JPH1078270A5 - - Google Patents
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- JPH1078270A5 JPH1078270A5 JP1996234162A JP23416296A JPH1078270A5 JP H1078270 A5 JPH1078270 A5 JP H1078270A5 JP 1996234162 A JP1996234162 A JP 1996234162A JP 23416296 A JP23416296 A JP 23416296A JP H1078270 A5 JPH1078270 A5 JP H1078270A5
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Description
【発明の名称】キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造、エバポレータおよび冷蔵庫
【特許請求の範囲】
【請求項1】キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部が、拡管部となされている、キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造。
【請求項2】キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられている、キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造。
【請求項3】冷媒吐出用切欠きがU形またはV形である、請求項2記載のキャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造。
【請求項4】キャピラリチューブの先端部が拡管部となされ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されている、エバポレータ。
【請求項5】エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている、請求項4記載のエバポレータ。
【請求項6】エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部の長さ中間部内に位置せしめられている、請求項4記載のエバポレータ。
【請求項7】キャピラリチューブの先端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されている、エバポレータ。
【請求項8】エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口と冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方とが、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている、請求項7記載のエバポレータ。
【請求項9】冷媒吐出用切欠きがU形またはV形である、請求項7または8記載のエバポレータ。
【請求項10】請求項4〜9のいずれか1つに記載のエバポレータを備えている、冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルに関し、さらに詳しくいえば、冷蔵庫の冷媒回路においてキャピラリチューブからエバポレータに冷媒が吐出されるさいの音を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫の冷媒回路は、コンプレッサ、コンデンサ、エバポレータ等が冷媒流通管によって接続されてなるが、例えば従来の冷蔵庫においては、図4に示すように、エバポレータ(2) の入口連結管(4) の一端の縮径部(4a)に、キャピラリチューブ(30)の先端部がほぼ密に挿通された状態で、両者が接続されているものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、キャピラリチューブ(30)の内径は1mm未満の非常に小さなものであって、これの先端開口(31)から約3.5〜6mm前後の内径を有するエバポレータ(2) の入口連結管(4) の径大部(4b)内に冷媒が急激に吐出されると、その際に大きな吐出音が発生するという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、上記の問題点を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるキャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造は、キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部が拡管部となされているものである。
【0006】
このようにキャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部を拡管部とすれば、同拡管部を経てから冷媒がエバポレータの入口連結管または冷媒通路内に吐出されることになるので、チューブ開口からの冷媒の吐出速度および圧力が低下する。これにより、冷媒吐出音の発生を防止することが可能となる。
【0007】
ここで、キャピラリチューブに形成される拡管部の内径および長さは、同チューブ内を流れる冷媒の速度や圧力、エバポレータの入口連結管または冷媒通路における冷媒が吐出される部分の内径(横断面積)等に応じて適宜に設定される。
【0008】
次に、本発明によるもう1つのキャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造は、キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられているものである。
【0009】
このようにキャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部の管壁に貫通孔や切欠きを設けて、同部分からも冷媒が吐出するようにすれば、冷媒吐出口の総開口面積が増大するので、チューブ開口および貫通孔、切欠き各々からの冷媒の吐出速度および圧力が低下する。これにより、冷媒吐出音の発生を防止することが可能となる。
【0010】
上記冷媒吐出用貫通孔または切欠きは、少なくとも1つあればよいが、複数であってもよい。貫通孔または切欠きの寸法(開口面積)は、これらの個数や、キャピラリチューブ内を流れる冷媒の速度や圧力、エバポレータの入口連結管または冷媒通路における冷媒が吐出される部分の内径(横断面積)等に応じて適宜に設定される。
【0011】
冷媒吐出用切欠きは、例えば、U形またはV形である。
【0012】
本発明によるエバポレータは、キャピラリチューブの先端部が拡管部となされ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されているものである。
【0013】
上記エバポレータにおいて、エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている場合がある。
【0014】
また、上記エバポレータにおいて、エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部の長さ中間部内に位置せしめられている場合もある。
【0015】
次に、本発明によるもう1つのエバポレータは、キャピラリチューブの先端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されているものである。
【0016】
上記エバポレータにおいて、エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口と冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方とが、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている場合がある。
【0017】
また、上記エバポレータにおいて、冷媒吐出用切欠きは、例えば、U形またはV形であ る。
【0018】
さらに、本発明には、本発明による上記第1または第2のエバポレータを備えている冷蔵庫も含まれる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態を示すものであって、冷蔵庫におけるキャピラリチューブ(10)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分を示している。
【0021】
キャピラリチューブ(10)は、内径0.8mmの銅合金製管材よりなり、その先端部は1.5mmの内径を有する拡管部(10a) となされている。拡管部(10a) の長さは、テーパ部分を含めて約40mmである。上記キャピラリチューブ(10)の拡管には、公知のパイプ拡管方法を用いればよく、特に限定はされない。キャピラリチューブ(10)の基端部は受液器に接続されている。
【0022】
エバポレータの入口連結管(4) は、例えば内径3.85mmのアルミ−銅連結管よりなるが、同管(4) におけるキャピラリチューブ(10)との連絡端部には、スピニング加工等による縮管部(4a)が設けられ、この縮管部(4a)の内周面がキャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) にほぼ密接せしめられている。入口連結管(4) の縮管部(4a)の長さはキャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) より短くなされており、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)は、入口連結管(4) における縮管部(4a)と隣接する径大部(4b)内に位置している。入口連結管(4) における縮管部(4a)側の開口周縁部分は、キャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) に溶接されている。
【0023】
上記キャピラリチューブ(10)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分において、キャピラリチューブ(10)内を流れる液化冷媒は、キャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) を経て、その先端開口(11)から入口連結管(4) の径大部(4b)内に向かって吐出される。この際、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)からの冷媒の吐出速度および圧力は、拡管部(10a) を有しない従来のキャピラリチューブの場合と比べて大幅に低下するので、冷媒吐出音は発生しない。
【0024】
図2は、本発明の他の実施形態を示すものであって、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)が入口連結管(4) における縮管部(4a)の長さ中間部内に位置せしめられている点を除いて、図1に示す実施形態と同じである。
【0025】
そして、図2に示すキャピラリチューブ(10)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分においては、キャピラリチューブ(10)内を流れる液化冷媒は、キャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) を経て、その先端開口(11)から入口連結管(4) の縮管部(4b)内に向かって吐出される。この際、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)からの冷媒の吐出速度および圧力は、拡管部(10a) を有しない従来のキャピラリチューブの場合と比べて大幅に低下するうえ、キャピラリチューブ(10)から入口連結管(4) に向かってその横断面積が段階的(4段階)に大きくなされているので、冷媒吐出音は発生しない。
【0026】
図3は、本発明のさらに別の実施形態を示すものであって、冷蔵庫におけるキャピラリチューブ(20)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分を示している。
【0027】
キャピラリチューブ(20)は、内径0.8mmの銅合金製管材よりなる。キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)近くの管壁には、0.6mmの口径を有する冷媒吐出用貫通孔(22)が同一直径上に2つ形成されている。キャピラリチューブ(20)の基端部は受液器に接続されている。なお、上記貫通孔(22)に代えて、図3に鎖線で示したように、例えばU形やV形の冷媒吐出用切欠き(23)を1つまたは複数形成してもよい。
【0028】
エバポレータの入口連結管(4) は、例えば内径3.85mmのアルミニウム−銅連結管よりなるが、同管(4) におけるキャピラリチューブ(20)との連絡端部には、スピニング加工等による縮管部(4a)が設けられ、この縮管部(4a)の内周面がキャピラリチューブ(20)の先端部にほぼ密接せしめられている。キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)および冷媒吐出用貫通孔(22)は、入口連結管(4) における縮管部(4a)と隣接する径大部(4b)内に位置している。入口連結管(4) における縮管部(4a)側の開口周縁部分は、キャピラリチューブ(20)の先端部に溶接されている。
【0029】
上記キャピラリチューブ(20)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分において、キャピラリチューブ(20)内を流れる液化冷媒は、キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)およびこれの近くの管壁にあけられた2つの冷媒吐出用貫通孔(22)から入口連結管(4) の径大部(4b)内に向かって吐出される。この際、キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)および貫通孔(22)それぞれからの冷媒の吐出速度および圧力は、貫通孔(22)を有しないキャピラリチューブの先端開口からのものと比べて大幅に低下するので、冷媒吐出音は発生しない。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、冷蔵庫等におけるキャピラリチューブの冷媒吐出音の発生を簡単かつ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の縦断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施形態を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の正面図である。
【図4】従来技術を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の縦断面図である。
【符号の説明】
(2)…エバポレータ
(4)…入口連結管
(10)…キャピラリチューブ
(10a)…拡管部
(20)…キャピラリチューブ
(22)…冷媒吐出用貫通孔
(23)…冷媒吐出用切欠き
【特許請求の範囲】
【請求項1】キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部が、拡管部となされている、キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造。
【請求項2】キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられている、キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造。
【請求項3】冷媒吐出用切欠きがU形またはV形である、請求項2記載のキャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造。
【請求項4】キャピラリチューブの先端部が拡管部となされ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されている、エバポレータ。
【請求項5】エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている、請求項4記載のエバポレータ。
【請求項6】エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部の長さ中間部内に位置せしめられている、請求項4記載のエバポレータ。
【請求項7】キャピラリチューブの先端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されている、エバポレータ。
【請求項8】エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口と冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方とが、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている、請求項7記載のエバポレータ。
【請求項9】冷媒吐出用切欠きがU形またはV形である、請求項7または8記載のエバポレータ。
【請求項10】請求項4〜9のいずれか1つに記載のエバポレータを備えている、冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルに関し、さらに詳しくいえば、冷蔵庫の冷媒回路においてキャピラリチューブからエバポレータに冷媒が吐出されるさいの音を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫の冷媒回路は、コンプレッサ、コンデンサ、エバポレータ等が冷媒流通管によって接続されてなるが、例えば従来の冷蔵庫においては、図4に示すように、エバポレータ(2) の入口連結管(4) の一端の縮径部(4a)に、キャピラリチューブ(30)の先端部がほぼ密に挿通された状態で、両者が接続されているものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、キャピラリチューブ(30)の内径は1mm未満の非常に小さなものであって、これの先端開口(31)から約3.5〜6mm前後の内径を有するエバポレータ(2) の入口連結管(4) の径大部(4b)内に冷媒が急激に吐出されると、その際に大きな吐出音が発生するという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、上記の問題点を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるキャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造は、キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部が拡管部となされているものである。
【0006】
このようにキャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部を拡管部とすれば、同拡管部を経てから冷媒がエバポレータの入口連結管または冷媒通路内に吐出されることになるので、チューブ開口からの冷媒の吐出速度および圧力が低下する。これにより、冷媒吐出音の発生を防止することが可能となる。
【0007】
ここで、キャピラリチューブに形成される拡管部の内径および長さは、同チューブ内を流れる冷媒の速度や圧力、エバポレータの入口連結管または冷媒通路における冷媒が吐出される部分の内径(横断面積)等に応じて適宜に設定される。
【0008】
次に、本発明によるもう1つのキャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造は、キャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられているものである。
【0009】
このようにキャピラリチューブにおけるエバポレータとの連絡端部の管壁に貫通孔や切欠きを設けて、同部分からも冷媒が吐出するようにすれば、冷媒吐出口の総開口面積が増大するので、チューブ開口および貫通孔、切欠き各々からの冷媒の吐出速度および圧力が低下する。これにより、冷媒吐出音の発生を防止することが可能となる。
【0010】
上記冷媒吐出用貫通孔または切欠きは、少なくとも1つあればよいが、複数であってもよい。貫通孔または切欠きの寸法(開口面積)は、これらの個数や、キャピラリチューブ内を流れる冷媒の速度や圧力、エバポレータの入口連結管または冷媒通路における冷媒が吐出される部分の内径(横断面積)等に応じて適宜に設定される。
【0011】
冷媒吐出用切欠きは、例えば、U形またはV形である。
【0012】
本発明によるエバポレータは、キャピラリチューブの先端部が拡管部となされ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されているものである。
【0013】
上記エバポレータにおいて、エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている場合がある。
【0014】
また、上記エバポレータにおいて、エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口が、入口連絡管における縮管部の長さ中間部内に位置せしめられている場合もある。
【0015】
次に、本発明によるもう1つのエバポレータは、キャピラリチューブの先端部の管壁に、冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方が設けられ、この先端部がエバポレータの入口連結管に接続されているものである。
【0016】
上記エバポレータにおいて、エバポレータの入口連結管におけるキャピラリチューブとの連絡端部に縮管部が設けられ、キャピラリチューブの先端開口と冷媒吐出用貫通孔および同切欠きのうちいずれか一方とが、入口連絡管における縮管部と隣接する径大部内に位置せしめられている場合がある。
【0017】
また、上記エバポレータにおいて、冷媒吐出用切欠きは、例えば、U形またはV形であ る。
【0018】
さらに、本発明には、本発明による上記第1または第2のエバポレータを備えている冷蔵庫も含まれる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態を示すものであって、冷蔵庫におけるキャピラリチューブ(10)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分を示している。
【0021】
キャピラリチューブ(10)は、内径0.8mmの銅合金製管材よりなり、その先端部は1.5mmの内径を有する拡管部(10a) となされている。拡管部(10a) の長さは、テーパ部分を含めて約40mmである。上記キャピラリチューブ(10)の拡管には、公知のパイプ拡管方法を用いればよく、特に限定はされない。キャピラリチューブ(10)の基端部は受液器に接続されている。
【0022】
エバポレータの入口連結管(4) は、例えば内径3.85mmのアルミ−銅連結管よりなるが、同管(4) におけるキャピラリチューブ(10)との連絡端部には、スピニング加工等による縮管部(4a)が設けられ、この縮管部(4a)の内周面がキャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) にほぼ密接せしめられている。入口連結管(4) の縮管部(4a)の長さはキャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) より短くなされており、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)は、入口連結管(4) における縮管部(4a)と隣接する径大部(4b)内に位置している。入口連結管(4) における縮管部(4a)側の開口周縁部分は、キャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) に溶接されている。
【0023】
上記キャピラリチューブ(10)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分において、キャピラリチューブ(10)内を流れる液化冷媒は、キャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) を経て、その先端開口(11)から入口連結管(4) の径大部(4b)内に向かって吐出される。この際、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)からの冷媒の吐出速度および圧力は、拡管部(10a) を有しない従来のキャピラリチューブの場合と比べて大幅に低下するので、冷媒吐出音は発生しない。
【0024】
図2は、本発明の他の実施形態を示すものであって、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)が入口連結管(4) における縮管部(4a)の長さ中間部内に位置せしめられている点を除いて、図1に示す実施形態と同じである。
【0025】
そして、図2に示すキャピラリチューブ(10)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分においては、キャピラリチューブ(10)内を流れる液化冷媒は、キャピラリチューブ(10)の拡管部(10a) を経て、その先端開口(11)から入口連結管(4) の縮管部(4b)内に向かって吐出される。この際、キャピラリチューブ(10)の先端開口(11)からの冷媒の吐出速度および圧力は、拡管部(10a) を有しない従来のキャピラリチューブの場合と比べて大幅に低下するうえ、キャピラリチューブ(10)から入口連結管(4) に向かってその横断面積が段階的(4段階)に大きくなされているので、冷媒吐出音は発生しない。
【0026】
図3は、本発明のさらに別の実施形態を示すものであって、冷蔵庫におけるキャピラリチューブ(20)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分を示している。
【0027】
キャピラリチューブ(20)は、内径0.8mmの銅合金製管材よりなる。キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)近くの管壁には、0.6mmの口径を有する冷媒吐出用貫通孔(22)が同一直径上に2つ形成されている。キャピラリチューブ(20)の基端部は受液器に接続されている。なお、上記貫通孔(22)に代えて、図3に鎖線で示したように、例えばU形やV形の冷媒吐出用切欠き(23)を1つまたは複数形成してもよい。
【0028】
エバポレータの入口連結管(4) は、例えば内径3.85mmのアルミニウム−銅連結管よりなるが、同管(4) におけるキャピラリチューブ(20)との連絡端部には、スピニング加工等による縮管部(4a)が設けられ、この縮管部(4a)の内周面がキャピラリチューブ(20)の先端部にほぼ密接せしめられている。キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)および冷媒吐出用貫通孔(22)は、入口連結管(4) における縮管部(4a)と隣接する径大部(4b)内に位置している。入口連結管(4) における縮管部(4a)側の開口周縁部分は、キャピラリチューブ(20)の先端部に溶接されている。
【0029】
上記キャピラリチューブ(20)とエバポレータの入口連結管(4) との接続部分において、キャピラリチューブ(20)内を流れる液化冷媒は、キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)およびこれの近くの管壁にあけられた2つの冷媒吐出用貫通孔(22)から入口連結管(4) の径大部(4b)内に向かって吐出される。この際、キャピラリチューブ(20)の先端開口(21)および貫通孔(22)それぞれからの冷媒の吐出速度および圧力は、貫通孔(22)を有しないキャピラリチューブの先端開口からのものと比べて大幅に低下するので、冷媒吐出音は発生しない。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、冷蔵庫等におけるキャピラリチューブの冷媒吐出音の発生を簡単かつ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の縦断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施形態を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の正面図である。
【図4】従来技術を示すキャピラリチューブとエバポレータの入口連結管との接続部分の縦断面図である。
【符号の説明】
(2)…エバポレータ
(4)…入口連結管
(10)…キャピラリチューブ
(10a)…拡管部
(20)…キャピラリチューブ
(22)…冷媒吐出用貫通孔
(23)…冷媒吐出用切欠き
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| JP8234162A JPH1078270A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8234162A JPH1078270A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造 |
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| JPH1078270A JPH1078270A (ja) | 1998-03-24 |
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Family
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Family Applications (1)
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| JP8234162A Abandoned JPH1078270A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | キャピラリチューブの冷媒吐出音防止構造 |
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