JPH106289A - セラミックグリーンシート裁断積層方法 - Google Patents

セラミックグリーンシート裁断積層方法

Info

Publication number
JPH106289A
JPH106289A JP18283796A JP18283796A JPH106289A JP H106289 A JPH106289 A JP H106289A JP 18283796 A JP18283796 A JP 18283796A JP 18283796 A JP18283796 A JP 18283796A JP H106289 A JPH106289 A JP H106289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic green
green sheet
cutting
head
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18283796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3789170B2 (ja
Inventor
Naoya Hoshino
直也 星野
Naoyuki Ishizaka
尚之 石坂
Naoki Obana
直樹 尾花
Masakazu Seki
雅一 関
Yutaka Mashita
豊 真下
Megumi Takayanagi
恵 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP18283796A priority Critical patent/JP3789170B2/ja
Publication of JPH106289A publication Critical patent/JPH106289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3789170B2 publication Critical patent/JP3789170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B11/00Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
    • B28B11/14Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for dividing shaped articles by cutting
    • B28B11/16Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for dividing shaped articles by cutting for extrusion or for materials supplied in long webs
    • B28B11/168Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for dividing shaped articles by cutting for extrusion or for materials supplied in long webs in which the material is cut-out from a strand or web by means of a frame-shaped knife

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミックグリーンシート21を積層しなが
ら圧着する時の下層側のセラミックグリーンシート21
の伸びを防止し、積層精度の高く、剥がれにくい積層セ
ラミックグリーンシート21の積層体を得る。 【解決手段】 吸着ヘッド13の両側にカッターブレー
ド12、12を昇降自在に設けたカッティングヘッド1
1を用い、セラミックグリーンシート27を裁断する前
に、まず前記吸着ヘッド13の吸着面でセラミックグリ
ーンシート27を吸着し、保持し、セラミックグリーン
シート27を固定し、その状態で前記カッターブレード
12、12によりセラミックグリーンシート27を裁断
する。さらに、積層ステージ30上で裁断したセラミッ
クグリーンシート21を積層する際、セラミックグリー
ンシート21を積み重ねる毎にできるだけ小さい圧力で
加圧し、最後のセラミックグリーンシート21を積み重
ねた後で、全体のセラミックグリーンシート21をより
強い圧力で加圧し、仮圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一部に電極パター
ンを有するセラミックグリーンシートを積層して、積層
セラミックコンデンサーや積層セラミックインダクター
等の電子部品を製造するに当り、セラミックグリーンシ
ートを裁断し、積層し、圧着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層電子部品の最も代表的な例である積
層セラミックコンデンサは、内部電極を有する誘電体セ
ラミック層が多数積み重ねられ、内部電極が積層体の端
面に交互に引き出されている。そして、これらの内部電
極が引き出された積層体の端面に外部電極が形成されて
いる。
【0003】このような積層セラミックコンデンサは、
例えば、図11に示すような層構造を有する。すなわ
ち、内部電極55、56を有する誘電体層51、51…
が図11で示す順序に積層され、さらにその両側に内部
電極が形成されてない誘電体層57、58が複数層積み
重ねられる。そして、このような積層体の内部電極5
5、56が露出した端面に図示されてない外部電極が形
成される。
【0004】このような積層セラミック電子部品は、通
常、図11に示すような部品1個単位が個々に製造され
る訳ではなく、実際は次に示すような製造方法がとられ
る。すなわち、まず微細化したセラミック粉末と有機バ
インダーとを混練してスラリーを作り、これをドクター
ブレード法によってポリエチレンテレフタレートフィル
ム等からなるキャリアフィルム上に薄く展開し、乾燥
し、セラミックグリーンシートを作る。次に、このセラ
ミックグリーンシートを支持フィルムの上に載ったま
ま、その片面にスクリーン印刷法によって導電ペースト
を印刷し、乾燥する。その後、カッティングヘッドで所
望の大きさに切断すると共に、支持フィルムから剥離す
る。これにより、図12で示すように、縦横に複数組分
の内部電極パターン2a、2bが配列されたセラミック
グリーンシート1a、1bが得られる。
【0005】次に、図12に示すように、前記内部電極
パターン2a、2bを有する複数枚のセラミックグリー
ンシート1a、1bを積層し、さらに、内部電極パター
ン2a、2bを有しない何枚かのセラミックグリーンシ
ート1、1を上下に積み重ね、さらにこれらを圧着し、
積層体を作る。ここで、前記セラミックグリーンシート
1a、1bは、内部電極パターン2a、2bが長手方向
に半分の長さ分だけずれたもの1a、1bを交互に積み
重ねる。その後、この積層体を所望のサイズに切断し
て、積層生チップを製作し、この生チップを焼成する。
こうして得られたチップ状の積層体は、両端面に交互に
露出した内部電極を有する立方体形のものである。次
に、この焼成済みの積層体の両端に導電ペーストを塗布
し、焼付けることにより、両端に電極端子が形成され、
積層セラミックコンデンサが完成する。
【0006】ここで、前記のセラミックグリーンシート
1を積層し、圧着する工程では、まずセラミックグリー
ンシート1を本圧着する前に、積層体の搬送時に生じる
セラミックグリーンシート1のズレ等を防止し、セラミ
ックグリーンシート1を精度よく積層するため、セラミ
ックグリーンシート1を順次積み重ねながら加圧するこ
とで、それらを仮圧着する。例えば、積層ステージ上に
加圧板を配置し、この加圧板を油圧等で昇降させて積み
重ねたセラミックグリーンシート1を順次積み重ねなが
ら加圧し、セラミックグリーンシート1を積み重ねるの
と同時にそれらを仮圧着する。
【0007】加圧板と積層ステージとには、各々ヒータ
ーが備えられ、これによって、積層及び仮圧着時に、そ
れらの板面が例えば70〜80℃程度の温度に加熱され
る。セラミックグリーンシートは加温されると可撓性が
増し、粘着性も向上するため、積層されたセラミックグ
リーンシートが確実に密着する。こうして積層されなが
ら仮圧着された積層体は、圧着金型等でより高い圧力で
本圧着される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の積層圧着方
法と装置によりセラミックグリーンシートを積層し、仮
圧着すると、下層のセラミックグリーンシート程、加温
されたまま何度も繰り返し加圧される。このため、図9
で示すような理想的な積層状態とはならず、図10で示
すように、下層のセラミックグリーンシート1がその中
央部と周辺部とで伸びる割合が大きく異なり、セラミッ
クグリーンシート1に形成されたパターンがずれ、いわ
ゆる積層ずれを生ずる。一般的には、理想的な図9のよ
うな積層体に対し、図10の積層体では、下層のセラミ
ックグリーンシート1に印刷された外側の内部電極パタ
ーン2aが外側にずれる。
【0009】このような積層ずれを生じた場合、外観か
らはこのずれを確認することが出来ない。そして、この
積層体を定められた寸法で等間隔に切断すると、個々に
切断されたチップ内の内部電極パターン1a、1bがチ
ップの中央に位置することなく、最悪の場合は内部電極
パターン1a、1bがチップの側面に露出することもあ
る。また、内部電極パターン1a、1bがチップの側面
に露出しないまでも、それらのチップの一方に偏り過ぎ
て、他方の側の外部電極と近くなるため、出来上がった
積層セラミックコンデンサーの耐電圧や耐湿性が悪くな
り、製品としての信頼性を損ねたりすると言う課題があ
った。
【0010】さらに、このように下層のみが伸びて積層
された積層体では、セラミックグリーンシート1の層間
の接着力に差が生じ、積層した後にセラミックグリーン
シート1が一部が剥がれたり、バリが発生しやすいとい
う課題もある。また、前記従来のセラミックグリーンシ
ートの裁断積層方法では、セラミックグリーンシートを
カッティングヘッドで裁断する時に、セラミックグリー
ンシートがキャリアフィルム上から一部剥がれ、変形し
てしまうことがある。そのため、裁断した後のセラミッ
クグリーンシートに皺や部分的な延びが発生し、これが
原因で前記と同様の積層ズレを発生させることがある。
そこで、本発明は、前記従来技術の課題に鑑み、セラミ
ックグリーンシートを積層しながら圧着する時の下層側
のセラミックグリーンシートの伸びを防止し、積層精度
の高く、剥がれにくい積層セラミックグリーンシートの
積層体が得られるセラミックグリーンシート裁断積層方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の課題
を解消するため、吸着ヘッド13の両側にカッターブレ
ード12、12を昇降自在に設けたカッティングヘッド
11を用い、セラミックグリーンシート27を裁断する
前に、まず前記吸着ヘッド13の吸着面でセラミックグ
リーンシート27を吸着し、保持し、セラミックグリー
ンシート27を固定し、その状態で前記カッターブレー
ド12、12によりセラミックグリーンシート27を裁
断することにした。これにより、セラミックグリーンシ
ート27を裁断する時のセラミックグリーンシート27
の変形等を防止し、正確に裁断できるようにした。
【0012】さらに本発明では、前記のようなカッティ
ングヘッド11を使用し、積層ステージ30上で裁断し
たセラミックグリーンシート21を積層する際、セラミ
ックグリーンシート21を積み重ねる毎にできるだけ小
さい圧力で加圧し、最後のセラミックグリーンシート2
1を積み重ねた後で、全体のセラミックグリーンシート
21をより強い圧力で加圧し、仮圧着するようにした。
これにより、下側の層のセラミックグリーンシート21
と上側の層のセラミックグリーンシート21との延びの
バラツキが抑えられ、積層されるセラミックグリーンシ
ート21の延びが均一になる。
【0013】すなわち、セラミックグリーンシートの裁
断積層方法は、裁断ステージ28上に載ったセラミック
グリーンシート27をカッティングヘッド11で所定の
形状に裁断する工程と、裁断したセラミックグリーンシ
ート21をカッティングヘッド11に吸着して保持しな
がら、積層ステージ30上に搬送する工程と、この積層
ステージ30上でセラミックグリーンシート21を加圧
する工程とを有し、これらの工程を複数回繰り返して複
数のセラミックグリーンシート21を積層する。
【0014】この場合において、下面にセラミックグリ
ーンシート27を吸着する吸着面を有する吸着ヘッド1
3の両側にカッターブレード12、12を昇降自在に設
けたカッティングヘッド11を使用し、前記吸着ヘッド
13の吸着面でセラミックグリーンシート27を吸着・
保持し、その後吸着・保持したまま前記カッターブレー
ド12、12によりセラミックグリーンシート27を裁
断する。
【0015】これにより、セラミックグリーンシート2
7は、裁断する部分が吸着ヘッド13で予め固定された
状態で裁断されるため、皺や変形が発生せず、正確に裁
断することができる。ここで、セラミックグリーンシー
ト27を吸着する手段としては、真空吸引が一般的であ
るが、セラミックグリーンシート27や内部電極パター
ンが磁性体であれば、磁力吸引を使用することもでき
る。
【0016】さらに、前記のようなカッティングヘッド
11を使用し、積層ステージ30上で積み重ねられるセ
ラミックグリーンシート21を、前記吸着ヘッド13に
より加圧しながら積み重ね、最後のセラミックグリーン
シート21を積み重ねた後、全てのセラミックグリーン
シート21をより強い圧力で加圧し、それらを仮圧着す
る。これにより、下層のセラミックグリーンシート21
に繰り返し加わる圧力が小さくなり、下層のセラミック
グリーンシート21のみが伸びてしまうことが防止され
る。
【0017】また、カッティングヘッド11の吸着ヘッ
ド13の吸着面をセラミックグリーンシート21のガラ
ス転移点より低い温度とし、一方で積層ステージ30の
積層面を前記ガラス転移点より高い温度としてセラミッ
クグリーンシート21を仮圧着する。これにより、セラ
ミックグリーンシート21の伸びが小さくなり、セラミ
ックグリーンシート21の変形を防止することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について具体的且つ詳細に説明する。図
1及び図2に、本発明の方法で用いるカッティングヘッ
ド11が示されている。このカッティングヘッド11
は、立方体形状の吸着ヘッド13と、同ヘッド13の側
面と端面とに沿って、各々上下にスライド駆動するよう
設けられたカッターブレード12、12とを備える。吸
着ヘッド13の下面である吸着面は、積層されるセラミ
ックグリーンシート21の平面寸法に対応する寸法を有
している。この吸着面には、図示してない真空源に接続
された空気通路15が分散して開口され、この空気通路
15を通して吸着面側から吸気することで、同吸着面が
負圧とされ、そこにセラミックグリーンシート21、2
7を吸着、保持することができる。この吸着ヘッド13
にはヒータ34が内蔵されており、これにより、吸着ヘ
ッド13の吸着面が加熱される。
【0019】カッターブレード12、12は、エアシリ
ンダーやスクリュー機構等のアクチュエーター33によ
り、吸着ヘッド13の側面と端面とに沿って上下にスラ
イドされるようになっている。そして、このカッターブ
レード12、12が下方へスライドしたとき、その先端
の刃先が吸着ヘッド13の吸着面から所定の量だけ突出
する。そして、上方へスライドしたとき、カッターブレ
ード12、12の刃先が吸着ヘッド13の吸着面から引
き込む。既に説明した通り、吸着ヘッド13の吸着面
は、積層されるセラミックグリーンシート21の平面寸
法、つまりセラミックグリーンシート27を裁断すべき
寸法に対応する寸法を有しており、カッターブレード1
2、12の刃先は、この吸着面の縁に沿って配置してあ
る。
【0020】一方、図2に前記のようにして裁断された
セラミックグリーンシート21を積層する積層ステージ
30が示されており、図示の積層ステージ30は、セラ
ミックグリーンシート21を積層する領域が一段低い凹
部となっている。この積層ステージ30は、ヒーター3
7を内蔵しており、これにより積層面を加熱することが
出来る。セラミックグリーンシート21を積層する領域
の前記の凹部は、積層位置精度を保持するためのもので
あるが、このような凹部を設ける代わりに、積層ステー
ジ30の積層領域に位置決めピンを立てて積層位置精度
を担保する方法もある。この場合は、セラミックグリー
ンシート21を裁断する際に、前記位置決めピンに対応
してそのセラミックグリーンシート21に位置決め孔を
穿孔しておき、その位置決め孔を前記位置決めピンに差
し込んで位置決めする。
【0021】次に、前記カッティングヘッド11の吸着
ヘッド13でセラミックグリーンシート21を吸着し、
そのカッターブレード12でセラミックグリーンシート
27を裁断し、裁断したセラミックグリーンシート21
を前記の積層ステージ30上で積層する方法について説
明する。まず、図1に示すように、セラミックグリーン
シート27は、ポリエチレンテレフタレートフィルム等
からなるキャリアフィルム28上に保持された状態で、
裁断ステージ26の上に供給される。このセラミックグ
リーンシート21の表面には、必要に応じて電極パター
ンが印刷されている。
【0022】ここで、前記のカッティングヘッド11が
この裁断ステージ26の上に移動し、そこで同カッティ
ングヘッド11が裁断ステージ26の上方から図1に示
す位置まで下降し、その吸着面がセラミックグリーンシ
ート21の上に当接する。ここで、空気通路15を通し
て空気が吸引され、吸着ヘッド13の吸着面が負圧とさ
れ、そこにセラミックグリーンシート27の一部の表面
が吸着される。その後、アクチュエーター33、33に
より、カッターブレード12、12が下降し、その刃先
がセラミックグリーンシート27へと切り込まれれる。
その後、カッティングヘッド11が上昇することで、カ
ッターブレード12、12により裁断されたセラミック
グリーンシート21が吸着ヘッド13の吸着面に吸着、
保持された状態のまま、切り取られ、キャリアフィルム
28から剥離されて上昇される。
【0023】こうして、セラミックグリーンシート21
を吸着、保持した、カッティングヘッド11が次の積層
ステージ30側に移動し、同ステージ30の積層領域の
真上に位置合わせされる。その後、カッティングヘッド
11が下降され、その吸着ヘッド13の吸着面に保持さ
れたセラミックグリーンシート21が積層ステージ30
の積層領域の上に載せられ、加圧される。この状態で
は、空気通路15の空気の流れを停止するか或は僅かに
逆流させる。これにより、セラミックグリーンシート2
1の吸着状態が解除され、或は吸着ヘッド13の吸着面
が弱加圧状態となり、その気圧でセラミックグリーンシ
ート21が押し離される。また、カッターブレード12
は、アクチュエーター33により上方にスライドされ、
その刃先が積層ステージ30に当たらないように逃げ
る。
【0024】この動作に際して、吸着ヘッド13からセ
ラミックグリーンシート21に加える圧力はできるだけ
小さくし、最初のセラミックグリーンシート21には殆
ど圧力は加えない。その後、カッティングヘッド11が
上昇すると、セラミックグリーンシート21のみがセラ
ミックグリーンシート31の上に積層されたまま残され
る。以下、このサイクルを何度か繰り返すことにより、
所望の数の裁断されたセラミックグリーンシート21が
裁断され、積層される。この場合も、各セラミックグリ
ーンシート21を積み重ねるときに吸着ヘッド13から
セラミックグリーンシート21に加える圧力はできるだ
け小さくする。そして、最後のセラミックグリーンシー
ト21を積み重ねた後に、より強い圧力でセラミックグ
リーンシート21の積層体を加圧し、仮圧着する。
【0025】なお、この積層工程において、吸着ヘッド
13の吸着面がヒーター34により加熱されるが、その
温度はセラミックグリーンシート21のガラス転移点よ
り低い温度とする。他方、積層ステージ30の積層面が
ヒーター37により加熱されるが、その温度は前記ガラ
ス転移点より高い温度とする。例えば、セラミックグリ
ーンシート21に含まれる有機バインダーのガラス成分
のガラス転移点が70℃の場合、吸着ヘッド13の吸着
面を65℃とし、積層ステージ30の積層面を75℃と
する。これにより、セラミックグリーンシート21の伸
びが小さくなり、セラミックグリーンシート21の変形
を防止することができる。
【0026】所定の数のセラミックグリーンシート21
を所定の順序で積層した後、その積層体を圧着金型へ送
り、本圧着する。その後、積層体を1個の積層セラミッ
クインダクタの単位のチップ状に裁断し、この積層チッ
プを焼成し、その端面に導体ペーストを塗布し、焼き付
け、外部電極を形成する。その後、必要な部分にメッキ
を施したり、絶縁塗装を施したりすることで、積層セラ
ミックコンデンサや積層セラミックインダクタ等の積層
電子部品が作られる。
【0027】次に、図3及び図4に示す例について説明
すると、この例ではカッターブレード12を上下にスラ
イドさせるアクチュエーター33に代えて、カッターブ
レード12を常に下方に押し下げるように弾力が付勢さ
れたバネ等の弾性体35が使用されている。この例で
は、カッターブレード12を強制的に上下動させること
は出来ないが、カッターブレード12の刃先に加わる反
力に応じてそのカッターブレード12を上下にスライド
させることができる。そして、この弾性体35の弾力
は、吸着ヘッド13の吸着面がセラミックグリーンシー
ト27に接し、それを吸着した後に、同セラミックグリ
ーンシート27に切り込まれるよう設定されている。
【0028】次に、図5及び図6に示す例について説明
すると、この例はセラミックグリーンシート21、27
としてフェライト等の磁性体を含む磁性体シートを吸着
し、裁断し、積層する例である。そして、ここではセラ
ミックグリーンシート21、27を吸着ヘッド13の吸
着面に吸着させる手段として磁力が使用される。すなわ
ち、図5及び図6の例では、吸着ヘッド13に電磁石3
6が組み込まれ、これに電流を流し或は電流を遮断する
ことにより、セラミックグリーンシート21、27の吸
着及びその解除をする。なお、この例でも、前述の図3
及び図4に示された例と同様に、カッターブレード12
に弾性体35を係装している。
【0029】次に、図7及び図8に示す例について説明
すると、この例もまた、セラミックグリーンシート2
1、27としてフェライト等の磁性体を含む磁性体シー
トを吸着し、裁断し、積層する例である。そして、ここ
ではセラミックグリーンシート21、27を吸着ヘッド
13の吸着面に吸着させる手段としてやはり磁力が使用
されるが、図5及び図6の例のように電磁石36ではな
く、吸着ヘッド13に永久磁石32が組み込まれてい
る。そして、この永久磁石32は、ソレノイド等のアク
チュエーター31により、吸着ヘッド13内で上下動さ
せられる。従って、このアクチュエーター31により永
久磁石32を上下動することにより、セラミックグリー
ンシート21、27の吸着及びその解除をする。なお、
この例でも、前述の図1及び図2に示された例と同様
に、カッターブレード12をアクチュエーター33で上
下にスライドさせる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、セ
ラミックグリーンシートを積層しながら圧着する時の下
層側のセラミックグリーンシートの伸びを防止し、積層
精度が高く、剥がれにくい積層セラミックグリーンシー
トの積層体が得られるセラミックグリーンシート裁断積
層方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセラミックグリーンシートの裁断
積層方法の例において、カッティングヘッドでセラミッ
クグリーンシートを吸着し、保持する工程を示す概略断
面図である。
【図2】同セラミックグリーンシートの裁断積層方法の
例において、積層ステージでセラミックグリーンシート
を積層する工程を示す概略断面図である。
【図3】本発明によるセラミックグリーンシートの裁断
積層方法の他の例において、カッティングヘッドでセラ
ミックグリーンシートを吸着し、保持する工程を示す概
略断面図である。
【図4】同セラミックグリーンシートの裁断積層方法の
例において、積層ステージでセラミックグリーンシート
を積層する工程を示す概略断面図である。
【図5】本発明によるセラミックグリーンシートの裁断
積層方法の他の例において、カッティングヘッドでセラ
ミックグリーンシートを吸着し、保持する工程を示す概
略断面図である。
【図6】同セラミックグリーンシートの裁断積層方法の
例において、積層ステージでセラミックグリーンシート
を積層する工程を示す概略断面図である。
【図7】本発明によるセラミックグリーンシートの裁断
積層方法の他の例において、カッティングヘッドでセラ
ミックグリーンシートを吸着し、保持する工程を示す概
略断面図である。
【図8】同セラミックグリーンシートの裁断積層方法の
例において、積層ステージでセラミックグリーンシート
を積層する工程を示す概略断面図である。
【図9】理想的なセラミックグリーンシート積層体の積
層状態を示す模式図である。
【図10】下層の伸びが大きくなったセラミックグリー
ンシートの積層圧着装置の概略図である。
【図11】積層セラミックコンデンサの積層構造の例を
示す分解斜視図である。
【図12】同積層セラミックコンデンサを製造するため
のセラミックグリーンシートの積層順序の例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 カッティングヘッド 12 カッティングヘッドのカッターブレード 13 カッティングヘッドの吸着ヘッド 21 セラミックグリーンシート 27 セラミックグリーンシート 28 裁断ステージ 30 積層ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 雅一 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 真下 豊 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 高柳 恵 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁断ステージ(28)上に載ったセラミ
    ックグリーンシート(27)をカッティングヘッド(1
    1)で所定の形状に裁断する工程と、裁断したセラミッ
    クグリーンシート(21)をカッティングヘッド(1
    1)に吸着して保持しながら、積層ステージ(30)上
    に搬送する工程と、この積層ステージ(30)上でセラ
    ミックグリーンシート(21)を加圧する工程とを有
    し、これらの工程を複数回繰り返して複数のセラミック
    グリーンシート(21)を積層するセラミックグリーン
    シート裁断積層方法において、下面にセラミックグリー
    ンシート(27)を吸着する吸着面を有する吸着ヘッド
    (13)の両側にカッターブレード(12)、(12)
    を昇降自在に設けたカッティングヘッド(11)を使用
    し、前記吸着ヘッド(13)の吸着面でセラミックグリ
    ーンシート(27)を吸着・保持し、その後吸着・保持
    したまま前記カッターブレード(12)、(12)によ
    りセラミックグリーンシート(27)を裁断することを
    特徴とするセラミックグリーンシート裁断積層方法。
  2. 【請求項2】 セラミックグリーンシート(27)を吸
    着する手段が真空吸引であることを特徴とする請求項1
    に記載のセラミックグリーンシート裁断積層方法。
  3. 【請求項3】 セラミックグリーンシート(27)を吸
    着する手段が磁力吸引であることを特徴とする請求項1
    に記載のセラミックグリーンシート裁断積層方法。
  4. 【請求項4】 裁断ステージ(28)上に載ったセラミ
    ックグリーンシート(27)をカッティングヘッド(1
    1)で所定の形状に裁断する工程と、裁断したセラミッ
    クグリーンシート(21)をカッティングヘッド(1
    1)に吸着して保持しながら、積層ステージ(30)上
    に搬送する工程と、この積層ステージ(30)上でセラ
    ミックグリーンシート(21)を加圧する工程とを有
    し、これらの工程を複数回繰り返して複数のセラミック
    グリーンシート(21)を積層するセラミックグリーン
    シート裁断積層方法において、下面にセラミックグリー
    ンシート(27)を吸着する吸着面を有する吸着ヘッド
    (13)の両側にカッターブレード(12)、(12)
    を昇降自在に設けたカッティングヘッド(11)を使用
    し、積層ステージ(30)上で積み重ねられるセラミッ
    クグリーンシート(21)を、前記吸着ヘッド(13)
    により加圧しながら積み重ね、最後のセラミックグリー
    ンシート(21)を積み重ねた後、より強い圧力を全て
    のセラミックグリーンシート(21)に加えて、それら
    を仮圧着することを特徴とするセラミックグリーンシー
    ト裁断積層方法。
  5. 【請求項5】 カッティングヘッド(11)の吸着ヘッ
    ド(13)の吸着面をセラミックグリーンシート(2
    1)のガラス転移点より低い温度とすると共に、積層ス
    テージ(30)の積層面を前記ガラス転移点より高い温
    度としてセラミックグリーンシート(21)を仮圧着す
    ることを特徴とする請求項4に記載のセラミックグリー
    ンシート裁断積層方法。
JP18283796A 1996-06-24 1996-06-24 セラミックグリーンシート裁断積層方法 Expired - Fee Related JP3789170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18283796A JP3789170B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 セラミックグリーンシート裁断積層方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18283796A JP3789170B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 セラミックグリーンシート裁断積層方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH106289A true JPH106289A (ja) 1998-01-13
JP3789170B2 JP3789170B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=16125336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18283796A Expired - Fee Related JP3789170B2 (ja) 1996-06-24 1996-06-24 セラミックグリーンシート裁断積層方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3789170B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475344B1 (ko) * 2001-03-19 2005-03-10 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 그린시트 적층장치, 그린시트의 적층방법 및 적층 세라믹전자부품의 제조방법
KR100631135B1 (ko) 2005-06-09 2006-10-02 삼성전기주식회사 세라믹 그린시트 절단용 기구와 이 기구를 포함한 세라믹그린시트의 적층장치 및 세라믹 그린시트의 박리방법
CN110203747A (zh) * 2019-05-10 2019-09-06 海盐三湾塑业有限公司 一种转印膜裁切装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475344B1 (ko) * 2001-03-19 2005-03-10 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 그린시트 적층장치, 그린시트의 적층방법 및 적층 세라믹전자부품의 제조방법
KR100631135B1 (ko) 2005-06-09 2006-10-02 삼성전기주식회사 세라믹 그린시트 절단용 기구와 이 기구를 포함한 세라믹그린시트의 적층장치 및 세라믹 그린시트의 박리방법
CN110203747A (zh) * 2019-05-10 2019-09-06 海盐三湾塑业有限公司 一种转印膜裁切装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3789170B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100631135B1 (ko) 세라믹 그린시트 절단용 기구와 이 기구를 포함한 세라믹그린시트의 적층장치 및 세라믹 그린시트의 박리방법
JP3781037B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法と製造装置
JPH106289A (ja) セラミックグリーンシート裁断積層方法
JP7298384B2 (ja) 電子部品の製造方法および電子部品製造装置
JP3489445B2 (ja) 積層体の製造方法及び積層体の製造装置
JP3435060B2 (ja) セラミックグリーンシート積層装置及び積層方法
JPH08213274A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP3417376B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法および製造装置
JPH06231996A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH09115765A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH08244019A (ja) セラミックグリーンシートの積層方法
JP4134729B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP3625401B2 (ja) 積層インダクタ素子の製造方法
KR20050041235A (ko) 세라믹 그린시트 적층장치
JP4438361B2 (ja) セラミック積層体の製造装置およびセラミック積層体の製造方法
KR20050041234A (ko) 세라믹 그린시트 적층,압착장치
JP4361542B2 (ja) ダイシングシートの貼付方法
JPH05198459A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2001351822A (ja) 積層型電子部品の製造方法
JPH11354380A (ja) 積層体の製造方法及び積層体の製造装置
JPH0558216U (ja) 積層セラミック電子部品の積層装置
JP2002179470A (ja) セラミック電子部品の製造方法および融着防止剤散布装置
JP3077468B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH05237829A (ja) グリーンシート裁断積層圧着装置
JPH0677075A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees