反射率が低く、シアントナーは600 〜80
0 nm程度の波長の光に対しては反射率が低くなってい
る。従って、全てのカラートナーは、赤外領域の光に対
しては反射率が大きく、また、図6に示した感光体ドラ
ム20の表面の赤外領域の光に対する反射率よりも大き
くなっている。
ム20の表面に対する付着量(カラートナー濃度)が増
加する(大きくなる)と、感光体ドラム20表面による
鏡面反射光量は減少する。しかし、感光体ドラム20の
表面による赤外光の反射率よりも各カラートナーによる
赤外光の反射率が大きいために、感光体ドラム20に付
着する各カラートナー量が増加すると、拡散反射される
赤外光の光量が増加することになる。そして、感光体ド
ラム20表面に付着するカラートナー量が一定値以上に
なると、赤外受光素子52には、感光体ドラム20表面
からの鏡面反射光は受光されず、カラートナーによる拡
散反射光のみが受光される状態になり、赤外受光素子5
2の出力電流は一定になる。
サー50(赤外受光素子52)の出力電流の関係を図7
に破線で示す。このように、カラートナーによる拡散反
射光量が増加することにより、トナー濃度センサー50
の出力が一定になるカラートナーの濃度b(mg/cm2 )
は、トナー濃度センサー50の出力が一定になる黒色ト
ナーの濃度a(mg/cm2 )よりも小さくなっており、カ
ラートナーの濃度を正確に検出することができる領域は
狭くなっている。その結果、カラー複写機等のカラー画
像形成装置によって形成されるカラー画像の色再現性を
確保するために必要なカラートナー濃度の検出範囲を十
分にカバーすることができず、カラー画像の色再現性を
向上させることができないという問題がある。
光ダイオード51から照射される赤外光の感光体ドラム
表面における鏡面反射光ではなくて、拡散反射光を赤外
受光素子にて受光するようにすればよい。しかし、この
ような構成であっても、赤外発光ダイオード51から照
射される赤外光は、ある程度の角度的な広がりを有して
いるために、ケース53内に配置された赤外発光ダイオ
ード51から照射される赤外光は、ケースの内壁にて反
射され、その反射光が、感光体ドラム20の表面にて鏡
面反射され、赤外受光素子52によって受光されるおそ
れがある。このように、感光体ドラム20での拡散反射
光以外の赤外光が、赤外受光素子52によって受光され
ることにより、トナー濃度を広範囲にわたって正確に検
出することができなくなるおそれがある。
長期間にわたって使用すると、発光光量が経時的に低下
するという問題がある。このような状態になると、トナ
ー濃度が一定であるにもかかわらず、赤外受光素子52
の受光光量が低下するために、正確にトナー濃度を検出
することができなくなる。
であり、その目的は、黒色トナーの濃度のみならず、カ
ラートナーの濃度も広範囲にわたって正確に検出するこ
とができ、従って、カラー複写機等画像形成装置によっ
て形成されるカラー画像の色再現性を著しく向上させる
ことができるトナー濃度センサーを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、赤外発光ダイオードの出力が
経時的に低下しても、正確にトナー濃度を検出すること
ができるトナー濃度センサーを提供することにある。
サーは、赤外発光ダイオードから感光体上の所定領域に
赤外光を照射して、赤外受光素子にて受光される赤外光
量に基づいて感光体に付着したトナーの濃度を検出する
ようになったトナー濃度センサーであって、前記赤外受
光素子が、ケース内に配置された赤外発光ダイオードか
ら照射される赤外光の感光体表面による鏡面反射光を受
光しないように配置されるとともに、赤外発光ダイオー
ドから照射される赤外光の拡散光がケース内にて吸収さ
れるようになっていることを特徴とする。
られた筒状の素子設置孔内に、その素子設置孔の軸心線
に光軸を一致させた状態で設けられており、素子設置孔
の内周面には、軸心方向に適当な間隔をあけて複数の環
状突出部が、それぞれ素子設置孔と同心状態で設けられ
ている。
子は、それぞれの光軸が、感光体表面の法線方向に対し
て10°〜30°の角度で傾斜した平面内に位置するととも
に、その平面内にて、異なる角度を有している。
外発光ダイオードから感光体上の所定領域に赤外光を照
射して、赤外受光素子にて受光される赤外光量に基づい
て感光体に付着したトナーの濃度を検出するようになっ
たトナー濃度センサーであって、トナーが付着していな
い感光体上の所定領域に赤外発光ダイオードから照射さ
れる赤外光に対する赤外受光素子の出力の経時変化に基
づいて、最適な色再現性が得られるように赤外受光素子
の出力を補正する制御部が設けられていることを特徴と
する。
光体上の所定領域に照射される赤外光を受光した赤外受
光素子の初期状態の出力と、最適な色再現性が得られる
トナー濃度に対する赤外受光素子の初期状態の出力とに
基づいて、赤外受光素子が補正される。
に基づいて詳細に説明する。
ーにおける検出部の実施の形態の一例を示す概略正面
図、図1(b)はその側面図である。このトナー濃度セ
ンサーの検出部10は、例えば、三原色であるイエロー
(Ye)、マゼンタ(Mg)、シアン(Cy)の各カラ
ートナーと黒色トナーとによってカラー画像を形成する
カラー複写機に設けられた感光体ドラム20の所定領域
21に対向して配置されている。感光体ドラム21の所
定領域には、カラー画像の形成とは関係なく、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの各カラートナーが付着されると
ともに、黒色トナーが付着されるようになっている。
体ドラム20の所定領域21に付着したトナー23に赤
外光を照射する赤外発光ダイオード11と、感光体ドラ
ム20の所定領域21に付着したトナー23にて拡散反
射される反射光を受光する赤外受光素子としてのフォト
ダイオード12とが、ケース13内に収容されて構成さ
れている。
によって直方体状に形成されており、図1(b)に示す
ように、ケース13の一方の表面が、感光体ドラム20
の法線方向に対して傾斜状態で対向している。ケース1
3には、一対の素子設置孔13aおよび13bが設けら
れており、各素子設置孔13aおよび13bの開口部
が、感光体ドラム20に対向した表面にそれぞれ近接し
た状態で設けられている。各素子設置孔13aおよび1
3bは、それぞれ円筒状になっており、それぞれの軸心
線は、開口部が設けられたケース13の表面に対して直
交状態になった平面内に位置している。従って、図1
(a)に示すように、感光体ドラム20の表面における
法線24に対して角度θ1 にて傾斜した平面内に、各素
子設置孔13aおよび13bの軸心線が位置している。
の軸心線は、図1(b)に示すように、その平面内に
て、感光体ドラム20の法線24に対して異なる角度θ
2 およびθ3 で、同方向に傾斜した状態になっている。
そして、傾斜角度が小さな素子設置孔13aの底面に、
赤外発光ダイオード11が、赤外光の照射方向を開口部
側に向けて配置されており、他方の素子設置孔13bの
底面に、フォトダイオード12が、赤外光の受光方向を
開口部側に向けて配置されている。赤外発光ダイオード
11およびフォトダイオード12は、それぞれの光軸
が、各素子設置孔13aおよび13bの軸心線に一致し
た状態になっている。
ォトダイオード12のそれぞれの光軸も、感光体ドラム
20の表面における法線24に対して、10°〜30°の範
囲の所定の角度θ1 にて傾斜した平面内に位置してお
り、赤外発光ダイオード11の光軸は、感光体ドラム2
0表面の法線24に対して角度θ2 だけ傾斜するととも
に、フォトダイオード12の光軸も、赤外発光ダイオー
ド11の光軸と同方向に法線24に対して角度θ3 (>
θ2 )だけ傾斜している。従って、フォトダイオード1
2は、赤外発光ダイオード11から照射されて感光体ド
ラム20表面により鏡面反射(正反射)された赤外光
を、直接受光しない位置に配置されていることになる。
設置孔13aの内周面には、複数の環状突出部13c
が、軸方向に等しい間隔をあけて設けられている。各環
状突出部13cは、素子設置孔13aとはそれぞれ同心
状態になっており、各環状突出部13cの内周面は、開
口部側になるにつれて順次内径が大きくなったテーパー
状になっている。フォトダイオード12が配置された素
子設置孔13bの内周面は、軸心線に沿って一定の内径
になっている。
ったケース13における素子設置孔13aの軸心線に沿
って赤外光が照射されるが、その赤外光の一部は拡散し
た状態で素子設置孔13c内を進行する。そして、拡散
光の一部が、素子設置孔13aにおける各環状突出部1
3cの内周面の黒色になった先端部によって吸収され
る。
(b)に示すように、感光体ドラム20表面における放
射方向に延びる法線24に対してθ1 およびθ2 だけ傾
斜した状態になっているために、感光体ドラム20の表
面に付着したトナーによって鏡面反射された赤外光は、
法線24に対してフォトダイオード12の配置方向とは
反対方向に反射する。しかも、フォトダイオード12
は、赤外発光ダイオード11に対してトナー23による
赤外光の鏡面反射方向とは反対側に配置されているため
に、トナー23による赤外光の鏡面反射光がフォトダイ
オード12によっては受光されるおそれがない。従っ
て、フォトダイオード12には、感光体ドラム20上の
トナー23によって拡散反射される赤外光が確実に受光
されることになる。
れた赤外光の拡散光は、素子設置孔13aの環状突出部
13cにて吸収されるために、感光体ドラム20の所定
領域21に付着したトナー23に向かって確実に照射さ
れ、素子設置孔13aの内周面にて反射された光が感光
体ドラム20表面におけるトナー23が付着していない
領域に照射されて、赤外受光素子12にて受光されるこ
とが抑制される。
号処理回路のブロック図である。フォトダイオード12
の出力は、電流−電圧(I/V)変換部16によって電
圧に変換されて、増幅回路17によって増幅された後
に、マイクロコンピューターを使用した制御部18のア
ナログ−ディジタル(A/D)変換入力端子に入力され
ている。増幅回路17は、可変抵抗器17aによって増
幅率を変更し得るようになっている。制御部18には、
EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な読み
取り専用記憶装置)のように不揮発性のメモリーによっ
て構成された記憶部19が接続されている。制御部17
aは、赤外発光ダイオード11も制御されるようになっ
ている。
トナーの濃度とトナー濃度センサーの出力電流との関係
を示すグラフである。黒色トナーの場合には、感光体ド
ラム20表面における赤外光の反射率よりも、赤外光の
反射率が小さいために、図3に実線で示すように、感光
体ドラム20の所定領域21に付着した黒色トナーの濃
度が大きくなるほど、すなわち、感光体ドラム20の所
定領域21に付着した黒色トナー量が多くなるほど、黒
色トナーにて拡散反射される赤外光量が減少するため
に、フォトダイオード12の出力電流が減少する。感光
体ドラム20の表面にトナーが付着していない(トナー
濃度が0mg/cm2 )状態で、感光体ドラム20表面によ
る赤外光の拡散反射光を受光したフォトダイオード12
の出力電流をAとすると、黒色トナーを最適な色再現性
が得られる濃度x1 mg/cm2 となるように感光体ドラム
20に付着させた場合に、その黒色トナーによる赤外光
の拡散反射光を受光したフォトダイオード12の出力は
Aよりも低下する。感光体ドラム20に付着した黒色ト
ナーの濃度がx2 mg/cm2 に上昇すると、その黒色トナ
ーによる赤外光の拡散反射光を受光したフォトダイオー
ド12の出力はさらに低下する。
カラートナーの場合には、各カラートナーによる赤外光
の反射率は、感光体ドラム20の表面における赤外光の
反射率よりも大きいために、図3に示すように、感光体
ドラム20の所定領域21に付着したカラートナーの濃
度が大きくなるほど、すなわち、感光体ドラム20の所
定領域21に付着したカラートナーの量が多くなるほ
ど、カラートナーにて拡散反射される赤外光量が増加
し、フォトダイオード12の出力電流が増加する。感光
体ドラム20に付着したカラートナーのトナー濃度が最
適な色再現性が得られるx1 mg/cm2 の場合には、その
カラートナーによる赤外光の拡散反射光を受光したフォ
トダイオード12の出力は、感光体ドラム20表面によ
る赤外光の拡散反射光を受光したフォトダイオード12
の出力Aよりも上昇し、トナー濃度がさらにx2 mg/cm
2 にまで上昇すると、そのカラートナーによる赤外光の
拡散反射光を受光したフォトダイオード12の出力はさ
らに上昇する。
図2に示した増幅回路17に設けられた可変抵抗器17
aによって、各検出部10毎にバラツキがなく、一定量
になるように調整される。このために、トナー濃度の変
化に対するフォトダイオード12の出力の変化も一定に
なる。従って、カラートナーおよび黒色トナーそれぞれ
における最適な色再現性が得られるトナー濃度x1 mg/
cm2 に対するフォトダイオード12の出力C(カラート
ナー)およびD(黒色トナー)は、トナー濃度が0mg/
cm2 の場合のフォトダイオード12の出力Aに対して、
可変抵抗器17aによって得られる既知の値であり、一
元的に決定される。
て、感光体ドラム20の表面にトナーが付着していない
場合、すなわち、トナー濃度が0mg/cm2 の場合のフォ
トダイオード12の出力Aを、記憶部19に記憶するよ
うになっている。そして、感光体ドラム20の表面にト
ナーが付着していない状態でのフォトダイオード12の
出力を、逐次、記憶部19に記憶された初期状態のフォ
トダイオード12の出力Aと比較して、赤外発光ダイオ
ード11の光量が低下したことが確認された時点で、フ
ォトダイオード12の出力を補正するようになってい
る。
フォトダイオード12の出力が、図3に示すように、A
からBに低下した場合には、トナー濃度に対するフォト
ダイオード12の出力特性が、初期状態からB/Aに低
下しているものとして、カラートナーおよび黒色トナー
それぞれのトナー濃度に対するフォトダイオード12の
出力特性がB/A倍になるように演算する。これによ
り、カラートナーおよび黒色トナーそれぞれのトナー濃
度に対するフォトダイオード12の出力は、図3に破線
で示す状態に変換される。
ートナーおよび黒色トナーのトナー濃度x1 mg/cm2 に
対するフォトダイオード12の出力C’およびD’は、
次式(1) および(2) によってそれぞれ求められる。
D)は、一定値であり、既知の値である。また、Aは、
記憶部19に記憶されており、Bを測定することによ
り、最適な色再現性を得ることができるフォトダイオー
ド12の出力C’およびD’を求めることができる。
イオード12の出力に基づいて感光体ドラム21上のト
ナーの濃度を検出し、最適な色再現性が得られるトナー
濃度を求めて、検出されたトナー濃度と比較することに
より、トナー現像系を制御することができる。すなわ
ち、カラートナーの場合に、最適な色再現性が得られる
フォトダイオード12の出力Cに対して、フォトダイオ
ード12の出力が大きくなっている場合には、カラート
ナーの濃度が濃くなっていると判断して、トナー現像系
に対して、カラートナー濃度を低下させるように出力す
る。反対に、フォトダイオード12の出力が、最適な色
再現性が得られるフォトダイオード12の出力Cよりも
小さくなっている場合には、カラートナーの濃度が薄く
なっていると判断して、トナー現像系に対して、カラー
トナー濃度を上昇させるように出力する。黒色トナーの
場合には、最適な色再現性が得られるフォトダイオード
12の出力Dに対して、フォトダイオード12の出力が
小さくなっている場合には、カラートナーの濃度が濃く
なっていると判断して、トナー現像系に対して、カラー
トナー濃度を低下させるように出力し、フォトダイオー
ド12の出力が、最適な色再現性が得られるフォトダイ
オード12の出力Dよりも大きくなっている場合には、
カラートナーの濃度が薄くなっていると判断して、トナ
ー現像系に対して、カラートナー濃度を上昇させるよう
に出力する。
ード12の出力を増幅回路18の可変抵抗器17aによ
って調整する構成であったが、このように、可変抵抗器
17aによって調整することができないような場合に
は、初期状態で、トナー濃度が0mg/cm2 の場合におけ
るフォトダイオード12の出力Aと、最適な色再現性が
得られるトナー濃度x1 mg/cm2 に対するフォトダイオ
ード12の出力CおよびDを記憶し、以後、前記(1) 式
および(2) 式に基づいて、トナー濃度を制御すればよ
い。
うに、赤外発光ダイオードから照射されて感光体表面に
て鏡面反射される赤外光が、受光素子によって受光され
ない状態になっており、しかも、赤外発光ダイオードか
ら照射される赤外光の拡散光も吸収され得るようになっ
ているために、感光体における所定領域にて拡散反射さ
れる赤外光のみを確実に受光素子にて受光することがで
きる。その結果、赤外光の反射率の低い黒色トナーのみ
ならず、赤外光の反射率の高いカラートナーも、広範囲
にわたって、正確に濃度を検出することができる。従っ
て、カラー複写機等のカラー画像形成装置において、色
再現性に優れたカラー画像を形成することができる。
の出力が、経時的に補正されるようになっているため
に、赤外発光ダイオードの出力の経時的な劣化によっ
て、トナー濃度を正確に検出できないようなおそれがな
い。
における実施の形態の一例を示す概略正面図、(b)は
その側面図である。
と、本発明のトナー濃度センサーにおけるフォトダイオ
ードの出力電流との関係をそれぞれ示すグラフである。
態の一例を示す正面図、(b)はその側面図である。
ある。
である。
従来のトナー濃度センサーの出力電流との関係をそれぞ
れ示すグラフである。
示すグラフ、(b)はマゼンタトナーの分光反射率の概
略を示すグラフ、(c)はシアントナーの分光反射率の
概略を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 赤外発光ダイオードから感光体上の所定
領域に赤外光を照射して、赤外受光素子にて受光される
赤外光量に基づいて感光体に付着したトナーの濃度を検
出するようになったトナー濃度センサーであって、 前記赤外受光素子が、ケース内に配置された赤外発光ダ
イオードから照射される赤外光の感光体表面による鏡面
反射光を受光しないように配置されるとともに、赤外発
光ダイオードから照射される赤外光の拡散光がケース内
にて吸収されるようになっていることを特徴とするトナ
ー濃度センサー。 - 【請求項2】 前記赤外発光ダイオードは、ケースに設
けられた筒状の素子設置孔内に、その素子設置孔の軸心
線に光軸を一致させた状態で設けられており、素子設置
孔の内周面には、軸心方向に適当な間隔をあけて複数の
環状突出部が、それぞれ素子設置孔と同心状態で設けら
れている請求項1に記載のトナー濃度センサー。 - 【請求項3】 前記赤外発光ダイオードおよび赤外受光
素子は、それぞれの光軸が、感光体表面の法線方向に対
して10°〜30°の角度で傾斜した平面内に位置するとと
もに、その平面内にて、異なる角度を有している請求項
1に記載のトナー濃度センサー。 - 【請求項4】 赤外発光ダイオードから感光体上の所定
領域に赤外光を照射して、赤外受光素子にて受光される
赤外光量に基づいて感光体に付着したトナーの濃度を検
出するようになったトナー濃度センサーであって、 トナーが付着していない感光体上の所定領域に赤外発光
ダイオードから照射される赤外光に対する赤外受光素子
の出力の経時変化に基づいて、最適な色再現性が得られ
るように赤外受光素子の出力を補正する制御部が設けら
れていることを特徴とするトナー濃度センサー。 - 【請求項5】 前記制御部は、トナーが付着していない
感光体上の所定領域に照射される赤外光を受光した赤外
受光素子の初期状態の出力と、最適な色再現性が得られ
るトナー濃度に対する赤外受光素子の初期状態の出力と
に基づいて、赤外受光素子が補正される請求項5に記載
のトナー濃度センサー。
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- 1996-08-20 JP JP21857796A patent/JP3310175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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