JPH1085604A - 排気ガス浄化用触媒 - Google Patents
排気ガス浄化用触媒Info
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- JPH1085604A JPH1085604A JP8247543A JP24754396A JPH1085604A JP H1085604 A JPH1085604 A JP H1085604A JP 8247543 A JP8247543 A JP 8247543A JP 24754396 A JP24754396 A JP 24754396A JP H1085604 A JPH1085604 A JP H1085604A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の触媒よりも耐久性が向上し、初期段階
及び高温耐久後においても優れた浄化性能を有する排気
ガス浄化用触媒を提供する 【解決手段】 触媒成分担持層を有する一体構造型触媒
において、触媒成分として、窒化ケイ素(Si3 N4 )
及び/又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(Si
C)と、ロジウムと、白金及び/又はパラジウムとを含
有し、特に白金及び/又はパラジウム含有層には窒化ケ
イ素及び/又は窒化ホウ素が含まれ、ロジウム含有層に
は炭化ケイ素が含まれ、また更に特に白金及び/又はパ
ラジウム含有層を内層側に、ロジウム含有層を表層側に
配置してなる排気ガス浄化用触媒。
及び高温耐久後においても優れた浄化性能を有する排気
ガス浄化用触媒を提供する 【解決手段】 触媒成分担持層を有する一体構造型触媒
において、触媒成分として、窒化ケイ素(Si3 N4 )
及び/又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(Si
C)と、ロジウムと、白金及び/又はパラジウムとを含
有し、特に白金及び/又はパラジウム含有層には窒化ケ
イ素及び/又は窒化ホウ素が含まれ、ロジウム含有層に
は炭化ケイ素が含まれ、また更に特に白金及び/又はパ
ラジウム含有層を内層側に、ロジウム含有層を表層側に
配置してなる排気ガス浄化用触媒。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス浄化用触
媒に関し、特に自動車等の内燃機関から排出される排気
ガス中の炭化水素(以下、「HC」と称す)、一酸化炭
素(以下、「CO」と称す)及び窒素酸化物(以下、
「NOx」と称す)を効率良く浄化することができ、し
かも、高温耐久後も浄化性能に優れる排気ガス浄化用触
媒に関する。
媒に関し、特に自動車等の内燃機関から排出される排気
ガス中の炭化水素(以下、「HC」と称す)、一酸化炭
素(以下、「CO」と称す)及び窒素酸化物(以下、
「NOx」と称す)を効率良く浄化することができ、し
かも、高温耐久後も浄化性能に優れる排気ガス浄化用触
媒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、排気ガス浄化用触媒は耐久性
が不十分で、高温耐久後には触媒の浄化性能が著しく低
下するため、高温での耐久後においても低温活性と定常
転換性能に優れた排気ガス浄化用触媒の開発が期待され
ている。
が不十分で、高温耐久後には触媒の浄化性能が著しく低
下するため、高温での耐久後においても低温活性と定常
転換性能に優れた排気ガス浄化用触媒の開発が期待され
ている。
【0003】従来、自動車の排気ガス浄化用触媒の活性
種としては、白金、ロジウム、パラジウムのうち少なく
とも一種が用いられ、また該活性種の担体としては、比
表面積の高い活性アルミナ等が広く用いられてきた。し
かしながら、従来使用されている活性アルミナは熱安定
性が不十分であり、高温下では結晶構造が変化して、B
ED比表面積が著しく小さなα−アルミナへ相転移を起
こす。アルミナの結晶構造がこのように変化する際に、
貴金属のシンタリングや凝集を促進し、また、アルミナ
と貴金属とが固相反応を起こして不活性な化合物を形成
して、触媒の活性低下が否めないという問題があった。
従って、近年では、アルミナと貴金属とが反応すること
による不活性な化合物を形成せず、しかも、耐熱性も高
いセラミック材料を触媒中に含有させることにより、触
媒の耐久性を向上させる工夫が行なわれてきた。
種としては、白金、ロジウム、パラジウムのうち少なく
とも一種が用いられ、また該活性種の担体としては、比
表面積の高い活性アルミナ等が広く用いられてきた。し
かしながら、従来使用されている活性アルミナは熱安定
性が不十分であり、高温下では結晶構造が変化して、B
ED比表面積が著しく小さなα−アルミナへ相転移を起
こす。アルミナの結晶構造がこのように変化する際に、
貴金属のシンタリングや凝集を促進し、また、アルミナ
と貴金属とが固相反応を起こして不活性な化合物を形成
して、触媒の活性低下が否めないという問題があった。
従って、近年では、アルミナと貴金属とが反応すること
による不活性な化合物を形成せず、しかも、耐熱性も高
いセラミック材料を触媒中に含有させることにより、触
媒の耐久性を向上させる工夫が行なわれてきた。
【0004】セラミック材料を含有させた触媒として
は、例えば、特開昭59−52529号公報、特開平2
−233146号公報及び特公平7−23209号公報
等に開示されているものがある。
は、例えば、特開昭59−52529号公報、特開平2
−233146号公報及び特公平7−23209号公報
等に開示されているものがある。
【0005】特開昭59−52529号公報には、γ−
アルミナに金属並びにセラミックスウィスカーを添加す
ることにより、触媒担体と触媒コート層との密着性を向
上させ、触媒中のクラックの発生を抑制し、従来に比べ
て耐熱性が向上した排気ガス浄化用触媒が開示されてい
る。
アルミナに金属並びにセラミックスウィスカーを添加す
ることにより、触媒担体と触媒コート層との密着性を向
上させ、触媒中のクラックの発生を抑制し、従来に比べ
て耐熱性が向上した排気ガス浄化用触媒が開示されてい
る。
【0006】また、特開平2−233146号公報に
は、バインダとして、窒化ケイ素(Si3 N4 )又は炭
化ケイ素(SiC)をケイ素の有機金属化合物とともに
使用することで、ゼオライト粒子の再配列及び緻密化を
抑制し、従来に比べて耐熱性が向上した排気ガス浄化用
触媒が開示されている。
は、バインダとして、窒化ケイ素(Si3 N4 )又は炭
化ケイ素(SiC)をケイ素の有機金属化合物とともに
使用することで、ゼオライト粒子の再配列及び緻密化を
抑制し、従来に比べて耐熱性が向上した排気ガス浄化用
触媒が開示されている。
【0007】特公平7−23209号公報には、特殊な
製造方法により造られた100m2/g以上の高比表面
積を有するSiCに、ロジウム(Rh)や白金(Pt)
を担持することで、高温下でも高活性である排気ガス浄
化用触媒が開示されている。
製造方法により造られた100m2/g以上の高比表面
積を有するSiCに、ロジウム(Rh)や白金(Pt)
を担持することで、高温下でも高活性である排気ガス浄
化用触媒が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開昭5
9−52529号公報及び特開平2−233146号公
報に記載された触媒は、Si3 N4 又はSiC等のセラ
ミックスを触媒中に添加することで、クラックの発生及
びゼオライト粒子の緻密化抑制を図る一方、触媒活性種
である貴金属自体の安定化や耐久性向上が図られていな
いため、従来に比べて耐熱性が向上したとは言え、まだ
十分な耐熱性及び浄化性能が得られないという問題があ
った。
9−52529号公報及び特開平2−233146号公
報に記載された触媒は、Si3 N4 又はSiC等のセラ
ミックスを触媒中に添加することで、クラックの発生及
びゼオライト粒子の緻密化抑制を図る一方、触媒活性種
である貴金属自体の安定化や耐久性向上が図られていな
いため、従来に比べて耐熱性が向上したとは言え、まだ
十分な耐熱性及び浄化性能が得られないという問題があ
った。
【0009】前記特公平7−23209号公報に記載さ
れた触媒は、高比表面積型SiCを貴金属担持基材とし
て用いることで熱安定性の向上を図っているが、初期性
能が不十分でしかも高価であるという問題があった。
れた触媒は、高比表面積型SiCを貴金属担持基材とし
て用いることで熱安定性の向上を図っているが、初期性
能が不十分でしかも高価であるという問題があった。
【0010】また、近年の触媒においては、従来のコー
ジェライトハニカム担体に代わり耐熱性に優れた担体と
してSiC担体を用いたり、アルミナとSiCとの熱伝
導率の差を利用して触媒層からの除熱促進を図ったりし
ているが、耐熱性や触媒性能に充分な改良効果は得られ
ていない。
ジェライトハニカム担体に代わり耐熱性に優れた担体と
してSiC担体を用いたり、アルミナとSiCとの熱伝
導率の差を利用して触媒層からの除熱促進を図ったりし
ているが、耐熱性や触媒性能に充分な改良効果は得られ
ていない。
【0011】従って、本発明の目的は、従来の触媒より
も耐久性が向上し、初期段階及び高温耐久後においても
優れた浄化性能を有する排気ガス浄化用触媒を提供する
ことにある。
も耐久性が向上し、初期段階及び高温耐久後においても
優れた浄化性能を有する排気ガス浄化用触媒を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために研究した結果、触媒成分として、窒化
ケイ素(Si3 N4 )及び/又は窒化ホウ素(BN)
と、炭化ケイ素(SiC)と、ロジウムと、白金及びパ
ラジウムとを含有することにより、初期段階及び高温耐
久後においても優れた浄化性能を有する触媒が得られる
ことを見出し、本発明に到達した。
を解決するために研究した結果、触媒成分として、窒化
ケイ素(Si3 N4 )及び/又は窒化ホウ素(BN)
と、炭化ケイ素(SiC)と、ロジウムと、白金及びパ
ラジウムとを含有することにより、初期段階及び高温耐
久後においても優れた浄化性能を有する触媒が得られる
ことを見出し、本発明に到達した。
【0013】本発明の請求項1記載の排気ガス浄化用触
媒は、触媒成分担持層を有する一体構造型触媒におい
て、触媒成分として、窒化ケイ素(Si3 N4 )及び/
又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(SiC)と、
ロジウムと、白金及び/又はパラジウムとを含有するこ
とを特徴とする。
媒は、触媒成分担持層を有する一体構造型触媒におい
て、触媒成分として、窒化ケイ素(Si3 N4 )及び/
又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(SiC)と、
ロジウムと、白金及び/又はパラジウムとを含有するこ
とを特徴とする。
【0014】更に、請求項1記載の排気ガス浄化用触媒
の耐久後における触媒性能を有効に発現させるために、
基材と貴金属との相性を考慮し、請求項2記載の排気ガ
ス浄化用触媒は、白金及び/又はパラジウム含有層には
窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素が含まれ、ロジウム含
有層には該炭化ケイ素が含まれることを特徴とする。
の耐久後における触媒性能を有効に発現させるために、
基材と貴金属との相性を考慮し、請求項2記載の排気ガ
ス浄化用触媒は、白金及び/又はパラジウム含有層には
窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素が含まれ、ロジウム含
有層には該炭化ケイ素が含まれることを特徴とする。
【0015】更に、請求項2記載の排気ガス浄化用触媒
中の貴金属間の排気ガス浄化性能相乗作用を効率良く発
現させるために、請求項3記載の排気ガス浄化用触媒
は、白金及び/又はパラジウム含有層を内層側に、ロジ
ウム含有層を表層側に配置してなることを特徴とする。
中の貴金属間の排気ガス浄化性能相乗作用を効率良く発
現させるために、請求項3記載の排気ガス浄化用触媒
は、白金及び/又はパラジウム含有層を内層側に、ロジ
ウム含有層を表層側に配置してなることを特徴とする。
【0016】更に、請求項1〜3いずれかの項記載の排
気ガス浄化用触媒の初期性能を向上させるために、請求
項4記載の排気ガス浄化用触媒は、更にアルミナ粉末が
含有されることを特徴とする。
気ガス浄化用触媒の初期性能を向上させるために、請求
項4記載の排気ガス浄化用触媒は、更にアルミナ粉末が
含有されることを特徴とする。
【0017】更に、請求項4記載の排気ガス浄化用触媒
の触媒コート層の剥離を防ぐために、請求項5記載の排
気ガス浄化用触媒は、窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素
と炭化ケイ素とに対する該アルミナ粉末の含有比率が、
粉末重量比率で3/7〜8/2であることを特徴とす
る。
の触媒コート層の剥離を防ぐために、請求項5記載の排
気ガス浄化用触媒は、窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素
と炭化ケイ素とに対する該アルミナ粉末の含有比率が、
粉末重量比率で3/7〜8/2であることを特徴とす
る。
【0018】更に、請求項4又は5記載の排気ガス浄化
用触媒のアルミナの熱安定性を図るために、請求項6記
載の排気ガス浄化用触媒は、前記アルミナ粉末に、セリ
ウム、ジルコニウム及びランタンからなる群より選ばれ
た少なくとも1種を金属換算で1〜10モル%含むこと
を特徴とする。
用触媒のアルミナの熱安定性を図るために、請求項6記
載の排気ガス浄化用触媒は、前記アルミナ粉末に、セリ
ウム、ジルコニウム及びランタンからなる群より選ばれ
た少なくとも1種を金属換算で1〜10モル%含むこと
を特徴とする。
【0019】更に、請求項1〜6いずれかの項記載の排
気ガス浄化用触媒の還元(リッチ)雰囲気下における触
媒活性を更に向上させるために、請求項7記載の排気ガ
ス浄化用触媒は、セリウム、ネオジウム及びランタンか
らなる群より選ばれた一種を金属換算で1〜40モル%
含み、その残部がジルコニウムであるジルコニウム酸化
物が含有されることを特徴とする。
気ガス浄化用触媒の還元(リッチ)雰囲気下における触
媒活性を更に向上させるために、請求項7記載の排気ガ
ス浄化用触媒は、セリウム、ネオジウム及びランタンか
らなる群より選ばれた一種を金属換算で1〜40モル%
含み、その残部がジルコニウムであるジルコニウム酸化
物が含有されることを特徴とする。
【0020】更に、請求項1〜7いずれかの項記載の排
気ガス浄化用触媒の低温活性及び理論空燃比(ストイ
キ)雰囲気下における触媒活性や耐久性を向上するため
に、請求項8記載の排気ガス浄化用触媒は、更に、ジル
コニウム、ネオジウム及びランタンからなる群より選ば
れた一種を金属換算で1〜40モル%含み、その残部が
セリウムであるセリウム酸化物が含有されることを特徴
とする。
気ガス浄化用触媒の低温活性及び理論空燃比(ストイ
キ)雰囲気下における触媒活性や耐久性を向上するため
に、請求項8記載の排気ガス浄化用触媒は、更に、ジル
コニウム、ネオジウム及びランタンからなる群より選ば
れた一種を金属換算で1〜40モル%含み、その残部が
セリウムであるセリウム酸化物が含有されることを特徴
とする。
【0021】更に、請求項1〜8いずれかの項記載の排
気ガス浄化用触媒の低温活性及びリッチ雰囲気下におけ
る触媒活性を向上させるために、請求項9記載の排気ガ
ス浄化用触媒は、更に、アルカリ金属及びアルカリ土類
金属からなる群より選ばれた少なくとも一種が含有され
ることを特徴とする。
気ガス浄化用触媒の低温活性及びリッチ雰囲気下におけ
る触媒活性を向上させるために、請求項9記載の排気ガ
ス浄化用触媒は、更に、アルカリ金属及びアルカリ土類
金属からなる群より選ばれた少なくとも一種が含有され
ることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の排気ガス浄化用触媒を以
下に説明する。本発明の排気ガス浄化用触媒に含有され
るセラミックス成分としては、活性種である貴金属の触
媒活性を十分に発揮させ、しかも、高温耐久後の基材及
び貴金属の粒成長を抑制してこれらの分散性を維持する
ために、耐熱性に優れる窒化ケイ素(Si3 N4 )及び
/又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(SiC)と
が適切である。SiC,Si3 N4 ,BNには、α型,
β型,六方晶,正方晶等、結晶構造が多種存在するが、
これら結晶構造に関係なく本発明に用いることができ
る。
下に説明する。本発明の排気ガス浄化用触媒に含有され
るセラミックス成分としては、活性種である貴金属の触
媒活性を十分に発揮させ、しかも、高温耐久後の基材及
び貴金属の粒成長を抑制してこれらの分散性を維持する
ために、耐熱性に優れる窒化ケイ素(Si3 N4 )及び
/又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(SiC)と
が適切である。SiC,Si3 N4 ,BNには、α型,
β型,六方晶,正方晶等、結晶構造が多種存在するが、
これら結晶構造に関係なく本発明に用いることができ
る。
【0023】本発明の排気ガス浄化用触媒の触媒成分担
持層に含有される貴金属としては、ロジウムと、白金及
び/又はパラジウムがある。これら貴金属の含有量は触
媒1L容量中0.1〜15gが好ましく、0.1gより
少ないと低温活性や浄化性能が十分に発現せず、逆に1
5gを超えると貴金属の触媒活性は飽和し、経済的にも
有効でない。
持層に含有される貴金属としては、ロジウムと、白金及
び/又はパラジウムがある。これら貴金属の含有量は触
媒1L容量中0.1〜15gが好ましく、0.1gより
少ないと低温活性や浄化性能が十分に発現せず、逆に1
5gを超えると貴金属の触媒活性は飽和し、経済的にも
有効でない。
【0024】また、貴金属の活性を有効に発現させるた
めには、貴金属種に適した基材種を選択することが重要
であり、白金及び/又はパラジウム含有層には炭化ケイ
素よりも窒化物粉末(窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ
素)を、ロジウム含有層には前記窒化物粉末よりも炭化
ケイ素を含有させることが好ましい。また、当該白金及
び/又はパラジウム含有層は内層側に、ロジウム含有層
は表層側に配置されることが特に好ましい。
めには、貴金属種に適した基材種を選択することが重要
であり、白金及び/又はパラジウム含有層には炭化ケイ
素よりも窒化物粉末(窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ
素)を、ロジウム含有層には前記窒化物粉末よりも炭化
ケイ素を含有させることが好ましい。また、当該白金及
び/又はパラジウム含有層は内層側に、ロジウム含有層
は表層側に配置されることが特に好ましい。
【0025】更に、上記排気ガス浄化用触媒には、更に
アルミナ粉末が含有されることが好ましく、アルミナ粉
末としては特に活性アルミナ粉末が好適に用いられる。
活性アルミナは、窒化ケイ素(Si3 N4 )及び/又は
窒化ホウ素(BN)、炭化ケイ素に比べ比表面積が大き
いため、貴金属の分散性がより良好で、より充分な触媒
性能を得ることができる。従って、触媒成分層中に比表
面積の大きいアルミナ粉末、特に活性アルミナを含有さ
せることにより、貴金属の分散性や初期状態におけるガ
スの拡散性を高め、低温活性及び触媒性能を向上させて
いる。
アルミナ粉末が含有されることが好ましく、アルミナ粉
末としては特に活性アルミナ粉末が好適に用いられる。
活性アルミナは、窒化ケイ素(Si3 N4 )及び/又は
窒化ホウ素(BN)、炭化ケイ素に比べ比表面積が大き
いため、貴金属の分散性がより良好で、より充分な触媒
性能を得ることができる。従って、触媒成分層中に比表
面積の大きいアルミナ粉末、特に活性アルミナを含有さ
せることにより、貴金属の分散性や初期状態におけるガ
スの拡散性を高め、低温活性及び触媒性能を向上させて
いる。
【0026】また、上記窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ
素と炭化ケイ素とに対する該アルミナ粉末の含有比率
が、粉末重量比率で3/7〜8/2であるものが好まし
い。3/7よりも小さくなると、窒化ケイ素及び/又は
窒化ホウ素と炭化ケイ素とが少ないため、これによる高
温耐久性能向上効果が十分に得られない。また8/2よ
りも大きくなると、初期性能が十分に得られなくなり、
更に窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素と炭化ケイ素との
触媒スラリーが触媒担体との密着性に欠けるため、触媒
コート層の剥離が起こりやすくなる。
素と炭化ケイ素とに対する該アルミナ粉末の含有比率
が、粉末重量比率で3/7〜8/2であるものが好まし
い。3/7よりも小さくなると、窒化ケイ素及び/又は
窒化ホウ素と炭化ケイ素とが少ないため、これによる高
温耐久性能向上効果が十分に得られない。また8/2よ
りも大きくなると、初期性能が十分に得られなくなり、
更に窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素と炭化ケイ素との
触媒スラリーが触媒担体との密着性に欠けるため、触媒
コート層の剥離が起こりやすくなる。
【0027】特に、高温耐久後のアルミナの構造安定性
を高め、α−アルミナへの相転移やBET比表面積の低
下を抑制するために、上記アルミナにはセリウム、ジル
コニウム及びランタンからなる群より選ばれた少なくと
も一種が金属換算で1〜10モル%含有されることが好
ましい。1モル%未満では十分な添加効果が得られず、
10モル%を超えると添加効果は飽和してしまう。かか
るアルミナの使用量は、触媒1Lあたり10〜200g
である。10g未満だと充分な貴金属の分散性が得られ
ず、200gより多く使用しても触媒性能は飽和し、顕
著な改良効果は得られない。
を高め、α−アルミナへの相転移やBET比表面積の低
下を抑制するために、上記アルミナにはセリウム、ジル
コニウム及びランタンからなる群より選ばれた少なくと
も一種が金属換算で1〜10モル%含有されることが好
ましい。1モル%未満では十分な添加効果が得られず、
10モル%を超えると添加効果は飽和してしまう。かか
るアルミナの使用量は、触媒1Lあたり10〜200g
である。10g未満だと充分な貴金属の分散性が得られ
ず、200gより多く使用しても触媒性能は飽和し、顕
著な改良効果は得られない。
【0028】更にセリウム、ネオジウム及びランタンか
らなる群より選ばれた一種を含むジルコニウム酸化物を
含有するものが好ましく、当該ジルコニウム酸化物は、
セリウム、ネオジウム及びランタンからなる群より選ば
れた一種の元素を金属換算で1〜40モル%含み、その
残部はジルコニウムである。1〜40モル%としたの
は、ジルコニウム酸化物(ZrO2 )にセリウム、ネオ
ジウム及びランタンからなる群より選ばれた少なくとも
一種の元素を添加して、ZrO2 の酸素放出能やBET
比表面積、更には熱安定性を顕著に改良するためであ
る。1モル%未満ではZrO2 のみの場合と変わらず、
上記した元素の添加効果が現れず、40モル%を越える
とこの効果が飽和もしくは低下する。
らなる群より選ばれた一種を含むジルコニウム酸化物を
含有するものが好ましく、当該ジルコニウム酸化物は、
セリウム、ネオジウム及びランタンからなる群より選ば
れた一種の元素を金属換算で1〜40モル%含み、その
残部はジルコニウムである。1〜40モル%としたの
は、ジルコニウム酸化物(ZrO2 )にセリウム、ネオ
ジウム及びランタンからなる群より選ばれた少なくとも
一種の元素を添加して、ZrO2 の酸素放出能やBET
比表面積、更には熱安定性を顕著に改良するためであ
る。1モル%未満ではZrO2 のみの場合と変わらず、
上記した元素の添加効果が現れず、40モル%を越える
とこの効果が飽和もしくは低下する。
【0029】触媒成分担持層に、かかるジルコニウム酸
化物の粉末を含有させることにより、酸素吸蔵能の高い
ジルコニウム酸化物がリッチ雰囲気及びストイキ近傍で
格子酸素や吸着酸素を放出し、貴金属の酸化状態を排気
ガスの浄化に適したものとするため、貴金属の触媒性能
の低下を抑制できる。
化物の粉末を含有させることにより、酸素吸蔵能の高い
ジルコニウム酸化物がリッチ雰囲気及びストイキ近傍で
格子酸素や吸着酸素を放出し、貴金属の酸化状態を排気
ガスの浄化に適したものとするため、貴金属の触媒性能
の低下を抑制できる。
【0030】更に、ジルコニウム、ネオジウム及びラン
タンから成る群より選ばれた一種を含むセリウム酸化物
を含有するものが好ましく、当該セリウム酸化物は、ジ
ルコニウム、ネオジウム及びランタンからなる群より選
ばれた一種を金属換算で1〜40モル%含み、その残部
はセリウムである。かかるセリウム酸化物を含有させる
ことにより、酸素吸蔵能の高いセリウム酸化物がリッチ
雰囲気及びストイキ近傍で格子酸素や吸着酸素を放出
し、貴金属の酸化状態を排気ガスの浄化に適したものと
し、触媒性能の低下を抑制できる。1〜40モル%とし
たのは、セリウム酸化物(CeO2 )にジルコニウム、
ネオジウム及びランタンからなる群より選ばれた少なく
とも一種の元素を添加して、CeO2 の酸素放出能やB
ET比表面積、熱安定性を顕著に改良するためである。
1モル%未満ではCeO2 のみの場合と変わらず、上記
した元素の添加効果が現れず、40モル%を越えるとこ
の効果が飽和もしくは逆に低下する。
タンから成る群より選ばれた一種を含むセリウム酸化物
を含有するものが好ましく、当該セリウム酸化物は、ジ
ルコニウム、ネオジウム及びランタンからなる群より選
ばれた一種を金属換算で1〜40モル%含み、その残部
はセリウムである。かかるセリウム酸化物を含有させる
ことにより、酸素吸蔵能の高いセリウム酸化物がリッチ
雰囲気及びストイキ近傍で格子酸素や吸着酸素を放出
し、貴金属の酸化状態を排気ガスの浄化に適したものと
し、触媒性能の低下を抑制できる。1〜40モル%とし
たのは、セリウム酸化物(CeO2 )にジルコニウム、
ネオジウム及びランタンからなる群より選ばれた少なく
とも一種の元素を添加して、CeO2 の酸素放出能やB
ET比表面積、熱安定性を顕著に改良するためである。
1モル%未満ではCeO2 のみの場合と変わらず、上記
した元素の添加効果が現れず、40モル%を越えるとこ
の効果が飽和もしくは逆に低下する。
【0031】また、更に、アルカリ金属及び/又はアル
カリ土類金属を含有するものが好ましく、使用されるア
ルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属には、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、セシウム、マグネシウム、
カルシウム、ストロンチウム及びバリウムが含まれる。
これらを触媒成分担持層に含有させると、リッチ雰囲気
下でのHC吸着被毒作用を緩和し、また貴金属のシンタ
リングを抑制するため、低温活性や還元雰囲気下での活
性を更に向上させることができる。その含有量は触媒1
L中1〜40gである。1g未満では、炭化水素類の吸
着被毒や貴金属のシンタリングを抑制できず、40gを
越えても有為な増量効果が得られず逆に性能を低下させ
る。
カリ土類金属を含有するものが好ましく、使用されるア
ルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属には、リチウ
ム、ナトリウム、カリウム、セシウム、マグネシウム、
カルシウム、ストロンチウム及びバリウムが含まれる。
これらを触媒成分担持層に含有させると、リッチ雰囲気
下でのHC吸着被毒作用を緩和し、また貴金属のシンタ
リングを抑制するため、低温活性や還元雰囲気下での活
性を更に向上させることができる。その含有量は触媒1
L中1〜40gである。1g未満では、炭化水素類の吸
着被毒や貴金属のシンタリングを抑制できず、40gを
越えても有為な増量効果が得られず逆に性能を低下させ
る。
【0032】本発明の排気ガス浄化用触媒を製造するに
あたり、各種貴金属を、Si3 N4及び/又はBNと、
SiCとアルミナとに担持する方法としては、例えば含
浸法や混練法等の公知の方法の中から適宜選択して行う
ことができる。
あたり、各種貴金属を、Si3 N4及び/又はBNと、
SiCとアルミナとに担持する方法としては、例えば含
浸法や混練法等の公知の方法の中から適宜選択して行う
ことができる。
【0033】該貴金属の原料化合物としては、ジニトロ
ジアンミン酸塩、塩化物、硝酸塩等の水溶性のものであ
れば任意のものが使用できる。また、水の除去は、例え
ば濾過法や蒸発乾固法の公知の方法の中から適宜選択し
て行うことができる。
ジアンミン酸塩、塩化物、硝酸塩等の水溶性のものであ
れば任意のものが使用できる。また、水の除去は、例え
ば濾過法や蒸発乾固法の公知の方法の中から適宜選択し
て行うことができる。
【0034】本発明に用いる貴金属担持アルミナ、貴金
属担持Si3 N4 及び/又はBN、並びに貴金属担持S
iCを得るための最初の熱処理は、特に制限されない
が、添加した貴金属を分散性良く担持するため、例えば
400℃〜800℃の比較的低温で空気中及び/又は空
気流通下で焼成を行うことが好ましく、これにより触媒
粉末を得る。
属担持Si3 N4 及び/又はBN、並びに貴金属担持S
iCを得るための最初の熱処理は、特に制限されない
が、添加した貴金属を分散性良く担持するため、例えば
400℃〜800℃の比較的低温で空気中及び/又は空
気流通下で焼成を行うことが好ましく、これにより触媒
粉末を得る。
【0035】更には、該触媒粉末にSi3 N4 及び/又
はBN及び/又はSiC及び/又はアルミナ粉末を、貴
金属を担持することなく単味で加えることもできる。
はBN及び/又はSiC及び/又はアルミナ粉末を、貴
金属を担持することなく単味で加えることもできる。
【0036】また、好ましくは、該触媒粉末に、セリウ
ム、ネオジウム及びランタンからなる群より選ばれる少
なくとも一種を含むジルコニウム酸化物粉末を加えるこ
ともできる。当該セリウム、ネオジウム及びランタンか
らなる群より選ばれる少なくとも一種を含むジルコニウ
ム酸化物粉末を添加することにより、還元雰囲気下にお
いて、貴金属の酸化状態を、排気ガス浄化に適した状態
に、より有効に維持することができる。
ム、ネオジウム及びランタンからなる群より選ばれる少
なくとも一種を含むジルコニウム酸化物粉末を加えるこ
ともできる。当該セリウム、ネオジウム及びランタンか
らなる群より選ばれる少なくとも一種を含むジルコニウ
ム酸化物粉末を添加することにより、還元雰囲気下にお
いて、貴金属の酸化状態を、排気ガス浄化に適した状態
に、より有効に維持することができる。
【0037】更に好ましくは、ジルコニウム、ネオジウ
ム及びランタンからなる群より選ばれる少なくとも一種
を含有するセリウム酸化物を添加することにより、還元
雰囲気下において、貴金属の酸化状態を、排気ガス浄化
に適した状態に、より有効に維持することができる。
ム及びランタンからなる群より選ばれる少なくとも一種
を含有するセリウム酸化物を添加することにより、還元
雰囲気下において、貴金属の酸化状態を、排気ガス浄化
に適した状態に、より有効に維持することができる。
【0038】このようにして得られる本発明にかかる排
気ガス浄化用触媒は、無担体でも有効に使用することが
できるが、粉砕・スラリーとし、触媒担体にコートし
て、400〜900℃で焼成して用いることが好まし
い。
気ガス浄化用触媒は、無担体でも有効に使用することが
できるが、粉砕・スラリーとし、触媒担体にコートし
て、400〜900℃で焼成して用いることが好まし
い。
【0039】具体的には上記Si3 N4 及び/又はBN
と白金及び/又はパラジウムとを、また更にはSiCと
ロジウムとを、アルミナ粉末に、また必要応じて上記ジ
ルコニウム酸化物粉末及び/又は上記セリウム酸化物粉
末を更に加え、これにアルミナゾルを加えて湿式にて粉
砕してスラリーとし、触媒担体に付着させ、400〜6
50℃の範囲の温度で空気中及び/又は空気流通下で焼
成を行う。
と白金及び/又はパラジウムとを、また更にはSiCと
ロジウムとを、アルミナ粉末に、また必要応じて上記ジ
ルコニウム酸化物粉末及び/又は上記セリウム酸化物粉
末を更に加え、これにアルミナゾルを加えて湿式にて粉
砕してスラリーとし、触媒担体に付着させ、400〜6
50℃の範囲の温度で空気中及び/又は空気流通下で焼
成を行う。
【0040】触媒担体としては、公知の触媒担体の中か
ら適宜選択して使用することができ、例えば耐火性材料
からなるモノリス担体やメタル担体等が挙げられる。前
記触媒担体の形状は、特に制限されないが、通常はハニ
カム形状で使用することが好ましく、ハニカム状の各種
基材に触媒粉末を塗布して用いる。
ら適宜選択して使用することができ、例えば耐火性材料
からなるモノリス担体やメタル担体等が挙げられる。前
記触媒担体の形状は、特に制限されないが、通常はハニ
カム形状で使用することが好ましく、ハニカム状の各種
基材に触媒粉末を塗布して用いる。
【0041】このハニカム材料としては、一般にセラミ
ック等のコージェライト質のものが多く用いられるが、
フェライト系ステンレス等の金属材料からなるハニカム
材料を用いることも可能であり、更には触媒成分粉末そ
のものをハニカム状に成形しても良い。触媒の形状をハ
ニカム状とすることにより、触媒と排気ガスとの接触面
積が大きくなり、圧力損失も抑制できるため自動車用排
気ガス浄化用触媒として用いる場合に極めて有効であ
る。
ック等のコージェライト質のものが多く用いられるが、
フェライト系ステンレス等の金属材料からなるハニカム
材料を用いることも可能であり、更には触媒成分粉末そ
のものをハニカム状に成形しても良い。触媒の形状をハ
ニカム状とすることにより、触媒と排気ガスとの接触面
積が大きくなり、圧力損失も抑制できるため自動車用排
気ガス浄化用触媒として用いる場合に極めて有効であ
る。
【0042】ハニカム材料に付着させる触媒成分コート
層の量は、触媒成分全体のトータルで、触媒1Lあた
り、50g〜400gが好ましい。触媒成分担持層が多
い程、触媒活性や触媒寿命の面からは好ましいが、コー
ト層が厚くなりすぎると、触媒成分担持層内部で反応ガ
スが拡散不良となり触媒と十分に接触できないため、活
性に対する増量効果が飽和し、更にはガスの通過抵抗も
大きくなってしまう。このため、コート層量は、上記触
媒1Lあたり50g〜400gが好ましい。
層の量は、触媒成分全体のトータルで、触媒1Lあた
り、50g〜400gが好ましい。触媒成分担持層が多
い程、触媒活性や触媒寿命の面からは好ましいが、コー
ト層が厚くなりすぎると、触媒成分担持層内部で反応ガ
スが拡散不良となり触媒と十分に接触できないため、活
性に対する増量効果が飽和し、更にはガスの通過抵抗も
大きくなってしまう。このため、コート層量は、上記触
媒1Lあたり50g〜400gが好ましい。
【0043】更に、貴金属間の排気ガス浄化性能相乗作
用を効率よく発現させるために、白金及び/又はパラジ
ウムを含有する触媒成分層はコート層の下側(内層側)
に配置し、ロジウムを含有する触媒成分層はコート層の
上側(表層側)に配置する。白金については、ロジウム
と同一触媒成分層中に含有させコート層の上側(表層
側)に配置してもよい。
用を効率よく発現させるために、白金及び/又はパラジ
ウムを含有する触媒成分層はコート層の下側(内層側)
に配置し、ロジウムを含有する触媒成分層はコート層の
上側(表層側)に配置する。白金については、ロジウム
と同一触媒成分層中に含有させコート層の上側(表層
側)に配置してもよい。
【0044】更に好ましくは、得られた排気ガス浄化用
触媒に、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属を含
浸担持させることもできる。使用できるアルカリ金属及
びアルカリ土類金属としては、リチウム、ナトリウム、
カリウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウムからなる群より選ばれる少なくと
も一種の元素である。
触媒に、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属を含
浸担持させることもできる。使用できるアルカリ金属及
びアルカリ土類金属としては、リチウム、ナトリウム、
カリウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウムからなる群より選ばれる少なくと
も一種の元素である。
【0045】使用できるアルカリ金属及びアルカリ土類
金属の化合物は、酸化物、酢酸塩及び水酸化物等の水溶
性のものである。これにより、貴金属の近傍に塩基性元
素であるアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属を分
散性良く担持することが可能となる。
金属の化合物は、酸化物、酢酸塩及び水酸化物等の水溶
性のものである。これにより、貴金属の近傍に塩基性元
素であるアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属を分
散性良く担持することが可能となる。
【0046】即ち、アルカリ金属及び/又はアルカリ土
類金属化合物からなる粉末の水溶液を、ウォッシュコー
ト成分を担持した上記担体に含浸し、乾燥し、次いで空
気中及び/又は空気流通下で200〜600℃の比較的
低温で焼成するものである。かかる焼成温度が200℃
未満だとアルカリ金属及びアルカリ土類金属化合物が酸
化物形態になることが十分にできず、逆に600℃を越
えても焼成温度の効果は飽和し、顕著な差異は得られな
い。
類金属化合物からなる粉末の水溶液を、ウォッシュコー
ト成分を担持した上記担体に含浸し、乾燥し、次いで空
気中及び/又は空気流通下で200〜600℃の比較的
低温で焼成するものである。かかる焼成温度が200℃
未満だとアルカリ金属及びアルカリ土類金属化合物が酸
化物形態になることが十分にできず、逆に600℃を越
えても焼成温度の効果は飽和し、顕著な差異は得られな
い。
【0047】
【実施例】本発明を次の実施例及び比較例により説明す
る。
る。
【0048】実施例1 Ceを3モル%を含むアルミナ粉末に、ジニトロジアン
ミン白金水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、15
0℃で24時間乾燥した後、400℃で1時間、次いで
600℃で1時間焼成し、Pt担持Ce含有アルミナ粉
末(粉末A)を得た。この粉末AのPt濃度は1.1重
量%であった。
ミン白金水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、15
0℃で24時間乾燥した後、400℃で1時間、次いで
600℃で1時間焼成し、Pt担持Ce含有アルミナ粉
末(粉末A)を得た。この粉末AのPt濃度は1.1重
量%であった。
【0049】Si3 N4 粉末に、ジニトロジアンミン白
金水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、150℃で
24時間乾燥した後、400℃で1時間、次いで600
℃で1時間焼成し、Pt担持Si3 N4 粉末(粉末B)
を得た。この粉末BのPt濃度は1.1重量%であっ
た。
金水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、150℃で
24時間乾燥した後、400℃で1時間、次いで600
℃で1時間焼成し、Pt担持Si3 N4 粉末(粉末B)
を得た。この粉末BのPt濃度は1.1重量%であっ
た。
【0050】Zrを3モル%を含むアルミナ粉末に、硝
酸ロジウム水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、1
50℃で24時間乾燥した後、400℃で1時間、次い
で600℃で1時間焼成し、Rh担持Zr含有アルミナ
粉末(粉末C)を得た。この粉末CのRh濃度は1.7
重量%であった。
酸ロジウム水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、1
50℃で24時間乾燥した後、400℃で1時間、次い
で600℃で1時間焼成し、Rh担持Zr含有アルミナ
粉末(粉末C)を得た。この粉末CのRh濃度は1.7
重量%であった。
【0051】SiC粉末に、硝酸ロジウム水溶液を含浸
或いは高速攪拌中で噴霧し、150℃で24時間乾燥し
た後、400℃で1時間、次いで600℃で1時間焼成
し、Rh担持SiC粉末(粉末D)を得た。この粉末D
のRh濃度は1.0重量%であった。
或いは高速攪拌中で噴霧し、150℃で24時間乾燥し
た後、400℃で1時間、次いで600℃で1時間焼成
し、Rh担持SiC粉末(粉末D)を得た。この粉末D
のRh濃度は1.0重量%であった。
【0052】上記粉末A74g、上記粉末B74g、Z
r30モル%担持セリウム酸化物粉末124g及び硝酸
酸性アルミナゾル229g(ベーマイトアルミナ10重
量%に10重量%の硝酸を添加することによって得られ
たゾル)を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕して、S
i3 N4 粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率
で1/1となるスラリー液を得た。このスラリー液をコ
ージェライト質モノリス担体に付着させ、空気流にてセ
ル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、400℃で
1時間焼成した。この作業を2度行ない、コート層重量
200g/L−担体の触媒−Aを得た。
r30モル%担持セリウム酸化物粉末124g及び硝酸
酸性アルミナゾル229g(ベーマイトアルミナ10重
量%に10重量%の硝酸を添加することによって得られ
たゾル)を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕して、S
i3 N4 粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率
で1/1となるスラリー液を得た。このスラリー液をコ
ージェライト質モノリス担体に付着させ、空気流にてセ
ル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、400℃で
1時間焼成した。この作業を2度行ない、コート層重量
200g/L−担体の触媒−Aを得た。
【0053】上記粉末D67g、上記粉末C38g、C
e30モル%を含むジルコニウム酸化物粉末111g、
Zrを3モル%を含むアルミナ粉末29g及び硝酸酸性
アルミナゾル256gを磁性ボールミルに投入し、混合
粉砕して、SiC粉末とアルミナ粉末との含有比率が、
重量比率で5.4/4.6となるスラリー液を得た。こ
のスラリー液を上記コート触媒−Aに付着させ、空気流
にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、40
0℃で1時間焼成し、コート層重量45g/Lを塗布
し、排気ガス浄化用触媒を得た。上記セリウム酸化物粉
末、アルミナ粉末には更にランタン、ネオジウム等が含
まれてもよい。
e30モル%を含むジルコニウム酸化物粉末111g、
Zrを3モル%を含むアルミナ粉末29g及び硝酸酸性
アルミナゾル256gを磁性ボールミルに投入し、混合
粉砕して、SiC粉末とアルミナ粉末との含有比率が、
重量比率で5.4/4.6となるスラリー液を得た。こ
のスラリー液を上記コート触媒−Aに付着させ、空気流
にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、40
0℃で1時間焼成し、コート層重量45g/Lを塗布
し、排気ガス浄化用触媒を得た。上記セリウム酸化物粉
末、アルミナ粉末には更にランタン、ネオジウム等が含
まれてもよい。
【0054】実施例2 BN粉末を用いて、粉末Bを調製すると同様にしてPt
担持BN粉末(粉末E)を調製し、触媒製造において粉
末Bの代わりに、粉末Eを用いた以外は、実施例1と同
様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
担持BN粉末(粉末E)を調製し、触媒製造において粉
末Bの代わりに、粉末Eを用いた以外は、実施例1と同
様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
【0055】実施例3 粉末Aを調製すると同様の方法でPtを2.18重量%
担持したPt担持Ce含有アルミナ粉末(粉末F)を調
製し、この粉末F74g、Si3 N4 粉末74g、Zr
30モル%担持セリウム酸化物粉末124g及び硝酸酸
性アルミナゾル229g(ベーマイトアルミナ10重量
%に10重量%の硝酸を添加することによって得られた
ゾル)を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕して、Si
3 N4 粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率で
5.4/4.6となるスラリー液を得た。このスラリー
液をコージェライト質モノリス担体に付着させ、空気流
にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、40
0℃で1時間焼成した。この作業を2度行ない、コート
層重量200g/L−担体の触媒−Bを得た。
担持したPt担持Ce含有アルミナ粉末(粉末F)を調
製し、この粉末F74g、Si3 N4 粉末74g、Zr
30モル%担持セリウム酸化物粉末124g及び硝酸酸
性アルミナゾル229g(ベーマイトアルミナ10重量
%に10重量%の硝酸を添加することによって得られた
ゾル)を磁性ボールミルに投入し、混合粉砕して、Si
3 N4 粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率で
5.4/4.6となるスラリー液を得た。このスラリー
液をコージェライト質モノリス担体に付着させ、空気流
にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、40
0℃で1時間焼成した。この作業を2度行ない、コート
層重量200g/L−担体の触媒−Bを得た。
【0056】粉末Cを調製すると同様の方法でRhを
1.96重量%担持したRh担持Zr含有アルミナ粉末
(粉末G)を調製し、この粉末G67g、SiC粉末6
7g、Ceを30モル%を含むジルコニウム酸化物粉末
111g及び硝酸酸性アルミナゾル256gを磁性ボー
ルミルに投入し、混合粉砕して、SiC粉末とアルミナ
系粉末との含有比率が、重量比率で1/1となるスラリ
ー液を得た。このスラリー液を上記コート触媒−Bに付
着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除い
て乾燥し、400℃で1時間焼成し、コート層重量45
g/Lを塗布し、排気ガス浄化用触媒を得た。上記セリ
ウム酸化物粉末、アルミナ粉末には更にランタン、ネオ
ジウム等が含まれてもよい。
1.96重量%担持したRh担持Zr含有アルミナ粉末
(粉末G)を調製し、この粉末G67g、SiC粉末6
7g、Ceを30モル%を含むジルコニウム酸化物粉末
111g及び硝酸酸性アルミナゾル256gを磁性ボー
ルミルに投入し、混合粉砕して、SiC粉末とアルミナ
系粉末との含有比率が、重量比率で1/1となるスラリ
ー液を得た。このスラリー液を上記コート触媒−Bに付
着させ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除い
て乾燥し、400℃で1時間焼成し、コート層重量45
g/Lを塗布し、排気ガス浄化用触媒を得た。上記セリ
ウム酸化物粉末、アルミナ粉末には更にランタン、ネオ
ジウム等が含まれてもよい。
【0057】実施例4 Si3 N4 粉末の代わりにBN粉末を用いること以外
は、実施例3と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
は、実施例3と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
【0058】実施例5 Ceを3モル%を含むアルミナ粉末に、ジニトロジアン
ミンパラジウム水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧
し、150℃で24時間乾燥した後、400℃で1時
間、次いで600℃で1時間焼成し、Pd担持Ce含有
アルミナ粉末(粉末H)を得た。この粉末HのPd濃度
は1.7重量%であった。粉末Hには、更にランタン、
ジルコニウム、ネオジウム等が含まれてもよい。
ミンパラジウム水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧
し、150℃で24時間乾燥した後、400℃で1時
間、次いで600℃で1時間焼成し、Pd担持Ce含有
アルミナ粉末(粉末H)を得た。この粉末HのPd濃度
は1.7重量%であった。粉末Hには、更にランタン、
ジルコニウム、ネオジウム等が含まれてもよい。
【0059】Si3 N4 粉末に、ジニトロジアンミンパ
ラジウム水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、15
0℃で24時間乾燥した後、400℃で1時間、次いで
600℃で1時間焼成し、Pd担持Si3 N4 粉末(粉
末I)を得た。この粉末IのPd濃度は1.7重量%で
あった。
ラジウム水溶液を含浸或いは高速攪拌中で噴霧し、15
0℃で24時間乾燥した後、400℃で1時間、次いで
600℃で1時間焼成し、Pd担持Si3 N4 粉末(粉
末I)を得た。この粉末IのPd濃度は1.7重量%で
あった。
【0060】Zr30モル%担持セリウム酸化物粉末
に、ジニトロジアンミンパラジウム水溶液を含浸或いは
高速攪拌中で噴霧し、150℃で24時間乾燥した後、
400℃で1時間、次いで600℃で1時間焼成し、P
d担持Zr含有セリウム酸化物粉末(粉末J)を得た。
この粉末JのPd濃度は0.75重量%であった。
に、ジニトロジアンミンパラジウム水溶液を含浸或いは
高速攪拌中で噴霧し、150℃で24時間乾燥した後、
400℃で1時間、次いで600℃で1時間焼成し、P
d担持Zr含有セリウム酸化物粉末(粉末J)を得た。
この粉末JのPd濃度は0.75重量%であった。
【0061】上記粉末H73g、上記粉末I73g、上
記粉末J100g及び硝酸酸性アルミナゾル254g
(ベーマイトアルミナ10重量%に10重量%の硝酸を
添加することによって得られたゾル)を磁性ボールミル
に投入し、混合粉砕してスラリー液を得た。このスラリ
ー液をコージェライト質モノリス担体に付着させ、空気
流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、4
00℃で1時間焼成した。この作業を2度行ない、コー
ト層重量200g/L−担体の触媒−Cを得た。
記粉末J100g及び硝酸酸性アルミナゾル254g
(ベーマイトアルミナ10重量%に10重量%の硝酸を
添加することによって得られたゾル)を磁性ボールミル
に投入し、混合粉砕してスラリー液を得た。このスラリ
ー液をコージェライト質モノリス担体に付着させ、空気
流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾燥し、4
00℃で1時間焼成した。この作業を2度行ない、コー
ト層重量200g/L−担体の触媒−Cを得た。
【0062】実施例1で得られた粉末D67g、粉末C
38g、Ceを30モル%含むジルコニウム酸化物粉末
111g、Zrを3モル%含むアルミナ粉末29g及び
硝酸酸性アルミナゾル256gを磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕して、SiC粉末とアルミナ粉末との含有
比率が、重量比率で5.1/4.9となるスラリー液を
得た。このスラリー液を上記コート触媒−Cに付着さ
せ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾
燥し、400℃で1時間焼成し、コート層重量45g/
Lを塗布し、触媒−Dを得た。上記セリウム酸化物粉
末、アルミナ粉末には更にランタン、ネオジウム等が含
まれてもよい。
38g、Ceを30モル%含むジルコニウム酸化物粉末
111g、Zrを3モル%含むアルミナ粉末29g及び
硝酸酸性アルミナゾル256gを磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕して、SiC粉末とアルミナ粉末との含有
比率が、重量比率で5.1/4.9となるスラリー液を
得た。このスラリー液を上記コート触媒−Cに付着さ
せ、空気流にてセル内の余剰のスラリーを取り除いて乾
燥し、400℃で1時間焼成し、コート層重量45g/
Lを塗布し、触媒−Dを得た。上記セリウム酸化物粉
末、アルミナ粉末には更にランタン、ネオジウム等が含
まれてもよい。
【0063】次いで、上記触媒−Dに酢酸バリウム溶液
を付着させた後、400℃で1時間焼成し、BaOとし
て20g/Lを含有させた。さらに、同様の手順で酢酸
カリウム溶液を付着させた後、400℃で1時間焼成
し、K2 Oとして1g/Lを含有させて排気ガス浄化用
触媒を得た。
を付着させた後、400℃で1時間焼成し、BaOとし
て20g/Lを含有させた。さらに、同様の手順で酢酸
カリウム溶液を付着させた後、400℃で1時間焼成
し、K2 Oとして1g/Lを含有させて排気ガス浄化用
触媒を得た。
【0064】実施例6 BN粉末に、ジニトロジアンミンパラジウム水溶液を含
浸或いは高速攪拌中で噴霧し、150℃で24時間乾燥
した後、400℃で1時間、次いで600℃で1時間焼
成し、Pd担持BN粉末(粉末K)を得た。この粉末K
のPd濃度は1.7重量%であった。粉末Iの代わり
に、上記粉末Kを用いた以外は、実施例5と同様にして
排気ガス浄化用触媒を得た。
浸或いは高速攪拌中で噴霧し、150℃で24時間乾燥
した後、400℃で1時間、次いで600℃で1時間焼
成し、Pd担持BN粉末(粉末K)を得た。この粉末K
のPd濃度は1.7重量%であった。粉末Iの代わり
に、上記粉末Kを用いた以外は、実施例5と同様にして
排気ガス浄化用触媒を得た。
【0065】実施例7 粉末Hを調製すると同様の方法でPdを3.4重量%担
持したPd担持Ce含有アルミナ粉末(粉末L)を調製
し、この粉末L73g、Si3 N4 粉末73g、Ceを
30モル%含むジルコニウム酸化物粉末100g及び硝
酸酸性アルミナゾル254gを磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕して、Si3 N4 粉末とアルミナ粉末との
含有比率が、重量比率で5.5/4.5となるスラリー
液を得た。このスラリー液を用いて触媒−Bの代わりに
コート層重量200g/L−担体の触媒を得ること以外
は、実施例3と同様にして触媒成分担持コージェライト
質モノリス担体を得て、次いで、該触媒成分担持コージ
ェライト質モノリス担体に酢酸バリウム溶液を付着させ
た後、400℃で1時間焼成し、BaOとして20g/
Lを含有させて、排気ガス浄化用触媒を得た。
持したPd担持Ce含有アルミナ粉末(粉末L)を調製
し、この粉末L73g、Si3 N4 粉末73g、Ceを
30モル%含むジルコニウム酸化物粉末100g及び硝
酸酸性アルミナゾル254gを磁性ボールミルに投入
し、混合粉砕して、Si3 N4 粉末とアルミナ粉末との
含有比率が、重量比率で5.5/4.5となるスラリー
液を得た。このスラリー液を用いて触媒−Bの代わりに
コート層重量200g/L−担体の触媒を得ること以外
は、実施例3と同様にして触媒成分担持コージェライト
質モノリス担体を得て、次いで、該触媒成分担持コージ
ェライト質モノリス担体に酢酸バリウム溶液を付着させ
た後、400℃で1時間焼成し、BaOとして20g/
Lを含有させて、排気ガス浄化用触媒を得た。
【0066】実施例8 Si3 N4 粉末の代わりに、BN粉末を用いること以外
は、実施例7と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
は、実施例7と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
【0067】比較例1 粉末Bの代わりに、アルミナ粉末Aを用い、更に、粉末
Dの代わりに、粉末Cを用いて、触媒スラリー中にSi
3 N4 ,SiCを用いないこととした以外は、実施例1
と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
Dの代わりに、粉末Cを用いて、触媒スラリー中にSi
3 N4 ,SiCを用いないこととした以外は、実施例1
と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。
【0068】比較例2 Si3 N4 粉末とアルミナ粉末との含有比率及び、Si
C粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率で2/
8となるスラリー液を得ること以外は、実施例1と同様
にして排気ガス浄化用触媒を得た。
C粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率で2/
8となるスラリー液を得ること以外は、実施例1と同様
にして排気ガス浄化用触媒を得た。
【0069】比較例3 Si3 N4 粉末とアルミナ粉末との含有比率及び、Si
C粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率で9/
1となるスラリー液を得ること以外は、実施例1と同様
にして排気ガス浄化用触媒を得た。
C粉末とアルミナ粉末との含有比率が、重量比率で9/
1となるスラリー液を得ること以外は、実施例1と同様
にして排気ガス浄化用触媒を得た。
【0070】比較例4 粉末Iの代わりに粉末Hを用い、更に、粉末Dの代わり
に粉末Cを用い、触媒スラリー中にSi3 N4 ,SiC
を用いないこととした以外は、実施例5と同様にして排
気ガス浄化用触媒を得た。
に粉末Cを用い、触媒スラリー中にSi3 N4 ,SiC
を用いないこととした以外は、実施例5と同様にして排
気ガス浄化用触媒を得た。
【0071】前記実施例1〜8及び比較例1〜4で得ら
れた排気ガス浄化用触媒中の組成を表1に示す。
れた排気ガス浄化用触媒中の組成を表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】試験例 前記実施例1〜8及び比較例1〜4の排気ガス浄化用触
媒を、日産自動車(株)製4500ccエンジンにとり
つけ、下記耐久条件により耐久を行なった後、下記活性
評価条件にて活性を評価した。
媒を、日産自動車(株)製4500ccエンジンにとり
つけ、下記耐久条件により耐久を行なった後、下記活性
評価条件にて活性を評価した。
【0074】耐久条件 エンジン排気量 4500cc 燃料 無鉛ガソリン 触媒入口ガス温度 850℃ 耐久時間 30時間 入口ガス組成 CO 0.5±0.1% O2 0.5±0.1% HC 約1100ppm NO 1300ppm CO2 15%
【0075】初期段階及び耐久後の各排気ガス浄化用触
媒の浄化性能を、以下の数1〜3により決定される、ス
トイキ雰囲気における各HC,CO及びNOxの平均転
化率(%)で表わし、その結果を表2で示す。
媒の浄化性能を、以下の数1〜3により決定される、ス
トイキ雰囲気における各HC,CO及びNOxの平均転
化率(%)で表わし、その結果を表2で示す。
【数1】
【数2】
【数3】
【0076】
【表2】
【0077】比較例に比べて実施例は、触媒活性が高
く、後述する本発明の効果を確認することができた。
く、後述する本発明の効果を確認することができた。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の排気ガス浄化用触媒は、
耐熱性に優れ、耐久後の排気ガス浄化性能を向上させる
ことができる。
耐熱性に優れ、耐久後の排気ガス浄化性能を向上させる
ことができる。
【0079】請求項2記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、高温耐久性能をより有効に発現でき
る。
記効果に加えて、高温耐久性能をより有効に発現でき
る。
【0080】請求項3記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、耐被毒性の向上および貴金属合金化の
防止を図ることができる。
記効果に加えて、耐被毒性の向上および貴金属合金化の
防止を図ることができる。
【0081】請求項4記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、初期性能を向上させることができる。
記効果に加えて、初期性能を向上させることができる。
【0082】請求項5記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、初期性能と高温耐久性能をより有効に
発現し、触媒コート層の剥離の問題もない。
記効果に加えて、初期性能と高温耐久性能をより有効に
発現し、触媒コート層の剥離の問題もない。
【0083】請求項6記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、アルミナの熱安定性の向上を図ること
ができる。
記効果に加えて、アルミナの熱安定性の向上を図ること
ができる。
【0084】請求項7記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、貴金属の酸化状態を排気ガス浄化に適
したものとするため、貴金属の触媒能の低下を抑制で
き、特にリッチ雰囲気下における触媒活性を更に向上さ
せることができる。
記効果に加えて、貴金属の酸化状態を排気ガス浄化に適
したものとするため、貴金属の触媒能の低下を抑制で
き、特にリッチ雰囲気下における触媒活性を更に向上さ
せることができる。
【0085】請求項8記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、高温耐久後の低温活性、浄化性能が向
上できる。更に、貴金属の酸化状態を排気ガスの浄化に
適したものとするため、触媒性能の低下を抑制でき、特
にストイキ雰囲気下における触媒活性や耐久性を向上さ
せることができる。
記効果に加えて、高温耐久後の低温活性、浄化性能が向
上できる。更に、貴金属の酸化状態を排気ガスの浄化に
適したものとするため、触媒性能の低下を抑制でき、特
にストイキ雰囲気下における触媒活性や耐久性を向上さ
せることができる。
【0086】請求項9記載の排気ガス浄化用触媒は、上
記効果に加えて、リッチ雰囲気下でのHC吸着被毒作用
を緩和し、また、貴金属のシンタリングを抑制するた
め、低温活性や還元雰囲気での活性をさらに向上させる
ことができる。
記効果に加えて、リッチ雰囲気下でのHC吸着被毒作用
を緩和し、また、貴金属のシンタリングを抑制するた
め、低温活性や還元雰囲気での活性をさらに向上させる
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江藤 智美 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 山本 伸司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 触媒成分担持層を有する一体構造型触媒
において、触媒成分として、窒化ケイ素(Si3 N4 )
及び/又は窒化ホウ素(BN)と、炭化ケイ素(Si
C)と、ロジウムと、白金及び/又はパラジウムとを含
有することを特徴とする排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項2】 請求項1記載の排気ガス浄化用触媒にお
いて、白金及び/又はパラジウム含有層には窒化ケイ素
及び/又は窒化ホウ素が含まれ、ロジウム含有層には炭
化ケイ素が含まれることを特徴とする排気ガス浄化用触
媒。 - 【請求項3】 請求項2記載の排気ガス浄化用触媒にお
いて、白金及び/又はパラジウム含有層を内層側に、ロ
ジウム含有層を表層側に配置してなることを特徴とする
排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれかの項記載の排気ガ
ス浄化用触媒に、更にアルミナ粉末が含有されることを
特徴とする排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項5】 請求項4記載の排気ガス浄化用触媒にお
いて、窒化ケイ素及び/又は窒化ホウ素と炭化ケイ素と
に対する該アルミナ粉末の含有比率が、粉末重量比率で
3/7〜8/2であることを特徴とする排気ガス浄化用
触媒。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載の排気ガス浄化用触
媒において、アルミナ粉末には、セリウム、ジルコニウ
ム及びランタンからなる群より選ばれた少なくとも1種
が金属換算で1〜10モル%含まれることを特徴とする
排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項7】 請求項1〜6いずれかの項記載の排気ガ
ス浄化用触媒に、更に、セリウム、ネオジウム及びラン
タンからなる群より選ばれた一種を金属換算で1〜40
モル%含み、その残部がジルコニウムであるジルコニウ
ム酸化物が含有されることを特徴とする排気ガス浄化用
触媒。 - 【請求項8】 請求項1〜7いずれかの項記載の排気ガ
ス浄化用触媒に、更に、ジルコニウム、ネオジウム及び
ランタンからなる群より選ばれた一種を金属換算で1〜
40モル%含み、その残部がセリウムであるセリウム酸
化物が含有されることを特徴とする排気ガス浄化用触
媒。 - 【請求項9】 請求項1〜8いずれかの項記載の排気ガ
ス浄化用触媒に、更に、アルカリ金属及び/又はアルカ
リ土類金属からなる群より選ばれた少なくとも一種が含
有されることを特徴とする排気ガス浄化用触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8247543A JPH1085604A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 排気ガス浄化用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8247543A JPH1085604A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 排気ガス浄化用触媒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085604A true JPH1085604A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17165066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8247543A Pending JPH1085604A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 排気ガス浄化用触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1085604A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011052676A1 (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | 住友大阪セメント株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
| WO2016055596A1 (fr) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Dispositif de conversion catalytique presentant un temps d'activation reduit |
| CN110756045A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-07 | 大连理工大学 | Bn及金属改性bn材料在“存储‐氧化再生”循环脱除甲醛反应中的应用 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP8247543A patent/JPH1085604A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011052676A1 (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | 住友大阪セメント株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
| CN102596403A (zh) * | 2009-10-30 | 2012-07-18 | 住友大阪水泥股份有限公司 | 内燃机的废气净化装置 |
| JPWO2011052676A1 (ja) * | 2009-10-30 | 2013-03-21 | 住友大阪セメント株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
| WO2016055596A1 (fr) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Dispositif de conversion catalytique presentant un temps d'activation reduit |
| FR3026961A1 (fr) * | 2014-10-10 | 2016-04-15 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif de conversion catalytique presentant un temps d'activation reduit |
| CN106794422A (zh) * | 2014-10-10 | 2017-05-31 | 原子能和替代能源委员会 | 具有减少的活化时间的催化转化的装置 |
| JP2017536975A (ja) * | 2014-10-10 | 2017-12-14 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 活性化時間を短縮した触媒変換装置 |
| US10408109B2 (en) | 2014-10-10 | 2019-09-10 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Device for catalytic conversion having a reduced activation time |
| CN106794422B (zh) * | 2014-10-10 | 2020-09-25 | 原子能和替代能源委员会 | 具有减少的活化时间的催化转化的装置 |
| CN110756045A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-07 | 大连理工大学 | Bn及金属改性bn材料在“存储‐氧化再生”循环脱除甲醛反应中的应用 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051011 |