JPH1081229A - ブレーキ倍力装置の反力機構 - Google Patents
ブレーキ倍力装置の反力機構Info
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- JPH1081229A JPH1081229A JP8257835A JP25783596A JPH1081229A JP H1081229 A JPH1081229 A JP H1081229A JP 8257835 A JP8257835 A JP 8257835A JP 25783596 A JP25783596 A JP 25783596A JP H1081229 A JPH1081229 A JP H1081229A
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- spring
- valve
- plunger
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 弁プランジャ11は、プランジャ部材2
8と、ばね受け部材29と、弁側部材30とから構成し
てあり、上記プランジャ部材とばね受け部材との間に第
1ばね32を設けるとともに、上記ばね受け部材と弁側
部材との間に第2ばね34を設けている。上記第1ばね
と第2ばねとは、ブレーキ反力により、いずれか一方が
圧縮されてから他方のばねが圧縮されるようになってい
る。 【効果】 上記第1ばねと第2ばねとは、いずれか一方
が圧縮されてから他方のばねが圧縮されるようになって
いるので、ブレーキ倍力装置の作動特性における設定の
自由度を大きくすることができ、それにより全ての領域
で優れたブレーキフィーリングを得ることができる。
8と、ばね受け部材29と、弁側部材30とから構成し
てあり、上記プランジャ部材とばね受け部材との間に第
1ばね32を設けるとともに、上記ばね受け部材と弁側
部材との間に第2ばね34を設けている。上記第1ばね
と第2ばねとは、ブレーキ反力により、いずれか一方が
圧縮されてから他方のばねが圧縮されるようになってい
る。 【効果】 上記第1ばねと第2ばねとは、いずれか一方
が圧縮されてから他方のばねが圧縮されるようになって
いるので、ブレーキ倍力装置の作動特性における設定の
自由度を大きくすることができ、それにより全ての領域
で優れたブレーキフィーリングを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキ倍力装置に関
し、より詳しくは、ブレーキ倍力装置を作動させるブレ
ーキペダルに反力を伝達するブレーキ倍力装置の反力機
構に関する。
し、より詳しくは、ブレーキ倍力装置を作動させるブレ
ーキペダルに反力を伝達するブレーキ倍力装置の反力機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、ブレーキ倍力装置は、シェ
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの
前後に形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内
に設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プランジャ
を進退動させて弁機構の流路を切換える入力軸と、上記
バルブボデイの前進によって前進される出力軸と、この
出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在されたリアク
ションディスクとを備えている。この種のブレーキ倍力
装置では、出力軸に加わるブレーキ反力は、リアクショ
ンディスク、弁プランジャおよび入力軸を介してブレー
キペダルに伝達されるようになっている。このとき、ブ
レーキペダルに伝達される反力の割合を小さくすると軽
い踏力でブレーキ倍力装置を操作することができるが、
小さなブレーキ力が必要な範囲ではその操作性が悪くな
る。このため従来、上記弁プランジャをフロント側のプ
ランジャ部材とリヤ側の弁側部材とから構成して両者を
相互に摺動自在に設け、上記プランジャ部材と弁側部材
との間にコイルばねを設けたブレーキ倍力装置の反力機
構が提案されている(特開平8−85442号公報)。
かかる反力機構においては、小さなブレーキ力が必要な
範囲では上記プランジャ部材と弁側部材とはコイルばね
を介して一体的に作動するので、その範囲のサーボ比を
小さくすることによりブレーキフィーリングを良好なも
のに設定することができる。他方、ブレーキ反力が増大
すると、その反力によって上記コイルばねを圧縮させる
ことができるので、弁プランジャの弁側部材はその圧縮
分だけ相対的に踏込まれたことになり、したがってコイ
ルばねの圧縮が開始された後のサーボ比が大きくなっ
て、軽い踏力で大きなブレーキ力を得ることができる。
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの
前後に形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内
に設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プランジャ
を進退動させて弁機構の流路を切換える入力軸と、上記
バルブボデイの前進によって前進される出力軸と、この
出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在されたリアク
ションディスクとを備えている。この種のブレーキ倍力
装置では、出力軸に加わるブレーキ反力は、リアクショ
ンディスク、弁プランジャおよび入力軸を介してブレー
キペダルに伝達されるようになっている。このとき、ブ
レーキペダルに伝達される反力の割合を小さくすると軽
い踏力でブレーキ倍力装置を操作することができるが、
小さなブレーキ力が必要な範囲ではその操作性が悪くな
る。このため従来、上記弁プランジャをフロント側のプ
ランジャ部材とリヤ側の弁側部材とから構成して両者を
相互に摺動自在に設け、上記プランジャ部材と弁側部材
との間にコイルばねを設けたブレーキ倍力装置の反力機
構が提案されている(特開平8−85442号公報)。
かかる反力機構においては、小さなブレーキ力が必要な
範囲では上記プランジャ部材と弁側部材とはコイルばね
を介して一体的に作動するので、その範囲のサーボ比を
小さくすることによりブレーキフィーリングを良好なも
のに設定することができる。他方、ブレーキ反力が増大
すると、その反力によって上記コイルばねを圧縮させる
ことができるので、弁プランジャの弁側部材はその圧縮
分だけ相対的に踏込まれたことになり、したがってコイ
ルばねの圧縮が開始された後のサーボ比が大きくなっ
て、軽い踏力で大きなブレーキ力を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来装置によ
れば、上記コイルばねを圧縮させることによってその前
後のサーボ比を変更することができ、コイルばねを備え
ないブレーキ倍力装置に比較してその作動特性の設定の
自由度が大きくなるが、近年のより優れたブレーキフィ
ーリングを求める声には、対応できなかった。本発明は
そのような事情に鑑み、従来に比較して、作動特性の設
定の自由度が大きなブレーキ倍力装置の反力機構を提供
するものである。
れば、上記コイルばねを圧縮させることによってその前
後のサーボ比を変更することができ、コイルばねを備え
ないブレーキ倍力装置に比較してその作動特性の設定の
自由度が大きくなるが、近年のより優れたブレーキフィ
ーリングを求める声には、対応できなかった。本発明は
そのような事情に鑑み、従来に比較して、作動特性の設
定の自由度が大きなブレーキ倍力装置の反力機構を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、シェ
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの
前後に形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内
に設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プランジャ
を進退動させて弁機構の流路を切換える入力軸と、上記
バルブボデイの前進によって前進される出力軸と、この
出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在されたリアク
ションディスクとを備えたブレーキ倍力装置において、
上記弁プランジャを、プランジャ部材と、ばね受け部材
と、弁側部材とから構成して、それらをフロント側から
リヤ側に順次配置して相互に摺動自在に設け、さらに上
記プランジャ部材とばね受け部材との間に第1ばねを設
けるとともに、上記ばね受け部材と弁側部材との間に第
2ばねを設け、上記第1ばねと第2ばねとはいずれか一
方が圧縮されてから他方のばねが圧縮されるように設定
したものである。
ル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボ
デイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの
前後に形成した定圧室と変圧室と、上記バルブボデイ内
に設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プランジャ
を進退動させて弁機構の流路を切換える入力軸と、上記
バルブボデイの前進によって前進される出力軸と、この
出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在されたリアク
ションディスクとを備えたブレーキ倍力装置において、
上記弁プランジャを、プランジャ部材と、ばね受け部材
と、弁側部材とから構成して、それらをフロント側から
リヤ側に順次配置して相互に摺動自在に設け、さらに上
記プランジャ部材とばね受け部材との間に第1ばねを設
けるとともに、上記ばね受け部材と弁側部材との間に第
2ばねを設け、上記第1ばねと第2ばねとはいずれか一
方が圧縮されてから他方のばねが圧縮されるように設定
したものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、ブレーキ反力により第1ば
ねと第2ばねとのいずれか一方が圧縮されるまではプラ
ンジャ部材、ばね受け部材および弁側部材は一体的に作
動されるようになり、従来と同様にその範囲のサーボ比
を小さくすることにより、ブレーキフィーリングを良好
なものに設定することができる。そして、第1ばねと第
2ばねとのいずれか一方が圧縮されると、弁プランジャ
の弁側部材はその圧縮分だけ相対的に踏込まれたことに
なり、それによってサーボ比が大きくなるので軽い踏力
で大きなブレーキ力を得ることができる。これは、その
後に他方のばねが圧縮された場合も同様であって、した
がって第1ばねと第2ばねとの各セット荷重やばね常数
を適宜に設定することにより、複雑なブレーキ倍力装置
の作動特性を得ることができる。換言すれば、1つのば
ねを有する従来装置に比較して、上記作動特性の設定の
自由度を大きくすることができるので、全ての領域で優
れたブレーキフィーリングを得ることが可能となる。
ねと第2ばねとのいずれか一方が圧縮されるまではプラ
ンジャ部材、ばね受け部材および弁側部材は一体的に作
動されるようになり、従来と同様にその範囲のサーボ比
を小さくすることにより、ブレーキフィーリングを良好
なものに設定することができる。そして、第1ばねと第
2ばねとのいずれか一方が圧縮されると、弁プランジャ
の弁側部材はその圧縮分だけ相対的に踏込まれたことに
なり、それによってサーボ比が大きくなるので軽い踏力
で大きなブレーキ力を得ることができる。これは、その
後に他方のばねが圧縮された場合も同様であって、した
がって第1ばねと第2ばねとの各セット荷重やばね常数
を適宜に設定することにより、複雑なブレーキ倍力装置
の作動特性を得ることができる。換言すれば、1つのば
ねを有する従来装置に比較して、上記作動特性の設定の
自由度を大きくすることができるので、全ての領域で優
れたブレーキフィーリングを得ることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、フロントシェル1とリヤシェル2と
で構成した密封容器内に概略筒状のバルブボデイ3を摺
動自在に設け、このバルブボデイ3の外周部に設けたパ
ワーピストン4とそのリヤ側に添設したダイアフラム5
とによって密封容器内を前方側の定圧室6と後方側の変
圧室7とに区画している。上記バルブボデイ3内には、
流体回路を切換える弁機構9を収容してあり、この弁機
構9は、バルブボデイ3の内周に形成した環状の第1弁
座10と、このバルブボデイ3内に摺動自在に嵌合した
弁プランジャ11の右端部に形成した環状の第2弁座1
2と、さらにこれら両弁座10、12に図1の右方から
ポペットリターンスプリング13によって着座する弁体
14とを備えている。上記弁体14は、第1弁座10に
着座する第1シート部14aと、第2弁座12に着座す
る第2シート部14bとを備えており、図示実施例では
それらシート部14a、14bを軸方向に直列に配置し
ている。そして上記第1弁座10および弁体14の外周
側をバルブボデイ3に形成した定圧通路15を介して上
記定圧室6に連通させ、この定圧室6をフロントシェル
1に設けた負圧導入管16を介してエンジンのインテー
クマニホールドに連通させることにより、該定圧室6に
常時負圧を導入している。また、上記第1弁座10およ
び弁体14の第1シート部14aの内周側をバルブボデ
イ3に形成した変圧通路17を介して上記変圧室7に連
通させ、さらに上記第2弁座12および弁体14の第2
シート部14bの内周側はバルブボデイ3内に形成した
圧力通路18を介して大気に連通させている。
と、図1において、フロントシェル1とリヤシェル2と
で構成した密封容器内に概略筒状のバルブボデイ3を摺
動自在に設け、このバルブボデイ3の外周部に設けたパ
ワーピストン4とそのリヤ側に添設したダイアフラム5
とによって密封容器内を前方側の定圧室6と後方側の変
圧室7とに区画している。上記バルブボデイ3内には、
流体回路を切換える弁機構9を収容してあり、この弁機
構9は、バルブボデイ3の内周に形成した環状の第1弁
座10と、このバルブボデイ3内に摺動自在に嵌合した
弁プランジャ11の右端部に形成した環状の第2弁座1
2と、さらにこれら両弁座10、12に図1の右方から
ポペットリターンスプリング13によって着座する弁体
14とを備えている。上記弁体14は、第1弁座10に
着座する第1シート部14aと、第2弁座12に着座す
る第2シート部14bとを備えており、図示実施例では
それらシート部14a、14bを軸方向に直列に配置し
ている。そして上記第1弁座10および弁体14の外周
側をバルブボデイ3に形成した定圧通路15を介して上
記定圧室6に連通させ、この定圧室6をフロントシェル
1に設けた負圧導入管16を介してエンジンのインテー
クマニホールドに連通させることにより、該定圧室6に
常時負圧を導入している。また、上記第1弁座10およ
び弁体14の第1シート部14aの内周側をバルブボデ
イ3に形成した変圧通路17を介して上記変圧室7に連
通させ、さらに上記第2弁座12および弁体14の第2
シート部14bの内周側はバルブボデイ3内に形成した
圧力通路18を介して大気に連通させている。
【0007】上記弁プランジャ11の右端部には入力軸
20の先端部を枢支連結してあり、この入力軸20とバ
ルブボデイ3との間に、上記ポペットリターンスプリン
グ13の弾撥力よりも大きな弾撥力を有するバルブリタ
ーンスプリング21を弾装して、通常は弁プランジャ1
1の第2弁座12に弁体14の第2シート部14bを着
座させ、かつ弁体14の第1シート部14aをバルブボ
デイ3の第1弁座10から離座させている。そして上記
入力軸20の末端部は、図示しないブレーキペダルに連
動させている。また、上記弁プランジャ11は、キー部
材22によってバルブボデイ3から抜出るのを防止して
いる。上記キー部材22はバルブボデイ3の軸方向に変
位可能となっており、ブレーキ倍力装置の非作動時に上
記キー部材22をリヤシェル2の内面に当接させてキー
部材22および弁プランジャ11をバルブボデイ3に対
する前進位置に保持することにより、ブレーキ倍力装置
の作動開始時における入力軸20のロスストロークを減
少させることができるようにしている。
20の先端部を枢支連結してあり、この入力軸20とバ
ルブボデイ3との間に、上記ポペットリターンスプリン
グ13の弾撥力よりも大きな弾撥力を有するバルブリタ
ーンスプリング21を弾装して、通常は弁プランジャ1
1の第2弁座12に弁体14の第2シート部14bを着
座させ、かつ弁体14の第1シート部14aをバルブボ
デイ3の第1弁座10から離座させている。そして上記
入力軸20の末端部は、図示しないブレーキペダルに連
動させている。また、上記弁プランジャ11は、キー部
材22によってバルブボデイ3から抜出るのを防止して
いる。上記キー部材22はバルブボデイ3の軸方向に変
位可能となっており、ブレーキ倍力装置の非作動時に上
記キー部材22をリヤシェル2の内面に当接させてキー
部材22および弁プランジャ11をバルブボデイ3に対
する前進位置に保持することにより、ブレーキ倍力装置
の作動開始時における入力軸20のロスストロークを減
少させることができるようにしている。
【0008】さらに、上記バルブボデイ3の先端面中央
部に筒状部材26を嵌着してあり、この筒状部材26
は、上記バルブボデイ3に固定される大径部26aと、
この大径部26aのフロント側から半径方向内方に伸び
る先端部26bと、この先端部26bの内周部からリヤ
側に伸びる小径部26cと、さらに小径部26cのリヤ
側端部から半径方向に伸びる当接部26dとを備えてい
る。そしてこの筒状部材26によって、その内部と上記
定圧通路15とが連通するのを防止している。反力機構
27を構成する弁プランジャ11は3つの部材から、す
なわちフロント側のプランジャ部材28と、ばね受け部
材29と、さらにリヤ側の弁側部材30とから構成して
あり、プランジャ部材28とばね受け部材29に設けた
筒状リテーナ31との間に第1ばね32を弾装するとと
もに、ばね受け部材29と弁側部材30に設けた皿状リ
テーナ33との間に第2ばね34を弾装している。この
とき上記第2ばね34のセット荷重F2 は第1ばね32
のセット荷重F1よりも大きく設定しているが、第2ば
ね34のばね常数k2 は第1ばね32のばね常数k1 よ
りも小さくなるように設定している。
部に筒状部材26を嵌着してあり、この筒状部材26
は、上記バルブボデイ3に固定される大径部26aと、
この大径部26aのフロント側から半径方向内方に伸び
る先端部26bと、この先端部26bの内周部からリヤ
側に伸びる小径部26cと、さらに小径部26cのリヤ
側端部から半径方向に伸びる当接部26dとを備えてい
る。そしてこの筒状部材26によって、その内部と上記
定圧通路15とが連通するのを防止している。反力機構
27を構成する弁プランジャ11は3つの部材から、す
なわちフロント側のプランジャ部材28と、ばね受け部
材29と、さらにリヤ側の弁側部材30とから構成して
あり、プランジャ部材28とばね受け部材29に設けた
筒状リテーナ31との間に第1ばね32を弾装するとと
もに、ばね受け部材29と弁側部材30に設けた皿状リ
テーナ33との間に第2ばね34を弾装している。この
とき上記第2ばね34のセット荷重F2 は第1ばね32
のセット荷重F1よりも大きく設定しているが、第2ば
ね34のばね常数k2 は第1ばね32のばね常数k1 よ
りも小さくなるように設定している。
【0009】上記ばね受け部材29は、段付軸部29a
と、この段付軸部29aの先端部から半径方向外方に伸
びる半径方向部29bと、この半径方向部29bの外周
からフロント側に伸びる筒状部29cと、さらに筒状部
29cの先端から半径方向外方に伸びる半径方向部29
dとを備えており、上記筒状部29cとプランジャ部材
28との間隙に、筒状部材26の小径部26cが入り込
むことができるようになっている。他方、上記皿状リテ
ーナ33は、上記ばね受け部材29の段付軸部29aが
摺動自在に貫通される筒状部33aと、この筒状部33
aのリヤ側から半径方向内方に屈曲され、上記段付軸部
29aの外周に形成した環状溝29e内に挿入されたス
トッパ部33bと、上記筒状部33aのフロント側から
半径方向外方かつリヤ側に折返された折返し部33c
と、この折返し部33cに連設されて半径方向外方に伸
び、かつその先端部がフロント側に屈曲された半径方向
部33dとを備えている。そして上記皿状リテーナ33
の半径方向部33dと、ばね受け部材29の外側の半径
方向部29dとの間に第2ばね34を弾装し、該第2ば
ね34の弾撥力によって皿状リテーナ33をばね受け部
材29の半径方向部29dから離隔させて、皿状リテー
ナ33のストッパ部33bを、上記段付軸部29aに環
状溝29eを形成することによってそのリヤ側に形成し
たストッパ部29fに弾接させている。そしてこの状態
で、上記皿状リテーナ33の筒状部33aを弁側部材3
0の先端面に形成した凹部30a内に嵌合するととも
に、弁側部材30の先端面を皿状リテーナ33の折返し
部33cのリヤ側端面に当接させている。このとき、ば
ね受け部材29が第2ばね34を圧縮しながら弁側部材
30に対して後退できるように、上記段付軸部29aの
リヤ側端面と弁側部材30の凹部30aの底壁との間に
必要な間隙を形成している。また、上記ばね受け部材2
9の外側の半径方向部29dは、プランジャ部材28の
外側でこれと軸方向にオーバーラップするように形成さ
れているので、第2ばね34の軸方向長さを内側の第1
ばね32よりも長くすることができ、それによって第2
ばね34のばね常数や線材の径の自由度を大きくするこ
とができる。換言すれば、上記オーバーラップ分だけ軸
方向長さを短縮化することができる。
と、この段付軸部29aの先端部から半径方向外方に伸
びる半径方向部29bと、この半径方向部29bの外周
からフロント側に伸びる筒状部29cと、さらに筒状部
29cの先端から半径方向外方に伸びる半径方向部29
dとを備えており、上記筒状部29cとプランジャ部材
28との間隙に、筒状部材26の小径部26cが入り込
むことができるようになっている。他方、上記皿状リテ
ーナ33は、上記ばね受け部材29の段付軸部29aが
摺動自在に貫通される筒状部33aと、この筒状部33
aのリヤ側から半径方向内方に屈曲され、上記段付軸部
29aの外周に形成した環状溝29e内に挿入されたス
トッパ部33bと、上記筒状部33aのフロント側から
半径方向外方かつリヤ側に折返された折返し部33c
と、この折返し部33cに連設されて半径方向外方に伸
び、かつその先端部がフロント側に屈曲された半径方向
部33dとを備えている。そして上記皿状リテーナ33
の半径方向部33dと、ばね受け部材29の外側の半径
方向部29dとの間に第2ばね34を弾装し、該第2ば
ね34の弾撥力によって皿状リテーナ33をばね受け部
材29の半径方向部29dから離隔させて、皿状リテー
ナ33のストッパ部33bを、上記段付軸部29aに環
状溝29eを形成することによってそのリヤ側に形成し
たストッパ部29fに弾接させている。そしてこの状態
で、上記皿状リテーナ33の筒状部33aを弁側部材3
0の先端面に形成した凹部30a内に嵌合するととも
に、弁側部材30の先端面を皿状リテーナ33の折返し
部33cのリヤ側端面に当接させている。このとき、ば
ね受け部材29が第2ばね34を圧縮しながら弁側部材
30に対して後退できるように、上記段付軸部29aの
リヤ側端面と弁側部材30の凹部30aの底壁との間に
必要な間隙を形成している。また、上記ばね受け部材2
9の外側の半径方向部29dは、プランジャ部材28の
外側でこれと軸方向にオーバーラップするように形成さ
れているので、第2ばね34の軸方向長さを内側の第1
ばね32よりも長くすることができ、それによって第2
ばね34のばね常数や線材の径の自由度を大きくするこ
とができる。換言すれば、上記オーバーラップ分だけ軸
方向長さを短縮化することができる。
【0010】次に、上記プランジャ部材28は、軸部2
8aと、この軸部28aの先端部に一体的に設けた大径
部28bとを備えており、上記大径部28bを筒状部材
26の小径部26c内に摺動自在に嵌合し、軸部28a
は筒状部材26の当接部26dを摺動自在に貫通させ
て、そのリヤ側端部を上記ばね受け部材29の凹部29
gに設けた筒状リテーナ31内に摺動自在に嵌合してい
る。そして上記プランジャ部材28と筒状リテーナ31
の底壁との間に上記第1ばね32を弾装し、該第1ばね
32の弾撥力によってプランジャ部材28をばね受け部
材29から離隔させて、筒状リテーナ31の先端部に形
成したストッパ部31aを、上記プランジャ部材28の
軸部28aに形成した環状溝28cのリヤ側のストッパ
部28dに弾接させている。図示非作動状態では、上記
プランジャ部材28とこれが当接する筒状リテーナ31
の段部端面との間に所定の大きさの間隙δ1 を形成して
あり、またプランジャ部材28の大径部28aと筒状部
材26の当接部26dとの間にも所定の大きさの間隙δ
2 を、さらにばね受け部材29のリヤ側端面と弁側部材
30の凹部30aの底壁との間にも必要な間隙δ3 を形
成してある。それらの間隙は、上述した順番に大きくな
るように設定してある。
8aと、この軸部28aの先端部に一体的に設けた大径
部28bとを備えており、上記大径部28bを筒状部材
26の小径部26c内に摺動自在に嵌合し、軸部28a
は筒状部材26の当接部26dを摺動自在に貫通させ
て、そのリヤ側端部を上記ばね受け部材29の凹部29
gに設けた筒状リテーナ31内に摺動自在に嵌合してい
る。そして上記プランジャ部材28と筒状リテーナ31
の底壁との間に上記第1ばね32を弾装し、該第1ばね
32の弾撥力によってプランジャ部材28をばね受け部
材29から離隔させて、筒状リテーナ31の先端部に形
成したストッパ部31aを、上記プランジャ部材28の
軸部28aに形成した環状溝28cのリヤ側のストッパ
部28dに弾接させている。図示非作動状態では、上記
プランジャ部材28とこれが当接する筒状リテーナ31
の段部端面との間に所定の大きさの間隙δ1 を形成して
あり、またプランジャ部材28の大径部28aと筒状部
材26の当接部26dとの間にも所定の大きさの間隙δ
2 を、さらにばね受け部材29のリヤ側端面と弁側部材
30の凹部30aの底壁との間にも必要な間隙δ3 を形
成してある。それらの間隙は、上述した順番に大きくな
るように設定してある。
【0011】次に、図1に示すように、出力軸36の右
側基部に凹部36aを形成してあり、この凹部36a内
にリアクションディスク37を嵌合している。そして上
記凹部36a内に筒状部材26の大径部26aを摺動自
在に嵌合することにより、リアクションディスク37の
リヤ側端面を筒状部材26の先端部26bに当接させる
とともに、プランジャ部材28を所定の間隙を持ってリ
アクションディスク37に向き合わせている。上記出力
軸36の左側先端部は、シール部材38により気密を保
ってフロントシェル1から外部に突出させてあり、かつ
その先端部をフロントシェル1に連結した図示しないマ
スターシリンダのピストンに連動させている。そして上
記バルブボデイ3やパワーピストン4は、リターンスプ
リング39によって通常は図示非作動位置に保持させて
いる。
側基部に凹部36aを形成してあり、この凹部36a内
にリアクションディスク37を嵌合している。そして上
記凹部36a内に筒状部材26の大径部26aを摺動自
在に嵌合することにより、リアクションディスク37の
リヤ側端面を筒状部材26の先端部26bに当接させる
とともに、プランジャ部材28を所定の間隙を持ってリ
アクションディスク37に向き合わせている。上記出力
軸36の左側先端部は、シール部材38により気密を保
ってフロントシェル1から外部に突出させてあり、かつ
その先端部をフロントシェル1に連結した図示しないマ
スターシリンダのピストンに連動させている。そして上
記バルブボデイ3やパワーピストン4は、リターンスプ
リング39によって通常は図示非作動位置に保持させて
いる。
【0012】以上の構成において、ブレーキペダルを踏
込んで入力軸20および弁プランジャ11を前進させれ
ば、その踏力が第1ばね32のセット荷重を越えるまで
は、弁プランジャ11は図示非作動状態を維持したまま
前進される。そして弁プランジャ11が前進されると、
従来周知のブレーキ倍力装置と同様に、弁機構9の流路
が切換わって変圧室7に大気が導入されるので、定圧室
6と変圧室7との圧力差によりパワーピストン4および
バルブボデイ3が前進され、それによって出力軸36が
前進されるので、マスターシリンダにブレーキ液圧が発
生する。そしてそのブレーキ液圧によるブレーキ反力
は、出力軸36、リアクションディスク37、プランジ
ャ部材28、第1ばね32、ばね受け部材29、第2ば
ね34、皿状リテーナ33、弁側部材30および入力軸
20を介してブレーキペダルに伝達される。このときの
ブレーキペダルの踏力(入力)とブレーキ倍力装置の出
力との関係は、図3の直線Aで示してある。ブレーキペ
ダルの踏力が増大してブレーキ倍力装置の出力が増大す
ると、反力機構27に加わるブレーキ反力も大きくな
り、その反力が上記第1ばね32のセット荷重F1 を越
えると、第1ばね32が圧縮されるようになる(図3の
B点)。このB点は、上記第1ばね32のセット荷重F
1 を変更することによって設定することができる。上記
第1ばね32が圧縮されると、その分、ばね受け部材2
9および弁側部材30がバルブボデイ3に対して前進さ
れることになるので、ブレーキ倍力装置の出力は、直線
Aの傾きで示されるサーボ比よりも大きなサーボ比で上
昇するようになる(図3の直線C)。そしてその直線C
の傾き(サーボ比)は、上記第1ばね32の大きなばね
常数k1 によって得られる。
込んで入力軸20および弁プランジャ11を前進させれ
ば、その踏力が第1ばね32のセット荷重を越えるまで
は、弁プランジャ11は図示非作動状態を維持したまま
前進される。そして弁プランジャ11が前進されると、
従来周知のブレーキ倍力装置と同様に、弁機構9の流路
が切換わって変圧室7に大気が導入されるので、定圧室
6と変圧室7との圧力差によりパワーピストン4および
バルブボデイ3が前進され、それによって出力軸36が
前進されるので、マスターシリンダにブレーキ液圧が発
生する。そしてそのブレーキ液圧によるブレーキ反力
は、出力軸36、リアクションディスク37、プランジ
ャ部材28、第1ばね32、ばね受け部材29、第2ば
ね34、皿状リテーナ33、弁側部材30および入力軸
20を介してブレーキペダルに伝達される。このときの
ブレーキペダルの踏力(入力)とブレーキ倍力装置の出
力との関係は、図3の直線Aで示してある。ブレーキペ
ダルの踏力が増大してブレーキ倍力装置の出力が増大す
ると、反力機構27に加わるブレーキ反力も大きくな
り、その反力が上記第1ばね32のセット荷重F1 を越
えると、第1ばね32が圧縮されるようになる(図3の
B点)。このB点は、上記第1ばね32のセット荷重F
1 を変更することによって設定することができる。上記
第1ばね32が圧縮されると、その分、ばね受け部材2
9および弁側部材30がバルブボデイ3に対して前進さ
れることになるので、ブレーキ倍力装置の出力は、直線
Aの傾きで示されるサーボ比よりも大きなサーボ比で上
昇するようになる(図3の直線C)。そしてその直線C
の傾き(サーボ比)は、上記第1ばね32の大きなばね
常数k1 によって得られる。
【0013】ブレーキ反力の増大が続き、その反力によ
ってプランジャ部材28が筒状リテーナ31の段部端面
に当接して上記間隙δ1 が零となると(図3の点D)、
弁プランジャ11はその状態を維持して一体的に前進さ
れるようになるので、図3の直線Eで示すように、この
ときのサーボ比は直線Aで示されたのと同一となる。そ
してブレーキ反力が上記第2ばね34のセット荷重F2
を越えると、第2ばね34が圧縮されるようになり(図
3のF点)、これによりその圧縮分だけ弁側部材30が
バルブボデイ3に対して前進されることになるので、ブ
レーキ倍力装置の出力は、直線Cで示されるサーボ比よ
りも大きなサーボ比で上昇するようになる(図3の直線
G)。この直線Gの傾きは、上記第2ばね34の小さな
ばね常数k2 によって得られる。そしてさらにブレーキ
反力が増大して、上記プランジャ部材28の大径部28
aが筒状部材26の当接部26dに当接してその間隙δ
2 が零となると(図3の点H)、これ以降はブレーキペ
ダルに伝達される反力は増大しないので、ブレーキ倍力
装置の出力は急激に増大して(図3の直線I)、全負荷
状態となる(図3の直線J)。
ってプランジャ部材28が筒状リテーナ31の段部端面
に当接して上記間隙δ1 が零となると(図3の点D)、
弁プランジャ11はその状態を維持して一体的に前進さ
れるようになるので、図3の直線Eで示すように、この
ときのサーボ比は直線Aで示されたのと同一となる。そ
してブレーキ反力が上記第2ばね34のセット荷重F2
を越えると、第2ばね34が圧縮されるようになり(図
3のF点)、これによりその圧縮分だけ弁側部材30が
バルブボデイ3に対して前進されることになるので、ブ
レーキ倍力装置の出力は、直線Cで示されるサーボ比よ
りも大きなサーボ比で上昇するようになる(図3の直線
G)。この直線Gの傾きは、上記第2ばね34の小さな
ばね常数k2 によって得られる。そしてさらにブレーキ
反力が増大して、上記プランジャ部材28の大径部28
aが筒状部材26の当接部26dに当接してその間隙δ
2 が零となると(図3の点H)、これ以降はブレーキペ
ダルに伝達される反力は増大しないので、ブレーキ倍力
装置の出力は急激に増大して(図3の直線I)、全負荷
状態となる(図3の直線J)。
【0014】図4は、上記第1実施例の構成を有するブ
レーキ倍力装置において、第2ばね34のセット荷重F
2 ’を上記設定とは異ならせた場合の作動特性を示す特
性線図である。本実施例では、第2ばね34のセット荷
重F2 ’は、上記間隙δ1 が零となる瞬間の荷重の大き
さ、すなわちF2 ’=F1 +k1 ×δ1 に一致させてい
る。この場合には、図3における直線Cと直線Gとが連
続することになる。
レーキ倍力装置において、第2ばね34のセット荷重F
2 ’を上記設定とは異ならせた場合の作動特性を示す特
性線図である。本実施例では、第2ばね34のセット荷
重F2 ’は、上記間隙δ1 が零となる瞬間の荷重の大き
さ、すなわちF2 ’=F1 +k1 ×δ1 に一致させてい
る。この場合には、図3における直線Cと直線Gとが連
続することになる。
【0015】図5は、第2ばね34のセット荷重F2 ”
を上記設定とは異ならせた場合の作動特性を示す特性線
図である。本実施例では、第2ばね34のセット荷重F
2 ”は、上記間隙δ1 が零となる瞬間の荷重の大きさよ
りも、小さく設定している。この場合にも直線Cと直線
Gとが連続することになるが、第1ばね32と第2ばね
34とは直列に接続されて同時に圧縮されることにな
り、その合成ばね常数kは下記の式で示されるとおり個
々のばね常数k1 、k2 より小さくなるので、直線Gの
傾きは上述の場合よりも大きくなる。 k=k1 ×k2 /(k1 +k2 )
を上記設定とは異ならせた場合の作動特性を示す特性線
図である。本実施例では、第2ばね34のセット荷重F
2 ”は、上記間隙δ1 が零となる瞬間の荷重の大きさよ
りも、小さく設定している。この場合にも直線Cと直線
Gとが連続することになるが、第1ばね32と第2ばね
34とは直列に接続されて同時に圧縮されることにな
り、その合成ばね常数kは下記の式で示されるとおり個
々のばね常数k1 、k2 より小さくなるので、直線Gの
傾きは上述の場合よりも大きくなる。 k=k1 ×k2 /(k1 +k2 )
【0016】図6は本発明の第4実施例を示したもの
で、本実施例においては、反力機構127を構成するば
ね受け部材129にストッパ部129hを形成してあ
り、このストッパ部129hを弁側部材130に設けた
皿状プレート133の折返し部133cに当接させるこ
とができるようにしている。この間隔δ4 は上記間隔δ
2 よりも小さく、かつ間隔δ1 はこれが零となる前に上
記間隔δ2 が零となるような間隔に設定してあり、さら
に上記第2ばね134のセット荷重F2 を第1ばね32
のセット荷重F1 よりも小さく設定して、第2ばね13
4が最初に圧縮されるようにしている。また、第1ばね
132のばね常数k1 は、第2ばね134のばね常数k
2 よりも小さくなるように設定することが望ましい。
で、本実施例においては、反力機構127を構成するば
ね受け部材129にストッパ部129hを形成してあ
り、このストッパ部129hを弁側部材130に設けた
皿状プレート133の折返し部133cに当接させるこ
とができるようにしている。この間隔δ4 は上記間隔δ
2 よりも小さく、かつ間隔δ1 はこれが零となる前に上
記間隔δ2 が零となるような間隔に設定してあり、さら
に上記第2ばね134のセット荷重F2 を第1ばね32
のセット荷重F1 よりも小さく設定して、第2ばね13
4が最初に圧縮されるようにしている。また、第1ばね
132のばね常数k1 は、第2ばね134のばね常数k
2 よりも小さくなるように設定することが望ましい。
【0017】なお、上記実施例ではプランジャ部材2
8、128とばね受け部材29、129とをそれぞれ1
つのアセンブリーとして組み立てられるようにしている
ので、皿状リテーナ33、133があたかもばね受け部
材29、129側に設けられているように見える。しか
しながら、皿状リテーナ33、133は弁側部材30、
130の先端面に当接されてこれと一体に作動するもの
で、実際には弁側部材30、130に設けられているも
のである。したがって皿状リテーナ33は、弁側部材3
0、130と一体に設けてもよい。
8、128とばね受け部材29、129とをそれぞれ1
つのアセンブリーとして組み立てられるようにしている
ので、皿状リテーナ33、133があたかもばね受け部
材29、129側に設けられているように見える。しか
しながら、皿状リテーナ33、133は弁側部材30、
130の先端面に当接されてこれと一体に作動するもの
で、実際には弁側部材30、130に設けられているも
のである。したがって皿状リテーナ33は、弁側部材3
0、130と一体に設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、第1
ばねと第2ばねとを備え、それら第1ばねと第2ばねと
はいずれか一方が圧縮されてから他方のばねが圧縮され
るように設定してあるので、従来装置に比較して、ブレ
ーキ倍力装置の作動特性における設定の自由度が大きく
なり、それにより全ての領域で優れたブレーキフィーリ
ングを得ることができるという効果が得られる。
ばねと第2ばねとを備え、それら第1ばねと第2ばねと
はいずれか一方が圧縮されてから他方のばねが圧縮され
るように設定してあるので、従来装置に比較して、ブレ
ーキ倍力装置の作動特性における設定の自由度が大きく
なり、それにより全ての領域で優れたブレーキフィーリ
ングを得ることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部を示す拡大図。
【図3】上記実施例の特性線図。
【図4】本発明の第2実施例における特性線図。
【図5】本発明の第3実施例における特性線図。
【図6】本発明の第4実施例を示す断面図。
1 フロントシェル 2 リヤシェ
ル 3 バルブボデイ 4 パワーピ
ストン 6 定圧室 7 変圧室 9 弁機構 11 弁プラ
ンジャ 20 入力軸 26 筒状部
材 27,127 反力機構 28、128
プランジャ部材 29、129 ばね受け部材 30、130
弁側部材 31、131 リテーナ 32、132
第1ばね 33、133 皿状リテーナ 34、134
第2ばね 36 出力軸 37 リアク
ションディスク
ル 3 バルブボデイ 4 パワーピ
ストン 6 定圧室 7 変圧室 9 弁機構 11 弁プラ
ンジャ 20 入力軸 26 筒状部
材 27,127 反力機構 28、128
プランジャ部材 29、129 ばね受け部材 30、130
弁側部材 31、131 リテーナ 32、132
第1ばね 33、133 皿状リテーナ 34、134
第2ばね 36 出力軸 37 リアク
ションディスク
Claims (7)
- 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けたバルブボデ
イと、このバルブボデイに設けたパワーピストンと、こ
のパワーピストンの前後に形成した定圧室と変圧室と、
上記バルブボデイ内に設けた弁機構と、この弁機構を構
成する弁プランジャを進退動させて弁機構の流路を切換
える入力軸と、上記バルブボデイの前進によって前進さ
れる出力軸と、この出力軸の基部と弁プランジャとの間
に介在されたリアクションディスクとを備えたブレーキ
倍力装置において、 上記弁プランジャを、プランジャ部材と、ばね受け部材
と、弁側部材とから構成して、それらをフロント側から
リヤ側に順次配置して相互に摺動自在に設け、さらに上
記プランジャ部材とばね受け部材との間に第1ばねを設
けるとともに、上記ばね受け部材と弁側部材との間に第
2ばねを設け、上記第1ばねと第2ばねとはいずれか一
方が圧縮されてから他方のばねが圧縮されるように設定
したことを特徴とするブレーキ倍力装置の反力機構。 - 【請求項2】 上記ばね受け部材は、軸部と、この軸部
のフロント側から半径方向外方に伸びる半径方向部と、
この半径方向部の外周からフロント側に伸びる筒状部
と、この筒状部の先端部分から半径方向外方に伸びる半
径方向部とを備え、 また上記弁側部材の先端部に皿状リテーナが設けられ、
この皿状リテーナは、上記ばね受け部材の軸部が摺動自
在に嵌合される筒状部と、この筒状部のフロント側から
半径方向外方かつリヤ側に折返された折返し部と、この
折返し部に連設されて半径方向外方に伸びる半径方向部
とを備え、 上記第2ばねは、上記ばね受け部材の外側の半径方向部
と皿状リテーナの半径方向部との間に弾接され、かつ上
記皿状リテーナの筒状部は弁側部材の先端面に形成した
凹部内に嵌合されて弁側部材の先端面が上記折返し部の
リヤ側端面に当接されていることを特徴とする請求項1
に記載のブレーキ倍力装置の反力機構。 - 【請求項3】 上記皿状リテーナの筒状部にストッパ部
が形成され、このストッパ部は、上記第2ばねの弾撥力
により通常は上記ばね受け部材の軸部に設けたストッパ
部に当接されていることを特徴とする請求項2に記載の
ブレーキ倍力装置の反力機構。 - 【請求項4】 上記プランジャ部材のリヤ側の軸部は、
上記ばね受け部材のフロント側に設けた凹部内に摺動自
在に嵌合されており、上記第1ばねはその凹部内に配置
されて両者を離隔する方向に付勢しており、プランジャ
部材に設けたストッパ部をばね受け部材に設けたストッ
パ部に当接させていることを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載のブレーキ倍力装置の反力機
構。 - 【請求項5】 上記ばね受け部材の凹部に筒状のリテー
ナが設けられ、このリテーナにストッパ部が形成されて
いることを特徴とする請求項4に記載のブレーキ倍力装
置の反力機構。 - 【請求項6】 上記バルブボデイに筒状部材を嵌着して
あり、この筒状部材は、上記バルブボデイに固定される
大径部と、この大径部のフロント側から半径方向内方に
伸びる先端部と、この先端部の内周部からリヤ側に伸び
る小径部と、この小径部のリヤ側から半径方向内方に伸
びる当接部とを備えており、 上記プランジャ部材、ばね受け部材および弁側部材は上
記大径部内に配置され、かつプランジャ部材の先端部は
上記筒状部材の当接部を摺動自在に貫通してその大径部
を備え、該大径部のリヤ側端面が上記当接部に上記所定
の間隙をあけて対向していることを特徴とする請求項1
ないし請求項5のいずれかに記載のブレーキ倍力装置の
反力機構。 - 【請求項7】 上記出力軸の基部に形成した凹部内にリ
アクションディスクを収容するとともに、上記筒状部材
の大径部を上記凹部に摺動自在に嵌合して、上記リアク
ションディスクを筒状部材の先端部に当接させ、さらに
上記プランジャ部の大径部をリアクションディスクに対
向させたことを特徴とする請求項6に記載のブレーキ倍
力装置の反力機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8257835A JPH1081229A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ブレーキ倍力装置の反力機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8257835A JPH1081229A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ブレーキ倍力装置の反力機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1081229A true JPH1081229A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17311803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8257835A Pending JPH1081229A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ブレーキ倍力装置の反力機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1081229A (ja) |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP8257835A patent/JPH1081229A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040414 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040611 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050615 |