JPH1068434A - スプリングクラッチ - Google Patents
スプリングクラッチInfo
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- JPH1068434A JPH1068434A JP22705496A JP22705496A JPH1068434A JP H1068434 A JPH1068434 A JP H1068434A JP 22705496 A JP22705496 A JP 22705496A JP 22705496 A JP22705496 A JP 22705496A JP H1068434 A JPH1068434 A JP H1068434A
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- Japan
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- spring
- boss
- boss portion
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- Granted
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 26
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1部材4と第2部材6の外周面に共通のス
プリング8を巻装して両部材が相対的に1方向には回転
可能だが逆方向には回転不能なスプリングクラッチの前
記スプリング8が、第1部材4と第2部材6の相互対向
面間の隙間Cに食い込むのを防止すること。 【解決手段】 第1部材4の軸部4bに第2部材6を回
転自在に嵌合し、第2部材の第2ボス部6aの基部内周
面に第1係合段部を形成し、軸部4bの外周面に第1係
合段部と係合する第2係合段部を形成する。第1部材4
と第2部材6とが第1および第2係合段部14,16を
中心として相対的に傾いた状態で、第1ボス部4aと第
2ボス部6aの相互対向面間に生じる最大隙間Cを、ス
プリングの線径以下に設定する。
プリング8を巻装して両部材が相対的に1方向には回転
可能だが逆方向には回転不能なスプリングクラッチの前
記スプリング8が、第1部材4と第2部材6の相互対向
面間の隙間Cに食い込むのを防止すること。 【解決手段】 第1部材4の軸部4bに第2部材6を回
転自在に嵌合し、第2部材の第2ボス部6aの基部内周
面に第1係合段部を形成し、軸部4bの外周面に第1係
合段部と係合する第2係合段部を形成する。第1部材4
と第2部材6とが第1および第2係合段部14,16を
中心として相対的に傾いた状態で、第1ボス部4aと第
2ボス部6aの相互対向面間に生じる最大隙間Cを、ス
プリングの線径以下に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は第1部材と第2部材
の外周面に共通のスプリングを巻装して両部材が相対的
に1方向には回転可能だが逆方向には回転不能なスプリ
ングクラッチに係り、特に一方の部材に回転不能方向に
強い回転力を作用させたときのスプリングの縮径によ
り、スプリングの一部が第1部材と第2部材の相互対向
面間の隙間に食い込むのを防止したスプリングクラッチ
に関する。
の外周面に共通のスプリングを巻装して両部材が相対的
に1方向には回転可能だが逆方向には回転不能なスプリ
ングクラッチに係り、特に一方の部材に回転不能方向に
強い回転力を作用させたときのスプリングの縮径によ
り、スプリングの一部が第1部材と第2部材の相互対向
面間の隙間に食い込むのを防止したスプリングクラッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスプリングクラッチは一般に図
3のように構成されている。同図で2はシャフト、4は
シャフト2の外周に固定的に嵌合された第1部材、6は
第1部材の軸部4bに回転自在に挿入された歯車付の第
2部材、8は第1および第2部材4,6の各ボス部4
a,6aの外周面に摺接するように巻装されたスプリン
グ、10はスプリング8の外周を覆うように遊嵌された
カバー10、12は第2部材の抜止め防止用に第1部材
の軸部4b先端に形成された爪部である。
3のように構成されている。同図で2はシャフト、4は
シャフト2の外周に固定的に嵌合された第1部材、6は
第1部材の軸部4bに回転自在に挿入された歯車付の第
2部材、8は第1および第2部材4,6の各ボス部4
a,6aの外周面に摺接するように巻装されたスプリン
グ、10はスプリング8の外周を覆うように遊嵌された
カバー10、12は第2部材の抜止め防止用に第1部材
の軸部4b先端に形成された爪部である。
【0003】スプリング8の一端は第1部材4に止着さ
れ、第2部材6が第1部材4に対してスプリング8の巻
き方向と逆方向に回転されるのは許容するが、これとは
逆方向、すなわちスプリング8の巻き方向に回転力が作
用するとスプリング8が第2部材6のボス部6aとの摩
擦により縮径方向に捻られ、第2部材6のボス部6aと
スプリング8の内周面との間で強い摩擦力が作用して第
2部材6の回転を拘束するようになっている。
れ、第2部材6が第1部材4に対してスプリング8の巻
き方向と逆方向に回転されるのは許容するが、これとは
逆方向、すなわちスプリング8の巻き方向に回転力が作
用するとスプリング8が第2部材6のボス部6aとの摩
擦により縮径方向に捻られ、第2部材6のボス部6aと
スプリング8の内周面との間で強い摩擦力が作用して第
2部材6の回転を拘束するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプリングクラ
ッチは、第2部材6に対して回転不能方向に強い力を作
用させた場合、スプリング8が縮径してその一部が第1
部材4と第2部材6の各ボス部4a,6aの相互対向面
間の隙間Cに食い込み、両部材4,6がいずれの方向に
も回転不能ないわゆるロック状態に陥ってしまうことが
あった。これは、スプリング8の線径が例えば0.5m
mの場合、ボス部4a,6aの相互対向面間の隙間Cは
それよりも狭い通常0.1〜0.3mmに設定されてス
プリングの食い込み防止が図られているが、第2部材6
が第1部材4に対して少し傾斜すると前記隙間Cが拡大
してスプリング8の線径を越えることがあるためであ
る。
ッチは、第2部材6に対して回転不能方向に強い力を作
用させた場合、スプリング8が縮径してその一部が第1
部材4と第2部材6の各ボス部4a,6aの相互対向面
間の隙間Cに食い込み、両部材4,6がいずれの方向に
も回転不能ないわゆるロック状態に陥ってしまうことが
あった。これは、スプリング8の線径が例えば0.5m
mの場合、ボス部4a,6aの相互対向面間の隙間Cは
それよりも狭い通常0.1〜0.3mmに設定されてス
プリングの食い込み防止が図られているが、第2部材6
が第1部材4に対して少し傾斜すると前記隙間Cが拡大
してスプリング8の線径を越えることがあるためであ
る。
【0005】第2部材6が傾斜するのは第1部材4の軸
部4bとの間に回転をスムーズにするための若干の隙間
があるためであるが、このときの傾斜動が軸部4bの先
端の抜止め用爪部12を中心に行なわれる関係で隙間C
の拡大がスプリング8の線径に近い比較的大きなものと
なっていた。
部4bとの間に回転をスムーズにするための若干の隙間
があるためであるが、このときの傾斜動が軸部4bの先
端の抜止め用爪部12を中心に行なわれる関係で隙間C
の拡大がスプリング8の線径に近い比較的大きなものと
なっていた。
【0006】本発明の目的は、第1部材4と第2部材6
のボス部4a,6aの相互対向面間の隙間Cが大きく拡
大するのを可及的に抑制することによって、第1部材4
ないし第2部材6に対して回転不能方向に強い回転力を
作用させた場合でもスプリング8が第1部材4と第2部
材6の隙間Cに食い込むことのないスプリングクラッチ
を提供することにある。
のボス部4a,6aの相互対向面間の隙間Cが大きく拡
大するのを可及的に抑制することによって、第1部材4
ないし第2部材6に対して回転不能方向に強い回転力を
作用させた場合でもスプリング8が第1部材4と第2部
材6の隙間Cに食い込むことのないスプリングクラッチ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、一端に軸部と該軸部よりも大径の第1ボス部
とを同心状に有する第1部材と、前記第1部材の軸部外
周に回転自在に嵌合され、かつ、前記第1ボス部と同径
で第1ボス部と隣接した第2ボス部とを有する第2部材
と、前記第1ボス部と第2ボス部の外周面にまたがって
配設され、前記第1ボス部と第2ボス部の外周面に摺接
し、かつ、一端が前記第1または第2部材に固定された
スプリングとを有するスプリングクラッチにおいて、前
記第2部材のボス部の基部内周面に環状の第1係合段部
を形成すると共に、前記軸部外周面に前記係合段部と係
合する第2係合段部を形成し、前記第1部材と第2部材
とが前記第1および第2係合段部を中心として相対的に
傾いた状態で、前記第1ボス部と第2ボス部の相互対向
面間に生じる最大隙間を、前記スプリングの線径以下に
設定した。
本発明は、一端に軸部と該軸部よりも大径の第1ボス部
とを同心状に有する第1部材と、前記第1部材の軸部外
周に回転自在に嵌合され、かつ、前記第1ボス部と同径
で第1ボス部と隣接した第2ボス部とを有する第2部材
と、前記第1ボス部と第2ボス部の外周面にまたがって
配設され、前記第1ボス部と第2ボス部の外周面に摺接
し、かつ、一端が前記第1または第2部材に固定された
スプリングとを有するスプリングクラッチにおいて、前
記第2部材のボス部の基部内周面に環状の第1係合段部
を形成すると共に、前記軸部外周面に前記係合段部と係
合する第2係合段部を形成し、前記第1部材と第2部材
とが前記第1および第2係合段部を中心として相対的に
傾いた状態で、前記第1ボス部と第2ボス部の相互対向
面間に生じる最大隙間を、前記スプリングの線径以下に
設定した。
【0008】これにより、第1ボス部と第2ボス部の相
互対向面間の隙間が最大になってもこの隙間にスプリン
グが食い込むことがなく、スプリングクラッチがいわゆ
るロック状態に陥るのを防止することができる。
互対向面間の隙間が最大になってもこの隙間にスプリン
グが食い込むことがなく、スプリングクラッチがいわゆ
るロック状態に陥るのを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。図1に示すように、本発明のスプリ
ングクラッチは、第2部材6のボス部6aの基部内周面
に環状の第1係合段部14を形成すると共に、第1部材
4の軸部4b外周面に第1係合段部14と係合する第2
係合段部16を形成し、これら係合段部14,16の相
互係合により第2部材6の抜止めを図っている点に特徴
があり、その他の部分は従来と同様の構成である。
基づいて説明する。図1に示すように、本発明のスプリ
ングクラッチは、第2部材6のボス部6aの基部内周面
に環状の第1係合段部14を形成すると共に、第1部材
4の軸部4b外周面に第1係合段部14と係合する第2
係合段部16を形成し、これら係合段部14,16の相
互係合により第2部材6の抜止めを図っている点に特徴
があり、その他の部分は従来と同様の構成である。
【0010】詳しくは図1(A)(B)に示すように、
金属性シャフト2に樹脂製の第1部材4が嵌合され、シ
ャフト2と第1部材4は直径方向に貫通したピン3によ
って互いに固定されている。第1部材4の一端部には、
中空な軸部4bと、この軸部4bよりも大径の第1ボス
部4aが隣接して、かつ、同心状に形成されている。第
1部材4の軸部4bの外周には、樹脂製の第2部材6が
回転自在に嵌合されている。この第2部材6は、歯車部
6bと、第1部材4の第1ボス部4aと隣接し、かつ、
第1ボス部4aと同径の第2ボス部6aとを有する。
金属性シャフト2に樹脂製の第1部材4が嵌合され、シ
ャフト2と第1部材4は直径方向に貫通したピン3によ
って互いに固定されている。第1部材4の一端部には、
中空な軸部4bと、この軸部4bよりも大径の第1ボス
部4aが隣接して、かつ、同心状に形成されている。第
1部材4の軸部4bの外周には、樹脂製の第2部材6が
回転自在に嵌合されている。この第2部材6は、歯車部
6bと、第1部材4の第1ボス部4aと隣接し、かつ、
第1ボス部4aと同径の第2ボス部6aとを有する。
【0011】第1ボス部4aと第2ボス部6aは耐磨耗
性を考慮して金属性リングで構成され、第1部材4と第
2部材6にそれぞれ一体的に嵌合されている。そして、
各ボス部4a,6aの外周面にまたがってスプリング8
が巻装されている。このスプリング8は矩形断面の角線
をコイル状に巻いたものであって、その内周面が第1ボ
ス部4aと第2ボス部6aの外周面に摺接し、一端が図
2のように第1部材4に形成された溝部18に挿入固定
されている。スプリング8の外側にはスプリング8の外
周面と若干の隙間を開けて円筒状のカバー10が配設さ
れ、このカバー10の両端は第1部材4と第2部材6の
外周面に遊嵌されている。カバー10の一端にはスリッ
ト溝20が形成され、このスリット溝20にスプリング
8の他端が嵌合されている。
性を考慮して金属性リングで構成され、第1部材4と第
2部材6にそれぞれ一体的に嵌合されている。そして、
各ボス部4a,6aの外周面にまたがってスプリング8
が巻装されている。このスプリング8は矩形断面の角線
をコイル状に巻いたものであって、その内周面が第1ボ
ス部4aと第2ボス部6aの外周面に摺接し、一端が図
2のように第1部材4に形成された溝部18に挿入固定
されている。スプリング8の外側にはスプリング8の外
周面と若干の隙間を開けて円筒状のカバー10が配設さ
れ、このカバー10の両端は第1部材4と第2部材6の
外周面に遊嵌されている。カバー10の一端にはスリッ
ト溝20が形成され、このスリット溝20にスプリング
8の他端が嵌合されている。
【0012】第2部材6のボス部6aの基部内周面に
は、前述のように環状の第1係合段部14が形成されて
いる。また、第1部材4の軸部4bの外周面には、第1
係合段部14と係合する第2係合段部16が形成されて
いる。これら係合段部14,16は、第2部材6の軸線
方向の剛性増大のために従来の爪部12よりも広い当り
面積を確保している。第2係合段部16は、詳しくは図
1(A)のように、軸部4bの先端からスリット22を
切り込むことにより形成した直径方向で一対をなす舌片
部24,24の外側面に一体形成されている。舌片部2
4は半径方向に適度の弾力性を有し、軸部4bに第2部
材6を嵌合させる際に半径方向内方に少し変位して軸部
4bに対する第2部材6の挿入を許容するようになって
いる。
は、前述のように環状の第1係合段部14が形成されて
いる。また、第1部材4の軸部4bの外周面には、第1
係合段部14と係合する第2係合段部16が形成されて
いる。これら係合段部14,16は、第2部材6の軸線
方向の剛性増大のために従来の爪部12よりも広い当り
面積を確保している。第2係合段部16は、詳しくは図
1(A)のように、軸部4bの先端からスリット22を
切り込むことにより形成した直径方向で一対をなす舌片
部24,24の外側面に一体形成されている。舌片部2
4は半径方向に適度の弾力性を有し、軸部4bに第2部
材6を嵌合させる際に半径方向内方に少し変位して軸部
4bに対する第2部材6の挿入を許容するようになって
いる。
【0013】本発明のスプリングクラッチは前述のよう
に構成され、第1部材4を固定側とし、第2部材6を回
転側として使用する場合、第2部材6をスプリング8の
巻き方向と逆方向に回転させると、第2部材6のボス部
6aの外周面とスプリング8の内周面との間の摩擦によ
りスプリング8が拡径するため第2部材6の回転が許容
され、この反対に第2部材6をスプリング8の巻き方向
と同方向に回転させると第2部材6のボス部6aとスプ
リング8の内周面との間の摩擦によりスプリング8が縮
径するため第2部材6aの回転が拘束される。
に構成され、第1部材4を固定側とし、第2部材6を回
転側として使用する場合、第2部材6をスプリング8の
巻き方向と逆方向に回転させると、第2部材6のボス部
6aの外周面とスプリング8の内周面との間の摩擦によ
りスプリング8が拡径するため第2部材6の回転が許容
され、この反対に第2部材6をスプリング8の巻き方向
と同方向に回転させると第2部材6のボス部6aとスプ
リング8の内周面との間の摩擦によりスプリング8が縮
径するため第2部材6aの回転が拘束される。
【0014】ここで、第2部材6aを回転拘束方向に強
く回転させようとすると、スプリング8が縮径してその
一部が第1ボス部4aと第2ボス部6aの間の隙間Cに
食い込もうとする。従来のスプリングクラッチではこの
隙間Cが比較的大きく開きやすかったので、隙間Cに対
するスプリング8の食い込みにより第2部材6の回転が
いずれの方向でもロックされてしまうという問題があっ
た。しかし、本発明では第2部材6が第1および第2係
合段部14,16の係合により抜止め係止される関係
で、軸部4bに対する第2部材6の傾斜が係合段部1
4,16を中心として生じ、この際、ボス部4a,6a
相互間の隙間Cが一側でゼロになると共に他側で最大と
なるが、最大隙間Cをスプリング8の線径よりも小さく
設定しているので、隙間Cにスプリング8が食い込むこ
とがない。例えばスプリング8の線径(軸線方向幅)を
0.5mmとし、正常時の隙間Cの大きさを0.3mm
とした場合、従来のスプリングクラッチでは隙間Cがス
プリング8の線径とほぼ同程度にまで簡単に拡大する場
合があったが、本発明のスプリングクラッチでは隙間C
の拡大がスプリング8の線径よりもかなり狭い0.4m
m以下に抑制可能なことが分かった。従って、第2部材
6に回転拘束方向に強い回転力を作用させても隙間Cに
対するスプリング8の食い込みのおそれがまったくな
い。なお、スプリング8の線径をやや大きめの例えば
0.8mm程度にすれば、隙間Cに対する食い込みをさ
らに確実に防止することができる。
く回転させようとすると、スプリング8が縮径してその
一部が第1ボス部4aと第2ボス部6aの間の隙間Cに
食い込もうとする。従来のスプリングクラッチではこの
隙間Cが比較的大きく開きやすかったので、隙間Cに対
するスプリング8の食い込みにより第2部材6の回転が
いずれの方向でもロックされてしまうという問題があっ
た。しかし、本発明では第2部材6が第1および第2係
合段部14,16の係合により抜止め係止される関係
で、軸部4bに対する第2部材6の傾斜が係合段部1
4,16を中心として生じ、この際、ボス部4a,6a
相互間の隙間Cが一側でゼロになると共に他側で最大と
なるが、最大隙間Cをスプリング8の線径よりも小さく
設定しているので、隙間Cにスプリング8が食い込むこ
とがない。例えばスプリング8の線径(軸線方向幅)を
0.5mmとし、正常時の隙間Cの大きさを0.3mm
とした場合、従来のスプリングクラッチでは隙間Cがス
プリング8の線径とほぼ同程度にまで簡単に拡大する場
合があったが、本発明のスプリングクラッチでは隙間C
の拡大がスプリング8の線径よりもかなり狭い0.4m
m以下に抑制可能なことが分かった。従って、第2部材
6に回転拘束方向に強い回転力を作用させても隙間Cに
対するスプリング8の食い込みのおそれがまったくな
い。なお、スプリング8の線径をやや大きめの例えば
0.8mm程度にすれば、隙間Cに対する食い込みをさ
らに確実に防止することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように、第2部材のボス
部の基部内周面に形成した段部を、第1部材の軸部の外
周に形成した段部に係合させて第2部材の抜止めを図っ
ているので、従来のように第1部材の軸部の先端の爪部
で第2部材を係止する構成に比べて第2部材の傾斜角度
が小さく、従って第1および第2部材の間に生じる隙間
の拡大を抑制することができ、この隙間にスプリングの
一部が食い込む事態を未然に阻止することができる。
部の基部内周面に形成した段部を、第1部材の軸部の外
周に形成した段部に係合させて第2部材の抜止めを図っ
ているので、従来のように第1部材の軸部の先端の爪部
で第2部材を係止する構成に比べて第2部材の傾斜角度
が小さく、従って第1および第2部材の間に生じる隙間
の拡大を抑制することができ、この隙間にスプリングの
一部が食い込む事態を未然に阻止することができる。
【図1】(A)は本発明のスプリングクラッチの端面
図、(B)は同スプリングクラッチの断面図。
図、(B)は同スプリングクラッチの断面図。
【図2】本発明のスプリングクラッチの拡大断面図。
【図3】(A)は従来のスプリングクラッチの端面図、
(B)は同スプリングクラッチの断面図。
(B)は同スプリングクラッチの断面図。
2 シャフト 4 第1部材 4a 第1ボス部 4b 軸部 6 第2部材 6a 第2ボス部 6b 歯車部 8 スプリング 10 カバー 14 第1係合段部 16 第2係合段部 18 溝部 20 スリット溝 22 スリット 24 舌片部
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に軸部と該軸部よりも大径の第1ボ
ス部とを同心状に有する第1部材と、 前記第1部材の軸部外周に回転自在に嵌合され、かつ、
前記第1ボス部と同径で第1ボス部と隣接した第2ボス
部とを有する第2部材と、 前記第1ボス部と第2ボス部の外周面にまたがって配設
され、前記第1ボス部と第2ボス部の外周面に摺接し、
かつ、一端が前記第1または第2部材に固定されたスプ
リングとを有するスプリングクラッチにおいて、 前記第2部材のボス部の基部内周面に環状の第1係合段
部を形成すると共に、前記軸部外周面に前記係合段部と
係合する第2係合段部を形成し、 前記第1部材と第2部材とが前記第1および第2係合段
部を中心として相対的に傾いた状態で、前記第1ボス部
と第2ボス部の相互対向面間に生じる最大隙間を、前記
スプリングの線径以下に設定したことを特徴とするスプ
リングクラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22705496A JP3169557B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | スプリングクラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22705496A JP3169557B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | スプリングクラッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1068434A true JPH1068434A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3169557B2 JP3169557B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=16854813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22705496A Expired - Fee Related JP3169557B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | スプリングクラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3169557B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002147499A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-05-22 | Origin Electric Co Ltd | 双方向トルクリミッタ |
| US6581743B2 (en) | 2000-07-10 | 2003-06-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Electromagnetic spring clutches |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22705496A patent/JP3169557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6581743B2 (en) | 2000-07-10 | 2003-06-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Electromagnetic spring clutches |
| JP2002147499A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-05-22 | Origin Electric Co Ltd | 双方向トルクリミッタ |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3169557B2 (ja) | 2001-05-28 |
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