JPH106461A - ポリエステルフィルム、金属化ポリエステルフィルムおよびフィルムコンデンサー - Google Patents
ポリエステルフィルム、金属化ポリエステルフィルムおよびフィルムコンデンサーInfo
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- JPH106461A JPH106461A JP32271796A JP32271796A JPH106461A JP H106461 A JPH106461 A JP H106461A JP 32271796 A JP32271796 A JP 32271796A JP 32271796 A JP32271796 A JP 32271796A JP H106461 A JPH106461 A JP H106461A
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- polyester film
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】二軸配向ポリエステルフィルムの少なくと
も片面にポリエステル系樹脂および/またはポリエステ
ルウレタン系樹脂からなる被膜を形成したフィルムであ
って、該フィルムの吸水率が3wt%以下、耐樹脂性が
2〜5であることを特徴とするポリエステルフィルム。 【効果】本発明のポリエステルフィルムは、従来フィル
ムに比べ、高温高湿下における耐湿熱ライフ性に優れ、
tanδの増加が少なく、低電圧でコンデンサー破壊を
起こしにくい、耐環境性に優れたコンデンサー用に適し
たポリエステルフィルムが得られたものである。
も片面にポリエステル系樹脂および/またはポリエステ
ルウレタン系樹脂からなる被膜を形成したフィルムであ
って、該フィルムの吸水率が3wt%以下、耐樹脂性が
2〜5であることを特徴とするポリエステルフィルム。 【効果】本発明のポリエステルフィルムは、従来フィル
ムに比べ、高温高湿下における耐湿熱ライフ性に優れ、
tanδの増加が少なく、低電圧でコンデンサー破壊を
起こしにくい、耐環境性に優れたコンデンサー用に適し
たポリエステルフィルムが得られたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術】本発明はコンデンサー用に好適な
ポリエステルフィルムに関するものであり、さらに詳し
くは耐電圧、低誘電損失、滑り性や巻取性などの取り扱
い性に優れ、かつ耐湿熱ライフ性、耐樹脂性に優れたポ
リエステルフィルムに関するものである。
ポリエステルフィルムに関するものであり、さらに詳し
くは耐電圧、低誘電損失、滑り性や巻取性などの取り扱
い性に優れ、かつ耐湿熱ライフ性、耐樹脂性に優れたポ
リエステルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステルフィルムなどにおい
ては、その表面にカルボキシル塩基を有する水性のポリ
ウレタンに2個以上のエポキシ基有するエポキシ化合物
を混合塗布したポリエステルフィルムとすることが特公
平1−19343号公報などで知られており、また、1
〜8wt%のカルボキシル基またはその塩を側鎖に有す
る水溶性叉は水分散性ポリウレタンおよび、またはポリ
エステルに2個以上のエポキシ基有するエポキシ化合物
を混合含有し、塗布し、金属蒸着層を設けた金属蒸着ポ
リエステルフィルムとすることが特公平7−81179
号公報で知られ、これらは、いずれも特定コート剤を被
覆することにより、各種材料や蒸着金属と基剤ポリエス
テルフィルムの接着性、耐水接着性を改良することが知
られている。
ては、その表面にカルボキシル塩基を有する水性のポリ
ウレタンに2個以上のエポキシ基有するエポキシ化合物
を混合塗布したポリエステルフィルムとすることが特公
平1−19343号公報などで知られており、また、1
〜8wt%のカルボキシル基またはその塩を側鎖に有す
る水溶性叉は水分散性ポリウレタンおよび、またはポリ
エステルに2個以上のエポキシ基有するエポキシ化合物
を混合含有し、塗布し、金属蒸着層を設けた金属蒸着ポ
リエステルフィルムとすることが特公平7−81179
号公報で知られ、これらは、いずれも特定コート剤を被
覆することにより、各種材料や蒸着金属と基剤ポリエス
テルフィルムの接着性、耐水接着性を改良することが知
られている。
【0003】また、カルボキシル基、ヒドロキシル基ま
たはこれらの塩を有する群より選ばれた樹脂にイソシア
ネート系化合物、エポキシ系化合物、アミン系化合物の
少なくとも1種を混合含有させた金属蒸着ポリエステル
フィルムコンデンサーとすることが特開平5−1521
59号公報で知られている。これらは、いずれも被覆す
ることにより蒸着金属と基材ポリエステルフィルムの接
着性、耐水接着性を改良し、また、コンデンサーを高温
高湿下に置くと静電容量の低下を防ぐことが知られてい
る。
たはこれらの塩を有する群より選ばれた樹脂にイソシア
ネート系化合物、エポキシ系化合物、アミン系化合物の
少なくとも1種を混合含有させた金属蒸着ポリエステル
フィルムコンデンサーとすることが特開平5−1521
59号公報で知られている。これらは、いずれも被覆す
ることにより蒸着金属と基材ポリエステルフィルムの接
着性、耐水接着性を改良し、また、コンデンサーを高温
高湿下に置くと静電容量の低下を防ぐことが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手法では
その目的に対してはそれなりの効果が期待できるが、耐
湿熱ライフ性のさらなる向上が求められ、かつ使用条件
の過酷からさらに高温下における耐湿熱ライフ特性の改
良が求められている。また、上記手法では、コンデンサ
ーとした際、被覆材料の吸水が大きく高温高湿下におい
て、誘電損失が増大し、その結果、コンデンサーの破壊
が低電圧で生じる。また、コンデンサーの外装を形成す
る樹脂(アンダーコートを含む)により、誘電損失の増
大が生じ、コンデンサーの破壊が起こる(耐樹脂性がな
い)などの問題を有している。
その目的に対してはそれなりの効果が期待できるが、耐
湿熱ライフ性のさらなる向上が求められ、かつ使用条件
の過酷からさらに高温下における耐湿熱ライフ特性の改
良が求められている。また、上記手法では、コンデンサ
ーとした際、被覆材料の吸水が大きく高温高湿下におい
て、誘電損失が増大し、その結果、コンデンサーの破壊
が低電圧で生じる。また、コンデンサーの外装を形成す
る樹脂(アンダーコートを含む)により、誘電損失の増
大が生じ、コンデンサーの破壊が起こる(耐樹脂性がな
い)などの問題を有している。
【0005】本発明は、前述したコンデンサー用途にお
いてさらなる耐湿熱ライフ特性に優れ、かつ、さらなる
高温下の耐湿熱ライフ特性を向上(以下耐湿熱ライフ性
は両者を含めたものとして言う)させ、かつ、コンデン
サーの低電圧での破壊を防ぐことを目的とするものであ
る。
いてさらなる耐湿熱ライフ特性に優れ、かつ、さらなる
高温下の耐湿熱ライフ特性を向上(以下耐湿熱ライフ性
は両者を含めたものとして言う)させ、かつ、コンデン
サーの低電圧での破壊を防ぐことを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、次の構成、すなわち、二軸配向ポリエ
ステルフィルムの少なくとも片面にポリエステル系樹脂
および/またはポリエステルウレタン系樹脂からなる被
膜を形成したフィルムであって、該フィルムの吸水率が
3wt%以下、耐樹脂性が2〜5であることを特徴とす
るポリエステルフィルムである。
達成するために、次の構成、すなわち、二軸配向ポリエ
ステルフィルムの少なくとも片面にポリエステル系樹脂
および/またはポリエステルウレタン系樹脂からなる被
膜を形成したフィルムであって、該フィルムの吸水率が
3wt%以下、耐樹脂性が2〜5であることを特徴とす
るポリエステルフィルムである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリエステルフィ
ルムに用いられるポリエステルとは、エステル化によっ
て高分子化されている結晶性の熱可塑性樹脂組成物であ
り、このようなポリエステルはジカルボン酸成分とグリ
コール成分を重縮合することによって得られる。
ルムに用いられるポリエステルとは、エステル化によっ
て高分子化されている結晶性の熱可塑性樹脂組成物であ
り、このようなポリエステルはジカルボン酸成分とグリ
コール成分を重縮合することによって得られる。
【0008】ジカルボン酸成分としては、テレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸、ジフェニルエタンジカルボン酸な
どが用いられ、グリコール成分としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、シクロヘキサンジメタノールなどが用いられる。
これらのうち酸成分としてはテレフタル酸、ナフタレン
−2,6−ジカルボン酸が好ましく、グリコール成分と
してはエチレングリコールが好ましい。
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸、ジフェニルエタンジカルボン酸な
どが用いられ、グリコール成分としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、シクロヘキサンジメタノールなどが用いられる。
これらのうち酸成分としてはテレフタル酸、ナフタレン
−2,6−ジカルボン酸が好ましく、グリコール成分と
してはエチレングリコールが好ましい。
【0009】該ポリエステルの融点は250℃以上であ
るのが耐熱性の点から好ましく、また、300℃以下で
あるのが生産性の点から好ましい。このような好ましい
ポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレート、ポリ−1,4−シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレートを用いること
ができる。これらのポリマーには他の成分が共重合、ブ
レンドされていることは差し支えない。
るのが耐熱性の点から好ましく、また、300℃以下で
あるのが生産性の点から好ましい。このような好ましい
ポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレート、ポリ−1,4−シ
クロヘキシレンジメチレンテレフタレートを用いること
ができる。これらのポリマーには他の成分が共重合、ブ
レンドされていることは差し支えない。
【0010】また、本発明のポリエステルのM/P(後
述する)は、好ましくは1.8以下、より好ましくは
1.4以下、さらに好ましくは1.2以下、特に好まし
くは1以下であるのが常温及び高温における絶縁抵抗が
向上するため好ましい。また、耐湿熱ライフ特性をも向
上させるため好ましい。
述する)は、好ましくは1.8以下、より好ましくは
1.4以下、さらに好ましくは1.2以下、特に好まし
くは1以下であるのが常温及び高温における絶縁抵抗が
向上するため好ましい。また、耐湿熱ライフ特性をも向
上させるため好ましい。
【0011】本発明のポリエステルは、その極限粘度
[η]が好ましくは0.5dl/g以上、より好ましく
は0.6dl/g以上、さらに好ましくは0.65dl
/g以上、特に好ましくは0.7dl/g以上がコンデ
ンサー用においては耐圧性、機械特性、耐湿熱ライフ特
性の点で好ましく、回収性の点からも好ましい。
[η]が好ましくは0.5dl/g以上、より好ましく
は0.6dl/g以上、さらに好ましくは0.65dl
/g以上、特に好ましくは0.7dl/g以上がコンデ
ンサー用においては耐圧性、機械特性、耐湿熱ライフ特
性の点で好ましく、回収性の点からも好ましい。
【0012】このポリエステルフィルムは、二軸延伸
(配向)を行なう必要があり、また、機械的特性、熱的
特性、電気的特性からも好ましい。被覆層については配
向状態であっても未配向状態であってもよい。
(配向)を行なう必要があり、また、機械的特性、熱的
特性、電気的特性からも好ましい。被覆層については配
向状態であっても未配向状態であってもよい。
【0013】本発明の被膜を形成する樹脂は、耐湿熱ラ
イフ特性、誘電損失の低減から、ポリエステル系樹脂お
よび/またはポリエステルウレタン系樹脂である必要が
ある。
イフ特性、誘電損失の低減から、ポリエステル系樹脂お
よび/またはポリエステルウレタン系樹脂である必要が
ある。
【0014】このポリエステル系樹脂は、ジカルボン酸
成分とグリコール成分を重縮合することにより得られる
が、シカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフ
タル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン
酸、トリメチルアジピン酸、セバシン酸、マロン酸、ジ
メチルマロン酸、コハク酸、グルタール酸、ピメリン
酸、2,2−ジメチルグルタール酸、アゼライン酸、フ
マール酸、マレイン酸、イタコン酸、1,3−シクロペ
ンタンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−
ナフタール酸、ジフェニン酸、4,4’−オキシ安息香
酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸などが用いられ
る。このカルボン酸は酸無水物、エステル、クロライド
などであってもよく、例えば、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸ジメチル、2,6−ナフタレンジカルボン
酸ジメチル、イソフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジメ
チル、テレフタル酸ジフェニルなどが用いられる。なか
でもテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸などが吸水率を小さく抑えられ、かつ、ガ
ラス転移温度を高くでき、誘電損失の上昇を抑え、コン
デンサーの破壊電圧低下を抑えられるため好ましく用い
られる。
成分とグリコール成分を重縮合することにより得られる
が、シカルボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフ
タル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン
酸、トリメチルアジピン酸、セバシン酸、マロン酸、ジ
メチルマロン酸、コハク酸、グルタール酸、ピメリン
酸、2,2−ジメチルグルタール酸、アゼライン酸、フ
マール酸、マレイン酸、イタコン酸、1,3−シクロペ
ンタンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−
ナフタール酸、ジフェニン酸、4,4’−オキシ安息香
酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸などが用いられ
る。このカルボン酸は酸無水物、エステル、クロライド
などであってもよく、例えば、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸ジメチル、2,6−ナフタレンジカルボン
酸ジメチル、イソフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジメ
チル、テレフタル酸ジフェニルなどが用いられる。なか
でもテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸などが吸水率を小さく抑えられ、かつ、ガ
ラス転移温度を高くでき、誘電損失の上昇を抑え、コン
デンサーの破壊電圧低下を抑えられるため好ましく用い
られる。
【0015】グリコール成分としては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、1,10−デカンジオール、2,4−ジメチル−
2−エチルヘキサン−1,3−ジオール、ネオペンチル
グリコール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−エチル−2−イソブチル−1,3−プ
ロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオー
ル、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シ
クロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−
シクロブタンジオール、4,4’−チオジフェノール、
ビスフェノールA、4,4’−メチレンジフェノール、
4,4’−(2−ノルボルニリデン)ジフェノール、
4,4’−ジヒドロキシビフェノール、o−,m−,お
よびp−ジヒドロキシベンゼン、4,4’−イソプロピ
リデンフェノール、4,4’−イソプロピリデンビス
(2,6−ジクロロフェノール)、2,5−ナフタレン
ジオール、p−キシレンジオール、シクロペンタン−
1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,2−ジオー
ル、シクロヘキサン−1,4−ジオールなどが用いられ
る。なかでもエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコールなどが吸水率を小さく抑え
られ、誘電損失の上昇を抑え、コンデンサーの破壊電圧
低下を抑えられるため好ましく用いられる。
ール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオ
ール、1,10−デカンジオール、2,4−ジメチル−
2−エチルヘキサン−1,3−ジオール、ネオペンチル
グリコール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパ
ンジオール、2−エチル−2−イソブチル−1,3−プ
ロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオー
ル、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シ
クロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−
シクロブタンジオール、4,4’−チオジフェノール、
ビスフェノールA、4,4’−メチレンジフェノール、
4,4’−(2−ノルボルニリデン)ジフェノール、
4,4’−ジヒドロキシビフェノール、o−,m−,お
よびp−ジヒドロキシベンゼン、4,4’−イソプロピ
リデンフェノール、4,4’−イソプロピリデンビス
(2,6−ジクロロフェノール)、2,5−ナフタレン
ジオール、p−キシレンジオール、シクロペンタン−
1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,2−ジオー
ル、シクロヘキサン−1,4−ジオールなどが用いられ
る。なかでもエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコールなどが吸水率を小さく抑え
られ、誘電損失の上昇を抑え、コンデンサーの破壊電圧
低下を抑えられるため好ましく用いられる。
【0016】また、このポリエステル樹脂は、ポリエス
テルフィルム表面にカルボン酸を有するのが好ましく、
特公昭60−23983号公報のように末端カルボン酸
を利用したものでは耐湿熱ライフ特性、易接着性は十分
でなく、側鎖またはペンダントにカルボン酸を有するの
が好ましい。
テルフィルム表面にカルボン酸を有するのが好ましく、
特公昭60−23983号公報のように末端カルボン酸
を利用したものでは耐湿熱ライフ特性、易接着性は十分
でなく、側鎖またはペンダントにカルボン酸を有するの
が好ましい。
【0017】側鎖にカルボン酸を有するポリエステル系
樹脂としては、特開昭54−46294号公報、特開昭
60−209073号公報、特開昭62−240318
号公報、特開昭53−26828号公報、特開昭53−
26829号公報、特開昭53−98336号公報、特
開昭56−116718号公報、特開昭61−1246
84号公報などに記載の3価以上の多価カルボン酸を共
重合した樹脂により製造することができる。また、これ
ら以外の方法であってもよい。
樹脂としては、特開昭54−46294号公報、特開昭
60−209073号公報、特開昭62−240318
号公報、特開昭53−26828号公報、特開昭53−
26829号公報、特開昭53−98336号公報、特
開昭56−116718号公報、特開昭61−1246
84号公報などに記載の3価以上の多価カルボン酸を共
重合した樹脂により製造することができる。また、これ
ら以外の方法であってもよい。
【0018】この3価以上の多価カルボン酸としては、
例えばトリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロメリ
ット酸、無水ピロメリット酸、4−メチルシクロヘキセ
ン−1,2,3−トリカルボン酸、トリメシン酸、1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、1,2,3,4
−ペンタンテトラカルボン酸、3,3‘,4,4’−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、5,(2,5−ジオキ
ソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボン酸、5−(2,5−ジオ
キソテトラヒドロフルフリル)−3−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボン酸、2,3,6,7−ナフタレンテ
トラカルボン酸、1,2,5,6−ナフタレンテトラカ
ルボン酸、エチレングリコールビストリメリテート、
2,2’,3,3’−ジフェニルテトラカルボン酸、チ
オフェン−2,3,4,5−テトラカルボン酸、エチレ
ンテトラカルボン酸などが用いられる。これらの中で特
に好ましいものとしては、ポリエステル共重合体とした
時、昇温とともに分子量が小さくなり、降温とともに分
子量が増大する(元の分子量である必要はない)、すな
わち、分子量が可逆的に変化をするものが再使用時の溶
融粘度低下、着色、ゲル化による異物の発生、発泡など
が起こり難いため好ましい。この具体例としては、5,
(2,5−ジオキソテトラヒドロフルフリル)−3−メ
チル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸など
が用いられる。
例えばトリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロメリ
ット酸、無水ピロメリット酸、4−メチルシクロヘキセ
ン−1,2,3−トリカルボン酸、トリメシン酸、1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、1,2,3,4
−ペンタンテトラカルボン酸、3,3‘,4,4’−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸、5,(2,5−ジオキ
ソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボン酸、5−(2,5−ジオ
キソテトラヒドロフルフリル)−3−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボン酸、2,3,6,7−ナフタレンテ
トラカルボン酸、1,2,5,6−ナフタレンテトラカ
ルボン酸、エチレングリコールビストリメリテート、
2,2’,3,3’−ジフェニルテトラカルボン酸、チ
オフェン−2,3,4,5−テトラカルボン酸、エチレ
ンテトラカルボン酸などが用いられる。これらの中で特
に好ましいものとしては、ポリエステル共重合体とした
時、昇温とともに分子量が小さくなり、降温とともに分
子量が増大する(元の分子量である必要はない)、すな
わち、分子量が可逆的に変化をするものが再使用時の溶
融粘度低下、着色、ゲル化による異物の発生、発泡など
が起こり難いため好ましい。この具体例としては、5,
(2,5−ジオキソテトラヒドロフルフリル)−3−メ
チル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸など
が用いられる。
【0019】このポリエステル樹脂は、ホットメルトや
溶融押し出しなどの複合製膜により、行う場合と、アン
モニア、トリエチルアミンなどの中和剤を用いて水溶性
および/または水分散性としてコート法(インライン、
オフライン)によっても良い。
溶融押し出しなどの複合製膜により、行う場合と、アン
モニア、トリエチルアミンなどの中和剤を用いて水溶性
および/または水分散性としてコート法(インライン、
オフライン)によっても良い。
【0020】ポリエステルウレタン系樹脂としては、特
公昭53−38760号公報、特公平6−80121号
公報(特開昭61−228030号公報)、特公平8−
22900号公報(特開昭61−36314号公報)に
記載の水溶性および/または水分散性樹脂などが用いら
れる。
公昭53−38760号公報、特公平6−80121号
公報(特開昭61−228030号公報)、特公平8−
22900号公報(特開昭61−36314号公報)に
記載の水溶性および/または水分散性樹脂などが用いら
れる。
【0021】このポリエステル成分及びグリコール成分
は、ポリエステル樹脂と同様に特定の成分であるのが吸
水率を小さく抑えられ、ガラス転移温度を高くでき、誘
電損失の上昇を抑え、かつ、コンデンサの破壊電圧低下
を抑えられるために好ましい。
は、ポリエステル樹脂と同様に特定の成分であるのが吸
水率を小さく抑えられ、ガラス転移温度を高くでき、誘
電損失の上昇を抑え、かつ、コンデンサの破壊電圧低下
を抑えられるために好ましい。
【0022】またイソシアネート成分としては、トリレ
ンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネ−ト、ジ
フェニルメタンジイソシアネト、テトラメチレンジイソ
シアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、キシリ
レンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート、テトラヒドロナフタレン
ジイソシアネートなどが用いられ、これらのうち特にト
リレンジイソシアネートが特に吸水率の低減や誘電損失
の低減から好ましい。
ンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネ−ト、ジ
フェニルメタンジイソシアネト、テトラメチレンジイソ
シアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、キシリ
レンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート、テトラヒドロナフタレン
ジイソシアネートなどが用いられ、これらのうち特にト
リレンジイソシアネートが特に吸水率の低減や誘電損失
の低減から好ましい。
【0023】また、このウレタン樹脂であっても特定の
表面カルボン酸濃度を得るため、側鎖にカルボン酸を有
するものが好ましい。その具体例としては2,2−ジメ
チロールプロピオン酸、2,2−ジメチロール酪酸,
2,2−ジメチロール吉草酸などが用いられる。この製
造方法としては特公平6−80121号公報(特開昭6
1−228030号公報)、特公平8−22900号公
報(特開昭61−36314号公報)などの方法で製造
される。
表面カルボン酸濃度を得るため、側鎖にカルボン酸を有
するものが好ましい。その具体例としては2,2−ジメ
チロールプロピオン酸、2,2−ジメチロール酪酸,
2,2−ジメチロール吉草酸などが用いられる。この製
造方法としては特公平6−80121号公報(特開昭6
1−228030号公報)、特公平8−22900号公
報(特開昭61−36314号公報)などの方法で製造
される。
【0024】本発明の被膜を形成する樹脂は、少なくと
もその1種の樹脂のガラス転移温度が80℃を超え、好
ましくは85℃を超え、より好ましくは85〜160℃
であるのが好ましい。80℃以下では誘電損失の増大や
耐電圧が低下し、コンデンサーとして使用した場合、破
壊を起こすなどの問題を生じる。特に高温領域において
誘電損失が大きくなり、低周波領域で著しく悪化する。
また、セルフヒール性も悪化する方向になり好ましくな
い。また、160℃を超える温度においては延伸性が悪
化し安定してフィルムが得られなかったり、表面欠点な
どの問題を生じる。また接着性の不良を招き耐湿熱ライ
フ性の悪化を起こしたり、積層コンデンサとしたとき、
形態保持性が悪く、積層が崩れやすくなり生産時の取扱
いが難しく収率の低下をきたすなどの問題がある。
もその1種の樹脂のガラス転移温度が80℃を超え、好
ましくは85℃を超え、より好ましくは85〜160℃
であるのが好ましい。80℃以下では誘電損失の増大や
耐電圧が低下し、コンデンサーとして使用した場合、破
壊を起こすなどの問題を生じる。特に高温領域において
誘電損失が大きくなり、低周波領域で著しく悪化する。
また、セルフヒール性も悪化する方向になり好ましくな
い。また、160℃を超える温度においては延伸性が悪
化し安定してフィルムが得られなかったり、表面欠点な
どの問題を生じる。また接着性の不良を招き耐湿熱ライ
フ性の悪化を起こしたり、積層コンデンサとしたとき、
形態保持性が悪く、積層が崩れやすくなり生産時の取扱
いが難しく収率の低下をきたすなどの問題がある。
【0025】このガラス転移温度を得るには、前述した
被覆樹脂のポリエステル系樹脂やポリエステルウレタン
系樹脂の場合、そのジカルボン酸成分として2,6−ナ
フタレンジカルボン酸、フェニルインダンジカルボン
酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、グリコール成分とし
ては1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シ
クロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、ビスフェノールA、ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、キシリレングリコールなどを適宜組み合わせて
共重合することや後述する多価カルボン酸のピロメリッ
ト酸、ナフタレンテトラカルボン酸、5,(2,5−ジ
オキソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シ
クロヘキセン−1,2−ジカルボン酸などを共重合する
方法などにより得られる。また、これら以外の酸および
グリコール成分を適宜組み合わせることによっても得ら
れる。
被覆樹脂のポリエステル系樹脂やポリエステルウレタン
系樹脂の場合、そのジカルボン酸成分として2,6−ナ
フタレンジカルボン酸、フェニルインダンジカルボン
酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、グリコール成分とし
ては1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シ
クロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール、ビスフェノールA、ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、キシリレングリコールなどを適宜組み合わせて
共重合することや後述する多価カルボン酸のピロメリッ
ト酸、ナフタレンテトラカルボン酸、5,(2,5−ジ
オキソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シ
クロヘキセン−1,2−ジカルボン酸などを共重合する
方法などにより得られる。また、これら以外の酸および
グリコール成分を適宜組み合わせることによっても得ら
れる。
【0026】本発明のポリエステルフィルムにおいては
その表面のカルボン酸濃度が好ましくは0.003〜
0.05、さらに好ましくは0.005〜0.05、よ
り好ましくは0.008〜0.05であり、0.003
未満ではコンデンサにおける耐湿熱ライフ性や易接着性
の改良が不十分となり好ましくない。また、必要以上に
多くなると耐湿熱ライフ性、回収性などが悪化する方向
になるため好ましくない。
その表面のカルボン酸濃度が好ましくは0.003〜
0.05、さらに好ましくは0.005〜0.05、よ
り好ましくは0.008〜0.05であり、0.003
未満ではコンデンサにおける耐湿熱ライフ性や易接着性
の改良が不十分となり好ましくない。また、必要以上に
多くなると耐湿熱ライフ性、回収性などが悪化する方向
になるため好ましくない。
【0027】本発明のポリエステルフィルムは、その吸
水率が3wt%以下である必要があり、好ましくは0.
2〜2.5wt%である。3wt%を超えるものでは、
誘電損失が大きくなり、高温高湿下長時間における絶縁
破壊電圧の低下が起こり、実用上問題となり使用できな
い。また、小さくなりすぎるとコンデンサ素子巻きにお
いて、帯電現象を生じ巻取り収率が低下し生産性を低下
させる傾向となる。
水率が3wt%以下である必要があり、好ましくは0.
2〜2.5wt%である。3wt%を超えるものでは、
誘電損失が大きくなり、高温高湿下長時間における絶縁
破壊電圧の低下が起こり、実用上問題となり使用できな
い。また、小さくなりすぎるとコンデンサ素子巻きにお
いて、帯電現象を生じ巻取り収率が低下し生産性を低下
させる傾向となる。
【0028】本発明のポリエステルフィルムは、その耐
樹脂性(後述する)が2〜5である必要があり、好まし
くは3〜5である。2未満では、コンデンサーとしたと
き、端子引き出し部分で抵抗が大きくなったり、発熱を
伴い、ひどいときにはコンデンサーの破壊につながるな
どの問題を有する。
樹脂性(後述する)が2〜5である必要があり、好まし
くは3〜5である。2未満では、コンデンサーとしたと
き、端子引き出し部分で抵抗が大きくなったり、発熱を
伴い、ひどいときにはコンデンサーの破壊につながるな
どの問題を有する。
【0029】本発明のポリエステルフィルムの前述樹脂
の水溶性および/または水分散性コート剤中にメラミ
ン、エポキシ、イソシアネートなどの架橋剤を添加し塗
布するのが好ましく、なかでもエポキシによる架橋が耐
湿熱ライフ性を維持し、耐樹脂性に優れ好ましい。ま
た、さらにエポキシ基が2個以上、好ましくは3〜5個
のエポキシ基を有するエポキシ化合物が耐湿熱ライフ性
や誘電損失、耐樹脂性の点で好ましい。
の水溶性および/または水分散性コート剤中にメラミ
ン、エポキシ、イソシアネートなどの架橋剤を添加し塗
布するのが好ましく、なかでもエポキシによる架橋が耐
湿熱ライフ性を維持し、耐樹脂性に優れ好ましい。ま
た、さらにエポキシ基が2個以上、好ましくは3〜5個
のエポキシ基を有するエポキシ化合物が耐湿熱ライフ性
や誘電損失、耐樹脂性の点で好ましい。
【0030】また、このエポキシの添加量としては、7
〜30重量部が好ましく、さらに好ましくは10〜25
重量部(塗剤固形分に対して)で、7重量部未満では耐
樹脂性が悪く、コンデンサーとした場合の誘電損失の増
大や、コンデンサー破壊につながる。30重量部以上で
は吸水率が増大し、誘電損失が大きくなったり、耐湿熱
ライフ性の低下、塗布液のポットライフ性低下などの問
題を生じる。
〜30重量部が好ましく、さらに好ましくは10〜25
重量部(塗剤固形分に対して)で、7重量部未満では耐
樹脂性が悪く、コンデンサーとした場合の誘電損失の増
大や、コンデンサー破壊につながる。30重量部以上で
は吸水率が増大し、誘電損失が大きくなったり、耐湿熱
ライフ性の低下、塗布液のポットライフ性低下などの問
題を生じる。
【0031】この手法における好ましいエポキシ化合物
としては、分子内に少なくとも2個以上のオキシラン環
を有するポリエポキシ化合物としては、例えば構造式
(1)で表されるエピクロルヒドリン・ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、
としては、分子内に少なくとも2個以上のオキシラン環
を有するポリエポキシ化合物としては、例えば構造式
(1)で表されるエピクロルヒドリン・ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、
【化1】 構造式(2)で表される鎖状エポキシ樹脂、
【化2】 構造式(3)で表されるノボラック型エポキシ樹脂、
【化3】 構造式(4)で表される難燃型エポキシ樹脂、
【化4】 構造式(5)で代表されるような環状脂肪族エポキシ樹
脂、
脂、
【化5】 また、分子内に2個以上のエポキシ基を有する次のよう
な構造を有するものなどが用いられる。
な構造を有するものなどが用いられる。
【0032】
【化6】
【化7】 また、被覆材料がポリエステルウレタン系樹脂の場合、
自己架橋型のポリエステルウレタンであってもよい。
自己架橋型のポリエステルウレタンであってもよい。
【0033】本発明の被覆樹脂には、前述の架橋を促進
するための架橋促進剤、例えば、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、ベンジルメチルアミン、
メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、
キシリレンジアミン等を添加することにより、架橋反応
が促進され、生産性は向上するようにみえるが、添加す
ることにより耐湿熱ライフ特性を低下させるため添加し
ないのが好ましい。
するための架橋促進剤、例えば、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、ベンジルメチルアミン、
メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、
キシリレンジアミン等を添加することにより、架橋反応
が促進され、生産性は向上するようにみえるが、添加す
ることにより耐湿熱ライフ特性を低下させるため添加し
ないのが好ましい。
【0034】また、別の方法として特開昭63−158
16号公報、特開昭63−256651号公報、特開平
6−287259号公報、特開平7−292060号公
報などにおいて水溶性および/または水分散性ウレタン
樹脂の製造方法として示されているように水分散の状態
で架橋させた塗液とした架橋ポリエステルウレタン系樹
脂水分散液とすることにより、耐湿熱ライフ性に優れ、
かつ耐樹脂性にも優れ、塗布液のポットライフ性にも優
れたものが得られるため好ましい。また、これらの特性
は前述したエポキシ化合物をコート剤中に後添加したも
のよりもさらに優れた耐湿熱ライフ性、耐樹脂性が得ら
れ、塗液のポットライフ性も大幅に向上する。この架橋
剤としては前述したエポキシ化合物などが用いられる。
ポリエステル系樹脂についても同様の手法で同様の優れ
た特性が得られる。
16号公報、特開昭63−256651号公報、特開平
6−287259号公報、特開平7−292060号公
報などにおいて水溶性および/または水分散性ウレタン
樹脂の製造方法として示されているように水分散の状態
で架橋させた塗液とした架橋ポリエステルウレタン系樹
脂水分散液とすることにより、耐湿熱ライフ性に優れ、
かつ耐樹脂性にも優れ、塗布液のポットライフ性にも優
れたものが得られるため好ましい。また、これらの特性
は前述したエポキシ化合物をコート剤中に後添加したも
のよりもさらに優れた耐湿熱ライフ性、耐樹脂性が得ら
れ、塗液のポットライフ性も大幅に向上する。この架橋
剤としては前述したエポキシ化合物などが用いられる。
ポリエステル系樹脂についても同様の手法で同様の優れ
た特性が得られる。
【0035】本発明の被膜樹脂は、その軟化温度が14
0℃以上であるのが好ましく、さらに好ましくは150
℃、より好ましくは160℃以上であるのがよい。14
0℃以上とすることにより、耐樹脂性、耐湿熱ライフ性
やコンデンサーの耐熱性向上の点で好ましい。
0℃以上であるのが好ましく、さらに好ましくは150
℃、より好ましくは160℃以上であるのがよい。14
0℃以上とすることにより、耐樹脂性、耐湿熱ライフ性
やコンデンサーの耐熱性向上の点で好ましい。
【0036】本発明の被膜を形成されたポリエステルフ
ィルムは、その中心線平均粗さSRaが100nm以
下、好ましくは10〜80nmであるのが好ましい。1
00nmを超えるものでは平滑性が悪く耐湿熱ライフ
性、耐電圧などの点で問題を生じる場合がある。また、
小さくなりすぎた場合、滑り性が悪化し、材料によって
はブロッキングを起こし、取り扱いが困難となったり巻
取性が悪化する場合がある。
ィルムは、その中心線平均粗さSRaが100nm以
下、好ましくは10〜80nmであるのが好ましい。1
00nmを超えるものでは平滑性が悪く耐湿熱ライフ
性、耐電圧などの点で問題を生じる場合がある。また、
小さくなりすぎた場合、滑り性が悪化し、材料によって
はブロッキングを起こし、取り扱いが困難となったり巻
取性が悪化する場合がある。
【0037】また、この最大高さSRmaxは2000
nm以下が好ましく、さらに好ましくは500〜150
0nmが好ましい。2000nmを超えるものでは耐電
圧特にステップアップ直流耐電圧が低下したり、耐湿熱
ライフ特性が低下する方向になる。小さくなりすぎると
巻き取り時、空気抜け性が悪く、フィルムの蛇行などの
問題を生じる。
nm以下が好ましく、さらに好ましくは500〜150
0nmが好ましい。2000nmを超えるものでは耐電
圧特にステップアップ直流耐電圧が低下したり、耐湿熱
ライフ特性が低下する方向になる。小さくなりすぎると
巻き取り時、空気抜け性が悪く、フィルムの蛇行などの
問題を生じる。
【0038】本発明のフィルムの150℃、30分処理
時の熱収縮率は1.5%以下が好ましく、さらに好まし
くは0.1〜1.2%が好ましい。1.5%を超える場
合蒸着後コンデンサーとし、高温下、高温多湿下に放置
した時、表面に凹凸が生じこの結果、誘電損失が増大傾
向となり、コンデンサー破壊の原因をつりやすくなる。
また、小さすぎても同様の問題を生じやすくなる。
時の熱収縮率は1.5%以下が好ましく、さらに好まし
くは0.1〜1.2%が好ましい。1.5%を超える場
合蒸着後コンデンサーとし、高温下、高温多湿下に放置
した時、表面に凹凸が生じこの結果、誘電損失が増大傾
向となり、コンデンサー破壊の原因をつりやすくなる。
また、小さすぎても同様の問題を生じやすくなる。
【0039】この被覆層は、二軸延伸製膜における延伸
前や一軸延伸後二軸目の延伸前に前述した被覆樹脂の水
分散性樹脂および/または水溶性樹脂をコートし、延伸
する方法によって得られるが、ホットメルト、水以外の
溶媒を用いて、オフライン、インラインコートなどであ
ってもよい。
前や一軸延伸後二軸目の延伸前に前述した被覆樹脂の水
分散性樹脂および/または水溶性樹脂をコートし、延伸
する方法によって得られるが、ホットメルト、水以外の
溶媒を用いて、オフライン、インラインコートなどであ
ってもよい。
【0040】本発明における被膜層の厚みは少なくとも
片面に、好ましくは0.01〜5μm、さらに好ましく
は0.02〜2μmであり、0.01μm未満では、本
発明の表面粗さが得られず、滑り性、素子巻性などが悪
く、耐湿熱ライフ性の改良効果も不十分となり好ましく
ない。また、5μmを超えるものではコンデンサ用途に
おいては、耐電圧性、コロナ放電破壊など各種電気特性
の悪化やセルフヒール性などが悪化する。
片面に、好ましくは0.01〜5μm、さらに好ましく
は0.02〜2μmであり、0.01μm未満では、本
発明の表面粗さが得られず、滑り性、素子巻性などが悪
く、耐湿熱ライフ性の改良効果も不十分となり好ましく
ない。また、5μmを超えるものではコンデンサ用途に
おいては、耐電圧性、コロナ放電破壊など各種電気特性
の悪化やセルフヒール性などが悪化する。
【0041】フィルムの巻取り性や滑り性、コンデンサ
素子巻性をよくするために、基材ポリエステル層や被膜
層に微粒子の添加をおこなってもよく、この粒子として
は無機粒子や有機粒子などいかなるものであってもよ
く、無機粒子としては、シリカ、アルミナ、ジルコニ
ア、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、燐酸カルシウ
ム、酸化チタンなど、有機粒子としては、アクリル酸
類、スチレン、ポリエステル等を構成成分とするものな
どが用いられる。前述した表面粗さを構成する粒子サイ
ズや添加量で合わせるのがよい。
素子巻性をよくするために、基材ポリエステル層や被膜
層に微粒子の添加をおこなってもよく、この粒子として
は無機粒子や有機粒子などいかなるものであってもよ
く、無機粒子としては、シリカ、アルミナ、ジルコニ
ア、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、燐酸カルシウ
ム、酸化チタンなど、有機粒子としては、アクリル酸
類、スチレン、ポリエステル等を構成成分とするものな
どが用いられる。前述した表面粗さを構成する粒子サイ
ズや添加量で合わせるのがよい。
【0042】次に本発明の製造方法について説明するが
必ずしもこれに限定されるものではない。
必ずしもこれに限定されるものではない。
【0043】まず、基材となるポリエステルを押出機に
て溶融押出し、冷却ロール上でガラス転移点以下に冷
却、キャストし、ガラス転移点以上に加熱したのち、長
手方向に2.8〜7.5倍延伸し、前述の被覆樹脂をコ
ート(必要により基材表面をコロナ放電処理を行ない)
し、さらにステンターにて基材ポリエステルのTg〜1
70℃に予熱した後、3〜12倍に幅方向に延伸し、必
要により弛緩しながら基材ポリエステルの融点未満の温
度、好ましくは235℃以下、より好ましくは225
℃、さらに好ましくは220〜200℃で熱固定するの
が誘電損失を低減させるために好ましい。
て溶融押出し、冷却ロール上でガラス転移点以下に冷
却、キャストし、ガラス転移点以上に加熱したのち、長
手方向に2.8〜7.5倍延伸し、前述の被覆樹脂をコ
ート(必要により基材表面をコロナ放電処理を行ない)
し、さらにステンターにて基材ポリエステルのTg〜1
70℃に予熱した後、3〜12倍に幅方向に延伸し、必
要により弛緩しながら基材ポリエステルの融点未満の温
度、好ましくは235℃以下、より好ましくは225
℃、さらに好ましくは220〜200℃で熱固定するの
が誘電損失を低減させるために好ましい。
【0044】次にコンデンサの場合の内部電極となる金
属蒸着は真空蒸着法によって得られ、蒸発源から金属を
蒸着させ、本発明のポリエステルフィルム上に蒸着膜を
形成する。
属蒸着は真空蒸着法によって得られ、蒸発源から金属を
蒸着させ、本発明のポリエステルフィルム上に蒸着膜を
形成する。
【0045】この蒸発源としては抵抗加熱方式のボート
形式や、輻射あるいは高周波加熱によるルツボ形式や、
電子ビーム加熱による方式などがあるが、特に限定され
ない。
形式や、輻射あるいは高周波加熱によるルツボ形式や、
電子ビーム加熱による方式などがあるが、特に限定され
ない。
【0046】この蒸着に用いる金属としては、Al、Z
n、Mg、Snなどの金属が好ましいが、Ti、In、
Cr、Ni、Cu、Pb、Feなども使用できる。これ
らの金属はその純度が99%以上、望ましくは99.5
%以上の粒状、ロッド状、タブレット状、ワイヤー状あ
るいはルツボの形状に加工したものが好ましい。
n、Mg、Snなどの金属が好ましいが、Ti、In、
Cr、Ni、Cu、Pb、Feなども使用できる。これ
らの金属はその純度が99%以上、望ましくは99.5
%以上の粒状、ロッド状、タブレット状、ワイヤー状あ
るいはルツボの形状に加工したものが好ましい。
【0047】また、この蒸着の場合は、特にアルミニウ
ムが生産性、コスト面から好ましく、少なくとも片面に
アルミニウムを蒸着して、アルミニウム蒸着膜を設ける
が、この時アルミニウムと同時あるいは逐次に、たとえ
ばNi、Cu、Au、Ag、Cr、Znなどの他の金属
成分も蒸着することができる。
ムが生産性、コスト面から好ましく、少なくとも片面に
アルミニウムを蒸着して、アルミニウム蒸着膜を設ける
が、この時アルミニウムと同時あるいは逐次に、たとえ
ばNi、Cu、Au、Ag、Cr、Znなどの他の金属
成分も蒸着することができる。
【0048】また、該アルミニウムの厚さは、使用目的
により異なるが、10〜200nmであることがコンデ
ンサー特性、特にセルフヒール性の点で好ましい。
により異なるが、10〜200nmであることがコンデ
ンサー特性、特にセルフヒール性の点で好ましい。
【0049】また、コンデンサー用途においては、さら
にアルミニウムの蒸着膜表面のアルミニウム酸化指数が
好ましくは1.65以下、さらに好ましくは1.45〜
1.6が耐湿熱ライフ性がより一層向上する。
にアルミニウムの蒸着膜表面のアルミニウム酸化指数が
好ましくは1.65以下、さらに好ましくは1.45〜
1.6が耐湿熱ライフ性がより一層向上する。
【0050】また、本発明のポリエステルフィルムは1
50℃、30分の加熱収縮率が、コンデンサーとしたの
ち少なくとも長手方向で1.5%以下、より好ましくは
1%以下であるのが好ましい。
50℃、30分の加熱収縮率が、コンデンサーとしたの
ち少なくとも長手方向で1.5%以下、より好ましくは
1%以下であるのが好ましい。
【0051】
(1)ポリエステルの極限粘度[η] ポリエステルをo−クロロフェノールに溶解し、25℃
において測定した。
において測定した。
【0052】(2)吸水率 ポリエステルフィルムを重ねて2cm角に裁断し、秤量
瓶中に入れ、48hr常温で真空乾燥し、この重量をW
1とする。このサンプルを60℃、80%RH下に放置
し、重量を経時で測定し、平行状態になった時の重量を
W2とし、下記式で吸水率を求めた(なお、W2は吸水
率の経時変化が10%以内になった時点とした)。
瓶中に入れ、48hr常温で真空乾燥し、この重量をW
1とする。このサンプルを60℃、80%RH下に放置
し、重量を経時で測定し、平行状態になった時の重量を
W2とし、下記式で吸水率を求めた(なお、W2は吸水
率の経時変化が10%以内になった時点とした)。
【0053】 吸水率(%)=(W2−W1)×100/W1
【0054】(3)耐樹脂性 サンプル準備 評価するポリエステルフィルムの評価面に蒸着機にてア
ルミニウムを表面抵抗が1〜5Ω/□または20〜10
0nmの膜厚となるように蒸着した。金属化フィルムか
らなるコンデンサーにおいては、その蒸着面を評価す
る。
ルミニウムを表面抵抗が1〜5Ω/□または20〜10
0nmの膜厚となるように蒸着した。金属化フィルムか
らなるコンデンサーにおいては、その蒸着面を評価す
る。
【0055】評価手順 蒸着フィルムの蒸着面に、サンユレジン(株)製エポキ
シ樹脂SR−10とその硬化剤H−330を100対8
0の割合(重量比)で混合したものを、塗布または滴下
し、常温で30min放置後、105℃の熱風オーブン
で1hr放置し、塗布または滴下部分の表面変化を観察
(顕微鏡下など拡大観察可能な手段を用いて)し、以下
の評価基準で示した。
シ樹脂SR−10とその硬化剤H−330を100対8
0の割合(重量比)で混合したものを、塗布または滴下
し、常温で30min放置後、105℃の熱風オーブン
で1hr放置し、塗布または滴下部分の表面変化を観察
(顕微鏡下など拡大観察可能な手段を用いて)し、以下
の評価基準で示した。
【0056】この変化とは、しわ、つぶ状等の何らかの
変化が認められた場合、その1個の最大部分の寸法で表
した(多数のしわ、つぶが集合したものは、その集合状
態を1個とした)。次の5段階評価とした。
変化が認められた場合、その1個の最大部分の寸法で表
した(多数のしわ、つぶが集合したものは、その集合状
態を1個とした)。次の5段階評価とした。
【0057】5:変化ない〜0.05mm未満(良好で
使用可能) 4:0.05〜0.1mm未満(わずかに問題あるが、
使用可能) 3:0.1〜0.2mm未満(問題あるが、用途により
使用可能) 2:0.2〜0.3mm未満(かなり問題であるが、用
途により使用可能) 1:0.3mm以上(使用不可能)
使用可能) 4:0.05〜0.1mm未満(わずかに問題あるが、
使用可能) 3:0.1〜0.2mm未満(問題あるが、用途により
使用可能) 2:0.2〜0.3mm未満(かなり問題であるが、用
途により使用可能) 1:0.3mm以上(使用不可能)
【0058】(4)フィルムの中心線平均粗さRa JIS−B0601に準じて測定する。ET−30K
(小坂製作所(株)製)で触針方法により測定した。
(小坂製作所(株)製)で触針方法により測定した。
【0059】(5)アルミニウム蒸着膜表面のアルミニ
ウム酸化指数 蒸着膜表面をX線光電子分光法で分析する。試料がコン
デンサーとなっている時は解体して蒸着面を空気中に暴
露して試料とする。測定によって得られるピーク面積比
を各原子の相対感度因子で補正して得られる原子数比お
よび各原子の結合状態によりシフトしたピークを分割し
て求められる成分割合より、アルミニウム酸化指数O/
Alを(1)式によって求める。
ウム酸化指数 蒸着膜表面をX線光電子分光法で分析する。試料がコン
デンサーとなっている時は解体して蒸着面を空気中に暴
露して試料とする。測定によって得られるピーク面積比
を各原子の相対感度因子で補正して得られる原子数比お
よび各原子の結合状態によりシフトしたピークを分割し
て求められる成分割合より、アルミニウム酸化指数O/
Alを(1)式によって求める。
【0060】 O/Al=[O(Al oxide )/Al(Total )]/[Al(III )/A l(Total )]……(1) ここで[Al(III )/Al(Total )]はアルミニウ
ム原子のピークを分割して得られたAl(III )の存在
比、また[O(Al oxide )/Al(Total)]はア
ルミニウムに対する全酸素濃度から酸素単体およびアル
ミニウム以外の元素と結合した酸素濃度を差し引いて求
められる。すなわち、例えば炭素と結合した酸素の濃度
は、炭素のピークを分割して求められる。この時、酸素
を含む官能基がいくつか考えられたり、あるいは結合エ
ネルギーが接近しているため分離ができない等、酸素の
量が特定できない場合には最も多くの酸素が炭素と結合
しているものと見積もる。同様にして、他の元素に結合
した酸素についても結合酸素量を求め、合計した値を全
酸素濃度から差し引く。測定条件を以下に示す。
ム原子のピークを分割して得られたAl(III )の存在
比、また[O(Al oxide )/Al(Total)]はア
ルミニウムに対する全酸素濃度から酸素単体およびアル
ミニウム以外の元素と結合した酸素濃度を差し引いて求
められる。すなわち、例えば炭素と結合した酸素の濃度
は、炭素のピークを分割して求められる。この時、酸素
を含む官能基がいくつか考えられたり、あるいは結合エ
ネルギーが接近しているため分離ができない等、酸素の
量が特定できない場合には最も多くの酸素が炭素と結合
しているものと見積もる。同様にして、他の元素に結合
した酸素についても結合酸素量を求め、合計した値を全
酸素濃度から差し引く。測定条件を以下に示す。
【0061】装置 :島津製作所(株)製ES
CA750 励起X線 :MgKα1,2線(1253.6e
V) エネルギー補正:C1Sメインピークの結合エネルギーを
284.6eVとする 光電子脱出角度:90度
CA750 励起X線 :MgKα1,2線(1253.6e
V) エネルギー補正:C1Sメインピークの結合エネルギーを
284.6eVとする 光電子脱出角度:90度
【0062】(6)コンデンサの耐湿熱ライフ性 コンデンサーを60℃、95%RHの雰囲気下で400
VDCを印加し、エージングして静電容量変化率を測定
した。この静電容量変化率ΔC/Cが10%低下するま
での時間で示し、耐湿ライフ試験結果とした。この時間
が長いほど耐湿熱ライフ性が良い。ここで、Cはエージ
ング前の静電容量、ΔCはエージング前後の静電容量変
化量である。
VDCを印加し、エージングして静電容量変化率を測定
した。この静電容量変化率ΔC/Cが10%低下するま
での時間で示し、耐湿ライフ試験結果とした。この時間
が長いほど耐湿熱ライフ性が良い。ここで、Cはエージ
ング前の静電容量、ΔCはエージング前後の静電容量変
化量である。
【0063】さらなる高温下の耐湿熱ライフ性は雰囲気
温度を85℃にした以外はすべて同一条件とした。
温度を85℃にした以外はすべて同一条件とした。
【0064】(7)シート平均耐電圧 JIS−2110に準じ、シートBDV(絶縁破壊電
圧)DCにて測定した。陰極に厚み100μm、10c
m角アルミ箔電極、陽極に真鍮製25mmφ、500g
の電極を用い、この間にフィルムをはさみ、春日電機
(株)製高電圧直流電源を用いて、100V/secの
割合で昇圧しながら印加し、10mA以上の電流が流れ
た場合を絶縁破壊したものとし、これを30回測定し、
その平均値の電圧で示した。
圧)DCにて測定した。陰極に厚み100μm、10c
m角アルミ箔電極、陽極に真鍮製25mmφ、500g
の電極を用い、この間にフィルムをはさみ、春日電機
(株)製高電圧直流電源を用いて、100V/secの
割合で昇圧しながら印加し、10mA以上の電流が流れ
た場合を絶縁破壊したものとし、これを30回測定し、
その平均値の電圧で示した。
【0065】(8)コンデンサーの製造 フィルムの片面に表面抵抗値が2Ω/□となるようにア
ルミニウムを真空蒸着した。その際、長手方向に走るマ
ージン部を有するストライプ状に蒸着した(蒸着部の幅
8.0mm、マージン部の幅1.0mmの繰り返し)。
次に各蒸着部の中央と各マージン部の中央に刃を入れて
スリットし、左もしくは右に0.5mmのマージンを有
する全幅4.5mmのテープ状に巻取り、リールにし
た。
ルミニウムを真空蒸着した。その際、長手方向に走るマ
ージン部を有するストライプ状に蒸着した(蒸着部の幅
8.0mm、マージン部の幅1.0mmの繰り返し)。
次に各蒸着部の中央と各マージン部の中央に刃を入れて
スリットし、左もしくは右に0.5mmのマージンを有
する全幅4.5mmのテープ状に巻取り、リールにし
た。
【0066】得られたリールの左マージンおよび右マー
ジンのもの各1枚づつを重ね合わせて巻回し、静電容量
約0.047μFの巻回体を得た。その際、幅方向に蒸
着部分がマージン部より0.5mmはみだすように2枚
のフィルムをずらして巻回した。
ジンのもの各1枚づつを重ね合わせて巻回し、静電容量
約0.047μFの巻回体を得た。その際、幅方向に蒸
着部分がマージン部より0.5mmはみだすように2枚
のフィルムをずらして巻回した。
【0067】この巻回体から芯材を抜いて、そのまま1
50℃、1MPaの温度、圧力で5分間プレスした。こ
れに両端面にメタリコンを溶射して外部電極とし、メタ
リコンにリード線を溶接して巻回型コンデンサ素子を得
た。
50℃、1MPaの温度、圧力で5分間プレスした。こ
れに両端面にメタリコンを溶射して外部電極とし、メタ
リコンにリード線を溶接して巻回型コンデンサ素子を得
た。
【0068】このコンデンサー素子に、サンユレジン
(株)製エポキシ樹脂SR−10とその硬化剤H−33
0を100対80の割合(重量比)で混合したもので含
浸(端面より)被覆(全体)した。(含浸時間:30
秒)但しコンデンサー素子を事前に120℃で1時間加
熱したものを素早く含浸する。次いで、100℃で硬化
させた。
(株)製エポキシ樹脂SR−10とその硬化剤H−33
0を100対80の割合(重量比)で混合したもので含
浸(端面より)被覆(全体)した。(含浸時間:30
秒)但しコンデンサー素子を事前に120℃で1時間加
熱したものを素早く含浸する。次いで、100℃で硬化
させた。
【0069】(9)ガラス転移温度(Tg) セイコー電子工業(株)製“ロボット”DSC−RDC
220、SSC5200HDISK STATIONを
用い、2〜5mgをサンプリングし、昇温速度20℃/
minで測定し、求めた。また、この測定で検出されな
い場合は昇温を250℃まで行い、液体窒素で急冷し、
再度前述条件で昇温測定した。また、両方にガラス転移
温度が認められる場合、高く出る方を使用した。
220、SSC5200HDISK STATIONを
用い、2〜5mgをサンプリングし、昇温速度20℃/
minで測定し、求めた。また、この測定で検出されな
い場合は昇温を250℃まで行い、液体窒素で急冷し、
再度前述条件で昇温測定した。また、両方にガラス転移
温度が認められる場合、高く出る方を使用した。
【0070】被覆層を基材から溶剤で溶解し、溶剤を飛
ばし、被覆樹脂のみを取り出し、これが困難な場合は被
覆層のみ掻き削り測定サンプルとした。基材、被覆層の
樹脂が明らかな場合は、その素材をサンプルとした。
ばし、被覆樹脂のみを取り出し、これが困難な場合は被
覆層のみ掻き削り測定サンプルとした。基材、被覆層の
樹脂が明らかな場合は、その素材をサンプルとした。
【0071】(10)表面のカルボン酸濃度 島津製作所(株)製ESCA750を使用し、次の条件
で測定した。
で測定した。
【0072】励起X線:MgKα1,2線(1253.
6eV) 光電子脱出角度θ:90゜ 標準サンプルは、ポリアクリル酸(PAA)フィルムを
使用した。標準サンプル、測定サンプル共に以下の気相
化学修飾反応を実施した。
6eV) 光電子脱出角度θ:90゜ 標準サンプルは、ポリアクリル酸(PAA)フィルムを
使用した。標準サンプル、測定サンプル共に以下の気相
化学修飾反応を実施した。
【0073】R−COOH+CF3 CH2 OH+C6 H
11NCNC6 H11→R−COOCH2 CF3 +C6 H11
NHCONHC6 H11
11NCNC6 H11→R−COOCH2 CF3 +C6 H11
NHCONHC6 H11
【0074】試料フィルムと標準試料であるPAAフィ
ルムを約1cm角に切り、デシケータ中で空気雰囲気
下、ピリジンとジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)を触媒とし、トリフルオロエタノール(TFE)に
より、フィルム表面カルボン酸のエステル化を行った
(試料フィルムとPAAフィルムは同一バッチで行っ
た)。
ルムを約1cm角に切り、デシケータ中で空気雰囲気
下、ピリジンとジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)を触媒とし、トリフルオロエタノール(TFE)に
より、フィルム表面カルボン酸のエステル化を行った
(試料フィルムとPAAフィルムは同一バッチで行っ
た)。
【0075】PAA標準試料からTFEとの反応率
(r)と反応触媒として用いたDCCの残留率(m)を
求め、各試料のC1S、F1Sのピーク面積にrとmを配慮
してフィルム表面カルボン酸濃度(−COOH/C[to
tal ])を求めた。
(r)と反応触媒として用いたDCCの残留率(m)を
求め、各試料のC1S、F1Sのピーク面積にrとmを配慮
してフィルム表面カルボン酸濃度(−COOH/C[to
tal ])を求めた。
【0076】(11)素子巻性 前述のコンデンサ製造方法において、素子巻を終えたも
のをプレス工程に入る前に解体し、2枚のフィルムの蛇
行状態で判断した。蛇行が0.5mm未満を良好として
○で示し、1.0mm以上は使用不可として×で示し
た。また、その中間のものを△で示した。
のをプレス工程に入る前に解体し、2枚のフィルムの蛇
行状態で判断した。蛇行が0.5mm未満を良好として
○で示し、1.0mm以上は使用不可として×で示し
た。また、その中間のものを△で示した。
【0077】(12)滑り性 摩擦係数にて評価した。摩擦係数の評価法としてはAS
TM−D1894に準じた。
TM−D1894に準じた。
【0078】(13)tanδ変化 コンデンサーを作成後のtanδを測定し、未コートt
anδとの差で示した。
anδとの差で示した。
【0079】変化が±3%以下を良好として◎、±3%
を超え±5%以下を○で示し、±5%±7%以下を△
で、±7%を超え±10%以下を△×とし、±10%以
上は使用不能として×で示した。
を超え±5%以下を○で示し、±5%±7%以下を△
で、±7%を超え±10%以下を△×とし、±10%以
上は使用不能として×で示した。
【0080】(14)軟化温度 被覆樹脂を100℃真空下で乾燥し、さらに230℃で
15分乾燥した被覆樹脂を真空下で常温まで低下したも
のを用い、以下のように評価、測定した。
15分乾燥した被覆樹脂を真空下で常温まで低下したも
のを用い、以下のように評価、測定した。
【0081】上記樹脂を高化式フローテスターを用い、
ノズル径1.0mm、ノズル長さ5mm、シリンダー直
径10mmに10kgの荷重をかけ、4℃/minの速
度で昇温し、ノズルより流出し始める温度で表した。
ノズル径1.0mm、ノズル長さ5mm、シリンダー直
径10mmに10kgの荷重をかけ、4℃/minの速
度で昇温し、ノズルより流出し始める温度で表した。
【0082】(15)M/P フィルム中の金属(M)(アンチモン金属を除く)、リ
ン(P)の残存量(当量)を蛍光X線分光法により求め
た。
ン(P)の残存量(当量)を蛍光X線分光法により求め
た。
【0083】
【実施例】以下本発明を実施例に基づき説明する。
【0084】比較例1 ポリエステル樹脂としてポリエチレンテレフタレート
(IV=0.65)を用い、180℃で真空乾燥し、押
出機に供給し、285℃で溶融させたのちTダイよりシ
ートを吐出させ、冷却ドラムにてキャストした。
(IV=0.65)を用い、180℃で真空乾燥し、押
出機に供給し、285℃で溶融させたのちTダイよりシ
ートを吐出させ、冷却ドラムにてキャストした。
【0085】このフィルムを90℃に加熱し、長手方向
に3.3倍延伸し、幅方向に4倍延伸し、引続き215
℃で3.5%弛緩処理を行い、5.4μmの二軸延伸フ
ィルムを得た。
に3.3倍延伸し、幅方向に4倍延伸し、引続き215
℃で3.5%弛緩処理を行い、5.4μmの二軸延伸フ
ィルムを得た。
【0086】比較例2 被覆剤としてテレフタル酸0.14mol、イソフタル
酸0.86molとジエチレングリコール0.35mo
l、ネオペンチルグリコール0.67molを触媒の存
在下、190〜220℃で溜出する水を除去しながら6
時間反応し、その後、250℃減圧下にて1時間縮合反
応させ、プレポリマーを得、次に5−(2、5−ジオキ
ソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シクロ
ヘキセン−1、2−ジカルボン酸無水物0.14mol
を仕込み、140℃、3時間選択的モノエステル化反応
し、ポリマーを得た。このポリマーは酸化が66KOH
mg/gであった。さらにこのポリマーをアンモニアで
中和したものを水溶液とした。この被覆剤を比較例1と
同様の条件で製膜し、この際、長手方向に延伸したあ
と、本被覆剤を被膜厚み0.1μmとなるように両面に
塗布した。全フィルム厚み5.4μmの二軸延伸フィル
ムを得た。
酸0.86molとジエチレングリコール0.35mo
l、ネオペンチルグリコール0.67molを触媒の存
在下、190〜220℃で溜出する水を除去しながら6
時間反応し、その後、250℃減圧下にて1時間縮合反
応させ、プレポリマーを得、次に5−(2、5−ジオキ
ソテトラヒドロフルフリル)−3−メチル−3−シクロ
ヘキセン−1、2−ジカルボン酸無水物0.14mol
を仕込み、140℃、3時間選択的モノエステル化反応
し、ポリマーを得た。このポリマーは酸化が66KOH
mg/gであった。さらにこのポリマーをアンモニアで
中和したものを水溶液とした。この被覆剤を比較例1と
同様の条件で製膜し、この際、長手方向に延伸したあ
と、本被覆剤を被膜厚み0.1μmとなるように両面に
塗布した。全フィルム厚み5.4μmの二軸延伸フィル
ムを得た。
【0087】実施例1〜4 被覆剤として比較例2と同様のポリマ100重量部に、
エポキシ基を4〜5個有するエポキシ化合物CR−5L
(大日本インキ化学工業(株)製)を7(実施例1)、
10(実施例2)、20(実施例3)、35重量部(実
施例4)になるように添加し、比較例2と同様の製膜条
件で二軸延伸フィルムを得た。
エポキシ基を4〜5個有するエポキシ化合物CR−5L
(大日本インキ化学工業(株)製)を7(実施例1)、
10(実施例2)、20(実施例3)、35重量部(実
施例4)になるように添加し、比較例2と同様の製膜条
件で二軸延伸フィルムを得た。
【0088】実施例5 被覆剤として“ポリエスター”(ポリエステル系水分散
性樹脂)W0030(日本合成化学工業(株)製)10
0重量部に前述したCR−5Lを25重量部添加し、比
較例2と同様の条件で製膜し、二軸延伸フィルムを得
た。両面の塗布厚みが0.15μm、全フィルム厚み
5.4μmの二軸延伸フィルムを得た。
性樹脂)W0030(日本合成化学工業(株)製)10
0重量部に前述したCR−5Lを25重量部添加し、比
較例2と同様の条件で製膜し、二軸延伸フィルムを得
た。両面の塗布厚みが0.15μm、全フィルム厚み
5.4μmの二軸延伸フィルムを得た。
【0089】実施例6 実施例4の被覆剤にさらに“エピクロン”(脂環族系テ
トラカルボン酸無水物)B4400(大日本インキ化学
工業(株)製)を5重量部(“ポリエスター”(ポリエ
ステル系水分散性樹脂)固形分100重量部に対して)
添加し、比較例2と同様条件で製膜した。塗布厚み0.
15μm、全フィルム厚み5.4μmの二軸延伸フィル
ムを得た。
トラカルボン酸無水物)B4400(大日本インキ化学
工業(株)製)を5重量部(“ポリエスター”(ポリエ
ステル系水分散性樹脂)固形分100重量部に対して)
添加し、比較例2と同様条件で製膜した。塗布厚み0.
15μm、全フィルム厚み5.4μmの二軸延伸フィル
ムを得た。
【0090】比較例3、実施例7〜9 被覆剤として“ハイドラン”(ポリエステルウレタン系
水分散性樹脂)HW−350(大日本インキ化学工業
(株)製)を用いたもの(比較例3)、さらにCR−5
Lを7重量部(実施例7)、20重量部(実施例8)添
加したもの(HW−350の固形分100重量部に対し
て)を、実施例1と同様にして全フィルム厚み5.4μ
mの二軸延伸フィルムを得た。
水分散性樹脂)HW−350(大日本インキ化学工業
(株)製)を用いたもの(比較例3)、さらにCR−5
Lを7重量部(実施例7)、20重量部(実施例8)添
加したもの(HW−350の固形分100重量部に対し
て)を、実施例1と同様にして全フィルム厚み5.4μ
mの二軸延伸フィルムを得た。
【0091】実施例8と同様のものを蒸着後真空乾燥し
て吸水率を低下させたものを実施例9とした。
て吸水率を低下させたものを実施例9とした。
【0092】実施例10 “ハイドラン”(ポリエステルウレタン系水分散性樹
脂)HW−350(大日本インキ化学工業(株)製)固
形分100重量部当たりにCR−5Lを5重量部を加
え、60℃で、15時間攪拌混合し、水分散状態で架橋
したポリエステルウレタン樹脂水分散液として、被覆剤
とした。
脂)HW−350(大日本インキ化学工業(株)製)固
形分100重量部当たりにCR−5Lを5重量部を加
え、60℃で、15時間攪拌混合し、水分散状態で架橋
したポリエステルウレタン樹脂水分散液として、被覆剤
とした。
【0093】その他は実施例1と同様にして全フィルム
厚み5.4μmの二軸延伸フィルムを得た。
厚み5.4μmの二軸延伸フィルムを得た。
【0094】これらの結果を表1に示したが特定の被膜
を有し、吸水率が3wt%以下で、耐樹脂性が2〜5で
あるものによりtanδの増加が少なく、耐湿熱ライフ
性に優れたコンデンサー用のポリエステルフィルムが得
られた。
を有し、吸水率が3wt%以下で、耐樹脂性が2〜5で
あるものによりtanδの増加が少なく、耐湿熱ライフ
性に優れたコンデンサー用のポリエステルフィルムが得
られた。
【0095】また、架橋済みの水分散性ポリエステルウ
レタンとすることにより、より一層優れた特性が得ら
れ、ポットライフ性(実施例1〜9は40℃、48時間
で塗液に変化見られるが、実施例10では全く変化見ら
れない)にも優れたものが得られた。
レタンとすることにより、より一層優れた特性が得ら
れ、ポットライフ性(実施例1〜9は40℃、48時間
で塗液に変化見られるが、実施例10では全く変化見ら
れない)にも優れたものが得られた。
【0096】
【表1】
【0097】
【発明の効果】本発明のポリエステルフィルムは、従来
フィルムに比べ、高温高湿下における耐湿熱ライフ性に
優れ、tanδの増加が少なく、低電圧でコンデンサー
破壊を起こしにくい、耐環境性に優れたコンデンサー用
に適したポリエステルフィルムが得られたものである。
フィルムに比べ、高温高湿下における耐湿熱ライフ性に
優れ、tanδの増加が少なく、低電圧でコンデンサー
破壊を起こしにくい、耐環境性に優れたコンデンサー用
に適したポリエステルフィルムが得られたものである。
Claims (8)
- 【請求項1】 二軸配向ポリエステルフィルムの少なく
とも片面にポリエステル系樹脂および/またはポリエス
テルウレタン系樹脂からなる被膜を形成したフィルムで
あって、該フィルムの吸水率が3wt%以下、耐樹脂性
が2〜5であることを特徴とするポリエステルフィル
ム。 - 【請求項2】 被膜が水溶性および/または水分散性の
架橋されたポリエステル系樹脂および/または水溶性お
よび/または水分散性の架橋されたポリエステルウレタ
ン系樹脂を塗布、乾燥し被膜を形成したものとすること
を特徴とする請求項1に記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 被膜樹脂の軟化温度が140℃以上であ
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポ
リエステルフィルム。 - 【請求項4】 被膜の表面カルボン酸濃度が0.003
〜0.05であることを特徴とする請求項1〜請求項3
のいずれかに記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項5】 フィルムの150℃、30分の熱収縮率
が1.5%以下であることを特徴とする請求項1〜請求
項4のいずれかに記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項6】 フィルムの中心線平均粗さSRaが10
0nm以下であり、かつ最大高さSRmaxが2000
nm以下であることを特徴とする請求項1〜請求項5の
いずれかに記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
ポリエステルフィルムの少なくとも片面の被膜上に金属
層を形成してなることを特徴とする金属化ポリエステル
フィルム。 - 【請求項8】 請求項7に記載の金属化ポリエステルフ
ィルムを巻回もしくは積層してなることを特徴とするフ
ィルムコンデンサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32271796A JPH106461A (ja) | 1996-04-22 | 1996-12-03 | ポリエステルフィルム、金属化ポリエステルフィルムおよびフィルムコンデンサー |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10002096 | 1996-04-22 | ||
| JP8-100020 | 1996-04-22 | ||
| JP32271796A JPH106461A (ja) | 1996-04-22 | 1996-12-03 | ポリエステルフィルム、金属化ポリエステルフィルムおよびフィルムコンデンサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106461A true JPH106461A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=26441119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32271796A Pending JPH106461A (ja) | 1996-04-22 | 1996-12-03 | ポリエステルフィルム、金属化ポリエステルフィルムおよびフィルムコンデンサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH106461A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170125615A1 (en) * | 2015-11-02 | 2017-05-04 | S-Energy Co., Ltd. | Back sheet, method of manufacturing the same, solar cell module using the same and method of manufacturing solar cell |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32271796A patent/JPH106461A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170125615A1 (en) * | 2015-11-02 | 2017-05-04 | S-Energy Co., Ltd. | Back sheet, method of manufacturing the same, solar cell module using the same and method of manufacturing solar cell |
| US10224445B2 (en) * | 2015-11-02 | 2019-03-05 | S-Energy Co., Ltd. | Back sheet, method of manufacturing the same, solar cell module using the same and method of manufacturing solar cell |
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