JPH109020A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH109020A
JPH109020A JP8160027A JP16002796A JPH109020A JP H109020 A JPH109020 A JP H109020A JP 8160027 A JP8160027 A JP 8160027A JP 16002796 A JP16002796 A JP 16002796A JP H109020 A JPH109020 A JP H109020A
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JP
Japan
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fuel
cylinder
control
amount
engine
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Application number
JP8160027A
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English (en)
Inventor
Hideki Kobayashi
英樹 小林
Hideki Kusunoki
秀樹 楠
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH109020A publication Critical patent/JPH109020A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1439Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the position of the sensor
    • F02D41/1441Plural sensors
    • F02D41/1443Plural sensors with one sensor per cylinder or group of cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0025Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D41/003Adding fuel vapours, e.g. drawn from engine fuel reservoir
    • F02D41/0032Controlling the purging of the canister as a function of the engine operating conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/008Controlling each cylinder individually
    • F02D41/0082Controlling each cylinder individually per groups or banks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】左右バンク共通の酸素センサによって行う空燃
比フィ−ドバック制御を、パージガスの左右バンクへの
分配比を加味した制御とする。 【解決手段】左右バンク1L、1R毎に個々独立して、
専用の酸素センサ27L、27Rを用いた空燃比フィ−
ドバック制御が行われる(独立制御)。サ−ジタンク3
を介して左右バンクに供給されるパージガス中の含有燃
料量が、各フィ−ドバック補正値に基いて推定されて、
左右バンク間での含有燃料量の分配比が決定される。左
右バンク共通に設けた酸素センサ24を用いて空燃比フ
ィ−ドバック制御(統合制御)が行われ、この統合制御
時おいて推定される含有燃料量と上記分配比とから、統
合制御時における左右バンク毎の含有燃料量が決定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素センサを利用
して空燃比のフィ−ドバック制御を行うと共に、燃料タ
ンクからの蒸発燃料をエンジン吸気系にパージするよう
にしてなるエンジンの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン、特に自動車等の車両用エンジ
ンでは、排気通路に設けた酸素センサの出力を利用し
て、空燃比が所定の目標空燃比となるようにフィ−ドバ
ック制御すること、つまり供給燃料量をフィ−ドバック
補正することが行われている。また、最近では、排気ガ
ス浄化触媒の上流側と下流側とにそれぞれ酸素センサを
設けて、空燃比フィ−ドバック制御中に両酸素センサか
らの出力を比較することにより、当該浄化触媒が劣化し
ているか否かの劣化判定(劣化診断)を行うことも提案
されている。
【0003】一方、燃料タンクからの蒸発燃料をエンジ
ンの吸気系にパージすることも行われている。この蒸発
燃料は、通常はキャニスタに吸着されており、所定のパ
ージ実行条件が満たされると、キャニスタとエンジン吸
気通路との間のパージ経路に設けられたパ−ジバルブが
開通されて、キャニスタに吸着されていた蒸発燃料が当
該キャニスタの大気開放口からの空気と共に、吸気通路
へパージされることになる(例えば特開平5ー2028
15号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蒸発燃料の
パージは、供給燃料量の変動をきたし、空燃比フィ−ド
バック制御に大きな影響を与えることになる。このた
め、パージされるパージガス中に含まれる含有燃料量を
推定して、この推定された含有燃料量を、フィ−ドバッ
ク制御中において燃料噴射弁から噴射される燃料量から
減量させることが行われる。
【0005】また一方、吸気系に供給されるパージガス
は、吸気中に均一に分散して気筒に供給されることな
く、偏在して供給されるのが実情である。すなわち、例
えばV型エンジンにおいて、第1気筒群としての左バン
クに供給される含有燃料量と第2気筒群としての右バン
クに供給される含有燃料量の割合が若干相違することに
なる。この場合、各バンク毎に独立して空燃比フィ−ド
バック制御を行うのであれば、フィ−ドバック制御状態
から各バンク毎に含有燃料量を推定して、この推定され
た含有燃料量を各バンク毎に設けた燃料噴射弁からの燃
料噴射量に反映させることが可能となる。
【0006】しかしながら、例えば共通の排気通路に設
けられた浄化触媒の故障診断を行う車両においては、左
右バンク共通の酸素センサを利用して故障診断が行わ
れ、この左右バンク共通の酸素センサを利用して空燃比
フィ−ドバック制御する場合、すなわち左バンク用排気
通路と右バンク用排気通路とが集合される共通排気通路
に設けた共通用酸素センサの出力を利用して空燃比フィ
−ドバック制御する場合、このときのフィ−ドバック制
御状態からは、左右バンクへの含有燃料量の分配状態が
判断できないものとなってしまい、左バンクでの空燃比
と右バンクでの空燃比とが目標空燃比から大きくずれた
ものとなり易くなる。
【0007】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、気筒毎あるいは気筒群毎にパージガスの分
配状態が判断できない空燃比フィ−ドバック制御中にお
いても、当該各気筒毎あるいは気筒群毎の空燃比がより
目標空燃比に近づいた制御が行われるようにしたエンジ
ンの制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、次のような手法を採択してあ
る。すなわち、エンジンの吸気系に、燃料タンクからの
蒸発燃料をパージするようにした多気筒エンジンにおい
て、複数の気筒が、気筒毎あるいは気筒群毎に複数に分
類してなる気筒分類されて、各気筒分類毎に設けた酸素
センサによって該気筒分類毎に空燃比のフィ−ドバック
制御を行う独立制御系が構成され、前記複数の気筒分類
に対して共通に設けた酸素センサによって該複数の気筒
分類共通の空燃比フィ−ドバック制御を行う統合制御系
が構成され、あらかじめ定められた切換条件に基いて、
前記独立制御系による制御と統合制御系による制御とが
切換えられるように設定され、前記独立制御を行ってい
るとき、各気筒分類毎に、前記パージされたパージガス
中の含有燃料量が1次推定として推定され、前記1次推
定された含有燃料量に基いて、前記各気筒分類間での含
有燃料量の対応関係が決定され、前記統合制御を行って
いるとき、該統合制御されている複数の気筒分類共通用
として、前記パージされたパージガス中の含有燃料量が
2次推定として推定され、前記対応関係と前記2次推定
された前記含有燃料量とに基いて、前記統合制御時にお
ける各気筒分類毎の含有燃料を3次推定として推定さ
れ、前記統合制御時において、前記3次推定された気筒
分類毎の含有燃料量が、該各気筒分類毎の燃料供給に反
映される、ようにしてある。本発明の好ましい態様は、
特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりで
ある。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、独
立制御時に得られた複数気筒分類間でのパージガス中の
含有燃料量の対応関係を、統合制御時に反映させて、当
該統合制御時においても、気筒分類毎に空燃比を目標空
燃比とすることが可能となる。
【0010】請求項2に記載したような構成とすること
により、V型エンジンにおいて、統合制御時における左
バンク気筒の空燃比と右バンク気筒の空燃比とをそれぞ
れ、目標空燃比とすることが可能になる。
【0011】請求項3に記載したような構成とすること
により、独立制御から統合制御へと直接切換わるときで
も、請求項2に対応した効果を得ることができる。とり
わけ、統合制御へ切換わる直前に独立制御がおこなわれ
ているので、すなわち左右バンク間での含有燃料量の対
応関係を示すデータとして最新のものを利用できるの
で、統合制御における左右バンク毎の空燃比を目標空燃
比とする上で好ましいものとなる。
【0012】請求項4に記載したような構成とすること
により、排気ガス浄化触媒劣化判定のために統合制御す
る場合に、請求項3に対応し効果を得ることができる。
【0013】請求項5に記載したような構成とすること
により、複数気筒分類間での含有燃料量の対応関係を、
比率として設定することにより、複数気筒分類間での含
有燃料量の分配比率として把握することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、1は多気筒エンジ
ンで、実施例ではV型多気筒エンジン(V型6気筒エン
ジン)とされている。エンジン1の吸気通路2は、サ−
ジタンク3を有し、サ−ジタンク3に連なる共通吸気通
路4には、その上流側から下流側へ順次、エアクリ−ナ
5、エアフロ−メ−タ(吸入空気量検出手段)6、スロ
ットル弁(吸入空気量調整手段、つまりエンジン負荷調
整手段)7が配設されている。また、共通吸気通路4に
は、スロットル弁7をバイパスするバイパス通路8が設
けられ、このバイパス通路8には、開度が連続可変式の
ISCバルブ(回転数調整手段)9が接続されている。
【0015】サ−ジタンク3とエンジン1の左バンク1
Lの各気筒とが、気筒毎に個々独立した独立吸気通路1
1Lを介して接続され、各独立吸気通路11Lにはそれ
ぞれ燃料噴射弁(燃料供給手段)12Lが接続されてい
る。同様に、サ−ジタンク3とエンジン1の右バンク1
Rの各気筒とが、気筒毎に個々独立した独立吸気通路1
1Rを介して接続され、各独立吸気通路11Rにはそれ
ぞれ燃料噴射弁12Rが接続されている。
【0016】エンジン1の排気通路21は、左バンク1
1L用の左分岐排気通路22Lと、右バンク11R用の
分岐排気通路22Rと、該22Lと22Rとが集合され
た集合排気通路23とを有する。集合排気通路23に
は、その上流側から下流側へ順次、上流側酸素センサ
(O2 センサ)24、排気ガス浄化触媒(三元触媒)2
5、下流側酸素センサ26が配設されている。また、上
記分岐排気通路22L、22Rには、各気筒からの排気
集合部分よりも下流位置において、酸素センサ27Lあ
るいは27Rが配設されている。
【0017】後の説明からより明確になるが、左バンク
用の気筒が左側気筒分類とされて、燃料噴射弁12Lと
酸素センサ27Lとが、左バンク気筒の空燃比が理論空
燃比となるようにフィ−ドバック制御する左側独立制御
系の構成要素となる。同様に、右バンク用の気筒が右側
気筒分類とされて、燃料噴射弁12Rと酸素センサ27
Rとが、右バンク気筒の空燃比が理論空燃比となるよう
にフィ−ドバック制御する右側独立制御系の構成要素と
なる。また、酸素センサ24と左右の燃料噴射弁12
L、12Rとが、左右バンク気筒全体の空燃比が理論空
燃比となるようにフィ−ドバック制御する統合制御系の
構成要素となる。
【0018】31は燃料タンクであり、この燃料タンク
31とサ−ジタンク3とが、パ−ジ経路32によって接
続されている。このパ−ジ経路32は、キャニスタ3
3、キャニスタ33と燃料タンクク3とを接続する上流
側パ−ジ通路34、キャニスタ33とサ−ジタンク3と
を接続する下流側パ−ジ通路35、および下流側パ−ジ
通路35に接続されたパ−ジバルブ36を有する。な
お、符号33aは、キャニスタ33の大気開放口であ
る。
【0019】前記各酸素センサ24、26、27L、2
7Rはそれぞれ、理論空燃比よりもリッチであるかリタ
−ンであるかによって出力信号が反転する(出力電圧が
大きく変化する)ものである。そして、酸素センサ24
は、酸素センサ26と共働して、排気ガス浄化触媒25
の劣化判定(診断)を行うためにも用いられる。より具
体的には、酸素センサ24を用いた統合制御での空燃比
フィ−ドバック制御時に、所定時間における酸素センサ
24の出力信号の反転回数(H1)と、酸素センサ26
の出力信号の反転回数(H2)とを比較することによ
り、触媒25が劣化しているか否かの判定が行われる
(例えばH1/H2で示される反転比が、所定の基準値
以上であるときは正常で、基準値未満のときに劣化と判
定)。
【0020】アイドル時において、ISCバルブ9をフ
ィ−ドバック制御することにより、エンジン回転数が所
定の目標アイドル回転数となるようにフィ−ドバック制
御され、合わせて学習制御も行われる。また、アイドル
時および後述する空燃比フィ−ドバック制御時には、パ
ージ制御が行われて、パ−ジバルブ36を適宜開通させ
ることにより、キャニスタ33に吸着されている蒸発燃
料が、大気開放口33aからの空気と共に、吸気系の一
部を構成するサ−ジタンク3へパージされる。
【0021】アイドル回転数制御時において蒸発燃料を
パージするときは、パージ流量分だけバイパスエア量が
減量されるように、ISCバルブ9の開度が低減され
る。なお、アイドル回転数制御そのものは、本発明と直
接関係ないのでこれ以上の説明は省略する。
【0022】空燃比フィ−ドバック制御およびパージ制
御のための制御系統が簡略的に図2に示される。この図
2において、Uはマイクロコンピュ−タを利用して構成
された制御ユニットで、この制御ユニットUからは、I
SCバルブ9、パ−ジバルブ36、燃料噴射弁12L、
12Rに出力される。制御ユニットUには、エアフロ−
メ−タ6、酸素センサ24、26、27L、27Rから
の出力信号の他、適宜のセンサあるいはスイッチ(検出
手段)からなるセンサ群SGからの信号が入力される。
センサ群SGは、後述する制御のために必要な各種デー
タを検出するためのもので、エンジン回転数、冷却水温
度、外気温度、大気圧等が含まれる。
【0023】制御ユニットUによる蒸発燃料のパージを
加味した空燃比フィ−ドバック制御の概要について、図
3を参照しつつ説明する。まず、浄化触媒25の劣化判
定を行わないときは、酸素センサ27L、27Rを利用
した左右バンク1L、1R毎に独立した独立制御とされ
る。このとき、左バンク1L用の燃料噴射弁12Lから
の燃料噴射量は、当該左バンク1Lに分配されるパージ
ガス中の含有燃料量に応じて減量される。同様に、右バ
ンク1R用の燃料噴射弁12Rからの燃料噴射量は、当
該右バンク1Rに分配されるパージガス中の含有燃料量
に応じて減量される。
【0024】上記左右バンク1L、1Rへの含有燃料量
は、パージガス濃度として、それぞれ、左右バンク1
L、1R毎に個々独立して、空燃比フィ−ドバック補正
値に基いて推定される(1次推定)。すなわち、フィ−
ドバック補正値のなまし値に基いて、濃度学習値が演算
(更新)、記憶される。図3には、左バンク1L用の濃
度学習値が一点鎖線で示され、右バンク1R用の濃度学
習値が破線で示される。
【0025】上記独立制御を行っているとき、所定の浄
化触媒劣化判定の実行条件が満足されると、統合制御に
切換えられる。この統合制御では、酸素センサ24の出
力に基いて、左右の燃料噴射弁12L、12Rが共通に
空燃比フィ−ドバック制御される。そして、この統合制
御時にも、前述の独立制御時と同様に、空燃比フィ−ド
バック補正値のなまし値に基いて、パージガス中の含有
燃料量としてのパージガス濃度の学習値が演算、記憶さ
れる(2次推定)。この統合制御時の濃度学習値が、図
3の実線で示される。
【0026】独立制御時における左右バンク1L、1R
の間での濃度学習値の対応関係が、図3において、L/
Rの比率として示される。つまり、左バンク1Lの含有
燃料量がLで、右バンク1Rの含有燃料量がRであり、
その比率が例えばL/Rとして示すことができ。
【0027】統合制御時において、統合制御用の濃度学
習値がMの大きさのとき、このMが、上記比率、L/R
に基いて分配される。すなわち、統合制御時において、
左バンク1L用の濃度学習値が、「2・M・L/(R+
L)」として決定され、右バンク1R用の濃度学習値
が、「2・M・R/(R+L)」として決定される(3
次推定)。そして、統合制御時において、左バンク1L
用の燃料噴射弁12Lからの燃料噴射量として、上述の
ように推定分配された濃度学習値「2・M・L/(R+
L)」だけ減量され、右バンク1R用の燃料噴射弁12
Rからの燃料噴射量として、上述のように推定分配され
た濃度学習値「2・M・R/(R+L)」だけ減量され
る。
【0028】次に、図4、図5のフロ−チャ−トを参照
しつつ、パージが行われるときの空燃比フィ−ドバック
制御について説明するが、以下の説明でQはステップを
示す。
【0029】図4は、パージ流量つまり、パージ流量に
対応したパ−ジバルブ36の開度(駆動時間)を決定す
るためのものである。先ず、Q21において、目標パー
ジ率が決定されるが、これは、パージガスを大気とみた
ときに、エアフロ−メ−タ6により検出される吸入空気
量に対するパージガスの質量割合として決定される(単
位%)。この目標パージ率は、当所は0にイニシャライ
ズされているが、空燃比フィ−ドバック制御におけるフ
ィ−ドバック補正量(理論空燃比からのずれ量)に応じ
て、適宜増減される。
【0030】極力多量のパージ行われるような設定とす
べく、空燃比フィ−ドバック補正量がリッチ側に大きく
ずれない範囲において、目標パージ率は大きく設定され
る。すなわち、目標パージ率は、空燃比フィ−ドバック
補正量が10%以上ずれているときに漸減され、空燃比
フィ−ドバック補正量が5〜10%の範囲ならばホ−ル
ドされ、空燃比フィ−ドバック補正量が5%未満ならば
漸増される。
【0031】Q22では、パ−ジバルブ36の前後の差
圧が決定(推定)される。すなわち、エンジン運転状態
(例えばエンジン回転数とエアフロ−メ−タ6で検出さ
れる吸入空気量)をパラメ−タとして設定されたマップ
値を吸気温度に応じて補正することにより吸気圧が決定
され、この決定された吸気圧と検出される大気圧との差
圧が、パ−ジバルブ36前後での差圧とされる。
【0032】Q23では、パ−ジガスの上限値設定が行
われる。この上限値設定は、パ−ジバルブ36を全開と
したとき、その前後差圧で決定される最大体積流量に相
当する(単位は毎分あたりのリットル)。次いで、Q2
4において、上述した上限値の質量変換がなされる(単
位は毎秒あたり質量)。
【0033】Q25では、Q21での目標パージ率とエ
アフロ−メ−タ6で検出された吸入空気量の質量流量と
から、Q24で決定された上限値の範囲において、目標
パージ質量(単位は毎秒あたりの質量)が決定される
(パージガスは大気と同等とみる)。
【0034】Q26では、Q25での質量流量を、体積
流量に変換して、目標パージ体積流量が決定される(単
位は毎分あたりのリットル)。Q27では、Q26の目
標体積流量に相当するパ−ジバルブ36の駆動時間(単
位周期あたりの開時間つまりデュ−ティ比で、Q22で
決定された前後差圧を考慮して決定される)。
【0035】Q28では、Q27での駆動時間が、バッ
テリ電圧、無効デュ−ティ(駆動初期時の無効時間)に
よって補正され、この補正後の駆動時間(デュ−ティ
比)、パ−ジバルブ36が開かれる。
【0036】図5は、燃料供給の制御を示すもので、パ
−ジ実行条件成立時かつ目標空燃比制御成立時に実行さ
れる制御である。まず、Q31において、図4のQ25
において決定された目標パージ流量を、実際に吸気系に
パージされるまでの応答遅れ分を勘案して、実パージ重
量として決定される(遅れ補正の実行)。次に、Q32
において、サ−ジタンク3に流入される全吸気量に対す
るパージガスの比率(単位は%)が決定される。
【0037】Q33では、浄化触媒25の劣化判定を行
う時期であるか否かが判別される。この劣化判定は、暖
機完了後において、エンジン回転数、エンジン負荷、車
速がそれぞれ所定域のときに、所定時間毎に定期的に行
われる。このQ33の判別でNOのときは、独立制御を
行うときであり、このときは、Q34に移行して、前述
した独立制御が行われる。Q35では、独立制御時にお
けるフィ−ドバック補正値(CFB)のなまし値に基い
て、濃度学習値が演算、記憶される。具体的には、濃度
学習値は、CFBのなまし値が理論空燃比からのずれ量
として燃料増量方向に2%以上であれば、所定ゲイン分
づつ徐々に小さくされ(漸減)、CFBのなまし値が燃
料減量方向に2%以上であれば所定ゲイン分づつ徐々に
大きくされる(漸増)。
【0038】なお、濃度学習値は、工場出荷段階では0
にセットされていて、イグニッションスイッチをOFF
したときも記憶保持されるようになっている。また、濃
度学習値の演算(更新)は、パージガス流量が所定以下
(例えば毎分3リットル以下)の少量であるとき、冷却
水温度が所定温度(例えば80度C)未満のとき、エン
ジン過渡運転時(定常以外)、およびエンジン始動直後
は、それぞれ行われないようにされる(前回の値をその
ま保持)。
【0039】Q35の後、Q36において、前述したよ
うに、左右バンク1L、1R用にそれぞれ決定されてい
る最新の濃度学習値に基いて、その比率(前述したL/
R)が決定、記憶される。この後、Q37において、最
終的に、Q36に記憶されている左右バンク用の各濃度
学習値と、Q32で決定されたパージガス含有率とか
ら、左右バンク1L、1Rに分配されるパージガス中の
燃料量つまり含有燃料量が決定される。
【0040】前記Q37で決定された左右バンクへ分配
される含有燃料量は、左右の燃料噴射弁12L、12R
からの燃料噴射量から減量される補正値として使用され
るものである。すなわち、燃料噴射量は、通常、エンジ
ン回転数とエンジン負荷とに基づいて基本燃料噴射量が
決定され、この基本燃料噴射量を、フィ−ドバック補正
値、バッテリ電圧、吸気温度、大気圧等の各種補正値に
よって補正されるが、濃度学習値は燃料噴射量を減量さ
せる補正値として使用されることになる。
【0041】前記Q33の判別でYESのときは、Q3
8に移行して、統合制御が行われる。次いで、Q39に
おいて、統合制御用の濃度学習値が決定される。この
後、Q40において、左右バンクへの含有燃料量の分配
比が、Q36に記憶されている分配比として設定され
て、前述のQ37へ移行する。
【0042】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。
【0043】(1)蒸発燃料のパージ実行条件としては適
宜設定できるが、次のように設定するのが好ましい。す
なわち、システムに異常がないことを前提として、冷却
水温度が所定温度以上であること(燃料の暖機増量が行
われていないこと)、外気温度が所定温度以上もしくは
濃度学習値が所定値以上のとき(蒸発燃料の発生量が多
いと予測されるとき)、エンジンの要求吸気量よりもパ
ージ流量が小さいこと、エンジンの要求燃料量よりもパ
ージガス中の含有燃料量が少ないことの全ての条件を満
たした時に、パージの実行を行うようにする。
【0044】(2)供給燃料量中に占めるパージガス中の
含有燃料量が所定値以上のときは、所定値未満になるま
でパージ量を減量するのが好ましい。また、フィ−ドバ
ック補正値が所定時間以上継続して燃料減量方向の値を
示すときも、パージ量を減量するのが好ましい。さら
に、ある一部の気筒が失火したようなときは、パージを
禁止あるいはパージ量を減量させるのが好ましい。
【0045】(3)フィ−ドバック補正値(のなまし値)
から濃度学習値を得るときのゲインは、ある一定値とし
てもよいが、所定条件に基いて、可変式(連続可変式あ
るいは3段階等の段階式)とすることもできる。例え
ば、所定時間内における酸素センサ出力の反転回数が少
ない場合は多い場合に比して、濃度学習値のゲインを大
きく設定することができる。また、濃度学習値が大きい
ときは小さいときに比して、ゲインを小さく設定するよ
うにしてもよい。
【0046】(4)気筒分類数を3以上としてもよく、ま
たエンジンとしては直列エンジンであってもよい。
【0047】(5)冷却水温度に応じてパージ量を変更す
るようにしてもよく、この場合は、冷却水温度が低い場
合は高い場合に比してパージ量を少なくすればよい(連
続可変式あるいは段階式にパージ量変更)。
【0048】(6)濃度学習値の更新がされたときは、更
新前の濃度学習値と更新後の濃度学習値との偏差分だ
け、一気にフィ−ドバック補正値を変更するようにして
もよい。すなわち、例えば更新によって濃度学習値が小
さくつまり減量されたとき、この減量分だけフィ−ドバ
ック補正値を燃料増量方向に一気に大きくすることによ
って(濃度学習値が大きくされたときは、この逆)、空
燃比のずれを防止すると共に、フィ−ドバック制御の追
従性を高める上で好ましいものとなる。
【0049】(7)システムの異状発生時には、蒸発燃料
のパージを禁止するのが好ましいが(特にアイドル時に
パージする場合)、基本のパージ量よりも減量させてパ
ージを行うようにすることもでき、異状発生時用の特別
の目標パージ量を設定することもできる。
【0050】(8)システムの異状発生時には、誤学習防
止のために、濃度学習を禁止するのが好ましい。なお、
異状発生時としては、例えば濃度学習値が所定値以上に
なったとき、あるいは濃度学習値の変動幅が大きすぎる
とき(例えば所定時間内の変動幅が所定値以上となった
とき)として設定することができる。
【0051】(9)本発明は、制御方法としても把握する
ことが可能であり、また、フロ−チャ−トに示す各ステ
ップ、センサや弁等の各種吸気類は、その機能内容(の
上位概念)に手段の名称を付して表現することもでき
る。さらに、本発明の目的は、明記されたものに限ら
ず、実質的に利点としてあるいは好ましいとして記載さ
れた内容に相当するものを提供することをも暗黙的に含
むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体系統図。
【図2】制御系統例を示す簡略図。
【図3】パージガスの濃度学習値を図式的に示すタイム
チャ−ト。
【図4】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図5】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1:エンジン 1L:左バンク 1R:右バンク 2:吸気通路 12L:燃料噴射弁(左バンク用) 12R:燃料噴射弁(右バンク用) 22L:排気通路(左バンク用) 22R:排気通路(右バンク用) 23:共通排気通路 24:酸素センサ(統合制御用) 25:浄化触媒 27L:酸素センサ(左バンク用) 27R:酸素センサ(右バンク用) 31:燃料タンク 33:キャニスタ 36:パ−ジバルブ U:制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/20 F01N 3/20 R F02B 75/22 F02B 75/22 A F02D 41/02 301 F02D 41/02 301J 41/36 41/36 B 45/00 301 45/00 301L F02M 25/08 301 F02M 25/08 301J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸気系に、燃料タンクからの蒸
    発燃料をパージするようにした多気筒エンジンにおい
    て、 複数の気筒が、気筒毎あるいは気筒群毎に複数に分類し
    てなる気筒分類されて、各気筒分類毎に設けた酸素セン
    サによって該気筒分類毎に空燃比のフィ−ドバック制御
    を行う独立制御系が構成され、 前記複数の気筒分類に対して共通に設けた酸素センサに
    よって該複数の気筒分類共通の空燃比フィ−ドバック制
    御を行う統合制御系が構成され、 あらかじめ定められた切換条件に基いて、前記独立制御
    系による制御と統合制御系による制御とが切換えられる
    ように設定され、 前記独立制御を行っているとき、各気筒分類毎に、前記
    パージされたパージガス中の含有燃料に関する量が第1
    推定値として推定され、 前記第1推定値に基いて、前記各気筒分類間での含有燃
    料量の対応関係が決定され、 前記統合制御を行っているとき、該統合制御されている
    複数の気筒分類共通用として、前記パージされたパージ
    ガス中の含有燃料に関する量が第2推定値として推定さ
    れ、 前記対応関係と前記第2推定値とに基いて、前記統合制
    御時における各気筒分類毎の含有燃料に関する量が第3
    推定値として推定され、 前記統合制御時において、前記第3推定値が、該各気筒
    分類毎の燃料供給に反映される、ことを特徴とするエン
    ジンの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記多気筒エンジンが、V型エンジンとされ、 前記気筒分類の数が、左バンク用気筒となる左側気筒分
    類と右バンク用気筒となる右側気筒分類との2つとされ
    て、前記独立制御系が、左バンク専用の排気通路に設け
    た左側酸素センサを含む左側独立制御系と、右バンク専
    用の排気通路に設けた右側酸素センサを含む右側独立制
    御系として構成され、 前記統合制御系が、左右バンク共通の共通排気通路に設
    けた共通酸素センサを含むものとして構成されている、
    ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記各独立制御系のフィ−ドバック制御中に前記統合制
    御系のフィ−ドバック制御に切換わるように、前記切換
    条件が設定されている、ことを特徴とするエンジンの制
    御装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記共通排気通路に、前記共通酸素センサの下流側にお
    いて排気ガス浄化触媒が配設されると共に、該排気ガス
    浄化触媒の下流に下流側酸素センサが配設され、 前記切換条件が、前記共通酸素センサの出力と前記下流
    側酸素センサの出力とを利用して前記排気ガス浄化触媒
    の劣化を診断するときとして設定されている、ことを特
    徴とするエンジンの制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、 前記対応関係が、前記気筒分類間での前記含有燃料量の
    比率として設定され、 前記第3推定値が、前記第2推定値を前記比率でもって
    分配した値となるように設定されている、ことを特徴と
    するエンジンの制御装置。
JP8160027A 1996-06-20 1996-06-20 エンジンの制御装置 Pending JPH109020A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6186131B1 (en) 1998-09-24 2001-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection amount control method and apparatus for internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6186131B1 (en) 1998-09-24 2001-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection amount control method and apparatus for internal combustion engine

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