JPH1082655A - 携帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成装置 - Google Patents

携帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成装置

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JPH1082655A
JPH1082655A JP9216683A JP21668397A JPH1082655A JP H1082655 A JPH1082655 A JP H1082655A JP 9216683 A JP9216683 A JP 9216683A JP 21668397 A JP21668397 A JP 21668397A JP H1082655 A JPH1082655 A JP H1082655A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 営業業務を軽減すると共に、外回りの活動が
正確に記録された日報を短時間で作成可能にする。 【解決手段】 外回りの営業マンが携帯する位置検出装
置3は、起動されると一定時間毎にGPS受信機11の
求めた位置情報と時計13からの時刻情報とを、ICカ
ード5に格納していき時系列データを作る。帰社後、日
報作成装置7はICカード5から時系列データを読み出
し、これを位置検出装置3が静止していた時間帯と移動
していた時間帯とに区分する。そして、この各時間帯に
対応する地図情報乃至交通機関名をCD・ROM35か
ら検索し、各時間帯と共にCRT39に表示する。営業
マンは、キーボード43を通じて、これに必要事項を補
充していき、日報を完成させる。この位置検出装置3及
び日報作成装置7によれば、商談場所や交通機関のメモ
が不要となり、日報を正確に且つ短時間で作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業業務従事者の
活動報告書である日報、及び交通費精算書の、作成を支
援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客を訪ね、商談等を行なう外回りの営
業業務従事者(以下、俗称に倣い営業マンという)は、
その活動内容・実績を営業所に報告するために、営業日
報を作成するのが通例である。すなわち、本日は何時に
どこで何の件で誰と会ってその結果はどのようであった
か等を記した報告書にして上司等に提出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、営業マンは本
質的な営業業務の他に、日報の作成という繁雑な業務に
追われることになる。これに加え、移動に用いた交通機
関の運賃精算も必要であり、特に、交通機関を使って何
箇所も得意先回りをした場合の精算は大変煩わしい。
【0004】このため、営業マンは、出先で商談場所や
交通手段等をメモすることが欠かせず商談結果等の本質
的な業務以外の、商談場所や交通機関の記録の目的で、
貴重な時間、及びメモ用のスペースを割かねばならな
い。また、営業マンが一人で営業活動を行なった日の日
報は、容易に活動内容を不正報告できる。例えば商談が
早く終わったときに、実際よりも20分余分に掛かった
ことにして私用を済ませたり、実際には行なっていない
得意先回りをしたと報告したりすることができる。これ
は、営業業務の効率を下げるだけでなく、上記交通費の
精算においても、不正受給が容易にできることを意味し
ている。
【0005】こうしたことは、業務能率を低め、営業コ
ストを上げ、ひいては企業としての健全な経営活動にも
悪影響を及ぼす。本発明は上記課題に鑑み、営業活動が
正確に記録された日報の作成、及び交通費精算書の作成
を可能にするにもかかわらず、外回り業務,営業日報作
成,交通費精算書作成の負担を軽減し、営業活動の効率
化をすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の請求項1に記載の携帯型位置検出
装置は、図1のA部に例示するように、複数の人工衛星
からの送信電波を受信し、これに基づき受信地点の位置
情報を算出するGPS受信機と、時刻を計時する計時手
段と、上記GPS受信機により算出された上記位置情報
と、該算出がされた時点に上記計時手段が計時した時刻
である時間情報とを、一定時間毎に所定の記録媒体に格
納する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の日報作成装置は、図1の
B部に例示するように、上記所定の記録媒体から上記位
置情報及び時間情報を取り込む読み取り手段と、該読み
取り手段が取り込んだ上記位置情報に基づき、上記携帯
型位置検出装置が静止していた時間帯を上記時間情報か
ら取り出す静止判定手段と、上記位置情報に対応する地
点に存在する建造物或は該地点の地名からなる地図情報
が、予め格納された地図情報記憶手段と、上記位置情報
に対応する地図情報を、上記地図情報記憶手段から参照
する地図情報参照手段と、上記静止していた時間帯,及
び該時間帯に対応する位置情報から上記地図情報参照手
段が参照した地図情報を、対応可能に所定の画像表示装
置に出力する仮日報表示手段と、上記仮日報表示手段が
表示した内容に対し、日報としての必要事項の付加を行
なうための入力手段と、該入力手段にて付加された上記
必要事項,上記静止していた時間帯,及び該時間帯に対
応する位置情報から上記地図情報参照手段が参照した地
図情報を、所定の書式に整え、文書データとして所定の
出力装置へと出力する日報出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】請求項3に記載の交通費精算書作成装置
は、上記所定の記録媒体から上記位置情報及び時間情報
を取り込む取り込み手段と、上記取り込み手段が取り込
んだ上記位置情報に基づき、上記携帯型位置検出装置が
移動していた時間帯を上記時間情報から取り出す移動判
定手段と、所定の交通機関の名称,該交通機関の運行経
路において乗降が可能な箇所の名称,及び該乗降が可能
な箇所に対応した位置情報が、予め格納された交通機関
記憶手段と、上記移動していた時間帯に対応する位置情
報に基づき、上記交通機関記憶手段を参照して、該時間
帯の移動に用いられた交通機関を推定する交通機関推定
手段と、上記移動していた時間帯と、該時間帯に対応す
る位置情報から上記交通機関推定手段が推定した交通機
関とを、対応可能に所定の画像表示装置に出力する仮精
算書表示手段と、上記仮精算書表示手段が表示した内容
に対し、交通費精算書としての必要事項の付加を行なう
ための補充手段と、少なくとも、上記補充手段にて付加
された上記必要事項,及び上記交通機関推定手段が推定
した交通機関を、所定の書式に整え、文書データとして
所定の出力装置へと出力する精算書出力手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の携帯型位置検出
装置においては、GPS受信機が、受信地点、すなわち
当該GPS受信機の位置情報を算出し始める。また、計
時手段は、当該装置の起動・停止に関わらず、常に作動
しており時刻を計時している。そして、記録手段が、一
定時間間隔にて、GPS受信機が算出した受信地点の位
置情報と、その算出が行なわれた時点に計時手段の計時
した時刻である時間情報とを、所定の記録媒体に格納し
ていく。
【0010】この携帯型位置検出装置を営業マンが携帯
し、外回りの業務に出ると共に該装置を起動すると、所
定の記録媒体の中には、営業マンのある時刻における所
在位置と時刻が共に一定時間おきに記録された時系列デ
ータが作成されていく。つまり、請求項1に記載の携帯
型位置検出装置によれば、営業マンは、外回りの最中に
自らの訪問先をメモしたり記憶したりする必要がない。
【0011】請求項2に記載の日報作成装置において
は、読み取り手段が所定の記録媒体から、その内部に格
納されている位置情報及び時間情報を取り込む。時系列
データである位置情報及び時間情報の中から静止判定手
段が、受信点が静止していた時間帯を取り出す。これ
は、データ中の位置情報の変化の様子に基づき判定され
ることにより取り出される。そして地図情報参照手段
が、その時間帯における位置情報に対応する地図情報を
地図情報記憶手段から参照する。なお、地図情報は、位
置情報に対応する地名や、その場所に存在する建造物名
等からなり、位置情報に比べて、より人間が認識し易い
内容の情報となっている。
【0012】続いて仮日報表示手段が、静止判定手段が
静止中と判断した時間帯と、地図情報参照手段により参
照された地図情報とを対応可能に、所定の画像表示装置
に表示する。この、表示された情報と、入力手段を用い
て入力された情報とを、日報出力手段が所定の書式に整
え、文書データとして所定の出力装置に出力する。
【0013】この日報作成装置を、請求項1に記載の携
帯型位置検出装置を携帯する営業マンが使用すると以下
のようなことになる。すなわち、外回りを終えて帰社し
てから、所定の記録媒体の内容を読み取り手段に読み取
らせると、営業マンが静止していた時間帯とその地図情
報とが画像表示装置に表示される。営業マンがこれを見
て、商談内容のメモ乃至記憶に基づいて、日報としての
必要事項、例えば、商談相手、要件、商談結果等を入力
する。この入力を全ての静止していた時間帯に対して完
了すると、営業日報としての文書データが完成する。し
かもその内容は、営業マンの実際の行動に基づいている
ために時間、場所共に正確である。
【0014】つまり、請求項2に記載の日報作成装置に
よれば、正確な行動記録を記した営業日報が、商談内容
等の営業業務としての本質的な情報を付加するだけでで
き上がり、能率的且つ合理的である。請求項3に記載の
交通費精算書作成装置においては、取り込み手段が、所
定の記録媒体から、その内部に格納されている位置情報
及び時間情報を取り込む。この位置情報及び時間情報の
中から、移動判定手段が、受信点が移動していた時間帯
を取り出す。これは、データ中の位置情報の変化の様子
に基づき判定されることにより取り出される。そして交
通機関推定手段が、その時間帯の移動に用いられた交通
機関を推定する。この推定は、移動していた時間帯の初
めと最後に対応する位置情報に基づき、交通機関記憶手
段を参照することにより行なわれる。なお、交通機関記
憶手段には、交通機関の名称,その交通機関の運行経路
において乗降可能な箇所の名称つまり駅名乃至バス停
名,及びその駅名乃至バス停名に対応した位置情報が格
納されており、位置情報に基づき、駅名或はバス停名等
を参照可能にされている。
【0015】続いて仮精算書表示手段が、移動していた
時間帯と、交通機関推定手段により推定された交通機関
とを対応可能に、所定の画像表示装置に表示する。こ
の、表示された情報と、補充手段を用いて入力された情
報とを、交通費出力手段が所定の書式に整え、文書デー
タとして所定の出力装置に出力する。
【0016】この交通費精算書作成装置を、請求項1に
記載の携帯型位置検出装置を携帯する営業マンが使用す
ると以下のようなことになる。すなわち、外回りを終え
て帰社してから、所定の記録媒体の内容を取り込み手段
に取り込ませると、営業マンが移動していた時間帯とそ
の交通機関とが画像表示装置に表示される。営業マンが
これを見て、交通費精算書としての必要事項、例えば、
運賃、経由地点等を入力する。この入力を全ての移動し
ていた時間帯に対して完了すると、交通費精算書として
の文書データが完成する。しかもその内容は、営業マン
の実際の行動に基づいているため、正確である。
【0017】つまり、請求項3に記載の交通費精算書作
成装置によれば、これを使用する営業マンは、外回りの
間に、交通機関をメモする必要がなくなる。また、交通
費精算書が、運賃、経由地点等を付加するだけででき上
がるため、能率的であり、しかもこの精算書の内容は、
所定の記録媒体に記録された正確な行動記録に基づいて
いるため、交通費の不正受給が防止できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例として、本発明の携
帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成
装置を適用した報告書作成装置1を図面と共に説明す
る。まず、図2は本発明の実施例の報告書作成装置1の
構成を表すブロック図である。
【0019】図2に示す如く、本実施例の報告書作成装
置1は、大きく分けて3つの部分からなる。3つの部分
とはすなわち、営業マンと共に移動する携帯型位置検出
装置3と、ICカード5と、日報作成支援装置7であ
る。なお、この日報作成支援装置7にて作成を支援する
日報とは、商談に関する内容のみを記したものではな
く、商談場所間の移動方法すなわち交通手段とその運賃
も記してあり、交通費精算書を兼ねたものとする。つま
り、日報作成支援装置7は、本発明の日報作成装置及び
交通費精算書作成装置を兼ねたものである。
【0020】携帯型位置検出装置3(以下、単に位置検
出装置3という)は、GPS(Global Positioning Sys
tem )用の人工衛星(NAVSTAR)からの送信電波
を受信するGPS用アンテナ11aを備え、その受信信
号を周波数変換し、復調して、受信点の位置(すなわち
営業マンの所在地)を表す位置情報としての緯度,経度
を算出する、地点検出手段としての周知のGPS受信機
11と、マイクロコンピュータとのインタフェイス端子
を備えた計時手段としての時計13と、ICカードリー
ダライタ15と、これらを駆動制御する制御装置17と
からなる。制御装置17は、CPU19,ROM21,
RAM23、及びこれら各部を結ぶバスライン25を備
えた周知のマイクロコンピュータとしての構成に加え、
ICカードリーダライタコントローラ27,GPS受信
機インタフェイス29、時計インタフェイス31を備え
たものとされている。
【0021】本発明の記録媒体としてのICカード5
は、その内部にCPU,RAM等を備え、そのRAMに
ICカードリーダライタ等によりデータを格納したり、
格納されたデータをICカードリーダライタ或はICカ
ードリーダにより読み取ったりすることができる。そし
てICカード5は、上記ICカードリーダライタ15に
着脱自在に構成されている。
【0022】日報作成支援装置7は、ICカード5を着
脱自在に構成されICカード5に格納されたデータを読
み取り可能なICカードリーダ33と、CD・ROM3
5と、CDドライバ37と、CRT39と、プリンタ4
1と、キーボード43と、制御装置45とからなる。制
御装置45は、CPU47,ROM49,RAM51、
シリアルインタフェイス52,CRTコントローラ5
3,プリンタインタフェイス55,キーボードインタフ
ェイス57,及びこれら各部を結ぶバスライン59を備
えた周知のマイクロコンピュータとしての構成に加え、
CDコントローラ61と、ICカードリーダコントロー
ラ63とを備えたものとされている。
【0023】なお、CD・ROM35の中には、建造物
名或は地名からなる地図情報、所定の交通機関の名称、
及びその交通機関の駅名及びバス停名が、これらに関す
る位置情報と共に、予め格納されている。つまり、CD
・ROM35は、本発明の地図情報記憶手段及び交通機
関記憶手段の両者に相当する。
【0024】また、ROM49は、以降説明する様々な
処理の手順・方法が格納された集積回路、交通機関の運
賃表が格納された集積回路等の、複数の集積回路からな
る。以上のような構成からなる報告書作成装置1が行な
う全処理の概略は図3のフローチャートのようになる。
すなわち、まずステップ100の時刻・地点記録処理と
して、位置検出装置3に装着されたICカード5に、時
刻及びそのときの位置検出装置3の所在地点を所定時間
毎に格納することにより、時刻及び所在地点の時系列デ
ータを作成していく。これは、携帯型位置検出装置3と
共に移動する営業マンが外回りをする間、継続的に実行
される。営業マンが帰社すると、ステップ110にて時
間帯区分処理にて、ICカード5内に作成された時刻及
び所在地点の時系列データを、位置検出装置3が移動し
ていた時間帯と、静止していた時間帯とに区分する。続
いてステップ120にて作成支援処理に移り、必要事項
の補填を受け、日報をプリントアウトする。
【0025】以下、本発明の記録手段の行なう処理に相
当する時刻・地点記録処理について図4のフローチャー
トと共に説明する。位置検出装置3は、アタッシュケー
スに設けられ、GPS用のアンテナ11aはアタッシュ
ケースの外面に仕込まれている。
【0026】営業マンが外回りに出るときには、アタッ
シュケース内のICカードリーダライタ15にICカー
ド5を装着し、当該位置検出装置3を起動する。なお、
当然のことながら、位置検出装置3の備える構成の内、
時計13だけはこの起動に関わりなく常に動作してお
り、計時をし続けている。例として、この起動がなされ
た時刻が、9時50分であったとする。
【0027】まず、ステップ200にて時計13から時
計インタフェイス31を介して時刻を取り込み、続くス
テップ210にて一定時間経過したか否かを判定する。
この基準となる時刻は、初めてこのステップ210を行
なうときには起動時の時刻(上記例の場合、9時50
分)、2回目以降の場合は前回ステップ210にて経過
したと判定されて、ステップ220以下を実行したとき
の時刻とする。ここでは一定時間を1分とすると、9時
51分になったときに220に進み、さもなければ再び
ステップ200に戻り、ステップ200〜ステップ21
0のループを繰り返す。
【0028】ステップ220では、GPS受信機11に
当該位置検出装置3の所在地点を検出知させ、GPS受
信機インタフェイス29を介して取り込む。なお、所在
地点は緯度・経度で表すものとし、GPS用アンテナ1
1aが人工衛星からの送信電波を受信できなかったとき
には緯度・経度の代わりに所定のエラーコードを格納す
る。そしてステップ230にて、先に取り込んだ時刻を
ICカード5に格納し、続くステップ240にて、ステ
ップ220で取り込んだ所在地点をICカード5に格納
する。このようにしてICカード5には、ある時刻にお
ける位置検出装置3、つまり営業マンの所在地点がその
時刻と共にICカード5に格納される。次にステップ2
50に進み、当該位置検出装置3が停止されない限りス
テップ200に戻り、上記処理を行なう。この位置検出
装置3の停止は、営業マンが帰社したときにその営業マ
ンによって行なわれるものとする。
【0029】以上、時刻・地点記録処理が終了すると、
ICカード5の中には、営業マンが外回りをした間、1
分毎に時刻と営業マンの所在地点を記録した時系列デー
タができ上がっている。帰社した営業マンは、ICカー
ドリーダライタ15からICカード5を取り外し、日報
作成支援装置7のICカードリーダ33に装填する。そ
して営業マンが日報作成支援装置7を起動すると、IC
カードリーダ33によりICカード5に記録された時系
列データがRAM51へと取り込まれ、時間帯区分処理
が実行される。この処理は、時系列データを、移動して
いた時間帯と静止していた時間帯とに分ける処理であ
り、本発明の静止判定手段が行なう処理及び移動判定手
段が行なう処理を兼ねたものである。この時間帯区分処
理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0030】まず、前処理として、ステップ300にて
記録媒体に格納されている各時点において、位置検出装
置3が移動していたか、静止していたかを判定する。こ
の判定は次のようにして行なう。すなわち、判定対象と
なる時点と次の時点との二つの所在地点を比較し、両地
点が同じであれば静止、異なっていれば移動とする。但
し、GPS受信機11の地点検知には通常、誤差がある
ので、しきい値を予め設定しておき、そのしきい値以
上、二つの所在地点が異なっているときに移動していた
と判定する。ここでは、このしきい値を約50m、緯度
・経度にして共に2秒とする。
【0031】なお、2つの所在地点のいずれか(若しく
は両方)にエラーコードが格納されていた場合や、次の
時点のデータが存在しない場合、つまり判定対象となる
時点が当該一連のデータの最後のデータである場合はエ
ラーと判定する。こうして、前処理としての、全時系列
データの判定が完了した時系列データ及び判定結果を図
6に模式的に表す。すなわち、一番左の欄71が時計1
3が計時した時刻、その右隣の欄73a,73bがGP
S受信機11が検出した位置検出装置3の位置、一番右
の欄75がステップ300における判定結果である。つ
まり、欄71,73a,73bがICカード5に格納さ
れていた時系列データに相当する。また、欄75の記号
は、Dが「移動」、Eが「エラー」を表している。例え
ば、最初の時系列データは9時51分に携帯型位置検出
装置3が北緯dn°m1′21″、東経de°m2′07″にいたこ
とを示しその判定がD(移動中)であることを意味して
いる。
【0032】なお、10時19分、及び続く10時20
分の欄73a,73bに見られる横線はエラーコードが
入っていることを表している。また、欄75には「静
止」を表す記号がないが、位置検出装置3は上記のよう
にアタッシュケースに設けられているため、営業マンが
商談のために建物内等に入ると人工衛星の電波を受信で
きなくなり、本来は「静止」と判定されるべき時点が、
総て「エラー」と判定されている。
【0033】次に、ステップ310に進み、時間帯の開
始時点であることを示すtBnに時刻がセットされる。こ
こでは最初の時点なので、n =1、すなわち、tB1に9
時51分がセットされる。続いてステップ320ではこ
の時点の判定結果を参照し、ステップ330で次の時点
の判定結果を参照し両者が同じ判定の場合は、再びステ
ップ330を行ない、更に次の時点の判定結果を参照す
る。そして異なる判定が出て来るとステップ340に進
み、tEnにその時刻をセットし、一つの時間帯の取り出
しが完了する。この例では9時51分の判定は「D」、
そして次に「D」以外の判定「E」が出て来るのが10
時17分であるので、tE1には10時17分がセットさ
れ、時間帯81[9時51分,10時17分]が取り出
される。なお、ステップ330にて参照すべき次のデー
タがないとき、すなわち、時系列データの最後まで参照
が進んだときにも、ステップ340に進むものとする。
【0034】続いてステップ350〜ステップ380の
処理に移り、その時間帯[tBn,tEn]において位置検
出装置3が移動していたか、静止していたかを判定す
る。ステップ350では、上記ステップ320〜ステッ
プ330にて参照された判定がE、すなわち判定が「エ
ラー」ではないと、ステップ360に進み、その判定が
採用される。上記例では9時51分から10時17分の
判定はD、すなわち「移動」であって「エラー」ではな
いので、この時間帯81は移動していたものとして登録
される。
【0035】一方、ステップ350にて判定が「エラ
ー」であったときには、続くステップ370に進み、そ
の時間帯の前後の位置情報を参照して移動・静止を判定
する。すなわち、2つの位置情報が一致していればステ
ップ380に進んで静止していたと判定し、異なってい
ればステップ390に進んで移動していたと判定する。
例えば、図6においては時間帯81[tB1,tE1]の次
の時間帯83[tB2,tE2](但し、tB2=10時18
分,tE2=10時43分)は、「エラー」の判定がされ
ているため、前後の位置情報を参照して判定する。する
と、tE1=10時17分とtB3=10時44分に夫々対
応する位置情報は、共に北緯dn°m3′51″、東経de°m
4′35″と一致しているため、この時間帯83[tB2,
tE2]では、位置検出装置3は静止していたと判定す
る。
【0036】なお、この判定は、ステップ300におけ
る前処理としての判定と同様、しきい値を設け、そのし
きい値以上、二つの所在地点が異なっているときに移動
していたと判定する。また、ステップ370のtBn+1
は、この時点においてまだセットされていないものであ
るが、ここでは、tEnの次の時間として、次の時間帯の
開始時点を表す記号を便宜的に用いている。
【0037】こうして一つの時間帯に対する判定が終わ
ると、ステップ400に進み、時系列データの最後まで
判定が終わったかどうかを判定する。終わっていなけれ
ばステップ310に戻り、残りの時系列データを時間帯
に分割・判定する上記処理を繰り返す。終わっていれば
当該処理を終了する。
【0038】こうして時間帯区分処理が終了すると、I
Cカード5に格納されていた時系列データは、幾つかの
時間帯に分割され、しかも各時間帯に対して位置検出装
置3が静止・移動のいずれの状態にあったかの判定がさ
れている。なお、上記のように位置検出装置3は、営業
マンが外回りに出かけると同時に起動されるため、通
常、時系列データは移動していた時間帯から始まる。
【0039】この時間帯区分処理の次に実行される、作
成支援処理について図7のフローチャートを用いて説明
する。まず、ステップ500にて、位置検出装置3が移
動していた時間帯をCRT39の画面に表示する。上記
例では時間帯81として、画面に「9時51分〜10時
17分」と表示される。続いてステップ510の移動手
段推定処理では、位置情報に基づき、その移動に使用さ
れた交通機関を推定する交通機関推定手段としての処理
を行ない、それをCRT39の画面に表示する仮精算書
表示手段としての処理を行なう。例えば、「1.○○電
鉄 2.市営バス 3.徒歩 4.その他」と表
示される。
【0040】次のステップ520では、候補としてCR
Tの画面に表示された交通機関の中から、実際に利用し
たものの指定入力を待つ。例えば、歩いて移動したのな
ら、キーボード43から「3」と入力する。ここでのキ
ーボード43は、本発明の補充手段に相当する。続くス
テップ530ではステップ520における入力に基づ
き、ROM49に格納された運賃表からこの移動に掛か
った運賃を参照し設定する。上の例では徒歩で移動した
ので、運賃はゼロとなる。
【0041】次のステップ540では、次の時間帯の上
記時間帯区分処理による判定結果を参照し、その結果が
再び「移動」であればステップ500に戻り、「静止」
であればステップ550に進む。また、次の時間帯が存
在しない、すなわち当該時間帯が時系列データの最後の
時間帯であるときは、ステップ580の日報印字処理に
跳ぶ。以下、時間帯が「静止」であったとし、ステップ
550以下の処理について説明する。
【0042】ステップ550では、位置検出装置3が静
止していた時間帯をCRT39の画面に表示する。例え
ば、時間帯83に対しては、画面に「10時18分〜1
0時43分」と表示される。続いてステップ560の移
動手段推定処理では、位置情報に基づき、対応する地図
情報をCD・ROM35より参照する、地図情報参照手
段としての処理を行ない、それをCRT39の画面に表
示する。例えば、この位置情報、北緯dn°m3′51″、東
経de°m4′35″に相当する建造物名として「△△産業
(株)××支社」という地図情報が、CD・ROM35
内に格納されていれば、「△△産業(株)××支社」と
表示される。この表示は、ステップ550の時間帯の表
示に続けて行なわれるため、これらの画面表示は対応関
係があることが判る。つまり、ステップ550〜ステッ
プ560におけるCRT39に時間帯と地図情報を表示
する部分の処理は、仮日報表示手段としての処理に相当
する。
【0043】次のステップ570では、ステップ550
〜ステップ560にてCRT39に表示された情報に関
しての必要事項の入力を待つ。上記例では、CRT39
に表示されている「10時18分〜10時43分」「△
△産業(株)××支社」に関して、「商談相手:技術部
山田係長 用件:……装置の見積書と新商品カタロ
グの配布 結果:金額は快諾、納期は3/10に変更
要望あり 備考:………」等と、キーボード43を通
じて入力する。ここでのキーボード43は、本発明の入
力手段に相当する。
【0044】こうして、静止していた時間帯に対する入
力が終わるとステップ540に戻り、再び次の時間帯の
判定に基づいて、ステップ500,ステップ550,若
しくはステップ580に分岐する。以上の処理を繰り返
し、全ての時間帯に対して移動手段、若しくは商談に関
する入力が終了すると、ステップ580に移り、CRT
39に表示されたデータ、キーボード43から入力され
た内容に基づいて、所定の書式に整えた文書データを作
成し、これに罫線等を加えて、所定の出力装置としての
プリンタ41に出力し、当該作成支援処理を終了する。
なお、ステップ520にて交通機関を使った旨の入力が
された時間帯には、交通機関名が印字される他、上下車
した駅名乃至バス停名がCD・ROM35の中から参照
され、運賃と共に印字される。つまり、ステップ580
で行なわれる処理は本発明の日報出力手段の行なう処
理、及び精算書出力手段の行なう処理に相当する。
【0045】ここで、上記作成支援処理のステップ51
0で行なわれる、移動手段推定処理について図8のフロ
ーチャートを用いて説明する。上記のように、この処理
では、位置情報に基づき、その移動に使用された交通機
関を推定し、それを候補としてCRT39の画面に表示
する。そのためにまずステップ600においてその時間
帯の始点tBnに対応する位置情報の付近にある駅名(或
はバス停名)とそれに対応する交通機関名を、CD・R
OM35から検索する。続くステップ610にて、その
時間帯の終点tEnに対応する位置情報の付近にある駅名
(或はバス停名)とそれに対応する交通機関名を、CD
・ROM35から検索する。そしてステップ620に進
み、ステップ600で検索された交通機関名とステップ
610で検索された交通機関名に共通するものを採用
し、これに「徒歩」「その他」を加えて、ステップ63
0にてCRT39に表示する。「その他」を加えるの
は、移動の途中で他の交通機関へ乗り換えたり、自動車
を用いた等の理由でステップ600〜ステップ610で
推定しきれなかった場合のためである。
【0046】以上、説明した報告書作成装置1によれ
ば、位置検出装置3が、ICカード5に営業マンの所在
地点及び時間を一定時間毎に記録するので、外回りの活
動内容を示す正確な時系列データを作成することができ
る。また、日報作成支援装置7が、位置情報に対応する
地図情報を参照し、移動に用いた交通機関も推定するた
め、商談の場所、時間、移動方法をメモする必要がなく
なり、商談等、営業としての本質的な業務に専念するこ
とができる。これに加え日報作成支援装置7は、運賃も
設定するので、交通費を請求する際にも、この記録に従
った正当な金額を受給することができる。なお、交通機
関の運賃改正があったときにはROM49の、運賃表が
格納された集積回路を、新たな運賃表が格納された集積
回路に交換すれば良い。
【0047】更に、時間、場所、交通機関、運賃を所定
の書式にして、プリンタ41から印字出力するため、体
裁がよく、従来の日報の書式を保ちつつ、正確な外回り
の活動記録がされた報告書を、短時間で作成することが
できる。その上、上記のように正確な行動管理がされる
ため、営業マンは無駄な行動をとることができなくな
り、効率的な営業活動が期待できる。反面、活動の様子
を実時間で他人に監視される訳ではないため、営業マン
に対する精神的な圧迫が小さい。
【0048】また、位置検出装置3は、主にGPS受信
機11,時計13,ICカードリーダライタ15,制御
装置17のみからなり、ICカード5を加えても大変簡
素な構成である。このため、軽量で携帯性に優れ、しか
も安価にでき、多くの営業マンの活動を低費用で管理す
ることができる。
【0049】以上、本発明の実施例として、本発明の携
帯型位置検出装置、営業日報作成装置、及び交通費精算
書作成装置を適用した報告書作成装置1について説明し
てきたが、本発明はこうした実施例に何等限定されるも
のではなく様々な態様で実施しうる。
【0050】例えば、位置検出装置3はアタッシュケー
スでなく、営業用の自動車に装備しておいても良い。こ
の場合は、商談中に自動車が屋外に駐車してあると、常
に自動車の位置が検出され、エラーコードのない時系列
データができ上がることになる。このように全ての位置
検出装置3が自動車に装備されて使用される場合は、交
通費の精算は余り意味がなくなるため、移動手段推定処
理や運賃を設定する処理を除くと、より簡素な構成とな
る。反面、自動車の駐車位置と商談場所とが離れている
可能性があるため、ステップ660にてCD・ROM3
5から参照するときに、位置情報から(例えば)半径2
00m以内にある地図情報を検索するようにし、その範
囲内にある地図情報の中から実際に商談を行なった場所
を、営業マンに選択させると良い。
【0051】また、日報作成支援装置7では、交通費精
算書も兼ねた日報を作成していたが、交通費を請求する
ための精算書を、日報と別に印字するようにしても良
い。例えば、ステップ680の日報印字処理を分割し、
まず、商談実績のみが記載された日報を印字させ、その
後に、別紙として交通費明細書を印字させても良い。ま
た、時系列データから静止中の時間帯のみを取り出し
て、商談実績のみが記載された日報を作成する装置にし
たり、これとは逆に、移動中の時間帯のみを取り出し
て、交通費精算書を作成する装置にしたりしても良い。
【0052】記録媒体としては、上記ICカード5に限
らず、ICチップ、FD、磁気カード等でも良いが、I
Cカード5のように小型、且つ軽量で、耐久性に優れ、
脱着が容易なものが望ましい。また、このICカード5
には、営業マン各人に対応した識別番号若しくは氏名を
記憶させておき、各営業マン専用のカードにしても良
い。このようにすれば、上記ステップ670にて自分の
氏名を入力する手間も省くことができる。
【0053】地図情報記憶手段としては、本発明のよう
なCD・ROM35ではなく、書き込み可能な磁気媒
体、例えばハードディスクにしても良い。そしてこの磁
気媒体に、地図情報として得意先の名前や商談場所とし
てよく使う場所のみを対応する位置情報と共に格納して
おき、その中から参照するようにすれば、必要な記憶容
量を節約できる。新たに顧客が開拓できたときには、そ
の位置情報と共に磁気媒体に格納し、参照可能にしてお
けば良い。
【0054】日報としての文書データは、プリンタ41
に出力するのではなく、例えば、その営業マンの勤める
会社の人事部或は経理部等にホストコンピュータを備え
ておき、シリアルインタフェイス52を通じて、このホ
ストコンピュータに電送してもよい。そして、実績の記
録或は交通費の精算を、このホストコンピュータにて行
なうようにすれば、紙資源保護の立場からも好ましい。
また、この方法に基づき、毎日の行動を厳密に管理する
のではなく、上記ホストコンピュータに電送された文書
データから、販売実績、交通費の精算等を、例えば月極
めで集計し、各営業マン間の相対評価を行なうようにす
れば、上記精神的な圧迫の問題や、人権問題を解消する
ことができ、営業マンの評価を正確に、すばやく、しか
も客観的に行なうことができる。更に、こうして得られ
る文書データを蓄積し分析すると、より能率的な移動方
法や、担当顧客の効率的な組み合せの発見も期待され
る。
【0055】時計13は時刻だけでなく、年月日も計時
できるようなものにし、これに合せて、ICカード5は
年月日のデータをも格納可能にし、ステップ230にて
年月日のデータも記録するようにしても良い。そして、
時間帯区分処理において初めに、処理対象とする日付の
指定入力を受けるステップを設け、ICカードリーダ3
3にて取り込んだ時系列データから、その日付に対応す
る時系列データのみを取り出し、以下の処理を行なうよ
うに構成する。このようにすると、ICカードに複数日
分のデータを記録しておき、後で1日毎の報告書にする
ことができる。また、複数の日付を指定可能にし、適宜
必要な構成を加えることにより、週報・月報等も作成す
ることができる。
【0056】また、GPS受信機11に、受信点の移動
速度をも検出させ、これを時刻・地点記録処理におい
て、上記時間情報、位置情報と共に速度情報としてIC
カード5に格納するようにしても良い。そして、時間帯
区分処理において、全時系列データを、静止していた時
間帯と移動していた時間帯とに区分する際に、この速度
情報を参照することにより移動・静止を判定しても良
い。
【0057】ステップ510の移動手段推定処理も、上
記方法によらずとも良い。例えば、予め移動方法の内規
を作っておき(例えば、「……から……への移動は○○
電鉄を利用すること。……から……への移動は……経由
……行きの市営バスを用いること」等のように限定す
る)、営業マンにこれを遵守させる。この内規を、対応
する位置データと共にCD・ROMや磁気媒体等に格納
しておき、ステップ510では、時系列データの位置情
報に基づき、この磁気媒体内のデータを参照することに
よって移動手段を特定する。この方法によれば、本発明
の交通機関記憶手段に相当する部分として必要な記憶容
量を、飛躍的に減らすことができる。また、この方法に
よりステップ520の移動手段の入力が不要になる場合
もある。この他の方法でも、本発明の交通機関推定手段
としての機能を有していれば、適用可能である。
【0058】上記説明から明らかなように、この報告書
作成装置1は、営業マンだけではなく、任意の外回り業
務に従事する者が用いても良く、上記と同様に報告書を
容易に作成することができる。また、外回りの仕事をす
る者ではなく、出張者が位置検出装置3を携帯しても、
出張旅費の精算が容易にできて大変便利である。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の携帯型位置検
出装置によれば、記録手段が、記録媒体に移動体の所在
地点及び時間を記録するため、外回りをする際に、商談
の場所や時間をメモする必要がなくなり、商談に専念す
ることができる。
【0060】また、正確な行動管理がされるため、移動
体と共に外回りをする者は、無駄な行動をとることがで
きなくなり、効率的な営業活動が期待できる。反面、営
業マンは、実時間で他人に監視される訳ではないため、
精神的な圧迫が小さい。更に、携帯型位置検出装置の備
える構成としては、主にGPS受信機、計時手段、記録
手段であり、所定の記録媒体を加えても大変簡素な構成
である。このため、軽量で携帯性に優れ、しかも安価に
でき、多くの営業マンの活動を低費用で管理することが
できる。
【0061】請求項2に記載の営業日報作成装置は、読
み取り手段が、所定の記録媒体から時間情報及び位置情
報を取り込み、地図情報参照手段が、その位置情報に対
応する地点に存在する建造物或は該地点の地名からなる
地図情報を地図情報記憶手段から参照し、仮日報表示手
段が、所定の画像表示装置に時間と共に表示するため、
商談場所、時間が正確に再現できる。
【0062】更に、日報出力手段が、記録媒体に格納さ
れた時間情報、位置情報を基にして所定の書式の文書デ
ータを作成して所定の出力装置に出力するため、正確な
外回りの活動記録がされた日報を短時間で作成すること
ができる。請求項3に記載の交通費精算書作成装置によ
れば、交通機関推定手段が、所定の記録媒体に格納され
た時間情報及び位置情報から、ある時間帯の移動に使わ
れた交通機関を自動的に推定するため、外回りをする際
に、交通機関のメモを行なう必要がなくなり、商談に更
に専念することができる。また、精算書出力手段が作成
した文書データに、経由地点、運賃等を付加するだけで
交通費精算書ができ上がるため、能率的であり、しか
も、所定の記録媒体に記録された正確な行動記録に基づ
いているため、交通費の不正受給も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】 本発明の実施例の報告書作成装置1の全体構
成を示した説明図である。
【図3】 報告書作成装置1の行なう全処理の概略を示
すフローチャートである。
【図4】 時刻・地点記録処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】 時間帯区分処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 時刻・地点記録処理によってICカード5内
に作成された位置情報及びそれに対応する時間情報に、
移動・静止の判定を付加した様子を模式的に表した説明
図である。
【図7】 作成支援処理を示すフローチャートである。
【図8】 移動手段推定処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…報告書作成装置 3…携帯型位置検出装置 5…ICカード 7…日報作成装置 11…GPS受信機 13…時計 15…ICカ
ードリーダライタ 17…制御装置 33…ICカードリーダ 37…CDドライバ 39…CRT 4
1…プリンタ 43…キーボード 45…制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の人工衛星からの送信電波を受信
    し、これに基づき受信地点の位置情報を算出するGPS
    受信機と、 時刻を計時する計時手段と、 上記GPS受信機により算出された上記位置情報と、該
    算出がされた時点に上記計時手段が計時した時刻である
    時間情報とを、一定時間毎に所定の記録媒体に格納する
    記録手段と、 を備えたことを特徴とする携帯型位置検出装置
  2. 【請求項2】 上記所定の記録媒体から上記位置情報及
    び時間情報を取り込む読み取り手段と、 該読み取り手段が取り込んだ上記位置情報に基づき、上
    記携帯型位置検出装置が静止していた時間帯を上記時間
    情報から取り出す静止判定手段と、 上記位置情報に対応する地点に存在する建造物或は該地
    点の地名からなる地図情報が、予め格納された地図情報
    記憶手段と、 上記位置情報に対応する地図情報を、上記地図情報記憶
    手段から参照する地図情報参照手段と、 上記静止していた時間帯,及び該時間帯に対応する位置
    情報から上記地図情報参照手段が参照した地図情報を、
    対応可能に所定の画像表示装置に出力する仮日報表示手
    段と、 上記仮日報表示手段が表示した内容に対し、日報として
    の必要事項の付加を行なうための入力手段と、 該入力手段にて付加された上記必要事項,上記静止して
    いた時間帯,及び該時間帯に対応する位置情報から上記
    地図情報参照手段が参照した地図情報を、所定の書式に
    整え、文書データとして所定の出力装置へと出力する日
    報出力手段とを備えたことを特徴とする日報作成装置
  3. 【請求項3】 上記所定の記録媒体から上記位置情報及
    び時間情報を取り込む取り込み手段と、 上記取り込み手段が取り込んだ上記位置情報に基づき、
    上記携帯型位置検出装置が移動していた時間帯を上記時
    間情報から取り出す移動判定手段と、 所定の交通機関の名称,該交通機関の運行経路において
    乗降が可能な箇所の名称,及び該乗降が可能な箇所に対
    応した位置情報が、予め格納された交通機関記憶手段
    と、 上記移動していた時間帯に対応する位置情報に基づき、
    上記交通機関記憶手段を参照して、該時間帯の移動に用
    いられた交通機関を推定する交通機関推定手段と、 上記移動していた時間帯と、該時間帯に対応する位置情
    報から上記交通機関推定手段が推定した交通機関とを、
    対応可能に所定の画像表示装置に出力する仮精算書表示
    手段と、 上記仮精算書表示手段が表示した内容に対し、交通費精
    算書としての必要事項を付加するための補充手段と、 少なくとも、上記補充手段にて付加された上記必要事
    項,及び上記交通機関推定手段が推定した交通機関を、
    所定の書式に整え、文書データとして所定の出力装置へ
    と出力する精算書出力手段とを備えたことを特徴とする
    交通費精算書作成装置。
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