JPH1064992A - ウエハケース - Google Patents
ウエハケースInfo
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- JPH1064992A JPH1064992A JP21444096A JP21444096A JPH1064992A JP H1064992 A JPH1064992 A JP H1064992A JP 21444096 A JP21444096 A JP 21444096A JP 21444096 A JP21444096 A JP 21444096A JP H1064992 A JPH1064992 A JP H1064992A
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- Japan
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- case
- outer case
- wafer
- engagement
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース同士の嵌合状態を保持(ロック)する
ための係合突起部に思わぬ外力が加えられる虞れがあっ
た。 【解決手段】 インナーケース1とその外側に嵌合可能
なアウターケース2とによって構成されたウエハケース
において、インナーケース1の開口周縁部8に所定個数
の係合突起部9を設けるとともに、その係合突起部9に
係脱可能な係止部13をアウターケース2側に設け、イ
ンナーケース1にアウターケース2を嵌合して係合突起
部9と係止部13とを係止することにより両ケースの嵌
合状態を保持するロック機構を備えたものであって、係
合突起部9と係止部13との係止状態において係合突起
部9の突端と同一又はそれよりも大きくケース外方に突
出する張出保護部14,15を、係合突起部9と係止部
13との係止位置に近接してアウターケース2に設けた
ものである。
ための係合突起部に思わぬ外力が加えられる虞れがあっ
た。 【解決手段】 インナーケース1とその外側に嵌合可能
なアウターケース2とによって構成されたウエハケース
において、インナーケース1の開口周縁部8に所定個数
の係合突起部9を設けるとともに、その係合突起部9に
係脱可能な係止部13をアウターケース2側に設け、イ
ンナーケース1にアウターケース2を嵌合して係合突起
部9と係止部13とを係止することにより両ケースの嵌
合状態を保持するロック機構を備えたものであって、係
合突起部9と係止部13との係止状態において係合突起
部9の突端と同一又はそれよりも大きくケース外方に突
出する張出保護部14,15を、係合突起部9と係止部
13との係止位置に近接してアウターケース2に設けた
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定枚数のウエハ
を収納するウエハケースに関するものである。
を収納するウエハケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハを収納するウエハ
ケースとして、所定枚数のウエハを重ねて収納可能な筒
状のケース本体に、その開口部を塞ぐように蓋体を被せ
て嵌合する、タッパー方式と呼ばれるものが公知となっ
ている。
ケースとして、所定枚数のウエハを重ねて収納可能な筒
状のケース本体に、その開口部を塞ぐように蓋体を被せ
て嵌合する、タッパー方式と呼ばれるものが公知となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記タッ
パー方式のウエハケースでは、ケース本体から蓋体が外
れやすいために、ウエハの飛び出し事故を招く危険があ
り、ウエハ搬送時において製品の保護に万全を期し得な
い状況であった。また従来においては、ケース本体と蓋
体との嵌合部分に雄雌の螺子を形成し、ケース本体に蓋
体をねじ込むことで両者の嵌合状態を保持(ロック)す
る形式のものも提案されているが、この方式では蓋体の
着脱が面倒になるという別の問題があった。
パー方式のウエハケースでは、ケース本体から蓋体が外
れやすいために、ウエハの飛び出し事故を招く危険があ
り、ウエハ搬送時において製品の保護に万全を期し得な
い状況であった。また従来においては、ケース本体と蓋
体との嵌合部分に雄雌の螺子を形成し、ケース本体に蓋
体をねじ込むことで両者の嵌合状態を保持(ロック)す
る形式のものも提案されているが、この方式では蓋体の
着脱が面倒になるという別の問題があった。
【0004】そこで本出願人は、ウエハケースの嵌合ロ
ックを簡易に行い得るケース構造を特願平8−1131
4号明細書の中で開示している。この先願技術では、イ
ンナー側のケース(以下、インナーケース)とアウター
側のケース(以下、アウターケース)で構成されてお
り、インナーケースに設けた係合突起部をアウターケー
ス側の係止部に係止することで、ケース同士の嵌合状態
を簡易に保持(ロック)できるようになっている。とこ
ろが上記先願技術においては、インナーケースの係合突
起部をアウターケースの係止部に係止させたときに、係
合突起部がアウターケースから突出した状態となるた
め、そこに物がぶつかるなどして、係合突起部に思わぬ
外力が加えられる虞れがあった。
ックを簡易に行い得るケース構造を特願平8−1131
4号明細書の中で開示している。この先願技術では、イ
ンナー側のケース(以下、インナーケース)とアウター
側のケース(以下、アウターケース)で構成されてお
り、インナーケースに設けた係合突起部をアウターケー
ス側の係止部に係止することで、ケース同士の嵌合状態
を簡易に保持(ロック)できるようになっている。とこ
ろが上記先願技術においては、インナーケースの係合突
起部をアウターケースの係止部に係止させたときに、係
合突起部がアウターケースから突出した状態となるた
め、そこに物がぶつかるなどして、係合突起部に思わぬ
外力が加えられる虞れがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するためになされたもので、所定枚数のウエハを収納
可能なケース本体を、ウエハの外径に対応した筒状のイ
ンナーケースと該インナーケースの外側に嵌合可能な筒
状のアウターケースとによって構成してなるウエハケー
スにおいて、インナーケースの外周部に所定個数の係合
突起部を設けるとともに、その係合突起部に係脱可能な
係止部をアウターケース側に設け、インナーケースにア
ウターケースを嵌合して係合突起部と係止部とを係止す
ることにより両ケースの嵌合状態を保持するロック機構
を備えたものであって、係合突起部と係止部との係止状
態において係合突起部の突端と同一又はそれよりも大き
くケース外方に突出する張出保護部を、係合突起部と係
止部との係止位置に近接してアウターケースに設けた構
成となっている。
決するためになされたもので、所定枚数のウエハを収納
可能なケース本体を、ウエハの外径に対応した筒状のイ
ンナーケースと該インナーケースの外側に嵌合可能な筒
状のアウターケースとによって構成してなるウエハケー
スにおいて、インナーケースの外周部に所定個数の係合
突起部を設けるとともに、その係合突起部に係脱可能な
係止部をアウターケース側に設け、インナーケースにア
ウターケースを嵌合して係合突起部と係止部とを係止す
ることにより両ケースの嵌合状態を保持するロック機構
を備えたものであって、係合突起部と係止部との係止状
態において係合突起部の突端と同一又はそれよりも大き
くケース外方に突出する張出保護部を、係合突起部と係
止部との係止位置に近接してアウターケースに設けた構
成となっている。
【0006】この構成においては、インナーケースに設
けた係合突起部をアウターケース側の係止部に係止し、
これによってケース同士の嵌合状態を保持(ロック)し
た状態でも、係合突起部がアウターケースから突出せず
に張出保護部によって保護されるため、不用意な外力が
係合突起部に加えられることが皆無となる。
けた係合突起部をアウターケース側の係止部に係止し、
これによってケース同士の嵌合状態を保持(ロック)し
た状態でも、係合突起部がアウターケースから突出せず
に張出保護部によって保護されるため、不用意な外力が
係合突起部に加えられることが皆無となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に
係るウエハケースの第1実施形態を示す分解斜視図であ
り、図2及び図3は、ケース本体を構成するインナーケ
ースとアウターケースの構造を示す三面図((a)平面
図、(b)側断面図、(c)底面図)である。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に
係るウエハケースの第1実施形態を示す分解斜視図であ
り、図2及び図3は、ケース本体を構成するインナーケ
ースとアウターケースの構造を示す三面図((a)平面
図、(b)側断面図、(c)底面図)である。
【0008】図示のように本第1実施形態のウエハケー
スは、主として、インナーケース1とアウターケース2
とから構成されており、収納物品として略円板状のウエ
ハ3を対象としている。このうち、インナーケース1
は、円形の底板4と、この底板4の周縁部から起立した
周壁5とによって筒状に形成されている。このインナー
ケース1の内径は、収納すべきウエハ3の外径よりも僅
かに(例えば0.2〜1.5mm程度)大きく設定され
ている。また底板4の下面側には、ケース中心から同心
円状に底尻6a,6bが突出形成されている。この底尻
6a,6bは、底板4の下面を基準に互いの突出量が均
一になるように形成されている。
スは、主として、インナーケース1とアウターケース2
とから構成されており、収納物品として略円板状のウエ
ハ3を対象としている。このうち、インナーケース1
は、円形の底板4と、この底板4の周縁部から起立した
周壁5とによって筒状に形成されている。このインナー
ケース1の内径は、収納すべきウエハ3の外径よりも僅
かに(例えば0.2〜1.5mm程度)大きく設定され
ている。また底板4の下面側には、ケース中心から同心
円状に底尻6a,6bが突出形成されている。この底尻
6a,6bは、底板4の下面を基準に互いの突出量が均
一になるように形成されている。
【0009】一方、底板4の反対側には、ウエハ3を出
し入れするための開口部7が設けられている。さらに、
その開口周縁部8には所定個数(図例では4個)の係合
突起部9,9,・・が設けられている。各々の係合突起
部9は、インナーケース1の周壁5に沿って上方に突出
し、その先端側が開口周縁部8に沿って曲げられること
で、開口周縁部8に略平行な切溝9aを有している。こ
の切溝9aの上下幅は、インナーケース1に嵌合される
アウターケース2の厚みと略同一寸法に設定されてい
る。さらに、各係合突起部9の先端には、切溝9a側に
凸となる突部9bが一体形成されている。この突部9b
については、図示のように1個だけでなく、切溝9aの
奥側に向けて複数個形成するようにしてもよい。
し入れするための開口部7が設けられている。さらに、
その開口周縁部8には所定個数(図例では4個)の係合
突起部9,9,・・が設けられている。各々の係合突起
部9は、インナーケース1の周壁5に沿って上方に突出
し、その先端側が開口周縁部8に沿って曲げられること
で、開口周縁部8に略平行な切溝9aを有している。こ
の切溝9aの上下幅は、インナーケース1に嵌合される
アウターケース2の厚みと略同一寸法に設定されてい
る。さらに、各係合突起部9の先端には、切溝9a側に
凸となる突部9bが一体形成されている。この突部9b
については、図示のように1個だけでなく、切溝9aの
奥側に向けて複数個形成するようにしてもよい。
【0010】なお、上述した係合突起部9については、
その強度を上げるために、インナーケース1の肉厚より
も厚く形成するようにしてもよく、また周壁5よりもケ
ース内方又はケース外方に位置をずらして形成するよう
にしてもよい。
その強度を上げるために、インナーケース1の肉厚より
も厚く形成するようにしてもよく、また周壁5よりもケ
ース内方又はケース外方に位置をずらして形成するよう
にしてもよい。
【0011】アウターケース2は、上述したインナーケ
ース1の開口部7を閉塞する円形の天板10と、この天
板10の周縁部から垂下した周壁11とによって筒状に
形成されている。このアウターケース2の内径は、嵌合
対象となるインナーケース1の外径よりも僅かに(例え
ば0.2〜1.5mm程度)大きく設定されている。ま
た、天板10の周縁部には、インナーケース1側の係合
突起部9を挿通可能な透孔12,12,・・が穿設され
ており、各透孔12の一端側に位置する天板10の一部
が上記係合突起部9に係脱可能な係止部13を構成して
いる。
ース1の開口部7を閉塞する円形の天板10と、この天
板10の周縁部から垂下した周壁11とによって筒状に
形成されている。このアウターケース2の内径は、嵌合
対象となるインナーケース1の外径よりも僅かに(例え
ば0.2〜1.5mm程度)大きく設定されている。ま
た、天板10の周縁部には、インナーケース1側の係合
突起部9を挿通可能な透孔12,12,・・が穿設され
ており、各透孔12の一端側に位置する天板10の一部
が上記係合突起部9に係脱可能な係止部13を構成して
いる。
【0012】さらにアウターケース2の天板10上に
は、その周縁部から起立するかたちで第1の張出保護部
14が突出形成され、その内側に上記透孔12を介して
第2の張出保護部15が突出形成されている。これらの
張出保護部14,15は、上記係合突起部9と係止部1
3との係止位置(図例では係止部13の位置がそのまま
係止位置となる)に出来るだけ近接するよう、互いの間
隔が極力狭く設定されている。また、天板10を基準と
した各張出保護部14,15の突出寸法は、天板10の
透孔12にインナーケース1側の係合突起部9を挿通
し、この係合突起9を係止部13に係止した状態の下
で、天板10から突出する係合突起部9の突端と同一又
はそれよりも大きくケース外方(この場合はケース上
方)に突出するように設定されている。
は、その周縁部から起立するかたちで第1の張出保護部
14が突出形成され、その内側に上記透孔12を介して
第2の張出保護部15が突出形成されている。これらの
張出保護部14,15は、上記係合突起部9と係止部1
3との係止位置(図例では係止部13の位置がそのまま
係止位置となる)に出来るだけ近接するよう、互いの間
隔が極力狭く設定されている。また、天板10を基準と
した各張出保護部14,15の突出寸法は、天板10の
透孔12にインナーケース1側の係合突起部9を挿通
し、この係合突起9を係止部13に係止した状態の下
で、天板10から突出する係合突起部9の突端と同一又
はそれよりも大きくケース外方(この場合はケース上
方)に突出するように設定されている。
【0013】これに加えてアウターケース2の天板10
上には、第2の張出保護部15の内側にそれと同心円状
の張出部16が突出形成されている。また、ケース外筒
となる周壁11には、互いに対向するかたちで4つの切
欠部17が形成されている。これらの切欠部17は、ア
ウターケース2でのウエハ3の出し入れに際して、ウエ
ハ3の移載に用いられる簡易治具(ピンセット等)や移
載用ロボットのアーム等を通すためのものである。
上には、第2の張出保護部15の内側にそれと同心円状
の張出部16が突出形成されている。また、ケース外筒
となる周壁11には、互いに対向するかたちで4つの切
欠部17が形成されている。これらの切欠部17は、ア
ウターケース2でのウエハ3の出し入れに際して、ウエ
ハ3の移載に用いられる簡易治具(ピンセット等)や移
載用ロボットのアーム等を通すためのものである。
【0014】ちなみに、インナーケース1に設けた底尻
6a,6bとアウターケース2に設けた張出保護部1
4,15及び張出部16は、それぞれのケースを補強す
る機能も兼ねている。また、インナーケース1及びアウ
ターケース2の材料としては、いずれも適度な弾性を有
しかつウエハ3に影響のないピュアな合成樹脂、例えば
ポリプロピレン等が好適である。
6a,6bとアウターケース2に設けた張出保護部1
4,15及び張出部16は、それぞれのケースを補強す
る機能も兼ねている。また、インナーケース1及びアウ
ターケース2の材料としては、いずれも適度な弾性を有
しかつウエハ3に影響のないピュアな合成樹脂、例えば
ポリプロピレン等が好適である。
【0015】続いて、上記構成からなるウエハケースの
使用形態について説明する。先ず、インナーケース1の
底板4上に、必要に応じてスポンジ等の緩衝材を置き、
インナーケース1の内部に所定枚数(例えば25枚ある
いは50枚)のウエハ3を積層して収納する。このと
き、ウエハ3の最上面に上記同様の緩衝材を置いてもよ
い。
使用形態について説明する。先ず、インナーケース1の
底板4上に、必要に応じてスポンジ等の緩衝材を置き、
インナーケース1の内部に所定枚数(例えば25枚ある
いは50枚)のウエハ3を積層して収納する。このと
き、ウエハ3の最上面に上記同様の緩衝材を置いてもよ
い。
【0016】次に、インナーケース1の上方からアウタ
ーケース2を被せて押し込み、これによってインナーケ
ース1とアウターケース2とを嵌合させる。その際、イ
ンナーケース1の周壁5とアウターケース2の周壁11
とが、互いに圧縮・拡開しながら嵌め込まれるように、
両ケースの開口部分を若干外開き状に形成しておくこと
により、インナーケース1とアウターケース2とをガタ
ツキなく嵌合させることができる。また、上述のように
アウターケース2の周壁11に適宜切欠部17を設ける
ようにすれば、特に無理な力を加えなくても、両ケース
をよりスムーズに嵌合させることができる。
ーケース2を被せて押し込み、これによってインナーケ
ース1とアウターケース2とを嵌合させる。その際、イ
ンナーケース1の周壁5とアウターケース2の周壁11
とが、互いに圧縮・拡開しながら嵌め込まれるように、
両ケースの開口部分を若干外開き状に形成しておくこと
により、インナーケース1とアウターケース2とをガタ
ツキなく嵌合させることができる。また、上述のように
アウターケース2の周壁11に適宜切欠部17を設ける
ようにすれば、特に無理な力を加えなくても、両ケース
をよりスムーズに嵌合させることができる。
【0017】このケース同士の嵌合に際しては、図4に
示すように、インナーケース1の係合突起部9をアウタ
ーケース2の透孔12に挿通させるとともに、インナー
ケース1の周壁5上端をアウターケース2の天板2に突
き当てる。これにより図5(a)に示すように、インナ
ーケース1の係合突起部9が透孔12を通してアウター
ケース2の天板2上に突出した状態となる。
示すように、インナーケース1の係合突起部9をアウタ
ーケース2の透孔12に挿通させるとともに、インナー
ケース1の周壁5上端をアウターケース2の天板2に突
き当てる。これにより図5(a)に示すように、インナ
ーケース1の係合突起部9が透孔12を通してアウター
ケース2の天板2上に突出した状態となる。
【0018】続いて、アウターケース2を時計方向に回
転させ、これによって図5(b)に示すように、透孔1
2脇の係止部13を係合突起部9の切溝9aに嵌め込ん
で係止させる。このとき、先にも述べたように、係合突
起部9の切溝9aの上下幅を、アウターケース2の肉厚
分に相当する係止部3の厚み寸法と略同一に設定してお
けば、係合突起部9に形成した突部9bの存在によって
切溝9aが係止部13により拡開され、これによる反力
(挟持力)が係止部13に加えられるため、両者の間に
より確実な係止状態を得ることができる。
転させ、これによって図5(b)に示すように、透孔1
2脇の係止部13を係合突起部9の切溝9aに嵌め込ん
で係止させる。このとき、先にも述べたように、係合突
起部9の切溝9aの上下幅を、アウターケース2の肉厚
分に相当する係止部3の厚み寸法と略同一に設定してお
けば、係合突起部9に形成した突部9bの存在によって
切溝9aが係止部13により拡開され、これによる反力
(挟持力)が係止部13に加えられるため、両者の間に
より確実な係止状態を得ることができる。
【0019】この状態ではインナーケース1側の係合突
起部9とアウターケース2側の係止部13との係止状態
により、インナーケース1とアウターケース2との嵌合
状態が保持(ロック)されるため、ケース同士が外れる
ことに起因したウエハ3の飛び出し事故や、これに伴う
ウエハ3の破損事故等を防止することができる。また、
上記係止状態においては、係合突起部9と係止部13と
の係止位置に対して、その両側に張出保護部14,15
が近接配置されることから、アウターケース2の上端か
ら係合突起部9が突出せず、その係合突起部9が張出保
護部14,15によって保護される。したがって、不用
意な外力が係合突起部9に加えられることが皆無となる
ため、両ケースの嵌合状態をより確実に保持することが
できる。さらに、アウターケース2の天板10上に張出
保護部14,15を一体形成しただけの簡単な構造であ
るため、きわめて低コストにて実施することができる。
起部9とアウターケース2側の係止部13との係止状態
により、インナーケース1とアウターケース2との嵌合
状態が保持(ロック)されるため、ケース同士が外れる
ことに起因したウエハ3の飛び出し事故や、これに伴う
ウエハ3の破損事故等を防止することができる。また、
上記係止状態においては、係合突起部9と係止部13と
の係止位置に対して、その両側に張出保護部14,15
が近接配置されることから、アウターケース2の上端か
ら係合突起部9が突出せず、その係合突起部9が張出保
護部14,15によって保護される。したがって、不用
意な外力が係合突起部9に加えられることが皆無となる
ため、両ケースの嵌合状態をより確実に保持することが
できる。さらに、アウターケース2の天板10上に張出
保護部14,15を一体形成しただけの簡単な構造であ
るため、きわめて低コストにて実施することができる。
【0020】ちなみに、目的場所等に搬送されたウエハ
ケースからウエハ3を取り出す場合は、アウターケース
2が下側となるようにケース本体を所定箇所に置き、こ
の状態のままインナーケース1を反時計方向に回転させ
る。これにより、係合突起部9と係止部13との係止状
態、つまり嵌合ロック状態が解除されるため、そのまま
係合突起部9を透孔12に通すようにインナーケース1
を真上に引き抜くと、所定枚数のウエハ3はアウターケ
ース2側に収納されたかたちで残る。このとき、アウタ
ーケース2の周壁11とウエハ3との間には、両ケース
間の内径差によって必要かつ十分なクリアランスが確保
されるため、ウエハ3を取り出すにあたって、周壁11
との衝突を確実に回避することができる。
ケースからウエハ3を取り出す場合は、アウターケース
2が下側となるようにケース本体を所定箇所に置き、こ
の状態のままインナーケース1を反時計方向に回転させ
る。これにより、係合突起部9と係止部13との係止状
態、つまり嵌合ロック状態が解除されるため、そのまま
係合突起部9を透孔12に通すようにインナーケース1
を真上に引き抜くと、所定枚数のウエハ3はアウターケ
ース2側に収納されたかたちで残る。このとき、アウタ
ーケース2の周壁11とウエハ3との間には、両ケース
間の内径差によって必要かつ十分なクリアランスが確保
されるため、ウエハ3を取り出すにあたって、周壁11
との衝突を確実に回避することができる。
【0021】ところで、上述のように係合突起部9と係
止部13との係止位置に近接して張出保護部14,15
を設けるようにすると、張出保護部14,15が邪魔に
なって両者の係止状態が外部から見えにくくなることが
懸念される。そこで本実施形態では、以下の構成を採用
することで上述の懸念を解消するようにした。
止部13との係止位置に近接して張出保護部14,15
を設けるようにすると、張出保護部14,15が邪魔に
なって両者の係止状態が外部から見えにくくなることが
懸念される。そこで本実施形態では、以下の構成を採用
することで上述の懸念を解消するようにした。
【0022】すなわち、係止部13が係合突起部9に係
止されている嵌合ロック状態と、係止部13が係合突起
部9に係止されていない嵌合アンロック状態とを目視確
認するための目印として、例えばアウターケース2の天
板10上面でかつ係止部13に相当する部分に、その周
辺部分とは異なる警告色(赤色等)のマークを設けるよ
うにする。そして、係止部13が係合突起部9に係止さ
れた状態では上記マークが係合突起部9によって隠れ、
係止状態が解除(不完全も含む)された状態でのみ上記
マークが見えるようにする。
止されている嵌合ロック状態と、係止部13が係合突起
部9に係止されていない嵌合アンロック状態とを目視確
認するための目印として、例えばアウターケース2の天
板10上面でかつ係止部13に相当する部分に、その周
辺部分とは異なる警告色(赤色等)のマークを設けるよ
うにする。そして、係止部13が係合突起部9に係止さ
れた状態では上記マークが係合突起部9によって隠れ、
係止状態が解除(不完全も含む)された状態でのみ上記
マークが見えるようにする。
【0023】これにより、上述のように係止位置に近接
して張出保護部14,15を設けた場合でも、上記マー
クが見えるか否かによって、嵌合ロック状態か嵌合アン
ロック状態かを外部からでも容易に目視確認できるよう
になる。その結果、嵌合アンロック状態であるのに嵌合
ロック状態であると誤認してウエハケースを持ち上げて
しまい、これによってケース同士が外れてウエハ3が飛
散するという重大事故を未然に防止することが可能とな
る。
して張出保護部14,15を設けた場合でも、上記マー
クが見えるか否かによって、嵌合ロック状態か嵌合アン
ロック状態かを外部からでも容易に目視確認できるよう
になる。その結果、嵌合アンロック状態であるのに嵌合
ロック状態であると誤認してウエハケースを持ち上げて
しまい、これによってケース同士が外れてウエハ3が飛
散するという重大事故を未然に防止することが可能とな
る。
【0024】なお、上記第1実施形態においては、イン
ナーケース1の開口周縁部8に係合突起部9を設け、こ
れに対応してアウターケース2の天板10周縁部に透孔
12を設けた構成を例に挙げて説明したが、本発明に係
るウエハケースはこれに限定されるものではない。例え
ば図6(a),(b)に示すように、インナーケース1
の周壁5の外周面に所定個数の係合突起部18(切溝付
き)を設けるとともに、その係合突起部18に対応して
アウターケース2の切欠部17の縦辺にスリット17a
を形成し、このスリット17aの部分を上記係合突起部
18に係脱可能に構成したものに対し、その係止位置に
近接したかたちでアウターケース2の周壁11の外周面
につば状の張出保護部19a,19bを設けるようにし
てもよい。
ナーケース1の開口周縁部8に係合突起部9を設け、こ
れに対応してアウターケース2の天板10周縁部に透孔
12を設けた構成を例に挙げて説明したが、本発明に係
るウエハケースはこれに限定されるものではない。例え
ば図6(a),(b)に示すように、インナーケース1
の周壁5の外周面に所定個数の係合突起部18(切溝付
き)を設けるとともに、その係合突起部18に対応して
アウターケース2の切欠部17の縦辺にスリット17a
を形成し、このスリット17aの部分を上記係合突起部
18に係脱可能に構成したものに対し、その係止位置に
近接したかたちでアウターケース2の周壁11の外周面
につば状の張出保護部19a,19bを設けるようにし
てもよい。
【0025】この構成においては、アウターケース2の
周壁11から突出する係合突起部18を張出保護部19
a,19bで保護できるうえに、つば状の張出保護部1
9a,19bを引っ掛かり部分としてウエハケースを持
ち上げることができるため、ケース運搬時の安全性も確
保される。
周壁11から突出する係合突起部18を張出保護部19
a,19bで保護できるうえに、つば状の張出保護部1
9a,19bを引っ掛かり部分としてウエハケースを持
ち上げることができるため、ケース運搬時の安全性も確
保される。
【0026】図7は、本発明に係るウエハケースの第2
実施形態を示す分解斜視図であり、図8及び図9は、ケ
ース本体を構成するインナーケースとアウターケースの
構造を示す三面図((a)平面図、(b)側断面図、
(c)底面図)、さらに図10は、アウターケース上に
装着されるロックキーの構造を示す三面図((a)平面
図、(b)側断面図、(c)底面図)である。
実施形態を示す分解斜視図であり、図8及び図9は、ケ
ース本体を構成するインナーケースとアウターケースの
構造を示す三面図((a)平面図、(b)側断面図、
(c)底面図)、さらに図10は、アウターケース上に
装着されるロックキーの構造を示す三面図((a)平面
図、(b)側断面図、(c)底面図)である。
【0027】図示のように本第2実施形態のウエハケー
スは、主として、インナーケース20とアウターケース
21とロックキー22とから構成されており、収納物品
として略円板状のウエハ23を対象としている。このう
ち、インナーケース20は、円形の底板24と、この底
板24の周縁部から起立した周壁25とによって筒状に
形成されている。このインナーケース20の内径は、収
納すべきウエハ23の外径よりも僅かに(例えば0.2
〜1.5mm程度)大きく設定されている。また底板2
4の下面側には、ケース中心から同心円状に底尻26
a,26bが突出形成されている。この底尻26a,2
6bは、底板24の下面を基準に互いの突出量が均一に
なるように形成されている。
スは、主として、インナーケース20とアウターケース
21とロックキー22とから構成されており、収納物品
として略円板状のウエハ23を対象としている。このう
ち、インナーケース20は、円形の底板24と、この底
板24の周縁部から起立した周壁25とによって筒状に
形成されている。このインナーケース20の内径は、収
納すべきウエハ23の外径よりも僅かに(例えば0.2
〜1.5mm程度)大きく設定されている。また底板2
4の下面側には、ケース中心から同心円状に底尻26
a,26bが突出形成されている。この底尻26a,2
6bは、底板24の下面を基準に互いの突出量が均一に
なるように形成されている。
【0028】一方、底板24の反対側には、ウエハ23
を出し入れするための開口部27が設けられている。さ
らに、その開口周縁部28には所定個数(図例では4
個)の係合突起部29,29,・・が設けられている。
各々の係合突起部29は、インナーケース20の周壁2
5に沿って上方に突出し、その先端側が開口周縁部28
に沿って曲げられることで、開口周縁部28に略平行な
切溝29aを有している。この切溝29aの上下幅は、
アウターケース21上に装着されるロックキー22の厚
みと略同一寸法に設定されている。また、係合突起部2
9の切溝29aと開口周縁部28との間には段差H(図
8)が設けられており、この段差Hがアウターケース2
1の肉厚分と略同一寸法に設定されている。なお、図示
はしないが、上記第1実施形態と同様に、各係合突起部
29の先端位置において、切溝29a側に凸となる突部
を設けるようにしてもよい。
を出し入れするための開口部27が設けられている。さ
らに、その開口周縁部28には所定個数(図例では4
個)の係合突起部29,29,・・が設けられている。
各々の係合突起部29は、インナーケース20の周壁2
5に沿って上方に突出し、その先端側が開口周縁部28
に沿って曲げられることで、開口周縁部28に略平行な
切溝29aを有している。この切溝29aの上下幅は、
アウターケース21上に装着されるロックキー22の厚
みと略同一寸法に設定されている。また、係合突起部2
9の切溝29aと開口周縁部28との間には段差H(図
8)が設けられており、この段差Hがアウターケース2
1の肉厚分と略同一寸法に設定されている。なお、図示
はしないが、上記第1実施形態と同様に、各係合突起部
29の先端位置において、切溝29a側に凸となる突部
を設けるようにしてもよい。
【0029】アウターケース21は、上述したインナー
ケース20の開口部27を閉塞する円形の天板30と、
この天板30の周縁部から垂下した周壁31とによって
筒状に形成されている。このアウターケース21の内径
は、嵌合対象となるインナーケース20の外径よりも僅
かに(例えば0.2〜1.5mm程度)大きく設定され
ている。また、天板30の周縁部には、インナーケース
20側の係合突起部29を挿通可能な透孔32,32,
・・が穿設されている。
ケース20の開口部27を閉塞する円形の天板30と、
この天板30の周縁部から垂下した周壁31とによって
筒状に形成されている。このアウターケース21の内径
は、嵌合対象となるインナーケース20の外径よりも僅
かに(例えば0.2〜1.5mm程度)大きく設定され
ている。また、天板30の周縁部には、インナーケース
20側の係合突起部29を挿通可能な透孔32,32,
・・が穿設されている。
【0030】さらにアウターケース21の天板30上に
は、その周縁部から起立するかたちで、先述の張出保護
部に相当する張出縁33が突出形成されている。この張
出縁33は、上記係合突起部2とこれに係止されるアウ
ターケース21側の係止部(後述)との係止位置に近接
するかたちで設けられている。また、天板30を基準と
した張出縁33の突出寸法は、天板30の透孔32にイ
ンナーケース20側の係合突起部29を挿通して上記係
止部と係止させた際に、天板30から突出する係合突起
部29の突端と同一又はそれよりも大きくケース外方
(この場合はケース上方)に突出するように設定されて
いる。
は、その周縁部から起立するかたちで、先述の張出保護
部に相当する張出縁33が突出形成されている。この張
出縁33は、上記係合突起部2とこれに係止されるアウ
ターケース21側の係止部(後述)との係止位置に近接
するかたちで設けられている。また、天板30を基準と
した張出縁33の突出寸法は、天板30の透孔32にイ
ンナーケース20側の係合突起部29を挿通して上記係
止部と係止させた際に、天板30から突出する係合突起
部29の突端と同一又はそれよりも大きくケース外方
(この場合はケース上方)に突出するように設定されて
いる。
【0031】これに加えてアウターケース21の天板3
0上には、張出縁33の内側にそれと同心円状の張出部
34が突出形成されている。また、張出縁33の内周面
には、上述した透孔32,32,・・の相互間に位置し
て、一対の押え片35,35と一対の操作支持片36,
36とがそれぞれ対向する状態で形成されている。この
うち、一対の押え片35は、天板30上でのロックキー
22の浮き上がりを規制するもので、天板10の上面か
らロックキー22の厚み分の距離を隔てた高さに、上記
張出縁33の内周面から僅か(1〜2mm程度)に突出
する状態で形成され、その真下に係合スリット37が設
けられている。加えて、ケース外筒となる周壁31に
は、互いに対向するかたちで4つの切欠部38が形成さ
れている。これらの切欠部38は、先にも述べた通り、
アウターケース21でのウエハ23の出し入れに際し
て、ウエハ23の移載に用いられる簡易治具(ピンセッ
ト等)や移載用ロボットのアーム等を通すためのもので
ある。
0上には、張出縁33の内側にそれと同心円状の張出部
34が突出形成されている。また、張出縁33の内周面
には、上述した透孔32,32,・・の相互間に位置し
て、一対の押え片35,35と一対の操作支持片36,
36とがそれぞれ対向する状態で形成されている。この
うち、一対の押え片35は、天板30上でのロックキー
22の浮き上がりを規制するもので、天板10の上面か
らロックキー22の厚み分の距離を隔てた高さに、上記
張出縁33の内周面から僅か(1〜2mm程度)に突出
する状態で形成され、その真下に係合スリット37が設
けられている。加えて、ケース外筒となる周壁31に
は、互いに対向するかたちで4つの切欠部38が形成さ
れている。これらの切欠部38は、先にも述べた通り、
アウターケース21でのウエハ23の出し入れに際し
て、ウエハ23の移載に用いられる簡易治具(ピンセッ
ト等)や移載用ロボットのアーム等を通すためのもので
ある。
【0032】ロックキー22は、薄板状のリング構造を
なすもので、アウターケース21の天板30上に、上述
の張出縁33をガイドとして回動自在に装着される。こ
のロックキー22は、張出縁33の代わりに、その内側
の張出部4をガイドとしてアウターケース21上に回動
自在に装着してもよく、また単に孔無しの円板状に形成
してもよい。このロックキー22の周縁部には、上記ア
ウターケース21側の透孔32,32,・・に対応する
切欠39,39,・・と、操作支持片35,35に対応
する切欠凹部40,40が形成されている。さらにロッ
クキー22の下面周縁部には、アウターケース21側の
係合スリット37,37に対応する微小突部41,41
が設けられている。
なすもので、アウターケース21の天板30上に、上述
の張出縁33をガイドとして回動自在に装着される。こ
のロックキー22は、張出縁33の代わりに、その内側
の張出部4をガイドとしてアウターケース21上に回動
自在に装着してもよく、また単に孔無しの円板状に形成
してもよい。このロックキー22の周縁部には、上記ア
ウターケース21側の透孔32,32,・・に対応する
切欠39,39,・・と、操作支持片35,35に対応
する切欠凹部40,40が形成されている。さらにロッ
クキー22の下面周縁部には、アウターケース21側の
係合スリット37,37に対応する微小突部41,41
が設けられている。
【0033】このうち、切欠39は、透孔32を挿通し
た係合突起部29をアウターケース21の天板30上に
突出させるためのもので、その切欠39の一端側に位置
するロックキー22の一部が上記係合突起部29に係脱
可能な係止部42を構成している。一方、切欠凹部40
は、操作支持片35を収容可能な大きさを有し、その操
作支持片35を収容した状態では、ロックキー22を所
定の角度範囲で回動し得るようになっている。また各々
の切欠凹部40の両端からは、ロックキー22を回動操
作するための手懸かり部43,43が起立状態に形成さ
れ、その間を連結部44にて連結している。微小突起3
1は、ロックキー22をアウターケース21に装着した
状態で上記係合スリット37に嵌め込まれるもので、ケ
ース同士の嵌合ロック状態を解除すべくロックキー22
を反時計方向に回転させた際、上記係合スリット37の
エッジ部分に突き当たってロックキー22の回動停止位
置を規制する。
た係合突起部29をアウターケース21の天板30上に
突出させるためのもので、その切欠39の一端側に位置
するロックキー22の一部が上記係合突起部29に係脱
可能な係止部42を構成している。一方、切欠凹部40
は、操作支持片35を収容可能な大きさを有し、その操
作支持片35を収容した状態では、ロックキー22を所
定の角度範囲で回動し得るようになっている。また各々
の切欠凹部40の両端からは、ロックキー22を回動操
作するための手懸かり部43,43が起立状態に形成さ
れ、その間を連結部44にて連結している。微小突起3
1は、ロックキー22をアウターケース21に装着した
状態で上記係合スリット37に嵌め込まれるもので、ケ
ース同士の嵌合ロック状態を解除すべくロックキー22
を反時計方向に回転させた際、上記係合スリット37の
エッジ部分に突き当たってロックキー22の回動停止位
置を規制する。
【0034】続いて、上記構成からなるウエハケースの
使用形態について説明する。先ず、インナーケース20
の底板24上に、必要に応じてスポンジ等の緩衝材を置
き、インナーケース20の内部にウエハ23を積層して
収納する。このとき、ウエハ23の最上面に上記同様の
緩衝材を置いてもよい。
使用形態について説明する。先ず、インナーケース20
の底板24上に、必要に応じてスポンジ等の緩衝材を置
き、インナーケース20の内部にウエハ23を積層して
収納する。このとき、ウエハ23の最上面に上記同様の
緩衝材を置いてもよい。
【0035】次に、アウターケース21の透孔32とロ
ックキー22の切欠39とを位置合わせした状態で、イ
ンナーケース20の上方からロックキー22付きのアウ
ターケース21を被せて押し込み、これによってインナ
ーケース20とアウターケース21とを嵌合させる。そ
の際、上記第1実施形態と同様に、インナーケース20
の周壁25とアウターケース21の周壁31とが、互い
に圧縮・拡開しながら嵌め込まれるように、両ケースの
開口部分を若干外開き状に形成しておくことにより、イ
ンナーケース20とアウターケース21とをガタツキな
く嵌合させることができる。また、上述のようにアウタ
ーケース21の周壁11に適宜切欠部38を設けるよう
にすれば、特に無理な力を加えなくても、両ケースをよ
りスムーズに嵌合させることができる。
ックキー22の切欠39とを位置合わせした状態で、イ
ンナーケース20の上方からロックキー22付きのアウ
ターケース21を被せて押し込み、これによってインナ
ーケース20とアウターケース21とを嵌合させる。そ
の際、上記第1実施形態と同様に、インナーケース20
の周壁25とアウターケース21の周壁31とが、互い
に圧縮・拡開しながら嵌め込まれるように、両ケースの
開口部分を若干外開き状に形成しておくことにより、イ
ンナーケース20とアウターケース21とをガタツキな
く嵌合させることができる。また、上述のようにアウタ
ーケース21の周壁11に適宜切欠部38を設けるよう
にすれば、特に無理な力を加えなくても、両ケースをよ
りスムーズに嵌合させることができる。
【0036】このケース同士の嵌合に際しては、図11
に示すように、インナーケース20の係合突起部29を
アウターケース21の透孔32に挿通させるとともに、
インナーケース29の周壁25上端をアウターケース2
1の天板30に突き当てる。これにより図12(a)に
示すように、インナーケース20の係合突起部29が透
孔32を挿通し、さらにロックキー22の切欠39を通
してアウターケース2の天板2上に突出した状態とな
る。この状態では、図13(a)に示すように、ロック
キー22を後述のごとく時計方向に回動し得るように、
ロックキー22の切欠凹部40内でアウターケース21
の操作支持片35が一方向に偏って配置される。
に示すように、インナーケース20の係合突起部29を
アウターケース21の透孔32に挿通させるとともに、
インナーケース29の周壁25上端をアウターケース2
1の天板30に突き当てる。これにより図12(a)に
示すように、インナーケース20の係合突起部29が透
孔32を挿通し、さらにロックキー22の切欠39を通
してアウターケース2の天板2上に突出した状態とな
る。この状態では、図13(a)に示すように、ロック
キー22を後述のごとく時計方向に回動し得るように、
ロックキー22の切欠凹部40内でアウターケース21
の操作支持片35が一方向に偏って配置される。
【0037】続いて、ロックキー22を時計方向に回転
させ、これによって図12(b)及び図13(b)に示
すように、切欠39脇の係止部42を係合突起部29の
切溝29aに嵌め込んで係止させる。このとき、アウタ
ーケース21側の操作支持片35とロックキー22側の
手懸かり部43とに指先(例えば親指と人指し指)を引
っ掛け、これを挟み込むようにすれば、アウターケース
21上でロックキー22をスムーズに回動させることが
できる。また、係合突起部29を係止部42に係止させ
る際に、係合突起部29の切溝29aが係止部42によ
って拡開されるように各部の寸法を適宜設定しておけ
ば、これによる反力(挟持力)が係止部42に加えられ
るため、両者の間により確実な係止状態を得ることがで
きる。
させ、これによって図12(b)及び図13(b)に示
すように、切欠39脇の係止部42を係合突起部29の
切溝29aに嵌め込んで係止させる。このとき、アウタ
ーケース21側の操作支持片35とロックキー22側の
手懸かり部43とに指先(例えば親指と人指し指)を引
っ掛け、これを挟み込むようにすれば、アウターケース
21上でロックキー22をスムーズに回動させることが
できる。また、係合突起部29を係止部42に係止させ
る際に、係合突起部29の切溝29aが係止部42によ
って拡開されるように各部の寸法を適宜設定しておけ
ば、これによる反力(挟持力)が係止部42に加えられ
るため、両者の間により確実な係止状態を得ることがで
きる。
【0038】この状態ではインナーケース20の係合突
起部29とロックキー22の係止部42との係止状態に
より、インナーケース20とアウターケース21との嵌
合状態が保持(ロック)されるため、ケース同士が外れ
ることに起因したウエハ23の飛び出し事故や、これに
伴うウエハ23の破損事故等を防止することができる。
また、上記係止状態においては、係合突起部29と係止
部42との係止位置に対して、張出保護部に相当する張
出縁33が近接配置されることから、アウターケース2
1の上端から係合突起部29が突出せず、その係合突起
部29が張出縁33によって保護される。したがって、
不用意な外力が係合突起部29に加えられることが皆無
となるため、両ケースの嵌合状態をより確実に保持する
ことができる。さらに、アウターケース21の天板30
上にロックキー22を回動自在に装着し、このロックキ
ー22を回動操作するだけで嵌合ロック状態が得られる
構成としたので、ウエハケース自体の取り扱いもきわめ
て簡便なものとなる。
起部29とロックキー22の係止部42との係止状態に
より、インナーケース20とアウターケース21との嵌
合状態が保持(ロック)されるため、ケース同士が外れ
ることに起因したウエハ23の飛び出し事故や、これに
伴うウエハ23の破損事故等を防止することができる。
また、上記係止状態においては、係合突起部29と係止
部42との係止位置に対して、張出保護部に相当する張
出縁33が近接配置されることから、アウターケース2
1の上端から係合突起部29が突出せず、その係合突起
部29が張出縁33によって保護される。したがって、
不用意な外力が係合突起部29に加えられることが皆無
となるため、両ケースの嵌合状態をより確実に保持する
ことができる。さらに、アウターケース21の天板30
上にロックキー22を回動自在に装着し、このロックキ
ー22を回動操作するだけで嵌合ロック状態が得られる
構成としたので、ウエハケース自体の取り扱いもきわめ
て簡便なものとなる。
【0039】加えて、本第2実施形態においても、係止
部42が係合突起部29に係止されている嵌合ロック状
態と、係止部42が係合突起部29に係止されていない
嵌合アンロック状態とを目視確認するための目印とし
て、例えばアウターケース21の天板30上面でかつ操
作支持辺36の近傍か、あるいはロックキー22の上面
でかつ係止部42に相当する部分に、その周辺部分とは
異なる警告色(赤色等)のマークを設け、係止部42が
係合突起部29に係止された状態では上記マークがロッ
クキー22又は係合突起部29によって隠れ、係止状態
が解除(不完全も含む)された状態でのみ上記マークが
見えるようにすることで、嵌合ロック状態か嵌合アンロ
ック状態かを外部からでも容易に目視確認できるように
なる。
部42が係合突起部29に係止されている嵌合ロック状
態と、係止部42が係合突起部29に係止されていない
嵌合アンロック状態とを目視確認するための目印とし
て、例えばアウターケース21の天板30上面でかつ操
作支持辺36の近傍か、あるいはロックキー22の上面
でかつ係止部42に相当する部分に、その周辺部分とは
異なる警告色(赤色等)のマークを設け、係止部42が
係合突起部29に係止された状態では上記マークがロッ
クキー22又は係合突起部29によって隠れ、係止状態
が解除(不完全も含む)された状態でのみ上記マークが
見えるようにすることで、嵌合ロック状態か嵌合アンロ
ック状態かを外部からでも容易に目視確認できるように
なる。
【0040】ちなみに、目的場所等に搬送されたウエハ
ケースからウエハ23を取り出す場合は、先程と逆の手
順でロックキー22を反時計方向に回転させ、これによ
り嵌合ロック状態を解除してから、アウターケース21
が下側となるようにケース本体を所定箇所に置く。この
とき、アウターケース21の張出縁33の内周面に押え
片35が設けられていることから、この押え片35に引
っ掛かったかたちでロックキー22の脱落が阻止され
る。
ケースからウエハ23を取り出す場合は、先程と逆の手
順でロックキー22を反時計方向に回転させ、これによ
り嵌合ロック状態を解除してから、アウターケース21
が下側となるようにケース本体を所定箇所に置く。この
とき、アウターケース21の張出縁33の内周面に押え
片35が設けられていることから、この押え片35に引
っ掛かったかたちでロックキー22の脱落が阻止され
る。
【0041】次に、係合突起部29を透孔32に通すよ
うにしてインナーケース20を真上に引き抜くと、所定
枚数のウエハ23はアウターケース21側に収納された
かたちで残る。このとき、アウターケース21の周壁3
1とウエハ23との間には、先の第1実施形態と同様
に、必要かつ十分なクリアランスが確保されるため、ウ
エハ23を取り出すにあたって、周壁31との衝突を確
実に回避することができる。
うにしてインナーケース20を真上に引き抜くと、所定
枚数のウエハ23はアウターケース21側に収納された
かたちで残る。このとき、アウターケース21の周壁3
1とウエハ23との間には、先の第1実施形態と同様
に、必要かつ十分なクリアランスが確保されるため、ウ
エハ23を取り出すにあたって、周壁31との衝突を確
実に回避することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明のウエハケー
スによれば、インナーケースの係合突起部とアウターケ
ース側の係止部との係止状態において、係合突起部の突
端と同一又はそれよりも大きくケース外方に突出する張
出保護部を、係合突起部と係止部との係止位置に近接し
て設けるようにしたので、ケース同士の嵌合状態を保持
(ロック)した状態でも、係合突起部がアウターケース
から突出せずに張出保護部によって保護される。これに
より、不用意な外力が係合突起部に加えられることが皆
無となるため、インナーケースとアウターケースとの嵌
合状態をより確実に保持することができる。また、アウ
ターケースに張出保護部を設けただけの簡単な構造であ
るため、きわめて低コストにて実施することができる。
スによれば、インナーケースの係合突起部とアウターケ
ース側の係止部との係止状態において、係合突起部の突
端と同一又はそれよりも大きくケース外方に突出する張
出保護部を、係合突起部と係止部との係止位置に近接し
て設けるようにしたので、ケース同士の嵌合状態を保持
(ロック)した状態でも、係合突起部がアウターケース
から突出せずに張出保護部によって保護される。これに
より、不用意な外力が係合突起部に加えられることが皆
無となるため、インナーケースとアウターケースとの嵌
合状態をより確実に保持することができる。また、アウ
ターケースに張出保護部を設けただけの簡単な構造であ
るため、きわめて低コストにて実施することができる。
【図1】本発明に係るウエハケースの第1実施形態を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】第1実施形態におけるインナーケースの構造説
明図である。
明図である。
【図3】第1実施形態におけるアウターケースの構造説
明図である。
明図である。
【図4】第1実施形態でのケース嵌合状態を示す側断面
図である。
図である。
【図5】第1実施形態での係止/離脱状態を示す要部断
面図である。
面図である。
【図6】第1実施形態の変形例を説明する図である。
【図7】本発明に係るウエハケースの第2実施形態を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図8】第2実施形態におけるインナーケースの構造説
明図である。
明図である。
【図9】第2実施形態におけるアウターケースの構造説
明図である。
明図である。
【図10】第2実施形態におけるロックキーの構造説明
図である。
図である。
【図11】第2実施形態でのケース嵌合状態を示す側断
面図である。
面図である。
【図12】第2実施形態での係止/離脱状態を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図13】第2実施形態での係止/離脱状態を示す斜視
図である。
図である。
1,20 インナーケース 2,21 アウターケー
ス 3,23 ウエハ 4,24 底板 5,25 周
壁 7,27 開口部 8,28 開口周縁部 9,1
8,29 係合突起部 10,30 天板 11,31 周壁 12,32
透孔 13,42 係止部 14,15,19a,19b
張出保護部 22 ロックキー 33 張出縁 35 押え片
36 操作支持片 40 切欠凹部 43 手懸かり部
ス 3,23 ウエハ 4,24 底板 5,25 周
壁 7,27 開口部 8,28 開口周縁部 9,1
8,29 係合突起部 10,30 天板 11,31 周壁 12,32
透孔 13,42 係止部 14,15,19a,19b
張出保護部 22 ロックキー 33 張出縁 35 押え片
36 操作支持片 40 切欠凹部 43 手懸かり部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 美乃利 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 風間 均 埼玉県比企郡玉川村日野原42 東洋樹脂株 式会社埼玉工場内 (72)発明者 建部 春二 東京都江東区南砂2丁目10番12号 ヤマト 硝子株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 所定枚数のウエハを収納可能なケース本
体を、前記ウエハの外径に対応した筒状のインナーケー
スと該インナーケースの外側に嵌合可能な筒状のアウタ
ーケースとによって構成してなるウエハケースにおい
て、 前記インナーケースの外周部に所定個数の係合突起部を
設けるとともに、その係合突起部に係脱可能な係止部を
前記アウターケース側に設け、前記インナーケースに前
記アウターケースを嵌合して前記係合突起部と前記係止
部とを係止することにより両ケースの嵌合状態を保持す
るロック機構を備えたものであって、 前記係合突起部と前記係止部との係止状態において前記
係合突起部の突端と同一又はそれよりも大きくケース外
方に突出する張出保護部を、前記係合突起部と前記係止
部との係止位置に近接して前記アウターケースに設けて
なることを特徴とするウエハケース。 - 【請求項2】 前記係止位置の両側に前記張出保護部を
設けてなることを特徴とする請求項1記載のウエハケー
ス。 - 【請求項3】 前記係止部が前記係合突起部に係止され
ている嵌合ロック状態と、前記係止部が前記係合突起部
に係止されていない嵌合アンロック状態とを目視確認す
るための目印を設けてなることを特徴とする請求項1記
載のウエハケース。 - 【請求項4】 円形の底板と該底板の周縁部から起立し
た周壁とによって所定枚数のウエハを収納可能に形成さ
れるとともに、前記底板の反対側に開口部を有し、かつ
該開口周縁部に所定個数の係合突起部を設けてなる筒状
のインナーケースと、 前記インナーケースの開口部を閉塞する円形の天板と該
天板の周縁部から垂下した周壁とによって前記インナー
ケースの外側に嵌合可能に形成されるとともに、前記イ
ンナーケースとの嵌合時に前記係合突起部が挿通される
透孔を前記天板の周縁部に設けてなる筒状のアウターケ
ースと、 前記アウターケースの天板上に回動自在に装着されると
ともに、前記透孔を挿通して前記天板上に突出した前記
係合突起部に係脱可能な係止部を有し、この係止部を前
記係合突起部に係止することによって前記インナーケー
スと前記アウターケースとの嵌合状態を保持するロック
キーとを備えたことを特徴とするウエハケース。 - 【請求項5】 前記アウターケースの天板上にその周縁
部に沿って張出縁を形成し、この張出縁内に前記ロック
キーを回動自在に装着してなることを特徴とする請求項
4記載のウエハケース。 - 【請求項6】 前記ロックキーに回動操作用の手懸かり
部を設けてなることを特徴とする請求項4記載のウエハ
ケース。 - 【請求項7】 前記アウターケースの張出縁の内周面に
前記ロックキーの浮き上がりを規制する押え片を設けて
なることを特徴とする請求項5記載のウエハケース。 - 【請求項8】 前記アウターケースの天板の周縁部に操
作支持片を突出形成するとともに、 前記ロックキーの周縁部に前記操作支持片を収容可能な
切欠凹部を形成し、かつ該切欠凹部の両端から起立する
状態で前記手懸かり部を形成してなることを特徴とする
請求項6記載のウエハケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21444096A JPH1064992A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | ウエハケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21444096A JPH1064992A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | ウエハケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064992A true JPH1064992A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16655818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21444096A Pending JPH1064992A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | ウエハケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1064992A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016197721A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | サン—ア フロンテック カンパニー,リミテッド | ウェーハの保管容器 |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP21444096A patent/JPH1064992A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016197721A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | サン—ア フロンテック カンパニー,リミテッド | ウェーハの保管容器 |
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