JPH1098451A - 多入力端子付き半導体レーザモジュール - Google Patents
多入力端子付き半導体レーザモジュールInfo
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- JPH1098451A JPH1098451A JP8251045A JP25104596A JPH1098451A JP H1098451 A JPH1098451 A JP H1098451A JP 8251045 A JP8251045 A JP 8251045A JP 25104596 A JP25104596 A JP 25104596A JP H1098451 A JPH1098451 A JP H1098451A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体レーザモジュールの有効稼働効率が低
く、調整工程が必要であり、コストアップになる。 【解決手段】 モジュールパッケージ1に、変調信号を
入力するための複数の変調信号入力端子5、その変調信
号入力端子5に接続された内部入力インピーダンス整合
回路81、及び内部入力インピーダンス整合回路81の
出力信号を光信号に変換するレーザダイオード2を備
え、内部入力インピーダンス整合回路81は、信号伝送
路6とレーザダイオード2とのインピーダンス整合を、
複数の変調信号入力端子に対応した各々異なる周波数帯
域に対して実現できる。
く、調整工程が必要であり、コストアップになる。 【解決手段】 モジュールパッケージ1に、変調信号を
入力するための複数の変調信号入力端子5、その変調信
号入力端子5に接続された内部入力インピーダンス整合
回路81、及び内部入力インピーダンス整合回路81の
出力信号を光信号に変換するレーザダイオード2を備
え、内部入力インピーダンス整合回路81は、信号伝送
路6とレーザダイオード2とのインピーダンス整合を、
複数の変調信号入力端子に対応した各々異なる周波数帯
域に対して実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接変調方式を用
いた光通信システムに用いる半導体レーザモジュールに
関する。
いた光通信システムに用いる半導体レーザモジュールに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体レーザモジュールは、CA
TV、公衆通信など、マイクロ波周波数領域の信号を取
り扱う通信分野への適用が盛んに試みられ、実用化が始
まっている。このなかで、雑音や信号歪みの累積が少な
い数百m〜数kmの短中距離伝送においては、高周波信
号を直接変調信号として光信号に変換する直接強度変調
方式が、設備の簡便性、コストの面で有効である。
TV、公衆通信など、マイクロ波周波数領域の信号を取
り扱う通信分野への適用が盛んに試みられ、実用化が始
まっている。このなかで、雑音や信号歪みの累積が少な
い数百m〜数kmの短中距離伝送においては、高周波信
号を直接変調信号として光信号に変換する直接強度変調
方式が、設備の簡便性、コストの面で有効である。
【0003】以下に従来の半導体レーザモジュールにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0004】図9に、従来の半導体レーザモジュールの
第1の構成例の電気的等価回路を示す。図9において、
1はモジュールパッケージ、2はレーザダイオード、3
はモジュールパッケージ内部の伝送路、4はDCバイア
ス回路、5は変調信号入力端子、6は規定の特性インピ
ーダンスの信号伝送路、7はモジュールパッケージ1外
部のLC型入力インピーダンス整合回路である。
第1の構成例の電気的等価回路を示す。図9において、
1はモジュールパッケージ、2はレーザダイオード、3
はモジュールパッケージ内部の伝送路、4はDCバイア
ス回路、5は変調信号入力端子、6は規定の特性インピ
ーダンスの信号伝送路、7はモジュールパッケージ1外
部のLC型入力インピーダンス整合回路である。
【0005】まず、DCバイアス回路4からDC駆動電
流を投入してレーザダイオード2を励起発振させる。次
に、変調信号入力端子5から高周波変調信号を入力して
レーザダイオード2を直接変調する。通常、レーザダイ
オードの負荷は数Ωであり、信号伝送路6の特性インピ
ーダンスは50Ωである。そこで、外部入力インピーダ
ンス整合回路7を挿入し、整合回路を構成するLCリア
クタンス成分の回路定数を適切に設定することによっ
て、所望の周波数帯域における信号伝送路6の特性イン
ピーダンスと半導体レーザモジュールとの整合を実現さ
せている。
流を投入してレーザダイオード2を励起発振させる。次
に、変調信号入力端子5から高周波変調信号を入力して
レーザダイオード2を直接変調する。通常、レーザダイ
オードの負荷は数Ωであり、信号伝送路6の特性インピ
ーダンスは50Ωである。そこで、外部入力インピーダ
ンス整合回路7を挿入し、整合回路を構成するLCリア
クタンス成分の回路定数を適切に設定することによっ
て、所望の周波数帯域における信号伝送路6の特性イン
ピーダンスと半導体レーザモジュールとの整合を実現さ
せている。
【0006】また、図10に示す従来の半導体レーザモ
ジュールの第2の構成では、モジュールパッケージ1の
内部にLC型入力インピーダンス整合回路8を挿入し、
LC回路定数の選択自由度を拡張できる。このため、第
1の構成の外部入力インピーダンス整合回路7では実現
困難であった周波数帯域の入力インピーダンス整合を実
現させている。この詳細な構成と機能については、特願
平8−125103に詳しい。
ジュールの第2の構成では、モジュールパッケージ1の
内部にLC型入力インピーダンス整合回路8を挿入し、
LC回路定数の選択自由度を拡張できる。このため、第
1の構成の外部入力インピーダンス整合回路7では実現
困難であった周波数帯域の入力インピーダンス整合を実
現させている。この詳細な構成と機能については、特願
平8−125103に詳しい。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】従来、整合用抵抗素
子挿入による入力インピーダンス整合の場合では、変調
信号電力の多くが負荷抵抗部分で消費されてしまいレー
ザダイオードが変換する入力電力変換効率が低下してい
た。これに対して、以上のようなLC型入力インピーダ
ンス整合回路を利用したインピーダンス整合では、高い
入力電力変換効率が実現できる反面、周波数帯域が制限
される問題を有している。
子挿入による入力インピーダンス整合の場合では、変調
信号電力の多くが負荷抵抗部分で消費されてしまいレー
ザダイオードが変換する入力電力変換効率が低下してい
た。これに対して、以上のようなLC型入力インピーダ
ンス整合回路を利用したインピーダンス整合では、高い
入力電力変換効率が実現できる反面、周波数帯域が制限
される問題を有している。
【0008】上記の第1の従来構成では、レーザダイオ
ード2と変調信号入力端子5とを結ぶモジュールパッケ
ージ1内部の伝送路3がマイクロストリップライン、ボ
ンディングワイヤなどで構成されインダクタンス成分と
して機能する。このため、モジュールパッケージ1外部
のLC型インピーダンス整合回路7による整合可能な周
波数領域を制限してしまう。図11は光変調レベルを光
変調出力電力と変調信号入力電流の比S21で表した周
波数特性のグラフである。外部入力インピーダンス整合
回路7を挿入したことにより、レーザダイオード2が変
換できる変調信号電力が大くなるので、周波数600M
Hzにおいて高い光出力レベルが実現できることが図1
1から分かる。しかし、モジュールパッケージ1内部の
伝送路3がインダクタンス成分として機能する電気長を
有するので、これらの影響により、所望する周波数帯
域、例えば1200MHzでの入力インピーダンスの整
合が実現できない。
ード2と変調信号入力端子5とを結ぶモジュールパッケ
ージ1内部の伝送路3がマイクロストリップライン、ボ
ンディングワイヤなどで構成されインダクタンス成分と
して機能する。このため、モジュールパッケージ1外部
のLC型インピーダンス整合回路7による整合可能な周
波数領域を制限してしまう。図11は光変調レベルを光
変調出力電力と変調信号入力電流の比S21で表した周
波数特性のグラフである。外部入力インピーダンス整合
回路7を挿入したことにより、レーザダイオード2が変
換できる変調信号電力が大くなるので、周波数600M
Hzにおいて高い光出力レベルが実現できることが図1
1から分かる。しかし、モジュールパッケージ1内部の
伝送路3がインダクタンス成分として機能する電気長を
有するので、これらの影響により、所望する周波数帯
域、例えば1200MHzでの入力インピーダンスの整
合が実現できない。
【0009】また、別の所望する周波数帯域の整合を実
現したい場合には、外部入力インピーダンス整合回路7
の回路構成、回路定数を変更しなくてはならない。この
ため、新たに回路設計、組立、調整、検査などの工程が
発生することとなる。
現したい場合には、外部入力インピーダンス整合回路7
の回路構成、回路定数を変更しなくてはならない。この
ため、新たに回路設計、組立、調整、検査などの工程が
発生することとなる。
【0010】また、モジュールパッケージ1外部に数個
の回路素子から構成されるLC型入力インピーダンス整
合回路7を実装するためのスペースを確保せねばなら
ず、装置の大型化を誘起する。
の回路素子から構成されるLC型入力インピーダンス整
合回路7を実装するためのスペースを確保せねばなら
ず、装置の大型化を誘起する。
【0011】さらに、モジュールパッケージ1外部のL
C型インピーダンス整合回路7に関して、実装するプリ
ント基板の材質、伝送路、整合回路素子、モジュールお
よび回路素子の実装状態の差異によって回路定数のばら
つきが発生して、変換効率低下、整合周波数帯域のシフ
トなどの特性劣化を引き起こす。このため、半導体レー
ザモジュールのデバイス単体で所望周波数の特性を補償
することができず、入力インピーダンス整合状態の検
査、および調整の工程が付加されなくてはならず、コス
トアップならびに特性未達による歩留まり低下の要因と
なる。
C型インピーダンス整合回路7に関して、実装するプリ
ント基板の材質、伝送路、整合回路素子、モジュールお
よび回路素子の実装状態の差異によって回路定数のばら
つきが発生して、変換効率低下、整合周波数帯域のシフ
トなどの特性劣化を引き起こす。このため、半導体レー
ザモジュールのデバイス単体で所望周波数の特性を補償
することができず、入力インピーダンス整合状態の検
査、および調整の工程が付加されなくてはならず、コス
トアップならびに特性未達による歩留まり低下の要因と
なる。
【0012】また、第2の従来構成では、内部の入力イ
ンピーダンス整合回路8により、LC回路定数の選択自
由度を拡張しているため、第1の構成の外部入力インピ
ーダンス整合回路7では実現困難であった周波数帯域の
入力インピーダンス整合を調整なしに実現させている。
図12は光変調レベルを光変調出力電力と変調信号入力
電流の比S21で表した周波数特性のグラフである。所
望する例えば1200MHzにおける入力インピーダン
ス整合を実現し、光変調レベルを高くすることができ
た。しかし、整合回路素子が封止されたモジュールパッ
ケージ1の内部に存在するため、設定以外の周波数帯域
の整合を行うことは不可能である。このため、ある1種
類の周波数帯域のみが補償された特性であり用途が限定
されており、モジュールの有効稼働効率が低い。
ンピーダンス整合回路8により、LC回路定数の選択自
由度を拡張しているため、第1の構成の外部入力インピ
ーダンス整合回路7では実現困難であった周波数帯域の
入力インピーダンス整合を調整なしに実現させている。
図12は光変調レベルを光変調出力電力と変調信号入力
電流の比S21で表した周波数特性のグラフである。所
望する例えば1200MHzにおける入力インピーダン
ス整合を実現し、光変調レベルを高くすることができ
た。しかし、整合回路素子が封止されたモジュールパッ
ケージ1の内部に存在するため、設定以外の周波数帯域
の整合を行うことは不可能である。このため、ある1種
類の周波数帯域のみが補償された特性であり用途が限定
されており、モジュールの有効稼働効率が低い。
【0013】本発明は、上記のような従来の課題を解決
するためになされたものであり、それぞれ異なる周波数
帯域におけるインピーダンス整合を実現する入力インピ
ーダンス整合回路に接続された複数の変調信号入力端子
を具備し、その内一つを選択して利用することにより、
所望の周波数帯域において少ない変調信号電力で高い変
調度が得られ、調整工程が不要である多入力端子付き半
導体レーザモジュールを提供することを目的とする。
するためになされたものであり、それぞれ異なる周波数
帯域におけるインピーダンス整合を実現する入力インピ
ーダンス整合回路に接続された複数の変調信号入力端子
を具備し、その内一つを選択して利用することにより、
所望の周波数帯域において少ない変調信号電力で高い変
調度が得られ、調整工程が不要である多入力端子付き半
導体レーザモジュールを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部回路から
変調信号を入力するための複数の変調信号入力端子と、
その複数の変調信号入力端子に接続された入力インピー
ダンス整合回路と、その入力インピーダンス整合回路の
出力信号を光信号に変換するレーザダイオード及び前記
レーザダイオードを収納するモジュールパッケージとを
備え、前記入力インピーダンス整合回路は前記モジュー
ルパッケージ内部に搭載され、前記複数の変調信号入力
端子から前記レーザダイオード側を見たときに複数の入
力インピーダンスを有し、前記外部回路と前記レーザダ
イオードとのインピーダンス整合を、前記複数の入力イ
ンピーダンスに対応した各々異なる周波数帯域に対して
実現できるものであることを特徴とする多入力端子付き
半導体レーザモジュールである。
変調信号を入力するための複数の変調信号入力端子と、
その複数の変調信号入力端子に接続された入力インピー
ダンス整合回路と、その入力インピーダンス整合回路の
出力信号を光信号に変換するレーザダイオード及び前記
レーザダイオードを収納するモジュールパッケージとを
備え、前記入力インピーダンス整合回路は前記モジュー
ルパッケージ内部に搭載され、前記複数の変調信号入力
端子から前記レーザダイオード側を見たときに複数の入
力インピーダンスを有し、前記外部回路と前記レーザダ
イオードとのインピーダンス整合を、前記複数の入力イ
ンピーダンスに対応した各々異なる周波数帯域に対して
実現できるものであることを特徴とする多入力端子付き
半導体レーザモジュールである。
【0015】この構成により、高周波信号を伝送する信
号ラインを、これらの複数の変調信号入力端子のうち一
つを選択して接続することにより、所望する周波数帯域
の整合を実現できる。これ以外の周波数帯域を利用する
場合には、変調信号入力端子の接続を切り替えれば良
い。
号ラインを、これらの複数の変調信号入力端子のうち一
つを選択して接続することにより、所望する周波数帯域
の整合を実現できる。これ以外の周波数帯域を利用する
場合には、変調信号入力端子の接続を切り替えれば良
い。
【0016】また、好ましい例としては、入力インピー
ダンス整合回路が、規定の特性インピーダンスを持つマ
イクロストリップライン、ボンディングワイヤもしくは
リアクタンス素子を構成要素として含み、リアクタンス
素子がマイクロストリップラインとレーザダイオードの
ホット側との間に接続された構成とする。
ダンス整合回路が、規定の特性インピーダンスを持つマ
イクロストリップライン、ボンディングワイヤもしくは
リアクタンス素子を構成要素として含み、リアクタンス
素子がマイクロストリップラインとレーザダイオードの
ホット側との間に接続された構成とする。
【0017】そして、マイクロストリップライン、ボン
ディングワイヤもしくはリアクタンス素子を制御するこ
とにより、入力インピーダンス整合回路が所望の周波数
領域における入力インピーダンス整合を実現できる。こ
の際、単一の周波数帯域でのインピーダンス整合のみな
らず、複数の周波数帯域において伝送効率が同時に良好
となるようにインピーダンス整合をとっても良い。
ディングワイヤもしくはリアクタンス素子を制御するこ
とにより、入力インピーダンス整合回路が所望の周波数
領域における入力インピーダンス整合を実現できる。こ
の際、単一の周波数帯域でのインピーダンス整合のみな
らず、複数の周波数帯域において伝送効率が同時に良好
となるようにインピーダンス整合をとっても良い。
【0018】また、入力インピーダンス整合回路が、さ
らに抵抗素子を構成要素として含み、抵抗素子がマイク
ロストリップラインに直列に接続されていることによ
り、整合状態および駆動電流の変化を抑制することがで
きる。但し、挿入損失を抑制する観点から、抵抗素子の
抵抗値は10Ω以下であることが望ましい。
らに抵抗素子を構成要素として含み、抵抗素子がマイク
ロストリップラインに直列に接続されていることによ
り、整合状態および駆動電流の変化を抑制することがで
きる。但し、挿入損失を抑制する観点から、抵抗素子の
抵抗値は10Ω以下であることが望ましい。
【0019】更に、バイアス回路をモジュールパッケー
ジ内部に設けて、レーザダイオードを駆動する構成とす
れば、外部のバイアス回路のスペースを省くことがで
き、更なる集積化向上が可能となる。
ジ内部に設けて、レーザダイオードを駆動する構成とす
れば、外部のバイアス回路のスペースを省くことがで
き、更なる集積化向上が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1にかか
る多入力端子付き半導体レーザモジュールの構成図を示
す。図1において、1はモジュールパッケージ、2はレ
ーザダイオード、5はn個の変調信号入力端子、6は規
定の特性インピーダンスの信号伝送路、81は内部入力
インピーダンス整合回路である。内部入力インピーダン
ス整合回路81はレーザダイオード2とn個の変調信号
入力端子5の間に挿入され、両者を接続している。
を示す図面に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1にかか
る多入力端子付き半導体レーザモジュールの構成図を示
す。図1において、1はモジュールパッケージ、2はレ
ーザダイオード、5はn個の変調信号入力端子、6は規
定の特性インピーダンスの信号伝送路、81は内部入力
インピーダンス整合回路である。内部入力インピーダン
ス整合回路81はレーザダイオード2とn個の変調信号
入力端子5の間に挿入され、両者を接続している。
【0021】以下本実施の形態の説明を、図2に示すよ
うな変調信号入力端子5が2つから構成されている場合
について行う。図2は、上記構成の半導体レーザモジュ
ールの電気的等価回路である。図2において、従来の説
明に用いた図10と同じ回路要素については同じ番号を
付している。図2は以下の点で図10と異なっている。
つまり、内部入力インピーダンス整合回路に接続される
一つの変調信号入力端子5が、第1の変調信号入力端子
51と第2の変調信号入力端子52の2つから構成され
ている。そして、(a)では第1の変調信号入力端子5
1に信号伝送路6及びDCバイアス回路4が接続され、
第2の変調信号入力端子52は開放されている。一方、
(b)では、第1の変調信号入力端子51が開放され、
第2の変調信号入力端子52に信号伝送路6及びDCバ
イアス回路4が接続される。内部入力インピーダンス整
合回路81は、マイクロストリップライン、リアクタン
ス素子、ボンディングワイヤから構成されるが、(a)
及び(b)では、各変調信号入力端子51,52からレ
ーザダイオード2側を見た内部入力インピーダンス整合
回路81の回路構成が異なる(詳細は後述)。このた
め、伝送効率が良好となる周波数帯域が異なる。
うな変調信号入力端子5が2つから構成されている場合
について行う。図2は、上記構成の半導体レーザモジュ
ールの電気的等価回路である。図2において、従来の説
明に用いた図10と同じ回路要素については同じ番号を
付している。図2は以下の点で図10と異なっている。
つまり、内部入力インピーダンス整合回路に接続される
一つの変調信号入力端子5が、第1の変調信号入力端子
51と第2の変調信号入力端子52の2つから構成され
ている。そして、(a)では第1の変調信号入力端子5
1に信号伝送路6及びDCバイアス回路4が接続され、
第2の変調信号入力端子52は開放されている。一方、
(b)では、第1の変調信号入力端子51が開放され、
第2の変調信号入力端子52に信号伝送路6及びDCバ
イアス回路4が接続される。内部入力インピーダンス整
合回路81は、マイクロストリップライン、リアクタン
ス素子、ボンディングワイヤから構成されるが、(a)
及び(b)では、各変調信号入力端子51,52からレ
ーザダイオード2側を見た内部入力インピーダンス整合
回路81の回路構成が異なる(詳細は後述)。このた
め、伝送効率が良好となる周波数帯域が異なる。
【0022】以下、本実施の形態の半導体レーザモジュ
ールの機能について具体的に説明する。DCバイアス回
路4からDC駆動電流が供給されると、(a)の場合は
変調信号入力端子51、(b)の場合は変調信号入力端
子52から入力され、レーザダイオード2が励起されて
発振する。そして、信号伝送路6から高周波変調信号を
入力することにより、レーザダイオード2を直接変調す
ることができる。レーザダイオード2の数Ωの負荷と、
信号伝送路6の特性インピーダンス50Ωとのインピー
ダンス整合をとる働きを内部入力インピーダンス整合回
路81が担う。つまり、内部入力インピーダンス整合回
路81を構成する各要素の定数を適切に設定することに
よって、所望の周波数信号帯域における信号伝送路6の
特性インピーダンスとレーザダイオード2の負荷インピ
ーダンスとを整合させることができる。そして、(a)
及び(b)のように、変調信号入力端子51,52のう
ち一つを選択して接続することにより、整合周波数や帯
域などの整合特性を切り替えることができる。
ールの機能について具体的に説明する。DCバイアス回
路4からDC駆動電流が供給されると、(a)の場合は
変調信号入力端子51、(b)の場合は変調信号入力端
子52から入力され、レーザダイオード2が励起されて
発振する。そして、信号伝送路6から高周波変調信号を
入力することにより、レーザダイオード2を直接変調す
ることができる。レーザダイオード2の数Ωの負荷と、
信号伝送路6の特性インピーダンス50Ωとのインピー
ダンス整合をとる働きを内部入力インピーダンス整合回
路81が担う。つまり、内部入力インピーダンス整合回
路81を構成する各要素の定数を適切に設定することに
よって、所望の周波数信号帯域における信号伝送路6の
特性インピーダンスとレーザダイオード2の負荷インピ
ーダンスとを整合させることができる。そして、(a)
及び(b)のように、変調信号入力端子51,52のう
ち一つを選択して接続することにより、整合周波数や帯
域などの整合特性を切り替えることができる。
【0023】具体的な整合実施の例として、第1の変調
信号入力端子51を600MHz、第2の変調信号入力
端子52を1200MHzにおける入力インピーダンス
の整合を行った例を図3に示す。図3は光変調レベルを
光変調出力電力と変調信号入力電流との比S21で表し
たグラフである。図3において、11は第1の変調信号
入力端子51に接続した場合の光変調出力、12は第2
の変調信号入力端子52に接続した場合の光変調出力で
ある。このグラフから分かるように、第1の所望の周波
数600MHz、第2の所望の周波数1200MHzが
変調信号入力端子の接続の切り替えのみによって特性を
変えることが可能である。
信号入力端子51を600MHz、第2の変調信号入力
端子52を1200MHzにおける入力インピーダンス
の整合を行った例を図3に示す。図3は光変調レベルを
光変調出力電力と変調信号入力電流との比S21で表し
たグラフである。図3において、11は第1の変調信号
入力端子51に接続した場合の光変調出力、12は第2
の変調信号入力端子52に接続した場合の光変調出力で
ある。このグラフから分かるように、第1の所望の周波
数600MHz、第2の所望の周波数1200MHzが
変調信号入力端子の接続の切り替えのみによって特性を
変えることが可能である。
【0024】以上のように本実施の形態によれば、モジ
ュールパッケージ1の内部に入力インピーダンス整合回
路81を設け、異なる周波数帯域で伝送効率及び光変調
効率が良好となる構成で2つの変調信号入力端子51及
び52を接続し、いずれか一方の変調信号入力端子から
高周波変調信号を入力することを選択することにより、
所望の2つの周波数帯域の整合特性を一つのモジュール
で切り替えることを可能とする半導体レーザモジュール
を実現することができる。
ュールパッケージ1の内部に入力インピーダンス整合回
路81を設け、異なる周波数帯域で伝送効率及び光変調
効率が良好となる構成で2つの変調信号入力端子51及
び52を接続し、いずれか一方の変調信号入力端子から
高周波変調信号を入力することを選択することにより、
所望の2つの周波数帯域の整合特性を一つのモジュール
で切り替えることを可能とする半導体レーザモジュール
を実現することができる。
【0025】また、内部入力インピーダンス整合回路8
1がモジュールパッケージ1の内部に存在することによ
り、安定した整合特性を実現することができる。このた
め、特性のばらつきが発生しやすい外部の整合回路に比
較して、変換効率の低下、整合周波数帯域のシフトなど
の特性劣化が発生する確率を低減できる。また、半導体
レーザモジュール単体で所望周波数の特性を補償するこ
とが可能となり、入力インピーダンスの検査及び調整の
工程を不要化もしくは大幅に削減することが可能とな
り、コストダウンおよび歩留まりの改善を行うことがで
きる。
1がモジュールパッケージ1の内部に存在することによ
り、安定した整合特性を実現することができる。このた
め、特性のばらつきが発生しやすい外部の整合回路に比
較して、変換効率の低下、整合周波数帯域のシフトなど
の特性劣化が発生する確率を低減できる。また、半導体
レーザモジュール単体で所望周波数の特性を補償するこ
とが可能となり、入力インピーダンスの検査及び調整の
工程を不要化もしくは大幅に削減することが可能とな
り、コストダウンおよび歩留まりの改善を行うことがで
きる。
【0026】なお、本実施の形態では、モジュールパッ
ケージ1の内部に設けた内部入力インピーダンス整合回
路81の構成要素は、マイクロストリップライン、リア
クタンス素子、ボンディングワイヤを用いたが、回路の
構成はこの限りではなく、各回路素子の配列、種類、構
成数量を特に制限するものではない。
ケージ1の内部に設けた内部入力インピーダンス整合回
路81の構成要素は、マイクロストリップライン、リア
クタンス素子、ボンディングワイヤを用いたが、回路の
構成はこの限りではなく、各回路素子の配列、種類、構
成数量を特に制限するものではない。
【0027】また、本実施の形態では、変調信号入力端
子の数を2つとしたが、これに限らず、3つ以上であっ
ても良いことは言うまでもない。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2に係る半
導体レーザモジュールの電気的等価回路を図4に示す。
この回路が実施の形態1の図2と異なる点は抵抗素子
(以下、負荷抵抗という)9が内部入力インピーダンス
整合回路81とレーザダイオード2の間に直列に挿入さ
れている点である。この負荷抵抗9は、レーザダイオー
ド2のインピーダンスの変動による整合状態の変化、及
び駆動電流の変化を抑制する機能を有する。つまり、レ
ーザダイオード2のインピーダンスと負荷抵抗9との合
成値を、レーザダイオード2のインピーダンスに対して
大きい値に設定することにより、レーザダイオード2の
変動によるインピーダンス不整合の発生が抑制される。
また、高周波変調信号の2次もしくは3次の相互変調歪
みの増大も抑制される。この負荷抵抗9の値は、変換効
率低下を回避する観点から、10Ω以下、望ましくは5
Ω以下とするのが良い。
子の数を2つとしたが、これに限らず、3つ以上であっ
ても良いことは言うまでもない。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2に係る半
導体レーザモジュールの電気的等価回路を図4に示す。
この回路が実施の形態1の図2と異なる点は抵抗素子
(以下、負荷抵抗という)9が内部入力インピーダンス
整合回路81とレーザダイオード2の間に直列に挿入さ
れている点である。この負荷抵抗9は、レーザダイオー
ド2のインピーダンスの変動による整合状態の変化、及
び駆動電流の変化を抑制する機能を有する。つまり、レ
ーザダイオード2のインピーダンスと負荷抵抗9との合
成値を、レーザダイオード2のインピーダンスに対して
大きい値に設定することにより、レーザダイオード2の
変動によるインピーダンス不整合の発生が抑制される。
また、高周波変調信号の2次もしくは3次の相互変調歪
みの増大も抑制される。この負荷抵抗9の値は、変換効
率低下を回避する観点から、10Ω以下、望ましくは5
Ω以下とするのが良い。
【0028】図4において、(a)は、第1の変調信号
入力端子51を選択して、それにDCバイアス回路4及
び信号伝送路6を接続した場合を示し、(b)は、第2
の変調信号入力端子52を選択して、それにDCバイア
ス回路4及び信号伝送路6を接続した場合を示してい
る。
入力端子51を選択して、それにDCバイアス回路4及
び信号伝送路6を接続した場合を示し、(b)は、第2
の変調信号入力端子52を選択して、それにDCバイア
ス回路4及び信号伝送路6を接続した場合を示してい
る。
【0029】以上のように、本実施の形態の半導体レー
ザモジュールによれば、モジュールパッケージ内部にレ
ーザダイオード2と内部入力インピーダンス整合回路8
1との間に、直列接続された抵抗素子9が備えられてい
ることにより、所望の二つの周波数帯域における入力イ
ンピーダンス整合の切り替えが変調信号入力端子の接続
の選択により行うことができ、かつ動作状態が変化した
ときのインピーダンス不整合の発生が抑制される。
ザモジュールによれば、モジュールパッケージ内部にレ
ーザダイオード2と内部入力インピーダンス整合回路8
1との間に、直列接続された抵抗素子9が備えられてい
ることにより、所望の二つの周波数帯域における入力イ
ンピーダンス整合の切り替えが変調信号入力端子の接続
の選択により行うことができ、かつ動作状態が変化した
ときのインピーダンス不整合の発生が抑制される。
【0030】なお、高周波変調信号の2次もしくは3次
の相互変調歪みの増大を抑制する目的であれば、負荷抵
抗の挿入位置は、内部入力インピーダンス整合回路81
とレーザダイオード2との間に限らず、また入力インピ
ーダンス整合回路ユニットの構成によらず、レーザダイ
オード2と直列に配置される何れの位置に挿入しても良
い。例えば内部入力インピーダンス整合回路81内部に
設けてもよい。この場合、更に内部入力インピーダンス
整合回路81がマイクロストリップライン、リアクタン
ス素子、あるいはボンディングワイヤを有するものであ
れば、それらに直列に接続すればよい。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3に係る半
導体レーザモジュールについて説明する。電気的等価回
路の構成は実施の形態1の図2もしくは実施の形態2の
図4のいずれかと共通である。但し、実施の形態1もし
くは実施の形態2の図2もしくは図4と異なるのは、内
部入力インピーダンス整合回路81の構成要素の定数が
異なる。内部入力インピーダンス整合回路81の構成要
素のマイクロストリップライン、リアクタンス素子、ボ
ンディングワイヤを調整することにより、各変調信号入
力端子51,52に対して、それぞれ2つの周波数帯域
の入力インピーダンスの整合を同時に行うことができ
る。
の相互変調歪みの増大を抑制する目的であれば、負荷抵
抗の挿入位置は、内部入力インピーダンス整合回路81
とレーザダイオード2との間に限らず、また入力インピ
ーダンス整合回路ユニットの構成によらず、レーザダイ
オード2と直列に配置される何れの位置に挿入しても良
い。例えば内部入力インピーダンス整合回路81内部に
設けてもよい。この場合、更に内部入力インピーダンス
整合回路81がマイクロストリップライン、リアクタン
ス素子、あるいはボンディングワイヤを有するものであ
れば、それらに直列に接続すればよい。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3に係る半
導体レーザモジュールについて説明する。電気的等価回
路の構成は実施の形態1の図2もしくは実施の形態2の
図4のいずれかと共通である。但し、実施の形態1もし
くは実施の形態2の図2もしくは図4と異なるのは、内
部入力インピーダンス整合回路81の構成要素の定数が
異なる。内部入力インピーダンス整合回路81の構成要
素のマイクロストリップライン、リアクタンス素子、ボ
ンディングワイヤを調整することにより、各変調信号入
力端子51,52に対して、それぞれ2つの周波数帯域
の入力インピーダンスの整合を同時に行うことができ
る。
【0031】具体例として、第1の所望の周波数として
900MHz及び1500MHzの2帯域、第2の所望
の周波数として1800MH及び2400MHzの2帯
域における入力インピーダンス整合を行った特性例を図
5に示す。図5は光変調レベルを光変調出力電力と変調
信号入力電流との比S21で表したグラフである。図5
において、13は第1の変調信号入力端子51に接続し
た場合の光変調出力、14は第2の変調信号入力端子5
2に接続した場合の光変調出力である。このグラフから
分かるように、第1の所望の周波数900MHzと15
00MHz、第2の所望の周波数1800MHzと24
00MHzが入力変調信号端子の接続の切り替えのみに
よって特性を替えることが可能である。
900MHz及び1500MHzの2帯域、第2の所望
の周波数として1800MH及び2400MHzの2帯
域における入力インピーダンス整合を行った特性例を図
5に示す。図5は光変調レベルを光変調出力電力と変調
信号入力電流との比S21で表したグラフである。図5
において、13は第1の変調信号入力端子51に接続し
た場合の光変調出力、14は第2の変調信号入力端子5
2に接続した場合の光変調出力である。このグラフから
分かるように、第1の所望の周波数900MHzと15
00MHz、第2の所望の周波数1800MHzと24
00MHzが入力変調信号端子の接続の切り替えのみに
よって特性を替えることが可能である。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、モジ
ュールパッケージ1の内部に入力インピーダンス整合回
路81を設け、その内部入力インピーダンス整合回路8
1を、2つの変調信号入力端子51,52のそれぞれに
ついて、2帯域を同時に伝送効率及び光変調効率が良好
となる異なる周波数帯域を有する構成とし、いずれか一
方の変調信号入力端子を選択して高周波変調信号を入力
することにより、所望の2組の周波数帯域の整合特性
を、一つのモジュールで切り替えることを可能とする半
導体レーザモジュールを実現することができる。
ュールパッケージ1の内部に入力インピーダンス整合回
路81を設け、その内部入力インピーダンス整合回路8
1を、2つの変調信号入力端子51,52のそれぞれに
ついて、2帯域を同時に伝送効率及び光変調効率が良好
となる異なる周波数帯域を有する構成とし、いずれか一
方の変調信号入力端子を選択して高周波変調信号を入力
することにより、所望の2組の周波数帯域の整合特性
を、一つのモジュールで切り替えることを可能とする半
導体レーザモジュールを実現することができる。
【0033】なお、本実施の形態では、第1、第2の変
調信号入力端子とも、二つの帯域を同時に整合する周波
数帯域を有する構成としたが、同時に整合する帯域の数
の組み合わせはこの限りではない。例えば、1帯域と2
帯域の切り替え、2帯域と3帯域の切り替えなどの組み
合わせであっても良い。 (実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4に係る半
導体レーザモジュールの電気的等価回路を図6に示す。
この回路が実施の形態1の図2と異なる点は、DCバイ
アス回路24をモジュールパッケージ1の内部に搭載
し、それをレーザダイオード2と内部入力インピーダン
ス整合回路81の間に配置した点である。このDCバイ
アス回路24は、バイアス入力端子241、バイアス入
力端子241側への高周波変調信号の阻止を目的とする
チョークインダクタンス242、変調信号入力端子5
1,52側へのDC電流の阻止を目的とするDCカット
用キャパシタンス243から構成される。但し、チョー
クインダクタンス242及びDCカット用キャパシタン
ス243はそれぞれ、十分に大きな誘導値、容量値を有
するため、入力インピーダンスの整合状態の変化には寄
与しない。すなわち、実施の形態1の図2の構成の特
性、図3の特性が保存される。
調信号入力端子とも、二つの帯域を同時に整合する周波
数帯域を有する構成としたが、同時に整合する帯域の数
の組み合わせはこの限りではない。例えば、1帯域と2
帯域の切り替え、2帯域と3帯域の切り替えなどの組み
合わせであっても良い。 (実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4に係る半
導体レーザモジュールの電気的等価回路を図6に示す。
この回路が実施の形態1の図2と異なる点は、DCバイ
アス回路24をモジュールパッケージ1の内部に搭載
し、それをレーザダイオード2と内部入力インピーダン
ス整合回路81の間に配置した点である。このDCバイ
アス回路24は、バイアス入力端子241、バイアス入
力端子241側への高周波変調信号の阻止を目的とする
チョークインダクタンス242、変調信号入力端子5
1,52側へのDC電流の阻止を目的とするDCカット
用キャパシタンス243から構成される。但し、チョー
クインダクタンス242及びDCカット用キャパシタン
ス243はそれぞれ、十分に大きな誘導値、容量値を有
するため、入力インピーダンスの整合状態の変化には寄
与しない。すなわち、実施の形態1の図2の構成の特
性、図3の特性が保存される。
【0034】図6において、(a)は、第1の変調信号
入力端子51を選択して、それに信号伝送路6を接続し
た場合を示し、(b)は、第2の変調信号入力端子52
を選択して、それに信号伝送路6を接続した場合を示し
ている。
入力端子51を選択して、それに信号伝送路6を接続し
た場合を示し、(b)は、第2の変調信号入力端子52
を選択して、それに信号伝送路6を接続した場合を示し
ている。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、通
常、モジュールパッケージ1の外部に設けられるDCバ
イアス回路24をモジュールパッケージ1の内部に収納
することが可能となり、変調信号入力端子51,52に
は高周波変調信号のみの入力とすることができるため、
変調信号入力端子51,52の切り替えを行う際に、そ
の工程を簡素化することが可能となる。また、外部のバ
イアス回路のスペースを省くことができ、更なる集積化
向上を図る半導体レーザモジュールを実現することがで
きる。
常、モジュールパッケージ1の外部に設けられるDCバ
イアス回路24をモジュールパッケージ1の内部に収納
することが可能となり、変調信号入力端子51,52に
は高周波変調信号のみの入力とすることができるため、
変調信号入力端子51,52の切り替えを行う際に、そ
の工程を簡素化することが可能となる。また、外部のバ
イアス回路のスペースを省くことができ、更なる集積化
向上を図る半導体レーザモジュールを実現することがで
きる。
【0036】ここで、上記実施の形態における内部入力
インピーダンス整合回路の内部構成の一例を図7の回路
図により説明する。
インピーダンス整合回路の内部構成の一例を図7の回路
図により説明する。
【0037】図7において、(a)は、3つの変調信号
入力端子を有する場合のブロック図を示し、(b)は、
その場合の内部回路を示す。すなわち、この内部入力イ
ンピーダンス整合回路81は、3つの変調信号入力端子
のポート1、ポート2、ポート3のそれぞれに直列に接
続されているインダクタンスL1,L2,L3と、その
インダクタンスL2及びL3の間に接続されたインダク
タンスL4と、インダクタンスL1及びL2の間に接続
されたインダクタンスL5と、そのインダクタンスL5
及び出力端子(レーザダイオード2)の間に接続された
インダクタンスL6と、インダクタンスL3及びL4の
接続点と接地間に接続されたキャパシタンスC1と、イ
ンダクタンスL4及びL5の接続点と接地間に接続され
たキャパシタンスC2と、インダクタンスL5及びL6
の接続点と接地間に接続されたキャパシタンスC3とに
より構成されている。
入力端子を有する場合のブロック図を示し、(b)は、
その場合の内部回路を示す。すなわち、この内部入力イ
ンピーダンス整合回路81は、3つの変調信号入力端子
のポート1、ポート2、ポート3のそれぞれに直列に接
続されているインダクタンスL1,L2,L3と、その
インダクタンスL2及びL3の間に接続されたインダク
タンスL4と、インダクタンスL1及びL2の間に接続
されたインダクタンスL5と、そのインダクタンスL5
及び出力端子(レーザダイオード2)の間に接続された
インダクタンスL6と、インダクタンスL3及びL4の
接続点と接地間に接続されたキャパシタンスC1と、イ
ンダクタンスL4及びL5の接続点と接地間に接続され
たキャパシタンスC2と、インダクタンスL5及びL6
の接続点と接地間に接続されたキャパシタンスC3とに
より構成されている。
【0038】上記構成において、各ポート1,2,3の
それぞれを選択して、それに信号伝送路6を接続したと
きの等価回路図を図8の(a)、(b)、(c)にそれ
ぞれ示す。すなわち、各変調信号入力端子(ポート1,
2,3)から見た回路構成が各々異なっている。このと
き、任意の2ポートのみを用いて接続するようにすれ
ば、上記実施の形態で説明した2つの変調信号入力端子
を有する構成とすることができる。
それぞれを選択して、それに信号伝送路6を接続したと
きの等価回路図を図8の(a)、(b)、(c)にそれ
ぞれ示す。すなわち、各変調信号入力端子(ポート1,
2,3)から見た回路構成が各々異なっている。このと
き、任意の2ポートのみを用いて接続するようにすれ
ば、上記実施の形態で説明した2つの変調信号入力端子
を有する構成とすることができる。
【0039】以上のように本発明は、モジュールパッケ
ージ内部の調整不要の入力インピーダンス整合回路と複
数の変調信号入力端子が一つのモジュールに具備される
ことにより、所望の周波数領域の入力インピーダンスが
整合する変調信号入力端子を選択でき、その信号周波数
領域の変調信号変換効率が高くなるように実現すること
ができる。これにより、所望の複数の周波数帯域のうち
一つを任意に選択できる内蔵入力インピーダンス整合回
路付きモジュールを、一つのモジュールで実現すること
ができる半導体レーザモジュールを提供する。
ージ内部の調整不要の入力インピーダンス整合回路と複
数の変調信号入力端子が一つのモジュールに具備される
ことにより、所望の周波数領域の入力インピーダンスが
整合する変調信号入力端子を選択でき、その信号周波数
領域の変調信号変換効率が高くなるように実現すること
ができる。これにより、所望の複数の周波数帯域のうち
一つを任意に選択できる内蔵入力インピーダンス整合回
路付きモジュールを、一つのモジュールで実現すること
ができる半導体レーザモジュールを提供する。
【0040】なお、上記実施の形態では、いずれも変調
信号入力端子の個数を2、あるいは3としたが、これに
限らず、4つ以上としても勿論よい。
信号入力端子の個数を2、あるいは3としたが、これに
限らず、4つ以上としても勿論よい。
【0041】また、図7(b)に示した内部入力インピ
ーダンス整合回路の回路図は一例であり、この回路構成
に限定されるものではない。
ーダンス整合回路の回路図は一例であり、この回路構成
に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、それぞれ異なる周波数帯域におけるインピーダ
ンス整合を実現する入力インピーダンス整合回路に接続
された複数の変調信号入力端子を具備し、その内一つを
選択して利用することにより、所望の周波数帯域におい
て少ない変調信号電力で高い変調度が得られ、調整工程
が不要であるという長所を有する。
発明は、それぞれ異なる周波数帯域におけるインピーダ
ンス整合を実現する入力インピーダンス整合回路に接続
された複数の変調信号入力端子を具備し、その内一つを
選択して利用することにより、所望の周波数帯域におい
て少ない変調信号電力で高い変調度が得られ、調整工程
が不要であるという長所を有する。
【図1】本発明の実施の形態1における半導体レーザモ
ジュールの構成図である。
ジュールの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1における半導体レーザモ
ジュールの電気的等価回路図である。
ジュールの電気的等価回路図である。
【図3】本発明の実施の形態1における半導体レーザモ
ジュールの動作説明のための、入力変調信号周波数と光
変調出力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
ジュールの動作説明のための、入力変調信号周波数と光
変調出力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
【図4】本発明の実施の形態2における半導体レーザモ
ジュールの電気的等価回路図である。
ジュールの電気的等価回路図である。
【図5】本発明の実施の形態3における半導体レーザモ
ジュールの動作説明のための、入力変調信号周波数と光
変調出力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
ジュールの動作説明のための、入力変調信号周波数と光
変調出力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
【図6】本発明の実施の形態4における半導体レーザモ
ジュールの電気的等価回路図である。
ジュールの電気的等価回路図である。
【図7】本発明の実施の形態における内部入力インピー
ダンス整合回路の内部構成の一例を示す回路図である。
ダンス整合回路の内部構成の一例を示す回路図である。
【図8】図7の内部入力インピーダンス整合回路の各端
子から見たときの等価回路図である。
子から見たときの等価回路図である。
【図9】従来の構成1における半導体レーザモジュール
の電気的等価回路図である。
の電気的等価回路図である。
【図10】従来の構成2における半導体レーザモジュー
ルの電気的等価回路図である。
ルの電気的等価回路図である。
【図11】従来の構成1における半導体レーザモジュー
ルの動作説明のための、入力変調信号周波数と光変調出
力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
ルの動作説明のための、入力変調信号周波数と光変調出
力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
【図12】従来の構成2における半導体レーザモジュー
ルの動作説明のための、入力変調信号周波数と光変調出
力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
ルの動作説明のための、入力変調信号周波数と光変調出
力電力/入力信号電流比S21の関係図である。
1 モジュールパッケージ 2 レーザダイオード 3 伝送路 4 DCバイアス回路 5 変調信号入力端子 6 信号伝送路 7 外部入力インピーダンス整合回路 8 内部入力インピーダンス整合回路 11 600MHz整合の光変調特性 12 1200MHz整合の光変調特性 13 900MHz及び1500MHz整合の光変調特
性 14 1800MHz及び2400MHz整合の光変調
特性 24 DCバイアス回路 81 内部入力インピーダンス整合回路 241 バイアス入力端子 242 チョークインダクタンス素子 243 DCカット用キャパシタンス素子
性 14 1800MHz及び2400MHz整合の光変調
特性 24 DCバイアス回路 81 内部入力インピーダンス整合回路 241 バイアス入力端子 242 チョークインダクタンス素子 243 DCカット用キャパシタンス素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/04 10/06 10/28 10/26 10/14
Claims (8)
- 【請求項1】 外部回路から変調信号を入力するための
複数の変調信号入力端子と、その複数の変調信号入力端
子に接続された入力インピーダンス整合回路と、その入
力インピーダンス整合回路の出力信号を光信号に変換す
るレーザダイオード及び前記レーザダイオードを収納す
るモジュールパッケージとを備え、前記入力インピーダ
ンス整合回路は前記モジュールパッケージ内部に搭載さ
れ、前記複数の変調信号入力端子から前記レーザダイオ
ード側を見たときに複数の入力インピーダンスを有し、
前記外部回路と前記レーザダイオードとのインピーダン
ス整合を、前記複数の入力インピーダンスに対応した各
々異なる周波数帯域に対して実現できるものであること
を特徴とする多入力端子付き半導体レーザモジュール。 - 【請求項2】 入力インピーダンス整合回路は1つであ
って、前記複数の変調信号入力端子から前記レーザダイ
オード側を見たときに、それぞれ異なる回路構成である
ことを特徴とする請求項1記載の多入力端子付き半導体
レーザモジュール。 - 【請求項3】 入力インピーダンス整合回路が、所定の
特性インピーダンスを持つマイクロストリップライン、
リアクタンス素子もしくはボンディングワイヤを有する
ことを特徴とする請求項1記載の多入力端子付き半導体
レーザモジュール。 - 【請求項4】 レーザダイオードに対して直列となるよ
うに接続された抵抗素子を有することを特徴とする請求
項1、又は2記載の多入力端子付き半導体レーザモジュ
ール。 - 【請求項5】 抵抗素子は、前記入力インピーダンス整
合回路と前記レーザダイオードとの間に接続されている
ことを特徴とする請求項4記載の多入力端子付き半導体
レーザモジュール。 - 【請求項6】 抵抗素子の抵抗値が10Ω以下であるこ
とを特徴とする請求項4又は5に記載の多入力端子付き
半導体レーザモジュール。 - 【請求項7】 入力インピーダンス整合回路は、前記複
数の変調信号入力端子のうち少なくとも一つの端子から
見た入力インピーダンスが、複数の周波数領域に対して
同時に、前記外部回路と前記レーザダイオードとのイン
ピーダンス整合を実現できる回路定数を有することを特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多入力端子付
き半導体レーザモジュール。 - 【請求項8】 更に、前記モジュールパッケージ内部に
前記レーザダイオードのバイアス回路を備えたことを特
徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の多入力端子付
き半導体レーザモジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8251045A JPH1098451A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 多入力端子付き半導体レーザモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8251045A JPH1098451A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 多入力端子付き半導体レーザモジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1098451A true JPH1098451A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17216801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8251045A Pending JPH1098451A (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 多入力端子付き半導体レーザモジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1098451A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000049417A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Hitachi Ltd | 半導体発光素子およびその素子を組み込んだ半導体発光装置ならびにそれらの製造方法 |
| FR2837059A1 (fr) * | 2001-12-06 | 2003-09-12 | Linear Techn Inc | Circuits et procedes pour ameliorer la performance d'un element emetteur de lumiere |
| JP2016072288A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 沖電気工業株式会社 | 光電変換回路 |
| JP2016162804A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 沖電気工業株式会社 | 光電変換回路 |
| KR20200141587A (ko) * | 2019-06-11 | 2020-12-21 | 주식회사 에프아이시스 | Fpga 회로를 이용하여 레이저 다이오드 드라이버의 가변 펄스를 생성 및 제어하는 장치 |
| JPWO2022054147A1 (ja) * | 2020-09-08 | 2022-03-17 |
-
1996
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