JPH1080273A - Mp52に対するモノクローナル抗体 - Google Patents
Mp52に対するモノクローナル抗体Info
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- JPH1080273A JPH1080273A JP9131631A JP13163197A JPH1080273A JP H1080273 A JPH1080273 A JP H1080273A JP 9131631 A JP9131631 A JP 9131631A JP 13163197 A JP13163197 A JP 13163197A JP H1080273 A JPH1080273 A JP H1080273A
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- monoclonal antibody
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/18—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
- C07K16/22—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against growth factors ; against growth regulators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/475—Growth factors; Growth regulators
- C07K14/51—Bone morphogenetic factor; Osteogenins; Osteogenic factor; Bone-inducing factor
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ダイマー型のヒトMP52に結合し、モノマ
ー型のヒトMP52に結合しないヒトMP52に対する
マウスモノクローナル抗体を提供することにある。 【効果】 CHO細胞で生産されたヒトMP52(CH
O−MP52)と大腸菌で生産されたヒトMP52(r
hMP52)の両者を感作原としてマウスに用いること
により、IgGからなる特異性の高い上記マウスモノク
ローナル抗体が得られる。
ー型のヒトMP52に結合しないヒトMP52に対する
マウスモノクローナル抗体を提供することにある。 【効果】 CHO細胞で生産されたヒトMP52(CH
O−MP52)と大腸菌で生産されたヒトMP52(r
hMP52)の両者を感作原としてマウスに用いること
により、IgGからなる特異性の高い上記マウスモノク
ローナル抗体が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒトMP52に対するマ
ウスモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドー
マおよびその利用に関する。
ウスモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドー
マおよびその利用に関する。
【0002】
【発明の背景】ヒトMP52は、TGF−βジーンスー
パーファミリーに属する骨形成関連因子として1994
年にcDNAが初めて単離された(Biochem. Biophy. R
es. Comm. Vol.204, No.2, 1994)。ヒトMP52は、
N末端にアラニンを有する120のアミノ酸残基からな
る蛋白質であると考えられており、そのアミノ酸配列は
WO 93/16099,WO 95/04819に記載されている。MP5
2が、他の骨形成因子と同様に骨形成に関連しているこ
とは種々の動物実験から明らかである。しかし、骨形成
時に直接的に何によってMP52が誘導され、どのよう
なメカニズムで骨形成をなし得るかはまだ不明のところ
が多く報告も少ない。また、MP52はマウスとヒトで
はN末端側のアミノ酸が1ヶ所だけしか異なっておら
ず、種を越えて強く保存されている遺伝子であるため
に、たとえばマウスでヒトのMP52に対する抗体を得
ることは容易でない。マウスモノクローナル抗体を得た
ことは、既にWO 93/16099に記載されている。
パーファミリーに属する骨形成関連因子として1994
年にcDNAが初めて単離された(Biochem. Biophy. R
es. Comm. Vol.204, No.2, 1994)。ヒトMP52は、
N末端にアラニンを有する120のアミノ酸残基からな
る蛋白質であると考えられており、そのアミノ酸配列は
WO 93/16099,WO 95/04819に記載されている。MP5
2が、他の骨形成因子と同様に骨形成に関連しているこ
とは種々の動物実験から明らかである。しかし、骨形成
時に直接的に何によってMP52が誘導され、どのよう
なメカニズムで骨形成をなし得るかはまだ不明のところ
が多く報告も少ない。また、MP52はマウスとヒトで
はN末端側のアミノ酸が1ヶ所だけしか異なっておら
ず、種を越えて強く保存されている遺伝子であるため
に、たとえばマウスでヒトのMP52に対する抗体を得
ることは容易でない。マウスモノクローナル抗体を得た
ことは、既にWO 93/16099に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ダイ
マー型のヒトMP52に結合し、モノマー型のヒトMP
52に結合しないヒトMP52に対するマウスモノクロ
ーナル抗体を提供することである。ヒトMP52を遺伝
子工学的に製造することが試みられている。ヒトMP5
2をコードするcDNAを組み込んだ宿主細胞を培養し
て産生されたヒトMP52を精製する場合、ヒトMP5
2と特異的に結合するモノクローナル抗体を用いて精製
することは有効な方法である。すなわち、ヒトMP52
に特異的なモノクローナル抗体を担体に担持させ、これ
に粗精製のMP52を接触させることによりヒトMP5
2を結合させて単離し、その後、ヒトMP52を分離さ
せる。この場合、活性のあるダイマー型のMP52を単
離するには、ダイマー型のヒトMP52に特異的に結合
するモノクローナル抗体を用いる事が有利であることは
明らかである。
マー型のヒトMP52に結合し、モノマー型のヒトMP
52に結合しないヒトMP52に対するマウスモノクロ
ーナル抗体を提供することである。ヒトMP52を遺伝
子工学的に製造することが試みられている。ヒトMP5
2をコードするcDNAを組み込んだ宿主細胞を培養し
て産生されたヒトMP52を精製する場合、ヒトMP5
2と特異的に結合するモノクローナル抗体を用いて精製
することは有効な方法である。すなわち、ヒトMP52
に特異的なモノクローナル抗体を担体に担持させ、これ
に粗精製のMP52を接触させることによりヒトMP5
2を結合させて単離し、その後、ヒトMP52を分離さ
せる。この場合、活性のあるダイマー型のMP52を単
離するには、ダイマー型のヒトMP52に特異的に結合
するモノクローナル抗体を用いる事が有利であることは
明らかである。
【0004】このヒトMP52に対するモノクローナル
抗体は、ヒトMP52の定量に用いることが出来る。ヒ
トMP52を定量することは、MP52の誘導因子の解
明、骨形成メカニズム解析に有用である。この場合、ダ
イマー型のMP52は生体中で分解代謝され活性の無い
モノマーあるいはその断片になる可能性がある。ダイマ
ー型のMP52に特異的に結合するモノクローナル抗体
を使用することにより、活性のあるダイマー型のみを検
出することが可能となる。
抗体は、ヒトMP52の定量に用いることが出来る。ヒ
トMP52を定量することは、MP52の誘導因子の解
明、骨形成メカニズム解析に有用である。この場合、ダ
イマー型のMP52は生体中で分解代謝され活性の無い
モノマーあるいはその断片になる可能性がある。ダイマ
ー型のMP52に特異的に結合するモノクローナル抗体
を使用することにより、活性のあるダイマー型のみを検
出することが可能となる。
【0005】さらに本発明は、ヒトMP52の生物活性
部位に結合する抗体を提供する。すなわち、ヒトMP5
2とそのレセプターとの結合を阻害するヒトMP52に
対するマウスモノクローナル抗体を提供することであ
る。これは、MP52の高次構造を特異的に認識し、ヒ
トMP52の活性部位に結合し、その活性を阻害するも
のである。ヒトMP52の活性部位を認識する抗体であ
るので、ダイマー型のMP52であっても、不活性なも
のが存在した時それを認識しない。このことは、分離、
定量に用いた場合に明らかな利点となる。
部位に結合する抗体を提供する。すなわち、ヒトMP5
2とそのレセプターとの結合を阻害するヒトMP52に
対するマウスモノクローナル抗体を提供することであ
る。これは、MP52の高次構造を特異的に認識し、ヒ
トMP52の活性部位に結合し、その活性を阻害するも
のである。ヒトMP52の活性部位を認識する抗体であ
るので、ダイマー型のMP52であっても、不活性なも
のが存在した時それを認識しない。このことは、分離、
定量に用いた場合に明らかな利点となる。
【0006】
【発明の開示】本発明のマウスモノクローナル抗体は、
公知のモノクローナル抗体の製法に準じて次の工程によ
って製造される。 (1)ヒトMP52を免疫原としてマウスを長期に感作
し、(2)感作マウスの脾細胞とマウスミエローマ細胞
を細胞融合し、(3)得られたハイブリドーマよりヒト
MP52に対するモノクローナル抗体を産生しているハ
イブリドーマをスクリーニングし、(4)目的とする抗
体産生ハイブリドーマをクローニングし、(5)クロー
ン化した細胞を大量培養して抗体を生産させるか、クロ
ーン化した細胞をマウスの腹腔中に移植することにより
抗体を生産させ、(6)培養上清の抗体あるいは腹水中
の抗体を分離・精製することにより調製する。
公知のモノクローナル抗体の製法に準じて次の工程によ
って製造される。 (1)ヒトMP52を免疫原としてマウスを長期に感作
し、(2)感作マウスの脾細胞とマウスミエローマ細胞
を細胞融合し、(3)得られたハイブリドーマよりヒト
MP52に対するモノクローナル抗体を産生しているハ
イブリドーマをスクリーニングし、(4)目的とする抗
体産生ハイブリドーマをクローニングし、(5)クロー
ン化した細胞を大量培養して抗体を生産させるか、クロ
ーン化した細胞をマウスの腹腔中に移植することにより
抗体を生産させ、(6)培養上清の抗体あるいは腹水中
の抗体を分離・精製することにより調製する。
【0007】上述の工程をさらに詳しく説明する。工程
(1)の免疫感作マウスの作製は、ヒトMP52を10
mM塩酸水溶液に溶解したものをフロイントの完全アジュ
バント(CFA)と混合、乳化させたものを、4ヶ月の
間に4回の頻度で数回マウスの腹腔内に投与する。MP
52の含有量は10から100μgとするのが適当であ
る。その後約1ヶ月間隔をあけ、10から100μgの
ヒトMP52を含む溶液をフロイントの不完全アジュバ
ント(IFA)で同様に乳化させたものを腹腔内に投与
する。そのようにアジュバントと共にヒトMP52を感
作し続けたマウスをさらに1から2ヶ月の間隔をあけ、
アジュバントなしで10から100μgのヒトMP52
を皮下投与し、さらに細胞融合の日の数日前に10から
100μgのヒトMP52を尾静脈から投与することが
望ましい。
(1)の免疫感作マウスの作製は、ヒトMP52を10
mM塩酸水溶液に溶解したものをフロイントの完全アジュ
バント(CFA)と混合、乳化させたものを、4ヶ月の
間に4回の頻度で数回マウスの腹腔内に投与する。MP
52の含有量は10から100μgとするのが適当であ
る。その後約1ヶ月間隔をあけ、10から100μgの
ヒトMP52を含む溶液をフロイントの不完全アジュバ
ント(IFA)で同様に乳化させたものを腹腔内に投与
する。そのようにアジュバントと共にヒトMP52を感
作し続けたマウスをさらに1から2ヶ月の間隔をあけ、
アジュバントなしで10から100μgのヒトMP52
を皮下投与し、さらに細胞融合の日の数日前に10から
100μgのヒトMP52を尾静脈から投与することが
望ましい。
【0008】ヒトMP52は、それをコードするcDN
Aを組み込んだ発現ベクターを用いて、CHO細胞のよ
うな動物細胞および大腸菌のような細菌を宿主として生
産することが試みられている。本発明者は、CHO細胞
で生産されたヒトMP52(以下CHO−MP52と略
す)(ヒトMP52産生動物株MC−2は工業技術院生
命工学工業技術研究所に寄託番号FERM BP−51
42として寄託されている)および大腸菌で生産された
ヒトMP52(以下rhMP52と略す)(ヒトMP5
2の発現ベクターは工業技術院生命工学工業技術研究所
に寄託番号FERM BP−5499として寄託されて
いる)のそれぞれを感作原としてモノクローナル抗体を
生産することを試みた。ところが得られた抗体は、全て
IgMであり、特異性の低いものしか得られなかった。
しかしながら、CHO−MP52とrhMP52の両者
を感作原として用いることによりIgGからなる特異性
の高いモノクローナル抗体を得ることに成功した。
Aを組み込んだ発現ベクターを用いて、CHO細胞のよ
うな動物細胞および大腸菌のような細菌を宿主として生
産することが試みられている。本発明者は、CHO細胞
で生産されたヒトMP52(以下CHO−MP52と略
す)(ヒトMP52産生動物株MC−2は工業技術院生
命工学工業技術研究所に寄託番号FERM BP−51
42として寄託されている)および大腸菌で生産された
ヒトMP52(以下rhMP52と略す)(ヒトMP5
2の発現ベクターは工業技術院生命工学工業技術研究所
に寄託番号FERM BP−5499として寄託されて
いる)のそれぞれを感作原としてモノクローナル抗体を
生産することを試みた。ところが得られた抗体は、全て
IgMであり、特異性の低いものしか得られなかった。
しかしながら、CHO−MP52とrhMP52の両者
を感作原として用いることによりIgGからなる特異性
の高いモノクローナル抗体を得ることに成功した。
【0009】工程(2)の細胞融合は、まず工程(1)
で十分に免疫感作したマウスの脾臓を摘出し、常法に従
って脾細胞の懸濁液を調製する。次に得られた脾細胞と
マウスミエローマ細胞とを混合したものを温ポリエチレ
ングリコールで融合処理する。融合処理後、細胞混合物
をウシ胎児血清(FCS)、HAT{ヒポキサンチン
(H)、アミノプテリン(A)、チミジン(T)}を培
地に添加したものを使用して非融合細胞を除去する。低
濃度(1ウェル中に1クローンが増殖できる濃度)で9
6穴プレートに分注し、増殖の確認できたウェルの上清
を1週間後に採取する。
で十分に免疫感作したマウスの脾臓を摘出し、常法に従
って脾細胞の懸濁液を調製する。次に得られた脾細胞と
マウスミエローマ細胞とを混合したものを温ポリエチレ
ングリコールで融合処理する。融合処理後、細胞混合物
をウシ胎児血清(FCS)、HAT{ヒポキサンチン
(H)、アミノプテリン(A)、チミジン(T)}を培
地に添加したものを使用して非融合細胞を除去する。低
濃度(1ウェル中に1クローンが増殖できる濃度)で9
6穴プレートに分注し、増殖の確認できたウェルの上清
を1週間後に採取する。
【0010】工程(3)の上清中に産生された抗ヒトM
P52抗体のアッセイは、免疫原として用いたヒトMP
52を96ウェルにコートさせたプレートを用い、通常
のELISA法により行うことが出来る。モノマー型ヒ
トMP52に結合せず、ダイマー型ヒトMP52に結合
するヒトMP52を選択するために、1)未処理(非還
元)ダイマー型ヒトMP52(D−rhMP52)と
2)還元化モノマー型ヒトMP52(M−rhMP5
2)を用いる二つのELISAを組み合わせる。この
時、還元状態のモノマー分子は、プレートにコートする
とき容易にダイマーを形成するので、コートに用いるモ
ノマーは、常法によりスルフォン化し、ダイマー分子の
再構成が起こらないように処理したものを使用した。さ
らに、モノマー型ヒトMP52とダイマー型ヒトMP5
2への反応性はウエスタンブロット法によってその特異
性を確認する。
P52抗体のアッセイは、免疫原として用いたヒトMP
52を96ウェルにコートさせたプレートを用い、通常
のELISA法により行うことが出来る。モノマー型ヒ
トMP52に結合せず、ダイマー型ヒトMP52に結合
するヒトMP52を選択するために、1)未処理(非還
元)ダイマー型ヒトMP52(D−rhMP52)と
2)還元化モノマー型ヒトMP52(M−rhMP5
2)を用いる二つのELISAを組み合わせる。この
時、還元状態のモノマー分子は、プレートにコートする
とき容易にダイマーを形成するので、コートに用いるモ
ノマーは、常法によりスルフォン化し、ダイマー分子の
再構成が起こらないように処理したものを使用した。さ
らに、モノマー型ヒトMP52とダイマー型ヒトMP5
2への反応性はウエスタンブロット法によってその特異
性を確認する。
【0011】工程(4)のクローニングの操作は、限界
希釈法にて1ウェルに0.5個の細胞が入るように分注
することによって行う。
希釈法にて1ウェルに0.5個の細胞が入るように分注
することによって行う。
【0012】工程(5)は、公知の方法に従って行うこ
とが出来る。クローン化されたハイブリドーマを通常の
培地で培養しその培養上清から抗体を得る場合に比し
て、ハイブリドーマをマウス腹腔内に移植する事によ
り、数百倍から数千倍の濃度で回収することができる。
とが出来る。クローン化されたハイブリドーマを通常の
培地で培養しその培養上清から抗体を得る場合に比し
て、ハイブリドーマをマウス腹腔内に移植する事によ
り、数百倍から数千倍の濃度で回収することができる。
【0013】工程(6)は、公知の定法によって行うこ
とが出来る。プロテインA或いはプロテインGを用いた
アフィニティークロマトグラフィーを用いることが出来
る。
とが出来る。プロテインA或いはプロテインGを用いた
アフィニティークロマトグラフィーを用いることが出来
る。
【0014】本発明のモノクローナル抗体の特徴は次の
ように要約できる。 (1)ダイマー型MP52に結合する。 (2)モノマー型MP52には結合しない。 (3)H鎖のサブクラスはγである。 (4)TGF−βジーンスーパーファミリーに属する他
の骨形成因子、特にアミノ酸組成が類似しているTGF
−βおよびBMP−2とは交叉反応しない。
ように要約できる。 (1)ダイマー型MP52に結合する。 (2)モノマー型MP52には結合しない。 (3)H鎖のサブクラスはγである。 (4)TGF−βジーンスーパーファミリーに属する他
の骨形成因子、特にアミノ酸組成が類似しているTGF
−βおよびBMP−2とは交叉反応しない。
【0015】本発明のモノクローナル抗体を用いるヒト
MP52の精製は、常法によって行うことが出来る。本
発明のモノクローナル抗体を、例えばセファデックス
(ファルマシア製)のような吸着剤に吸着させる。この
吸着剤に粗精製のヒトMP52溶液を通してヒトMP5
2を吸着させる。ついで、吸着されたヒトMP52を常
法により適当な溶出液で処理すれば、純度の高いヒトM
P52が取得できる。本発明のモノクローナル抗体を用
いるヒトMP52の定量は、公知のELISA法等によ
り定量できる。その具体例は本明細書の実施例にも記載
されている。ヒトMP52を42.4pg/ml程度の感度
で定量することができる。
MP52の精製は、常法によって行うことが出来る。本
発明のモノクローナル抗体を、例えばセファデックス
(ファルマシア製)のような吸着剤に吸着させる。この
吸着剤に粗精製のヒトMP52溶液を通してヒトMP5
2を吸着させる。ついで、吸着されたヒトMP52を常
法により適当な溶出液で処理すれば、純度の高いヒトM
P52が取得できる。本発明のモノクローナル抗体を用
いるヒトMP52の定量は、公知のELISA法等によ
り定量できる。その具体例は本明細書の実施例にも記載
されている。ヒトMP52を42.4pg/ml程度の感度
で定量することができる。
【0016】
【実施例】以下に参考例および実施例をあげて本発明を
説明する。
説明する。
【0017】参考例1 rhMP52の調製 1.ベクターの作製 (1) rhMP52成熟型部分の単離 ヒトMP52cDNAは、WO 93/16099に記載されたc
DNAを含んだプラスミドベクター(pSK52s)を
鋳型DNAとして、成熟型部分のみをポリメラーゼ連鎖
反応(PCR)を用いて増幅した。開始コドンATG周
辺のAT含量を上げる事により、目的タンパク質の生産
性を上げる方法{M. Nobuharaらの報告(Agric. Biol.
Chem., 52(6), 1331〜1338, 1988)}に従い成熟型のM
P52遺伝子の一部のDNAを置換した。置換の方法
は、配列番号2の順方向PCRプライマーを用い、PC
R法で行った。PCRプライマーのDNA配列は、順方
向プライマーとして配列番号2、及び逆方向プライマー
として配列番号3記載のDNAを用いた。PCRは、同
じ試験管中で、鋳型DNA(10ナノグラム)、順方向
及び逆方向PCRプライマー各々50ピコモル、dNT
P(0.2ミリモル)、及びMgCl2(1.5ミリモ
ル)をTaq DNAポリメラーゼ(5U)と共に加え
ることにより行った。各サイクルが、変性(94℃、1
分間)、プライマーアニーリング(55℃、1分間)、
およびプライマー伸長(72℃、2分間)からなる30
サイクルのPCRを行った(以下のPCRはすべてこの
条件で行った)。PCR反応からの生成物を1.5%低
融点アガロース(FMC社)中で電気泳動により分離
し、配列番号1のアミノ酸配列に相当する約360bpか
らなるDNAを切り出した(これをフラグメント1とす
る)。
DNAを含んだプラスミドベクター(pSK52s)を
鋳型DNAとして、成熟型部分のみをポリメラーゼ連鎖
反応(PCR)を用いて増幅した。開始コドンATG周
辺のAT含量を上げる事により、目的タンパク質の生産
性を上げる方法{M. Nobuharaらの報告(Agric. Biol.
Chem., 52(6), 1331〜1338, 1988)}に従い成熟型のM
P52遺伝子の一部のDNAを置換した。置換の方法
は、配列番号2の順方向PCRプライマーを用い、PC
R法で行った。PCRプライマーのDNA配列は、順方
向プライマーとして配列番号2、及び逆方向プライマー
として配列番号3記載のDNAを用いた。PCRは、同
じ試験管中で、鋳型DNA(10ナノグラム)、順方向
及び逆方向PCRプライマー各々50ピコモル、dNT
P(0.2ミリモル)、及びMgCl2(1.5ミリモ
ル)をTaq DNAポリメラーゼ(5U)と共に加え
ることにより行った。各サイクルが、変性(94℃、1
分間)、プライマーアニーリング(55℃、1分間)、
およびプライマー伸長(72℃、2分間)からなる30
サイクルのPCRを行った(以下のPCRはすべてこの
条件で行った)。PCR反応からの生成物を1.5%低
融点アガロース(FMC社)中で電気泳動により分離
し、配列番号1のアミノ酸配列に相当する約360bpか
らなるDNAを切り出した(これをフラグメント1とす
る)。
【0018】(2) 本タンパク質の大腸菌発現ベクター
の構築 プラスミドの複製数を上げるためには、複製オリジンを
pBR系からpUC系に改変した。市販の大腸菌発現ベ
クターpKK223−3(ファルマシア・バイオテク株
式会社より購入)のtacプロモーター領域を制限酵素
SspIとEcoRIで消化後、Mung Bean Nuclease
(宝酒造株式会社,カタログ番号2420A)で処理
し、フラグメント1の開始コドン側にT4DNA Ligas
e(宝酒造株式会社,カタログ番号2011A)で結合
させ、pKK223−3のrrnBT1T2ターミネータ
ー領域を制限酵素SalIとSspIで消化し、Sal
Iで消化したフラグメント1の終止コドン側に結合さ
せ、pUC18のSmaI部位に組み込むことにより、
本タンパク質の生産のための発現ベクター{pKOT2
45(受託番号微工研寄第P−14895号)}(図
1)を構築した。pKOT245のDNAの長さは3.
7kbである。作製した本タンパク質発現ベクターは、Ph
armacia ALF DNA シークエンサーによりその塩基配列の
決定を行った。
の構築 プラスミドの複製数を上げるためには、複製オリジンを
pBR系からpUC系に改変した。市販の大腸菌発現ベ
クターpKK223−3(ファルマシア・バイオテク株
式会社より購入)のtacプロモーター領域を制限酵素
SspIとEcoRIで消化後、Mung Bean Nuclease
(宝酒造株式会社,カタログ番号2420A)で処理
し、フラグメント1の開始コドン側にT4DNA Ligas
e(宝酒造株式会社,カタログ番号2011A)で結合
させ、pKK223−3のrrnBT1T2ターミネータ
ー領域を制限酵素SalIとSspIで消化し、Sal
Iで消化したフラグメント1の終止コドン側に結合さ
せ、pUC18のSmaI部位に組み込むことにより、
本タンパク質の生産のための発現ベクター{pKOT2
45(受託番号微工研寄第P−14895号)}(図
1)を構築した。pKOT245のDNAの長さは3.
7kbである。作製した本タンパク質発現ベクターは、Ph
armacia ALF DNA シークエンサーによりその塩基配列の
決定を行った。
【0019】(3) 形質転換 形質転換は、Kushnerらの塩化ルビジウム法(Genetic E
ngineering, p.17, Elsevier (1978))に従った。即
ち、pKOT245を宿主大腸菌W3110Mへ上記の
手法に従い移入し、本タンパク質生産大腸菌とした。
ngineering, p.17, Elsevier (1978))に従った。即
ち、pKOT245を宿主大腸菌W3110Mへ上記の
手法に従い移入し、本タンパク質生産大腸菌とした。
【0020】2.培養 (1) 培養 本タンパク質発現大腸菌を改変SOC培地(Bacto tryp
tone 20g/l, Bacto yeast extract 5g/l, NaCl 0.5
g/l, MgCl2・6H2O 2.03g/l, Glucose 3.6g/l)で
前培養し、生産用培地(Bacto tryptone 5g/l, Citr
ic acid 4.3g/l, K2HPO4 4.675g/l, KH2PO4 1.275
g/l, NaCl 0.865g/l, FeSO4・7H2O 100mg/l, CuSO4
・5H2O 1mg/l, MnSO4・nH2O 0.5mg/l, CaCl2・2H2O 2m
g/l, Na2B4O7・10H2O 0.225mg/l, (NH4)6Mo7O24 0.1mg
/l, ZnSO4・7H2O 2.25mg/l, CoCl2・6H2O 6mg/l, MgS
O4・7H2O 2.2g/l, Thiamine HCl 5.0mg/l, Glucose
3g/l)5Lに対し菌体懸濁液を100ml添加し、1
0Lの培養槽で通気攪拌しながら培養し、対数増殖前期
(OD550=5.0)に達した段階で1mMの濃度でイソプロピ
ル−β−D−チオガラクトピラノシドを添加し、さらに
OD550が150に達するまで培養した。培養中、温度は32
℃、pHはアンモニアを添加することにより7.15に制御
し、溶存酸素濃度の低下を防ぐために攪拌速度をあげる
ことにより空気飽和の50%に溶存酸素濃度を制御し
た。また、高菌体濃度とするために溶存酸素濃度の急激
な上昇を指標として、50%グルコース溶液を0.2%濃
度で添加しながら培養した。
tone 20g/l, Bacto yeast extract 5g/l, NaCl 0.5
g/l, MgCl2・6H2O 2.03g/l, Glucose 3.6g/l)で
前培養し、生産用培地(Bacto tryptone 5g/l, Citr
ic acid 4.3g/l, K2HPO4 4.675g/l, KH2PO4 1.275
g/l, NaCl 0.865g/l, FeSO4・7H2O 100mg/l, CuSO4
・5H2O 1mg/l, MnSO4・nH2O 0.5mg/l, CaCl2・2H2O 2m
g/l, Na2B4O7・10H2O 0.225mg/l, (NH4)6Mo7O24 0.1mg
/l, ZnSO4・7H2O 2.25mg/l, CoCl2・6H2O 6mg/l, MgS
O4・7H2O 2.2g/l, Thiamine HCl 5.0mg/l, Glucose
3g/l)5Lに対し菌体懸濁液を100ml添加し、1
0Lの培養槽で通気攪拌しながら培養し、対数増殖前期
(OD550=5.0)に達した段階で1mMの濃度でイソプロピ
ル−β−D−チオガラクトピラノシドを添加し、さらに
OD550が150に達するまで培養した。培養中、温度は32
℃、pHはアンモニアを添加することにより7.15に制御
し、溶存酸素濃度の低下を防ぐために攪拌速度をあげる
ことにより空気飽和の50%に溶存酸素濃度を制御し
た。また、高菌体濃度とするために溶存酸素濃度の急激
な上昇を指標として、50%グルコース溶液を0.2%濃
度で添加しながら培養した。
【0021】(2) 大腸菌インクルージョンボディの調
製 上記方法により得られた培養液を遠心して菌体を回収
し、10mMエチレンヂアミン四酢酸を含む25mM Tr
is−HCl緩衝液を(pH7.3)に懸濁し菌体破砕装置
(ゴーリン社製)を用いて細菌を破砕し、再度遠心して
インクルージョンボディを含む沈殿を回収した。
製 上記方法により得られた培養液を遠心して菌体を回収
し、10mMエチレンヂアミン四酢酸を含む25mM Tr
is−HCl緩衝液を(pH7.3)に懸濁し菌体破砕装置
(ゴーリン社製)を用いて細菌を破砕し、再度遠心して
インクルージョンボディを含む沈殿を回収した。
【0022】3.精製 (1) 大腸菌インクルージョンボディの可溶化 大腸菌インクルージョンボディを1% Triton X−100で
3回洗浄後、3000×gで30分間、4℃で遠心し、
得られた沈殿を20mM Tris−HCl緩衝液、pH8.
3、8M尿素、10mM DTT、1mM EDTAで超音波
をかけながら可溶化した。
3回洗浄後、3000×gで30分間、4℃で遠心し、
得られた沈殿を20mM Tris−HCl緩衝液、pH8.
3、8M尿素、10mM DTT、1mM EDTAで超音波
をかけながら可溶化した。
【0023】(2) 単量体精製 その可溶化液を20000×gで30分間、4℃で遠心
し、その上清を回収した。得られた上清を20mM Tr
is・HCl緩衝液pH8.3、6M尿素、1mM EDTA
で平衡化したSP−Sepharose FF(ファルマシア社)に通
し、同溶液で洗浄後、0.5M食塩を含む同溶液で溶出
させた。溶出液にNa2SO3とNa2S4O6をそれぞれ
最終濃度が111mM、13mMになるように加え4℃、1
5時間スルホン化を行った。スルホン化溶液を20mM
Tris−HCl緩衝液、pH8.3、6M尿素、0.2M
食塩、1mM EDTAで平衡化したSephacryl S−200
(ファルマシア社)でゲル濾過を行い、単一なスルホン
化された本タンパク質単量体を得た。
し、その上清を回収した。得られた上清を20mM Tr
is・HCl緩衝液pH8.3、6M尿素、1mM EDTA
で平衡化したSP−Sepharose FF(ファルマシア社)に通
し、同溶液で洗浄後、0.5M食塩を含む同溶液で溶出
させた。溶出液にNa2SO3とNa2S4O6をそれぞれ
最終濃度が111mM、13mMになるように加え4℃、1
5時間スルホン化を行った。スルホン化溶液を20mM
Tris−HCl緩衝液、pH8.3、6M尿素、0.2M
食塩、1mM EDTAで平衡化したSephacryl S−200
(ファルマシア社)でゲル濾過を行い、単一なスルホン
化された本タンパク質単量体を得た。
【0024】(3) リフォールディング スルホン化された本タンパク質単量体の溶液に9倍量の
50mM Na−Glycine緩衝液pH9.8、1M塩化
ナトリウム、30mM CHAPS、5mM EDTA、2mM
GSH(還元型グルタチオン)、1mM GSSG(酸化
型グルタチオン)を加えた後、3日間、4℃で撹拌しリ
フォールディングを行った。
50mM Na−Glycine緩衝液pH9.8、1M塩化
ナトリウム、30mM CHAPS、5mM EDTA、2mM
GSH(還元型グルタチオン)、1mM GSSG(酸化
型グルタチオン)を加えた後、3日間、4℃で撹拌しリ
フォールディングを行った。
【0025】(4) 二量体精製 リフォールディングされた試料を0.05%TFA、2
5%アセトニトリルで平衡化しておいた逆相HPLCの
RESOURCE RPCカラム(ファルマシア社)に通し、0.0
5%TFA、25〜45%アセトニトリルグラジェント
により溶出した。溶出液は吸光度光度計を用い280nm
の吸光度によりモニターした。MP52二量体画分を回
収し、凍結乾燥した。これを20mM Tris−リン
酸緩衝液、pH8.0、8M尿素、1M食塩で平衡化して
おいたSephacryl S−200でゲル濾過を行った後、本タン
パク質二量体画分を上述と同様の条件で逆相HPLCの
RESOURCE RPCカラムに通し精製された本タンパク質二量
体画分を得た。
5%アセトニトリルで平衡化しておいた逆相HPLCの
RESOURCE RPCカラム(ファルマシア社)に通し、0.0
5%TFA、25〜45%アセトニトリルグラジェント
により溶出した。溶出液は吸光度光度計を用い280nm
の吸光度によりモニターした。MP52二量体画分を回
収し、凍結乾燥した。これを20mM Tris−リン
酸緩衝液、pH8.0、8M尿素、1M食塩で平衡化して
おいたSephacryl S−200でゲル濾過を行った後、本タン
パク質二量体画分を上述と同様の条件で逆相HPLCの
RESOURCE RPCカラムに通し精製された本タンパク質二量
体画分を得た。
【0026】(5) 精製された本タンパク質の物理化学
的性質の測定 (ア)N末端アミノ酸配列分析 上記で得られた精製された本タンパク質につき、N末端
アミノ酸配列をアミノ酸シークエンサー、モデル476
A(アプライドバイオシステムズ社)により分析したと
ころ、配列表配列番号1で示すN末端から30番目まで
のアミノ酸配列が確認された。 (イ)アミノ酸組成分析 上記で得られた精製された本タンパク質のアミノ酸組成
をアミノ酸分析機{PICO TAGシステム(ウォーターズ
社)}により調べた。その結果を表1に示す。表に示さ
れた数は1モノマー当りのアミノ酸残基数を示す。
的性質の測定 (ア)N末端アミノ酸配列分析 上記で得られた精製された本タンパク質につき、N末端
アミノ酸配列をアミノ酸シークエンサー、モデル476
A(アプライドバイオシステムズ社)により分析したと
ころ、配列表配列番号1で示すN末端から30番目まで
のアミノ酸配列が確認された。 (イ)アミノ酸組成分析 上記で得られた精製された本タンパク質のアミノ酸組成
をアミノ酸分析機{PICO TAGシステム(ウォーターズ
社)}により調べた。その結果を表1に示す。表に示さ
れた数は1モノマー当りのアミノ酸残基数を示す。
【表1】 (ウ)電気泳動による分析 上記で得られた精製された本タンパク質の分子量を非還
元条件下のSDS−PAGEにより確認したところ、約
28KDaの分子量を示した。上記(ア)、(イ)および(ウ)
に示された結果より、本タンパク質はN末端が単一にP
roから始まる119残基からなるタンパク質であるこ
とが解った。
元条件下のSDS−PAGEにより確認したところ、約
28KDaの分子量を示した。上記(ア)、(イ)および(ウ)
に示された結果より、本タンパク質はN末端が単一にP
roから始まる119残基からなるタンパク質であるこ
とが解った。
【0027】参考例2 CHO−MP52の製造 (1) CHO−MP52の発現ベクターの構築 Biopharm GmbHのDr. Hoettenから提供されたヒトMP5
2遺伝子を含むpSK52sベクターをHind IIIで消化
後、ヒトMP52遺伝子を含むDNAフラグメントを
0.8%低融点アガロースゲルからの抽出により単離
し、Behringwerke AGのDr. Gerd Zettlmeisslから提供
されたpABstopベクターのHind III部位に結合さ
せた。図2に示すCHO−MP52発現ベクターのpM
SS99(5.0kb)の構造をDNA塩基配列決定およ
び制限酵素消化により確認した。pMSS99のCHO
−MP52 DNA塩基配列は、配列表の配列番号4に
示した576番目から2279番目までのヌクレオチド
であった。
2遺伝子を含むpSK52sベクターをHind IIIで消化
後、ヒトMP52遺伝子を含むDNAフラグメントを
0.8%低融点アガロースゲルからの抽出により単離
し、Behringwerke AGのDr. Gerd Zettlmeisslから提供
されたpABstopベクターのHind III部位に結合さ
せた。図2に示すCHO−MP52発現ベクターのpM
SS99(5.0kb)の構造をDNA塩基配列決定およ
び制限酵素消化により確認した。pMSS99のCHO
−MP52 DNA塩基配列は、配列表の配列番号4に
示した576番目から2279番目までのヌクレオチド
であった。
【0028】(2) CHO−MP52を生産するCH
Oクローンの確立 Behringwerke AGのDr. Zettlmeisslから提供されたCH
O−DUKX−B11細胞、すなわちCHO細胞の突然
変異株に、pMSS99およびDr. Zettlmeisslから提
供されたpSVOAdhfrをりん酸カルシウムDNA
共沈法によって導入した。次に、CHO−MP52の高
産生細胞株をメトトレキセート(MTX)を用いる遺伝
子増幅法により確立した。
Oクローンの確立 Behringwerke AGのDr. Zettlmeisslから提供されたCH
O−DUKX−B11細胞、すなわちCHO細胞の突然
変異株に、pMSS99およびDr. Zettlmeisslから提
供されたpSVOAdhfrをりん酸カルシウムDNA
共沈法によって導入した。次に、CHO−MP52の高
産生細胞株をメトトレキセート(MTX)を用いる遺伝
子増幅法により確立した。
【0029】pMSS99の10μgおよびpSVOA
dhfrの2μgを25mM HEPES−140mM Na
Cl−0.75mM Na2HPO4(pH7.05)1mlに溶
解し、次に2.5M CaCl250μlと混合した。得
られた沈殿を10cmディシュ中のCHO−DUKX−B
11細胞に重層し、室温で30分間放置した。次に、1
0%ウシ胎児血清(FBS)を含むリボ−およびデオキ
シリボ−ヌクレオチド含有MEM ALPHA培地(M
EMα+)8mlを細胞層に加え、CO2インキュベーター
中4〜6時間培養した。細胞を10%グリセロールで室
温3分間処理した後、10%FBSを含むMEMα+培
地で2日間培養した。次に10%透析FBSを含むリボ
−およびデオキシリボ−ヌクレオチド不含MEM AL
PHA培地(MEMα-)中に細胞を撒き直して形質転
換株を選択した。形質転換クローンを単離し、次で記述
するウェスターンブロッティング分析によりCHO−M
P52の発現を検定した。CHO−MP52産生クロー
ンを更にメトトレキセート(MTX)の濃度を上げるこ
とにより段階的に選択して、pSVOAdhfr遺伝子
に従ってMP52遺伝子を増幅させた。400nM MT
Xで1〜3μgのCHO−MP52/106細胞/24
時間産生する数個のクローンが得られた。
dhfrの2μgを25mM HEPES−140mM Na
Cl−0.75mM Na2HPO4(pH7.05)1mlに溶
解し、次に2.5M CaCl250μlと混合した。得
られた沈殿を10cmディシュ中のCHO−DUKX−B
11細胞に重層し、室温で30分間放置した。次に、1
0%ウシ胎児血清(FBS)を含むリボ−およびデオキ
シリボ−ヌクレオチド含有MEM ALPHA培地(M
EMα+)8mlを細胞層に加え、CO2インキュベーター
中4〜6時間培養した。細胞を10%グリセロールで室
温3分間処理した後、10%FBSを含むMEMα+培
地で2日間培養した。次に10%透析FBSを含むリボ
−およびデオキシリボ−ヌクレオチド不含MEM AL
PHA培地(MEMα-)中に細胞を撒き直して形質転
換株を選択した。形質転換クローンを単離し、次で記述
するウェスターンブロッティング分析によりCHO−M
P52の発現を検定した。CHO−MP52産生クロー
ンを更にメトトレキセート(MTX)の濃度を上げるこ
とにより段階的に選択して、pSVOAdhfr遺伝子
に従ってMP52遺伝子を増幅させた。400nM MT
Xで1〜3μgのCHO−MP52/106細胞/24
時間産生する数個のクローンが得られた。
【0030】(3) 培養上清液中のCHO−MP52
の検出 次のとおりのウェスターンブロッティング分析により、
CHO−MP52の発現についてクローンを検定した:
培養上清液(1〜15μl)を還元条件下にSDS−P
AGE(15〜25%ポリアクリルアミド勾配ゲル、第
一化学)により分離し、次にタンパク質をPVDF膜
(Clear Blot Membrane-P, ATTO)に転写した。膜をBlo
ck Ace(大日本製薬)で1時間ブロックし、Tris緩衝食
塩水(TBS)ですすぎ、次に10倍希釈されたBlock
Ace中のCHO−MP52に対するニワトリ抗体10μ
g/mlで一晩処理した。膜を0.1%Tween20を含むT
BS(TTBS)で洗った後、膜を10倍希釈Block Ac
e中のウサギ抗ニワトリIgG−ALP複合体(Sigma A9
171)で処理した。膜をTTBSで洗い、アルカリ性ホス
ファターゼ複合体基質キット(BIO−RAD)と反応
させてMP52に相当するバンドを可視化した。
の検出 次のとおりのウェスターンブロッティング分析により、
CHO−MP52の発現についてクローンを検定した:
培養上清液(1〜15μl)を還元条件下にSDS−P
AGE(15〜25%ポリアクリルアミド勾配ゲル、第
一化学)により分離し、次にタンパク質をPVDF膜
(Clear Blot Membrane-P, ATTO)に転写した。膜をBlo
ck Ace(大日本製薬)で1時間ブロックし、Tris緩衝食
塩水(TBS)ですすぎ、次に10倍希釈されたBlock
Ace中のCHO−MP52に対するニワトリ抗体10μ
g/mlで一晩処理した。膜を0.1%Tween20を含むT
BS(TTBS)で洗った後、膜を10倍希釈Block Ac
e中のウサギ抗ニワトリIgG−ALP複合体(Sigma A9
171)で処理した。膜をTTBSで洗い、アルカリ性ホス
ファターゼ複合体基質キット(BIO−RAD)と反応
させてMP52に相当するバンドを可視化した。
【0031】(4) CHO−MP52生産CHOセル
・ラインの細胞培養 CHO−MP52の最高生産性を有するCHOセル・ラ
インのMC−2(寄託番号FERM BP−5142)
を10%FBS、400nM MTX、100U/mlペニ
シリン、100μg/mlストレプトマイシンを加えたM
EMα-を入れたローラーボトルで増殖させた。MC−
2細胞がコンフルエンシーに達した後、細胞を血清を含
まないMEMα-で洗い、次に10mM HEPES(pH
7.3)、10KIU Aprotinin、1mM酪酸ナトリウム、6
μg/mlセレン酸ナトリウム、5μg/mlトランスフェ
リン、18μg/mlエタノールアミン、9μg/mlイン
シュリン、100U/mlペニシリン、100μg/mlス
トレプトマイシンを添加した血清を含まないDME/F
12中で培養した。馴化培地を1週間毎日採集した。
・ラインの細胞培養 CHO−MP52の最高生産性を有するCHOセル・ラ
インのMC−2(寄託番号FERM BP−5142)
を10%FBS、400nM MTX、100U/mlペニ
シリン、100μg/mlストレプトマイシンを加えたM
EMα-を入れたローラーボトルで増殖させた。MC−
2細胞がコンフルエンシーに達した後、細胞を血清を含
まないMEMα-で洗い、次に10mM HEPES(pH
7.3)、10KIU Aprotinin、1mM酪酸ナトリウム、6
μg/mlセレン酸ナトリウム、5μg/mlトランスフェ
リン、18μg/mlエタノールアミン、9μg/mlイン
シュリン、100U/mlペニシリン、100μg/mlス
トレプトマイシンを添加した血清を含まないDME/F
12中で培養した。馴化培地を1週間毎日採集した。
【0032】(5) CHO−MP52の精製 CHO培養上澄液および0.1容量0.2Mりん酸ナトリ
ウム緩衝剤、pH6.0を混合し、50mM NaCl、20
mMりん酸ナトリウム緩衝剤、pH6.0で予め平衡化して
おいたPOROS HSカラム(10ml、PerSeptive Bi
osystems)にかけた。タンパク質を0.05〜2M直線
勾配NaClで溶出し、10mlフラクション20本に採
集した。溶離されたMP52は3つのタイプの単量体と
して認められ、それらの見掛け分子量を還元条件下でS
DS−PAGE分析により約52、40および14kDで
あると測定された。これらの単量体は、3つのタイプの
ホモ二量体(104kD、80kDおよび28kD)および3
つのタイプのヘテロ二量体(92kD:40kD〜52kD、
66kD:14kD〜52kD、および54kD:14kD〜40
kD)を形成し、これらの二量体すべてをCHO−MP5
2と命名した。但し、28kDホモ二量体はヒトMP52
の成熟ホモ二量体として知られている(WO95/04
819)と思われるので除外する。従って、104kDホ
モ二量体および80kDホモ二量体を上記のフラクション
から単離してN末端アミノ酸配列および生物活性を検定
した。
ウム緩衝剤、pH6.0を混合し、50mM NaCl、20
mMりん酸ナトリウム緩衝剤、pH6.0で予め平衡化して
おいたPOROS HSカラム(10ml、PerSeptive Bi
osystems)にかけた。タンパク質を0.05〜2M直線
勾配NaClで溶出し、10mlフラクション20本に採
集した。溶離されたMP52は3つのタイプの単量体と
して認められ、それらの見掛け分子量を還元条件下でS
DS−PAGE分析により約52、40および14kDで
あると測定された。これらの単量体は、3つのタイプの
ホモ二量体(104kD、80kDおよび28kD)および3
つのタイプのヘテロ二量体(92kD:40kD〜52kD、
66kD:14kD〜52kD、および54kD:14kD〜40
kD)を形成し、これらの二量体すべてをCHO−MP5
2と命名した。但し、28kDホモ二量体はヒトMP52
の成熟ホモ二量体として知られている(WO95/04
819)と思われるので除外する。従って、104kDホ
モ二量体および80kDホモ二量体を上記のフラクション
から単離してN末端アミノ酸配列および生物活性を検定
した。
【0033】5番目から9番目までのフラクションをプ
ールし、約10倍に濃縮した。濃縮物を、1M NaC
lを含む20mMりん酸ナトリウム緩衝剤、pH7.1で予
め平衡化したSuperdex 200pg(1.6 I.D.×600cm、
Pharmacia)に充填した。流速0.5ml/分で溶離を行っ
た。104kDホモ二量体を含むフラクションと80kDホ
モ二量体を含むフラクションとを別個にプールした。各
フラクションを逆相HPLCカラム(RESOURCE RPC、3
ml、Pharmacia)にかけ、これらのタンパク質を35〜
40%アセトニトリルで溶出した。単離したCHO−M
P52の濃度を、SDS−PAGEゲルでのタンパク質
のバンドのデンシトメトリーにより測定した。N末端ア
ミノ酸配列分析は、パルス液ガス相シークエンサー(Ap
plied Biosystemsモデル476)を用いて、80kDホモ
二量体および104kDホモ二量体について、それぞれ行
った。結果を表2に示す。
ールし、約10倍に濃縮した。濃縮物を、1M NaC
lを含む20mMりん酸ナトリウム緩衝剤、pH7.1で予
め平衡化したSuperdex 200pg(1.6 I.D.×600cm、
Pharmacia)に充填した。流速0.5ml/分で溶離を行っ
た。104kDホモ二量体を含むフラクションと80kDホ
モ二量体を含むフラクションとを別個にプールした。各
フラクションを逆相HPLCカラム(RESOURCE RPC、3
ml、Pharmacia)にかけ、これらのタンパク質を35〜
40%アセトニトリルで溶出した。単離したCHO−M
P52の濃度を、SDS−PAGEゲルでのタンパク質
のバンドのデンシトメトリーにより測定した。N末端ア
ミノ酸配列分析は、パルス液ガス相シークエンサー(Ap
plied Biosystemsモデル476)を用いて、80kDホモ
二量体および104kDホモ二量体について、それぞれ行
った。結果を表2に示す。
【0034】
【表2】 アミノ酸配列80kDは配列表配列番号4のLys 12
1またはAla 122からArg 474に由来し、ま
たアミノ酸配列104kDはAla 1からArg474
に由来した。CHO細胞は3つのタイプのホモ二量体、
104kD、80kDおよび28kD、および3つのタイプの
ヘテロ二量体、すなわち92kD、66kDおよび54kDの
二量体を生産することが新たにわかった。
1またはAla 122からArg 474に由来し、ま
たアミノ酸配列104kDはAla 1からArg474
に由来した。CHO細胞は3つのタイプのホモ二量体、
104kD、80kDおよび28kD、および3つのタイプの
ヘテロ二量体、すなわち92kD、66kDおよび54kDの
二量体を生産することが新たにわかった。
【0035】実施例1 抗原の調製及び感作法 ヒトMP52のアミノ酸配列をコードするcDNAを含
んだプラスミド(pKOT245)を用いて大腸菌(寄
託番号FERM BP−5499号)で発現させ、その
インクルージョンボデイー(Inclusion body)を常法に
より可溶化したモノマー型rhMP52を酸化させるこ
とにより、ダイマー型(以下D−rhMP52と略す。
参考例1参照)を構成させ、等電点沈殿法、ゲルろ過等
の精製過程を経て、最終的に約0.5mg/mlの濃度のr
hMP52を抗原として用いた。あるいはCHO細胞
(寄託番号FERM BP−5142号)で発現させ
(以下CHO−MP52と略する。参考例2参照)、抗
原として上述の濃度を用いた。免疫感作マウスの作製
は、BALB/cマウスにCHO−MP52(プロセッ
シングが不完全な前駆体を8割以上含む)を10mM塩酸
水溶液に溶解したものをフロイントの完全アジュバント
(CFA)と1:1割合で混合、乳化したものを0、
7、16および112日目にそれぞれ70、20、10
および52μgを、またその間29日目にはE.Col
i由来のMP52(モノマーを若干含む)18μgを同
様に調製したものを腹腔内に注射した後、約1カ月間隔
をあけて、50μgのD−rhMP52を含む溶液をフ
ロイントの不完全アジュバント(IFA)と1:1で混
合、乳化したものを腹腔内に注射することにより行っ
た。このように6回感作し続けたマウスに対し、最終投
与後42日目に、60μgのD−rhMP52をアジュ
バントなしで皮下投与し、さらに42日の間隔をあけて
(細胞融合の3日前にあたる)、50μgのD−rhMP
52を尾静脈から投与した。
んだプラスミド(pKOT245)を用いて大腸菌(寄
託番号FERM BP−5499号)で発現させ、その
インクルージョンボデイー(Inclusion body)を常法に
より可溶化したモノマー型rhMP52を酸化させるこ
とにより、ダイマー型(以下D−rhMP52と略す。
参考例1参照)を構成させ、等電点沈殿法、ゲルろ過等
の精製過程を経て、最終的に約0.5mg/mlの濃度のr
hMP52を抗原として用いた。あるいはCHO細胞
(寄託番号FERM BP−5142号)で発現させ
(以下CHO−MP52と略する。参考例2参照)、抗
原として上述の濃度を用いた。免疫感作マウスの作製
は、BALB/cマウスにCHO−MP52(プロセッ
シングが不完全な前駆体を8割以上含む)を10mM塩酸
水溶液に溶解したものをフロイントの完全アジュバント
(CFA)と1:1割合で混合、乳化したものを0、
7、16および112日目にそれぞれ70、20、10
および52μgを、またその間29日目にはE.Col
i由来のMP52(モノマーを若干含む)18μgを同
様に調製したものを腹腔内に注射した後、約1カ月間隔
をあけて、50μgのD−rhMP52を含む溶液をフ
ロイントの不完全アジュバント(IFA)と1:1で混
合、乳化したものを腹腔内に注射することにより行っ
た。このように6回感作し続けたマウスに対し、最終投
与後42日目に、60μgのD−rhMP52をアジュ
バントなしで皮下投与し、さらに42日の間隔をあけて
(細胞融合の3日前にあたる)、50μgのD−rhMP
52を尾静脈から投与した。
【0036】実施例2 細胞融合 最終免疫から3日後に、感作マウスから脾臓を取り出
し、脾細胞を調製した。得られた脾細胞をマウス骨髄腫
細胞株(SP2/0)を10:1の比率で混合し、15
00rpmで遠心し、その細胞のペレットを40%ポリエ
チレングリコール(PEG1500)を37℃で保温し
ながらゆっくりほぐす。そこに、FCSを除いた1mlの
RPMI1640培地(日水製薬製)をゆっくり注ぎな
がらピペットの先で軽く撹拌し、その後、約6分間かけ
て250rpmから1000rpmまで徐々に遠心の回転数を
上げていき、その後得られたペレットをFCS無しの培
地にて1回洗浄した後、最終的には20%のFCS入り
のRPMI1640培地にHAT{ヒポキサンチン
(H)、アミノプテリン(A)、チミジン(T)}を添
加した液にて96ウェルプレートに1ウェルあたり脾細
胞数が10,000個となるように分注した。
し、脾細胞を調製した。得られた脾細胞をマウス骨髄腫
細胞株(SP2/0)を10:1の比率で混合し、15
00rpmで遠心し、その細胞のペレットを40%ポリエ
チレングリコール(PEG1500)を37℃で保温し
ながらゆっくりほぐす。そこに、FCSを除いた1mlの
RPMI1640培地(日水製薬製)をゆっくり注ぎな
がらピペットの先で軽く撹拌し、その後、約6分間かけ
て250rpmから1000rpmまで徐々に遠心の回転数を
上げていき、その後得られたペレットをFCS無しの培
地にて1回洗浄した後、最終的には20%のFCS入り
のRPMI1640培地にHAT{ヒポキサンチン
(H)、アミノプテリン(A)、チミジン(T)}を添
加した液にて96ウェルプレートに1ウェルあたり脾細
胞数が10,000個となるように分注した。
【0037】実施例3 ELISA法による第1次スク
リーニング 約6,000の融合細胞の生産物について、ヒトMP5
2に対するモノクローナル抗体の産生の有無を以下の手
順で調べた。 1)免疫に使用したD−rhMP52とそれを還元し、
ss結合を阻害するためにSH基をスルホン化したモノ
マー型rhMP52(以下M−rhMP52と略する)
をそれぞれ1μg/mlの濃度で1ウェルあたり50μlず
つプレート(NUNC,MAXISORP)に1時間室
温でインキュベートすることによりコートした。 2)Tween20入りの0.01Mりん酸ナトリウム
緩衝剤(PBS)(pH7.2)で洗浄後、培養上清を原
液で50μlずつ添加し、室温で1時間インキュベート
した。 3)洗浄液で3回洗浄した後、約1μg/mlの濃度で各
ウェルに45μlのHRPO標識ウサギ抗マウス免疫グ
ロブリン抗体(DAKO,F206)を添加した。この
時に使用した希釈液は、2mg/mlのカゼイン(関東化
学)を0.1Mトリスヒドロキシアミノメタン緩衝液
(TBS,pH7.4)を溶解したものを用いた。 4)室温で1時間インキュベートし、3回洗浄液で洗浄
した後、発色液(Chromogen−TMB,Behrin
gwerke)を50μlずつ加えた。 5)約5分間室温で発色反応を起こさせた後、50μl
の0.5N硫酸を加えることにより発色反応を停止させ
た。 6)反応停止後、30分以内に吸光度OD450nmにて発
色の程度を測定した。aMP−1からaMP−23と命
名した23個のモノクローナル抗体のうち、以後のクロ
ーニング過程で維持できなかったaMP−17、aMP
−19およびaMP−23を除く20のモノクローナル
抗体についての結果を、表3に示した。陽性陰性の判定
は、陰性コントロールの平均±10SD(OD450nm=
0.05)をカットオフ値とした。aMP−1,2,
3,4,5,6,7,9,12,14,15,18とa
MP−22はD−rhMP52だけに反応し、aMP−
8,10,11,13,16,20とaMP−21はD
−rhMP52とM−rhMP52の両方に反応した。
ここで、特異性の観点から少なくとも2種類の抗体に分
類された。
リーニング 約6,000の融合細胞の生産物について、ヒトMP5
2に対するモノクローナル抗体の産生の有無を以下の手
順で調べた。 1)免疫に使用したD−rhMP52とそれを還元し、
ss結合を阻害するためにSH基をスルホン化したモノ
マー型rhMP52(以下M−rhMP52と略する)
をそれぞれ1μg/mlの濃度で1ウェルあたり50μlず
つプレート(NUNC,MAXISORP)に1時間室
温でインキュベートすることによりコートした。 2)Tween20入りの0.01Mりん酸ナトリウム
緩衝剤(PBS)(pH7.2)で洗浄後、培養上清を原
液で50μlずつ添加し、室温で1時間インキュベート
した。 3)洗浄液で3回洗浄した後、約1μg/mlの濃度で各
ウェルに45μlのHRPO標識ウサギ抗マウス免疫グ
ロブリン抗体(DAKO,F206)を添加した。この
時に使用した希釈液は、2mg/mlのカゼイン(関東化
学)を0.1Mトリスヒドロキシアミノメタン緩衝液
(TBS,pH7.4)を溶解したものを用いた。 4)室温で1時間インキュベートし、3回洗浄液で洗浄
した後、発色液(Chromogen−TMB,Behrin
gwerke)を50μlずつ加えた。 5)約5分間室温で発色反応を起こさせた後、50μl
の0.5N硫酸を加えることにより発色反応を停止させ
た。 6)反応停止後、30分以内に吸光度OD450nmにて発
色の程度を測定した。aMP−1からaMP−23と命
名した23個のモノクローナル抗体のうち、以後のクロ
ーニング過程で維持できなかったaMP−17、aMP
−19およびaMP−23を除く20のモノクローナル
抗体についての結果を、表3に示した。陽性陰性の判定
は、陰性コントロールの平均±10SD(OD450nm=
0.05)をカットオフ値とした。aMP−1,2,
3,4,5,6,7,9,12,14,15,18とa
MP−22はD−rhMP52だけに反応し、aMP−
8,10,11,13,16,20とaMP−21はD
−rhMP52とM−rhMP52の両方に反応した。
ここで、特異性の観点から少なくとも2種類の抗体に分
類された。
【0038】実施例4 ウェスタンブロット法による特
異性の確認 1)rhMP52(1μg/lane/0.5mm)を非還元条
件(D−rhMP52として泳動される)と還元条件
(M−rhMP52として泳動される)で、15〜25
%のグラジエントゲル(第一化学社製)を用いてSDS
−PAGEを行った後、定法によりニトロセルロース膜
に転写(30V,2h)した。 2)転写したニトロセルロース膜を約3mg/mlのカゼイ
ンを含んだTBS溶液に20分以上つけておくことによ
って非特異反応をブロックした。 3)モノクローナル抗体を含む培養上清(4μg/ml〜4
0μg/mlの範囲)原液の中でrhMP52を転写してあ
るニトロセルロース膜を1時間、室温で振とうしながら
インキュベートした。 4)大量のPBS洗浄液(pH7.2)で洗浄(5分間
ずつ浸透しながら、液替えを3回)した。 5)2次抗体として1μg/mlのHRPO標識ウサギ抗マ
ウス免疫グロブリン抗体をカゼイン/TBSの希釈液中
で1時間、室温でインキュベートした。 6)4)と同様に良く洗浄した。 7)発色剤(TrueBlue/Peroxidase substrate,Kirkeg
aard Perry Laboratories社製)に10分浸すことによ
り、呈色反応をひきおこさせた。その後、流水にて十分
に洗浄した。結果は、ELISAによる第1次スクリー
ニングの結果と一致した。結果は図3に記載した。
異性の確認 1)rhMP52(1μg/lane/0.5mm)を非還元条
件(D−rhMP52として泳動される)と還元条件
(M−rhMP52として泳動される)で、15〜25
%のグラジエントゲル(第一化学社製)を用いてSDS
−PAGEを行った後、定法によりニトロセルロース膜
に転写(30V,2h)した。 2)転写したニトロセルロース膜を約3mg/mlのカゼイ
ンを含んだTBS溶液に20分以上つけておくことによ
って非特異反応をブロックした。 3)モノクローナル抗体を含む培養上清(4μg/ml〜4
0μg/mlの範囲)原液の中でrhMP52を転写してあ
るニトロセルロース膜を1時間、室温で振とうしながら
インキュベートした。 4)大量のPBS洗浄液(pH7.2)で洗浄(5分間
ずつ浸透しながら、液替えを3回)した。 5)2次抗体として1μg/mlのHRPO標識ウサギ抗マ
ウス免疫グロブリン抗体をカゼイン/TBSの希釈液中
で1時間、室温でインキュベートした。 6)4)と同様に良く洗浄した。 7)発色剤(TrueBlue/Peroxidase substrate,Kirkeg
aard Perry Laboratories社製)に10分浸すことによ
り、呈色反応をひきおこさせた。その後、流水にて十分
に洗浄した。結果は、ELISAによる第1次スクリー
ニングの結果と一致した。結果は図3に記載した。
【0039】実施例5 モノクローナル抗体のサブクラ
スの決定 クローンが産生するモノクローナル抗体のサブクラス
は、マウスモノクローナル抗体アイソタイピングキット
(Mouse monoclonal antibody isotyping kit,Amersha
m社製, RPN29)を用いてその取扱説明書に従って決定し
た。モノクローナル抗体のサブクラスは表4に示してあ
る。全てのモノクローナル抗体のL鎖のサブクラスはκ
であり、H鎖のサブクラスは、γ1もしくはγ2aであっ
た。
スの決定 クローンが産生するモノクローナル抗体のサブクラス
は、マウスモノクローナル抗体アイソタイピングキット
(Mouse monoclonal antibody isotyping kit,Amersha
m社製, RPN29)を用いてその取扱説明書に従って決定し
た。モノクローナル抗体のサブクラスは表4に示してあ
る。全てのモノクローナル抗体のL鎖のサブクラスはκ
であり、H鎖のサブクラスは、γ1もしくはγ2aであっ
た。
【0040】実施例6 特異性の確認 ヒトMP52は、TGF−βジーンスーパーファミリー
に属する分子であり、構造やアミノ酸配列の点で他のT
GF−βジーンスーパーファミリー、特にTGF−β2
とBMP−2に類似していることがわかっている。本発
明のモノクローナル抗体が、ヒトMP52特異的である
かを調べるために、ヒトリコンビナントTGF−β2
(rhTGFβ2)とヒトリコンビナントBMP−2
(rhBMP−2)を入手し、前述した実施例3と同様
な方法でELISAを行い、その特異性を調べた。結果
は、表5に示した。これらの全てのモノクローナル抗体
は、TGF−β2およびBMP−2とは反応せずMP5
2特異的な抗体であることが確認された。
に属する分子であり、構造やアミノ酸配列の点で他のT
GF−βジーンスーパーファミリー、特にTGF−β2
とBMP−2に類似していることがわかっている。本発
明のモノクローナル抗体が、ヒトMP52特異的である
かを調べるために、ヒトリコンビナントTGF−β2
(rhTGFβ2)とヒトリコンビナントBMP−2
(rhBMP−2)を入手し、前述した実施例3と同様
な方法でELISAを行い、その特異性を調べた。結果
は、表5に示した。これらの全てのモノクローナル抗体
は、TGF−β2およびBMP−2とは反応せずMP5
2特異的な抗体であることが確認された。
【0041】実施例7 抗体の精製 培養上清及びマウス腹水からのモノクローナル抗体の精
製は、プロテインAあるいはプロテインGのカラム(Ph
armacia社製)を用いて、取扱説明書に従って精製し
た。培養上清からの精製には、プロテインAのカラムを
用い、腹水からの精製にはプロテインGカラムを用い
た。
製は、プロテインAあるいはプロテインGのカラム(Ph
armacia社製)を用いて、取扱説明書に従って精製し
た。培養上清からの精製には、プロテインAのカラムを
用い、腹水からの精製にはプロテインGカラムを用い
た。
【0042】実施例8 サンドイッチELISA法によ
る第2次スクリーニング(タイピング) 1)精製されたモノクローナル抗体(aMP−1,2,
3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,1
3,14,15,16,18,20,21,22の20
種類)をそれぞれ96ウェルプレートに1μg/mlの濃
度で各ウェルに50μlずつコート(1時間、室温)す
る。 2)洗浄液にて洗浄(BEP−II,ベーリングヴェルケ
社製で3回)した後、1定量のD−rhMP52(30
ng/ml)をカゼイン/TBS中に希釈した溶液を50μ
lずつ分注し、1時間、室温でインキュベートする。 3)洗浄後、ビオチン化キット(Antibody Labelling s
ystems; Biotinylation Kit, American Qualex社製)を
用いてビオチン化した1)に示したモノクローナル抗体
をそれぞれ1μg/mlとなるようにカゼイン/TBSに
希釈したものを1)でコートした全てのモノクローナル
抗体に対し、反応させた。例えば、aMP−1をコート
したプレートにビオチン化したすべてのaMP−1,
2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,
13,14,15,16,18,20,21とaMP−
22をそれぞれ反応させ、aMP−2〜22をコートし
たプレートにも同様に全てのビオチン化モノクローナル
抗体を反応させた(1時間、室温)。 4)洗浄後、カゼイン/TBSにHRPO標識したアビ
ジン(AVIDIN-PEROXIDASE,SIGMA社製)を1μg/mlの濃
度で加え、1時間、室温でインキュベートし、 5)洗浄後、3、4)と同様に発色反応を起こさせ、 6)15分後に、3、5)6)と同様に反応停止及び測
定した。この結果の一部を図4に示した。同じモノクロ
ーナル抗体であれば全ての組み合わせで同等の結果が得
られるはずである。しかしながら、例として図4に示し
たaMP−1とaMP−4は全く異なる抗体であること
がわかった。これらの結果から、全てのモノクローナル
抗体の異同性が判明し、結果として10種類のエピトー
プに対する特異性の異なったモノクローナル抗体が同定
された。これらを表6に記載の如くTypeA,B,
C,D,E,F,G,H,IおよびJと分類した。
る第2次スクリーニング(タイピング) 1)精製されたモノクローナル抗体(aMP−1,2,
3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,1
3,14,15,16,18,20,21,22の20
種類)をそれぞれ96ウェルプレートに1μg/mlの濃
度で各ウェルに50μlずつコート(1時間、室温)す
る。 2)洗浄液にて洗浄(BEP−II,ベーリングヴェルケ
社製で3回)した後、1定量のD−rhMP52(30
ng/ml)をカゼイン/TBS中に希釈した溶液を50μ
lずつ分注し、1時間、室温でインキュベートする。 3)洗浄後、ビオチン化キット(Antibody Labelling s
ystems; Biotinylation Kit, American Qualex社製)を
用いてビオチン化した1)に示したモノクローナル抗体
をそれぞれ1μg/mlとなるようにカゼイン/TBSに
希釈したものを1)でコートした全てのモノクローナル
抗体に対し、反応させた。例えば、aMP−1をコート
したプレートにビオチン化したすべてのaMP−1,
2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,
13,14,15,16,18,20,21とaMP−
22をそれぞれ反応させ、aMP−2〜22をコートし
たプレートにも同様に全てのビオチン化モノクローナル
抗体を反応させた(1時間、室温)。 4)洗浄後、カゼイン/TBSにHRPO標識したアビ
ジン(AVIDIN-PEROXIDASE,SIGMA社製)を1μg/mlの濃
度で加え、1時間、室温でインキュベートし、 5)洗浄後、3、4)と同様に発色反応を起こさせ、 6)15分後に、3、5)6)と同様に反応停止及び測
定した。この結果の一部を図4に示した。同じモノクロ
ーナル抗体であれば全ての組み合わせで同等の結果が得
られるはずである。しかしながら、例として図4に示し
たaMP−1とaMP−4は全く異なる抗体であること
がわかった。これらの結果から、全てのモノクローナル
抗体の異同性が判明し、結果として10種類のエピトー
プに対する特異性の異なったモノクローナル抗体が同定
された。これらを表6に記載の如くTypeA,B,
C,D,E,F,G,H,IおよびJと分類した。
【0043】実施例9 D−rhMP52の生物活性の
モノクローナル抗体による阻害 ラット骨芽細胞株ROB/C26は、ヒトMP52のレ
セプターを有していることが知られており、培養液中に
ヒトMP52を添加すると、アルカリフォスファターゼ
(ALP)の活性が上昇する事が知られている。rhM
P52を一定量加える時に、精製した全てのモノクロー
ナル抗体を最終的に20μg/mlとなるように添加した
ときのALP活性上昇の阻害が見られるかどうかを検討
した。10ng/mlの濃度でrhMP52をROB/C2
6に添加し、数日間培養したときに、細胞表面上のMP
52レセプターを介し刺激が伝導され、結果としてAL
Pの活性が上昇する。上昇したALP活性はALP特異
的な基質を反応させることによりELISAと同様に発
色反応で定量化できる(ただし、測定波長はOD405
nm)。結果は、表7に示してあるが、抗体無しでrhM
P52単独で0.158を示し、そこにモノクローナル
抗体を共存させた時に得られるALP活性が低ければ低
いほど阻害活性が強いと判断する。結果として、aMP
−4,5,8,11,20とaMP−21による強い阻
害活性が認められた。このうちaMP−4およびaMP
−5は、D−rhMP52に特異的に反応する抗体であ
り(表1)、M−rhMP52にも反応するaMP−
8,11,20および21とは異なり、実質的にMP5
2がMP52レセプターへ結合するのを生理的条件下で
阻害するモノクローナル抗体であると考えられる。モノ
クローナル抗体aMP−4およびaMP−5を産生する
ハイブリドーマは工業技術院、生命工学工業技術研究所
にそれぞれ寄託番号FERM P−15555およびF
ERM P−15556として寄託されている。
モノクローナル抗体による阻害 ラット骨芽細胞株ROB/C26は、ヒトMP52のレ
セプターを有していることが知られており、培養液中に
ヒトMP52を添加すると、アルカリフォスファターゼ
(ALP)の活性が上昇する事が知られている。rhM
P52を一定量加える時に、精製した全てのモノクロー
ナル抗体を最終的に20μg/mlとなるように添加した
ときのALP活性上昇の阻害が見られるかどうかを検討
した。10ng/mlの濃度でrhMP52をROB/C2
6に添加し、数日間培養したときに、細胞表面上のMP
52レセプターを介し刺激が伝導され、結果としてAL
Pの活性が上昇する。上昇したALP活性はALP特異
的な基質を反応させることによりELISAと同様に発
色反応で定量化できる(ただし、測定波長はOD405
nm)。結果は、表7に示してあるが、抗体無しでrhM
P52単独で0.158を示し、そこにモノクローナル
抗体を共存させた時に得られるALP活性が低ければ低
いほど阻害活性が強いと判断する。結果として、aMP
−4,5,8,11,20とaMP−21による強い阻
害活性が認められた。このうちaMP−4およびaMP
−5は、D−rhMP52に特異的に反応する抗体であ
り(表1)、M−rhMP52にも反応するaMP−
8,11,20および21とは異なり、実質的にMP5
2がMP52レセプターへ結合するのを生理的条件下で
阻害するモノクローナル抗体であると考えられる。モノ
クローナル抗体aMP−4およびaMP−5を産生する
ハイブリドーマは工業技術院、生命工学工業技術研究所
にそれぞれ寄託番号FERM P−15555およびF
ERM P−15556として寄託されている。
【0044】実施例10 サンドイッチELISAによ
るMP52の定量 実施例8よりモノクローナル抗体が10種類に分類され
た。その内、TypeCのaMP−4とType Dの
MP−5によるサンドイッチELISAを構築した。す
なわち、 1)精製されたaMP−5を96ウェルプレートに5μ
g/mlの濃度で各ウェルに50μlずつコート(1時間、
室温)する。 2)洗浄液にて洗浄した後、精製されたMP52を1ng
/mlを最高濃度として、順にカゼイン/トリス緩衝液に
希釈したものを各ウェルに50μlずつ添加し、1時
間、室温でインキュベートする。 3)洗浄液にて洗浄した後、ビオチン化したaMP−4
精製抗体を1μg/mlの濃度で各ウェルに50μlずつ添
加し、1時間、室温で反応させる。 4)洗浄液にて洗浄した後、アビジン化ペルオキシダー
ゼ(SIGMA A−3151)を1μg/mlの濃度で添加し、1時
間、室温で反応させる。 5)洗浄液にて洗浄した後、3、4)と同様に発色反応
を起こさせ、 6)30分後、50μlの0.5N硫酸を加えることによ
り、発色反応を停止させた。 7) 反応停止後、吸光度OD450nmにて発色の程度を測
定した。これらの結果は、図5に示してあり、検出限界
は23.9pg/ml、定量限界は42.4pg/mlであった。
ここで、検出限界とは、MP52を含まない緩衝液のバ
ックグラウンド値よりは有意に高いMP52の濃度を、
また、定量限界とは、定量するに信頼のおけるMP52
の最低濃度をいう。
るMP52の定量 実施例8よりモノクローナル抗体が10種類に分類され
た。その内、TypeCのaMP−4とType Dの
MP−5によるサンドイッチELISAを構築した。す
なわち、 1)精製されたaMP−5を96ウェルプレートに5μ
g/mlの濃度で各ウェルに50μlずつコート(1時間、
室温)する。 2)洗浄液にて洗浄した後、精製されたMP52を1ng
/mlを最高濃度として、順にカゼイン/トリス緩衝液に
希釈したものを各ウェルに50μlずつ添加し、1時
間、室温でインキュベートする。 3)洗浄液にて洗浄した後、ビオチン化したaMP−4
精製抗体を1μg/mlの濃度で各ウェルに50μlずつ添
加し、1時間、室温で反応させる。 4)洗浄液にて洗浄した後、アビジン化ペルオキシダー
ゼ(SIGMA A−3151)を1μg/mlの濃度で添加し、1時
間、室温で反応させる。 5)洗浄液にて洗浄した後、3、4)と同様に発色反応
を起こさせ、 6)30分後、50μlの0.5N硫酸を加えることによ
り、発色反応を停止させた。 7) 反応停止後、吸光度OD450nmにて発色の程度を測
定した。これらの結果は、図5に示してあり、検出限界
は23.9pg/ml、定量限界は42.4pg/mlであった。
ここで、検出限界とは、MP52を含まない緩衝液のバ
ックグラウンド値よりは有意に高いMP52の濃度を、
また、定量限界とは、定量するに信頼のおけるMP52
の最低濃度をいう。
【0045】
【表3】 ELISAによる抗MP52抗体価測定結果 使 用 し た 抗 原 モノクローナル抗体 モノマー型rhMP52 ダイマー型rhMP52 aMP−1 0.03 1.35 aMP−2 0.01 1.03 aMP−3 0.01 0.92 aMP−4 0.01 1.58 aMP−5 0.01 1.03 aMP−6 0.01 0.96 aMP−7 0.01 1.53 aMP−8 1.89 1.98 aMP−9 0.04 1.15 aMP−10 1.08 1.78 aMP−11 1.81 1.95 aMP−12 0.02 0.33 aMP−13 0.26 1.48 aMP−14 0.03 1.26 aMP−15 0.01 1.35 aMP−16 0.06 1.58 aMP−18 0.01 1.19 aMP−20 1.85 2.01 aMP−21 1.41 1.86 aMP−22 0.01 0.88 抗MP52抗血清 1.83 2.23 陰性コントロール 0.01 0.01 単位;OD450nm カットオフ値;0.05
【0046】
【表4】 モノクローナル抗体のサブクラス サ ブ ク ラ ス モノクローナル抗体 H鎖 L鎖 aMP−1 γ1 κ aMP−2 γ1 κ aMP−3 γ1 κ aMP−4 γ2a κ aMP−5 γ1 κ aMP−6 γ1 κ aMP−7 γ2a κ aMP−8 γ1 κ aMP−9 γ1 κ aMP−10 γ1 κ aMP−11 γ1 κ aMP−12 γ1 κ aMP−13 γ1 κ aMP−14 γ2a κ aMP−15 γ1 κ aMP−16 γ1 κ aMP−18 γ1 κ aMP−20 γ1 κ aMP−21 γ1 κ aMP−22 γ2a κ
【0047】
【表5】 モノクローナル抗体の特異性 使 用 し た 抗 原 モノクローナル抗体 rhTGFβ2 rhBMP−2 aMP−1 0.016 0.06 aMP−2 0.014 0.043 aMP−3 0.047 0.055 aMP−4 0.046 0.048 aMP−5 0.018 0.024 aMP−6 0.029 0.018 aMP−7 0.026 0.03 aMP−8 0.034 0.032 aMP−9 0.011 0.032 aMP−10 0.019 0.028 aMP−11 0.019 0.027 aMP−12 0.012 0.018 aMP−13 0.035 0.035 aMP−14 0.022 0.024 aMP−15 0.015 0.023 aMP−16 0.023 0.028 aMP−18 0.035 0.025 aMP−20 0.025 0.018 aMP−21 0.029 0.019 aMP−22 0.025 0.02 抗TGFβ抗体 2.2 0.025 抗BMP−2抗体含有抗血清 1.5 1.351 陰性コントロール 0.076 0.065 単位;OD450nm カットオフ値;陰性コントロール値
【0048】
【表6】 モノクローナル抗体の分類 Type 同一エピトープに反応するモノクローナル抗体 A aMP−1,aMP−15 B aMP−2,aMP−3,aMP−6,aMP−7, aMP−18 C aMP−4 D aMP−5 E aMP−8,aMP−11,aMP−20 F aMP−9,aMP−14 G aMP−10,aMP−21 H aMP−12 I aMP−13,aMP−16 J aMP−22
【0049】
【表7】 単位;OD405nm 測定値;MP52なしの時のコントロール値を引いた値
【0050】
配列番号:1 配列の長さ:119 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直線状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:N末端フラグメント 起源: 生物名:ヒト(homo sapiens) 組織の種類:ヒト胎児 配列の特徴: 存在位置: 他の情報:MP52アミノ酸配列の383番目から50
1番目のアミノ酸配列。 配列: CCA CTG GCC ACT CGC CAG GGC AAG CGA CCC AGC AAG AAC CTT AAG GCT 48 Pro Leu Ala Thr Arg Gln Gly Lys Arg Pro Ser Lys Asn Leu Lys Ala 5 10 15 CGC TGC AGT CGG AAG GCA CTG CAT GTC AAC TTC AAG GAC ATG GGC TGG 96 Arg Cys Ser Arg Lys Ala Leu His Val Asn Phe Lys Asp Met Gly Trp 20 25 30 GAC GAC TGG ATC ATC GCA CCC CTT GAG TAC GAG GCT TTC CAC TGC GAG 144 Asp Asp Trp Ile Ile Ala Pro Leu Glu Tyr Glu Ala Phe His Cys Glu 35 40 45 GGG CTG TGC GAG TTC CCA TTG CGC TCC CAC CTG GAG CCC ACG AAT CAT 192 Gly Leu Cys Glu Phe Pro Leu Arg Ser His Leu Glu Pro Thr Asn His 50 55 60 GCA GTC ATC CAG ACC CTG ATG AAC TCC ATG GAC CCC GAG TCC ACA CCA 240 Ala Val Ile Gln Thr Leu Met Asn Ser Met Asp Pro Glu Ser Thr Pro 65 70 75 80 CCC ACC TGC TGT GTG CCC ACG CGA CTG AGT CCC ATC AGC ATC CTC TTC 288 Pro Thr Cys Cys Val Pro Thr Arg Leu Ser Pro Ile Ser Ile Leu Phe 85 90 95 ATT GAC TCT GCC AAC AAC GTG GTG TAT AAG CAG TAT GAG GAC ATG GTC 336 Ile Asp Ser Ala Asn Asn Val Val Tyr Lys Gln Tyr Glu Asp Met Val 100 105 110 GTG GAG TCG TGT GGC TGC AGG 357 Val Glu Ser Cys Gly Cys Arg 115
1番目のアミノ酸配列。 配列: CCA CTG GCC ACT CGC CAG GGC AAG CGA CCC AGC AAG AAC CTT AAG GCT 48 Pro Leu Ala Thr Arg Gln Gly Lys Arg Pro Ser Lys Asn Leu Lys Ala 5 10 15 CGC TGC AGT CGG AAG GCA CTG CAT GTC AAC TTC AAG GAC ATG GGC TGG 96 Arg Cys Ser Arg Lys Ala Leu His Val Asn Phe Lys Asp Met Gly Trp 20 25 30 GAC GAC TGG ATC ATC GCA CCC CTT GAG TAC GAG GCT TTC CAC TGC GAG 144 Asp Asp Trp Ile Ile Ala Pro Leu Glu Tyr Glu Ala Phe His Cys Glu 35 40 45 GGG CTG TGC GAG TTC CCA TTG CGC TCC CAC CTG GAG CCC ACG AAT CAT 192 Gly Leu Cys Glu Phe Pro Leu Arg Ser His Leu Glu Pro Thr Asn His 50 55 60 GCA GTC ATC CAG ACC CTG ATG AAC TCC ATG GAC CCC GAG TCC ACA CCA 240 Ala Val Ile Gln Thr Leu Met Asn Ser Met Asp Pro Glu Ser Thr Pro 65 70 75 80 CCC ACC TGC TGT GTG CCC ACG CGA CTG AGT CCC ATC AGC ATC CTC TTC 288 Pro Thr Cys Cys Val Pro Thr Arg Leu Ser Pro Ile Ser Ile Leu Phe 85 90 95 ATT GAC TCT GCC AAC AAC GTG GTG TAT AAG CAG TAT GAG GAC ATG GTC 336 Ile Asp Ser Ala Asn Asn Val Val Tyr Lys Gln Tyr Glu Asp Met Val 100 105 110 GTG GAG TCG TGT GGC TGC AGG 357 Val Glu Ser Cys Gly Cys Arg 115
【0051】配列番号:2 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 配列の種類:他の核酸 起源:なし 生物名:なし 株名:なし 配列の特徴:MP52成熟型単離用順方向PCRプライ
マー。 配列: ATAATGCCAC TAGCAACTCG TCAGGGC 27
マー。 配列: ATAATGCCAC TAGCAACTCG TCAGGGC 27
【0052】配列番号:3 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 配列の種類:他の核酸 起源:なし 生物名:なし 株名:なし 配列の特徴:MP52成熟型単離用逆方向PCRプライ
マー。 配列: CGTCGACTAC CTGCAGCCAC ACGACT 26
マー。 配列: CGTCGACTAC CTGCAGCCAC ACGACT 26
【0053】配列番号:4 配列の型:対応するタンパク質のヌクレオチド 配列の長さ:2703 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直線状 分子の型:cDNA − mRNA 起源 生物名:ヒト(homo sapiens) 640〜720 bp シグナルペプチド 1783〜2142 bp 成熟ペプチド 組織の種類:ヒト胎児 配列記載:配列番号1: CCATGGCCTC GAAAGGGCAG CGGTGATTTT TTTCACATAA ATATATCGCA CTTAAATGAG 60 TTTAGACAGC ATGACATCAG AGAGTAATTA AATTGGTTTG GGTTGGAATT CCGTTTCCAA 120 TTCCTGAGTT CAGGTTTGTA AAAGATTTTT CTGAGCACCT GCAGGCCTGT GAGTGTGTGT 180 GTGTGTGTGT GTGTGTGTGT GTGTGTGTGA AGTATTTTCA CTGGAAAGGA TTCAAAACTA 240 GGGGGAAAAA AAAACTGGAG CACACAGGCA GCATTACGCC ATTCTTCCTT CTTGGAAAAA 300 TCCCTCAGCC TTATACAAGC CTCCTTCAAG CCCTCAGTCA GTTGTGCAGG AGAAAGGGGG 360 CGGTTGGCTT TCTCCTTTCA AGAACGAGTT ATTTTCAGCT GCTGACTGGA GACGGTGCAC 420 GTCTGGATAC GAGAGCATTT CCACTATGGG ACTGGATACA AACACACACC CGGCAGACTT 480 CAAGAGTCTC AGACTGAGGA GAAAGCCTTT CCTTCTGCTG CTACTGCTGC TGCCGCTGCT 540 TTTGAAAGTC CACTCCTTTC ATGGTTTTTC CTGCCAAACC AGAGGCACCT TTGCTGCTGC 600 CGCTGTTCTC TTTGGTGTCA TTCAGCGGCT GGCCAGAGG ATG AGA CTC CCC AAA 654 Met Arg Leu Pro Lys -25 CTC CTC ACT TTC TTG CTT TGG TAC CTG GCT TGG CTG GAC CTG GAA TTC 702 Leu Leu Thr Phe Leu Leu Trp Tyr Leu Ala Trp Leu Asp Leu Glu Phe -20 -15 -10 ATC TGC ACT GTG TTG GGT GCC CCT GAC TTG GGC CAG AGA CCC CAG GGG 750 Ile Cys Thr Val Leu Gly Ala Pro Asp Leu Gly Gln Arg Pro Gln Gly -5 1 5 10 ACC AGG CCA GGA TTG GCC AAA GCA GAG GCC AAG GAG AGG CCC CCC CTG 798 Thr Arg Pro Gly Leu Ala Lys Ala Glu Ala Lys Glu Arg Pro Pro Leu 15 20 25 GCC CGG AAC GTC TTC AGG CCA GGG GGT CAC AGC TAT GGT GGG GGG GCC 846 Ala Arg Asn Val Phe Arg Pro Gly Gly His Ser Tyr Gly Gly Gly Ala 30 35 40 ACC AAT GCC AAT GCC AGG GCA AAG GGA GGC ACC GGG CAG ACA GGA GGC 894 Thr Asn Ala Asn Ala Arg Ala Lys Gly Gly Thr Gly Gln Thr Gly Gly 45 50 55 CTG ACA CAG CCC AAG AAG GAT GAA CCC AAA AAG CTG CCC CCC AGA CCG 942 Leu Thr Gln Pro Lys Lys Asp Glu Pro Lys Lys Leu Pro Pro Arg Pro 60 65 70 GGC GGC CCT GAA CCC AAG CCA GGA CAC CCT CCC CAA ACA AGG CAG GCT 990 Gly Gly Pro Glu Pro Lys Pro Gly His Pro Pro Gln Thr Arg Gln Ala 75 80 85 90 ACA GCC CGG ACT GTG ACC CCA AAA GGA CAG CTT CCC GGA GGC AAG GCA 1038 Thr Ala Arg Thr Val Thr Pro Lys Gly Gln Leu Pro Gly Gly Lys Ala 95 100 105 CCC CCA AAA GCA GGA TCT GTC CCC AGC TCC TTC CTG CTG AAG AAG GCC 1086 Pro Pro Lys Ala Gly Ser Val Pro Ser Ser Phe Leu Leu Lys Lys Ala 110 115 120 AGG GAG CCC GGG CCC CCA CGA GAG CCC AAG GAG CCG TTT CGC CCA CCC 1134 Arg Glu Pro Gly Pro Pro Arg Glu Pro Lys Glu Pro Phe Arg Pro Pro 125 130 135 CCC ATC ACA CCC CAC GAG TAC ATG CTC TCG CTG TAC AGG ACG CTG TCC 1182 Pro Ile Thr Pro His Glu Tyr Met Leu Ser Leu Tyr Arg Thr Leu Ser 140 145 150 GAT GCT GAC AGA AAG GGA GGC AAC AGC AGC GTG AAG TTG GAG GCT GGC 1230 Asp Ala Asp Arg Lys Gly Gly Asn Ser Ser Val Lys Leu Glu Ala Gly 155 160 165 170 CTG GCC AAC ACC ATC ACC AGC TTT ATT GAC AAA GGG CAA GAT GAC CGA 1278 Leu Ala Asn Thr Ile Thr Ser Phe Ile Asp Lys Gly Gln Asp Asp Arg 175 180 185 GGT CCC GTG GTC AGG AAG CAG AGG TAC GTG TTT GAC ATT AGT GCC CTG 1326 Gly Pro Val Val Arg Lys Gln Arg Tyr Val Phe Asp Ile Ser Ala Leu 190 195 200 GAG AAG GAT GGG CTG CTG GGG GCC GAG CTG CGG ATC TTG CGG AAG AAG 1374 Glu Lys Asp Gly Leu Leu Gly Ala Glu Leu Arg Ile Leu Arg Lys Lys 205 210 215 CCC TCG GAC ACG GCC AAG CCA GCG GCC CCC GGA GGC GGG CGG GCT GCC 1422 Pro Ser Asp Thr Ala Lys Pro Ala Ala Pro Gly Gly Gly Arg Ala Ala 220 225 230 CAG CTG AAG CTG TCC AGC TGC CCC AGC GGC CGG CAG CCG GCC TCC TTG 1470 Gln Leu Lys Leu Ser Ser Cys Pro Ser Gly Arg Gln Pro Ala Ser Leu 235 240 245 250 CTG GAT GTG CGC TCC GTG CCA GGC CTG GAC GGA TCT GGC TGG GAG GTG 1518 Leu Asp Val Arg Ser Val Pro Gly Leu Asp Gly Ser Gly Trp Glu Val 255 260 265 TTC GAC ATC TGG AAG CTC TTC CGA AAC TTT AAG AAC TCG GCC CAG CTG 1566 Phe Asp Ile Trp Lys Leu Phe Arg Asn Phe Lys Asn Ser Ala Gln Leu 270 275 280 TGC CTG GAG CTG GAG GCC TGG GAA CGG GGC AGG GCC GTG GAC CTC CGT 1614 Cys Leu Glu Leu Glu Ala Trp Glu Arg Gly Arg Ala Val Asp Leu Arg 285 290 295 GGC CTG GGC TTC GAC CGC GCC GCC CGG CAG GTC CAC GAG AAG GCC CTG 1662 Gly Leu Gly Phe Asp Arg Ala Ala Arg Gln Val His Glu Lys Ala Leu 300 305 310 TTC CTG GTG TTT GGC CGC ACC AAG AAA CGG GAC CTG TTC TTT AAT GAG 1710 Phe Leu Val Phe Gly Arg Thr Lys Lys Arg Asp Leu Phe Phe Asn Glu 315 320 325 330 ATT AAG GCC CGC TCT GGC CAG GAC GAT AAG ACC GTG TAT GAG TAC CTG 1758 Ile Lys Ala Arg Ser Gly Gln Asp Asp Lys Thr Val Tyr Glu Tyr Leu 335 340 345 TTC AGC CAG CGG CGA AAA CGG CGG GCC CCA CTG GCC ACT CGC CAG GGC 1806 Phe Ser Gln Arg Arg Lys Arg Arg Ala Pro Leu Ala Thr Arg Gln Gly 350 355 360 AAG CGA CCC AGC AAG AAC CTT AAG GCT CGC TGC AGT CGG AAG GCA CTG 1854 Lys Arg Pro Ser Lys Asn Leu Lys Ala Arg Cys Ser Arg Lys Ala Leu 365 370 375 CAT GTC AAC TTC AAG GAC ATG GGC TGG GAC GAC TGG ATC ATC GCA CCC 1902 His Val Asn Phe Lys Asp Met Gly Trp Asp Asp Trp Ile Ile Ala Pro 380 385 390 CTT GAG TAC GAG GCT TTC CAC TGC GAG GGG CTG TGC GAG TTC CCA TTG 1950 Leu Glu Tyr Glu Ala Phe His Cys Glu Gly Leu Cys Glu Phe Pro Leu 395 400 405 410 Arg Ser His Leu Glu Pro Thr Asn His Ala Val Ile Gln Thr Leu Met 415 420 425 AAC TCC ATG GAC CCC GAG TCC ACA CCA CCC ACC TGC TGT GTG CCC ACG 2046 Asn Ser Met Asp Pro Glu Ser Thr Pro Pro Thr Cys Cys Val Pro Thr 430 435 440 CGG CTG AGT CCC ATC AGC ATC CTC TTC ATT GAC TCT GCC AAC AAC GTG 2094 Arg Leu Ser Pro Ile Ser Ile Leu Phe Ile Asp Ser Ala Asn Asn Val 445 450 455 GTG TAT AAG CAG TAT GAG GAC ATG GTC GTG GAG TCG TGT GGC TGC AGG 2142 Val Tyr Lys Gln Tyr Glu Asp Met Val Val Glu Ser Cys Gly Cys Arg 460 465 470 TAG CAGCACTGGC CCTCTGTCTT CCTGGGTGGC ACATCCCAAG AGCCCCTTCC 2195 *** 475 TGCACTCCTG GAATCACAGA GGGGTCAGGA AGCTGTGGCA GGAGCATCTA CACAGCTTGG 2255 GTGAAAGGGG ATTCCAATAA GCTTGCTCGC TCTCTGAGTG TGACTTGGGC TAAAGGCCCC 2315 CTTTTATCCA CAAGTTCCCC TGGCTGAGGA TTGCTGCCCG TCTGCTGATG TGACCAGTGG 2375 CAGGCACAGG TCCAGGGAGA CAGACTCTGA ATGGGACTGA GTCCCAGGAA ACAGTGCTTT 2435 CCGATGAGAC TCAGCCCACC ATTTCTCCTC ACCTGGGCCT TCTCAGCCTC TGGACTCTCC 2495 TAAGCACCTC TCAGGAGAGC CACAGGTGCC ACTGCCTCCT CAAATCACAT TTGTGCCTGG 2555 TGACTTCCTG TCCCTGGGAC AGTTGAGAAG CTGACTGGGC AAGAGTGGGA GAGAAGAGGA 2615 GAGGGCTTGG ATAGAGTTGA GGAGTGTGAG GCTGTTAGAC TGTTAGATTT AAATGTATAT 2675 TGATGAGATA AAAAGCAAAA CTGTGCCT 2703
【図1】参考例1(2)で得られたrhMP52の発現
ベクター(pKOT245)のプラスミドマップであ
る。
ベクター(pKOT245)のプラスミドマップであ
る。
【図2】CHO−MP52発現ベクターpMSS99
(5.0kb)のプラスミドマップである。pMSS99
でのCHO−MP52 DNA塩基配列は、配列表の配
列番号4に示す576番目から2279番目のヌクレオ
チドである。
(5.0kb)のプラスミドマップである。pMSS99
でのCHO−MP52 DNA塩基配列は、配列表の配
列番号4に示す576番目から2279番目のヌクレオ
チドである。
【図3】モノマー型(A)とダイマー型(B)とrhM
P52に対するモノクローナル抗体の反応性のウェスタ
ンブロット解析図の写真である。
P52に対するモノクローナル抗体の反応性のウェスタ
ンブロット解析図の写真である。
【図4】モノクローナル抗体の異同性(タイピング)を
調べたときの図である。例として、aMP−1およびa
MP−4をコートしたものを示す。
調べたときの図である。例として、aMP−1およびa
MP−4をコートしたものを示す。
【図5】モノクローナル抗体を用いてMP52の定量曲
線を示した図である。
線を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/08 G01N 33/53 D G01N 33/53 33/577 B 33/577 A61K 39/395 AEDN // A61K 39/395 AED C12N 5/00 B (C12N 5/10 C12R 1:91) (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 中川 啓 静岡県浜松市葵町289−38 (72)発明者 柳澤 幸子 埼玉県川越市南台1丁目3番地2 日本ヘ キスト・マリオン・ルセル株式会社創薬研 究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 ダイマー型のヒトMP52に結合し、モ
ノマー型のヒトMP52に結合しない、ヒトMP52に
対するマウスモノクローナル抗体。 - 【請求項2】 ヒトMP52の活性部位に結合する請求
項1のマウスモノクローナル抗体。 - 【請求項3】 請求項1のヒトMP52に対するマウス
モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ。 - 【請求項4】 請求項1のヒトMP52に対するマウス
モノクローナル抗体を用いるダイマー型ヒトMP52の
精製方法。 - 【請求項5】 請求項1のヒトMP52に対するマウス
モノクローナル抗体を用いるダイマー型ヒトMP52の
検出方法。
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