JPH1077215A - 化粧料原料およびこの原料からなる化粧料組成物 - Google Patents
化粧料原料およびこの原料からなる化粧料組成物Info
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- JPH1077215A JPH1077215A JP8253922A JP25392296A JPH1077215A JP H1077215 A JPH1077215 A JP H1077215A JP 8253922 A JP8253922 A JP 8253922A JP 25392296 A JP25392296 A JP 25392296A JP H1077215 A JPH1077215 A JP H1077215A
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Abstract
化粧料組成物とした場合には櫛通り性が良く、洗髪後毛
髪にごわごわ感の残らない優れた化粧料とすることがで
きまた口紅、アイライナー、ファンデーション等の固形
化粧料とした場合には顔料の分散性がよく且つ保存時に
所謂汗かき現象のでない化粧料とすることができる化粧
料組成物の提供にある。 【解決手段】モノエステル含有量が20%以下で脂肪酸
の炭素数が18〜22の糖脂肪酸エステルと、少なくと
もメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサン、
メチルポリシクロシロキサンの内から一種以上の選択さ
れたシロキサンとからなる化粧料原料とし、この原料の
脂肪酸エステルが0.1〜10%、且つ前記請求項1記
載の選択されたシロキサンが0.05〜10%、それぞ
れ化粧料組成物中に含まれてなる毛髪化粧料組成物又は
固形化粧料組成物。
Description
固形化粧料組成物に係り、その目的はヘアーリンス、ヘ
アートリートメント等の毛髪化粧料組成物とした場合に
は櫛通り性が良く、洗髪後毛髪にごわごわ感の残らない
優れた化粧料とすることができまた口紅、アイライナ
ー、ファンデーション等の固形化粧料とした場合には顔
料の分散性がよく且つ保存時に所謂汗かき現象のでない
化粧料とすることができる化粧料組成物を提供する事に
ある。
ーブ処理やヘアダイ処理等の化学的理由により、毛髪の
なめらかな風合いが失われ、パサパサとした固い感触が
生じやすい状態となることがある。また、洗髪により洗
髪後の毛髪が洗浄剤の影響により、乾燥時にパサパサと
した感じが生じやすく、しかも櫛通りが悪くなって、枝
毛、切毛等が発生し、毛髪に損傷が生じやすくなる。更
に、ブラッシングなどによっても毛髪が機械的損傷を受
けることが多々存在する。これらの機械的損傷から毛髪
を保護し、乾燥後のまとまり感を従来より毛髪に対して
櫛通り性を良くし、優れた光沢を与える原料として、シ
リコン誘導体が用いられることが多い。
さ等を与える目的でシロキサン、エステル油、炭化水素
油などの種々の油剤、およびカチオン界面活性剤が毛髪
化粧品中に配合されている。特にシロキサンは柔軟性や
しっとり感、滑らかさを与えることが知られており、多
くの毛髪化粧品に使用されている。しかしながら、これ
らシロキサンやカチオン界面活性剤を用いて毛髪の風合
いを向上させても、その持続性は充分には期待できない
うえ、特にシロキサンは、毛髪に多量に使用したり、長
い間繰り返し用いたりすると、毛髪にきしみ感を与える
といった欠点がある。さらに、乾燥後のまとまり感を向
上させるためにシリコーン等の油分を多量に配合したコ
ンディショニング剤では、塗布時に有効成分が毛髪全体
に充分に行きわたりにくくなる上、乾燥後の毛髪にベタ
つき感が生じてしまい、良好な仕上がり感が得られない
という課題が存在した。更に、シロキサン等のシリコン
誘導体は、洗髪後も毛髪に残存し、ごわごわ感が残るこ
とがあった。
ョン等の固形化粧料は、保存中に液状成分が分離して所
謂汗かき現象が生じることが多く、これは顔料の分散性
が不十分であることにもとづくものと考えられている。
ーリンス、ヘアートリートメント等の毛髪化粧料組成物
とした場合には櫛通り性が良く、洗髪後毛髪にごわごわ
感の残らない優れた化粧料とすることができまた口紅、
アイライナー、ファンデーション等の固形化粧料とした
場合には顔料の分散性がよく且つ保存時に所謂汗かき現
象のでない化粧料とすることができる化粧料組成物の提
供にある。
かる発明は、モノエステル含有量が20%以下で脂肪酸
の炭素数が18〜22の糖脂肪酸エステルと、少なくと
もメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサン、
メチルポリシクロシロキサンの内から一種以上の選択さ
れたシロキサンとからなる化粧料原料に係り、請求項2
にかかる発明は、前請求項1記載の脂肪酸エステルが
0.1〜10%、且つ前記請求項1記載の選択されたシ
ロキサンが0.05〜10%、それぞれ化粧料組成物中
に含まれてなる化粧料組成物に関し、請求項3記載の発
明は前記請求項1の原料を含んでなる化粧料又は前記請
求項2記載の化粧料が毛髪化粧料組成物であることを特
徴とする化粧料組成物に係り、請求項4記載の発明は前
記請求項1の原料を含んでなる化粧料又は前記請求項2
記載の化粧料が固形化粧料組成物であることを特徴とす
る化粧料組成物に係るものである。
る、糖脂肪酸エステルとしては2単糖以上の多糖と炭素
数が18〜22の脂肪酸とのエステル化物であって、モ
ノエステル含量が20%以下の糖脂肪酸エステルが好適
に使用できる。この糖脂肪酸エステルを構成する糖の具
体例としてはショ糖、マルトース、マルチトール、トレ
ハロースを挙げることができ、脂肪酸としてはステアリ
ン酸、ベヘニン酸等の直鎖飽和脂肪酸、12−ヒドロキ
システアリン酸あるいはラノリン脂肪酸等を挙げること
ができる。ここで糖脂肪酸エステルの原料である糖とし
て2単糖以上の多糖とする理由は、単糖では毛髪化粧料
に用いた時の櫛通り性が不十分であり好ましくないから
である。また、糖脂肪酸エステルの原料である脂肪酸と
して炭素数が18〜22の脂肪酸を使用する理由は、炭
素数が18未満の脂肪酸では固形化粧料に用いた時の汗
かき現象が効果的に抑制できず、又炭素数が22を超え
る脂肪酸では固形化粧料が硬くなりすぎ、使用感が損な
われ好ましくなく、いずれの場合も結局好ましくなく炭
素数が18〜22の脂肪酸が最も望ましい。この糖脂肪
酸エステルは、常法に準じて製造すればよく、ジメチル
スルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(D
MF)、又はN−メチル2−ピロリドン(NMP)を溶
媒とするエステル反応、あるいはミクロエマルションエ
ステル法、無溶媒エステル法等の方法で製造すればよ
い。
してシロキサンを使用する。この発明で使用するシロキ
サンとしては、25℃での粘度が2〜100,000c
sの特性を持つものが望ましく、具体的にはこの特性を
持つメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサン
又は、メチルポリシクロシロキサンの内から選ばれた一
種以上のシロキサンが配合される。
シロキサンを併用して化粧料原料として化粧料組成物に
配合するが、シロキサンは毛髪化粧料組成物とした場合
には毛髪に柔軟性やしっとり感、滑らかさを与え、また
糖脂肪酸エステルは毛髪に対して優れた櫛通り性と、洗
髪後も毛髪にごわごわ感を与えない効果を奏する。更
に、この発明においては、糖脂肪酸エステルとシロキサ
ンを併用して化粧料原料として化粧料組成物に配合する
が、シロキサンは固形化粧料組成物とした場合には顔料
の溶解性を改善し、糖脂肪酸エステルは顔料と溶剤の分
散性を改善し、結果固形化粧料組成物の汗かき現象を回
避する。
シロキサンを併用して化粧料原料として化粧料組成物に
配合するが、それぞれ化粧料組成物全体を100%とし
て、糖脂肪酸エステルは0.1〜10%および、シロキ
サンは0.05〜10%配合することが望ましい。糖脂
肪酸エステルの配合量を0.1〜10%とする理由は、
配合量が0.1%未満の場合は櫛通り性が充分得られず
かつ洗髪後に毛髪にごわごわ感が残り好ましくなく、1
0%を超えて配合した場合にはシロキサンの毛髪に柔軟
性やしっとり感、滑らかさを与える効果を阻害し、結局
いずれの場合も好ましくない。
する理由は、配合量が0.05%未満の場合には毛髪に
柔軟性やしっとり感、滑らかさ等を与えることができ
ず、逆に10%を超えて配合した場合には毛髪にきしみ
感を与えたり、ごわごわ感を与えて好ましくない、結局
いずれの場合も発明の目的を達成できないからである。
を化粧料原料とする、化粧料組成物としてはヘアートリ
ートメント、ヘアリンス、シャンプー、ヘアークリーム
等の毛髪化粧料組成物とすることができ、或いは口紅、
アイライナー、ファンデーション等の固形化粧料とする
ことができる。この発明で云う化粧料原料およびこの原
料からなる化粧料組成物とは、薬事法上の医薬、医薬部
外品、化粧品等のいずれに属していてもよく、化粧に用
いる組成物であればよい。
実施例及び試験例を示す。 (実施例1)ショ糖34.2g(0.1モル)及び、反
応溶媒としてDMSO、129.4gを500mlのフ
ラスコにとり加温溶解する。これにステアリン酸メチル
64.7g(0.22モル)、触媒として炭酸カリウム
0.26gを加え92〜95℃、15〜20mmHgで
6時間反応する。反応率は96.9%であった。反応終
了後触媒を中和、濾過を行った後、減圧下でDMSOの
ほとんどを回収する。反応物を3倍量のMEKに溶解
し、再結晶、濾過、乾燥を行い白色の粉末82.5gを
得た、この物のモノエステル含量は15.4%であっ
た。尚、モノエステル含量の測定は、書籍シュガーエス
テル物語(第一工業製薬(株)昭和59年7月10日発
行)第60頁から第61頁記載のショ糖エステル中のモ
ノエステル含有率の測定法に基づいた。この方法の概要
は、TLCにより糖エステル中のモノエステルとジ及び
トリエステルを分離し、それぞれ結合糖を比色分析法に
より測定して、全エステル中のモノエステル含有量を定
量する定量法である。
例1と同様の条件で反応精製を行い、表1の糖脂肪酸エ
ステルを得た。
MSO、105.8gを500mlのフラスコにとり加
温溶解する。これにステアリン酸メチル52.9g
(0.18モル)、触媒として炭酸カリウム0.26g
を加え92〜95℃、15〜20mmHgで6時間反応
する。反応率は96.9%であった。反応終了後触媒を
中和、濾過を行った後、減圧下でDMSOのほとんどを
回収する。反応物を3倍量のMEKに溶解し、再結晶、
濾過、乾燥を行い白色の粉末67.5gを得た、この物
のモノエステル含量は21.5%であった。尚、モノエ
ステル含量の測定は、実施例1と同様にした。
例1と同様の条件で反応精製を行い、表2の糖脂肪酸エ
ステルを得た。
脂肪酸エステルを用いて試験例1〜2に示す処方(単位
g)に従って化粧料を調整し、化粧料A〜Tを得た。
髪後乾いたタオルで十分ふき取り、30分間室温で乾燥
した後、問診で「櫛通り性」及び、「ごわごわ感」につ
いて調べた。「非常に優れている」を5点、「優れてい
る」を4点、「普通」を3点、「劣る」を2点、「非常
に劣る」を1点とする5段階評価で問診し、その平均値
を表3に示す。数値が大きいほど櫛通り性が良く、ごわ
ごわ感が少ない。
後乾いたタオルで十分ふき取り、30分間室温で乾燥し
た後、問診で「櫛通り性」及び、「ごわごわ感」につい
て調べた。「非常に優れている」を5点、「優れてい
る」を4点、「普通」を3点、「劣る」を2点、「非常
に劣る」を1点とする5段階評価で問診し、その平均値
を表4に示す。数値が大きいほど櫛通り性が良く、ごわ
ごわ感が少ない。
置後、40℃の恒温槽に入れ、10日後の発汗状態を観
察した。原料処方と結果を表5にまとめて記載する。 口紅の処方 配合% 実施例又は比較例で得た試料 10.0 シロキサン 5.0 ミツロウ 5.0 オキシステアリン酸 10.0 イソステアリン酸セチル 45.0 液状ラノリン 10.0 酸化チタン 0.5 顔料(赤色2号) 4.5
で10日間放置後、40℃の恒温槽に入れ、10日後の
発汗状態を観察した。原料処方と結果を表6にまとめて
記載する。
ノエステル含有量が20%以下で脂肪酸の炭素数が18
〜22の糖脂肪酸エステルと、少なくともメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルシロキサン、メチルポリシク
ロシロキサンの内から一種以上の選択されたシロキサン
とからなる化粧料原料に係り、請求項2にかかる発明
は、前請求項1記載の脂肪酸エステルが0.1〜10
%、且つ前記請求項1記載の選択されたシロキサンが
0.05〜10%、それぞれ化粧料組成物中に含まれて
なる化粧料組成物に関し、請求項3記載の発明は前記請
求項1の原料を含んでなる化粧料又は前記請求項2記載
の化粧料が毛髪化粧料組成物であることを特徴とする化
粧料組成物に係り、請求項4記載の発明は前記請求項1
の原料を含んでなる化粧料又は前記請求項2記載の化粧
料が固形化粧料組成物であることを特徴とする化粧料組
成物に係るものであるから以下の効果を奏する。上記試
験例からも明らかであるが この発明は、ヘアーリン
ス、ヘアートリートメント等の毛髪化粧料組成物とした
場合には櫛通り性が良く、洗髪後毛髪にごわごわ感の残
らない優れた化粧料とすることができまた口紅、アイラ
イナー、ファンデーション等の固形化粧料とした場合に
は顔料の分散性がよく且つ保存時に所謂汗かき現象ので
ない化粧料とすることができる化粧料組成物である。
Claims (4)
- 【請求項1】 モノエステル含有量が20%以下で脂肪
酸の炭素数が18〜22の糖脂肪酸エステルと、少なく
ともメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサ
ン、メチルポリシクロシロキサンの内から一種以上の選
択されたシロキサンとからなる化粧料原料。 - 【請求項2】 前請求項1記載の脂肪酸エステルが0.
1〜10%、且つ前記請求項1記載の選択されたシロキ
サンが0.05〜10%、それぞれ化粧料組成物中に含
まれてなる化粧料組成物。 - 【請求項3】 前記請求項1の原料を含んでなる化粧料
又は前記請求項2記載の化粧料が毛髪化粧料組成物であ
ることを特徴とする化粧料組成物。 - 【請求項4】 前記請求項1の原料を含んでなる化粧料
又は前記請求項2記載の化粧料が固形化粧料組成物であ
ることを特徴とする化粧料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25392296A JP3625112B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 化粧料原料およびこの原料からなる化粧料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25392296A JP3625112B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 化粧料原料およびこの原料からなる化粧料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077215A true JPH1077215A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3625112B2 JP3625112B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=17257899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25392296A Expired - Lifetime JP3625112B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 化粧料原料およびこの原料からなる化粧料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3625112B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010526114A (ja) * | 2007-05-08 | 2010-07-29 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 透過染料の結晶変態 |
Citations (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6076543A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-05-01 | Kobayashi Kooc:Kk | 油性ゲル組成物 |
| JPH0726245A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-27 | Shiseido Co Ltd | 増粘ゲル化剤及び増粘ゲル状組成物 |
| JPH0726244A (ja) * | 1993-07-08 | 1995-01-27 | Shiseido Co Ltd | 増粘ゲル化剤及び増粘ゲル状組成物 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP25392296A patent/JP3625112B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0726245A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-27 | Shiseido Co Ltd | 増粘ゲル化剤及び増粘ゲル状組成物 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010526114A (ja) * | 2007-05-08 | 2010-07-29 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 透過染料の結晶変態 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3625112B2 (ja) | 2005-03-02 |
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