JPH1078629A - 明室取扱可能な直接反転ハロゲン化銀乳剤 - Google Patents
明室取扱可能な直接反転ハロゲン化銀乳剤Info
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Abstract
Dmax及び良好な画像品質を提供する。 【解決手段】 ある種のニトロ置換されたアリールもし
くはヘテロアリール含有イミダゾールを含ませた場合に
拡大したDminウィンドウを示す明室取扱可能な直接陽画
ハロゲン化銀乳剤。これらのイミダゾールは優れた再反
転抑制剤及びDmin抑制剤として作用する。必要ならば明
室で取り扱うことができるこれらの乳剤から写真要素を
調製する。
Description
接反転乳剤、及びそれを含んでなる写真要素に関する。
そのような乳剤は、グラフィックアーツのデュプリケー
ティングフィルムに特に有用である。
例した光学濃度を有する画像を生じる写真要素をネガ型
いう。ネガ写真像を生成し、その後、最初のネガのネガ
である第二の写真像、即ち、ポジ像を形成して、ポジ写
真像を形成することができる。直接陽画像は、最初にネ
ガ像を形成しないで形成されるポジ像であると理解され
る。
ォトブリーチ乳剤(即ち、電子トラップ化合物を内部に
ドープしたハロゲン化銀粒子を有し、その粒子表面を露
光の前かもしくは処理時にカブラせた乳剤)を用いるこ
とである。表面現像液中で現像すると(即ち、実質的に
露光されてないハロゲン化銀粒子内の潜像部位が残
る)、活性輻射線露光を受けた粒子は、像様露光されな
かったところよりもゆっくりとした速度で現像される。
この結果が直接陽画像である。
クアーツを目的とする高コントラストデュプリケーティ
ング材料においてである。これらの材料のいくつかは低
写真スピードを有し、明るい安全光下もしくは通常の明
室条件下においても使用することを目的としている。そ
のような材料は、「明室光取扱可能」な乳剤、要素もし
くは材料として知られている。「明室光取扱可能」の用
語は、この材料を、最大濃度を著しく低下することなし
に、200ルクスの光レベルに数分間曝すことができる
ことを意味する。典型的に、そのような材料は、Dmin露
光のために、だいたい10,000エルグ/cm2 を必
要とする。
問題は、直接陽画乳剤の露光寛容度を制限する「再反
転」と呼ばれる現象である。露光を受けない直接陽画要
素の領域では、最大画像濃度を現像するであろうが、最
小濃度が現像される領域では、より多くの露光量を受け
ることが認められるであろう。露光量が最小濃度生成に
必要な量を超えて増加するので、結局、現像時に濃度の
増加が起きはじめ、その後、この乳剤はネガ型乳剤のよ
うに振る舞う。最小濃度を与えるのにちょうど必要な露
光量と、それを超えて最小濃度の増加が生じ始める露光
量との間の量は、「最小濃度ウインドウ」もしくは「Dm
inウインドウ」と呼ばれる。
ることができるので、広いDminウィンドウは、グラフィ
ックアーツ明室取扱可能なデュプリケーティングフィル
では特に望ましい。このウインドウが十分大きくない
と、望ましくない濃度増加が生じる。直接陽画乳剤を作
成する一般的な方法は、ハロゲン化銀粒子をVII 族及び
VIII族金属、例えば、イリジウム、ロジウム、ルテニウ
ム、オスミウム及びレニウム等を内部にドープすること
である。そのような目的のために有用な多くのイリジウ
ムイオン源が文献中に見られる。例えば、米国特許第
5,240,828号明細書には、高臭化銀乳剤に用い
るのに特に有効であるとして、2以上のブロモリガンド
を有するイリジウム配位錯体を用いることが記載されて
いる。明室取扱可能なリバーサル要素では良好なDminウ
インドウを維持することは、非常に困難である。なぜな
ら、そのような要素では高エネルギー露光を用いるから
である。さらに、多くの乳剤添加物、例えば、伝統的な
安定化剤及びカブリ防止剤は、Dmin及び再反転を増加
し、Dminウィンドウを減少させる。
記載されているように、5−ニトロベンゾイミダゾール
により、Dminが減少し、Dminウインドウが増加すること
が知られている。しかし、この化合物は核生成現像を抑
制する場合があり、明室取扱可能なデュプリケーティン
グフィルム及び核生成フィルムの現像適合性を減じる。
再反転に挑戦する余地があり、特に、安定化剤を含有す
る乳剤に関してDminウインドウを増大させることの必要
性が依然として存在する。そのような乳剤では、Dminを
さらに減少させ、高コントラスト、高Dmax及び良好な画
像品質を維持することが望ましい。
制剤として、銀1モル当たり少なくとも0.01ミリモ
ル量で存在するニトロ置換されたアリールもしくはヘテ
ロアリールを有するイミダゾールを含んでなり、最小濃
度を与えるのに少なくとも10,000エルグ/cm2
を必要とする明室取扱可能な直接陽画ハロゲン化銀乳剤
であって、前記ニトロ置換されたアリールもしくはヘテ
ロアリールを有するイミダゾールが、次式の構造:
は−CH=CH−であり、R2 及びR3 は、独立して、
水素、アリール、ニトロ置換されたアリール、ニトロも
しくはシアノであり、又はR2 及びR3 は一緒になっ
て、イミダゾール環と縮合した、非置換又は一つもしく
は二つのニトロ基で置換されている6〜10員の芳香族
炭素環を完成するのに必要な原子団を表し、Zは、5〜
10員の芳香族炭素環もしくは複素環を完成するのに必
要な炭素原子もしくはヘテロ原子を表し、そしてyは、
0、1もしくは2であるが、yが0のときは、R1 はニ
トロ基を含まず、R2 もしくはR3 又はR2 とR3 は共
に、一つもしくは二つのニトロ基を有し、yが1もしく
は2のときは、R2 もしくはR3 又はR2 とR3 は共に
ニトロ基を含まず、さらに、当該構造はアルキル基及び
アルコキシ基を含まない)を有する直接陽画ハロゲン化
銀乳剤を用いて最小にする。
でなる写真要素も提供する。好ましい態様では、本発明
の要素は、透明フィルム支持体を含んでなり、その上
に、最小濃度を与えるのに少なくとも10,000エル
グ/cm2 を必要とする明室取扱可能な直接陽画ハロゲ
ン化銀乳剤を含んでなる単一の感光性層を有し、前記乳
剤は、50〜100モル%(総銀量に対して)の臭化銀
かつ0%ヨウ化銀、ポリハロイリジウムドーパント、並
びに再反転抑制剤として上記定義の構造を有する、銀1
モル当たり0.1〜10ミリモル量で存在する、ニトロ
置換されたアリールもしくはヘテロアリールを有するイ
ミダゾールを含んでなる。
全光中で容易に取り扱うことができ、グラフィックアー
ツフィルムに望ましい良好な画像品質及び広いDminウィ
ンドウを示す。従って、乳剤中にDminウィンドウを減じ
る傾向にある種々の添加物が存在するにもかかわらず、
再反転が望ましく抑制される。これらの利点は、前記乳
剤中に、再反転抑制剤としてニトロ置換されたアリール
もしくはヘテロアリールを有するイミダゾールを含有す
ることによって達成される。これらの化合物は、核生成
フィルムとの現像適合性を与え、核生成現像を妨害せず
また画像品質も劣化させない。安全光安全時間の増加も
しくは非減少も提供する。これらのイミダゾール類はコ
ントラストもDmaxも低下させず、画像品質を高める。
ダーに分散された一種以上のハロゲン化銀の粒子を含ん
でなる。そのような材料は、当該技術分野では公知であ
り、リサーチディスクロージャー(刊行物36544 )、50
1-541 頁(1994年9 月)に記載されている。
化銀、臭化銀、臭塩化銀、塩臭化銀、ヨウ臭化銀、ヨウ
塩化銀及びヨウ臭塩化銀を含む種々のハロゲン化銀粒子
を用いることができる。好ましくは、この乳剤は総銀量
に基づいて少なくとも50モル%の臭化銀及び最大50
モル%の塩化銀を含んでなる。より好ましくは、この乳
剤は総銀量に基づいて少なくとも90モル%、そして最
も好ましくは100モル%の臭化銀を含んでなり、かつ
ヨウ化銀を含まない。高塩化銀乳剤も用いることがで
き、そのような乳剤は少なくとも90モル%の塩化銀を
含有し、かつヨウ化銀を含まない。
を含む任意の望ましい形態を有することができる。これ
らの粒子は、好ましくは、単分散され、粒子サイズ少な
くとも0.7μm、最適には0.3μm未満を有する。
乳剤は通常の操作及び量を用いて通常のドーパントでド
ープするか、もしくは通常の電子トラップフォトブリー
チ色素を含有することができる。これらの乳剤を、通常
の還元剤(二酸化チオ尿素、スズ化合物、アミンボラン
類、ほう水素化物類を含む)を用いて表面をカブラせる
ことができる。
体(例えば、ゼラチンの希釈溶液)、銀イオン源(例え
ば、硝酸銀)、所望のハロゲン化物イオン源(例えば、
アンモニウムもしくはアルカリ金属ハロゲン化物塩
類)、及びイミダゾール化合物、ドーパント及び以下に
記載する他の化合物を含む種々のその他の添加物を反応
容器に入れることによってハロゲン化銀粒子を沈殿させ
て調製する。
有用なイミダゾール化合物は、好ましくはアリールもし
くはヘテロアリール基に一つ又は二つのニトロ置換基を
有する。これらの化合物は一般的に次の構造式で定義す
ることができる:
換もしくは非置換の−CH=CH−である) 好ましくは、R1 は、非置換の−CH=CH−である
が、シアノ、ニトロもしくはトリフルオロメチル基で置
換することもできる。さらに、R2 及びR3 は、独立し
て、水素、置換もしくは非置換の炭素数6〜10のアリ
ール(例えば、フェニルもしくはナフチル及び当業者に
容易に明らかなもの)、特に、ニトロ置換されたアリー
ル(一つもしくは二つのニトロ基を有する)である。こ
れらの基はそれぞれニトロもしくはシアノとなることが
できる。
緒になって、イミダゾール環と縮合した、6〜10員の
芳香族炭素環を完成するのに必要な原子団を表す。その
ような芳香環を一つもしくは二つのニトロ基、又は当業
者に容易に明らかな他の置換基で置換することができ
る。より好ましくは、R2 及びR3 は一緒になってイミ
ダゾール環(一つ以上のニトロ基で置換されている)と
縮合してベンズイミダゾール環を形成する。最も好まし
くは、置換された環上にはただ一つのニトロ基が存在す
る。
置換の5〜10員の芳香族炭素環もしくは複素環を完成
するのに必要な炭素原子もしくはヘテロ原子を表す。そ
のような炭素環には、限定はされないが、フェニルもし
くはナフチルが含まれ、それらは、一つもしくは二つの
ニトロ基並びにシアノ及びトリフルオロメチル等の他の
基で置換されることができる。芳香族複素環には、限定
はされないが、フラニル、ピリジニル、ベンゾフラニ
ル、チオフラニル、イソオキサゾリル、ベンゾオキサゾ
リル、チアゾリル及びピリミジニルが含まれ、一つもし
くは二つのニトロ基で置換することができる。好ましく
は、Zはニトロ置換もしくはニトロ非置換のフェニル又
はフラニル基を形成し、より好ましくは、一つのニトロ
置換基を有するフェニル基を形成する。
くとも一つのニトロ基を有しなければならず、当該分子
のイミダゾール環の同じ側に一つもしくは二つのニトロ
基が存在することが最も好ましい。従って、ニトロ基
(複数でもよい)は、R2 もしくはR3 (もしくは、一
緒になった二つの基)、又はZによって形成された環上
のいずれかに存在する。
ができるが、yが0のときは、R1はニトロ基を含ま
ず、R2 もしくはR3 は(又はR2 及びR3 は共に)、
一つもしくは二つのニトロ基を有し、yが1もしくは2
のときは、R2 及びR3 はニトロ基を含まない。さら
に、このイミダゾール化合物は、電子供与基であるアル
キルもしくはアルコキシ基を有しない。
されたイミダゾール化合物の例である。化合物、6、
7、9、10、13、20、22、38、42、44、
46、47及び48が好ましく、化合物6、13及び4
4がより好ましい。化合物44が最も好ましい。
銀1モル当たり0.01〜50ミリモル、好ましくは
0.1〜10ミリモル、より好ましくは0.5〜4ミリ
モルの量で存在する。本発明のに乳剤中に存在すること
ができる有用なドーパントには、イリジウム、ロジウ
ム、ルテニウム、オスミウム及びレニウムのような金属
錯体が含まれ、光ホールによる表面カブリの完全なフォ
トブリーチ、従って、良好な反転像形成を可能にする。
は、例えば、米国特許第5,240,828号明細書記
載されるようなポリハロイリジウム化合物が含まれる。
ドーパントは、適当なタイミングで乳剤に添加すること
ができる。一般的に用いられるドーパントの量は、銀1
モル当たりイリジウム1×10-6〜1×10-4モルの範
囲である。
二つ以上のハロリガンドを有し、残りのリガンドをアク
オ及びニトロシルから選ばれる。高臭化銀乳剤の場合、
好ましくは、ポリハロリガンドはブロモリガンドであ
り、残りのリガンドはまたアクオ、クロロ、フルオロ、
ヨードもしくはニトロシルリガンドとなることができ
る。好ましい臭化銀では、有用な錯体は四つ以上のブロ
モリガンドを有し、特に好ましいものはヘキサブロモ錯
体である。高塩化銀乳剤の場合、ポリクロロ−アコ錯体
がとりわけ好ましい。
められてないが、アルカリ金属イオン及びアンモニウム
が含まれる。カリウムイオンが好ましい対イオンであ
る。いくつかの代表的なポリハロイリジウムドーパント
が米国特許第5,240,828号明細書の第4欄及び
米国特許第4,902,611号明細書に記載されてい
る。例えば、有用なドーパントには、K2 IrBr6 、
K3 IrBr6 、K2IrCl6 、K3 IrCl6 、K2
Ir(H2 O)Cl5 、KIr(H2 O)2Cl4 、K
2 Ir(H2 O)Br5 、及びKIr(H2 O)2 Br
4 が含まれる。
ジ型乳剤の分光増感に用いられる分光増感剤(特に、フ
ォトブリーチ色素)を用いて増感することができる。し
かし、分光増感剤を用いないのが好ましい。乳剤の安定
化を一種以上のメルカプト含有化合物、例えば、メルカ
プトテトラゾール、メルカプトベンゾオキサゾール、メ
ルカプトオキサゾール、メルカプトオキサジアゾール、
メルカプトチアゾール、メルカプトベンゾチアゾール、
メルカプトトリアゾール、メルカプトベンゾイミダゾー
ル、及びニトロチオフェノール等を含んで達成すること
ができる。安定化剤は、高臭化銀乳剤(即ち、50モル
%を超える臭化銀を有する乳剤)において特に有用とな
ることができる。とりわけ好ましい安定化剤は、ニトロ
基も含んだ複素環式メルカプト含有化合物である。なぜ
なら、そのような化合物は、Dminウィンドウを減少しそ
うにないからである。いくつかの好ましい安定化剤に
は、次の化合物もしくはそれらの一価の金属塩が含まれ
る:1−(4−ニトロフェニル)−5−メルカプトテト
ラゾール、1−(3−ニトロフェニル)−5−メルカプ
トテトラゾール、5−ニトロ−2−メルカプトベンゾオ
キサゾール、6−ニトロ−2−メルカプトベンゾオキサ
ゾール、4−メチル−5−ニトロ−2−メルカプトチア
ゾール、2,2’−ジチオビス(4−メチル−5−ニト
ロチアゾール)、5−ニトロ−2−メルカプトベンゾチ
アゾール及び6−ニトロ−2−メルカプトベンゾチアゾ
ール。安定化剤の量は、一般的に、銀1モル当たり5×
10-5〜5×10-3モルである。
れる。ゼラチンが好ましいバインダー材料である。本発
明の写真要素は、典型的に、その上に当該写真乳剤を配
置した支持体材料を有する。有用な支持体材料は、当該
技術分野では公知である。ポリマーフィルム、例えば、
ポリエステルフィルムが好ましく、ポリエチレンテレフ
タレート及びポリエチレンナフタレートが最も好まし
い。
を複製するハーフトーン像と接触させ、この要素をメタ
ルハライドライト由来の高照度(典型的に、1500ワ
ット)照明に、光電子をトラップして露光領域に表面カ
ブリをフォトブリーチする光ホールを生成するのに十分
な時間露光し、そして表面感受性ハロゲン化銀乳剤を現
像するのに一般的に用いる条件下でそれらの領域のハロ
ゲン化銀を表面現像液において現像不能にすることによ
って画像を形成する。
できる典型的な現像主薬には、ヒドロキノン類、カテコ
ール類、アミノフェノール類、3−ピラゾリジノン類、
アスコルビン酸及びその誘導体、レダクトン類、フェニ
レンジアミン類もしくはそれらの組合せが含まれる。現
像主薬は、現像水溶液中に存在することができ、あるい
は要素それ自体に組み込むことができる。一旦現像され
ると、この要素は一般的に定着される。一回洗浄し、そ
してこの要素を乾燥して所望の完成像を提供する。
露光量を、それらの写真要素を0.10濃度増分のカー
ボンステップウェッジに接触させておき、リバーサルを
生成するのに十分な露光時間で1000Wメタルハライ
ドランプに露光させて得た。
法で1000W水晶(タングステン)ハロゲンランプに
対して露光した。これらの要素を、Dmin及びDmaxパッ
チ、並びに50%ドットパターンを含んだ目標物に接触
させて置いて実効露光量を得た。1000Wメタルハラ
イド露光装置もしくは1000W水晶(タングステン)
露光装置を用い、ドット露光量(Dot-for Dot exposur
e)より僅かに少ない露光量から最適露光量より3.0
logE多い露光量の間で、0.1logE増分で露光
量を変えてこれらの要素を階段状に露光した。この一連
の露光により、各要素の再反転部(極端な過剰露光)も
しくはDminウインドウを含んだ特定のDlogE曲線及
びドット成長曲線を作成した。
5Eラピッドアクセスプロセッサーで実施した。例3、
4、6及び9の場合、市販のKODAK RA 2000 Developer
and Replenisher 1部と水4部(以下、「RA」とい
う)の現像液を用いて、これらの要素を35℃で22秒
間現像した。その後、特に断らない限りは、市販のKODA
K 3000 Fixer and Replenisher1部と水3部の定着液を
用いてこれらを定着した。
EX Developer and Replenisher1部と水4部(以下、
「UT」という)中で、同じ要素を35℃で38秒間現
像した。その後、市販のKODAK ULTRATEX Fixer and Rep
lenisher中でこれらを定着した。例7の要素を、市販の
KODAK RA 2000 Developer and Replenisher 1部と水2
部からなる現像液を用いて、35℃で30秒間現像し
た。その後、上記のように希釈した市販のKODAK 3000 F
ixer and Replenisherを用いて定着した。
び安全光測定を、例7において記載したように現像して
得て、実効測定を例3において記載したようにして得
た。以下の例は本発明をさらに具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。例1:臭化銀乳剤の調製 反応容器にゼラチン(24g/最終Agモル)及び蒸留
水(450ml/Agモル)を入れ、50℃に維持し
た。この溶液に、3,6−ジチア−1,8−オクタンジ
オール(0.09g/Agモル)を加え、次に5分間攪
拌した。臭化カリウム(3モル濃度)でpAgを8.1
3に調節し、硝酸(3モル濃度)でpHを3.0に調節
した。
3ml/分で、同時に臭化ナトリウム溶液(3.0モル
濃度)を133.5ml/分で前記反応容器に混ぜた。
沈殿を通してpAgを8.13に維持した。臭化カリウ
ム溶液(3モル濃度)1ml当たりK3 IrBr6 (1
5.8mg)を溶解してドーパント溶液を調製した。こ
の溶液を、三番目のミキサーヘッドへのジェットから、
沈殿の最初の3分もしくはそれ以内で反応容器に添加
し、銀1モル当たり1.5×10-5のイリジウムを乳剤
粒子中に組み込んだ。
し、限外濾過により約60分間洗浄した。その後、0.
6kg/Agモルまで濃縮した。平均粒径は0.17μ
mであった。銀1モル当たり合計で40gになるまでさ
らにゼラチンを加え、70℃、pH6で、その後乳剤を
無水テトラクロロ金酸カリウム及び二酸化チオ尿素を用
いてカブラせた。40℃でpAgを8.2に調節し、そ
の後温度を上げた。ニトロ含有メルカプト安定化剤(次
に記載する)をこの乳剤に添加した。
10、13、44もしくは49を、0.5〜10.0モ
ル/Agモルで加えて、例3〜7及び9(下記)の乳剤
を得て、その後塗布した。例2:塩化銀乳剤の調製 臭化ナトリウムを塩化ナトリウムと置き換え、沈殿には
熟成剤を添加せず、pAgを7.4に調節し沈殿を通し
て維持し、ドーパントがKIr(H2 0)2 Cl4 であ
り、カブリ温度を上げる前に、pHを5.5に調節し、
pAgを7.2に調節した以外は、例1に記載したのと
同じ手順を用いて本発明の塩化銀乳剤を調製した。
ール(0.5ミリモル/Agモル)で安定化され、下記
表Iに示すベンゾイミダゾールを含有する例1に記載し
た乳剤を用いて写真要素を調製した。これらの乳剤をポ
リ(エチレンテレフタレート)フィルム支持体に塗布
し、ゼラチン(1.6g/m2 )、ポリ(メチルメタク
リレート)ビーズ(15mg/m2 )及びTRITON 200界
面活性剤(32mg/m2 )を与える配合物でオーバー
コートした。この乳剤層は、銀2.5g/m2 、ゼラチ
ン2.5g/m2 、ポリメチルアクリレート−コ−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸第二バイン
ダー700mg/m2 、TRITONTM 200界面活性剤32m
g/m2 及びエチレンジアミン四酢酸66mg/m2 を
含んでいた。二つの層を通常の硬膜剤(総ゼラチン量の
5.6重量%)で硬膜し、これらの層は総ゼラチンの5
重量%でグリセロールを有した。
が減少し、足コントラストが低くなった(より低いスケ
ールコントラスト)。しかし、化合物13を含有する本
発明の乳剤は、Dminが減少し、足コントラストが高くな
ったことを示した。
を用いていくつかの要素を調製した。例3の安定化剤
(0.5ミリモル/Agモル)で各乳剤を安定化した。
乳剤をポリエチレンテレフタレートフィルム支持体に塗
布して、銀2.55g/m2 、ゼラチン1.6g/m2
及びポリメチルアクリレート−コ−2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸第二バインダー484
mg/m2を与えた。塗布に先立ち、これらの乳剤をp
H5.5及びpAg8.2に調節した。ベンゾイミダゾ
ールを加え、その後メタノールから塗布した。
ン1.2g/m2 、ポリn−ブチルアクリレート−コ−
N−イソプロピルメタクリルアミド−コ−メタクリルア
ミド608mg/m2 、通常のマゼンタ水溶性フィルタ
ー色素107mg/m2 及びイエロー固体粒子フィルタ
ー色素161mg/m2 を与えた。最終オーバーコート
層を塗布して、ゼラチン489mg/m2 、ポリメチル
メタクリレートビーズ15mg/m2 、ミリスチン酸メ
チル、パルミチン酸メチル及びステアリン酸メチルのア
ルコールエステルの混合物を含有する滑剤21.5mg
/m2 、TRITON 200界面活性剤(19mg/m2 )並び
にLODYNETM S-100界面活性剤8mg/m2 を与えた。
ラチン量の5.5重量%)、そして総ゼラチン量の4.
5重量%のグリセロールを含有した。これらの要素に用
いたベンゾイミダゾールを表II及びIIIに示す。化
合物10及び13は、良好なカブリ防止剤となるだけで
なく、良好な再反転抑制剤にもなることがわかった。化
合物10は2ミリモルで、銀1モル当たり6ミリモルの
比較化合物5−ニトロベンゾイミダゾールに匹敵する再
反転抑制を示した。さらに、化合物10及び13は双方
とも、低スケールコントラストを増加し、画像品質を高
めたが、スピードもしくはDmaxに悪影響を与えなかっ
た。
チアゾリン−2−チオン(0.25ミリモル/Agモ
ル)を含有し、艶消し剤を保護オーバーコート層から除
き、そして第二バインダーを乳剤層から除いた以外は、
例4に記載したように調製した要素を本例では用いた。
イミダゾール化合物を、1:4のアセトン:メタノール
溶液から乳剤層に加え、その後塗布した。
13は、僅か2ミリモル/Agモルの低濃度で、アルキ
ル置換された化合物よりもカブリ及び再反転を抑制し、
良好な低スケールコントラストを維持した。
有する要素の調製 塗布前にこの乳剤を、70℃で45分間加熱し、安定化
剤として5−ニトロ−4−メチル−4−チアゾリン−2
−チオン(0.25ミリモル/Agモル)を添加し、カ
ブリ防止剤として化合物13を添加した以外は、例4に
記載したように調製した要素を本例では試験した。対照
要素を同様に調製して試験した。表Vに示すように対照
要素は安定化剤及び/もしくはカブリ防止剤を含有しな
かった。
再反転を抑制し、安定化していない乳剤のDminウィンド
ウに匹敵する良好なDminウィンドウを有する安定塗膜を
提供することを示している。対照要素は容認できるDmin
を示したが、一週間と二週間の促進保存試験(49℃/
50%恒相対湿度でインキュベートした)の間、スピー
ドもかなり増加した。5−ニトロ−4−メチル−4−チ
アゾリン−2−チオン安定化剤は、スピード増加とDmin
変動の両方を取り除いた。化合物13は、安定化剤を単
独で含有するサンプルに比較して、Dminを減少させ、良
好な安定性を与えた。
ルの更なる比較 この例では、5−ニトロ−4−メチル−4−チアゾリン
−2−チオンで安定化された乳剤中にニトロ置換された
種々のイミダゾールを用いて、例4に記載したように調
製した要素を試験した。これらのイミダゾールを、さら
にゼラチン(3%)及びTRITON 200界面活性剤(0.1
5%)を含有する水性分散体として乳剤に添加した。こ
の乳剤からは艶消し剤を除いた。
素では化合物6、10、44及び49を試験し、本発明
の範囲外のイミダゾール化合物を含有する対照要素と比
較した。イミダゾール分子の一方の側にニトロ置換基が
必要であり、両側には必要でないことが明かである。ア
ルコキシ置換基が存在するとこのイミダゾールの効果は
減じる。化合物44は、良好なカブリ防止活性及び再反
転抑制を示しただけでなく、優れた安全光増加特性も示
した。
したように、例2の乳剤を塗布して本発明の写真要素を
作成した。下記表VIIに示したように乳剤中に種々の
イミダゾールを含んだ。低濃度のベンゾイミダゾール
は、塩化銀乳剤のDminと再反転の両方を減少させた。化
合物10が特に有用であった。
た以外は、例4に記載したように臭化銀乳剤及び化合物
13(2ミリモル/Agモル)を含有する要素を調製し
た。核生成剤含有KODAK Camera 2000 Film CGPの核生成
現像(35℃で38秒)を、KODAK RA Developer and R
eplenisher中で検討した。現像液を上記試験フィルムも
しくは比較フィルムの量を多くして現像液をシーズニン
グさせ、現像液をシーズニングの関数としてモニターし
た。
剤を含有しない対照フィルムでシーズニングした現像液
で現像したKODAK Camera 2000 Film CGPのコントラスト
は、進行するシーズニングに関して相対的に変わらない
ままであった(A)。しかし、比較化合物5−ニトロベ
ンゾイミダゾール(10ミリモル/Agモル)を含有す
る要素でシーズニングした同じ現像液で現像した同じフ
ィルムのコントラストは、0.2タンクターンオーバー
より高い補充速度(「TT」、232.6ml/m2 の
補充割合)で減少した(B)。コントラスト低下は、核
生成現像の抑制を意味する。化合物13を含有する本発
明の要素でシーズニングした同じ現像液で現像した同じ
フィルムのコントラストは、シーズニングの間、相対的
に安定であり、カブリ防止剤を含有しないフィルムでシ
ーズニングした現像液から生成されたコントラストに匹
敵した(C)。
少、比較化合物5−ニトロベンゾイミダゾール(但し、
低濃度)と同じように有効なDminウィンドウの拡大を有
する化合物13の核生成現像適合性を証明する。
Claims (2)
- 【請求項1】 再反転抑制剤として、銀1モル当たり少
なくとも0.01ミリモル量で存在するニトロ置換され
たアリールもしくはヘテロアリールを有するイミダゾー
ルを含んでなり、最小濃度を与えるのに少なくとも1
0,000エルグ/cm2 を必要とする明室取扱可能な
直接陽画ハロゲン化銀乳剤であって、 前記ニトロ置換されたアリールもしくはヘテロアリール
を有するイミダゾールが、次式の構造: 【化1】 (式中、R1 は、炭素−炭素単結合もしくは−CH=C
H−であり、 R2 及びR3 は、独立して、水素、アリール、ニトロ置
換されたアリール、ニトロもしくはシアノであり、又は
R2 及びR3 は一緒になって、イミダゾール環と縮合し
た、非置換又は一つもしくは二つのニトロ基で置換され
ている6〜10員の芳香族炭素環を完成するのに必要な
原子団を表し、 Zは、5〜10員の芳香族炭素環もしくは複素環を完成
するのに必要な炭素原子もしくはヘテロ原子を表し、そ
してyは、0、1もしくは2であるが、yが0のとき
は、R1 はニトロ基を含まず、R2 もしくはR3 又はR
2 とR3 は共に、一つもしくは二つのニトロ基を有し、
yが1もしくは2のときは、R2 もしくはR3 又はR2
とR3 は共にニトロ基を含まず、 さらに、当該構造はアルキル基及びアルコキシ基を含ま
ない)を有する直接陽画ハロゲン化銀乳剤。 - 【請求項2】 請求項1に記載のハロゲン化銀乳剤を含
んでなる写真要素。
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| JPH1078629A true JPH1078629A (ja) | 1998-03-24 |
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Family Applications (1)
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Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH1078629A (ja) |
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