JPH1076532A - ポリエチレンフィルム - Google Patents
ポリエチレンフィルムInfo
- Publication number
- JPH1076532A JPH1076532A JP23346396A JP23346396A JPH1076532A JP H1076532 A JPH1076532 A JP H1076532A JP 23346396 A JP23346396 A JP 23346396A JP 23346396 A JP23346396 A JP 23346396A JP H1076532 A JPH1076532 A JP H1076532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- polyethylene film
- film
- unvulcanized rubber
- polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】未加硫ゴムとの離型性に優れ、ポリエチレンフ
ィルムを未加硫ゴム部材からはがす際に、ポリエチレン
フィルムが破れる心配のないポリエチレンフィルムを提
供する。 【解決手段】ポリエチレンフィルムに石油系ワックスを
0.1〜5重量%配合する。
ィルムを未加硫ゴム部材からはがす際に、ポリエチレン
フィルムが破れる心配のないポリエチレンフィルムを提
供する。 【解決手段】ポリエチレンフィルムに石油系ワックスを
0.1〜5重量%配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未加硫ゴムとの離
型性に優れたポリエチレンフィルムに関する。
型性に優れたポリエチレンフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】未加硫ゴム材料は相互に接着性が強い。
そのため未加硫ゴム材料を中間工程でシート状部材、帯
状部材の形で巻き取ったり、積層して保管する場合に
は、部材どうしを直接接触させないように、部材間に間
紙を介在するようにしている。この間紙としてポリエチ
レンフィルムが一般によく知られている。
そのため未加硫ゴム材料を中間工程でシート状部材、帯
状部材の形で巻き取ったり、積層して保管する場合に
は、部材どうしを直接接触させないように、部材間に間
紙を介在するようにしている。この間紙としてポリエチ
レンフィルムが一般によく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般的なポ
リエチレンフィルムにあっては、特に粘着力の強いゴム
に対して使用する場合や未加硫ゴムを混練・押出加工後
すぐに温度が高い状態のときに間紙として使用する場
合、次工程でポリエチレンフィルムを未加硫ゴム部材か
らはがす際に、ポリエチレンフィルムの密着力が強く、
しばしばポリエチレンフィルムが破れ、ポリエチレンフ
ィルムの一部が未加硫ゴム部材にくっついて残ってしま
う問題があった。この場合、ポリエチレンフィルムがそ
のまま製品に混入すると異物となり製品不良となるた
め、工程を止めてポリエチレンフィルムを除去する処置
を講じなればならない。
リエチレンフィルムにあっては、特に粘着力の強いゴム
に対して使用する場合や未加硫ゴムを混練・押出加工後
すぐに温度が高い状態のときに間紙として使用する場
合、次工程でポリエチレンフィルムを未加硫ゴム部材か
らはがす際に、ポリエチレンフィルムの密着力が強く、
しばしばポリエチレンフィルムが破れ、ポリエチレンフ
ィルムの一部が未加硫ゴム部材にくっついて残ってしま
う問題があった。この場合、ポリエチレンフィルムがそ
のまま製品に混入すると異物となり製品不良となるた
め、工程を止めてポリエチレンフィルムを除去する処置
を講じなればならない。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、未加硫ゴムとの離型性に優れたポリエチレンフィル
ムを提供することを目的とする。
で、未加硫ゴムとの離型性に優れたポリエチレンフィル
ムを提供することを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】そこで、本発明のポリエ
チレンフィルムは、未加硫ゴムとの離型性を良くするた
めに、0.1〜5重量%のワックスを配合したことを特
徴とする。0.1〜5重量%としたのは、配合するワッ
クスが0.1重量%未満だと離型効果が十分ではなく、
5重量%を越えるとポリエチレンフィルム自体の強度が
低下し、かえって破れやすいフィルムとなるからであ
る。
チレンフィルムは、未加硫ゴムとの離型性を良くするた
めに、0.1〜5重量%のワックスを配合したことを特
徴とする。0.1〜5重量%としたのは、配合するワッ
クスが0.1重量%未満だと離型効果が十分ではなく、
5重量%を越えるとポリエチレンフィルム自体の強度が
低下し、かえって破れやすいフィルムとなるからであ
る。
【0006】ワックスは、フィルム製造段階で混入させ
る。ポリエチレンフィルムにワックスを配合すると離型
効果が生まれるのは、ポリエチレンフィルムに混入され
たワックスが表面に析出してワックス被膜を形成し、ポ
リエチレンと未加硫ゴムとの直接接触を阻害するためと
考えられる。
る。ポリエチレンフィルムにワックスを配合すると離型
効果が生まれるのは、ポリエチレンフィルムに混入され
たワックスが表面に析出してワックス被膜を形成し、ポ
リエチレンと未加硫ゴムとの直接接触を阻害するためと
考えられる。
【0007】ワックス配合量の好適な範囲は0.5〜2
重量%である。0.5〜2重量%とすることにより、離
型効果を十分に発揮させながらフィルム自体の強度を十
分に保持することができる。
重量%である。0.5〜2重量%とすることにより、離
型効果を十分に発揮させながらフィルム自体の強度を十
分に保持することができる。
【0008】ワックスは、大別して天然系ワックス、石
油系ワックスがあるが、滴点が110℃以下の石油系ワ
ックスが望ましい。滴点が110℃以下であると、離型
効果がより一層向上する。また、石油系ワックスである
と、未加硫ゴムとの相容性が特に良く、部材表面にワッ
クスが残らない。天然系ワックスの場合には未加硫ゴム
との相容性があまり良くなく、部材表面にワックスが残
る心配がある。部材表面にワックスが残ってしまうと、
未加硫ゴム部材どうしを貼り合わせる際に部材どうしの
接着が不十分となりやすく界面剥離などの問題が生じう
る。
油系ワックスがあるが、滴点が110℃以下の石油系ワ
ックスが望ましい。滴点が110℃以下であると、離型
効果がより一層向上する。また、石油系ワックスである
と、未加硫ゴムとの相容性が特に良く、部材表面にワッ
クスが残らない。天然系ワックスの場合には未加硫ゴム
との相容性があまり良くなく、部材表面にワックスが残
る心配がある。部材表面にワックスが残ってしまうと、
未加硫ゴム部材どうしを貼り合わせる際に部材どうしの
接着が不十分となりやすく界面剥離などの問題が生じう
る。
【0009】石油系ワックスは、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、FTワックスなどが用
いられる。
マイクロクリスタリンワックス、FTワックスなどが用
いられる。
【0010】ポリエチレンは、エチレンの重合体であ
り、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチ
レン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレンの単独ま
たはブレンド物が用いられる。
り、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチ
レン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレンの単独ま
たはブレンド物が用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のポリエチレンフイルム
は、実施形態の一例として、タイヤ製造工程の中間材料
である未加硫ゴム材料からなる長尺なシート状部材、帯
状部材を巻き取る場合や積層する場合の間紙としてのラ
イナーに適用されるが、このライナーは当業者に周知で
あるキャスト法、インフレ法により製造される。また、
合成ゴムベールを包装する包装材等にも使用される。
は、実施形態の一例として、タイヤ製造工程の中間材料
である未加硫ゴム材料からなる長尺なシート状部材、帯
状部材を巻き取る場合や積層する場合の間紙としてのラ
イナーに適用されるが、このライナーは当業者に周知で
あるキャスト法、インフレ法により製造される。また、
合成ゴムベールを包装する包装材等にも使用される。
【0012】ポリエチレンフィルムには、なし地等のエ
ンボス加工を施してよい。エンボス加工を施すことによ
り離型効果が一層向上する。
ンボス加工を施してよい。エンボス加工を施すことによ
り離型効果が一層向上する。
【0013】また、ポリエチレンフィルムには、必要に
応じて酸化防止剤、アンチブロッキング剤などのポリエ
チレン用添加剤を加えてよい。
応じて酸化防止剤、アンチブロッキング剤などのポリエ
チレン用添加剤を加えてよい。
【0014】
【実施例】実施例1として、低密度ポリエチレン(密度
0.924、MI値3.0)にマイクロクリスタリンワ
ックス(滴点73℃)を1重量%添加し、Tダイキャス
ト法により厚さ100μmのポリエチレンフィルムを作
製した。また、比較例1として、上記低密度ポリエチレ
ンにワックスを添加しないでTダイキャスト法により厚
さ100μmのポリエチレンフィルムを作製した。
0.924、MI値3.0)にマイクロクリスタリンワ
ックス(滴点73℃)を1重量%添加し、Tダイキャス
ト法により厚さ100μmのポリエチレンフィルムを作
製した。また、比較例1として、上記低密度ポリエチレ
ンにワックスを添加しないでTダイキャスト法により厚
さ100μmのポリエチレンフィルムを作製した。
【0015】さらに、実施例2として、低密度ポリエチ
レン(密度0.924、MI値3.0)と直鎖状低密度
ポリエチレン(密度0.920、MI値4.0)とを7
5:25の割合でブレンドし、このブレンド物にマイク
ロクリスタリンワックス(滴点85℃)を1重量%添加
し、Tダイキャスト法により厚さ100μmのポリエチ
レンフィルムを作製した。また、比較例2として、上記
ブレンド物にワックスを添加しないでTダイキャスト法
により厚さ100μmのポリエチレンフィルムを作製し
た。
レン(密度0.924、MI値3.0)と直鎖状低密度
ポリエチレン(密度0.920、MI値4.0)とを7
5:25の割合でブレンドし、このブレンド物にマイク
ロクリスタリンワックス(滴点85℃)を1重量%添加
し、Tダイキャスト法により厚さ100μmのポリエチ
レンフィルムを作製した。また、比較例2として、上記
ブレンド物にワックスを添加しないでTダイキャスト法
により厚さ100μmのポリエチレンフィルムを作製し
た。
【0016】また、天然ゴム100部に亜鉛華5部、ス
テアリン酸2部、カーボンブラック45部、加硫促進剤
0.5部、硫黄2部を配合してなる未加硫ゴムをロール
を用いて厚さ約2mmの未加硫ゴムシートにし、上記の
実施例1〜2、比較例1〜2について、それぞれ当該未
加硫ゴムシートとの剥離性をテストした。
テアリン酸2部、カーボンブラック45部、加硫促進剤
0.5部、硫黄2部を配合してなる未加硫ゴムをロール
を用いて厚さ約2mmの未加硫ゴムシートにし、上記の
実施例1〜2、比較例1〜2について、それぞれ当該未
加硫ゴムシートとの剥離性をテストした。
【0017】テスト方法は、未加硫ゴムシートの上に実
施例1〜2、比較例1〜2の各ポリエチレンフィルム
(5cm×25cm)を260g/cm2 の圧力で圧着
し、24時間放置した。放置後、剥離速度500mm/
minで剥離テストを行い、剥離抗力を求めた。
施例1〜2、比較例1〜2の各ポリエチレンフィルム
(5cm×25cm)を260g/cm2 の圧力で圧着
し、24時間放置した。放置後、剥離速度500mm/
minで剥離テストを行い、剥離抗力を求めた。
【0018】テスト結果の表1〜2によれば、比較例1
よりも実施例1の方が、また比較例2よりも実施例2の
方が剥離抗力の値がいずれも格段に小さく、離型性が格
段に向上することが確かめられた。
よりも実施例1の方が、また比較例2よりも実施例2の
方が剥離抗力の値がいずれも格段に小さく、離型性が格
段に向上することが確かめられた。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明のポリエチレンフィルムによる
と、0.1〜5重量%のワックスを配合することによ
り、ポリエチレンフィルム自体の強度を保持しながら、
未加硫ゴムとの離型性を向上させることができる。
と、0.1〜5重量%のワックスを配合することによ
り、ポリエチレンフィルム自体の強度を保持しながら、
未加硫ゴムとの離型性を向上させることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】0.1〜5重量%のワックスを配合したこ
とを特徴とするポリエチレンフィルム。 - 【請求項2】前記ワックスは、滴点110℃以下の石油
系ワックスから成ることを特徴とする請求項1記載のポ
リエチレンフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23346396A JPH1076532A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ポリエチレンフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23346396A JPH1076532A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ポリエチレンフィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1076532A true JPH1076532A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16955434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23346396A Pending JPH1076532A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | ポリエチレンフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1076532A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002036273A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-05 | Mitsuboshi Belting Ltd | ゴムの圧延方法 |
| JP2010052202A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 離型用フィルム |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23346396A patent/JPH1076532A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002036273A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-05 | Mitsuboshi Belting Ltd | ゴムの圧延方法 |
| JP2010052202A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 離型用フィルム |
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