JPH1075663A - 育苗箱並列敷設方法および育苗箱並列敷設装置 - Google Patents

育苗箱並列敷設方法および育苗箱並列敷設装置

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JPH1075663A
JPH1075663A JP8250962A JP25096296A JPH1075663A JP H1075663 A JPH1075663 A JP H1075663A JP 8250962 A JP8250962 A JP 8250962A JP 25096296 A JP25096296 A JP 25096296A JP H1075663 A JPH1075663 A JP H1075663A
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box
seedling
frame
rail
moving frame
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Yoshio Tate
芳夫 館
Michio Tezuka
道夫 手塚
Takashi Komura
孝 小村
Junichi Kanzaki
淳一 神崎
Hiroshi Akisawa
博 秋沢
Kenji Kuroda
健二 黒田
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Suzutec Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールの左右両側の育苗箱の並列、載置スペ
ースの有効利用、作業スペースの縮小化。 【解決手段】 載置場1に設けた前後方向のレール2上
を走行し該レール2の左右両側に複数の育苗箱Aを並列
させ得る左右長さを有し底抜けの平面視長四角形状の走
行枠体4と、該走行枠体4に対して長さ方向に移動自在
であって、かつ、育苗箱Aを載置し得る載置移動枠7
と、前記走行枠体4の中央に設けられ前記載置移動枠7
に一個ずつ育苗箱Aを供給し得る育苗箱供給部22と、
該育苗箱供給部22の左右両側に設けた載置移動枠7は
通過するが該載置移動枠7上の育苗箱Aは通過させない
ストッパー43とからなり、前記載置移動枠7は前記レ
ール2の左側と右側とを交互に往復移動するように構成
し、前記レール2は育苗箱Aの左右幅より間隔Lだけ小
に形成し、前記育苗箱供給部22は前記走行枠体4に対
して左右に間隔Lだけ移動可能に設けた育苗箱並列敷設
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗箱並列敷設装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特開平8−172819号公
報には、載置場に設けた前後方向のレール上を走行する
走行車体と、該走行車体の左右いずれか一側に設けられ
複数の育苗箱を並列させ得る左右長さを有し有底の平面
視長四角形状の走行枠体と、該走行枠体に設けられ育苗
箱を載置搬送する搬送ベルトと、前記走行車体に設けら
れ前記走行枠体に一個ずつ育苗箱を供給し得る育苗箱供
給部と、搬送ベルト上の整列した育苗箱を整列状態を保
持して押出す押出装置とからなる育苗箱並列敷設装置に
ついて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、レ
ールの左右一側だけに育苗箱を敷設させるので、作業効
率が低いという課題がある。即ち、一側に育苗箱を敷設
した後に、装置全体を他側に移動させる必要があり、狭
いビニールハウス内では移動させるスペースが無駄にな
るばかりでなく、進行方向が反対になるので、育苗箱並
列敷設装置に対する育苗箱の補給作業も面倒になり、全
体として、作業は容易でなく、効率も低いのである。ま
た、搬送ベルト上の整列した育苗箱を整列状態を保持し
て押出す構成のため、搬送ベルトおよび押出装置の下方
には育苗箱を敷設できないという課題があり、載置スペ
ースが無駄になり、広い作業スペースを要し、作業効率
が低い。
【0004】
【発明の目的】レールの左右両側の育苗箱の並列、載置
スペースの有効利用、作業スペースの縮小化。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、載置場1に設
けた前後方向のレール2上に前後移動可能に走行枠体4
を設置し、走行枠体4に左右方向移動自在に設けた載置
移動枠7を前記レール2の左右いずれか一側に待機さ
せ、走行枠体4の上方に設けた前記レール2の左右幅よ
り間隔Lだけ大に形成した育苗箱供給部22を前記間隔
Lだけ前記レール2の左右いずれか他側に寄せ、この状
態で、前記載置移動枠7の他側が前記育苗箱供給部22
の下方に臨んだとき一個ずつ育苗箱Aを供給して載置移
動枠7上の全面に育苗箱Aを供給すると、前記育苗箱供
給部22を間隔Lだけ一側側に戻し、次に、前記載置移
動枠7上の育苗箱Aをストッパー43により堰き止めて
載置移動枠7に対して不動状態にしてから載置移動枠7
を一側に向けて反転移動させて載置移動枠7上の育苗箱
Aを前記レール2の他側の載置場1に載置し、同時に載
置移動枠7の一側を前記育苗箱供給部22の下方に臨ぞ
ませて新規に育苗箱Aを供給し、該載置移動枠7上の育
苗箱Aを前記レール2の一側側の載置場1に載置し、同
時に載置移動枠7の他側を前記育苗箱供給部22の下方
に臨ぞませて新規に育苗箱Aを供給してレール2の左右
両側に育苗箱Aを敷設すると、育苗箱一箱分載置移動枠
7を前進するように構成した育苗箱並列敷設方法とした
ものである。本発明は、載置場1に設けた前後方向のレ
ール2上を走行し該レール2の左右両側に複数の育苗箱
Aを並列させ得る左右長さを有し底抜けの平面視長四角
形状の走行枠体4と、前記レール2の片側に敷設する複
数の育苗箱Aを載置可能であって、前記レール2の左側
と右側の走行枠体4を交互に往復移動自在に該走行枠体
4に設けた載置移動枠7と、前記走行枠体4の中央に設
けられ下方に位置する前記載置移動枠7に一個ずつ育苗
箱Aを供給し得る育苗箱供給部22と、該育苗箱供給部
22の左右両側に設けられ前記載置移動枠7は通過する
が該載置移動枠7上の育苗箱Aは通過させないストッパ
ー43とからなり、前記育苗箱供給部22は前記レール
2の左右幅より間隔Lだけ幅広に形成し、前記育苗箱供
給部22は前記走行枠体4に対して左右に前記間隔Lだ
け移動可能に設けた育苗箱並列敷設装置としたものであ
る。本発明は、前記載置移動枠7は、前記レール2の一
方側より他方側に移動する際、前記育苗箱供給部22に
より既に供給を受けた育苗箱Aを前記レール2の一方側
の載置場1に降ろしながら、開いた載置移動枠7上のス
ペースに他方側の載置場1に降ろす新規な育苗箱Aの供
給を受け、前記載置移動枠7は前記レール2の左側と右
側の走行枠体4を交互に往復移動するとき育苗箱Aの供
給と載置とを行うように構成した育苗箱並列敷設装置と
したものである。本発明は、前記載置移動枠7は育苗箱
Aの短い辺が対峙して載置し得るように構成した育苗箱
並列敷設装置としたものである。本発明は、前記載置移
動枠7は一個の育苗箱Aの長さだけ、間欠移動するよう
に構成した育苗箱並列敷設装置としたものである。本発
明は、前記走行枠体4は前後一対の車体横枠5を有し、
前記育苗箱供給部22には各車体横枠5上を走行する案
内走行ローラー49を設け、前記育苗箱供給部22は前
記走行枠体4に対して左右に前記間隔Lだけ移動可能に
構成した育苗箱並列敷設装置としたものである。本発明
は、前記走行枠体4には前記育苗箱供給部22が走行枠
体4に対して左右に前記間隔Lだけ移動すると停止させ
る移動停止用部材53を設けた育苗箱並列敷設装置とし
たものである。本発明は、前記育苗箱供給部22に設け
たストッパー43は、育苗箱供給部22の一方側側板2
4と他方側側板25の下部に、前記載置移動枠7が育苗
箱Aを移送する往路では育苗箱Aの端面が当接すると回
動して退避するが、育苗箱Aを降ろす復路では回動せず
に育苗箱Aの端面に当接するように軸45により軸着し
た育苗箱並列敷設装置としたものである。本発明は、載
置場1に設けた前後方向のレール2上を前後移動可能の
走行枠体4にモータにより左右方向に移動する載置移動
枠7と、前記レール2の上方の走行枠体4に設けられ一
個ずつ育苗箱Aを供給し得る育苗箱供給部22と、該育
苗箱供給部22の左右両側に設けられ載置移動枠7は通
過させるが該載置移動枠7上の育苗箱Aは通過させない
ストッパー43とを有し、前記育苗箱供給部22は前記
レール2の左右幅より間隔Lだけ幅広に形成し、前記育
苗箱供給部22は前記走行枠体4に対して左右に前記間
隔Lだけ移動可能に設け、前記育苗箱供給部22を前記
間隔Lだけ前記載置移動枠7の移動方向に寄せ、前記載
置移動枠7が前記育苗箱供給部22の下方に臨むと一個
の育苗箱Aを供給し、更に載置移動枠7を間欠移動させ
て所定枚数の育苗箱Aが供給されると、前記育苗箱供給
部22を前記間隔Lだけ前記載置移動枠7の反転移動方
向に寄せ、次に、載置移動枠7が反転移動させると、ス
トッパー43により堰き止められた一端の育苗箱Aが落
下し、他端の載置移動枠7に育苗箱Aを供給し、育苗箱
Aの堰き止めによる落下と新規な育苗箱Aの供給を繰り
返して、前記レール2の左右両側に育苗箱Aを敷設する
と、前記走行枠体4は前進するように構成した育苗箱並
列敷設装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明はの一実施例を図により説明すると、
1は育苗箱Aを並べる載置場であり、所定の広さを有し
ていればよく、室内外を問わない。載置場1にはレール
2を敷設し、レール2上には育苗箱並列装置3の走行枠
体4を走行可能に載置する。 このレール2は、任意の
間隔で敷設されるが、載置場1の面積を有効利用するた
め、通常、略300mm程度の間隔で敷設されている。一
方、前記育苗箱Aは、縦略600mm,横略300mmであ
り、後述するように、育苗箱Aは横向きに敷設するの
で、前記レール2は育苗箱Aの横向きの左右幅より所定
間隔だけ小に形成されることになる。前記走行枠体4
は、レール2の左右両側に複数育苗箱Aを敷設させる敷
設スペースの上方に位置するように車体横枠5と車体側
部枠6により平面視長四角形状に形成し、前記車体横枠
5および車体側部枠6により包囲された枠内は底抜け形
状に形成する。前記走行枠体4には、該走行枠体4に対
して長さ方向(左右方向)に移動する載置移動枠7を設
ける。載置移動枠7は、該載置移動枠7の上面に複数の
育苗箱Aを摺動自在に載置可能に構成する。
【0007】前記左右の車体側部枠6には、上下一対の
角形状の案内レール11、11の両端部を固定し、前記
上下の案内レール11の間に移動ローラー12を嵌合さ
せる。移動ローラー12は両側面に前記案内レール11
の側面に係合する鍔部13を形成して外れないようにし
ている(図8)。移動ローラー12は取付軸14に回転
のみ自在に取付ける。移動ローラー12は前記載置移動
枠7の前後一対の移動横枠体15に左右方向に所定間隔
を置いて複数設ける。前後の移動横枠体15には前後方
向の移動縦枠体16を左右方向に所定間隔を置いて複数
設けて前後の移動横枠体15を連結固定し、移動縦枠体
16の上面には前記移動縦枠体16と平行の支持棒17
を設けている。支持棒17は育苗箱Aの底面に摺接し、
接触面積を減少させるものである。前記移動横枠体15
の下面にはラック(実施例ではチエン)18を全長に亘
って設け(図3、図4)、ラック18に走行枠体4側に
設けた正逆転自在のピニオン19を噛み合わせ、ピニオ
ン19は枠移動用モータ20の軸21に固定する。枠移
動用モータ20は前記レール2の上方に位置する走行枠
体4の中央部の車体横枠5に固定する。
【0008】しかして、前記走行枠体4の中央部となる
前記レール2の上方位置には、一個(一枚)ずつ育苗箱
Aを供給し得る育苗箱供給部22を設ける。育苗箱供給
部22は、側面視前後対称に形成し、23は育苗箱供給
部22の供給部フレームであり、供給部フレーム23の
一方側側板24と他方側側板25のそれぞれに前側外板
26および前側内板27と後側外板26と後側内板27
とをそれぞれ固定して、前後の内板27、27’と一方
側側板24と他方側側板25により平面視一個の育苗箱
Aを収容する面積を有する育苗箱供給空間28を形成す
る。実施例の育苗箱供給空間28の容積は、一列に載置
する育苗箱Aの数に合わせ、4〜10個の育苗箱Aを収
容し得る大きさに形成しているが、もっと大きく形成し
てもよい。前記前側内板27、27’は、その中間部よ
り上方に至るに従い外側(前後側)に開くように傾斜さ
せ、育苗箱Aを供給する際の案内傾斜部29に形成す
る。
【0009】一方側側板24と他方側側板25の間には
左右方向の前後一対の取付軸30を軸装し、取付軸30
には育苗箱Aを支持する支持部材31の基部を固定し、
支持部材31は前記前側内板27、27’より前記育苗
箱供給空間28内に略水平突出する支持位置Sと育苗箱
供給空間28より退避する退避位置Tとの間回動する。
そして、支持部材31は、前記載置移動枠7上に育苗箱
Aを載置してから支持位置に回動するときに、下から2
段目の育苗箱Aの鍔部32に係合して支持位置Sまで持
ち上げて支持するように構成する。前記取付軸30には
回動アーム33の基部を固定し、回動アーム33の先端
にローラ34を取付け、ローラ34は前記取付軸30と
平行な回転軸35に固定したカム板36の周縁に当接さ
せる。回転軸35は前記一方側側板24と他方側側板2
5に軸装する。37は前記カム板36の周縁にローラ3
4を常時当接させるように付勢するバネである。
【0010】前記他方側側板25より内側に突き出てい
るそれぞれの回転軸35にはベベルギヤ38を固定し、
ベベルギヤ38には供給用モータ39により回転する前
後方向の伝動軸40に固定のベベルギヤ41を噛み合わ
せる。しかして、前記育苗箱供給部22の左右両側の走
行枠体4は、複数の育苗箱Aを待機させるスペースを有
する待機部42に構成し、前記載置移動枠7は、一方の
待機部42の長さに形成し、中央のレール2を挟んで左
右両側に育苗箱Aを並列させるように構成する。即ち、
載置移動枠7を左右いずれか一方の待機部42から他方
の待機部42に移動させるときに、育苗箱供給部22か
ら育苗箱Aの供給を受け、同時に、載置移動枠7上の育
苗箱Aを載置移動枠7より落下させ、作業効率を向上さ
せる。
【0011】しかして、育苗箱供給部22には移動する
載置移動枠7に対して育苗箱Aの移動を停止させるスト
ッパー43を設ける。即ち、載置移動枠7上に全長に亘
って育苗箱Aを載置し、この状態で、載置移動枠7上の
育苗箱Aをストッパー43より不動状態にしてから、載
置移動枠7を移動させると、端側の載置移動枠7上の育
苗箱Aが順に落下して並列させるのである。ストッパー
43は載置移動枠7の上方の前記一方側側板24と他方
側側板25の下方に載置移動枠7は通過するが育苗箱A
は通過できないように設ける。実施例では、一方側側板
24および他方側側板25の下部側面にブラケット44
を固定し、ブラケット44にストッパー43の上部を軸
45により軸着し、前記載置移動枠7が育苗箱Aを移送
する往路では育苗箱Aの端面が当接すると上方回動して
退避するが、育苗箱Aを降ろす復路ではストッパー43
の内面側が一方側側板24および他方側側板25の下部
側面に当接して回動せず、このストッパー43に育苗箱
Aの端面が当接して載置移動枠7に対して不動状態にし
て堰き止めるように構成する(図11)。また、育苗箱
Aの形状によっては、前記ストッパー43の幅を大にし
て育苗箱Aの側壁に載って退避するように構成する(図
12)。
【0012】この場合、前記レール2は育苗箱Aの横向
きの左右幅より所定間隔狭く形成され、育苗箱供給部2
2は横向き育苗箱Aを収容する育苗箱供給空間28を有
しているから、育苗箱供給部22は前記レール2の左右
幅より間隔Lだけ大に形成されることになり、育苗箱供
給部22を走行枠体4の中央に固定させて載置移動枠7
に育苗箱Aを供給すると、育苗箱供給部22の左右のス
トッパー43はレール2より間隔Lの半分の距離だけ離
れたところに位置することになって、レール2の近傍に
載置できず、載置スペースを有効利用できない。本発明
では、前記育苗箱供給部22は走行枠体4に対して左右
方向に移動可能に設け、レール2の可及的近傍位置にも
育苗箱Aを載置できるようにしている。育苗箱供給部2
2は、図5に示したように、前記取付軸30の下方にそ
れぞれ底板46を設け、底板46には切り起こしにより
軸受部47と窓孔48を同時形成し、窓孔48は前記走
行枠体4の前後の車体横枠5と同一間隔で形成して車体
横枠5の上方に位置させ、前記窓孔48に案内走行ロー
ラー49を嵌め、案内走行ローラー49の回転軸50を
軸受部47に軸装して取付ける。案内走行ローラー49
はそれぞれ車体横枠5の上面に嵌合させ、育苗箱供給部
22は走行枠体4の車体横枠5上に載置して左右方向に
移動可能に設けられる。
【0013】育苗箱供給部22は載置移動枠7の移動方
向側に寄せ、図14に示したように、図14イでは初期
状態で中央に位置させているが、図14ロではレール2
から間隔Lだけ右側に寄せ、図14チでは間隔Lだけ左
側に寄せ、ストッパー43を右側のレール2の略上方に
位置させ、右側のレール2の近傍に育苗箱Aを載置す
る。したがって、レール2より前記間隔Lだけ左右方向
の外側に位置した前記走行枠体4の車体横枠5の上面に
は、前記育苗箱供給部22の移動を停止させる移動停止
用部材53を設ける。移動停止用部材53は一方側側板
24および他方側側板25の下部側面が当接するように
設ける。この場合、前記育苗箱供給部22は、一方側ま
たは他方側に寄った位置でのみ育苗箱Aを供給し、その
中間位置では供給しないように構成する。また、載置移
動枠7の移動は、間欠的に1箱分移動するように構成し
ている。しかして、載置移動枠7の左右両側には、載置
移動枠7より載置面(地面、床面等)に降ろすときに、
落下の衝撃を緩和させる衝撃緩和用回動部材54を設け
る。衝撃緩和用回動部材54は前記移動横枠体15の端
部に設けた突片55に軸56により軸着する。前後の衝
撃緩和用回動部材54は連結杆57により連結し、衝撃
緩和用回動部材54と移動横枠体15の間にバネ58を
設ける。
【0014】バネ58は軸56を死点として支持位置と
降ろし位置とに衝撃緩和用回動部材54を保持するよう
に構成し、衝撃緩和用回動部材54は育苗箱Aが載ると
その荷重で下方回動し、連結杆57が前記突片55に当
接して下方回動を停止させる。このときバネ58は、前
記軸軸56より下方に位置するいわゆる死点越えして保
持し、載置移動枠7の移動により前記走行枠体4側に設
けた突起59に衝撃緩和用回動部材54の下面が当接す
ることによって元の位置に戻ると、バネ58は軸軸56
より上方に位置して保持する。そのため、衝撃緩和用回
動部材54の下面は先端に至るに従い高くなるように傾
斜させ、突起59と衝撃緩和用回動部材54との接触を
円滑にしている。61は走行枠体4の車輪、62は走行
用モータ、63は前記走行車輪61に設けた歯車、64
は走行用モータの回転軸に設けた歯車、65は歯車63
と歯車64の間に掛け回したチエン、66は支持転輪、
67は前記レール2上またはその近傍に設けた次に並べ
る育苗箱Aを段積させた段積育苗箱Aを載せた載置台で
ある。しかして、前記走行枠体4には、左右の車体側部
枠6を基準に育苗箱A1個分より大きい間隔で、前後方
向の取付杆68を設け、取付杆68には中央側には回動
しないが、外側には回動するように、間隔規制ストッパ
ー69の上部を軸70により軸着する。間隔規制ストッ
パー69は取付杆68より下方に突出して育苗箱Aの端
面に当接して、育苗箱Aを載置移動枠7に対して不動に
する。
【0015】
【作用】本発明は、前記走行枠体4の中央に育苗箱供給
部22を設け、育苗箱供給部22の左右両側の走行枠体
4に複数の育苗箱Aを載置した載置移動枠7を待機させ
る待機部42を設け、育苗箱供給部22の左右両側には
載置移動枠7は通過するが該載置移動枠7上の育苗箱A
は通過させないストッパー43を設け、前記載置移動枠
7は一方の待機部42と他方の待機部42とを交互に往
復移動するように構成しているから、育苗箱供給部22
に段積育苗箱Aを供給し、この育苗箱Aを育苗箱供給部
22により一枚ずつ移動する載置移動枠7に供給し、載
置移動枠7上の全面に載ると、一番内側の育苗箱Aをス
トッパー43により停止させて載置移動枠7を反対側の
待機部42に向けて移動させ、端の育苗箱Aを順に載置
し、レール2の側部に並列状態に育苗箱Aを敷設する。
【0016】この場合、育苗箱供給部22とレール2の
関係は、育苗箱供給部22は平面視一個の育苗箱Aを収
容する面積を有する育苗箱供給空間28を形成してお
り、また、前記レール2は育苗箱Aの横向きの左右幅よ
り間隔Lだけ小に形成されているから、まず、図14イ
に示したように、育苗箱供給部22を、載置移動枠7が
右側に移動するので間隔Lだけ右側に寄せ(図14
ロ)、所定位置になると育苗箱供給部22の他方側側板
25の下部側面が移動停止用部材53に当接して横移動
が停止する。この状態で、左側に載置移動枠7が位置し
ているので、枠移動用モータ20を正転させて載置移動
枠7を右側の待機部42に向けて移動させ、載置移動枠
7の右側の育苗箱A1箱分の載置スペースが育苗箱供給
部22の下方に位置すると、枠移動用モータ20を停止
させ、次に、次に供給用モータ32に通電して育苗箱供
給部22により一枚だけ育苗箱Aを供給する(図14
ロ)。
【0017】再び、枠移動用モータ20を正転させて載
置移動枠7を右側の待機部42に向けて1箱分移動させ
ると(図14ハ)、載置移動枠7の1箱分の載置スペー
スが育苗箱供給部22の下方に位置するので、枠移動用
モータ20を停止させ、次に供給用モータ32に通電し
て右側に位置する育苗箱供給部22により育苗箱Aを供
給し(図14ハ)、これを反復すると(図14ニ、
ホ)、載置移動枠7全長に亘って育苗箱Aが載置されて
右側の待機部42に位置する(図14ヘ)。しかして、
この状態で、まず、育苗箱供給部22を左側に移動させ
ると、一番内側の育苗箱Aの上面に位置していた退避状
態のストッパー43が、育苗箱Aの端面を過ぎると起立
状態に回動して右側のレール2の略上に位置する(図1
4ト)。次に、枠移動用モータ20を逆転させて、載置
移動枠7の左端に育苗箱A1箱分の載置スペースが開く
と、この載置スペースは左側に寄っている育苗箱供給部
22の下方に位置して、枠移動用モータ20を停止さ
せ、次に、次に供給用モータ32に通電して育苗箱供給
部22により一枚だけ育苗箱Aを供給する(図14
チ)。
【0018】このとき、ストッパー43より右側にある
育苗箱Aの左端面は、ストッパー43に当接しているか
ら、載置移動枠7が左側に移動すると、載置移動枠7の
みが移動し、他方側側板25に設けたストッパー43に
内側の育苗箱Aが当接して不動状態になり、このストッ
パー43により堰き止められた育苗箱Aに隣接する育苗
箱Aが当接して全体の育苗箱Aが堰き止められて載置移
動枠7に対して不動状態になり、左側に1箱分の載置ス
ペースが開くまで移動すると、右側の1箱の育苗箱Aが
落下して載置される(図14チ)。再び、載置移動枠7
を1箱分左側に移動させると、右側の育苗箱Aが落下し
(図14リ)、左側の載置移動枠7のスペースが育苗箱
供給部22の下方に臨むので、育苗箱Aを供給し(図1
4リ)、これを反復すると(図14ヌ、ル、オ、ワ)、
載置移動枠7を左側に移動させて育苗箱Aを供給しなが
ら、レール2の右側の載置場1に育苗箱Aを載置する。
【0019】次に、図示は省略するが、育苗箱供給部2
2を右側に移動させ、載置移動枠7を右側に向けて移動
させると、1列目の育苗箱並列作業が終わり、右側に移
動した載置移動枠7上には次の育苗箱Aが供給され、こ
の状態で、走行枠体4を前進させ、前記作動を反復する
ことにより、2列目以降の育苗箱並列作業を行い、中央
のレール2の左右両側に育苗箱Aを並列させることがで
きる。したがって、載置移動枠7が一方の待機部42か
ら他方の待機部42に移動する際、一方の待機部42側
の載置移動枠7上の育苗箱Aを降ろし、他方の待機部4
2側の載置移動枠7上に育苗箱Aを供給するから、作業
効率を向上させる、即ち、作業初期の一列目に限って
は、載置移動枠7上に育苗箱Aを供給するために載置移
動枠7を移動させる必要があるが、二列目のときには既
に載置移動枠7上に育苗箱Aを供給済となって、すこぶ
る作業効率を向上させる。また、載置移動枠7の移動
は、間欠的に1箱分移動するように構成しているから、
載置移動枠7から載置場1への載置と、載置移動枠7へ
の育苗箱Aの供給を同時にするとき、円滑かつ確実にで
きる。即ち、育苗箱供給部22から載置移動枠7に育苗
箱Aを供給するとき、載置移動枠7は停止しているの
で、載置移動枠7に対して育苗箱Aがずれるのを防止
し、床に載置するのも円滑になる。
【0020】しかして、育苗箱供給部22は走行枠体4
に対して左右方向に移動自在に設け、かつ、レール2の
幅より大なる育苗箱Aの幅との差である間隔Lだけ左右
に移動するように軸45を設けているから、育苗箱供給
部22を左右に移動させると、育苗箱供給部22に設け
た左右のストッパー43のそれぞれは左右のレール2の
略上に位置することになり、載置移動枠7上の一番内側
の育苗箱Aはレール2の近傍に載置できる。したがっ
て、前記育苗箱供給部22は、一枚ずつ育苗箱Aを供給
でき、その左右両側に復路にて育苗箱Aを堰き止めるス
トッパー43を有していれば、前記のように、育苗箱供
給部22を左右に移動させると、載置移動枠7上の一番
内側の育苗箱Aはレール2の近傍に載置できる。
【0021】しかして、前記育苗箱供給部22は取付軸
30の下方にそれぞれ設けた底板46に窓孔48を形成
し、窓孔48は走行枠体4の車体横枠5上に位置させ、
窓孔48に案内走行ローラー49を嵌めているから、案
内走行ローラー49を車体横枠5の上面に嵌合させて育
苗箱供給部22を載置すると、育苗箱供給部22は走行
枠体4に対して左右方向に移動可能になる。実施例で
は、手動操作により育苗箱供給部22を左右に移動位置
切替しているが、モータを使用してもよい。しかして、
育苗箱供給部22の構成は要件ではないが、その作用に
ついて説明すると、育苗箱供給部22は支持部材31に
より育苗箱供給空間28内の段積育苗箱Aを支持してい
るから、所定位置に前記載置移動枠7が位置すると、供
給用モータ39に通電して、伝動軸伝動軸40を回転さ
せ、伝動軸40の回転がベベルギヤ41、ベベルギヤ3
8を介して回転軸35に伝達し、回転軸35はカム板3
6を回転させる。
【0022】カム板36はローラ34を上下に移動さ
せ、これにより回動アーム33が回動して取付軸30を
正逆回転させ、取付軸30の正逆回転により育苗箱Aを
支持している支持部材31は、支持位置Sから退避位置
Tに回動し、育苗箱供給空間28内の育苗箱A全部が載
置移動枠7上に落下し、次に、退避位置Tから支持位置
Sに支持部材31が戻るとき、最下段の育苗箱Aは載置
移動枠7上に残し、下から2段目の育苗箱Aの鍔部32
に31が係合して支持位置Sまで持ち上げて支持する。
したがって、前後一対の支持部材31により一個ずつ育
苗箱Aを載置移動枠7に供給できるので、構造が簡単で
あり、故障が少なく、コスト削減にも貢献する。即ち、
下から2段目の育苗箱Aを支持した状態で、最下段の育
苗箱Aの支持を外すという上下二組の支持供給機構では
複雑になるが、本願の支持部材31は駆動機構も簡単に
できる。
【0023】しかして、載置移動枠7の左右両側には、
前後一対の縦板形状の衝撃緩和用回動部材54を軸軸5
6により回動自在に設け、前記衝撃緩和用回動部材54
は育苗箱Aを移送する往路では育苗箱Aを支持し、育苗
箱Aを降ろす復路では下方回動するように構成している
から、中央側に向けて移動する復路では、床面等と干渉
せず、万が一凸部に当たったときは上方回動して逃げる
ことが可能であり、上方回動しないで床面等と干渉する
惧れがある往路では上方に位置する。特に、圃場面に根
切り用のネットを敷設し、該ネット上に育苗箱Aを載置
するとき、落下の衝撃を緩和すると共に、ネットに引っ
掛かるのを防止する。また、衝撃緩和用回動部材54
は、衝撃緩和用回動部材54と載置移動枠7との間に軸
軸56を死点として支持位置と降ろし位置とに保持する
バネ58を設けているので、支持位置では確実に育苗箱
Aを支持し、降ろし位置では、不用意に上方回動をする
のを防止する。
【0024】即ち、衝撃緩和用回動部材54は、育苗箱
Aを降ろすとき育苗箱Aが載った荷重で下方回動し、前
記走行枠体4に設けた突起59に復路最終位置に戻ると
当接して支持位置に復帰するようにしているから、衝撃
緩和用回動部材54は載置移動枠7の移動により育苗箱
Aが載るとその荷重で軸軸56中心に下方回動し、連結
杆57が突片55に当接すると、下方回動が停止し、こ
のとき衝撃緩和用回動部材54と載置移動枠7の間に吊
設したバネ58は軸軸56より下方に位置するいわゆる
死点越えして衝撃緩和用回動部材54を保持し、育苗箱
Aは傾斜している衝撃緩和用回動部材54上を摺動し
て、載置される。したがって、落下の衝撃を緩和するか
ら、育苗箱A内の土や種子の飛散を防止する。そして、
衝撃緩和用回動部材54は、載置移動枠7が中央側に向
けて復路を移動すると、走行枠体4側に設けた突起59
に衝撃緩和用回動部材54の下面が当接することによっ
て自動的に元の位置に戻り、外側に載置移動枠7が移動
するときは上方位置に位置して床面等と干渉しない。
【0025】しかして、載置移動枠7上には、土を供給
した育苗箱Aを載せるので、土が飛散するが、載置移動
枠7に設けた移動ローラー12は両側に鍔部13を形成
し、走行枠体4には上下一対の角軸形状の案内レール1
1、11を設け、移動ローラー12は上下の案内レール
11、11間に挟持しているから、下側の案内レール1
1上に落ちた土は、左右側より落下し、土が堆積するの
を防止する。即ち、チャンネル形状のレール内に円柱形
状のローラーを嵌合させると、ローラーの周面がレール
に当接して荷重の支持および案内を適切にするが、一旦
レール内に入った土の除去は大変であるが、本願は、上
下一対の角軸形状の案内レール11、11で、周囲を開
放しているので、土の堆積を防止する共に、鍔部13を
設けた移動ローラー12としているので、チャンネル形
状のレールと同様に、正確に案内できる。また、載置移
動枠7の前後幅は任意に構成できるが、特に、育苗箱A
は横向きに並列するように構成しているから、ハウス内
の育苗では、左右側の育苗箱Aの成育が遅れることがあ
っても、その部分を取り除いて田植機に供給すればよい
ので、苗の無駄を発生させない。即ち、育苗箱Aを縦向
きに並列させると、育苗箱の外側の縦列の苗が成育不良
になり、この苗マットを縦長方向にして田植機に供給す
るので、この端の不良苗を取り除いて供給すると、欠株
となってしまうので不良苗を取り除くことはできず、一
箱分の苗が無駄になる。この点、横向きに並列させて敷
設すると、その部分だけ除去しても、田植機に供給でき
るのである。しかして、通常は、ストッパー43により
最内側の育苗箱Aをストップさせて載置移動枠7だけ移
動させるので、載置される育苗箱Aは隙間なく並列させ
るが(なお、図14、15、16は、作図の都合で隣接
する育苗箱Aの間に隙間がある。)、走行枠体4には左
右の車体側部枠6を基準に育苗箱A1個分の間隔より大
きい間隔で前後方向の取付杆68を設け、取付杆68に
は中央側には回動しないが、外側には回動するように間
隔規制ストッパー69の上部を軸70により軸着してい
るから、間隔規制ストッパー69を下方に位置させてお
くと、載置移動枠7が往路移動中は育苗箱Aの先端が間
隔規制ストッパー69に当接すると上方回動するが、載
置移動枠7が復路移動すると、載置移動枠7は通過する
が、育苗箱Aの端面が間隔規制ストッパー69に当接す
ると間隔規制ストッパー69は取付杆68の側面に当接
して回動しないので、この位置で育苗箱Aは不動状態に
なって、圃場に載置される。したがって、各育苗箱A
は、各間隔規制ストッパー69に当接して圃場に降ろさ
れるから、各育苗箱Aの間に隙間を設けて並列させるこ
とができる。また、各間隔規制ストッパー69のうち選
択して降ろすと、全育苗箱Aは間隔規制ストッパー69
の下方をくぐって往路移動し、復路で所望の育苗箱Aの
みが間隔規制ストッパー69に当接するので、所望間隔
を空けて載置できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、載置場1に設けた前後方向の
レール2上に前後移動可能に走行枠体4を設置し、走行
枠体4に左右方向移動自在に設けた載置移動枠7を前記
レール2の左右いずれか一側に待機させ、走行枠体4の
上方に設けた前記レール2の左右幅より間隔Lだけ大に
形成した育苗箱供給部22を前記間隔Lだけ前記レール
2の左右いずれか他側に寄せ、この状態で、前記載置移
動枠7の他側が前記育苗箱供給部22の下方に臨んだと
き一個ずつ育苗箱Aを供給して載置移動枠7上の全面に
育苗箱Aを供給すると、前記育苗箱供給部22を間隔L
だけ一側側に戻し、次に、前記載置移動枠7上の育苗箱
Aをストッパー43により堰き止めて載置移動枠7に対
して不動状態にしてから載置移動枠7を一側に向けて反
転移動させて載置移動枠7上の育苗箱Aを前記レール2
の他側の載置場1に載置し、同時に載置移動枠7の一側
を前記育苗箱供給部22の下方に臨ぞませて新規に育苗
箱Aを供給し、該載置移動枠7上の育苗箱Aを前記レー
ル2の一側側の載置場1に載置し、同時に載置移動枠7
の他側を前記育苗箱供給部22の下方に臨ぞませて新規
に育苗箱Aを供給してレール2の左右両側に育苗箱Aを
敷設すると、育苗箱一箱分載置移動枠7を前進するよう
に構成した育苗箱並列敷設方法としたものであるから、
全長に亘って載置した育苗箱Aをストッパー43より不
動状態にしてから載置移動枠7を引き抜いて並列させる
ことができるので、走行枠体4と載置移動枠7の下方に
育苗箱を載置でき、載置スペースを有効利用でき、レー
ル2の左右両側に育苗箱Aを交互に供給するので、供給
が容易・確実で育苗箱Aが重なったり、間隔が空いたり
することがなく、制御も容易にでき、狭い作業スペース
でも作業をでき、また、走行枠体4の停止と前進を反復
して並列させるので、走行枠体4の進行方向を反対にす
ることもなく、育苗箱並列敷設装置に対する育苗箱の補
給作業も容易にでき、全体としての作業を容易にできる
効果を奏する。また、載置移動枠7を左右交互に移動さ
せるとき、供給と落下を同時に行えるので、作業効率を
向上させ、走行枠体4を前進させるときには既に育苗箱
Aを供給しているので、一列に育苗箱Aを供給するのに
一往復載置移動枠7を移動させればよく、この点でも作
業効率を向上させることができる。また、前記育苗箱供
給部22はレール2の左右幅より間隔Lだけ大に形成
し、この育苗箱供給部22を前記間隔Lだけ前記レール
2の左右いずれか他側に寄せてから作動させるので、中
央に一か所で育苗箱を供給する方法でありながら、レー
ル2の近傍に育苗箱を載置でき、載置スペースの有効利
用できる効果を奏する。本発明は、載置場1に設けた前
後方向のレール2上を走行し該レール2の左右両側に複
数の育苗箱Aを並列させ得る左右長さを有し底抜けの平
面視長四角形状の走行枠体4と、前記レール2の片側に
敷設する複数の育苗箱Aを載置可能であって、前記レー
ル2の左側と右側の走行枠体4を交互に往復移動自在に
該走行枠体4に設けた載置移動枠7と、前記走行枠体4
の中央に設けられ下方に位置する前記載置移動枠7に一
個ずつ育苗箱Aを供給し得る育苗箱供給部22と、該育
苗箱供給部22の左右両側に設けられ前記載置移動枠7
は通過するが該載置移動枠7上の育苗箱Aは通過させな
いストッパー43とからなり、前記育苗箱供給部22は
前記レール2の左右幅より間隔Lだけ幅広に形成し、前
記育苗箱供給部22は前記走行枠体4に対して左右に前
記間隔Lだけ移動可能に設けた育苗箱並列敷設装置とし
たから、前記方法を実施するのに、最も簡易な構成で達
成でき、作業効率の向上および載置スペースを有効利用
でき、前記育苗箱供給部22は前記レール2の左右幅よ
り間隔Lだけ幅広に形成し、前記育苗箱供給部22は前
記走行枠体4に対して左右に間隔Lだけ移動可能に設け
た育苗箱並列敷設装置としたから、中央に一か所レール
2の幅より大なる育苗箱供給部22を設けた構成であり
ながら、レール2の近傍に育苗箱を載置でき、一つの育
苗箱供給部22という装置の構成の簡素化と、載置スペ
ースの有効利用とを両立できる効果を奏する。本発明
は、前記載置移動枠7は、前記レール2の一方側より他
方側に移動する際、前記育苗箱供給部22により既に供
給を受けた育苗箱Aを前記レール2の一方側の載置場1
に降ろしながら、開いた載置移動枠7上のスペースに他
方側の載置場1に降ろす新規な育苗箱Aの供給を受け、
前記載置移動枠7は前記レール2の左側と右側の走行枠
体4を交互に往復移動するとき育苗箱Aの供給と載置と
を行うように構成した育苗箱並列敷設装置としたから、
レール2の左側と右側の走行枠体4に育苗箱Aを交互に
待機させてから落下させ、中央のレール2の左右両側に
育苗箱Aを一度(走行枠体4の方向変換等をしない状
態)に並列させることができ、スペース効率を向上させ
ることができる効果を奏する。本発明は、前記載置移動
枠7は育苗箱Aの短い辺が対峙して載置し得るように構
成した育苗箱並列敷設装置としたから、特に、ハウス内
の育苗で左右側の育苗箱Aの成育が遅れることがあって
も、その部分を取り除いて田植機に供給すればよいの
で、苗の無駄を発生させないという効果を奏する。本発
明は、前記載置移動枠7は一個の育苗箱Aの長さだけ、
間欠移動するように構成した育苗箱並列敷設装置とした
から、育苗箱供給部22における供給が確実になり、育
苗箱Aが重なったり、間隔が空いたりすることがなく、
美麗に敷設できる。本発明は、前記走行枠体4は前後一
対の車体横枠5を有し、前記育苗箱供給部22には各車
体横枠5上を走行する案内走行ローラー49を設け、前
記育苗箱供給部22は前記走行枠体4に対して左右に前
記間隔Lだけ移動可能に構成した育苗箱並列敷設装置と
したから、簡単な構成で、育苗箱供給部22を左右移動
させ、作動を確実にしてコストを低くする。本発明は、
前記走行枠体4には前記育苗箱供給部22が走行枠体4
に対して左右に前記間隔Lだけ移動すると停止させる移
動停止用部材53を設けた育苗箱並列敷設装置としたか
ら、育苗箱供給部22の位置決めが容易確実であるの
で、育苗箱Aが重なったり、間隔が空いたりすることが
なく、確実に供給できるという効果を奏する。本発明
は、前記育苗箱供給部22に設けたストッパー43は、
育苗箱供給部22の一方側側板24と他方側側板25の
下部に、前記載置移動枠7が育苗箱Aを移送する往路で
は育苗箱Aの端面が当接すると回動して退避するが、育
苗箱Aを降ろす復路では回動せずに育苗箱Aの端面に当
接するように軸45により軸着した育苗箱並列敷設装置
としたから、ストッパー43の位置が左右に移動する構
成でありながら、確実に作用させる効果を奏する。本発
明は、載置場1に設けた前後方向のレール2上を前後移
動可能の走行枠体4にモータにより左右方向に移動する
載置移動枠7と、前記レール2の上方の走行枠体4に設
けられ一個ずつ育苗箱Aを供給し得る育苗箱供給部22
と、該育苗箱供給部22の左右両側に設けられ載置移動
枠7は通過させるが該載置移動枠7上の育苗箱Aは通過
させないストッパー43とを有し、前記育苗箱供給部2
2は前記レール2の左右幅より間隔Lだけ幅広に形成
し、前記育苗箱供給部22は前記走行枠体4に対して左
右に前記間隔Lだけ移動可能に設け、前記育苗箱供給部
22を前記間隔Lだけ前記載置移動枠7の移動方向に寄
せ、前記載置移動枠7が前記育苗箱供給部22の下方に
臨むと一個の育苗箱Aを供給し、更に載置移動枠7を間
欠移動させて所定枚数の育苗箱Aが供給されると、前記
育苗箱供給部22を前記間隔Lだけ前記載置移動枠7の
反転移動方向に寄せ、次に、載置移動枠7が反転移動さ
せると、ストッパー43により堰き止められた一端の育
苗箱Aが落下し、他端の載置移動枠7に育苗箱Aを供給
し、育苗箱Aの堰き止めによる落下と新規な育苗箱Aの
供給を繰り返して、前記レール2の左右両側に育苗箱A
を敷設すると、前記走行枠体4は前進するように構成し
た育苗箱並列敷設装置としたから、育苗箱Aの自動機械
化が容易であり、育苗箱並列敷設を容易にできるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 育苗箱並列装置の斜視図。
【図2】 同概略背面図。
【図3】 同走行枠体および載置移動枠の概略縦断側
面図。
【図4】 走行枠体および載置移動枠の一部平面図。
【図5】 育苗箱供給部の平面図。
【図6】 走行枠体および載置移動枠の一部斜視図。
【図7】 案内レールと移動ローラーの背面図。
【図8】 同側面図。
【図9】 供給部の縦断側面図。
【図10】 同回転伝達機構の斜視図。
【図11】 ストッパーの斜視図。
【図12】 ストッパーの第2実施例図。
【図13】 衝撃緩和用回動部材の側面図。
【図14】 正面から見た並列状態説明図。
【図15】 正面から見た衝撃緩和用回動部材の作用状
態説明図。
【図16】 平面から見た並列状態説明図。
【図17】 間隔規制ストッパーの正面図。
【図18】 同斜視図。
【符号の説明】
1…載置場、2…レール、3…育苗箱並列装置、4…走
行枠体、5…前後枠、6…側部枠、7…載置移動枠、1
2…移動ローラー、13…鍔部、14…取付軸、15…
移動横枠体、16…移動縦枠体、17…支持棒、18…
ラック、19…ピニオン、20…枠移動用モータ、21
…軸、22…育苗箱供給部、23…供給部フレーム、2
4…一方側側板、25…他方側側板、26…前側外板、
27…前側内板27、28…育苗箱供給空間、29…案
内傾斜部、30…取付軸、31…支持部材、33…回動
アーム、34…ローラ、35…回転軸、36…カム板、
38…ベベルギヤ、39…左供給用モータ、40…伝動
軸、41…ベベルギヤ、42…待機部、43…ストッパ
ー、44…ブラケット、45…軸、46…底板、47…
軸受部、48…窓孔、49…案内走行ローラー、50…
回転軸、54…衝撃緩和用回動部材、53…移動停止用
部材、55…突片、56…軸、57…連結杆、58…バ
ネ、59…突起、61…車輪、68…取付杆、69…間
隔規制ストッパー、70…軸。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神崎 淳一 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内 (72)発明者 秋沢 博 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内 (72)発明者 黒田 健二 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置場1に設けた前後方向のレール2
    上に前後移動可能に走行枠体4を設置し、走行枠体4に
    左右方向移動自在に設けた載置移動枠7を前記レール2
    の左右いずれか一側に待機させ、走行枠体4の上方に設
    けた前記レール2の左右幅より間隔Lだけ大に形成した
    育苗箱供給部22を前記間隔Lだけ前記レール2の左右
    いずれか他側に寄せ、この状態で、前記載置移動枠7の
    他側が前記育苗箱供給部22の下方に臨んだとき一個ず
    つ育苗箱Aを供給して載置移動枠7上の全面に育苗箱A
    を供給すると、前記育苗箱供給部22を間隔Lだけ一側
    側に戻し、次に、前記載置移動枠7上の育苗箱Aをスト
    ッパー43により堰き止めて載置移動枠7に対して不動
    状態にしてから載置移動枠7を一側に向けて反転移動さ
    せて載置移動枠7上の育苗箱Aを前記レール2の他側の
    載置場1に載置し、同時に載置移動枠7の一側を前記育
    苗箱供給部22の下方に臨ぞませて新規に育苗箱Aを供
    給し、該載置移動枠7上の育苗箱Aを前記レール2の一
    側側の載置場1に載置し、同時に載置移動枠7の他側を
    前記育苗箱供給部22の下方に臨ぞませて新規に育苗箱
    Aを供給してレール2の左右両側に育苗箱Aを敷設する
    と、育苗箱一箱分載置移動枠7を前進するように構成し
    た育苗箱並列敷設方法。
  2. 【請求項2】 載置場1に設けた前後方向のレール2
    上を走行し該レール2の左右両側に複数の育苗箱Aを並
    列させ得る左右長さを有し底抜けの平面視長四角形状の
    走行枠体4と、前記レール2の片側に敷設する複数の育
    苗箱Aを載置可能であって、前記レール2の左側と右側
    の走行枠体4を交互に往復移動自在に該走行枠体4に設
    けた載置移動枠7と、前記走行枠体4の中央に設けられ
    下方に位置する前記載置移動枠7に一個ずつ育苗箱Aを
    供給し得る育苗箱供給部22と、該育苗箱供給部22の
    左右両側に設けられ前記載置移動枠7は通過するが該載
    置移動枠7上の育苗箱Aは通過させないストッパー43
    とからなり、前記育苗箱供給部22は前記レール2の左
    右幅より間隔Lだけ幅広に形成し、前記育苗箱供給部2
    2は前記走行枠体4に対して左右に前記間隔Lだけ移動
    可能に設けた育苗箱並列敷設装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記載置移動枠7
    は、前記レール2の一方側より他方側に移動する際、前
    記育苗箱供給部22により既に供給を受けた育苗箱Aを
    前記レール2の一方側の載置場1に降ろしながら、開い
    た載置移動枠7上のスペースに他方側の載置場1に降ろ
    す新規な育苗箱Aの供給を受け、前記載置移動枠7は前
    記レール2の左側と右側の走行枠体4を交互に往復移動
    するとき育苗箱Aの供給と載置とを行うように構成した
    育苗箱並列敷設装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、前
    記載置移動枠7は育苗箱Aの短い辺が対峙して載置し得
    るように構成した育苗箱並列敷設装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3または請求項
    4において、前記載置移動枠7は一個の育苗箱Aの長さ
    だけ、間欠移動するように構成した育苗箱並列敷設装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3または請求項
    4または請求項5において、前記走行枠体4は前後一対
    の車体横枠5を有し、前記育苗箱供給部22には各車体
    横枠5上を走行する案内走行ローラー49を設け、前記
    育苗箱供給部22は前記走行枠体4に対して左右に前記
    間隔Lだけ移動可能に構成した育苗箱並列敷設装置。
  7. 【請求項7】 請求項2または請求項6において、前
    記走行枠体4には前記育苗箱供給部22が走行枠体4に
    対して左右に前記間隔Lだけ移動すると停止させる移動
    停止用部材53を設けた育苗箱並列敷設装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記育苗箱供給部
    22に設けたストッパー43は、育苗箱供給部22の一
    方側側板24と他方側側板25の下部に、前記載置移動
    枠7が育苗箱Aを移送する往路では育苗箱Aの端面が当
    接すると回動して退避するが、育苗箱Aを降ろす復路で
    は回動せずに育苗箱Aの端面に当接するように軸45に
    より軸着した育苗箱並列敷設装置。
  9. 【請求項9】 載置場1に設けた前後方向のレール2
    上を前後移動可能の走行枠体4にモータにより左右方向
    に移動する載置移動枠7と、前記レール2の上方の走行
    枠体4に設けられ一個ずつ育苗箱Aを供給し得る育苗箱
    供給部22と、該育苗箱供給部22の左右両側に設けら
    れ載置移動枠7は通過させるが該載置移動枠7上の育苗
    箱Aは通過させないストッパー43とを有し、前記育苗
    箱供給部22は前記レール2の左右幅より間隔Lだけ幅
    広に形成し、前記育苗箱供給部22は前記走行枠体4に
    対して左右に前記間隔Lだけ移動可能に設け、前記育苗
    箱供給部22を前記間隔Lだけ前記載置移動枠7の移動
    方向に寄せ、前記載置移動枠7が前記育苗箱供給部22
    の下方に臨むと一個の育苗箱Aを供給し、更に載置移動
    枠7を間欠移動させて所定枚数の育苗箱Aが供給される
    と、前記育苗箱供給部22を前記間隔Lだけ前記載置移
    動枠7の反転移動方向に寄せ、次に、載置移動枠7が反
    転移動させると、ストッパー43により堰き止められた
    一端の育苗箱Aが落下し、他端の載置移動枠7に育苗箱
    Aを供給し、育苗箱Aの堰き止めによる落下と新規な育
    苗箱Aの供給を繰り返して、前記レール2の左右両側に
    育苗箱Aを敷設すると、前記走行枠体4は前進するよう
    に構成した育苗箱並列敷設装置。
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CN111606249A (zh) * 2020-05-26 2020-09-01 山东中天盛科自动化设备有限公司 一种种苗立体转运系统

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