JPH1083061A - 位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスクを用いたパターン形成方法 - Google Patents
位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスクを用いたパターン形成方法Info
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- JPH1083061A JPH1083061A JP23646696A JP23646696A JPH1083061A JP H1083061 A JPH1083061 A JP H1083061A JP 23646696 A JP23646696 A JP 23646696A JP 23646696 A JP23646696 A JP 23646696A JP H1083061 A JPH1083061 A JP H1083061A
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/26—Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/26—Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
- G03F1/32—Attenuating PSM [att-PSM], e.g. halftone PSM or PSM having semi-transparent phase shift portion; Preparation thereof
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ないマスク数で、簡易な構成の露光装置を
用いてポジ型フォトレジストに微細なピッチでホールパ
ターンを精度よく形成する。 【解決手段】 第1の光透過領域Ta1 において透明基
板1の表面が露出しており、第2の光透過領域Ta2 お
いて透明基板1の表面上に半遮光膜が形成されており、
第3の光透過領域Tn1 において透明基板1の表面に溝
1aが形成されており、第4の光透過領域Tn2 におい
て透明基板1の表面上に半遮光膜3と位相シフタ層5と
が積層して形成されており、遮光領域Sにおいて透明基
板1の表面上に半遮光膜3と位相シフタ層5と遮光膜7
とが積層して形成されている。
用いてポジ型フォトレジストに微細なピッチでホールパ
ターンを精度よく形成する。 【解決手段】 第1の光透過領域Ta1 において透明基
板1の表面が露出しており、第2の光透過領域Ta2 お
いて透明基板1の表面上に半遮光膜が形成されており、
第3の光透過領域Tn1 において透明基板1の表面に溝
1aが形成されており、第4の光透過領域Tn2 におい
て透明基板1の表面上に半遮光膜3と位相シフタ層5と
が積層して形成されており、遮光領域Sにおいて透明基
板1の表面上に半遮光膜3と位相シフタ層5と遮光膜7
とが積層して形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相シフトマス
ク、その位相シフトマスクの製造方法、およびその位相
シフトマスクを用いたパターン形成方法に関するもので
ある。
ク、その位相シフトマスクの製造方法、およびその位相
シフトマスクを用いたパターン形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路における高集積化
および微細化には目ざましいものがある。それに伴い、
半導体基板(以下、単にウェハと称す)上に形成される
回路パターンの微細化も急速に進んできている。
および微細化には目ざましいものがある。それに伴い、
半導体基板(以下、単にウェハと称す)上に形成される
回路パターンの微細化も急速に進んできている。
【0003】中でも、フォトリソグラフィ技術がパター
ン形成における基本技術として広く認識されるところで
ある。よって、今日までに種々の開発、改良がなされて
きている。しかし、パターンの微細化はとどまるところ
を知らず、パターンの解像度向上への要求もさらに強い
ものとなってきている。
ン形成における基本技術として広く認識されるところで
ある。よって、今日までに種々の開発、改良がなされて
きている。しかし、パターンの微細化はとどまるところ
を知らず、パターンの解像度向上への要求もさらに強い
ものとなってきている。
【0004】このフォトリソグラフィ技術とは、ウェハ
上に塗布されたフォトレジストにマスク(原画)状のパ
ターンを転写し、その転写されたフォトレジストを用い
て下層の被エッチング膜をパターニングする技術であ
る。このフォトレジストの転写時において、フォトレジ
ストに現像処理が施されるが、この現像処理によって光
の当たった部分のフォトレジストが除去されるタイプを
ポジ型、光の当たらない部分のフォトレジストが除去さ
れるタイプをネガ型のフォトレジストという。
上に塗布されたフォトレジストにマスク(原画)状のパ
ターンを転写し、その転写されたフォトレジストを用い
て下層の被エッチング膜をパターニングする技術であ
る。このフォトレジストの転写時において、フォトレジ
ストに現像処理が施されるが、この現像処理によって光
の当たった部分のフォトレジストが除去されるタイプを
ポジ型、光の当たらない部分のフォトレジストが除去さ
れるタイプをネガ型のフォトレジストという。
【0005】一般に、縮小露光方法を用いたフォトリソ
グラフィ技術における解像限界R(nm)は、 R=k1 ・λ/(NA) と表わされる。ここで、λは使用する光の波長(n
m)、NAはレンズの開口数、k1 はレジストプロセス
に依存する定数である。
グラフィ技術における解像限界R(nm)は、 R=k1 ・λ/(NA) と表わされる。ここで、λは使用する光の波長(n
m)、NAはレンズの開口数、k1 はレジストプロセス
に依存する定数である。
【0006】上式からわかるように、解像限界Rの向上
を図るためには、すなわち微細パターンを得るために
は、k1 とλとの値を小さくし、NAの値を大きくする
方法が考えられる。つまり、レジストプロセスに依存す
る定数を小さくするとともに、短波長化や高NA化を進
めればよいのである。
を図るためには、すなわち微細パターンを得るために
は、k1 とλとの値を小さくし、NAの値を大きくする
方法が考えられる。つまり、レジストプロセスに依存す
る定数を小さくするとともに、短波長化や高NA化を進
めればよいのである。
【0007】しかし、光源やレンズの改良は技術的に難
しく、また短波長化および高NA化を進めることによっ
て、光の焦点深度δ(δ=k2 ・λ/(NA)2 )が浅
くなり、却って解像度の低下を招くといった問題が生じ
てくる。
しく、また短波長化および高NA化を進めることによっ
て、光の焦点深度δ(δ=k2 ・λ/(NA)2 )が浅
くなり、却って解像度の低下を招くといった問題が生じ
てくる。
【0008】そこで、光源やレンズではなく、フォトマ
スクを改良することにより、パターンの微細化を図る研
究がなされている。最近では、パターンの解像度を向上
させるフォトマスクとして位相シフトマスクが注目され
ている。以下、この位相シフトマスクの構造およびその
原理について通常のフォトマスクと比較して説明する。
なお位相シフトマスクについては、レベンソン方式およ
びハーフトーン方式について説明する。
スクを改良することにより、パターンの微細化を図る研
究がなされている。最近では、パターンの解像度を向上
させるフォトマスクとして位相シフトマスクが注目され
ている。以下、この位相シフトマスクの構造およびその
原理について通常のフォトマスクと比較して説明する。
なお位相シフトマスクについては、レベンソン方式およ
びハーフトーン方式について説明する。
【0009】図23(a)、(b)、(c)は、通常の
フォトマスクを使用したときのマスクの断面、マスク上
の電場およびウェハ上の光強度を示す図である。図23
(a)を参照して、通常のフォトマスクは、ガラス基板
101上に金属マスクパターン103が形成された構成
を有している。このような通常のフォトマスクでは、マ
スク上の電場は、図23(b)に示すように金属マスク
パターン103で空間的にパルス変調された電場とな
る。
フォトマスクを使用したときのマスクの断面、マスク上
の電場およびウェハ上の光強度を示す図である。図23
(a)を参照して、通常のフォトマスクは、ガラス基板
101上に金属マスクパターン103が形成された構成
を有している。このような通常のフォトマスクでは、マ
スク上の電場は、図23(b)に示すように金属マスク
パターン103で空間的にパルス変調された電場とな
る。
【0010】しかし、図23(c)を参照して、パター
ンが微細化すると、フォトマスクを透過した露光光は光
の回折効果のためにウェハ上の非露光領域(金属マスク
パターン103により露光光の透過が遮られた領域)に
も回り込む。このため、ウェハ上の非露光領域にも光が
照射されてしまい、光のコントラスト(ウェハ上の露光
領域と非露光領域との光強度の差)が低下する。結果と
して、解像度が低下し、微細なパターンの転写を行なう
ことが困難となる。
ンが微細化すると、フォトマスクを透過した露光光は光
の回折効果のためにウェハ上の非露光領域(金属マスク
パターン103により露光光の透過が遮られた領域)に
も回り込む。このため、ウェハ上の非露光領域にも光が
照射されてしまい、光のコントラスト(ウェハ上の露光
領域と非露光領域との光強度の差)が低下する。結果と
して、解像度が低下し、微細なパターンの転写を行なう
ことが困難となる。
【0011】図24(a)、(b)、(c)は、レベン
ソン方式の位相シフトマスクを使用したときのマスク断
面、マスク上の電場およびウェハ上の光強度を示す図で
ある。まず図24(a)を参照して、位相シフトマスク
では、通常のフォトマスクに位相シフタと呼ばれる光学
部材105が設けられている。
ソン方式の位相シフトマスクを使用したときのマスク断
面、マスク上の電場およびウェハ上の光強度を示す図で
ある。まず図24(a)を参照して、位相シフトマスク
では、通常のフォトマスクに位相シフタと呼ばれる光学
部材105が設けられている。
【0012】すなわち、ガラス基板101上に金属マス
クパターン103が形成され、露光領域と遮光領域とが
設けられ、この露光領域の1つおきに位相シフタ105
が設けられている。この位相シフタ105は、透過光の
位相を180°変換する役割をなすものである。
クパターン103が形成され、露光領域と遮光領域とが
設けられ、この露光領域の1つおきに位相シフタ105
が設けられている。この位相シフタ105は、透過光の
位相を180°変換する役割をなすものである。
【0013】図24(b)を参照して、上述のように位
相シフタ105を露光領域の1つおきに設けたため、位
相シフトマスクを透過した光によるマスク上の電場は、
その位相が交互に180度反転して構成される。このよ
うに隣接する露光領域間で光の位相が互いに逆位相とな
るため、光の干渉効果により逆位相の光の重なり合う部
分において光が互いに打消し合うことになる。
相シフタ105を露光領域の1つおきに設けたため、位
相シフトマスクを透過した光によるマスク上の電場は、
その位相が交互に180度反転して構成される。このよ
うに隣接する露光領域間で光の位相が互いに逆位相とな
るため、光の干渉効果により逆位相の光の重なり合う部
分において光が互いに打消し合うことになる。
【0014】この結果、図24(c)に示すように、露
光領域間の境界において光の強度が小さくなり、ウェハ
上の露光領域と非露光領域とにおける光の強度差を十分
に確保することができる。これにより解像度の向上を図
ることが可能となり、微細なパターンの転写を行なうこ
とができる。
光領域間の境界において光の強度が小さくなり、ウェハ
上の露光領域と非露光領域とにおける光の強度差を十分
に確保することができる。これにより解像度の向上を図
ることが可能となり、微細なパターンの転写を行なうこ
とができる。
【0015】図25(a)、(b)、(c)は、ハーフ
トーン方式の位相シフトマスクを使用したときのマスク
断面、マスク上の電場およびウェハ上の光強度を示す図
である。まず図25(a)を参照して、このハーフトー
ン方式の位相シフトマスクにおいても、上述のレベンソ
ン方式と同様、位相シフタと呼ばれる光学部材106が
設けられている。
トーン方式の位相シフトマスクを使用したときのマスク
断面、マスク上の電場およびウェハ上の光強度を示す図
である。まず図25(a)を参照して、このハーフトー
ン方式の位相シフトマスクにおいても、上述のレベンソ
ン方式と同様、位相シフタと呼ばれる光学部材106が
設けられている。
【0016】ただし、光学部材106は、ガラス基板1
01上の半遮光膜103上にのみ形成されており、位相
シフタ106と半透明膜103との2層構造が設けられ
ている。この位相シフタ106は、上述と同様、透過光
の位相を180°変換する役割をなすものであり、半透
明膜103は、露光光を完全に遮ることなく露光光の強
度を減衰させる役割をなすものである。
01上の半遮光膜103上にのみ形成されており、位相
シフタ106と半透明膜103との2層構造が設けられ
ている。この位相シフタ106は、上述と同様、透過光
の位相を180°変換する役割をなすものであり、半透
明膜103は、露光光を完全に遮ることなく露光光の強
度を減衰させる役割をなすものである。
【0017】図25(b)を参照して、上述のように位
相シフタ106と半透明膜103との2層構造を設けた
ため、マスク上の電場は、その位相が交互に180°変
換して構成され、かつ一方の位相の強度が他方の位相の
強度より小さくなる。つまり、位相シフタ106を透過
したことにより位相が180°変換され、かつ半透明膜
103を透過したことにより、現像後にフォトレジスト
を所定膜厚残存させるように光の強度が減衰する。隣接
する露光領域間で光の位相は互いに逆位相となるため、
逆位相の光が重なり合う部分において光が互いに打消し
合うことになる。
相シフタ106と半透明膜103との2層構造を設けた
ため、マスク上の電場は、その位相が交互に180°変
換して構成され、かつ一方の位相の強度が他方の位相の
強度より小さくなる。つまり、位相シフタ106を透過
したことにより位相が180°変換され、かつ半透明膜
103を透過したことにより、現像後にフォトレジスト
を所定膜厚残存させるように光の強度が減衰する。隣接
する露光領域間で光の位相は互いに逆位相となるため、
逆位相の光が重なり合う部分において光が互いに打消し
合うことになる。
【0018】この結果、図25(c)に示すように、露
光パターンのエッジで位相が反転し、露光パターンのエ
ッジでの光強度を小さくすることができる。その結果、
半透明膜103を透過した領域と透過しない領域との露
光光の光強度の差が大きくなり、パターン像の解像度を
上げることが可能となる。
光パターンのエッジで位相が反転し、露光パターンのエ
ッジでの光強度を小さくすることができる。その結果、
半透明膜103を透過した領域と透過しない領域との露
光光の光強度の差が大きくなり、パターン像の解像度を
上げることが可能となる。
【0019】一般に、ネガ型フォトレジストの場合、現
像過程において高分子の膨潤があるため、位相シフトマ
スクが用いられるようなより高い解像度の必要なパター
ンに対してはポジ型フォトレジストが用いられる。この
ポジ型フォトレジストを用いた場合に、微細なホールパ
ターンを形成する方法が、本願発明者により特願平8−
184876号(平成8年7月15日付出願、「位相シ
フトマスクを用いた露光装置およびパターン形成方
法」)で提案されている。以下、この技術を従来例とし
て説明する。
像過程において高分子の膨潤があるため、位相シフトマ
スクが用いられるようなより高い解像度の必要なパター
ンに対してはポジ型フォトレジストが用いられる。この
ポジ型フォトレジストを用いた場合に、微細なホールパ
ターンを形成する方法が、本願発明者により特願平8−
184876号(平成8年7月15日付出願、「位相シ
フトマスクを用いた露光装置およびパターン形成方
法」)で提案されている。以下、この技術を従来例とし
て説明する。
【0020】図26は、従来の位相シフトマスクを用い
た露光装置の構成を示す模式図である。また図27と図
28とは、この露光に用いられる2枚の位相シフトマス
クの構成を概略的に示す平面図であり、図29は図27
のF−F線に沿う概略断面図である。
た露光装置の構成を示す模式図である。また図27と図
28とは、この露光に用いられる2枚の位相シフトマス
クの構成を概略的に示す平面図であり、図29は図27
のF−F線に沿う概略断面図である。
【0021】まず図26を参照して、従来の位相シフト
マスクを用いた露光方法では、干渉露光が適用される。
つまり、2枚の位相シフトマスク210A、210Bを
別個に透過させた露光光を互いに干渉させて、この干渉
合成された露光光によりフォトレジストが露光される。
マスクを用いた露光方法では、干渉露光が適用される。
つまり、2枚の位相シフトマスク210A、210Bを
別個に透過させた露光光を互いに干渉させて、この干渉
合成された露光光によりフォトレジストが露光される。
【0022】具体的には、まず光源252から発せられ
た露光光260がコンデンサレンズ254により集光さ
れる。この集光途中において、露光光260はビームス
プリッタ258により2方向へ分光される。つまり、1
/2の光量の一方の露光光260Aは、ビームスプリッ
タ258によりその光路を入射方向に対して90°の方
向に反射され、他方の1/2の光量の露光光260Bは
ビームスプリッタ258を透過する。
た露光光260がコンデンサレンズ254により集光さ
れる。この集光途中において、露光光260はビームス
プリッタ258により2方向へ分光される。つまり、1
/2の光量の一方の露光光260Aは、ビームスプリッ
タ258によりその光路を入射方向に対して90°の方
向に反射され、他方の1/2の光量の露光光260Bは
ビームスプリッタ258を透過する。
【0023】一方の露光光260Aは第1の位相シフト
マスク210Aを透過した後、反射鏡262Aによって
反射され、第1の補正器264Aを透過する。
マスク210Aを透過した後、反射鏡262Aによって
反射され、第1の補正器264Aを透過する。
【0024】また、他方の露光光260Bは、第2の位
相シフトマスク210Bを透過した後、反射鏡262B
によって反射され、第2の補正器264Bを透過する。
相シフトマスク210Bを透過した後、反射鏡262B
によって反射され、第2の補正器264Bを透過する。
【0025】このように第1の補正器264Aを透過し
た一方の露光光260Aと第2の補正器262Bを透過
した他方の露光光260Bとがビームスプリッタ266
によって干渉合成される。つまり、このビームスプリッ
タ266は、一方の露光光260Aを透過し、かつ他方
の露光光260Bを入射方向に対して90°の方向に反
射する。
た一方の露光光260Aと第2の補正器262Bを透過
した他方の露光光260Bとがビームスプリッタ266
によって干渉合成される。つまり、このビームスプリッ
タ266は、一方の露光光260Aを透過し、かつ他方
の露光光260Bを入射方向に対して90°の方向に反
射する。
【0026】この干渉合成された露光光260Cが、縮
小レンズなどで構成された投影光学系268を透過し
て、ウェハ284上に塗布されたフォトレジストに照射
される。
小レンズなどで構成された投影光学系268を透過し
て、ウェハ284上に塗布されたフォトレジストに照射
される。
【0027】この干渉露光に用いられた第1の位相シフ
トマスク210Aは、図27と図29とに示すように、
第1および第2の光透過部Ta、Tnと遮光領域Sとを
有するレベンソン型の位相シフトマスクであり、透明基
板201と遮光膜203とを有している。
トマスク210Aは、図27と図29とに示すように、
第1および第2の光透過部Ta、Tnと遮光領域Sとを
有するレベンソン型の位相シフトマスクであり、透明基
板201と遮光膜203とを有している。
【0028】第2の光透過領域Tnには、透明基板20
1の表面に溝201aが形成されている。これにより、
第1および第2の光透過領域Ta、Tnは、互いに18
0°異なった位相で露光光を透過することになる。この
第1および第2の光透過領域Ta、Tnに挟まれる領域
には、遮光膜3によって覆われた遮光領域Sが配置され
ている。また第1および第2の光透過領域Ta、Tnと
遮光領域Sとの各平面パターンは、図中Y方向に向かう
一直線に近いライン上のものである。
1の表面に溝201aが形成されている。これにより、
第1および第2の光透過領域Ta、Tnは、互いに18
0°異なった位相で露光光を透過することになる。この
第1および第2の光透過領域Ta、Tnに挟まれる領域
には、遮光膜3によって覆われた遮光領域Sが配置され
ている。また第1および第2の光透過領域Ta、Tnと
遮光領域Sとの各平面パターンは、図中Y方向に向かう
一直線に近いライン上のものである。
【0029】また、第2の位相シフトマスク210B
は、図28に示すように、上述した第1の位相シフトマ
スク210Aと略同一の構成を有している。ただし、第
2の位相シフトマスク210Bでは、第1および第2の
光透過領域Ta、Tnと遮光領域Sとが図中X方向に向
かって一直線に近いライン上に形成されている。このた
め、第2の位相シフトマスク210BにおけるG−G線
に沿う断面が図29に示す断面構造に対応する。
は、図28に示すように、上述した第1の位相シフトマ
スク210Aと略同一の構成を有している。ただし、第
2の位相シフトマスク210Bでは、第1および第2の
光透過領域Ta、Tnと遮光領域Sとが図中X方向に向
かって一直線に近いライン上に形成されている。このた
め、第2の位相シフトマスク210BにおけるG−G線
に沿う断面が図29に示す断面構造に対応する。
【0030】次に、このような第1および第2の位相シ
フトマスク210A、210Bを用いて干渉露光された
場合のフォトレジスト上の光強度の分布について説明す
る。
フトマスク210A、210Bを用いて干渉露光された
場合のフォトレジスト上の光強度の分布について説明す
る。
【0031】図30(a)は干渉露光における第1およ
び第2の位相シフトマスクの重なり具合を示す概略平面
図であり、図30(b)、(c)および(d)は図30
(a)のC1 −C1 線、D1 −D1 線およびE1 −E1
線に沿うウェハ上の光強度を示す図である。
び第2の位相シフトマスクの重なり具合を示す概略平面
図であり、図30(b)、(c)および(d)は図30
(a)のC1 −C1 線、D1 −D1 線およびE1 −E1
線に沿うウェハ上の光強度を示す図である。
【0032】まず図30(a)を参照して、フォトレジ
ストには、上述したように第1および第2の位相シフト
マスク210A、210Bの像が同時にフォトレジスト
に露光される。この際、一直線上に延びる第1の位相シ
フトマスク210Aのパターンが、一直線上に延びる第
2の位相シフトマスク210Bのパターンと略直交する
ように干渉露光される。
ストには、上述したように第1および第2の位相シフト
マスク210A、210Bの像が同時にフォトレジスト
に露光される。この際、一直線上に延びる第1の位相シ
フトマスク210Aのパターンが、一直線上に延びる第
2の位相シフトマスク210Bのパターンと略直交する
ように干渉露光される。
【0033】ここで、第1の位相シフトマスク210A
の第1の光透過領域Taと第2の位相シフトマスク21
0Bの第1の光透過領域Taとが重なる領域では、両領
域を透過した露光光は、互いに同一の位相を有してい
る。このため、これらの露光光は互いに強め合い、この
領域における露光光の強度が最も大きくなる。また第2
の光透過領域Tn同士が重なり合う領域においても、上
述と同様、露光光が互いに強め合うことになるため、露
光光の強度は最も大きくなる。
の第1の光透過領域Taと第2の位相シフトマスク21
0Bの第1の光透過領域Taとが重なる領域では、両領
域を透過した露光光は、互いに同一の位相を有してい
る。このため、これらの露光光は互いに強め合い、この
領域における露光光の強度が最も大きくなる。また第2
の光透過領域Tn同士が重なり合う領域においても、上
述と同様、露光光が互いに強め合うことになるため、露
光光の強度は最も大きくなる。
【0034】また遮光領域Sと第1の光透過領域Ta
(もしくは第2の光透過領域Tn)とが重なり合う領域
では、露光光の強度は実質的に第1の光透過領域Ta
(もしくは第2の光透過領域Tn)を透過した露光光の
強度のみとなる。このため、第1の光透過領域Ta同士
(もしくは第2の光透過領域Tn同士)が互いに重なり
合う領域よりも、第1の光透過領域Ta(もしくは2の
光透過領域Tn)と遮光領域Sとが重なり合う領域の露
光光の光強度は低くなる。
(もしくは第2の光透過領域Tn)とが重なり合う領域
では、露光光の強度は実質的に第1の光透過領域Ta
(もしくは第2の光透過領域Tn)を透過した露光光の
強度のみとなる。このため、第1の光透過領域Ta同士
(もしくは第2の光透過領域Tn同士)が互いに重なり
合う領域よりも、第1の光透過領域Ta(もしくは2の
光透過領域Tn)と遮光領域Sとが重なり合う領域の露
光光の光強度は低くなる。
【0035】また第1の光透過領域Taと第2の光透過
領域Tnとが重なり合う領域においては、両領域を透過
した露光光は互いに逆の位相を有することとなる。この
ため、これらの露光光は互いに打消し合い、この領域に
おける露光光の強度は実質0となる。
領域Tnとが重なり合う領域においては、両領域を透過
した露光光は互いに逆の位相を有することとなる。この
ため、これらの露光光は互いに打消し合い、この領域に
おける露光光の強度は実質0となる。
【0036】以上より、図30(a)と(b)とを参照
して、C1 −C1 線に沿う部分の露光光の強度は、第1
の光透過領域Ta同士が重なり合う領域では最も高くな
る。また、第1の光透過領域Taと遮光領域Sとが重な
り合う領域では、露光光の強度は第1の光透過領域Ta
同士が重なり合う領域よりも低くなる。また第1の光透
過領域Taと第2の光透過領域Tnとが重なり合う領域
では、露光光の強度は実質0となる。
して、C1 −C1 線に沿う部分の露光光の強度は、第1
の光透過領域Ta同士が重なり合う領域では最も高くな
る。また、第1の光透過領域Taと遮光領域Sとが重な
り合う領域では、露光光の強度は第1の光透過領域Ta
同士が重なり合う領域よりも低くなる。また第1の光透
過領域Taと第2の光透過領域Tnとが重なり合う領域
では、露光光の強度は実質0となる。
【0037】次に図30(a)と(c)とを参照して、
D1 −D1 線に沿う部分の露光光の強度は、第2の光透
過領域Tn同士が重なり合う領域では最も高くなる。ま
た、第2の光透過領域Tnと遮光領域Sとが重なり合う
領域では、露光光の強度は第2の光透過領域Tn同士が
重なり合う領域よりも低くなる。また、第1の光透過領
域Taと第2の光透過領域Tnとが重なり合う領域で
は、露光光の強度は実質0となる。
D1 −D1 線に沿う部分の露光光の強度は、第2の光透
過領域Tn同士が重なり合う領域では最も高くなる。ま
た、第2の光透過領域Tnと遮光領域Sとが重なり合う
領域では、露光光の強度は第2の光透過領域Tn同士が
重なり合う領域よりも低くなる。また、第1の光透過領
域Taと第2の光透過領域Tnとが重なり合う領域で
は、露光光の強度は実質0となる。
【0038】次に図30(a)と(d)とを参照して、
E1 −E1 線に沿う部分の露光光の強度は、第1の光透
過領域Ta(もしくは第2の光透過領域Tn)との遮光
領域Sとが重なり合う領域では比較的高くなる。また、
遮光領域S同士が重なり合う領域では、露光光の強度は
実質0となる。
E1 −E1 線に沿う部分の露光光の強度は、第1の光透
過領域Ta(もしくは第2の光透過領域Tn)との遮光
領域Sとが重なり合う領域では比較的高くなる。また、
遮光領域S同士が重なり合う領域では、露光光の強度は
実質0となる。
【0039】このような露光光の強度分布でポジ型のフ
ォトレジストを露光・現像することにより、スライスレ
ベルSL以上の露光強度を有する部分のフォトレジスト
が除去されてホールパターンが形成される。
ォトレジストを露光・現像することにより、スライスレ
ベルSL以上の露光強度を有する部分のフォトレジスト
が除去されてホールパターンが形成される。
【0040】なおここでスライスレベルSLとは、現像
によりレジストが除去されるか否か(もしくは残存され
るか否か)の基準となる光強度を示している。
によりレジストが除去されるか否か(もしくは残存され
るか否か)の基準となる光強度を示している。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】以上のような2枚の位
相シフトマスクを用いて干渉露光を行なうことにより、
ポジ型フォトレジストに微細なピッチでホールパターン
を精度よく形成することが可能となる。
相シフトマスクを用いて干渉露光を行なうことにより、
ポジ型フォトレジストに微細なピッチでホールパターン
を精度よく形成することが可能となる。
【0042】しかしながら、この方法においては、2枚
の位相シフトマスクを透過した露光光を干渉させねばな
らないため、少なくとも位相シフトマスクを2枚準備し
なければならないという問題点があった。
の位相シフトマスクを透過した露光光を干渉させねばな
らないため、少なくとも位相シフトマスクを2枚準備し
なければならないという問題点があった。
【0043】また、2枚の位相シフトマスクの像を同時
にフォトレジストに露光する必要から、露光装置の構成
が複雑にならざるを得ないという問題点もあった。
にフォトレジストに露光する必要から、露光装置の構成
が複雑にならざるを得ないという問題点もあった。
【0044】それゆえ、本発明の目的は、少ないマスク
数で、簡易な構成の露光装置を用いてポジ型フォトレジ
ストに微細なピッチでホールパターンを精度よく形成で
きる位相シフトマスク、その位相シフトマスクの製造方
法およびその位相シフトマスクを用いたパターン形成方
法を提供することである。
数で、簡易な構成の露光装置を用いてポジ型フォトレジ
ストに微細なピッチでホールパターンを精度よく形成で
きる位相シフトマスク、その位相シフトマスクの製造方
法およびその位相シフトマスクを用いたパターン形成方
法を提供することである。
【0045】
【課題を解決するための手段】本発明の位相シフトマス
クは、基板と、半遮光膜と、位相シフト膜と、遮光膜と
を備えている。基板は、露光光を透過する第1、第2、
第3および第4の光透過領域と露光光の透過を遮る遮光
領域とを有し、かつ第3の光透過領域が第1および第2
の光透過領域を透過する露光光の位相と異なった位相で
露光光を透過するように第3の光透過領域の主表面に溝
を有している。半遮光膜は、第2および第4の光透過領
域を覆い、第1および第3の光透過領域を露出するよう
に基板の主表面上に形成され、かつ露光光の強度を減衰
させる。位相シフト膜は、第4の光透過領域を透過する
露光光の位相が第1および第2の光透過領域を透過する
露光光の位相と異なった位相となるように、かつ第3の
光透過領域を透過する露光光の位相と実質的に同じ位相
となるように第4の光透過領域を覆い、第1、第2およ
び第3の光透過領域を露出するように基板の主表面上に
形成されている。遮光膜は遮光領域を覆い、第1、第
2、第3および第4の光透過領域を露出するように基板
の主表面上に形成されている。
クは、基板と、半遮光膜と、位相シフト膜と、遮光膜と
を備えている。基板は、露光光を透過する第1、第2、
第3および第4の光透過領域と露光光の透過を遮る遮光
領域とを有し、かつ第3の光透過領域が第1および第2
の光透過領域を透過する露光光の位相と異なった位相で
露光光を透過するように第3の光透過領域の主表面に溝
を有している。半遮光膜は、第2および第4の光透過領
域を覆い、第1および第3の光透過領域を露出するよう
に基板の主表面上に形成され、かつ露光光の強度を減衰
させる。位相シフト膜は、第4の光透過領域を透過する
露光光の位相が第1および第2の光透過領域を透過する
露光光の位相と異なった位相となるように、かつ第3の
光透過領域を透過する露光光の位相と実質的に同じ位相
となるように第4の光透過領域を覆い、第1、第2およ
び第3の光透過領域を露出するように基板の主表面上に
形成されている。遮光膜は遮光領域を覆い、第1、第
2、第3および第4の光透過領域を露出するように基板
の主表面上に形成されている。
【0046】本発明の位相シフトマスクでは、互いに位
相もしくは透過光の強度の異なる第1〜第4の光透過領
域が設けられている。この第1〜第4の光透過領域を適
切に配置することで、従来例と同様の露光光の強度分布
状態を作ることができる。よって、1枚の位相シフトマ
スクのみで、ポジ型フォトレジストに微細なピッチでホ
ールパターンを精度よく形成することができる。
相もしくは透過光の強度の異なる第1〜第4の光透過領
域が設けられている。この第1〜第4の光透過領域を適
切に配置することで、従来例と同様の露光光の強度分布
状態を作ることができる。よって、1枚の位相シフトマ
スクのみで、ポジ型フォトレジストに微細なピッチでホ
ールパターンを精度よく形成することができる。
【0047】また、1枚の位相シフトマスクの像のみを
フォトレジストに露光すればよいため、従来例のように
露光装置の構成を複雑にする必要はない。よって、簡易
な構成の露光装置でポジ型のフォトレジストに微細なピ
ッチでホールパターンを精度よく形成することができ
る。
フォトレジストに露光すればよいため、従来例のように
露光装置の構成を複雑にする必要はない。よって、簡易
な構成の露光装置でポジ型のフォトレジストに微細なピ
ッチでホールパターンを精度よく形成することができ
る。
【0048】上記局面において好ましくは、遮光領域に
は、基板の主表面上に半遮光膜と位相シフト膜とが形成
されている。
は、基板の主表面上に半遮光膜と位相シフト膜とが形成
されている。
【0049】上記局面において好ましくは、基板の主表
面には平面形状が略四角形の第1および第2の平面領域
を有している。第1の平面領域の四隅には互いに分離し
た4つの遮光領域が配置されている。第1の平面領域の
平面形状を規定する各辺に沿う領域であって遮光領域に
挟まれる各領域には、第2の光透過領域が各々配置され
ている。第1の平面領域内に配置された第2の光透過領
域の各々に接するように第1の平面領域の略中心部に第
1の光透過領域が配置されている。第2の平面領域の四
隅には互いに分離した4つの遮光領域が配置されてい
る。第2の平面領域の平面形状を規定する各辺に沿う領
域であって遮光領域に挟まれる各領域には第4の光透過
領域が各々配置されている。第2の平面領域内に配置さ
れた第4の光透過領域の各々に接するように第2の平面
領域の略中心部に第3の光透過領域が配置されている。
面には平面形状が略四角形の第1および第2の平面領域
を有している。第1の平面領域の四隅には互いに分離し
た4つの遮光領域が配置されている。第1の平面領域の
平面形状を規定する各辺に沿う領域であって遮光領域に
挟まれる各領域には、第2の光透過領域が各々配置され
ている。第1の平面領域内に配置された第2の光透過領
域の各々に接するように第1の平面領域の略中心部に第
1の光透過領域が配置されている。第2の平面領域の四
隅には互いに分離した4つの遮光領域が配置されてい
る。第2の平面領域の平面形状を規定する各辺に沿う領
域であって遮光領域に挟まれる各領域には第4の光透過
領域が各々配置されている。第2の平面領域内に配置さ
れた第4の光透過領域の各々に接するように第2の平面
領域の略中心部に第3の光透過領域が配置されている。
【0050】上記局面において好ましくは、第1の平面
領域内の1の遮光領域と第2の平面領域内の1の遮光領
域とは第1および第2の平面領域によって共有されてい
る。
領域内の1の遮光領域と第2の平面領域内の1の遮光領
域とは第1および第2の平面領域によって共有されてい
る。
【0051】上記局面において好ましくは、基板の主表
面において第1および第3の光透過領域が遮光領域を挟
んで所定方向に並走する第3の平面領域をさらに備えて
いる。
面において第1および第3の光透過領域が遮光領域を挟
んで所定方向に並走する第3の平面領域をさらに備えて
いる。
【0052】このように第1および第3の光透過領域を
配置することで、ホールパターンのみならず、ライン/
スペースのパターンも形成することができる。よって、
単なるハーフトーン方式の位相シフトマスクとを比較し
て各種形状のパターンに適用することが可能となる。
配置することで、ホールパターンのみならず、ライン/
スペースのパターンも形成することができる。よって、
単なるハーフトーン方式の位相シフトマスクとを比較し
て各種形状のパターンに適用することが可能となる。
【0053】本発明の位相シフトマスクの製造方法は以
下の工程を備えている。まず第1、第2、第3および第
4の光透過領域と遮光領域とを有する基板の主表面上に
露光光の強度を減衰させる半遮光膜と、露光光の位相を
変化させる位相シフト膜と、露光光の透過を遮る遮光膜
とが順次形成される。そして第1、第2および第3の光
透過領域において遮光膜と位相シフト膜とが順次除去さ
れて、半遮光膜の表面が露出される。そして第1および
第3の光透過領域において半遮光膜が除去されて基板の
主表面が露出される。そして第3の光透過領域において
基板の主表面に溝が形成される。そして第1の光透過領
域において半遮光膜が除去されて、前記基板の主表面が
露出される。そして第4の光透過領域において遮光膜が
除去されて位相シフト膜の表面が露出される。
下の工程を備えている。まず第1、第2、第3および第
4の光透過領域と遮光領域とを有する基板の主表面上に
露光光の強度を減衰させる半遮光膜と、露光光の位相を
変化させる位相シフト膜と、露光光の透過を遮る遮光膜
とが順次形成される。そして第1、第2および第3の光
透過領域において遮光膜と位相シフト膜とが順次除去さ
れて、半遮光膜の表面が露出される。そして第1および
第3の光透過領域において半遮光膜が除去されて基板の
主表面が露出される。そして第3の光透過領域において
基板の主表面に溝が形成される。そして第1の光透過領
域において半遮光膜が除去されて、前記基板の主表面が
露出される。そして第4の光透過領域において遮光膜が
除去されて位相シフト膜の表面が露出される。
【0054】本発明の位相シフトマスクの製造方法で
は、パターニングされた半遮光膜などをマスクとしてエ
ッチングを施すことで基板に溝が形成される。つまり半
遮光膜などがパターニングされた後に下地のシフタパタ
ーンが形成される。このため、下地のシフタパターンを
形成した後に、半遮光膜が成膜されてパターニングされ
る必要はない。このため、半遮光膜のパターニング時
に、下地のシフトパターンに合せるための高精度のアラ
イメントは不要となる。
は、パターニングされた半遮光膜などをマスクとしてエ
ッチングを施すことで基板に溝が形成される。つまり半
遮光膜などがパターニングされた後に下地のシフタパタ
ーンが形成される。このため、下地のシフタパターンを
形成した後に、半遮光膜が成膜されてパターニングされ
る必要はない。このため、半遮光膜のパターニング時
に、下地のシフトパターンに合せるための高精度のアラ
イメントは不要となる。
【0055】また、基板の主表面上に半遮光膜と位相シ
フト膜と遮光膜とが順次形成されてブランクスが形成さ
れる。このようにブランクスを形成した後は、フォトレ
ジスト以外の膜を形成する必要はない。このため、ブラ
ンクスの膜もしくは基板をパターニングした後に新たに
成膜を行なうことによる膜の欠陥の発生が防止される。
したがって、欠陥の少ない位相シフトマスクを作成する
ことができる。
フト膜と遮光膜とが順次形成されてブランクスが形成さ
れる。このようにブランクスを形成した後は、フォトレ
ジスト以外の膜を形成する必要はない。このため、ブラ
ンクスの膜もしくは基板をパターニングした後に新たに
成膜を行なうことによる膜の欠陥の発生が防止される。
したがって、欠陥の少ない位相シフトマスクを作成する
ことができる。
【0056】本発明の位相シフトマスクを用いたパター
ン形成方法は、ウェハに塗布されたフォトレジストの所
定領域に位相シフトマスクを用いて露光を行なうパター
ン形成方法である。このパターン形成方法に用いられる
位相シフトマスクは、基板と、半遮光膜と、位相シフト
マスクと、遮光膜とを備えている。基板は、露光光を透
過する第1、第2、第3および第4の光透過領域と露光
光の透過を遮る遮光領域とを有し、かつ第3の光透過領
域が第1および第2の光透過領域を透過する露光光の位
相と異なった位相で露光光を透過するように第3の光透
過領域の主表面に溝を有している。半遮光膜は、第2お
よび第4の光透過領域を覆い、第1および第3の光透過
領域を露出するように基板の主表面上に形成され、かつ
露光光の強度を減衰させる。位相シフト膜は、第4の光
透過領域を透過する露光光の位相が、第1および第2の
光透過領域を透過する露光光の位相と異なった位相とな
るように、かつ第3の光透過領域を透過する露光光の位
相と実質的に同じ位相となるように第4の光透過領域を
覆い、第1、第2および第3の光透過領域を露出するよ
うに基板の主表面上に形成されている。遮光膜は、遮光
領域を覆い、第1、第2および第3の光透過領域を露出
するように基板の主表面上に形成されている。そしてフ
ォトレジストはポジ型のフォトレジストであって、フォ
トレジストを現像することによりフォトレジスト表面に
位相シフトマスクの第1および第3の光透過領域が照射
された領域にホールパターンが形成される。
ン形成方法は、ウェハに塗布されたフォトレジストの所
定領域に位相シフトマスクを用いて露光を行なうパター
ン形成方法である。このパターン形成方法に用いられる
位相シフトマスクは、基板と、半遮光膜と、位相シフト
マスクと、遮光膜とを備えている。基板は、露光光を透
過する第1、第2、第3および第4の光透過領域と露光
光の透過を遮る遮光領域とを有し、かつ第3の光透過領
域が第1および第2の光透過領域を透過する露光光の位
相と異なった位相で露光光を透過するように第3の光透
過領域の主表面に溝を有している。半遮光膜は、第2お
よび第4の光透過領域を覆い、第1および第3の光透過
領域を露出するように基板の主表面上に形成され、かつ
露光光の強度を減衰させる。位相シフト膜は、第4の光
透過領域を透過する露光光の位相が、第1および第2の
光透過領域を透過する露光光の位相と異なった位相とな
るように、かつ第3の光透過領域を透過する露光光の位
相と実質的に同じ位相となるように第4の光透過領域を
覆い、第1、第2および第3の光透過領域を露出するよ
うに基板の主表面上に形成されている。遮光膜は、遮光
領域を覆い、第1、第2および第3の光透過領域を露出
するように基板の主表面上に形成されている。そしてフ
ォトレジストはポジ型のフォトレジストであって、フォ
トレジストを現像することによりフォトレジスト表面に
位相シフトマスクの第1および第3の光透過領域が照射
された領域にホールパターンが形成される。
【0057】本発明の位相シフトマスクを用いたパター
ン形成方法では、1枚のマスクで、簡易な構成の露光装
置を用いてポジ型フォトレジストに微細なピッチでホー
ルパターンを精度よく形成することができる。
ン形成方法では、1枚のマスクで、簡易な構成の露光装
置を用いてポジ型フォトレジストに微細なピッチでホー
ルパターンを精度よく形成することができる。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
て図に基づいて説明する。
【0059】図1は、本発明の一実施の形態における位
相シフトマスクの構成を概略的に示す平面図である。ま
た図2と図3とは、図1のA−A線とB−B線とに沿う
概略断面図である。
相シフトマスクの構成を概略的に示す平面図である。ま
た図2と図3とは、図1のA−A線とB−B線とに沿う
概略断面図である。
【0060】図1〜図3を参照して、本実施の形態の位
相シフトマスクは、たとえばホールパターン形成領域
(図2)とライン/スペースパターン形成領域(図3)
とを有している。
相シフトマスクは、たとえばホールパターン形成領域
(図2)とライン/スペースパターン形成領域(図3)
とを有している。
【0061】ホールパターン形成領域においては、第
1、第2、第3および第4の光透過領域Ta1 、T
a2 、Tn1 、Tn2 と遮光領域Sが配置されている。
第1の光透過領域Ta1 においては、透明基板1の表面
は露出している。また第2の光透過領域Ta2 では、透
明基板1の表面上に半遮光膜3が形成されており、その
半遮光膜3の表面は露出している。また第3の光透過領
域Tn1 では、透明基板1の表面に溝1aが形成されて
いる。この溝1aにより第3の光透過領域Tn1 を透過
する露光光の位相は、第1の光透過領域Ta1 を透過す
る露光光の位相と実質180°異なる。また第4の光透
過領域Tn2 においては透明基板1の表面上に半遮光膜
3と位相シフト膜5とが順に積層して形成されており、
位相シフト膜5の表面は露出している。
1、第2、第3および第4の光透過領域Ta1 、T
a2 、Tn1 、Tn2 と遮光領域Sが配置されている。
第1の光透過領域Ta1 においては、透明基板1の表面
は露出している。また第2の光透過領域Ta2 では、透
明基板1の表面上に半遮光膜3が形成されており、その
半遮光膜3の表面は露出している。また第3の光透過領
域Tn1 では、透明基板1の表面に溝1aが形成されて
いる。この溝1aにより第3の光透過領域Tn1 を透過
する露光光の位相は、第1の光透過領域Ta1 を透過す
る露光光の位相と実質180°異なる。また第4の光透
過領域Tn2 においては透明基板1の表面上に半遮光膜
3と位相シフト膜5とが順に積層して形成されており、
位相シフト膜5の表面は露出している。
【0062】そして遮光領域Sでは、透明基板1の表面
上に半遮光膜3と位相シフト膜5と遮光膜7とが順に積
層して形成されており、遮光膜7の表面が露出してい
る。
上に半遮光膜3と位相シフト膜5と遮光膜7とが順に積
層して形成されており、遮光膜7の表面が露出してい
る。
【0063】半遮光膜3は、実質50%の透過率を有し
ており、透過する露光光の強度を減衰させる役割をなし
ている。また位相シフト膜5は、透過する露光光の透過
光量を変化させることなく、位相を実質180度反転さ
せる役割をなしている。遮光膜7は、露光光の透過を遮
る役割をなしている。
ており、透過する露光光の強度を減衰させる役割をなし
ている。また位相シフト膜5は、透過する露光光の透過
光量を変化させることなく、位相を実質180度反転さ
せる役割をなしている。遮光膜7は、露光光の透過を遮
る役割をなしている。
【0064】これにより、第2の光透過領域Ta2 を透
過する露光光は、第1の光透過領域Ta1 を透過する露
光光と同一の位相で、かつ相対的に50%に減衰された
強度となる。また第3の光透過領域Tn1 を透過する露
光光は、第1の光透過領域Ta1 を透過する露光光と実
質的に180°異なる位相を有し、かつ同一の強度とな
る。また第4の光透過領域Tn2 を透過する露光光は、
第1の光透過領域Ta 1 を透過する露光光と実質的に1
80°異なる位相を有し、かつ相対的に50%減衰され
た強度となる。
過する露光光は、第1の光透過領域Ta1 を透過する露
光光と同一の位相で、かつ相対的に50%に減衰された
強度となる。また第3の光透過領域Tn1 を透過する露
光光は、第1の光透過領域Ta1 を透過する露光光と実
質的に180°異なる位相を有し、かつ同一の強度とな
る。また第4の光透過領域Tn2 を透過する露光光は、
第1の光透過領域Ta 1 を透過する露光光と実質的に1
80°異なる位相を有し、かつ相対的に50%減衰され
た強度となる。
【0065】たとえば露光光にi線を用いる場合には、
半遮光膜3は、150Åの膜厚を有するMoSi膜であ
る。位相シフト膜5は、たとえば1700Åの膜厚を有
する、屈折率2.09のシリコン窒化膜である。遮光膜
7は、たとえば酸化クロム(CrOx )膜7aとクロム
(Cr)膜7bと酸化クロム膜7cとの3層積層構造よ
りなっている。酸化クロム膜7a、クロム膜7bおよび
酸化クロム膜7cは、各々300Å、700Å、300
Åの膜厚を有している。また透明基板はたとえば石英よ
りなっており、その透明基板1に設けられる溝1aの深
さはたとえば4150Åである。
半遮光膜3は、150Åの膜厚を有するMoSi膜であ
る。位相シフト膜5は、たとえば1700Åの膜厚を有
する、屈折率2.09のシリコン窒化膜である。遮光膜
7は、たとえば酸化クロム(CrOx )膜7aとクロム
(Cr)膜7bと酸化クロム膜7cとの3層積層構造よ
りなっている。酸化クロム膜7a、クロム膜7bおよび
酸化クロム膜7cは、各々300Å、700Å、300
Åの膜厚を有している。また透明基板はたとえば石英よ
りなっており、その透明基板1に設けられる溝1aの深
さはたとえば4150Åである。
【0066】ホールパターン形成領域では、これらの第
1〜第4の光透過領域と遮光領域とが、略正方形の平面
形状を有し、かつ碁盤目状に配置されている。
1〜第4の光透過領域と遮光領域とが、略正方形の平面
形状を有し、かつ碁盤目状に配置されている。
【0067】より具体的には、平面形状が略四角形の第
1および第2の領域R1 、R2 を規定した場合、第1の
領域R1 の四隅には4つの互いに分離された遮光領域S
が配置されており、これらの遮光領域S間に挟まれる領
域には第2の光透過領域Ta 2 が各々配置されている。
またこの第1の領域R1 の略中心部には、第1の光透過
領域Ta1 が第2の光透過領域Ta2 に接し、かつその
四方を取り囲まれるように配置されている。
1および第2の領域R1 、R2 を規定した場合、第1の
領域R1 の四隅には4つの互いに分離された遮光領域S
が配置されており、これらの遮光領域S間に挟まれる領
域には第2の光透過領域Ta 2 が各々配置されている。
またこの第1の領域R1 の略中心部には、第1の光透過
領域Ta1 が第2の光透過領域Ta2 に接し、かつその
四方を取り囲まれるように配置されている。
【0068】また第2の領域R2 では、その四隅に4つ
の互いに分離された遮光領域Sが配置されており、これ
らの遮光領域S間に挟まれる領域には第4の光透過領域
Tn 2 が各々配置されている。またこの第2の領域R2
の略中心部には、第3の光透過領域Tn1 が第4の光透
過領域Tn2 に接し、かつその四方を取り囲まれるよう
に配置されている。
の互いに分離された遮光領域Sが配置されており、これ
らの遮光領域S間に挟まれる領域には第4の光透過領域
Tn 2 が各々配置されている。またこの第2の領域R2
の略中心部には、第3の光透過領域Tn1 が第4の光透
過領域Tn2 に接し、かつその四方を取り囲まれるよう
に配置されている。
【0069】この第1および第2の光透過領域R1 、R
2 は、1の遮光領域Sを共有している。
2 は、1の遮光領域Sを共有している。
【0070】また隣り合う第1の領域R1 間の領域に
は、2つの第4の領域Tn2 が遮光領域Sを挟むように
配置されている。また隣り合う第2の領域R2 間の領域
には、2つの第2の光透過領域Ta2 が遮光領域Sを挟
むように配置されている。
は、2つの第4の領域Tn2 が遮光領域Sを挟むように
配置されている。また隣り合う第2の領域R2 間の領域
には、2つの第2の光透過領域Ta2 が遮光領域Sを挟
むように配置されている。
【0071】またライン/スペースパターン形成領域で
は、第1の光透過領域Ta1 と第3の光透過領域Tn1
とが、遮光領域Sを挟んで図中矢印Y方向に並走するよ
うに配置されている。
は、第1の光透過領域Ta1 と第3の光透過領域Tn1
とが、遮光領域Sを挟んで図中矢印Y方向に並走するよ
うに配置されている。
【0072】次に、本実施の形態の位相シフトマスクを
用いたパターン形成方法について説明する。
用いたパターン形成方法について説明する。
【0073】図4は、本発明の一実施の形態における位
相シフトマスクを用いたパターン形成方法を説明するた
めの図である。図4(a)は、本発明の一実施の形態に
おける位相シフトマスクのホールパターン形成領域の構
成を概略的に示す平面図であり、図4(b)、(c)お
よび(d)は、図4(a)のC−C線、D−D線および
E−E線に沿うウェハ上の光強度を示す図である。
相シフトマスクを用いたパターン形成方法を説明するた
めの図である。図4(a)は、本発明の一実施の形態に
おける位相シフトマスクのホールパターン形成領域の構
成を概略的に示す平面図であり、図4(b)、(c)お
よび(d)は、図4(a)のC−C線、D−D線および
E−E線に沿うウェハ上の光強度を示す図である。
【0074】図4(a)と図4(b)とを参照して、第
1の光透過領域Ta1 では、露光光の強度が実質減衰さ
れることなく露光光が透過されるため、ウェハ上の光強
度は最も高くなる。また第2の光透過領域Ta2 では、
露光光の強度は減衰されるため、ウェハ上の光強度は第
1の光透過領域Ta1 よりも低くなる。また遮光領域S
では、露光光の透過は遮られるため、ウェハ上の光強度
は実質0となる。
1の光透過領域Ta1 では、露光光の強度が実質減衰さ
れることなく露光光が透過されるため、ウェハ上の光強
度は最も高くなる。また第2の光透過領域Ta2 では、
露光光の強度は減衰されるため、ウェハ上の光強度は第
1の光透過領域Ta1 よりも低くなる。また遮光領域S
では、露光光の透過は遮られるため、ウェハ上の光強度
は実質0となる。
【0075】図4(a)と図4(c)とを参照して、第
3の光透過領域Tn1 では、露光光の強度が実質減衰さ
れることなく露光光が透過されるため、ウェハ上の光強
度は第1の光透過領域Ta1 と実質同一となり、最も高
くなる。また第4の光透過領域Tn2 では、露光光の強
度は減衰されるため、ウェハ上の光強度は第3の光透過
領域Tn1 よりも低くなり、第2の光透過領域Ta2 と
実質同じとなる。また遮光領域Sでは、上述したように
ウェハ上の光強度は0となる。
3の光透過領域Tn1 では、露光光の強度が実質減衰さ
れることなく露光光が透過されるため、ウェハ上の光強
度は第1の光透過領域Ta1 と実質同一となり、最も高
くなる。また第4の光透過領域Tn2 では、露光光の強
度は減衰されるため、ウェハ上の光強度は第3の光透過
領域Tn1 よりも低くなり、第2の光透過領域Ta2 と
実質同じとなる。また遮光領域Sでは、上述したように
ウェハ上の光強度は0となる。
【0076】図4(a)と図4(d)とを参照して、第
2および第4の光透過領域Ta2 、Tn2 を透過する露
光光の強度は、上述したように、第1および第3の光透
過領域Ta1 、Tn1 よりも低くなる。また遮光領域S
では、上述したようにウェハ上の光強度は実質0とな
る。
2および第4の光透過領域Ta2 、Tn2 を透過する露
光光の強度は、上述したように、第1および第3の光透
過領域Ta1 、Tn1 よりも低くなる。また遮光領域S
では、上述したようにウェハ上の光強度は実質0とな
る。
【0077】以上より、本実施の形態の位相シフトマス
クを用いた場合のウェハ上の光強度の平面的分布は図5
に示すようになる。
クを用いた場合のウェハ上の光強度の平面的分布は図5
に示すようになる。
【0078】図5を参照して、図中黒い部分は光強度の
小さい領域を示しており、白い部分は光強度の大きい領
域を示している。そして図5中C−C線とD−D線とE
−E線との各々は、図4(a)中のC−C線とD−D線
とE−E線とに対応している。
小さい領域を示しており、白い部分は光強度の大きい領
域を示している。そして図5中C−C線とD−D線とE
−E線との各々は、図4(a)中のC−C線とD−D線
とE−E線とに対応している。
【0079】このような露光処理が施された後、通常の
現像処理を行なうことにより、ポジ型フォトレジストの
場合、明部(図5中の白色の領域)のフォトレジストが
溶解除去され、ホールパターンが形成される。
現像処理を行なうことにより、ポジ型フォトレジストの
場合、明部(図5中の白色の領域)のフォトレジストが
溶解除去され、ホールパターンが形成される。
【0080】なお、図4に示す本実施の形態の位相シフ
トマスクにより得られるウェハ上の光強度の平面的分布
は、図30に示した干渉露光によるウェハ上の光強度の
平面的分布と実質的に同一であることがわかる。つま
り、本実施の形態の位相シフトマスクを用いることによ
り、1枚の位相シフトマスクで、干渉露光を行なった場
合と実質同一の露光光の強度の平面的分布が得られる。
トマスクにより得られるウェハ上の光強度の平面的分布
は、図30に示した干渉露光によるウェハ上の光強度の
平面的分布と実質的に同一であることがわかる。つま
り、本実施の形態の位相シフトマスクを用いることによ
り、1枚の位相シフトマスクで、干渉露光を行なった場
合と実質同一の露光光の強度の平面的分布が得られる。
【0081】次に、本実施の形態の位相シフトマスクの
製造方法について説明する。図6〜図11と図12〜図
17とは、本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクのホールパターン形成領域とライン/スペースパタ
ーン形成領域との製造方法を工程順に示す概略断面図で
る。
製造方法について説明する。図6〜図11と図12〜図
17とは、本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクのホールパターン形成領域とライン/スペースパタ
ーン形成領域との製造方法を工程順に示す概略断面図で
る。
【0082】まず図6と図12とを参照して、たとえば
石英よりなる透明基板1の表面上に、半遮光膜3と位相
シフト膜5と遮光膜7とが順次形成され、ブランクスが
形成される。
石英よりなる透明基板1の表面上に、半遮光膜3と位相
シフト膜5と遮光膜7とが順次形成され、ブランクスが
形成される。
【0083】半遮光膜3はたとえばスパッタリングによ
り形成され、150Åの膜厚のMoSi膜よりなる。ま
た位相シフト膜5は、たとえば減圧CVD(Chemical V
aporDeposition )法で形成され、1700Åの膜厚を
有するシリコン窒化膜よりなる。また遮光膜7は酸化ク
ロム膜7a(膜厚300Å)とクロム膜7b(膜厚70
0Å)と酸化クロム膜7c(膜厚300Å)との3層積
層構造により形成される。
り形成され、150Åの膜厚のMoSi膜よりなる。ま
た位相シフト膜5は、たとえば減圧CVD(Chemical V
aporDeposition )法で形成され、1700Åの膜厚を
有するシリコン窒化膜よりなる。また遮光膜7は酸化ク
ロム膜7a(膜厚300Å)とクロム膜7b(膜厚70
0Å)と酸化クロム膜7c(膜厚300Å)との3層積
層構造により形成される。
【0084】この遮光膜7上に、電子ビーム(EB)レ
ジスト21aが塗布される。この後、このEBレジスト
21aが、電子ビーム(EB)描画などにより所望の形
状にパターニングされる。
ジスト21aが塗布される。この後、このEBレジスト
21aが、電子ビーム(EB)描画などにより所望の形
状にパターニングされる。
【0085】図7と図13とを参照して、これにより、
ホールパターン形成領域では第4の光透過領域Tn2 と
遮光領域Sとに、またライン/スペースパターン形成領
域では遮光領域Sにレジストパターン21aが残存され
る。このレジストパターン21aをマスクとして、まず
遮光膜7がウエットエッチングにより除去される。この
後、遮光膜7のパターンについて、欠陥の検査および修
正が行なわれる。そしてレジストパターン21aをマス
クとしたままで、シリコン窒化膜よりなる位相シフト膜
5に、CF4 /O2 によるリアクティブイオンエッチン
グ(RIE)が施される。
ホールパターン形成領域では第4の光透過領域Tn2 と
遮光領域Sとに、またライン/スペースパターン形成領
域では遮光領域Sにレジストパターン21aが残存され
る。このレジストパターン21aをマスクとして、まず
遮光膜7がウエットエッチングにより除去される。この
後、遮光膜7のパターンについて、欠陥の検査および修
正が行なわれる。そしてレジストパターン21aをマス
クとしたままで、シリコン窒化膜よりなる位相シフト膜
5に、CF4 /O2 によるリアクティブイオンエッチン
グ(RIE)が施される。
【0086】図8と図14とを参照して、これにより、
第1、第2および第3の光透過領域Ta1 、Ta2 、T
n1 において半遮光膜3の表面が露出する。この後、レ
ジストパターン21aが除去される。
第1、第2および第3の光透過領域Ta1 、Ta2 、T
n1 において半遮光膜3の表面が露出する。この後、レ
ジストパターン21aが除去される。
【0087】なお、遮光膜7は、位相シフト膜5のエッ
チングに対して耐エッチング性を有することが好まし
い。なぜならば、位相シフト膜5のエッチング時には、
通常遮光膜7の一部表面がレジストパターン21bから
露出し、この露出部分の遮光膜7が位相シフト膜5のエ
ッチング時にエッチングされてしまうと正確な形状に遮
光膜7および位相シフト膜5とを形成することができな
くなるからである。
チングに対して耐エッチング性を有することが好まし
い。なぜならば、位相シフト膜5のエッチング時には、
通常遮光膜7の一部表面がレジストパターン21bから
露出し、この露出部分の遮光膜7が位相シフト膜5のエ
ッチング時にエッチングされてしまうと正確な形状に遮
光膜7および位相シフト膜5とを形成することができな
くなるからである。
【0088】図9と図15とを参照して、EBレジスト
21bが塗布された後、EB描画などにより所定の形状
にパターニングされる。これにより、第3の光透過領域
Tn 1 が少なくとも露出するようにレジストパターン2
1bが形成される。このレジストパターン21bをマス
クとして、まずMoSi膜よりなる半遮光膜3にCF 4
/O2 によってRIEが施され、透明基板1の表面が露
出する。この後さらに、露出した透明基板1の表面にC
HF3 /CO2 /ArによるRIEを施すことにより、
透明基板1に溝1aが形成される。この後、レジストパ
ターン21bが除去される。
21bが塗布された後、EB描画などにより所定の形状
にパターニングされる。これにより、第3の光透過領域
Tn 1 が少なくとも露出するようにレジストパターン2
1bが形成される。このレジストパターン21bをマス
クとして、まずMoSi膜よりなる半遮光膜3にCF 4
/O2 によってRIEが施され、透明基板1の表面が露
出する。この後さらに、露出した透明基板1の表面にC
HF3 /CO2 /ArによるRIEを施すことにより、
透明基板1に溝1aが形成される。この後、レジストパ
ターン21bが除去される。
【0089】この半遮光膜3と透明基板1とのエッチン
グに対して、遮光膜7が耐エッチング性を有することが
好ましい。なぜならば、上述したように半遮光膜3など
のエッチング時には、レジストパターン21bから遮光
膜7の一部表面が露出するため、遮光膜7が半遮光膜3
などのエッチングに対して耐エッチング性を有していな
いと遮光膜7などを所望の形状に形成することができな
くなるからである。図10と図16とを参照して、EB
レジスト21cが塗布された後、EB描画などにより所
定の形状にパターニングされる。これにより、第1の光
透過領域Ta1 が露出するようにレジストパターン21
cが形成される。このレジストパターン21cをマスク
としてCF4 /O2 によるRIEを施すことにより、半
遮光膜3が除去され、透明基板1の表面が露出する。こ
の後、レジストパターン21cが除去される。
グに対して、遮光膜7が耐エッチング性を有することが
好ましい。なぜならば、上述したように半遮光膜3など
のエッチング時には、レジストパターン21bから遮光
膜7の一部表面が露出するため、遮光膜7が半遮光膜3
などのエッチングに対して耐エッチング性を有していな
いと遮光膜7などを所望の形状に形成することができな
くなるからである。図10と図16とを参照して、EB
レジスト21cが塗布された後、EB描画などにより所
定の形状にパターニングされる。これにより、第1の光
透過領域Ta1 が露出するようにレジストパターン21
cが形成される。このレジストパターン21cをマスク
としてCF4 /O2 によるRIEを施すことにより、半
遮光膜3が除去され、透明基板1の表面が露出する。こ
の後、レジストパターン21cが除去される。
【0090】この後、図11と図17とを参照して、E
Bレジスト21dが塗布された後、EB描画などにより
所定の形状にパターニングされる。これにより、第4の
光透過領域Tn2 が露出するようにレジストパターン2
1dが形成される。このレジストパターン21dをマス
クとしてウエットエッチングすることにより、位相シフ
タ膜5の表面が露出するまで遮光膜7が除去される。そ
して遮光膜7のパターンについて、欠陥の検査および修
正が行なわれる。この後、レジストパターン21dが除
去されることにより、図1〜図3に示す本実施の形態の
位相シフトマスクが完成する。
Bレジスト21dが塗布された後、EB描画などにより
所定の形状にパターニングされる。これにより、第4の
光透過領域Tn2 が露出するようにレジストパターン2
1dが形成される。このレジストパターン21dをマス
クとしてウエットエッチングすることにより、位相シフ
タ膜5の表面が露出するまで遮光膜7が除去される。そ
して遮光膜7のパターンについて、欠陥の検査および修
正が行なわれる。この後、レジストパターン21dが除
去されることにより、図1〜図3に示す本実施の形態の
位相シフトマスクが完成する。
【0091】次に、本実施の形態の位相シフトマスクを
用いた場合のデフォーカスに対する露光光の強度の低下
についてシミュレーションを行なった。以下、そのシミ
ュレーションの方法および結果について説明する。
用いた場合のデフォーカスに対する露光光の強度の低下
についてシミュレーションを行なった。以下、そのシミ
ュレーションの方法および結果について説明する。
【0092】まず、本実施の形態の位相シフトマスクと
して、図1において第1〜第4の光透過領域と遮光領域
の各平面形状の縦横の寸法L1 、L2 を各々0.14μ
mとしたものを用いた。
して、図1において第1〜第4の光透過領域と遮光領域
の各平面形状の縦横の寸法L1 、L2 を各々0.14μ
mとしたものを用いた。
【0093】また比較の試料として、図18に示すよう
に本実施の形態の位相シフトマスク(図1)の構成から
減衰透過領域(第2および第4の光透過領域Ta2 、T
n2)を除き、第1および第3の光透過領域Ta1 、T
n1 とを交互に規則正しく配置したものを用いた。この
試料においては、第1および第3の光透過領域Ta1、
Tn1 の縦横の寸法L3 を0.2μmとし、第1および
第3の光透過領域Ta 1 、Tn1 の間の寸法L4 を0.
2μmとした。
に本実施の形態の位相シフトマスク(図1)の構成から
減衰透過領域(第2および第4の光透過領域Ta2 、T
n2)を除き、第1および第3の光透過領域Ta1 、T
n1 とを交互に規則正しく配置したものを用いた。この
試料においては、第1および第3の光透過領域Ta1、
Tn1 の縦横の寸法L3 を0.2μmとし、第1および
第3の光透過領域Ta 1 、Tn1 の間の寸法L4 を0.
2μmとした。
【0094】なお、上記からわかるように両試料の各寸
法は、両試料を用いて形成されるホールパターンの間隔
が約0.2μmとなるように設定されている。
法は、両試料を用いて形成されるホールパターンの間隔
が約0.2μmとなるように設定されている。
【0095】これらの両位相シフトマスクを用いて、ジ
ャストフォーカスのときと1.0μmのデフォーカスの
ときとの双方についてのホールパターンの光学像を調べ
た。なお、露光の条件として開口数NAを0.55と
し、コヒーレンシーσを0.2とし、露光光をKrF光
とした。その結果を図19〜図22に示す。
ャストフォーカスのときと1.0μmのデフォーカスの
ときとの双方についてのホールパターンの光学像を調べ
た。なお、露光の条件として開口数NAを0.55と
し、コヒーレンシーσを0.2とし、露光光をKrF光
とした。その結果を図19〜図22に示す。
【0096】図19と図20とは、本実施の形態の位相
シフトマスクを用いてジャストフォーカスとしたときと
1.0μmのデフォーカスとしたときとのフォトレジス
ト上での光学像を示す図である。図19と図20とから
明らかなように、本実施の形態の位相シフトマスクを用
いてジャストフォーカス(Z=0μm)としたときのピ
ーク強度は〜0.8であった。これに対して、1.0μ
mのデフォーカス(Z=1.0μm)としたときのピー
ク強度は〜0.6であった。この結果より、本実施の形
態の位相シフトマスクでは、1.0μmのデフォーカス
とすると、ジャストフォーカスのときと比較してピーク
強度が約75%に低下していることがわかる。
シフトマスクを用いてジャストフォーカスとしたときと
1.0μmのデフォーカスとしたときとのフォトレジス
ト上での光学像を示す図である。図19と図20とから
明らかなように、本実施の形態の位相シフトマスクを用
いてジャストフォーカス(Z=0μm)としたときのピ
ーク強度は〜0.8であった。これに対して、1.0μ
mのデフォーカス(Z=1.0μm)としたときのピー
ク強度は〜0.6であった。この結果より、本実施の形
態の位相シフトマスクでは、1.0μmのデフォーカス
とすると、ジャストフォーカスのときと比較してピーク
強度が約75%に低下していることがわかる。
【0097】図21と図22とは、図18に示す位相シ
フトマスクを用いてジャストフォーカスとしたときと
1.0μmのデフォーカスとしたときとのフォトレジス
ト上での光学像を示す図である。
フトマスクを用いてジャストフォーカスとしたときと
1.0μmのデフォーカスとしたときとのフォトレジス
ト上での光学像を示す図である。
【0098】図21と図22とから明らかなように、図
18に示す位相シフトマスクを用いて、ジャストフォー
カス(Z=0μm)としたときの露光光のピーク強度は
〜0.7であった。これに対して、1.0μmのデフォ
ーカス(Z=1.0μm)としたときの露光光のピーク
強度は〜0.35であった。この結果より、図18に示
す位相シフトマスクでは、1.0μmのデフォーカスと
すると、ジャストフォーカスのときと比較して、露光光
のピーク強度が約50%低くなることがわかる。
18に示す位相シフトマスクを用いて、ジャストフォー
カス(Z=0μm)としたときの露光光のピーク強度は
〜0.7であった。これに対して、1.0μmのデフォ
ーカス(Z=1.0μm)としたときの露光光のピーク
強度は〜0.35であった。この結果より、図18に示
す位相シフトマスクでは、1.0μmのデフォーカスと
すると、ジャストフォーカスのときと比較して、露光光
のピーク強度が約50%低くなることがわかる。
【0099】上記のシミュレーションの結果より、本実
施の形態の位相シフトマスクの方が、図18に示す位相
シフトマスクよりも、デフォーカスに対する露光光のピ
ーク強度の低下が相対的に低いことがわかった。つま
り、本実施の形態の位相シフトマスクのように、露光光
の強度を減衰する減衰透過領域(第2および第4の光透
過領域Ta2 、Tn2 )を設けることにより、デフォー
カスに対する光強度の低下を相対的に小さくできること
が判明した。
施の形態の位相シフトマスクの方が、図18に示す位相
シフトマスクよりも、デフォーカスに対する露光光のピ
ーク強度の低下が相対的に低いことがわかった。つま
り、本実施の形態の位相シフトマスクのように、露光光
の強度を減衰する減衰透過領域(第2および第4の光透
過領域Ta2 、Tn2 )を設けることにより、デフォー
カスに対する光強度の低下を相対的に小さくできること
が判明した。
【0100】なお、図19〜図22において、図中の実
線は露光光の光強度の等高線を示しており、その等高線
に示された数値は露光光の強度を示している。
線は露光光の光強度の等高線を示しており、その等高線
に示された数値は露光光の強度を示している。
【0101】また、図19、20と図21、22とで光
学像のスケールが異なっているが、単にスケールが異な
っているだけで、縮小倍率などの露光条件は上述した以
外は全て同一である。
学像のスケールが異なっているが、単にスケールが異な
っているだけで、縮小倍率などの露光条件は上述した以
外は全て同一である。
【0102】本実施の形態の位相シフトマスクでは、図
1〜図3に示すように互いに位相もしくは透過光の強度
の異なる第1〜第4の光透過領域Ta1 、Ta2 、Tn
1 、Tn2 が設けられている。この第1〜第4の光透過
領域をたとえば図1に示すように平面的に適切に配置す
ることで、図30に示すように干渉露光を用いた従来例
と実質同一の露光光の分布状態(図4)を得ることがで
きる。よって、1枚の位相シフトマスクのみで、ポジ型
フォトレジストに微細なピッチでホールパターンを精度
よく形成することができる。
1〜図3に示すように互いに位相もしくは透過光の強度
の異なる第1〜第4の光透過領域Ta1 、Ta2 、Tn
1 、Tn2 が設けられている。この第1〜第4の光透過
領域をたとえば図1に示すように平面的に適切に配置す
ることで、図30に示すように干渉露光を用いた従来例
と実質同一の露光光の分布状態(図4)を得ることがで
きる。よって、1枚の位相シフトマスクのみで、ポジ型
フォトレジストに微細なピッチでホールパターンを精度
よく形成することができる。
【0103】また1枚の位相シフトマスクの像のみをフ
ォトレジストに露光すればよいため、図26に示す従来
例のように露光装置の構成を複雑にする必要はない。よ
って、簡易な構成の露光装置でポジ型のフォトレジスト
に微細なピッチでホールパターンを精度よく形成するこ
とができる。
ォトレジストに露光すればよいため、図26に示す従来
例のように露光装置の構成を複雑にする必要はない。よ
って、簡易な構成の露光装置でポジ型のフォトレジスト
に微細なピッチでホールパターンを精度よく形成するこ
とができる。
【0104】また上述したように、本実施の形態の位相
シフトマスクでは、第2および第4の光透過領域T
a2 、Tn2 のような減衰透過領域が設けられている。
このため、減衰透過領域のない位相シフトマスク(図1
8)に比較して、デフォーカスに対する露光光の強度の
低下を相対的に小さくすることが可能である。
シフトマスクでは、第2および第4の光透過領域T
a2 、Tn2 のような減衰透過領域が設けられている。
このため、減衰透過領域のない位相シフトマスク(図1
8)に比較して、デフォーカスに対する露光光の強度の
低下を相対的に小さくすることが可能である。
【0105】また、互いに位相もしくは透過光の強度の
異なる第1〜第4の光透過領域Ta 1 、Ta2 、T
n1 、Tn2 が設けられている。このため、図1に示す
ようにホールパターン形成領域とライン/スペースパタ
ーン形成領域との双方を形成することができ、この双方
において、高い解像度でパターンを形成することが可能
となる。よって、単なるハーフトーン型の位相シフトマ
スクに比較して、各種形状のパターンに適用できるとい
う利点もある。
異なる第1〜第4の光透過領域Ta 1 、Ta2 、T
n1 、Tn2 が設けられている。このため、図1に示す
ようにホールパターン形成領域とライン/スペースパタ
ーン形成領域との双方を形成することができ、この双方
において、高い解像度でパターンを形成することが可能
となる。よって、単なるハーフトーン型の位相シフトマ
スクに比較して、各種形状のパターンに適用できるとい
う利点もある。
【0106】また本実施の形態の位相シフトマスクの製
造方法では、図8と図9とに示すようにパターニングさ
れた半遮光膜3をマスクとしてエッチングすることで透
明基板1に溝1aが形成される。つまり、半遮光膜3な
どをパターニングした後に下地のシフタパターンが形成
される。このため、下地のシフタパターンを形成した後
に、この下地のシフタパターンに合せて半遮光膜3をパ
ターニングする必要がない。したがって、半遮光膜3な
どのパターニング時に下地のシフタパターンに合せるた
めの高精度なアライメントは不要となる。
造方法では、図8と図9とに示すようにパターニングさ
れた半遮光膜3をマスクとしてエッチングすることで透
明基板1に溝1aが形成される。つまり、半遮光膜3な
どをパターニングした後に下地のシフタパターンが形成
される。このため、下地のシフタパターンを形成した後
に、この下地のシフタパターンに合せて半遮光膜3をパ
ターニングする必要がない。したがって、半遮光膜3な
どのパターニング時に下地のシフタパターンに合せるた
めの高精度なアライメントは不要となる。
【0107】また、図6に示すように、透明基板1の表
面上に半遮光膜3と位相シフト膜5と遮光膜7とが順次
形成されてブランクスが形成される。このようにブラン
クスが形成された後は、フォトレジスト以外の膜は形成
されない。このため、ブランクスの膜もしくは透明基板
1をパターニングした後に、新たに成膜を行なうことに
よる膜の欠陥の発生は防止される。したがって、欠陥の
少ない位相シフトマスクを製造することができる。
面上に半遮光膜3と位相シフト膜5と遮光膜7とが順次
形成されてブランクスが形成される。このようにブラン
クスが形成された後は、フォトレジスト以外の膜は形成
されない。このため、ブランクスの膜もしくは透明基板
1をパターニングした後に、新たに成膜を行なうことに
よる膜の欠陥の発生は防止される。したがって、欠陥の
少ない位相シフトマスクを製造することができる。
【0108】また本実施の形態の位相シフトマスクを用
いたパターン形成方法では、1枚のマスクで、簡易な構
成の露光装置を用いてポジ型フォトレジストに微細なピ
ッチでホールパターンを精度よく形成することができ
る。
いたパターン形成方法では、1枚のマスクで、簡易な構
成の露光装置を用いてポジ型フォトレジストに微細なピ
ッチでホールパターンを精度よく形成することができ
る。
【0109】なお、上記の実施の形態における各部の材
質および寸法についてはこれに限定されるものではな
く、以下の(1)〜(5)の材質および寸法であっても
よい。
質および寸法についてはこれに限定されるものではな
く、以下の(1)〜(5)の材質および寸法であっても
よい。
【0110】(1) たとえば上記実施の形態と同様、
i線を用いた場合でも、位相シフト膜5にシリコン窒化
膜の代わりにシリコン酸化膜が用いられてもよい。この
場合、シリコン酸化膜の屈折率は1.45であり、その
膜厚は4150Åであり、プラズマCVD法により形成
される。なおこれ以外の材質、膜厚および製造方法につ
いては上述した実施の形態と同様である。
i線を用いた場合でも、位相シフト膜5にシリコン窒化
膜の代わりにシリコン酸化膜が用いられてもよい。この
場合、シリコン酸化膜の屈折率は1.45であり、その
膜厚は4150Åであり、プラズマCVD法により形成
される。なおこれ以外の材質、膜厚および製造方法につ
いては上述した実施の形態と同様である。
【0111】(2) またi線を用いる場合に、半遮光
膜3にMoSi膜の代わりにスパッタリングにより形成
された100Åの膜厚のクロム膜が用いられてもよい。
なおこれ以外の材質、膜厚および製造方法については上
述した実施の形態もしくは上記(1)と同様である。
膜3にMoSi膜の代わりにスパッタリングにより形成
された100Åの膜厚のクロム膜が用いられてもよい。
なおこれ以外の材質、膜厚および製造方法については上
述した実施の形態もしくは上記(1)と同様である。
【0112】(3) またi線の代わりにKrF光が用
いられてもよい。この場合、位相シフト膜5はプラズマ
CVD法により形成された2500Åの膜厚を有する屈
折率1.50のシリコン酸化膜でもよい。また半遮光膜
3はスパッタリングにより形成された70Åの膜厚を有
するクロム膜でもよい。また図1における溝1aの深さ
は2500Åである。また遮光膜7は、300Åの膜厚
の酸化クロム膜7aと、700Åの膜厚のクロム膜7b
と、300Åの膜厚の酸化クロム7cとの3層積層構造
よりなっていてもよい。
いられてもよい。この場合、位相シフト膜5はプラズマ
CVD法により形成された2500Åの膜厚を有する屈
折率1.50のシリコン酸化膜でもよい。また半遮光膜
3はスパッタリングにより形成された70Åの膜厚を有
するクロム膜でもよい。また図1における溝1aの深さ
は2500Åである。また遮光膜7は、300Åの膜厚
の酸化クロム膜7aと、700Åの膜厚のクロム膜7b
と、300Åの膜厚の酸化クロム7cとの3層積層構造
よりなっていてもよい。
【0113】(4) またKrF光を用いる場合に、位
相シフト膜5にシリコン酸化膜の代わりにシリコン窒化
膜が用いられてもよい。この場合、シリコン窒化膜の屈
折率は2.27であり、その膜厚は1000Åであり、
減圧熱CVD法により形成される。なおこれ以外の材
質、膜厚および製造方法については上記(4)と同様で
ある。
相シフト膜5にシリコン酸化膜の代わりにシリコン窒化
膜が用いられてもよい。この場合、シリコン窒化膜の屈
折率は2.27であり、その膜厚は1000Åであり、
減圧熱CVD法により形成される。なおこれ以外の材
質、膜厚および製造方法については上記(4)と同様で
ある。
【0114】(5) またKrF光を用いる場合にも、
半遮光膜3にクロム膜の代わりに100Åの膜厚のMo
Si膜が用いられてもよい。なおこれ以外の材質、膜厚
および製造方法については、上記(3)もしくは(4)
と同様である。
半遮光膜3にクロム膜の代わりに100Åの膜厚のMo
Si膜が用いられてもよい。なおこれ以外の材質、膜厚
および製造方法については、上記(3)もしくは(4)
と同様である。
【0115】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0116】
【発明の効果】本発明の位相シフトマスクでは、互いに
位相もしくは透過光の強度の異なる第1〜第4の光透過
領域が設けられている。この第1〜第4の光透過領域を
適切に配置することで、従来例と同様の露光光の分布状
態を作ることができる。よって、1枚の位相シフトマス
クのみで、ポジ型フォトレジストに微細なピッチでホー
ルパターンを精度よく形成することができる。
位相もしくは透過光の強度の異なる第1〜第4の光透過
領域が設けられている。この第1〜第4の光透過領域を
適切に配置することで、従来例と同様の露光光の分布状
態を作ることができる。よって、1枚の位相シフトマス
クのみで、ポジ型フォトレジストに微細なピッチでホー
ルパターンを精度よく形成することができる。
【0117】また1枚の位相シフトマスクの像のみをフ
ォトレジストに露光すればよいため、従来例のように露
光装置の構成を複雑にする必要はない。よって、簡易な
構成の露光装置でポジ型のフォトレジストに微細なピッ
チでホールパターンを精度よく形成することができる。
ォトレジストに露光すればよいため、従来例のように露
光装置の構成を複雑にする必要はない。よって、簡易な
構成の露光装置でポジ型のフォトレジストに微細なピッ
チでホールパターンを精度よく形成することができる。
【0118】また第1および第3の光透過領域を適切に
配置することで、ホールパターンのみならず、ライン/
スペースのパターンも形成することができる。よって、
通常のハーフトーン型の位相シフトマスクよりも各種形
状のパターンに適用することができる。
配置することで、ホールパターンのみならず、ライン/
スペースのパターンも形成することができる。よって、
通常のハーフトーン型の位相シフトマスクよりも各種形
状のパターンに適用することができる。
【0119】本発明の位相シフトマスクの製造方法で
は、パターニングされた半遮光膜などをマスクとしてエ
ッチングをすることで基板に溝が形成される。つまり、
半遮光膜などをパターニングした後に下地のシフタパタ
ーンが形成される。このため、下地のシフタパターンを
形成した後に、この下地のシフタパターンに合せて半遮
光膜等をパターニングする必要がない。このため、半遮
光膜などのパターニング時に下地のシフタパターンに合
せるための高精度なアライメントは不要となる。
は、パターニングされた半遮光膜などをマスクとしてエ
ッチングをすることで基板に溝が形成される。つまり、
半遮光膜などをパターニングした後に下地のシフタパタ
ーンが形成される。このため、下地のシフタパターンを
形成した後に、この下地のシフタパターンに合せて半遮
光膜等をパターニングする必要がない。このため、半遮
光膜などのパターニング時に下地のシフタパターンに合
せるための高精度なアライメントは不要となる。
【0120】また基板の主表面上に半遮光膜と位相シフ
ト膜と遮光膜とが順次形成されてブランクスが形成され
る。このようにブランクスを形成した後は、フォトレジ
スト以外の膜を形成する必要はない。このため、ブラン
クスの膜もしくは基板をパターニングした後に新たに成
膜を行なうことによる膜の欠陥の発生を防止される。し
たがって、欠陥の少ない位相シフトマスクを作成するこ
とができる。
ト膜と遮光膜とが順次形成されてブランクスが形成され
る。このようにブランクスを形成した後は、フォトレジ
スト以外の膜を形成する必要はない。このため、ブラン
クスの膜もしくは基板をパターニングした後に新たに成
膜を行なうことによる膜の欠陥の発生を防止される。し
たがって、欠陥の少ない位相シフトマスクを作成するこ
とができる。
【0121】本発明の位相シフトマスクを用いたパター
ン形成方法では、1枚のマスクで、簡易な構成の露光装
置を用いてポジ型フォトレジストに微細なピッチでホー
ルパターンを精度よく形成することができる。
ン形成方法では、1枚のマスクで、簡易な構成の露光装
置を用いてポジ型フォトレジストに微細なピッチでホー
ルパターンを精度よく形成することができる。
【図1】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクの構成を概略的に示す平面図である。
スクの構成を概略的に示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【図3】 図1のB−B線に沿う概略断面図である。
【図4】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクを用いたパターン形成方法を説明するための図であ
り、(a)は本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクの構成を概略的に示す平面図であり、(b)は
(a)のC−C線に沿うウェハ上の光強度を示し、
(c)は(a)のD−D線に沿うウェハ上の光強度を示
し、(d)は(a)のE−E線に沿うウェハ上の光強度
を示している。
スクを用いたパターン形成方法を説明するための図であ
り、(a)は本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクの構成を概略的に示す平面図であり、(b)は
(a)のC−C線に沿うウェハ上の光強度を示し、
(c)は(a)のD−D線に沿うウェハ上の光強度を示
し、(d)は(a)のE−E線に沿うウェハ上の光強度
を示している。
【図5】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクを用いた場合の光学像を示す図である。
スクを用いた場合の光学像を示す図である。
【図6】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第1工程を
示す概略断面図である。
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第1工程を
示す概略断面図である。
【図7】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第2工程を
示す概略断面図である。
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第2工程を
示す概略断面図である。
【図8】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第3工程を
示す概略断面図である。
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第3工程を
示す概略断面図である。
【図9】 本発明の一実施の形態における位相シフトマ
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第4工程を
示す概略断面図である。
スクのホールパターン形成領域の製造方法の第4工程を
示す概略断面図である。
【図10】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのホールパターン形成領域の製造方法の第5工程
を示す概略断面図である。
マスクのホールパターン形成領域の製造方法の第5工程
を示す概略断面図である。
【図11】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのホールパターン形成領域の製造方法の第6工程
を示す概略断面図である。
マスクのホールパターン形成領域の製造方法の第6工程
を示す概略断面図である。
【図12】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第1工程を示す概略断面図である。
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第1工程を示す概略断面図である。
【図13】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第2工程を示す概略断面図である。
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第2工程を示す概略断面図である。
【図14】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第3工程を示す概略断面図である。
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第3工程を示す概略断面図である。
【図15】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第4工程を示す概略断面図である。
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第4工程を示す概略断面図である。
【図16】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第5工程を示す概略断面図である。
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第5工程を示す概略断面図である。
【図17】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第6工程を示す概略断面図である。
マスクのライン/スペースパターン形成領域の製造方法
の第6工程を示す概略断面図である。
【図18】 デフォーカスに対する露光光の強度の低下
のシミュレーションにおいて、比較用の位相シフトマス
クの構成を概略的に示す平面図である。
のシミュレーションにおいて、比較用の位相シフトマス
クの構成を概略的に示す平面図である。
【図19】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクにおいてジャストフォーカスとしたときの光学像
を示す図である。
マスクにおいてジャストフォーカスとしたときの光学像
を示す図である。
【図20】 本発明の一実施の形態における位相シフト
マスクにおいて1.0μmのデフォーカスとしたときの
光学像を示す図である。
マスクにおいて1.0μmのデフォーカスとしたときの
光学像を示す図である。
【図21】 図18に示す位相シフトマスクにおいてジ
ャストフォーカスとしたときの光学像を示す図である。
ャストフォーカスとしたときの光学像を示す図である。
【図22】 図18に示す位相シフトマスクにおいて
1.0μmのデフォーカスとしたときの光学像を示す図
である。
1.0μmのデフォーカスとしたときの光学像を示す図
である。
【図23】 従来のフォトマスクを使用したときのマス
ク断面、マスク上の電場およびウェハ上の光強度につい
て説明するための図である。
ク断面、マスク上の電場およびウェハ上の光強度につい
て説明するための図である。
【図24】 レベンソン方式の位相シフトマスクを使用
したときのマスク断面、マスク上の電場およびウェハ上
の光強度について説明するための図である。
したときのマスク断面、マスク上の電場およびウェハ上
の光強度について説明するための図である。
【図25】 ハーフトーン方式の位相シフトマスクを使
用したときのマスク断面、マスク上の電場およびウェハ
上の光強度について説明するための図である。
用したときのマスク断面、マスク上の電場およびウェハ
上の光強度について説明するための図である。
【図26】 従来の位相シフトマスクを用いた露光方法
を説明するための露光装置の模式図である。
を説明するための露光装置の模式図である。
【図27】 従来の露光方法に用いられる第1の位相シ
フトマスクの構成を概略的に示す平面図である。
フトマスクの構成を概略的に示す平面図である。
【図28】 従来の露光方法に用いられる第2の位相シ
フトマスクの構成を概略的に示す平面図である。
フトマスクの構成を概略的に示す平面図である。
【図29】 図27のF−F線に沿う概略断面図であ
る。
る。
【図30】 従来の位相シフトマスクを用いたパターン
形成方法を説明するための図であり、(a)は第1およ
び第2の位相シフトマスクを重ねた様子を示す平面図で
あり、(b)は(a)のC1 −C1 線に沿うウェハ上の
光強度を示し、(c)は(a)のD1 −D1 線に沿うウ
ェハ上の光強度を示し、(d)は(a)のE1 −E1 線
に沿うウェハ上の光強度を示している。
形成方法を説明するための図であり、(a)は第1およ
び第2の位相シフトマスクを重ねた様子を示す平面図で
あり、(b)は(a)のC1 −C1 線に沿うウェハ上の
光強度を示し、(c)は(a)のD1 −D1 線に沿うウ
ェハ上の光強度を示し、(d)は(a)のE1 −E1 線
に沿うウェハ上の光強度を示している。
1 透明基板、3 半遮光膜、5 位相シフト膜、7
遮光膜、1a 溝、Ta1 第1の光透過領域、Ta2
第2の光透過領域、Tn1 第3の光透過領域、Tn
2 第4の光透過領域、S 遮光領域。
遮光膜、1a 溝、Ta1 第1の光透過領域、Ta2
第2の光透過領域、Tn1 第3の光透過領域、Tn
2 第4の光透過領域、S 遮光領域。
Claims (7)
- 【請求項1】 露光光を透過する第1、第2、第3およ
び第4の光透過領域と露光光の透過を遮る遮光領域とを
有し、かつ前記第3の光透過領域が前記第1および第2
の光透過領域を透過する露光光の位相と異なった位相で
露光光を透過するように前記第3の光透過領域の主表面
に溝を有する基板と、 前記第2および第4の光透過領域を覆い、前記第1およ
び第3の光透過領域を露出するように前記基板の主表面
上に形成され、かつ露光光の強度を減衰させる半遮光膜
と、 前記第4の光透過領域を透過する露光光の位相が前記第
1および第2の光透過領域を透過する露光光の位相と異
なった位相となるように、かつ前記第3の光透過領域を
透過する露光光の位相と実質的に同じ位相となるように
前記第4の光透過領域を覆い、前記第1、第2および第
3の光透過領域を露出するように前記基板の主表面上に
形成された位相シフト膜と、 前記遮光領域を覆い、前記第1、第2、第3および第4
の光透過領域を露出するように前記基板の主表面上に形
成された遮光膜とを備えた、位相シフトマスク。 - 【請求項2】 前記遮光領域には、前記基板の主表面上
に前記半遮光膜と前記位相シフト膜とが形成されてい
る、請求項1に記載の位相シフトマスク。 - 【請求項3】 前記基板の主表面には平面形状が略四角
形の第1および第2の平面領域を有し、 前記第1の平面領域の四隅には互いに分離した4つの前
記遮光領域が配置されており、 前記第1の平面領域の平面形状を規定する各辺に沿う領
域であって前記遮光領域に挟まれる各領域には、前記第
2の光透過領域が各々配置されており、 前記第1の平面領域内に配置された前記第2の光透過領
域の各々に接するように前記第1の平面領域の略中心部
に前記第1の光透過領域が配置されており、 前記第2の平面領域の四隅には互いに分離した4つの前
記遮光領域が配置されおり、 前記第2の平面領域の平面形状を規定する各辺に沿う領
域であって前記遮光領域に挟まれる各領域には前記第4
の光透過領域が各々配置されており、 前記第2の平面領域内に配置された前記第4の光透過領
域の各々に接するように前記第2の平面領域の略中心部
に前記第3の光透過領域が配置されている、請求項1に
記載の位相シフトマスク。 - 【請求項4】 前記第1の平面領域内の1の前記遮光領
域と前記第2の平面領域内の1の前記遮光領域とは前記
第1および第2の平面領域によって共有されている、請
求項3に記載の位相シフトマスク。 - 【請求項5】 前記基板の主表面において前記第1およ
び第3の光透過領域が前記遮光領域を挟んで所定方向に
並走する第3の平面領域をさらに有する、請求項3に記
載の位相シフトマスク。 - 【請求項6】 第1、第2、第3および第4の光透過領
域と遮光領域とを有する基板の主表面上に、露光光の強
度を減衰させる半遮光膜と、露光光の位相を変化させる
位相シフト膜と、露光光の透過を遮る遮光膜とを順次形
成する工程と、 前記第1、第2および第3の光透過領域において前記遮
光膜と前記位相シフト膜とを順次除去して前記半遮光膜
の表面を露出させる工程と、 前記第1および第3の光透過領域において前記半遮光膜
を除去して前記基板の主表面を露出させる工程と、 前記第3の光透過領域において前記基板の主表面に溝を
形成する工程と、 前記第1の光透過領域において前記半遮光膜を除去して
前記基板の主表面を露出させる工程と、 前記第4の光透過領域において前記遮光膜を除去して前
記位相シフト膜の表面を露出させる工程とを備えた、位
相シフトマスクの製造方法。 - 【請求項7】 ウェハに塗布されたフォトレジストの所
定領域に位相シフトマスクを用いて露光を行なうパター
ン形成方法であって、 前記位相シフトマスクは、 露光光を透過する第1、第2、第3および第4の光透過
領域と露光光の透過を遮る遮光領域とを有し、かつ前記
第3の光透過領域が前記第1および第2の光透過領域を
透過する露光光の位相と異なった位相で露光光を透過す
るように前記第3の光透過領域の主表面に溝を有する基
板と、 前記第2および第4の光透過領域を覆い、前記第1およ
び第3の光透過領域を露出するように前記基板の主表面
上に形成され、かつ露光光の強度を減衰させる半遮光膜
と、 前記第4の光透過領域を透過する露光光の位相が前記第
1および第2の光透過領域を透過する露光光の位相と異
なった位相となるように、かつ前記第3の光透過領域を
透過する露光光の位相と実質的に同じ位相となるように
前記第4の光透過領域を覆い、前記第1、第2および第
3の光透過領域を露出するように前記基板の主表面上に
形成された位相シフト膜と、 前記遮光領域を覆い前記第1、第2、第3および第4の
光透過領域を露出するように前記基板の主表面上に形成
された遮光膜とを備えており、 前記フォトレジストはポジ型フォトレジストであって、
前記フォトレジストを現像することにより前記フォトレ
ジスト表面の前記位相シフトマスクの前記第1および第
3の光透過領域が照射された領域にホールパターンを形
成する、位相シフトマスクを用いたパターン形成方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23646696A JPH1083061A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスクを用いたパターン形成方法 |
| US08/780,266 US5744268A (en) | 1996-09-06 | 1997-01-08 | Phase shift mask, method of manufacturing a phase shift mask and method of forming a pattern with phase shift mask |
| KR1019970003287A KR100201039B1 (ko) | 1996-09-06 | 1997-02-03 | 위상 시프트 마스크, 위상 시프트 마스크의 제조 방법 및 위상 시프트 마스크를 사용한 패턴 형성 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23646696A JPH1083061A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスクを用いたパターン形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083061A true JPH1083061A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17001169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23646696A Withdrawn JPH1083061A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスクを用いたパターン形成方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5744268A (ja) |
| JP (1) | JPH1083061A (ja) |
| KR (1) | KR100201039B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (6)
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