JPH1064924A - 半導体装置、及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置、及びその製造方法

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JPH1064924A
JPH1064924A JP8221335A JP22133596A JPH1064924A JP H1064924 A JPH1064924 A JP H1064924A JP 8221335 A JP8221335 A JP 8221335A JP 22133596 A JP22133596 A JP 22133596A JP H1064924 A JPH1064924 A JP H1064924A
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Japan
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layer
gate electrode
region
mask
semiconductor
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JP8221335A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kunii
徹郎 國井
Naoto Yoshida
直人 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート電極のエッジ部でのカバレッジが良好
で、しかもスパッタ時の基板ダメージを除去する修復工
程を追加する必要がない、埋め込みゲート構造を有する
半導体装置、及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 その底面部がエピタキシャル成長方法を
用いて形成されたn−AlGaAsエッチングストッパ
層2からなり、その側面部がエピタキシャル成長方法を
用いて形成されたi−GaAs層1からなる、ゲート電
極形成領域の凹部(堀り込み部1a)に、選択エピタキ
シャル結晶成長法を用いて半導体層を形成することによ
り埋め込み型のゲート電極17を形成する。 【効果】 p型半導体よりなるゲート電極17が、ドラ
イエッチングにより加工したi−GaAs層1の垂直
面、及びn−AlGaAsエッチングストッパ層2の水
平面に沿って、上記掘り込み部1a内に隙間なく形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置、及び
その製造方法に関し、特に、埋め込み型のゲート電極を
有する半導体装置において、ゲート長の制御性の向上を
図ったもの、及び埋め込みゲート構造を安価に形成する
ものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば、特開昭5−1293
39号公報に示された、従来の埋め込みゲート構造を有
する半導体装置の断面側面図を示す。図13において、
5は半絶縁性GaAs基板、4は半絶縁性GaAs基板
5の上に形成されたバッファ層、3はバッファ層4の所
定領域に形成されたn−GaAs活性層、7はバッファ
層4のn−GaAs活性層3が形成されていない領域に
形成されたn+ オーミックコンタクト領域、2は上記n
−GaAs活性層3の上に形成されたn−AlGaAs
エッチングストッパ層、1は上記n−AlGaAsエッ
チングストッパ層2の所定領域に形成されたi−GaA
s層、10は上記n−AlGaAsエッチングストッパ
層2にその下部が接するように形成された、WSiから
成るゲート電極、8は上記i−GaAs層1の上に形成
されたSiO2 絶縁膜、13は上記ゲート電極10の上
に、メッキ給電層となるAu上部ゲート電極下地膜11
を介して形成されたAuからなる上部ゲート電極、15
は上記n+ オーミックコンタクト領域7の上に形成され
たAuGe系金属よりなるドレイン電極、16は同じく
上記n+ オーミックコンタクト領域7の上に形成された
AuGe系金属よりなるソース電極である。
【0003】図14は、以上のような構成を有する半導
体装置の製造工程を示す断面側面図であり、以下、図1
4に従って製造方法を説明する。
【0004】まず、半絶縁性GaAs基板5上に、エピ
タキシャル結晶成長法により、バッファ層4,n−Ga
As層(活性層)3,n−AlGaAsエッチングスト
ッパ層2,i−GaAs層1をそれぞれ順次形成(図1
4(a))した後、フォトレジスト6を上記i−GaAs層
1の上の所定部分に形成してパターニングを行い、得ら
れたパターンをマスクとしてイオン注入・アニール法を
用いて所定部分のn−GaAs層(活性層)3,n−A
lGaAsエッチングストッパ層2,i−GaAs層1
をn+ オーミックコンタクト領域7にする(図14
(b))。
【0005】次に上記フォトレジスト6を除去した後、
半導体基板全面にSiO2 絶縁膜8を堆積し(図14
(c))、続いてフォトレジスト9をマスクとしてパターニ
ングを行い、ゲート形成部となる領域に存在するSiO
2 絶縁膜8を開口し(図14(d))する。
【0006】次いで、図14(e) に示すように、上記S
iO2 絶縁膜8の開口に露呈する部分のi−GaAs層
1のみをドライエッチングにより選択的に除去し、堀り
込み部を形成する。このとき、下方に形成されたn−A
lGaAsエッチングストッパ層2によって、n−Ga
As層(活性層)3がエッチングされるのが防止するよ
うにしている。
【0007】その後、図14(f) に示すように、ゲート
電極(WSi)10,メッキ給電層となるAu上部ゲー
ト電極下地膜11をスパッタ法によりウエハ全面に堆積
した後、フォトレジストにてT型のゲート形状になるよ
うにパターニングを行う。
【0008】続いて、フォトレジスト12をマスクに、
Auメッキにより上部ゲート電極13を形成し(図14
(g))、続いて該フォトレジスト12を除去した後、ゲー
ト金属(WSi),Au上部ゲート電極下地膜11の不
要部分をイオンミリング、及びドライエッチングにより
除去して図14(h) に示すように加工し、ゲート電極を
形成する。
【0009】その後、ソース・ドレイン電極形成部のS
iO2 絶縁膜8をフォトレジスト14をマスクとして開
口し下部のn+ オーミックコンタクト領域7を露呈させ
(図14(i))、該フォトレジスト14をマスクとして用
いて、蒸着/リフトオフ法にてAuGe系金属よりなる
ドレイン電極15,ソース電極16を形成し(図14
(j))、図13に示すような半導体装置を得ることができ
る。
【0010】以上のように構成された半導体装置は、金
属と半導体とが接触してなるショットキーゲートを有
し、ショットキー障壁を逆バイアスして空間電荷領域の
幅を変えてキャリアの流れを制御する、いわゆるショッ
トキー(バリア)ゲート電界効果トランジスタを構成し
ている。
【0011】一般に、リセス構造を有する電界効果トラ
ンジスタでは、リセス形成時のエッチングに用いたマス
クを用いて、スパッタ等で単にゲート電極を形成した場
合、ゲート電極端からソース・ドレイン電極間の領域に
存在する半導体基板表面は露呈することになるため、こ
の領域に表面準位が存在し、この表面準位によって発生
した表面空乏層がゲートに印加されたパルス信号に追従
しないため、RF動作時のパルス応答遅延などを引き起
こすことがあるということが知られている。
【0012】しかしながら、上記のようにしてリセスを
形成し、ウエハ全面にスパッタ等でゲート金属等を堆積
させて、後に不要部分の金属層を除去してゲート電極を
作成する方法で製造された埋込ゲート型の電界効果トラ
ンジスタでは、ゲート電極端からソース・ドレイン電極
間の領域に存在する半導体基板はゲート金属と比較的密
着しているため、ゲート端からソース・ドレイン電極間
の領域での表面空乏層が、ゲート直下のチャネル変調に
影響を及ぼすのを抑制して、キャリアの移動度を向上す
ることができるという利点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置、及
びその製造方法は以上のように構成されており、ゲート
電極端からソース・ドレイン電極間の領域の半導体層が
比較的ゲート金属と密着しているために、該領域におい
て、表面空乏層がゲート直下のチャネル変調に影響を及
ぼすのを抑制し、キャリアの移動度の向上を図ることが
できるものであるが、ゲート電極の形成にスパッタ法を
用いており、このため、スパッタによる被覆性の限界の
ため、埋め込みゲート電極のエッジ部で、ゲート金属と
半導体基板との間に隙間が生じ、ゲート長の制御性の向
上、及び信頼性の向上が難しく、また短ゲート長化など
の微細加工が困難であるという問題点があった。
【0014】また、ゲート直下の半導体基板へのスパッ
タ時に、基板にダメージを及ぼし、DC特性を劣化させ
る可能性があるため、DC特性の改善のためにスパッタ
後に400℃以上の高温アニール等を行う必要があり、
製造工程が複雑化し、ひいては製造コストが高くなると
いう問題点があった。
【0015】また、エピタキシャル結晶成長法を用いて
形成した半導体基板では、埋め込みゲート電極の側面部
分が接する半導体層のキャリア濃度を低濃度、もしくは
アンドープにすることが容易であり、高いゲート逆方向
耐圧を有する半導体装置を容易に得ることができるが、
エピタキシャル結晶成長法は高価な製造方法であり、安
価な注入・アニール法を用いるのに比べてコストが高く
なるため、高いゲート逆方向耐圧を有する埋め込みゲー
ト構造を有する半導体装置を安価に製造することが困難
であるという問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、ゲート電極のエッジ部での
カバレッジが良好で、しかもスパッタ時の基板ダメージ
を除去する修復工程を追加する必要がない、埋め込みゲ
ート構造を有する半導体装置、及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0017】また、注入・アニール法を利用して、高い
ゲート逆方向耐圧を有する埋め込みゲート構造の電界効
果トランジスタを安価に製造することができる半導体装
置、及びその製造方法を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、半絶縁性化合物半導体基板上に形成さ
れた第1導電型のエピタキシャル結晶成長層からなるソ
ース・ドレイン領域、及びチャネル領域と、上記第1導
電型のエピタキシャル結晶成長層上に形成され、上記チ
ャネル領域に開口部を有するエピタキシャル結晶成長層
からなる真性半導体層と、上記真性半導体層の開口部内
において選択成長された第2導電型のエピタキシャル結
晶成長層からなるゲート電極とを備えたものである。
【0019】また、この発明の請求項2に係る半導体装
置は、上記請求項1記載の半導体装置において、上記第
2導電型のエピタキシャル結晶成長層からなるゲート電
極として、その上部ほど小さいバンドギャップを有する
ものを備えたものである。
【0020】また、この発明の請求項3に係る半導体装
置は、半絶縁性化合物半導体基板上に形成された第1導
電型のエピタキシャル結晶成長層からなるソース・ドレ
イン領域、及びチャネル領域と、上記第1導電型のエピ
タキシャル結晶成長層のチャネル領域上に形成され、そ
の中央部にゲート電極となる第2導電型領域を有し、該
第2導電型領域と上記ソース・ドレイン領域との間の領
域に真性半導体領域を有するエピタキシャル結晶成長層
とを備えたものである。
【0021】また、この発明の請求項4に係る半導体装
置は、チャネル領域が形成される部分に凹部を有する半
絶縁性化合物半導体基板と、該半絶縁性化合物基板の上
記凹部に不純物を注入することによって形成されたチャ
ネル領域と、上記チャネル領域を囲むように形成された
マスクを用いて不純物を斜め注入することによって形成
され、上記マスク下方の半絶縁性化合物基板の内部で上
記チャネル領域と接続するソース・ドレイン領域と、上
記不純物の斜め注入時に上記マスク下方の半絶縁性化合
物半導体基板領域が残存することにより形成された真性
半導体領域と、上記凹部に形成されたゲート電極とを備
えたものである。
【0022】また、この発明の請求項5に係る半導体装
置は、上記請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体
装置において、上記ゲート電極の上に、ゲート金属層を
備えたものである。
【0023】また、この発明の請求項6に係る半導体装
置の製造方法は、半絶縁性化合物半導体基板の上に第1
導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
上記第1導電型のエピタキシャル層上に真性半導体層を
エピタキシャル成長させる工程と、上記真性半導体層
の,ゲート電極が形成される部分に相当する領域を開口
して、上記第1導電型のエピタキシャル結晶成長層を露
呈させる工程と、上記露呈した第1導電型の半導体層の
上に第2導電型の半導体層をエピタキシャル成長させて
ゲート電極を形成する工程とを備えたものである。
【0024】また、この発明の請求項7に係る半導体装
置の製造方法は、半絶縁性化合物半導体基板の上に第1
導電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
上記第1導電型のエピタキシャル層上に第2導電型の半
導体層をエピタキシャル成長させる工程と、マスクを用
いて上記第2導電型の半導体層をエッチングしてその不
要部分を除去することで、上記第2導電型の半導体層か
らなるゲート電極を形成する工程と、上記マスクを用い
て基板全面に真性半導体層をエピタキシャル成長させ、
上記ゲート電極と接続する真性半導体領域を形成する工
程とを備えたものである。
【0025】また、この発明の請求項8に係る半導体装
置の製造方法は、半絶縁性化合物半導体基板の上に絶縁
膜を形成し、マスクを用いて該絶縁膜の所定部分に開口
部を形成する工程と、上記マスクと上記開口部が形成さ
れた絶縁膜とをマスクとしてエッチングを行い上記半絶
縁性化合物半導体基板に凹部を形成する工程と、上記マ
スクを除去した後、上記凹部、及び該凹部近傍の絶縁膜
を覆うマスクを用いて上記絶縁膜をエッチングし、上記
凹部近傍に上記絶縁膜を残す工程と、上記残存した絶縁
膜をマスクとして不純物注入を行い、上記凹部にチャネ
ル領域を形成する工程と、上記凹部近傍に残存した絶縁
膜側面、及び上記凹部側面に導電体からなるサイドウォ
ールを形成する工程と、上記残存した絶縁膜、及びサイ
ドウォールをマスクとして不純物を斜め注入して、上記
残存した絶縁膜、及びサイドウォールの下方にて上記チ
ャネル領域と接続するソース・ドレイン領域を形成する
工程とを備えたものである。
【0026】また、この発明の請求項9に係る半導体装
置の製造方法は、上記請求項6ないし8のいずれかに記
載の半導体装置の製造方法において、上記ゲート電極上
にゲート金属層を形成する工程を備えたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1による,
選択エピタキシャル成長法を用いて埋め込みゲート構造
を形成することを特徴とした半導体装置の平面パターン
を示す図である。また、図2は、図1中のA−A’線に
沿って切断した断面側面図である。図において、5は半
絶縁性GaAs基板、4はこの半絶縁性GaAs基板5
の上に形成されたバッファ層、3はこのバッファ層4の
所定領域に形成され、厚みが200〜2000オングス
トロームで、不純物濃度が1017〜5×1018/cm3
あるn−GaAs活性層、7は上記バッファ層4のn−
GaAs活性層3が形成されていない領域に形成された
+ オーミックコンタクト領域、2は上記n−GaAs
活性層3の上に形成され、厚みが50〜1000オング
ストロームで、不純物濃度が1016〜1018/cm3 であ
るn−AlGaAsエッチングストッパ層、1は上記n
−AlGaAsエッチングストッパ層2の所定領域に形
成されたi−GaAs層、8はこのi−GaAs層1の
上に形成されたSiO2 絶縁膜、15は上記n+ オーミ
ックコンタクト領域7の上に形成されたAuGe系金属
よりなるドレイン電極、16は同じく上記n+ オーミッ
クコンタクト領域7の上に形成されたAuGe系金属よ
りなるソース電極、17は、例えばp+ −InGaAs
/p+ −GaAs/p−AlGaAs(p+ 層濃度:1
×1018〜5×1018/cm3 )で形成されるp型半導体
よりなるゲート電極である。
【0028】以上のように、ゲート領域にpn接合を有
する電界効果トランジスタは、JFET(Junction Fiel
d Transistor)として知られており、そのpn接合を逆
バイアスし、ゲート直下の空間電荷領域幅を制御するこ
とによってドレイン電流が制御されるものである。
【0029】次に上記半導体装置の製造方法を図3の製
造方法を示す断面側面図を参照しつつ説明する。まず、
従来と同様な方法を用い、図14(a) 〜図14(d) に示
した工程を経て、エピタキシャル結晶成長法により形成
した半導体基板に、図3(a) に示すように、フォトレジ
スト9を用いて、該フォトレジスト9によって開口され
た部分に露呈するi−GaAs層1のみを、塩素系ガス
を用いたドライエッチングにより選択的に除去し、堀り
込み部1aを形成する。
【0030】その後、フォトレジスト9を除去し、図3
(b) に示すように、開口部を有するSiO2 絶縁膜8を
マスクとして上記作成した堀り込み部1aに、MOCV
D(Metal Organic Chemical Vapor Deposition) 、もし
くはCBE(Chemical beamEpitaxy)を用いて、下部よ
り、p−AlGaAs,p+ −GaAs,p+ −InG
aAsを選択エピタキシャル成長を用いて順次形成し
て、p型半導体よりなるゲート電極17を形成する。こ
のようにゲート電極17をその下部より、p−AlGa
As,p+ −GaAs,p+ −InGaAsと、バンド
ギャップが小さくなる順に堆積することにより、最上部
のp+ −InGaAsと、後に形成する配線メタル間に
アニール処理を施すことなく、オーム性接触を得ること
ができる。
【0031】その後は、従来と同様な方法を用い、ソー
ス・ドレイン電極形成部のSiO2絶縁膜8を、フォト
レジスト14をマスクとして開口し(図3(c))、該フォ
トレジスト14を用いて蒸着/リフトオフ法にて、Au
Ge系金属よりなるドレイン電極15,ソース電極16
を形成し(図3(d))、図2に示すような半導体装置を得
ることができる。
【0032】このように本実施の形態1によれば、その
底面部がエピタキシャル成長方法を用いて形成されたn
−AlGaAs層2からなり、その側面部がエピタキシ
ャル成長方法を用いて形成されたi−GaAs層1から
なる、ゲート電極形成領域の凹部(堀り込み部1a)
に、選択エピタキシャル結晶成長法を用いて半導体層を
形成することにより埋め込み型のゲート電極17を得る
ようにしたので、ドライエッチングにより加工したi−
GaAs層1の垂直面、及びn−AlGaAs層2の水
平面に沿って、p型半導体よりなるゲート電極17が上
記掘り込み部1a内に隙間なく形成されるようになり、
ゲート長の制御性および信頼性が向上し、短ゲート長化
などの微細化加工を、デバイスの特性を低下させること
なく行うことができる。
【0033】また、従来のようにスパッタ法を用いてゲ
ート電極を形成するものでないため、スパッタによるゲ
ート形成に伴うダメージがなく、従って、後で該ダメー
ジを修復するためのアニール工程等の処理を行う必要も
ない。
【0034】また、埋め込みゲート電極17にp型半導
体を用いているため、同一ピンチオフ電圧を有する従来
の金属/半導体ショットキー接合型の半導体装置に比
べ、飽和ドレイン電流の最大値を向上することができ
る。
【0035】さらに、上記ゲート電極17を形成する際
に、その下方より、p−AlGaAs,p+ −GaA
s,p+ −InGaAsとバンドギャップが小さくなる
順に堆積を行うことにより、最上部のp+ −InGaA
sと、これの上に形成することになる配線メタル間にア
ニール処理を施さなくとも容易にオーム性接触を得るこ
とができる。
【0036】実施の形態2.図4は、本実施の形態2に
よる,選択エピタキシャル成長法を用いて埋め込みゲー
ト構造を形成し、実施の形態1に示した半導体装置を更
に発展させて高性能化を図るようにしたことを特徴とし
た半導体装置の平面パターンを示す図である。また、図
5は、図5のB−B’線に沿って切断した断面側面図で
ある。図において、17はp+ −InGaAs/p+
GaAs/p−AlGaAs(p+ 層濃度:>1×10
18/cm3 )で形成されるp型半導体よりなるゲート電
極、11はAu上部ゲート電極下地膜、13はAuより
なる上部ゲート電極、18は、SiO2 絶縁膜8、及び
上記ゲート電極17の一部を覆うようにして形成された
SiO2 絶縁膜である。
【0037】次に上記半導体装置の製造方法を図6の製
造方法を示す断面側面図を参照しつつ説明する。まず、
実施の形態1と同様に、図3(b) までの工程を経て、p
型半導体よりなる埋込ゲート電極17を形成する。次
に、図6(a) に示すように、ウエハ全面にSiO2 絶縁
膜18を堆積し、フォトレジスト19をマスクにして、
ゲート電極17上部のSiO2 絶縁膜18を開口する
(図6(b))。
【0038】次いで、フォトレジスト19を除去した
後、図6(c) に示すように、メッキ給電層となるAu上
部ゲート電極下地膜11をスパッタ法によりウエハ全面
に堆積する。
【0039】その後、フォトレジスト12にて、T型の
ゲート形状が得られるように該フォトレジスト12のパ
ターニングを行い、次いで、該フォトレジスト12をマ
スクとして、Auメッキにより上部ゲート電極13を形
成する(図6(d))。
【0040】次いで、該フォトレジスト12を除去した
後、メッキ給電層となるAu上部ゲート電極下地膜11
の不要部分を、ゲート電極13をマスクとして、イオン
ミリング法により除去して図6(e) に示すように加工
し、ゲート電極(17,11,13)を形成する。
【0041】その後、従来技術と同様な方法を用い、ソ
ース・ドレイン電極形成部に存在するSiO2 絶縁膜
8、及びSiO2 絶縁膜18をマスクを用いて開口した
後、該開口した領域に蒸着/リフトオフ法にてAuGe
系金属よりなるドレイン電極15,ソース電極16をそ
れぞれ形成し(図6(f))、図5に示すような半導体装置
を得ることができる。
【0042】このように本実施の形態2によれば、エピ
タキシャル成長方法を用いて形成され、ゲート電極を形
成する領域の凹部に、選択エピタキシャル結晶成長法を
用いて半導体層を形成して埋め込みゲート電極17を形
成するようにしたので、p型半導体よりなるゲート電極
17がリセス凹部内に隙間なく形成されることにより、
ゲート長の制御性および信頼性上有利な構造を得ること
ができ、短ゲート長化などの微細化加工を、デバイスの
特性を低下させることなく行うことができる。
【0043】さらに、p型半導体よりなる埋込ゲート電
極17上に、低抵抗な上部ゲート電極13を有するもの
となっているため、高周波動作に優れた性能を有する接
合型電界効果トランジスタを得ることができる。
【0044】実施の形態3.次に本発明の実施の形態3
による半導体装置、及びその製造方法について説明す
る。図7は本実施の形態3による,選択エピタキシャル
成長法を用い、上記実施の形態1とは異なる方法で埋め
込みゲート構造を形成することを特徴とした半導体装置
の断面側面図である。図7において、20は、例えば、
+ −InGaAs/p−GaAs(p+ 層濃度:1×
1018〜5×1018/cm3 )で形成されるp型半導体よ
りなるゲート電極、23は該ゲート電極20の両側に、
選択エピタキシャル成長法を用いて形成されたi−Ga
As層である。
【0045】次に上記半導体装置の製造方法を図8の製
造方法を示す断面側面図を参照しつつ説明する。まず、
図8(a) に示すように、半絶縁性GaAs基板5上にエ
ピタキシャル結晶成長法により、バッファ層4,n−G
aAs層(活性層)3,n−AlGaAsエッチングス
トッパ層2,およびゲート電極となるp+ −InGaA
s/p−GaAsで形成されるp型半導体ゲート電極2
0を順次形成し、さらに、SiO2 絶縁膜21を全面に
堆積する。
【0046】次に、図8(b) に示すように、ゲート電極
が形成される領域をフォトレジスト22でマスクし、ゲ
ート電極部以外の領域のSiO2 絶縁膜21を弗素系ガ
スを用いたドライエッチングにより除去し、続いて、上
記フォトレジスト22、及び残存したSiO2 絶縁膜2
1をマスクとして上記ゲート電極部以外の領域のp型半
導体層ゲート電極20のみを塩素系ガスを用いたドライ
エッチングにより選択的に除去する(図8(c))。
【0047】その後、フォトレジスト22のみを除去
し、図8(d) に示すように、ゲート電極20上に堆積し
ているSiO2 絶縁膜21をマスクとして、n−AlG
aAsエッチングストッパ層2上にi−GaAs層23
を、MOCVDもしくはCBEを用いて選択エピタキシ
ャル成長により形成し、その後、上記マスクとして用い
たSiO2 絶縁膜21を除去し、図8(e) に示すよう
に、p型半導体ゲート電極20がi−GaAs層23に
埋め込まれる形状を得る。
【0048】次に、図8(f) に示すように、フォトレジ
スト6を上記p型半導体ゲート電極20,i−GaAs
層23を覆うようにパターニングして設け、該フォトレ
ジスト6をマスクとしてイオン注入・アニールを行い、
所定部分のn−GaAs層(活性層)3,n−AlGa
Asエッチングストッパ層2,i−GaAs層23を、
+ オーミックコンタクト領域7にする。
【0049】最後に、図8(g))に示すように、上記フォ
トレジスト6をマスクとして、蒸着/リフトオフを行
い、AuGe系金属よりなるドレイン電極15,ソース
電極16を形成し、上記フォトレジスト6を除去して、
図7に示すような半導体装置を得ることができる。
【0050】なお、上記p型半導体ゲート電極20を形
成する際に、その下部より、p−GaAs,p+ −In
GaAsとバンドギャップが小さくなる順に半導体層を
堆積することにより、最上部p+ −InGaAsと、こ
の上に配置される配線メタルとの間は、アニール処理を
施すことなくオーム性接触を得ることができる。
【0051】以上のようにして形成された半導体装置に
よれば、選択再成長法を用い、p型半導体ゲート電極2
0が形成されたn−AlGaAs層エッチングストッパ
2表面にi−GaAs層23を成長させるようにしたの
で、ドライエッチングにより加工したp型半導体よりな
るゲート電極20の垂直面に沿って、i−GaAs層2
3がゲート電極20に隣接して隙間なく良好に形成され
ることにより、実施例1と同様に、ゲート長の制御性お
よび信頼性上有利な構造を得ることができ、短ゲート長
化などの微細化加工にも優れている。また、従来技術の
ようなスパッタ時のダメージ等もない良好なゲート/半
導体界面を有する埋め込みゲート構造を有する接合型電
界効果トランジスタを形成することができる。
【0052】また、ゲート電極にp型半導体を用いてい
るため、同一のピンチオフ電圧を有する従来の金属/半
導体ショットキー接合半導体装置に比べ、飽和ドレイン
電流最大値が向上できるという効果がある。
【0053】さらに、半絶縁性GaAs基板上に、活性
層3からp型半導体ゲート電極20までを連続して形成
することができ、実施の形態1のように、半導体/ゲー
ト界面が、ドライエッチング、および大気にさらされる
ようなことはなく、従って、さらに良好な半導体/ゲー
ト界面を得ることが可能であり、信頼性向上においても
大変有効である。
【0054】実施の形態4.次に本発明の実施の形態4
による半導体装置、及びその製造方法について説明す
る。図9は、本実施の形態4による,選択エピタキシャ
ル成長法を用いて埋め込みゲート構造を形成し、実施の
形態3に示した半導体装置を更に発展させて高性能化を
図るようにしたことを特徴とする半導体装置の断面側面
図である。図9において、24は、ゲート電極20の一
部を開口するようにして、ゲート電極20,i−GaA
s層23,n+ オーミックコンタクト領域7の上に形成
されたSiO2 絶縁膜である。
【0055】次に上記半導体装置の製造方法を図10の
製造方法を示す断面側面図を参照しつつ説明する。ま
ず、実施の形態3で示したのと同様にして、図8(a) か
ら図8(f) に示した工程を経て、選択エピタキシャル成
長法を用いて形成されたi−GaAs層23中に、p型
半導体よりなる埋込みゲート電極20を有し、かつ上記
i−GaAs層23に隣接するn+ オーミックコンタク
ト領域7を有する半導体装置(図10(a))を形成する。
【0056】次に、ウエハ全面にSiO2 絶縁膜24を
堆積し、ゲート電極形成領域に開口を有するフォトレジ
スト25をマスクとして、ゲート電極20形成領域の絶
縁膜24を開口する(図10(b))。次いで、フォトレジ
スト25を除去した後、図10(c) に示すように、メッ
キ給電層となるAu上部ゲート電極下地膜llをスパッ
タ法によりウエハ全面に堆積する。
【0057】その後、フォトレジスト12にて、T型の
ゲート形状が得られるように該フォトレジスト12のパ
ターニングを行い、次いで、該フォトレジスト12をマ
スクとしてAuメッキを行い、上記Au上部ゲート電極
下地膜llと接続する上部ゲート電極13を形成する
(図10(d))。
【0058】その後、上記フォトレジスト12を除去し
た後、ゲート電極13をマスクとしてイオンミリングを
行い、メッキ給電層であるAu上部ゲート電極下地膜l
lの不要部分を除去して図10(e) に示すように加工
し、ゲート電極(20,11,13)を形成する。
【0059】その後、従来技術と同様な方法を用い、マ
スクを用いてソース・ドレイン電極形成部に存在するS
iO2 絶縁膜24を開口した後、蒸着/リフトオフ法に
てAuGe系金属よりなるドレイン電極15,ソース電
極16をそれぞれ形成し(図10(f))、図9に示すよう
な半導体装置を得ることができる。
【0060】このように本実施の形態4によれば、選択
再成長法を用い、p型半導体ゲート電極20が形成され
たn−AlGaAsエッチングストッパ層2表面にi−
GaAs層23を成長させるようにしたので、ドライエ
ッチングにより加工したp型半導体よりなるゲート電極
20の垂直面に沿って、i−GaAs層23がゲート電
極20に隣接して隙間なく良好に形成されることによ
り、ゲート長の制御性および信頼性上有利な構造を得る
ことができ、短ゲート長化などの微細化加工にも優れて
いる。また、従来技術のようなスパッタ時のダメージ等
もない良好なゲート/半導体界面を有する埋め込みゲー
ト構造を有する接合型電界効果トランジスタを形成する
ことができる。
【0061】また、ゲート電極にp型半導体を用いてい
るため、同一のピンチオフ電圧を有する従来の金属/半
導体ショットキー接合半導体装置に比べ、飽和ドレイン
電流最大値を向上できるという効果がある。
【0062】また、半絶縁性GaAs基板5上に、活性
層3からp型半導体ゲート電極20までを連続して形成
することができ、実施の形態1のように、半導体/ゲー
ト界面が、ドライエッチング、および大気にさらされる
ようなことはなく、従って、さらに良好な半導体/ゲー
ト界面を得ることが可能であり、信頼性上も大変有効で
ある。
【0063】さらに、p型半導体よりなる埋込ゲート電
極20の上に低抵抗な上部ゲート電極13を有するもの
となっているため、高周波動作に優れた性能を有する接
合型電界効果トランジスタを得ることができる。
【0064】実施の形態5.次に本発明の実施の形態5
による半導体装置、及びその製造方法について説明す
る。図11は本実施の形態5による,斜めイオン注入・
アニール法を用いて安価に埋め込みゲート構造を形成す
ることを特徴とした製造方法による半導体装置の断面側
面図である。図において、26はn層チャネル領域、2
7はn層チャネル領域26の両側に形成されたn層領
域、30は上記n層チャネル領域26と接続する、WS
iからなるWSiサイドウォール膜である。
【0065】次に上記半導体装置の製造方法を図12の
製造方法を示す断面側面図を参照しつつ説明する。ま
ず、半絶縁性GaAs基板5の上全面にSiO2 絶縁膜
8を堆積し、該SiO2 絶縁膜8をフォトレジスト9を
用いてパターニングし、ゲート形成部に存在するSiO
2 絶縁膜8を開口した後、図12(a) に示すように、上
記開口したフォトレジスト9をマスクとしてドライエッ
チングを行い、半絶縁性GaAs基板5に堀り込み部5
aを形成する。
【0066】次に、上記フォトレジスト9を除去した
後、図12(b) に示すように、フォトレジスト28を塗
布し、ゲート埋込部の両側にオーバーハング形状を持つ
ように該フォトレジスト28をパターニングし、該フォ
トレジスト28をマスクとしてドライエッチングを行
い、SiO2 絶縁膜8を除去する。上記オーバーハング
量は、掘り込み部5aの深さと同等もしくはその倍程度
までが望ましい。
【0067】次いで、上記フォトレジスト28を除去し
た後、図12(c) に示すように、ゲート電極形成領域の
周囲に残存したSiO2 絶縁膜8をマスクとして、イオ
ン注入法を用いてチャネル領域となる領域に、ドナーと
なる不純物(Si)を、加速エネルギーを50KeVと
し、ドーズ量が5×10/cm2 となる条件で注入してn
型チャネル領域26とする。
【0068】続いて、ゲート金属と同じWSiからなる
WSi層29をウエハ全面に堆積(図12(d))した後、
反応性イオンエッチングにより、上記堆積したWSi層
29を異方性エッチングして、図12(e) に示すよう
に、SiO2 絶縁膜8の両側にWSiサイドウォール膜
30として残す。
【0069】その後、図12(f) に示すように、SiO
2 絶縁膜8、及びその両側に形成されたWSiサイドウ
ォール膜30をマスクとして、斜めイオン注入法を用い
て不純物を注入してn層領域27を形成する。不純物を
注入する際の加速エネルギーは、注入プロファイルがn
層チャネル領域26の下層部分でピークを持つように、
例えば、100KeV以上の加速エネルギーで、ドーズ
量を5×1012〜1×1013/cm2 として注入する。ま
た、注入角度は、図12(f) で示すように、45度以下
となるよう、かなり鋭角に注入することにより、SiO
2 絶縁膜8の下の半導体領域のうち、ゲート埋込部より
下の領域にn層領域27を形成することができる。さら
に、SiO2 絶縁膜8、及びその両側に形成されたWS
iサイドウォール膜30がマスクとなることで、SiO
2 絶縁膜8下方の半導体領域のうち、最表面からゲート
埋込部の側壁部にかけての領域には不純物イオンが遮ら
れて不純物が注入されず、該領域は半絶縁性のまま残
り、また、同様に、ゲート埋込部下のn層チャネル領域
26にもほとんど不純物が注入されることはない。
【0070】続いて、図12(g) に示すように、n+
ーミックコンタクト領域を形成する領域を開口するフォ
トレジスト6をマスクとして、加速エネルギーが60K
eVで、ドーズ量が3×1013/cm2 となる条件で、不
純物(Si)を注入し、上記フォトレジスト6を除去し
た後、アニール処理を行い、上記注入した各不純物を活
性化させ、n層チャネル領域26,n層領域27,n+
オーミックコンタクト領域7をそれぞれ形成する。
【0071】その後、図12(h) に示すように、WSi
からなるゲート金属10,メッキ給電層となるAu上部
ゲート電極下地膜llをそれぞれスパッタ法によりウエ
ハ全面に堆積する。
【0072】続いて、図12(i) に示すように、フォト
レジスト12にて、T型のゲート形状が得られるように
該フォトレジスト12のパターニングを行い、該フォト
レジスト12をマスクとしてAuメッキにより上部ゲー
ト電極13を形成する。
【0073】続いて上記フォトレジスト12を除去した
後、上部ゲート電極13をマスクにして、ゲート電極と
なるゲート金属(WSi)10,メッキ給電層となるA
u上部ゲート電極下地膜llの不要部分をイオンミリン
グ、及びドライエッチングによりそれぞれ除去し、ま
た、SiO2 絶縁膜8を弗酸系溶液により除去し、図1
2(j) に示すような構造を有するゲート電極(10,1
1,13,30)を形成する。
【0074】その後、蒸着/リフトオフ法にてAuGe
系金属よりなるドレイン電極15,ソース電極16をそ
れぞれ形成し(図12(k))、図11に示すような半導体
装置を得ることができる。
【0075】このように本実施の形態5によれば、埋め
込みゲート構造を有する接合型電界効果トランジスタの
チャネル領域を、安価な注入・アニール法を用いて形成
するようにしたので、通常、エピタキシャル結晶成長法
を用いて形成するのと等価な構造を、安価なイオン注入
法を用いて実現することができ、製造コストの低減を図
ることができる。
【0076】また、ソース・ドレイン領域を、マスクを
用いた斜めイオン注入を用いて形成することで、埋め込
みゲート電極が接する側壁部の半導体領域を、自己整合
的に半絶縁性領域とすることができ、高いゲート逆方向
耐圧を有する埋め込みゲート構造を有する半導体装置を
容易に製造することができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、その
底面部、及び側面部がエピタキシャル結晶成長方法を用
いて形成されたゲート電極形成領域の凹部に、選択エピ
タキシャル結晶成長法を用いて半導体層からなる電極を
形成するようにしたので、上記凹部の垂直面、及び水平
面に沿って、半導体よりなるゲート電極が、上記凹部内
に隙間なく形成されるようになり、ゲート長の制御性お
よび信頼性が向上し、短ゲート長化などの微細化加工
を、デバイスの特性を低下させることなく行うことがで
きるという効果がある。また、従来のようにスパッタ法
を用いてゲート電極を形成するものでないため、スパッ
タによるゲート形成に伴うダメージがなく、従って、後
で該ダメージを修復するためのアニール工程等の処理を
行う必要もなく、製造工程数を削減することができ、コ
ストの低減を図ることができるという効果がある。
【0078】また、上記ゲート電極を形成する際に、そ
の上部ほど小さいバンドギャップを有するものとするこ
とにより、該ゲート電極の上に形成する配線メタルとの
間で、アニール処理を施さなくとも容易にオーム性接触
を得ることができ、製造を簡単にできる効果がある。
【0079】また、この発明によれば、半絶縁性化合物
半導体基板の上に第1導電型の半導体層、及び第2導電
型の半導体層をエピタキシャル成長により順次積層し、
マスクを用いて上記第2導電型の半導体層をエッチング
してその不要部分を除去することで、上記第2導電型の
半導体層からなるゲート電極を形成し、その後、上記マ
スクを用いて基板全面に真性半導体層をエピタキシャル
成長方法によって再成長させ、上記ゲート電極と接続す
る真性半導体領域を形成するようにしたので、エッチン
グにより加工した半導体よりなるゲート電極の垂直面に
沿って真性半導体層がゲート電極に隣接して隙間なく良
好に形成されることにより、ゲート長の制御性および信
頼性が向上し、短ゲート長化などの微細化加工を、デバ
イスの特性を低下させることなく行うことができるとい
う効果がある。また、従来のようにスパッタ法を用いて
ゲート電極を形成するものでないため、スパッタによる
ゲート形成に伴うダメージがなく、従って、後で該ダメ
ージを修復するためのアニール工程等の処理を行う必要
もなく、製造工程数を削減することができ、コストの低
減を図ることができるという効果がある。さらに、基板
上に、活性層からゲート電極までの層を連続して形成す
るために、半導体/ゲート界面が、エッチング、および
大気にさらされることがなく、従って、さらに良好な半
導体/ゲート界面を得ることができ、信頼性を向上する
ことができるという効果がある。
【0080】また、この発明によれば、埋め込みゲート
構造を有する接合型電界効果トランジスタのチャネル領
域を、安価な注入・アニール法を用いて形成するように
したので、通常、エピタキシャル結晶成長法を用いて形
成するのと等価な構造を、安価なイオン注入法を用いて
実現することができ、製造コストの低減を図ることがで
きるという効果がある。また、ソース・ドレイン領域
を、マスクを用いた斜めイオン注入を用いて形成するこ
とで、埋め込みゲート電極が接する側壁部の半導体領域
を、自己整合的に半絶縁性領域とすることができ、高い
ゲート逆方向耐圧を有する埋め込みゲート構造を有する
半導体装置を容易に製造することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置で
ある接合型電界効果トランジスタの平面パターンを示す
図である。
【図2】 図1のA−A線における半導体装置の断面側
面図である。
【図3】 上記実施の形態1による半導体装置の製造工
程を示す断面側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による半導体装置で
ある接合型電界効果トランジスタの平面パターンを示す
図である。
【図5】 図1のB−B線における半導体装置の断面側
面図である。
【図6】 上記実施の形態2による半導体装置の製造工
程を示す断面側面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による半導体装置で
ある接合型電界効果トランジスタの断面側面図である。
【図8】 上記実施の形態3による半導体装置の製造工
程を示す断面側面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による半導体装置で
ある接合型電界効果トランジスタの断面側面図である。
【図10】 上記実施の形態4による半導体装置の製造
工程を示す断面側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による半導体装置
である接合型電界効果トランジスタの断面側面図であ
る。
【図12】 上記実施の形態5による半導体装置の製造
工程を示す断面側面図である。
【図13】 従来の半導体装置であるショットキー接合
型の電界効果トランジスタの断面側面図である。
【図14】 上記従来の半導体装置であるショットキー
接合型の電界効果トランジスタの製造工程を示す断面側
面図である。
【符号の説明】
1,23 i−GaAs層、1a 掘り込み部、2 n
−AlGaAsエッチングストッパ層、3 n−GaA
s活性層、4 バッファ層、5 半絶縁性GaAs基
板、5a 掘り込み部、7 n+ オーミックコンタクト
領域、8,18,21,24 SiO2 絶縁膜、10
ゲート金属(電極)、11 Au上部ゲート電極下地
膜、13 上部ゲート電極、15 ドレイン電極、16
ソース電極、17,20 ゲート電極、26 n層チ
ャネル領域、27 n層領域、29WSi層、30 W
Siサイドウォール膜。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁性化合物半導体基板上に形成され
    た第1導電型のエピタキシャル結晶成長層からなるソー
    ス・ドレイン領域、及びチャネル領域と、 上記第1導電型のエピタキシャル結晶成長層上に形成さ
    れ、上記チャネル領域に開口部を有するエピタキシャル
    結晶成長層からなる真性半導体層と、 上記真性半導体層の開口部内において選択成長された第
    2導電型のエピタキシャル結晶成長層からなるゲート電
    極とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 上記第2導電型のエピタキシャル結晶成長層からなるゲ
    ート電極は、その上部ほど小さいバンドギャップを有す
    るものであることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半絶縁性化合物半導体基板上に形成され
    た第1導電型のエピタキシャル結晶成長層からなるソー
    ス・ドレイン領域、及びチャネル領域と、 上記第1導電型のエピタキシャル結晶成長層のチャネル
    領域上に形成され、その中央部にゲート電極となる第2
    導電型領域を有し、該第2導電型領域と上記ソース・ド
    レイン領域との間の領域に真性半導体領域を有するエピ
    タキシャル結晶成長層とを備えたことを特徴とする半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 チャネル領域が形成される部分に凹部を
    有する半絶縁性化合物半導体基板と、 該半絶縁性化合物基板の上記凹部に不純物を注入するこ
    とによって形成されたチャネル領域と、 上記チャネル領域を囲むように形成されたマスクを用い
    て不純物を斜め注入することによって形成され、上記マ
    スク下方の半絶縁性化合物基板の内部で上記チャネル領
    域と接続するソース・ドレイン領域と、 上記不純物の斜め注入時に上記マスク下方の半絶縁性化
    合物半導体基板領域が残存することにより形成された真
    性半導体領域と、 上記凹部に形成されたゲート電極とを備えたことを特徴
    とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の半
    導体装置において、 上記ゲート電極の上に、ゲート金属層を備えたことを特
    徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 半絶縁性化合物半導体基板の上に第1導
    電型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、 上記第1導電型のエピタキシャル層上に真性半導体層を
    エピタキシャル成長させる工程と、 上記真性半導体層の,ゲート電極が形成される部分に相
    当する領域を開口して、上記第1導電型のエピタキシャ
    ル結晶成長層を露呈させる工程と、 上記露呈した第1導電型の半導体層の上に第2導電型の
    半導体層をエピタキシャル成長させてゲート電極を形成
    する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 半絶縁性化合物半導体基板上に第1導電
    型の半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、 上記第1導電型のエピタキシャル層上に第2導電型の半
    導体層をエピタキシャル成長させる工程と、 マスクを用いて上記第2導電型の半導体層をエッチング
    してその不要部分を除去することで、上記第2導電型の
    半導体層からなるゲート電極を形成する工程と、 上記マスクを用いて基板全面に真性半導体層をエピタキ
    シャル成長させ、上記ゲート電極と接続する真性半導体
    領域を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半絶縁性化合物半導体基板の上に絶縁膜
    を形成し、マスクを用いて該絶縁膜の所定部分に開口部
    を形成する工程と、 上記マスクと上記開口部が形成された絶縁膜とをマスク
    としてエッチングを行い上記半絶縁性化合物半導体基板
    に凹部を形成する工程と、 上記マスクを除去した後、上記凹部、及び該凹部近傍の
    絶縁膜を覆うマスクを用いて上記絶縁膜をエッチング
    し、上記凹部近傍に上記絶縁膜を残す工程と、 上記残存した絶縁膜をマスクとして不純物注入を行い、
    上記凹部にチャネル領域を形成する工程と、 上記凹部近傍に残存した絶縁膜側面、及び上記凹部側面
    に導電体からなるサイドウォールを形成する工程と、 上記残存した絶縁膜、及びサイドウォールをマスクとし
    て不純物を斜め注入して、上記残存した絶縁膜、及びサ
    イドウォールの下方にて上記チャネル領域と接続するソ
    ース・ドレイン領域を形成する工程とを備えたことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法において、 上記ゲート電極上にゲート金属層を形成する工程を備え
    たことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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US6570194B2 (en) 2000-02-28 2003-05-27 Nec Corporation Compound semiconductor field effect transistor with improved ohmic contact layer structure and method of forming the same

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US6570194B2 (en) 2000-02-28 2003-05-27 Nec Corporation Compound semiconductor field effect transistor with improved ohmic contact layer structure and method of forming the same
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