JPH1084119A - レートセンサを製造するための方法 - Google Patents
レートセンサを製造するための方法Info
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Abstract
を備えたレートセンサを製造するための方法において、
レートセンサ及び導体路が第3の層から構造化されてお
り、導体路が切欠きを介して第3の別の領域に対して電
気的に絶縁され、かつ電気的に絶縁性の第2の層を介し
て第1の層に対して電気的に絶縁されている。 【効果】 前記手段に基づき、3層構造によって形成さ
れて簡単な電気接触が達成される。第1及び第3の層に
とって同一のエッチングプロセスが用いられるので、特
に合理的な製造が可能である。
Description
struktur)及び該振動構造のための懸架部(Auf-haengun
g)を備えたレートセンサを製造するための方法であっ
て、振動構造が少なくとも部分的に櫛形構造を備えた加
速度センサとして構成されており、第1の層、絶縁性の
第2の層及び第3の層を備えたサブストレートから成っ
ており、a)第3の層に櫛形構造及び導体路を構造化し
て、b)第2の層を櫛形構造の下側で少なくとも部分的
に除去して、c)第1の層に不活性層を施し、該不活性
層を振動構造の領域で除去して、第1の層を振動構造の
領域で所定の厚さまで切除し、d)第3の層、第2の
層、及び第1の層から振動構造を構造化する形式のもの
に関する。
530736.4号明細書に、レートセンサを製造する
ための方法が記載されている。レートセンサは3層構造
で構成されている。レートセンサ及び導体路が第3の層
から構造化(herausstruktieren)されている。導体路は
切欠きを介して第3の層の別の領域に対して電気的に絶
縁され、かつ電気的に絶縁性の第2の層を介して第1の
層に対して電気的に絶縁されている。第3の層からのレ
ートセンサ及び導体路の構造化がドライエッチング法を
用いて行われる。レートセンサの領域で第1の層が付加
的に薄くされる。このことは化学的なウエットタイプ(n
asschemisch)のエッチングによって、例えば軽く加熱さ
れた水酸化カリウム溶液内で行われる。エッチングプロ
セスによって規定されて第1の層にエッチングを設け
て、該エッチングマスクが酸化シリコン及び亜硝酸塩(N
itrit)から成っていて構造化される中間層によって形成
されている。
て、レートセンサ及び電気的な供給部が1つの3層構造
によって形成され、この場合、すべてのシリコン・エッ
チング段階(Silizium-Aetzschritt)が同一のエッチング
法によって行われる。これによって、製造方法が特に簡
単になり、従ってレートセンサが経済的に製造される。
と、利点として、絶縁層がエッチングストッパとして関
与させられる。このことは有利であり、それというのは
振動質量がエッチング時間の規定によってエッチング深
さを規定しているエッチングに際して著しく目標値に近
い値を占めるからである。
セスの省略によって、第1の層の切除(Abtragen)も最後
に行われる。このことは有利であり、それというのはサ
ブストレートの取り扱いが容易になるからであり、従来
は不可能であったのであり、それというのはエッチング
溶液が第3の層を巻き添えにするからである。
は酸化珪素から成っており、これによって高価なプラズ
マ窒化プロセスが省略される。さらに別の利点として、
液状のエッチング剤による構造の汚れが避けられる。さ
らに、化学的なウエットタイプのエッチングのためのエ
ッチング容器内へのウエハーの組み込みが省略され、ひ
いては処理の困難なプロセス段階が省略される。加速度
センサの製造のために最小の方法でもっぱら3つのマス
ク段階が必要であるだけである。
層をボンドパッド(Bondpad)及び供給導線の形で導体路
上に設けることによって改善される。商業的に入手可能
な絶縁体・オン・シリコン(SOI)・層構造をサブストレ
ートとして用いると、合理的でかつ有利である。
・サブストレート(Silizium-Siliziumoxid-Silizium-Su
bstrat)によって、異方性のエッチングのための良好に
改善された簡単な方法が用いられる。第1の層の切除の
後の絶縁層の除去は有利であり、それというのは除去に
よって、第1の層を形成する3層構造の機械的な内部応
力が減少させられるからである。これによってセンサの
耐用年数が増大され、振動質量の固有振動数が減少され
る。
り、該加速度センサ(Beschleunigungssensor)は3層構
造(Dreischichtsystem)で構成されている。この実施例
では絶縁体・オン・シリコン(SOI)・層構造(Silicon-on
-Insulator-Schichtsystem)が用いられる。別の3層構
造も考えられ、この場合、最上の層が構造化可能(struk
turierbar)で、かつ中央の層が構造化可能であって側方
をエッチング可能でかつ絶縁されていなければならな
い。
成る第1の層1が用いられている。第1の層1上に、酸
化珪素から成る第2の層2が形成されている。第3の層
3は同じく珪素から成っている。第3の層3の中央に変
位可能な質量体7を構造化してあり、該質量体(Masse)
は長尺の支持体(Traeger)から成っており、支持体は両
方の縦側面にそれぞれ3つのプレートを有している。プ
レートは支持体の長手方向に対して直角に配置されてい
る。変位可能な質量体7は各端部でたわみウエブ(Biege
steg)17を介して保持部(Halterung)18と支持体の長
手方向に変位可能に結合されている。保持部18は第2
の層2を介して第1の層1に堅く結合されている。変位
可能な質量体7及びたわみウエブ17の下側で第2の層
2は除去されている。このことはSiO2においてエッチン
グ法によって行われる。変位可能な質量体の構造は、ド
イツ連邦共和国特許出願第4419844号明細書に記
載の構造に相応している。
に、第3の層3から成る長尺の保持ビーム19を形成し
てあり、該保持ビームが3つのプレートを有しており、
プレートは変位可能な質量体7の支持体の方向に垂直に
向けられている。保持ビーム19は第2の層2を介して
第1の層1に堅く結合されている。保持ビーム19のプ
レートはそれぞれ、変位可能な質量体7の左側に配置さ
れている。変位可能な質量体7が変位すると、変位可能
な質量体7の一方の側に配置されたプレートと第1の保
持ビームのプレートとの間の間隔が縮小し、同時に、変
位可能な質量体7の他方の側に配置されたプレートと第
2の保持ビーム19のプレートとの間の間隔が増大す
る。両方の保持ビーム19から導体路(Leiterbahn)4が
加速度センサの共通の縁部に導かれている。導体路4は
第3の層3から形成されていて、第2の層2を介して第
1の層1に対して電気的に絶縁されている。導体路4は
切欠き(Ausnehmung)を介して第3の層3の別の領域に対
して電気的に絶縁されている。同じく1つの導体路4が
第3の層3から形成され、変位可能な質量体7から加速
度センサの1つの縁部に導かれていて、第2の層2を介
して第1の層1に対して電気的に絶縁され、かつ切欠き
10を介して第3の層3の別の領域に対して同じく絶縁
されている。切欠き10の形成及び絶縁層としての第2
の層2の使用によって、第3の層3内に導体路4を形成
することが可能であり、該導体路が加速度センサの接触
のために用いられる。
路4に導電性の層24を形成することによって達成され
る。導電性の層としては例えばアルミニウムのような材
料が用いられる。変位可能な質量体7の変位に際して、
該変位可能な質量体7のプレートと1つの保持ビームの
プレートとの間の間隔が減少され、かつ該質量体のプレ
ートと別の保持ビームのプレートとの間の間隔が増大さ
れることによって、2つの測定信号(Messsignal)が得ら
れる。2つの測定信号は評価されて、変位可能な質量体
7のプレートと保持ビーム19のプレートとの間の容量
の変化に基づき質量体7の変位、ひいては有効な力が算
出される。導体路4は接点20に導かれる。接点20で
は加速度センサの測定信号が取り出される。
4号明細書により公知の加速度センサにおいては、運動
可能な各プレートが定置の2つのプレート間に配置され
ている。このようなセンサは導体路交差(Leiterbahnueb
erkreuzung)が可能である場合にのみ実現できる。この
ような導体路交差はセンサ製造の際の大きな費用につな
がる。本発明に基づくセンサにおいては導体路交差は必
要ではなく、それというのは変位可能な質量体7に懸架
された運動可能な各プレートにもっぱら1つの定置のプ
レートしか配属されていないからである。個々の領域の
相互の絶縁は上側の層3内への溝のエッチング形成によ
って行われる。下側の層1に対する絶縁は非導電性の中
間層2によって保証されている。このようなセンサは特
に簡単に製造される。
示しており、該レートセンサのフレーム8内にはウエブ
9を介して振動質量(Schwingmasse)5が振動可能に配置
されている。振動質量5は駆動手段21によって直線的
な振動に励起される。駆動手段としては例えば電気的、
磁気的若しくは圧電式の駆動装置が用いられる。適当な
駆動手段が例えばヨーロッパ特許第539393号明細
書により公知である。振動質量5には加速度センサ6が
図1に対応して取り付けられている。加速度センサ6は
振動質量5の振動方向に対して直角に検出方向に配置さ
れている。保持ビーム及び変位可能な質量体7から出発
している導体路4は、ウエブ9を介してフレーム8に案
内されている。該センサは加速度センサに相応して第
1、第2及び第3の層から構成されている。導体路4が
第3の層3から形成されている。導体路4はフレーム8
内で切欠き10によってフレーム8の第3の層3から電
気的に絶縁されている。さらに導体路4はフレーム8の
第2の層2を介してフレーム8の第1の層1から電気的
に絶縁されている。該加速度センサは概略的にしか示さ
れておらず、それというのは層構造は既に図1で詳細に
述べてあるからである。
らも形成されている。このことを図3及び図4でさらに
詳細に述べる。縁部8に配置された導体路4は直接にウ
エブ9に移行しており、その結果、ウエブ9を介して、
振動質量5に配置された加速度センサの電気的な接触が
行われる。振動質量5上でウエブ9が終わる領域に、同
じく絶縁溝10が上側の層3内に設けられており、従っ
てこの場合にもウエブ9を介して振動質量5へ若しくは
振動質量から導かれる信号の電気的な絶縁が保証され
る。
い電気接触を行うことなしに、レートセンサを構成する
ことが可能である。導体路4がフレーム8内まで電気的
に絶縁して導かれていることによって、フレーム8内で
の導体路4の電気的な簡単な接触が行われ得る。別の利
点としてレートセンサが加速度センサを用いる方法で3
層構造、有利には絶縁体・オン・シリコン・層構造によ
って形成されている。
段階を示している。図3の(1)には、第1の層1及び
該層上に形成された第2の層2を有する3層構造が示し
てある。第2の層2上には第3の層3が配置されてい
る。第1の層1は珪素から成り、第2の層2は酸化珪素
(Siliziumoxid)から成り、第3の層3は珪素から成って
いる。別の3層構造を用いることもでき、該3層構造、
例えばSiO2, Si3N4,Al2O3 、ポリイミド、テフロン及び
炭化珪素(Si-Karbid) は選択的に切除され得る。出発材
料(Ausgangsmaterial)として、例えば絶縁体・オン・シ
リコン(SOI)・ウエハーが用いられ、第3の層3はp++
若しくはn++のドーピングされた珪素から成っていて、
ほぼ15μmの厚さを有している。第2の層2は酸化珪
素から成っていて、μm-範囲の厚さを有している。第1
の層1はシリコンウエハーによって示されていて、厚さ
は標準的には500マイクロメートルである。薄いウエ
ハーは有利であるものの、安定性の不足に基づき取り扱
いの問題が生じる。同じくエピ・ポリ・ウエハー(Epi-P
oly-Wafer)も使用され、エピ・ポリ・ウエハーの製造及
びセンサのための使用が既にドイツ連邦共和国特許出願
第4318466号明細書に記載されている。第3の層
3のために、p-若しくは n-ドーピングされたシリコン
層を用いて、該シリコン層は第2の層2としての数μm
の厚さの酸化シリコン層上に取り付けられている。エピ
・ポリシリコン層(Epi-Polysiliziumschicht)はほぼ1
2μmの厚さである。
ー(Epi-Poly-Wafer)においては第3の層3上の導体路の
領域にアルミニウムが蒸着若しくはスパッタリングされ
ている。設けられたアルミニウムはフォトリトグラフ段
階及びエッチング法によって導体路4の形で導電性の層
24として形成される。
ack)を塗布してあり、フォトラッカは振動質量5の組み
立てられる所定の領域で再び除去される。これによっ
て、構造化された第1のカバー層(Abdeckschicht)11
が生じる(図3の(2))。
塗布してあり、レートセンサの櫛形構造(Kammstruktur)
に相応して構造化される。次いで第3の層3内にレート
センサの櫛形構造がエッチング成形される。この場合、
ドイツ連邦共和国特許第4241045号明細書に記載
された異方性のシリコンエッチング法(anisotropes Sil
iziumaetzverfahren)が用いられる。これにより、大き
な相比を有する櫛形構造が形成される。さらに、第1の
層1がドライエッチング法(Trockenaetzverfahren)によ
ってほぼ100μmの残留厚さにエッチングされる。こ
のことは図3の(3)に示してある。ドライエッチング
法は櫛形構造の製造のための方法にほぼ相応している。
トセンサの櫛形構造13の下側で犠牲酸化物として用い
られる第2の層2がエッチングされる。これによって、
第2の層2上に変位可能に設けられた1つの櫛形構造1
3が維持される。このような櫛形構造は図1に基づくレ
ートセンサを表している。しかしながら図3には、図面
を見易くするためにレートセンサのほんらいの構造のみ
が示してある。引き続く処理のために第2の層2が櫛形
構造13の下側で除去される。レートセンサに適した運
動可能な構造が形成される。横方向の大きな寸法に基づ
き、第2の層2は上側の層3の別の領域の下側では除去
されない。引き続く段階でフォトラッカ層(Fotolacksch
icht)30が除去され、かつ新たなフォトラッカ層30
が施されて構造化される。この新しいフォトラッカ層の
構造は溝をエッチングするために利用され、該溝は上側
の層3、第2の層2及び第1の層1を貫通している。エ
ッチングされた溝はウエブ9及び振動質量5を複数層の
サブストレートからエッチング形成するために用いられ
てよい。このことは図3の(4)に示してある。形成さ
れた溝10によって振動質量5の寸法が規定される。振
動質量5に加速度センサの櫛形構造13が形成されてい
る。さらにウエブ9が示してあり、ウエブの寸法が同じ
く溝10によって規定されている。溝10のエッチング
は複数段階のプロセスで行われる。まず例えばフッ素プ
ラズマ(Fluorplasma)で上側の層3が構造化される。別
のエッチング段階、例えば塩素を含むプラズマで第2の
層2が構造化される。別のエッチング段階、例えば同じ
くフッ素プラズマで第1の層1の構造化が行われる。次
いでこのようなプロセスのためのエッチングマスク(Aet
zmaske)として役立つフォトラッカ層が再び除去され
る。
通ることのない横断面が概略的に示してある。しかしな
がら図2のレートセンサのすべてのエレメント、例えば
ウエブ9、振動エレメント(Schwingelement)5、加速度
センサ13のための櫛形構造が示されているので、プロ
セス段階の図示の順序で図2のレートセンサの製造が明
らかである。縁部領域に導体路4を示してあり、該導体
路はもっぱら上側のシリコン層3から構造化されてい
る。導体路は例えば櫛形構造13と同じプロセス段階で
形成されてよい。しかしながら導体路4の横方向の大き
な寸法により、導体路4の下側にある第2の層2のエッ
チングを行わないことが保証されねばならない。選択的
に櫛形構造13の形成の後に、もっぱら導体路構造(Lei
terbahn-struktur)4の形成のために用いられる別のフ
ォトラッカ層を施して構造化することも可能である。こ
のことはしかしながらセンサの製造のための費用を増大
させる。層1の図3の(3)に示す背面エッチング(Rue
ckseitenaetzung)は、振動体5若しくはウエブ9の領域
で下側のシリコン層1を薄くするために役立つ。このよ
うな処置によって、層1に溝10をエッチングして完全
に貫通させるために必要なエッチング時間が短くされ
る。
領域の横断面A−Aを示している。この場合、フレーム
8の第3の層3の切欠き(Ausnehmung)10による接続部
20の絶縁が明らかに見て取れる。
のための製造変化例を説明する。この場合、層1のすべ
ての構造化段階は省略してある。図3の(2)の構造か
ら出発して、図3の(3)で既に述べたように、フォト
ラッカ層30が表面に施され、フォトマスクによって構
造化されている。次いでエッチング段階が行われ、例え
ばフッ素プラズマエッチングプロセス(Fluorplasmaaetz
prozess)によって溝10が上側のシリコン層3内に形成
される。この溝は第2の層2まで達している。引き続く
エッチング段階で、酸化珪素から成る第2の層2がエッ
チングされる。このことは、フッ化水素酸水溶液(waess
rige Flusssaeureloesung)内で若しくはフッ化水素酸を
含むガス内で行われてよい。このようなエッチング段階
によって、第2の層が櫛形構造13のための微細にエッ
チングされた溝構造の下側で完全に除去される。しかし
ながら横方向の比較的大きな寸法を有している導体路4
のための構造は、層2によって機械的に第1の層1に堅
く結合されたままである。このエッチング段階において
フォトマスク30が表面上に留まっているので、例えば
金属構造24もエッチング媒体の作用に対して保護され
ていて、従ってアルミニウムから成っていてよい。レー
トセンサを製造するためのこのようなプロセスは特に、
用いられる少ないプロセス段階によって特徴付けられ
る。著しく経済的なレートセンサが製造される。
方法を示している。この場合に用いられる3層構造は第
1の層1、第2の層2及び第3の層3から成っている。
第1の層1は珪素から成っており、第2の層2は酸化珪
素から成っており、第3の層3は強くpドーピング(p-d
otiert)若しくはnドーピング(n-dotiert)された珪素か
ら成っている。第3の層3上に、有利には導体路4の領
域に金属導体路24が設けられている。このことは、ス
パッタリング若しくは蒸着及び最終的な構造化によって
行われる。次いで、金属導体路24及び第3の層3の上
に酸化珪素から成る第3のカバー層14が施される。第
1の層1にラッカから成る第1のカバー層11が施され
て構造化される。次いで、第3のカバー層14が加速度
センサの櫛形構造13に対応して、導体路4及びウエブ
9の形に対応して構造化される。構造化された第3のカ
バー層14にフォトラッカの形の第4のカバー層16が
施される。第4のカバー層16はウエブ9の形で除去さ
れる。このことは図4の(3)に示してある。さらに、
第1の層1がフレーム8の内側で所定の100μmの厚
さまでエッチング除去され、不活性層(Passivierungssc
hicht)17でカバーされる。このことは図4の(4)に
示してある。次いで1つのエッチングプロセスで溝が形
成される。この溝のために、構造化された第4のカバー
層16がエッチングマスクとして役立つので、まずウエ
ブ9の幾何学的な形だけがエッチングされる。この溝
は、層3及び2が完全に貫通されかつ層1がエッチング
によって同じく部分的に貫かれるように深くエッチング
される。このようなエッチングは、残された厚さが層3
の厚さにほぼ相応するまで、層1内に深く行われる。こ
のことは図4の(5)に示してある。次いで、第4のカ
バー層16が除去されて、エッチングプロセスが続けら
れる。この場合、構造化された第3のカバー層14が、
ウエブ9のための構造、櫛形構造13及び導体路4を含
むエッチングマスクとして作用する。この場合、層3の
珪素材料だけをエッチングして、層2若しくは17をエ
ッチングしないエッチングプロセスが用いられる。この
ようなエッチングはウエブ9のための溝が不活性層17
に達し、かつ櫛形構造13若しくは導体路4のための溝
が第2の層2に達するまでの間、継続される。次いで、
第2の層2が櫛形構造13の下側でエッチング除去され
る。この場合、同時に第2の層2からウエブ9がエッチ
ング成形される。ウエブ9は、第2の層2を介して該ウ
エブ9と第1の層1とを堅く結合するように幅広に形成
されている。次いで不活性層23がエッチング除去され
る。このようにして、図2に対応するレートセンサが保
たれる。このことは図4の(7)に示してある。
してある。この製造方法は、エッチング可能な層2、例
えば酸化珪素を施されたシリコンサブストレート(Siliz
ium-substrat)1から出発する。さらに選択的に層2に
はポリシリコンスタート層(Polysiliziumstartsicht)4
0が施されていてよい。次いで第2の層2、場合によっ
ては該層上に施されたポリシリコンスタート層40の構
造化が行われる。次いで、析出によって別のシリコン層
3が形成される。この別のシリコン層30は、ドイツ連
邦共和国特許出願第4318466号明細書に記載して
あるように、エピタクシー反応器(Epitaxiereaktor)内
で析出されてよい。層3が直接にシリコンサブストレー
ト1に接触する領域内で、シリコン層3は単結晶のシリ
コン層として成長する。別の領域ではポリシリコンスタ
ート層40が多結晶のシリコン層の成長のためのスター
ト層として作用する。このように形成された層構造は図
5の(2)に示してある。次いで、エッチングマスク及
びエッチング段階を行うことによって、溝構造が上側の
シリコン層3及びポリシリコンスタート層内に形成され
て、第2の層2まで達する。次いで、溝は加速度センサ
のための櫛形構造13も形成する。さらに、背面から出
発して凹所がエッチング形成されて、第1のシリコン層
1の厚さが減少される。このことは前に述べたようにド
ライエッチングによって行われてよく、このようにして
形成された構造は図5の(3)に示してある。図5の
(4)には、溝構造10がどのようにして設けられるか
示してあり、該溝構造は上側の層3、ポリシリコン層4
0、第2の層2及び第1の層1を貫いて延びている。こ
れによって、振動体(Schwinger)5及びウエブ9が形成
される。このエッチングプロセスのために、ほぼ珪素の
みをエッチングするエッチングプロセスが用いられる。
これによって上側の層3及び下側の層1がエッチングさ
れる。溝構造10のためのマスキングが第2の層2の既
に形成された構造の上に位置しているので、このような
エッチングプロセスによってサブストレート全体が貫通
させられる。この場合、上側の層3の寸法だけがエッチ
ングマスクによってコントロールされる。下側の層1の
幾何学的な寸法は、既に層2内に形成された構造によっ
て規定される。このことは、構造化された層2が下側に
位置する層1のエッチングのためのエッチングマスクと
して役立つことに起因する。このことは、層2の構造に
対するエッチングマスクの調節誤差を補償するためにも
用いられる。このために、溝10のためのエッチングマ
スクの幾何学的な寸法が層2の構造よりもいくらか大き
く選ばれている。このプロセスにおいて重要なことは、
第1の層1の構造の精度が図5の(1)に示してあるよ
うに層2の構造の精度にほぼ左右されることである。層
2の図5の(1)に示してある構造は、特に高い精度で
行われ、その結果、振動エレメント5若しくはウエブ9
の幾何学的な寸法も極めて正確である。上側の層3の厚
さが10μmの寸法であり、下側の層1の厚さが50μ
mの寸法であるので、振動体5及びウエブ9の幾何学的
な寸法が特に高い精度で生ぜしめられる。さらに有利に
は、層2の前構造化によって溝10のエッチング法が唯
一のプロセス段階で行われる。これによって構造化も簡
単になる。
べるエッチングは、図3で既に述べたように複数のフォ
トラッカを用いるか、若しくは図4で既に述べたように
上下に配置された複数のマスクを用いて行われる。
出されたポリシリコンスタート層40も構造化される。
この場合、上側のシリコン層3は単結晶のシリコン領域
を有している。選択的に、第2の層2の構造化を既に行
った後にはじめてポリシリコンスタート層40を設ける
ことも可能である。この場合には、上側のシリコン層3
が完全に多結晶のシリコン層として成長する。
て、櫛形構造13をアンダーエッチング(unteraetzen)
するために、さらに第2の層2のエッチングが行われ
る。
法が示してある。この製造方法は図5の(2)に示して
あるようにサブストレートから出発している。エッチン
グマスク(Aetzmaskierung)41を設け、該エッチングマ
スクは例えば酸化珪素から成っていてよい。しかしなが
ら、例えばフォトラッカから成る別のエッチングマスク
も考えられる。エッチングマスク41は構造42を有し
ており、該構造は完全にシリコン層3まで達している。
さらに、溝43を設けてあり、該溝は層3までは達して
いない。構造2は、エッチングがサブストレートを貫い
て背面まで完全に行われたい箇所に設けられている。構
造43は、上側のシリコン層3のエッチングが行われた
い所に設けられている。図6の(1)に基づくサブスト
レートのエッチングによって、レートセンサが図5の
(4)に示すように形成される。図6の(2)はこのエ
ッチング法の中間段階を示している。マスキング層41
の除去をも行うエッチング法が用いられる。選択的に、
マスキング層41の除去を行う中間エッチング段階を用
いることも可能である。シリコン表面の所定の領域が始
めから露出しているので、該領域が、エッチングプロセ
スの経過中にようやく露出される領域よりも早く行われ
る。このことは図6の(2)に示してある。エッチング
マスクの構造42に相応する溝10がエッチングの中間
段階で既に完全に上側のシリコン層3を貫通していて、
部分的に深く第1のシリコン層1内に達している。エッ
チングマスク41の構造43に相応する櫛形構造13
は、わずかにしか上側のシリコン層3内に達していな
い。エッチングプロセスの継続に際して図5の(4)に
示すような構造が生じる。
化珪素から成るエッチングマスク層の製造のための2段
階の方法によって行われる。このために、シリコン層が
まず完全に平らに分離される。次いで第1のフォトラッ
カを用いた処理によって、構造43がエッチング成形さ
れる。次いで第2のフォトラッカマスクが設けられて、
構造42がエッチング成形される。次いでフォトラッカ
マスクの除去の後に、図6の(1)に示す2段階のエッ
チング層が用いられる。この方法において、エッチング
マスク41の形成の後に上面に別のフォトラッカプロセ
スを必要としないことは有利である。この種のフォトラ
ッカプロセスは常にある程度の危険を伴って既に形成さ
れた構造に結合されているので、プロセスの安全性が改
善される。
〜4)に示してある。図5に示した方法に対して異なる
点が第1の層としての(SOI)-層構造の使用にある。この
場合、第1の層が第1のシリコン層100、酸化物10
1及び第2のシリコン層102から形成される。別の相
違点が2層のマスクの使用にある。
第1のシリコン層100、酸化物101及び第2のシリ
コン層102から成っている。図5の(1)の記載から
明らかな形式で、ここでは両方の層40,2から成る第
2の層が設けられて、構造化される。中間製品が図7の
(1)に示してある。
第3の層3が設けられて、酸化物ハードマスク(Oxidhar
dmaske)105を備えている。酸化物ハードマスク10
5は、図7の(2)に示すように、櫛形構造及び溝構造
のための窓を有している。
ク106を設け、該マスクは溝構造のための窓を有して
いる。さらに、マスク11を第1の層の背面に設け、該
マスクは1つの窓を備えており、該窓は少なくとも振動
質量の横方向の寸法を有している。次いで、第1の層の
切除が水酸化カリウムエッチング(Kaliumhydroxid-aetz
en)若しくはドライエッチングによって行われ、この場
合、SOI-層構造の酸化物101がエッチングストッパ(A
etzstop)として役立つ。従って、第1の層の切除がほぼ
珪素100内で行われる。これによって、特に正確なエ
ッチング深さ及び振動質量の特に正確な寸法が可能であ
る。第1の層1を酸化物101まで切除した後の中間製
品は図7の(3)に示してある。
カ若しくは酸化物、若しくはシリコン窒化物を含む酸化
物(最後のダブルマスクがKOH-エッチングに際して用い
られる)から成る背面のマスクが酸化物101の露出す
る部分と一緒に除去される。安定性を維持するために、
第1の層の切除部が部分的にラッカ110で満たされ、
該ラッカは第3の層3上の第2のマスク106のラッカ
と異なる溶媒内で溶解可能である。次いで第3の層3か
ら出発して第3、第2及び第1の層から溝構造10が加
工形成され、前面のラッカマスク106の除去の後に櫛
形構造13がエッチングされる。両方のエッチングプロ
セスは有利にはドライエッチングによって行われる。こ
の状態の構成部分が図7の(4)に示してある。
2つのプロセス段階が必要であり、該プロセス段階はこ
こでは示されておらず、それというのは該プロセス段階
は前の実施例と関連して示してあるからである。
例えばストリップ(Strippen)によって行われる。他方で
は、最後の段階で第2の層2が櫛形構造3の下側でガス
相エッチング(Gasphasenaetzen)によって除去される。
さらにこのようなプロセスにおいて、もっぱらドライエ
ッチングの使用によって、有利であると認められる段階
の交換の可能性が得られる。
加速度センサ、 7質量体、 8 フレーム、 9
ウエブ、 13 櫛形構造、 17 たわみウエブ、
18 保持部、 10 切欠き、 14,16 第4の
カバー層、17 不活性層、 19 保持ビーム、 2
0 接点、 21 駆動手段、 24 層、 40 ポ
リシリコンスタート層、 41 エッチングマスク、
42,43 構造
Claims (12)
- 【請求項1】 振動構造及び該振動構造のための懸架部
を備えたレートセンサ(6)を製造するための方法であ
って、振動構造が少なくとも部分的に櫛形構造を備えた
加速度センサとして構成されており、第1の層(1)、
絶縁性の第2の層(2)及び第3の層(3)を備えたサ
ブストレートから成っており、 a)第3の層(3)に櫛形構造及び導体路(4)を構造
化して、 b)第2の層(2)を櫛形構造の下側で少なくとも部分
的に除去して、 c)第1の層(1)に不活性層(11)を施し、該不活
性層(11)を振動構造の領域で除去して、第1の層
(1)を振動構造の領域で所定の厚さまで切除し、 d)第3の層(3)、第2の層(2)、及び第1の層
(1)から振動構造を構造化する形式のものにおいて、
a〜dの段階を任意の順序で行うようにして、この場
合、aの段階をbの段階の前に行い、かつ第1の層の切
除をドライエッチングプロセスで行うことを特徴とす
る、レートセンサを製造するための方法。 - 【請求項2】 導体路を設けてあり、導体路を第2の層
に堅く結合して、櫛形構造から振動構造の懸架部に導い
てある請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 導電性の層(24)を導体路(4)上に
形成する請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 サブストレートが絶縁体・オン・シリコ
ン層構造から成っている請求項1から3のいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項5】 サブストレートの第1の層(1)が珪素
から成っており、サブストレートの絶縁性の第2の層
(2)が酸化珪素から成っており、サブストレートの第
3の層(3)が珪素から成っている請求項4記載の方
法。 - 【請求項6】 第1の層(1)が絶縁体・オン・シリコ
ン層構造から成っており、第2の層が酸化物から成って
おり、第3の層が珪素から成っている請求項1から3の
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 絶縁体・オン・シリコン3層構造として
構成された第1の層及び又は別の層の酸化物をエッチン
グストッパとして用いる請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 振動構造及び該振動構造のための懸架部
を備えたレートセンサ(6)を製造するための方法であ
って、振動構造が少なくとも部分的に櫛形構造を備えた
加速度センサとして構成されており、第1の層(1)、
絶縁性の第2の層(2)及び第3の層(3)を備えたサ
ブストレートから成っており、 a)第3の層(3)に櫛形構造及び導体路(4)を構造
化して、 b)第2の層(2)を櫛形構造の下側で少なくとも部分
的に除去して、 c)第1の層(1)に不活性層(11)を施し、該不活
性層(11)を振動構造の領域で除去して、第1の層
(1)を振動構造の領域で所定の厚さまで切除し、 d)第3の層(3)、第2の層(2)、及び第1の層
(1)から振動構造を構造化する形式のものにおいて、
a〜dの段階を任意の順序で行うようにして、この場
合、aの段階をbの段階の前に行い、かつ第1の層の切
除を振動構造の構造化の前に行って、第1の層(1)と
してSOI-3層構造を用いることを特徴とする、レートセ
ンサを製造するための方法。 - 【請求項9】 SOI-3層構造の酸化物(101)を第1
の層の切除のためのエッチングストッパとして関与させ
る請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 SOI-3層構造の酸化物(101)を溝
構造の成形のためのエッチングストッパとして関与させ
る請求項8又は9記載の方法。 - 【請求項11】 SOI-3層構造の酸化物(101)を振
動質量の領域で切除する請求項8から10のいずれか1
項記載の方法。 - 【請求項12】 第1の層(1)の切除を化学的なウエ
ットタイプのエッチングプロセスで殊に水酸化カリウム
によって行う請求項8から11のいずれか1項記載の方
法。
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