JPH1070780A - データ収集システム - Google Patents

データ収集システム

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JPH1070780A
JPH1070780A JP8225580A JP22558096A JPH1070780A JP H1070780 A JPH1070780 A JP H1070780A JP 8225580 A JP8225580 A JP 8225580A JP 22558096 A JP22558096 A JP 22558096A JP H1070780 A JPH1070780 A JP H1070780A
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修三 加藤
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2203/00Indexing scheme relating to line transmission systems
    • H04B2203/54Aspects of powerline communications not already covered by H04B3/54 and its subgroups
    • H04B2203/5404Methods of transmitting or receiving signals via power distribution lines
    • H04B2203/5408Methods of transmitting or receiving signals via power distribution lines using protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Power Engineering (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各端末装置が他の端末装置の伝送状態を確認
しなくてもデータ収集装置によってデータ収集を実施で
きるようにすること課題とする。 【解決手段】 電力線5に接続された複数の端末装置と
データ収集装置1間の通信では、データ収集装置1は、
ポーリング発生回路12で発生させたポーリング信号P
Sを拡散部21でスペクトラム拡散変調し、その拡散信
号を電力線5に重畳し、各端末装置は、電力線5に重畳
されて到来する拡散信号をスペクトラム逆拡散復調して
確認し、他の端末装置とは異なる一定時間の経過後にス
ペクトラム拡散変調したデータを電力線5に重畳する。
データ収集装置1はポーリングに応じて電力線5に重畳
されて順次到来する拡散信号をスペクトラム逆拡散復調
して得られたデータを収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ収集シス
テムに関し、詳細には、電力線にデータを重畳し、電力
線からその重畳されたデータを抽出することで、データ
収集を行うデータ収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデータ収集システムは、建物の
地下等のように電波が届きにくい場所に配置された1又
は複数の端末装置からデータ収集を行うために多く利用
されている。
【0003】建物には、地下に限らず電力線が布設され
ていることから、各端末装置とデータ収集装置とを電力
線に接続しておけば、データ収集装置はその電力線を介
して各端末装置からデータを収集できる。
【0004】近年、電力線による伝送路において、S/
N比の改善や高速伝送を図るために、スペクトラム拡散
により電力線にデータを重畳し、その電力線からスペク
トラム逆拡散によりデータを抽出するというデータ収集
システムが提案されている。
【0005】このスペクトラム拡散通信を利用した近似
技術として、例えば、特開昭60−162326号公報
がある。この公報には、自端末装置からデータを送信す
る場合、電力線上の信号レベルから他の端末装置の伝送
状態を見て、どの端末装置も伝送していないことを確認
するという技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のような技術
は同一伝送路上で各端末装置から送信される信号の衝突
を避けるには有効であるが、そのために伝送路が空いた
ことを検出されるまでは伝送できないという問題があ
る。
【0007】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、各端末装置が他の端末装置の伝送状態を
確認しなくてもデータ収集装置によってデータ収集を実
施することが可能なデータ収集システムを得ることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るデータ収集
システムは、各端末装置では、変調手段によりデータ収
集装置から送信される所定の要求信号に応じて自身のメ
モリからデータを読み出し、このデータをスペクトラム
拡散変調し、データ送信手段によりデータ収集装置に対
して電力線を介して変調手段により変調されたデータを
送信し、データ収集装置では、要求信号送信手段により
各端末装置に対して電力線を介して所定の要求信号を送
信し、復調手段により要求信号送信手段の送信後に電力
線を介して受信される各端末装置からのデータをスペク
トラム逆拡散復調し、データ収集手段により復調手段に
より復調されたデータに基づいてデータ収集を行うよう
にした構成である。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、電力線
を介した各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各
端末装置はデータ収集装置から送信される所定の要求信
号に応じてスペクトラム拡散変調したデータを送信し、
データ収集装置は受信されたデータをスペクトラム逆拡
散復調してデータ収集を行うようにしたので、各端末装
置はデータ収集装置から所定の要求信号が送られてきた
タイミングで送信動作を開始すればよく、これによっ
て、各端末装置が他の端末装置の伝送状態を確認しなく
てもデータ収集装置によってデータ収集を実施すること
が可能である。
【0010】請求項2の発明に係るデータ収集システム
は、各端末装置では、タイマ手段によりデータ収集装置
から複数の端末装置に同時に送信される所定の要求信号
に応じて複数の端末装置の内の他の端末装置とは異なる
一定時間を計測し、変調手段により所定の要求信号に応
じて自身のメモリからデータを読み出し、このデータを
スペクトラム拡散変調し、データ送信手段によりタイマ
手段による一定時間の計測が終了した場合にデータ収集
装置に対して電力線を介して変調手段により変調された
データを送信し、データ収集装置では、要求信号送信手
段により各端末装置に対して電力線を介して所定の要求
信号を送信し、復調手段により要求信号送信手段の送信
後に電力線を介して受信される各端末装置からのデータ
をスペクトラム逆拡散復調し、データ収集手段により復
調手段により復調されたデータに基づいてデータ収集を
行うようにした構成である。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、電力線
を介した各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各
端末装置はデータ収集装置から複数の端末装置に同時に
送信される所定の要求信号に応じて他の端末装置とは異
なる一定時間の経過後にスペクトラム拡散変調したデー
タを送信し、データ収集装置は受信されたデータをスペ
クトラム逆拡散復調してデータ収集を行うようにしたの
で、各端末装置はデータ収集装置から所定の要求信号が
送られてきた場合に他の端末装置とは異なるタイミング
で送信動作を開始すればよく、これによって、各端末装
置が他の端末装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収
集装置によってデータ収集を実施することが可能にな
る。
【0012】請求項3の発明に係るデータ収集システム
は、各端末装置では、計時手段により時刻を計時し、変
調手段により、計時手段により計時された時刻が複数の
端末装置の内の他の端末装置に設定された時刻とは異な
る予め設定された時刻に達した場合に自身のメモリから
データを読み出し、このデータをスペクトラム拡散変調
し、データ送信手段によりデータ収集装置に対して電力
線を介して変調手段により変調されたデータを送信し、
データ収集装置では、復調手段により電力線を介して受
信される各端末装置からのデータをスペクトラム逆拡散
復調し、データ収集手段により復調手段により復調され
たデータに基づいてデータ収集を行うようにした構成で
ある。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、電力線
を介した各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各
端末装置は他の端末装置とは異なる予め設定された時刻
にスペクトラム拡散変調したデータを送信し、データ収
集装置は受信されたデータをスペクトラム逆拡散復調し
てデータ収集を行うようにしたので、各端末装置は他の
端末装置とは異なる予め設定された時刻に自発で送信動
作を開始すればよく、これによって、各端末装置が他の
端末装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置に
よってデータ収集を実施することが可能になる。
【0014】請求項4の発明に係るデータ収集システム
は、請求項1、2、又は3に記載の発明において、複数
の端末装置では変調手段において共通した所定の拡散コ
ードを用いてスペクトラム拡散変調を行い、復調手段を
所定の拡散コードを用いて各端末装置の変調されたデー
タをスペクトラム逆拡散復調する共用の逆拡散回路とし
た構成である。
【0015】この請求項4記載の発明によれば、複数の
端末装置が共通した所定の拡散コードを用いてスペクト
ラム拡散変調したデータをデータ収集装置が共用の逆拡
散回路によりスペクトラム逆拡散復調するようにしたの
で、端末装置の数に関係なく1台の逆拡散回路をデータ
収集装置側に用意すればよく、これによって、システム
構成を簡略化することが可能である。
【0016】請求項5の発明に係るデータ収集システム
は、各端末装置では、変調手段により、任意に自身のメ
モリからデータを読み出し、このデータを複数の端末装
置の内の他の端末装置に割り当てられた拡散コードとは
異なる拡散コードを用いてスペクトラム拡散変調し、デ
ータ送信手段によりデータ収集装置に対して電力線を介
して変調手段により変調されたデータを送信し、データ
収集装置では、復調手段により電力線を介して受信され
る各端末装置からのデータをこのデータのスペクトラム
拡散変調に使用した拡散コードと同一の予め用意した拡
散コードを用いてスペクトラム逆拡散復調し、データ収
集手段により復調手段により復調されたデータに基づい
てデータ収集を行うようにした構成である。
【0017】この請求項5記載の発明によれば、電力線
を介した各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各
端末装置は端末装置毎に異なる拡散コードを用いてスペ
クトラム拡散変調したデータを送信し、データ収集装置
は受信されたデータをこのデータのスペクトラム拡散変
調に使用した拡散コードと同一の拡散コードを用いてス
ペクトラム逆拡散復調してデータ収集を行うようにした
ので、データ収集装置は各端末装置固有の拡散コードを
用いてどの端末装置からのデータでも復調することがで
き、このため、各端末装置は任意のタイミングで送信動
作を開始すればよく、これによって、各端末装置が他の
端末装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置に
よってデータ収集を実施することが可能になる。
【0018】請求項6の発明に係るデータ収集システム
は、各端末装置では、タイマ手段によりデータ収集装置
から複数の端末グループに同時に送信される所定の要求
信号に応じて複数の端末グループの内の他の端末グルー
プとは異なる一定時間を計測し、変調手段により、所定
の要求信号に応じて自身のメモリからデータを読み出
し、このデータを少なくとも自端末グループの内の他の
端末装置に割り当てられた拡散コードとは異なる拡散コ
ードを用いてスペクトラム拡散変調し、データ送信手段
によりタイマ手段による一定時間の計測が終了した場合
にデータ収集装置に対して電力線を介して変調手段によ
り変調されたデータを送信し、データ収集装置では、要
求信号送信手段により各端末装置に対して電力線を介し
て所定の要求信号を送信し、復調手段により要求信号送
信手段の送信後に電力線を介して受信される各端末装置
からのデータをこのデータのスペクトラム拡散変調に使
用した拡散コードと同一の予め用意した拡散コードを用
いてスペクトラム逆拡散復調し、データ収集手段により
復調手段により復調されたデータに基づいてデータ収集
を行うようにした構成である。
【0019】この請求項6記載の発明によれば、電力線
を介した各端末グループとデータ収集装置間の通信で
は、各端末装置はデータ収集装置から複数の端末グルー
プに同時に送信される所定の要求信号に応じて端末グル
ープ毎に異なる一定時間の経過後に少なくとも同端末グ
ループ内で端末装置毎に異なる拡散コードを用いてスペ
クトラム拡散変調したデータを送信し、データ収集装置
は受信されたデータをこのデータのスペクトラム拡散変
調に使用した拡散コードと同一の拡散コードを用いてス
ペクトラム逆拡散復調してデータ収集を行うようにした
ので、データ収集装置は各端末装置固有の拡散コードを
用いてどの端末装置からのデータでも復調することがで
き、このため、各端末グループはデータ収集装置から所
定の要求信号が送られてきた場合に他の端末グループと
は異なるタイミングで送信動作を開始すればよく、これ
によって、各端末グループでは、各端末装置が他の端末
装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置によっ
てデータ収集を実施することが可能になる。
【0020】請求項7の発明に係るデータ収集システム
は、請求項5又は6に記載の発明において、データ収集
手段により復調手段により復調された複数の端末装置か
らのデータを多重化するようにしており、これによっ
て、複数の端末装置のデータを多重化データとして一括
して扱うことが可能になる。
【0021】請求項8の発明によれば、請求項1、2、
又は6に記載の発明において、データ収集装置では所定
の要求信号をスペクトラム拡散変調して送信し、各端末
装置では所定の要求信号をスペクトラム逆拡散復調して
受信するようにしたので、所定の要求信号とデータとを
同一電力線上で通信することができ、これによって、送
受信の変調/復調処理を統一することが可能である。
【0022】請求項9の発明によれば、請求項8記載の
発明において、所定の要求信号をポーリング信号として
伝送するようにしたので、複数の端末装置に対して一斉
に要求信号を送信することが容易である。
【0023】請求項10の発明に係るデータ収集システ
ムは、請求項1、2、3、5、又は6に記載の発明にお
いて、各端末装置では、複数の端末装置の内の他の端末
装置とは異なる識別情報を記憶して、変調手段により自
身のメモリから読み出したデータに識別情報を付加して
変調し、データ収集装置では、データ収集手段により復
調されたデータをこのデータの内の識別情報に基づいて
各端末装置別に管理するするようにした構成である。
【0024】この請求項10記載の発明によれば、各端
末装置では、変調を行う際にデータに対して端末装置固
有の識別情報を付加し、データ収集装置では、受信され
たデータに付加された識別情報に基づいて各端末装置別
にデータを管理するようにしたので、データ収集装置に
データが受信された後でもどの端末装置からのデータで
あるかを識別することができる。
【0025】請求項11の発明に係るデータ収集システ
ムは、請求項1、2、3、5、又は6に記載の発明にお
いて、さらに、データ収集装置が、電話回線に接続され
る電話回線インタフェースに接続され、この電話回線イ
ンタフェースを介して電話回線に接続される外部装置と
の間で有線データ通信を行うようにした構成である。
【0026】この請求項11記載の発明によれば、デー
タ収集装置は電話回線を介して外部装置との有線データ
通信を行うようにしたので、データ収集装置に収集され
た各端末装置のデータを有線にて遠隔地に転送すること
が可能である。
【0027】請求項12の発明に係るデータ収集システ
ムは、請求項1、2、3、5、又は6に記載の発明にお
いて、さらに、データ収集装置が、無線端末に接続され
る無線回線インタフェースに接続され、この無線回線イ
ンタフェース及び無線端末を介して無線回線に接続され
る外部装置との間で無線データ通信を行うようにした構
成である。
【0028】この請求項12記載の発明によれば、デー
タ収集装置は接続された無線端末によって外部装置との
無線データ通信を行うようにしたので、データ収集装置
に収集された各端末装置のデータを無線にて遠隔地に転
送することが可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)図1はこの発明に係るデータ収集シス
テムの実施の形態1を示すブロック図である。図1に示
されたデータ収集システムはデータ収集装置1とデータ
を蓄積する複数の端末装置(例えば、端末装置2,3,
4)とを電灯線等の電力線5に接続した構成であり、デ
ータ収集装置1と各端末装置2,3,4とは電力線5を
介してデータ通信される。
【0030】データ収集装置1には、電話回線網TLN
に接続するための電話回線I/F(インタフェース)6
Aと無線端末7に接続するための無線回線I/F6Bと
が接続される。無線端末7は図示せぬ無線回線網との間
で無線回線NWLを形成して双方向通信を行うPHS
(パーソルハンディホンシステム)等の端末である。
【0031】データ収集装置1は、データ収集部1Aと
通信部1Bとを備えている。データ収集部1Aは、通信
部1B、電話回線I/F6A、及び無線回線I/F6B
に接続され、通信部1Bを介して各端末装置2,3,4
から送られてくるデータを収集して、電話回線I/F6
A、もしくは無線回線I/F6Bを介して図示せぬ外部
装置に送信する。
【0032】通信部1Bは、スペクトラム拡散通信を行
うためのユニットであり、データ収集部1Aのデータを
スペクトラム拡散変調して、その拡散信号を電力線5に
重畳させて各端末装置2,3,4に送信したり、逆に各
端末装置2,3,4から電力線5を介して到来する拡散
信号をスペクトラム逆拡散復調して、所要のデータを抽
出する。
【0033】端末装置2,3,4は、それぞれ端末部2
A,3A,4Aと通信部2B,3B,4Bとを備えてい
る。端末部2A,3A,4Aは、いずれも例えば自動販
売機等のベンディングマシーンであり、各物品の販売数
(あるいは在庫数)をデータとして記憶する機能を有し
ている。
【0034】通信部2B,3B,4Bは、スペクトラム
拡散通信を行うためのユニットであり、端末部2A,3
A,4Aのデータをスペクトラム拡散変調して、その拡
散信号を電力線5に重畳させてデータ収集装置1に送信
したり、逆にデータ収集装置1から電力線5を介して到
来する拡散信号をスペクトラム逆拡散復調して、所要の
データを抽出する。
【0035】次に、データ収集装置1について詳述す
る。図2はデータ収集装置1の主要な内部構成を示すブ
ロック図である。データ収集部1は、制御部11、ポー
リング発生回路12、データメモリ13等により構成さ
れている。
【0036】制御部11は、図示せぬCPU、ROM、
RAM等を有しており、データ収集装置1全体を制御す
る。上記CPUは、ROMに格納された制御プログラム
に従って動作し、その際に、RAMをワークエリアとし
て使用する。
【0037】なお、制御プログラムには、各端末装置
2,3,4との通信、電話回線網TLNとの通信、図示
せぬ無線回線網との通信、ポーリング発生及びその応答
受付処理、制御部11に接続される図示せぬ入力部の操
作によるキー入力処理等のプログラムが含まれている。
【0038】ポーリング発生回路12は、制御部11の
制御に応じてポーリング信号PSを後述する通信部1B
の1次変調回路24に供給する。データメモリ13はリ
ード/ライト自在の記憶媒体であり、ポーリングによっ
て各端末装置2,3,4から収集したデータを格納す
る。
【0039】通信部1Bは、拡散部21、逆拡散部2
2、及び結合回路23等により構成されている。結合回
路23には、拡散部21、逆拡散部22、及び電力線5
が接続されている。
【0040】拡散部21は、1次変調回路24、2次変
調回路25、及びバンドパスフィルタ(以下にBPFと
称する)26より構成されている。
【0041】1次変調回路24は、ポーリング発生回路
12により発生したポーリング信号PSをASK(Ampl
itude Shift Keying)やPSK(Phase Shift Keying)
等によって変調して1次変調信号を得る。
【0042】2次変調回路25は、スペクトラム拡散変
調を行う回路であり、情報伝送速度よりも十分に高速の
拡散コードSC1を1次変調回路24から供給される1
次変調信号に乗積して2次変調信号すなわち拡散信号を
得る。
【0043】BPF26は、電力線5の周波数帯域(5
0Hzもしくは60Hz)よりも高周波の周波数帯域
(例えば、10KHz〜400KHz)にある信号(拡
散信号)を通過させるフィルタである。このBPF26
から出力された送信信号は、結合回路23を介して電力
線5上に重畳される。
【0044】逆拡散部22は、BPF27、2次復調回
路28、及び1次復調回路29より構成されている。
【0045】BPF27は、電力線5より結合回路23
を介して供給される受信信号の内、上記BPF26と同
一の高周波の周波数帯域(例えば、10KHz〜400
KHz)にある信号(拡散信号)を通過させるフィルタ
である。なお、上記受信信号はポーリングに応答して各
端末装置2,3,4から送られる拡散信号である。
【0046】2次復調回路28は、受信信号の相関検出
を行ってスペクトラム逆拡散復調を行う回路であり、ス
ペクトラム拡散に使用した拡散コードと同じ符号列の拡
散コードすなわち拡散コードSC1をBPF27から供
給される受信信号(拡散信号)に乗積して1次変調信号
を再生する。なお、この1次変調信号は各端末装置2,
3,4において1次変調された応答信号である。
【0047】1次復調回路29は、2次復調回路28か
ら供給される1次変調信号を1次復調して元の応答信号
を再生する。1次復調回路29は再生した応答信号を制
御部11に送出する。
【0048】次に、各端末装置2,3,4について詳述
する。図3は実施の形態1による端末装置の主要な内部
構成を示すブロック図である。図3には、代表例として
端末装置2の内部構成が示されており、他の端末装置
3,4も端末装置2と同様の参照符号を付けた構成を有
している。
【0049】端末部2Aは、制御部41、ポーリング検
出回路42、タイマ43、端末番号レジスタ44、デー
タメモリ45等により構成されている。
【0050】制御部41は、図示せぬCPU、ROM、
RAM等を有しており、端末装置2全体を制御する。上
記CPUは、ROMに格納された制御プログラムに従っ
て動作し、その際に、RAMをワークエリアとして使用
する。
【0051】なお、制御プログラムには、データ収集装
置1との通信、ポーリング検出及びその応答発信処理等
のプログラムが含まれている。
【0052】ポーリング検出回路42は、後述する通信
部2Bの逆拡散部32で復調されたポーリング信号PS
を検出して制御部41に供給する。タイマ43はポーリ
ングに対して端末装置2,3,4別に異なるタイムスロ
ットで応答するために時間を計測する。
【0053】端末番号レジスタ44は、端末装置2,
3,4別に割り当てられた固有の端末番号データを読み
出し可能に予め格納している。データメモリ45は各物
品の販売動作に応じた販売数(もしくは在庫数)のデー
タを制御部41に読み出し可能に格納する。
【0054】端末番号レジスタ44に格納されている端
末番号データ及びデータメモリ45に格納されているデ
ータは、いずれもポーリングに応じて制御部41に読み
出されると、応答信号として通信部2Bの1次変調回路
34に供給される。
【0055】通信部2Bは、拡散部31、逆拡散部3
2、及び結合回路33等により構成されている。結合回
路33には、拡散部31、逆拡散部32、及び電力線5
が接続されている。
【0056】拡散部31は、1次変調回路34、2次変
調回路35、及びBPF36より構成されている。1次
変調回路34は、制御部41から供給される応答信号を
ASKやPSK等によって変調して1次変調信号を得
る。
【0057】2次変調回路35は、スペクトラム拡散変
調を行う回路であり、例えばデータ収集装置1と同様の
拡散コードSC1を1次変調回路34から供給される1
次変調信号に乗積して2次変調信号すなわち拡散信号を
得る。
【0058】BPF36は、データ収集装置1のBPF
26と同様の高周波の周波数帯域で信号(拡散信号)を
通過させるフィルタである。このBPF36から出力さ
れた送信信号は、結合回路33を介して電力線5上に重
畳される。
【0059】逆拡散部32は、BPF37、2次復調回
路38、及び1次復調回路39より構成されている。
【0060】BPF37は、電力線5より結合回路33
を介して供給される受信信号の内、上記BPF26と同
一の高周波の周波数帯域にある信号(拡散信号)を通過
させるフィルタである。
【0061】2次復調回路38は、受信信号の相関検出
を行ってスペクトラム逆拡散復調を行う回路であり、ス
ペクトラム拡散に使用した拡散コードと同じ符号列の拡
散コードすなわち拡散コードSC1をBPF37から供
給される受信信号(拡散信号)に乗積して1次変調信号
を再生する。なお、この1次変調信号はデータ収集装置
1において1次変調された応答信号である。
【0062】1次復調回路39は、2次復調回路38か
ら供給される1次変調信号を1次復調して元のポーリン
グ信号PSを再生する。1次復調回路39は再生したポ
ーリング信号PSをポーリング検出回路42に送出す
る。
【0063】次に、データ形態について説明する。図4
は応答信号のフォーマット例を示す図である。応答信号
は、図4に示した如く、端末番号部とデータ部とを対応
させたフォーマットを有しており、端末番号部には端末
番号レジスタ44に格納されている端末番号データが設
定され、データ部にはデータメモリ45に格納されてい
るデータが設定される。
【0064】図5はデータ収集装置1のデータメモリ1
3のメモリ内容の一例を示す図であり、同図において、
PT1〜PTNはポーリングを発生した時刻(以下にポ
ーリング時刻と称する)、DTA1〜DTAN(Nは自
然数)は端末装置2から応答されたデータ、DTB1〜
DTBNは端末装置3から応答されたデータ、DTC1
〜DTCNは端末装置4から応答されたデータをそれぞ
れ示している。
【0065】データDTA1〜DTAN、データDTB
1〜DTBN、DTC1〜DTCNは、それぞれ図4に
示した応答信号のフォーマットのデータ部で形成され、
ポーリング時刻PT1〜PTNに対応させて格納されて
いる。
【0066】次に、動作について説明する。図6はポー
リング信号と応答信号間のタイミングチャートである。
【0067】データ収集装置1において、制御部11は
定期もしくは不定期にポーリング発生回路12を制御し
てポーリング信号PSを発生させる。このポーリング信
号PSは拡散部21によって拡散コードSC1を用いて
スペクトラム拡散変調された後に拡散信号として電力線
5に重畳される。これによって、データ収集装置1から
全端末装置2,3,4に対して一斉にポーリングが行わ
れる。
【0068】各端末装置2,3,4では、常時、逆拡散
部32において、BPF37を通過する高周波の信号に
対してスペクトラム逆拡散が行われる。したがって、上
述したようにデータ収集装置1からポーリングが実施さ
れると、ポーリング信号PSが高周波の拡散信号として
電力線5を介して到来することから、拡散コードSC1
でスペクトラム逆拡散できる信号がポーリング信号PS
として復調される。
【0069】このようにして復調されたポーリング信号
PSは通信部2Bから端末部2Aにのポーリング検出回
路42に出力され、このポーリング信号PSだけがポー
リング検出回路42によって検出される。このポーリン
グ検出回路42は、ポーリング信号PSを検出すると、
検出信号を制御部41に供給する。
【0070】制御部41は、ポーリング検出回路42か
ら検出信号が供給されることによってポーリングを確認
すると、ポーリング受信時点を基準にしてタイマ43を
用いて時間を計測する。その際、各端末装置2,3,4
では、図6に示したように、端末別に異なるように予め
設定された一定時間ti(iは自然数)の経過を待って
準備された応答信号Aiがデータ収集装置1に対して送
信される。
【0071】端末装置2では、ポーリング受信後に制御
部41によって応答信号A1が作成され、その応答信号
A1はポーリング信号PSを受信してから一定時間t1
の経過後にスペクトラム拡散通信によって電力線5に重
畳される。同様に、端末装置3,4では、それぞれ一定
時間t2,t3(t1<t2<t3)の経過後にスペク
トラム拡散通信によって電力線5に重畳される。
【0072】そして、データ収集装置1でも、各端末装
置2,3,4と同様に、常時、逆拡散部22において、
BPF27を通過する高周波の信号に対してスペクトラ
ム逆拡散が行われる。したがって、上述したように各端
末装置2,3,4から順次ポーリングに対する応答があ
ると、応答信号A1,A2,A3が高周波の拡散信号と
して電力線5を介して到来することから、拡散コードS
C1でスペクトラム逆拡散できる信号が応答信号A1,
A2,A3として復調される。
【0073】制御部11では、各端末装置2,3,4か
らの受信が例えばポーリング時刻PTNにおける応答で
あれば、応答信号A1,A2,A3の到来順にポーリン
グ時刻PTNに対応させて応答信号A1に基づくデータ
DTAN,応答信号A2に基づくDTBN,応答信号A
3に基づくDTCNをデータメモリ13に格納する(図
5参照)。
【0074】なお、データ収集装置1は、外部装置から
の要求あるいは自装置の操作によって電話回線網TLN
あるいは無線回線網(無線回線NWL)を介して外部装
置とのデータ通信を実施する。
【0075】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、電力線5を介した各端末装置2,3,4とデータ収
集装置1間の通信では、各端末装置2,3,4はデータ
収集装置1から送信されるポーリング信号に応じてスペ
クトラム拡散変調したデータを送信し、データ収集装置
1は受信されたデータをスペクトラム逆拡散復調してデ
ータ収集を行うようにしたので、各端末装置2,3,4
はデータ収集装置1からポーリング信号が送られてきた
タイミングで送信動作を開始すればよく、これによっ
て、各端末装置2,3,4が他の端末装置の伝送状態を
確認しなくてもデータ収集装置1によってデータ収集を
実施することが可能である。
【0076】また、電力線5を介した各端末装置2,
3,4とデータ収集装置1間の通信では、各端末装置
2,3,4はデータ収集装置1から複数の端末装置2,
3,4に同時に送信されるポーリング信号に応じて他の
端末装置とは異なる一定時間の経過後にスペクトラム拡
散変調したデータを送信し、データ収集装置1は受信さ
れたデータをスペクトラム逆拡散復調してデータ収集を
行うようにしたので、各端末装置2,3,4はデータ収
集装置1からポーリング信号が送られてきた場合に他の
端末装置とは異なるタイミングで送信動作を開始すれば
よく、これによって、各端末装置2,3,4が他の端末
装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置1によ
ってデータ収集を実施することが可能である。
【0077】また、複数の端末装置2,3,4が共通し
た拡散コードSC1を用いてスペクトラム拡散変調した
データをデータ収集装置1が共用の逆拡散回路すなわち
逆拡散部22によりスペクトラム逆拡散復調するように
したので、端末装置の数に関係なく1台の逆拡散回路を
データ収集装置1側に用意すればよく、これによって、
システム構成を簡略化することが可能である。
【0078】また、データ収集装置1ではポーリング信
号PSをスペクトラム拡散変調して送信し、各端末装置
2,3,4ではポーリング信号PSをスペクトラム逆拡
散復調して受信するようにしたので、送受信データを同
一電力線5上で通信することができ、これによって、送
受信の変調/復調処理を統一することが可能である。
【0079】また、ポーリング信号でデータ収集を起動
させるようにしたので、複数の端末装置2,3,4に対
して一斉にデータを要求することが容易に行える。
【0080】また、データ収集装置1は電話回線網TL
Nを介して外部装置との有線データ通信を行うようにし
たので、データ収集装置1に収集された各端末装置2,
3,4のデータを有線にて遠隔地に転送することが可能
である。
【0081】また、データ収集装置1は無線端末7によ
って外部装置との双方向の無線データ通信を行うように
したので、データ収集装置1に収集された各端末装置
2,3,4のデータを無線にて遠隔地に転送することが
可能である。
【0082】(実施の形態1の変形例1)さて、前述の
実施の形態1は、データ収集装置1がポーリングによっ
て予め決められた順位でデータを収集するので、受信デ
ータ(応答信号A1〜A3)を解析しなくてもどの端末
装置から送信されたものか既知としているが、以下に説
明する変形例1のように、受信されたデータを解析して
どの端末装置から送信されたものかを識別するようにし
てもよい。
【0083】図7は実施の形態1の変形例1によるデー
タ収集装置1側の動作を説明するフローチャートであ
る。このフローチャートに従う動作は、変形例1による
データ収集装置1の制御部11によって制御されるが、
個々の動作については制御部11に接続される各ユニッ
トにより実施される。
【0084】まず、定期もしくは不定期にポーリング発
生処理が実施されると(ステップS1)、そのポーリン
グ発生後に予め決められたタイムスロットで受信データ
が解析される。その際、ポーリング発生後のタイムスロ
ットの時間間隔は一定に設定しておき、これによって、
一定時間がウェイトされ(ステップS2)、その後に応
答信号A1,A2,又はA3の受信が確認される(ステ
ップS3)。
【0085】ステップS3において応答信号が確認され
ると、その応答信号の端末番号部から端末番号データを
抽出して、どの端末装置からの応答であるか、すなわち
端末番号の判別が行われる(ステップS4)。このよう
にして、端末番号が判別されると、ポーリング時刻に対
応させて、その判別された端末番号のメモリ領域にデー
タ部のデータが格納される(ステップS5)。
【0086】そして、応答信号の数に対応させて予め決
められたタイムスロット数分の受信が終了していない場
合には(ステップSS6)、処理はステップS2に戻
り、上述した処理と同様の処理を繰り返し実行する。そ
の後、全受信が終了すると、1回分のポーリング処理が
終了する(ステップS6)。
【0087】以上説明したように、この変形例1によれ
ば、各端末装置2,3,4では、スペクトラム変調を行
う際にデータに対して端末固有の識別情報すなわち端末
番号データを付加し、データ収集装置1では、受信され
たデータ(応答信号A1,A2,A3)に付加された識
別情報すなわち端末番号データに基づいて各端末装置
2,3,4別にデータを管理するようにしたので、デー
タ収集装置1にデータが受信された後でもどの端末装置
からのデータであるかを容易に識別することができる。
【0088】(実施の形態1の変形例2)さて、上述し
た実施の形態1及びその変形例では、データ収集装置1
から全端末装置2,3,4に対して同時にポーリング信
号を送信するようにしていたが、データ収集対象の端末
装置に対してのみ個別にポーリング信号を送信するよう
にしてもよい。
【0089】図8はこの変形例2によるデータ収集装置
1の要部の構成を示すブロック図である。図8に示され
たデータ収集装置1では、2次変調回路25、2次復調
回路28の入力にそれぞれに参照拡散コードレジスタ2
10が接続され、その参照拡散コードレジスタ210の
入力に制御部110が接続されている。なお、各端末装
置2,3,4には、スペクトラム拡散通信のために、異
なる拡散コードが予め割り当てられている。
【0090】制御部110は、前述の実施の形態1の制
御部11と同様に機能すると共に、ポーリング対象とな
った端末装置2,3,又は4の拡散コードと同じ符号列
の参照拡散コードを選択するための選択信号SSを参照
拡散コード210に供給する。
【0091】参照拡散コードレジスタ210は、端末装
置2,3,4にそれぞれ予め割り当てられている拡散コ
ードと同一の参照拡散コードを制御部110の制御に応
じて切換自在に保持している。
【0092】以上の構成において、ポーリング時には、
2次変調回路25及び2次復調回路28に与える参照拡
散コードをデータ収集対象の端末装置に予め割り当てら
れている拡散コードと同一のものに切り換える。
【0093】このように、変形例2によるデータ収集シ
ステムでは、そのデータ収集対象の端末装置だけに対し
て応答信号を要求して、その応答信号を正確に受け取る
ことができるとともに、各端末装置2,3,4では、タ
イマ使用による遅延なくポーリング検出に従って応答信
号を送信することができる。
【0094】(実施の形態2)さて、前述した実施の形
態1は、ポーリング発生後に各端末装置2,3,4から
時間をずらしてのデータ収集を実施するようにしていた
が、以下に説明する実施の形態2のように、ポーリング
発生後に複数の端末装置から同時にデータ収集するよう
にしてもよい。なお、前述の実施の形態1と共通の構成
や信号には同様の符号や記号を使用する。
【0095】図9はこの発明に係るデータ収集システム
の実施の形態2を示すブロック図である。図9に示され
たデータ収集システムは電話回線I/F6Aと無線回線
I/F6Bとに接続されたデータ収集装置80とデータ
を蓄積する複数の端末装置(例えば、端末装置90,1
00)とを電力線5に接続した構成であり、データ収集
装置80と各端末装置90,100とは電力線5を介し
てデータ通信される。
【0096】データ収集装置80は、データ収集部80
A、多重化部80B、及び通信部80Cを備えている。
【0097】データ収集部80Aは、実施の形態1に適
用したデータ収集部1と同様の構成を有し、多重化部8
0B、通信部80C、電話回線I/F6A、及び無線回
線I/F6Bに接続される。このデータ収集部80A
は、通信部80Cを介して拡散信号(ポーリング信号P
S)を電力線5に重畳させると共に、通信部80C及び
多重化部80Bを介して各端末装置90,100から送
られてくるデータを収集する。
【0098】通信部80Cは、結合回路81、拡散部8
2、及び逆拡散部83,84より構成され、スペクトラ
ム拡散通信を行う。結合回路81には、拡散部82、及
び逆拡散部83,84が接続される。
【0099】拡散部82は実施の形態1に適用した拡散
部21と同様の構成を有し、同様に動作し、逆拡散部8
3,84は実施の形態1に適用した逆拡散部22と同様
の構成を有し、同様に動作する。拡散部82、逆拡散部
83,84には、それぞれ拡散コードSC1,SC2,
SC3が割り当てられている。
【0100】この通信部Cは、データ収集部80Aのデ
ータを拡散部82によりスペクトラム拡散変調して、そ
の拡散信号を電力線5に重畳させて各端末装置90,1
00に送信したり、逆に各端末装置90,100から電
力線5を介して到来する拡散信号を逆拡散部83,84
によってスペクトラム逆拡散復調して、所要のデータを
抽出する。
【0101】多重化部80Bは、通信部80Cの逆拡散
部83,84からそれぞれ供給されるデータを多重化し
てその多重化データをデータ収集部80Aに供給する。
【0102】端末装置90,100は、それぞれ端末部
90A,100Aと通信部90B,100Bとを備えて
いる。端末部90A,100Aは、いずれも実施の形態
1に適用した端末部2A,2B,2Cと同様の構成を有
し、同様に動作する。
【0103】通信部90Bは結合回路91、拡散部9
2、及び逆拡散部93より構成され、通信部100Bは
結合回路101、拡散部102、及び逆拡散部103よ
り構成されている。通信部90B,100Bは、いずれ
も実施の形態1に適用した通信部2B,3B,4Bと同
様の構成を有し、同様に動作する。なお、逆拡散部9
3,103には共通の拡散コードSC1が割り当てら
れ、拡散部92,102にはそれぞれ異なる拡散コード
SC2,3が割り当てられる。
【0104】次に、動作について説明する。この実施の
形態2では、データ収集装置80によってポーリングが
発生すると、通信部90,100は、いずれもデータ収
集装置80から電力線5を介して到来する拡散信号を共
通の拡散コードSC1を用いてスペクトラム逆拡散復調
して、ポーリング信号PSを検出する。
【0105】ポーリング検出後、通信部90,100
は、それぞれ端末部90A,100Aのデータを異なる
拡散コードSC2,SC3を用いてスペクトラム拡散変
調し、その拡散信号を応答信号として電力線5に重畳さ
せてデータ収集装置80に送信する。各端末装置90,
100から送信される応答信号の送信タイミングは同時
とする。
【0106】データ収集装置80では、常時、逆拡散部
83,84において、スペクトラム逆拡散が行われてい
る。上述したように各端末装置90,100からポーリ
ングに対する応答があると、端末装置90で拡散コード
SC2を用いて拡散された拡散信号については逆拡散部
83でスペクトラム逆拡散復調され、端末装置100で
拡散コードSC3を用いて拡散された拡散信号について
は逆拡散部84でスペクトラム逆拡散復調される。
【0107】その後、再生された2つの応答信号は多重
化部80Bにより多重化され、多重化データとしてデー
タ収集部80Aのデータメモリに格納される。
【0108】この実施の形態2において、例えば、デー
タ収集装置80に対して端末装置90や100と同様の
構成を有する10台の端末装置を接続させた場合には、
同時に10台の端末装置からそれぞれ送信される応答信
号が電力線5上に重ねられる。このため、応答信号(拡
散信号)の伝送速度は例えば基準の127倍に設定する
ことが好適であるが、これに限定されず、64倍等種々
変形可能である。
【0109】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、電力線5を介した各端末装置90,100とデータ
収集装置80間の通信では、各端末装置90,100は
端末装置毎に異なる拡散コードSC2,SC3を用いて
スペクトラム拡散変調したデータを送信し、データ収集
装置80は受信されたデータをこのデータのスペクトラ
ム拡散変調に使用した拡散コードと同一の拡散コードを
用いてスペクトラム逆拡散復調してデータ収集を行うよ
うにしたので、データ収集装置80は各端末装置固有の
拡散コードを用いてどの端末装置からのデータでも同時
に復調することができる。
【0110】このため、各端末装置90,100は任意
のタイミングで一斉に送信動作を開始すればよく、これ
によって、各端末装置90,100が他の端末装置の伝
送状態を確認しなくてもデータ収集装置80によってデ
ータ収集を実施することが可能である。
【0111】また、データ収集装置80では、複数の端
末装置90,100の受信データを多重化するようにし
ており、これによって、複数の端末装置90,100の
データを多重化データとして一括して扱うことが可能で
ある。
【0112】さて、上述した実施の形態2では、データ
収集装置80から全端末装置90,100に対して同時
にポーリング信号を送信するようにしていたが、データ
収集対象の端末装置に対してのみ個別にポーリング信号
を送信するようにしてもよい。
【0113】この場合、各端末装置2,3,4の逆拡散
部に対して異なる拡散コードを予め割り当てておき、デ
ータ収集装置80の拡散部82に対して端末装置90,
100にそれぞれ予め割り当てられている拡散コードと
同一の参照拡散コードを切換自在に保持しておき、ポー
リング時には、データ収集装置80の拡散部82に与え
る参照拡散コードをデータ収集対象の端末装置に予め割
り当てられている拡散コードと同一のものに切り換え
る。
【0114】これにより、そのデータ収集対象の端末装
置だけに対して応答信号を要求することができ、かつデ
ータ収集装置80では各端末装置90,100の拡散部
に対応する逆拡散部を備えていることから、どちらの端
末装置の応答信号が受信されても正確に受け取ることが
できる。
【0115】実施の形態2において、各端末装置90,
100からデータ収集装置80に送られてくる応答信号
の信号電力比のばらつきについては、データ収集装置8
0が電力線5に送出する信号の電力をフィードバック制
御するか、あるいは各端末装置90,100がデータ収
集装置80から送られてくるポーリング信号PSの信号
電力に応じて自端末の信号電力を制御して送出すること
で、一定にすることができる。
【0116】(実施の形態3)さて、前述した実施の形
態2は、ポーリングによって複数の端末装置90,10
0から同時にデータを収集するようにしていたが、以下
に説明する実施の形態3のように、複数の端末装置をグ
ループ分けし、各グループに異なるタイムスロットを割
り当て、グループ単位で順次データを収集するようにし
てもよい。
【0117】図10はこの発明に係るデータ収集システ
ムの実施の形態3を示すブロック図である。図10に示
されたデータ収集システムにおいて、前述の実施の形態
2に適用した構成と同様の構成には、同様の番号を付
し、その説明を省略する。
【0118】実施の形態3では、図10に示した如く、
電力線5に接続される端末装置は複数(一例として2
つ)のグループに分けられる。第1グループはグループ
G1であり、前述した実施の形態3に適用した端末装置
90,100よりなる。第2グループはグループG2で
あり、前述した実施の形態3に適用した端末装置90,
100と同様の構成を有して同様に動作する端末装置1
10,120よりなる。
【0119】なお、各端末装置90,100,110,
120は実施の形態1に適用した端末部2A,3A,4
Aと同様の機能を持つタイマを有している。
【0120】すなわち、端末装置110は端末装置90
と同様に拡散コードSC2を用いてスペクトラム拡散変
調を行う装置であり、端末装置120は端末装置100
と同様に拡散コードSC3を用いてスペクトラム拡散変
調を行う装置である。
【0121】次に、動作について説明する。図11は実
施の形態3におけるポーリング信号と応答信号間のタイ
ミングチャートである。
【0122】この実施の形態3は、グループG1,G2
に対して一斉にポーリングを行って、グループ別に割り
当てたタイムスロットでデータ収集を行うものである。
【0123】そこで、データ収集装置80は定期もしく
は不定期にポーリング信号PSによる拡散信号を電力線
5に重畳して、グループG1(端末装置90,100)
及びG2(端末装置110,120)に対して一斉にポ
ーリングを実施する。
【0124】グループG1の端末装置90,100は、
それぞれ予め設定された共通の一定時間t11の経過を
待って準備された応答信号A11,A12をスペクトラ
ム拡散変調してこれを拡散信号としてデータ収集装置8
0に送信する。同様に、グループG2の端末装置11
0,120は、それぞれ予め設定された共通の一定時間
t12の経過を待って準備された応答信号A13,A1
4をスペクトラム拡散変調してこれを拡散信号としてデ
ータ収集装置80に送信する。
【0125】データ収集装置80は、上述したように各
グループG1,G2から順次ポーリングに対する応答が
あると、応答信号A11,A12,A13,A14が高
周波の拡散信号として電力線5を介して到来することか
ら、端末装置90,110には拡散コードSC2を用い
てスペクトラム逆拡散復調して応答信号A11,A13
に復調し、端末装置100,120には拡散コードSC
3を用いてスペクトラム逆拡散復調し、応答信号A1
2,A14に復調する。
【0126】なお、この実施の形態3についても、上述
した実施の形態2と同様に、各グループにつき10台の
端末装置からの同時送信に対し、応答信号(拡散信号)
の伝送速度を例えば基準の127倍に設定することが好
適である。
【0127】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、電力線5を介した各グループG1,G2とデータ収
集装置80間の通信では、グループG1,G2はデータ
収集装置80のポーリングに応じてグループ毎に異なる
一定時間の経過後に応答するようにしたので、データ収
集装置80はグループG1,G2の順に各端末装置固有
の拡散コードを用いてどの端末装置からのデータでも復
調することができる。
【0128】このため、各グループG1,G2内の各端
末装置はデータ収集装置80からポーリング信号PSが
送られてきた場合に他のグループとは異なるタイミング
で送信動作を開始すればよく、これによって、各端末装
置が他の端末装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収
集装置によってデータ収集を実施することが可能であ
る。
【0129】なお、この実施の形態3も、前述の実施の
形態1(変形例含む)や実施の形態2と共通する構成や
動作については、同様の効果が得られる。
【0130】さて、上述した実施の形態3では、データ
収集装置80からグループG1,G2に対して同時にポ
ーリング信号を送信するようにしていたが、データ収集
対象のグループに対してのみ個別にポーリング信号を送
信するようにしてもよい。
【0131】この場合、各グループG1,G2に対して
異なる拡散コードを予め割り当てておき、ポーリング時
には、データ収集装置80の拡散部82に与える拡散コ
ードをデータ収集対象のグループに予め割り当てられて
いる拡散コードに切り換えることで、データ収集装置8
0では、そのデータ収集対象のグループだけに対して応
答信号を要求して、その応答信号を正確に受け取ること
ができるとともに、各グループG1,G2では、タイマ
使用による遅延なく応答信号を送信することができる。
【0132】(実施の形態4)さて、前述の実施の形態
1〜3は、全てのデータ収集をデータ収集装置が主導で
ポーリングによって実施していたが、以下に説明する実
施の形態4のように、定期的にデータ収集する動作につ
いては各端末装置が主導で実施し、不定期なデータ収集
についてのみデータ収集装置のポーリングによってデー
タ収集を実施するようにしてもよい。
【0133】図12はこの発明に係るデータ収集システ
ムの実施の形態4を示すブロック図である。なお、前述
の実施の形態1と同様の構成については、同様の参照符
号を付し、その説明を省略する。
【0134】図12に示したデータ収集システムは、デ
ータ収集装置130と端末装置140,150,160
とを電力線5で接続した構成である。
【0135】データ収集装置130は、実施の形態1に
適用したデータ収集装置1と同様に図示せぬ通信部とデ
ータ収集部131とを有している。データ収集部131
は、タイマ132と設定時刻テーブル133とを含む構
成である。
【0136】タイマ132は図示せぬ制御部に時刻を提
供するために使用される。設定時刻テーブル133は予
め各端末装置140,150,160に割り当てられた
定期収集時刻を設定時刻データT1,T2,T3として
端末番号に対応させて記憶している。端末番号について
は、No.1が端末装置140、No.2は端末装置1
50、No.3が端末装置160をそれぞれ示してい
る。なお、設定時刻データT1,T2,T3は例えば一
日の内で一定の時間間隔で相違する時刻を示している。
【0137】端末装置140,150,160は、それ
ぞれ実施の形態1に適用した端末装置2,3,又は4と
同様に図示せぬ通信部と端末部141,151,161
とを有している。端末部141,151,161はそれ
ぞれタイマ142,152,162と設定時刻レジスタ
143,153,163とを含む構成である。
【0138】タイマ142,152,162はそれぞれ
図示せぬ制御部に時刻を提供するために使用される。設
定時刻レジスタ143,153,163はそれぞれ予め
各端末装置140,150,160に割り当てられた設
定時刻データT1,T2,T3を記憶している。
【0139】動作について、不定期にデータ収集を行う
場合には、前述の実施の形態1と同様のため、説明を省
略する。
【0140】定期的にデータ収集を行う場合には、各端
末装置140,150,160に主導権が移行し、各端
末装置140,150,160は図示せぬ制御部の制御
に従って時刻を確認し、予め設定された時刻(T1,T
2,T3)に到達すると、データをスペクトラム変調し
て拡散信号としてデータ収集装置130に送信する。
【0141】これに対し、データ収集装置13は、図示
せぬ制御部の制御に従って時刻を確認し、予め設定され
た時刻(T1,T2,T3)に到来した信号をスペクト
ラム逆拡散復調して元のデータを再生する。
【0142】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、電力線5を介した各端末装置140,150,16
0とデータ収集装置130間の通信では、定期的にデー
タ収集する場合には、各端末装置140,150,16
0が主導でデータ収集を行うようにしても、各端末装置
140,150,160は他の端末装置とは異なる予め
設定された時刻に自発で送信動作を開始すればよく、こ
れによって、各端末装置140,150,160が他の
端末装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置1
30によってデータ収集を実施することが可能である。
【0143】この実施の形態4についても、実施の形態
2のようにデータ収集装置130に各端末装置140,
150,160に割り当てた異なる拡散コードで逆拡散
できるようにしておけば、端末装置主導で同一時刻にデ
ータを送信することができる。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電力線を介した各端末装置とデータ収集装置間
の通信では、各端末装置はデータ収集装置から送信され
る所定の要求信号に応じてスペクトラム拡散変調したデ
ータを送信し、データ収集装置は受信されたデータをス
ペクトラム逆拡散復調してデータ収集を行うようにした
ので、各端末装置はデータ収集装置から所定の要求信号
が送られてきたタイミングで送信動作を開始すればよ
く、これによって、各端末装置が他の端末装置の伝送状
態を確認しなくてもデータ収集装置によってデータ収集
を実施することが可能なデータ収集システムを得られる
という効果を奏する。
【0145】請求項2の発明によれば、電力線を介した
各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各端末装置
はデータ収集装置から複数の端末装置に同時に送信され
る所定の要求信号に応じて他の端末装置とは異なる一定
時間の経過後にスペクトラム拡散変調したデータを送信
し、データ収集装置は受信されたデータをスペクトラム
逆拡散復調してデータ収集を行うようにしたので、各端
末装置はデータ収集装置から所定の要求信号が送られて
きた場合に他の端末装置とは異なるタイミングで送信動
作を開始すればよく、これによって、各端末装置が他の
端末装置の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置に
よってデータ収集を実施することが可能なデータ収集シ
ステムを得られるという効果を奏する。
【0146】請求項3の発明によれば、電力線を介した
各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各端末装置
は他の端末装置とは異なる予め設定された時刻にスペク
トラム拡散変調したデータを送信し、データ収集装置は
受信されたデータをスペクトラム逆拡散復調してデータ
収集を行うようにしたので、各端末装置は他の端末装置
とは異なる予め設定された時刻に自発で送信動作を開始
すればよく、これによって、各端末装置が他の端末装置
の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置によってデ
ータ収集を実施することが可能なデータ収集システムを
得られるという効果を奏する。
【0147】請求項4の発明によれば、請求項1、2、
又は3に記載の発明において、複数の端末装置が共通し
た所定の拡散コードを用いてスペクトラム拡散変調した
データをデータ収集装置が共用の逆拡散回路によりスペ
クトラム逆拡散復調するようにしたので、端末装置の数
に関係なく1台の逆拡散回路をデータ収集装置側に用意
すればよく、これによって、システム構成を簡略化する
ことが可能なデータ収集システムを得られるという効果
を奏する。
【0148】請求項5の発明によれば、電力線を介した
各端末装置とデータ収集装置間の通信では、各端末装置
は端末装置毎に異なる拡散コードを用いてスペクトラム
拡散変調したデータを送信し、データ収集装置は受信さ
れたデータをこのデータのスペクトラム拡散変調に使用
した拡散コードと同一の拡散コードを用いてスペクトラ
ム逆拡散復調してデータ収集を行うようにしたので、デ
ータ収集装置は各端末装置固有の拡散コードを用いてど
の端末装置からのデータでも復調することができ、この
ため、各端末装置は任意のタイミングで送信動作を開始
すればよく、これによって、各端末装置が他の端末装置
の伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置によってデ
ータ収集を実施することが可能なデータ収集システムを
得られるという効果を奏する。
【0149】請求項6記載の発明によれば、電力線を介
した各端末グループとデータ収集装置間の通信では、各
端末装置はデータ収集装置から複数の端末グループに同
時に送信される所定の要求信号に応じて端末グループ毎
に異なる一定時間の経過後に少なくとも同端末グループ
内で端末装置毎に異なる拡散コードを用いてスペクトラ
ム拡散変調したデータを送信し、データ収集装置は受信
されたデータをこのデータのスペクトラム拡散変調に使
用した拡散コードと同一の拡散コードを用いてスペクト
ラム逆拡散復調してデータ収集を行うようにしたので、
データ収集装置は各端末装置固有の拡散コードを用いて
どの端末装置からのデータでも復調することができ、こ
のため、各端末グループはデータ収集装置から所定の要
求信号が送られてきた場合に他の端末グループとは異な
るタイミングで送信動作を開始すればよく、これによっ
て、各端末グループでは、各端末装置が他の端末装置の
伝送状態を確認しなくてもデータ収集装置によってデー
タ収集を実施することが可能なデータ収集システムを得
られるという効果を奏する。
【0150】請求項7の発明によれば、請求項5又は6
に記載の発明において、データ収集手段により復調手段
により復調された複数の端末装置からのデータを多重化
するようにしており、これによって、複数の端末装置の
データを多重化データとして一括して扱うことが可能な
データ収集システムを得られるという効果を奏する。
【0151】請求項8の発明によれば、請求項1、2、
又は6に記載の発明において、データ収集装置では所定
の要求信号をスペクトラム拡散変調して送信し、各端末
装置では所定の要求信号をスペクトラム逆拡散復調して
受信するようにしたので、所定の要求信号とデータとを
同一電力線上で通信することができ、これによって、送
受信の変調/復調処理を統一することが可能なデータ収
集システムを得られるという効果を奏する。
【0152】請求項9の発明によれば、請求項8記載の
発明において、所定の要求信号をポーリング信号として
伝送するようにしたので、複数の端末装置に対して一斉
に要求信号を送信することが容易なデータ収集システム
を得られるという効果を奏する。
【0153】請求項10の発明によれば、請求項1、
2、3、5、又は6に記載の発明において、各端末装置
では、変調を行う際にデータに対して端末装置固有の識
別情報を付加し、データ収集装置では、受信されたデー
タに付加された識別情報に基づいて各端末装置別にデー
タを管理するようにしたので、データ収集装置にデータ
が受信された後でもどの端末装置からのデータであるか
を識別することができるデータ収集システムを得られる
という効果を奏する。
【0154】請求項11の発明によれば、請求項1、
2、3、5、又は6に記載の発明において、データ収集
装置は電話回線を介して外部装置との有線データ通信を
行うようにしたので、データ収集装置に収集された各端
末装置のデータを有線にて遠隔地に転送することが可能
なデータ収集システムを得られるという効果を奏する。
【0155】請求項12の発明によれば、請求項1、
2、3、5、又は6に記載の発明において、データ収集
装置は接続された無線端末によって外部装置との無線デ
ータ通信を行うようにしたので、データ収集装置に収集
された各端末装置のデータを無線にて遠隔地に転送する
ことが可能なデータ収集システムを得られるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ収集システムの実施の形
態1を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1によるデータ収集装置の主要な内
部構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による端末装置の主要な内部構成
を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1による応答信号のフォーマット例
を示す図である。
【図5】実施の形態1におけるデータ収集装置のデータ
メモリのメモリ内容の一例を示す図である。
【図6】実施の形態1におけるポーリング信号と応答信
号間のタイミングチャートである。
【図7】実施の形態1の変形例1によるデータ収集装置
側の動作を説明するフローチャートである。
【図8】実施の形態1の変形例2によるデータ収集装置
の要部の構成を示すブロック図である。
【図9】この発明に係るデータ収集システムの実施の形
態2を示すブロック図である。
【図10】この発明に係るデータ収集システムの実施の
形態3を示すブロック図である。
【図11】実施の形態3におけるポーリング信号と応答
信号間のタイミングチャートである。
【図12】この発明に係るデータ収集システムの実施の
形態4を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,80,130 データ収集装置 1A,80A,131 データ収集部 1B〜4B,80C,90B,100B,110B,1
20B 通信部 2,3,4 端末装置 2A〜4A,90A,100A,110A,120A
端末部 5 電力線 6A 電話回線I/F 6B 無線回線I/F 7 無線端末 11,41,110 制御部 12 ポーリング発生回路 13,45 データメモリ 21,31,82,92,102 拡散部 22,32,83,84,93,103 逆拡散部 42 ポーリング検出回路 43,132,142,152,162 タイマ 44 端末番号レジスタ 80B 多重化部 90,100,110,120,140,150,16
0 端末装置 133 設定時刻テーブル 141,151,161 端末部 143,153,163 設定時刻レジスタ 210 参照拡散コードレジスタ
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】次に、データ収集装置1について詳述す
る。図2はデータ収集装置1の主要な内部構成を示すブ
ロック図である。データ収集部1Aは、制御部11、ポ
ーリング発生回路12、データメモリ13等により構成
されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】データ収集部80Aは、実施の形態1に適
用したデータ収集部1Aと同様の構成を有し、多重化部
80B、通信部80C、電話回線I/F6A、及び無線
回線I/F6Bに接続される。このデータ収集部80A
は、通信部80Cを介して拡散信号(ポーリング信号P
S)を電力線5に重畳させると共に、通信部80C及び
多重化部80Bを介して各端末装置90,100から送
られてくるデータを収集する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】この通信部80Cは、データ収集部80A
のデータを拡散部82によりスペクトラム拡散変調し
て、その拡散信号を電力線5に重畳させて各端末装置9
0,100に送信したり、逆に各端末装置90,100
から電力線5を介して到来する拡散信号を逆拡散部8
3,84によってスペクトラム逆拡散復調して、所要の
データを抽出する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】端末装置90,100は、それぞれ端末部
90A,100Aと通信部90B,100Bとを備えて
いる。端末部90A,100Aは、いずれも実施の形態
1に適用した端末部2A,3A4Aと同様の構成を有
し、同様に動作する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正内容】
【0104】次に、動作について説明する。この実施の
形態2では、データ収集装置80によってポーリングが
発生すると、通信部90B100Bは、いずれもデー
タ収集装置80から電力線5を介して到来する拡散信号
を共通の拡散コードSC1を用いてスペクトラム逆拡散
復調して、ポーリング信号PSを検出する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0105
【補正方法】変更
【補正内容】
【0105】ポーリング検出後、通信部90B100
は、それぞれ端末部90A,100Aのデータを異な
る拡散コードSC2,SC3を用いてスペクトラム拡散
変調し、その拡散信号を応答信号として電力線5に重畳
させてデータ収集装置80に送信する。各端末装置9
0,100から送信される応答信号の送信タイミングは
同時とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0113
【補正方法】変更
【補正内容】
【0113】この場合、各端末装置90,100の逆拡
散部に対して異なる拡散コードを予め割り当てておき、
データ収集装置80の拡散部82に対して端末装置9
0,100にそれぞれ予め割り当てられている拡散コー
ドと同一の参照拡散コードを切換自在に保持しておき、
ポーリング時には、データ収集装置80の拡散部82に
与える参照拡散コードをデータ収集対象の端末装置に予
め割り当てられている拡散コードと同一のものに切り換
える。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0118
【補正方法】変更
【補正内容】
【0118】実施の形態3では、図10に示した如く、
電力線5に接続される端末装置は複数(一例として2
つ)のグループに分けられる。第1グループはグループ
G1であり、前述した実施の形態に適用した端末装置
90,100よりなる。第2グループはグループG2で
あり、前述した実施の形態に適用した端末装置90,
100と同様の構成を有して同様に動作する端末装置1
10,120よりなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0141
【補正方法】変更
【補正内容】
【0141】これに対し、データ収集装置130は、図
示せぬ制御部の制御に従って時刻を確認し、予め設定さ
れた時刻(T1,T2,T3)に到来した信号をスペク
トラム逆拡散復調して元のデータを再生する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するメモリを有した複数の
    端末装置とデータ収集装置とを電力線に接続し、前記各
    端末装置とデータ収集装置間で前記電力線を介してデー
    タ通信を実施するデータ収集システムにおいて、 前記各端末装置は、 前記データ収集装置から送信される所定の要求信号に応
    じて自身のメモリからデータを読み出し、該データをス
    ペクトラム拡散変調する変調手段と、 前記データ収集装置に対して前記電力線を介して前記変
    調手段により変調されたデータを送信するデータ送信手
    段と、 を有し、 前記データ収集装置は、 前記各端末装置に対して前記電力線を介して前記所定の
    要求信号を送信する要求信号送信手段と、 前記要求信号送信手段の送信後に前記電力線を介して受
    信される前記各端末装置からのデータをスペクトラム逆
    拡散復調する復調手段と、 前記復調手段により復調されたデータに基づいてデータ
    収集を行うデータ収集手段と、 を有したことを特徴とするデータ収集システム。
  2. 【請求項2】 データを記憶するメモリを有した複数の
    端末装置とデータ収集装置とを電力線に接続し、前記各
    端末装置とデータ収集装置間で前記電力線を介してデー
    タ通信を実施するデータ収集システムにおいて、 前記各端末装置は、 前記データ収集装置から前記複数の端末装置に同時に送
    信される所定の要求信号に応じて前記複数の端末装置の
    内の他の端末装置とは異なる一定時間を計測するタイマ
    手段と、 前記所定の要求信号に応じて自身のメモリからデータを
    読み出し、該データをスペクトラム拡散変調する変調手
    段と、 前記タイマ手段による前記一定時間の計測が終了した場
    合に前記データ収集装置に対して前記電力線を介して前
    記変調手段により変調されたデータを送信するデータ送
    信手段と、 を有し、 前記データ収集装置は、 前記各端末装置に対して前記電力線を介して前記所定の
    要求信号を送信する要求信号送信手段と、 前記要求信号送信手段の送信後に前記電力線を介して受
    信される前記各端末装置からのデータをスペクトラム逆
    拡散復調する復調手段と、 前記復調手段により復調されたデータに基づいてデータ
    収集を行うデータ収集手段と、 を有したことを特徴とするデータ収集システム。
  3. 【請求項3】 データを記憶するメモリを有した複数の
    端末装置とデータ収集装置とを電力線に接続し、前記各
    端末装置とデータ収集装置間で前記電力線を介してデー
    タ通信を実施するデータ収集システムにおいて、 前記各端末装置は、 時刻を計時する計時手段と、 前記計時手段により計時された時刻が前記複数の端末装
    置の内の他の端末装置に設定された時刻とは異なる予め
    設定された時刻に達した場合に自身のメモリからデータ
    を読み出し、該データをスペクトラム拡散変調する変調
    手段と、 前記データ収集装置に対して前記電力線を介して前記変
    調手段により変調されたデータを送信するデータ送信手
    段と、 を有し、 前記データ収集装置は、 前記電力線を介して受信される前記各端末装置からのデ
    ータをスペクトラム逆拡散復調する復調手段と、 前記復調手段により復調されたデータに基づいてデータ
    収集を行うデータ収集手段と、 を有したことを特徴とするデータ収集システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の端末装置は前記変調手段にお
    いて共通した所定の拡散コードを用いてスペクトラム拡
    散変調を行い、前記復調手段は前記所定の拡散コードを
    用いて前記各端末装置の変調されたデータをスペクトラ
    ム逆拡散復調する共用の逆拡散回路であることを特徴と
    する請求項1、2、又は3に記載のデータ収集システ
    ム。
  5. 【請求項5】 データを記憶するメモリを有した複数の
    端末装置とデータ収集装置とを電力線に接続し、前記各
    端末装置とデータ収集装置間で前記電力線を介してデー
    タ通信を実施するデータ収集システムにおいて、 前記各端末装置は、 任意に自身のメモリからデータを読み出し、該データを
    前記複数の端末装置の内の他の端末装置に割り当てられ
    た拡散コードとは異なる拡散コードを用いてスペクトラ
    ム拡散変調する変調手段と、 前記データ収集装置に対して前記電力線を介して前記変
    調手段により変調されたデータを送信するデータ送信手
    段と、 を有し、 前記データ収集装置は、 前記複数の端末装置にそれぞれ割り当てられた拡散コー
    ドを予め用意しておき、前記電力線を介して受信される
    前記各端末装置からのデータを当該データのスペクトラ
    ム拡散変調に使用した拡散コードと同一の前記予め用意
    した拡散コードを用いてスペクトラム逆拡散復調する復
    調手段と、 前記復調手段により復調されたデータに基づいてデータ
    収集を行うデータ収集手段と、 を有したことを特徴とするデータ収集システム。
  6. 【請求項6】 データを記憶するメモリを有した1又は
    複数の端末装置よりなる複数の端末グループとデータ収
    集装置とを電力線に接続し、前記各端末グループとデー
    タ収集装置間で前記電力線を介してデータ通信を実施す
    るデータ収集システムにおいて、 前記各端末装置は、 前記データ収集装置から前記複数の端末グループに同時
    に送信される所定の要求信号に応じて前記複数の端末グ
    ループの内の他の端末グループとは異なる一定時間を計
    測するタイマ手段と、 前記所定の要求信号に応じて自身のメモリからデータを
    読み出し、該データを少なくとも自端末グループの内の
    他の端末装置に割り当てられた拡散コードとは異なる拡
    散コードを用いてスペクトラム拡散変調する変調手段
    と、 前記タイマ手段による前記一定時間の計測が終了した場
    合に前記データ収集装置に対して前記電力線を介して前
    記変調手段により変調されたデータを送信するデータ送
    信手段と、 を有し、 前記データ収集装置は、 前記各端末装置に対して前記電力線を介して前記所定の
    要求信号を送信する要求信号送信手段と、 前記複数の端末装置にそれぞれ割り当てられた拡散コー
    ドを予め用意しておき、前記要求信号送信手段の送信後
    に前記電力線を介して受信される前記各端末装置からの
    データを当該データのスペクトラム拡散変調に使用した
    拡散コードと同一の前記予め用意した拡散コードを用い
    てスペクトラム逆拡散復調する復調手段と、 前記復調手段により復調されたデータに基づいてデータ
    収集を行うデータ収集手段と、 を有したことを特徴とするデータ収集システム。
  7. 【請求項7】前記データ収集手段は前記復調手段により
    復調された前記複数の端末装置からのデータを多重化す
    ることを特徴とする請求項5又は6に記載のデータ収集
    システム。
  8. 【請求項8】 前記要求信号送信手段は前記所定の要求
    信号をスペクトラム拡散変調して送信し、前記各端末装
    置は前記所定の要求信号をスペクトラム逆拡散復調して
    受信することを特徴とする請求項1、2、又は6に記載
    のデータ収集システム。
  9. 【請求項9】 前記所定の要求信号はポーリング信号で
    あることを特徴とする請求項8記載のデータ収集システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記各端末装置は前記複数の端末装置
    の内の他の端末装置とは異なる識別情報を記憶してお
    り、前記変調手段は前記自身のメモリから読み出したデ
    ータに前記識別情報を付加して変調し、前記データ収集
    手段は前記復調されたデータを当該データの内の識別情
    報に基づいて前記各端末装置別に管理することを特徴と
    する請求項1、2、3、5、又は6に記載のデータ収集
    システム。
  11. 【請求項11】 さらに、前記データ収集装置は、電話
    回線に接続される電話回線インタフェースに接続され、
    該電話回線インタフェースを介して前記電話回線に接続
    される外部装置との間で有線データ通信を行うことを特
    徴とする請求項1、2、3、5、又は6に記載のデータ
    収集システム。
  12. 【請求項12】 さらに、前記データ収集装置は、無線
    端末に接続される無線回線インタフェースに接続され、
    該無線回線インタフェース及び前記無線端末を介して無
    線回線に接続される外部装置との間で無線データ通信を
    行うことを特徴とする請求項1、2、3、5、又は6に
    記載のデータ収集システム。
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