JPH1075003A - 内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール - Google Patents

内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール

Info

Publication number
JPH1075003A
JPH1075003A JP8227966A JP22796696A JPH1075003A JP H1075003 A JPH1075003 A JP H1075003A JP 8227966 A JP8227966 A JP 8227966A JP 22796696 A JP22796696 A JP 22796696A JP H1075003 A JPH1075003 A JP H1075003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impedance matching
matching circuit
input impedance
semiconductor laser
laser module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8227966A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kobayashi
正樹 小林
Masanori Iida
正憲 飯田
Hiroyuki Asakura
宏之 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8227966A priority Critical patent/JPH1075003A/ja
Priority to US08/859,426 priority patent/US5982793A/en
Publication of JPH1075003A publication Critical patent/JPH1075003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波周波数信号を直接変調信号として
入力する半導体レーザモジュールにおいて、所望の周波
数帯域で高い変調効率と安定した特性が得られるように
する。 【解決手段】 モジュールパッケージ1の内部に、レー
ザダイオードチップ2と変調信号入力端子5の間を接続
する入力インピーダンス整合回路ユニット8を設ける。
この入力インピーダンス整合回路ユニット8はマイクロ
ストリップライン、リアクタンス素子、ボンディングワ
イヤ等の構成素子を単一の誘電体基板上に集積した構造
を有する。これにより、所望の周波数帯域で変調信号の
伝送効率を向上させ、小電力信号で高い変調度が得られ
るようにするとともに、伝送効率、整合周波数帯域等の
整合特性の安定化向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接変調方式を行
いた光通信システムに用いられる半導体レーザモジュー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体レーザモジュールは、CA
TV、公衆通信など、マイクロ波周波数領域の信号を取
り扱う通信分野への適用が盛んに試みられ、実用化が始
まっている。このなかで、雑音や信号歪みの累積が少な
い数百m〜数kmの短中距離伝送においては、高周波信
号を直接変調信号として光信号に変換する直接強度変調
方式が設備の簡便性、コストの面で有効である。
【0003】図2に示す従来の半導体レーザモジュール
の等価回路において、11はモジュールパッケージ、1
2はレーザダイオードチップ、13はモジュールパッケ
ージ内部の伝送路、14はDCバイアス回路、15は変
調信号入力端子、16は規定の特性インピーダンスの伝
送路、17は入力インピーダンス整合用抵抗である。
【0004】この半導体レーザモジュールの動作は次の
ように行われる。まず、DCバイアス回路14からDC
駆動電流を投入してレーザダイオードチップ12を励起
発振させる。次に、変調信号入力端子15から高周波変
調信号を入力してレーザダイオードチップ12を直接変
調する。通常、レーザダイオードチップの負荷は数Ωで
あり、伝送路7の特性インピーダンスは50Ωである。
そこで、入力インピーダンス整合用抵抗17を挿入する
ことによって、伝送路16の特性インピーダンスとの整
合を実現させている。
【0005】また、図3に示す別の従来例では、パッケ
ージモジュール11の外部における信号入力回路にLC
型インピーダンス整合回路19を挿入し、LC回路定数
を適切に設定することにより、所望の周波数帯域におけ
る伝送路の16の特性インピーダンスと半導体レーザモ
ジュールの入力インピーダンスとの整合を実現させてい
る。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の第1の従来構成では、レーザダイオードの数Ωの負荷
に対して、直列に挿入された負荷抵抗が数倍になるた
め、変調信号電力の多くが負荷抵抗によって消費されて
しまう。このため、レーザダイオードチップ12が変換
する入力電力効率が低下し、変調度が小さくなる。
【0007】例えば、レーザダイオードチップの負荷を
3Ω、負荷抵抗を39Ωとしたとき、インピーダンス整
合を電圧定在波VSWRで表すと図4のようになる。ま
た、このときの光変調レベルを光変調出力電力と変調信
号入力電流との比S21で表したグラフを図5に示す。
図4から分かるように、入力インピーダンス整合用の負
荷抵抗17を挿入したことによりVSWRが低くなり、
整合が実現されている。しかし、図5から分かるよう
に、抵抗で消費される電力が大きいため、レーザダイオ
ードチップが変換できる変調信号電力および出力レベル
は低い。従って、所望の変調度を得るためには大きな変
調信号電力を投入する必要があり、その結果、前段増幅
器を新たに設ける必要、あるいは既存の前段増幅器の高
利得化の必要が生じ、システムの複雑化、大型化、高コ
スト化の要因になる。また、増幅器の高出力化に伴い、
相互歪みも増加する。
【0008】また、第2の従来構成では、レーザダイオ
ードチップ12と変調信号入力端子15を結ぶモジュー
ルパッケージ内部の伝送路13がマイクロストリップラ
イン、ボンディングワイヤなどで構成されインダクタン
ス成分として機能する。このため、モジュールパッケー
ジ外部のLC型インピーダンス整合回路18による整合
可能な周波数領域を制限してしまう。図6はインピーダ
ンス整合を電圧定在波比VSWRで表した周波数特性の
グラフであり、図7はこのときの光変調レベルを光変調
出力電力と変調信号入力電流の比S21で表した周波数
特性のグラフである。入力インピーダンス整合回路18
を挿入したことにより、VSWRが低くなり、しかもレ
ーザダイオード12が変換できる変調信号電力が大きい
ので、周波数600MHzにおいて高い光出力レベルが
実現できることが図6および7から分かる。しかし、モ
ジュールパッケージ内部の伝送路13がインダクタンス
成分として機能する電気長を有するので、これらの影響
により、所望する周波数帯域、例えば1200MHzで
の入力インピーダンスの整合が実現できない。
【0009】また、無線信号の光伝送に際して複数の帯
域の信号を伝送する必要があるが、この場合、入力イン
ピーダンスの整合とレーザモジュールの効率的な変調駆
動が一層困難になる。
【0010】また、数個の回路素子から構成されるLC
型入力インピーダンス整合回路19をモジュールパッケ
ージ外部に実装するためのスペースを確保しなければな
らず、装置の大型化を引き起こす。
【0011】さらに、モジュールパッケージ外部のLC
型インピーダンス整合回路19に関して、実装するプリ
ント基板の材質、伝送路、整合回路素子、モジュールお
よび回路素子の実装状態の差異によって回路定数のばら
つきが発生して、変換効率低下、整合周波数帯域のシフ
トなどの特性劣化を引き起こす。このため、半導体レー
ザモジュールのデバイス単体で所望周波数の特性を補償
することができず、入力インピーダンス整合状態の検
査、および調整が必要になる。このことは、コスト上昇
および歩留まり低下の要因となる。
【0012】本発明は上記のような従来の問題点を解決
するためになされたものであり、単一または複数の周波
数帯域における入力インピーダンス整合を実現し、少な
い変調信号電力で高い変調度が得られる調整不要の整合
回路ユニットを内蔵した半導体レーザモジュールを提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュ
ールは、レーザダイオードチップを収納すると共に変調
信号入力端子を備えたモジュールパッケージの内部に、
前記レーザダイオードチップと前記変調信号入力端子と
を接続するインピーダンス整合回路ユニットを備え、こ
のインピーダンス整合回路ユニットは、単一の誘電体基
板上に金属伝送路および整合回路素子を配置して構成さ
れ、1又は2以上の周波数帯域を有することを特徴とす
る。
【0014】好ましくは、入力インピーダンス整合回路
ユニットが、所定の特性インピーダンスを有するマイク
ロストリップライン、ボンディングワイヤ、及びリアク
タンス素子を構成要素として含む。入力インピーダンス
整合回路ユニットが、前記マイクロストリップラインと
直列に接続されるインダクタンス素子と、前記マイクロ
ストリップラインと前記レーザダイオードのグランド側
との間に接続されるキャパシタンス素子とを含んでいる
ことも好ましい。
【0015】また、前記入力インピーダンス整合回路ユ
ニットが、リアクタンス素子の他に抵抗素子を構成要素
として含み、かつ、抵抗素子が前記レーザダイオードチ
ップに直列に接続されていることが好ましい。これによ
って、整合状態および駆動電流の変化を抑制することが
できる。但し、挿入損失を抑制する観点から、抵抗素子
の抵抗値は10Ω以下であることが望ましい。さらに、
前記抵抗素子が前記リアクタンス素子と前記レーザダイ
オードチップとの間に接続されていることが好ましい。
【0016】入力インピーダンス整合回路ユニットの回
路定数は、単一の周波数帯域に限らず、複数の周波数帯
域において同時に伝送効率が良くなるように設定しても
よい。また、レーザダイオードチップを駆動するための
バイアス回路及びバイアス入力端子を入力インピーダン
ス整合回路ユニットに備えさせ、モジュールパッケージ
内部に収納することも好ましい。
【0017】また、第1の周波数帯域で伝送効率が良く
なる第1の入力インピーダンス整合回路ユニットと、第
2の周波数帯域で伝送効率が良くなる第2の入力インピ
ーダンス整合回路ユニットとが備えられ、第1および第
2の入力インピーダンス整合回路ユニットが選択的に使
用されることによって周波数特性が切り替えられるよう
に構成することが好ましい。この場合、第1および第2
の入力インピーダンス整合回路ユニットがそれぞれ複数
の周波数帯域で伝送効率が良くなるように構成されてい
てもよい。さらに、3組以上の周波数帯域に対して、そ
れぞれの周波数帯域で伝送効率が良好となる3以上の入
力インピーダンス整合回路ユニットが選択的に使用され
ることによって周波数特性が切り替えられる構成も好ま
しい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)本発明の実施形態に係る半導体レーザモ
ジュールの内部構造を図1に示す。図1において、1は
モジュールパッケージ、2はレーザダイオードチップ、
3は光ファイバ、4はチップキャリア、5は変調信号入
力端子およびバイアス入力端子となるリードピン、6は
レンズ、8は入力インピーダンス整合回路ユニットであ
る。入力インピーダンス整合回路ユニット8はレーザダ
イオード2とリードピン5との間に挿入され、両者を接
続している。
【0019】図8に、本実施形態の半導体レーザモジュ
ールの等価回路を示す。図8において、従来例の説明に
用いた図2と同じ回路要素については同じ番号を付して
いる。図8は以下の点で図2と異なっている。つまり、
入力インピーダンス整合用抵抗17を付加せず、モジュ
ールパッケージ内部の伝送路13が入力インピーダンス
整合回路ユニット18に置き換わっている。入力インピ
ーダンス整合回路ユニット18は、ボンディングワイヤ
181、直列に挿入されるリアクタンス素子であるイン
ダクタンス素子182、マイクロストリップライン18
3、並列に挿入されるリアクタンス素子であるキャパシ
タンス素子184および185から構成される。
【0020】この半導体レーザモジュールの動作は次の
とおりである。DCバイアス回路14からDC駆動電流
が供給されると、レーザダイオードチップ12が励起さ
れて発振する。そして、変調信号入力端子15から高周
波変調信号を入力することにより、レーザダイオードチ
ップ12を直接変調することができる。レーザダイオー
ドチップ12の数Ωの負荷と、伝送路16の特性インピ
ーダンス50Ωとのインピーダンス整合をとる働きを入
力インピーダンス整合回路ユニット18が担う。つま
り、入力インピーダンス整合回路18を構成する各要素
の定数を適切に設定することによって、所望の周波数帯
域における伝送路16の特性インピーダンスとレーザダ
イオードチップ12の負荷インピーダンスとを整合させ
ることができる。
【0021】具体例として、ボンディングワイヤ18
1、インダクタンス素子182、マイクロストリップラ
イン183、キャパシタンス素子184及び185の各
回路定数を調整することによって、1200MHzにお
ける入力インピーダンスの整合を行った例を図9及び1
0に示す。図9は入力インピーダンス整合を電圧定在波
比VSWRで表したグラフであり、図10はそのときの
光変調レベルを光変調出力電力と変調信号入力電流との
比S21で表したグラフである。これらのグラフから分
かるように、所望の周波数1200MHzにおいて、V
SWRは約1.2より小さくなり、光変調出力も高レベ
ルとなり、図5の従来例と比較してレーザダイオードが
変換する変調信号を大きくすることができた。
【0022】以上のように本実施形態によれば、モジュ
ールパッケージ11の内部に入力インピーダンス整合回
路ユニット18を設けることにより、所望の周波数帯域
においてインピーダンスを整合させ、小電力の変調信号
であっても、高い光変調レベル及び大きな変調度が得ら
れる半導体レーザモジュールを実現することができる。
また、入力インピーダンス整合回路ユニット18がモジ
ュールパッケージ11の内部に存在することにより、安
定した整合特性を実現することができる。このため、特
性のばらつきが発生しやすい外部の整合回路に比較し
て、変換効率低下、整合周波数帯域のシフトなどの特性
劣化が発生する確率が小さくなる。さらに、半導体レー
ザモジュール単体で所望周波数の特性を得ることができ
るので、入力インピーダンスの検査及び調整の工程が不
要になる。その結果、コスト低減及び歩留まりの改善が
実現する。
【0023】なお、モジュールパッケージ11の内部に
設けた入力インピーダンス整合回路ユニット18は、ボ
ンディングワイヤ181、インダクタンス素子182、
マイクロストリップライン183、キャパシタンス素子
184,185を用いた前述の構成に限らず、種々の変
形が可能である。
【0024】(実施形態2)次に、本発明の実施形態2
に係る半導体レーザモジュールの等価回路を図11に示
す。この回路が実施形態1の図8と異なる点は抵抗素子
(以下、「負荷抵抗」という)186がボンディングワ
イヤ181とレーザダイオードチップ12の間に直列に
挿入されている点である。この負荷抵抗186は、レー
ザダイオードチップ12のインピーダンス変動による整
合状態の変化、及び駆動電流の変化を抑制する機能を有
する。つまり、レーザダイオードチップ12のインピー
ダンスと負荷抵抗186との合成値を、レーザダイオー
ドチップ12のインピーダンスに対して大きい値に設定
することにより、レーザダイオードチップ12の変動に
よるインピーダンス不整合の発生が抑制される。また、
高周波変調信号の2次または3次の相互変調歪みの増大
も抑制される。負荷抵抗186の値は、変換効率の低下
を防ぐためには10Ω以下、望ましくは5Ω以下とする
のが良い。
【0025】以上のように本実施形態の半導体レーザモ
ジュールによれば、モジュールパッケージ内部にレーザ
ダイオード12と直列接続された抵抗素子186を含む
入力インピーダンス整合回路ユニット18が備えられて
いることにより、所望の周波数帯域における入力インピ
ーダンス整合を行い、小電力の変調信号であっても大き
な変調度を得ることができ、かつ動作状態が変化したと
きのインピーダンス不整合の発生が抑制される。
【0026】なお、負荷抵抗の挿入位置は、ボンディン
グワイヤ181とレーザダイオードチップ12との間に
限らず、また入力インピーダンス整合回路ユニットの構
成によらず、レーザダイオードチップ12と直列に配置
される任意の位置に挿入することができる。
【0027】(実施形態3)次に、本発明の実施形態3
に係る半導体レーザモジュールについて説明する。本実
施形態は、実施形態1(図8)または実施形態2(図1
1)で示した入力インピーダンス整合回路ユニット18
を構成する各要素の定数を適切に選択することにより、
2つの周波数帯域でインピーダンス整合をとったもので
ある。つまり、ボンディングワイヤ181、インダクタ
ンス素子182、マイクロストリップライン183、キ
ャパシタンス素子184及び185のうちの少なくとも
一つを調整することにより、2つの周波数帯域での入力
インピーダンスの整合を同時に行う。
【0028】具体例として、900MHz及び1500
MHzの2帯域における入力インピーダンス整合を行っ
た例を図12及び13に示す。図12は入力インピーダ
ンス整合を電圧定在波比VSWRで表したグラフであ
り、図13はそのときの光変調レベルを光変調出力電力
と変調信号入力電流との比S21で表したグラフであ
る。900MHzではVSWR=1.6、1500MH
zではVSWR=1.4が得られ、光出力も両方の周波
数領域で同時に高い出力レベルとなり、レーザダイオー
ドが変換する変調信号を大きくすることができた。
【0029】以上のように本実施形態によれば、半導体
レーザモジュールのパッケージ内部に入力インピーダン
ス整合回路ユニット18を設け、同時に2つの周波数帯
域において伝送効率が良好となるように入力インピーダ
ンス整合を実現する。なお、さらにインダクタンス素子
及びキャパシタンス素子を追加して、3つ以上の周波数
帯域において入力インピーダンス整合を実現することも
可能である。
【0030】(実施形態4)次に、発明の実施形態4に
係る半導体レーザモジュールの等価回路を図14に示
す。この回路が実施形態1の図8と異なる点は、入力イ
ンピーダンス整合回路ユニット18の構成要素として、
マイクロストリップライン183と変調信号入力端子1
5との間にバイアス回路24を含む点である。バイアス
回路24は、バイアス入力端子241、高周波変調信号
を阻止するためのチョークインダクタ242、DCカッ
ト用キャパシタ243から構成される。チョークインダ
クタ242及びDCカット用キャパシタ243はそれぞ
れ、十分に大きなインダクタンスまたはキャパシタンス
を有するので、入力インピーダンスの整合状態に影響を
与えない。したがって、実施形態1の図8の構成の特
性、例えば図9及び図10の特性は変化しない。
【0031】以上のように本実施形態によれば、通常は
モジュールパッケージ11の外部に設けられるバイアス
回路24をモジュールパッケージ11の内部に収納する
と共に、入力インピーダンス整合回路ユニットと同一基
板上に形成することにより、半導体レーザモジュールの
更なる集積化を図ることができる。
【0032】なお、入力インピーダンス整合回路ユニッ
トは、本実施形態で採用した構成に限らず、他の構成を
採用しても良い。また、本実施形態では、バイアス回路
24をマイクロストリップライン183と変調信号入力
端子15との間に設けたが、他の位置、例えばボンディ
ングワイヤ181とレーザダイオードチップ12との間
に設けてもよい。
【0033】(実施形態5)次に、本発明の実施形態5
に係る半導体レーザモジュールの等価回路を図15に示
す。この実施形態では、入力インピーダンス整合回路ユ
ニット18として、第1の入力インピーダンス整合回路
ユニット28または第2の入力インピーダンス整合回路
ユニット38が選択的に接続される。第1および第2の
入力インピーダンス整合回路ユニット28,38は互い
に異なる回路定数を有し、互いに異なる周波数帯域で伝
送効率が良好となるように設定されている。つまり、半
導体レーザモジュールが適応する周波数帯域に応じて、
第1及び第2の入力インピーダンス整合回路ユニットの
いずれか一方を選択的に使用することによって、整合周
波数特性の切り替えを行う。入力インピーダンス整合回
路ユニット以外の構成要素は全て共通である。
【0034】具体例として、第1の所望の周波数として
900MHz、第2の所望の周波数として1900MH
zの2つの周波数帯域における整合特性の切り替えを行
った例を図16及び17に示す。図16は第1の入力イ
ンピーダンス整合回路ユニット28を採用して900M
Hzでの整合を行ったときの光変調レベルを光変調出力
電力と変調信号入力電流との比S21で表したグラフで
ある。図17は、第1の入力インピーダンス整合回路ユ
ニット28を第2の入力インピーダンス整合回路ユニッ
ト38に交換して1900MHzでの整合を行ったとき
の光変調レベルを光変調出力電力と変調信号入力電流S
21との比で表したグラフである。
【0035】以上のように本実施形態の半導体レーザモ
ジュールによれば、互いに異なる周波数帯域の伝送効率
が良好となる2つの入力インピーダンス整合回路ユニッ
トのうちいずれか一つを選択することにより、所望の周
波数帯域での整合を行うことができる。他の構成要素は
共通のまま、整合回路ユニットの交換のみで整合周波数
特性の切り替えを行うことができる。
【0036】なお、入力インピーダンス整合回路ユニッ
トの数は2つに限らず、3つ以上のうちから1つを選択
することにより、3つ以上の周波数帯域を切り替えるこ
とができるようにしてもよい。
【0037】(実施形態6)次に、本発明の実施形態6
に係る半導体レーザモジュールの等価回路を図18に示
す。この実施形態が図15に示した実施形態5の構成と
異なる点は、第1の入力インピーダンス整合回路ユニッ
ト48の回路定数が、二つの周波数帯域で同時に伝送効
率が良好となるように設定され、第2の入力インピーダ
ンス整合回路ユニット58の回路定数が、別の二つの周
波数帯域で同時に伝送効率が良好となるように設定され
ている点である。
【0038】第1及び第2の入力インピーダンス整合回
路ユニットを交換することによって、半導体レーザモジ
ュールと整合するように周波数特性の切り替えを行う点
は実施形態5と同様である。この場合も入力インピーダ
ンス整合回路ユニット以外の構成要素は全て共通であ
る。
【0039】具体例として、第1の所望の周波数として
900MHzと1500MHz、第2の所望の周波数と
して1900MHzと2400MHzの各2帯域におけ
る整合周波数特性の切り替えを行った例を図19及び2
0に示す。図20は第1の入力インピーダンス整合回路
ユニット38を採用して900MHzと1500MHz
の同時整合を行ったときの、光変調レベルを光変調出力
電力と変調信号入力電流との比S21で表したグラフで
ある。図20は、この構成から第1の入力インピーダン
ス整合回路ユニット28を第2の入力インピーダンス整
合回路ユニット38に交換して1900MHzと240
0MHzの同時整合を行ったときの、光変調レベルを光
変調出力電力と変調信号入力電流との比S21で表した
グラフである。
【0040】以上のように本実施形態の半導体レーザモ
ジュールによれば、二つの周波数帯域で同時に伝送効率
が良好となる入力インピーダンス整合回路ユニットを使
用する場合でも、実施形態5と同様に2つの入力インピ
ーダンス整合回路ユニットを選択的に使用することによ
り、所望の一組の周波数帯域の整合を行うことができ
る。他の構成要素は共通のまま整合回路ユニットの交換
のみで整合周波数特性の切り替えを行うことができる。
【0041】なお、入力インピーダンス整合回路ユニッ
トの数は2つに限らず、3つ以上のうちから1つを選択
することにより、3組以上の周波数帯域を切り替えるこ
とができるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の半導体レーザモジュールによれ
ば、パッケージ内部にレーザダイオードチップと変調信
号入力端子の間を接続する入力インピーダンス整合回路
ユニットを備え、所望の周波数帯域における入力インピ
ーダンス整合を実現し、少ない変調信号電力で高い変調
度が得られるとともに、特性劣化を低減する。また、周
波数帯域の切り替え要求に対して柔軟に対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る半導体レーザモジュー
ルの内部構造を示す斜視図
【図2】従来例1の半導体レーザモジュールの等価回路
【図3】従来例2の半導体レーザモジュールの等価回路
【図4】従来例1の半導体レーザモジュールにおける入
力変調信号周波数とVSWRとの関係を示すグラフ
【図5】従来例1の半導体レーザモジュールにおける入
力変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電流比S
21の関係を示すグラフ
【図6】従来例2の半導体レーザモジュールにおける入
力変調信号周波数とVSWRとの関係を示すグラフ
【図7】従来例2の半導体レーザモジュールにおける入
力変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電流比S
21との関係を示すグラフ
【図8】本発明の実施形態1に係る半導体レーザモジュ
ールの等価回路図
【図9】図8の半導体レーザモジュールにおける入力変
調信号周波数とVSWRとの関係を示すグラフ
【図10】図8の半導体レーザモジュールにおける入力
変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電流比S2
1との関係を示すグラフ
【図11】本発明の実施形態2に係る半導体レーザモジ
ュールの等価回路図
【図12】本発明の実施形態3に係る半導体レーザモジ
ュールにおける入力変調信号周波数とVSWRとの関係
を示すグラフ
【図13】本発明の実施形態3に係る半導体レーザモジ
ュールにおける入力変調信号周波数と光変調出力電力/
入力信号電流比S21の関係を示すグラフ
【図14】本発明の実施形態4に係る半導体レーザモジ
ュールの等価回路図
【図15】本発明の実施形態5に係る半導体レーザモジ
ュールの等価回路図
【図16】図15の半導体レーザモジュールにおける第
1の入力変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電
流比S21との関係を示すグラフ
【図17】図15の半導体レーザモジュールにおける第
2の入力変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電
流比S21との関係を示すグラフ
【図18】本発明の実施形態6に係る半導体レーザモジ
ュールの等価回路図
【図19】図18の半導体レーザモジュールにおける第
1の入力変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電
流比S21との関係を示すグラフ
【図20】図18の半導体レーザモジュールにおける第
2の入力変調信号周波数と光変調出力電力/入力信号電
流比S21との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 モジュールパッケージ 2 レーザダイオードチップ 3 光ファイバ 4 チップキャリア 5 リードピン 6 レンズ 8 入力インピーダンス整合回路ユニット 11 モジュールパッケージ 12 レーザダイオードチップ 13 モジュールパッケージ内部の伝送路 14 バイアス回路 15 変調信号入力端子 16 所定の特性インピーダンスを持つ伝送路 17 入力インピーダンス整合用抵抗 18 入力インピーダンス整合回路ユニット 181 ボンディングワイヤ 182 インダクタンス素子 183 マイクロストリップライン 185,186 キャパシタンス素子 19 モジュールパッケージ外部のLC型整合回路 24 入力インピーダンス整合回路ユニット中に構成さ
れるバイアス回路 241 バイアス入力端子 242 チョークインダクタンス素子 243 DCカット用キャパシタンス素子 28 900MHz用入力インピーダンス整合回路ユニ
ット 38 1900MHz用入力インピーダンス整合回路ユ
ニット 48 900MHz及び1500MHz用入力インピー
ダンス整合回路ユニット 58 1900MHz及び2400MHz用入力インピ
ーダンス整合回路ユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードチップを収納すると共
    に変調信号入力端子を備えたモジュールパッケージの内
    部に、前記レーザダイオードチップと前記変調信号入力
    端子とを接続するインピーダンス整合回路ユニットを備
    え、このインピーダンス整合回路ユニットは、単一の誘
    電体基板上に金属伝送路および整合回路素子を配置して
    構成され、1又は2以上の周波数帯域を有することを特
    徴とする内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記入力インピーダンス整合回路ユニッ
    トは、所定の特性インピーダンスを有するマイクロスト
    リップライン、ボンディングワイヤ、及びリアクタンス
    素子を構成要素として含む請求項1記載の内蔵整合ユニ
    ット付き半導体レーザモジュール。
  3. 【請求項3】 前記入力インピーダンス整合回路ユニッ
    トが、前記マイクロストリップラインと直列に接続され
    るインダクタンス素子と、前記マイクロストリップライ
    ンと前記レーザダイオードのグランド側との間に接続さ
    れるキャパシタンス素子とを含んでいる請求項2記載の
    内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール。
  4. 【請求項4】 前記入力インピーダンス整合回路ユニッ
    トが、抵抗素子を構成要素として含み、かつ、前記レー
    ザダイオードチップと直列に接続されている請求項1、
    2又は3記載の内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジ
    ュール。
  5. 【請求項5】 前記抵抗素子の抵抗値が10Ω以下であ
    る請求項4記載の内蔵整合ユニット付き半導体レーザモ
    ジュール。
  6. 【請求項6】 前記抵抗素子が前記リアクタンス素子と
    前記レーザダイオードチップとの間に接続されている請
    求項4又は5記載の内蔵整合ユニット付き半導体レーザ
    モジュール。
  7. 【請求項7】 前記入力インピーダンス整合回路ユニッ
    トの回路定数が、複数の周波数帯域において同時に伝送
    効率が良くなるように設定されている請求項1から6の
    いずれか1項記載の内蔵整合ユニット付き半導体レーザ
    モジュール。
  8. 【請求項8】 前記入力インピーダンス整合回路ユニッ
    トが、バイアス回路及びバイアス入力端子を備えている
    請求項1から7のいずれか1項記載の内蔵整合ユニット
    付き半導体レーザモジュール。
  9. 【請求項9】 第1の周波数帯域で伝送効率が良くなる
    第1の入力インピーダンス整合回路ユニットと、第2の
    周波数帯域で伝送効率が良くなる第2の入力インピーダ
    ンス整合回路ユニットとが備えられ、第1および第2の
    入力インピーダンス整合回路ユニットが選択的に使用さ
    れることによって周波数特性が切り替えられる請求項1
    から8のいずれか1項記載の内蔵整合ユニット付き半導
    体レーザモジュール。
  10. 【請求項10】 第1組の複数の周波数帯域で伝送効率
    が良好となる第1の入力インピーダンス整合回路ユニッ
    トと、第2組の複数の周波数帯域で伝送効率が良好とな
    る第2の入力インピーダンス整合回路ユニットとが備え
    られ、第1および第2の入力インピーダンス整合回路ユ
    ニットが選択的に使用されることによって周波数特性が
    切り替えられる請求項1から8のいずれか1項記載の内
    蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール。
  11. 【請求項11】 3組以上の周波数帯域に対して、それ
    ぞれの周波数帯域で伝送効率が良好となる3以上の入力
    インピーダンス整合回路ユニットが選択的に使用される
    ことによって周波数特性が切り替えられる請求項1から
    8のいずれか1項記載の内蔵整合ユニット付き半導体レ
    ーザモジュール。
JP8227966A 1996-05-20 1996-08-29 内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール Pending JPH1075003A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8227966A JPH1075003A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール
US08/859,426 US5982793A (en) 1996-05-20 1997-05-20 Semiconductor laser module with internal matching circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8227966A JPH1075003A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1075003A true JPH1075003A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16869056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8227966A Pending JPH1075003A (ja) 1996-05-20 1996-08-29 内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1075003A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135396A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Macnica Inc 動作抵抗の小さい負荷抵抗を駆動するための回路
CN118367436A (zh) * 2024-06-19 2024-07-19 四川泰瑞创通讯技术股份有限公司 优化激光器打线阻抗匹配的光模块

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135396A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Macnica Inc 動作抵抗の小さい負荷抵抗を駆動するための回路
CN118367436A (zh) * 2024-06-19 2024-07-19 四川泰瑞创通讯技术股份有限公司 优化激光器打线阻抗匹配的光模块

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6724263B2 (en) High-frequency power amplifier
US6876258B2 (en) High-frequency amplifier and radio transmission device with circuit scale and current consumption reduced to achieve high efficiency
US6169461B1 (en) High-frequency oscillating circuit
JPH0990302A (ja) 光変調器モジュール,及びその製造方法
JP3062485B2 (ja) 半導体デバイス
EP0064323B1 (en) An electronic circuit, such as an electronically tunable oscillator circuit, including an lc resonant circuit
US5982793A (en) Semiconductor laser module with internal matching circuit
CN111010093A (zh) 一种集成Doherty放大器及其合路器
US7068115B2 (en) Monolithic microwave integrated circuit voltage controlled coupled feedback oscillator
EP1137171A1 (en) Microwave amplifier
US20030076174A1 (en) Radio frequency amplifier
KR0181896B1 (ko) 고속 광 모듈의 광대역화 장치
US20250219353A1 (en) Optoelectronic component and fabrication method thereof
KR101960651B1 (ko) 낮은 임피던스 공급 피드를 가진 포락선 추적 전력 증폭기
KR100664485B1 (ko) 다기능의 고주파 집적 회로 구조물
JPH1075003A (ja) 内蔵整合ユニット付き半導体レーザモジュール
JPH09307169A (ja) 半導体レーザモジュール
JPH1098451A (ja) 多入力端子付き半導体レーザモジュール
US12273080B2 (en) Radio-frequency circuit and communication device
US7928815B2 (en) Amplifier
KR100992241B1 (ko) 고주파 스위치 회로
US4797638A (en) Oscillator including a transistor used both as constant current source and amplifier
JPH09307173A (ja) 半導体レーザモジュール
US20040027633A1 (en) Off-chip matching circuit for electroabsorption optical modulator
JPH10233741A (ja) 光受信器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051121